騎士長「オンラインハンティング…ですか?」(57)

オンラインハンティングというゲームがある

その名の通りオンラインで狩りをする

プレイヤーは現在1600万人以上

種族を問わず多くのプレイヤーが存在する


勇者、国王、魔王といった者たちもユーザーなのだが

それを知っているのは本人たちと運営側だけであり

運営側さえも、ゲーム内のチャットが世界平和の一つの鍵だったことに気づいてはいない

勇者「今夜もオンラインハンティングやろーぜ」戦士「おk」

勇者「オフラインハンティング?」戦士「おう」

勇者「オフラインハンティング当日」

これらの続編というか番外編というか、です

私は騎士長

王国に仕える者で、国王様の側近の一人でもある

最近国王様とあとの二人の側近の様子がおかしい

国王「モフ…じゃなくて、大臣よ。」

大臣「えっ。あ、な、なんでございましょう。」


司祭「国王様、今宵は忙しいゆえ…。」

国王「ふむ、かみつんがインできないのはきついな…。」

大臣「国王様!」

国王「あ、や、なんでもない。」

騎士長「かみ…つん?」

国王「え、や、最近都市部の過密化がなぁ…。」

怪しい…

私には話せない何かがあるのだろうか

もちろん国王様が私に秘密にされることに文句はない

しかし、三人の側近である私だけが話されないことには、納得がいかないのだ

それから少しして、私は遂に真実を知ることとなった

騎士長「失礼いたします。」

国王「ひえええええええっ!?」

大臣「んぬぁっ!?」

司祭「うわっ!」

騎士長「な、いかがしました!?」

国王「なんでいんの!?今日は休暇じゃなかったの!?」

大臣「国王様口調…。」

騎士長「十分に休めましたゆえ、仕事に戻る旨をお伝えしようと…。」

国王「い、いや…休息は大事じゃ。休みの日くらいはおとなしく休んでいるように。」

騎士長「…国王様。」

国王「なんじゃ?」

騎士長「私に何か、隠し事をしておられますな?」

国王「そ、そりゃあ隠し事くらい。」

騎士長「大臣殿と司祭殿には話せて、私には話せないことですか?」

国王「えっ。い、いや、まさか。」

騎士長「私は…側近の一人であることを誇りに思っております…。」

国王「う、うん。」

騎士長「どうしても話せぬならば、これ以上はお聞きしません。」

国王「む、むぅ…。」

騎士長「ですが!よからぬことではないと、それだけ宣言していただきたい!」

国王「よからぬこと…では、ないよね?」

大臣「ええ、まあ…。」

司祭「少なくともよからなくは、ないですね…。」

騎士長「…承知いたしました。…失礼いたしました。」

大臣「騎士長殿仲間はずれにするのなんかかわいそうになってきました…。」

司祭「私もでございます…。」

国王「でもなあ、話して納得してくれるかなあ…。」

…慌てていたな

信じたい、信じたいが

あの焦りよう…よからぬことではないと、言い切れないようだった

私は…どうすればいいんだ

国王「騎士長。」

騎士長「こ、国王様。」

国王「お前には…話そうと思う。」

騎士長「オンラインハンティング…ですか?」

国王「うむ。」

騎士長「なるほど…ゲームでしたか。」

大臣「真面目なお主のことだからな。王や側近がゲームしているとなれば怒るかと。」

騎士長「まさかそんな。娯楽にそのような…。」

司祭「申し訳ない、誤解していたようだ…。」

騎士長「それで、どのようなゲームなのですか?」

国王「えっと、グループ作って狩りをして、わいわい騒ぐ…かな?」

大臣「ですな。」

司祭「のんびり遊べるのが特徴です。」

国王「んでそのグループがまたすごくってな!勇者や魔王もいるの!いやこれはオフ会で知ったんだけどね!」

騎士長「そのような偶然!?あるものなのですな…。それで、オフ会とは?」

大臣「ゲームで知り合った人と現実で会うってことだよ。」

騎士長「え?」

司祭「楽しかったですね。」

騎士長「…。」

国王「この前の酒宴のことだ。すまなかったな、誘えなくて。」

騎士長「国王様…。」

国王「やっぱ、怒ってる?」

騎士長「ええ、怒っています。ですがそれは酒宴に呼ばれなかったことではございません。」

国王「え…。」

騎士長「国を治める者が!顔も知らぬ相手と酒場で会うなど!危険極まりない!」

国王「ご、ごめんなさい…。」

大臣(こりゃ和平結んだ理由は絶対に話せないな。)

司祭(ゲームで知り合った顔も知らない魔族とお互いの内情を話し合って和平を決意しましたなんて…ね。)

騎士長「しかし、ゲーム自体には興味が湧きました。」

国王「じゃあ、やる?」

騎士長「ええ、後でやってみます。」

国王「一緒にはやらないの?」

騎士長「あくまで少しやってみるだけですから…。」

大臣「そうか…残念だ。」

司祭「もしその気になったら、いつでもグループに。」

騎士長「ありがとうございます。」

-ヒゲ さんが ログイン しました-

ヒゲ「おいすー」

ゆう「お、ヒゲだ」

まほ「おかえりー」

カイザー「急にいなくなってどしたん?」

めいめい「モフチョさんと神の遣いさんもいなくなりましたよね」

ヒゲ「きしちょ(仮)に見つかっちゃって…受け入れてはくれたけどね」

ゆう「あー、あの人か」

ヒゲ「モフチョとかみつんは今日はもうインしないってさ」

カイザー「そうかあ、まあ明日の予定は話せたし」

めいめい「ですねっ、第二回オフ会!」

ヒゲ「そういや筋肉とそうちゃんは?」

ゆう「…察せよ」

ヒゲ「え、kwsk」

ゆう「冗談だよwww」

まほ「二人とも明日のことでまた眠れないかもしれないから早めに横になってるって」

ヒゲ「なーる」

カイザー「お?申請来てるぞ」

ゆう「マジ?」

ヒゲ「どうする?」

ゆう「リーダーの判断を仰ごう」

ヒゲ「え、誰よリーダー」

めいめい「年長のヒゲさん、かな?」

※人と魔族の寿命は同じくらいです

ヒゲ「ワシ?」

ゆう「うんうん」

ヒゲ「でもこういうときなんだかんだまとめるのってゆうじゃん?」

ゆう「俺はサブリーダーよ、うん」

カイザー「魔族の地位向上を!」

ヒゲ「リーダーどうぞ」

カイザー「サブリーダーでいい」

ヒゲ「ぐぬぬ」

ゆう「ご決断を」

ヒゲ「我々も十分馴染んだ、新たな風を加えるのもアリかと思う」

ゆう「おー」

ヒゲ「今までを壊したくはないが、閉鎖的なままも良くはないかなって」

カイザー「いいと思うぞ」

まほ「じゃあ、承認ね」

へーちょ「こんbsんわ。」

ゆう「あふれ出る初心者臭」

まほ「最初の私を思い出すわ…」

へーちょ「あれ?」

ヒゲ「よろしくの、へーちょ」

へーちょ「よろしくお願いします。」

カイザー「いつ頃始めたん?」

へーちょ「今日です。」

まほ「完全私だ」

ゆう「www」

ヒゲ「引っ張ってやるから、しっかりついてこいじゃ」

へーちょ「ありがとうございます!」

ゆう「ネット自体初心者っぽい」

へーちょ「そうですね。もしかして、失礼なことを言ってしまいましたか?」

ゆう「いやいやそういうわけじゃないよ、チャットの打ち方が初心者っぽいなって」

カイザー「初々しくていいんじゃーないか?」

へーちょ「なるほど・・・まずはそこから勉強していきます。」

ヒゲ「慣れればすぐよ」

ゆう「さて、そろそろ俺も明日に備えて寝るよ」

まほ「じゃあ、私も」

へーちょ「忙しいのですね。」

ゆう「ん?いやいやw」

まほ「オフ会するのよ」

へーちょ「オフ会ですか?現実で会うというあの。」

ヒゲ「そうそう、それは知ってるんだ?」

へーちょ「上司に聞きました。」

カイザー「君も来るかい?入ってすぐだと緊張するだろうけど…」

めいめい「そうちゃんさん以来ですね、加入した翌日のオフ会誘うなんて」

へーちょ「あまりそういうのは・・・今は遠慮しておきます。」

カイザー「わかった、またいつかね」

-へーちょ さんが ログアウト しました-

騎士長「あああああああああ緊張したあああああああああ!!!」

どうしよう、初心者っぽい打ち方ってなんなんだ!?

あまりそういうのはよく思われないって聞いたぞ!?

いろいろ学ばないとだな…

でも、やっぱ楽しそうだなこれ

はまってしまいそうだ…

しかし私にもイメージというものがある

ゲームにうつつを抜かしているようではいかん!

…バレないようにしよう

オフ会、かあ

危険だと思うけどなあ、普通なのかなあ

うーむ…

ネットの基本を学ぶためにも、行ってみるのもいいかもしれん

でも断っちゃったし…

場所は確か、魔界の酒場だったか…

こっそり覗きに行こう…

側近父「まさか娘が魔王様と…なあ。」

魔王「貸切にしていただき、感謝する。」

側近父「この時間来る人も大していませんから。常連さんは裏口から個室に案内しています。」

側近「ここに来る人は身内だけです!」

国王「おっすー、来たよん。」

大臣「こんにちはー。」

司祭「失礼いたします。」

側近父「こいつはたまげたな…。」

国王「ここ側近ちゃんの実家らしいじゃん。しかも貸切にしたんだって?」

側近「はい!」

魔王「前回のようなことになったら困るからな。」

国王「確かにな。」

魔王「どういう口実で来たんだ?」

国王「魔界の視察。」

大臣「事実だけどね。うまく空き時間をオフ会の時間にずらして。」

司祭「そういうカイザーは?」

魔王「デート。」

側近「///」

側近父「父親の前で堂々と…。複雑だなあ…。」

国王「惚気かよ。」

大臣「せっかくのデートなのに俺らと一緒でいいのかよ?」

魔王「泊りがけって言ってあるから。」

側近「デート自体は明日です!」

勇者「おまたー。」

戦士「おっすおっす。」

魔法使い「もうみんないるわね。」

僧侶「おまたせしちゃいました?」

側近父「勇者まで…もう深く考えるのはよそう。」

国王「ワシらも今来たとこよ。」

魔王「じゃ、全員集まったところで始めようか。」

側近父「何か御用があればいつでも呼んでください。」

魔王「ありがとう、お義父上。」

側近父「は、はぁ…。」

国王「じゃあとりあえず、飲み物頼むか。」

勇者「前回の二の舞は避けたいしアルコールはやめない?」

魔王「また店に迷惑かけらんないしな。」

国王「なんか物足りないなあ…。」

大臣「こらこら。」

戦士「とりあえず、ミルクで。」

「「「筋肉www」」」

僧侶「はいっ!」

国王「おっ、そうちゃんなに?」

僧侶「今回も昔のこと聞きたいです!」

魔王「あー。」

勇者「最古参の四人はなんとなく出会ってそのまま気があっただけだけど。」

大臣「お、俺のエピソードいっちゃう?」

司祭「私のエピソードは悲惨でしたね…。」

国王「それはすまないと思ってる。」

大臣「俺はあれだ、始めたばっかでボッチプレイしてたんだけど。」

モフチョ「うーん…難しいな」

ゆう「こんー」

ヒゲ「ちゃお」

モフチョ「な、なんでしょう?」

筋肉「パーティー組まない?」

モフチョ「えっ」

ヒゲ「今三人でな、あと一人欲しかったんだよね」

モフチョ「始めたばっかで弱いんですけど…」

ゆう「ノープロブレム」

モフチョ「じゃ、じゃあ失礼します」

大臣「んでなんやかんやでグループ入り。」

魔法使い「そのなんやかんやが重要なんじゃないの?」

国王「いやマジでなんやかんやだし。」

勇者「ほんと俺ら初期メンバーはなんか気があってそのまんまって流れしかなかった。」

戦士「でもそれで今まで仲良くやってきてんだし、よかったと思ってるぜ。」

魔王「せやな。」

国王「そういえばあの日、カイザーがインできなかったからモフチョと仲良くなれたわけだが。」

勇者「あの日どうしたん?」

魔王「一応魔族のトップなんでなー?忙しくないわけじゃないんです。」

戦士「そういやカイザーはインしない日、少なくはなかったよな。」

国王「…。」

勇者「ヒゲ、ほぼ毎日来てたよね…。」

国王「優秀な側近三人がいるとな、トップは飾りなんだよ。」

大臣「て、照れるからやめて!ってか、国王様だからこそ、我ら三人が従っているのですぞ?」

国王「モフチョ…///」

大臣「ヒゲ…///」

勇者「そういやウチのグループには腐女子がいないな。」

魔王「逆にそうちゃんにしつもーん。」

僧侶「なんでしょう?」

魔王「前回寝落ち後、筋肉と二人きりで宿屋放り込まれたわけだけど。どうなったん?」

国王「それ、気になる。」

僧侶「あの日ですか…。戦士さんが大胆でした///」

戦士「ブフーーーーーーッッッ!!!」

魔王「ブフーの杖がどうしたんだい筋肉くん?詳しく教えてもらおうか?」

国王「お肉?お肉?」

戦士「僧侶お前誤解招く言い方をするなあああ!」

僧侶「戦士さんがー、寒いからってー、私の方のベッドに入ってきたんですー。」

魔王「やるじゃん、筋肉。」

国王「お前は立派なマッスルだよ。」

戦士「寝ぼけてたんだよ!ほんと!それからは何もねえから!」

僧侶「しょうがないにゃあって、抱き合いながら寝ちゃいましてー///」

戦士「んああああああああああああああ!!!」

魔王「いいじゃん。」

国王「裏山。」

僧侶「ちょっとときめいちゃいましたねー。」

勇者「僧侶、なんか酔ってきてない?」

魔法使い「前回もオレンジジュース飲んでたのに場酔いしてたわよね…。」

僧侶「私、戦士さんのこと結構好きですよ…///」

戦士「ちょっ、近い!みんなが見てるから!」

魔王「見てなきゃいいんだな?」

国王「目、瞑りまーす。」

戦士「あああああああああああ!!!」


ズキュウウウウウウウウウウウウウウンンン


魔王/国王「や、やったッッ!」

魔王「流石僧侶!俺たちにてきないことを平然とやってのけるッ!」

国王「そこに痺れる憧れるのう!」

勇者「あいつ酔ってるとはいえ大胆なことするなおい…。」

魔法使い「普段とのギャップがすごいわね。」

側近「わ、私もできます…!」

魔王「えっ?」


ズキュウウウウウウウウウウウウウンンン


側近父「おかわりお持ちいたし…。失礼しました。」

騎士長「失礼する。」

側近父「あ、すみません…ただいま貸しきり中でして…。」

国王「えっ、騎士長?」

騎士長「国王様!?」

側近父「おや?ご友人でしたか。失礼いたしました。こちらへどうぞ。」

騎士長「え?あ、いや?え?」

国王「どうしたのだ騎士長よ。休暇を取り直したのにわざわざ魔界の酒場まで足を運ぶとは。」

騎士長「い、いえ、その…私も魔族との交友を深めるべきかと…思いまして…。」

司祭「そうだったのですか…。」

騎士長「ところで、国王様は?」

国王「オフ会じゃ。見知った者たちなのだ、大目に見てくれないかのう…?」

騎士長「わ、わかりました…。」

司祭「国王様…。」

国王「なんじゃ?」

司祭「私の時に、似ていませんか?」

大臣「確かに…。」

国王「ちょっとカマかけてみよう。」

騎士長「私も参加してしまってよろしいのでしょうか…お邪魔でしたらまた後日に…。」

国王「あ、ああ気にするな、へーちょ。」

騎士長「はあ…。えっ?な、何故その名を!?」

魔王「えっ、へーちょなの?」

勇者「神の遣いパターンじゃん。」

騎士長「え、ま、まさか…。」

国王「ヒゲです。」

魔王「カイザーです。」

勇者「ゆうです。」

大臣「モフチョ。」

魔法使い「ま、まほ…です。」

側近「めいめいです!」

僧侶「そうちゃんれーす…。」

戦士「筋肉…。」

騎士長「あ、ああ…ああああああああああああああ!!!」

騎士長「申し訳ありません!申し訳ありません!暇潰しに少しやる程度と言っておきながら!」

国王「いや怒ってないよ…。」

大臣「むしろこのグループ選んでくれて嬉しいよ。」

司祭「神の…お導きか…。感謝いたします…。」

魔王「毎日謝罪も欠かすなよw」

司祭「無論です…。」

騎士長「思っていた以上に楽しくて…グループのこともよく知らずに入ってしまい…。」

魔法使い「私もやりました、それ。」

騎士長「ログアウトした時、不安と同時に、はまりかけている自分が…。」

国王「恐ろしいじゃろ。」

騎士長「オフ会は敬遠していましたが…ネットやゲームの知識を深めるために…覗いてみようかと…。」

大臣「そこでオフ会参加は考えないところが、生真面目な騎士長っぽいよね。」

司祭「今日のためにわざわざ休暇をきちんと入れましたしね。」

大臣「そうそう、ギリギリ嘘にならない程度にオフ会を差し込んだ人もいるし。」

国王「あくまで、視察です。」

騎士長「そういえばそこにツッコミ入れるの忘れましたね…。」

国王「もう遅いからな。…ごめんなさい。」

騎士長「なるほど…最初はこのように…。」

魔王「ま、慣れないうちは引っ張ってやるよ。」

国王「めいめいもまほもそうちゃんも、この期間で凄い成長したしね。」

大臣「しかし、新たな風を招くつもりが、今までと同じな気もしますな。」

国王「ワシらは、このままがいいってことかもね。」

魔王「そうだな…。思えば和平の頃から、うまく事が進みすぎている。」

国王「本当に、神の導きなのかも。」

魔王「神が導いた先が…ゲーム、か。」

国王「世界中の誰もがびっくりするでしょ。ゲームが元で世界平和なんて。」

騎士長「えっ?」

魔王「いや、我らがゲーム内でお互いに、争いを求めてないって話して。」

国王「それを信じてお互い和平の手紙…を…?」

大臣「やばい。」

騎士長「そうだったのですか…。」

国王「お、怒った…?」

騎士長「…いいえ。」

大臣「騎士長…。」

騎士長「この場にいてわかりました。あなた方の信頼関係が。それを信じるのは、正しいと思います。」

国王「へーちょ…。」

騎士長「お互い、素性を知らないのだから。当然危険ではあったでしょう。でも…結果がよかったのだから、いいのではないでしょうか。」

魔王「ふっ…だろう?」

騎士長「でも今後は、見知らぬ者のことを簡単に信じるのはやめましょうね。あなた方は国の代表なんですから。」

国王「反省します…。」

魔王「う、うむ…。」

勇者「今日も楽しかったなあ。」

魔王「ああ、実に。」

国王「またみんなで集まろう…と言いたいところだが…。」

大臣「側近全員が国を空けるのは…。」

司祭「今回はまあ理由がありますが、再び理由を作るのは難しいでしょう…。」

騎士長「私は留守番でもよいのですが…。」

魔王「なーに、簡単なことよ。俺とめいめいのデートを人間界にすればいい。」

側近「そうしましょう!」

魔王「デートくらいは、部下も大目に見てくれる。」

国王「じゃあワシの城にしない?来客と食事会する部屋あるし!」

大臣「確かにそれなら、自然ですし城からは出ていませんな。」

魔王「じゃあ、厚意に甘えるとしようか。」

魔法使い「戦士と僧侶、また寝ちゃったわよ。」

勇者「えっ、僧侶はともかく戦士はなんで…。」

魔法使い「素面じゃやってらんないって。」

戦士「飲み込んで俺のグングニル…特別なプロテインをあなたにあげる…。うぅ…。」

勇者「なるほどな…。」

国王「じゃ、ワシらは視察に行ってくるから。」

騎士長「明日以降任された留守番がありますゆえ、私はこれで帰ります。」

大臣「気をつけてな。」

司祭「明日の昼には帰りますゆえ。」

騎士長「そちらもお気をつけて!では!」

魔王「勇者たちはどうするんだ?戦士と僧侶。」

側近父「空き部屋なら、まだ二つありますが?」

勇者「うーん…ではお貸しいただけますか?二人を置いていくわけにはいかないし。」

側近父「ではこちらへ。」

勇者「戦士と僧侶をまた同室にぶちこんでやったwww」

魔法使い「その結果私と同室なわけだけど…。」

勇者「別にいいじゃん。俺らの仲だし!」

魔法使い「……も。」

勇者「ん?」

魔法使い「私も…できるわよ。」

勇者「できるって…何が?」


チュッ

魔王「えんだー。」

側近「どうしたんです魔王様?」

魔王「いや、なんか言うべきだと思って。」

側近「はあ…。」

魔王「明日、楽しみだな。」

側近「ふふ…はいっ。」



終わり

騎士長加入編、終わりました
ネタが尽きていたので思いつくまでに期間を要しました
続編だけども番外的な内容で、人によっては蛇足に思うかもしれません

目を瞑ると言いつつ次の瞬間ガッツリ見てる国王と魔王にツッコミ入れるべきだったかなとも思いますが
棒読み加減からわかるからいい、のかな…?まあ、見ますよね
真面目な騎士長が視察という名目でオフ会をしてる(ように見える)シーンで怒らなかったところには気づきまして
後で突っ込みを入れようとするシーンを差し込みました
まあ、思いついただけで書いてなかったせいで後付なのがバレバレな書き込みになってしまいましたが…

これで完全に終わりということにしたいです
終わらせ方がきっちりじゃないせいで、戦士と僧侶とか勇者と魔法使いとか魔王のデートとか書きたいことでいっぱいですが
そんなに書いてたら確実に終わらないので…

今までのままの空気のほうが良かった気もしますが
結局勇者一行はカップリング確定させてしまいました…

最後に、一番お気に入りのキャラ、というか名前はモフチョです
ツクールでRPGを作っていたとき、ぽっちゃりで頼りない大臣のイメージで考えたときに思いついた名前が「モチョフ」でした
しかし今回は「ゆう」「まお」「まほ」「めいめい」のような単純なタイプか
「ヒゲ」「カイザー」「筋肉」のようなイメージでユーザー名にしていました
なので固有名詞っぽい「モチョフ」を、ぽっちゃりなイメージだけに改変した結果完成したのが「モフチョ」でした

ここまで見ていただき、ありがとうございました

乙!

乙!
優しい世界だなー。ここの雰囲気大好きですよー

このシリーズは連作短編集として
こんな感じに短いエピソードを書き連ねていって欲しいな

まおゆう系での良作は長編ばっかだったから連作短編形式は凄く良いと思う
読みやすいし

将来的には書籍化までいけるよ!がんば!

えんだあああああああああああああ

続き来てて感動した!!
このノリ好きです、あとモフチョっていう言葉の響きも大好き
正直神信者としては神無双が見たいが、作者さんが書きたいと思ったら何かしら書いてくれたら嬉しいです。
乙でした!

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