男「>>4の能力に目覚めた」 (38)
男(人類が進化していくにつれて性別以外に差分が生まれた)
男(不可思議な力に目覚めたもの能力者と目覚めない無能力者である)
男(俺は中二のころ>>3をしていた時に>>5の能力に目覚めた)
男(そして今日は能力者のみ入学の許可される高等学校の入学式)
男(特待の一組、優等二組、劣等三組と分けられているらしく、俺の所属するのは…)
>>6のコンマ二桁(99~90が特進89~60が優等、59~00が劣等 数値が小さいほど実力は下)
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サッカー
壁を作る能力
壁に乗ってスケボーみたいに移動もできる
実際の1秒を体感時間10秒にする
あ
学校に急いでいた
男(そう、あれは中二の頃『時空航海スルンダー』とかいう漫画を読んで時間を操るライバルに憧れたんだ…)
男(一秒間に十秒分動けるような妄想と練習をしてた結果…)
男(左ジャブが少し速くなり)
男(壁を作る能力を手に入れたんだ…)
男(受験のために壁をある程度操れるようにした…)
男(受験は筆記だった…)
男(勉強の神と呼ばれた友達に貰った鉛筆を振ってたが…解けているわけはなかった…)
幼馴染「あっ、お~い男~!」タッタッタッ
男「あぁ、なんだ幼馴染か。お前は何組だったんだ?」
幼馴染「>>19(コンマ下二けた)だったよ」
幼馴染は♂なのか♀なのか
幼馴染「二組だったよ。やっぱりレベル髙いんだね」アハハ
男「ぐぅっ…!」
幼馴染「男は三組だったんでしょ?おばさんに聞いてるよ。色々と昇級の手段はあるみたいだし、がんばってこー!」
男「お、おぅ…」
幼馴染「あんまり同じ中学からくる子見なかったし、私を頼ってくれてもいいんだよ!」
男「…あぁ、ありがとう、その時は頼むよ。」
幼馴染「もう、変なところで素直なんだから…あ、ほら、式場にいこ!」グイグイ
男「おい待てって、引っ張らなくても大丈夫だって!」
__式場__
幼馴染「うわぁー広いね!でもちょっと武骨?」
男「そりゃそうだろ、なんだかんだ行事で使うらしいし」
幼馴染「言われなくても知ってるよ!…あ、二組はあっちみたい、それじゃあ、また帰りにね?」
男「おう」
タッタッタッ
男(三組は……ここか。)
男(あれ?俺の名前はこんな前じゃないはずだが…)
ソバカス「どうやら、三組の№2は君のようだね」
男「……?」
ソバカス「この席順は入試の成績順だって噂だよ」
男「なんか、ここまで来るとさすがに嫌だな」
ソバカス「そうかい?僕は良いと思うけどね?合理的だ」
男(となると、こいつが三組のNO,2ってことか…)
ソバカス「名乗るのが遅れたね、僕の名前はソバカス。よろしく頼むよ」ス
男「あぁ、こちらこそ、よろしく頼む」アクシュ
ソバカス「まぁ、すぐに僕は上のクラスに行くだろうけどね」
男(……?)
ソバカス「まぁ、邪魔だけはしないでくれたまえ」
男(なんだかいけ好かないやつだな…ん?)
眼鏡女「彼、結構名家の出身なんです」ボソボソ
眼鏡女「彼の能力は>>25、ご兄弟も活躍されていて、お兄さんは…」
__『これより、第○生入学式を開式いたします』
__『在校生代表、金髪』
金髪「……」ペコリ
眼鏡女「あの人です」ボソ
眼鏡女「なんでも入学してから今までトップを維持し続け、大企業等からも引く手数多みたいです」ボソボソ
男「なるほどね…」ボソ
男(すげぇイケメンだ)
金髪「コホン…春の木漏れ日に照らされ、草花も輝くように萌ゆる___」
空想を現実にする
男(それからは何ら問題なく式は進行していった)
男(卒業式ほど立ち座りを繰り返すわけでもなくてありがたい)
男(それにしても…)
ワイワイ ガヤガヤ
眼鏡女「結構個性的な方が多いですね」
男「そうだな」
男(あからさまな不良みたいなのもいれば、がり勉みたいなのもいる…がり勉?)
男(あんな真面目そうなやつが筆記の試験で劣等組…?)
眼鏡女「何か考え事ですか?」
男「あぁ、いや、なんでもない。自己紹介がまだだったかとかだ。俺の名前は男、力は壁を作ることができる。」
眼鏡女「そんな簡単にばらしてしまっても良いんですか?試合とかで不利になってしまいますよ?」
男「信じる奴の方が少ないだろう」
眼鏡女「それもそうですね。それでは」
眼鏡女「改めまして、私の名前は眼鏡女、能力は>>30です♪」
男「仕返しか何かか?」
眼鏡女「ふふっ…さぁ?」
第四の壁の破壊
眼鏡女「第四の壁の破壊(フォース・トゥ・フォース)です」
男「なんだけったいな名前を…」
眼鏡女「中二の頃に考えました」
男(想像を現実にできる能力に、わかんないけど強そうな能力…もうだいぶわからなくなってきたな)
ガラガラ
男「ん、先生が来たみたいだな」
眼鏡女「そうですね。」
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男「なんだかんだ言って普通の話だったな」
眼鏡女「そうでしたね。まぁいっても高校ですし…」
男「そうだな」
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