女吸血鬼「後悔しても知らんぞ?」(34)

学校

男「転校生?」

友「そう」

友「何でも田舎からこっちにくるらしい」

男「ほー」

ガララ

先生「席つけー」

先生「転校生を紹介するぞー」

男「可愛い子かな、男でイケメンかな」

友「女の子に一票」

スタスタ

転校生「初めまして、今日からよろしくお願いします」ペコリ

友「ブスカヨ…」

男「聞こえるぞ」


この子にあった日から、俺の人生は一変した

休憩時間

転校生「田舎も田舎ですよ」

「山だらけなの?」

転校生「はい」


友「何であんなブスに人だかりが出来るかねぇ…」

転校生「」ギロッ

友「!」

男「ほらみろ聞かれた」

友「い、いや……この距離からじゃ…」

男「次から慎めよな」

友「……」


転校生「そうですねー」

「だよねー」

放課後

友「んじゃさいなら」

男「おう」

ガララ

男「さて…俺も帰るかな」

転校生「あの」

男「ん?」

転校生「友さんの家は…どちらですか?」

男「あいつは……○○アパートで独り暮らしだよ」

転校生「○○アパート……」

男「あ、よかったら案内しようか?」

転校生「はい、お願いします」

男「じゃあちっと待ってて」

転校生「はい」

帰り道

男「何であいつの家を?」

転校生「私をブス呼ばわりしたから」ボソ

男「ん?」

転校生「いえ、かっこいい人だなって思いまして」

男「あーイケメンだしな」

転校生「男さんもカッコいいですよ?」

男「ははっありがと」

男「あ、着いたよ」

転校生「ここですか……」

男「…入らないの?」

転校生「はい、また改めていってみようと思います」

男「そか、じゃあ俺こっちだから」

転校生「はい、さようなら」

自宅

男「なんだなかなぁ」

男「別にブスには見えなかった……かな?」

男「安室奈美恵を基準にしたら…下の下の最下層だな」

男「……友…気に入られたのか」

男「頑張れよ……」

翌日 学校

男「あれ?友は?」

「知らん」

「そのうち来るさ」

男「まぁそうか」

ガララ

先生「男、話がある」

男「はい?」

「タバコ見つかったか?」

「孕ませたか?」

男「どれも違うし童貞様だ俺は」

先生「はやく」

男「は、はい」タタタ

転校生「……」

職員室

先生「友が倒れたのは知ってるか?」

男「え!?」

先生「……やはり知らないか」

男「あいつに何があったんですか!?」

先生「実はな、体の血が通常より少なくなって倒れてたんだ」

男「はぁ!?」

先生「これはお前があいつの親友だと思ったから言ったんだ」

先生「放課後お見舞いでもいってみたらどうだ?」

男「……はい」

男「失礼します」

放課後

男「普通のやつより血圧高かったのに…貧血?」

男「何があったんだ……」

男「…転校生……あいつが家を聞いた日…だよな」

男「聞いてみるか」

転校生「呼びました?」

男「おぉぅ」

男「おうおう」

転校生「私耳と目がとてもいいんです」

男「そ、そうか……」

男「それより友のこと何か知らないか?」

転校生「わかりませんね」

転校生「でももしまだ気になることがあったら…屋上にいますので」スタスタ

男「気になること…?」

男「……まぁいいや、病院行くか」

病院

友「おぉ男、よくきた」

男「お前……」

友「イケメンだって?知ってる知ってる」

友「それより話したいことがあるんだ、座れよ」

男「……」スト

友「何で俺が倒れたか知ってるか?」

男「貧血だろ?」

友「まぁな、だけどそれだけじゃない」

友「血を吸われたんだよ」

男「精神科いけ」

友「マジでマジで」

友「ほらここ見ろ、吸われたあとがあるだろ?」

男「うわマジだ」

友「なんかさー」

友「寝てたらよー」

友「人みたいなデカイ鳥みたいなやつが入ってきてー」

男「夢だろ?」

友「現実だ」

友「んで近づいてくるもんでこっちも体起こしたんだよ」

男「いや寝とけよ」

友「んでな、顔見たら超べっぴんさん!俺のヒマワリが太陽を見たね」

男「……そんな可愛らしいもんでもないだろ」

友「まぁまぁ、それで顔近づけてきてるなぁって思ったらカプっと」

友「ぶっ倒れてその音で妹来て発狂して救急車、今ここ」

男「ほぉ」

友「最後の方に声が聞こえたんだよ、その声が転校生そっくりでさ、運ばれてる間悪夢見たわ」

男「…!」

友「最悪だよなぁ……」

男「まさか……」

友「お、ナースさんだ」

友「ケツ触ったろ」

男「悪い友、俺帰るわ」

友「えー」

男「すまん、じゃあお大事に」タタタ

友「おー」サワサワ

ナース「いやんっ」

男「あと1つだけ」

友「ん?」

男「今のお前、最高に滑稽で変態だぜ!」キラン

友「爽やかな顔でひどいこと言うな」

学校 屋上

転校生「いらっしゃい」

男「友やったのは」

転校生「知りませんよ」

男「友があんたの声がしたって言ってた」

男「それにあんたに家を教えたその日の夜、あいつが倒れた。証拠不十分だが恐らくあんたがやったんだろう?」

転校生「んー……普通なら誤魔化すけど、何かあなたを気に入っちゃったみたい」

転校生「だから特別に教えてあげる」

夕日に照らされた影がどことなく翼に見えた

転校生「あのこの血は不味かったね」バサッ

男「!」

その転校生の顔はとても綺麗な顔だった
髪は赤のロング…そこまで確認したところで

俺の意識は途絶えた

キリがいいので寝ますー
最初にいっときますが、一応ホラーでも、シリアスでもないです

おやすみー

実家から遊びに来てた、と言う後付けはいかがでしょうか



…すみません

登場人物

男 主人公

友 友達

友妹 こっそり遊びに来たイケナイコ

女吸血鬼 転校生?

転校生 女吸血鬼?


よしこれで行こう

翌日

男「なんでお前と同じ病室なんだ」

友「めんどいからだよ」

男「てきとーだなおい」

友「てか何でお前倒れてたん」

男「……思い出せない」

友「おいおいそりゃねぇぜジョニー」

男「悪いなジョナサン」

男「てか何で妹がいたんだ?独り暮らしだろ?」

友「ナターシャのことか……」

友「あいつ何か知らんけど驚かそうとしてこっそりうちに来たらしい」

男「ははっ兄思いのいいこだな」

男「嫁にもらってやるか」

友「ははっ」

男「ははっ」

男「いつ退院するんだ?」

友「今週いっぱいだな」

男「そうか、俺は明日だからな」

男「寂しくても泣くなよオタコン」

友「おいおいスネーク、僕は泣き虫じゃないぞ」

男「あ、それとさ」

友「ん?」

ガララ

転校生「あ、あの!」

友「ぅぉぇ」

男「あんた…」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月29日 (水) 13:16:54   ID: EJn132jW

途中でバッサリ切れとる……(´・ω・`)

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