妹「まったく・・・兄さんはいつもそうですね、私の気持ちを弄んで」

兄「今日はあちーなー」

妹「・・・」

妹「色気・・・か？」

兄「あ？」

妹「そうよ・・・きっと色気が足りないんだわ・・・」

兄「おーい」

妹「兄さん、好きな女性のタイプは」

兄「ない」

妹「そんな兄さんも素敵！」

妹「・・・あ、そうだ」

兄「・・・」

妹「兄さん、アイス食べません？」

兄「食べる」

妹「よし来た」

妹「ガリゴリ君とデラックスカップ、どっちにします？」

兄「ガリゴリ君」

妹「了解です」ﾃﾃﾃ

妹「はい、どうぞ」

兄「どーも」

妹「」ﾋｮｲ

兄「何すんだよ」

妹「ふっふっふ」

妹「一緒に食べましょう」

兄「断る」

妹「予想通りの即答！でも私めげません！」

兄「食いづらいだろ」

妹「そこがいいんですよう」

兄「ごめん、ちょっと何言ってるかわかんない」

妹「私は左から食べるので、兄さんは右からどうぞ」

兄「なんか始まったよ」

妹「ほらほら、溶けますよー」

兄「ったく・・・」

兄(一度言い出したらしつこいからなコイツ・・・)

妹(兄さんは何だかんだ言って結局はやってくれるんですよね)

妹「・・・ん、やっぱり溶けてますね」

兄「られのへいれ」

妹「なんで変わりばんこなんですか」

兄「だから食いづらいから。あと顔がくっつく」

妹「それがいいのに・・・それをしたいのに」

兄「このアイスお前の頭にのっけてやろうか」

妹「兄さんまじアイス！やめて！」

妹「いっしょに食べないと！意味がないのです！」

兄「ずいぶんと必死だな」

妹「だってこんなチャンス二度とないじゃないですか！あわよくば！兄さんの唇に！あたｒ」

兄「」

妹「ちょ、距離距離！」