魔王「お見合い?」(13)
魔王「この俺が?お見合い??」
幹部「はい。魔王様の子孫繁栄の為です。」
魔王「え…。うん。わかった。」
幹部「…」(ほっ)
魔王「で?誰と?」
幹部「これです。」ペラッ
俺は奴から渡された紙を見て発狂した。
魔王「ゾンビ系は無理だからww」
幹部「このグロさが良いじゃないすか?」
魔王「こんなんに我が剣を放てと言うのか!?」
魔王「俺さあ美女系が良いんだが」
幹部「ド○ク○にいますかね?」
魔王「○○にしてくれ。ド○ク○じゃなく」
幹部「いやド○ク○です。」
魔王「くそ!」
魔王「なら早く他の出せ」
幹部「一応1000人用意してます。」
魔王「その中からゾンビは抜け」
幹部「……となると100人に減りますね」
魔王「ゾンビが9割も占めてたの!?」
幹部「しょうがないので魔王様の好きそうな
美女系をご用意しました」
魔王「ほう」
幹部「これです」
魔王「」
魔王「メラゾーマ!」バッ
幹部「ギャッ」
魔王「ちょっと待て。パラミシア系はないだろ」イラッ
幹部「……となると、もういませんが……」イタタ
魔王「おい。ゾンビと物質しかいないのかよ?」イラッ
魔王「貴様には任せられん。俺が見てきてやる」バッ
幹部「あ。おお、お待ちを!!」
…………………
…………
……
魔王「ちっ。この城はゴミモンスしかいないな」
幹部「……」
魔王「町に出るぞ」
幹部「えぇ!?」
幹部「魔王様。町は人間しかおりませぬ。
行ったところで結婚相手など」
魔王「一応、俺も元人間だ。それに今は
人間体の姿をしているから問題ないだろう。」
幹部「いや……人間との結婚じたい大きな問題が」
魔王「良いかよく聞け。私が一番に求めてるのは
子孫を繁盛させる時に最も精神的満足感が
得られる奴だ。つまり……」
幹部「セクロスしたいだけっすか。エロ魔王」
魔王「はやぶさ斬…」
幹部「すいません。それが大事ですね」
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『町』
魔王「よし。ここなら中々……」
幹部「…あ、魔王様!!」
魔王「?」
勇者「お、お前は!?」
魔王「この前に全滅させた勇者一行か。
悪いが今貴様らに用はな……!?」
魔王(僧侶可愛くねww)
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