システムの説明

※ステータス

登場人物にはレベル、ＨＰ、攻撃、防御、精神の５つのステータスが設定されています

レベル　上がると好きなステータスを選んで＋５できる。次のレベルアップに必要な経験値はレベル×１００
ＨＰ　　　耐久力、これがゼロになると戦闘不能になる
攻撃　　通常攻撃や物理系のスキルの威力に影響
防御　　物理攻撃を受けた時この数値分軽減できる
精神　　魔法攻撃の威力と、魔法防御に影響

※戦闘

戦闘は基本的に仲間キャラ→敵の順番で行動していきます

仲間の行動順はコンマ数が高い方から順に行動します、ステータスアップのスキルを使う時や敵のヘイトを操作する時は注意が必要です。コンマ数が同じ場合は全ての計算を同時に行います

ダメージ計算は足し算引き算ですが、乱数発生ソフトを使うので変動します。本来ゼロになる攻撃でもダメージが発生する事がよくあります

また、咲（主人公）が戦闘不能になると敗北となりますので注意してください
（敗北時は最後に訪れた城や神殿で所持金半分で復活します）

仲間が戦闘不能になった場合、戦闘終了後にレベル×２０の金額を払って復活します

敗北したとしても敵は再戦時に同じターンに同じ行動を取ります。強敵に勝利するための目安にしましょう

※好感度

仲間と共に戦闘を乗り越えるなどして絆が深まると好感度イベントが選択できるようになります

好感度イベントをおこすことにより好感度が＋され、仲間のスキルが強化されたり、新しいスキルが追加されたりします

好感度が最大まで高まると固有クエストが発生するなどの特典もあります。固有クエストではその仲間の装備が入手できたりクラスチェンジイベントが発生する場合もあります

好感度イベントを控えた仲間は酒場で入れ替えが不可能なのでご注意を（イベント進行で強制入れ替えの場合は別）

また仲間以外では好感度が上昇する事で仲間になる人物もいます


※善行値と悪行値

選択肢には善行値と悪行値という特殊な数値が変動するものもあります

善行値が高くなるほど他人からの協力をうまく得られる選択肢が出現しやすくなり、悪行値が高くなると盗む奪うなどの選択肢が出現するようになります

悪行値選択肢を選ぶ事でイベントがスムーズに進む場合がありますが、
そのイベントで仲間となるはずの者が二度と出て来なくなったりすることがあるので選択する場合には注意を

それ以外に咲（主人公）のクラスチェンジ後のスキルなどにも影響します

エンディング関係にも影響しますがそれは善行値と悪行値のみで決まるものではありません

どちらも高くなければ中立的な選択肢しか出ませんが、選択不可の選択肢が可視化する場合もあります

登場人物紹介

宮永咲――スコヤデスを倒すという使命を帯びた暗黒騎士がクラスチェンジして救世騎士（セイバーナイト）になった。その行動理念は純粋な正義に基づくものでお店に入って買わずに出るだけで悪行認定されるほど潔癖。戦闘スタイルはクラスチェンジによって暗黒騎士の脳筋スタイルよりは幅が広がった

優希――釘宮族の妖精。戦闘には加わらないがアナライズ能力によって敵のステータスやスキルを暴く事ができる。咲の正義の為ならば自分の身を賭け事の商品に出来るほど、仲間としての強い絆を持っている

松実玄――酒場で咲が初めて仲間にした人と竜のハーフ。今は母親から竜王の力を受け継ぎ、人の優しさと竜の強さを併せ持った新たな世代の竜王となった。敵の攻撃から仲間をかばう事を得意とするメインクロコダイン、かと思いきやドルオーラなどを習得し結構攻撃に参加してる

大星淡――月の民を自称する職業遊び人。巨額の借金を抱えていたが咲のおかげでチャラになり、一応恩義は感じているようだ。禁断の宇宙魔法の才能を開花させ月の賢者となったがまったく戦闘に参加していないので、なぜか遊び人だった頃よりニート

本内成香――有珠山大神殿の大神官。咲にスコヤデスの討伐と、それに必要なアラサーの神器を集める事を命じた。全滅するたびに顔を合わせる事になる。

花田煌――咲がフクオカの騎士団領で出会った心の清い従騎士。騎士団内での発言力は低い様子

末原恭子――西の勇者というかませ臭しかしない肩書を持つ。ヒメマツを陥落させた七英雄イクノーンに対して強い復讐心を持つ。イクノーンとの戦いの際には決死のメガンテによって、咲に自身の闘気が染み渡ったアイスソードを託した

原村和――行方不明となっていたが、洗脳されて咲の敵となって現れたかつての親友。咲をＨＰ１まで追い詰めるも、ヒュンケル状態になった咲のコブシで自分を取り戻し、旅の仲間に加わった。淡に二軍三軍扱いされたり、酒場で外されたと思ったらすぐに再加入したりと、ネタの餌食になる事が多い

テルベーザ――黒い甲冑に身を包む謎の人物、謎すぎて登場する気配が全くない

土のタカミリョーネ――テルベーザ四天王の一人、カゼコシの神殿から風のクリスタルを奪った

明華――咲が街で出会った吟遊詩人。達観した雰囲気を持つ謎の人物で、意味深な伝承を咲に伝えてくる。戦闘時は歌によって仲間をサポートする。最近ステルスモモより影が薄い

松実宥――行方不明となっていた玄の姉。スコヤデスによって操られ、有珠山の火のクリスタルを奪って四魔貴族ユウネイとなっていたが、母である露子の決死の行動で元に戻り、咲の旅の仲間となった。咲との交流によって自身の足りないものを自覚し、殻を破る為に蜃気楼の塔で修行する事を決意した

ヒッサァー（久）――世界でただ一つの飛空艇を持つギャンブラー。咲とのギャンブル勝負に負け、飛空艇の専属運転手のような形で仲間に加わった。飛空艇にスカイヒッサァーギョクーザという名前をつけるも、仲間内では受けが悪い事に内心ショックを受けている

三尋木咏――蜃気楼の塔に住む賢者、だが本人は賢き者なんてガラじゃないとして大魔道士を名乗っている。メゾラゴンやメドローアといった合体魔法を習得している

白築慕（冥府の王）――死後の世界を支配するアラサー。現実に絶望し、スコヤデスの支配が届かない冥府こそ永遠の世界であると主張するが、同時に咲達の事を応援しているふしも見受けられた

白築慕（少女）――シマネに住む少女。その正体は冥府の王から分離した希望（青春）の象徴。生き別れの母と再会し、不死鳥と友達になった事で少しだけ冥府の王の支配から抜け出せるようになった。咲がアラサー以上の相手と戦闘になった時には最大人数を越えて戦闘に参加してくれる

大沼秋一郎――慕の母である白築ナナの遺体を保管していたトレジャーハンター。ナナを生き返らせる為にフェニックスの洞窟に挑み、咲達の助けでその本懐を遂げる。守る守る詐欺をしないジェイガン

コロモウス――コロモは四魔貴族にて最強。水のクリスタルとともに海底に沈んだエイスイの神殿で待ち受ける

亦野誠子――コロモウスに片足を奪われ老化した元海賊。海底へ行く方法として潜水具を貸してくれる

スコヤデス――世界をアラフォーに染めようとする諸悪の根源。悪い出来事はすべてスコヤデスに原因があるというのがこの世界の常識

テンプレここまで、前スレ埋まったのでこちらを使っていきます再開は前回の予告通りです

たて乙
前スレの荒らしは通報しておいたよ

キャラ紹介がそこはかとなく面白いｗｗ

>>11
ありがとうございます油断しててすみません

>>13
おかしいなあ真面目にかいてるのにー（棒）


では再開していきます

――　ツジガイト道場　――

咲達は裏通りにある道場へやってきた


咲「ごめんください」

智葉「お前たちか、よくきたな。少し打っていくか？」

咲「はい先生」


※お金を消費して経験値を得る事ができます


咲　　経験値／次のレベル　　　　　　０／２１００

玄　　経験値／次のレベル　　　　８５０／１７００　
宥　　経験値／次のレベル　　　　　　０／１７００　
和　　経験値／次のレベル　　　１０００／１５００　　
淡　　経験値／次のレベル　　　１０００／１８００

明華　経験値／次のレベル　　　　５５０／１７００　


所持金１７５００Ｇ
貯金　　９５００Ｇ

選択・修行するメンバー
１咲（２１００Ｇ消費
２玄（１７００Ｇ消費
３宥（１７００Ｇ消費
４和（１５００Ｇ消費
５淡（１８００Ｇ消費
６明華（１７００Ｇ消費

所持金と貯金どちらから支払うかも同時に選択してください
１所持金
２貯金

安価↓

所持金２１００Ｇを消費



智葉「ずいぶん強くなったが、お前ならまだまだ上を目指せるはずだ」

咲「はい！」


修行判定・コンマ
０１～２０　経験値３００
２１～５０　経験値５００
５１～８０　経験値５００
８１～９８　経験値１０００
ゾロ目　　　経験値２０００

判定↓

咲は修行により経験値を５００得る事ができた

咲「ハアハア」

智葉「まあまあだな」

咲「はい、ありがとうございました」

智葉「まだ打っていくか？」

咲「・・・」

咲　　経験値／次のレベル　　　　５００／２１００

玄　　経験値／次のレベル　　　　８５０／１７００　
宥　　経験値／次のレベル　　　　　　０／１７００　
和　　経験値／次のレベル　　　１０００／１５００　　
淡　　経験値／次のレベル　　　１０００／１８００

明華　経験値／次のレベル　　　　５５０／１７００　


所持金１５４００Ｇ
貯金　　９５００Ｇ

選択・修行するメンバー
１咲（２１００Ｇ消費
２玄（１７００Ｇ消費
３宥（１７００Ｇ消費
４和（１５００Ｇ消費
５淡（１８００Ｇ消費
６明華（１７００Ｇ消費
７智葉と戦いたい
８もう帰る

修行する場合所持金と貯金どちらから支払うかも同時に選択してください
１所持金
２貯金

安価↓２

所持金２１００Ｇを消費


咲「もう一度お願いします」

智葉「いいだろう、骨のあるやつは嫌いじゃない」



修行判定・コンマ
０１～２０　経験値３００
２１～５０　経験値５００
５１～８０　経験値５００
８１～９８　経験値１０００
ゾロ目　　　経験値２０００

判定↓

咲は修行により経験値を２０００得る事ができた

咲「ハアハア」

智葉（まさかここまで伸びるとはな、いずれ追い越される日も近いかもしれない）

咲「ありがとうございました」


咲　　経験値／次のレベル　　　２５００／２１００　レベルアップ！

咲がレベルアップしたので好きなステータスを＋５できます


選択・上昇させるステータス
１ＨＰ
２攻撃
３防御
４精神

安価↓２

レベルアップにより咲の攻撃が５上昇した！


智葉「どうする、まだ打っていくか？」

和「そろそろ出発しないと日が暮れてしまいますよ？」

咲「そうだね、でももう一回くらいなら・・・」

智葉「あまり根を詰め過ぎてもな、他の者ならみてやろう」

咲「・・・」

咲　　経験値／次のレベル　　　　４００／２２００

玄　　経験値／次のレベル　　　　８５０／１７００　
宥　　経験値／次のレベル　　　　　　０／１７００　
和　　経験値／次のレベル　　　１０００／１５００　　
淡　　経験値／次のレベル　　　１０００／１８００

明華　経験値／次のレベル　　　　５５０／１７００　


所持金１３３００Ｇ
貯金　　９５００Ｇ

選択・修行するメンバー
１玄（１７００Ｇ消費
２宥（１７００Ｇ消費
３和（１５００Ｇ消費
４淡（１８００Ｇ消費
５明華（１７００Ｇ消費
６智葉と戦いたい
７もう帰る

修行する場合所持金と貯金どちらから支払うかも同時に選択してください
１所持金
２貯金

安価↓

１５００Ｇを消費した


和「お願いします」

智葉「ああ」

智葉（剣と魔法が使えるタイプか、なかなか面白い）


修行判定・コンマ
０１～２０　経験値３００
２１～５０　経験値５００
５１～８０　経験値５００
８１～９８　経験値１０００　スキル習得
ゾロ目　　経験値２０００　スキル習得

判定↓

智葉「剣も魔法も中途半端、お前はそれでいいのか？」

和「くっ・・・」

和（何を言われても私はどちらも捨てられない・・・・・・ハッ！）


智葉の厳しい修行の中、和は新たな境地へ至った！

　　 　　　　　　　 |
　 　　　 　＼　　__　　／
　 　　　 　＿　（ｍ）　＿ﾋﾟｺｰﾝ
　 　　　 　　　　|ミ|
　 　　　 　 ／ 　｀´　 ＼
　　　　　　和「魔法剣！」

選択・和の習得したスキル
１雷の魔法剣
２氷の魔法剣
３炎の魔法剣

安価↓２

和はスキル・サンダガ切りを習得した！

和「・・・サンダガ切り、これが私の新しい力」

サンダガ切り――雷属性の魔法剣で切りつける。基本攻撃力は攻撃＋精神、受ける側は防御の数値でダメージを計算する。
　　　　　　　　　　　コンマゾロ目で感電させ相手の行動を１ターン封じる。一度使用すると３ターン経過するまで再使用できない


智葉「・・・信念を貫く事ができれば、剣は応えてくれるものだ」

和「・・・はい！　ありがとうございました」


和は１０００の経験値を得た

和　　経験値／次のレベル　　　２０００／１５００　レベルアップ！

レベルアップしたので好きなステータスを＋５できます


選択・上昇させるステータス
１ＨＰ
２攻撃
３防御
４精神

安価↓２

レベルアップにより和のＨＰが５上昇した！

咲　　経験値／次のレベル　　　　４００／２２００

玄　　経験値／次のレベル　　　　８５０／１７００　
宥　　経験値／次のレベル　　　　　　０／１７００　
和　　経験値／次のレベル　　　　５００／１６００　　
淡　　経験値／次のレベル　　　１０００／１８００

明華　経験値／次のレベル　　　　５５０／１７００　


所持金１１８００Ｇ
貯金　　９５００Ｇ

――　拠点の街　――

咲達は道場を出て出発の準備を整えた

優希「さあ、スコヤデスを倒す旅にでるじぇ！」

咲「おー」

玄「おー」


クエスト選択
１アチガへ行く
２キリシマ神境へ行く
３飛空艇で新天地を目指す
４フクオカへ行く
５オオサカへ行く
６万屋ニジョウへ行く
７和と二人で試練を受ける
８エイスイ（海底神殿）へ行く
９蜃気楼の塔へ行く

安価↓２

――　蜃気楼の塔　――


砂漠の中心にそびえる賢者の住む塔

咲達は再び飛空艇でそこにやってきた


咲「ごめんくださーい」

咏「んー？　お、客なんて珍しいと思ったらあんた達だったか」

淡「あ、ししょー」

咏「よっ、少しは活躍してるかぃ不肖の弟子」

淡「当たり前じゃん！」

優希「えっ」

玄「えっ」

和（なぜそこまで堂々と嘘がつけるのでしょう？）

咲「あの、賢者様」

咏「なんだい？　どうやらわざわざ弟子が役に立ってないって話をしに来たわけじゃないみたいだねぃ、しらんけど」

淡（ばれてるー！？）

宥「・・・・・・あの、用があるのは私です」

宥は自ら咏の前へ歩み出た


宥「ここで・・・私に修行させてください」

咏「ほー・・・・・・」

宥「」ﾋﾞｸｯ

咏「知らんけど、前よりは面白くなってるみたいだねぇ」

咏は値踏みするように宥を眺め、うんうんと頷いた

咏「きびしーけどいいかい？　しらんけど」

宥「・・・はい」

咏「じゃあさっそく取り掛かるけど、鍛え方は二通りかねぇ」

咲「二通り？」

咏「うん、修行は早く終わるけど死ぬ危険があるかもわかんねーバイオレンスなやつと、危険はないかもしらねーけどじっくり時間をかける修行。どっちがいい？」

宥「・・・」


選択肢・宥
１バイオレンスな方
２じっくり時間をかける方

安価↓２

咏「・・・二言は無いかい？」

宥「はい」

咏「・・・じゃあついといで、あーお仲間達はここで待ってるように」

咲「あっはい」

宥「じゃあ言って来るね」

玄「がんばってお姉ちゃん！」

宥「・・・うん」

そうして塔の階段を登り始める咏について宥も登って行く

――　蜃気楼の塔・頂上　――


宥は咏に連れられて蜃気楼の塔の頂上へとやってきた

まるで青空に手が届きそうなほど天高くそびえる塔

そこで何をさせられるのか、緊張したまま宥は咏の動向を待つ


咏「じゃー始めようか、さっきも言ったけど、これはかなりバイオレンスな修行だよ、しらんけど」

宥「・・・はい」

咏「それこそ死を恐れないくらいの無謀さに近い勇気がいる・・・それを忘れない事」

宥「え？」

咏「・・・まずは瞑想から」

宥「あっはい」

言われるがまま宥は目を閉じ、精神を統一させた

しばらく瞑想していると、咏が宥の耳元でささやいた

咏「宥・・・お前の足を折るが、いいかい？　足を失うが、いいかい？」

宥「・・・！？」

選択肢・宥
１はい
２いいえ

安価↓

グシャリ

宥「！！！！！？？？」

宥は足を折られ、その場に倒れた

想像以上の激痛に苛まれながらも、宥は瞑想を続ける

咏「さてもさても赤魔道士ちゃん。足をなくして歩けねーか。でも次はお前の腕をちぎる。 腕をちぎってカラスどもに食らわせるけど、いいかい？　腕をちぎるぞ。いいのかい？」

宥「・・・！」


選択肢・宥
１はい
２いいえ

安価↓

ぐしゃり

宥「！！！！」

宥ＨＰ２０／７５

宥は腕を失った


宥「う・・・うう」

苦痛に身悶えながら、それでもまだ瞑想を続けようと試みる


咏「はてさて赤魔道士ちゃん。足も腕もなく、ここに転がりつづけるか。しからば、お前の耳をそぐ。耳をそいでもいいかい？　音を失うがいいかい？耳をそいでもいいんだねぃ？」

宥「・・・！」


選択肢・宥
１はい
２いいえ

安価↓

ぐしゃり

宥「！！！！」

宥ＨＰ１０／７５

宥は両耳をそぎ取られた

音が入ってこない静寂の中は、痛みだけが余計に響いてくる


咏「これはこれは赤魔道士ちゃん。足、腕もなく音もなし。瞼の裏に言葉をうかばせて… 私はお前に問い掛けてみようかね。次はお前のまなこをつぶすが…それもよしとするのかい？ 暗闇の中に生きることをお前は望むのかい？ まなこをつぶすぞ。いいのかい？」

宥「・・・」

選択肢・宥
１はい
２いいえ

安価↓

ぐしゃり

宥「！！！！」

宥ＨＰ０／７５

宥は両目を潰された

のたうちまわる気力も体力もつき果て、そこにはほぼすべての自由を奪われた体が横たわるのみ


宥「・・・」

咏（赤魔道士ちゃん、お前の心に、じかに問い掛けることしかできなくなってしまったねい。もはやお前には心しか残ってない。最後に心を奪いとるが、それだけはお前にも許せないかい？　はて・・・返事もできない？　動くこともできないかい？　悲しいかい。さみしいかい。つらいかい。せつないかい？）

咏（心を奪われたなら、悲しみさえも失うぜ。良いのかい！　心を奪いとるぞ！　赤魔道士ちゃん！　心をとるぞいいのかい！？）

宥（・・・）

宥の心には仲間達が映る

自分が強くなって守りたいと思ったもの

それを奪われてまで必要な強さがあるのだろうか




選択肢・宥
１はい
２いいえ

安価↓

――　蜃気楼の塔・頂上　――

ビューーーーーーー

宥「・・・はっ」


無音だった空間に突然風の音を感じ、宥は目を開ける

奪われたはずの両目が戻っていて、おなじく自分の両腕も両足もあり、五体満足でその場に立っていた


急激な変化に戸惑う宥に、傍にいた咏は笑いながら話しかけた

咏「おめでとう赤魔道士ちゃん」

宥「・・・私」

咏「無事に修行を終えたよ・・・まあかなりの荒療治の精神修行だけどねぃ」

宥「・・・・・・はい、わかります」

咏「実感してるようだねぃ、しらんけど・・・まあ、あんだけの目にあったんだ。もうそうそう怖いものもないだろ？」

宥（たしかに・・・今なら、寒さを恐れずに冷たい魔法さえも扱える気がする）

咏「それじゃあ、いまから私は赤魔道士ちゃんにある魔法を放つ」

宥「え？」

咏「それは私が扱える中ではわかんねーけど最強の呪文――極大消滅呪文（メドローア）」

宥「めどろーあ？」

咏「熱のプラスとマイナスの力をスパークさせ、どちらも同じ力で呪文を融合させて生み出す呪文さ・・・」

そう言って咏は両手に魔法を発現させる

右手にはメラゾーマ、左手にマヒャド

それを融合させ光の弓矢のように収束させた

咏「これを受け切るんだよ、赤魔道士ちゃん。いまここで」

宥「！？」


イベント判定
↓から３レスまでの合計が１５０以上なら成功（ゾロ目は二倍、ただし００は０）

宥のクラスチェンジが確定したところで今日はここまでです
お付き合いありがとうございました

ちなみにえげつない修行の元ネタはマザー２より