数時間後

官房長官「協議が終わりました」

首相「結果は?」

官房長官「日米間で使節団を派遣する事が決まりました」

首相「自衛隊派遣となると野党が騒ぐな」

「このさいやむを得ないかと・・・」

派遣当日

乗員「レーダーに艦あり」

乗員「こんごうクラスかと思われます」

『こちらは日本皇国海上警備隊巡視船　しきしま、所属と航海の目的を明らかにせよ』

乗員「日本皇国!?」

乗員「ふざけたことを」

艦長「こちらは日米共同使節団だ我々に敵意は無い」

『わかりました、では安房へ入港を許可します』

乗員「安房?」

艦長「恐らく房総半島だろう」

乗員「首相まもなく上陸です」

首相「向こうは?」

乗員「確か日本皇国と」

日本皇国首都長野

『偵察機からの映像が届きました』

「あれが噂の島か」

「状況からどうやら我々がこの地に来てしまったようですね」

「そのようだな」

「東国や米国との連絡ができないとなると・・・」

入港

日本皇国千葉県安房
海軍鎮守府

首相「見たところ房総半島のようだな」

首相「私は日本国第97代内閣総理大臣の首相です」

「海軍鎮守府司令の提督です」

首相「この国の最高責任者に直接逢って話をしたい」

提督「わかりました」

提督「日程が決まり次第そちらに報告します」

首相「ありがとうございます」

今日はここまで

日本皇国首都長野
将軍府

弓春「つまり私達がこの地に来てしまったということですね」

雪「そうなります」

雪「日本政府が殿下と会談を希望しています」

弓春「わかりました会談を承諾しましょう」

翌日
日本皇国千葉県木更津市　
ホテル

首相「朝早くから誰だね？」

雪「皇室近衛軍の新城雪と申します」

首相「皇室?」

雪「提督氏から話を聞いていませんか?」

首相「いやなにも」

雪「そうですか」

雪「では以下の日程で会談を行わせていただきます。よろしいですか？」

会談

将軍府

首相「私は日本国第97代内閣総理大臣、首相です」

大使「駐日アメリカ大使館の大使です」

弓春「日本皇国第30代将軍、徳川弓春です」


以下
かくかくじかじか

弓春「わかりました。一旦話を預からせてもらいますがよろしいですか？」

首相「構いません」

首相「では私は日本に戻ります」

首相「それと今後の連絡方法についてですが・・・」

弓春「場所さえ教えてもらえれば私の方から直接報告します」

首相「わかりました」(?)