キョン「もしも」 (498)


キョン「もしも」

キョン「俺に彼女がいたらどうする?」

ハルヒ「キョン、ありもしない幻想を抱くのはやめなさい」

キョン「いいじゃないかもしも話ぐらい」

ハルヒ「知ってる? もしも話でした話は実現しないって話」

キョン「なんだその迷信、バカらしい」

キョン「あー、もしも将来お金に困って住む家がなくて結婚できてなかったら嫌だなー」

ハルヒ「バカなの?」

キョン「これで俺の将来は安泰だ」

キョン「ところで俺の彼女の話なんだが」

ハルヒ「え、まだその話続けるの?」

キョン「もしも彼女ができたらなんだが……」

ハルヒ「あーあー! 恋愛なんて一種の精神病だっての!!」

ハルヒ「そんなに恋愛したきゃ画面の中にでも行っちゃいなさいよ!」

キョン「ハルヒ、ここはもう画面の中だぞ?」

ハルヒ「長門有希ちゃんの消失、絶賛放送中!」

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キョン「もしも」

キョン「長門がロングヘアーだったら?」

長門「……」ペラ

キョン「長門って髪の長さとか変えれたりするのか?」

長門「できないことはない」

キョン「やってみてくれないか」

長門「ただし、急激な成長ホルモンの分泌は体に悪影響を及ぼす」

長門「今後自然に生えてくるはずだった頭皮の成長を強制的に促すことになる」

キョン「つまり?」

長門「私の頭皮がアナタの独断で将来危ない」

キョン「すまん、やっぱりしなくていい」

キョン「禿げた長門は俺としてもみたくはない……」

長門「そう」ペラ

キョン「自然と伸びるのを待つしかないか」

長門「……待ってて」


キョン「もしも」

キョン「俺が一人っ子だったらどうする?」

古泉「おや、かわいらしい妹さんにご不満でも?」

キョン「ただのもしも話だ、まぁ不満がないとは言わんが」

古泉「どのような不満が?」

キョン「まず、あいつは年の割に精神が子供すぎる」

古泉「あなたはやや大人びていますがね」

キョン「ほっとけ」

キョン「いつまでも純粋無垢なままで育つのはいろいろ危険だと俺は思う」

古泉「いいではありませんか、夢や希望に溢れた心を持っていた方が明るく良い人になるものです」

キョン「悪いやつに騙されるかもしれないだろ!?」クワッ

古泉「おや、兄バカの話でしたか」

キョン「ハルヒとかに!」

古泉「団長批判はやめましょう」

キョン「いいか、俺のように用心深く何事にも警戒を怠らない性格だからこそハルヒの相手が務まってるんだ」

古泉「おっしゃる通りです」

キョン「だから今のままじゃ妹はハルヒのような奴の相手は……ってなんで俺がハルヒの相方みたいになってんだ!?」

古泉「ご自分で言ったではありませんか」

古泉「自分が涼宮さんの生涯のパートナーであり、これは妹さんであろうとも譲れない、と」

キョン「言ってない、言ってないぞ! これは機関の陰謀だ!策略だ!」

古泉「これは手厳しい」


キョン「もしも」

キョン「ハルヒが自分よりも年上だったらどうします?」

朝比奈「えぇ? 涼宮さんが年上……」

キョン「まぁ、今でも生意気な態度なのはあるんですが」

朝比奈「そうですね、今の涼宮さんはどこか幼さも残っててそこが可愛いと感じることもあるんですけど……」

朝比奈「年上の涼宮さんかぁ……いつも落ち着いててクールになったりするのかなぁ?」

キョン「ないですね、あいつはいつまでもあのままですよ」

朝比奈「ふふっ、それはそうかも」

朝比奈「私はみんなより一つ年上だけどあまりお姉さんらしいことはしてないからなぁ……」

キョン「そんなことありませんよ、朝比奈さんの入れるお茶は俺にとって団活において欠かせないものですから」

朝比奈「本当はお茶以外にもなにかメイドさんらしいことしたいんだけど……」

キョン「(朝比奈さんがメイド服を着ているだけでそこらのメイドよりはメイドらしいですよ)」

朝比奈「そうだ! 今度森さんに分身の術教えてもらおう!」

キョン「うんうん、あの人はメイドの鏡みたいな人でs分身!?」

朝比奈「前に見せてもらったことがあるんだぁ、メイドたるもの腕は二本では足りない、って」

キョン「森さん、出てくるトコ間違えてませんかね……」


キョン「もしも」

キョン「来年からもう働くことになったらどうする?」

ハルヒ「断る!」ドン

キョン「威勢よくニート宣言したな、ま俺もいやだけど」

ハルヒ「なんでそんなすぐ働かなくちゃいけないのよ、まだまだまだまだ遊び足りないってのに!」

キョン「まだが多いな」

ハルヒ「大体、この日本って国はみんながみんな働き過ぎなのよね」

ハルヒ「勤勉って確かにいい言葉だけど、全部が全部いい意味ではないのよね」

ハルヒ「何事にも限度はあるし、もちろんそれは仕事にも」

ハルヒ「仕事ばっかして他なにもできないんじゃなんのために仕事してるかわかんないじゃない!」

キョン「それは生きるためなんじゃないか?」

ハルヒ「確かにそれは違いないわ、でもそれだけじゃないでしょ」

ハルヒ「働くってお金を稼いで使ってまた稼ぐってことの繰り返しってことはないでしょ」

ハルヒ「好きを仕事にするなってのはよく聞くけど、好きでもないこと仕事にしたってつまらないでしょ!」

ハルヒ「スポーツが好きな人はスポーツ選手になるし、アニメが好きじゃなきゃアニメーターにはならないでしょ?」

キョン「確かに、じゃあハルヒは働くことになったらなにするんだ?」

ハルヒ「それは……決まってない、けど」

キョン「なんだ、てっきり学者かなんかにでもなっていろんな不思議を探すとか言うと思ったんだが」

ハルヒ「……まぁ、働かないで住むって意味でその……お、およ、およめ……」

キョン「まぁ俺は主夫希望なんだけどな」

ハルヒ「いや働きなさいよ」


キョン「もしも」

キョン「眠れない夜がきたらどうする?」

佐々木「たまにあるね、寝れなくなるとき」

キョン「目をつぶっても全然意識が落ちないんだよな」

キョン「んでそういう時に限って明日早起きしなきゃならないとかな」

佐々木「くつくつ、キョンはそれでテストが危うかった時があったね」

キョン「懐かしい話だ、高校進学の危機だったなあれは」

佐々木「キョンは眠れなくなった時どう努力して寝ようとするんだい?」

キョン「んーこれといってないが、ひたすら目は閉じておくことかな」

キョン「まぁ、いつかは寝るだろ的な考え方で」

佐々木「僕は本を読むことにしているよ」

佐々木「目を疲れさすことが睡眠の引き金になるからね」

佐々木「といっても読み始めた本が面白くて結局朝まで起きていたこともあったけどね」

佐々木「次の日は知識は満たされているけど、睡眠欲が満たされず常にうとうとしてたよ」

キョン「あー、あったな中学の時もそんな顔してたぞ」

佐々木「! き、気づいてたのかい? なるべく顔や態度には出さないようにしてたんだが……」

キョン「当たり前だろ、俺が誰の親友やってると思ってんだ」

キョン「親友のささいな変化見逃してなにが親友だ、お笑いだぜ」

佐々木「そ、そう……油断した顔を見られてたのは少し恥ずかしいな」

キョン「気にするな、昔の話だろ」

佐々木「そう……昔の話だね」


キョン「もしも」

キョン「俺の右腕が疼く……とか俺が言い出したらどうする?」

朝倉「引く」

キョン「そこはとりあえず心配するそぶりでもしてくれよ」

朝倉「嫌よ、知り合いと思われたくないもの」

キョン「かつて殺しあった仲じゃないか」

朝倉「自虐よねそれ? ていうか一方的に殺されかけただけよね?」

キョン「でも実際長門や朝倉は右腕が疼く……的なことを実現できちゃうんだろ?」

朝倉「話聞いてよ……例えば?」

キョン「右腕から黒い炎の龍を出したり?」

朝倉「こうかしら?」ニコッ

キョン「うぉおおおおおおおお!!?」ボォッ

朝倉「ダメじゃない、避けちゃ」

キョン「俺にどうしろと!? ていうか出た!なんか出た!!?」

朝倉「だってキョン君が出せって言うから……」

キョン「俺本当に出るなんて思ってなかったから! ていうかノーモーションでえげつないモン出さないでくれる!?」

朝倉「えーじゃあモーション付きでドデカナイフ出せばいいの?」

キョン「一言も言ってないだろ! もうそれモーションつけて完全に殺しにかかってるじゃねえか!」

朝倉「んー……わ、私の右腕がキョン君を殺せと……疼く!!」ゴォオ!

キョン「そうそれーっ!! だけど俺を殺すために疼く必要はねぇええええええええええええ!!!」


キョン「もしも」

キョン「授業中にテロリストが学校を占拠しにきたらどうする?」

ハルヒ「まずはクラスごとにテロリストに制圧される」

キョン「しかし、その時俺は偶然にもトイレにいっておりテロリストの襲撃に気付かない」

ハルヒ「用を足し、クラスにもどる私、そこにいるテロリストたち」

キョン「テロリストの銃口がこちらに向く、と同時に走り出す」

ハルヒ「銃声がなる、クラスから悲鳴があがる」

キョン「銃弾は頬を掠めた、しかし足を止めず、テロリストに突っ込んでいく」

ハルヒ「なおも続く銃撃、しかし直撃はせずテロリストへ接近」

キョン「ひそかに習っていた古武術でテロリストを圧倒」

ハルヒ「異変に気付いた他のテロリストが教室から出てくる」

キョン「溜息をもらしながら俺は次の標的を眼中に捉える……」

ハルヒ・キョン「「まで妄想した」」

ハルヒ「やっぱテロリスト妄想は鉄板よねー」

キョン「他にも自分が異能系ver.とか幅広く妄想できるもんな」

ハルヒ「なによりも自分がクラスメイトを助けるって展開が最高よね!」

キョン「だよな、やっぱ妄想はテロリストにかぎ……」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「ん?」

キョン「まさか今テロリストにクラスが占拠されたらなーって結構マジで考え―――」







ガラッ!!!   ウゴクナー!

寝るで、話題くれてもええんやで


キョン「もしも」

キョン「お酒を勧められたらどうする?」

佐々木「くつくつ、まぁ奇矯な状況ではないかぎり未成年である僕は断らざるをえないね」

キョン「じゃあ佐々木よ、将来的にはお酒は飲むのか?」

佐々木「そうだね、私的な場ではさておき公的な場での飲酒ぐらいなら嗜むつもりだよ」

佐々木「古くから社交の場とお酒は結ばれているからね」

佐々木「それがあう種の暗黙の了解となっているなら、郷に従うしかないね」

キョン「そうだよな、下戸の人とか接待大変なんだろうな」

佐々木「今はともかく昔は飲酒の強要なんて当たり前の時代だからね」

佐々木「飲む飲まない、飲める飲めないかんけいなしに飲ましていたようだよ」

佐々木「現代のお酒に対する規制が厳しくなったおかげで下戸の人たちは助かってることもあるのかもね」

キョン「俺も今は特に飲みたいとは思わんが、そう思う日がくるのかね」

佐々木「くつくつ、来るとしたら仕事に疲れた後の家でのビールなんかがキョンには似合うよ」

キョン「おいおい、それは俺の将来がしみったれたサラリーマンに限るみたいな言い方じゃないか」

佐々木「なんとなくそんなイメージが浮かんでしまったんだ、悪いね」

キョン「そん時は佐々木も一緒に付き合ってくれるのかね、俺の晩酌に」

佐々木「くつくつ、僕でよければ付き合うよ」

佐々木「もしも、お酒を勧められたらね」


キョン「もしも」

キョン「携帯も持たず見知らぬ地で迷子になってしまったらどうする?」

古泉「それは不安になりますね」

キョン「俺って土地勘とか無い方だから道覚えられないんだよな」

キョン「覚えてたとしても一定の不安は絶対あるんだ、こんな道本当に通ったっけ?みたいな」

古泉「分かります、僕も道を覚えるのは少々苦手でして」

古泉「通り慣れた道でさえふと脇道に入ってしまうと別世界のように感じる時もあります」

キョン「最近はケータイ見りゃ地図が出るし、機能で自宅の位置や距離まで出るからなぁ」

キョン「頼りっぱなしはダメだと思うんだがつい使っちまうよな」

古泉「人間は便利を求め進化してきましたからね、便利なものを使用するのは当然です」

古泉「ただ機械に依存し、本来持ち合わせている身体機能をさげるのは本末転倒ですね」

キョン「最近は本当に公衆電話見かけなくなったしなぁ、連絡手段とかも携帯頼りだもんな」

古泉「携帯電話一つで全てまかなえてしまうからこそ依存性の強いものなんでしょうね」

キョン「よし決めた、こんど迷子になったら携帯よりも先に人に聞こう」

古泉「そんなしょっちゅう迷子になっているんですか?」

キョン「古泉、人は皆人生の迷子なんだぜ?」

古泉「……肝に銘じておきます」


キョン「もしも」

キョン「漫画家になれるとしたらどんなマンガを描きたい?」

長門「……」ペラ

キョン「長門はたしか幻想ホラーで小説書いてたな、ああいうファンタジー(?)とか好きか」

長門「……ユニーク」

キョン「まぁ長門自体がファンタジー世界の住人だからな」

長門「それはあなたも」

キョン「え?」

長門「迂闊」

キョン「? 俺が漫画を描くとしたらやっぱバトルものだな、王道の」

長門「なぜ?」

キョン「男ってのはな、長門 戦いをする生き物なんだ」

長門「そう」

キョン「親からの期待、ライバルとの競争、社会の目……いろーんなものと戦ってるんだよ」

長門「それがバトルもの?」

キョン「ん? んー……言い方が悪かったな、こっちの戦いは違う戦いだ」

キョン「俺が描きたい戦いはようは喧嘩のほう」

キョン「拳と拳で語る的なやつ」

長門「あなたと涼宮ハルヒのような?」

キョン「あれは拳と俺の顔肩体だ」

長門「私と朝倉涼子のような?」

キョン「そうそうあれは能力バト、って今のは何ギャグだ長門!? じ、自虐!?」

長門「ユニーク」


キョン「もしも」

キョン「なにか資格をもらえるとしたら何が欲しい?」

ハルヒ「欲しいものは自分でとるからいらない」

長門「ネットワークスペシャリスト」

朝比奈「メイド検定がほしいなぁ」

古泉「無難に公務員資格でしょうか」

鶴屋「そだね、sos団名誉顧問資格とかおもしろそうっ!」

谷口「普通自動車免許、ただでもらえるってんならこれしかねーだろ!」

国木田「そうだね、公務員資格も欲しいけど会計系しかくも捨てがたいなぁ」

朝倉「んー調理師資格かなぁ」

佐々木「法律系資格とかかな」

橘「映画検定……とか?」

藤原「資格……なんだそれは?」














キョン「資格か……」

キョン「一個持ってりゃ食い扶持に困らないってやつください」


キョン「もしも」

キョン「朝起きたとき遅刻を確信したらどうする?」

朝倉「キョン君そういう日多そうね」

キョン「馬鹿言え、俺は『あと5分遅ければ危なかった……』が一番多いっての」

朝倉「5分でなにか変わるの?」

キョン「遅刻確信した日って休みたくなるんだよなー」

朝倉「どうして? 遅刻してでも行く方が成績的にはよくない?」

キョン「いや、あの遅刻してきて授業中に教室入った時のみんなの目の怖さといったらもう……」

朝倉「一斉に遅刻した生徒をみてすぐノートに目を落とすわね」

キョン「それが分かってるから遅刻してきた側も教壇にいる教師しか端から見てないんだよな」

キョン「で、席に着くまでの異様な緊張感」

朝倉「席についたら話してくれるけどそれまではなぜかスルーするのよね」

キョン「な? 遅刻してこんな空気味わうなら学校行きたくなくなるってもんだろ?」

朝倉「さあ? 私遅刻したことないからわかんなーい」

キョン「なんなら俺と一緒に初遅刻して二人であの空気味わうか?」

朝倉「ちょっ、な、なんでキョン君と一緒に登校するのが前提なわけ?」

キョン「校門前で待ち合わせでもいいぞ」

朝倉「それ帰る時だから! 行きに校門で待ち合わせしてもそこゴールだから! ていうか帰る時も待ち合せないから!」

キョン「怒涛のツッコミ三連発、腕をあげたなあちゃくら」

朝倉「誰があちゃくらだ」

きゅうけ

ゆっくり休め
お題で「もしも一日だけ他の人(知り合い限定)になれるなら誰にする?」
書ければお願いします。

もしも朝比奈さんの胸が貧乳だったら

もしも朝倉涼子さんが幼なじみだったら

帰りに校門で待ち合わせして、一緒の布団で寝て、翌日揃って遅刻するんですね

お題は「もしも先生のことを「おかあさん」と呼んでしまったら」で

もしも未だに馬車や牛車が主要な交通機関だったら


>>21

キョン「もしも」

キョン「もしも一日だけ他の人(知り合い限定)になれるなら誰にする?」

ハルヒ「そうね、新川さんとか森さんとか多丸兄弟とかは面白そうね」

キョン「意外だな、えらく偏ったチョイスだがなんでだ?」

ハルヒ「そりゃ普段よく知ってる知り合いより普段よく知らない知り合いのことを知った方が面白いじゃない」

キョン「そんなに気になるか? 新川さんたちのこと」

ハルヒ「なるわよ、多丸弟さんはちゃんと働いているのかとか……」

キョン「失礼なことを言うな!」

ハルヒ「あの人はお兄さんの補助とか言って会社でわけわからないポジションの所謂身内枠ってとこで仕事してそう」

キョン「やめんか! 新川さんも森さんも多丸兄弟も皆しっかり働いてるって!」

ハルヒ「でもあの人たちのプライベートって何してるか見当つかないのよね」

キョン「まあ、いっちゃあれだがそれほど親しくはないからな」

ハルヒ「多丸弟さんは……」

キョン「またかよ! もう弟さんはいいだろ!」

ハルヒ「ネトゲに時間費やしてそう」

キョン「もうやめてあげて! お前合宿中に弟さんになんか嫌なことでもされたのか!?」

ハルヒ「ミスリードを誘われた」

キョン「お前を楽しませるためにやってくれたんだよ!!」


>>22

キョン「もしも」

キョン「朝比奈さんの胸が貧乳だったらどうする?」

谷口「うーん、朝比奈さんには悪いが魅力度30%ダウンだな」

キョン「んだよ、女の価値は胸にしかないのかよ」

谷口「あくまで俺からすれば、だ そりゃ貧乳好きだっているわけだし」

谷口「元々朝比奈さんはロリ顔だしどっちかと言えば貧乳の方が違和感はないだろ」

キョン「谷口は小さいより大きい方がいいのか?」

谷口「ッたり前よ! バストはでかく夢もでっかくが男ってモンだろ!」

キョン「でも九曜って胸あったっけ?」

谷口「!! そ、それは……」

キョン「あれ、まさか谷口、女相手に告白されたら実は誰でもいいんじゃないのか?」

谷口「だ、誰でもってことはねえよ、その、あいつはあれだ、アレ」

キョン「どれ?」

谷口「……か、かわいかったから」

キョン「……ふっ」

谷口「なに鼻で笑ってやがんだてめぇ!!」

キョン「そんな不純な動機で付き合おうとするから神様が間違いだったという罰を与えたのさ」

キョン「あわれ谷口、こんどはもっといい恋をしろよ」

谷口「なんでそんな上からもの言えるんだてめーは!!」


>>24

キョン「もしも」

キョン「朝倉涼子さんが幼なじみだったらどうする?」

朝倉「子供のころはそれなりに遊ぶも、成長につれ段々と疎遠になっていき、会えば会釈はするが会話はない、そんな関係」

キョン「なんでちょっとリアル感だしてんだよ」

朝倉「私の幼なじみ設定の人は長門さんだーけーで十分です」

キョン「ここにきてそんな初設定持ち出すなよ、お前らは同じマンションの同級生ってだけだろ?」

朝倉「いいえキョン君違うわ! 私と長門さんの初対面は3歳のころ!」

朝倉「こことは違った場所で二人は出会い意気投合、地元じゃ"アサ雪"と呼ばれそれはそれは仲睦まじい関係で」

キョン「地元(情報統合思念体)」

朝倉「しかしそんな二人にも別れの時期が、なんと長門さんが急な引っ越しをすることになり、私と離れることに」

朝倉「子供だった私たちの力ではどうすることもできず、そのまま十数年が過ぎ、そして―――」

朝倉「私と長門さんは遠く離れた地で感動の再開を果たすっ!!」バン

キョン「遠く離れた地(地球)」

朝倉「ってとこまでが背景設定よ、頭叩き込んどいてテスト出るから」コンコン

キョン「朝倉よ、そんな妄想してるようじゃ授業中の俺や谷口と変わらんぞ」

朝倉「えー……私あなたたちと同レベルにまで落ちたつもりはないんだけど」

キョン「妄想の世界にレリゴーしてたじゃねえか」


>>25

キョン「もしも」

キョン「もしも先生のことを「おかあさん」と呼んでしまったらどうします」

朝比奈「あーあるある、ついうっかり口に出してしまいますー」

キョン「言った後にハッってなるんですよね」

朝比奈「そうなんです、この前も先生のこと間違って呼んじゃって……」

キョン「(今でもっ!?)」

キョン「お、お母さんって言ったんですか?」

朝比奈「いえ、おじいちゃんって言ってしまったんです」

キョン「えぇー……」

朝比奈「まだ初老の先生にはそれが結構傷ついたらしくて……悪いことしちゃったなぁ」

キョン「ま、まぁ親しみやすいってことでしょう、生徒からの人望が厚いからこそですよ」

朝比奈「もう一週間も授業に出てないんです……」

キョン「(学生か!! 気持ちは分からんでもないが初老まで生きてきてメンタル弱すぎるだろ!)」

キョン「しょ、初老ですし体調を崩されただけですよ」

朝比奈「でも隣のクラスの授業には出て私たちのクラスの時間になると急にいなくなるんです」

キョン「(子供か!! ちょっと顔合わせずらい相手からは逃げるって子供か!!)」

朝比奈「はぁ、やっぱり私が原因かなぁ……」

キョン「……まぁ、精神が子供だったのは見た目とのギャップでしたね」

もしもキョンがハードボイルドなキャラだったら


>>26

キョン「もしも」

キョン「未だに馬車や牛車が主要な交通機関だったらどうする?」

佐々木「産業革命が起きなかった世界だね」

キョン「今でこそ自動車やバイクなんてのは一般家庭に普及してるけど、馬や牛って農民にも普及してたのか?」

佐々木「してなかったことはないよ、農耕において家畜は必要性しかなかったからね」

佐々木「労働力としても排泄物の肥料としても」

キョン「でも世話とか大変そうだよな、よく牛とかは一日何十キロの草食べるとかいうし」

佐々木「くつくつ、でも車がない世界に高層ビルや電子機器なんてものがあったとは思えないね」

佐々木「そこら一面じゅう緑が広がっていて案外楽なものかもしれないよ?」

キョン「佐々木は牛と馬ならどっちがすきなんだ?」

佐々木「どちらかと問われれば、馬かな?」

キョン「なるほど馬刺し派か」

佐々木「い、今のはそういう質問だったのかい?」

キョン「あれ、違うのか?」

佐々木「いや、違わなくはないけど……くつくつ」

佐々木「キョン、やっぱり君は面白いね、僕の予想の範疇を軽々しく超えてくる」

キョン「それは斜め右上か? 右下か?」

佐々木「右に左に三次元的動きもあるよ」

キョン「やめてくれ、バカにはバカにされてるか分からないことだってあるんだ」

佐々木「くつくつ、ああ、やはり君は面白いねキョン」


>>31

キョン「もしも」

キョン「俺がハードボイルドなキャラだったらどうする?」

長門「……」ペラ

キョン「ハルヒは活発キャラ長門は無口キャラ朝比奈さんは萌えキャラ古泉はスマしキャラ……」

キョン「では俺はなんだろうか?」

長門「……ツッコミ?」

キョン「……そうだ、常識人キャラで万事オーケイだ! なっ、長門」

長門「そう」

キョン「その常識人きゃらの皮を脱ぎ捨てハードボイルドと化した俺……」

キョン「ハルヒが巻き起こす事件にも冷静に、それでいて熱くカッコよく、最後は渋く〆る」

キョン「事件の後の一服……ふぅ、やれやれだぜ、ってな具合で」

長門「それは今と変わらない」

キョン「…………あれ?言われてみれば」

キョン「って長門には俺が冷静に熱くカッコよく〆ているように見えたのか?」

長門「違う?」

キョン「お、おぉ……」

キョン「な、なんか長門に期待されてる気分だ……悪くない、いや良い」

キョン「ま、実際事件を解決しているのは長門またはそのおまけの古泉、朝比奈さんなんだけどな」

長門「そんなことはない、あなたもさまざまな局面を打開する力を見せてきた」

キョン「それもお前や朝比奈さんや古泉のお零れだよ、決して俺だけのものじゃない」

長門「……なら、私もそう」

キョン「……そうだな、ま団長様の巻き起こす珍事件にはSOS団団員が力を合わせて対応してるって訳で」

長門「いい」

きゅうけ

おつー
みくるの魅力は可愛さであって胸じゃないからね
全くのぺったんでもなけりゃおKよ

もしもハルヒがMだったらを古泉相手に
大変そうなら相手も>>1にお任せ

前回のやつとネタが被っちゃいそうだ
もしもピアノが弾けたなら

もしもボックスが使えたら

もしも長門が消失と有希ちゃんと三つ子だったら

もしも妹がいたら


>>35

キョン「もしも」

キョン「ハルヒがMだったらどうする?」

古泉「いやぁ想像がつきませんね」

キョン「嗜虐心の塊みたいなやつだからな」

古泉「それは主にあなたに対してだけではないでしょうか?」

キョン「うるせえ、ほっとけ」

キョン「して被虐心にあふれたハルヒというのはいったいどのようなものだろうか」

古泉「もちろん、それもあなた限定、あなただけに見せる涼宮さんなのですね?」

キョン「違うッつの、なんだよさっきから」

古泉「んふっ」

キョン「てか今のハルヒでも十分撃打たれ弱いところはあるんだよな、それを喜んでいるかは別だが」

古泉「おや、涼宮さんが打たれ弱いことに気付いていらしたんですか?」

キョン「まあな、お前のいうとおり案外ハルヒにも普通の女の子らしい一面もあるってこった」

古泉「それはつまり一人の女の子として涼宮さんをみている、と」

古泉「いやぁ、お熱いですねぇ」ニヤニヤ

キョン「その貼り付けた笑顔をやめろ」

古泉「羨ましい限りですよ」

キョン「なんなら変わってやろうか?」

古泉「光栄ですがお断りさせていただきます、副団長はわたくし古泉一樹の数少ないパーソナリティですから」

キョン「ああそうかい、それじゃ平団員は今まで通り団長様の加虐に付き合いますかね」

古泉「もしかして……案外あなたがMなのでは?」

キョン「ぶん殴るぞ」


>>37

キョン「もしも」

キョン「ピアノがひ~け~たならぁ~♪」

朝倉「ピアノ売ってちょうだい♪」

キョン「いや、そうだけどそうじゃねえだろ」

朝倉「キョン君ピアノ弾けるの?」

キョン「いやもしも、っつってるだろ いやそのもしもってことでもないけど」

朝倉「確かにキョン君が楽器引いてるイメージはないわね」

キョン「だろ」

朝倉「まぁ、キョン君がなにかをしてるイメージ自体浮かないんだけど」

キョン「おい」

朝倉「ていうかキョン君が浮かばない」

キョン「目の前にいるだろうが!」

朝倉「もしもキョン君が~消~えたなら♪」

朝倉「涼~宮ハルヒは♪ どうな~るの♪」ヒュッ

キョン「ノッてない! ノれてないから! ナイフ投げないで!」サッ

朝倉「命売ってちょうだい♪」

キョン「まんますぎる! もっと捻りなさい!!」

朝倉「不思議だわぁ、頭の中に漫才してるキョン君はすっと浮かんでくるの」

朝倉「目の前のキョン君はアウトオブ眼中なのに」

キョン「余計なお世話だ!!」


>>38

キョン「もしも」

キョン「もしもボックスが使えたらどうする?」

佐々木「もしもボックスというのはあの国民的アニメの?」

キョン「ああ、不動と言ってもいい欲しい道具ランキング一位の道具だ」

佐々木「もしもの世界を作る、それは言い換えれば新世界の創造主となりえる道具だからね」

佐々木「言い様によってはまさしく神と呼ばれるだろうね」

キョン「子供はそんな目では見てないと思うが……」

佐々木「キョンはもしもボックスにどんな『もしも』を願うんだい?」

キョン「そうだな……」

キョン「もしも、今後80年、衣食住に困らず財を持て余し酒池肉林の限りを俺がつくせたなら……かな」

佐々木「キョン……小さい上に卑しいよ」

キョン「やめろほんの冗談だからマジ冗談だからその目はやめてくれ親友、傷つく」

佐々木「くつくつ、僕も冗談だよ、キョンの願いにしては本心が出過ぎだからね」

キョン「本心が出てたなら冗談じゃなくないか?」

佐々木「まぁキョンに限って言えば本心を隠して建前をいうことが本心……といったところかな」

キョン「んん?」

佐々木「キョンはバカ正直じゃないんだ、色々考えてることが僕には分かってるからね」

キョン「おお、さすが親友分かってくれるか」

佐々木「こういう言い方をするとすぐ調子にのるのも知ってるさ」

キョン「実は―――」

佐々木「実は僕にこう言わせたくてわざと調子にのったフリをすることも知ってる」

キョン「……さすが親友」

佐々木「そうだろう、親友」ニコッ

キョン「で、佐々木の『もしも』はなんなんだ?」

佐々木「……もしも―――」















「中学3年生をもう一度だけ体験できるなら―――なんてね」


>>39

キョン「もしも」

キョン「長門が三つ子だったら」

長門「……」ペラ

長門「……」ペラ

長門「……」ポチポチ

長門「……」ペラ

長門「……」ペラ

長門「……あの」

長門「なに?」

長門「その、今日のごはんはどうする?」

長門「お、おまかせする……」

長門「……カレー」

長門「か、カレーは一昨日三日目のカレーをようやく完食したところだよ!」

長門「た、たまには別なものも食べよ? お、おでんとか……」

長門「……いい」

長門「ど、どっちのいい? せ、選択肢をください!」

長門「「……いい↑?」」

長門「わ、わからない……朝倉さーん!」







キョン「とまぁこんな感じに……」

キョン「どうだ? 長門」

長門「……」

長門「Chaos」

キョン「自分でっ!?」


>>40

キョン「もしも」

キョン「妹がいたらどうする?」

ハルヒ「アンタいるじゃない妹ちゃん」

キョン「お前にいたら、だよ」

ハルヒ「愛でるかしら?」

キョン「そんなペット感覚で」

ハルヒ「失礼ね、あたしはペットにも妹にも同等の愛を注ぐわよ」

キョン「てことは俺は妹とシャミセンに同等の愛を注げばいいのか?」

ハルヒ「いや妹ちゃんもキョンからの過剰な愛はノーサンキューだと思うわ、シャミセンで我慢しなさい」

キョン「なんで俺がシスコンみたいになってんだ! どっから過剰という形容動詞が出てきた!?」

ハルヒ「だってなんかアンタ妹ちゃんに甘いんだもん」

キョン「まぁ、甘いのはあるかもしれん、だが考えても見ろ5つも年が離れてりゃ多少は甘くもなるさ」

キョン「ましてや俺の妹の精神年齢はシャミセン以下だぞ? あやす感覚で見てるってのもあるんだよ」

ハルヒ「……の割にあたしに厳しい癖に」プクゥ

キョン「いつからお前は年の離れた妹になったんだよ」

ハルヒ「なってない! 平団員が団長に向かって生意気ゆーな!!」

キョン「やれやれ、あやすって意味ではこっちの団長様も大差ないのかね」

ハルヒ「だれが妹ちゃんか!!」

キョン「いってねぇよ」

きゅうけ



もしも涙こらえきれずこぼれそうなそんな時にはどうする?

乙です

もしも昔の偉人になり代われるなら誰になりたい?

もしもキョンが手乗りサイズに縮んだら

もしもキョンがキョン子、いわゆる女の子だったら

もしも人生をやり直せるなら

もしも文集の内容が本当にミヨキチとのデートだったら

もしも1日が三時間長いor短かったら

何時間かは任せます


>>47

キョン「もしも」

キョン「涙こらえきれずこぼれそうなそんな時にはどうします?」

朝比奈「えぇと、何かの歌詞ですか?」

キョン「まぁ引用ではありますけど、実際泣きたい時ってどうしてます?」

朝比奈「私は泣きたい時は泣いてます」

キョン「(確かによく見ます)」

朝比奈「それに笑いたいときは笑って、怒る時は……ちょびっと怒ります」

朝比奈「私は隠し事とか苦手だし、嘘も下手だから顔によく出るんです」

朝比奈「鶴屋さんがよく言うんです、みくるは分かりやすいなぁって」

キョン「それは誉めてるんですよ、純粋な朝比奈さんを」

キョン「感情をそのままに外に出すことっていいことじゃありませんか」

キョン「まぁ、ハルヒみたいにオーバーすぎることを除けばですけど……」

朝比奈「そういえばキョン君の泣いてるとこ見たことないなぁ」

キョン「まぁ、確かにいろんなことで泣きたい時はありましたけど」

キョン「これでも一応男なんで、朝比奈さんや長門の前ではカッコつけさせてくださいよ」

朝比奈「ふふっ、それは涼宮さんの前では素直になるってことなのかなぁ?」

キョン「ただ泣かされるだけですよ、あいつには」ハァ


>>48

キョン「もしも」

キョン「昔の偉人になり代われるなら誰になりたい?」

古泉「偉人ですか」

キョン「偉人だ」

古泉「唐突に聞かれましても回答に困る問ですね」

キョン「誰かいるだろう、織田信長とかジャン・コクトーとかレオナルド・ダ・ビンチとか」

古泉「人選に割と悪意ある偏りがあると感じるのは僕だけでしょうか?」

キョン「それはお前の心が邪な考え方をしているからだ」

古泉「……」

キョン「……」

古泉「……」

キョン「……まぁ、男色家を例に挙げたことは謝る」

古泉「いえ」

キョン「だが、この三人を聞いて男色を想像するのは難しくないか……?」

古泉「…………」

古泉「僕のクラスは特進クラスでして、ええ、そういうことです」

キョン「どういうことだよ、やっぱ意識してるのかおい!」

古泉「ちなみに僕の憧れとしましてはやはり生ける偉人涼宮さんと―――!」

キョン「話をそらすな、しかもお前達はハルヒのこと神扱いしてたじゃねえか!」


>>50

キョン「もしも」

キョン「もしも俺が手乗りサイズに縮んだらどうする?」

朝倉「飼ってあげましょうか?」

キョン「まさに飼い殺されそうだから遠慮しておく」

朝倉「そんなことないわよ、きっちりゲージにいれてエサもあげるわよ」

キョン「ちっちゃくなったからって人権が失われたわけじゃないからな!」

キョン「エサ言うな! 俺は家畜か! 家畜なのか!」

朝倉「やあねぇ、キョン君を食べたりしないわよぉ、ばっちぃし」

キョン「失礼な2日に一度は風呂にだってはいるぞ」

朝倉「うわ……」

キョン「冗談だってしずかちゃんばりに風呂は好きだ」

朝倉「うわ……」

キョン「わかったよ、両極端すぎたな、風呂は一日一回ちゃんと入ってるよ」

朝倉「いやだからって食べたりはしないわよ?」

キョン「あったり前だ!! 誰が自分を食べてもらうための自己アピールをするんだよ!!」

朝倉「キョン君……私を、食べたい?」

キョン「ふぐぉあ!?!?」

朝倉「くくっ、あっははっははは! やーいやーい動揺してる~!」キャッキャッ

キョン「男の心を弄ぶんじゃねぇ!!」


>>51

キョン「もしも」

キョン「俺が女の子だったらどうする?」

佐々木「キョンちゃん、キョンさん、キョン子ちゃん……くつくつ、どれがいいかな?」

キョン「キョン子で頼む」

佐々木「往年のアイドルを彷彿させる渾名だね」

キョン「いまでも変わらんと思うがな」

佐々木「キョンは女性になりたいと思ったことがあるのかい?」

キョン「んなもん数えきれないぐらいあるぞ」

キョン「女の佐々木の手前こういうことはあまり言いたくないが、男は女よりそんな生き物なんだよ」

佐々木「その心は?」

キョン「女の理不尽が男にゃまかりとおる、男卑女尊とはいいたくないがまぁそういう世の中だ」

キョン「電車にのれば冤罪逮捕、デート代は割り勘禁止、足と財布は男の役目」

キョン「ま、ちと古い考え方かもしれんが、この先俺がこれを体験すると思うとげんなりする」

佐々木「くつくつ、キョンにしては子供のようなダダをこねるね」

キョン「分かってるさ、別に女だ男だでやいのやいの言うのは俺だって好きじゃない」

キョン「男に生まれた以上、男なりの生き方しかできないんだもんなぁ」

佐々木「さすが、女の理不尽に耐えてる男は言うことが違うね」

キョン「誉めてもなにもでないぞ」

佐々木「分かってますよ、キョン子さん?」

キョン「キョン子でいいよ」


>>52

キョン「もしも」

キョン「人生をやり直せるならどうする?」

ハルヒ「キョーーン!!」バッチィイ

キョン「いってぇ! なにしやがる!」

ハルヒ「もう一度よく考え直して! 自分が今からやろうと思ってることについて!」

キョン「はぁ?」

ハルヒ「そりゃ嫌なことだってあるわよ、理不尽や非合理なんてまだまだこれから体験していくわ」

ハルヒ「自分に満足いかないことだってある、ほらアンタも絶望レベルの顔ってわけじゃないじゃない?」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「きっとそんなことをしたら親御さんだって悲しむわ、もちろん妹ちゃんも」

ハルヒ「アンタが階段から落ちた時だって目に涙浮かべながら顔殴ってたもの」

キョン「聞き捨てならねぇぞそれ」

ハルヒ「だから……キョン!」

キョン「……ハルヒ」

キョン「俺は自さ「女の子を襲おうなんて考えはよしなさい!!」

ハルヒ「ね!」

キョン「…………ハルヒ」

キョン「俺は今、猛烈に屈辱に燃えながらお前に襲い掛かりたいんだが……どうだろうか?」

ハルヒ「あ、あたしだから襲い掛かっていいってどういうことよ!?」ワタワタ

ハルヒ「だ、大体あんたなんかに黙っておそわれてなんかやらないんだからねっ!」

キョン「……はぁ、人生やりなおせるかな」

きゅうけ

もしも・・・いや、やめておこう

もしも誰か一人を好きな髪型に出来るなら

もしも橘がポニテだったら

もしも喜緑さんが急進派だったら

もしも、タイムカプセルを埋めるなら

乙乙。

もしも、自分が明日死ぬとしたら?

もしもキョンのもみあげが着脱可能だったら

もしも朝目が覚めたらすけすけのネグリジェ着た朝比奈さん(大)だったら

もしキョンがツインテール萌えになったら


>>64

キョン「もしも」

キョン「誰か一人を好きな髪形にできるならどうする?」

谷口「髪形ねぇ……俺は女の良さはそこで決まるとはおもっちゃいねぇ」

キョン「どこで決まるんだ?」

谷口「顔! 胸!」

キョン「よし軽蔑しよう」

谷口「まてまて、それをいうなら髪型だって同じじゃねえか」

キョン「馬鹿言え、ポニーテールという髪形にお前はどこまでの可能性があるか分かっていない」

キョン「あのハルヒですらポニーテールにすれば魅力度36%増しになるんだぞ」

谷口「んだよ、のろけ話か」

キョン「どこをどう聞いたらそう聞こえるんだよ」

谷口「たとえ話に涼宮を持ってくるあたりにのろけを感じる」

キョン「あのなぁ……」

谷口「へーへー、キョンと涼宮は団員と団長、それ以上のなにものでもないんでございますねー」

キョン「そんなに聞きたきゃいくらでも聞かしてやるぞ、俺ののろけ話とやらを、あれは一年の時―――」

谷口「あーあー、聞きたくない聞こえない!!」


>>65

キョン「もしも」

キョン「もしも橘がポニテだったら?」

橘「はい?」

キョン「なぁ橘京子よ、ポニーテールにしてみないか?」

橘「な、なんでそんな急にリクエストするんです?」

キョン「いや、なんとなくだなんとなく、ほれ」

橘「いや、やるなんて言ってませんけど……」

キョン「佐々木もポニーテールにした方がいいって言ってたぞ」

橘「……いや、そんな見え見えの嘘に引っかかるわけないじゃないですか」

キョン「あ、そう」

橘「……いやーそれにしても今日は暑いですね」

橘「こう髪が多いと蒸れて気持ち悪く……あ、そうだポニーテールにしたら涼しいんじゃないかなぁ!」

キョン「(なんか子芝居が始まった)」

橘「暑いからしょうがない、うん暑いからなー……」セッセ

キョン「(ツインテールをほどいてポニーテールにする時点で発言の違和感を感じないのだろうか……)」

橘「……っと、はいどうですか?」

キョン「あれ、感想求めるのかよ」

橘「うぐっ、い、一応念のため佐々木さんのため!」

キョン「ああ、俺の目にはポニーテールの美少女が映ってるよ」

橘「ひゃあ!!」

キョン「(ちょろい)」


>>65

キョン「もしも」

キョン「もしも喜緑さんが急進派だったらどうする?」

朝倉「別にーどうもしないわよねぇ」

喜緑「私たちは個々の考え方をしているのではなくあくまで情報統合思念体の思考の一部ですから」

喜緑「私が穏健派ではなく急進派のインターフェースとしてここに来ていたらそれ相応の行動をとっていたでしょう」

キョン「あのパソコン部の部長の一件は穏健派なりの行動だったって訳ですか?」

喜緑「そうとっていただいても結構です」

朝倉「まぁどこに属そうが主流派がメインなのには変わらないけどねー」

キョン「だから主流なんだろ、急進派と主流派は仲が悪いのか?」

朝倉「仲が良い悪いとかじゃなくて、ただのパターン、選択肢よ」

朝倉「主流派、急進派、穏健派……さまざまなパターンを並列化して統合思念体は行っているの」

朝倉「今の主流派は比較的長い目で涼宮さんを見ようとしてる」

朝倉「だけど急進派の考えを持つは私のパターンではその現状がジリ貧に感じる」

キョン「それであんなアクションを起こしたってことか」

朝倉「そ、朝倉涼子キョン君暗殺未遂事件!」

キョン「いやそんな明るく言われても当事者だからな?」

喜緑「私が急進派なら未遂では済まなかったですね」

キョン「怖い! 穏健派の人が怖いこと言ってるよ!?」


>>66

キョン「もしも」

キョン「タイムカプセルを埋めるなら?」

ハルヒ「校庭」

キョン「だよなー」

ハルヒ「はなんの捻りもないので我がSOS団のタイムカプセルは別の所に埋めます」

キョン「SOS団のタイムカプセルなんかつくるつもりなのか?」

ハルヒ「もうあるわよ?」グッチャァア

キョン「……なんだこのガラクタ入れ、もといゴミ箱」

ハルヒ「失礼ね、この箱にはSOS団の濃ーい歴史が詰まってるのよ!!」

キョン「俺こんなの見たことないんだが……なんだこれ?」ヒョイ

ハルヒ「ツチノコの抜け殻!!」

キョン「マジで!?」

ハルヒ「っぽいものを作った!!」

キョン「なにしょうもないことしてるんだお前は……これは?」ヒョイ

ハルヒ「チュパカプラの牙!!」

キョン「マジで!?」

ハルヒ「みたいに石を削ってみた!」

キョン「暇か、暇なのかSOS団……ん?これは……」

ハルヒ「それはSOS団創立メンバーの写真!!」

ハルヒ「私、みくるちゃん、有希、古泉君、んで仕方なーくあんたも入れてあげる」

キョン「創立メンバーって……SOS団を後世に残すつもりかよ」

ハルヒ「あったり前じゃない! こんな素晴らしい団は世界のどこにもありゃしないわ!」

ハルヒ「後世の後世の後世までSOS団の創立メンバーは受け継がれるのよ!」

キョン「そうかよ……ま、みんないい面してやがる」

ハルヒ「焼き回しは500円から!」

キョン「高いな……頼む」


>>67

キョン「もしも」

キョン「明日自分が死ぬとしたらどうする?」

佐々木「くつくつ、キョン、君はそんなにネガティブな考え方をする人だったかな?」

キョン「単なる暇つぶしの会話だよ、死にたいと思ってる訳じゃない」

キョン「ただまぁ、人生最後の一日を無駄にしないために、賢人はどう過ごすのか参考にしようとおもってな」

佐々木「賢人とは恐れ多い、僕はただの女子高生だよ」

キョン「佐々木の口から女子高生って聞くとなんか新鮮だな」

佐々木「なにを言っているのさ、僕は正真正銘の女性だよ」

キョン「分かってるさ、お前を男と間違うやつは頭か目がおかしいやつだろうよ」

佐々木「時々キョンは男友達に話す感じで僕に話しかけてないかい?」

キョン「それは違うな、佐々木と話す時の俺は男と話す時でも女と話す時の俺でもない」

佐々木「おや、では僕は一体キョンにとっての何になるのかな?」

キョン「親友……ってもはや言わせにきてるじゃねえか、実際そうなんだけどな」

佐々木「くつくつ、キョンらしいね」

キョン「こう毎回毎回親友親友言ってたら親友が安くなっちまうような気がする」

キョン「こう親友ってのは多くを語らず、分かり合ってるみたいな……」

佐々木「別にいいじゃないか、多くを語っても、いや僕とキョンであるかぎり語らざるを得ないんだよ」

佐々木「それに、黙っていなくとも僕たちは互いの事をよくわかり合ってる、違うかい?」

キョン「正論だ、一寸たりとも違わねえよ佐々木」

佐々木「そうさ、なんてったって僕らは親友だからね」

佐々木「……とまあ、人生最後の日はこうやって……」

佐々木「生涯の親友と他愛もない話を一日中していたいね」

キョン「おう、俺もそんな気がしたのは気のせいじゃないな」

佐々木「くつくつ、調子がいいね、キョンは」


>>68

キョン「もしも」

キョン「俺のモミアゲが着脱可能だったらどうする?」

古泉「涼宮さんに望まれたから……機関はこう解釈します」

キョン「そんな大事に発展するのか……」

古泉「ええまあ、涼宮さんの周囲での異変は大方涼宮さん関連であると推測が立ちますから」

キョン「やはり、俺のテストの成績が振るわないのもハルヒの……」

古泉「人のせいにするのはいけませんねぇ」

キョン「違うんだ古泉俺はこれでも中学三年間ずっと中学でトップの成績を収めて―――」

古泉「涼宮さんの周囲にいる人間の情報を、機関が調べてないとお思いですか?」

キョン「……怖えーよ」

古泉「嘘はいけませんので」

キョン「ハルヒの周りってどのくらいが周りなんだ? 二親等?三親等?隣のおばちゃん?」

古泉「そうですね、周りと言いましたが涼宮さんと関わった人物」

古泉「もっと言うならば涼宮さんと話したことある人物については隅々にまで調べるようにしています」

キョン「怖えーよ!! んじゃあれか! 文化祭の時カメラくれたあのおっさんのことも!?」

古泉「はい、バツイチであることもしっかりと」

キョン「情報漏えいするんじゃねー!! 隅々まで調べる癖にプロテクトガバガバじゃねえか!」

古泉「失礼、最近の悩みは娘が中々会いに来てくれないとの情報も―――」

キョン「知らねーよ!! 俺にこれ以上おっさんの悲しい情報を増やすんじゃねー!!」

古泉「もとは何の話でしたっけ?」

キョン「俺のモミアゲだよこんちくしょう!!


>>69

キョン「もしも」

キョン「朝目が覚めたらすけすけのネグリジェ着た朝比奈さん(大)だったら?」

藤原「……何を言っているんだ?」

キョン「どーせ何回か考えたことあんだろ? 『目が覚めたら姉さんが俺で、俺が姉さん!?』みたいな」

藤原「あるかそんな事!! これだから過去人の陳腐な発想には愛想が尽きる……!」

キョン「んで、結局お前と朝比奈さんは本当に姉弟なのか?」

藤原「ふん、禁則事項に決まっているだろう」

キョン「なるほど、谷川に聞け、と……」

藤原「谷、川……? 誰だそいつは?」

キョン「こっちの話だ、気にするな」

キョン「お前朝比奈さん(大)にはあんな反応した癖にこっちの朝比奈さんには随分冷たいじゃねーか」

キョン「なにか理由でもあるのか?」

藤原「禁則事項といっているだろう」

キョン「ふーん、年上好き、か……」

藤原「勝手に人のことを決めつけるな!!」

キョン「で?  本当のところお前はシスコンってことなのか?」

藤原「…………禁則事項だ」

キョン「間 なんだその      間      」


>>70

キョン「もしも」

キョン「俺がツインテール萌えになったら」

キョン「橘よ、お前のツインテールは似合ってていいな」

橘「へ? あ、ありがとうございます……?」

キョン「たまにいるだろ? 20過ぎててツインテールにしてる人」

キョン「いや、別にいいんだ髪型は個人の自由だしな……ただ」

キョン「20過ぎてツインテールってのはなぁ……うん」

橘「な、なんですか急に! ツインテール褒めたと思ったら批判するんですか!?」

キョン「いや橘は似合ってるけどさ、どう考えても似合ってないだろ、って人みたことあるだろ?」

橘「そ、それはまぁ……」

キョン「あ、今自分はツインテール似合ってるって言われて優越感に浸ってるな」

橘「そ、そんなことないです!! べ、別に似合ってるとか思ってませんから! 楽だからしてるだけですし!」

キョン「本当似あってるよなぁ橘は……」

橘「な、なんなんですかぁ……」カアァ

キョン「まぁ俺はポニーテール萌えなんだけど」

橘「あんだけ誉めておいてっ!?」ガビーン

キョン「いつだったか、お前のポニーテールは反則的なまでに似合ってたぞ」キリッ

橘「な、なに言って……るんですか」

キョン「これを俺は将来のプロポーズにしようと思う」

橘「……」

橘「……勝手にしてください!!」プイッ

キョン「?」

きゅうけ これは基本的に一レス完結なので前レスの設定は引きずったりしないで たまにするで

おつおつ

もしもキョンが突っ込みを止めボケを放置したら

乙。上手いもんだ

もしも、自分の周囲の人間の前髪の生え際が後退していったら?

もしも電車通学だったら

もしも誰かが君のそばで泣き出しそうになったときは黙って腕を取りながら一緒に歩いてくれるよね

もしもキョンに劇中劇全く登場しない結婚を前提にした彼女が居たら


>>62

キョン「もしも」

キョン「……いや、やめておこう」

朝倉「何よ、歯切れが悪いわね」

キョン「いやほんとになんでもないんだ、うん……」

朝倉「なんでもないはなにかあるのサインなのよ」

キョン「ないんだって、本当に……はぁ」

朝倉「そんな構ってほしそうなオーラだして何言ってんの?」

朝倉「さすがの私も面倒くさくなってきちゃうわよ」

キョン「ああ、そうしてくれそうやって俺から興味を失ってくれていいんだ」

朝倉「ちょ、なんか卑屈になっていってない?」

キョン「俺なんか……あぁ……」

朝倉「や、やめてよ殺されかけた相手に心配かけないでよ」オロオロ

キョン「…………」ブツブツ

朝倉「ちょっと! 黙って下向いてブツブツ言わないでよ! なに? 私や長門さんのマネでもしてるの!?」

キョン「……へへっ」

朝倉「ビクッ!! ちょ、ちょっと!! 怖いから急に笑わないでよ!!」

キョン「………………朝倉かぁ、うん」ジィイ

朝倉「何!? 朝倉涼子に何を納得したの!? 正気に戻ってキョン君!!」


>>82

キョン「もしも」

キョン「俺がツッコミを止めボケを放置したらどうする?」

ハルヒ「別にキョンってツッコミ役じゃなくない?」

キョン「いや限りなく常識の枠からツッコンでるぞ」

ハルヒ「今みたいに?」

キョン「そうそ……あ」

ハルヒ「日常的にツッコむ癖なおしたら?」

キョン「誰のせいだ誰の」

ハルヒ「大体あたし別にボケてる訳じゃないし」

キョン「常日頃からボケた発言してるやつが言うことじゃないな」

ハルヒ「失礼ね、私の言っていることはいつどこででも大マジよ!」

キョン「なおさらタチが悪いわ」

ハルヒ「あたしが冗談で宇宙人を捕まえるとか言ってると思う?」

キョン「いやそこはむしろ冗談であってほしかった」

ハルヒ「冗談は顔だけにしなさいよ」

キョン「俺別に冗談言ってないよね!!?」


>>84

キョン「もしも」

キョン「自分の周囲の人間の前髪の生え際が後退していったら?」

長門「……」ペラ

キョン「でも長門は髪の毛でさえ意のままだから関係ないんだったな」

長門「そう」

キョン「なぁ、もしかして朝倉のあの眉毛は情報操作によるものだったり……?」

長門「……す、る?」

キョン「やっぱり……あいつキャラづけのためにそこまでやるとは……」

長門「……わたしは」

キョン「ん?」

長門「わたしは、どう?」

キョン「どう……とは?」

長門「…………どう?」

キョン「いや……なにも変わってないぞ?」

長門「…………?」

キョン「どうした長門? なにか俺に言いたいことがあるのか?」

長門「……」コクン

キョン「すまん、俺にはどう? だけで長門の言いたいことを理解する理解力がないみたいだ……」

長門「……そう」

キョン「そんな悲しい顔をせんでくれ……」

長門「? 私は悲しい顔をしている?」

キョン「?……見たらわかるだろ?」

長門「……そう」

キョン「あれ? 嬉しそうな顔してないか?」

長門「……言語以外でも」

長門「相手の情報を理解することができると、分かったから」

キョン「???」

長門「……」ペラ


>>85

キョン「もしも」

キョン「電車通学だったらどうする?」

谷口「どうもこうもねーよ、電車通学だからって北高名物地獄坂がなくなるわけじゃねえし」

キョン「だなぁ」

谷口「でも電車内での出会いがあるならば電車もありだな……」

キョン「お前もう女がいればなんでもいいんじゃねえか」

谷口「毎日なんの楽しみもなくあの坂を上るだけじゃつまらないだろ? なにか楽しみでもなくっちゃあよ」

谷口「あ、でも夏はいいな! 夏だけはあの坂に感謝せざるをえない」

キョン「……透けるからか」

谷口「透けるからだ……」ゴクリ

谷口「夏の登校時間だけは四季の中で唯一辛さを感じなくて済む」

キョン「常人なら夏の坂が一番つらいんだけどな、お前は頭がぶっとんでるなぁ」

谷口「それは夏の暑さでごまかせるって訳よ!!」

キョン「バカな方向に頭が切れるな」


>>86

キョン「もしも」

キョン「誰かが君のそばで泣き出しそうになったときは黙って腕を取りながら一緒に歩いてくれるよね」

朝倉「話は変わるけどおでんの具で何が一番好き?」

キョン「大根、じゃなくてさっそく話を変えようとするな!」

朝倉「なんでキョン君急に歌うのよ、急に歌うのよ?」

キョン「二回も言うなよ、なんたってこれ名曲だからな」

朝倉「小学生ぐらいで歌うやつでしょこれ」

キョン「小学生と言えば」

キョン「小学校の音楽教師あるある言います」

キョン「なんかヒステリック」

朝倉「あるある」

キョン「すっげー繊細なんだよな、細かいっていうか……んでやたら声張ってキレる

ミス

>>86

キョン「もしも」

キョン「誰かが君のそばで泣き出しそうになったときは黙って腕を取りながら一緒に歩いてくれるよね」

朝倉「話は変わるけどおでんの具で何が一番好き?」

キョン「大根、じゃなくてさっそく話を変えようとするな!」

朝倉「なんでキョン君急に歌うのよ、急に歌うのよ?」

キョン「二回も言うなよ、なんたってこれ名曲だからな」

朝倉「小学生ぐらいで歌うやつでしょこれ」

キョン「小学生と言えば」

キョン「小学校の音楽教師あるある言います」

キョン「なんかヒステリック」

朝倉「あるある」

キョン「すっげー繊細なんだよな、細かいっていうか……んでやたら声張ってキレるんだよな」

朝倉「なまじ音楽を齧ってるだけあっておっきい声出るからうるさいのよね」

キョン「中学高校となっていくにつれて音楽教諭から情熱が失われていった気がしたのは気のせいだろうか」

朝倉「大人になったってことよ」

キョン「ところで朝倉よ」

朝倉「なにかしら」

キョン「どうしてお前が小学校の音楽教師あるあるを知っているんだ?」

朝倉「禁則事項です」」

キョン「おい」


>>87

キョン「もしも」

キョン「結婚を前提にした彼女が居たらどうする?」

佐々木「許嫁とはまたいい趣味をしているねキョン」

キョン「もしもだよもしも」

佐々木「許嫁の風習は今ではほとんどないからね、名家のごく一部で残っているかどうかかな」

キョン「許嫁だのお見合いだの、結婚に関する風習がなくなっていってるのは少子化の影響かね?」

佐々木「草食化の影響だね」

キョン「これは手厳しい」

佐々木「とはいっての名前を変えただけで、婚活だの街コンだのまだまだ出会い関連のイベントは残っているよ」

キョン「……意外に詳しいんだな」

佐々木「これでも女子高生をやっているからね」

キョン「なんか前も聞いたぞそれ」

佐々木「くつくつ、そうだったかな? それだけキョンが僕に失礼なことを言ったってことじゃないかな?」

キョン「失礼なことをいってるつもりはない」

佐々木「……もっと僕を女として意識してもらいたいものだね」

キョン「別に……男と同義として見てるってことはない」

佐々木「そうかい……そうだね」

佐々木「キョンは草食だからね、仕方ないね」

キョン「鹿の話か?」

佐々木「くつくつ、躱しかたもうまくなったんだね」

キョン「どうも」

きゅうけ

乙乙朝倉さんかわいい
もしも本気で朝倉さんがキョンの心を奪いに来てたら

もしも長門がヤンデレになったら

もしも朝倉が普通の人間でキョンと双子だったら

もしも谷口に透視能力があったら

もしもSOS団が小学生だったら


>>53

キョン「もしも」

キョン「文集の内容が本当にミヨキチとのデートだったら?」

古泉「おや、実体験であるとお聞きしましたが?」

キョン「実体験であることは違いない、だがな」

キョン「あれはデートじゃない、頼まれごと……ま、依頼だなSOS団風に言えば」

古泉「依頼ですか」

キョン「さすがに俺も妹と同じ年の子とデートしてるなんて思わねえよ」

古泉「ではなぜ恋愛小説のモデルに?」

キョン「だから他にそれっぽいことを体験したことがねーからだっての」

古泉「おかしいですね、僕が知る限り高校に入ってから少なくとも一度は経験しているはずなんですが……」

キョン「なんでお前が知ってて俺が知らないんだ?」

古泉「んふっ、意識の差……とでも言っておきましょうか」

キョン「なんだそれは……」

古泉「それに本当にミヨキチさんと男女の仲であると知れた際の涼宮さんを見たくはないですからね」

キョン「小学生と男女の仲ってばれたらやばいのはハルヒじゃなくてむしろ俺の親だと思うんだが?」


>>54

キョン「もしも」

キョン「1日が三時間長かったらどうする?」

ハルヒ「なんか得した気分になるわね」

キョン「分からんぞ、増えた三時間がまるまる授業時間になってみろ、苦痛の時間が三時間も増える」

ハルヒ「そうやって後ろ向きに考えるからよ」

ハルヒ「団活の時間が三時間増えたって考えればいいじゃない!!」

キョン「それ無意義な時間が増えたにすぎんぞ」

ハルヒ「団活を無意義とかゆーな!!」

ハルヒ「それに三時間も増えたら平日でも市内探索ができるようになるわね」

キョン「勘弁してくれ、俺の財布がもたん」

ハルヒ「なら増えた三時間でバイトでもして、土日のランチをもっと豪華にでもする?」

キョン「まて、なんで俺がおごる前提なんだよ」

ハルヒ「前提どころかほぼ決定みたいなもんだけど」

キョン「ふざけるな、三時間分睡眠とりゃ嫌でも集合時間より前に集合できるさ」

ハルヒ「じゃ今から逆に三時間少なくなったと思って行動してみなさいよ、そしたら色々捗るわよ?」

キョン「それってまずは一時間とかから始めるやつじゃないのか? いきなり三時間はさすがに体の調子が狂うぞ」

ハルヒ「いーじゃないアンタだって一日に三時間ぐらい無駄だと思う時間あるでしょ?」

キョン「…………団活?」

ハルヒ「ちぇいさー!!!」ドゴッ

キョン「ぐはっ!!」

きゅうけ レス抜かしててごめんやで

もしも鶴屋さんがSOS団だったら

もしも3回までリトライ可能な難攻不落の要塞に伝説の秘宝があるという情報を聞いたら


>>98

キョン「もしも」

キョン「本気で朝倉が俺の心を奪いに来てたらどうする?」

朝倉「……はい?」

キョン「いやだからハートを打ち抜くっていうか……」

朝倉「何? 撃ち抜いてほしいの?」キラッ

キョン「物理的な意味ではなく」

キョン「朝倉って俺のこと好きだよな?」

朝倉「ちょっとまって、まずその前提からおかしい」

朝倉「私いつキョン君のこと好きっていった?」

キョン「いやあれだろ? 好きであるが故に俺を殺そうと……」

朝倉「あれー? 私が言ったこと聞いてなかった?」

キョン「はやりのヤンデレというものなのかと……」

朝倉「あの状況でそんなこと考えてたの……いやある意味現実逃避なのかもしれないけど」

キョン「で?」

朝倉「……で?とは?」

キョン「俺の心を奪うのか?」

朝倉「……アクション起こしてもいいのかしら?」キラッ


>>99

キョン「もしも」

キョン「長門がヤンデレになったら」

長門「……」ペラ

キョン「こういっちゃなんだが素質はあるはずだ、悪い意味ではなく」

長門「そう」

キョン「でも長門はデレることがないからなぁ」

キョン「(俺の思いたてでは"めったに"だが……)」

キョン「だが簡単にデレられてしまってもここまで確立した長門のアイディンティティが失われてしまうかもしれん」

長門「……」

キョン「……まぁ、結局向こうの世界でも言った通り」

キョン「俺はこの世界の長門が好きなんだ、ヤンデレだとかツンデレだとかいうのではなく」

キョン「SOS団に必要不可欠な文芸部部長兼団員その2の長門が好きなんだ」

長門「……それは」

キョン「ん?」

長門「有機生命体風に言えば、プロポーズ?」

キョン「ん……あー……」

キョン「ま、なんだプロポーズでもあるし、俺の決意表明でもある」

長門「決意表明?」

キョン「俺が好きな長門のいるこの世界を失わないっていう約束」

長門「……」

キョン「……プ、プロポーズみたいなモンって意識したらはずかしいなこれ」

長門「……そう」


>>100

キョン「もしも」

キョン「朝倉が普通の人間で俺と双子だったらどうする?」

朝倉「ねぇ、キョン君って普段からそんなこと考えて生きてるの?」

キョン「バカ、今は朝倉がいるからこう言ってるんだよ」

キョン「普段は朝比奈さんにはどんなコスプレが似合うだとか、次回は長門のコスプレはどうだろうかとか……」

朝倉「それと同列視するのは嫌だけど、普段から考えてること変わらないじゃない」

朝倉「それと、長門さんのコスプレの件詳しく」

キョン「おっと、これはSOS団極秘情報なんでな、易々口を開くわけにもいくまい」

朝倉「自分から言ったくせに」

キョン「朝倉は長門と比べて結構人間臭さがあるよな」

朝倉「そりゃそういう風にできているからとしか言えないわよ、長門さんもね」

キョン「お前から見て俺達人間はどう見える? 知能的に見たらサルみたいなモンだろうが」

朝倉「サル……それもサーカス団のサルってところかしら」

朝倉「滑稽なことやらかして人に笑われる……それに野生程の自由もない」

キョン「辛辣だな」

朝倉「……でも、それに笑かされてる私もいるし、サーカスってのは見てて飽きないじゃない?」

朝倉「人間……まぁ、思ったよりは、飽きない生き物……ってところかしら?」

キョン「……そうか」

朝倉「そうよ」

キョン「デレたのか?」

朝倉「デレはもういいってば!!」


>>101

キョン「もしも」

キョン「谷口に透視能力があったらどうする?」

谷口「んだよ、天職見つけちまったよ」

キョン「盗撮は職じゃないぞ」

谷口「盗撮以外にもあるだろうが!ほら……透視って……よぉ」

キョン「ほんと煩悩に生きてるんだなお前って」

谷口「うるせぇ! お前だって透視能力に目覚めたら盗撮するんだろーが!!」

キョン「それの何が悪い!!」

谷口「開き直んじゃねーよ!!」

キョン「大体なぁ透視能力なんざ全国の中高生の欲しい能力TOP3に入るスペシャルスキルだぞ?」

キョン「人の数だけ歴史がある、多くの男児たちが同じことを願い続けてきたんだ」

キョン「いつか神様が透視能力ぐらい授けてくれるさ」

谷口「そ、そんな大きな話だったのか……透視能力って」

キョン「(まぁその神様が、古泉の言うハルヒだったとしたら)」

キョン「(透視能力が可愛く見えるぐらいの能力が世の中に溢れるんだろうがな)」


>>102

キョン「もしも」

キョン「SOS団が小学生だったらどうする?」

ハルヒ「小学生じゃ宇宙人や未来人や超能力者を探すための財もコネも頭もないわねー」

キョン「現段階の俺達にもないわけだが」

キョン「(実は古泉の機関とやらに全てそろってるんだろうがな)」

ハルヒ「キョンの小学生時代ってどんな感じだったのよ?」

キョン「そりゃ夢と希望に溢れ、明日に未来を感じながらキラキラした目と笑顔を振りまく天使のような―――」

ハルヒ「きっと今と変わんないんでしょうね」

キョン「聞かないんなら聞くなよ」

キョン「! そうだな、お前の小学生時代はなぁ……」

キョン「年相応にパンダの服着て遊びまわってる活発なやつだったんだろうさ」

ハルヒ「なっ、~~~べ、別に着てたとしても小学生なんだしいいでしょ!?」

ハルヒ「て、ていうか何で知ってるわけ!? って、まぁ着てたとしてだけど!」

キョン「いやだから俺が勝手に想像してるだけだ」

ハルヒ「あ、あたしをあたしの許可なく想像するなっ!!」

キョン「そんなとこにまで著作権はねーよ」

ハルヒ「きぃ~~!!キョンなんてキョンなんてねぇ!!」ダンダン

キョン「地団太を踏むな小学生かお前は」

ハルヒ「誰がパンダの服を着た夜学校に忍び込んで校庭に落書きした小学生か!?」

キョン「自白してんじゃねーよ、んでなげーよ、そこまでいってねーよ」

もしも混浴する事になったら

ああもう朝倉涼子さんかわいいな

もしもみくるの優しさが世間一般のスタンダードだったら

もしも古泉が女で、キョンが心底惚れてたとしたら

古泉相手に

もしもキョンがスポーツ特待生だったら

もしも朝比奈さんがヤンデレだったら

もしもキョンを巡ってキャットファイトが起こったら。鶴屋さんとか森さんとかも含む。


>>107

キョン「もしも」

キョン「鶴屋さんがSOS団だったらどうします?」

鶴屋「あっはっは!ないね!それはないっさ!」

キョン「名誉顧問だからですか?」

鶴屋「まぁそれもあるけど、ぶっちゃけお祭りごとは見てる方が楽しいって前言ったじゃない?」

鶴屋「ましてやハルにゃんなんていうどでかい盛り上げ役がいるんだしこれは見なきゃ損損でしょ!」

キョン「普通ならこんな奇奇怪怪で意味不明な団になんて関わりたくないと思うんですけど」

鶴屋「あっはっは!キョン君、それあたしのこと普通じゃないって言ってる?」

キョン「え、ああ! もちろんいい意味でですよ」

鶴屋「いい意味で普通じゃないっておもしろいねっ!」

鶴屋「ま、確かにあたしはちょーっと大雑把なトコあるからねっ」

鶴屋「自分が楽しめてればいいってトコあるから、たまに周りがみえなくなっちゃったりすることあるのっさ!」

キョン「鶴屋さんは誰よりも周りが見えてると思いますよ」

鶴屋「本当かいっ! いやぁ、SOS団名誉平団員に言われると照れるっさー!」

キョン「不名誉極まりないんですが……」

鶴屋「とにかく、これからもSOS団というお祭りを盛り上げる内の一人として精進しておくれよ!」

キョン「はぁ、まぁ期待に添えるか分かりませんが」

鶴屋「シャキっとするにょろよ、名誉平団員!!」

キョン「了解しました、名誉顧問殿」


>>108

キョン「もしも」

キョン「3回までリトライ可能な難攻不落の要塞に伝説の秘宝があるという情報を聞いたらどうする?」

佐々木「情報量が少ないかな、せめて秘宝を明徴にしてリトライとはどういうことかを調べるかな」

キョン「さすがは佐々木、慎重だな」

佐々木「それは涼宮さんと比べて、ということかな?」

キョン「まぁな、あいつは秘宝というワードに反応して誰が止めようが特攻していくやつさ」

佐々木「特攻とは面白いね、僕は涼宮さんのように積極性はないからね」

佐々木「せめて手堅く情報を集めて積極性よりも安全性をとることに精いっぱいだよ」

キョン「なるほどな、攻のハルヒ、守の佐々木か」

キョン「して佐々木よ、佐々木にとって秘宝とはなんだ?」

佐々木「くつくつ、さあ? 分からないから秘宝なんじゃないのかい?」

キョン「手に入れたときどんなものだったら秘宝と納得できるかって話ってのを分かって言ってるな?」

佐々木「くつくつ、すまないねキョン」

佐々木「そうだね、秘宝というからにはそう易々と手に入るものではなく、誰しもがもっているようなものではない」

佐々木「まあ、結局のところ例えどんな秘宝が出てきたとしても、それが僕の望むものだったら満足するだろう」

佐々木「傘がない日の雨、筆箱を忘れたときのテストなどなど、その時欲しているものが必ずあるはずなんだ」

佐々木「僕はそれを秘宝と呼んでもいいんじゃないかと思う」

キョン「じゃあ今の佐々木の秘宝はなんなんだ?」

佐々木「うーん…………思い出かな?」

キョン「??」


>>115

キョン「もしも」

キョン「混浴する事になったらどうする?」

橘「混浴ぅ!? 急に何言ってるんですか!?」

キョン「お前のリアクションは唐突だな」

橘「リアクションって唐突なものでしょ!? ていうかあなたが唐突にそんな話をするからであって!」

キョン「おいおい、俺はこの無言の空気といういたたまれない空間を破壊するために話を振ってやったんだぜ?」

キョン「それについては感謝してほしいものなんだが?」

橘「……え、そ、それについてはありがとうございます?」

キョン「いえいえ、で混浴のことなんだが」

橘「まだするんですかその話?」

キョン「橘は混浴容認派? 俺は容認派だけど」

橘「あなたの意見はきいてませんが私は否認派です」

キョン「どうして?」

橘「どうしてもこうしてもありません、男女で同じ湯につかるなんてありえません」

キョン「実際混浴って言葉があるんだしなにもおかしくはないだろう」

橘「いーやなんです! 大体、同性と一緒に入ることもそんなに好きじゃないのに……」

キョン「……橘」

橘「? なんですか」

キョン「オブラートに包んでいうとだが……」

キョン「お前プロポーションに自信ない?」

橘「っ~~//////」バシッ!!!

キョン「いってぇ!」

もしもお前の子供が欲しいと言ったら
佐々木さんか橘さんに


>>116

キョン「もしも」

キョン「朝比奈さんの優しさが世間一般のスタンダードだったら?」

キョン「それは争いのない世界がひろがっているでしょう」

朝比奈「あ、ありがとう」

キョン「でもですね、朝比奈さんの慈愛の精神は唯一無二のものだと思うんです」

朝比奈「もう、キョン君お世辞が過ぎますよ」

キョン「本心です」

キョン「ハルヒも少しは朝比奈さんを見習っていたわりの心を俺に向けてほしいもんです」

朝比奈「うふふっ、涼宮さんは大分キョン君を気にしてると思いますけど」

キョン「そうですか? その割に優しさの欠片も感じないような……」

朝比奈「きっと表面にだすのが恥ずかしいだけで、きっと内面には優しさがでてますよ」

キョン「やつにそんな二面性が……」

朝比奈「それに涼宮さんのいいところは優しいところだけじゃないってキョン君も知ってるでしょう?」

キョン「……強引なトコ?」

朝比奈「も、もっといい意味の言い方してください!」

キョン「……人使いの悪いトコ?」

朝比奈「わ、悪口言わないでください! わ、私が言わしてるみたいじゃないですか!」ポカポカ

キョン「(かわいい)」

きゅうけ



もしもドッペルゲンガーに会ったら

乙です
もし長門のポジションが喜緑さんだったら

もしも古泉がキョンの孫だったら

もしもし。

もしも5億年ボタンがあったら

もしも長門がバージンロードを歩いたら

もしもRPGの世界に入ったら


>>117

キョン「もしも」

キョン「古泉が女で、俺が心底惚れてたとしたらどうする?」

橘「な、なに気持ちの悪いことを言ってるんですか?」

キョン「いや敵対組織側からしたら結構重大なことだろ?」

キョン「敵対組織の組員の思いの相手……とか」

橘「毛ほども気にしませんよそんなこと!」

橘「私はプライベートは尊重する方なんです!」

キョン「ほほう、では俺と古泉があんなことやこんなことをしててもいいと?」

橘「だからいいですってば! ああもう気持ち悪いこと言わないでください!」

キョン「おかしいな、ホモが嫌いな女子はいないって誰かが言ってたのに」

橘「こっちだって選ぶ権利はあります!」

キョン「え?」

橘「え?」

キョン「あ、ああ好き嫌いの話か……てっきりホモの材料を選ぶ権利かと」

橘「そんな権利いりません」

キョン「だよな、橘は百合だし」

橘「百合? 花のことですか?」

キョン「はー、やっぱお前って中々いじりがいあるよな」

橘「いじっ、いじられてなんかいません!!」

きたか

もしも毎日味噌汁を作ってくれと言われたら
朝倉さんに


>>118

キョン「もしも」

キョン「俺がスポーツ特待生だったらどうする?」

ハルヒ「ていうかアンタの場合そうでないと割に合わないのよねー」

キョン「どういう意味だ?」

ハルヒ「いやアンタの頭ならせめてスポーツくらいできないと、って意味」ニヤリ

キョン「バカにしやがって、いいかハルヒ神は二物ををあたえてくれねーんだよ」

ハルヒ「へぇ……アンタなんかもってたっけ?」

キョン「菩薩のような心」

ハルヒ「しょうもない」

キョン「なんだと!」

ハルヒ「もっと面白いものでももってなさいよ」

キョン「例えば?」

ハルヒ「超能力とか」

キョン「お前……ホントそればっかだな」

ハルヒ「あとはなんか体から角が生える特技とか、保護色を出せるとか」

キョン「お前はどうも俺を人外にしたいらしいな」

ハルヒ「解剖のしがいがあるじゃない」

キョン「お前の頭の方がやりがいがありそうだよ」


>>119

キョン「もしも」

キョン「朝比奈さんがヤンデレだったらどうします?」

鶴屋「ヤンデレってあれかい? こう、ヤンがデレデレするあのー」

キョン「違います、ヤンって誰なんですか」

鶴屋「まっ、なんでもいいっさー! みくるがデレデレしたらかわいいだけだしねっ!」

キョン「それには全面的に同意です、ですがただデレデレするだけじゃないんです」

鶴屋「ほう? どうデレデレするっていうんだいっ!?」

キョン「病的にまでデレデレするんです、朝比奈さんが」

鶴屋「うわお! こりゃまいったね!! 死ぬまであなたを愛しますってやつだねっ!? だねだねっ!」

キョン「そうです、そういうやつです」

鶴屋「うっはー! いいねいいね! みくるにそこまで思ってもらえるキョン君は幸せだねぇ!」

キョン「いや俺のことではないんですが」

鶴屋「んん? じゃあ誰か別にみくるが死ぬまで愛したい人がいるってことなのかい?」

キョン「すいません、間違えました俺のことでした」

鶴屋「あーっはっはっは!! いいねキョン君若いってそういうことだよ!」

キョン「鶴屋さんも変わらないじゃないですか」

鶴屋「うわお、こーりゃ一本取られたね! ご褒美にナデナデしてあげるっさ!」ナデナデ

キョン「い、いいですよ」

鶴屋「そうかい? まっ、続きはみくるにやってもらいなー!」

鶴屋「それこそ、死ぬまで、ね?」ニヤ

キョン「こ、怖いですって」

鶴屋「なーんちゃって!! まったねーキョン君!!」

キョン「……嵐のような人だ。」


>>120

キョン「もしも」

キョン「俺を巡ってキャットファイトが起こったらどうする?」

谷口「なんだ? 来年の七夕の願い事か?」

キョン「こんなしょうもないこと願うかよ、もっと具体的なこと願うっての」

谷口「しょうもないって分かってんなら言うんじゃねーよ」

キョン「だが口にせずにはいられないっ!」

谷口「分かってるじゃねーか!」

キョン「俺、というよりハルヒを取り巻く環境には美人が多い」

谷口「俺を訂正したことは誉めてやろう、確かにお前たちに関わる女性は麗しき人が多い」

谷口「涼宮を筆頭に、朝比奈さん、長門、鶴屋さん、喜緑さん、佐々木さんとやら、森さん、キョンの妹……周防」ボソッ

キョン「待て待て待てうぇいうぇいうぇい」

キョン「後半とんでもないこと言ってたぞお前」

谷口「え、俺なんかおかしいこといったか? あっ、さては佐々木さんが美人じゃないとか言うつもりか!?」

キョン「いや佐々木は美人だろ、何言ってんだ」

谷口「あ、すまん」

キョン「じゃなくて、まずなぜお前が森さんを知っている」

キョン「そして周防、あいつは(表向き)俺達には関係ねぇ、お前の話だ」

キョン「そして最後ォ!! 俺の妹とはどぉいうことだぁぁああああああああああ!!?」

谷口「……冗談だ」

キョン「冗談か、ならいい」ニコッ


>>125

キョン「もしも」

キョン「お前の子供が欲しいと言ったらどうする?」

佐々木「……えーっと」

キョン「ああ、もしも話だから適当に答えてくれてかまわないぞ」

佐々木「……そう、なら従おう」

佐々木「僕の子供が欲しい、か……キョンは保育士さんになりたいのかい?」

キョン「いや別に、保育士じゃなくたって佐々木の子供に関わる機会はあるだろ?」

佐々木「……えーっと……分かった、学校の先生だね?」

キョン「違う、その子供を預かる的な立場じゃなく」

佐々木「攫う側?」

キョン「ひどいぞ親友」

佐々木「冗談だ」

佐々木「……キョン残念だが、僕の子供とキョンが一緒にいるビジョンが浮かばない」

佐々木「というよりも僕の子供というビジョンがひどく曖昧で靄がかかっているんだ」

キョン「想像が難しいってことか?」

佐々木「うん、今なんて僕自身まだまだ子供で将来の子となんて分からない」

佐々木「大学へ進むのか、働くのか、それとも……家庭に入るのか」

佐々木「まだまだ未熟な僕には先を見据えることはできないようだ」

キョン「佐々木は賢いから結構考えてると思ったんだが……」

佐々木「……考えなんかつかないさ、ああ―――」





















佐々木「―――僕の子供の父親が誰になるか、なんてね」


>>129

キョン「もしも」

キョン「ドッペルゲンガーに会ったらどうする?」

長門「……」ペラ

キョン「でも長門はドッペルゲンガーじゃないけど自分と同じ姿をした長門と会ってるんだよな」

長門「……それはあなたも」

キョン「げ、そういやそうだ……ドッペルゲンガーって会うと死んじまうんだっけ?」

長門「私たちが遭遇しているのはドッペルゲンガーではなく異時間同位体」

キョン「じゃあセーフか」

長門「そう」

キョン「長門はオカルトとか信じるのか?」

長門「……」ペラ

長門「………………」

長門「私自身、オカルトだから?」

キョン「…………長門、えらくジョークを言うのがうまくなったな」

長門「……そう」

キョン「へっ、長門よジョークを言うときは笑って言っちゃダメなんだぜ?」

長門「……そう」

長門「…………ユニーク」


>>130

キョン「もしも」

キョン「長門のポジションが喜緑さんだったら?」

朝倉「私的には長門さんがいいんだけれど」

キョン「喜緑さんのこと嫌いなのか?」

朝倉「そう直線的にとらえないでよ……まぁ苦手なんだけど」

キョン「あの人って長門より分からないよな」

朝倉「何言ってるのよ、長門さんは分かりやすいじゃない」

キョン「あ、それはそうか」

朝倉「穏健派って統合思念体の中でも立ち位置が謎なのよねー」

朝倉「どこに加担するわけでもなく、どこと敵対するわけでもない」

朝倉「人間風にいうと何考えてるのか分かんないってこと」

キョン「まさに喜緑さんその人じゃないか」

朝倉「だから苦手ー」

キョン「俺も朝倉苦手」

朝倉「ふふっ、ありがと」

キョン「いやみがきかねぇ」

朝倉「長門さんのいない日常を想像させた仕返し」

キョン「ま、俺も長門のいないSOS団なんてモンを想像したくはないしな」

朝倉「あー! またSOS団自慢して!!」

キョン「悪いかよ、それに今のはSOS団自慢というよりは長門自慢だ」

朝倉「長門さん自慢で私に張り合おうなんて46億年早いわよ!」

キョン「言ってろ、SOS団長門あるあるを知りもしないお前に勝ち目などない」

朝倉「な、なんですってぇー!」ガーン

キョン「(でもここまでノリがいい宇宙人はこいつだけだよなぁ……)」

きゅうけ

おつ!鶴屋さんが今回特にいいねえ

お題はもしもファーストキスが赤ん坊のうちにおばあちゃんに奪われてたら

もしも一切事前情報与えずにバハムートラグーンをプレーさせたら

もしも「ま」行が言えなくなったら

もしもキョンが錬金術士だったら


>>131

キョン「もしも」

キョン「古泉が俺の孫だったらどうする?」

古泉「それなら僕は超能力者の上に未来人、ということになりますね」

キョン「ついでに宇宙人属性でもつけとくか?」

古泉「遠慮しておきます、長門さんのように博識ではありませんから」

キョン「まてよ……なぁ古泉」

古泉「なんでしょう?」

キョン「古泉が俺の孫だったらとかいったけどよ」

キョン「実際朝比奈さんはSOS団の孫、もしくは子孫にあたる存在の人、とかあるんじゃねえか?」

古泉「……」

キョン「ハルヒの力が作用する人間は決まって周りのやつらだろ?」

キョン「長門はないにしても、もしかしたら俺やハルヒ、古泉、お前の子孫って可能性もあるよな」

古泉「……おっしゃる通りです、ええズバリその可能性はあります」

キョン「機関でもそんな考えあったりするのか?」

古泉「いえ、機関はあくまで涼宮さんのための組織ですから」

古泉「朝比奈さんや長門さんについての考察は僕自身によるものですよ」

キョン「ほー……で、誰の子孫って線が有効だと思う?」

古泉「ふむ……案外鶴屋さんあたりかもしれませんね」

キョン「あーそれある」


>>132

キョン「もしも」

キョン「し」

佐々木『もしもし』

キョン「久しぶりだな、佐々木」

佐々木『久しぶりかな?キョン』

キョン「まぁつい最近あったような気もするが、そうでない気もする」

佐々木『くつくつ、いつだった君はそうじゃないか』

佐々木『例え十年ぶりに会ったとしてもキョンはそう言うと思うね』

キョン「違いない」

佐々木『それで、なにか用があって電話してきたのかい?』

キョン「用……用か、特にはないな」

キョン「佐々木の声が聞きたかったから、とかじゃダメか?」

佐々木『……大いに結構、思う存分僕の声を堪能してくれて構わないよ』

佐々木『それにしても……ずいぶんらしくないことを言うようになったね』

キョン「そうか? 佐々木に対してだけは変わらない態度をとってるつもりなんだが」

佐々木『僕が些細なことを気にしているだけかもしれないけどね』

キョン「その些細な変化がわかるから親友なんだよ」

佐々木『違いないね』

キョン「おう」


>>133

キョン「もしも」

キョン「5億年ボタンがあったらどうする?」

長門「……」ペラ

キョン「長門、5億年ボタンって知ってるか?」

長門「しらない」

キョン「百万円もらえるかわりに5億年という時間を死なずに過ごすんだ」

長門「……そう」

キョン「あっ……すまん、これを長門に聞くのは少し無神経だった、すまん」

長門「何故? あなたが謝る必要はない」

キョン「だとしてもだな……」

キョン「……長門にとってあの夏休みは苦痛だっただろ?」

長門「……」

キョン「そりゃそうさ、ウンザリするぐらい長い時間をたった一人全てを知りながら繰り返してたんだもんな」

長門「……苦ではなかった、ただエラーが蓄積していったのは事実」

キョン「……長門、エラーだとかなんだとか自分を機械のように扱うのはよしてくれないか?」

キョン「人間らしく振舞えなんて傲慢なことは言わん、ただ」

キョン「俺はお前に機械のような無責任なことをもう背負ってほしくないんだ」

長門「……」

キョン「だから……こんなことを聞いたのを謝る、悪かった長門」

長門「…………」

長門「そう」


>>134

キョン「もしも」

キョン「長門がバージンロードを歩いたらどうする?」

朝倉「キョン君!! なんて、残酷なことをっ……私にっ!」ギリリ

キョン「歯を食いしばりながら血涙を流さんとするほどのことじゃないだろ」

朝倉「甘い! 甘いわよキョン君!! 長門さんよ? 長門さんのことなのよ!?」

キョン「分かってるって、そりゃ俺だって想像すれば嬉しいやら寂しいやら……」

朝倉「だって、長、長門、さんが……長門さんケッコ……って、私……」

キョン「待て待て待て、なぜそこまで深刻になれる、例えばもしもの話だ」

キョン「それに俺はまだ長門に相応しい相手を見たことがない、俺を除いて」

朝倉「キョン君、私何か聞き間違えちゃったかもしれないからもう一度言ってくれない?」

キョン「ははっ冗談ですよ、お義母さん」

朝倉「冗談で首が飛ぶわよ」

キョン「だから怖いって!!! 冗談冗談ぜーんぶ冗談だから!! 目がトラウマおこしそうでホント怖い!」

朝倉「長門さんに似合う相手? はっ! キョン君じゃ想像もつかないからそうやすやすと言えるんです!」

朝倉「長門さんがバージンロードを歩く姿、それはまるで」

キョン・朝倉「「人間界に舞い降りた天女のよう!」」

朝倉「!」

キョン「ふっ、想像に難くないさ、長門の花嫁姿なんてさ」

朝倉「ま、まさか……!」

キョン「朝倉……SOS団をなめるなよ?」

朝倉「くっ……!!!!」



>>135

キョン「もしも」

キョン「RPGの世界に入ったらどうする?」

ハルヒ「とりあえず片っ端からモンスター狩りまくってレベル上げかしら」

キョン「意外だな、お前なら面倒くさがっていきなり魔王倒すとか言うと思ったが」

ハルヒ「そりゃゲームならそうよ? レベル上げとかめんどくさいことこの上ないし」

ハルヒ「でも実際体験して冒険するなら話は別、ステータスマックスでラスボスボコるの!!」

キョン「言い方は悪いがいやに堅実だな、もっとこう不思議なこととか求めないのか?」

ハルヒ「あのね、いくら私だって命が危うい状況で自分のことうだうだ言ってられないわよ」

キョン「命?」

ハルヒ「そりゃ冒険して戦う以上、命の危険はついてくるでしょ、ゲームでも」

キョン「あーなるほど、デメリットの方も考えたわけか」

ハルヒ「世の中そうは甘くないわよ、ゲームの世界が体験できるってそれ相応の覚悟が必要よ!」

ハルヒ「攻撃されれば怪我するし、何も食べなきゃ倒れる、ゲームっていったって現実世界となにも変わらないわよ」

キョン「うーん、そう言われるとゲームに魅力を感じなくなってしまうな」

ハルヒ「まぁ、もちろんメリットもあるんだけどね」

キョン「ハルヒの感じるメリットとは?」

ハルヒ「二次元に入るという不思議を体験できること!!」

キョン「それ冒険する前に達成しちまってんじゃねえか……」


>>137

キョン「もしも」

キョン「毎日味噌汁を作ってくれと言われたらどうする?」

朝倉「それって……プロポーズだっけ?」

キョン「日本人の言い回しって不思議だよな、これで告白ってなっちまうんだぜ?」

キョン「こんなもん毎日味噌汁作ってる全国の給食のおばちゃんに失礼だと思わないか?」

朝倉「今のキョン君の発言の方がぶっちゃけ失礼だと思うけど……」

キョン「遠回しすぎるんだよ、大体朝食は洋食派だったらどうするんだよ、スクランブルエッグ作ってって言うのか?」

キョン「んなもん作る方も言う方もめんどくさいだろうに」

朝倉「普通にトーストでいいんじゃない? ていうか今のキョン君の方がめんどくさいわよ?」

キョン「俺は日本人の曖昧なプロポーズに対し物申してるだけだ」

朝倉「ほほう、ではキョン君はプロポーズの仕方に自信があると?」

キョン「好きだ、結婚してください」

朝倉「…………」

朝倉「……はい」

キョン「これが絶対ベストなプロポーズだと思うんだよ、意味も分かるし勘違いされないし」

朝倉「か、かんちが……//////」

キョン「朝倉側からしても味噌汁が~、より結婚してくださいの方がときめいたりするだろ?」

朝倉「あ、あーそ、そうね、うん確かにうん、ときめく、かな??」

キョン「よし、俺は将来味噌汁という単語を使わずしてプロポーズしてみせる」

朝倉「な、なんなのよそのプロポーズに対する熱い気持ちは……」

きゅうけ

もしも二択で選ぶなら、世界中の人間から嫌われて一部の人からとても好かれるか、世界中の人から好かれて一部の人からとても嫌われるか……どっちがいいか

もしもオーケストラに入るなら何を担当するか

もしも俺が修羅場の中心だったら

もしもキョンが煙草を吸っていたら

もしも生まれ変わったら

もしも、MO手術を受けたら

もしも愛の告白が絶対に成功するとしたら

もしも自分(キョン)が眼鏡属性だったら

もしもキョンの一人称が僕だったら



もしも古泉の一人称が俺で丁寧口調じゃなかったら


>>149

キョン「もしも」

キョン「ファーストキスが赤ん坊のうちにおばあちゃんに奪われてたら?」

橘「別にいいですけど」

キョン「橘ってそういうの気にしないタイプなのか?」

橘「気にするも何もそういうスキンシップに対して何か思うことはないです」

キョン「おばあちゃんじゃなくてお父さんでもか?」

橘「でもです」

キョン「なんだ、てっきり女子はみんなファーストだとか初めてに拘るものと思ってたんだがな」

橘「というよりなぜファーストキスの話なんですか?」

キョン「だって橘まだだろ? ファーストキス」

橘「なっ、なにを! わ、私だってき、キスの一回や二回……ッ!」

キョン「ほほう、誰と?」

橘「だ、誰って……ええと」

キョン「意外と橘ってマセてるんだなぁ」ニヤニヤ

橘「ま、マセてるって、私は高校生です! あなたと同じ年!」

キョン「で、誰とチューしたんだ?」

橘「ち、チューって言うな!」


>>150

キョン「もしも」

キョン「一切事前情報与えずにバハムートラグーンをプレーさせたら?」

長門「……」ペラペラ

キョン「長門長門」チョイチョイ

長門「なに?」

キョン「これやってみないか?」

長門「これはなに?」

キョン「所謂RPGゲームだ」

長門「そう」

キョン「ま、俺もやったことがないんだが掃除してたら親父のだかが出てきてな」

キョン「せっかく長門もパソコンやらなんやらにはまってるみたいだし、やってもらうのもいいかと思ってな」

長門「感謝する」

キョン「おう、また感想聞かせてくれ」

長門「……これはいつ製造されたもの?」

キョン「ん? 確か俺たちが生まれたときぐらいじゃないか?」

長門「……私は三年前に作られた、よって三年前以降の記憶はもたない」

長門「しかし、現地での見識の食い違い、祖語を防ぐため三年前以降の記録はすべてインプットされている」

長門「ありとあらゆるものの記録」

キョン「えーっと……要約して言うと?」

長門「このゲームの攻略法は私の頭にある」

キョン「長門さんかっけぇ!! でもそれ反則じゃねえか」


>>151

キョン「もしも」

キョン「「ま」行が言えなくなったらどうする?」

ハルヒ「じゃそのルールで今から会話開始ね! 破ったら罰ゲームなんだから! スタート!」

キョン「……」

ハルヒ「……」

キョン「……あ、ハルヒ、朝比奈さんは、どうした?」

ハルヒ「……っぁ、先輩は、掃除で遅れてくるそうよ」

キョン「先輩って、鶴屋さん?」

ハルヒ「ぃ、ぁ、あ、朝比、奈先輩」

キョン「そっか、朝比奈さんは掃除か」

ハルヒ「そう、掃除よ」

キョン「……ハルヒ」

ハルヒ「なに?」

キョン「こんな時に言うのは違う気がするが……」

キョン「聞いてくれるか?」

ハルヒ「いいけど、なに?」

キョン「ハルヒ、俺はSOS団に入った時からずっと……」

キョン「お……ハルヒのことが……」

ハルヒ「え? え!?」

キョン「ずっと……ハルヒ……」グイッ

ハルヒ「ちょ、ちょちょちょ!! 「ま」ってってば!!!//////」

キョン「はい、ハルヒの「ま」けー」

ハルヒ「んげっ!? ちょ、そ、そんなぁ……」


>>152

キョン「もしも」

キョン「俺が錬金術士だったらどうする?」

古泉「おや、あなたは超人枠でしたか」

キョン「異世界人になるよりは現実的だろ」

古泉「しかしなぜ錬金術師なのですか?」

キョン「錬金術師<<アルケミスタ>>ってかっこいいだろ?」

古泉「ああ、確かに」

キョン「超能力者<<レベルファイブ>>も中々……」

古泉「どういうルビのふりかたなんでしょう?」

キョン「未来人<<タイムリーパー>>」

古泉「なるほど……では僕も」

古泉「宇宙人<<プレデター>>」

キョン「いやお前のセンスはおかしい」

古泉「そうでしょうか? 自分ではいいと思ったんですが」

キョン「謝れ、なによりも長門に謝れ」

古泉「すいませんでした、長門さん」

長門「……」ペラ

キョン「ったく超能力者<<サイコストーカー>>め」

古泉「そんなに酷かったですか? 僕は」

きゅうけ

乙乙。きゃわわ

もしも藤原が面白黒人だったら


>>161

キョン「もしも」

キョン「二択で選ぶなら、世界中の人間から嫌われて一部の人からとても好かれるか世界中の人から好かれて一部の人からとても嫌われるかどちらを選ぶ?」

佐々木「難しいね、僕が僕である以上」

キョン「どういう意味だ?」

佐々木「僕だけに限らず、人間というのは孤独では生きられないものさ」

佐々木「例え少数の愛に恵まれたとしても、大多数の憎悪には耐えきれない」

佐々木「多勢の有利というのは何事においても大前提になるんだよ」

キョン「そうだな、多くの人間に嫌われるってのはきついものがあるな」

佐々木「……ただ、一部の好かれる人というのを指定できるなら考えてもいいかもしれない」

キョン「でもそれって結局周りの人だけに好かれるから多勢には勝てないんじゃなかったか?」

佐々木「よく言うじゃないか、本当の愛というものには敵などいない、ってね」

佐々木「そうだね……僕はもしかしたらたった一人だけから好かれるだけでも世界を敵に回すかもしれないな」

キョン「たった一人から好かれるだけでいいのか?」

佐々木「そう、世界なんて目じゃないくらい、その一人だけに好かれれば」

キョン「そうか、んでそいつはお前のお母さんか誰かか?」

佐々木「……んーん」

佐々木「いるんだ、想い人ってやつ」


>>162

キョン「もしも」

キョン「オーケストラに入るなら何を担当するか?」

朝倉「キョン君オーケストラの編成とか知ってるの?」

キョン「…………」

キョン「しってるよ、おけーすとら、人がいっぱいいるやつ」

朝倉「いるけど、木管とか金管とか」

キョン「棒持った人がいるの知ってるよ」

朝倉「ああ、指揮者……」

キョン「しってるよ、木琴」

朝倉「木琴はオーケストラにはないけど」

キョン「……」

キョン「俺はカスタネットでいい……隅でおとなしくウンタンしておくから……」

朝倉「自分からふっておいて無知を晒すのね」

キョン「朝倉は楽器とかできるのか?」

朝倉「まぁ大体は、趣味で音楽とかも聞いてたしね」

キョン「へぇ……」

朝倉「なによその興味なさげな反応は」

キョン「…………」

キョン「朝倉は楽器より凶器の方がにあ―――」


>>164

キョン「もしも」

キョン「俺が修羅場の中心だったらどうします?」

鶴屋「修羅場ってあれかい? あの、死と死の板挟みになるあの……」

キョン「意味合い的には近いと思いますが、鶴屋さん想像とは違うと思います」

鶴屋「では修羅場とはなにかお姉さんに教えてにょろ!」

キョン「ずばり、俺を巡る女性たちの小競り合いです」

鶴屋「な、なんだってー!! キョン君を巡る小競り合いだって!? 参加受け付けはどこにあるんだいっ!」

キョン「参加希望者は己の体が動くままに自由参加です」

鶴屋「うっはー! フリーダム!! 自由の国アメリカのような奔放さっさ!!」

鶴屋「それで、いまキョン君を巡る修羅場ってのはどんな状況だいっ!?」

キョン「いや、もしも話ですから発生してませんよ」

鶴屋「なぁーんだ、てっきりハルにゃんと有希っ子あたりの全面戦争でも起きたのかと思ったっさ」

キョン「なんでハルヒと長門なんですか」

鶴屋「おんやぁ? みくるもいれて欲しかったかい? ダメにょろよ少年、ファンクラブが黙ってないからねー!」

キョン「じゃ鶴屋さんが代打出場でもしますか?」

鶴屋「おおっ! まかされた!! みくるのためになんとしてもキョン君をハルにゃんたちから奪ってみせるっさ!」

キョン「俺はハルヒのものでもありませんって」

鶴屋「んんっ!! キョン君ナーイスフリーダァァアムッ!!」

キョン「一番フリーダムな人に言われても……


>>165

キョン「もしも」

キョン「俺が煙草を吸っていたらどうする?」

佐々木「おや、思春期特有の大人への憧れかい?」

キョン「そんなんじゃねーよ、なんとなくだよなんとなく」

佐々木「僕としては受動喫煙が気になるから喫煙するのは好ましくないな」

キョン「だな、周りへの配慮が足りないと迷惑だもんな」

佐々木「その点を考えるのなら喫煙は個人の自由だと思うね」

佐々木「この国の税金を担う大切なものだからね」

キョン「バカにできないなぁ煙草も」

佐々木「キョンは今はともかく、将来的には喫煙する予定はあるのかい?」

キョン「ん、どーだろうな、なってみないと分からん」

佐々木「やめておいたほうがいい、キョンには似合わないよ」

キョン「珍しくズバット言い切ったな」

佐々木「親友の体と体面を思ってのことさ、許してくれ」

キョン「それで言うと、佐々木は煙草が似合いそうだな、悪い意味でなく」

佐々木「それはどういった意味で?」

キョン「男もそうだけど、煙草ってやっぱある程度カッコつけるものだと思うんだよ」

キョン「アクセサリーと同じで似合う人に持たせると魅力度アップって感じだな」

佐々木「ふむ、キョンが勧めるのなら将来検討してみてもいいかもしれないね」

キョン「あ、やっぱなしだ、佐々木煙草はやめとけ」

佐々木「どうしてだい?」

キョン「隣にいると、受動喫煙が気になる」

佐々木「……そうだね、例え将来でも、やめておこうか」


>>167

キョン「もしも」

キョン「生まれ変わったら」

長門「……」ペラ

キョン「……長門、つかぬことを聞くが」

長門「なに」

キョン「その……生まれ変わりってあるのか? 情報統合思念体から見て」

長門「…………」

長門「キョン「やっぱタンマ!」

長門「……」

キョン「すまん、長門、ここで聞いちまうと今後の俺の人生観が180度も270度も変わってしまう気がして……」

長門「いい」

キョン「よし、じゃあ仮に生まれ変わりがあるとして、長門はなにになりたい?」

長門「……」

長門「…………難しい問い、そのようなことに対し思考したことがなかった」

キョン「そうか……ん? 思考したことがなかったってことはする必要がないってことで……つまり……」

長門「あなたが考えているような意味ではない」

キョン「長門……ナイスフォロー」グッ

長門「……と、私は信じたい」

キョン「長門さん!? ちょっと余計に不安になった気がするんだが俺大丈夫か!?」

長門「問題ない、未来はどうなるか分からないのだから」

キョン「!?」 


>>168

キョン「もしも」

キョン「MO手術を受けたらどうする?」

ハルヒ「キョンのベースはフンコロガシで」

キョン「待て」

ハルヒ「いいじゃない、人間大ならゾウのだって転がせちゃうわよ?」

キョン「いらねぇんだよそんな能力!」

ハルヒ「あたしはねー……ライオン!」

キョン「小学生か、元々ライオンは人間大の大きさじゃねえか」

ハルヒ「バカねぇ、なにも大きさで強さが決まるわけじゃあるまいし」

ハルヒ「爪! 牙! 自然において強力な武器を持つことはとっても有利なことなのよ!」

キョン「じゃあお前はゴキブリを噛むことができるんだな?」

ハルヒ「あたしはウサギにでもなってピョンピョン跳ねておこうかしら……」

キョン「諦めんのはえーよ、もっと戦え」

ハルヒ「キョン、あんたは知らないかもしれないけどゴキブリってものすごく汚いのよ?」

キョン「小学生でも本能的に分かるぞ」

ハルヒ「それを噛めですって? 正気の沙汰じゃないわ」

キョン「言ってることをコロコロ変える大人は汚いとおもいまーす」

ハルヒ「まだあたし学生だもーん、女心は秋の空、言ってることなんてすぐ変わるわよ!」

キョン「それ学生関係ねぇじゃねえか」


>>169

キョン「もしも」

キョン「愛の告白が絶対に成功するとしたら?」

朝倉「キョン君……それは本当の愛と言えるのかしら?」

キョン「宇宙人にド正論言われちまった」

朝倉「私は人間じゃないけど、人の想いってのは分かるようになってきたわ」

朝倉「大事に思いたい人がいるなら、告白ウンヌンよりもまずその人を知ることから始めたら?」

キョン「耳が痛いです先生」

朝倉「大体そんなモテない男が考えそうなことを女の子に話さないでよ」

キョン「オンナノコ……?」

朝倉「またぶっ刺すわよ?」

キョン「やめてください死んでしまいます」

朝倉「はぁ、男の子ってどうしてこうも恋愛に対して適当なのかしら」

キョン「煩悩に生きてる節があるから」

朝倉「自覚があるならもっと自分を律し、節制なさい」

キョン「はい」

朝倉「返事だけではダメよ、男の子なら行動で示してなんぼなのよ?」

キョン「おばさんくさいです、朝倉さん」

朝倉「口をナイフで縫い合わせるわよ?」

キョン「それって……プロポーズ?」

朝倉「あらー、耳と頭の中が先かしら?」ギラッ

キョン「長門ーッ!! 早く来てくれーッ!!」


>>170

キョン「もしも」

キョン「俺がが眼鏡属性だったら?」

長門「……」ペラ

キョン「長門はメガネの方が似合う、とでも言ってたのかもな」

長門「……付ける?」

キョン「ん?」

長門「……メガネ」

キョン「ああ、もしも話だ、実際に俺にメガネ属性はない」

長門「……メガネ属性ってなに?」

キョン「……なんでもない、ただの妄言だ」

長門「……そう」

キョン「なーんてな、長門も懐かしいことをしてくるじゃねーか」

長門「……たまには」

キョン「まぁ、あれが不思議の始まりの原点みたいなモンだからなぁ……」

長門「……怖かった?」

キョン「そりゃあな、一気に非現実的なことに巻き込まれたわけだしな」

長門「今でも怖い?」

キョン「今か……そうだな」

キョン「頼りになる、文芸部部長兼SOS団団員その2がいるからそうでもないな」

長門「……」

キョン「なーんて、お前ばかりにいつまでも頼ってるようじゃ、成長してないことになるな」

キョン「ま、俺の危機管理は俺自身で、できるだけやることにするよ」

キョン「だからまぁ、本当に困った時だけ、力を貸してくれ長門」

長門「……―――」

長門「そう」

きゅうけ



もしも明日の日曜日が100%雨ならどうする?

乙です

もしもキョンと喜緑さんが抱き合ってるところをこっそり朝倉と長門が目撃したら

もしも朝比奈さんの性格が天使じゃなく悪魔だったら

もしも人にとっての幸福が幸福と
感じられなかったら

乙です。面白い


もしも、SOS団女子メンバーがモバPにスカウトされたら。

もしも明日が晴れならば

もしも 願いがひとつ叶うとしたら

もしも就職も進学も失敗したら

もしもお見合いで俺(キョン)を紹介されたら
女性陣へ質問

もしもキョンが巨根だったら

もしもキョンがキョンシーだったら


>>171

キョン「もしも」

キョン「俺の一人称が僕だったらどうする?」

古泉「おや、僕と被ってしまいますねぇ」

キョン「1mmたりとも被っちゃいないが、その場合古泉の一人称を俺に変えりゃいい」

古泉「俺、ですか」

キョン「というよりあれだ、俺が古泉口調で話すからお前は俺口調で話せばいい」

古泉「実行するんですね、承知しました」

キョン「それじゃ、スタート」

古泉「なあ、ボードゲームでもや ら な い か ?」

キョン「え、遠慮させていただきます」

古泉「それは残念だ、じゃあ外でキャッチボールでもや ら な い か ?」

キョン「す、すみません、そんな気分ではなくて……」

古泉「じゃあ何がお望みなんだ? ナニがしたい気分なのか教えてくれないか?」

キョン「じ、じっとして空でも眺めておきたい、と……」

古泉「じゃあツキアオウ、日の暮れるまで……な」スッ

キョン「きもーい!ちかーい!!」バッ

古泉「おっと、おしまいですか?」

キョン「終わるわこんなモン!! なんで口調が変わるとそんな積極的なんだお前は!」

古泉「口調とは一種の行動規範の目安となるものです、僕にとって「俺」とはあのような形だったわけです」

キョン「もうお前はエセスマイルだけ浮かべててくりゃ問題ねえよ」

古泉「了解しました」


>>179

キョン「もしも」

キョン「藤原が面白黒人だったらどうする?」

藤原「毎度毎度僕をなんだと思ってるんだ?」

キョン「今回は面白黒人」

藤原「今回ってなんだ!」

キョン「まぁまぁ、今回はそんな『僕は未来人だ、過去人なんてくだらない僕は未来を知ってるZE☆ へへーん!』みたいなのは置いといてよ」

藤原「そんなもの初めから持ってないわ!!」

キョン「フランクに接していこうぜ藤ちゃん」

藤原「藤ちゃんだと……どこまで僕を冒涜するんだ」ギロッ

キョン「怖い怖い」

藤原「過去人のやることには愛想が尽きる、どうしてもっと建設的なことを……」

キョン「Hey!! Mr.fuJ!!」

藤原「な に を 勝手に始めてるんだお前はーっ!! fuJって誰だ!?」

キョン「おいおい、さっきからツッコミばっかりじゃないか、やめてくれよキャラが被る」

藤原「1mmたりとも被っちゃいない!! 大体アンタがボケるから悪いんだろう!!」

キョン「律儀にツッコむfuJもどうかと思うぞ」

藤原「っ~~~!! クッ、まぁいいここは僕が大人になろう」フー

キョン「時系列的に見て俺より断然年下の癖に」

藤原「い、いちいち癇に障る話し方だな」ピクピク

キョン「ばーか」

藤原「フーッ! フーッ!」ピクピクプルプル

キョン「(コイツ、煽り耐性低いだけなんじゃ……?)」


>>192

キョン「もしも」

キョン「明日の日曜日が100%雨ならどうする?」

佐々木「キョンは雨は嫌いだったかい?」

キョン「まぁ、好きではないかな」

キョン「(いい思い出はあるが)」

佐々木「僕は好きだな、雨」

キョン「そうか? 降ってると色々面倒じゃないか?」

佐々木「そうだね、見てる分にはと言っておこうか」

佐々木「雨はいいね、見ていて飽きないし僕にとってリラクゼーション効果がある」

キョン「確かに雨の音ってなんかいい感じはするな」

佐々木「時に落ちる雷の音もいいアクセントなんだ」

キョン「佐々木は雷大丈夫なのか?」

佐々木「正直、少し苦手だね」

佐々木「ただ、多少の刺激としては申し分ないくらではあるね」

キョン「へー、天然のリラクゼーションを満喫してる訳か」

キョン「ところで佐々木よ」

佐々木「なんだい親友」

キョン「今の天気は?」

佐々木「雨だね」

キョン「傘の数は?」

佐々木「一本、僕が持ってるのだけだね」

キョン「……」

佐々木「……入るかい?」

キョン「……恩に着る」


>>193

キョン「もしも」

キョン「俺と喜緑さんが抱き合ってるところをこっそり朝倉と長門が目撃したら?」

朝倉「ですって長門さん」

長門「……」ペラ

キョン「朝倉さん嫉妬しちゃう?」

朝倉「そうねー嫉妬しすぎていっそ壊してしまいたくなるかもー」ギラッ

キョン「すいません、冗談です」

朝倉「大体なんでそのチョイスなのよ、宇宙人達に意見求めてどーするの?」

キョン「いやなんとなく、どう思うのかな、と」

朝倉「私は別に、隙あらば刺そうかなぐらい……」

キョン「ぐらいがこえーよ」

長門「……穏健派が急進派に鞍替え?」

朝倉「長門さん、穏健派とか急進派とかは多分ソッチ方向の意味とは違うと思う」

長門「……そう」

キョン「そっち?」

朝倉「ああもう、こっちは面倒くさいし!」

キョン「こっち? 朝倉そっちとかこっちとかって何だよ」

朝倉「あーうるさーい!! たまには私にも楽させてー!!」

キョン「いや一番楽してるだろパラサイト朝倉」

朝倉「誰が寄生虫!?」

キョン「家主から一言」

長門「……ごはん、まだ?」

きゅうけ

もしもキョンが生身で朝倉に勝てるレベルだったら

もしも朝倉が過敏性腸症候群(IBS)だったら

もしもキョンが異世界で魔王を倒した後にこっちに来た勇者だったら

もしも、一日だけ猫になれるなら

もしも橘さんとキョンが結婚したら


>>194

キョン「もしも」

キョン「朝比奈さんの性格が天使じゃなく悪魔だったら?」

鶴屋「現時点で悪魔的かわいさではあるけどねっ!」

キョン「それには全面同意します」

鶴屋「ふぅむ、悪魔な性格……ずばり小悪魔だねっ!?」

キョン「朝比奈さんは今でも天然で小悪魔なところありますけど、違います」

キョン「もう今の朝比奈さんからでは考えられないぐらい黒い朝比奈さん、悪い朝比奈さんです」

鶴屋「そんな……ものすごく悪いことと聞いて『ポイ捨て』と答えるあのみくるが……っ!?」

キョン「(確かに悪い事だけども!)」

鶴屋「それはあれかい? スケバンでオラオラなみくるってことかい!?」

キョン「チンピラでカツアゲなそれです」

鶴屋「うっひゃー! そいつは大変っさ!! ウチのみくるがグレちゃった!!」

鶴屋「ここはファンクラブ代表としてキョン君、今の気持ちを!」バッ

キョン「誠に……遺憾であります」

鶴屋「遺憾!! いただきましたーっ!!!」

キョン「でも、かわいいは正義です」

鶴屋「免罪符だーーっ!!! 悪魔に対しての免罪符が放たれたーっ!!」

キョン「実況の鶴屋さんはどうお考えで?」

鶴屋「かわいいみくるが好きっさ」

キョン「全面同意ですね」


>>196

キョン「もしも」

キョン「人にとっての幸福が幸福と感じられなかったら?」

ハルヒ「言いたいことは分かるけど、それって大体そうじゃない?」

キョン「と言うと?」

ハルヒ「人の幸福は人それぞれ、感じ方は色々あるってこと」

ハルヒ「例えば自分に利益が出たとき大概の人は喜ぶと思うけど」

ハルヒ「もしその利益のせいで他の誰かが不幸になってる……なんて考え方する人は幸福じゃないでしょ?」

キョン「ものすごくネガティブな考えだな」

ハルヒ「ものの例えよ、幸福の基準なんて明確にできるわけないじゃない」

ハルヒ「私は宇宙人に会えたら幸せだけど、そうじゃない人だってきっといるだろうし」

キョン「なんだ、てっきり『人間はみんな宇宙人が好き!』みたいな考え方してるのかと思ったが」

ハルヒ「あのね、あたしそこまで周り見えていないわけじゃないわよ!」

キョン「(どの口が言う)」

ハルヒ「人が二人いたら二人分、三人いたら三人分の考えがある」

ハルヒ「その一つ一つの考えの価値観は違うし、その価値観を無理に他人に押し付けようともしない」

キョン「あれ? SOS団ってその典型じゃ……」

ハルヒ「無理にじゃないもん、同意の上だもん」プイッ

キョン「目をそらすな、さっき言ってたいいことっぽいのが薄くなっていくぞ、こら」


>>197

キョン「もしも」

キョン「SOS団女子メンバーがモバPにスカウトされたらどうします?」

朝比奈「ふぇ、スカウト?」

キョン「朝比奈あんは一度や二度や十度されたことあるんじゃないですか?」

朝比奈「な、ないよー、そんなスカウトだなんて……」

キョン「俺がプロデューサーになら真っ先にスカウトするんですけどね」

キョン「ついでにハルヒと長門もスカウトしてユニットでも組みましょう」

朝比奈「ユニット?」

キョン「三人組で歌っておどりゃ人気でそうですよ」

朝比奈「わ、わたしは歌もダンスもできませんよぉ」

キョン「大丈夫です、朝比奈さんにはアイドルの天下をとる素質がある」

朝比奈「素質?」

キョン「その周りを魅了する、最強のルックスです」

朝比奈「でも最近のアイドルはルックスだけじゃ食べていけないって涼宮さんも言ってたよ?」

キョン「ハルヒめ……朝比奈さんに現実を見せやがって」

朝比奈「わ、わたしはいつも現実見てますよぉ!」

キョン「違うんです、現実は現実でもこんな汚い現実をみてほしくなかった……」

キョン「もっとこう……ファンシーな……」

キョン「ペガサスとか見ててほしいですね、うん」

朝比奈「それ現実じゃなくてファンタジーだよキョン君!!?」


>>198

キョン「もしも」

キョン「明日が晴れならどうする?」

朝倉「あら、明日晴れなの? それじゃ今日洗えなかった洗濯物洗って干して……」

朝倉「そうだわ、買い物も行かなくっちゃちょうどキッチン用品とかも切れてたし」

キョン「朝倉……主婦くさいな」

朝倉「誉めてる? 貶してる?」

キョン「誉めてるよ、ぼちぼち」

朝倉「ぼちぼちって……やってみてわかったけど結構大変なのよ? 主婦も」

キョン「それは俺から俺の母親見てても分かる」

朝倉「全国の主婦さんは大変よね、今なんて共働きが主流だから労働も家事に追加されるわけなんだから」

キョン「共働きなのに家事育児は母親まかせってとこ多いからなぁ」

朝倉「キョン君はそうなっちゃだめよ?」

キョン「分かってるよ、俺はちゃんと家事も子供の面倒もみるつもりだぞ?」

朝倉「…………え? 私?」

キョン「え?」

朝倉「……あ、そういう……なんでもない!」

キョン「なんなんだ急に」

朝倉「あ! 咄嗟に殺意がわいたとかじゃないからね!?」ワタワタ

キョン「当たり前だ!! なにとんでもないこと照れ隠しみたいに言ってんだ!!」


>>199

キョン「もしも」

キョン「願いがひとつ叶うとしたら?」

佐々木「願い、か……キョンはなにかあるかい?」

キョン「俺はな、こういう叶う根拠のないもんに対してはとことん貪欲に考えるタチだ」

佐々木「つまり?」

キョン「そりゃ口では言えないほど、俺の欲望という欲望の塊を叶える」

佐々木「リアリストなのかロマンチストなのか……」

キョン「ま、叶わないと思ってるからこそ思うのさ」

キョン「本当に叶って欲しい願いはごく平凡なモンで、そのぐらいは自分で叶えたいもんさ」

佐々木「プライドってやつかい?」

キョン「俺の中のな」

佐々木「くつくつ、やっぱり君はよく自分を分かってるね」

キョン「なんだ? 今の話で俺がどんなやつか分かったのか?」

佐々木「なに、親友の考えを読むなど造作もないことさ」

キョン「悪いが俺には全くお前の考えが読めん」

佐々木「そりゃは僕は自分でも何を考えているのか分からないからね」

キョン「なんだそりゃ……ところで佐々木の願いはなんなんだ?」

佐々木「おっと、そうだったね……それじゃあ」

佐々木「お腹が空いたし、どこかの誰かがごはんに連れて行ってくれると嬉しい、かな?」

キョン「…………ハァー、なにが食べたいんだ佐々木?」

佐々木「くつくつ、おやこれは早くも願いが叶ってしまったのかな?」

キョン「神様はそんな暇じゃないぞ、それに」

キョン「親友の願いくらい俺が叶えてやるさ」

佐々木「……それは……いいね、キョン」


>>200

キョン「もしも」

キョン「就職も進学も失敗したら?」

古泉「あなたに限ってそれはないでしょう」

キョン「なんで俺の話なんだよ」

古泉「では僕の話でしょうか?」

キョン「もしも話だっつの、だがまぁ俺がそうならないといった根拠はなにか言ってみろ」

古泉「最悪、主夫という手があるからです」

キョン「ほう、どこの家庭に入るというんだ?」

古泉「涼宮家に永久就職でお願いします」

キョン「断る! よりにもよってハルヒに養われるだと? なに言われるか分かったもんじゃない」

古泉「では自分が養って差し上げる、と?」

キョン「ったりまえだ! ハルヒに食わせてもらうならいっそ俺が……っておい!」

古泉「なにか?」

キョン「俺が働くかハルヒが働くかとかそういう仮定の家庭の話をするな」

古泉「失礼しました」

キョン「ところで古泉、お前の所の機関は給料って出てるのか?」

古泉「まぁスポンサーがスポンサーですからそれなりに潤沢な資金から幾ばくかは」

キョン「なるほど、なら最悪の最悪古泉に泣きつけばいいわけか」ポン

古泉「それならば涼宮さんを頼ればいいのでは?」

キョン「あいつに養ってもらうことだけは絶対にない」

古泉「プライドですか?」

キョン「しょうもない意地だクソッたれ」


>>202

キョン「もしも」

キョン「もしもお見合いで俺を紹介されたら?」

橘「それはもちろんお見合い写真の段階でですよね? 断りますけど」

キョン「じゃあ当日まで相手が誰か分からないっていう設定で」

橘「私、顔も知らない人とお見合いなんてありえませんし」

キョン「ほう、お見合いじたいは全然いける、と?」

橘「し、将来的にはですよ!? いや将来でもやるかどうかは知りませんけど!?」

キョン「橘って古泉のこと好きなのか?」

橘「は? なんで急にそんな話になるんですか?」

キョン「いやお見合いからのながれで恋愛方向の話になるのかと……」

橘「なんですかその大幅な路線変更」

キョン「そこまで大幅でもないだろうに……癪に障るが古泉って面はいいし性格も悪かねえだろ?」

キョン「欠点らしい欠点も見つからないし、そういう意味で古泉のこと好きなのか、って」

橘「はぁ、まぁ嫌いではないです、確かに」

橘「ただ、嫌う理由がないから好きっていうのはまた違うと思います」

橘「好きでも嫌いでもない相手は興味のない人って言いますけど、そんなことはないと思います」

橘「好きでも嫌いでもないけど、どちらかと言われればどっちか、そんな人が大多数なんですよ」

キョン「まぁいちいちこの人は好きだ嫌いだなんて思わないわな」

橘「そうです、だから私も古泉さんのことを好きとか嫌いで見たことないです」

キョン「どういう目で見てるんだ?」

橘「んー……尊敬する……先輩?」

キョン「(これは……恋の予感?)」キュピーン


>>203

キョン「もしも」

キョン「俺が巨根だったら?」

佐々木「ふむ、キョンの陰茎が巨大である、ということだね?」

キョン「……佐々木?」

佐々木「日本人の平均的な数値は13cm前後、平均からして20cmを超えていれば巨根ということになるのかな?」

佐々木「そして女性側の意見として15cmほどあれば少なくとも粗末なものではないようだ」

佐々木「さて……キョン」

キョン「な、なんだ佐々木」

佐々木「君は本当に巨根なのかい?」

キョン「な、なにを……これはもしも話で」

佐々木「おや、親友とはいえ性別上女である僕にこんな話をしたのかい?」

佐々木「この変態」

キョン「っ~~!?」

佐々木「おや、今の発言で肥大したようだね、くつくつ、まいったね本当に変態さんだったとは」

佐々木「親友の性癖を知ってしまった上で、もう一度聞くけど」

佐々木「キョンは巨根なのかい?」

キョン「……」

佐々木「はぁ……僕の親友はここまで女々しかった覚えはないんだけどね」

佐々木「仕方ない、実際に見て判断するしかないようだね」スッ

キョン「さ、佐々木!? 何を!!?」

佐々木「見て分からないかい? 今バックルに手をかけているところだ」カチャカチャ

キョン「なんでそんなこと―――!」

佐々木「とか言っても本当は期待していたんだろう? こうなることに」カチャカチャ

佐々木「キョンは変態さんだからねぇ……罵詈雑言にとてもよく反応するね」カチャ

佐々木「さて……」ピタ

キョン「っ~~~!?」

佐々木「ここまでくればあとは下着をずらすだけだが……」

佐々木「キョン僕は少し疲れてしまってね、もう自分の意志で動こうと思わなくなってしまった」

佐々木「それで、キョン聞きたいんだけど―――」

佐々木「君は僕に ナ ニ を し て ほ し い ?」

佐々木「僕に指示してくれないか? 行動意思のない僕に動機を与えてくれ」

キョン「……っ」

佐々木「どうしたんだいキョン? このまま焦らされるのが快感だとでもいうのかい?」

佐々木「くつくつ、本当にどうしようもない変態なのかな?」

キョン「……お、おれは」

佐々木「聞こえない、そんな小さい声では僕には届かない」

佐々木「さ、もう一回―――聞こえるまで、ね」

キョン「~~~俺は―――!!!」




谷口「みたいなことしてたんだろ!?」

キョン「ぶん殴るぞ、お前」

きゅうけ

もしも病気の時誰も見舞いに来なかったら

もしも、未来の自分と出会ったら

もしも、宇宙人三人娘二次創作同時に告白されたら

もしも100万円拾ったら

もしもハルヒが男だったら

もしも朝倉が小動物系だったら

もしも自分がヒロインのスピンオフが作られたら

もしもラクロス部に入部したら

SOS団の誰かがいいです

乙おつ。谷口を思いっきり殴りたくなったのはうまれて初めてだ

もしも、自分がどんな風に死ぬかを決められるとしたらどんな形の死を望む?

もしも長門が匂いフェチだったら

もしもキョンが増えたら

もしも片思いの人にフられたら

もしも俺(キョン)の父と父方・母方の祖父みんなハゲだったら

もしもキョンが薩摩隼人だったら

もしも体育の授業が無くなったら


>>204

キョン「もしも」

キョン「俺がキョンシーだったら?」

朝倉「キョンシーってあれよね、中国のお化けみたいな」

キョン「そうだな」

朝倉「ならあんまり変わらないじゃない」

キョン「どういう意味だ朝倉」

朝倉「だってまず名前が似てるし」

キョン「名前じゃないあだ名だ」

朝倉「ぶっちゃけ突然キョン君がキョンシーになったって誰も気づかないわよ」

キョン「気付くだろ! お前の目には俺の額にお札が見えるのか! 見えてるのか!?」

朝倉「見えないけど、私キョン君を見たときから見えてるものがあるのよ」

キョン「何だ?」

朝倉「キョン君の後ろの……」

キョン「お、おい待て……それって見えちゃダメな奴じゃ……!」

朝倉「キョンシーが!!」

キョン「バカヤロー、オチが弱い」

朝倉「なにをいまさら」


>>212

キョン「もしも」

キョン「俺が生身で朝倉に勝てるレベルだったら?」

朝倉「やってみる?」スッ

キョン「やらねえよ」

キョン「で、疑問なんだが」

キョン「長門、朝倉、喜緑さんの中でだれが一番強いんだ?」

朝倉「強いってキョン君、別に私たちは戦闘兵器でもないのに」

キョン「まぁそうだが、ジャンケンでいう相性やらなんやらで優劣はつくだろ?」

キョン「やっぱ主流派の長門が一番強いとかあるのか?」

朝倉「さっき言った通り戦闘とかのスペックを重視して作られたわけじゃないから何とも言えないけど……」

朝倉「まぁ、長門さんの情報操作能力は高いわね、涼宮さんに最も近い存在だし」

朝倉「より高度な能力が付与されてても疑問はないわ」

キョン「朝倉は長門に勝てるのか?」

朝倉「それ負けた相手に言うセリフ?」クスッ

キョン「それもそうか」

朝倉「なんども言うけど私たちはあくまで監視、報告するためにここにいるんだからね」

朝倉「本来、誰かや何かと戦うことなんてないのよ、オーバー?」

キョン「の割にはノリノリでナイフなんか使ってきやがって」

朝倉「野菜ばっかりじゃ飽きちゃって……」キラッ

キョン「そんな理由でナイフを使うな」


>>213

キョン「もしも」

キョン「朝倉が過敏性腸症候群(IBS)だったら?」

朝倉「大変そうねー人間は」

キョン「他人事か」

朝倉「私は人じゃないけどね」

キョン「まぁ朝倉や長門が地球の病気に罹るとも思わんがな」

朝倉「あら、私は病気に罹ったことあるわよ?」

キョン「ほう、風邪でも引いたのか?」

朝倉「鬱」

キョン「……」

朝倉「鬱っていうのは不思議よね、きっと人間以外の動物だってほとんどなりかねない病気よ」

朝倉「これでも近年になってようやく病気であることが認められたなんて遅すぎるわよ」

朝倉「鬱はなった人にしか分からないっていうけど、これはほんとにそう思うわ、ねぇキョン君?」

キョン「そうか……俺は朝倉涼子の憂鬱によって二度も殺されかけたのか……」

朝倉「あ、でも一回目は鬱じゃないわよ、もっと別」

キョン「別? 鬱以外になにかあるのか?」

朝倉「キョン君何月にあの事があったか覚えてる?」

キョン「忘れもしない、そうあれは五月の……」

朝倉「そう、あれは五月病による犯行だった……ッ!!!」バァーン

キョン「ふざけんな」


>>217

キョン「もしも」

キョン「俺が異世界で魔王を倒した後にこっちに来た勇者だったら?」

ハルヒ「アンタは平民Eが限界よ」

キョン「失礼な、これでもBの役ぐらいやったことあるんだぜ?」

ハルヒ「主役じゃないあたりアンタらしいわね」

キョン「お前は勇者というより魔王だけどな」

ハルヒ「はぁ? 団長は勇者役ってのは古くからの決まりでしょーが!!」

キョン「それこそ異世界にでもいかねーと聞いたことねーよ」

ハルヒ「魔王は……そうね、あの生徒会長ってトコかしら」

キョン「北高的に考えて完全に逆配役だと思うんだが」

ハルヒ「バカねぇ、表面上はみんなのトップってのが黒幕である条件でもあるのよ!」

キョン「(当たらずとも遠からず……確かにあの生徒会長は悪だな)」

ハルヒ「で、有希が魔法使いなのは言うまでもないでしょ」

ハルヒ「みくるちゃんが遊び人で、古泉君は戦士かしら!」

キョン「俺は何だ? 言っとくが平民はパーティに入れんぞ」

ハルヒ「アンタはアレよ、照明とか小道具とか……」

キョン「これって劇の話だったか? まさか文化祭でやるとか言わないよなハルヒ?」

ハルヒ「体育祭でやるわよ!」

キョン「俺は平民E役でお前らを見守ることにする!!」


>>219

キョン「もしも」

キョン「一日だけ猫になれるなら?」

佐々木「キョンは猫が好きなのかい?」

キョン「一応飼ってるしな、嫌いとは言えん」

佐々木「猫はいいね、キミのところの……シャミセン君だったかな? 彼もまた愛嬌があった」

キョン「俺は奴が羨ましい、食って寝ての生活が死ぬまで無償で約束されてるんだからな」

佐々木「それは彼の運がよかったからだよ、キョンに拾われるという幸運の持ち主だ」

キョン「拾われる中では不幸の部類だろうよ、俺の妹の相手という過酷な業務付だからな」

佐々木「ある程度の運動も必要さ、運動は長生きの秘訣だからね」 

キョン「次に生まれ変わるなら動物がいいかもな……佐々木はなにに生まれ変わりたい?」

佐々木「そうだね……僕は次も人間がいいかな」

キョン「意外と普通だな、いや逆にハズしているのか?」

佐々木「くつくつ、深読みしすぎだよ」

佐々木「僕は考えていたいんだ、何度生まれ変わろうとね」

佐々木「人間以外の生き物を卑下するわけじゃないけど、最も知性があるのは人間だからね」

佐々木「思考するという高度なことをここまでできるのは人間だけだ」

佐々木「たかだが僕の一生程度では考えもできないことを、次の人生では考えてみたいね」

キョン「深いな、まだまだ人生これからだってのに」ハァ

佐々木「そう、まだまだ猫に生まれ変わるには早いよ、キョン」

キョン「ハァ……ぬゃ~」

佐々木「にゃぁー」


>>220

キョン「もしも」

キョン「橘と俺が結婚したら?」

橘「いやないですから!」

キョン「でもさ、橘、俺達は70億分の1の確率で出会えたんだぜ……?」

橘「……」

キョン「……」

橘「で!? 続きがなければなんの根拠もありませんケド!?」

キョン「なんだ続きがあれば結婚するのか?」

橘「いやしませんけど」

キョン「続き……そうだな、じゃ古泉がハルヒのこと好きとして失恋したお前を俺が慰める的な」

橘「いやないですから! ていうか古泉さん涼宮さんのこと好きなんですか?」

キョン「気になるのか? やっぱ古泉に気があるのか?」

橘「いやですねぇ、気があろうとなかろうと知り合いの恋愛事情に興味があるのが女子高生ってモンですよ!」

キョン「お前らの関係って知り合いなんて生易しいモンだったっけ?」

橘「なんでもいいんですよ、プライベートですから!」

キョン「ほう、俺とプライベートを共有するのか」

橘「私、あなたのそういう自己解釈するトコ嫌いです!」ベー!

キョン「うんうん、相手の嫌いなトコロを指摘するのは長続きするために必要なことだよな」

橘「ああもう!……あ、もしかして涼宮さんのこと好きなんですか?」

キョン「……絶対にありえんが何故そう思った?」

橘「わざわざ古泉さんの引き合いに涼宮さんを出してきたからですよ」

橘「慰めるなんて言ってたけど、あの構図って言わば余りもの同士ってことじゃないですか?」

キョン「……いや、だから―――」

橘「キャー!! もしかしてSOS団内で禁断の三角関係!?」

キョン「俺、お前のそういう自己解釈するトコ嫌いだ!

きゅうけ

おつ
もしもキョンが死神だったら

もしも運命の人がいるのなら(歌でも言葉でもok)

もしも本名を忘れてしまったら

もしも鶴屋さんのおでこを撫で回したら

もしもキョンを主夫にしたら

もしもハルヒの心が海のように広かったら

もしも3kg痩せたら

もしもし亀よ亀さんよ


>>233

キョン「もしも」

キョン「病気の時誰も見舞いに来なかったらどうする?」

古泉「ご心配せずとも、ご病気の際にはまたSOS団総出でお見舞いに上がらせていただきますよ」

キョン「俺の心配してるわけじゃねえよ」

古泉「でしたら僕が病に伏した時にはぜひ」

キョン「はいはい、伺わせていただきますよ」

古泉「できれば長門さんの時のような緊張感でお願いします」

キョン「無理だな、俺は長門が安全である限りお前の心配をする必要はないと思っているからな」

古泉「長門さんまかせではないですか」

キョン「ぐっ……、まぁ副団長ともなれば団長自ら甲斐甲斐しい看病をなさるだろうさ」

古泉「それはうれしいですねぇ、しかし団長がご病気の時は一体誰が看病するのが適切なのでしょうか?」

キョン「安心しろ、地球、はては宇宙のウイルスでもハルヒには感染しねぇよ」

古泉「そんな涼宮さんでも感染、発症するウイルスが地球にはあるんですよ」

キョン「何だ? 食あたりとかか?」

古泉「恋の病です」キリッ

キョン「アホくさ、むしろあいつにゃ最もかかりにくい病気だろうよ」

キョン「恋愛を精神病の一種だと言うような奴が恋の病とは笑わせるな」

古泉「感染源ともなりえる人がご冗談を」

キョン「お前こそ冗談はそのエセスマイルだけにしておけ」

古泉「恐縮です」


>>234

キョン「もしも」

キョン「未来の自分と出会ったらどうします?」

朝比奈「未来の私ですか?」

キョン「(俺は何度も会ったことあるんですけどね)」

朝比奈「えーと、未来の私ってことはここから未来の未来ってことだから~」

キョン「あ、深く考えずに成長した自分と考えてもらえば……」

朝比奈「成長……私は成長できているんでしょうか?」

キョン「どういう意味です?」

朝比奈「私、過去にきてからこれと言って自分の使命や役割を果たせているきがしないんです、あまり」

朝比奈「もし、このままなんの成果も上げられず未来に帰ったら、それは私の今この時間がまるで意味のない時間になってしまいます」

キョン「……」

朝比奈「すごく大変だけど、涼宮さん、長門さん、古泉君、キョン君、私」

朝比奈「5人でこうやって団活してきた思い出とかそういう経験を私は無駄にしてしまうんじゃないか、って……」

朝比奈「とっても……楽しい時間を……」

キョン「……朝比奈さん、俺やハルヒ、長門や古泉だって今のこの時間を楽しいと思ってます、きっと」

キョン「SOS団で作り上げた時間が無駄になることはありません、今後一生未来までも」

キョン「なんのためにきたか忘れそうや不安になった時には思い出してください」

キョン「ハルヒに振り回されながらバカやったSOS団の日常的非日常を……」

キョン「今はまだ分からないかもしれないですけど、きっと『今』がなんだったのか分かる時がきます」

朝比奈「キョン君……」

キョン「(なんて、朝比奈さん(大)の言葉を借りただけなんだけどな)」

朝比奈「……ふふっ、まるでキョン君の方が未来を知ってるみたいな言い方ですね」

キョン「まさか……精々分かることと言ったら……」

キョン「朝比奈さんはきっと麗しくなられている、ってことぐらいですよ」

朝比奈「……ありがとう」


>>235

キョン「もしも」

キョン「宇宙人三人娘に同時に告白されたら?」

朝倉「ちょっとキョン君! 妄想とはいえ人外ハーレムを築こうとしないでくれる?」

キョン「人の形して人外とか言われると違和感あるな」

長門「……」

朝倉「ほら長門さんも喜緑さんも何か言ってやってください」

長門「……」

喜緑「ええっと……」

長門「ユニーク」

喜緑「ご、ご冗談を……」

キョン「喜緑さん……酷い」

喜緑「ああいえ違いますこれは……穏健派の総意、です!」

キョン「それ、俺宇宙人の一部から嫌われていることになるんじゃないですか?」

朝倉「今なら急進派の総意も追加しちゃうわよ」

キョン「やめてください」

朝倉「でも私も長門さんも一回はキョン君に告白してるわよね?」

長門「……」コク

キョン「え? 俺告白なんかされたか? いつの話だ?」

朝倉「あのね、告白って別に愛の告白だけじゃないのよ? 勘違いしてないわよね?」

キョン「……あぁ」

キョン「あの人外告白のことか……」ハァ

朝倉「露骨にがっかりしないでよ!」

喜緑「あ、それでしたら私はまだ告白していないことになるんですね」

喜緑「よかった」

キョン・朝倉「「よかった!!?」」

キョン「喜緑さんそれどういう意味ですか!? もしかして俺に告白という字を当てること自体気持ち悪―――」

朝倉「喜緑さんそれってどういう事!? まさか初めての告白は一番好きな人にとかそういキャーー!!!」


ギャーギャ


>>236

キョン「もしも」

キョン「100万円拾ったらどうする?」

ハルヒ「100万ぽっちじゃなにもできないわねぇ」

キョン「ぽっちって……俺ら学生にとっちゃ十分すぎる大金だろうが」

ハルヒ「NASAの資金に比べりゃ小銭みたいなもんでしょ」

キョン「なんでNASAと比較するんだよ、SOS団あるいはお前自身がNASAと張り合ってるつもりなのか!?」

ハルヒ「あたしが言いたいのは宇宙人を探す費用として使うには少なすぎるってこと!」

キョン「またそれか……いいかハルヒ、宇宙人なんて金掛けりゃ会えるなんてもんじゃないんだぞ?」

キョン「(実際毎日会ってるわけだし)」

ハルヒ「分かってるわよそんな事、でも資金があれば色々試したいこともできるでしょーが!」

キョン「試したいことって?」

ハルヒ「宇宙人にも見えるぐらいでっっっっっかい花火を打ち上げるとか!」

キョン「それ別に宇宙人探せるわけじゃないだろ」

ハルヒ「バカね、宇宙人は見つけるより見つけてもらうほうが簡単に決まってるじゃない!」

ハルヒ「だからあたしは宇宙に向けてこう言ったことがあるの!」

キョン・ハルヒ「「私はここにいる」」

ハルヒ「―――!」

キョン「だろ?」

ハルヒ「な、なんで分かったの!? あんたもしかしてエスパー!? それとも解読した宇宙人!?」

キョン「(エスパーは古泉だし、解読した宇宙人は長門だ)」

キョン「なんでだろうな、分かってしまうからしかたない、か」

ハルヒ「なによそれ答えになってないし」

キョン「ま、俺からすりゃお前のことは手に取るように分かるっつか―――」

ハルヒ「……きも!」

キョン「そういう意味じゃねー!!」


>>237

キョン「もしも」

キョン「ハルヒが男だったらどうする?」

佐々木「くつくつ、今でさえ男勝りな涼宮さんだからね」

キョン「考えるだけでうるさ暑苦しいな」

佐々木「君と気が合いそうじゃないか」

キョン「冗談だろ、女のハルヒについていくのが精いっぱいだってのに」

佐々木「じゃあ男だった場合には涼宮さんについていかず、SOS団は存在しなかったのかな?」

キョン「それは……どうだろうな、俺がハルヒが女だから手を貸している色ボケだったら話は別だがな」

佐々木「くつくつ、きっと男だったとしてもキョンは涼宮さんに手を貸し、忙しない日々を送っていただろうさ」

キョン「何故そう思う?」

佐々木「僕もきっとどんな涼宮さんにも憧れるからさ」

佐々木「彼女の魅力は性別とか容姿とかそんな表面的なものじゃない筈なんだ」

佐々木「涼宮ハルヒというものを形成しているなにかに僕は惹かれたと思うんだ」

佐々木「だから……」

キョン「だから?」

佐々木「もし、涼宮さんが男だったら」

佐々木「僕は異性として好きになっていたかもしれないね」

キョン「……大胆告白だな」

キョン「……そうか、異性としてか……」

佐々木「……もしかして」

佐々木「妬いているのかい?」

キョン「……」

キョン「まさか……」プイッ

佐々木「くつくつ、大丈夫さ例え涼宮さんを好きになったとして―――」

佐々木「―――僕の親友はキョン、君なんだから」

キョン「……おう」

佐々木「……うん」ニコッ


>>238

キョン「もしも」

キョン「朝倉が小動物系だったら?」

朝倉「私、そんな弱そうに見えるのかしら? 嬉しいわねぇ」

キョン「(俺はこの世の動物よりも何よりも朝倉さんが怖い)」

キョン「朝倉はオカン体質だもんな」

朝倉「誰が長門さんのお母さんよ!」

キョン「長門のとは言ってない」

朝倉「あらやだ」

キョン「朝倉は育児とか興味あるのか?」

朝倉「育児ねぇ……子供は嫌いではないけど、育てる責任がね……」

キョン「さすが朝倉、すっごく現実的なこと考えてる!」

朝倉「簡単に子供子供言うけど実際本当に大変よ?」

朝倉「何よりも時間とお金が今後20数年間莫大に必要になってくるし」

朝倉「共働きが主流の今、夫婦間で家事育児の割り振りの不満が原因で離婚率だって上がってるし」

朝倉「シングルマザーっていうけど、実際シングルで育ててる人ってそんなにいないわよ、できないし」

朝倉「結局のところ出戻り、実家暮らしでいくしかないのよねぇ」

朝倉「その点、私はそうなった場合頼る場所が宇宙規模になっちゃうからなぁ……」

キョン「そうだな、深く考えないとな……」

朝倉「よねー」ハァ

キョン「主に子供の作り方とかな!」

朝倉「……」

キョン「……な!」

朝倉「……どうやら、キョン君の家系の末代が決定したようよ」ギラッ

キョン「やめて!」


>>240

キョン「もしも」

キョン「自分がヒロインのスピンオフが作られたらどうする?」

長門「……」ペラ

キョン「SOS団の日常、事件などを明文化するとしたら」

キョン「まぁほぼ当然ハルヒが主人公になる、ここには本人の希望も入る」

キョン「で、SOS団を主幹に据えたこの物語の枝葉にはSOS団団員のエピソードが描かれる」

キョン「そこのヒロインに、長門、お前が抜擢される」

長門「……そう」

キョン「そうなんだよ、長門一人で十分物語を作れるスペックを持ってるんだよ」

キョン「というより朝比奈さんでも古泉でも一人の持つ情報量としては一般人の俺よりはるかに多い!」

長門「……そう?」

キョン「そう! というよりSOS団を主幹に据えた時点で非日常になんら対抗手段を持つキャラクターが目立ってくるのは当然なんだよな」

キョン「ハルヒは言わずもがな、物語の主人公であり事件の発端の9割を占める」

キョン「そして宇宙人の長門、未来人の朝比奈さん、超能力者の古泉がわきを固める」

キョン「こんな面白い物語はないだろう、主人公以外にも魅力的な要素がつまりに詰まっている! しかも舞台は高校!」

キョン「そりゃ主人公じゃないやつのスピンオフだって作れるわ、個性が強いもんな」

キョン「その点俺は無理だな、一般人の物語なんてそれこそみんなが体験してる日常だもんな」

キョン「一般人目線の非日常なんてラノベや小説で見飽きてるしな」

キョン「はぁ……憂鬱だ『キョンの憂鬱』ってタイトルで文章化してやろうかな」

長門「推奨しない」

キョン「だよなぁ……突然俺に文豪の才が生まれる訳じゃないし」

長門「そうではない、タイトルの方」

キョン「タイトル?」

長門「『涼宮ハルヒの憂鬱』営利目的ならこちらの方がよく売れる」

キョン「……名前までご利益があるのかあいつは」

きゅうけ



もしもニンジャだったら


>>241

キョン「もしも」

キョン「ラクロス部に入部したら?」

ハルヒ「ラクロスねぇ」

キョン「お前は一応全クラブ体験したからやったことはあるんだろ?」

ハルヒ「まあね、結局入んなかったけど」

キョン「あれって見てる側からすると相当危険と思うんだが」

ハルヒ「まぁラケット振り回すトコ見たらそう思うわよねぇ」

ハルヒ「でも実際やってみると面白いわよ?」

キョン「面白いのに入んなかったのかよ」

ハルヒ「そんなこと言ってたら全部の部活に入んなきゃいけないじゃない」

キョン「ちょっとまて、お前全部の部活がつまんなかったからこんなわけ分からん団を作ったんだろうが」

ハルヒ「わけ分からん団じゃないSOS団!!」

ハルヒ「あの時のつまらないっていうのは魅力的じゃない、新鮮味がない、求めているものじゃないっていう意味だったのよ」

キョン「それをつまらないって言うんじゃないか?」

ハルヒ「違うわよ、だってあたし基本的に体動かすことは好きだし」

ハルヒ「ただ、ラクロス部や野球部やバレー部が宇宙人や未来人や超能力者を探すって言えば違うでしょ?」

キョン「当たり前だ」

ハルヒ「それを目的だとすると言わば部活は手段な訳、宇宙人に会うためのね」

ハルヒ「手段として満足できるものじゃなかったから私は部活に入んなかったのよ」

キョン「オカルト研とかじゃダメだったのか?」

ハルヒ「ダメよ、あたしインドア派ではないもん」

キョン「……ようするに、お前の満足いく手足となるような居場所と人が集まるSOS団が」

ハルヒ「あたしの求めてた手段ってわけ!」

キョン「……やれやれ」

キョン「(ただ、最近のハルヒを見てると、手段が目的になるってのも、あながち間違いではないということだな)」


>>242

キョン「もしも」

キョン「自分がどんな風に死ぬかを決められるとしたらどんな形の死を望む?」

佐々木「くつくつ、どうやら君は僕に哲学的な考えを聞くのが好きみたいだね」

キョン「頭のいい奴に話しかける時は頭のよさげな会話を振らんとな」

佐々木「その考えがすこし抜けていると言うのはなしかい?」

キョン「なしだ」

佐々木「了解、さて僕の望む死の形、だったね」

キョン「佐々木も普段死について考えたりしたことあるのか?」

佐々木「そうだね、生存している以上、その終わりについて考えるのは不思議なことじゃない」

佐々木「死とは何なのか、何を持って死とするのか、生と死とは一体のものなのか……」

佐々木「生きることも死ぬことも僕らにとって身近な付き物だからね、自身のことを考えるのは難しいことじゃない」

キョン「よく自分の死について考えて不安になることもあるしな」

佐々木「一般的に老衰による死が最良の死と考えられているようだね」

キョン「ま、寿命で死ぬなら負担とかも少なそうだしな」

佐々木「ではキョン、老衰とは一体どういう状態での死だと思う?」

キョン「え、そりゃあ……体の機能が停止して……動かなくなること、か?」

佐々木「ならその機能の停止というのは何によっておこるものだと思う?」

キョン「んー……栄養がなくなったからとか、うん分からん」

佐々木「老衰っていうのはね、自然死に近い死のことなんだ」

佐々木「ただ、弱り切った体に入りこんだ『病気』による死と判断されればそれは老衰となるらしい」

キョン「つまり老衰のように見えて実は風邪でその抵抗力がなかったから死んだ、みたいなことか?」

佐々木「極端に言えば、ね」

佐々木「だから一概に老衰と言えど、自然死に最も近い状態での老衰というのは少ないかもしれないね」

佐々木「……まぁ、それでも死ぬ時は老衰と言われるほど長生きして、愛する人の側で最期を迎える……」

佐々木「こんなロマンチックなのは僕には似合わないかな?」

キョン「そんなことないさ、その前に俺の老衰に付き合ってもらうんだからな」

佐々木「くつくつ、寂しいこと言うなよ親友、僕の死には―――愛する人が側に居てもらわなきゃ困るのだから」


>>243

キョン「もしも」

キョン「長門が匂いフェチだったら?」

長門「……」ペラ

キョン「……長門、失礼なことかも知れんが聞いてみていいか?」

長門「なに?」

キョン「……宇宙人って嗅覚はあるのか?」

長門「……ない、こともない」

キョン「そのこころは?」

長門「有機生命体でいう五感は、私達にとって過去の産物、ということ」

キョン「……?」

長門「つまり、五感よりも優れた感覚器官を五感とは別の形で保持している」

キョン「……第六感的な?」

長門「……遠くとも近からず」

キョン「違うのか……」

長門「ただ、私は普段の生活の上では五感を使用している」

キョン「どうしてだ? 五感よりもいいもん持ってるんじゃないのか?」

長門「……情報操作等、能力を控えるように言ったのはあなた」

キョン「あー……」

キョン「すまん、そういうことまで考える頭が俺にはなかった」

長門「別にいい」

キョン「不便だったか? ならその仮称第六感を使っても構わないぞ、って俺は許可できるほどのモンじゃないけど」

長門「……このままでいい」

キョン「そうなのか?」

長門「…………」

長門「こっちの方が、私らしい」

キョン「!……そっか、ならそうしておいてくれ


訂正

>>243

キョン「もしも」

キョン「長門が匂いフェチだったら?」

長門「……」ペラ

キョン「……長門、失礼なことかも知れんが聞いてみていいか?」

長門「なに?」

キョン「……宇宙人って嗅覚はあるのか?」

長門「……ない、こともない」

キョン「そのこころは?」

長門「有機生命体でいう五感は、私達にとって過去の産物、ということ」

キョン「……?」

長門「つまり、五感よりも優れた感覚器官を五感とは別の形で保持している」

キョン「……第六感的な?」

長門「……遠くとも近からず」

キョン「違うのか……」

長門「ただ、私は普段の生活の上では五感を使用している」

キョン「どうしてだ? 五感よりもいいもん持ってるんじゃないのか?」

長門「……情報操作等、能力を控えるように言ったのはあなた」

キョン「あー……」

キョン「すまん、そういうことまで考える頭が俺にはなかった」

長門「別にいい」

キョン「不便だったか? ならその仮称第六感を使っても構わないぞ、って俺は許可できるほどのモンじゃないけど」

長門「……このままでいい」

キョン「そうなのか?」

長門「…………」

長門「こっちの方が、私らしい」

キョン「!……そっか、ならそうしておいてくれ」

キョン「俺も、目で本を読む長門と耳で聞いて口で話す長門の方が長門らしいと思う」

長門「……そう」


>>244

キョン「もしも」

キョン「俺が増えたらどうする?」

朝倉「邪魔でしかないわ」

キョン「なんてこと言うんだ」

朝倉「じゃもしも私が増えたらどうする?」

キョン「一家に一人、朝倉涼子! あなたの身の回りお世話します!」

朝倉「私は家事手伝いになった覚えはないんだけど?」

キョン「……まぁ一種の層には大ウケだと思う」

朝倉「?」

キョン「まぁ、俺も俺自身を第二者的に見たくはないな」

朝倉「自分を見るのってなんだか怖いわよねぇ」

キョン「人間ってのは他人からの目を気にするからな、他人の自分を見るのは怖いだろうさ」

朝倉「そうよね……」

朝倉「まぁ私は人間じゃないけどね」

キョン「気に入ってんなそのフレーズ」

朝倉「事実だもの」

キョン「まぁ俺の意のままに動く分身みたいなやつだったら居てもいいかもな」

朝倉「それだったらキョン君である必要がないじゃない」

キョン「む、それもそうか……ならハルヒとか」

朝倉「お熱いわねぇ」ニヤニヤ

キョン「……何をニヤニヤしているのか知らんが立場逆転的な意味合いのことだからな?」

朝倉「分かってるわよぉ」ニヤニヤ

キョン「……出歯亀ババア」ボソッ

朝倉「殺すわよ?」

キョン「ストレートにきた!! 怖えぇ!!」


>>245

キョン「もしも」

キョン「片思いの人にフられたらどうする?」

橘「多分落ち込むんじゃないですか」

キョン「お、その辺はしっかり乙女やってるな、偉いぞー」

橘「なんでお父さん的なポジションからの発言!?」

キョン「フられても落ち込むなよ?」

橘「落ち込むって言ったばっかりなんですけど!? 話聞いてました!?」

キョン「まぁまぁ、誰にフられるかは知らんがしっかりな」

橘「まず誰に告白するんですか私! ていうかフられる前提はおかしいしムカつく!!」

キョン「よく言うじゃないか女の恋は上書き保存って」

橘「まぁ……それはそうかもですけど、引きずる人だってもちろんいますよ」

キョン「……俺地雷踏んだ?」

橘「違いますけど、そんな空気読めるんなら普段からもっと気を使って私に話してくださいよ」

キョン「そんな気を使う間柄じゃないじゃないか、俺達」

橘「あぐっ……、って、私達の関係性は結構不明瞭ですよ?」

キョン「いいんだよ、気軽に話し合えることに変わりないんだからよ」

橘「それは……そうかも、しれませんけど……」

キョン「……デレバナ京子?」

橘「だ、誰がデレバナ京子ですか!」

キョン「そうそのツッコミ! 俺はお前のそこに惚れこんだッ……!」

橘「惚れ……、ッじゃなくって!! ツッコミありきの掛け合いじゃなくて!!」

橘「もっと……普通に会話しませんか?」

キョン「…………」

橘「……」

キョン「なしだ!」

橘「えーーっ!!!??」


>>246

キョン「もしも」

キョン「俺の父と父方・母方の祖父みんなハゲだったらどうする?」

ハルヒ「ハゲるわね、アンタ」

キョン「もしもだから、もしもだから」

ハルヒ「なんで二回言ったのよ」

キョン「重要なことだからな」

ハルヒ「ったく、薄毛に遺伝が関わってようとなかろうと今はもう関係ないでしょーに」

ハルヒ「育毛なって今の時代簡単にできるんだからそんな気にすることないじゃない」

キョン「バカ、地毛じゃないとダメなんだよ、地毛なくしてハゲではないとは言い切れない!」

ハルヒ「なにをそんな必死に……もしかしてハゲてきてるの?」

キョン「……今はまだ大丈夫だ、しかしハルヒ」

ハルヒ「何よ」

キョン「ハゲてきてるの、なんてストレートには絶対に聞くな、特に頭髪が怪しくなってきてる人とかには」

ハルヒ「あたし、回りくどいのは嫌いなのよ」

キョン「回りくどいとかそういうのじゃねえから! これはもうマナーとかそういうレベルのことなんだよ!」

キョン「数年後、俺が怪しくなってきた時があったとしても、そん時は頼むぜ」グッ

ハルヒ「いやなんのグッなのか意味わかんないし」

キョン「ハルヒだってそんなカチューシャばっかしてるとハゲちまうぞ」

ハルヒ「だから絶対にありえないけどその時は育毛でもなんでもやればいいって言ってるじゃない」

キョン「邪道だ!」

ハルヒ「邪道で結構! ハゲよりましよ!!」

キョン「正論だ!」

もしも佐々木がヤンデレだったら


>>247

キョン「もしも」

キョン「俺が薩摩隼人だったら?」

古泉「鹿児島に憧れでも?」

キョン「俺の母方の実家だ」

古泉「そうなんですか」

キョン「まぁそれは嘘だけど、響きがかっこいいだろ?」

古泉「嘘なんですか、まぁ確かに日本男児らしい言葉ですね」

キョン「だろ、キョンなんて呼ばれるよりこういう言葉で呼ばれた方が嬉しいモンがあるよな」

古泉「では……さつまさん」

キョン「やっぱダメだ、芋のことしか頭に出てこない」

古泉「同感です、ではこちらでどうでしょう」

古泉「益荒男さん」

キョン「だめだ、日曜夕方アニメのお魚一家しか出てこない」

古泉「難しいものですね」

キョン「ま、慣れ親しんだ呼称が一番ってことなのかね?」

古泉「―――さん」

キョン「……あ、俺か」

古泉「本名を呼ばれてそのリアクションはどうなんでしょう……」


>>248

キョン「もしも」

キョン「体育の授業が無くなったら?」

谷口「断固反対だ! 体操服姿の女子をなくすなど言語道断だ!」

キョン「お前、もっと建前ってもんを踏まえて発言しろよ」

谷口「男女の触れ合いの時間を無くすなんて考えられねぇよな」

キョン「それも本音じゃねえか、あと別に男女が触れ合う体育の授業なんぞ高校にはない」

谷口「見てるだけでも目の保養にはなるだろ」

キョン「だからそれを建前で隠せって」

谷口「体育が無くなったら太る女子が増えると思うからあった方がいいよな」

キョン「お前は理由に女子を入れなきゃ気がすまねえのか」

谷口「俺は建前なんて汚いもんを覚えるつもりはない!」

キョン「生きていくために必要な術なんだよ」

谷口「ナンパに建前なんて必要ない! 本音でGOGO!! ホテルへGOGO!!」

キョン「ナンパ=生きることなのはお前だけだ、一緒にするな」

谷口「でもキョンだって体育の授業がなくなるのは困るだろ?」

キョン「まぁ、運動は嫌いじゃないからなくなるのは嫌だな」

谷口「嘘つけ! サボりながら女子の走っている姿を見ながら談話した仲じゃねえか!」

キョン「俺は今お前に建前の見本を見せてやったんだよ、あと談話なんてレベルの話でもなかったしな」

谷口「なんと言っても水着! プールの授業が無くなったらさすがに困るだろ!?」

キョン「あー……まぁ、暑い日は水でも浴びなきゃやってらんねーしな」

谷口「それがお前の本音なのか!? 本音は女子の水着が見たいんだろ!? だろ!?」

キョン「だから俺はお前に建前を教えてるんだっての!」

きゅうけ

もしも朝倉と長門のスリーサイズが入れ替わったら

もしも佐々木、橘、九曜までもが北高に入学してたら

もしも橘がキョン家に住んでたら

もしも橘のパンツが黒だったら

もしも藤原がターミネーターだったら

もしも古泉が女だったら


>>257

キョン「もしも」

キョン「俺が死神だったら?」

朝倉「私は女神かしら?」

キョン「どっちかというと朝倉の方が死が……冗談だ」

朝倉「賢明ね」

キョン「朝倉が想像する死神ってのはどんな感じなんだ?」

朝倉「え、そりゃあ顔は髑髏でフードをかぶって鎌を持ってるってのが一般的な死神のイメージじゃない?」

キョン「まあそれはそうなんだが、まずその一般的なイメージとしてそれがあげられるのはなぜなのか」

朝倉「さあ、死神という存在を作り出した人がそういうイメージを絵にしたんじゃない?」

キョン「仮にも神と名の付いた存在をあそこまで畏怖の塊として表現するものなのか」

朝倉「仮にも死を司る神なんだから妥当じゃない」

キョン「朝倉は神を信じるか?」

朝倉「なに?宗教ならお断りよ」

キョン「そんな怪しいことをするつもりはない」

朝倉「そうね、涼宮さんのことを神様と呼ぶ人たちもいることだし、まぁどこかには神様だっているんじゃない?」

キョン「ハルヒを神だなんてバカげたことを俺は言うつもりはないが」

キョン「神でもいなきゃこんな数奇な日常を送れてないのかもな」

朝倉「……新手の宗教勧誘にでも引っかかったの?」

キョン「違うわ!」


>>258

キョン「もしも」

キョン「運命の人がいるのなら」

佐々木「運命の人か……運命論に基づいた考え方ではあるね」

キョン「運命論というとあれか、運命は決まっているって考え方の」

佐々木「そうだね、運命とは既に決まっており、人の手によって変えられるものではない、というものだね」

キョン「つまり俺と佐々木が中学3年の時に出会ったのも運命というわけだ」

佐々木「くつくつ、その通りだキョン」

佐々木「僕たちは運命によって出会ったんだ」

キョン「ぐ……中々恥ずかしいことを言うじゃないか」

佐々木「キョンが先に言ったんだよ」

キョン「しかし、全ての結果が運命で片づけられるのはあまり納得がいかないな」

佐々木「最初から決められていたといってもそれを認識するのは過ぎたあとだからね」

キョン「例えば、こうして佐々木と話している運命が今だとすると」

キョン「同じく、ハルヒと話している運命が存在したっていいわけだ」

佐々木「……」

キョン「ん? ひょっとして運命論ってパラレルワールドとも関係性があるのか?」

キョン「選択の数だけ世界があるのか、そもそも選択という運命だけがあるのか……」

キョン「んー、佐々木これは一体どういう―――」

佐々木「キョン」

キョン「ん?」

佐々木「キョン、君にはマナーが足りない」

キョン「マナー? 確かに佐々木相手には気を使わずに話してはいるが、最低限マナーやモラルは守っていたつもりだが」

佐々木「……僕と」

キョン「ん?」

佐々木「僕と話しているときに他の、涼宮さんの名前を出すのはマナー違反だ、女性の尊厳に懸けてね」

キョン「え、あー、ん……そ、そうか、悪かった」

佐々木「……気をつけてくれるとありがたい」プイッ

キョン「(何をそんなに怒って……ハッ! これは佐々木が怒るという運命に従ったものなのか!?)」


>>259

キョン「もしも」

キョン「本名を忘れてしまったらどうする?」

藤原「なんだ藪から棒に」

キョン「まー俺らは普段本名で呼ばれない同盟だろ?」

藤原「そんな同盟を結んだ覚えはない」

キョン「この前古泉に名前を呼ばれてすぐに返事が出来なくてよ」

キョン「もしかしてこのまま本名を呼ばれずにいつづけるといつか俺の本名は忘れ去られてしまうのではないか」

キョン「って考えたわけだ」

藤原「くだらん、なんの生産性もない会話を僕にしてくるんじゃない」

キョン「いいじゃねえか、生産性のない会話が生産性を生み出してるんだぞ? ん? 何言ってんだ俺」

キョン「とにかく、この機会にお前の本名を教えてもらおうじゃないか」

藤原「なぜそうなる、藤原でいいだろう」

キョン「お前が藤原と名乗る限り、全国の藤原さんのイメージダウンが甚だしいんだよ」

藤原「どういう意味だ過去人!!」

キョン「そういう意味だよ、ま偽名を名乗るにしてももっと存在しないような名前とか……」

キョン「関ヶ原君とか」

藤原「呼びにくいだろう!! いいか! 僕がなぜこの偽名を使っているか、それは目立たなく無難な名前だからだ!!」

キョン「だからやめろっつってんだろ!! これ以上全国の藤原さんを敵に回すな!!」

藤原「うるさい!! さっきから訳の分からないことばかり言うな!!」

キョン「落ち着け関ヶ原!!」

藤原「やめろォ!!」


>>262

キョン「もしも」

キョン「鶴屋さんのおでこを撫で回したら?」

鶴屋「やややっ! キョン君! あたしのチャームポイントを舐めまわすだって!?!?」

キョン「撫でまわすです! 撫でまわす!!」

鶴屋「どっちにしろダメだと思うっさ」ニョローン

キョン「……確かに」

鶴屋「なーんてね! 鶴屋さんはおでこの一つや二つくらい撫でられてもモーマンタイ! なんくるないさっさー!!」

鶴屋「んっ!」

キョン「え?」

鶴屋「撫でるんでしょ?」

キョン「え、ええっとー……じゃあ」スッ

キョン「……」ナデナデ

鶴屋「ニョローン」

キョン「……」ナデナデ

鶴屋「ニョローン」

キョン「……はい」

鶴屋「どうだった!? あたしのンチャームッポッインッツ!!」

キョン「え、と……よかったです」

鶴屋「よかっ、よかった!? ええっ、こりゃ、ええーっ!!!?」

鶴屋「キョン君……そういう趣味が?」

キョン「趣味!? 俺なんか今おかしいこといいましたっけ!?」

鶴屋「あたしは悲しいっさ……」ヨヨヨ

鶴屋「デコで満足する小さい男の子だったなんて……」

キョン「…………」

キョン「は?」


>>263

キョン「もしも」

キョン「俺を主夫にしたら?」

ハルヒ「あんたどこまで働きたくないのよ」

キョン「働かなくて生きれるならそれが一番だろうが!! おぉ!?」

ハルヒ「なんでそっち方向には熱い意志があるのよ、それを労働に向けなさいよ」

キョン「ハルヒはバリバリ働くのが向いてそうだな」

ハルヒ「あたしはやりたいことしかやらないわよ、それがどんな利益を生むかは知らないけど」

キョン「好きなことしてお金を稼ぐのは贅沢者って誰かが言ってたしな」

キョン「ま、労働ってのはそういうことなんだろうな、まだ働いたことないから分からんが」

ハルヒ「そういう理屈ならあたしは贅沢の限りを尽くして生きてやるわ!」

キョン「好きなことして食っていく、か」

ハルヒ「そ!」

キョン「いいな、それは、なら俺の好きなことは働かずして食うことだから……」

キョン「ハルヒ、俺お前の主夫なら勤められそうだが、雇ってくれないか?」ヘヘッ

ハルヒ「え……」

ハルヒ「……なにそれ、プロポーズのつもり?」

キョン「……ち、違うぞ!?」

ハルヒ「……フン、ま、あんたなんか雇うつもりないし、甲斐性ない男となんて死んでもごめんだけど……」

ハルヒ「ま、出直してきなさい!」フフン

キョン「俺は働かんからな!!」フン!

ハルヒ「ダメな方向に意志を固めるな!!」

きゅうけ

もしも藤原が藤原竜也だったら

もしも花火大会に行くなら


>>266

キョン「もしも」

キョン「ハルヒの心が海のように広かったら?」

ハルヒ「何言ってんのよ、あたしの心は全宇宙よりも広いわよ」

キョン「お前の言う宇宙は全部お前の中に広がってそうだがな」

ハルヒ「なによそれ、まるであたしが自分のことしか考えてない傍若無人女みたいじゃない!」

キョン「そこまで酷いことは言ってない、だが宇宙ほど広い心を持ってることもない」

ハルヒ「じゃあどのくらい広い心を持ってるって言うのよ」

キョン「そうだな、言うならばSOS団の知名度位の広さかな」

ハルヒ「日本全土か……ちょっと狭いけどまぁ謙虚な心も大切かしら」

キョン「困ったな、長門風に言うと情報の齟齬が発生しちまった」

ハルヒ「言っとくけどさすがに世界進出はまだよ? まだハリウッドに映画も送ってないし」

キョン「まだ、とか怖いことを言うな 言っとくがSOS団の知名度は精々北高どまりだよ」

ハルヒ「なんで? SOS団のサイトを見た人が3万人もいるのよ?」

キョン「3万人って日本全土の人口なのか?」

ハルヒ「そんな少ないわけないでしょ? バカねぇ」フゥ

キョン「こいつ……」

ハルヒ「いい? サイトを見た3万人の人たちは各々が日本中に影響をもつ人物なのよ!」

キョン「例えば?」

ハルヒ「政界の重鎮、大物司会者、プロ野球選手、人間国宝、そしてあたし!」

キョン「色々ポジティブすぎる上最後のお前はなんなんだ」

ハルヒ「そりゃあ日本全土に影響を及ぼすSOS団の団長ともなればこの面々に肩を並べるのも違和感はないわ」

キョン「あっそ……そんじゃあそのSOS団の平団員である俺はどれほどの大物なんだ?」

ハルヒ「そうね、夕方のニュース番組の一面を飾れるぐらいには大物よ!」

キョン「それ絶対犯罪者的な意味だろ、おい」


>>267

キョン「もしも」

キョン「3kg痩せたらどうする?」

佐々木「くつくつ、女性にそういうことを聞くのはいかにもキョンらしいというか」

キョン「気を悪くしたなら流してくれ、すまん」

佐々木「ああ気にしないでいいよ、親友にそんな気遣いはいらないものだろう」

キョン「とはいえ俺でも最低限のモラル、マナーは守るぞ?」

佐々木「親しき中にも礼儀あり、是非ともそうしていただきたいね」

佐々木「さて、体重の話だったかな、女性に対して」

キョン「やっぱり気にしてるじゃないか」

佐々木「冗談さ、しかし3kgとは微妙な数字だね」

佐々木「と、返すと思っての問かな?」

キョン「ん? 実際微妙な数字だろ?」

佐々木「キョン……そういうことは言わない方がいいね、特に女性には


>>267

キョン「もしも」

キョン「3kg痩せたらどうする?」

佐々木「くつくつ、女性にそういうことを聞くのはいかにもキョンらしいというか」

キョン「気を悪くしたなら流してくれ、すまん」

佐々木「ああ気にしないでいいよ、親友にそんな気遣いはいらないものだろう」

キョン「とはいえ俺でも最低限のモラル、マナーは守るぞ?」

佐々木「親しき中にも礼儀あり、是非ともそうしていただきたいね」

佐々木「さて、体重の話だったかな、女性に対して」

キョン「やっぱり気にしてるじゃないか」

佐々木「冗談さ、しかし3kgとは微妙な数字だね」

佐々木「と、返すと思っての問かな?」

キョン「ん? 実際微妙な数字だろ?」

佐々木「キョン……そういうことは言わない方がいいね、特に女性には」

キョン「なんでだよ」

佐々木「体から3kgの重さを落とすというのはとても難しいことなんだ」

佐々木「僕みたいな運動もしないであろう人間にとってはね」

キョン「佐々木は痩せているじゃないか」

佐々木「……努力しているんだよ、人並みのね」

キョン「へえ、意外だな」

佐々木「僕が普通の女の子らしいことをしていることがかい?」

キョン「まぁ、そうっちゃそうだけど」

キョン「佐々木は自分に無頓着な感じだと思ってたからさ」

佐々木「……」

佐々木「キョン、親しき仲にも礼儀あり、だよ」

キョン「え!?」

佐々木「美しくなりたいというのは女性の共通認識なんだよ」

Shift+Enterの誤爆ミスが多いで、すまん


>>268

キョン「もしも」

キョン「し亀よ亀さんよ」

朝比奈「え、なんですかそれ」

キョン「知りませんか? 童謡ですよ」

朝比奈「聞いたことないですね、でも楽しそうな歌ですね」

朝比奈「続き、聞かせてもらってもいい?」

キョン「いいですけど、しっかり聞かれると恥ずかしいですね」

キョン「もしもし亀よ亀さんよ」

朝比奈「あ、ちょっと待ってキョン君!」

キョン「え? なんですか急に?」

朝比奈「これって亀さんと電話してるってことなんですか!?」

キョン「え、ええとこれは……」

朝比奈「いいえ、そうじゃなくてもこれはお話しできる亀さんがいるってことですよね」

キョン「あの……」

朝比奈「すごい! 未来でも『禁則事項禁則事項禁則事項』あ、これ禁則事項なんだ」

キョン「……」

朝比奈「はあぁ……会ってみたいなぁ、お話しできる亀さん」

朝比奈「きっとものすごーくゆっくり話すんだろうなぁ、かわいいなぁ……」

キョン「……」

キョン「(ファンシーなこと考えてる朝比奈さんはかわいいなぁ)」


>>281

キョン「もしも」

キョン「ニンジャだったら?」

長門「……」ペラ

キョン「長門、忍者って知ってるか?」

長門「知っている」

キョン「ていうか長門なら忍者みたいなことできるんじゃないか?」

キョン「分身の術とか」

長門「できないこともない、ただ」

キョン「ただ?」

長門「分身という言葉に該当せず、忍術というカテゴリーには当てはまらない」

キョン「言わば情報操作の範疇ってことか」

長門「そう」

キョン「そっか、まぁ長門なら忍者どころか超能力者よりも高度な存在だからな」

キョン「古泉が屁みたいなモンだもんな」

長門「それは古泉一樹を軽視している」

キョン「長門からみたら超能力者の評価はどんなもんなんだ?」

長門「涼宮ハルヒによって付与された能力を扱う者、閉鎖空間への出入りが可能」

キョン「忍者とどっちがすごい?」

長門「それは」

長門「忍者?」

キョン「だよなー」


>>290

キョン「もしも」

キョン「佐々木がヤンデレだったら?」

佐々木「キョン、ヤンデレというのは?」

キョン「そうだなぁ、ヤンデレっていうのは……」

キョン「いわば属性の一つだな『病み』と『デレ』の合成語で誰かを慕うあまり精神を病むキャラクターへの萌え属性のこと」

キョン「二律背反や葛藤の慢性化、独占欲の不充足等により、理性や常識が崩壊し凶行に至るキャラクターへの萌え属性のことを言うのが一般的だ」

佐々木「へ、へぇ……」

キョン「……もしかして引いてるのか佐々木?」

佐々木「そ、そんなことはないよ、意外な親友の一面を垣間見たというか……も、萌え?」

キョン「まぁ、キャラクターへの属性、いやまぁ佐々木を性格で表すならクールとか知的だと思うな」

佐々木「キョンで言うと無気力とかそういうことかな?」

キョン「まぁ属性の一つでもあるな、佐々木は好みの属性とかあるか?」

佐々木「属性と言われるとピンと来ないけどそうだね……」

佐々木「達観しているように見えて、実は鈍感ヘタレのツッコミキャラ、とか?」

キョン「意外だな、完璧超人とかが好みだと思ってたんだけど」

佐々木「完成されたものよりも未完成を見ている方が色々考えられるところがあるからね」

佐々木「して、キョン僕にヤンデレだったらといったね」

キョン「ああ、言ったが……」

佐々木「さ、それじゃあ試してみようかな」

佐々木「キョン好みのヤンデレ属性というものを」

キョン「いや俺はヤンデレ好みじゃないぞ、ポニーテール萌えだ」

佐々木「え?」

キョン「え?」


>>297

キョン「もしも」

キョン「朝倉と長門のスリーサイズが入れ替わったら?」

朝倉「ねえキョン君、私に対してのセクハラがいやに多くない?」

キョン「気のせいだ」

朝倉「気のせいかしら? 気のせいなのかしら?」

キョン「長門とか朝倉の容姿や性格は情報統合思念体が決めたのか?」

朝倉「さあ、生まれたときからこうだったから多分そうだと思うけど」

朝倉「あなたたちも大変よね、外見か内面の価値でしか好き嫌いを判別できないなんて」

キョン「それ以外相手を知る術がないからな」

キョン「朝倉的に外見や内面以外で俺を100点満点で評価すると何点なんだ?」

朝倉「そうね、90点てトコかしら」

キョン「…………マジ?」

朝倉「キョン君、自分で言ったこと思い出してね?」

朝倉「それと私たちがなぜ地球という場所にいるかも考えて」

キョン「…………あー」

キョン「ハルヒ、か」

朝倉「正解、涼宮さんにとっちゃあなたは特別(はぁと らしいし」

キョン「でもそれは俺らだってそういう評価をすることぐらいあるぞ」

キョン「例えば好きになった人の近くにいる友達には優しくするみたいな」

朝倉「厳密に言えば情報進化の可能性って違う次元の話なんだけど……まぁ似たようなものなのかしら?」

朝倉「ねぇねぇキョン君、あなたたちなりの評価で私を見るとどうなの?」

キョン「え、ああなんだっけな……」

キョン「AAランク+だよ、朝倉は」

朝倉「ボッ//////」

朝倉「ほ、誉めちゃってぇ!」テレテレ

キョン「ポニーテールにすればSランクも夢じゃないぞ」

朝倉「ホントっ?」

きゅうけ


朝倉かわいい

もしもプレデターやエイリアンのような宇宙人が攻めてきたら


>>298

キョン「もしも」

キョン「佐々木、橘、九曜までもが北高に入学してたら?」

古泉「二人の神(仮)が存在し、今以上の異空間化が進んでたでしょう」

キョン「ハルヒは佐々木達もSOS団にスカウトしたんだろうか」

古泉「恐らく、涼宮さんが彼女達を北高に呼んだということならば」

古泉「最も、彼女たちの立場から言えば佐々木さんが僕たちを呼んだ、と解釈するでしょうが」

キョン「俺は別にハルヒと佐々木が険悪な関係になるビジョンは見えないんだがな」

古泉「取り巻く環境の問題ですよ、誰が対立を望んだわけでもなく、なってしまったものだから仕方がないんです」

キョン「やれやれ、ハルヒが無自覚な分、佐々木が苦労しそうだな」

古泉「ご安心ください、涼宮さんはSOS団の人数をこれ以上増やすつもりはないようです」

キョン「渡橋泰水か……」

キョン「……鷲秦紗咲」カキカキ

古泉「わしはた、さき、と読むのでしょうか? ローマ字読みでは、私は佐々木」

キョン「渡橋秦水に鷲秦紗咲、二人の新入部員が来たりしてな」

古泉「あなたは……SOS団を後世に残したいとお思いで?」

キョン「……後世なんて大きな考えはしてないさ、ただ……」

キョン「自分の青春がどんな形でもなくなっちまうのは寂しいし」

キョン「それに、北高じゃ伝説みたいなもんだろ、それの初代創立メンバーってのに名が挙がるのは」

キョン「悪くない」

古泉「でしたら、僕も初代副団長として語られていくのでしょうか」

キョン「語られるころにゃ、バカやってた頃思い出して恥ずかしくなるような」

キョン「大人になってるのかね、俺達も」

古泉「そうして、笑いあえるような未来であれば嬉しいものですね」

キョン「……だなぁ」


>>299

キョン「もしも」

キョン「橘が俺の家に住んでたら?」

橘「突発的に何を言ってるんですか」

キョン「橘って今どこに住んでるんだ?」

橘「居場所を聞いて何を……ハッ! 家には絶対入れませんからね!」

キョン「別に入ろうと思ってなかったが、そんなに断られると逆に入りたくなるなぁ」

橘「絶対だめです! プライバシーの侵害、不法侵入です!」

キョン「一人暮らしなのか? それとも家族? もしくは組織の中とか?」

橘「ノーコメントです」プイッ

キョン「……まぁ、どーせ橘は大雑把だし部屋とか汚いから入れたくないんだろうな」

橘「なっ」

キョン「そうだよな、服は脱ぎっぱなし、ごみは散らかってるそんな部屋に人は入れたくないもんな」

橘「か、勝手に決めないでください! 私綺麗好きですから部屋とか超綺麗ですし!」

キョン「またまた~」

橘「そんな『嘘つけよ~』みたいな感じで喋らないで!」

キョン「じゃあお前の部屋は人を入れてもなんら恥ずかしくないってことか?」

橘「当然ですよ、佐々木さんを招いたりしていますし」

キョン「じゃあ俺が行っても大丈夫だな」

橘「ダメです」

キョン「Why、どうして?」

橘「どうして、も! です!」

キョン「……ま、あれか」

橘「?」

キョン「異性を部屋に入れたことがないから恥ずかしいんだろ?」ニヤニヤ

橘「っ~~//////」

キョン「(図星か)」ニヤニヤ


>>300

キョン「もしも」

キョン「橘のパンツが黒だったら?」

橘「おまわりさーん!! セクハラ―!! 変質者がここにーっ!!」

キョン「こらこら、悪戯でお仕事の邪魔しちゃダメだろ?」

橘「どっちかと言うと悪戯してるのあなたですから!!」

キョン「悪戯だと……? 俺はマジで聞いているんだっ!!」

橘「私もマジでおまわりさん呼んでいいですか?」

キョン「まぁまて、よし等価交換といこう、俺のパンツの色はだな……」ゴソゴソ

橘「キャーーッ!!!! おわまりさーん!! 目の前で股間をいじる変態がーっ!!!」

キョン「叫ぶなよ、冗談だろ……お、俺が黒だったみたいだ」

橘「冗談じゃないです! 二つの意味で!」

キョン「うまい」

橘「どうも、じゃなくて!!」

橘「私にとってそんな道端の草並に気の留めない情報をくれなくても結構ですから」

キョン「俺にとっては道端に落ちてる千円ぐらいの価値なんだよ」

橘「私の価値千円!?!?」

キョン「違う、お前の履いてるパンツの価値だ」

橘「フン、それぐらいの価値しかないなら別に知らなくていいじゃないですか」

キョン「それは違うぞ橘、千円は千円でもそれは特別な千円なんだ」

橘「特……別?」ドキッ

キョン「ああ、俺にとってその千円は―――」

キョン「旧千円札並の価値を持っているんだ!」

橘「変わらないじゃないですかっ!!」

きゅうけ

もしも…もしもさ俺がお前のこと…す…いやなんでもない

乙。

もしもハルヒを後ろから抱きしめてそのままジャーマンスープレックスに持っていったとしたら?

もしも特に何の理由もなく藤原に喉つきをしたら?

もし橘とイチャイチャしてるところを佐々木にこっそり目撃されていたら

もしも不可抗力でハルヒにπタッチしてしまったら

もしもキョンが銀髪天然パーマだったら

もしも橘が花澤香菜ボイスだったら

もしもキョンの家の両側がハルヒと佐々木の家だったら

もしもSOS団が全員女子だったら

もしも橘さんをあすなろ抱きして、その後チョークスリーパーに移行したら

もしもジョジョのスタンドが発現したら

もしも上のスタンドの命名権をもらったら

もしも入学時点でハルヒにキョンがジョンだってばれていたら

もしもキョン子なる存在がいたら

もしも練習で愛を囁き、それが橘に聞かれていたら


>>301

キョン「もしも」

キョン「藤原がターミネーターだったら?」

藤原「ターミネーター?」

キョン「知らないか? 未来から来たって点ではお前と同じなんだが」

藤原「フン、くだらないな」

キョン「未来では映画とかないのか? ていうか娯楽の存在自体あるのか?」

藤原「質問責めか過去人、何も知らないというのは程々に面倒くさいな」

キョン「んだよ、スカイネットのスの字も知らない癖に」

藤原「!!? アンタ今なんて言った!?」

キョン「な、なんだよ急に」

藤原「何と言ったか聞いているんだ!」

キョン「だからスカイネットのスの字も……ッ!!」バッ

藤原「あ、ありえない……何故過去人が……」

キョン「なんだよ、スカイネットに思い当たる節でもあるのか?」

藤原「……答える義務はない」

キョン「……もしかしてお前の時代には本当にあったり?」

藤原「……」

キョン「……ジョン―――」

藤原「!!!」

キョン「スミス」

藤原「ええい! さっきからうるさいぞ!!」

キョン「お前が意味深な反応するからだろうが!!」


>>302

キョン「もしも」

キョン「古泉が女だったら?」」

古泉「古泉一姫とでも名乗りましょうか?」ズイッ

キョン「顔が近い近づくな」

古泉「尤も、僕が女性の転校生として現れる確率は0に限りなく近かったのですが」

キョン「根拠はなんだ」

古泉「ンッフ、簡単なことです、男女比ですよ」

キョン「男女比? SOS団のか?」

古泉「ええ、現在SOS団の男女比は2:3、概ね釣り合っていると言えるでしょう」

古泉「しかし、もしも僕が女であったならばその比は1:4、これでは所謂」

キョン「俺のハーレムの完成、というわけか」

古泉「大正解です」

キョン「理屈は分かった、だがなぜそれが認められない?」

古泉「認められない、といいますと?」

キョン「つまりはこの男女比はハルヒによって決められた、そうなんだろ?」

古泉「その通りです」

キョン「ならばなぜハルヒは俺のハーレムとも言える男女比にしなかった?」

キョン「もしくは女だけの団にしたってよかったはずだ」

古泉「……それは」

キョン「それは?」

古泉「……いえ、なんでもありません」

古泉「神の気まぐれ、とでもいいましょうか」

キョン「なんだそりゃ」

古泉「少なくとも、あなたという人は男性でなくてはならなかった、ということです」

キョン「はぁ?」


>>312

キョン「もしも」

キョン「藤原が藤原竜也だったら?」

藤原「僕の名前は竜也ではない」

キョン「おいおいマジかよ、藤原竜也も知らないのかよ?」

藤原「誰のことだ?」

キョン「日本で最も命の駆け引きをしてきた男だ」

藤原「ほう……修羅場を幾度となくくぐってきたということか」

キョン「ああ、時に多額の借金から、時に世界一の名探偵と戦ってきた」

藤原「過去にも面白い男がいたようだな、未来には語られていない所でも」

キョン「新世界の神でもある」

藤原「神!? 藤原竜也は神だというのか!?」

キョン「ああ、死神よりも死神らしい新世界の神だ」

藤原「死神? 神? おいなんの話をしているんだ!?」

キョン「時に藤原、お前のその偽名はもしかしなくても」

キョン「デスノート対策、だな?」

藤原「デスノート!? なんだその物騒なネーミングは」

キョン「まさか、デスノートも知らずにこの時代に来たのか?」

藤原「ぐっ、だからどうしたというんだ! そんなもの知らなくたって死には―――」

キョン「死ぬぞ」

藤原「うぇっ?」

キョン「デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ、常識だろ?」

藤原「」

キョン「おいおい、そんなことも知らないのかよ、物知りな未来人さんよ」

藤原「う、嘘だ……そんな、そんなバカなノートがあるわけ……」

キョン「くっくっく、キラの存在も知らないみたいだな」

藤原「キラ!? なんだそれは!? デスノートと繋がりがあるのか!?」

キョン「あーっと、なんだったけ?」

キョン「何も知らないというのは程々に面倒くさいな、だっけ」

キョン「ま、せいぜい新世界の神に震えて眠れ」

藤原「く、くっそぉおお!!!」

キョン「(ま、マンガの話だけどな)」


>>313

キョン「もしも」

キョン「花火大会に行くなら?」

長門「……」ペラ

キョン「長門、花火を見に行かないか?」

長門「……いい」

キョン「それは……肯定か? 否定か?」

長門「……肯定」

キョン「よし決まりだな、ついでに祭にも行くか」

長門「……?」

キョン「ん? 珍しく不思議そうな顔してるが、どうした?」

長門「花火を見に行くというのはSOS団の活動のこと?」

キョン「いや、それとは別まぁハルヒが言い出しそうではあるが」

キョン「俺と長門、二人で見に行こうってことだ、ダメか?」

長門「ダメということはない、しかし疑問に思った」

キョン「どこが?」

長門「……私と、二人で花火を見に行くという所」

キョン「あー、まぁそうか」

キョン「……長門はさ、去年何万回と花火を見てたんだよな」

長門「……」

キョン「長い時の間、ずっと一人で」

長門「一人ではない、側にはSOS団が―――」

キョン「一人だったんだ、長門 すべての花火を見た記憶があるのは」

長門「……」

キョン「俺と長門がみた花火は最後の一回だけ」

キョン「俺は何も考えずみてたが、お前は違ったんだろう」

キョン「ループのことで花火なんて気にしてなかったはずだ」

長門「……」

キョン「だったら、今年、今度見る花火は―――」

キョン「ただただ、綺麗と思ってもらえるような、そんなモンを見てほしいと思っただけさ」

長門「……そう」

キョン「俺の相手に長門は本当の意味で役不足だが、付き合ってくれるか?」

長門「…………コクリ」


>>326

キョン「もしも」

キョン「プレデターやエイリアンのような宇宙人が攻めてきたら?」

ハルヒ「ひっ捕らえてSOS団のペットにするわ!」

キョン「物騒なこと考えやがって……捕まえる途中確実に死者が出るぞ、古泉とか」

ハルヒ「大丈夫よ、友好的な意思を見せて油断させるの」

ハルヒ「油断させたところをそーっと……グサッ!!」

キョン「死んでんじゃねーか」

ハルヒ「安心なさい、峰打ちよ」

キョン「効果音が刺さってるんだが?」

ハルヒ「それで宇宙人捕えました! ってビラ撒いて一人500円の見物料とって……ニヒヒッ!」

キョン「見せ物扱いかよ、それに高校の部活、もとい団活で金とっちゃいかんだろう」

ハルヒ「細かいことはいいのよ、宇宙人を捕えたという結果があれば!」

キョン「(プレデターなんか見せられて500円払うなら、長門見て500円払う方が有意義に思えるね、俺は)」

ハルヒ「というわけでキョン! 捕まえてきなさい!!」

キョン「攻めて来てもいない宇宙人を捕えるというのはいささか酷だと思うがね」

キョン「……かといって攻めてこいと思うのもどうかと思うが」

ハルヒ「なによそれ」

キョン「(予防線だ)」

ハルヒ「じゃあ別なのでもいいわよ、珍しいものなら」

キョン「珍しいものか……」

キョン「世にも珍しい俺の―――!」

ハルヒ「却下」

キョン「早ぇえよ!」

ハルヒ「アンタの時点で希少価値はないわ」

キョン「酷いな」


>>331

キョン「もしも」

キョン「もしもさ俺がお前のこと…す…いやなんでもない」

佐々木「……」

キョン「……」

佐々木「……?」

キョン「いや、もしも話だ、深く考えてくれなくていい」

佐々木「あ、ああすまない、僕としたことが深く考えすぎたようだ」

佐々木「弘法にも筆の誤り、口達者なキョンにも失言はあるだろうさ」

キョン「あ、ああ悪いな……」

佐々木「……」

キョン「……」

佐々木「その……キョン?」

キョン「な、なんだ佐々木」

佐々木「無理なら構わないんだが、僕の頼みを聞いてもらっていいかな?」

キョン「あ、ああ、俺のできることなら……」

佐々木「……さっき言いかけてたことの続き、お聞かせ願えないだろうか?」

キョン「ん、んん……んー……?」

佐々木「……やれやれ」

キョン「さ、佐々木?」

佐々木「君はいつでも優しいが、時に優しさと甘さを間違える」

佐々木「親友として、君に甘えたままでいるのは対等な関係とは言えないね」

佐々木「スゥ……聞いてくれ、キョン僕は君に―――」






キョン「好きだ、佐々木」





佐々木「……っ、く、くっくつ……やれやれ」

キョン「佐々木よ、俺の面目を潰そうとしてくれるな」

佐々木「くつくつ、 キョンの優しさはヘタレとも読むからね、先手を打たせてもらった」

キョン「全く、これだから俺のことよく知ってる奴は……」

キョン「佐々木……返事を、くれ」

佐々木「やれやれ――――――言わせずとも分かっているだろう?」

佐々木「      」









国木田「みたいな感じ?」

谷口「やっぱりか!! 爆発しろ!!」

キョン「二人して俺の過去現在未来を捏造するのはやめろ!」

きゅうけ

もしも森さんがキョンのボディーガードだったら

もしもキョンがキュンだったら

懐かしい雰囲気の面白いスレハケーン

もしも俺達が笑天メンバーだったら?


>>333

キョン「もしも」

キョン「ハルヒを後ろから抱きしめてそのままジャーマンスープレックスに持っていったとしたら?」

ハルヒ「なに闘る気?」

キョン「まさか、俺にゃそんな技術も腕力もねーよ」ジリ

ハルヒ「か弱い乙女に向って遠回しに重いだなんて失礼だわ」ジリ

キョン「そう聞こえるように言ったんだよ」 ジリ

ハルヒ「そ、ところでキョン?」ジリ

キョン「なんだ」ジリ

ハルヒ「さっきから執拗にあたしの背後をとろうとしてるように見えるのは気のせい?」ジリリ

キョン「気のせいだろう、現に俺はお前の目の前にいるしな」ジリ……

ハルヒ「そ、そう? て、目の前って本当、目の前、でっ……!」ピタッ

キョン「……ハルヒ」

ハルヒ「な、なによ」

キョン「顔が近い」

ハルヒ「~~~っあんたが近づいてきたんでしょうがぁああああ!!」バッゴォオオ!!!

キョン「へぶしっ!!」


>>334

キョン「もしも」

キョン「橘とイチャイチャしてるところを佐々木にこっそり目撃されていたら?」

橘「余計な妄想で心配事増やす必要ないですよ」

キョン「いやぁ親友がモテモテなところを見ると佐々木も鼻が高いだろうなー、と」

橘「……」

橘「佐々木さんがヤキモチ妬くかもですよ?」

キョン「ヤキモチ? どうしてだ?」

橘「あなたがわたっ……他の女性と仲良くしてるとこ見たら、その女性として……」

キョン「佐々木はそんな柄じゃないって、大体ヤキモチを妬くような関係じゃねーよ俺たちは」

橘「……佐々木さん」

キョン「それに」チラッ

橘「それに?」

キョン「相手が橘じゃあそんな勘違い起きようったって起きないだろうしな」

橘「なっ! それはどういう意味ですか!?」

キョン「言葉のままだよ、精々兄妹に見えないんじゃないか?」

橘「佐々木さんは私たち共通の知り合いですから! 兄妹じゃないの分かってますから!」

キョン「よし、そこまで言うならイチャイチャしようじゃないか!」

橘「そこまでは言ってないですケド! 食い下がるの早くないですか!?」

キョン「ほらこの絡み合いだけでもう兄妹みたいじゃないか」

橘「どこがっ!?」

キョン「俺今妹を相手するときの感じだぞ?」

橘「うがっ!!?」


>>335

キョン「もしも」

キョン「不可抗力でハルヒにπタッチしてしまったら?」

谷口「したのかっ!? したんだな!?」

キョン「イエ、マッタクソノヨウナコトハ」

谷口「何故カタコトっ!?」

キョン「冗談だ、本当にない、あったらハルヒに殺されてる」

谷口「いやぁわからんぜ、案外雰囲気にのまれてそのまま……」

キョン「あるか、アホ」

谷口「なんせお前は長門有希と教室で二人きりになる関係だからな」

キョン「今この話と長門は関係ないだろうが」

谷口「女ったらしってことだ、憎いね色男」

キョン「ぶん殴るぞ」

谷口「冗談だ、そう怒るなよ」

キョン「大体、こういうのはお前こそ偶然を装って実行してそうだけどな」

谷口「……え?」キョド

キョン「図星かよ」

谷口「ちょ、まぁ聞けよ」

谷口「確かにやったことはある」

キョン「あるのかよ、なんのオチもねえじゃねえか」

谷口「まぁあの事件は中学時代の数あるトラウマの中でも最もキツイものだからな」

谷口「思い出すと一瞬フリーズしちまうんだ」

キョン「お前ひょっとして東中じゃハルヒより有名人だったんじゃ……」


>>336

キョン「もしも」

キョン「俺が銀髪天然パーマだったら?」

朝倉「やーね、何かのアニメの影響を受けた中学生みたいに……」

キョン「いーじゃねーか別に、朝倉のその眉毛だって何かの影きょ、なんでもない」

朝倉「よろしい」

キョン「しかしアニメの世界の学校って色々自由だよな」

キョン「ピンクや紫の髪をしてる生徒がいてもなんのおとがめも無しだもんな」

朝倉「(……長門さんや喜緑さんにツッコむのは不粋かしら?)」

キョン「朝倉は髪型とか変えたりしないのか?」

朝倉「自分で決めてる訳じゃないからね、初めからこんな感じだったからもうこれでいいかなーって」

キョン「……ポニーテールにしてみないか?」

朝倉「自分のフェチを他人に押し付けるのはどうかと思いまーす」

キョン「いいじゃないか価値観の共有だ! 思想はいつだって複数の人間が形成していくものなんだ!」

朝倉「なに意味わかんないこと言ってるんだか……もう」シュルシュル

朝倉「はい、これでいい?」

キョン「……エクセレント、俺の目には魅力度35%増しに見えるぞ朝倉」

朝倉「……もう! お上手なんだから//////」テレテレ

キョン「……まぁ逆に言えばポニーテール意外だと35%魅力度ダウンなんだけどな」

朝倉「イラっとくる、イラっとくること言うのが得意みたいねキョン君」イラッ


>>337

キョン「もしも」

キョン「橘が花澤香菜ボイスだったら?」

橘「はて、花澤香菜って誰のことなんでしょう」

キョン「知らないのか!!?」

橘「そんなビックリされても……」

キョン「もの凄い人気声優だぞ? 1クール5本はメインキャラで出てるあの」

橘「ワーワー!! そんな一気に喋られても分かんないです!!」

キョン「……ありだな」

橘「?」

キョン「お前の声、花澤香菜にするの……ありだな」

橘「そんなアリナシ言われてもできないものはできないです!」

キョン「基本的に敬語だから……んー撫子とかか」

橘「上の空っ!? 人の話聞いてくださいよ!」

キョン「違う橘! もっとこう、フワフワしたというか……」

橘「私の声ダメ出しする割に指示が曖昧すぎる!!」

キョン「あ、素の声出すならもっと低くても大丈夫だからな」

橘「……私の声聞こえてる?」

キョン「……天使ちゃん?」

橘「何か分からないけど絶対違う!!」


>>338

キョン「もしも」

キョン「俺の家の両側がハルヒと佐々木の家だったら?」

ハルヒ「キョン!」

佐々木「キョン」

ハルヒ・佐々木「「学校に行(こう)くわよっ!」」

キョン「……」

ハルヒ「あ、あら佐々木さんこんなところで奇遇ね」

佐々木「涼宮さん、お早う今日も元気が良いみたいね」

ハルヒ「おかげさまで! さぁキョン早く学校へ行く準備をしなさい!」

佐々木「ゆっくりでいいよキョン、まだ時間はあるし待たせてもらうよ」

ハルヒ「甘いわ佐々木さん! キョンのトローーイ登校ペースなら遅刻するわよ!」

佐々木「ご忠告ありがとう、でも朝の準備は大切だと思うわ、一日の始まりだしね」

ハルヒ「その一日の始まりに遅れそうだから急かしてるのよ!」

佐々木「そうですね、このままじゃ涼宮さんも遅刻していますわけだし……では涼宮さん先に行っててもらえますか?」

ハルヒ「い、いやそれは……そう、あたしにはキョンを学校まで連れていくという義務が―――」

佐々木「それは私が引き受けましょう、さあこのままでは遅刻してしまう、涼宮さん」

ハルヒ「ぐぬぬ……~~~っあーもう! 佐々木さん! このトロイやつなんかほっといて学校行きましょ!」ガッ!

佐々木「え―――ちょ、僕は待―――」グイッ

ハルヒ「おっ先ーぃ!! キョン、遅刻したら罰金だからねぇー……―――」ダダダダダダ!!

佐々木「キョーン、朝ごはんはしっかり食べて―――」ズルルルルルル

キョン「…………」












谷口「的なウラヤマケシカラン日常をだな」

キョン「いや、もうお前いいって」


>>339

キョン「もしも」

キョン「SOS団が全員女子だったら?」

朝倉「よくある萌え系日常アニメよろしく平和な団活にでもなってたんじゃない?」

キョン「だが古泉が言うには俺は男じゃなきゃだめらしい」

朝倉「えぇ……なにそれ」

キョン「さあ、ハルヒがどうとか俺と言う存在がどうとか」

朝倉「存在? そんな中二病みたいなこ、と……」

朝倉「―――もしかして……所謂日常アニメにおけるシリアスシーン要因のこと……?」キュピーン!

キョン「…………」

キョン「それだ……そういうことだったのか!」

朝倉「SOS団という歯車を回すイベントの数々……その最重要とも言えるシリアス」

キョン「そのシリアス担当こそが……俺」

キョン「SOS団団員その1、平団員であるキョンこと俺だったんだ!」

朝倉「そっか、だから涼宮さんはキョン君を選んだのね」

朝倉「刺激が少ない、つまりはシリアスのないアニメは駄作っ!!(※個人の感想です)」

朝倉「やっぱりキョン君はSOS団にとって必要な存在、いえ最も必要な存在だったのよ!!」

キョン「俺が……宇宙人より未来人より、超能力者よりも、重要」

キョン「ハルヒ……俺が女じゃダメな理由、分かったぜ」

朝倉「自立進化の可能性、なるほどね盲点だったわ」

キョン・朝倉「「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」」

きゅうけ

もしもキョンが朝倉に襲われた時に返り討ちにできる位の武闘派だったら

もしも橘がフシギバナだったら

もしもここに刀があったら

もしも部室で長門とチョメチョメしているところをハルヒに見られたら

おつおつ。

もしもSOS団が荒野を行く旅団だったら(元ネタとかはない)どんな風だったのだろうか

もしもキョンにもハルヒと同じチカラがあったら機関、思念体、未来組はどうしたか

おつ

もしも朝倉がキョンの妻だったら

もしも橘さんとの間にラッキースケベが起きたら

もしも橘のツインテールが高速回転する事で空が飛べるとしたら?

もしもキョンを巡って佐々木と橘が修羅場ったら

もしも情報操作の手違いで宇宙人三人の身体が全身性感体になって戻らなくなってしまったら

もしも天蓋領域の周防がキョンとイチャイチャデートしながら情報統合思念体3人娘にこっそり自慢しながら中継していたら

もしハルヒがSOS団以外の誰かに寝取られたら


>>340

キョン「もしも」

キョン「橘をあすなろ抱きして、その後チョークスリーパーに移行したら?」

橘「え?」

キョン「……」ジリ……

橘「ちょ、ちょ、ちょっちょっとまってください!」

キョン「なんだ橘俺は今集中しているんだ」シュウゥ

橘「今からあなたが私に何をしようとしているか簡潔かつ明確に説明してください」

キョン「抱きしめる」

橘「だっ……!」

キョン「落とす(物理)」

橘「ホントになにするきなんです!?!?」

橘「ていうか何がしたいんですか!?」

キョン「俺はただ興味本位で……知的好奇心ってやつだ、勘弁してくれ」

橘「なりません!! これは勘弁なりません!!」

キョン「頑固なやつだな」

橘「理不尽っ!!」

キョン「大丈夫だって、抱きしめられたと思ったらすぐお花畑がみえるようにするから」

橘「ダメですよね、それ絶対ダメなお花畑ですよね!?」

キョン「最近暑いし川でもいいな」

橘「三途の、ですよね? 明らかに閉鎖空間どころかまるまる別世界送ろうと考えてますよね!?」

キョン「……いざっ!」ガッ

橘「きゃぁぁああああああああああああああああ!! いざっ、じゃなくてぇええええええええ!!」


>>341

キョン「もしも」

キョン「ジョジョのスタンドが発現したら?」

朝倉「スタンドねぇ……」

キョン「なんだよつまらなそうに」

朝倉「だって私達スタンドができちゃうようなこと既にできちゃうし」

キョン「あぁそういう……」

朝倉「むしろ私をスタンドとして使った方が優秀みたいな?」

キョン「『眉毛』(アイ・ブロー)!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

朝倉「生ける者を死へと誘う!―――誘われたいの?」ニッコリ

キョン「冗談だって、冗談」

朝倉「それ言えばなんでもokだと思ってない?」

キョン「ん? てことは朝倉時を止めたりできるのか?」

朝倉「露骨に話題戻して……できるわよ」

キョン「やってみてくれよ」

朝倉「そうねぇ……はい」

キョン「? なんだこれ?」

朝倉「これ、今時を止めて持ってきたキョン君の私物『ポニーテール系―――」

キョン「違う!! これは違う!!」バッ!!

キョン「あと証明の仕方が違う!! これは瞬間移動の証明の仕方!!」

朝倉「もう」バシッ

キョン「痛っ、なにすんだよ」

朝倉「ふっふっふ、キョン君、時が止まっていたことに気が付いてないようね、鏡を見なさい」スッ

キョン「なっ、額に……『バカ』って、いつのまに……」

キョン「って今殴った時書いただけじゃねーか!!!!」

朝倉「よっ、名探偵!!」

キョン「誰がだ!!」


>>342

キョン「もしも」

キョン「入学時点でハルヒに俺がジョンだってばれていたら?」

朝比奈「ジョン?」

キョン「言ってませんでしたか? 俺が過去の7月7日にハルヒに会った時に使った偽名です」

朝比奈「あ、あの日の……」

キョン「これはハルヒに対しての最大のジョーカー、切り札のつもりです」

キョン「ハルヒに宇宙人や未来人超能力者の存在を知ってもらうときに切るカード」

キョン「もし、それが既にバレていたら、ってことです」

朝比奈「もしバレていたら……涼宮さんは分かった上でキョン君や私達と一緒にいるってこと?」

キョン「まぁアイツがそんな器用な真似できるとは思いませんけどね」

朝比奈「もし、涼宮さんが私たちの正体、を知ったらどうなるのかな?」

キョン「……さあ」

キョン「そこらじゅうに宇宙人やら未来人やら超能力者が蔓延るのかもしれないし」

キョン「はたまたいつの日かの新世界構築が始まってしまうのかも」

キョン「大穴でハルヒの能力がなくなっちまったりするかもですね」

朝比奈「そ、それは困ります!!」

キョン「たかが一高校生のいうことですよ、なんの確証もありません」

朝比奈「……でも、キョン君は涼宮さんのことよーく知ってるから」

朝比奈「もしかすると、もしかするかもですよ?」

キョン「そうですね……まぁ知ってるから言わせてもらいますけど」

キョン「アイツが、例え長門や古泉、朝比奈さんの正体に気付いたとしても」

キョン「今この状態より悪いことにはしない、って確証はありますよ」

朝比奈「ふふっ、信頼してるんですね!」

キョン「まぁSOS団風に言う忠誠ですよ、やれやれ」


>>343

キョン「もしも」

キョン「キョン子なる存在がいたら?」

古泉「キョン子、ですか?」

キョン「所謂俺の女性化だ」

古泉「なるほど、僕の古泉一姫に対して……」

古泉「ですね!」

キョン「別にそういうわけじゃないから無駄にいいスマイルをやめろ」

古泉「光栄です」

キョン「なぁ、ハルヒが願ったら俺たちの性別すらも変わると思うか?」

古泉「世界そのものを変えることができるお方ですよ? そのような些細なこと造作もないでしょう」

キョン「まぁ、現代の技術でできることをハルヒができないわけないか」

古泉「まさか……興味がおありで?」

キョン「断じてない、あるとすればポニーテールへの挑戦意欲だけだ」

古泉「願ってもらいましょうか? 涼宮さんに」

キョン「願う? どうやって?」

古泉「ひたすらにあなたを女性化させた存在を意識させるのです」

古泉「こんなときあなたが女性なら、もしあなたが女性だったら、と」

古泉「さすれば、翌朝にはあなたの性別は女性へと変わっているでしょう」

キョン「……なるほど」

古泉「……冗談ですよ?」

キョン「分かってるよ!! 分かった上でのボケだっての!!」

キョン「珍しくそんな引いた顔してんじゃねえ!!」


>>344

キョン「もしも」

キョン「練習で愛を囁き、それが橘に聞かれていたら?」

橘「愛を囁く練習をする相手がいるんですか? おやおやぁ?」

キョン「好きだ、橘」

橘「おやっ!?!??」ドキッ

キョン「そんな相手はいないから仮想で橘とする」

橘「いないのに愛を囁く練習をする意味あります!? てかなんで仮想で私!?」

キョン「愛しているんだ、橘」

橘「うっ」キュン

キョン「世界で一番、想っています」

橘「はぅ。」キュゥ

キョン「……なにしてんだ?」

橘「あ、あなたがこう、胸に苦しい子ことを言うから……」

キョン「そんなこと言ったっけ?」

橘「愛を囁く練習って見ている方が恥ずかしいって本当なんですね」

キョン「真剣なんだ」

橘「!」ビクッ

キョン「ふむ……真剣なんだは言ってみたいな」

橘「……やっぱりこの人変です」

キョン「一々反応する橘もどうかと思うぞ」

橘「っ!? ひ、人の反応勝手に見ないでくださぃ!」

キョン「面白いもんだから」

きゅうけ


もしも 小さな 小屋の戸が開いたーら

もしも長門を背後から抱きしめたら

もしもピアノが弾けたなら

もしも朝比奈さんがガタイのいい大男(性格は今と同じ)だったら

もしもカードゲームが全てを決める世界になったら


>>359

キョン「もしも」

キョン「森さんが俺のボディーガードだったら?」

森「精いっぱい頑張らせていただきます」

キョン「森さんって本職はメイドでいいでしたっけ?」

森「はい、しかし時にはドライバー、時には体育教師、時には幼稚園児等様々な変身が可能です」

キョン「いや、それ変身と言うかコスプレじゃ……」

森「それはそうと、いつも古泉がお世話になっています」

キョン「そらした……いえこちらこそ、古泉や機関のお世話になっているモンで」

森「あなたの機関への貢献からしたらまだまだ支援したりないぐらいです」

森「本当に私をボディーガードにするぐらいじゃないと」

キョン「ははっ、ありがたいんですが俺にはもう長門や古泉、朝比奈さんそして最強のハルヒがついてますから」

キョン「これ以上、戦力を追加するのは過剰戦力になりますよ」

森「……羨ましいですね、その信頼関係」

キョン「非日常に命かけてきたモン同士ですからね、一人元凶がいるんですけど」

キョン「まぁ、ちょっとやそっとで揺らぐような関係ではないです」

森「……」

キョン「……なにか言ってくれないと俺相当恥ずかしいんですけど」

森「ああいえ! そんなつもりじゃなく青春だなぁ、と……」

キョン「ぐあぁあああ! その優しい目が冷たい!!」

森「えぇ!?」


>>361

キョン「もしも」

キョン「キョンがキュンだったら?」

朝倉「……」

キョン「……」

朝倉「なによ、その生産性のかけらもない会話」

キョン「ただの暇つぶしの会話に生産性もクソもねえよ」

キョン「……胸キョン」

朝倉「……キュンシー」

キョン「萌えキョン」

朝倉「キュンキュン」

キョン「……」

朝倉「ねぇやめましょう!! この誰も嬉しくない言葉の応答!!」

キョン「萌え……キョン」

朝倉「きもい!! ただひたすらに嫌悪感がたまる呪いの言葉!!」

キョン「その言葉選びのセンスは一体何なんだ」

朝倉「ねぇキュン君」

キョン「……マジ?」

朝倉「わざとに決まってるでしょ!! 呼んでみただけよ! 」

キョン「あ、胸キョン」

朝倉「もういいってば!」


>>362

キョン「もしも」

キョン「俺達が笑天メンバーだったら?」

ハルヒ「どうも司会の涼宮家(すずみや)です」

キョン「古泉君、一枚持ってって」

ハルヒ「あたしが司会だってば」

キョン「お前に司会らしいことができるのか?」

ハルヒ「ふふん、SOS団で培ったリーダーシップ、今見せる時が来たようね」

キョン「俺は一度たりとも見たことはないが」

ハルヒ「よそ見すんなっ!!」バシッ!!

キョン「そういう意味じゃねぇ!!」

ハルヒ「お題! デデン」

キョン「なんかもう効果音からして違うだろ」

ハルヒ「あたしの好物と言えば?」

キョン「クイズじゃねーか!! てかクイズであってもクイズじゃねーよ!!」

ハルヒ「チッチッチッチッチッチッチッ」

キョン「ああもう、えーっと……不思議なもの!」

ハルヒ「ぶぶーっ! ざんねーん!!」

キョン「……答えは?」

ハルヒ「そーれーはー……」

ハルヒ「……」

ハルヒ「CMの後でっ!!」

キョン「タメがなげーよ、あとCMの後でとかねえよ」


>>375

キョン「もしも」

キョン「俺が朝倉に襲われた時に返り討ちにできる位の武闘派だったら?」

朝倉「またぁ? なんか前も同じこと聞いた気がするけど?」

キョン「まぁまぁ、武闘派、武闘派だから」

朝倉「武闘派だったら何だって言うのよ……?」

キョン「朝倉は情報操作なしのタイマンステゴロだったら俺に勝てる自信あるか?」フフン

朝倉「なんでキョン君が自信たっぷりなのか知らないけど、万に一回も負ける自信がないわ」

キョン「自信たっぷりだな」

朝倉「こっちが言いたいんだけど」

キョン「俺は武闘派だぞ?」

朝倉「だからなんなのよ」

キョン「朝倉はか弱い乙女なんだから、武闘派には適わないだろ?」

朝倉「それは……まぁ、そう、かな?」

キョン「以上のことをふまえた上で、タイマンステゴロで俺に勝てると思うか?」

朝倉「そうね……」

朝倉「千に一回も負ける気はしないかな♪」

キョン「朝倉の女子力は俺の戦闘力よりも高し!!!!」

朝倉「だってなよなよしたキョン君に負ける気なんてしないもーん」

キョン「だれがヘチマ野郎だ!!」

朝倉「それ自分で言ってたことじゃない」


>>376

キョン「もしも」

キョン「橘がフシギバナだったら?」

橘「フシギバナですか?」

キョン「知ってるだろ?」

橘「知ってますけど……なんでフシギバナです?」

キョン「なんとなく」

橘「なんとなくで結構厳つめのポケモン選ばないで下さいよ」

橘「選ぶならそう……ヤドンとか」

キョン「え?」

橘「え?」

キョン「なんでヤドン?」

橘「かっわいいじゃないですか! もうすっごく!」

キョン「お前あれだなー、美的感覚がおかしいというか」

橘「美しいものとカワイイものは全然違いますっ!」

橘「愛くるしさならヤドンに勝るものはいませんっ!」

キョン「あれだろ、コダックとか好きだろ?]

橘「好きですっ!! やっぱりあなたも分かってるじゃないですかーっ!」

キョン「いや……べつに」

キョン「単にお前がブサカワイイもの好きなだけだと思う」

橘「ブサッ、で、でもカワイイって……うーん!」バタバタ

キョン「お前のことじゃないから……って聞こえてないか」ヤレヤレ

きゅうけ



もしもがっこうぐらし!になったら

もしも古泉があぶない刑事だったら

もしも悪の組織に改造されたら

もしも「ちゃん」の世界に改変されてしまったら

もしもハルヒが自らをただの人間だと望んだら

もしも朝倉の前であちゃくらをなでなでしまくったら

もしも、夜に墓場で運動会があったら

>>378

キョン「もしも」

キョン「ここに刀があったら?」

ハルヒ「あーあれでしょ? 実際刀なんか持ったこともないくせに、いざ使ってみると超強いとかいうご都合主義」

キョン「ばっかやろう、それが超かっこいいんだろうが。男のロマンを全否定してんじゃねえよ」

ハルヒ「だって、そんな強くなるならちゃんとした理由づけがないとモヤモヤするじゃない」

キョン「別になんでもいいじゃねえか。昔の大剣豪の血が流れてたとかさぁ」

ハルヒ「あんたバカぁ? 後天的に身につけた技術が遺伝するわけないでしょ?」

ハルヒ「プロ野球選手の子供が全員野球のセンスや技術の才能をもって生まれてくるわけないでしょ?」

キョン「わーかってるって!! そういう設定ならかっこいいって思っただけだよ」

キョン「……じゃあ、"刀"が使い方を教えてくれた……とか?」

ハルヒ「刀が喋るわけないじゃない、なに言ってんのキョン」

キョン「お前はそういう不思議を求めてるんだろーが!!!!」

キョン「なにとんでも超常現象否定しちゃってんだよ!!! お前の求めるソレだろうがコレはよ!!!」

ハルヒ「ソレとかコレとか言われても分かんないけど……」

ハルヒ「別に、刀にロマンも不思議も期待してないので」バッサリ

キョン「あ、そう……」

ハルヒ「刀があるんだったら、適当な宇宙人でも落ちてればいいのに……」ブツブツ

キョン「……もはや何も言うまい」

>>379

キョン「もしも」

キョン「部室で長門とチョメチョメしているところをハルヒに見られたら?」

朝倉「前提として部室で長門さんと『ナニ』するつもりなのかしら? ん? ん?」

キョン「威圧感がすげぇ……も、もしもだってもしも」

朝倉「いやだからね? そのもしもで『ナニ』するかが分からないとこっちだって話しようがないじゃない?」

朝倉「もし『ナニ』が読書だったら、それは別に涼宮さんも気に留めないことの範疇じゃない?」

朝倉「でもね、もし部室でサバトやってたら話は違ってくるじゃない?」

キョン「お、おう……」

朝倉「涼宮さんだったら一緒に混じりかねないじゃない? 楽しんじゃいそうじゃない?」

キョン「た、確かに……」

朝倉「ね? 何するかによって涼宮さんの行動の選択肢の幅は広がるわけ」

朝倉「それで聞くけど……キョンくんは一体長門さんと『ナニ』をするつもりだったのかしら?」

キョン「え、ええとだな……」

朝倉「ん? ん?」

キョン「その……そう、チョメチョメだよ! チョメチョメ!!」

朝倉「チョメチョメ? だからあたしはそのチョメチョメを聞いてるんであって……」

キョン「え? 朝倉知らない? チョメチョメ、あの中東の方で盛んにおこなわれてる……アレ」

朝倉「え? なに? そういうのがあるの? チョメチョメってなにかの隠語じゃなかったの?」

キョン「ち、違うぞ……?」

朝倉「なーんだ、あたしはてっきり『そういう』ものかと」ホッ

キョン「そ、そんなわけないじゃないか、はは……」ホッ

朝倉「で、そのチョメチョメについて詳しく」ズイッ

キョン「え、ええとだな……」

>>380

キョン「もしも」

キョン「SOS団が荒野を行く旅団だったらどんな風だったのだろうか?」

古泉「旅団、ですか」

キョン「当てもない迷走をしている点では、荒野を行くよりも困難な道のりだとは思うがな」

古泉「そうかもしれませんね、ましてや団長が涼宮さんですから」

キョン「それはどういう意味だよ」

古泉「さあ、あなたの解釈に委ねます。それにしても荒野ですか……」

キョン「旅団といったら荒野だろ」

古泉「そもそも、旅団というのは陸軍の部隊単位の一つで、戦術単位では最大規模のモノで」

キョン「あーあーそういううんちくはいいんだよ、言葉の響きなんだから重要なのは」

古泉「そうですね、事実SOS団には戦術的には一国をも相手にできるほどの人材がそろっていますから」

キョン「なるほど……俺の封印されし"悪魔"の力を目覚めさせれば、あるいは……」

古泉「なにがあるいはなんですか、あなたはSOS団の良心として一般人のままでいてもらいたいものです」

キョン「俺の巻き込まれ体質は十分に一般人の域を出てるとは思うがな」

古泉「それは違います、あなたは巻き込まれに行く体質なのです、言わば……」

古泉「そう、物事の渦中に必ずいる、物語のヒーローのような、ね」

キョン「いつのまにかそんな大した存在にまでなってたのか俺は」

キョン「……ククク、ならますますこの俺の力が」

古泉「それは結構です。永遠に使われざる力として封印しておいてください」

>>381

キョン「もしも」

キョン「俺にハルヒと同じチカラがあったら機関、思念体、未来組はどうしたか」

長門「……」ペラ

キョン「いや、この際ハルヒ以上の力とでも言っておくか、もしも話ぐらいはいいだろう」

キョン「そうだな……設定としちゃおれは全知全能、自分の力も知っていて……おいおいこれ完全にハルヒの上位互換じゃね? すごくね俺?」ワクワク

長門「……」ペラ

キョン「なんでもできる、そう、ハルヒ以上の力を持つ俺はなんでもできる」

キョン「例えば長門の情報操作だってできる、朝比奈さんのように時空を超えることができれば、古泉なしで閉鎖空間への侵入なんて朝飯前だ」

キョン「おいおい……ラノベの主人公かよ俺は、設定マルマルモリモリじゃねえか!」プクク

長門「……」ペラ

キョン「だとすると、この俺の力はどこからきたものになるのか……というとこだが」

キョン「……うーん、それは…………やはり神が与えた力としか……なんつってな」

キョン「なに一人で空想話で盛り上がってんだか……なぁ長門」

長門「……ちょうど」

キョン「ん?」

長門「ちょうどそのような物語を読んでいた」

キョン「え? こんな中防の妄想みたいな物語を? ラノベ読んでるのかもしかして?」

長門「そうではない」

キョン「へー純文学とやらにも俺が考えた話みたいなのもあるんだな、へー」

長門「…………そうでもない」




>>382

キョン「もしも」

キョン「朝倉が俺の妻だったら?」

朝倉「…………キョンくん」

キョン「お?」

朝倉「……そういう妄想は、本当に控えた方がいいわよ」ヒキッ

キョン「引くな引くな、分かってる。ちゃんともしも話として割り切ってるから大丈夫だ」

朝倉「もしも話ですらありえないんだけど……」

キョン「もしも話ですらありえないなんてねーよ!!! ありえないからもしもって部分もあるのに!!!」

朝倉「多分、ありえない次元を超えた場合はもしも話はできなくなるのよ」

キョン「あ、ありえない次元ってなんだよ……」

朝倉「…………」

朝倉「長門さんが、声をあげて大声で笑う!!!!」バン!

キョン「あ、ありえねーーっ!!!! そ、それは確かにありえねーっ!!! じ、次元を超えてやがるっ!!!!」

朝倉「でしょ? でしょ!? これは確かに次元ポイント高めよ!!! これはありえなすぎるもの!!!」

キョン「じゃ、じゃあ…………朝比奈さんが、ハルヒに腹パンをする!!!!!!」バン!!

朝倉「あ、ありえないっっ!!!! あの朝比奈さんがそんな暴力的になるなんて……ありえなすぎるっっ!!!!」

キョン「だろ!? これは朝比奈ファンが築き上げてきた女神イメージが崩れること待ったなしだからな……」

朝倉「ええ、次元ポイントはストップ高だわ……」

キョン「……朝倉」

朝倉「……なに?」

キョン「……次元ポイントって何?」

朝倉「………………さあ」

>>383

キョン「もしも」

キョン「橘との間にラッキースケベが起きたら?」

橘「……」ジリ

キョン「……」ジリ

橘「いや起こす気マンマンですよねっ!!!!? それもう痴漢だから!!!!! ねぇ!!!?」

キョン「バカ言うな!! 俺はパンチラしながら後ろにこけていく橘をいつでも助けられるように準備してるだけだ!」ワキワキ

橘「なんの準備ですかっ!!!! そんな準備いらないし、手の動きがキモイ!!!」

橘「てかシャッター構えといてそんな言い訳ないでしょ!!! なにカメラ持ってんですか!!!!」

キョン「偶然カメラのシャッターが入ることだってあるだろうが!!!!」

橘「手にカメラ持っててその言い訳はないと思いますけど!!!?」

キョン「チッ……ラキスケも起こせん女とは……使えない奴め」ペッ

橘「失礼な!!! ていうかそんなの普通起こしませんから!!!!」

キョン「ハニートラップという言葉は昔からあるぞ」

橘「ふふーん、それをするほどの価値がある人になってから言ってくださいです」

キョン「このアマ……さっさとラキスケ起こしやがれーっ!!!!」ガオォオ!

橘「ついに欲望が口からでた!!!! 最低だこのひっ、とぉおおおおおおおお!!!!! わあっ!!」ガッ!

キョン「!!! 危ねえ!」ガシッ

橘「わっ、あ、ありがとうございます……」

キョン「……本当にこけるやつがあるかよ」

橘「あ、あなたが脅かすからですよ……あ、あの」

橘「しゃ、シャッターチャンスは……よかったんですか?」

キョン「お前が言うのかよ……ったく、俺はそんなに人として終わっちゃいねえよ」

キョン「それに、もしも話を現実にしちまったら夢がねえだろ?」

橘「……ふふっ、そうですね」

キョン「だから俺は心のシャッターしか使わないって決めてんだ」

橘「……えっ!? ちょ、それって見たってことですよね!!? ねぇ!!!//////」ワタタ!!

>>384

キョン「もしも」

キョン「橘のツインテールが高速回転する事で空が飛べるとしたら?」

橘「……飛べませんよ?」

キョン「知ってるけど、俺をそんな常識がない奴を見る目で見るな」

橘「いや、なんか本当に飛べるとか思ってそうで……」

キョン「……タチコプター的な」

橘「無理ですって、さすがにこのツインテールであたしを持ち上げるだけのエネルギーは起こせません」

キョン「エネルギー……? そうかっ!!」

橘「閃きましたか? よからぬことを!」

キョン「ツインテールそれすなわち萌え!!!!」

橘「は、はぁ?」

キョン「つまり、オタク受けするということだ!!!」

橘「なんか発想が古臭い……」

キョン「ツインテールにより発するオタクの熱気で橘は空を飛ぶんだ!!!!!」

橘「嫌ですよそんなの!!!! 冷静になってください!!! なに言ってるんですかあなた!!!?」

キョン「俺はいたって正常だ!!!」

橘「正常であることの方が発言に恐ろしさが増しますっ!!!!」

キョン「いいじゃないか、気球だって熱で空とんでるわけだし」

橘「だからって発想が突飛すぎます!!!! ツインテールにより発せられるオタクの熱気ってなんですか!!?」

橘「それで空が飛べたところで一体誰が感動すると言うんですか!!!?」

キョン「そりゃあ……オタク?」

橘「オタクの一人勝ちっっっ!!!!!!」

>>385

キョン「もしも」

キョン「俺を巡って佐々木と橘が修羅場ったら?」

佐々木「くつくつ、おや、僕はともかくキョン。君は橘さんとそのような仲になっていたのかい?」

キョン「いやお前はともかくって……別にそんなんじゃねえけど、もしも話だよ」

佐々木「修羅場か……何故か最近は主に恋愛面で多用される言葉となってるけど……」

佐々木「そうだね、うん、こういうのはどうだろう? 僕と橘さんにとって君は利益の出る人で」

佐々木「互いに君を手に入れたくて争っている……これも立派な修羅場だろう?」

キョン「……いや、だからそれがお前の言う恋愛面での修羅場というやつなんじゃないか?」

佐々木「……」

キョン「言い回しから恋愛要素は抜いているが……結局は俺を取り合ってることに……」

佐々木「僕としたことが……すまないキョン。少し取り乱したようだ」

キョン「(取り乱すようなことあったか?)」

佐々木「まぁでも、僕は基本的には争いを好まない性格だ」

佐々木「争いを回避できる手段があるなら僕はそちらをとることだろう」

キョン「俺を巡っての修羅場を回避する手段ってのは?」

佐々木「それは…………そうだね」スッ

キョン「ん? なにくっついて―――」

佐々木「先手を打つ。盤外での戦略も卑怯だが手段ではあると、僕は思うよ」ニコッ

キョン「言ってることがよく……」

佐々木「それでも……橘さんが相手の方が幾分マシだとは思うけどね」

キョン「ん? なんだ? 他に敵でもいるのか?」

佐々木「くつくつ、ああ、いるよ。失礼ながらこの世の魔王みたいな人がね」

きゅうけ

もしもキョンが透明人間になったら

もしもキョンと朝倉の間に子供が生まれたら

>>386

キョン「もしも」

キョン「情報操作の手違いで宇宙人三人の身体が全身性感体になって戻らなくなってしまったら?」

朝倉「ふむふむ……興味深い命題だけど」

朝倉「最期の言葉がそれというのはちょっとどうかとは思うわね」ギラッ

キョン「そうか、だったら取り消す。すまんごめん申し訳ありません」

朝倉「もう……大体情報操作に手違いなんてあるわけないじゃない」

キョン「そうなのか? 確かに失敗したところを見たことはないが……」

朝倉「生憎、あたしたちって完璧なのよねぇ」ドヤッ

キョン「……完璧だと言う割には、長門に情報封鎖だかなんだかのツメが甘いとか言われてなかったか?」

朝倉「それは…………」

朝倉「長門さんが完璧すぎるからよねぇ」ドヤッ

キョン「なんでお前がドヤ顔なんだよ」

朝倉「ま、だから手違いなんかは起こらないってわけ」

キョン「理由になってない気もするが……あ」

朝倉「ん?」

キョン「でも確か長門がメガネをかけなくなったのは情報操作の手違いで、メガネを再生し忘れたからだと言っていたぞ」

朝倉「それは手違いって言うか単なる忘れ……え!? 長門さんがメガネをかけなくなったのってそんな理由なの?」

キョン「ああ、確かそう……だぞ?」

朝倉「キョンくんがメガネ属性はないとかほざいたからではなくて!?」

キョン「い、いやぁそんなバカなことがあるわけない! ないぞ! うん!」

>>387

キョン「もしも」

キョン「天蓋領域の周防が俺とイチャイチャデートしながら情報統合思念体3人娘にこっそり自慢しながら中継していたら?」

橘「あの……自分をどんな立場にいる人間と勘違いしちゃってるんですか?」

キョン「宇宙人未来人超能力者の知り合いがいるごく普通の男子高校生だ」

橘「ごく普通の男子高校生にそんな奇天烈な知り合いはふつういません」

キョン「じゃあ特別な男子高校生だ」

橘「あなた自身にレアリティはないですけど」

キョン「じゃあ……俺はなんだ?」

橘「あたしに聞かれても……」

キョン「じゃあ俺は一体誰とイチャイチャデートすれば?」

橘「あたしに聞かれて……いや別にしなくていいんじゃないですか?」

キョン「……妬いてるぅ~?」

橘「違いますけどっ!!? なんでそんな捉え方するんですか?」

キョン「そりゃ俺が他の女とイチャイチャデートするなんて考えるだけでもこう、胸の奥がモヤモヤして」

橘「気持ち悪っこの人!!!!! よくもまぁ人の気持ちを良いように捉えることができますね!!! 脳内お花畑!!!!」

キョン「はぁ、分かった分かった……橘とデートすりゃいいんだろ? うん、やってやるから、うん」

橘「なんでそーなるの!!!?!? しかもなんか上から目線だし!!! ありえませんから!!」

キョン「デートして下さい。橘京子さん」

橘「だかっ……えっ、えっ、マジ、ですか……?」

キョン「……仕方なくだけど?」

橘「ムカつくっ!!!!」

>>388

キョン「もしも」

キョン「ハルヒがSOS団以外の誰かに寝取られたら?」

古泉「所謂、ヘッドハンティング……ということでしょうか?」

キョン「あー……うん、まぁ……そういう解釈もあり、かな?」

古泉「涼宮さんほどの能力をお持ちの方ならば、引く手は数多でしょう」

キョン「どうだか、あの暴れ馬を抑えることができるやつがいるのかね」

古泉「それは、自分を差し置いて、ということでしょうか?」

キョン「……まぁ、SOS団を差し置いてってトコだ」

古泉「そうですか。まぁ、世の中は広いですし、宇宙人もいれば未来人、超能力者まで存在する」

古泉「この広い世界に、あなた以外にも涼宮さんを抑制できる存在はいてもおかしくはない確率ですね」

キョン「…………ま」

古泉「ただ、いないとなるとこれは奇跡にも近い確率になります」

古泉「奇跡的に、涼宮さんを抑制できるあなたが涼宮さんの近くにいた」

古泉「これはもう、運命というほかないでしょう、いやぁ実に運命とは数奇なものですねぇ」

キョン「……お前、ただそれが言いたかっただけだろ」

古泉「とんでもない、僕はただ、涼宮さんがあなた以外の人の言うことをきく姿が想像できなかっただけですよ」

キョン「俺の言うこともきいてるようには見えないが……」

古泉「それは……いえ、それこそが互いの信頼関係なのですよ」ニコッ

キョン「……思ったけど、お前なんでもいい話に持っていこうとしてるな?」

古泉「んっふ……」

>>399

キョン「もしも」

キョン「小さな 小屋の戸が開いたーら」

朝比奈「? なんですか、それ?」

キョン「あれ? 知りませんか? ある歌のフレーズなんですが……」

朝比奈「聞いたことあるような、ないような……」

キョン「夏休みに早起きすれば聞くことができますよ」

朝比奈「……あ、ラジオ体操の歌!?」

キョン「……残念ですが、違います。このフレーズからどんな体操をすればいいんですか……」

朝比奈「朝……夏休み……えっ!!?」

朝比奈「も、もしかして……そ、そうやって鳴く、セミが……」

キョン「いませんよ朝比奈さん!! そんなセミがいたら即刻保護すべきです!!!!」

朝比奈「えーっと、えーっと……」

キョン「あ、朝比奈さん? あの、これ大喜利ではないんですが……」

朝比奈「! キテ○ツ大百科だ!!!」

キョン「惜しい! ん? 別に惜しくはないか……じゃなくて!」

キョン「キテ○ツを知っているならキテ○ツの歌も知ってるんじゃないですか?」

朝比奈「いざすすーめーやー」

キョン「うんうん」

朝比奈「……小さな小屋?」

キョン「流され過ぎです朝比奈さん!!!」

朝比奈「わたしはなぜーこんなに流されるのー♪」

キョン「……知ってるんですか!?」

>>401

キョン「もしも」

キョン「長門を背後から抱きしめたら?」

長門「……」ペラッ

キョン「これは所謂アスナロ抱きのことだな」

キョン「なんでも女性がしてもらいたい抱きしめ方で何度もトップをとったことがある抱きしめ方らしい」

長門「そう」

キョン「……」

長門「……」

キョン「……ま、まぁもしも話なのでやりはしないが」

長門「そう」

キョン「……そういう雰囲気になったらするかも」

長門「そう」

キョン「……いやでも、後々の朝倉の反応が怖いからやめておこうかな」

長門「そう」

キョン「……」

長門「……」

キョン「…………漫画やアニメとかではよく人を抱きしめたり、抱きしめられたりしてるけど」

キョン「現実でやろうとなると、あれって結構ハードル高いんだよな……」

キョン「……そう思うだろ?」

長門「そ……」

長門「……やってみなければ、分からない」

キョン「え、えー……」

キョン「こっちの反応に困るようなこと言わんでくれ……俺にはちとハードルが高い」

長門「……そう」

>>402

キョン「もしも」

キョン「ピアノが弾けたなら」

ハルヒ「弾けるけど?」ポポポポーン

キョン「どうやったらそんな音出るんだよ……ていうかお前ホントになんでもできるんだな」

キョン「文化祭の時も思ったんだが、お前楽器ならなんでも弾けるのか?」

ハルヒ「さすがになんでもってことはないけど、まぁ、ある程度は」

キョン「なんで弾けるんだ?」

ハルヒ「なんでって……学校の音楽室にあるようなものって一通り弾いてみるじゃない? 好奇心で」

キョン「ふむふむ」

ハルヒ「じゃあ弾けるようになるじゃない?」

キョン「…………なんで?」

ハルヒ「なんでってそりゃあ……普通に……」

キョン「通りでお前の言う不思議が見つからないわけだ、お前の普通はレベルが高すぎる」

ハルヒ「それほどでもないわよ、有名なミュージシャンだって楽器は一回弾きゃ覚えるとか言ってるし」

キョン「有名なミュージシャンと比較する時点で大分おかしいんだよ」

ハルヒ「で、でも……弾けちゃうんだからしょうがないじゃない」

キョン「や、まぁ、別に責めてるわけじゃなくてだな……」

ハルヒ「褒めてるの?」

キョン「…………まぁ、すごいとは思う」

ハルヒ「…………ニッ!」

ハルヒ「そっ! じゃもっと崇め奉ってもいいわよっ!!!! 全然っ!!!」

キョン「調子にのるな、この器用富豪め!」

>>406

キョン「もしも」

キョン「朝比奈さんがガタイのいい大男(性格は今と同じ)だったら?」

谷口「それはただの地獄絵図というもんだ」

キョン「バカ、お前が想像してんのは言動から振る舞いから朝比奈さんだったら、だろ?」

キョン「この場合は性格はだから、朝比奈さんの性格のみに注目してればいいんだ」

谷口「朝比奈さんの性格って?」

キョン「ん? んーそれはだな……」

キョン「優しい」

谷口「ほうほう」

キョン「気が弱い」

谷口「ふむふむ」

キョン「かわいい」

谷口「おうおう」

キョン「天使」

谷口「うんうん」

キョン「女神」

谷口「そうそう」

キョン「で、これらを統括すると……」

キョン「朝比奈さんマジサイコーっ!!!!」

谷口「異論なしっっっっっ!!!!!!!」

キョン「だが男である、となる」

谷口「んっ! んんんー……うぅ、ん…………おっけー!!」

キョン「何がだよバカ」

>>407

キョン「もしも」

キョン「カードゲームが全てを決める世界になったら?」

朝倉「ポーカーとか?」

キョン「なにもトランプに限定した話じゃない、ありとあらゆるカードゲームによって全てを決めるんだ」

朝倉「学校も?」

キョン「ああ、カードゲームが強い学校が、その、強い、んだ」

朝倉「なにその自信なさげな説明」

キョン「……ちょっと考えてみると、カードゲームで全てを決める、の全てって何? って思って」

朝倉「そりゃ……社会的地位、とか?」

キョン「うん、それはそうなんだが……朝倉、それって想像できるか?」

朝倉「想像ってそりゃカードが強ければ強いほど、偉い、んでしょう?」

キョン「そう、つまりお金を多く持ってる人や、すごい名誉を持ってる人と同じ意味を持つことになる」

朝倉「カードゲームが強い人が?」

キョン「カードゲームが強い人が」

朝倉「……カードゲームが強かったらお金も名誉も手に入る?」

キョン「そりゃカードゲーム絶対主義だからな」

朝倉「なるほど…………」

キョン「……」

朝倉「……なんか変じゃない?」

キョン「だろ? なんかこう、モジャっとする、というか……」

朝倉「その擬音語は分からないけど……なにかしらこれ?」

キョン「…………ま、もしも話はもしも話の内に収めておこう」

朝倉「別にそんな世界になる予定はないけどね、うん」

きゅうけ


もしも長門との間に子供ができたら

もしも森さんにセクハラしたら

>>414

キョン「もしも」

キョン「もしもがっこうぐらし!になったら?」

朝比奈「学校で暮らすんですか?」

キョン「そうです、でもただ学校で暮らすだけじゃなくて命をかけた生存競争が行われている学校で、です!」

朝比奈「ふえぇ!? せ、生存競争……?」

キョン「考えてもみてください、学校で暮らすとなると様々な問題が発生します」

朝比奈「も、問題……」ゴクリ

キョン「例えば食糧問題、なにかを栽培でもしないかぎり、永続的に食料を得るのは難しいでしょう」

朝比奈「た、確かに……」

キョン「他には精神的な問題、いつ学校から帰れるのかという恐怖に悩まされます」

朝比奈「な、なるほど……」

キョン「そして一番重要な問題……」

朝比奈「そっ、それは……!?」

キョン「……ゾンビと戦わなきゃならないっ!!」

朝比奈「ええぇっ!!? ぞ、ゾンビですかぁ!!? ななななんでぇ!!?」

キョン「……そこにゾンビがいるからですよ」

朝比奈「がが、学校ってゾンビがいるんですか!!?」

キョン「がっこうぐらしが始まれば、湧いてきます」

朝比奈「ふえぇえああぁああ!!!?!? そ、そんな条件で……涼宮さんには内緒にしておかないと……」

キョン「以上のことから、学校で暮らすのは困難を極めると思います」

朝比奈「は、はい」

キョン「ので、きちんと家まで帰りましょう、さ、行きますよ朝比奈さん」

朝比奈「は、はい……え、そんな流れでした?」 


>>417

キョン「もしも」

キョン「古泉があぶない刑事だったら?」

古泉「刑事……ですか」

キョン「あぶないかどうかはさておき、似合いそうなのが腹立つな」

古泉「お褒め頂き光栄です、となると僕とコンビを組むのはあなたということでしょうか?」

キョン「俺は違う、おれはあれだ。本庁の偉いさん役でお前に指示をだす係りだ」

古泉「それにはもっと適任な方がいらっしゃるかと」

キョン「聞きたくないが誰だ、言ってみろ」

古泉「我らが団長、涼宮さんでしょう」

キョン「やっぱりな」

古泉「彼女をおいて、僕やあなたを自由に動かせる人はいません」

キョン「そんなことはない、朝比奈さんからの指令なら俺は喜んで彼女を庇う盾となるだろう」

古泉「素晴らしい自己犠牲精神です。もしかしてあなたにはそういうのが向いているのかもしれませんね」

キョン「よせよ、SOS団で培われたのが下っ端根性なんて泣けてくるぜ」

古泉「そうそうのことでは驚かない不動の精神力も、追加してはいかがです?」

キョン「やだね、俺はそんな一般人から縁遠いスキルを自慢げにしたくないんだよ」

キョン「慣れだかなんだか知らんが、いまだにハルヒの起こすことは予測なんてつかんからな」

古泉「つまり、涼宮さんの周りにいる内は、刑事よりもあぶない日常がおくれる、という意味でしょうか?」

キョン「どんな意味だよ……まぁ、違いないがな」

>>418

キョン「もしも」

キョン「悪の組織に改造されたら?」

橘「そ、それはあたしたちの組織のことを言ってるんですか?」

キョン「違うが……そんな被害妄想を抱くとは……なにか怪しいな」

橘「ギクッ、べ、別に怪しいことも疚しいこともないですよ? あたしの組織は超ホワイト組織なのですっ!!!」

キョン「本当かぁ? お前らの中に人造人間ぐらいならいてもおかしくなはいと踏んでいるんだが……」

橘「…………ソンナワケナイジャナイデスカ、ハハ、ゲンジツミガナイナァ」

キョン「あからさまに怪しい反応してんじゃねえよ、逆に怪しくなくなってくるわ」

橘「だ、だってだって!! 宇宙人も未来人も超能力者もいる世界で人造人間がいるっておかしいじゃないですか!!?」

キョン「……いや、逆に宇宙人、未来人、超能力者がいるのに人造人間の一つくらいないほうが不自然だとは思うぞ?」

橘「……あ、あっれー?」

キョン「で、いるのか? いないのか? 造ったのか? 造ってないのか? どっちなんだ?」

橘「あ、アー、あたしなにか甘いものタベタイナァ、あ、そうだ一緒に食べにいきませんか?」

キョン「いきなりデートの誘いとは……怪しいっ」ゴクリ

橘「べ、別にデートじゃないですっ!! た、ただ甘いものが食べたいだけで……」

キョン「なるほど、甘いものを奢れば口を開くと、つまりは交渉してたのか、ああ、なるほど」

橘「ち、ちがっ―――」

キョン「そうと決まればすぐ行こう!! おう、甘いものだな!! なんでも奢ってやるぞー!!!」

橘「ちょ、引っ張らないで!! ま、待って! あの、甘いものいいから!! 甘いものいらないからぁ!」

キョン「さぁー対価としてどんな面白い話が聞けるんだろうなぁ、楽しみだなぁ」ズルズル

橘「は、離して―!!! !! ゆ、誘拐! この人誘拐しようとしてますー!! あたしを!!!」ウワァア!

>>419

キョン「もしも」

キョン「『ちゃん』の世界に改変されてしまったら?」

佐々木「『ちゃん』の世界……? すまないがキョン。その世界とはどのような文献に出てくるのか教えてくれないかな?」

キョン「大丈夫だ佐々木、こっちの話だから」

佐々木「? そうなのかい? なるほど、僕の知らなくていい世界が存在しているようだ」

キョン「『ちゃん』はともかく……佐々木は世界改変の可能性についてどう思う?」

佐々木「どう思うも何も……僕にその力が存在すると言われた時点で、確かに世界改変とは起こせるものであると認識しているよ」

佐々木「世界五分前仮説やパラレルワールドのように、改変説は既にいくらでもあるからね」

キョン「つまり、世界改変は起こりえるものだ、ということなんだな?」

佐々木「くつくつ、そうだね。だけど、この話は僕よりも君の方が詳しいんじゃないかな?」

キョン「……なぜそう言える?」

佐々木「既知の質問と、未知の質問をする時の君に違いがあるからさ」

キョン「分かるのか?」

佐々木「分かるとも、僕を誰だと思ってるんだい? 君の親友だよ?」

キョン「うぅむ、そう言われるとそうなんだが……釈然としないな」

佐々木「まぁ、察するに君はその世界改変なるものを既に経験したことがあるようだね」

キョン「ん、まぁそんなとこだな」

佐々木「どうだった? 世界改変を実感した感想は?」

キョン「どうもこうも、俺にとって悪夢みたいな改変だったからな、正直いい思い出はない……こともないのか?」

佐々木「くつくつ、ああ、どうやらそれはキョンが元のこの世界を気に入っていたから、じゃないかな?」

キョン「まぁ、それはそうだとは、思う」

佐々木「しかし、この世界が既に改変された世界であるという可能性も捨てきれはしないんじゃないか?」

キョン「……それはないな」

佐々木「なぜ?」

キョン「お前がお前に違いないからだ。少しでも、お前が、お前がいる世界が変われば俺は気づけるのさ」

佐々木「……それは」

キョン「俺を誰だと思ってるんだ? お前の親友だぜ?」

佐々木「…………くつくつ、ああ、違いない」

>>420

キョン「もしも」

キョン「ハルヒが自らをただの人間だと望んだら?」

古泉「恐らく、彼女の力は消失し、涼宮さんはなんの変哲もないただの女子生徒となるでしょう」

キョン「……望めば?」

古泉「ええ、望めば、ですが」

キョン「……だとしたら、ありえないな」

キョン「不思議を求めてるあいつが、普通になりたがるなんてことは、天変地異が起きてもありえん」

古泉「まったくもって同意します」

キョン「……ただまぁ」

キョン「例えハルヒにそんな特別な力がなかったとしても、あいつは今と変わらないことをしてるとは、思う」

古泉「……それは、改変された世界での涼宮さんのことを言ってるんですか?」

キョン「……さあな」

古泉「だとしたら、涼宮さんという存在を形成するにあたって、力の有無は関係ないですね」

古泉「彼女という存在が、我々を引き寄せ、SOS団として組織を結成した、という可能性も生まれます」

キョン「お前らの組織はハルヒが望んだから今この現状になったっていう考え方だろ?」

古泉「ほんの一説ですよ、もしかすると涼宮さんには力などないのかもしれません」

古泉「どこかで見ている神様の気まぐれで、涼宮さんの思い通りの事が運んでいるだけかもしれません」

キョン「だとしたらその時は、あいつは神様に気に入られる能力を持っているってこったろうよ」

古泉「つまりはそういうことなのです」

キョン「あん?」

古泉「いま、涼宮さんを中心に周囲で起こっている事は、なんら決定的な結論が出ていません」

古泉「ですから、ほんの僅かな、確率で言えば天文学的な数値ですが」

古泉「今の涼宮さんが実はごく普通の人間であることも、ないとは言い切れないのですよ」

キョン「…………ふーん、じゃあ一般人代表として言わせてもらうと」

キョン「それは流石にないってとこかな」

古泉「ですよねー」

きゅうけ

>>421

キョン「もしも」

キョン「朝倉の前であちゃくらをなでなでしまくったら?」

朝倉「あちゃくらって?」

キョン「……もし、もしもだが」

キョン「何かの影響で朝倉が物理的に小さくなった状態のことをあちゃくらと定義することにした場合」

キョン「朝倉の前であちゃくらをなでなでし―――」

朝倉「いやいやいやいやいやいや」

キョン「多いな」

朝倉「もしもの前のもしもが結構ファンタジーモリモリなんだけど」

キョン「ファンタジーの塊が何を」

朝倉「いやぁ」

キョン「で、あちゃくさん」

朝倉「誰があちゃくらさんか」

キョン「朝倉があちゃくらになる可能性はあるのか?」

朝倉「ないわよ、ないない」

キョン「フラグっぽいけど?」

あちゃくら「いやいや、ないな……な!?」

キョン「あちゃー……周到な前フリするから」

あちゃくら「な、な、な…………」

あちゃくら「なんぢゃあこりゃぁぁあぁあぁああぁあああああああ!!!!!」ワナワナ

キョン「(……思いの外かわいいな)」キョン

>>435

キョン「もしも」

キョン「夜に墓場で運動会があったら?」

橘「ゲゲッ!! し、心霊話ですか……!?」

キョン「いや別に幽霊のとは言ってないが」

橘「むしろその状況で幽霊じゃない方が怖いですよ……」

キョン「橘は幽霊とか苦手なのか?」

橘「うぅ……恥ずかしながら……」

キョン「意外だな」

橘「そ、そうですか?」

キョン「ああ、てっきり『ゆゆゆ、幽霊なんて非科学的なもの信じるわけないじゃないですかかかかかかかかぁあっ!!』って強がるタイプと思ってた」

橘「そ、そんな意地っ張りじゃないです!!! ていうかなんか取りつかれてますよねそれ!! 完全に呪われてるじゃないですか!!!」

キョン「良いことを教えてやろう橘。幽霊ってのはな、信じるやつにしか見えないんだよ!」

橘「そ、そんなロマンチックなものなんですか……?」

キョン「ロマン……まぁ、追い求める人にとっちゃあそうかもしれんな」

橘「い、いやですよ。あたし別に幽霊なんてみたくないですし……」

キョン「だったら信じなきゃいい、そんな非科学的なもんの存在を」

橘「頭の中じゃ分かってるんですけど……その……分かります? 雰囲気に飲まれるというか……」

キョン「そうやってネガティブなこと考えてると……あぁ! 後ろから周防九曜が!!」

橘「うひゃぁああぁあああ!!!!!」ドンッ!

キョン「ふぐっ!!! っち、ちょお前周防にビビってどうするんだよ」

橘「はわっ! す、すいません……だから言ったじゃないですか! 雰囲気に飲まれるんだって……」

キョン「なるほど、てことはロマンチックな雰囲気に持ち込めば……」

橘「持ち込……めてもなにもないですっ!! ないですよ!!」プイッ

>>449

キョン「もしも」

キョン「俺が透明人間になったら?」

ハルヒ「人体解剖?」

キョン「怖いこと言うなよ」

ハルヒ「どーせみくるちゃんの着替えを覗くとかくっだらないこと考えてるんでしょ」

キョン「そ、っそそそそそおそおそおおおぉおおおんんあっっ!!!」

ハルヒ「どんな動揺のしかたよっ!! キモイわ!!!」

キョン「それはともかく」

ハルヒ「あ、ごまかした」

キョン「透明化って超能力の一種だよな? お前なら一種類だけ超能力を身につけるなら何が良い?」

ハルヒ「典型的な暇つぶしの話題ね、もしもシリーズ」

キョン「今更だろ言うな。しかも暇だし」

ハルヒ「ふむぅ……超能力か……んー……」

ハルヒ「……テレパシー」

キョン「テレパシーか、無難というか面白みがないな」

ハルヒ「いいじゃない。テレパシー」

キョン「なんでテレパシー? なにか使い道でもあるのか? といっても限られてるが……」

ハルヒ「んー……まぁ強いて言うなら」

ハルヒ「―――言葉にできないことも、あるってことよ」

キョン「?」

>>451

キョン「もしも」

キョン「俺と朝倉の間に子供が生まれたら?」

朝倉「だから」

朝倉「そういう妄想……本当にやめた方が……」ヒキッ

キョン「セクハラではないからセーフ」

朝倉「セクハラという文字を両足で踏み抜いてる気がするんだけど……」

キョン「朝倉は子供好きか?」

朝倉「考えたことないなぁ……関わることもないし」

キョン「俺はまぁ好き嫌いというかは、妹がいるから慣れてはいるな。子供の取り扱いには」

朝倉「取り扱いって……ああ、世話って意味ならあたしもやってるわよ?」

キョン「長門の?」

朝倉「長門さんの」

キョン「世話は世話だが、それはつまり家事や炊事のことだろ?」

朝倉「そうだけど?」

キョン「そう言うのよりかは、その、育児方面のだな……」

朝倉「キョンくん……さすがに長門さんを育児するというのは、ちょっと……」

キョン「長門のことじゃねえよ、長門基準で考えるんじゃねえ」

朝倉「長門さんで手一杯なのに、子供の面倒なんて見てられないわよ」

キョン「なるほど、つまり今は結婚には興味がない、と……」

朝倉「いつからそんな話してた!!? あ、子供ってそういうことかキョンくん!!!!」

>>464

キョン「もしも」

キョン「長門との間に子供ができたら?」

長門「……」ペラ

キョン「長門は、あーその、子供についてどう思う?」

長門「どう、とは?」

キョン「えーなんだ? かわいいとか、騒がしいとか、元気とか……」

長門「…………」

長門「無垢」

キョン「無垢……?」

長門「そう、純粋であり何事にも興味を示す」

長門「幼児期の知識に対する好奇心や行動力は見習うべき」

キョン「高評価だな」

長門「……ただ」

キョン「だた?」

長門「……彼らの考えを理解することは、非常に困難」

キョン「あー……まぁそれは仕方ない」

キョン「子供ってのは何よりも自由なんだ、何にもとらわれない考え方を一人一人が持ってる」

長門「自由……」

キョン「大人になるにつれて、自由がなくなっていくのはつらいもんだがな。ガキの俺が言うのもなんだけど」

長門「……あなたは、まだ自由?」

キョン「……そうだな」

キョン「子供よりも自由なやつに振り回されてる間は、自由といってもいいんじゃないか?」

長門「……そう」

>>465

キョン「もしも」

キョン「森さんにセクハラしたら?」

古泉「おや、自殺願望でもあるのですか?」

キョン「そんなに……森さんのイメージが初対面の時からボロボロ崩れているんだが……」

古泉「といっても、普段はとても優しい方なんですよ」

キョン「普段以外の時っていつだよ」

古泉「僕の言う『バイト』の時でしょうか?」

キョン「閉鎖空間でなにが起こってるんだ……」

古泉「惨殺空間……とでもいいましょうか?」

キョン「いとも簡単に行われるえげつない行為……」

古泉「生きるか死ぬか……世界の存続か崩壊かが掛かっているんです」

古泉「そこで必死になるのも致し方ないとは思いますがね」

キョン「まぁ、それはそうだけど……ちなみに」

キョン「お前は森さんにセクハラしたことあるのか?」

古泉「まさか……世界の崩壊よりも先に僕は世界から消失したくありませんよ」

キョン「どんだけなんだよ……」

古泉「では、例えばあなたが涼宮さんにセクシャルハラスメントを行なったとすれば……」

キョン「あぁ、明日の朝刊にゃ長門が改変でもしない限り」

キョン「北高の変人クラブの団長が載るだろうよ、同団員を粛清ってな」

古泉「僕のところも、それと大差ない、ということですよ」ニコッ

きゅうけ

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