凛「何名様ですか？」

希「見てのとおりうちを入れて1人や」

凛「えっｗｗｗｗｗｗここファミレスなんですけどｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

希「やかましいわ！別にええやろ！」

凛「えー、喫煙席と禁煙席がありますが」

希「じゃあ禁煙席で」

凛「ぷっｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

希「そこ笑わんでええやろ！」

凛「ちなみに当店のおすすめは喫煙席になりますにゃ」

希「えっ！そんなのにおすすめとかあるん！？なに！？どういうところがおすすめなん！？」

凛「喫煙席ではなんと！タバコが吸えるにゃ！！」

希「当たり前や！誰がどう聞いてもわかってるわ！」

希「もういいよ禁煙席！禁煙席にする！」

凛「禁煙席ですね？えー禁煙席にお一人様ごしょうたーい！！」

希「ここはホストクラブかなんかか！」

凛「それではこちらメニューの方になります、お時間が来ましたらそちらのお電話でご連絡いたしますので」

希「カラオケか！こんなところで歌ったら他のお客さんに迷惑かかるわ！」

ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

希「うーん、どれにしようかなーそや！とりあえずコーヒーでも頼もか！えーとボタンは…」ｷｮﾛｷｮﾛ

希「あれ？ボタン無かったら呼べへんやん…電話しか無いけど…」ﾋﾟｯ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

ｶﾞﾁｬｯ

凛『はいこちら厨房ー』

希「なんで電話やねん！こんなファミレス見たことないわ！」

凛『もう、じゃあ電話の代わりに何を使えばいいの！？』

希「ボタンや！ボタン！！」

凛『はいボタン一丁ー！』

希「ちゃうちゃうちゃう！そういうことちゃうから！コーヒー！コーヒーひとつ！」

凛『ﾊｨｶｼｺｱｰｼｱｰ』

ｶﾞﾁｬｯ

希「なんで最後ちょっと電車のアナウンスみたいだったんやろ…」

希「あっもう来た！早いなぁ」

凛「こちらドンペリーノになります」

希「なんでや！コーヒーと一文字も合ってへんやないか！」

凛「君の瞳に乾杯☆」

希「やかましいわ！いいからコーヒーと替えてきて！」

凛「まったく…ワガママな子猫ちゃんだぜ…」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

希「はぁ…もうアイツなんやねんほんま…ってもうこんな時間やん！えりち来てまう！」

希「ここには呼びたくないしはよコーヒー飲んで出よ！」

凛「お待たせしましたーこちら当店自慢のこだわりコーヒーになりますにゃ」

希「へーこだわりかー！」

凛「熱々の熱湯と当店の向かいにありますHANAMARU storeで販売されているコーヒーパックで作りました」

希「こだわりどこいった！そんなん誰にでも作れるわ！」