なんかこいつと似たような奴昨日もいたぞ
安価なら中尾
頭部
マグニートーにする
榊原「中尾の頭部をマグニートーにしてやる」
鳴「え?」
―――――
久保寺「じゃあみなさん教科書を……」
榊原「…」ガラッ
鳴「…何するの?」
榊原「…このマグニートー風ヘルメットを中尾君の頭に貼り付ける」
一同「!」ザワッ
中尾(…マジかよ)
榊原「僕らはいないものなんだから誰も反応しないはずだ」トプン
鳴「…何その液体」
榊原「エポキシ樹脂のa剤とb剤だよ」
勅使河原(!?エポキシ樹脂!?)
(…何それ)
勅使河原(主に建築現場などで使われている接着剤だ)
(ヤバいの?)
勅使河原(…一度くっ付いたらもう離れないと思った方がいい)
(……中尾…)
榊原「さーてまずはヘルメットの内側にa剤とb剤を混ぜたものを塗って」ペタペタ
中尾(……っ!!)ガタ
榊原「あれ?どうしたの中尾くん」ペタペタ
中尾(…っ!……)
榊原「まさかいないものに反応なんてしないよね」ヌリヌリ
榊原「よし、出来た」カポッ
中尾(くっ…!!)
榊原「この樹脂は五分ぐらいで固まるからね」
榊原「なんて言っても聞こえてないだろうけど」
―――――
榊原「よし、固まったな」
榊原「さてやりたいことも済んだし帰るか」ガラッ
鳴「ちょ…榊原くん…」ガラッ ピシャッ
マグニートー中尾「………」
勅使河原「…………プッ」
マグニートー中尾「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
一日目終了
赤沢
頭
なでなで
二日目
榊原「今日も行くか」
鳴「…こんな事いつまでやる気なの」
榊原「もちろん皆が無視する限りさ」
鳴「……はぁ」
―――――
久保寺「今日は中尾君はお休みだそうで…皆さ」
榊原「…」ガラッ
一同「!」ザワッ
榊原「…なるほど、一日経ったけど変化なしか」
一同「…」
榊原「なら今日は…赤沢さん」
赤沢(えっ…)
榊原「―――赤沢さん、君の頭を撫で続けてやる」
赤沢(はぁ!?)
勅使河原(裏山)
榊原「さて始めるか」スタスタ
サワッ
赤沢「…っ」ビクッ
榊原「…今ちょっとビクッとしたよね」ナデナデ
赤沢「………」
榊原「………だんまりか」ナデナデ
赤沢(……そういえば頭を撫でられるなんて何時ぶりかしら)
―――――
榊原「…」ナデナデ
赤沢「……」トローン
キーンコーンカーンコーン
榊原「…一時間目終了か」サッ
赤沢「ぁ……」
榊原「ん?赤沢さん今何か言った?」
赤沢「っ!!///」ガタ
榊原「お?」
赤沢「せ…先生、頭が痛いので保健室に行ってきます」スタスタ ガラッ
榊原「…後に続こう」ガラッ
勅使河原(マジ裏山)
―――――
榊原(という訳でこっそり付いてきた)
榊原(現在養護教諭は出かけている)
榊原(赤沢さんはベッドで寝ているな)
榊原「絶好のなでなでチャンスだ」ボソッ
―――――
赤沢(なんだか小さいときの事思い出したわね…)ウトウト
赤沢(…………)ウトウト
サワッ
赤沢「っ!!?///」ビクッ
榊原「………」ナデナデ
赤沢(なんで付いてきてるのよ……でも)ウトウト
榊原「…まだ無視するのか」ナデナデ
赤沢「………」ウトウト
―――――
榊原「……あれ?赤沢さん?」ナデナデ
赤沢「…スー……スー……」
榊原「……寝たか」
鳴「…!」ガラッ
鳴「…やっと見つけた」
榊原「あぁ、どうしたの見崎」
鳴「…昨日の件のせいで教室に居辛い」
榊原「じゃあもう帰る?」
鳴「…そうする」
榊原「じゃあ帰ろうか、用事も済んだし」
鳴「用事?」
榊原「今日は赤沢さんの頭をなでなでしてたんだ」
鳴「……じゃああそこで寝てるのは赤沢さん?」
榊原「そうだよ」
鳴「…先に行ってて」キュポッ
榊原「え?」
鳴「行ってて」
榊原「?…分かったよ」ガラッ
鳴「…………ふふっ」キュッキュッ
―――――
赤沢「………あれ、寝てたのかしら」ムクリ
赤沢「…教室に戻ろう」
―――――
赤沢「只今戻りました」
望月「あぁ赤沢…さ……ん?」
勅使河原「ん?………ゲホッ!!」
赤沢「…?………私の顔になにか……って」テカガミ
赤沢「………きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
二日目終了
需要あるのかなコレ
すまん
安価なら勅使河原
携帯電話
水ポチャ
三日目
榊原「そろそろ皆も無視するのやめたかな」
鳴「たぶんやめてないでしょうね」
榊原「なんで?」
鳴「…災厄はそれほどに皆が恐れるものだから」
榊原「…………まぁ、いずれにしても僕は皆がやめるまでは続けるよ」
―――――
久保寺「中尾君は今日もお休み、赤沢さんは今日は保健室登校で…」
榊原「…」ガラッ
一同「…」
榊原「…見崎の予想は当たってたね、やっぱり皆無視するんだ」
榊原「…ねぇ、勅使河原」
勅使河原(俺かよ)
榊原「…君も無視か」
勅使河原(やめてくれ……)
榊原「…そういえば君はいつも携帯をポケットに入れてたね」ゴソ ヒョイ
勅使河原「…ぁ!」
榊原「じゃあコレを…そうだな、望月の水筒の中に入れようか」スタスタ
勅使河原「…!!」ギギッ
榊原「?」
勅使河原(くそっ!!くそっ!!)
榊原「…まぁいいか、入れまーす」ポチャン
榊原「後は蓋して振ればいいか」ガチャンガチャン
榊原「…そろそろいいかな」カパッ
榊原「…うわぁ、悲惨」
勅使河原(テメェ…)
榊原「まぁこれはこのまま置いとくよ。じゃあね」ガラッ
勅使河原「………あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
三日目終了
綾野さん
性癖
四日目
榊原「そういえばなんで見崎は何もしないの?」
鳴「そのやらない方がおかしいみたいな言い方は止めてくれないかな」
榊原「だってさ、無視されてる上に報復の心配もないんだよ?」
鳴「…私はいい」
榊原「……ふーん」
―――――
久保寺「中尾君は今日もお休みだそうで勅使河原君は昨日帰りに学校の窓ガラスを割っているのを目撃されたため校長先生に怒られています」
望月(赤沢さんは今日は来てるね、落書き消えたのかな)
(消えたらしいよ)
望月(よかった…顔にあんなに大きく『無能』とか書かれてたらさすがに可哀想だったもんね…)
久保寺「…では、一時間目は体育なので皆さん着替えて体育館の方に移動してください」
―――――
榊原「…」ガラッ
榊原「あれ?誰も居ないな」
榊原「…じゃあ始めるか」ゴソゴソ
―――――
「つかれたー」
綾野「ふぅ…」
「綾野ー、次なんだっけ」
綾野「ちょっと待ってー」
綾野(たしか時間割り表は机の中に…)
綾野「えーっと…えっ!?」
「どしたの?」
綾野「あ…いや、な…なんでもない//」
「ふーん、じゃあ次なに?」
綾野(なんでこんな本が…//)
「綾野ー?」
綾野(は、初めてのsえ)
「綾野?」ヒョコ
綾野「ひっ!!」
「次は?」
綾野「……えっと、り、理科…」
「りょーかい!」
―――――
久保寺「じゃあ皆さん気を付けて帰ってください」
綾野「…」ボー
綾野(思わず鞄に入れちゃったけど…どうしようかな…//)
小椋「綾野さん、提出物出してー」
綾野(ちょっと見てみたら中身も過激だったし//)
小椋「…もう勝手に持ってくよ?」
綾野(でも興味があるとすれば…)
小椋「鞄の中かな…」ゴソゴソ
綾野(………m、かな)
小椋「あれ?コレって…」
綾野「………あ!?」ハッ
小椋「……ねぇ、何かな?コレ」
綾野「いや、あの、それ、いや………あ、あのね、それ……」
小椋「…興味あるの?」
綾野「……な」
小椋「正直に」
綾野「……あります」
小椋「ふーん………『どっち』に?」
綾野「えっ!!?///」
小椋「ほら、早く」
綾野「え、えーっとね………」
小椋「いじめてみたい?それとも…」
綾野「………」
小椋「…いじめられてみたい?」
綾野「……………はい//」
小椋「ちょうど良かった、実は私誰かをいじめたい方の人間なの」
綾野「……」
小椋「…今日、私の家に来てくれるわね?」
綾野「…分かっ」
小椋「『分かりました』よ」
綾野「…わ…分かりました//」
四日目終了
佐藤さん
部屋
お泊り
五日目
榊原「さて、昨日はどうなったかな」
鳴「なにしたの?」
榊原「ちょっとね」
―――――
久保寺「中尾君、小椋さん、綾野さん………ちょっと最近休む生徒が多すぎますね」
勅使河原「チッ」イライラ
望月(てっしー…)
赤沢(私は無能じゃない、私は無能じゃない、私は無能じゃない、私は…)ブツブツ
望月(赤沢さん…)
榊原「…」ガラッ
一同「!!」ビクッ
久保寺「じゃ、じゃあ一時間目の授業の準備を」
榊原「…まぁ今日も一緒か」
―――――
久保寺「…では皆さん気を付けて帰ってください」
勅使河原「…クソガ」イライラ
赤沢(私は無能じゃない、私は…)ブツブツ
望月(雰囲気最悪だなコレ)ボソッ
勅使河原「あ゛?」
望月(ひっ!?)
勅使河原「望月テメェ言いたいことあるならハッキリ言えよ!!」ガタン
ギャーギャー
高橋(は、早く帰ろう…)
榊原「…」
―――――
高橋「…」スタスタ
榊原「………」スタスタ
高橋「…?」スタスタスタスタ
榊原「………」スタスタスタスタ
高橋「…」タタタタタタ…
榊原「………」タタタタタタ…
高橋(付いてきてる…)
榊原「高橋さん」
高橋「!?」
榊原「唐突で悪いけど今日君んち泊まっていい?」
高橋(うわぁ…)
榊原「沈黙は肯定と見なすよー」
高橋「…」
榊原「…分かった、今晩は泊まるね」
高橋(お、お母さーん!!助けてー!!)タタタタタタ
―――――
高橋「ハァ…ハァ…た…ただい…………ま…?」ガチャ
貼り紙『今晩はお父さんもお母さんも帰ってこれません。冷蔵庫の中に晩御飯が入ってます』
高橋(うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
榊原「お邪魔しまーす…ん?」ガチャ
高橋「ひっ!?」
榊原「へぇー、今日親いないのかー」
高橋(わ…渡辺さ
榊原「はい携帯没取ー」サッ
高橋「っ!?」
榊原「あれ?今反応した?」
高橋(どどどどどうしよう)ガクブル
榊原「…まさかね」
榊原「とりあえず部屋見てこよう」
―――――
榊原「おや?あれは……>>102?」
うわばばばばばば
すいません間違えました
高橋→佐藤
なんでこんなミスを…
榊原「おや?あれは……赤沢さん?」
榊原「なんでこっちの方に?」
赤沢「…」テクテク
榊原「まぁとりあえず声をかけてみよう」
榊原「>>114!!!」
ハワイコナ・エクストラ・ファンシーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
榊原「ハワイコナ・エクストラ・ファンシーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
赤沢「なっ!?」ビクッ
榊原「かっこいいとでも思ったのーー!?」
赤沢「誰…っ!?」
榊原「長い英語ならかっこいいと思うなよー!?」
赤沢(よっ…余計なお世話よ!!)
榊原「akatherさーん!!ねぇもっかい言ってみてよー!!」
赤沢(…)グス
榊原「ハワイコナ・エクストラ・ファンシー(爆)」
赤沢(…)プルプル
榊原「あぁそうだ言い忘れてたね!!」
榊原「無能ーーーー!!!!!」
赤沢「もぉぉぉぉぉぉぉぉなんなのよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダダダダダ
―――――
榊原「…行っちゃった」
榊原「ま、いいか」
榊原「…さて、ベッドの下探し再開するか」
榊原「…」ゴソゴソ
榊原「…!これは…>>120じゃないか!!」
恒一の写真
はよ
榊原「僕の写真じゃないか!!」ピラッ
榊原「なんでこんな所に…」
ガタガタ ガチャ
佐藤「ぁ!?」
榊原「…佐藤さん、これなに?」
佐藤「…」(ベッドの下にしまってたの忘れてた…)ダラダラ
榊原「ねぇねぇ」
佐藤「…」(どうしよう……)ダラダラ
榊原「………もしかして」
佐藤「っひっ!?」
榊原「佐藤さんって>>129なの?」
僕のこと好き
榊原「佐藤さんって僕の事好きなの?」
佐藤「…~っ!!!///」カァー
榊原「だから写真なんて持ってるの?」
佐藤「ち、ちがっ///」
榊原「何が違うの?あといないものなんだから無視しなよ」
佐藤「…はうぅぅ…///」
榊原「そんなに真っ赤になっちゃってさ、全然無視出来てないじゃないか」テクテク
ボフン!!
佐藤(ベッドにお…押し倒され……///)
榊原「いないものか無視されるなら今から何しても反応しないよね」
佐藤「…///」コク
>>125
①性夜
②突如現れた鳴により榊原鎮圧
③なんてね!冗談冗談!!
④その他
みす>>135
①
榊原「服…はもう破いていいか」ビリビリ
佐藤「…///」
榊原「…ふーん、白か…」
佐藤「ぁ…あの」
榊原「…『今から君が言うのは独り言だろうけど』何?」
佐藤「初めてだから、優しくして欲しい、かな」
榊原「…僕も初めてだよ」
佐藤「…」(え?)
榊原「ただ僕も年頃の男の子だからね、avの一本や二本見てるさ」ペロッ
佐藤(ひゃっ!?…な、なんで耳なんか…///)ゾクゾク
榊原「どうやら始めから大切な所に行くのはナンセンスらしくてね」チュッ
榊原「そうだな、まずは>>140辺りから攻めてみようか」
うなじ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません