雪ノ下「シュレディンガーの雪ノ下」 (17)
ダンボール「比企谷くん」
八幡「どうした雪ノ下」
ダンボール「私は雪ノ下ではないわ」
八幡「その声。どう聞いても雪ノ下だろ」
ダンボール「違うったら違うの。なぜならあなたはまだ私の姿を見ていない」
ダンボール「言うならばシュレディンガーの雪ノ下」
八幡「雪ノ下じゃねーか」
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ダンボール「違うのだけれど。全然全然違うのだけれど」
八幡「いや、違わないし。さっき自分で雪ノ下って言ったじゃねえか」
ダンボール「雪ノ下なんて苗字は世界中にいっぱいいっぱいいると思うのだけれど」
八幡「なんで世界なんだよ。雪ノ下なんて苗字ほとんど日本人だろ」
ダンボール「とにかく、私は雪ノ下じゃないのだけれど。通りすがりのダンボールなのだけれど」
八幡「バレバレなんだからそういうのいいから」
ダンボール「全然全然バレてなんか無いのだけれど」
八幡「やれやれ。困ったダンボールさんだ」
ダンボール「なのだけれど」
次の日
ダンボール「由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「どうしたのゆきのん」
ダンボール「私はゆきのんではないのだけれど」
由比ヶ浜「その声。どう聞いてもゆきのんじゃん」
ダンボール「全然全然違うのだけれど。なぜならあなたはまだ私の姿を見ていない」
ダンボール「言うなればシュレディンガーの・・・」
由比ヶ浜さ「シュレディンガーの?」
ダンボール「シュレディンガーの・・・」
由比ヶ浜「シュレディンガーの?」
ダンボール「まあこの話は置いておくとして」
由比ヶ浜「シュレディンガーの?」
ダンボール「そのからの~?みたいなのとってもとってもやめてほしいのだけれど」
次の日
雪ノ下「おはよう。由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「あ、ゆきのんだ」
雪ノ下「由比ヶ浜さん。今日の私は朝っぱらから無茶苦茶ツイてたみたいなのだけれど」
由比ヶ浜「ふーん。なにか良いことでもあったの?」
雪ノ下「じゃーん」ヒョイ
由比ヶ浜「あー!ネコちゃんだ!かわいい!」
雪ノ下「ふふっ」ニコ
雪ノ下「捨てられてたのを拾ったの」
由比ヶ浜「わぁー!チョーかわいいじゃん!」
雪ノ下「そこで頼みがあるの。あなたへのね」
由比ヶ浜「頼み?」
雪ノ下「ええ。一緒にペットショップに言ってもらいたいの」
由比ヶ浜「ペットショップ?」
雪ノ下「私飼ったことが無いのよ。このようなペットを、今までの人生で一度も。付き合ってくれるかしら?」
由比ヶ浜「答えなんて決まってるし!ゆきのんの頼みって時点でね!」
由比ヶ浜「私は友情の証明として、イエスという言葉をゆきのんに捧げるよ!」
雪ノ下「ありがとう。由比ヶ浜さん。とってもとっても嬉しいのだけれど」
放課後
ペットショップ
雪ノ下「ペットショップなんて何年ぶりかしら」
由比ヶ浜「ゆきのんはわかるかな?ペットを買うのに必要なものを」
雪ノ下「まったく知らないの」
由比ヶ浜「用をたすトイレ。腹を満たすエサ。そして家族の愛情だよ」
由比ヶ浜「ネコちゃんの顔を見てみてよ」
雪ノ下「ジー」
由比ヶ浜「ネコちゃんのその顔はね、とってもとっても欲してるって顔だよ。家族であるゆきのんからの愛情を」
雪ノ下「ネコちゃん・・・」
以上でこのSSは終わりです。
私はかわいい雪ノ下を見せることができましたか?
とってもとってもありがとうございました。
このSSまとめへのコメント
前半と後半のつながりがわからん(´・ω・`)
雪ノ下「じゃーん」wwwwwwwwwww