モバP「ペロペロォ」 (96)
――飲み屋――
P「ロケで病気を貰って帰って来た?」
他の事務所のP「あぁ、アイドルのロケで海外の密林に行ったんだけど、その時にな」
他の事務所のP「そのせいで一週間も仕事を休むはめになっちまったよ」
P「どうりで連絡つかないと思いましたよ!だ、大丈夫なんですか?」
他の事務所のP「うん。もう俺の体は健康そのものだよ。だけど――……」
P「だけど?何ですか?」
他の事務所のP「……」
P「……?……先輩?」
他の事務所のP「…………いや、なんでもない。とりあえず、もう安心だと思うんだけどな」
P「ならいいんですけど……でも、病み上がりなんですから気をつけてくださいよ?」
他の事務所のP「ああ。お前も気をつけとけよ」
P「あはは、体だけは丈夫なんで心配しないで下さい」
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前に少し途中まで書いたやつです
すんません
スタスタ
P「はぁ……」
P(随分飲んじゃったなぁ……明日も仕事だし早く寝よう)
ムズッ
P「……ふ」
P「ふ、ふぁっきし!!」ブシュン
P「う、うぅ……?」ズズ
P(なんだ?なんだか体がむずむずする……やばい……先輩の病気が移ったかなぁ)
P(アイドルにうつりでもしたら大変だ……早く帰って暖かくして寝よう)
……【翌日】
―事務所―
ガチャ
ちひろ「おはようございます」
P「あ、おはようございまーす」
ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん。今日も早いですねぇ」
P「はは、さっき来たばっかりですよ…………あ、は、ふ」
P「ふぁっきしょう!」プシュン
ちひろ「わっ!……風邪、ですか?」
P「う、うーん……どうなんでしょう。熱も無いですし、体もだるいわけじゃないですし」グスッ
ちひろ「でも風邪は唐突にやってきますからね、気をつけてくださいね?」
P「御心配かけてすみません。マスクしておこう」ゴソゴソ
ちひろ「それじゃ、私も早速仕事に取り掛かりますね」
P「あ、はい」
ちひろ「~♪」カタカタ カチカチ
P(よし……それじゃ俺も引き続き)
P(仕事…………を……)
P「……」
ちひろ「ふんふー……♪」カタカタ
P「……」
ちひろ「……ー♪」タン カタ、カタカタ
P「…………」
ちひろ「ふんふふーふー……♪」カタ カタカタ
P「………………」
ちひろ「あ」
クルッ
ちひろ「そうでした、プロデューサーさん。お茶を淹れましょう」
ちひろ「か――……?」
P「……」モゴモゴ
ちひろ「……プロデューサーさん?」
P「……えっ?あっ、はいっ!?」ビクッ
P「え……あれ?あ、どうしました?」
ちひろ「……大丈夫ですか?なんだかボーっとしながら口をもごもごさせてましたけど」
P「え、本当ですか?す、すみません、なんだか急にボーっとしちゃって……」
ちひろ「本当に大丈夫です?今日は休んだ方が……」
P「いやいや!大丈夫、大丈夫ですから!」
ちひろ「そうですか……?じゃあ、お茶淹れますね?」
P「はい。すみません、お願いします」
スタスタ
ちひろ「そういえば新しいお茶の葉が手に入ったんですよ――」ゴソゴソ
P「……」
ちひろ「それに社長の御友達からも美味しいお茶菓子を頂きまして――……」カタン
P「……」
P「…………」
P「………………」
P「…………………………」
P「ペロ……」
ちひろ「これがとっても美味しくてですね――……」カポン
ちひろ「よいしょっと」カタン
ちひろ(よし、それじゃ給湯室に――……)
ギュッ…
ちひろ「……――え?」カラン
P「……」
ちひろ「……え?え?プ、プロデューサー、さん?」
P「……」
ちひろ「あ、あのっ!ちょ、ちょっと、近っ……」
ちひろ(え?え?なんで?)
ちひろ(私、プロデューサーさんに後ろから抱きつかれてる?え、嘘)
ちひろ「あ、あ、ああ、あのぉっ……!?プロデューサーさん」
P「……」
ちひろ「ちょっ、な、なんで……とりあえず、離れ」
チュリッ
ちひろ「…………っ!!?」
P「……」
ちひろ「プ、プロデューサーさん……い、いまっ」
ちひろ(わ、私のうなじ……!舐め――……!!)
P「……ペロ……」
チュッ プュリ
ちひろ「あ、ひぅっ…………~~~~っ!!!!?」ゾクゾクッ
P「ペロ……ペロ……」
チュピッ レリッ
ちひろ「ひ、あ……っ……!っう、やぁっ……!」
ちひろ(な、なにこれ……な、なんで?なんでぇっ?)
ちひろ「っ!!プロデューサーさんっ!!」
ガバァッ
ちひろ「やめてくださいっ!こんなっ……!!」
ちひろ「…………」
ちひろ「…………プロデューサー、さん?」
P「……う……!!」ブルブル
ちひろ「プロデューサーさん……?あの、大丈夫ですか?」
P「はぁっ……!はぁっ……!!」
P「……あ、れ?ちひろさん?」
ちひろ「……プロデューサーさん、あの……今のって」
P「え、なん、です、か……?今、の……?」
ちひろ「……え?」
P「お茶菓子の事ですか……?うっ……」
ちひろ「プロデューサーさんっ!?」
P「う……す、すみません……」
P「なんだか……さっき、急に視界が真っ暗になって……」
ちひろ「…………ほんとに、ですか……?」ジト
P「?は、はい……」
ちひろ「なら、いいんですが……」
ちひろ(眩暈がして寄り掛かられただけ、なのかなぁ……)
P「って、わわっ!?すいません!寄り掛かってました!?」バッ
ちひろ「いえ、それはいいんです。けどやっぱり様子がおかしいですよ?」
P「う、うぅん、確かにさっきからちょくちょく意識が朦朧と……」
ちひろ「もう本当に休んだ方が」
P「でも仕事がありますし……それにもう今は平気ですから」
P「昨日珍しく早上がりで仕事仲間と飲みに行ったので、多分その疲れが残ってるだけですよ。きっと」
ちひろ「だったら良いんですが……」
P「心配かけてしまって申し訳ないです」
ちひろ「そんな。私は全然……でも絶対に無理はしないでくださいね?また辛くなったら言って下さい」
P「はい、ありがとうございます」
…………
スタスタ ガチャ
P「只今戻りましたー」ガサガサ
スタスタ
P「ふう……」
P(外ではなんともなかったな。やっぱり少し疲れてるだけだろ)
杏「おかえりプロデューサー」
きらり「あー!Pちゃんおっすおっす☆おかえりなさーい!」
P「ん?ああ、ただいま二人とも」
きらり「お仕事だったのかにぃ?」
P「ああ。さくらテレビにちょっと打ち合わせにね」
杏「お、なになにそのコンビニ袋。飴?」
P「残念、飴じゃないぞ」
杏「ぶーぅ、杏は飴を要求しまーす」
P「後でやるって」スタスタ
杏「今欲しいー」
きらり「じゃあきらりがあげゆ!あーん☆」
杏「お、ありがと。んむ」コロリ
―給湯室―
コトン
P「……っぷはぁ……」
P(一応風邪薬とドリンク剤は補給しといた。これで大丈夫だろう)
P(しっかし、俺も疲れてるのかなぁ……眩暈なんて今まで無かったのに)
P(とりあえず、俺が倒れでもしたらアイドルの皆やちひろさん、トレーナーさん達、社長にも迷惑がかかるからな)
P「うしっ!!」パンッ!
P(気張れ俺!気合だ気合!)
ガチャッ
「あれ?プロデューサー?」
P「え?」クルッ
凛「どうしたの、こんな所で」
奈緒「あ、Pさんだ」
卯月「おつかれさまです!」
未央「プロデューサー!おっつかれー!」
加蓮「あれ?なに飲んでるのPさん?」
P「みんな……ってこれはその」サッ
卯月「あ!風邪薬とドリンク剤飲んでます!」
P「って卯月!ちょ」
奈緒「えっ?Pさん、風邪なのか?」
凛「ちょっと……大丈夫なの?」
加蓮「しょっちゅう私の体の心配してるくせに、自分の体が悪くなったら意味ないじゃん!」
P「いや、大丈夫!大丈夫だから!さっき少し立ちくらみがしただけだって」
未央「とか言ってまた無理してるんでしょ!」
卯月「プロデューサーさん、無理は駄目ですよ?」
P「大丈夫だって、ほんと」
ドクンッ
P「……――――に……」
グラッ
P「……っう……ッ!!」
一同「「「「!!!!?」」」」
凛「プロデューサー!?」
卯月「プロデューサーさんっ!」
P「……っ」
P(なんだ、これ)
P(こいつらを、見た途端、頭、が)
ドクンッ
P「ッ……!!」
P「すまんっ……!」
ダッ バタン!
奈緒「あっ!Pさん!」
未央「どうしたんだろ……すごくふらついてたよね?」
凛「……」
―トイレ―
バシャバシャ!
キュッ…
P「……ふー……」
P(顔を洗ったらスッキリしたぞ……)
P(だけど、なんなんだこれ……ただの眩暈とは違う気がするんだけど)
P(なんというか、気分が悪いというよりは、意識が遠のいていく感覚が……)
P(……とりあえず出るか)
ガチャッ
P「はぁ……」
P(ちひろさんの言う通り少し休んだ方がいいのかなぁ。いや、でもなぁ)
「プロデューサー」
P「え?……あ、凛」
凛「どうしたの?急に飛び出して」
P「う、いや、なんでもないんだ。また少し立ちくらみがしてさ。顔を洗ったんだけど、もう平気」
凛「……本当?」ズイッ
P「!」
P(凛、ちょっと顔が近すぎ――……)
ドクンッ
P(……――――ッ……!!?)
凛「……やっぱり顔色悪いよ。プロデューサー」
P(なん、だ)
P(凛が、近くに来た、途端)
凛「心なしかクマもできてるし」
P(いし き )
P( が )
凛「ねえ、プロデューサー。やっぱりちゃんと休んだ方が」
P( と お く )
P( ぺ )
凛「……聞いてる?」
P( ろ )
ギュッ
凛「い…………」
P「……」
凛「……へ?」
P「……」
凛「プロ、デューサー?」
P「……」
凛「……」
凛「えっ、あのっ、あれ」
凛「なんで、え?いきなりどうしたの?えっ」
凛(嘘、プロデューサーが抱きついてる?私に?)
凛(あれ?嘘でしょ?あれ)
P「……」
凛「ちょっと、あの、プロデューサー……!」
凛「え、ええっと、ここここじゃ、人に見られるかも、し、しれないから、さ」
P「……」
凛「と、とりあえず、一旦はなれ――……」
ペチュ
凛「……っ!!!?」
バッ!
凛「……」
P「……」
凛「……え」
P「……」
凛「プロデューサー、今……」
P「……」
凛「……」
凛「……私、の首……」
凛「…………………………舐め、た?」
P「……ペロォ」
ヒュオゥァッ!!
ガシィッ!!
凛「!?」
P「……ペロ」
凛(なに、今のスピード……!)
凛「ちょっ……プロデューサー!離して……!」グッ
P「ペロォ」ギュゥッ!
凛「っ!?」ググッ!
凛(な、なにこの力。ビクともしない)
凛「ちょっとプロデューサー。離して。ふ、ふざけてるんなら私怒るよ――……」
チュリッ
凛「っ!?」
P「ペロペロ」
凛(首筋っ!舐められて……!?)
凛「ちょっ!何してっ……!!」
ペチョッ
凛「……~~っ!!?」ビクンッ!!
凛(や、だ。何、これ)
凛(嘘、プロデューサーに舐められた所がっ……痺れて)
P「ペロペロペロ」
凛「っ……っ!」ゾクゾクッ!!
凛(え、やだやだ、痺れたところから、電気走って頭に)
P「……ペロハプゥッ!」チュパァッ
凛「ひ、やぁはっ……!?」ガクガク
凛(声が……!勝手に……)
凛「プ、プロデューサー……!だ、だめ」
P「ペロペロォ!!!」チュピュオッ
凛「やっ……!あぁっぅ!」ガクガクッ
凛(なんで……?ただ、舐められてる、だけなのに)
凛(体、全然っ……いう事きかな……)
凛(だめ、何も考えられなく……だめっ)
凛(立ってられな――……)
P「……凛」
凛「え……」
P「…………可愛いよ。凛」
凛「…」
凛「……」
凛「…………」
凛「………………は」ゾク
凛「はん……そく……!……それぇっ……!!」ゾクゾクッ!!
P「ペロォ!!」ハブチュゥ!!!
凛「やっ……!?……ゅ~~~~~~っっッ!!!!!」ビクンビクンッッ!!
凛(あ……意識、が……)
凛(や……………………あ)
トサッ
凛「っ……っ……!」ビクンッ ビクッ
P「……」
クルッ
P「ペロォ」ジュルリ
スタスタ
みく「で?今日は何を作ってきたんだにゃ?」
かな子「今日はね、愛梨ちゃんと二人で合作してきたの」
愛梨「えへへ、自信作のアップルクランブルケーキだよー!」
みく「それは楽しみにゃ!早食べたいにゃー!」
愛梨「うん!あ、そうだ。Pさんにも食べてもらわなきゃ」
かな子「そうだね。でも見当たらないね、プロデューサーさん」
みく「いつもどおりお仕事じゃないのかにゃあ」
―給湯室前―
スタスタ
かな子「でもさっき帰って来たって杏ちゃんが言ってたよ?」
愛梨「トイレかな?」
みく「まあPチャンもそのうちひょっこり出てくるはずにゃ!まずは」
ガチャッ
みく「ゆっくりお茶でも淹れ…………え?」ピタッ
奈緒「あ……っ……!」ビクンビクン
加蓮「ふぁ……うぁ……!」ガクガク
未央「や……はっ……!」ピクンッピクンッ
ジリッ…
卯月「や、やめて……やめてください……!プロデューサーさん……!」フルフル
P「ペロォ……!」コォォォォォ
みく「えっ!?ちょ、ちょっとなんなのにゃこれ!」
愛梨「奈緒ちゃん、未央ちゃん、加蓮ちゃん!大丈夫っ!?」
かな子「卯月ちゃん!プロデューサーさん!?どうしたんですか!?」
卯月「っ!みんなっ!」
P「ペロハハァ!!」ダッッ!!
みく「あっ!卯月ちゃん!」
卯月「えっ?」
ガシィッ!!
卯月「!!」
P「……ペロ」
卯月「や……だ、だめです……!プ、ププ、プロデューサーさん……!」ガタガタ
愛梨「Pさん!?」
かな子「一体何を」
チュプリ
卯月「ひ……やぁぁぁっ~~っ!!」ゾクゾクゥ!!
みく・かな子・愛梨「「「!!!?」」」
P「ペロ、ペロ」チュルッ チュプッ
卯月「やぁぁっ!やですっ……!くびす、じっ……!なめ、ないでぇっ……くだ、さ」
P「ペロォ」リュリュン
卯月「ひっ……!?……う~~~~っ!!」ビクンッ!!
みく「なななななな何をやってるにゃああー――!!!」
かな子「ププププロデューサーさん!?」
愛梨「だ、だめです!なんだかそれだめです!だめですそれぇっ!!」
卯月「はぁっ!はぁっ!やぁっ、いうぅっ!あっ……ん!」
P「ペロァペロェ」プュプン
卯月「きゃっ!!!うっ!あ、ん……~~~~っ!!は、はなし、て、くらさっ……!」ググ
サワッ
卯月「っ!!?」
P「ペロペロ」ペロペロサワサワ
卯月「やっ!!?う……っ!!うあっ……!!やぁぁぁぁっ……!」ビクンッビクンッ
卯月「ふ、ふとも、もは、触っちゃ、だっ……め、ですぅ……!」ピクン
P「……卯月」ボソッ
卯月「!!」
P「…………卯月、可愛いよ」
P「卯月のふとももで……幕府を作りたい」
卯月「……っ…………あっ……ん……プ、ロデュー……」
P「……ペロォ!!!!」チュポオオオ!!
卯月「ひっ!!!?やああああっっ!!!」ビクンビクンビクン!!!!
ガクッ
卯月「……プロ……りゅーさー、さ…………っ……っ……」ビクンビクン
みく「う、卯月チャン!?」
みく(気を失ってる……!?)
P「……」
トサッ
ザッ!!
みく「にゃっ!?」
愛梨「ひゃっ!?」
かな子「ひっ!」
P「……」
クルッ
P「……ペロォ」
…………
チュバッ!!ペロ!!ペロゥ!!
みく「い、や……あっ!!」
みく「だめ、Pチャン、みくは、みくはぁ……っ!!」
みく「やめてっやめてぇっ!!あかん……っ……!あはあああっ……!」
ペロォン!!チュチュンホォ!!ペロリ!
かな子「やめてっ!!やめてください!!やだぁっ!!」
かな子「ひっ!?やだっ!!おなかやめてくださっ……ああんっ!!」
かな子「あっ!おへそ、やだっ!!あっ!あっ、んっ……!」
かな子「あっ!あっ!やぁっ……!ん、きゅぅ……!!」
ペロペロペロペロ!!!!
パブリチュゥ!!
愛梨「P、Pさんっ!あっ!だめですっ、そんなっ!あああっ」
愛梨「か、らだ!あつくてっ……ぬがせて、くださっ!ぬがせてぇっ!」
愛梨「ぬが、せてぇっ!ぺろぺろっ……されたらっ!あつく、て!おかしくなっちゃう!ぬがせてぇっ!」
愛梨「あついですっ!あぁぁっ!!やっ、おまた、あつくてっ……!やだっ!やだぁぁぁっ!!!」
…………
ガクッ
愛梨「ひゃ……や……!」ガクガク
P「……」
ソッ… トサッ
クルッ
P「…………ペロ」ジュルリッ
――――――――――――
きらり「杏ちゃん、飴おいすぃー?」スリスリ
杏「おいひいよー。頬ずりするのやめなって」ピコピコ
きらり「んしょっ。ちょっとお花を摘みに行ってくるにぃ☆」
杏「ん。いてらー」ピコピコ
スタスタ
杏「……」ピコピコ
チュドーン
杏「あ、死んだ」ピコ
杏「あーもう、最初からやり直しだよー!」
ポスッ
杏(もうめんどくさい。寝ようそうしよう)
杏「ふぁぁ……ふう」
スタスタ… ザッ
……ナデ…
杏(ん……きらり?)
杏「きらり、トイレ早くない?」クルッ
P「……」
杏「え……?あれ、プロデューサー?」
P「……」
杏「珍しいね、プロデューサーが撫でてくるなんて」
杏「っていうかどしたのさ?急な仕事?なら行かないよ?」
P「……」
杏「ちょ、真顔で黙り込まないでよ。怖いってば」
P「……」
杏「……プロデューサー?」
ガバァッ!!
杏「!!!?」
P「ペロァ!」
杏「ちょっ!ちょ、まっ!!」
P「ペロアンア!」ペロペロ
杏「い、いきなり何ッ、ってぎゃ―――――!!!何舐めてんのさ!!!気持ち悪いってぇ!!!」ジタバタ
P「ペロペロペロペロ」
杏「やめってってば!うあ、キモイキモイキモイよプロデューサー!なんでいきなり」
ゾク
杏「…………――!」
グイッ!
杏「っ……ちょっと!本当にやめてよプロデューサー!」
P「ペロ?」
杏「ペロ?じゃないよ、これ立派なセクハラだよ!なにやってんのさ!」
P「……」
杏「……プロデューサー?」
ズイッ ガシッ
杏「!」
P「ペロペロ」ペロペロ
杏「うがぁっ!や、やめてって言ってるじゃん!ほんときもいってそれ!」
P「ペロペロ」ペロペロ
杏「だからやめてって――……」
ゾクゾク
杏「っ」
杏「やめてぇっ!」
ガバァッ!!
杏「はぁっ……はぁっ……!」
P「……」
杏「……っ」
P「……」
杏「……な、何してんの、プロデューサー」
杏「何か変だよ……おかしくなっちゃったの?」
杏「冗談でもこんな事するなんて……いつものプロデューサーじゃ……」
P「……ペロ」
杏「え?」
ジリッ
P「ペロ」
杏「……やめて」
P「ペロォ」
杏「やめてってば。やめてって言ってるじゃん、何度も」
P「ペロォオ」
杏「……っ!やめてぇ!来ないでっ!」グイッ
P「ペロォォオオ!!!!」
杏「やだっ!嫌ぁっ!!!」
P「ペロオオオオオオオオ!!!!!!!」
…………
……
…
・
スタスタ
きらり「凛ちゃん、だいじょーぶー?」
凛「や……はっ……」ピクンピクン
きらり「トイレの前で寝てちゃ風邪ひくよー?もうすぐソファまで運ぶからにぃ☆」
トサッ
凛「……」
きらり「うー、大丈夫かな?……そーだ☆Pちゃんに相談すればいいんだにぃ☆」
スタスタ
きらり「杏ちゃん、Pちゃん見なかった――……」
P「ペロオ、ペロオ」ペロペロ
杏「あっ……やぁっ……らめ……っ……!!」ビクンビクン
きらり「んん?」
P「ペロペロ、ペロ」ペロペロ
きらり「Pちゃん?なにしてゆのー?」
P「ペロ」ピタッ
クルッ
P「……」
杏「は……うぁ……」ピクピク
きらり「あ!Pちゃん杏ちゃんに抱きついてゆー!やばーい☆」
きらり「きらりもはぴはぴすゆー☆」タッタッタ
シュバッ!!ガシッ!
きらり「へ?」
P「ペロ」
きらり「へっ?Pちゃん?」
P「……」
きらり「どしたのー?いきなり抱きついて来ちゃって」
きらり「はぴはぴすゆ?」
P「……」
ギュゥゥウ
きらり「にょわ!?」
P「……」
きらり「うきゃー☆Pちゃんからはぴはぴしてくるなんてやばーい!」
P「……ペロ」
きらり「んー?なにPちゃん、もっとはぴはぴすゆn」
ペロ
きらり「!」
P「ペロペロ」
きらり「あははっ!Pちゃん!?どしたのー☆くすぐったーい!」
P「ペロペロ」
きらり「うきゃー!くすぐったいにぃ!Pちゃん!」
P「ペロペロ」
きらり「あはははー!Pちゃんちょっとタンマー☆くすぐったすぎゆー!」
P「ペロペロ」
きらり「Pちゃんてばー!あはっ!あははっ!」
P「ペロペロ」
きらり「あはははっ、んもー!だめぇ!おイタがすぎゆにぃ」グイッ
P「ペロペロ」
きらり「あはっ、はふっ、はははっ!こらーPちゃん!」グイィッ
P「ペロペロ」
きらり「はぴはぴしすぎぃ!こーら!はは、あふっ」グイィィ
P「ペロペロ」
きらり「だめだっていってるでしょー☆こ、らぁっ、Pちゃん」ググ…
P「ペロペロ」
きらり「んもー☆だめ、だってば、はなれっ、て」ググッ
P「ペロペロ」
きらり「……はなれて、Pちゃん、おねがいっ、だから」グググ
P「ペロペロ」
きらり「……んはっ、あっ……」
きらり「……っ…………!!!」
P「ペロペr」
きらり「……やだぁっ!!!」
ドン!!!!
P「ゴエェッ」ゴキイッッ
ガシャァァァン!!!
パラパラ…
きらり「……あ」
P「……」
きらり「ぴ、Pちゃん!!?ごめんにぃ!!」
タッタッタ
きらり「Pちゃんだいじょーぶ!?今変な音したよ!?ほんとにごめんなさいー!」
P「……」
きらり「いきなりPちゃんがあんなことするから、きらりちょっとびっくりしちゃったんだにぃ……」
P「……」
ムクッ
きらり「あ!Pちゃん!だいじょうb」
ガバァッ
きらり「!?」
P「ペロペロォ!!」ガシィッ
きらり「Pちゃん!?」
P「ペロペロペロペロ」
きらり「っ!Pちゃん!落ち着くにぃ!」
P「ペロペロペロペロ」
きらり「だめ、Pちゃっ……!」
P「ペロペロペロペロ」
きらり「あっ、く……ふあっ!」
P「ペロペロペロペロ」
きらり「だめ、……はっ……ぁ!!」
P「ペロペロペロペロ」
きらり「やだぁっ!!」
ドン!!
P「ペラウバ!!!」ゴキャウッッ
ガッシャアアアアアアン
きらり「あ……ご、ごめんなさっ」
ガラッ……
きらり「え……」
P「……ペロ」
きらり「っ……」
P「ペロオ!!!!」
シュバァッ!!
きらり「いやっ」
P「ペロアアアアアアア!!!!!」
きらり「いやあああっ!!!!」
ドオン!!
P「ペゴオッ!!」ガギォェッッ
ガッッッッシャアアアアン!!!!
パラパラ……
きらり「はぁ……はぁ……」
パラパラ…
きらり「はぁ……ぴ……P…………ちゃん……?」
パラ…
…
・
ゴトッ
きらり「……」
「……」ゴトゴトッ
きらり「…………」
「……」ガタンッ…
きらり「………………あ」フル
「……」ムクリ
きらり「あ……」フルフル
P「……ペロォ」ニコォォ
きらり「あっ……あ、あ……あっ……!!」ガタガタ
スタスタ
イヴ「美嘉さん、本当にこんな沢山服を頂いていいんですかぁ~?」
美嘉「いいのいいの★イヴ、あんまり服持ってないんでしょ?」
イヴ「ありがとうございます~。なんてお礼したらいいか」
美嘉「気にしない気にしない!体型もそんなに変わらないし。タンスの肥やしになってたやつだから」
イヴ「本当にありがとうございます~」
ノソノソ
莉嘉「ブリッチャン!もうすぐ事務所だよがんばれー☆」
ブリッツェン「ブモー」
美嘉「こら莉嘉ー?もうブリッツェンに乗るのやめな?重そうで可哀想だよ」
ブリッツェン「ブモ」
イヴ「『全然大丈夫』だそうですよ~」
美嘉「わかるんだ……でも莉嘉、本当にブリッツェンの事好きだね」
莉嘉「うんっ!」
イヴ「うふふ……☆」
―事務所入り口―
スタスタ……
美嘉「そんなに好きならもうブリッツェンと仕事組んでもいいかもね」
莉嘉「え!?ブリッチャンもアイドルデビュー!?すごく楽しそう!」
イヴ「素敵です~☆」
ブリッツェン「ブモー」
美嘉「あはは、プロデューサーに話してみたら?たぶんもう事務所いるでしょ」
イヴ「この時間はもう帰ってるって言ってましたね~」
莉嘉「うん!あ!お姉ちゃん、事務所のドア開けて!ブリッチャン入れない!」
美嘉「はいはい」
ガチャッ
莉嘉「みんなー!おっはよ……」ピタッ
ブリッツェン「ブモ?」ピタッ
美嘉「え?どうしたの?いきなり止ま――……」ピタ
イヴ「莉嘉さん?美嘉さ――……」ピタ
亜子「ふぁ……あっ……!!」ビクンビクン
泉「ふっ……くぅ……ん……!」ビクッ!ビクッ!
P「ペロペロペロペロペロペロ」ペロペロペロペロ
さくら「やあああっ……あ、やああ……!!」ビクンッ!!ビクン!!
莉嘉「」
美嘉「」
イヴ「」
ブリッツェン「」
P「ペリオォ!!ペロァ!!」ペロペロペロペロ
さくら「やめてぇっ、やめてぇ」ビクンビクン
美嘉「え、なにこれ」
美嘉「……」
美嘉「……」
美嘉「いや何やってんのホント!!!?」
莉嘉「P、Pくん!?」
イヴ「Pさん、何を……」
泉「さ……三人、とも」フルフル
美嘉「!イズミン!大丈夫!?」ダッ
泉「に……逃げ、て」
美嘉「逃げてって……何から!?」
泉「はぁっ、はぁっ……Pから……Pから逃げて……!」
美嘉「え……?」
泉「今の、Pは……Pじゃ、ない……!」
莉嘉「PくんがPくんじゃないって!?」
イヴ「いったいどういう事ですか~!?」
泉「私にも、わからない……けれ、ど……んんっ!!」ビクン
泉「Pに、舐められたら……舐められ、たらっ……!!」
美嘉「舐められたら……?」
ザッ
美嘉「え?」
泉「……え?」
P「ペロ」
泉「あ……あ……!!」
美嘉「ちょ、プロデューサー!どしたのこれ」
P「ペハハァ!!!!」ガバァッ!!
ハプゥ!!!!
泉「やあああああ!!!!!」
美嘉「は」
ベブチュウ ペロポォ!!!!
泉「あああっ!!!!?あああああ~~~~~っ!!!!?」ビクンビクンビクン!!!!
P「ペロォ、ペロォ」
美嘉「え……!?え……!!?」
莉嘉「ふええ……!!!」
イヴ「Pさん!?Pさん~!?」
ペロォ!!ペロォ!!ペロォ!!
泉「ひぷっ!!あやああっ!!!!やだぁぁっ!!やめひぇ、やだあああ!!!!」ビクンビクンビクン!!!!
P「ペロペロペロ!!!!ペロペロペリア!!!」
泉「ひっ!ぐっ!!やはああっ!!」
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロ
ペロペロ
ペロ
ペ……
ドサッ
泉「っ、っ、っ、っ」ビクンッ!!ビクン!!
美嘉「ひっ……ひぃ……!?」ガタガタ
莉嘉「ふええ」ガタガタ
イヴ「はわわ」ガタガタ
P「ペロ……」
P「やんごとなきロジカルの味、知識の泉」
P「ペロホホォ」
美嘉「……!!?」ガタガタ
クルッ
P「……ペロォ」ニコォ
美嘉「ひっ!!」
莉嘉「おねえちゃん!!PくんがいつものPくんじゃない!!!」
スタスタ
P「ペロペロ」
莉嘉「わああ!こっち来たよ!!」
美嘉「ちょ、ちょっとプロデューサー!!落ち着いて!!」
イヴ「Pさん!!正気に戻って下さい~!」
シュバァッ!!
三人「「「!?」」」
P「ペロオ」
美嘉「えっ!?何!?」
美嘉(一瞬でプロデューサーが後ろに……!?)
イヴ(退路を絶たれました……!!)
莉嘉「P、Pくぅん……?」ビクビク
P「ペロ」ジリッ
莉嘉「目、目が怖いよPくん……!?」
P「ペロォ」ジリィッ
莉嘉「や……」
シュバァ!!
P「ペロォォ!!!!」
莉嘉「やあああああああ!!!!!!」
ズザァ!!!!
P「!!?」
三人「「「!!」」」
ブリッツェン「ブモー!」
莉嘉「ブリッチャン!」パァァ
美嘉「ブリッツェン!守ってくれるの!?」
ブリッツェン「ブモ!」
イヴ「わあ、たのもしいです~!」
P「……」
ブリッツェン「……ブモォ」
美嘉「プロデューサー!正気に戻って!こっちにはブリッツェンがいるんだよ!プロデューサーに勝ち目は無いんだから!」
莉嘉「いつものPくんに戻ってよー!!」
P「……」
ブリッツェン「ブm」
シャバァッ!!
ガシィッ!!
ブリッツェン「!!!?」
三人「「「!!!!?」」」
P「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」
ブリッツェン「ブ、ブモオオオオオ!!!!!」
美嘉「え!?ブリッツェンにも!?」
莉嘉「ぶ、ブリッチャ――――ン!!!!」
ブリッツェン「ブモォ!ブモオ!!」
P「ペロペロペロペロ」
ブリッツェン「ブモッ!ブモモォ!!」
P「ペロペロペロペロ」
ブリッツェン「ブモッ!ブモッ!!」
P「ペロペロペロペロ」
ブリッツェン「オオォ、テクニシャンヌ」
三人「「「!!!!!?」」」
ドオオン!
ブリッツェン「 」ビクンビクン
イヴ「ブ、ブリッツェン!!ブリッツェ――――ン!!」
莉嘉「うあああん!ブリッチャンがー!」ダッ
美嘉「あっ!莉嘉だめっ!!」
ガシィッ!!
莉嘉「!?」
P「ペロォ」
莉嘉「Pくん!?や、はなしてーっ!!」
美嘉「莉嘉ぁっ!」ダッ
P「ペロ!」
ガシィッ
美嘉「きゃああ!!?」
莉嘉「おねえちゃあん!」
イヴ「莉嘉さん!美嘉さ~ん!!」
P「ペロペロォ!!」ペロペロペロペロペロペロ
美嘉「きゃっ……ひぃい"っ!?」ビクン!!
莉嘉「あっやっ、はぁっ……~~ぁッッ!!!」ビクン!!
イヴ(ふ、二人いっぺんに!!!)
美嘉「やだぁっ、やだっ、やめ!やあっ!!!」ゾクゾク
莉嘉「いやぁっ!!!はっ、うっぁ!」ゾクゾク
P「ペロペロペロペロ」ペロペロペロペロペロ
イヴ「あ……あっ……!」フルフル
イヴ(Pさんが、Pさんがおかしくなっちゃいましたっ……!!)
イヴ(だ、だれかっ……助けを、呼ばなきゃっ)
P「ペロ……」
ピタ…
美嘉「ひ……あっ……!!」ピクンッ ピクンッ
莉嘉「ひゃ……や……」ピクンッ ピクンッ
P「……美嘉……莉嘉……かわいいよ」
P「その悪戯な笑顔だけで…………――世界はこんなにも輝くんだ」
P「それが年貢の納め時だよ」
P「ペロォ!!!」チュポオ!!
美嘉「…………っっ!!!!!!」ビクンビクンッ!!!
莉嘉「やああ――――――っ!!!!!」ビクンビクン!!!!
ガクッ
美嘉「ひゃ……や……」
莉嘉「は、あ、ふぁっ」
P「……」
クルッ
P「ペロ」
イヴ「ひっ!?」
イヴ(あ、立てません、腰が抜けて――……)
ザリッ
P「……ペロ」
イヴ「や、やぁっ」
P「ペロペロ」
ジリッ
イヴ「Pさん、目を、目を覚ましてください~っ」
P「……」
イヴ「……っ」ビクビク
P「……異国情緒」
イヴ「!?」
P「異国情緒溢れる……鎖骨」
イヴ「!!?」
スタスタ
P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!」
P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!!!」
P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!!!!!!」
イヴ「やです!!Pさん!Pさあん!!!」
P「イヴの異国情緒溢れる鎖骨ンェ!!!!!ペロペロンェ!!!!!!」
イヴ「や、やああああ――――っ!!!!!」
…………
……
…
・
P「……はっ!?」
シーン…
P「……?」
P(あ、あれ?事務所、だよなここ)
P(え?俺さっきまで、トイレの前で凛と話して――……)
ズキン!
P「あっ……ぐ!」
P(なんだ?トイレからここまで移動した記憶が)チラッ
P(無――……)
イヴ「はぁっ……あ……!」ビクンビクン
美嘉「ぁ……やぁ……」ビクンビクン
莉嘉「ひっ……ぅ……!」ビクッ ビクッ
忍「やだ……やら……」ピクピク
柚「はぁっ、あ、はぁっ」ビクンビクン!
穂乃香「ひっ……ひっ……!」ビクゥンビクゥン
あずき「ふぁ……あっ……」ビクンビクン
若葉「すー……すー……」zzz
千奈美「はぁっ……はぁっ……!」ビクンビクン!
雅「ふ、ぅん……んっ……!」ピクピク
P「……――――みんなっ!!!?」
P「みんな!!?ど、どうした!!!大丈夫か!!!」
凛「……ぷろ……」
P「!!」
ダッ
P「凛!!大丈夫か!!?何があった!?」
凛「ぷろ……でゅっ……んあぁっ!」ビクン!!
P「凛!!り――――ん!!!!」
P「待ってろ!今救急車を――……」
ドクンッ
P「……!?」
ガクッ
P「……?……!?」
P(な、なんだ)
P(なんか、変な記憶が)
P(……変な記憶と一緒に、衝動が)
P(な……え?)
P(これ……俺?)
P(俺が……やったのか?)
ドクンッ!!
P「ぐぁっ!!?」
ガクゥッ
P「っ、あ、ぐぅっ……!!!!?」
ガチャッ
蘭子「煩わしい太陽ね!!(おはようございます!)」
飛鳥「おはよう、みんな」
P「ぐぅぅっ!!!!!」ギリギリギリ!!!
蘭子・飛鳥「「!!!?」」
蘭子「プロデューサー!?」ダッ
飛鳥「P!?どうしたんだい!!」ダッ
ザッ
飛鳥「凄い汗だ……!……ってなんだい!?この事務所の惨状は!?」
蘭子「ふぇぇ!?み、みんなどうしたんですか!?(ふぇぇ!?み、みんなどうしたんですか!?)」
P「ふ、ふたり、とも」
ドクンッ!!
P「がぁ……っ……!!?があぁぁぁぁ!!!!!」
飛鳥・蘭子「「!!?」」
飛鳥「だ、大丈夫かいP!?P!!」
蘭子「救急車をっ」
P「ふたりっ、ともっ!!」
飛鳥「え!?」
蘭子「どうしたんですか!?」
P「俺からっ……!離れろ……」
蘭子「!?」
飛鳥「何を言って」
P「はやくっ……!!俺から、離れろっ……!!」
P「俺の、理性が!!……あるうちに!」
P「俺が……『俺で無くなる』前、にッ!!」
P「離れろ……!!」
P「俺から離れろ!!!!」
蘭子・飛鳥「「……」」
(( やだ…………かっこいい…… ))
P「は、はやくっ!!はやく、しろぉっ!!!!」
P「外に、出て!!!!助けを、呼べ!!!!」
ガシッ
P「!?」
蘭子「フフ……この魂は我が友だけのものではないわ……」
P「は!!!?」
飛鳥「世界がどうあろうと、ボクの君に対するクオリアは何ら変化しないさ」
P「は!!!!!!?いや何言ってんの!!!!?」
蘭子・飛鳥((――……一人には、させないよ……――))
P「いやマジで何言ってんだお前ら!!!!」
P「冗談じゃないんだ!!!!早く、しないと!!!!」
P「はやっ、近づく、なっ!!」
P「やめ、はなっ、れ……!!」
P「ぐぁ、がっ、あ!」
P「うあああああああああああ!!!!!!」
蘭子「!?」
飛鳥「P!?」
P「……」
P「……」
P「……」
蘭子「……プロ、デューサー……?」
飛鳥「P……?」
――――――――――
ペロペロ
乃々(前略、実家の両親へ)
ペロペロ
乃々(いかがお過ごしでしょうか。もりくぼです。あなた方ももりくぼです)
ペロペロ
乃々(私は何も変わりありません。元気でやっています)
ペロペロ
乃々(最初は嫌々だったアイドルも、今では楽しく、時々負けそうになりながらも続けています)
ペロペロ
乃々(今日もこうして机の下に潜り込み、身を潜めています)
ペロペロ
乃々(今日はなぜこうしているかといいますと、いつもと理由が少し違いまして……――さて、これが本題なのですが)
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
蘭子「いやあぁっ……!!い……あぁぁっ……!!あーっ……あーっ」ビクンッ!!ビクンッ!!!
P「ペロペロ」ペロペロペロペロペロ
乃々(この事務所むぅーりぃー……)
乃々(午前中のレッスンが上手くいかなかったので、いつも通りプロデューサーさんの机の下でうずくまっていたら)
乃々(仕事から帰って来たプロデューサーさんがいろんなアイドル達をしゃぶり尽くしているんですけど……)
乃々(なんなんですか……この状況は……)
飛鳥「ひぅ……はぁっ……!」ビクンビクン
蘭子「や、やめてぇ、プロデューサー……ぁ!!」
P「ペロペロ」ペロペロペロ
ガクッ
蘭子「ふぁ、あっ……!」ピクピク
乃々(ら、蘭子さんもやられてしまったんですけどぉ……!)
ガチャッ
乃々(!)
裕子「おっはよーございまーす!」
悠貴「おはようございますっ!」
裕美「おはようございます」
P「ペロォ」
三人「「「!!!?」」」
裕子「え、なんですかぁ!?コレ!」
悠貴「み、みなさんっ!大丈夫ですかっ!?」
裕美「プロデューサー!どうしたの皆!」
P「……ペロ」
裕美「……プロデューサー?」
ジリッ
P「ペロホホォ……」
裕美「ちょ……プロデューサー?目、怖いよ……ねえ、プロデューサー?」
乃々(あわわ……犠牲者がどんどん増えていくんですけど……)
輝子「の、乃々ちゃん」ボソッ
乃々「ひぃ!?」ビクッ
輝子「お、落ち着いて、わ、私だ……フヒ」ボソボソ
乃々「しょ、輝子さん……隣にいらしたんですね」
輝子「あれ……や、ヤバイな……」
乃々「は、はい……どんどん皆餌食になってしまってるんですけど……助けを呼んだほうが良いんでしょうか……」
輝子「……わ、私が行ってみる」
乃々「えっ!」
輝子「わ、私がテンションで押し切ってみよう……できるかも、しれない」
乃々「そんなの無茶だと思うんですけどっ」
輝子「見たところ……かわいいと、思うアイドルを、舐めてるみたいだ。Pは……」
輝子「ハイテンションの、時の私なら……舐められない、と、思う……フヒ」
スクッ
乃々「輝子さんっ」
輝子「の、乃々ちゃんは……助けを、呼んでて……い、行って来る」
ダッ
輝子「ゴートゥヘ――――ルッ!!!」
三人「「「!!?」」」
P「ペロ!?」
輝子「フヒヒヒヒヒハハハァ!!!!愉快な事してんじゃねぇかぁ!!!!!」
裕美「しょ、輝子ちゃん!?」
乃々(輝子さん……!頑張って!!)
輝子「ヒャッハァ―――――!!!!私にもかかって来てみろよ親友!!!!」
P「……」
輝子「フヒヒヒヒヒハァ!!!!!ハッハァ――――!!!!!」
P「……」
輝子「ヒハァ――――!!!!!ヒエッハァ――――――!!!!」
P「……」
輝子「ヒャハハハハハハア!!!!ヒャ、ヒャア」
ガシッ!!
輝子「!!!?」
P「……ペロォ」
輝子「ひゃ」
輝子「ひゃは…………P、P?」
P「ペロペロォ!!!!!」
輝子「ふ、ふ、ふひぃぃっ」
ペロペロペロペロペロペロ!!!
三人「「「!!!?」」」
P「ペロペロぺ!!!!」ペロペロペロペロ
輝子「ふひぁぁっ……!!や、やだぁっ!!!」ゾクゾク
裕子「ぷ、プロデューサー!?」
悠貴「な、何をやってるんですかっ!?」
裕美「駄目だよプロデューサー!!何やってるの!!」
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
輝子「ふはっ、!や、やだっやめ、あ!」
輝子「やめて、やめてやめてやだぁ―――っ!!」
ガクッ
輝子「ふ……ふあ……」ビクンビクン!
裕子「輝子ちゃん!輝子ちゃん大丈夫!?」
悠貴「しょ、輝子さんが倒れてる皆さんみたいにっ……!」
裕美「って、事は……」
P「ペロオ」ジュルリ
裕美「これ……プロデューサーがやったって事なの……?」
乃々(もうほんとむぅーりぃー……)
ザッ
P「ペロペロ」スタスタ
裕美「ひっ!?」
悠貴「こ、来ないで下さいっ!正気に戻ってくださいっ!」
P「ペロペロ」スタスタ
乃々(さ、三人があぶないっ……!でも、腰が抜けて動けないんですけど……!)
P「ペロペロォ!!!」
悠貴「い、いやですっ!!プロデューサーさん!!プロデューサーさぁんっ!!」
ザッ!!
悠貴・裕美「「!!」」
P「!」
裕子「安心して二人共!!」バァーン
裕美「裕子ちゃん!」
悠貴「ユッコセンパイっ!」
裕子「プロデューサー!一体どうしちゃったのか分からないけど、これ以上好きにはさせませんよっ!」
P「ペロオ?」
裕子「エスパーユッコにおまかせあれっ!」
裕子「悠貴ちゃん!」
悠貴「は、はいっ!」
裕子「まだ悠貴ちゃんは入ったばかりだから分からないかもしれないけど、プロデューサーはいつもはああじゃないんだよ」
裕子「あのプロデューサーがこんな事するわけない……!」
悠貴「ユッコセンパイっ……!」
P「ペロォ……」
裕子「プロデューサー!私が正気に戻してあげます!!」
裕子「さいきっく~……!ヒーリング!!」
P「ペロ!!」
裕子「ムムムムムム……!!!!」グググ
裕美「がんばって!裕子ちゃん!」
悠貴「頑張ってくださいっ!ユッコセンパイっ!!」
乃々(裕子さん、頑張って……!)
ダッ!
裕美・悠貴「「あっ!?」」
P「ペロオオオ!!」タッタッタ!!
乃々(あぶない!!)
裕子「ムムムムムムムムム!!!!!」ググググ!
P「ペロオオオオオオオオオオ!!!!」タッタッタ!!!!
悠貴「ユッコセンパイっ!!!!」
裕美「裕子ちゃん!!あぶない!!!」
乃々(裕子さん!!!!)
裕子「ッムムムムムムムムムムムム!!!!!!!」ググググググ!!!
裕子「曲がれぇ――――――――――!!!!!!!」
P「オエェ」バキボキグショポォ
裕子「あっ」
裕美・悠貴(( 曲がった ))
乃々(プロデューサーさんが)
裕美「なんでプロデューサーを曲げたの!!!!?」
裕子「つ、ついスプーンを曲げる癖で!」
乃々(あちこちがいけない方向へまがってるんですけど!!!!)
悠貴「きゃあああっ!プロデューサーさんがっ!プロデューサーさんっ!」ダッ
タッタッタ ザッ
悠貴「しっかり、しっかりしてくださいっ!」
裕美「悠貴ちゃん!揺すったらだめっ!救急車を――……」
バキッ ゴキゴキッ カコッ
悠貴「えっ?」
ガシッ
悠貴「えっ??」
P「……ペロォ」
悠貴「えっ……え」
裕美「悠貴ちゃんっ!」
裕子「逃げて!」
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
P「ヒャンヤァェ!!!!!!」ペロペロペロ
悠貴「いやああああああああっ!!!!!!」
裕子・裕美「「悠貴ちゃ――――――ん!!!!!」」
乃々(あわわわ……!!!あれで動けるなんて反則なんですけど……!!)
乃々(は、はやく、はやく助けを……!!)
………………
悠貴「あっ……はぁっ……やぁっ……んっ」ビクンビクン
裕子「ふぁ……ふぁっ……」ビクンビクン
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
裕美「やあっ、やめてっ、やめて、よぉ……!!!!」
P「ペロペロペロ」ペロペロペロ
裕美「わ、わらひなんて……なめて、も……おっ……!かわひく、なひのにっ」
P「……」ピタッ
裕美「……ふぁ……?」ハァハァ
P「裕美はかわいい」
P「俺は知ってる。お前の可愛い所、全部」
裕美「……プロ、デュー……さ……」
P「お前が可愛くないわけがないだろ」
P「頑張り屋な所も……優しい所も、お前がコンプレックスに思ってるその凛々しい目も」
P「全部全部、可愛い」
裕美「……!」
P「おかげで俺はデリシャスおじさんだ」
裕美「!?」
P「ペロォ!!!!ペロッホォ!!!!!」ガバァッ!!
<いやああああああああ…………
………………
裕美「あ……あっ……」ビクンビクン
P「……」
スクッ
P「ペロォ」
乃々「…………!」ガクガク
乃々(ここは地獄なんですか……!!)
P「ペロ」スタスタ
乃々「あっ……!?」
乃々(そ、そっちは……会議室の……)
乃々(会議室は……!!今、今!)
―会議室―
千枝「ここって、こうやって解くのかなぁ」
舞「この問題難しいね」
千佳「うあーん、わかんないよぉー」
ありす「ほら、夏休みの宿題を今日終わらせるんでしょう。頑張ってください」
乃々(子供たちが宿題を――……!!!!)
P「ペロペロ」スタスタ
乃々「……――!!」
ダッ
乃々「あっ、あのっ――……!!」
P「……」ピタッ
乃々「あ、あう、あうっ」
乃々(と、とっさに出てきてしまったんですけど……どうすれば……!!)
P「……」クルッ
乃々「ひっ!?」ビクッ
P「ペロォ……」ニコォ
乃々「はわ、はわわわわ」
P「ペロォ」ジリッ
乃々「ひっ!」
ダッ!!
P「ペロォォォ!!!!!」
乃々「ひぃぃぃぃっ!!!!!」
乃々(も、もう腹を決めるしかないんですけど……!!)
乃々(でも……――でも)
乃々(子供たちを、今のプロデューサーさんから守れるなら……!!)
ガシィッ!!!
P・乃々「「!!!!?」」
「まったく、好き勝手やってくれるね」ググググ
P「ペロォ」ググググ
乃々「あ……あぁっ……!」
「紳士の風上にもおけないね、プロデューサー」
「乃々ちゃんからメールが来て……冗談だと思って来てみれば」
「プロデューサーが本当に変態になってるとはね」
乃々「……――愛海さんっ!!!!」
愛海「かかって来なよペロリスト!!!!」
愛海「テクの年季を思い知らせてあげるッッ!!!!」
――だめでした――
愛海「いやああぁぁっ、やめへぇぇぇぇ!!!!」ビクンッビクンッ!!
P「ペロペロ」ペロペロ
乃々「ふぁ……っあっ……!」ビクンビクン
乃々(瞬殺だったんですけ……ど……)
乃々(でも……確かに、今……思えば……女子中学生の腕力じゃ……むぅーりぃー……)
乃々「はふ」ガクッ
愛海「やめ、てっ!やめてぇ!!もうやめてえぇぇ!!」
P「ペロペロペロ」ペロペロ
愛海「んぅぅぅぅぅ!!!!!」ビクビクビク!!!!
愛海(やだっ、なにこれっ)
愛海(やだよ、あ、あたしはっ、こんなっ!!うそっ、うそうそっやだぁ)
愛海(やな、のにっ!こ、これっ、あたままっしろにぃっ)
愛海(ふわふわ、ふわふわするよぉっ……!!)ビクンッビクンッ!!!!
ガクッ トサッ
愛海「やぁ……はぁっ……!」
P「……ペロ」
スタスタ
愛海「あ、ふぁっ」
愛海(そ、そっちは……子供たちがっ)ググッ
愛海(だ、め……!からだ、がっ……いう事、きかないぃっ……!!)
愛海(子供たちまで……子供たちまで)
愛海(子供たちまで、本能のままにペロペロされちゃうよぉぉ……!!!!!)
愛海「だ……だれかぁっ……!!」
P「ペロオ」スタスタ…
「そこまでよっ!!!」
P「!?」
ガシィッ!! ガシィッ!! ガシィッ!!!
P「!!!」
真奈美「おっと、動くなよ?プロデューサー君」
早苗「御縄を頂戴するわよ!P君!」
亜季「動くなであります!」
有香「押忍!失礼しますプロデューサー!」
愛海「あ……!あぁっ……!!」フルフル
早苗「大丈夫?愛海ちゃん」
真奈美「全く……乃々からメールを受け取った時は愛海の間違いじゃないのかと思ったんだが」
有香「本当にプロデューサーがこんな事をしていたなんて……!」
亜季「これは軍法会議モノですよプロデューサー殿!」
愛海(来てくれたっ……!!来てくれたッ……!!)フルフル
愛海(負ける気がしない……!助かるんだっ!!!)
亜季「大人しく両手を上げて頭に、それから……ん……?」
真奈美「……?……プロデューサー君?」
早苗「え?どうしたの?……ってP君?」
ガタガタ
P「ふっ……う……!!」ブルブル
早苗「え?なんだか凄く顔色悪いけど……大丈夫?」
有香「……一体何が」
真奈美「汗も凄く……!これはちょっと本当にやばいかもしれないな」
早苗「そうね。冷静に考えたらあのP君が理由無くこんな行動に走るとは思えないし……」
早苗「とりあえず抑えたまま落ち着かせなくちゃ」
真奈美「ああ」
P「はぁっ、……あ」
P「あ、あれ?……み、みなさん?」
早苗「P君!」
P「え……な、なん、ですか……この、状況」
亜季「…………覚えていないの?」
P「覚え……?俺は……確か」
ドクンッ
P「あっ、ぐあああああっっ!!!!!?」
有香「プロデューサー!!」
真奈美「おい!どうした!大丈夫か!!」
P「は、はなれてっ!!」
早苗「な、どういう事!?P君!!」
P「は、は、早く俺からっ!!!!離れっ……!!!!」
ドクンッ!!
P「ぐぅっ……~~~~~~ぁっ!!!!」
真奈美「しっかりしろ!!おい!!」
ドクンドクン
P(な、なんなんだっ!!?一体!!!)
P(でもっ、このままだと……!!やばい、気がするッ!!!)
P(落ち着け!!落ち着け俺!!!!素数を数えるんだ!!!!)
P(1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144…………)
P(……?)
P(これは……素数じゃない?)
P(これは…………フィボナッチ数列!!!)
L E T ' S フ ィ ボ ナ ッ チ
――会議室――
ガチャッ
千枝「え?」
薫「どしたの?……あっ!」
P「……」
薫「せんせぇっ!」
ありす「プロデューサー、どうしたんですか?」
P「……ペロォ」
――――――
真奈美「ふぁぁっ……!やんっ……!」ビクンビクン
亜紀「っ……!!……っっ……!!」ビクビクン
有香「ひぅっ……!ひぅっ……!!」ビクンビクン
早苗「やっ……は……ゅ……ぅん、ぁ……」ビクンビクン
愛海「あっ……あぁっ……あ、あぁ……!!!!」
愛海(神も、仏も……!!いないのっ……!!!?)
――――――
仁奈「P!!さっそく国語の宿題がおわりやがりましたよっ!」タタタッ
ダキッ
仁奈「えへへー♪ほめてくだせー!」
P「……」
愛海「あぁっ……!!」
愛海(やめ、て……プロデューサー!……相手は、小学生、だよっ……!!!!)
P「……」
ジュルリ
P「ペロォ」
愛海「あっ……あぁっ……!!!!」
仁奈「?……P?」
ガバァッ!!!
P「ペロオオオ!!!!!」
愛海(や、やめてええええええええ!!!!!)
ギュッ
ナデナデ
仁奈「!」
P「ペロペロ」ペロペロ
仁奈「わっ!?きゃはは!くすぐったいですよー」
愛海「……え?」
薫「あー!仁奈ちゃんずるいー!」
こずえ「こずえもー……なでなでー……ぺろぺろー……」
ありす「ちょっとプロデューサー!何をどさくさに紛れてなめているんですか!!」
P「ペロペロ」ナデナデ
仁奈「んふー、なんだかすごく落ち着きやがります」トロン
P「ペロペロ」ナデナデ
こずえ「ふぁー……」トロン
愛海「……」
愛海(どういう、事……?あれは……まるで……)
P「ペロペロ」ナデナデ
薫「えへへー!せんせぇー」スリスリ
愛海(我が子を愛でる親猫のような……)
P「ペロペロ」ナデナデ
クイクイ
P「ペロ?」
雪美「P……ペロはこっち……」
ペロ「にゃあ」
P「……」
ナデナデ
雪美「……わ」
P「ペロペロ」ナデナデ
ペロ「にゃー……」
雪美「P……えへへ……」トロン
愛海(そっか……そうだよね……)
愛海(プロデューサー……あの子達の事……実の子供みたいに、可愛がってた、もんね)
P「ペロペロ」ナデナデ
ありす「ちょっとやめてくださいプロデューサー!皆に何を」
P「ペロペロ」ナデナデ
ありす「ふぁー……ふぁー……」トローン
愛海「……」
愛海(そう、だよね……)
愛海(小さい子に……欲情するような……人じゃ……なかったんだね……)
愛海(良かっ……た)
ガクッ
愛海「……っ……っ」ビクンッビクンッ
P「ペロペロ」ペロペロ
千佳「ふぁぁ……」
千佳(Pくんによしよしペロペロされたら……なんだか、気持ちよくって……)ウトウト
千佳(眠く――……)
千佳「……ぐぅ」
仁奈「すぅ……すぅ……」
舞「すぅ……すぅ……」
薫「むにゃ……ぐぅ……」
みりあ「すー……すー……」
ありす「すぅ……すぅ……」
メアリー「zzz……zzz……」
小春「くぅ……くぅ……」
雪美「すぅ……すぅ……」
P「……ペロ」
千枝「……」ドキドキ
千枝(み、みんな優しくなでなでしてもらって……いいなあ)
P「……」
スクッ
千枝「!」
P「……」
クルッ
P「……」スタスタ
千枝(ぷ、プロデューサーさんがこっちに……!)
千枝「あっ……あの、プロデューサーさんっ……!私も、宿題……頑張りましたっ!」
千枝「次は私に――……」
シュバァッ!!!
千枝「!?」
ガシィッ!!!!!
千枝「!!!!?」
P「チュピチュパア!!!!」
千枝「え、あ、あのっ」
P「ペロエンエ!!!!!!」
千枝「ぷ、プロデューサーさん!!!?えっ!?なっ、えっ!?」
P「ペロォォォォォオオオオ!!!!!!」
<いやああああああ!!!!!ああぁぁぁぁぁっ……あっ……あっあっ……んっ…………
…………
……
…
・
…
スタスタ
社長「いやあ、しかし無理やり連れ出してすまなかったねぇ」
ちひろ「いえ、私も向こうの方とは何度かお会いしていますし。丁度よかったですよ」
ちひろ「事務の仕事も一段落した後でしたし、電話は仕事用の携帯へ転送するようになってますから」
社長「君とP君には毎回頭が上がらないねえ」
―事務所―
社長「彼も働き詰めだから心配なんだが……体調を崩してはいないかい?」
ちひろ「それがプロデューサーさん、少し調子が悪いみたいで……」
社長「なに、それはいかんな」
ガチャッ
社長「何か病気を患っていたら――……」ピタ
ちひろ「へ?社長――……」ピタ
P「ペロペロ」ペロペロ
時子「豚ぁっ……ぉっ……んぁっ!!!ぶ、たぁっ……!!!!」
社長「」
ちひろ「」
P「ペロペロペロペロ」ペロペロ
時子「こっ、の……ぶ、たはぁっ!ぶ、たぁっ……~~っぁ」ビクンビクン
時子「ぶ……っ……たぁ……」
ガクッ
時子「っ……!!!っ……!!!」ビクッ!!ビクッ!!
P「……ペロオ」
社長「おおん、重病だこれ」
ちひろ「ぷっ、プロデューサーさんっ!!!?」
社長「何をやっとるんだ君はぁっ!!!!!」
P「ペロ?」
社長「ペロ?じゃなかろうが!!!アイドルになんて事しとるんだ君は!!!」
ちひろ「ど、どうしちゃったんですかプロデューサーさん!!」
P「……ペロ」
ちひろ「まさか朝の――……え?」
ジリッ
P「……ペロペオ」
ちひろ「ぷ、プロデューサーさん?」
ジリッ
P「ペロペロオ」
ちひろ「め、目が怖いですよ、落ち着いて下さい」
P「ペロ」
シュバッ!!!!
ちひろ「!!?」
P「ペロペロオオオオ!!!!!」
ちひろ「きゃっ、きゃああー!!!!?」
ガバァッ
社長「千川くん!あぶないっ!!」
ちひろ「っ!!社長!!」
ハプゥッ!!!!
P「ペロペロオオオオオオ!!!!!」ペロペロペロペロ!!!!
社長「ひぃっ!!!?」ゾクゥッ!!
ちひろ「!?」
P「ペロペロペロペロッホ―――ォ!!!!!!」ペロペロペロペロ!!!!!
社長「あ……あっ!!!」
社長「あ―――――――――――ン!!!!」ビクンビクンッ!!!
ちひろ「なにこれ」
社長「う、アァァ――――ッ!!」ゾクンゾクン!!
社長「らめぇ―――――ッッ!!!」ビクゥンッ!!
P「ペロペロォ!!」ペロペロ
ちひろ「……」
ペロペロペロペロペロ
P「ペロッ!!ペロォッ!!」
社長「ひいっ!!んほぉっ!!!!がぁっ!!」
ペロペロペロペロペロ
P「ペロ、ペロ?」
社長「ひぎぃっ!!!ゅぅぅ!!!!」
ペロペロペロペロペロ
P「ペロ……ペ……」
社長「あっ、あっ!!!!ラメェッ!!!!!」
P「えげつねぇ酸味が」ゲボォォ
社長「ア――――――――――ン!!!」ビクン!!!!ビクゥン!!!!!
ちひろ「……」
社長「はっ、んんっ……!!ひゅごぉい……!!」ビクンビクン
P「おえええっおえええっ」タパパパパパモロン
P「げぼぉっおろろろろろろろろ」タパパパパモロンドボボボボ!!モロン
モロンモロン
ちひろ「……」
ちひろ(青年が中年の首筋にしゃぶりついて、中年は昇天、白目で天井を仰いでダブルピース)
ちひろ(青年は吐血しながら巨大な毛玉を同時に吐き出している)
ちひろ(どんな地獄絵図ですかこれ)
ちひろ「……」
ちひろ「……――って吐血!!!!?」
ダッ!!
ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!?大丈夫ですか!!?今救急車呼びますから!!!」
P「おろろろろろろろ」モロンモロン
ちひろ「プロデューサーさん!!プロデューサーさぁぁぁ―――――ん!!!!!」
…………
……
…
・
―病院―
バタン
医者「……お待たせ致しました」
ちひろ「せ、先生!」
医者「一先ず症状は治まりました。今は鎮静剤を打って寝かせてあるのでご安心を」
ちひろ「あのっ……Pさんは、一体どうしてしまったんでしょうか」
医者「……」
ちひろ「もしかして、何か重い病気なんじゃ」
医者「最近」
ちひろ「え?」
医者「最近、アフリカで発見された……男性しか罹患しないある病があります」
ちひろ「……ある、病……?」
医者「今では世界中に散布され、ここ日本でも数人の発症が確認されているのですが……」
医者「……Pさんは、どうやらその病に罹ってしまったようです」
ちひろ「そ、そんな……!一体なんの病気なんですか!?」
医者「……」
ちひろ「先生!教えてください!プロデューサーさんは……Pさんは助かるんですか!?」
ちひろ「一体何の病気に……!!先生!お願いです教えてください!」
医者「…………」
医者「……大変、大変……言い難いのですが……」
ちひろ「……っ……」
医者「“ペロペロ病”、です」
ちひろ「えっ」
医者「ペロペロ病……“viral infectious disease of peroperoshukishuki ―ウィルス性過剰性的舐嘗亢進症―”」
医者「Pさんは、この病原体……“P-ウィルス”に侵されてしまったのです」
ちひろ「えっ、なんだなんだ」
医者「これに罹患してしまうと、魅力的と感じた女性や可愛いと感じた者を舐めたくなる激しい衝動に駆られてしまいます」
医者「その際には患者は完全に気を失い……本能のままにその標的を舐りつくしてしまう」
医者「そして厄介なのが、患者はこれにより脳のリミッターが完全に解除され」
医者「理性はおろか、人間の身体能力を制御する信号まで失い……超人となり、ペロペロを遂行するのです」
医者「さらにその唾液からはフリバンセリンの様な何かいーい感じのフェロモン的なものが分泌され、おまけに本能が相手の性感帯を感知」
医者「その標的は力で捻じ伏せられ、快楽を感じ、抵抗する術無くペロペロに身を任せるしか無いという快楽天も裸足で逃げ出す病気」
医者「それが……“ペロペロシンドローム”」
ちひろ「えっと、つまり」
医者「ペロペロしてしまうのです」
ちひろ「なるほど」
医者「……ただこのウィルスはとても短命でして。本来ならば通常、発症して2、3日でピークを迎え……5、6日程で完治します」
ちひろ「え!?じゃ、じゃあ!」パァァ
医者「……しかし、彼は、国内の発症者の中でも……一番重症です」
ちひろ「そ、そんな!治りますよね?」
医者「……」
ちひろ「先生!プロデューサーさんは、治りますよね!?先生!」
医者「……すぎる」
ちひろ「え?」
医者「……多すぎます」
医者「彼の周りには、魅力的な女性が多すぎたようなのです」
ちひろ「……!!」
医者「アイドルのプロデューサー……しかも、数人ではなく200人近いアイドルが在籍」
医者「ねえこれはねえ、地獄ですわ。天国のような地獄ですこれはもう」
医者「そんな近くにそんな数の魅力的な女性。しかし仕事の仲間達。手は出せない」
医者「発狂モノですよ、これは、切なくて死んでしまうでしょうそんなもの」
医者「そんな状況下で過ごしてきた彼です……あまりにも、アイドル達をペロペロしたかったのでしょう」
医者「……完全に、脳がウィルスの温床、ペロペロしゅきしゅき遊園地になってしまっています」
ちひろ「……!!」
医者「…………復帰は諦めた方がよいでしょう」
ちひろ「そん……な……」
・
…
……
―病室前―
ちひろ「……」
スタスタ
清良「ちひろさん」
ちひろ「あ……清良さん」
清良「プロデューサーは、この病室ですか?」
ちひろ「はい。どうやら今は昏睡状態みたいです」
清良「……この病院は私の元職場なので、今日は特別に何かあった時のためにナースステーションにいさせてもらう事になりました」
ちひろ「そうなんですか……プロデューサーさんに何かあったらよろしくお願いしますね」
清良「はい……でも」
ちひろ「でも?」
清良「プロデューサーさん…………大丈夫でしょうか」
ちひろ「……」
ちひろ(プロデューサーさん……)
――――――――――
P「はっ」
シーン
P「……?」
P(どこだ……ここ。なんだか、真っ白で広くて変な場所だな)
P(あれ、なんで俺こんな所に……あっ!)
P「そうだ!皆がっ!!」
「まあそう慌てるなよ」
P「!?」
カツカツ
P(向こうから誰か来る……?誰だ?)
ザッ
P?「どうもこんにちは」
P「あ、こんにちは……って、俺!?な、なんで俺が二人っ!!?」
P?「あなたの本能です」
P「は?」
本能「そしてここはあなたの自意識の中です」
P「ん?んん、ん?」
本能「理解してくれたかな」
P「できるか馬鹿野郎」
P「あ、あれか。これ夢か?明晰夢とかそんなん」
本能「どう思ってくれても構わんよ。とりあえずついてきてくれ」
P「え、どこに?」
本能「君には話がある……場所を変えて少し話そう」
……
――本部――
P「いやなんだ本部て」
本能「君の脳の中枢だよ。見たまえよ」
ガヤガヤ
P「……なんかすごい大きな事務所みたいな所に無数の俺が居るんですけど」
本能「軍の人間だよ。ここ脳内を拠点にしてるんだ」
P「やだなあこの夢……しかし、軍とか拠点って何をしてるんだよ」
本能「君の中の欲望と戦っているんだ」
P「え?俺の欲望?それって一体どんな――……」
タッタッタ
「報告致します!!」
本能「どうした!」
「つい先程“由愛ちゃんの泣きぼくろになって流れる涙を迎え撃ち隊”の残党が降伏を宣言致しました!!」
P「えっ」
本能「でかしたぞ!おい!そちらはどうだ!」
「はい!たった今連絡が!“櫂くんの鼠蹊部の型をとって新しい文明の偶像に仕立てあげ隊”、壊滅!!全隊員が降伏宣言!!」
「こちらも“沙織の眉毛をデンプンが糖を超えてニュートリノに変化する勢いで甘噛みし続け隊”から降伏宣言なされたとの報告が!!」
本能「順調だな」
P「ちょっとまって、ちょっとまってぇ」
「“走り終わった直後の真尋を密室に閉じ込めて生じる湿気で蒸らした肉まんを本人の前で貪り隊”も先程降伏しました!!」
「“渚、ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔するだろう。それはそれとして渚のおっぱい揉み隊”も同じくです!!」
P「ちょっとまってよおちょっとまってよおぉぉ」
本能「どうした」
P「え、なに、あれが俺の欲望だっていうの?今聞こえた穏やかじゃないあれら全部?」
本能「うん」
P「嘘だぁぁ、嘘、いや、ちょっと、嘘ぉぉぉん、いやそんな事思った事無いって俺ぇぇ」
本能「心の底ではそういう気持ちもあったって事だよ。気をしっかり持て」
P「いやだって知りたくなかったよあんな深層心理ぃぃ嘘だぁ」
本能「プロデューサーって大抵そんなもんだよ」
P「うそぉぉん?」
「D部隊!“加奈のメモでご飯を巻いてそれを咀嚼した後に濃厚に口移ししながら『ほうら、これが加奈の育んだウィズダムと新潟の農家が育んだお米だよ』と囁き隊”を発見しました!!」
P「皆殺しにしろそんな奴ら!!!!」
P「でも、そうか。あんな欲望達を負かしてなんとか理性を保ってるんだな」
本能「いや、違う」
P「え?」
本能「正しくは新しい我が軍――……『アイドルペロペロ軍』の一員として取り込んでいるのだ」
P「アイドルペロペロ……?あっ!!!」
ガシィッ!!
P「お前ッ!!まさか皆をあんな風にしたのって……!!!!」
本能「……話とはそれだ。大人しく我々の傘下に入りたまえ」
本能「この体は今……――(かくかくしかじか)――といったウィルスに犯されている」
P「そ、そんなウィルスあってたまるか!!」
本能「しかし現にあんな事になったじゃないか」
P「っ……でも、本当だとしても!!そんなもんに屈してたまるか!!!」
本能「……“理性”であるお前が屈すれば全リミッターの解除が可能なんだよ、頼むよ」
P「だからってアイドルをペロペロするなんて!!!」
本能「本当は、お前もペロペロしたいんだろ……?アイドルをさ」
P「なっ……!!」
本能「……自分に正直になろうよ」
本能「そもそも、もう疲れただろ?あんな可愛い、良い娘達が居て、何もできないんだ」
本能「疲れたろう?拷問だろう、こんな現実は……もうそろそろ、触れてもいいだろう?見返りがあっていいだろう?ペロペロしてもいいだろう!」
P「……!ち、違う!俺はそんなつもりでプロデュースをしてるわけじゃ!!」
本能「じゃあ、何のためだよ」
P「……そ、れは」
本能「……仕事だから?違うよな?あの娘ら目的だからだよな?あの娘達が可愛いからだよな!?」
P「……」
本能「……触れたくても触れられないこんな地獄から抜け出せるんだ。ペロペロウィルスのおかげで!」
本能「大義名分だぜこれは!病気なんだ俺らは!ペロペロしても許される!なあ正直になれよ!ペロペロしたいんだろう!?なぁ!なあ!」
P「ッッ……!!お、れは……!!」
本能「それに……冷静に考えてみろよ」
本能「Pに(ero)エロって書いて……Pero……ペロペロなんだぜ?」
P「お前それ言いたかっただけじゃないよな?」
< ミミミン ミミミン
本能「お?そんな時間か……おい皆!準備をしろ!」
ゾロゾロ
P「え?何すんの?皆席を寄せて座り始めたけど」
本能「二分間ペロペロだよ」
P「二分間ペロペロ?」
ガ―
P「え、何あれ。スクリーンみたいなの現れたけど」
本能「あれ網膜」
P「網膜てお前」
本能「あの網膜に焼き付けたアイドルの姿を二分間再上映してみんなでペロペロパワーを高めるんだ」
P「マジで俺の脳内なんなの?」
本能「男なんて大抵そんなもんだよ」
パッ
【談笑してる海さんの画】
「ウアア!!!!ウアアアアア!!!」
「海さん!!!海さはぁん!!!!」
「結婚しゅりゅぅ……!海さんの肌と、俺の舌、結婚しゅりゅぅ……!!!」
P「……」
パッ
【ホラー映画を見てる涼と小梅の画】
「ウアアアア!!!!!小梅アアアアア!!!!!」
「涼っ!!!!ペロッ!!!!ペロァアアア!!!!!」
「小梅の耳たぶと涼の耳たぶを同時にふくふくペロペロした事がありたいのだよ俺は……ありたいのだよ……!!」
パッ
【唯が椅子に座って足を組んでる画】
「キェア!!!!!唯ッ、ッキェア!!!!!おみ足!!!!!」
「ペロオオアア!!!!!ペロアアアアア!!!!!!ペロホホハァ!!!!!」
「膝の皿を余さず!!!!唯の膝の皿を余さず舐めます!!!!舐めますのでメインディッシュはどうかその皿を!!!!!メインディッシュはその皿で!!!11」
パッ
【智香がトレーニングルームで座ってストレッチをしながら火照った顔で見上げている画】
「智香ァア!!!!!智香アアアア!!!!!!!愛しい!!!!!」
「舐めさせろっ!!!!!!舐めさせろ!!!!!!!!!!!!!ウアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
「ペロペロァアペァ!!!!!!!ペロァ!!!!!!!!ペロペロァ!!!!!!」
P「なあ」
本能「なに」
P「これも俺の深層心理?」
本能「うん」
P「自殺も吝かではない」
「お前、智香は脇だろうが!!!!!ッゾォラァ!!!!!」ガタァン!!!!
「ッロッゾテメァ!!!!!智香はおでこだっつってんだタコカスがぁ!!!!!!」ガタァン
P「喧嘩を始めたぞ」
本能「あははは、元気だナァー」
P「笑ってんじゃねえよ、とんだディストピアだこの野郎」
ビーッ!ビーッ!
P「え?何この警報」
ザザッ…
本能「網膜の映像が切り替わる……本体の目が何かを映そうとしているんだ。瞼が開くぞ!」
P「もうなんでもありだな」
『おはようございます、Pさぁん……♪』
P「……って、え?」
――病室――
まゆ「……目は覚めましたか?」
P「え……は、あ、ま!?まゆ!?どうしてここにっ!!!」ガバッ
まゆ「ふふ、ちょっと忍び込んじゃいました……」
P(外……真っ暗だ。もう真夜中なのか)
P(ここ……病室?って事は、今さっきまでのは本当にあった事……!?)
ギシッ…
まゆ「Pさぁん……」
P「ふぁお!?」
まゆ「……皆さんに聞きました……ペロペロしたいんでしょう?」
P「あっ!!そ、そうだ、危ないっ!まゆ!俺に近づくなっ!!」
まゆ「Pさん……」ギシッ…
P「今近づかれたらっ!!俺はっ!俺は!!」
まゆ「Pさん」
P「え?」
まゆ「いいんですよ……まゆなら、どんなに、どーんなにペロペロしても……」
P「プフン?」
まゆ「……――どうぞ、めしあがれ♪」
――脳内本部――
P「あ、これ無理だよ我慢できるかこんなん」
本能「うん。しょうがないよこれは。ジョイナス」
P「ジョイナスじゃねえよ殺すぞ」
――ナースステーション――
ビーッ ビーッ
看護師「ん……?ナースコール……あ、Pさんの病室からですね」
清良「プロデューサーさんの……!?」ガタ
看護師「俺が行きます。女性が行くと危険なので、柳さんはここで待機しておいて下さい」
清良「あ……はい、お願いします……」
……
スタスタ
看護師(もうじき夜が明けそうだ……一体どうしたんだろう)
――病室――
ガラッ
看護師「Pさん、どうかされまし――……っ!!!?」
まゆ「ん……っ……おっ……っ……ん」ビクンッビクンッ
看護師「なっ!?大丈夫ですか!?」ダッ
まゆ「あ、はぁっ……」ビクンッビクンッ
看護師「首筋に無数のキスマークが……!いやその前になんであの佐久間まゆがこんな所に……ん?」
看護師(Pさんが居ない……?まさか)
まゆ「はっ、ほか……んっ」
看護師「え?どうしました!?」
まゆ「ほか、のぉっ……あいどる、たち……にぅっ」ビクンッ
まゆ「ぺろ……ぺろ……する、のはぁっ……!ゆるさな…………~~っん……!!!!」ビクンビクンッ
ガクッ
看護師「……気絶した」
看護師「他のアイドル……?……はっ!!!」
タッタッタ
――ナースステーション――
看護師「柳さんっ!!!」ズザァッ
清良「あっ……ふぁっ…………!」ビクンビクン
看護師「……あ、ああ、あ……!」
…………
……
…
・
――翌早朝・事務所――
社長『……彼が病室から逃げ出したらしい』
ちひろ「……はい、聞いています」
社長『とりあえず近場の自宅に住むアイドル達は皆、寮へ護送するように手配したよ。寮の警備は強化している』
社長『彼もあの警備は突破できんだろう……とにかく、今日仕事の無いアイドル達は皆寮から出ないよう勧告を』
ちひろ「承知いたしました。……社長は?」
社長『私はまだ尊厳が回復していないので今日は自宅で指揮を執る。何も言うんじゃあない。怖かったんだ。あの快楽が』
ちひろ「はい」
社長『……とにかく、彼をアイドル達に会わせる事態はなんとしてでも避けよう。また電話するよ。では』
プツッ ツー ツー
ちひろ「……」
ちひろ(プロデューサーさん……)
ちひろ(もう、本当に復帰できないの……?)
……………………
――アイドル寮・談話室――
……
凛「……」
卯月「……」
未央「……ねえ」
加蓮「……何?」
未央「今朝社長が言ってた話……本当なのかな」
卯月「プロデューサーさん……復帰、できないって……」
奈緒「うん……」
シーン……
未央「……っ、みんなも何か言ってよ!」
凛「未央」
未央「あ……」
ガタ
未央「……ごめん」
かな子「プロデューサーさん、そんなに私達の事……ペロペロしたかったのかな……」
美波「……時々、うなじに視線を感じたりしたけど……」
雫「わたしも、胸をちらちら見られたりもしましたけどー……」
春菜「実を言うと……私も、眼鏡を食い入るように……」
法子「私もドーナツをガン見されたり、したけど……」
美世「私は車を」
奈緒「ちょっとあんたら黙っててくれるか」
みく「……でも、昨日みたいに、ペロペロされるのはもう……」
愛梨「うん……怖かったもんね……」
楓「そんなに怖かったの……?」
菜々「……でも、これから……どうなるんでしょう……」
シーン…
美嘉「もしかしたら……プロデューサー、この寮まで……」
未央「だ、大丈夫だよ!来るときに見たけど、すごい警備の人の数だったよ?」
未央「それに!エントランスではよしのんが見張ってくれてるんだって!」
卯月「芳乃ちゃんが?」
楓「大丈夫かしら……」
未央「ほら!よしのんって神様のご加護がありそうだし」
未央「もし何かあったらすぐに知らせてくれるって言っ……」
…
杏「……あれ?」
未央「ん?どうしたの?」
杏「や……今何か聞こえなかった?」
加蓮「何かって?」
……ぉー……
卯月「……あ」
菜々「今、確かに」
……ぉぉぉー……
一同「「「「!!」」」」
奈緒「これって……!芳乃の法螺貝の……!」
みく「って、事は……まさか」
飛鳥「……――ああ」
ぶぉぉぉ―――――っ♡
飛鳥「……エントランスを……――突破されたようだっ……!」
加蓮「なんか法螺貝の音色おかしくない?」
ガチャッ
一同「「「「!!!?」」」」
ギィィ…
ィ…
…
ヌゥッ
P「…………ペロォ」
未央「……!」
卯月「プ……」
凛「プロ、デューサー……?」
…………
――プロデューサーの脳内――
本能「はははっ!!やっと辿り着いたぞ!!」
P「み、みんな!!」
本能「警備員をペロペロプログレ空手で掃除するのは少し手こずったが……今の俺は超人、不可能は無かった」
本能「普段からドリンクでドーピングされて肉体は疲れ知らずだ……!いける!ペロペロできるぞッ!!」
P「やめろっ、やめろお!!」
…………
P「ペロ……!ペロ……!!」
ズリッ… ズリッ……
楓「……!!」
菜々「あんなにボロボロになって……!!」
加蓮「あちこちから血が……!」
奈緒「戻って、戻ってくれよ」
奈緒「……正気に戻ってくれよ!!Pさぁん!!!」
本能「……諸君 俺はアイドル達が好きだ」
本能「諸君 俺はアイドル達が大好きだ。
パッションが好きだ。クールが好きだ。キュートが好きだ。
街中で 道端で
山中で 海辺で
温泉で 砂漠で
海上で 空中で
事務所で
そしてステージ上で
この地上のどこに居ても、その輝きを失わないアイドル達が大好きだ。
トレーニングをしているアイドル達を応援するのが好きだ。
アイドル達がトレーナーに褒められた時など、自分の事の様に心がおどる。
フェスが終わった後のユニット毎の興奮冷めやらぬ火照った笑顔が好きだ。
練習でなかなか上手くいかなかったユニットが涙ながらに成功を喜ぶ姿を見た時など胸が痛くなるほど幸せな気持ちだった。
足並みをそろえたユニットが花道を踏み進む様が好きだ。
緊張状態の新米を先輩アイドルがさりげなくリードしする様など感動すら覚える。
硬派主義の男たちがアイドル達の魅力にやられ掌を裏返す様などはもうたまらない。
アイドルの可愛さのあまり彼女らの身振り手振りとともに金切り声を上げ失神し、ばたばたと幸福に倒れていくのは最高だ。
哀れな週刊誌の記者が乏しい脳みそで悪質なスキャンダルを求め群がって来た時に
みんななんだかんだ良い子過ぎて全部ほのぼの記事になった時など絶頂すら覚えた。
飲み会の度にお姉さん方にいじられ玩具にされ滅茶苦茶にされるのが好きだ。
必死に守るはずだったプライドが蹂躙されるのはいいんだけど、翌日に皆が飲み会の話をしているのを
どこか悲しそうな優しい目で見守る菜々さんを見るのはとてもとても悲しいものだ。
群がるちびっこ達の物量に押し潰されて困らせられるのが好きだ。
その躊躇い無く振りまかれる感情の渦に翻弄され、沈んでいくのは嬉しさの極みだ。
俺のような男を頼って、笑ってくれるアイドル達が、皆が大好きだ。
諸君 私はアイドルを アイドルを望んでいる
諸君 我々の欲望である体細胞全ての諸君
君達は一体何を望んでいる?
このままの生活を望むか?アイドルをペロペロできない、この生活を望むか?
アイドルの陰で、肥え太った業界人どもの振り撒く情け容赦のない糞の様な辛酸を舐め続けることを望むか?
それとも
全てを放り出し、この命の限りを尽くし、ペロペロを望むか?」
P「やめ……ろ……!」
P(意識が薄れてきた……!逆らえ、なく……!)
『『『『『ペロペロ! ペロペロ! ペロペロ!』』』』』
P「やめ、ろっ」
本能「よろしい……―――ならばペロペロだ」
P「やめろおおおおお――――!!!!」
「……」ザッ!!
一同「「「!!!?」」」
P「ペロ?」
凛「……プロデューサー」
未央「ちょっ……!しぶりん!」
みく「は、早く下がるにゃ!今のPチャンは」
凛「……」スルッ
奈緒「って、ええ!?なんで服を肌蹴させて――……!!」
P「ペロ……!ペロ!!!」ジリッ
凛「……いいよ」
凛「いいよ、ペロペロしても」
凛「ずっとしたかったんでしょ……ちひろさんから聞いたよ。そういう病気だったって」
凛「……ずっと、我慢してたんでしょ」
凛「しなよ。……ペロペロ」
P「ペロ……!!」
ポロ
P「ペ……」
凛「……」ポロポロ
P「……ロ……?」
凛「……しても、いいからっ」ポロポロ
凛「プロデュース……!つづけてよ……!」
凛「気が済むまでペロペロしていいからっ……!!!」
凛「いつものプロデューサーに……戻ってよぉ……」ポロポロ
凛「私達を……プロデュースしてよ……!!!!」ポロポロ
P「……」
未央「……しぶりん……」
未央「っ……!!私も!」ダッ
奈緒「未央!?」
未央「私もペロペロしていいよ!気が済むまで!!おいしいよ!柔肌だよ!」
卯月「わ、わたしも!!プロデューサーさんが戻ってくれるならいくらでも!!」
加蓮「私も、いいよ。Pさん」
奈緒「ちょ、ちょっとだけならっ!!」
「私も!」
「しょうがないなー」
「貸しだからな!」
ワーワー
P「…………」
……………………
――――――――
本能「は、ははは!見ろ!アイドル達の許可が出た!!」
本能「これで思う存分――……」
「大変です!!体のコントロールが効きません!!!」
本能「なにっ!?」
「理性が……!理性レベルが上昇しています!!」
本能「なっ……!」チラッ
P「ぐっ……おおあああああ……!!!!!!」
本能「おい……!おいおいおい!まだ抵抗するのかよぉ!」
P「ふざけんな……!ふざけんなよ……!!」
P「泣いたぞ……!凛が泣いたんだ、凛を泣かせたんだぞオイ……!!!!」
本能「もういいだろ、もういいだろうが!もう十分俺らはプロデュースしたよ、仕事したよ」
本能「ペロペロしたいだろ、ホラ!凛の涙だ!ペロペロしない手はないだろ?なぁ!」
P「プロデューサーがなぁぁ……!!!!アイドル泣かせんのはなぁぁ……!!!」
P「嬉し泣きの時だけだ……!!!それ以外では許されねえぞボケナス……!!」
「神経コントロール、全てビクともしません!」
本能「お、お前ぇ」
ガシィ
本能「なあ、考え直せ、おまえ何を得したよ、なあ?」
本能「マイナスみたいな給料で、朝から晩までひねもす働いて」
本能「イベント毎にあちこち走り回って、ボロボロになって」
本能「飯を切り詰めて、ドリンクで腹膨らまして……上位を狙って、他のプロデューサーを蹴落として、神経すり減らして」
本能「何を手に入れたよ?なあっ」
本能「アイドル達が傍に居ても手も何も出せずに!!触れられるわけでもなく!!」
本能「あいつらが笑いかけてくれても触れられるわけでもない!!!!」
本能「わかるか!!?お前わかるか!!?あいつらとお前、住む世界が!!!!次元が違うんだよ!!!!次元が違うんだよ!!!!!」
本能「どれだけ闘って頑張って惨めに縋り付いても!!!!結局は地獄だ!!!!!地獄だ!!!!地獄だよ!!!!!」
本能「お前はそれでいいのかよぉ!!!!この、この地獄に居座り続けるつもりかお前はぁぁ!!!!!」
P「地 獄 で な ぜ わ る い」
本能「!?」
P「俺が選んだ地獄だ……!!元からここは、楽しい地獄だ……!!!!」
P「四の五の言わさんぜ……!!!!俺が選んだんだよ、俺の地獄だ!!!!」
P「この地獄が俺の天国だ!!!!四の五の言うなよ、来やれ!!!!」
本能「く、そっ……がッ!!いちいちいらん事がよくまわる舌だ!!」
「神経コントロール、完全制御不能!!」
P「……そうだなぁ」
本能「……ん?」
ガリッ
本能「……!?」
P「じゃあ、そんな舌……もう、いらんよな?」
――――――――――
未央「ってプロデューサー!?」
菜々「ちょちょちょ!!!プロデューサーさん!!!?」
P「が、ぎ、ぃ……ッ!!!」ギチュギチュ
卯月「舌を噛み千切ろうとしてます――!!!!」
一同「「「「きゃあああああ!!!!」」」」
みく「わ―――――!!!!!Pチャンまってまって!!!!」
かな子「思い止まって下さい!!!!あ、私上あごを掴みます!下あごお願いします!!」
凛「プロデューサー!!プロデューサー!!!」
――――――――――
本能「ちょっとまってなにやってんのお前え!!!?」
「やめて!!ほんとうにやめて!!」
「こわい!」
P「ぎ、ひっ……!!」
本能「自殺するつもりかこいつ!!!」
P「ほえあ……!!!ふおぅーへぁーははあは!!!!(俺は……!!プロデューサーだからな!!)」ギリギリ
本能「何言ってるのか分かんねえけどすっげえ馬鹿な事言ってんのは分かる!!!」
――――――――――
春菜「とりあえずメガネ詰めました!!」
奈緒「ナイスだ!!……いやちょっと待ってレンズ割れたら危ないだろ!!」
法子「とりあえずドーナツを詰めたよ!!」
奈緒「それじゃ美味しいじゃねーか!!」
美世「車をっ!」ダッ
奈緒「入るか!!!!」
バターン!!
晶葉「みんな待たせたな!!」
志希「にゃーはっは!ハカセちゃんと二人で協力してPウィルスの特効薬を……ってなにこの状況っ」
未央「うおおおでかしたよ二人共!!!!」
楓「それを早くプロデューサーさんに!!」
凛「舌を噛み切ろうとしてる!!早く!!」
志希「え、えぇっー!ハカセちゃんはやく!」ダッ!!
晶葉「なんでそんな状況になってるんだ!!?」ダッ!!
ワーワー
――――――――――
「体外から特効薬を投与されました!!」
「……次々とPウィルスが死滅しています」
本能「……どうやら、俺達の負けみたいだ……」
本能「だけどな、覚えておけ」
本能「俺達(ペロペロ)はリビドーの中でも最弱……俺達が退いてもまた新しいリビドーが生まれるだろう」
本能「ハスハスとか」
本能「それでもお前は……プロデュースを続けるのか」
P「あふぁいあふぇあ」
本能「……」
P「ほぇあふおゅーはーあ……はぃあひぇぉ、えんょぅえはひぅあっえあう」
P「あいぅあをえあおああうあいい」
本能「……フッ」
サァァァァ……
本能「ごめん何言ってるか全然わからん……」
P「んふぅを」
…………
……
…
・
・
…
……
…………
―――三日後・事務所―――
ガチャッ
凛「おはようございます」
「おう、おはよう」
凛「!!」
タッタッタ
凛「あ……!プロデューサー!」
P「ご無沙汰してました」
凛「もう大丈夫なの?」スタスタ
P「ああ、昨日検査したら完全な健康体でぶりかえす様子も無さそうだと」
P「それでも半月くらい入院させられそうだったんだけど……仕事もあるしね」
P「まあ、もう大丈夫。ベロ以外は」
凛「そっか……うん」
ニコ
凛「……――そっか」
P「……うん」
凛「志希達が作った薬、そんなに凄かったんだね」
P「ああ、その件で志希はなんか学会に呼ばれてさ。今そっちに行ってる」
凛「ん……。志希とアシスタントの晶葉には感謝しなくちゃね」
P「だな。……まあ、志希達だけじゃなく、皆にもな」
凛「……ふふっ」
タッ
凛「ちょっと他の皆を呼んでくるね。プロデューサーが戻って来たって伝えなきゃ」
P「ああ、多分いつも通りなら駅の辺りに皆居るんじゃないか?」
凛「うん、行って来る」
P「気をつけて」
タッタッタ
ガチャッ バタン
P「……」
P(なんか顔合わせづらいな……でも、ちゃんと皆に謝らないと)
P「さーて、仕事仕事……」
prrrr
P「と?」
P(携帯……あ、先輩からだ)
ピッ
P「もしもし?先輩ですか?」
他の事務所のP『はぁっ!はぁっ!おい!P!!』
P「え?どうしたんですか先輩」
他の事務所のP『お前、あの病気かかったって言ってたよな!?』
P「ああ、はい。あ!あれやっぱり先輩からうつされたんですか!?あれのおかげでエライ目に――……!!」
他の事務所のP『逃げろ……』
P「え?」
他の事務所のP『逃げろ!!早く逃げろ!!』
P「逃げろって……え?」
他の事務所のP『“進化”だ!あのウィルス、“進化”したみたいなんだ!!!』
P「……進、化?」
他の事務所のP『ああ!!あのウィルス、男だけじゃなく……うああああっ!!!?』
P「っ!?先輩!?」
他の事務所のP『とにかくっ!!!!逃げろ!!!!やめっ!!あっ、やめろ春k』
ブツ ツー ツー ツー
P「……」
P「…………なんなんだ……?」
ガチャッ
P「ん?」
凛「……」
P「どうした?凛。早かったな?」
P「皆はどうした?」
凛「……」
P「……」
凛「……」
P「……?」
凛「……」
P「………………凛?」
凛「……」
ジュル
凛「ペロォ」
おわりん
数ヶ月メリケンの国で強制労働させられたりしたあげく帰って来て二日休みを貰えたと思ったら
GWとお盆休みだと思ってくれと言われてむしゃくしゃしてかきました
これを機に会社を滅ぼそうと思います
おう今まで書いたss教えるんだよあくしろよ(確信を持っている音)
>>61
×まゆ「ん……っ……おっ……っ……ん」ビクンッビクンッ
○まゆ「ん……っ……♡おっ……っ……ん♡」ビクンッビクンッ
>>77
P「例えば僕が死んだら」
P「高槻家に軟禁された」
凛「かわいそうなプロデューサー」
モバP「みんなー!あっつまれー!」
読むの大好きマンだからあんまり数書いてないけども
これらです
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