Z-ONE「アポリア、銭湯に行きませんか?」アポリア「戦闘だと!?」 (37)

アポリア「誰と戦うのだ、シグナーか?」

Z-ONE「いいえ、そちらの戦うほうの戦闘ではなく湯につかるほうの銭湯です」

アポリア「湯につかる…?風呂のようなものか?」

Z-ONE「ええ、日ごろの疲れがたまっている時には銭湯に行くのが一番です」

Z-ONE「湯につかることで体の疲れを落とす、銭湯の常識です」

アポリア「しかしZ-ONE、私は機械だ」

アポリア「疲れを感じることもなければ湯に浸かる必要もない」

Z-ONE「もちろん、わかっています」

Z-ONE「しかしあなたのその人間だった心は変わっていない、違いますか?」

アポリア「何が言いたい?」

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Z-ONE「アポリア…私たちは未来を変えるために身を削る思い出研究を重ね…」

Z-ONE「あなたたちが死んだ後ロボットに変えてまで未来を変える宿命を背負い続けた」

アポリア「それは私の意志で望んだことだ、君が気にすることではない」

Z-ONE「ええ、しかしそのせいであなたはまだ楽しい生活を送れずにいる」

アポリア「楽しいだと…?そんな感情は捨てた…」

Z-ONE「なら新たに作り直しましょう」

Z-ONE「銭湯に行くことであの時得られなかった幸福を、満足を得るのです」

Z-ONE「私からの頼みです、アポリア…」

アポリア「…君の頼みなら喜んで行こう」

Z-ONE「それではタイムマシンに乗りなさい、すぐに行きます」

アポリア「わかった」

銭湯

アポリア「ここが銭湯か…随分と古い建物だ、この中に風呂があるのか?」

アポリア「あれは煙突か?高いな」

Z-ONE「随分浮かれているようですね」

アポリア「この私が浮かれている?そんな感情は捨て去った」

Z-ONE「果たしてそうでしょうか?」

アポリア「?」

Z-ONE「フッ…さあ、入りましょうか」

アポリア「ああ」

おばちゃん「あらいらっしゃい、今日は二人?」

Z-ONE「ええ、銭湯に初めて来る友人のために銭湯のよさを教えようと」

アポリア「初めてだからよろしく頼む」

おばちゃん「あらま~!まだ銭湯に興味を持ってくれるなんて嬉しいわ~!」

おばちゃん「お兄ちゃん、銭湯初めてなら、今日は特別に半額にしてあげるわ!」

アポリア「礼を言う」

Z-ONE「ところでおばちゃん、今日はいつもより客が少ないですね」

おばちゃん「そうなのよ~、この近くにスーパー銭湯ができちゃってねぇ」

おばちゃん「客のほとんどがみんなそっちにいっちゃったのよ~」

おばちゃん「時代の流れとはいえ、ちょっと寂しいわ~」

おばちゃん「うちらもそろそろ潮時かしらね…って、愚痴を滑らせちゃったわ」

おばちゃん「ごめんなさいね、ゾーンちゃん」

Z-ONE「いえ、私たちも力になれるよういろいろ努めていきます」

おばちゃん「その気持ちだけで十分よ」

Z-ONE「では…行きますよアポリア」

アポリア「ああ」

脱衣所

Z-ONE「さて、に入るにはまず服を脱ぎませんとね」

カチャカチャ

カポッ

ガチャガチャ

アポリア「…」

Z-ONE「痛々しく見えますか?」

アポリア「ああ…片腕片足を無くしたZ-ONEを見ると胸が痛む」

アポリア「機械にもこのような感情があるとは…やはり感情は邪魔だ、苦しくなるだけだ」

Z-ONE「しかしその感情のおかげであなたはこれから私服のときを過ごせるのですよ」

アポリア「…」

Z-ONE「安心してください、あなたの期待を裏切ることにはなりませんから」

脱衣所

Z-ONE「さて、に入るにはまず服を脱ぎませんとね」

カチャカチャ

カポッ

ガチャガチャ

アポリア「…」

Z-ONE「痛々しく見えますか?」

アポリア「ああ…片腕片足を無くしたZ-ONEを見ると胸が痛む」

アポリア「機械にもこのような感情があるとは…やはり感情は邪魔だ、苦しくなるだけだ」

Z-ONE「しかしその感情のおかげであなたはこれから至福の時を過ごせるのですよ」

アポリア「…」

Z-ONE「安心してください、あなたの期待を裏切るようなことにはなりませんから」

Z-ONE「さあ、アポリア…あなたも脱ぎなさい、服を着たままでは入れません」

アポリア「Z-ONE、忘れているかもしれないが私はもともと服を着ていない、この格好だ」

Z-ONE「…つまりアポリア、あなたは全裸でしたか」

アポリア「似たようなものだ」

Z-ONE「しかし、服を着ていないならそのまま入っても問題ないですね」

アポリア「そうだな」

Z-ONE「さあ、早速入りましょう」

アポリア「ああ」

カポーン

アポリア「ここが銭湯か、少々古いな」

Z-ONE「それがいいのですよ、趣がありますからね」

Z-ONE「さあ、まず湯船に入る前に体の汚れを落としましょう」

アポリア「湯船の中で汚れを落とすのではないのか?」

Z-ONE「湯船で落とすのは疲れです、汚れはシャワーで落とすのです」

Z-ONE「シャワーを浴びてない人が湯船に浸かったら周りから怪訝な顔をされるでしょう」

アポリア「なるほど」

アポリア「ところでZ-ONE、私は機械だ」

Z-ONE「それがどうかしましたか?」

アポリア「水を浴びればショートするのではないのか?」

Z-ONE「心配は無用です、あなたの体は完全防水です」

Z-ONE「水を浴びようが海中に沈まれようがショートすることは一切ありません」

アポリア「それを聞いて安心した」

Z-ONE「さて、早速洗いましょう…シャンプーとリンスの使い方はわかりますね?」

アポリア「ああ」

オイ、ナンダヨアレ

ナンカデカイノガカラダアラッテルゼ?

アレフクジャナイノカ?コノママハイッテモダイジョウブナノカ?

Z-ONE「…」ゴシゴシゴシゴシ

アポリア「…」ゴシゴシゴシゴシ

ゴシッ…

Z-ONE「うぅ…」ジワッ

アポリア「どうかしたのか、Z-ONE」

アポリア「いえ、目にシャンプーの泡が入っただけです」

アポリア「そうか、すぐに洗い流したほうがいい」

Z-ONE「ええ、わかっています」

シャアアアアアアアアアアアア

Z-ONE「さて、体を洗った後は湯に浸かりましょう」

アポリア「やっとか」

Z-ONE「それでは入りましょうか、タオルは湯船に入れないでください」

アポリア「わかった」

ジャアアアアアアアアアアアアアアア!!!

ウワァ!タクサンオユガアフレデテキタァ!

チャポン

Z-ONE「ふぅ…、いい湯加減です」

アポリア「温かい…」

Z-ONE「どうですかアポリア?初の銭湯の感想は?」

アポリア「いいものだ…何か私の心にまとわり付いたものが落ちていく感じがする」

Z-ONE「それは疲れですよ」

アポリア「そうか…これが疲れか」

アポリア「なら今はその疲れを落とすためにゆっくり浸かろう」

Z-ONE「ええ」

アポリア「ところでZ-ONE、何故急に銭湯などに入りたくなったのだ?」

アポリア「あのおばちゃんの反応を見る限り前から行っていたみたいだが」

Z-ONE「前にも言った様に、疲れを取るためですよ」

Z-ONE「未来を救うための作業をしていた時、日ごろの疲れがたまったのか調子を崩してしまって…」

Z-ONE「なんとか調子を取り戻すために娯楽施設の調査をしてみたら、過去にこの銭湯の存在を知ったのです」

Z-ONE「スーパー戦闘などもありましたけど、趣があるせいか私はこの銭湯に心を引かれてしまいました」

Z-ONE「初めてきたときは私もおばちゃんも戸惑いました」

Z-ONE「あの時はこんな古い設備で体を洗っていたのかと、正直驚きましたよ」

アポリア「ジェネレーションギャップというものか」

Z-ONE「ええ」

アポリア(にしてもこれが銭湯…悪くない)

アポリア(Z-ONEの言ったとおり、体の疲れが綺麗に落ちる…)

アポリア(しかしまともに風呂に入ったのはいつ以来だろうか?)

アポリア(子供の時…それくらいしか記憶に…いや、もうその頃の記憶もあやふやだ…)

アポリア(実質初めてか…死んだ後が初体験とは、変な話だ)

???「そこにいるのは?」

アポリア「ん?君は…まさか」

アンチノミー「僕だ!」

アポリア「アンチノミー、君も銭湯に来ていたのか」

アンチノミー「D・ホイールで走った時の疲れを取るには銭湯が一番だからね」

アンチノミー「ここはよく利用させてもらっている」

Z-ONE「ちょうどいい、一緒にどうですか?」

アンチノミー「ああ、三人一緒に風呂に入れるなんて滅多にないからね」

Z-ONE「それではこちらへ」

アンチノミー「ああ」

ジャアアアアアアアアアアアア!

アンチノミー「ふぅ…、やっぱり風呂はいい…」

Z-ONE「銭湯は日本の文化ですからね」

アンチノミー「ああ…、ところでアポリア、銭湯はどうだ?」

アポリア「もし今の感情が楽しいという類に入るならきっとそうだろうな」

アポリア「心と体が安らぐ…いいものだ」

Z-ONE「私たちは未来を変えるために見も心も削る思いで行動してきました」

Z-ONE「ですが焦っていても何も変わりません、安らぎを得ることもまた大切なのです」

アンチノミー「そう…、気分転換をしないと捗る事も捗らない」

アポリア「そうだな」

Z-ONE「さて、引き続き湯に浸かりましょう」

アポリア「ああ」

アポリア「…」

アンチノミー「…」

Z-ONE「…」クラッ

アポリア「Z-ONE、どうかしたのか?」

Z-ONE「私としたことが…上せてしまいました」

アポリア「上す?何だそれは?」

Z-ONE「機械でいうオーバーヒートのようなものです」

アポリア「なるほど」

Z-ONE「そろそろ上がりましょう、入りすぎは体に毒です」

Z-ONE「血管の流れが悪くなりますからね」

アンチノミー「わかった、さあほらつかまるんだ」

アポリア「あんまり無理をするな、Z-ONE」

Z-ONE「ふぅ…なんとか調子を取り戻しました、感謝します」

アポリア「別に構わない、友だからな」

アンチノミー「二人とも、コーヒー牛乳を買ってきた」

Z-ONE「おお、礼を言います!ここのコーヒー牛乳はおいしいですからね」

アポリア「コーヒー牛乳…コーヒーにミルクを入れた飲み物か?それともミルクにコーヒーを入れた飲み物か?」

Z-ONE「後者ですがこの際どちらでもいいでしょう、胃に入れれば全部同じなので」

アポリア「それもそうだな」

Z-ONE「では飲みましょうか」

アポリア「ああ」

Z-ONE「アポリア、コーヒー牛乳を飲むときはある動作をしなければいけません」

アポリア「動作?」

アンチノミー「腰に手を当てて、首を上に上げて牛乳を一気に飲む、これが基本的な飲み方だ」

アポリア「本当に必要なのか?飲むだけにここまでするものなのか?」

Z-ONE「もちろんです、さあ一緒に飲みましょう」

アポリア「…わかった」

ガシッ

グッ!

アポリア「んぐ…んぐ…」ゴクゴク

Z-ONE「ん…んん…」ゴクゴク

アンチノミー「…ぐっ」ゴクゴク

三人「プハー!」

アポリア「…美味なものだな、コーヒー牛乳は」

Z-ONE「私が銭湯に来る楽しみの一つですからね」

アンチノミー「そうだ、今度パラドックスも一緒に誘おう!」

アンチノミー「4人一緒で風呂に入ったほうが盛り上がる!」

Z-ONE「いいですね、今度は彼も誘いましょうか」

アポリア「それではそろそろ行くとしよう」

Z-ONE「ええ」

アンチノミー「ところでアポリア、そのままの状態で入ったのか?」

アポリア「服を着てないからな、もともと全裸のようなものだ」

アンチノミー「なるほど」

アーククレイドル

パラドックス「戦闘だと!?」

アポリア「銭湯だパラドックス」

Z-ONE「湯に浸かることで心と体の汚れを落とすのです」

パラドックス「私は機械だ、機械は疲れることはない」

アポリア「この会話、前に経験したことがあるぞ」

アンチノミー「パラドックス、Z-ONEからの頼みだ」

アンチノミー「一緒に行こう、共に戦ってきた仲間じゃないか」

パラドックス「別に行かないとは言っていない、Z-ONEの頼みなら喜んで行こう」

Z-ONE「決まりですね、それでは参りましょうか」

パラドックス「ああ」

銭湯

Z-ONE「さて、早速…ん?」

アポリア「あれは…おばちゃんか?」

おばちゃん「あらゾーンちゃん…今日も来てくれるなんて嬉しいわ…」

パラドックス「とても嬉しそうな表情には見えないが…」

おばちゃん「それがね…そろそろうち、銭湯をやめようと思ってるの」

アポリア「何ィ!?」

おばちゃん「だんだん客足も悪くなってきたし、コストも割に合わなくなったからね」

おばちゃん「もう潮時かしらね…」

Z-ONE「そうですか…」

おばちゃん「だから、これが最後になるの」

おばちゃん「ゾーンちゃんが最後の客でよかったわ」

おばちゃん「さぁさぁ、入りなさいな」

Z-ONE「ええ」

カポーン

Z-ONE「…」

アポリア「…」

アンチノミー「…」

パラドックス「…」

アポリア「おかしい…銭湯はこんなに胸が苦しむものだったか?」

アンチノミー「違う…私の知っている銭湯はみんなを幸せにするものだ」

パラドックス「楽しむはずの銭湯で苦しむことになるとは…なんと言う矛盾だ」

Z-ONE「…皆さんも同じことを考えているようですね」

Z-ONE「このままでは銭湯の存在も、おばちゃんの笑顔も、私たちの至福も消えてなくなるでしょう」

Z-ONE「今私たちにできることは何でしょうか?」

アンチノミー「このまま黙って潰れるのを見るだけでいいのか?」

アポリア「私は絶望せぬぞ!そもそも銭湯の未来を救うことができないくせに世界の未来を救えるものか!」

パラドックス「アポリアの言うとおりだ、我々は未来を変えるために銭湯の…そしておばちゃんの破滅の未来を変えなければ」

Z-ONE「皆さんの気持ちが一つにまとまりましたね」

Z-ONE「それでは帰ったら作戦を立てましょう、イリアステルの力を今こそ発揮するのです」

アポリア「ああ」

おばちゃん「今日は本当にありがとう、これ…お土産のコーヒー牛乳」

Z-ONE「どうもありがとうございます」

おばちゃん「それじゃあね」

Z-ONE「またいつか」

アポリア「…」

アンチノミー「…」

パラドックス「…」

アーククレイドル

パラドックス「あのおばちゃんの表情がまだ頭にちらつく」

アポリア「胸が痛い…何故だ…何故こうも胸が痛む!?」

アンチノミー「この胸の疼きをなくすには…Z-ONE」

Z-ONE「わかっています、私たちの力を使っておばちゃんの銭湯を蘇らせましょう」

アンチノミー「どうやって?」

Z-ONE「伊達に何度も未来を変える作業をしていた訳ではないですよ」

Z-ONE「元凶であるスーパー銭湯を無くすのです、アポリア」

アポリア「ああ」

Z-ONE「スーパー銭湯ができる前にあのスーパー銭湯の社長のところに行きなさい」

アポリア「わかった」

過去

社長「さて、次はここに新たに銭湯を建てよう」

社長「近くに前からある銭湯屋があるけど気にせず建てよう!どうせ古いからすぐに閉まっちゃうしね!」

社長「これからもっと拡大してこの日本全国の銭湯を私の銭湯だらけにしてやるぞ!」

アポリア「そうはさせない」

社長「だ…誰だ!?」

アポリア「私は通りすがりの銭湯愛好家だ」

アポリア「貴様のせいでおばちゃんは…いや、全国の銭湯の居場所はなくなってきている」

アポリア「これは忠告だ、今すぐそこに銭湯を立てるのはやめろ」

社長「誰がやめるものか!私の計画の邪魔をするな!営業妨害だぞ!」

アポリア「そうか…やめるつもりはないなら実力行使だ!」スッ…

ガシッ

社長「えっ…ちょっと何を…やめ…」

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

アーククレイドル

アポリア「Z-ONE言われた通りにやった、どうだ?」

Z-ONE「順調です、スーパー銭湯は無くなり、銭湯は潰れずに済みました」

Z-ONE「これでおばちゃんの未来も…銭湯の未来も救われます」

アポリア「ああ…だが今はまだ大丈夫だが…」

アポリア「第二第三のスーパー銭湯が現れるかもしれない、その可能性はあるはずだ」

Z-ONE「その時が来たらまた消せばいい、違いますか?」

アポリア「ああ、Z-ONEの言うとおりだ、我々に歯向かう者がいたら消す」

アポリア「それが誰であろうと」

Z-ONE「ええ…さて、それでは参りましょうか」

Z-ONE「アンチノミーもパラドックスも待っています」

アポリア「わかった」

ワイワイ ガヤガヤ

カポーン

アポリア「ふぅ…これだ…この安らぎだ」

Z-ONE「やはり銭湯はこうでなくてはなりませんね」

アポリア「ああ…しかしこうでもしないとあのまま消えていたとなると…現実は非常だな」

アンチノミー「新しくて強力な物が増えるほど、前にあったものの立場は無くなり消滅する」

パラドックス「まるでデュエルモンスターズだな、かつては最前線で使えたカードも今では入ることすらなくなった」

Z-ONE「ええ、この世は弱肉強食、弱いものが負け強いものが勝ち残る…過去も現在も未来もそうしてきました」

Z-ONE「そして、遠い未来で最後に生き残った私たちが一番の強者です」

パラドックス「ああ、今では我々が最強の存在、そして私たちが過去を変える権利を持っている」

アポリア「私たちの手で過去を変え、理想の未来を築き上げよう!」

Z-ONE「ええ」

脱衣所

Z-ONE「上せたらしばらく休憩することも重要です」

アポリア「入りすぎは体に毒だからな」

Z-ONE「にしてものどが渇きました、コーヒー牛乳でもどうですか?」

アポリア「いただこう」

パラドックス「貰おう」

アンチノミー「では早速…」

ガシッ

ゴクゴク

4人「プハー!」

アポリア「やはりこの味だ、心が浄化される気分だ」

アンチノミー「もうこれなしでは生きてはいけないな」

パラドックス「まさに美味だ」

パラドックス「Z-ONE、未来を変えるためにこれからもこの銭湯を守り続けよう」

Z-ONE「ええ、あらゆる人たちが希望を抱いているように…」

Z-ONE「この銭湯も私たちの希望ですからね…」

アポリア「ああ、これが希望…私が最も手に入れたかったものだ」

アンチノミー「さて、せっかくだからもう一回入っていこうか」

3人「ああ!」

Z-ONE「私たちの未来はこれからだ!」

終わり

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