提督「おい」
提督「聞いてるのか?」
山城「えっ?なんですか?これから姉さまのところに……」
筑摩「姉さんもがんばってるかな?」
龍田「天龍ちゃん……」
比叡「お姉さまとお茶したいなぁ……」
千代田「千歳お姉がたりないよぉ……」
提督「おい」
提督「こっち見ろ」
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提督「なにがねえちゃんねえちゃんだよ」
提督「おかしいんじゃないか?」
龍田「なにいってるのぉ?」
筑摩「姉妹の仲がわるくてなにがいけないのでしょうか?」
提督「別に頭ごなしに否定はしてないぞ」
提督「ただ普段の職務をしっかりこなせと言ってるだけだ」
提督「少しは姉のことを忘れて集中しろ」
比叡「あははっ何言ってるんですか!」
比叡「お姉さま以上に大事なことなんてあるわけ無いじゃないですか」
千代田「そうそう」
千代田「普段の仕事だって千歳お姉にさせられないからやってあげてるってこと忘れないでよね!」
提督「は?」
山城「普段ならこの時間は姉さまと一緒にご飯を食べているはずなのに……不幸だわ」
提督「任務にしても最近効率が落ちてきてるんだが……」
龍田「ごめんなさいね~これからは気をつけますけど天龍ちゃんと約束があるからもう解散でもいいですか~?」
千代田「それじゃあ解散!」
提督「……」
提督「わざわざ司令室に呼び出しをかけた意味も解ってないのか……」
提督「これじゃ姉妹を分けて別の鎮守府に配属することも考慮しないと……」ボソッ
比叡「ん?」
山城「は?」
龍田「え?」
筑摩「はい?」
千代田「許されない」
提督「……」
提督「……もう部屋から出て行け」
提督「今後のことは追って通達する」
龍田「……わかりましたけど~不用意に権力振りかざしたら上にするからね~」
比叡「いいですか司令!やっていいことと悪いことがあるんですからね!」
提督「……はやくいけ」
千代田「お姉どこにいるのかなあ……」
山城「……不幸だわ」
筑摩「失礼しますね、うふふっ」
提督「……」
提督「……」
提督「……行ったか」
提督「せめて反省する素振りくらい見せてくれれば……」
提督「はぁ……」
提督(いよいよ配属変更も考えないといけないな……)
提督(憲兵や出入りの業者の男から苦情があがってきてるんだよな……)
提督(あいつらの姉妹のそばをあるくだけでも過剰な防衛反応を示してくるって)
提督「……どうしたものかな」
提督(こんな理由での臨時の配置換えは褒められたものではない)
提督(……新規の配置先で何をやらかすかもわからん)
提督(せめて男への露骨な敵意だけでも減らせたら……)
提督「……男になんとか興味を誘導するしかないか」
提督「……一筋縄ではいかないだろうな」
提督「……」
提督「……」
提督「……いっそ無理やりに」
数日後
比叡「失礼しまーす」
比叡「こんな夜中におよびですか?」
提督「……待ってたぞ」
憲兵「……」
比叡「……?」
比叡「あれ?憲兵さんも?」
提督「……」
比叡「え?え?なんです?怖いですよもう!」
比叡「何かやらかしました!?」
提督「……はぁ」
憲兵「……」
比叡「え、えーと……」
提督「服を脱げ」
憲兵「……」
比叡「は、はい?」
提督「脱げ」
比叡「ちょ、ちょっとまってください」
比叡「司令以外にもいるんですよ!?」
憲兵「……」
提督「早くしろ、やらないなら他に頼むことになる」
提督「お前の大事な人とかな」
憲兵「……」
比叡「……」
比叡(……お姉さま)
比叡「……」
比叡「……わかりました」
比叡(お姉さまのために……)
比叡「……」スッ
提督「比叡、お前じゃない」
比叡「!?」
憲兵「……仕方が無い」
比叡「!?」
憲兵「くそっ……」ガサゴソ
提督「比叡、よく見ておけ。これが男だ」
憲兵「なんでわざわざ人前なんかで……」
提督「そしてこれが……」ガサゴソ
提督「……男の良さだ」ガバッ
憲兵「おいっいきなりはやめっ……」
憲兵「ああっ!」
提督「おらっ人に見られながらヤるのはどうだ!?」パンパンパンパン
憲兵「うお、うおおん!」パンパンパンパン
提督「お前の暁の水平線に勝利を刻み込んでやるぜ!」パンパンパンパン
憲兵「ま、負けねえっ!」パンパンパンパン
提督「どうしたどうした?」パンパンパンパン
提督「いつもよりもよほどよがってるじゃないか!」パンパンパンパン
憲兵「く、くそっ」パンパンパンパン
提督「そろそろ戦術的勝利が見えてきたか?」パンパンパンパン
憲兵「ちくしょう……」パンパンパンパン
憲兵「ああっ」パンパンパンパン
提督「これでB勝利!」パンパンパンパン
憲兵「やっこれいじょうはもうっ」パンパンパンパン
提督「これでA勝利!」パンパンパンパンパンパン
憲兵「わ、わかった!負けだ!負けで良い!」パンパンパンパンパンパン
提督「くっ……ここから最後のっ……」パンパンパンパンパンパンパンパン
提督「栄光のS勝利だああああああ!」ドピュッ
憲兵「ああああああああ」ドピュッ
比叡「……」
比叡「……ひえっ」
数日後
山城「大体ドックに入ってる戦艦なんて……」
山城「はぁ……」
山城「不幸だわ」
山城「……」
山城「……誰もいない」
山城「……姉さまはいまごろ何を……」
提督「おらっ邪魔するぜ!」ガラッ
山城「!?」
山城「て、提督ここは女湯ですよ!?」
憲兵「ワンテンポ遅れて俺も参上だ!」
山城「!?」
提督「一度見られてすっかり吹っ切れたようだな!」
憲兵「こっちはいつでもヤれるぜ!」
山城「えっえっ」
提督「いつもと違う場所!たまらねえ!」ブスリ
憲兵「お、おおおおおん!」ビクッ
提督「たまらんねえな!」パンパンパンパン
憲兵「いつもよりも角度がっ……!」パンパンパンパン
提督「どう良いか言って見ろよ」パンパンパンパン
憲兵「な、ななめ具合がっ……すげっ」パンパンパンパン
提督「おらっどんなだ!?」パンパンパンパン
憲兵「さ、さながら塔のようなっ」パンパンパンパン
憲兵「それでいてこの角度っ」パンパンパンパン
憲兵「しいて表現するなら斜塔!これはピサの斜塔!」パンパンパンパン
提督「い、いいこと言うじゃねえか!」パンパンパンパン
憲兵「くれっはやく、イタリアンな主砲を撃ってくれ!」パンパンパンパン
提督「まだまだ俺の381mm/50 三連装砲改は満足してないぞっ!」パンパンパンパン
憲兵「やめっこれ以上はっ」パンパンパンパン
提督「地中海的な一発をとくと味わえ!」パンパンパンパン
憲兵「あああああ!俺の、俺のローマ帝国がっ」パンパンパンパン
提督「ミルクたっぷりなカフェラッテ!味わいな!」ドピュッ
憲兵「ボンジョルノおおおおおおん!」ドピュッ
山城「……」
山城「……不幸だわ」
憲兵「はぁ……はぁ……ちゃんと風呂場を掃除しておかないとな」
提督「ああ、マナーはしっかりな」
数日後
筑摩「カタパルトの整備……」
筑摩「一人でやるのは……」
筑摩「でも姉さんを守るためにもしっかりやらないと……」ガチャッ
提督「まってたぞ、いつもこの時間に工廠に来るのは解ってた」
筑摩「て、提督、どうして裸なんですか!?」
憲兵「は、はやく入れてくれ!」
提督「なんだ?こらえ性が無いな!」
提督「ようやくゲストも揃った!いくぜっ」
憲兵「き、きちゃうっ……」ビクッ
提督「どうした?まだ何もしてないぞ?」
憲兵「じ、じらさないでくれ」
提督「ふふ、じゃあ行くぞ」
憲兵「き、キタッ入るっ」
提督「たった今入る……ハイルヒトラーだ」ブスリ
憲兵「うおおおおん!」ビクッ
提督「我慢の汗でまるでザワークラウトを思い出すぜ」パンパンパンパン
憲兵「や、やめろそんなこと」パンパンパンパン
提督「ここはなんだぁ?ビンビンじゃないか」パンパンパンパン
憲兵「乳首をいじるなぁ……」パンパンパンパン
提督「セッツブーンの豆をこんなところに隠してたなんてわるい子だな」パンパンパンパン
憲兵「や、やめろぉ」パンパンパンパン
提督「ほぉ、ほぉほぉ、なるほどねー!」パンパンパンパン
憲兵「それ以上はっ……もうっ!」パンパンパンパン
憲兵「おれの通商がっ破壊されちゃう!」パンパンパンパン
提督「アイネンシェーネンターク!(良い一日を!)」ドピュッ
憲兵「ダンケ!ダンケ!(ありがとう!ありがとう!)」ドピュッ
筑摩「……」
筑摩「……姉さま?カタツムリは塀を食してるんですよ?」
筑摩「……なんと」
筑摩「……なんと」
数日後
千代田「お姉といっしょならコンビニ弁当もきっとおいしいよね!」
千代田「コンビニ、コンビニ~お出かけ~♪」
提督「……」ジー
千代田「あ、提督!いいところに!ちょっと時間あるから一緒に休んであげる!」
提督「……」スッ
千代田「えっ、え~?ど、どこにいくの?」
憲兵「さっヤるぞ」
提督「ハラショー」ガバッ
千代田「!?」
憲兵「今日の俺はやられるだけじゃないぜ!」
提督「……無駄だね」ブスリ
憲兵「く、くそっなんて熱さだっ!」パンパンパンパン
提督「お前の穴も暖かいな、ロシアでは重宝される穴だ」パンパンパンパン
憲兵「……うっ今日も一方的なのかっ!ああっ!」パンパンパンパン
提督「もっと快楽の声をあげるといい」パンパンパンパン
憲兵「う、うおお、うおおおおおん!」パンパンパンパン
提督「いい響きだね、嫌いじゃない」パンパンパンパン
憲兵「し、沈まんさ」パンパンパンパン
提督「我慢しないほうがいいぞ!」パンパンパンパン
憲兵「うっ……もうっ……」パンパンパンパン
提督「くっ、さあ千代田に一言をっ!」ドピュ
憲兵「ウ、ウラーッ!」ドピュ
千代田「……」
千代田「……やだぁ」
数日後
龍田「……そろそろ眠らなきゃ」
龍田「お布団がしあわせ~」
龍田「……あしたも天龍ちゃんと……」
龍田「!?」
提督「……」
龍田「提督!?わたしの布団でなにしてるんですか!?」
提督「……」
龍田「あら~?声も出ませんか~?どうなっても知らないですよ?」
憲兵「やっと見つけたぞ!」ビンビン
提督「ひっ!?」
龍田「!?」
提督「い、いままですまなかった」
憲兵「絶対に逃がさないからぁ」ガバッ
提督「やっやめっ……」ブスリ
憲兵「俺を裏切ったら許さないっていったよね?」パンパンパンパン
提督「あれはちがっ……」パンパンパンパン
憲兵「え?違うの?ならいいけど……」パンパンパンパン
提督「そ、そうだ!ちがう!だからっ……もうっ!」パンパンパンパン
憲兵「でも気になるから提督に20発撃っても良いですか?」パンパンパンパン
提督「や、やめろぉ……あやまるからぁ!」パンパンパンパン
提督「もう今日だけで3発はやられてるからっ……」パンパンパンパン
憲兵「敵提督を10回邀撃せよ!」ドピュ
提督「「演習」で練度向上!」ドピュ
龍田「……」
龍田「……お布団がしあわせ~」
憲兵「あ、すみません至急新しい布団用意させるんで」
数日後
提督「ふぅ……シスコン艦どもからの意見書の提出がきたか」
提督「成果はどうだ!?」
『一身上の都合で配置転換を願い出たいとおもいます』
提督「……」
提督「……」
提督「なにがいけなかったんだろう?」
提督「……」
提督「……うっ」ドピュ
お し ま い
僕はゲイではありません。これだけははっきりと真実を伝えたかった
このSSまとめへのコメント
70年の時を経て姉妹や親友と再会したんだ、織姫と彦星どころの騒ぎじゃないだろうね。中には自分が殺した相手に再会しちゃった娘もいるけど