シノア「ナイチンゲールシノアちゃんですよ」 (33)



シノア「皆のアイドル、シノアちゃんでーす」
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シノア「メイドシノアちゃんです」
シノア「メイドシノアちゃんです」 - SSまとめ速報
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の続きっぽい感じです。

更新は亀
所々キャラ崩壊あります



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430653064



優一郎「帰ってくれ」

シノア「ダメです」

優一郎「……」

与一「お見舞いに来ただけだからね」

優一郎「ただの検査入院だからいらねーよ」

シノア「はーい、患者さんは寝てくださいね」グイッグイッ

優一郎「うぐっ!?苦しいだろ!」

シノア「中佐の命令なんですから大人しくしててください」

優一郎「なんでこんなことになってんだよ……」

シノア「覚えてないんですか?」

優一郎「思い出せねぇ」

与一「えーっとね……」


…………………回想……………………

優一郎『よっしゃ!まだまだ行けるぞ!』

与一『あんまり無理しないでねー』

士方『馬鹿には何を言っても無駄だろ』

優一郎『聞こえてんぞ君月!』

士方『頭だけじゃなくて耳まで悪かったら終わってるな』

優一郎『てめぇ!ぶっ飛ばすぞ!』

与一『余所見したら危ないよ!』

優一郎『余裕だよこんなの』ヒョイ

シノア『おや、優さんは一人で特訓ですか?』

士方『いや、順番でやってるだけだ。身体を動かさないと鈍るからな』

シノア『なるほど。確かにそれはありますね』

与一『式神の攻撃が当たるまで続けるんだよ』

シノア『そうですか』

優一郎『お、シノアじゃねーか』ヒョイ

シノア『あ……///』



士方『珍しいな。顔に出てるぞ』

シノア『なんのことでしょうか』

士方『セクハラ事件』

優一郎『ブフッ!おい!その話しは関係ないだろ!?』

与一『危ない!!』

優一郎『へ?』

バキッ
優一郎『ぐはっ!』

士方シノア与一『!!?』

優一郎『……』バタン

シノア『優さん!?』

士方『おい!大丈夫か!』

与一『先生呼んでくるね!』

…………………終了……………………

優一郎「……そうだっけか?」

与一「本当に大丈夫?」

優一郎「身体は何ともねーけどよ、頭を打ったらしいから検査するんだとよ」

シノア「まったく人騒がせですね」

与一「シノアさんもすっごく焦ってたよね」

シノア「おや、こんなところに注射器がありますね」シャキーン

与一「僕、帰るね!」ダッ

シノア「病院内は走っちゃダメですよー」

優一郎「シノアも帰っていいぞ」



シノア「中佐から優さんが無理をしないように監視しておけと言われたので」

優一郎「必要ねーよ」

シノア「命令ですから」

優一郎「シノアはそういうの無視しそうなタイプに見えるけどな」

シノア「失礼ですね、ちゃんとやりますよ。……面白そうなら」

優一郎「今看護婦の格好してるのも面白そうだからか」

シノア「おやおや、知らないんですか?看護婦ではなくて看護師ですよ」

優一郎「変わらねーよ!」

シノア「そして今の私はナイチンゲールシノアちゃんです」

優一郎「……めんどくせー」

シノア「では、この前優さんに受けた辱しめの仕返しを、優さんが動けない内にやりますね」

優一郎「普通に動けるぞ」

シノア「……えい」ガチャン!

優一郎「……なんだよこの手錠は!?」

シノア「これで動けませんね」

優一郎「取り敢えず外せ!」

シノア「ダメです」



シノア「それでは熱をはかりましょうか」

優一郎「風邪なんてひいてねーよ」

シノア「注射と体温測定のどっちが好きですか?」

優一郎「あー、頭痛ぇな。熱あるかもしれねー。はかってくれよ」

シノア「しょうがないですねー。頭痛ですか?」

優一郎「ちょうど目の前に頭痛の種がいるんだよ。どうにかして取り除けねーかな」

シノア「ならここは頸動脈に注射でも」

優一郎「どんだけ注射してーんだよ!?」

シノア「冗談ですよ。熱をはかりましょうか」

優一郎「なんかおままごとの人形にされている気分だぜ」

シノア「言い得て妙ですね」

優一郎「人形じゃねーけどな」

シノア「そうですよ。人形より優さんの方が幾分か頑丈ですよね」

優一郎「おい!誰かいねーのか!?助けてくれ!」



シノア「冗談ですよ冗談」

優一郎「今この状況で一番笑えねーよ」

シノア「それは大変ですね。笑い茸でも処方しましょうか」

優一郎「頼むから止めてくれ」

ピピピ
シノア「……熱は無いようですね」

優一郎「当たり前だろ」

シノア「さて優さん、何をしましょうか」

優一郎「検査が終わるまで寝てる」

シノア「私が退屈です」

優一郎「なら帰れよ!」

シノア「……分かりました」

優一郎「……たくよ」

シノア「それでは優さん。また」

優一郎「……おう」

バタン

優一郎「……」ジャラジャラ

優一郎with手錠

優一郎「待てシノア!!帰るなぁぁぁ!!」

__________________________

シノア「病院内で、ましてや患者が騒ぐなんてもってのほかですよ」

優一郎「原因はお前だけどな」

シノア「……なら帰ります」

優一郎「嘘だよ!嘘!」

シノア「……なんですか?」

優一郎「シノアさんに是非ともいて欲しいです」

シノア「……しょうがないですね。まったく優さんたら」

優一郎(機嫌を損ねたらダメだ…。耐えろ俺)

シノア「では改めてこのシノアちゃんにして欲しいことはありますか?」

優一郎「手錠を外してくれ」

シノア「それは退院するときに外します」

優一郎「生活出来ないだろ!?」



シノア「ところで優さん、服が汚れてませんか?きっと寝汗とかで汚れてますね。着替えましょう」

優一郎「いや、汚れてねーから」

シノア「こんなところに私とお揃いのナース服があります」

優一郎「……」

シノア「着替えましょうか」ニッコリ

優一郎「……」ジャラジャラ

シノア「あ、手錠が邪魔ですね……」

優一郎「ほら、着替える為に外せよ」

シノア「着替えはまた今度にしましょう」

優一郎「どんだけ外したくないんだよ!?」

ガチャン

グレン「おい、優。忙しいのに俺が見舞いに来てやったぞ。感謝しろ……」

優一郎「ぐ、グレン」

シノア「おや中佐。来たんですね」

グレン「……お前ら、病院内であまり羽目を外すなよ」

シノア「わかってますよ。程々にします」

グレン「邪魔したな」

優一郎「待てグレン!弁解させろ!」

グレン「手錠付けてコスプレさせてで弁解も何もねーだろ」

優一郎「これは全部シノアがやってんだよ!?」

グレン「あーはいはい。そういうことにしといてやるよ」

優一郎「頼むから話を聞けぇぇぇ!!」

シノア「優さん、うるさいです」



グレン「コーヒー貰うぞ」

優一郎「なんで寛ぎはじめてんだよお前は」

シノア「グレン中佐、お菓子いります?」

グレン「どうすっかなぁ」

優一郎「俺のだろそれ!?」

グレン「あー貰うわ」

優一郎「食うなよ!」

シノア「はい優さんも、あーん」

優一郎「恥ずかしいから辞めろって!」

シノア「あーん」

優一郎「いやいや、だからよ」

シノア「ダメ、ですか?」

優一郎「……あーん」

シノア「はいどうぞ」

グレン「いやー、あついねー」

優一郎「うるせぇよ!見るな!」

グレン「あ?何興奮してんだよ。コーヒーの話に決まってんだろ」

優一郎「あああ!!この馬鹿殴りてぇぇぇぇ!!!」

シノア「それにしても中佐、こんな真っ昼間に何をしてるんですか?もしかして暇なんですか?」

グレン「ナース服着てる奴に言われたくねーよ」

シノア「どうせお見舞いにかこつけて会議をサボったんですよねー?」

グレン「あ?あんなもん俺が居なくたってかわんねーだろ」


シノア「また深夜さんがフォローしてるんですね」

グレン「知るかよ。俺そんなこと頼んでねーし」

シノア「いいですか優さん。これがひねくれた大人です。絶対にこうなっちゃダメですよ」

グレン「それをいうならお前はひねくれたガキだろ。てか上官に失礼だとは思わねーのか」

シノア「これっぽっちも。だってグレン中佐ですし」

グレン「あー、こいつ階段から落ちて死なねーかな」

シノア「その時は優さんや君月さん、与一さんを下敷きにしますから」

優一郎「なんでだよ!?」

シノア「でも私が落ちてきたら助けますよね?」

優一郎「いや、無視するわ」

シノア「……助けますよねー?」ギュー

優一郎「いらいいらい!たふけまふ!らからふねるな!」

シノア「最初から素直になれば良いんですよ」

優一郎「身動き出来ない奴の頬をつねるなよ。てか最初から素直に答えたんだけど」

シノア「優さん?」ニッコリ

優一郎「……なんでもないです」

グレン「お前ら、あんまり目の前でいちゃつくなよ。窓から投げるぞ」

優一郎「理不尽すぎるだろ」



ガチャ

君月「……」

シノア「おや、君月さん。どうかしましたか?」

士方「馬鹿が入院してるから鑑賞しにきただけだ」

優一郎「ぶっ殺すぞ」

グレン「おい君月」

士方「一ノ瀬中佐!?」

グレン「食うか?」ヒョイ

士方「……結構です」

優一郎「おい馬鹿グレン。自然な流れで出してるけど俺のだぞ」

士方「なんでこいつはまた変な格好してるんだ」

優一郎「知るかよ。てかこれ外してくれ」ジャラジャラ

士方「なんのプレイだそりゃ」

優一郎「いや、マジで外してくれよ」

士方「……」

シノア「……」ジーッ

士方「なんかすげぇ見られてるから止めておくわ」

優一郎「薄情者」

士方「好きに言えよ」

優一郎「死ね」

士方「お前が先に死ね」

シノア「来たついでですから、君月さんも着ますか?」

士方「妹の所に行かなきゃ。じゃあな」

優一郎「逃げやがった」



シノア「おやおや、しょうがないですね」

優一郎「どうみても逃げたろ」

シノア「代わりにグレン中佐が着ますか?」

グレン「俺が?やだね」

シノア「可愛いと思いますよ」

グレン「格好いいの間違いだろ」

シノア「面白い冗談ですね」

グレン「お前の格好ほどじゃねーよ」

シノア「可愛いでしょう」

グレン「確かに可愛いな、服が」

シノア「見ましたか優さん。女性1人まともに褒められないダメ人間ですよ」

グレン「嘘は嫌いなんでね」

優一郎「お前ら人の病室で騒ぐなら帰れよ」



グレン「まぁいいわ。そろそろ帰るわ。仕事あるし」

優一郎「ならわざわざ来んなよ 」

シノア「深夜さんたちにもよろしく伝えといてください」

グレン「やだよ。めんどくせー」

シノア「もうお願いしました。」

グレン「拒否する」

シノア「拒否することを拒否します」

グレン「……」

シノア「……」

ガチャ

深夜「あ、いたいた」

グレン「なんの用だよ」

深夜「次の任務が決まったから呼びに来たんだよ」

グレン「あ?聞いてねーぞ」

深夜「だってまた会議サボったじゃん」

グレン「あーくそめんどくせー」

深夜「出発は2時間後で新宿方面だってさ」

グレン「わかった。全員に招集をかけろ」

深夜「もうかけ終わったよ。あとはグレンだけ」

グレン「そうか」

優一郎「おいグレン!俺も連れていけよ!」

グレン「足手まといはいらん」

優一郎「ならさっさと武器を寄越せよ!」

グレン「帰ってきたらな」

シノア「それが中佐の最後の言葉でした」

深夜「なんだ、グレン死ぬのか」

グレン「お前らよりは後に死ぬわ」



グレン「それじゃシノア、なんか異常があったら連絡しろ」

シノア「優さんが馬鹿なのは?」

グレン「それは元からだ」

優一郎「おい」

グレン「じゃあな」

ガチャ
深夜「ちょっと、グレン待ってよ」
ガチャン

シノア「……楽しかったですね!」ワクワク

優一郎「どこがだよ!?」

シノア「お忙しいなかグレン中佐がお見舞いに来てくれたんですよ」

優一郎「お前、さっき自分でサボりとか言ってたろ」

シノア「おや、覚えてましたか」

優一郎「馬鹿にしすぎだ!」

シノア「怒ると血圧上がりますよ」

優一郎「血圧気にするとか年よりかよ!」

シノア「あ、失礼しました。頭のなかは小学生でしたねー」アハハ

優一郎「……相手するの疲れたわ」

シノア「寝ますか?」

優一郎「あぁ」

シノア「添い寝は」

優一郎「いらねーよ!」



シノア「では子守唄でも」

優一郎「静かにしてくれればいい」

シノア「私の申し出をことごとく断るだなんて」

優一郎「必要ねーから」

シノア「分かりました。ならじーっと見てます」

優一郎「好きしろよ」

シノア「……」ジーッ

優一郎「おやすみ」

シノア「おやすみなさい」ジーッ

優一郎「……」

シノア「……」ジーッ

優一郎「……」

シノア「……」ジーッ

優一郎「視線が気になってねれねーよ!」

シノア「気にしないで寝てください!」ジーッ

優一郎「気になるわ!」

シノア「もうわがままですね」プスッ

優一郎「おい何を刺した」

シノア「睡眠導入剤を少し」

優一郎「おまっ!?ふざけんなよ……」

シノア「おやすみなさい、優さん」ニッコリ



____________________

ガチャ
与一「おはよう優君。起きてる?」

優一郎「んあ?与一か……ぁ~良く寝た」

与一「ね、ねぇ優君」

優一郎「んだよ」

与一「なんでシノアさんが同じベットで寝てるの?」

優一郎「は?なにいってん……」

シノア「……」スヤスヤ

優一郎「なんだこりゃ!!?」

シノア「……ん、おや優さん。起きましたか」

優一郎「起きましたかじゃねーよ!?なんでここで寝てんだよ!」

シノア「眠かったので」

優一郎「帰って寝ろよ!」

シノア「女の子が夜に出歩くと危ないとか考えないんですか?悪い吸血鬼に襲われちゃうとか」

優一郎「そんくらい一人で退治出来んだろ」

シノア「乙女心がわかってませんねー」

優一郎「いいからどけよ!」



シノア「よいしょっと」スタッ

与一「あはは…」

シノア「おはようございます与一さん」

与一「お、おはよう」

優一郎「まったく油断も隙もあったもんじゃねぇよ」

シノア「えー、昨日は優さんが寝てるときに私の手を離してくれなかったんですよー?」

優一郎「は、はは。いつもの様に冗談だろ?」

シノア「……」ジーッ

優一郎「嘘だろ……」

与一「優君、寂しいなら今度お泊まり会する?」ワクワク

優一郎「寂しくなんかねーよ!嘘だぁぁぁぁ!」

シノア(冗談なんですけどね)

ガチャ
医師「シノア様、百夜さんの検査結果が出ました」

シノア「どうでしたか?」

医師「異常などは特にありませんでした。百夜さん、もう退院出来ますよ」

シノア「なら後はグレン中佐に報告して終わりですね」

優一郎「やっと退院かよ……。めんどくさかったな」

与一「何もなくてよかったね」

優一郎「心配かけて悪かったな」

シノア「本当ですよ」

優一郎「お前は黙ってろ」



__________________________

優一郎「……おいシノア」

シノア「なんですか?」

優一郎「俺の服がナース服になってるんだけど知ってるか」

シノア「さぁ?私は知りませんね」サッ

優一郎「今後ろに隠したのはなんだ」

シノア「気のせいですよー」

優一郎「返せ!!」

シノア「いや~ん、襲われる~♪」ダッ

優一郎「待て!この野郎!」ダッ

シノア「諦めてナース服を着ましょうよ~♪」

優一郎「誰が着るか!」

与一「ねぇ!着替えおわっ、て何してるのさ!?」

優一郎「与一!シノアを捕まえろ!」

シノア「与一さん!邪魔しないでくださいね!」

優一郎「今だ!!」

シノア「甘いですね!優さん」ヒョイ

優一郎「ぐはっ!」ガシャン



与一「うわっ!?……大丈夫?」

優一郎「うぐっ……ぐはっ……」

シノア「おやおや優さん、諦めたんですか?」

優一郎「ぐっ……ハァハァ……」

与一「ゆ、優君!?」

シノア「……優さん?」

優一郎「ゲホッ……ぐっ……うぐっ!?」

シノア「大丈夫ですか!!?ちょっと優さん!!」

優一郎「……捕まえた」ガシッ

シノア「……へ?」

与一「え?え?!?」

優一郎「与一!こいつから俺の服を奪え!」

与一「う、うん」

シノア「……なんともないんですか?」

優一郎「あ?この通りピンピンしてるよ」

シノア「そうですか」

優一郎「一泡ふかせてやったぜ」

シノア「……ふんっ!」ドスッ

優一郎「ぐはっ!?……おい、洒落になってねーぞ……」

シノア「人に!心配!させないで!ください!」ドスッドスッドスッ

優一郎「グフッ……」

与一「シノアさん!優君が死んじゃうよ!」



_____________________

シノア「ほら、てきぱき歩いてください」

優一郎「思いの外ダメージでかくてふらついてるんだけど」

シノア「変なことした優さんが悪いんですよ」

優一郎「与一に肩を貸して貰わなきゃいけないほどボコるなよ」

シノア「……本当に大丈夫なんですか?身体に異常とか無いですか?」

優一郎「異様に身体中が痛いだけです」

シノア「少しやり過ぎたのも事実ですけど、ああいうことは控えてください」

優一郎「悪かったな……」

シノア「……私も肩を貸しますよ」

与一「今日の実技は見学だね」

シノア「そういえばテストもありましたね」

優一郎「……忘れてた!!」

シノア「まぁ、テストなんて余裕ですよね優さんは」ニッコリ

優一郎「お、おう!当たり前だろ」ダラダラ


シノア「そうですか。なら与一さん、私は自信が無いので一緒に勉強しましょうか」ニヤニヤ

優一郎「はぁ!?」

与一「そうだね。やろうか」

優一郎「待てよ」

シノア「私達も優さんに負けないように頑張りましょうね!」ニッコリ

与一「うん!」

優一郎「……」

与一「優君、ラテン語とか分かんなかったら聞いていい?」

優一郎「……いやー、俺も自分の勉強で精一杯だからよ」

シノア「なら私が教えてあげますよ」

与一「本当?ありがとう!」

シノア「いえいえ」

優一郎「……よかったら俺も」
シノア「教室に着きましたね!それでは優さん、また後で」ニッコリ

優一郎「……おう」



_______________________

吸血鬼「ミカエラ様!」

ミカエラ「……何?」

吸血鬼「先程、日本帝鬼軍の人間と思われる奴から情報端末を入手いたしました」

ミカエラ「……それで?」

吸血鬼「一応お渡ししておこうと思い持ってきました」

ミカエラ「……あっそ」

吸血鬼「失礼しました」



ミカエラ「……優ちゃん」

フェリド「やぁミカ、どうかしたのかい?」

ミカエラ「……」

フェリド「さっき渡されていた端末を見してくれない?」

ミカエラ「……」ポイッ

フェリド「おっと!もーミカくん。壊れちゃうじゃない」

ミカエラ「……」

フェリド「こういうのから情報を引き出すのも大事だよ?」

ミカエラ「……興味ない」

フェリド「あっそ。……ふーん、人間も大変だねぇ。勧誘みたいなのもやってるみたいだ」

ミカエラ「……」

フェリド「……あっは♪これなんて傑作だよ。男の子が女装させられてる。やっぱり人間のすることって理解できないよねー?……ほら」

ミカエラ「……!?」

フェリド「どうしたの?」

ミカエラ「……優ちゃん」

フェリド「……この女装したのが?」

ミカエラ「寄越せ!」バッ



フェリド「もー、そんなに乱暴にしないでも返すよ」

ミカエラ「……僕は用事があるから帰る」

フェリド「分かったよ。じゃあまたねミカくん♪」


_____________________

ミカエラ「……優ちゃん」

優一郎withゴスロリ

ミカエラ「……優ちゃん///」ハァハァ

吸血鬼「あ、ミカエラ様!」

ミカエラ「うるさい!邪魔をするな!」キッ

吸血鬼「ひっ!?失礼しました!」

ミカエラ「……優ちゃん。絶対に迎えに行くからね」



_____________________

シノア「いやーテストは楽チンでしたねー」

与一「思ったよりも出来たよ!」

優一郎「……そいつは良かったな」

シノア「どうしたんですか優さん。あー、まさか」

優一郎「よし!帰るぞ!帰って修業だ!」

与一「え?ちょっと優君!まだ無理しちゃダメだって!」

シノア「しかもまだテストは残ってますよ」

優一郎「うぉぉぉぉぉもう勘弁してくれぇぇぇぇぇ!!!」





終わりのセラフ



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