長門「駆逐艦に逃げられるんだが」 (96)
長門「何故だ」
長門「何故だ……」
長門「何故だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
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長門「明らかに私を避けている」
陸奥「まぁまぁ」
長門「正直泣きたい」
陸奥「そんなになるなんて……珍しい。なにかあったの?」
長門「例えば昨日……」
~昨日~
長門「ん? 第六駆逐隊か」
長門「遠征帰りか……疲れているだろうな」
長門「ちょうど時間もあるし間宮にでも誘ってやるか」
長門「おーい」
暁雷電響「」ビクッ
長門「?」
電「に、逃げるのです!」ダッ
雷「え、あっちょズルいわよ!」ダッ
暁「待っ」ダッ
響「済まない」ダッ
長門「」ポツ-ン
長門「ってことがあったんだ」
陸奥「(長門……また何かしでかしたのかしら……)」
陸奥「緊張してるだけかもしれないわよ?」
長門「だといいのだけれど……」
陸奥「また誘えばいいじゃない」
長門「そうだな」
長門「よし。ちょっと行ってくる」
陸奥「い、今から!?」
長門「善は急げだ!」
廊下
長門「第六駆逐隊の部屋は………こっちか」
長門(ん? 曙か……)
長門「やぁあけぼn」
曙「フンッ」
長門(……!?)
曙 スタスタ……
長門(い、今のは逃げられるというより嫌われてるって感じだったぞ……)
長門(一体何なんだ……?)
長門「…まぁいい」
長門「それより第六……あれは」
電「~♪」
長門「おーい電ー」
電「」ビクッ!!!!
電「はわ、はわわわわわわ」
長門「! 大丈夫か!? 顔が真っ青」
電「来ないで…!」
長門「ふぇ」
電「来ないでくださいー!!!!」ダッ
長門「」
長門「何故だ……?」壁ドン
長門「何故なのだ……?」壁ドン
長門「向こうからくるのは……」
長門「金剛と吹雪か」
長門「仲良さそうだな」
金剛「ブッキーは何時もプリティデース!」
吹雪「えへへへ」テレ
長門「あの間には入れないな」
長門「別の場所に行こう」
海岸
長門「イ級は……流石にいないな」
長門(いたらいたで困るがあれはあれでなかなか……)
長門「おや……睦月と如月か」
睦月「でね~」
如月「そーなんだ~」
長門「遠いな」
長門「だが可愛」
睦月如月「」ゾクッ
長門「?」
睦月「あ、……長門さん、こんにちは……」
如月「こんにちは……」
長門「二人とも大丈夫か……? 顔が真っ青だが……」
睦月「あはは……ちょっと冷えちゃったみたいで……」
長門「何! それは大へn」
如月「だ、大丈夫でう! お気遣いなく!」
長門(あ、噛んだ……)
睦月如月ゾクゾクツ
如月「む、睦月ちゃん行こ?」
睦月「う、うん。し、失礼しまーす」
長門「大丈夫だろうか……」
長門「季節の変わり目だし私も気をつけないとな」
長門「……あれは卯月……と提督か」
卯月「うーちゃんはね~」
提督「はは。そーなのかー」
長門「そういえば午後の業務について話さなければ……」
長門「提督!」
提督「長門。どうした?」
長門「午後のことなのだが……ん?」
卯月「」ガクブル
長門「だ、大丈夫か卯月。震えているが……」
卯月「うっぴゃぁっぁぁぁぁっぁ!!!! 来ないでぇぇぇぇぇぇぇえっぇえつ!!!!」
提督「卯月!?」
卯月「あ、……あ……ぁ……」
長門「卯月!」ダキッ
長門「落ち着け! 大丈夫だ! 私と提督がいる!」
卯月「嫌、嫌。いやぁぁっぁぁぁぁ!!!!」ドンッ
長門「あっ……」
ボチャァン!
提督「長門!」
大鯨「……要塞クジラを儀式召喚。O-オーバーソウル。墓地からネオス。xyz。サック。ここまで?」
19「……通るのね」
大鯨「サック効k……」
長門ガボガボガボガボッ
大鯨「えっ」
19「た、助けるの~ね!」
>>長門(いたらいたで困るがあれはあれでなかなか……)
駆逐艦なら何でもいいのか(困惑)
~病室·深夜~
長門「……う……」
陸奥「あ、長門気づいた? 大丈夫?」
長門「私は……どれくらい……」
陸奥「海に落ちてからずっと。もう0200よ」
長門「そうか」
陸奥「ねぇ長門。提督から大体の話は聞いたけど、卯月ちゃんをあんなにするなんて今度は何をやらかしたの?」
長門「私は……何も」
陸奥「……嘘」
長門「本当だ! 最近忙しかったし、そもそも駆逐艦たちと話してすらいないんだ!」
陸奥「ならいいけど……。駆逐艦たちが逃げる理由がわからないわ」
陸奥「うん。私から話を聞いてみるわね」
陸奥「長門はもう休んだほうがいいわ」
長門「ああ。陸奥、すまん」
陸奥「お休み」
~4時間後~
チュンチュン♪ チュンチュン♪
長門「……0600」
長門「…………」
長門「もう少し寝ていよう」
長門「たまには二度寝も……」
ワァァァァァァァァァァァッ!!!!!
長門「この声……陽炎型」
長門「磯風かっ」
長門「今行くぞっ!」
ガラス<ガチャァァァン!!!!
~岬~
磯風「くっ」ハァハァ
長門?「鬼ごっこは終わりかな?」
磯風「ぐ……長門……貴様、何故……」ハァハァ
長門?「見れば見るほど縮小版私というのも頷ける。うん。だがそれがいい」
磯風「何を、言って……」ハァハァ
長門?「胸が熱いな」
磯風(マズイ……もう逃げ場が)
長門?「さぁ……一緒にメチャクチャになろうじゃないか」
磯風「っ!!!」ゾクゾクツ
長門?「君にはその権利と――――義務がある」
磯風「っ! ナニをする! 止めろ! 止めろぉぉぉぉぉ!」
ヤメロォォォォ!
長門「磯風の悲鳴!?」
長門「そっちか!」
~岬~
磯風「長門……どうして……こんなことを?」ゼンラ
長門?「磯風。
私は駆逐艦が好きだ。
私は駆逐艦が好きだ。
私は駆逐艦が大好きだ」
長門?「睦月型が好きだ。
特型が好きだ。
綾波型が好きだ。
白露型が好きだ。
暁型が好きだ。
初春型が好きだ。
朝潮型が好きだ。
陽炎型が好きだ。
夕雲型が好きだ。
秋月型が好きだ。
島風が好きだ」
長門?「教室で演習場で
提督室で食堂で
陸上で海上で
部屋の中で間宮で」
長門?「楽しそうに過ごす彼女たちの全てが大好きだ」
磯風「狂ってる……!」
長門「あぁ全くだ。私もあそこまでじゃない」
長門?「(中略)」
長門「立てるか?」
磯風「あぁ」
長門「ヤツがいい気になってる間に逃げよう」テヲトル
長門?「(後略)」
長門?「――天使のような駆逐艦を望むか?」
シーン
長門?「……」
長門?「ハッ磯風? まさか。誘拐されたのか!?」
~病室~
長門「……ふぅ。とりあえずここまでくれば」
磯風「割れてる窓から入るなんて……」
長門「なかなかにスリリングだろう?」
磯風「あぁ。それはいいんだが……」
長門「?」キョトン
磯風「その、服を……」
長門「あ。ああああ! 悪い!」
磯風「これしか無いのか……」
長門「すまん。我慢してくれ」
磯風「いや。いい感謝する」
長門(ナース服磯風可愛いお持ち帰りぃぃぃぃっっ)
磯風「?」
長門「い、いや。何でもない」
長門「それより……何があったのか教えてくれないか」
磯風「……私は何時ものように早起きして散歩に出たんだ」
長門「ふむ」
磯風「そしたら誰かがつけて来るのを感じてな。一瞬潜水艦かと思った程だ。私を狙っていた」
磯風「あまりにも気味が悪いのでな。思わずらしからぬ悲鳴など上げて逃げようとした。私だって艦娘の端くれだ。
相手が艦娘でもない限り逃げられるだろうと思っていた」
磯風「だが相手が悪かった。そいつ、私との距離を一気に詰めたんだ。息が感じられた。あんな恐怖を感じたのは初
めてだったよ」
磯風「そしてあの岬に追い詰められた。そのとき初めて顔を見たよ。お前に……長門にそっくりだった」
磯風「そこから先は知っての通りだ」
長門「そうか。……なぁ」
磯風「何だ」
長門「私が怖くないのか?」
磯風「恩人を何故怖がる」
長門「だが……私と同じ顔がお前を脱がせたんだぞ」
磯風「私たちは艦娘だ。『私』が二人居ても不思議じゃない。もしかしたらようやく提督の溶鉱炉が成功したのかもしれないと喜んでいた」
~廊下~
陸奥「あら?」
陸奥「長門? もう起きてていいの?」
長門?「むっちゃん!」
陸奥「……頭大丈夫? まだ寝てた方がいいんじゃ……」
長門?「いや大丈夫だ。それよりむっちゃん。磯風見なかったか?」
陸奥「磯風なら多分今頃朝ごはんじゃないかしら?」
長門?「ありがとう!」ダッ
陸奥「変な長門」
~病室~
磯風「じゃあ私は朝ごはんいくから」
長門「あぁ。すまなかったな」
磯風「失礼する」
ドア<ガチャ
明石「ドーモ、長門=サン。明石です」ヒョイ
磯風「失礼するっ」
明石「あれーやっだなぁー。長門さん反応うっすいですね~こないだはノリノリだったのに」
長門「何の用だ」
明石「お見舞いですよ。お·見·舞·い! 大丈夫ですか? 元気ですか?」
長門「あぁ。元気すぎて爆発しそうだ」
明石「ってことは早速試してみたってことですか?」
長門「……何を?」
明石「わかってるでしょ? こないだ約束したじゃないですか。私がこのノリのときはあの話だって」
長門「え、あ、あぁ」
長門(とりあえず話をあわせておこう)
明石「それで……どうでした?」
長門「なんていうか、その……すごく……よかったです……」
明石「して。お相手は?」
長門「お、お相手!?」
長門(や、やらかした!)
明石「あーわかりますわかります! 言わなくていいですよ!」
明石「私はデータがとれればいいんですよ」
明石「……どのぐらい使いました?」
長門「ほんのちょびっと」ヒトツマミ
明石「ふむ……じゃあ計らせて貰いますね」
長門「は、測る!?」
明石「すぐ終わりますから脱いで下さーい」
長門「何をだ!」
明石「え。そりゃまぁ長門さんの長門さんを……」
長門「事態が飲み込めてきた……」
明石「……じゃあ理解してなかったんですか?」
長門「ちっともな」
明石「えーと。でも私は長門に確かに渡したはず」
長門「ああ。多分『私』が貰ったと思うよ?」
明石「混乱してきました……」
長門「一つ一つ確認していこう。まず、明石はアレが生える何かを作ったと」
明石「経口型のナノマシンです。体内のたんぱく質と……」
長門「そこはどうでもいい。で、それを『私』に渡した」
明石「はい」
長門「何日前? 何時ぐらいだ?」
明石「3日前です。第6駆逐隊が出る前だから朝の9時ぐらいかな?」
長門「……私はそんなもの貰ってないよ。その時間は提督と一緒に居たから」
明石「は? いやさっき貰ったって」
長門「いまここにいる私ではなくまた別の『私』というべきかな。……仮に『ノリノリながもん』とでもするか。おそらくそいつが受け取ったんだ」
明石「ノリノリながもん……」
長門「で……明石。なんのためにそんなもの作ったんだ?」
明石「そりゃもちろん長門さんのためですよ!」
明石「結構前……如月ちゃんがアニメの演出で殺されかけたのをあのやけに意識高い変態ドM提督が止めた日のことです」
長門「あぁ。あの日か」
明石「私、長門さんが誰かと話してるの聞いちゃったんですよ!」
~明石回想中~
長門?『……私にも……生えてたらいいのに』
???『アキラメロ』
長門?『だよなぁ……』
~~
明石「ーーって!」
明石「そこから先はメロンちゃんと苦難の日々でした……」
長門「……」
長門「で、渡してしまったと」
明石「はい。あなたに渡そうと思ったんですが……そのノリノリながもん? のほうに渡してしまったみたいで……」
明石「また今度持ってきますね♪」
長門「」
明石「あっそーだ! その時にお相手について教えてもらってもいいですか?」
長門「お相手?」
明石「そうですよ! 艦娘同士の禁断の愛! 長門さんは立場もありますし応援したくなります」
長門「青葉あたりが聞いてるから止めてくれ」
~食堂~
ノリノリながもん「磯風はいるか」
陽炎型s<キテナイヨ、テカアサノサンポカラモドッテナクナイ? メズラシイネー
ノリノリながもん「そうか……」ショボン……
ナース服の艦娘「」ガクガクブルブル
卯月「」ハイライトoff
~中庭~
キャーキタガミサーン
オオイッチ-アサゴハンオクレルヨ-
クマー
キソー
長門「ひまだな……」
長門「朝は済ませたし――」
長門「今日もいい天気だな」
長門「……ひまだな」
長門「……っていうか私ぼっちだよな。一人言多いし」
長門「よしじゃあ安価でも……ん?」
長門「真上から何か……」
霧島「―――セィヤァァァッッ!!!」
長門「!」
長門(踵落とし!?)
デデーン
霧島「死角、からだと、思った、のですが、やります、ね!」ギリギリ
長門「何の用だっ……!」リョウテデガード
霧島「足止めですよっ」
榛名「霧島!」
霧島「はっ」
長門(三方からの同時砲撃!?)
金剛「全砲門Fire!」
比叡「ヒエー!」
榛名「全力で行きます!」
ありゃ? 書き込めてないっぽい?
書き込めてなかったっぽい危ないっぽい
#
デデーン
霧島「やったか?」
煙<どうでしょうねぇ
金剛「悪は――ニセモノ長門秘書官は成敗デース!」
榛名「勝手は榛名が許しません!」
比叡「ヒエー!」
吹雪「……いえ! まだです!」
煙<退きますよっと
長門「……ビックセブンも甘く見られたものだな……」
金剛「無傷!? ありえないデース!」
長門「さて。どうするつもりだ? 上艦に砲をむけるなどあってはならないと思うが」
吹雪「あなたが悪いんですよっ」
長門「なに」
吹雪「睦月ちゃんや如月ちゃん、第六駆逐隊のみんなに卯月ちゃんたちにナニをしたんですか!?」ウルウル
長門「……それは」
吹雪「……信じてたのに……長門秘書艦」サッ
大和「……全砲門斉射」
武蔵「……悪く思うな」
長門(大和砲!? 流石にあれを食らったら……!)
???「HAHAHAHAHAHA!!!」
チュドーン!! デデーン
???「大丈夫――」
???「何故って?」
???「私が来た!」
長門「あ、あなたは」
吹雪「そんな……! どうして」
金剛「ありえないデース!」
比叡「ヒエー!」
全員「提督!?」
提督「HAHAHAHAHA!!!」
大和「あの筋骨粒々とした姿、帽子を突き破る髪の毛。本当に提督?」
武蔵「間違いない。あれが如月を助けた提督……いや、TEITOKUだ」
長門「」
TEITOKU「まったく、朝飯ぐらい食わせてくれよって! いや、これが本当の朝飯前ってか! HAHAHAHAHA!!!」
大和「OFA継承する人間違えたんじゃないですかね緑谷さん」
武蔵「全くだ」
TEITOKU「さて吹雪! 金剛型のみんな! 大和! 武蔵! そして長門! 左手を見てくれないかね」
吹雪(食堂の窓が、開いて)
吹雪(嘘! 全部見られてた!?)
吹雪(これじゃ長門秘書艦を抹殺することが……!)
吹雪(それどころじゃない。皆はこの事態を知らない)
吹雪(このままじゃ扇動した私が責めをくらう……!)
吹雪(マズイ……どうすれば)
TEITOKU「みんな、素晴らしい戦いを演じたみんなに――拍手!」
食堂のみんな<ワーワーパチパチヒューヒュー!!!
TEITOKU「全員――礼」
全員「」ペコリ
TEITOKU→提督シュルシュルシュル-
提督「さて。大和と武蔵はオリョクルの計画を立てて指揮(ゲーム的な意味で)を取れ。4セット使い潰していい。自分たちで使った資材ぐらい自分たちで稼げ。金剛型は武装の改修と任務の遂行。長門と吹雪はついてこい」
~ていとくのへや~
提督「それで吹雪。何故こんなことをした? 理由によっては
吹雪「提督! 長門秘書艦がしたことをご存じですか?」
提督「いや」
吹雪「長門秘書艦は自分の立場をいいことに、駆逐隊のみんなにあんなことやこんなことをしたんです!」
提督「なるほど……あんなことやこんなことか」
吹雪「はいそうです。そんなことをしたんです!」
長門(いやどんなことだよ!)
提督「本当か長門?」
長門「……誓って私は何もしていません」
吹雪「でも提督も卯月ちゃんにどんなことがあったかご存じでしょう」
提督「……あぁ。だが卯月は犯人の名前を言わなかった。それに長門がやったとは限らないんじゃないか」
・・・・・・
吹雪「はい。卯月ちゃんは顔を見てないと言ってました」
提督「……」
吹雪「ですが卯月ちゃんいわく、昼間の出来事だったそうです。この警備が厳しい鎮守府内に、白昼堂々と侵入するのは無理があるのではないでしょうか。」
提督「だがそれで何故長門になる」
吹雪「消去法です。一応証拠もあります」
長門(まるで意味がわからんぞ!)
吹雪「この鎮守府に長門さん以上のロリk……駆逐隊好きはいません。そして、この鎮守府内を自由に動けて艦娘のスケジュールを全て把握してるのは秘書艦の長門さんしかいません。そして、卯月ちゃんが帰投して報告したあと長門さんについていったことを長月ちゃんが証言しています。だからです」
提督「……だが長門には生えてないぞ」
吹雪「夕張さんに伺ったのですが、最近艦娘にあれを生やす薬ができたとか。明石さんが長門さんにそれを渡したと証言しています」
吹雪「これで納得ですか……!」
提督「長門」
長門「……!」
提督「だそうだ。お前から何かあるか」
長門「提督にお尋ねしたいことがあります」
長門「最近大型建造や戦艦レシピを回したりしていませんか?」
提督「いや。知っての通りウチは資材がカツカツだ。できるわけがない」
長門「ですがこの問題は私が、『長門』がもう一人いれば説明できます」
提督「この鎮守府に長門はお前ひとりだ。もしそうだったとしてそれをどうやって証明する」
長門「そうですね……」
~運動場~
ワーワー キャーキャー
~トイレ~
ノリノリながもん「今日も駆逐艦は可愛いな!」ボウエンキョウ
ドア<ガチャ
大淀「あ、長門さん。探しましたよー」
ノリノリながもん「お、おう大淀。どうした」アセアセ
大淀「提督がお呼びです。至急執務室までお願いします」
ノリノリながもん「ああ!」
~ていとくのへや~
ドア<ガチャ
ノリノリながもん「提督! 何の用だ?」
長門「……」
吹雪「……本当に来た……」
提督「長門が二人……?」
長門「長門」
ノリノリながもん「長門……? お前、私か?」
長門「すいません提督! ちょっと長門さんとお話があります!」ダッ
グイッ
ノリノリながもん「うわっちょっ」
ドア<バタム!
>>82
吹雪「そしてこれが青葉さんが撮影した卯月ちゃんをつれていく長門さんの写真です」ハイ
吹雪の台詞の間にこれを忘れてたっぽい。脳内補完よろしくっぽい!
~廊下~
ノリノリながもん「ちょっ私! 何する止めろ!」
壁<ドン!
長門「答えろ。卯月にナニをした?」
ノリノリながもん「……お前も私だったらわかるだろ? この溢れる駆逐艦への想いが!」
長門「……」
突然の安価↓
1 長門「ああ!」
2 長門「わかるさ! わかるとも!」
長門「ああ!」
ノリノリながもん「ならこれを見て胸があつくなるだろう?」
長門「そ、それは!」
ノリノリながもん「そう……アレを生やす薬だ」
長門「それを待っていたんだ!」
ノリノリながもん「……さぁ。一緒に滅茶苦茶にしようじゃないか……!」
~数日後~
長門「ふぅ……」
ノリノリながもん「ん? お勤めか?」
長門「ああ……」
春雨「」
ノリノリながもん「ご苦労」
長門「なぁ私」
ノリノリながもん「ん?」
長門「やっぱり……」
ノリノリながもん「ああ。そうだな」
長門・ノリノリながもん「駆逐艦は最高だな!」
~艦……?~
長門「……はっ」
長門(いまのは……夢?)
ノリノリながもん「長門……? お前、私か……?」
長門「……」
長門「提督! ちょっと長門と話がある。失礼する」グイッ
ノリノリながもん「うわっちょっ止め」ズルズル
ドア<バタム!
提督・吹雪「……」ボーゼン
~廊下~
壁<ドン!
長門「答えろ。卯月にナニをした?」
ノリノリながもん「……お前も私だったらわかるだろ? この駆逐艦への溢れる思いが!」
長門「……」
長門「わかるさ。わかるとも!」
ノリノリながもん「なら
長門「だがなぁ!」
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