男「なんでって…」
ハーピィ「私はあの幼馴染とか自称してる女から助けてあげたんだよ?」
ハーピィ「いつもいつもいつもいつも付きまとわれて罵られて殴られて辛かったでしょ?」
ハーピィ「だから私が大好きで大好きで堪らない男くんをあの女から助けてあげたんだよ?」
ハーピィ「それなのになんで家に帰りたいなんていうの?ねぇなんで?なんで?なんで?なんで?」
男「ハーピィが俺のことを想ってくれてるのは嬉しいけど…こ、ここは森の中じゃないか…」
ハーピィ「なーんだ、そんなことか」
男「え?」
ハーピィ「もうちょっとで私の別荘に着くから、私たち2人はそこで暮らしていくんだよ」
ハーピィ「この辺りは街と違って空気もいいし、綺麗な水や食料だってたくさんあるんだよ」
ハーピィ「だから…帰りたいなんて言わないよね」ニコッ
男「……っ」ゾクッ
ハーピィ「それじゃあ休憩もすんだし行こうか」
男(結局別荘とやらに着いてしまった…)
ハーピィ「さぁ、今日からここが私たちの愛の巣だよ」
ハーピィ「先ずは晩御飯にしようか。作ってくるからちょっと待っててね」
男(どうやって逃げよう…)
男(気絶していて気づいたときには森の中…ハーピィと一緒にいたからここがどこかもわからない)
男(逃げたところでここはどこの森で、森の中のどこら辺なんだ?上の方なのか下の方なのか…)
男(でも……機会を見計らって森の中をうろついてれば誰かしらに会えるかも…)
男(その人に街まで連れて行ってもらえるよう頼めば…)
ハーピィ「男くーん、晩御飯できたよー」
ハーピィ「それじゃあ、あーんして食べさせてあげるね。はい、あーん…」
男「あ、あーん…」モグモグ
男(両手縛られて足を椅子に固定されながらの食事なんて…)
ハーピィ「どう?美味しいかな?」
男「うん…美味しいよ…」
男(でも何か…鉄っぽい味がするな…)
ハーピィ「よかった~、人魚の血を入れた料理なんて初めてだし不安だったんだ~」
ハーピィ「でも、男くんが美味しいって言ってくれるなら良かったよ」
男「…え?……なんで…そんなもの……」
ハーピィ「男くんと永遠に一緒にいるためだよ」
ハーピィ「人魚の血っていうのはね、1滴でも体内に入れると不老不死になるんだよ」
ハーピィ「そこで友達の人魚に頼んだら奮発してくれてね、晩御飯に全部入れたんだよ」
ハーピィ「これで私たち永遠に一緒だね。世界が滅ぶまでず~っと一緒にいようね」
男「」クラッ バタッ
ハーピィ「あれ?ふふっ、男くんったら嬉しすぎて気絶しちゃったんだね」
ハーピィ「でもこんなとこで寝るのは良くないからベッドに行こうね…よいしょ」
って感じのヤンデレ人外娘ものが読みたいです
ここまでしか書いてないんで書き溜めする時間をください
今更だけどハーピィって遊戯王にしかいなかったな…
ハーピィ→ハーピーに変更で
男「う…う~ん…」
男(なんだろう…何か悪い夢を見ていたような…)
ハーピー「おはよう、男くん」
男「…ひっ!」ビクッ
ハーピー「びっくりしたよ。昨日急に気絶しちゃうんだもん……って、どうかしたの?」
男「あ…ああ…」ガクガクブルブル
ハーピー「うーん…もしかして寒い?じゃあ私がギューってして温めてあげるね」
ハーピー「ほら、ぎゅー」ギュー
男(これは悪い夢だ…悪い夢なんだ…ただちょっと夢が長いだけ…早く起きなきゃ…)ガクガクブルブル
男(現実逃避はやめよう…これは夢じゃないんだ…)ガクブル
男(そうだ!携帯を使って連絡すれば!ここが圏外でも森を彷徨ううちにつながるかも)ゴソゴソ
ハーピー「ん?…どうしたの男くん?」
男(おかしい…服はそのままだからポケットに携帯が入ってるハズなのに…)ガサゴゾ
ハーピー「…ねぇ、もしかしてコレ探してるの?」
男「あっ!俺の携帯…か、返してくれないか」
ハーピー「ふーん…コレ探してたんだ。どうしてコレ探してたの?」
男「えっ?」
男(ここで連絡を取るためとは言えない…)
男「い、いま何時か時間を確認したかったんだよ」
ハーピー「どうして?」
男「……え?」
ハーピー「ここには私たち2人しかいないんだよ。どうして時間を確認する必要があるの?」
ハーピー「まさか…誰かと連絡取ろうとした……とかじゃないよね?」
男「…う、うん」
ハーピー「じゃあコレはもういらないものだよね」ベキ…グシャ…
ハーピー「それで…今日は何しようか?」
ハーピー「あっ!昨日お風呂入りそびれちゃったし、先ずはお風呂に入ろうよ」
男「……ああ」
ハーピー「じゃあ準備してくるからちょっとだけ待っててね」
男(……行ったか。ここから出るためにもいろいろ見ておかないとな)キョロキョロ
男(この部屋の窓は鉄格子で塞がれていて出れる感じじゃない…)
男(風呂に行くときに不自然にならないよう気をつけながら他のところも見ておかないと)
男(それに…しばらくはハーピーの言うことを聞いて油断させることに徹しよう)
ハーピー「わぁ…男くんと一緒にお風呂に入れるなんて夢みたい…」
男(夢であって欲しかった…)
ハーピー「これからは毎日私がお風呂に入れてあげるからね」ゴシゴシ
男「ありがとう…」
男(風呂場にも窓があるもののあれは人がでは入りできるほど大きくないから無理だな)
男(風呂に入る前に見た窓全てが鉄格子で塞がれているところを見ると窓からの脱出は無理のようだ…)
男(俺が出て行かないと安心させきって出入り口から脱出する方がいいだろう…)
男(でもそれまでには一体どれくらい時間がかかる?…数ヶ月か…いや数年になるかもしれない…根気よく頑張るしかないのか)
ハーピー「男くん!」
男「うぉっ!」
ハーピー「どうしたの?のぼせちゃった?もう出ようか?」
男「そ、そうだな…そろそろ上がるかな」
ハーピー「じゃあ体拭いて服着せてあげるね」
男「あ、ありがとう」
ハーピー「ふふっ、どういたしまして」
男(これは…すごく恥ずかしいな…)
ハーピー「もうお昼くらいかな…朝ごはんとお昼ごはん一緒でいいよね?」
男「ああ」
ハーピー「男くんって何か好きな食べ物ある?できるものなら作ってあげるよ」
男「好きな食べ物か……焼きそばかな」
ハーピー「焼きそばか~……うーん、ゴメンね。今はないや、今度仕入れるよう頼んでおくね」
男「いや、別にいいんだけど……仕入れるって?」
ハーピー「この別荘の入口の近くにカゴがあるんだよ」
ハーピー「そこに欲しいものをメモした紙を入れておくと、友達の狸が持ってきてカゴに入れていってくれるんだよ」
男「へぇ~、お金はかからないのか?」
ハーピー「作った料理とかお菓子で交換してくれるからお金はかからないよ」
ハーピー「じゃあ作ってくるね」
男(いいことを聞いたな…)
男(狸がどれくらいの周期で来るのかはわからないけど、なんでも買ってきてくれるということは人との交流もあるんだろう)
男(ならば、そのカゴとやらに俺がここに囚われているというようなメモを入れておけば助けに来てもらえるかもしれない…)
男(でも…いつカゴの存在を確認できるんだ?いつカゴにメモを入れることができるんだ?)
男(それに狸はハーピーの友人だというし、流されるということも……今は機会を待つか……)
~翌日~
ハーピー「今日は、朝ごはん食べ終わったら木ノ実を取りに行こうよ」
ハーピー「ついでに散歩もできて一石二鳥だよ」
男「ああ、ちゃんと外に出て緑を見たかったしいいよ」
男(ついでにカゴがどんな物なのかも見ておかないとな…)
ハーピー「やったぁ!今から楽しみだよ。はい、あーん」
男「そんなに喜ばなくても…あーん」
ハーピー「それじゃあ、お散歩用に手錠しようね」ガチャガチャ
ハーピー「ほら見てー、男くんの手と私の手がこんなにぴったり」
男「本当だね」
男(時間をかければいつかは手錠をせずに外に出られるだろうか…)
男(いっそのこと手を引きちぎってでも逃げることができるはずだ…本当に不老不死になったのなら…)
ハーピー「ここら辺のことはよく知ってるはずだけど、迷わないように近場ですまそう」
男(あれがカゴか……結構大きいんだな…横にあるポストはメモを入れるためのものだろうか…)
男(次外に出るときになんとかメモを入れれないものか…)
ハーピー「………そんなにそのカゴが気になるの?」
男「あ、ああ…日用品も頼めるのかなぁと思ってさ」
ハーピー「なにかメモ入れておこうか?」
男「いや、今は散歩行こうよ」
ハーピー「うん!」
~…ヶ月後~
男(採集兼散歩ももう手錠をはめなくても良くなった)
男(ハーピーもそろそろ油断しているみたいだし先ずはメモを入れておこう)ガサッ
ハーピー「……今日はどこに散歩行こうか?」ギュゥッ
男「川にでも行ってみないか?」
男(カゴだけじゃ心細いし、瓶の中に手紙を入れたのを川に放っておこう)
男(それにしても、いつもハーピーと手をつないで散歩するが今日は握りが強い気がする…気のせいか?)
ハーピー「じゃあ今日は釣りもしようよ」
男「そうだね、久しぶりに魚が食べたいよ」
男「う~ん、釣れないね…」
ハーピー「ふふっ、釣りっていうのはね…精神を統一してただただ機を待つものなんだよ」
男「何回も言われたよ」
ハーピー「何回も言ってるからね」
男「それにしても……」ブルッ
ハーピー「…?どうしたの?」
男「ちょ、ちょっと…お花を摘みに…」
ハーピー「え?……あ~、男くん…それを使うのは女の子だけだよ」
男「そ、そうなの?!ってかもう限界だから行ってくる!」ダダダッ
ハーピー「あっ!あんまり遠くいっちゃダメだからね!!」
男(はぁ……ここら辺ならいいだろう…川の流れも急だし、ハーピーのいる所よりも下だし)ジャポン
男(今すぐここで逃げ出してもいいが、するならば更に油断させてからの方が良さそうだな)
男(後はいくらか待ってから考えよう……とりあえず今は戻るか…)クルッ
ハーピー「……終わった?」
男「…う、うん」
ハーピー「まさか川にしてないよね?」
男「流石にそれはしないよ…ただ…」
ハーピー「ただ?」
男「こんな自然の中でするんだし、川を見ながらの方が爽快感あるかなって」
男(こんな川の近くにいたことを誤魔化さないと…)
ハーピー「も~、男くん下品だよ」
男「ははは、ゴメンゴメン」
男(なんとか誤魔化せたか?)
~…ヶ月後~
男(あれからしばらく経ったが何もないということはカゴも瓶も失敗か…)
男(でも、メモを入れれば食材やら日用品が届くということは街におりられるんだな…)
男(しかも、メモを入れてからすぐ届くからここは森の中でも街に近いんじゃないだろうか?)
男(ハーピーも油断しきってるし行動を起こすなら次か…)
ハーピー「男くん、今日も散歩行こうか」
男「そうだね」
男「それじゃ、行こうか」
ハーピー「そうだね…あっ!」
男「どうかした?」
ハーピー「ゴメンネ、お昼に一緒に食べようと思ってお弁当作ったんだけど置いて来ちゃったみたい。取ってきていいかな?」
男「いいよ、俺はここで待ってるから」
ハーピー「ありがとう男くん!すぐ戻ってくるからね!」バタンッ
男(ひょっとして…今がチャンスなんじゃないか?)
男(後々こういうチャンスがあるとも限らないし…行くか!)ダッ
ハーピー「……」
男「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
男(一体どれぐらい走っただろうか…一向に森を抜ける気配がない…)
男(それにこっちに走ってきていいのかもわからない…もうクタクタだ……ん?)
?「う……うぅ……」
男(誰だ?……人間の男だ!あの人に協力してもらおう!)
男「大丈夫ですか!」
?「あ…ああ……君は?」
男「俺は男といいます。この森からなんとか街に出たいんです。協力してもらえませんか?」
?「この森から出ようとしてるのか?……私と同じだな…協力しよう」
男「ありがとうございます。…で、あなたは?」
中年「…ああ、私の名前は中年だよ。お互い助け合ってここから抜け出そう」
男「はい!」
男「中年さんはここに来てからどれくらいなんですか?」
中年「私はここに来てもう20年になる…いや、本当はそれ以上なのかもしれない」
男「どうしてこんな森の中に…」
中年「私は恋人に連れてこられたんだ…ピクニックしようよと言われてね…」
中年「そして日も暮れ、帰ろうとしたらいきなり何かで殴られて小屋に監禁されたんだ」
中年「しばらくしたら出られるようになったが…そのとき恋人に言われたんだ…」
中年「私の体内にはもう人魚の血が回ってるってね…」
男「俺も…俺も似た感じです…」
中年「そうなのか……同じような境遇の者同士、なんとしてでもこの森から出よう」
中年「男君、ここらで休憩しないか?」
男「でも…ここで止まったら…」
中年「それに腹ごしらえもしなければならない。ここぞというとこにフラフラではこの森から出られないだろう」
男「そうですね。…で、食料って」
中年「こういうときのために私はリュックを背負ってるんだよ。ほら、食料やロープ等を入れてるんだ」ガサゴソ
男「本当だ…俺にはとても準備する時間が無かったな…」
中年「辛い思いをしたんだな…だが、森から抜け出せばもうそんな思いはしなくてすむ」
男「……はい」
男「はぁっ…はぁっ…ま、まだですか?」
男「もうすっかり…夜ですけど…」
中年「も、もうすぐだ…はぁっ…」
男「ほ、本当ですか!」
中年「ああ、私はこの森に来てから…はぁっ…毎日ここへ来た道を思い出してたんだ…だから、大丈夫だ…はぁっ…」
中年「この森の入り口には電灯があったはずだ…だから、光さえ見つければ…」
男「じゃ、じゃあ…あと少し頑張りましょう!」
中年「ああ!」
男「あ、あった!光だ!光ですよ!」
中年「遂に…遂にこの森から出られるんだな…!」
男「行きましょう!もうすぐそこです!」ダダダッ
中年「そうだな…最後の最後に見つからないようにしないとな!」ダダダッ
男(やった…これで街へ…家へ帰れる……いつもの日常に戻れるんだ!)
ハーピー「あっ!男くーん!」
男「……………え?」
ハーピー「意外と遅かったけど……怪我とかしてないよね?大丈夫だよね?」
男「ど……どうして…ハーピーがここに…」
ハーピー「ふふっ、男くんのことならなーんでも知ってるからだよ」
ハーピー「男君がカゴに助けを求めるメモを入れたことも」
ハーピー「川に手紙を入れた瓶を放ったことも」
ハーピー「なーんでも知ってるんだよ?…私が気付いてないとでも思ってた?」
中年「だから言ったんだ…首輪はちゃんとしておけってな」
男「……え?…………え?」
ハーピー「も~、男くんはペットじゃないんだからそんなことできないでしょ!」
中年「だが逃げ出そうとしたじゃないか…この、一部の記憶を忘れさせる薬をやるから上手くやれよ」
ハーピー「うーん…あんまりそれ使いたく無かったんだけどな…」
中年「今後こういうことが起きないためだ…仕方ないだろう」
ハーピー「む~…そうだね……ゴメンね、男くん。でも、逃げる男くんも悪いんだからね」
男「な、な…何を話してるんだ…中年さん…どうしてハーピーと仲良さげに話なんて…」
中年「ん?…ああ、この姿のままだったか…よっ」ボフン
狸「まぁ、見てのとおり私は狸だ…それもハーピーの家に荷物を届けてるな」
ハーピー「紹介するね男くん、この子が私の友達の狸ちゃんだよ」
狸「不老不死同士仲良くしようじゃないか。もっとも…もうすぐそれも忘れてしまうと思うがな」
男「そ、そんな……嘘だ………嘘だ!」ダダダッ
男(ヤバイヤバイヤバイ…逃げないと!)
男「…はぁっ……はぁっ……はぁっ……うわっ!」ドサーッ
ハーピー「も~逃げちゃ駄目だよ男くん。人間なんだから力も速さも私に叶うわけないでしょ」
ハーピー「それに……本当はここに新しく来た人たちに私達の愛を見せ付けないといけないんだよ?」
男「……は?」
ハーピー「ふふっ、よーく耳を澄ませてみなよ」
「やめろ!放せ!こんな森で生きたくない!」「はぁ…もうアンタは私のものなんだからおとなしく言うこと聞きなさい…」
「なぁ…お願いだ…帰してくれ…」「……ダメ……いつ他の女に…取られるかわからないもん…」
「例え俺を連れて行っても後から捜索願とか出て直ぐ助けがくるんだ!そうすればお前なんか!」
「君って無知なんだね。捜索願が出てもここは捜索されないんだよ?……だって、ここは不老不死になる者しかいないんだから」
ハーピー「ふふっ、懐かしいね…ここに来たときのことを思い出しちゃうよ」
狸「おい、やるんならさっさとやったほうがいいんじゃないのか?」
ハーピー「ん~……そうだね」
狸「その小瓶を使い切ればちょうどハーピーが男と会う前ぐらいまで記憶が消えるはずだ」
ハーピー「そんなに消えちゃうんだ……ちょっと寂しいかな……」
男「や…止めてくれ…」
狸「寂しいも何も、ハーピーがしっかりやらないからこうなるんだ」ガシッ
ハーピー「うん…わかってるよ」
ハーピー「だから…次はそうならないよう、いっぱいい~っぱい愛してあげるからね…男くん」
男「頼む……止めてくれ………お願いだ…」
ハーピー「それじゃあ…バイバイ……男くん…」
男「止めてくれええええええ!」
~……………後~
ハーピー「今日は木ノ実取りついでにお散歩でもしようね」
男「そうだな、たまには散歩もいいかもしれない」
ハーピー「それじゃあ、早速行こうか」ギュッ
男「う、うん」
ハーピー「ふふっ、手を繋いだだけなのに…相変わらず男くんは照れ屋さんだね」
男「…そんなことないよ」
男(倒れていた俺をハーピーが助けてくれてどれくらい時間が経っただろうか…)
男(緑に囲まれ空気もよく、綺麗な水、珍しい野鳥…ここは素晴らしいところだ)
男(それに…こんなに可愛い子が俺に尽くしてくれる……なんて幸せなんだろう…この時が永遠に続けばいいのに…)
ハーピー「…?……どうしたの、男くん?」
男「いや、この時が永遠に続けばいいな…って思って」
ハーピー「大丈夫だよ」
男「え?」
ハーピー「世界が滅ぶまで私たちは永遠に一緒だよ、男くん」
男「うん」
終
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