愛海「時子さんのお山を登りたい」 (9)
愛海「登りたい!」
モバP「寝言は寝て言え」
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愛海「酷いよプロデューサー!試してもないのに馬鹿にして!」
P「いや実際馬鹿だろ。どう考えたって、返り討ちに遭うのがオチだ」
愛海「あたしは勝算も無しに喧嘩は売りませーん」
P「あのな愛海、俺はお前の身を思って言ってるんだぞ?時子のお仕置きは、早苗さん達のそれとは比較にならん。
わざわざ死にに行くこともあるまい」
愛海「だからこそ、やり甲斐があるんだよ!挑戦もせずに逃げるなんて真似は、登山家としてのプライドが許さないの!」
P「言って聞くような奴じゃあないか・・・なら・・・」
愛海「あら?」
P「力づくでも止めるッ!」バッ
愛海「遅い!」ヒュバッ
P「!い、いつの間に俺の背後に・・・!」
愛海「そして見よ!この鍛えに鍛えた握力を!」チャッ
P「クルミを指に挟んで・・・まさかそれを!」
愛海「フンッ!」バキィ
P「4つ同時に砕いた!一体、どんな鍛え方したんだよ!?」
愛海「ふふふ・・・今のあたしなら早苗さんにだって勝てる!これで時子さんの霊峰も・・・」
時子「霊峰も?」
愛海「見事登頂してみせ・・・ッッッ!!?」
P「おお、いたのか時子」
時子「いたも何も、一部始終ずっと見てたわよ。貴方、私の何処をどうするですって?」
愛海「う、うははははーーーッ!ここで会ったがヒャクメルゲ!時子さん、貴方のお山、制覇させてもらうわ!」ガクガクブルブル
P「百年目な。先ほどの自信が嘘みたいだ」
時子「アアン?ちゃんと日本語で話しなさい、日本語で。訳が分からない」
P「えーとな、こいつはお前が最も嫌う、胸の重力に魂を惹かれた人間の1人なんだ」
時子「ハァ?もっとマトモな説明を・・・」
愛海「隙ありッ!その胸もらったァァァーーーー!!」ドシュッ
時子「!」
P「速い!避けろ、時子ッ!」
時子「ハァッ!」ピシィ
愛海「ぎゃんっ!」グルグル
P「む、ムチを即座に引き抜きそのまま簀巻きにした!愛海は空中で身動き取れず、そのまま地面へ!」
時子「ふんっ!」
愛海「たわばっ!」ドガアッ ゴギャッ
P(あれ?今の音ヤバくない?)
愛海「はがっ!はががが!」
時子「さて、この時子様に楯突こうなんて、大した度胸ね?その理由を聞かせてもらえないかしら」
愛海「はへ・・・?」
時子「動機を聞かせろと言ってるのよ。私の目を見て、デカい声で言ってみなさい!」ビシィ
愛海「うがあああああ!!」ビクビク
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