社長「じゃあ、まず最初にアイドルが歌って踊れる劇場を作りたまえ」
グリP「ファッ!?」
今思えばこの時何故辞表を出さなかったのか?不思議だ。
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グリP「と、とりあえず作るンゴ!」
ギコギコガサガサトントントントンドギャーン
グリP「なんとか完成したンゴ!」
社長「何だか随分くたびれた劇場だね…」
グリP(4ね!)
まぁ、何にしろ劇場は完成して無事ミリオンスターズは指導できたんだ。
社長「ともかく、劇場が出来た事だし、早速ライブをやろうじゃないか!」
グリP「やっとアイドルのプロデュースができるンゴ!」
社長「まず、チケットを無料で配って話題作りをしよう!」
グリP「いいですね。ウチのアイドルなら後からいくらでも取り返しできるでしょうからね!」
社長「早速チケットを配ってきたまえ!」
グリP「……え?」
グリP「と、とにかくチケットを作って…コピーしないと…」
音無「ピヨピヨピヨピヨ」
グリP「あ、音無さん。事務所のパソコン貸してください!チケットを作りたいんです。」
音無「今FFの大型アップデート中なんでダメピヨ」
グリP(握り拳をディスプレイに叩きつける)ドカーン!!
音無「ピ!ピヨー!」
グリP「とりあえず手書きで何とかするンゴ」
グリP「皆、今日の仕事はチケットの配布だ。しっかり配って、ライブを成功させよう!」
歩「アイタタタ!さっきのダンスレッスンでふくらはぎが…」
まつり「いってらっしゃい。なのです~」
桃子「いいよ。じゃあお兄ちゃんが台になって桃子を運んでね!」
グリP(-_-#)ピキピキ
エミリー「仕掛け人様、私は駅前で沢山の方々にお配りして参りますね!」
茜「プロちゃーん!こういう事は茜ちゃんに任せなさーい。」
ジュリア「プロデューサー、どうせなら路上ライブしながらなんてどうだ?派手な宣伝になるぜ。」
グリP(良かった…50人もいればまともな子もいるんだ(^o^))
可奈「はれ?プロデューサーさーん!チケットどこかに落としちゃいました!」
未来「事務所においてきちゃいましたけど必要なものだったんですか?」
グリP(^o^)「…」
グリP「なんやかんやでライブ当日ンゴ!」
社長「ああ、キミ、キミのおかげでライブは大成功だよ!」
グリP「ほめられたンゴ!」
社長「次からお金を取って劇場を発展させていこう」
グリP「はいンゴ!」
社長「とりあえず資金が貯まったから資材を買っておいたよ!」
グリP「やったンゴ!」
社長「工賃は足りなかったからまたキミにおねがいする事にしたよ!」
グリP「…ンゴ!?」
グリP「な、なんとか劇場をパワーアップさせたンゴ…」
千鶴「プロデューサー、よろしかったらお茶でもいかがですか?」
ひなた「なんだか顔色悪いよって…大丈夫かい?」
グリP「ありがとう…(アイドルに励まされると元気になるな)」
ドカーン!!
昴「プロデューサー!ごめん!野球してたら壁に穴が…」
グリP フラフラフラ ドサッ
ロコ「た、大変デス。プロデューサーが、プロデューサー!」
流石に次から業者に建て増しは任せる事になりました。
グリP「入院中ンゴ」
風花「プロデューサーさんがいないと皆寂しいって言ってますよ」
奈緒「早く元気になってな~」
グリP「みんな優しいンゴ…」
社長「次は765プロ総出演のドラマを撮ろうか…題して『アイドル学園天国』だ!」
グリP「先に本当の天国に行く気がするンゴ…」
グリP「という訳で次の企画は『アイドル学園天国』に決まりました」
志保「学園ドラマですか…(この配役、もしかしてプロデューサーの趣味かしら)」
莉緒「私は保健医か~。プロデューサークンわかってるわね~(プロデューサークンは保健医が好きっと)」
グリP(なんだか誤解されてる気がするンゴ…)
グリP「ドラマはなんとか成功したンゴ!」
社長「よし!次は映画だ!題名は『輝きの向こう側へ』だ!」
グリP「シャレにならないンゴ…」
グリP「てな訳で、映画撮るンゴ。春香、君が主演ゴ!」
春香「わ、私がですか!!あの、えっと、宜しくお願いします!」
グリP「春香かわいいンゴ…」
社長「キミぃ、私の出番はちゃんとあるのかね?」
グリP(ホモネタのダシにしてやるンゴ…)
グリP「なんだかんだで映画は大成功だったンゴ!」
社長「流石は名プロデューサーだな。よし、次はさいたまスーパーアリーナでライブだ!」
グリP「たった一年でSSAライブとかすごいンゴ!」
社長「しかも、提携プロダクションのアイドル『シンデレラガールズ』と合同だ!」
グリP「うおおぉぉ!盛り上がってきたンゴ!」
社長「じゃあ先方と話をつけてきてね!」
グリP「まぁ、そんな気はしてたンゴ…」
グリP「SSAライブも無事終わったな…」
社長「いやぁ、君。お疲れ様。この一年よく頑張ってくれたね。」
グリP「社長…」
社長「ミリオンスターズが始動してから一年間、本当によく頑張った。」
社長「私からのサポートがあったとはいえ、並のプロデューサーでは出来ない事だよ…」
グリP「ツッコミもメンドインゴ…」
社長「今なればどうなる事かと思う事も多々あったが…君を選んで正解だった」
社長「ではこの一年を締めくくるにあたって、一言くれないかね?」
グリP「社長…前から言いたかったんですが…」
社長「何かね?」
グリP「給料下さい…」
おしまい
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