長慶「一存が事故死だと!?」コナン「事故なんかじゃない、殺人だ」(8)


三好長慶「馬鹿な!あの一存が落馬で事故死など、何かの間違いだ!」

十河一存(そごうかずまさ)「」

十河重存(そごうしげまさ)「父上!父上ぇ!」

松永久秀「某も信じられませぬが、状況から見てほぼ間違いないものと…目撃者もおります故……」

三好長逸(みよしながやす)「はい、しかとこの目で一存殿の落馬の瞬間を……」

長慶「そ、そんな…なぜだ一存、なぜお主程の者が落馬などで……」

三好義興「父上、お気を確かに」

小五郎「蘭、取りあえず侍所の目暮警部に連絡を」

蘭「う、うん」


小五郎「えー、皆さん!現場の保全の為に死体には触らないでください!それと今警察を呼びましたので、皆さんにはしばらくここに留って敷地から出ないようにお願いします」

安宅冬康「って、なんだその方は?偉そうに指図しおって」

小五郎「あー、いや」

久秀「ん?良く見れば…あなたはかの有名な、毛利小五郎殿では?」

三好義賢「毛利小五郎…では、あなたがあの名探偵と名高い、毛利小五郎殿か!?」

小五郎「うおぉっほん!その通りです。何を隠そう、この私こそが名探偵の毛利小五郎です!」


久秀「それはそれは…名探偵の毛利殿が言うのであれば我々も従いましょう」

義賢「うむ、そうだな」

久秀「しかし状況から見て、間違いなくこれは事故死…これでは毛利殿の名推理は見れそうにありませんな。いや、残念なことで」

小五郎「まぁ、そうかもしれませんな」


コナン(いや、これは事故なんかじゃない……十河一存と言えば、敵から「鬼十河」と恐れられ、三好一門の中でも一番の武芸者…それが落馬で事故死?)

コナン(それに、いくつか現場に不自然さも感じる……なんにしても、これに絶対に裏があるはずだ)

重存「父上っ……!」

長慶「一存ぁ…何故この兄より先に逝ってしまったのだ……!」

久秀「殿、お気がすぐれぬのであれば、奥の間へ」


長慶「あぁ……うむ…」

義興「父上……久秀、俺も行くぞ」

義賢「兄上…さぞ無念でありましょうぞ」

長逸「しかし一存殿が亡なったとなると、和泉の支配が危うくなりかねませんな……」

冬康「うーむ、重存があの調子で大丈夫なものか…」


コナン(この中の誰かが犯人……)

コナン(俺は絶対に見つけてやる…その犯人をな!)




ここまで考えた。
誰か続き書いて。

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