前スレ
穂乃果「新・コープスパーティー」
穂乃果「新・コープスパーティー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1403013032#container)
前回から1年ぶりの続編です

お待たせいたしました。
復活メンバーを決めます。

>>41
>>44

コンマ判定
00～16・ことり(死因・全身破裂)
17～34・海未(死因・首吊り)
35～51・花陽(死因・転落死)
52～68・凛(死因・黒化行方不明)
69～83・真姫(死因・身体切断)
84～99・希(死因・首切断)

被った場合は安価下

はい

はいや

りんぱな復活ということでスタートします。
本編は明日以降(月曜からの可能性あり)投稿します。

それではスタートまで暫くお待ち下さい。

お待たせいたしました
ゆっくりですが始めます

【穂乃果視点】

穂乃果「........」

私たちが元の世界に戻ってきて数日経ちました

穂乃果「........」

学校帰りの夕方、私は海未ちゃんの家の前にいました
目の前にあるインターホンを押そうかどうか、もう1時間以上迷っています

穂乃果「........」

このまま立ち尽くしていたら不審者として見られてしまう....
昨日も一昨日も、私は今日みたいに長時間立ち尽くして家に引き返していました

今日こそ....と覚悟を決めて来ました
意を決して押そう....

穂乃果「........」


しかし、インターホンのボタンを押そうとして指が止まりました
押そうという意志とは裏腹に指が全く動きません
まるで、指が拒絶するかのように....


穂乃果「........っ」

それでも全身の力を振り絞って指を動かし、ボタンまであと数ミリというところで....





？「駄目っ！」

訂正
>>50
誤・私たちが元の世界に戻ってきて数日経ちました

正・私たちが元の世界に戻ってきて半月経ちました

誰かが私の腕が後ろから掴んで引っ張りました

？「駄目よ！....ダメ！」

穂乃果「....あゆみちゃん」

あゆみ「気持ちは分かるけど....だめよ！」


私の腕を引っ張ったのは同じく天神小学校から生還した篠崎あゆみちゃんでした






私が篠崎あゆみちゃんと知り合ったのは数日前に遡ります

天神小学校から帰ってきた数日後、私はネット上で天神小学校から生還したという人の書き込みを見つけました
その人こそ、私と同じく天神小学校から生還した篠崎あゆみちゃんでした

あゆみちゃんとは既に何回か会い、お互い天神小学校での出来事を話しました。

あゆみちゃんの方は仲間4人が生還したものの、4人が命を....存在を抹消されました
私の方は絵里ちゃんとにこちゃんが生還したものの、6人が命を落としました




あゆみ「高坂さん、聞いて....」

あゆみちゃんはうなだれていた私に意を決したように切り出しました

あゆみ「私ね、天神小学校を脱出してからずっと、あの学校を支配していた『篠崎ヨシヱ』と『篠崎サチコ』....2人の家、篠崎家について調べていたの」

穂乃果「....」

あゆみ「連続児童誘拐・殺人事件の新聞記事にはサチコのことはちょっとしか載っていなかったから、かなり大変だったんだけどね....」

あゆみ「旧天神小学校があった東京都のはずれ....山間の近くにね」

あゆみ「あの『篠崎ヨシヱ』の家があるみたいなの」

穂乃果「家....？サチコとヨシヱの....？」

あゆみ「そう....都内よ」

穂乃果「うそ....そんな近くに？」

あゆみ「ええ」

あゆみ「七星さんのブログに載っていた死逢わせのサチコさんで使う形代のオリジナルをサルベージしてきた場所なの」

あゆみ「ね？何かあると思わない？」

穂乃果「.....」

あゆみ「高坂さん、今から調査に行かない？住所も控えてきたし、ここから電車で1時間くらいだわ」


天神小学校では命に関わる思いをしました
その呪いの元凶に近付くわけだから、危険な目に遭う可能性は高くなるかもしれません


穂乃果「(どうしよう....>>65)」

1・行く
2・行かない

１

穂乃果「行こう！」

何でもいいから手がかりが欲しい....
現状を打破したい....

私はあゆみちゃんと一緒に篠崎ヨシヱの家に行くことにしました

その頃、天神小学校では


【花陽視点】

花陽「........んんっ」

あれ....私は確か上から落ちて....

花陽「あれ....？どこも怪我してない....」

その時

凛「かよちん！！目が覚めたんだね！！」

凛ちゃんが駆け寄ってきました

凛「よかったにゃ～！」ｽﾘｽﾘ

花陽「凛ちゃんも無事だったんだね！」

凛「うん！」

花陽「あっ、そういえばここは？何か教室みたいだけど....？」

凛「えーっと扉の上に....>>71->>72って書いてあるにゃ！」


>>71
2・3・4のいずれか選択

>>72
A・Bのいずれか選択

教室によって発生するイベントが違います

3

B

凛「えーっと、3-Bだって！」

凛「あと、壁に何か貼り紙があるにゃ！」

花陽「何て書いてあるか分かる？」

凛「えっと、カニ....バ....？」

花陽「もしかして....カニバリズム？」

凛「そう！それにゃ！」

凛ちゃんが指差した先にある貼り紙には赤い字でカニバリズムと書かれていました

凛「かよちん、カニバリズムって何？蟹料理なのかにゃ？」

花陽「ええっ！？えーっと....」

花陽「(なんだろう....何か嫌な予感がする....)」

今日はこれで終了です

少しだけ進めます

凛「とりあえず教室から出よう」

花陽「うん」

私たちは教室のドアへと向かいました




花陽「あれ？」

しかし、教室のドアが何故か開きません

凛「かよちん、どうしたにゃ？」

花陽「ど、ドアが開かないよ！？」

凛「えー！？」

凛ちゃんと一緒にドアを開けようとしますが、まるで接着剤で固定したかのようにびくともしません

花陽「うぅ.....ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃｰ」

凛「他に出入口がないにゃ....」

この教室はドアが1つしかなく、窓も同じように固定されていて開きません

花陽「ﾄﾞｼﾞｺﾒﾗﾚﾁｬｯﾀﾉｫ！？」

凛「待つしかないにゃ....」

私たちは教室で待ち続けました
しかし、誰かが助けに来ることはなく、ドアも開かないままです

待ち続けてどれだけの時間が経ったのでしょうか
何日、いや、下手したら1週間経っているかもしれません
空腹と喉の渇きで私たちは精神的におかしくなりつつありました

凛「....おなかすいたにゃ....」

花陽「白米....白米....」


その時、最初に見つけた貼り紙が目に入りました


花陽「........」

花陽「ねぇ、凛ちゃん....ジャンケンしない？」

凛「....どうしてにゃ？」

花陽「ジャンケン買った方が負けた方の身体の一部を食べるの」

凛「えっ！？」

花陽「....」

凛「か、かよちん....冗談....だよ....ね....？」

花陽「....」

凛「....む、無理だよ！そんなの！」

花陽「仕方がないよ、凛ちゃん....このままじゃ私たち両方餓死しちゃうよ....」

花陽「それだったら片方だけでも生き延びて元の世界に帰らないと....」

凛「で、でも....！」

花陽「....それしか方法がないの........」

凛「........」

花陽「....」

凛「....分かったにゃ........」

花陽「じゃあ、いくよ？」

コンマ判定
ジャンケン勝者
>>87
奇数・花陽
偶数・凛

食べる部位
>>88
00～25・足
26～50・胴体
51～75・腕
76～99・頭

どうあがいても絶望

>>69のイベントってのを終わってからでいいからどんな感じの考えてたか聞きたい

りんぱな「じゃんけんぽん」

凛「あ....」

花陽「凛ちゃんの勝ちだね....」

凛「....やっぱり無理だよ....」

凛「凛、かよちんを食べるなんて無理だよ！」

花陽「....本当にいいの？」

凛「........」

花陽「........」

凛「うぅ........っ！」

凛ちゃんは意を決したのか、私の背中に噛み付きました
鈍い痛みが走ります


やがて、凛ちゃんは私の背中の肉を少しだけ噛みちぎって食べました

凛「かよちん....これで十分だにゃ....」

花陽「凛ちゃん....」



ｶﾁｬｯ


その時、ドアの方からまるでカギが外れたかのような音がしました