【くすぐり】エルフ「くすぐったがってる女の子は好きですか?」【R-18?】 (50)

この作品はくすぐりSSがもっと増えてほしい、なら自分で書けば総数も増えるし、共感したり触発されて書く人が増えるのではないかという安易な考えで書いたものです

くすぐりSSなのでそういったものが苦手な方、一定の性描写が苦手な方はお戻りください。念のためR-18表記を付けましたがいわゆる本番行為は入らない予定です

上記の理由や自分の性癖を満たすために書き始めてくすぐりSSはかれこれ6作目になりますが相変わらず誤字脱字文法間違いが目立ちます

それでもよろしいという方、くすぐりが好きな方は是非ご覧ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431704525

エルフ「うーんいい天気!」

雲ひとつ無い夏の晴天。

その下の海岸で一人のエルフが海を見渡している。

姿かたちは19歳ほどの人間とほとんど変わらないが、耳は人間のそれよりやや尖っており、彼女が人ではない事を示している。

透き通るような白い肌とやや癖のあるショートカットの金髪が日の光にきらめき、均整の取れたプロポーションの肢体を白いパンドゥ・ビキニで身を包んでいる。

彼女は住む村の近くには海があり、彼女たちの一族はその漁で生計を立てているほかに夏になるとよく泳ぎに来るのだ。

エルフ「それにしてもついてないなあ、こんな時に留守番だなんて」

そういい溜息をもらす彼女のほかに海岸にいる者はいない。

今日はエルフの一族が年に一度、商売相手でもある人間との友好を深めるための祭の日である。

しかし、村の決まり事として、一年以内に成人する女性は参加することはできない。

嫁入りが許される直前の娘に何かあってはことだろうという古いとも伝統ともいえる決まり事である。

エルフもその決まりに従い、祭りに参加できない高翌齢者や最低限の見張りとともに留守番をすることになったのだ。

エルフ「ま、今日一日ここを独り占めできると思えばいいか、ついでに貝でもとってお昼にすればいいし」

そういって彼女が伸びをするとすらりと伸びた手足につられるように彼女の形のいいDカップほどの乳房が引き上げられ、腕をすとんと落とすとふるりと揺れる。

そしてエルフはお気に入りの飛び込み用の板に上り、エメラルドブルーの透き通った海に向かって飛び込んだ。

エルフ「うーん、冷たくて気持ちいい・・・」

彼女は海の中でそうつぶやく。

彼女たちの一族は長く海のそばで暮らしていることから水の中でも同様に呼吸をし、会話をするための魔法を身に着けているのだ。

ゆえに彼女は特に息を止めることもなく、ひんやりとした水の中で揺られ、夏の暑い日差しで火照った体を冷ましながら海底を漁り、手持ちの小さな網に貝を詰め込んでいく。

一通り貝を詰め終わり、海水に身をゆだねていると、彼女にふと眠気が襲ってくる。

エルフ(ふぁ・・・そういえば昨日までお祭りの準備に駆り出されてたんだっけ・・・)

海水に揺られる気持ちよさの中、そんなことを思い出しながらエルフの意識はうつらうつらと途切れていった。

2時間後

エルフ「・・・はっ!?寝ちゃってた!?」ブルッ

突然ある感触に襲われ、エルフは海中で目を覚ます。

慌てて辺りを見渡すと海が透き通っていることもありなんとか浜辺が見える。

幸いあまり遠くには流されなかったようだ。

エルフ(よかった、そこまで遠くに来たわけじゃなかったみたい・・・!?ッ)ブルッ

漂流の不安から解放され、ほっと胸をなでおろしたエルフだが、安堵感とともに自分を覚醒させ、不安から無意識のうちに押しのけていたある感触が戻ってくる。

どうにか気づかないふりをしようとするが、その感触は彼女のある欲求を刺激し、羞恥で顔が熱くなるにもかかわらず腰をそわそわと揺らしてしまう。

エルフ(おしっこしたい・・・!)

エルフという神秘的な存在もやはり生理現象は発生する。

今まさに彼女はそれに悩まされていた。

想像以上に長くいたせいで冷たい海水は彼女の体を冷やし、腰の奥の欲求を増大させみっともないと思いつつも股間から手を離させない。

エルフ(うう、どうしよう、戻ってる時間はなさそうだし)

そう思案している間にも下腹部に溜まった熱い液体はぐらぐらと煮え立ち出口を刺激する。

エルフ(海の中でする?いやそれにしても物陰くらい・・・)


なまじ透明度が高く開放感のあるこの海中ではいくら水中でも恥ずかしいものがある。

なんとか物陰を探していると、

エルフ(あ、あそこなら・・・)

ちょうど近くに盛り上がり入り組んだ岩山が見える。

あそこの岩陰なら身を隠せるだろう。

エルフ「早く早く、あ、だめ」

体を動かすごとに冷たい海水と熱い液体が混ざり合いそうになるのをこらえ、なんとか遮蔽物となっている岩陰に潜り込む。

エルフ(誰も見てない、よね・・・?)

キョロキョロと辺りを見渡し誰もいないことを確認したエルフはシミにならないよう素早く水着を降ろす。

そして二、三度体を震わせ、

エルフ「ふう・・・」

ようやく解放された安堵感と誰かに見つからないかという羞恥心からエルフの顔は紅潮し恍惚とした表情を浮かべる。

腰の奥から熱い液体が流れ体温を奪われた体がブルリと震える。

薄黄色い液体は海水と混ざり合い、彼女の腰の周りで奇妙な模様を作り出す。

数十秒後

エルフ(さて、そろそろ戻らないとね)

全てを終えた彼女は軽く周囲をかき回し岩陰から出ようとする、が

エルフ「え・・・?」

急に足首を掴まれた感覚に襲われ、バランスを崩すエルフ。

エルフ「な、なに!?」

幸い水中であるため怪我はしなかったが、突然のことにエルフはぎょっとして足元を見る。

するとなにやら半透明の太い縄のようなものがエルフの細い足首に巻き付いていた。

エルフ「いったい誰が・・・」

色はほとんど周囲の海水と同じであり、わずかに向こう側が歪んで見えるそれを辿っていたエルフは洞窟の奥から何者かが出てくることに気付く。

それがこの触手の本体であることはすぐに分かった。

エルフ(え・・・なにこれ・・・?スライムとは少し違うよね)

それはクラゲのように周囲の海と同じ色をしており、のっぺりとしたスライムのような体をした怪物だった。


おそらくほとんど海水でできているであろうその体は自在に形を変えられるらしく、エルフの足首を掴んだ触手のほかに何本か同じようなものを胴体から出し入れしている。

エルフ「あ、あの、なんでこんなことするんですか」

言葉が話せるかどうかは分からないが拘束された不安感からとりあえず質問をしてみるエルフ。

スライム「・・・」クイクイ

すると彼(?)は出し入れしている触手の何本かを体に向け、見るように指示す。

エルフ「なに・・・って」

よく見るとスライムの体は完全に海の色と同化しておらず、薄黄色いモノが体に混ざっているものが見える。

エルフ「・・・まさか」

それが何かを理解するのに時間はかからなかった。

エルフ「わ、私の・・・///」

エルフ(お、おしっこ・・・///)

羞恥から最後までは口にしなかったが、エルフはこれでスライムがなにを物申したいかは大体理解した。

おそらく彼の体はほとんど海水と同化し膜を隔てているのみ、自分の尿が体に混ざってしまったのだろう。

こころなしかのっぺりとした顔やうっすら光る目から怒りが感じられる。

エルフ「えと・・・あの、ご、ごめんなさい///」(うう・・・まさか見られていたなんて)

自分の放尿を誰かに見られていたこととそれを見せつけられる羞恥で顔が熱くなりつつもとりあえずエルフは謝罪を試みる。

スライム「・・・」

するとスライムは無言でエルフの体に触手を何本か伸ばしていく。

エルフ「え、な、なに・・・?」

このまま絞殺されるのではないかと不安になるが触手は最初に足首に巻き付いたもの以外は、特に巻き付くでもなく顔を撫でている。

どうやら彼にとってエルフのような姿のものを見るのは珍しいらしい。

悪意あって迷惑をかけたわけではないことを察したのか目から怒りが消えてからは興味深げにエルフを触診している。


エルフ(ちょっと怖いけどこのまま気が済んでくれるなら・・・)

そう考えされるがままになっていると、

エルフ「・・・ひゃんっ!?」

エルフの体をまさぐっていた触手の一本が偶然彼女の脇腹を掠める。

不意打ちで敏感なところを触られ、思わず腹筋を震わせ声をあげてしまうエルフ。

スライム「・・・」

今まで違う反応に興味を示したのか、今度はスライムは探るように同じところを触手で撫で始める。

さわさわなでなで・・・

エルフ「ちょっそこは、やめ・・・ひゃふっ、ふふ」

足を固定されているため離れることのできないエルフは体をくの字に曲げ触手から離れようとするが、断続的に触れるそれにお腹をぴくぴくと震わせる。

スライム「・・・」

その様子をしばらく見ていたスライムだが、

スライム「・・・♪」

何かを思いついたかのように触手を複数伸ばし、エルフの四肢を大の字に固定する。

エルフ「え、え!?なに!?」

おなかを隠すこともできず、水中で磔にされた彼女は怯えるように声を上げる。

エルフ「お、お願いはなしひゃうっ!?」

抗議の声を上げようとするがスライムがわき腹に伸ばした触手がこちょこちょとまさぐり、その声は途切れる。

エルフ「ふふふ、はは、お願い、やめ、ふふ」

やさしくそれに撫でる触手のくすぐったさになんとかお腹を引っ込めようとするが四肢を固定する触手がそれを許さない。

スライム「♪・・・♪」

どうやらスライムはエルフが苦痛に感じていることを理解していない。

ただ、目の前のはじめて見る生き物が見せる珍しい反応に嬉しそうに眼を光らせる。

ヤドカリを突いて遊ぶ子供のように楽しげにその触手を伸ばし、エルフの体に近づいて行った。

今回は以上となります。いかがだったでしょうか。またい1週間以内ぐらいにはくすぐりプレイ、いわゆる「本番」を書き溜めて投下したいと思います。

いつもなら1週間以内に「本番」投下しきってしまうのですが今リアルが少々忙しく息抜きをかねて投下している部分があるので、もしかしたら一度投下した後もう一回ぐらいに分けるかもしれません。

これまでいくつか同じジャンルの作品を書いてきて相変わらず拙い性癖暴露SSですが、私の作品を読んだことがある方も今回初見の方も楽しんでいただけるよう頑張りたいと思います。

ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!

お前もしかしてくすぐらせて下さいのSSの人か!
あれ大好きだよ…違ったらごめん

>>8
はい、多分それです。宣伝代わりに過去作の紹介もしてみます。もし楽しんでいただけたら幸いです。

過去作

令嬢「メイド、くすぐらせなさい」メイド「はい?」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1893711.html

【続】令嬢「メイド、くすぐらせなさい」メイド「はい?」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1895539.html
これだけトリップが違います。

【ゴッドイーター2】シエル「くすぐりによるコミュニケーションですか・・・」
http://blog.livedoor.jp/ssweaver/archives/40458239.html

男「頼む、くすぐらせてくれ」 新妻「引っ叩きますよ」 【R-18?】 >>8多分これかと
http://elephant.2chblog.jp/archives/52104445.html

令嬢「奴隷を買った理由?気兼ねなくくすぐりプレイをする為に決まってるじゃない!」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1911386.html

【くすぐり】巫女「いたずら狐にはお仕置きを」【R-18?】
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1920145.html#comments

>>8
ってよく読んだら多分
男「くすぐらせてください、土下座します」~のモノかもしれません自意識過剰恥ずかしい・・・orz
混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
あの作品に影響されて私もSSを書きたいと思ったので楽しんでいただけるよう頑張りたいと思います。

こんにちは、作者です。書き溜めを誤ってごっそり消してしまい、どうせもう少しいい感じに書き直せないかと思っていたのでまたチマチマと書いているところです、今から1区切りつくところまで投下したいと思います。

書き込みを見てると自分の前作を知ってらっしゃる方もいて嬉しいと同時に恐縮です。このような性癖SSですが少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

それでは投下します。感想、合いの手大歓迎です。


エルフ「あ、あの、私本当にくすぐったいの苦手でひゃふ!?」

エルフ(ていうか通じてる?ないよね・・・)

スライムはエルフが怯えていることを理解しておらず、エルフの反応する箇所を複数の触手でこしょこしょと触診している

エルフ(これ、くすぐったっかったり、ふふ、そうじゃなかったり、ひひ、これなら一気にくすぐってくれた方が)

スライムはなぜエルフが反応したのかきづいておらず、エルフは敏感なところとそうでないところを撫でる不規則な触手にそんなことを思う。

エルフ(と、とにかく笑ったらくっ狙われる・・・!)

そう考えたエルフは息をできるにもかかわらず、眼をぎゅっとつむり、息を止めてくすぐったさに耐えようとする。

それがまずかった。

エルフ「・・・ひゃう!?あっはは」

刺激に反応しないよう意識をシャットアウトすることにより、多少のくすぐったさは無視できたものの、だからこそ触手が本当に敏感な所に近ずいていることに気づけなかった。

触手の一本が偶然『こちょ』っと腋の下を掠めた途端今まで意識の外に追いやっていたくすぐったさがいっぺんに襲いかかるように吹き出してしまう。

そしてそれを見逃すスライムではなかった。

エルフが反応を示す二本しかない腕の付け根を目掛けて触手を伸ばす。

くにくにくにくにくにくに

エルフ「だ、だめそこ・・・くくっあはははは」

なんとか耐えようとするエルフだがスライムは親指より少しくらいの太さの触手をくにくにと動かしほじるように腋の下を責める。

エルフ「あふっははは、平気、平気なんだから・・・くっ」

水中で分かりにくいが、目尻に涙目浮かべつつも、なんとか平気であることをアピールしようと腋の下を閉じたい衝動を必死に堪え、肩をプルプルと震わせるエルフ、それで相手が飽きることを期待した、が

スライムは今の刺激ではだめだと判断すると触手の先を器用に裂き、イソギンチャクのように無数に細かい触手を先端に作り出す。

こしょこしょこしょこしょこしょこしょ

エルフ「はひっ!?ひひひひ、それやめっくふふひひひひひ」

細い触手が羽ぼうきのように撫でる先ほどまでとは全く違う刺激。

ひとつの刺激しか想定していなかった彼女の神経と脳はあっという間に陥落しまた違う擽感に翻弄される。

エルフ「あひひひひ、やめへ、やめひゃはははははは」

先程の威勢は何処へやらへと笑い転げるエルフ。

腋の下を閉じたいとガクガクと肩を震わせるも触手の拘束が許さない。


それどころかスライムは次は何を思い立ったのか、触手を操りエルフにバンザイを強要する。

エルフ「ひい、ひい、なに、まさか」

剥き出しになった綺麗な腋の下。

一度くすぐりが止まり息を継ぐエルフ。

次なにが起こるか、想像できる、しただけで先程の余韻が腋の下をムズムズさせる。

考えたくない、でも備えないと、そんな風に逡巡しているエルフの隙をつくように触手が伸びる

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ

エルフ「あっははははははははきよゃひひひひひひ!!」

ある種の現実逃避から一瞬で叩きおこすように襲う刺激にエルフは一際大きな笑い声をあげる。

エルフ「苦しいいいひひひははははははははははははは!!!」

しばらく触手で責め続け、その反応を楽しんでいたスライムだが、ここであることに気づく。

目の前の生き物は同じ箇所でも違う刺激を与えることによって反応が少し変わった。

他のものではどうだろう。

スライムは足元にある貝を拾い上げピンと張った腋の下のしわを引っ掻いてみた。

かりかりかりかりかりかりかりかり

エルフ「はははははっはあはははやひゃわっ!?くっくひひひいひひひかりかりやめへひひひひひひひひひ」

先程とは違い、大笑いとは違うがぞわぞわする未知の感触にエルフは混乱し首をぶんぶんと振り、ぴくぴくと痙攣する腕の付け根に呼応するように白いビキニに包まれた形のいい乳房をプルプルと震わせる。

もし目の前にいるのが健全な男性なら思わず前かがみになり、力が緩むのだろうが、スライムにそういった習性はない。

貝の周りに細い触手を伸ばし今度は二種類の刺激を与えてくる。

こしょこしょかりかりかりかりこしょこしょかりかりこしょかりこしょかり

エルフ「ひひひひひーーーひひひひあはははははははひひひひひひひひ!!!!」

いっそ気絶できれば楽だったのかもしれないが、少し前まで寝ていたせいか疲れもなく、体は敏感にびくびくと痙攣させる。

エルフ「早く、ふふふふうふふふ早く終わってへっへへへへへh」

結局エルフが次休めるのはもう10数分先となる。

今回は以上です、短くて済みません・・・

また、1週間以内に続きを書いて投下したいと思います。割と一回消えてしまってからもやもやしてたとことを1から構想練り直してる部分があるため、もう一、二回くらい後日談の前に「くすぐり」に費やすかもしれません

序盤から割ときつめになりましたがちなみにまだしばらく「くすぐり」は続きます。まだ腋の下だけですしね。

ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!

こんばんは、作者です

こんな時間ですが書き溜めが一区切りついたのでせっかくですから投下したいと思います。

思ったより筆がのり、恐らく今回でこの話の『くすぐり』は終わりです。

それでは始めます、感想合いの手大歓迎です

10数分後

エルフ「ぜえ、ぜえ、けふっ、ぜえ・・・」///

ようやくスライムの責めが一度終わり、息継ぎをするエルフ。

腋の下を中心に万歳をさせられた体はぴくぴくと痙攣し、紅潮した顔は冷たい海中の中でも感じるほど熱くなっている。

エルフ(お、終わった・・・?)

エルフは自分を見て考えるような仕草をするスライムを見て事の終わりを期待する。

エルフ(それにしてもこ、こちょこちょってこんなに苦しいんだ・・・うう、まだ腋の下がむずむずする)

少し余裕ができてきた彼女はそんなことを考えつつも頭の中で『こちょこちょ』という単語が浮かぶだけで腕の付け根からくるもどかしいような感触に体を捩る。

エルフ(とりあえず・・・お、おしっこをする場所には気を付けよう、う、うん)///

ことの顛末を思い返す中で自分の粗相に顔が赤くなりながら反省するエルフ。

そうしている内にスライムの触手が動き出し、ちょうどエルフの背がスライムの前に向くように操られる。

エルフ(やっと終わる・・・!)

しかし

つーっと

エルフ「――――――――きゃふっ!?」


スライムはまだまだ解放するつもりなどなかった。

向けられた背筋を細くしなやかな触手でなぞる。


完全に解放されると思っていた油断、視界の及ばない背中へのくすぐりにエルフの体はびくんと飛び上がり弓のように反りあがる。

エルフ「えっもう終わりなんじゃくひゅ!?」

動揺するエルフをよそにスライムは背後を向けぬよう頭を固定し、背中や首筋に優しく触手を這わせる。

さわさわさわさわこしょこしょこしょ

エルフ「くっくく・・・ふっ・・・っ・・・んんっ」

まるですぐには大笑いさせずじっくり楽しむような意図を感じる責めにエルフは時折吹き出しつつも堪えている。

その体は時折びくっと痙攣し、まるでくすぐったさを吐き出せないようにもどかしそうに捩じらせる。

頭を固定されているっとわかっていても触手が首筋を這うたびに亀のようにびくっびくっと引っ込ませたがり、
背中は右をこしょこしょされれば左によじり、
左をさわさわされるたびに右によじらせ、
両方を責められると逃げ場をなくしたように中心を軸に縮こまろうとする。

エルフ(な、なにこれ・・・くすぐったくていやなのに)

エルフ「ふっふふふ、・・・・つふっ、ふふふ・・・くふっ」

エルフ(なんか、『もどかしい』・・・!?)

エルフが自分の中に目覚めつつある不可解な感情に動揺しているうちに触手の位置は下降していく。

やがてキュッとしまった腰にたどり着くとそのくびれをなぞるようなくすぐりに変わっていく。

こちょこちょかりかりこちょこちょ・・・


エルフ「あふふっはははそこ、きついははははははは」

エルフにとって腰は敏感なところらしく、先ほどまでのもどかしさも合わさるように堰を切って笑い出す。

エルフ「ふふ、ははははやめ、ひひひひはははは」

それでも先ほどの腋の下ほどキツイ責めではないせいか大声で笑い出すことはなく、びくびくと腰を振る。

やがていやらしく振られた腰に合わせて動くものがスライムの目に留まり、触手を下降させていく。

触手は白いビキニに包まれたきゅっとしまった尻にたどり着く。

ビキニは割と露出が高めであり、はみ出した肉付きのいい二つの膨らみをこしょこしょと刺激する。

こしょこしょこしょさわさわ・・・

エルフ「ひゃうっちょっそこ・・・くく、エッチ、ひひ」///

スライムにそういった劣情はないことは予想がついたが酔っ払いの視線を集め、撫でまわされているときのことを連想したエルフは羞恥で赤くなり白桃を悩ましげに揺らす。

しばらくその桃の踊りを楽しんでいたスライムは次にそのひざ裏に目をつける。

エルフ「ひゃふ、ふふふ・・・ひひひ・・・おねがい、やめ、っつう」

そこは比較的強いのだろう、エルフはひくひくと口を痙攣させる以外は比較的落ち着いているように見える。

しかし内心は違った。

エルフ(このまま下に下がっていったらあそこにたどり着いちゃう、あ、あそこは・・・)

少しずつ責める場所を下降させていきひざ裏までたどり着いた触手にエルフの内心の焦りは強くなり、くすぐったさ以外の冷汗が海中に混ざる。


エルフはこれまでの人生でこんなにもくすぐられたことはなかった、せいぜい仲のいい同性とふざけあう程度のものだった。

ただその程度の経験でも自分が苦手だと思うところがあった。

このままいけばつくであろうその弱点に意識が向き、一瞬まるですでにくすぐられているような感触が襲う。

やがてスライムの触手がかかとを掠める。

エルフ「ひゃん!」

一瞬とはいえ流れるその刺激にエルフの肢体は拘束を押しのけかねない勢いでびくんと跳ね上がる。

驚きの色を見せるスライム

エルフ「お、お願いです、そこだけは、他はいいですから・・・」

普段の明るい雰囲気は消え、ただ怯えた表情を見せるエルフ。

見る者が同族や人間なら思わず嗜虐心を煽られる顔。

それを見てスライムは

スライム「・・・♪、♪」

ただ無邪気な色を浮かべ、焦らすようにエルフの恐れるそこに触手を伸ばす。

エルフ「や、やめて・・・」

エルフ(お願い、今からでもいいから誰か助けて・・・!!)

暴れることも忘れ、むずむずする感覚を覚えながらもその動きに目が離せないエルフ、そして

触手が『足の裏』に届いた。


エルフ「――――――――――――ッ!!!」ゾワワワワワワ


ただそれだけでまるで全身に電流が流れたかのようにエルフの体が震える。

それを合図にするかのように触手の責めは始まった。

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ・・・・

エルフ「―――――――あっはっはははっはははははははっははははははあっはあははは!!!!!!」

ただ土踏まずを触手がこちょこちょとまさぐる。

それだけでエルフは今までにないほどのけたたましい笑い声をあげて悶えだす。

普段地につかず刺激を受けていないそこにくる責めにただただ狂ったように震えだす。

エルフ「っははっはははははっはははははははははいひひひいひひひいいひひひひひひひいひいひひひひ!!!!!!!」

エルフは昔から足の裏が弱かった。

寝そべっているところを友人に軽くこちょこちょとされるだけでケラケラと笑いだし、脳から一番遠いところなのになぜこんなにくすぐったいのか子供ながらに不思議に思っていた。

一瞬脳裏にそんなことを思い出し、そしてまたくすぐったさの奔流に呑まれていく。

次にスライムは親指の付け根の膨らみを細い触手でこしょこしょと刺激する。

エルフ「いっひひひひひひいひひひひひひやめ、やめひひひひふいひひひひ!!!!」

先程より笑い声は少し大人しくなったが、まるで足の裏のくすぐったさが神経を通って脳に運ばれるまでに全身に零れ落ちて刺激するように全身をガクガクと震わせる。

スライムはそのまま畳み掛けるように今度は足の指の付け根を狙う。

指の一本一本を器用に触手で固定し、その4つの又をこしこしと刺激する。

エルフ「ひひひひひひあははははっははいひひ――――――あはっはははははっはははははははははははは!!!!!!!」


先の2つに比べれば幾分かマシ、そうエルフが思ったとたん、それを読んだように土踏まずとふくらみへの刺激をさらに生やした触手で行うスライム。

一瞬ほんの少し生まれた安堵から不意打ちされるように笑い叫ぶエルフ。

貝殻を使ったかりかりとした新たな擽感も加わり、一向に慣れさせてもらえない。

かりかりこちょこちょさわさわこしこしかりかりこしょこしょさわさわこちょこちょ・・・

エルフ「あっはっははははっははははっはははははっはあはっはははっはは!!!!!!!」

数分後

エルフ「あっはっははへっはははっははははhははっははははっはははははっはあはっはははっははっはははははっははははははは!!!!!!!」

エルフ(くすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったいいいいいいいいいいいいい!!!!!)

意識さえもくすぐったさに支配され始め、かろうじてもしかしたら一生このままなのではないか、そんな恐怖がエルフを襲った時、

エルフ「はははっはははっははははっはははははっはははっけっっふかはっはあ、はあ、・・・!!??」

突如くすぐりが止まり、咳き込みながら必死に息を整えるエルフ。

エルフ(終わった・・・?終わって、おね、お願いだから・・・)

もう何度目か分からない思い。

その顔はひくひくと笑顔が残ってしまっており、海中にはよだれや汗が次々と溶けだしてる。

スライムは何かを考えているように動きを止め、エルフの体を凝視する。

まるで他に目の前の生き物が面白い反応をする場所を探すかのように。

スライム「・・・!」

まるで何かを思いたったかのようにスライムの様子が変わる。

それを見てエルフはようやく飽きたのかと思い、一筋の光明を見出す。

エルフ(やっと、やっとおわ――――――)

スライムは最後のお楽しみに移りはじめた。

拘束している触手を巻き上げるように縮め、やがてそれはスライムの本体に入っていく。

当然エルフの体もそれに釣られ、体を膨らませたスライムにすっぽり収まる形となってしまう。


エルフ「はあ、はあ、こ、こんひょ、なに・・・」

もはや暴れる気力も出ず、呂律のまわらない声で問うエルフ。

その瞬間、スライムの全身がプルプルと震えはじめた。

その刺激は当然中にいるエルフに伝わることとなり、

エルフ「・・・はっはははははっはがっはははははははははうああっははあっはははははははははっは!!!!!」

全身を一斉に襲うくすぐったさ。

先程までの疲れが嘘のように笑い悶えだすエルフ。

先程までと違いスライムの中でなら自由に動けるエルフは全身をガクガクと痙攣させながらも動かして振動から逃れようとする。

しかしそれに意味はなく、いくら体を縮めようが動き回ろうがぴったりと貼りつくように刺激は収まらない。

エルフ「はははっはははははははっはははははははははふぃぎいぎひひひひふひひひひひひひひけははけけけkhっははは!!!?!!?!?!」

もはや思考すらもおきない、ただただくすぐったさに翻弄され、笑い狂うエルフ。

彼女の体力も意識も尽き果て、その刺激から解放されるのはもう十数分先の話

今回の投下は以上です、個人的に足の裏をくすぐられて笑い悶える女の子が好きでそこに力が偏った気もしましたがいかがだったでしょうか

最後の笑い声はちょっとハード擽りにしても下品だったかもしれませんね、不快だったらすみません・・・

ラストが少し不穏ですが一応ネタバレしない程度に補足するとまずいわゆるバッドエンドにはならない予定です

また一週間以内に後日談的なものを投下して今回の話の締めとさせていただきたいと思います。

ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!

絵で見たい(絵で見たい)

こんばんは、作者です

書き溜めが一通り終わったので最後に見直し、明日の22時あたりに投下し今回の話を終わりたいと思います。

>>32
絵に関しては全く絵心が無いので難しそうですね、すみません・・・

こんばんは作者です。
リアルで急用が入ってしまい投下ができない状況です。
出来れば夜中には投下したいと思っております。
本当に申し訳ありません

こんばんは作者です。
リアルで急用が入ってしまい投下ができない状況です。
出来れば夜中には投下したいと思っております。
楽しみにしていた方には本当に申し訳ありません。
書き溜めそのものは完了しているので用事が済み次第投下したいと思います

こんばんは作者です。
リアルで急用が入ってしまい投下ができない状況です。
出来れば夜中には投下したいと思っております。
楽しみにしていた方には本当に申し訳ありません。
書き溜めそのものは完了しているので用事が済み次第投下したいと思います

こんばんは作者です、ようやく一区切りついたので投下を始めたいと思います。
こんな時間ですが感想合いの手大歓迎です

数時間後

エルフ「・・・ん?」

エルフは今いつもの海岸に仰向けに寝かされている。

エルフ(あれ、私なんでこんなところで・・・)

やけにぐったりした体を起こし、ことの経緯を思い返してみる。

エルフ「そうだ、私貝を取りに行ってそのまま寝ちゃって・・・目が覚めたら」

エルフ(お、おしっこしたくなって・・・)///

そう考えた途端きゅう、と下腹部が重くなっていることに気づく。

エルフ(う、またトイレに・・・)

正午あたりに用を足し、今はもう日が沈み始めている。

彼女の膀胱が再び恥ずかしい欲求を感じさせるには十分な時間だった。

取り敢えず考えることは後にして海岸のトイレに向かおうかとも考えるエルフ

エルフ(・・・)

しかし彼女は動かない、アヒル座りでビキニに包まれた膨らんだ下腹部の熱さに身を委ねるようにソワソワと腰を動かし、顔を紅潮させボーっとした頭で回想を続ける。

エルフ(そうだ、それでどうしても我慢できなくなって、岩陰で、し、して・・・)

エルフ(スライムに捕まって・・・)

そこまで思い返した途端全身を責められた事実が走馬灯のように頭を走り、ビクンと体が痙攣する。

エルフ「ん・・・!」モジモジ

蘇った感触は下腹部の門を刺激し、緩んだ蛇口を締めなおすように彼女は手を股間に押し当て腰を強く揺する。

エルフ「あんなにくすぐられたの、初めて・・・苦しかった」

苦しかった、はずなのに自分は何をしている。

尿意を堪える事でなぜか自分を惹きつけるタイプの苦しみや焦りを再現しようとし、あのスライムが自分を笑い悶えさせた刺激を頭から引っ張り出そうとしている。

もし今周りに誰かいる、それは流石に恥ずかしい、いずれ出来るであろう恋人と二人っきりだとしよう

もし今の股間から手を離せずみっともないと分かっていても腰を揺すらせる恥ずかしい液体に翻弄される自分、
数分後にはダムが決壊し小さい子供みたいに足をガクガクさせながら黄色い水溜りを作る自分を見られたら。

目の前の人物は幻滅するだろうか、心配してくれるだろうか、それともそんな異性に興奮する変態なのだらうか

しかし尿意は誰にでもあるものでもある。

どれだけ我慢強く澄まし顔な人(エルフ)でも用を足しに行かなければいずれソワソワと落ち着きがなくなり、続ければ恥も外聞もなく股間を抑えトイレに駆け込む、間に合わなければ粗相をする。

みっともなくとも極論仕方のない事と互いに割り切れる範囲のものだ

しかしスライムがエルフに与えた感触は違う。

くすぐりが与えるムズムズと笑い出したくなる感覚は日常ではあり得ない。

尿意のように自力で解放することもできない苦しみだ。

もしあの時スライムと自分以外に恋人がいて、ただ軽く撫でられてるだけの剥き出し腋の下をガクガクと痙攣させながら必死に閉じようとしている自分、顔をくしゃくしゃにしながら背中をなぞられる感触に堪え、プルプルと震えている自分、弱点の、普段誰にも見せない足の裏を晒されくすぐられるたびによだれを撒き散らし真っ赤になった顔から涙と鼻水を垂れ流す自分。

みっともなくて、知らない誰かに見られたら顔から火が出るどころか死んでしまいそうな痴態。

その時目の前の誰かはどんな反応をするのか。

エルフ(私・・・)

見ると貝を入れていた網には自分が見つけた以外のものがギッシリ詰まっている。

お礼のつもりだろうか。

エルフはひくひくと出口が緩み出すのを感じながら片手を離し網の中に手を入れる。

そこには魚のペーストが詰められている瓶があった。

拘束が半分となり暴れ出ようとする熱湯に脂汗を滲ませながら蓋をあけるエルフ。

指につけたそれを足の裏に塗りたくり始める。

エルフ「ひゃう・・・うっふっ・・・!」

自分で触るだけでも水中で自分を翻弄し続けたあの感触を呼び水のように蘇らせ、真っ白な足の裏や脚を尿意とは別の理由で震わせる。

まるで別の生き物のように向きを変える足の裏、ひくひくと閉じようとする腋の下、触れるたびにびくっびくっと痙攣し、膀胱を刺激するくびれた腰。

そのすべてにペーストを塗り終えたエルフはゆっくりと海中に潜り、小さな魚たちの集まる岩場へ向かう。

魚はエルフに付いたペーストに気付き我先にとついばみ出す。

エルフ「くっふふふ、ははは」

スライムとは違う、優しいくすぐったさにエルフはケラケラと笑いだす。

エルフ(何でだろう、くすぐったくて苦しいのに・・・)

エルフ(そうしてほしい自分がいる・・・)

もどかしさが少しだけ解消されていく安堵感。

それにより緩む出口を慌てて力んで塞ぎなおす。

もし今致してしまえば魚達は水中の異物に一目散に逃げ出すだろう

エルフ「くっふふふふふ、ははははは」

魚達のくすぐりによりピクピクと痙攣する体、冷たい海水がきゅう、と膀胱を縮こまらせ強くなるぐらぐらと煮え立つような尿意。

エルフ(くすぐったいおしっこくすぐったいおしっこくすぐったいくすぐったいおしっこおしっこ)

擽感と尿意、どちらも、特に年頃の女性には耐え難い苦痛のはずである。

しかし紅潮した顔を笑顔で歪ませ、ぱんぱんに膨らんだ下腹部の欲求を暴れ出したい衝動を堪えながら足をキュッと閉じ、体を捩る

エルフは苦痛と羞恥心と同じくらい快感を感じていた。

エルフ「きゃふっくく、」モジモジソワソワピクピク

放っておけばいつまでもそうしていそうな程だ。

しかし

エルフ「・・・ひゃん!あはははは!」

強く翻した魚の尾びれが腰の敏感なところを撫で、弱点の足の裏の特に敏感な土踏まずを鰻のようなぬるぬるとした体を持つ魚が間髪入れずに這う。

完全なる偶然であり、一際力が緩むエルフ


エルフ(あっだめ―――――)

慌てて力を入れなおそうとするが、遅かった。

限界に達していた膀胱は緩んだ水門をこじ開け、冷たい海水に薄黄色い熱湯を注ぎ出す。

エルフ(しちゃった、くすぐったくて、お漏らし、しちゃった)

恥ずかしさで顔が茹だるのを感じながらも解放による快感を感じるエルフ。

当然魚達は慌てて逃げ出し、くすぐりもやむ。

のぼせたような顔で海から出るエルフ。

これで後は日常に戻るだけのはず、だった。

エルフ「なんか・・・違う」

次の日の夜、すっかり落ち着いたエルフはそう呟く。

確かに昨日の誰にも言えない『あの行為』は快感だった。

しかし、あの日スライムにされた激しいくすぐり。

考えれば考えるほどあの感覚を味わいたいもどかしさが頭をもたげる。

エルフ(私、なんか変態みたい・・・)

試しに自分の足をこちょこちょとして見る。

一瞬ビクッと反応する

ただそれだけだ。

後は中途半端にムズムズする感触だけが蓄積する。

次の日、もう一度あのスライムに出会えないか海に潜るが見つからない。引越しでもしたのだろうか。

そうして日にちが過ぎるごとに

エルフ(夢だったのかな・・・?)

そんな考えさえ浮かんでくる。

ベッドの上でうつ伏せになり足をパタパタさせながら悶々と物思いに耽る。

妹「お姉ちゃんご飯だよ」

食事を知らせに来た妹にも気づかない

エルフ「・・・・・・」

妹「お姉ちゃんってば」

エルフ「・・・・・・」

一向に反応を示さない姉に苛立ちを感じる妹

しかしすぐにいたずらっぽい笑みを浮かべるとそろりそろりと近づいていき、

妹「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ」

エルフ「へっ――――――」

完全なる不意打ち妹の小さな手がエルフの足の裏掴みこちょこちょとくすぐる。


違和感は一瞬、すぐにその感触はぞわわわわわっと全身を走り、

エルフ「ちょっ、いもあははははははははは!!」

抗議の声もかき消え笑い叫ぶエルフ。

たまらず足をばたつかせ振り払うが、

妹「じゃあこっちー」

すばしっこく妹は避けると今度は腰に狙いを定める。

エルフ「ははははははははははひひひひひ!?!?」

薄手の部屋着ごしに襲い来る感触にたまらずお腹を捩る。

妹「ご飯だって呼んでるのに返事しないからだよ」

エルフ「いく、いくからははははははははははひひひやめっ」

そこで一瞬言葉が止まる。

もしかして自分が欲しかったのはこの感触なのではないか

あのスライムのように遠慮することもなく、ただひたすらに体の敏感なところをくすぐられ、びくびくと電流が流れるように痙攣する体。

エルフ(これ、これだ、これが私――――)

妹「はい、おしまい」

エルフ「はっはははははっはあ、はあ、はあ、・・・え?」

突然止んでしまった刺激に困惑するエルフ。

妹「早くしないと御飯冷めちゃうよー」

それだけいうと妹は満足げに部屋を出ていく。

後には半ば呆然と横になるエルフ。

エルフ(・・・)///

その日、エルフの中で何かが確実に変わった。

数年後、エルフに恋人が出来た。

特に劇的な出会いがあったわけではないなんとなく出会い、話が合い、交際が始まった。

今日は二人が初めて一緒に寝る日。

早鐘のように心臓が鳴る中、エルフは自分の趣味を告げる。

彼は少し驚くが、それが彼女の趣味ならばと、行為を始める。

好きな人にくすぐられるという初めての経験。

エルフは笑い悶え、びくびくと痙攣し、扇情的に体を揺らす。

男もそれに誘い込まれるように指使いに熱がこもる。

互いに体が十分に火照りだしたころ、はにかむようにエルフが聞いた。

エルフ「くすぐったがってる女の子は好きですか?」

おしまい

今回の投下で今回の話は終了となります。いかがだったでしょうか。

もともとスレタイ回収の意味も込めてこのタイトルにして結末考えてたけどその一歩前の展開に力が入ってなんか捻じ込む感じになってしまった・・・

てか19歳のエルフの数年後ってもう『女の子』じゃ(ry

またネタが思いついたらチマチマ書いていきたいと思います。

相変わらず供給の少なさが需要の少なさを表しているニッチな界隈の性癖SSですが楽しんでいただけたら幸いです。

それでは改めましてこの完結までここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

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