ジャック「フェラチオとは女が男に日頃の感謝を込めてする性技だ」

セレナ「性技？」

遊星「装備魔法みたいなものだ」

セレナ「装備魔法はフェラチオなのか？なるほど」

ジャック「別名では尺八とも呼ばれ一般では縮めてフェラと呼ばれている」

セレナ「日頃の感謝を込めてするんだな？そのフェラチオは」

ジャック「少なくとも俺はそう思っている」

セレナ「感謝か・・・」

ジャック「したい相手が居るのか？生意気なお前にも」

セレナ「ひ、1人だけ居るぞ」

クロウ「マジかよ！？」

ブルーノ「意外だよね。誰なの遊星？」

遊星「・・・まさか」

遊矢「俺かもしれない。遊星さんはどう思う？」

遊星「あ、ああ」

ジャック「そしてフェラチオとは・・・」

クロウ「まさか直で言うんじゃねえだろうな」

ジャック「棒をしゃぶる行為の事を言う」

セレナ「棒？」

ジャック「そうだ。棒を男の目の前でしゃぶり舐めれば喜ぶ」

クロウ「上手いことボカしたなあいつ」

ブルーノ「さすがのジャックもそれぐらいは心得てるよ」

遊矢「心の準備した方がいいのかな・・・でも何か」

遊星「そうだな。頑張れ遊矢」

遊矢「やっぱりダメなんじゃないかなって」

遊星「そうか」

ジャック「このホワイトボードに注目しろ。今からやり方を絵に描いてみる」

セレナ「棒をしゃぶるだけで本当に喜ぶのか？嘘じゃないだろうな」

ジャック「事実だ」

ジャック「このような持ち方をして」

遊星「この棒を使ってみろ。身体に害の無い素材でできている」ゴソゴソ

セレナ「これだな？」

ジャック「そして・・・先端を舐めるんだ」

セレナ「こうだな」ペロッ

ジャック「よし！さらに何度も先端を舐めるんだ」

セレナ「先端を何度も・・・」ペロペロペロペロペロペロ

ジャック「手を上下にこするのもいいぞ」

セレナ「こ、こうか」シュッシュッシュッ

ジャック「いいぞセレナ」

遊矢「何でだろ不思議と興奮しない・・・」

遊星「あれが柚子なら興奮するんじゃないか？想像してみろ」

遊矢「で、できないよ！だって柚子はただの友達だろ！？」

クロウ「とか言いながら勃起してるじゃねえか！」

遊矢「ハハハ・・・」

遊星「・・・」

セレナ「ここからどうするんだ？」

ジャック「次はその棒を満遍なく舐め回す。いいな？」

セレナ「・・・」ペロッペロッペロッ

ジャック「そして棒を咥えろ」

セレナ「こ、これでいいほか」

ジャック「咥えて口の中で何度も上下させてみろ」

セレナ「ほ、ほうだな」ジュポジュポジュポ

ジャック「さらに舌を使うのもいいと思うぞ」

セレナ「ひ、ひただな・・・」ジュポジュポジュポ

ジャック「飲み込みが早いな」

遊星「十代さんが言うには賢い子らしいからな。世間知らずなだけで」

ジャック「俺はセレナにとってフェラチオの先生というわけか」

遊星「ああ」

遊矢「俺・・・どうすればいいんだろ遊星さん」

遊星「素直に喜ぶべきだ」

遊矢「喜ぶって友達の柚子で勃起して彼女のセレナに勃起しないんだよ！？最低だ俺！」

遊星「それはどうかな」

遊矢「え？」

遊星「俺は勃起してるぞ」

遊矢「だって遊星さんとセレナって」

遊星「しているものはしているんだ。例え棒を舐めて居るのが権現坂でも勃起する」

クロウ「それが男ってもんだぜ？」

遊矢「それが男なのか・・・」

遊星「柚子に関しては友達と見ない方がいい」

遊矢「でも」

遊星「ライバルとして見たら勃起しても罪悪感は無いんじゃないか？」

遊矢「じゃあ遊星さんはジャックさんや鬼柳さん、プラシドさんがフェラチオしても」

遊星「間違いなく勃起する」

遊矢「やっぱり遊星さんは凄いな・・・常識外れだよ」

遊星「するものはする。勃起だって誰だってする」

ジャック「そして白い液体が出ればターンエンドだ」

セレナ「これも出るのか？」

ジャック「これは出ないな」

遊星「それとあまりフェラチオを連呼するのは良くない。わかったな？」

クロウ「あとフェラチオってのはマジで惚れた相手にしちゃやっちゃいけねえからな」

ブルーノ「ふしだらな女の子になっちゃダメだよ」

セレナ「わかった。約束しよう」

遊矢「セレナ・・・俺のためにそこまで」

クロウ「ぶん殴っていいか？」

遊星「落ち着くんだ。ところで誰にフェラチオしたいんだ？」

セレナ「だ、誰だっていいだろ・・・」

遊星「遊矢か？」

セレナ「遊矢・・・」

遊矢「待ってセレナ！俺も心の準備が・・・柚子は」

セレナ「世話になったな。私はこれで帰る」

遊星「一体誰なんだ・・・女の子のセレナがわざわざフェラチオしたい相手とは」

遊矢「セレナ・・・フェラチオなんてしなくてもいいよ」

セレナ「何故だ？」

遊矢「俺も何ていうか・・・柚子はユーゴにしてるのかな・・・柚子に限ってそんな」

セレナ「最近おかしいぞ。遊矢と柚子は仲が良かったのに」

遊矢「色々とあるんだよ。今はセレナが一番大事だ」

セレナ「柚子は？」

遊矢「・・・二番かな」

セレナ「嘘だ！お前はいつも柚子を見ているぞ！？」

遊矢「でも柚子は」

セレナ「柚子もお前をずっと見ているぞ？どうして喧嘩なんかしているんだ」

遊矢「・・・もう元には戻れないんだよ。俺はセレナが好きなんだ」

セレナ「私も遊矢は好きだ。柚子も好きだぞ」

遊矢「だから俺は」

セレナ「早く仲直りすべきだと思う。私は寄る場所があるから帰らせてもらうからな」

遊矢「・・・」

セレナ「・・・」ジュポジュポジュポ

十代「・・・」

セレナ「・・・」ペロッペロッペロッ

十代「・・・」

セレナ「・・・どうだ？」

十代「呼び出したかと思えば棒を舐めてどうしたんだ？」

セレナ「フェラチオだ！」

十代「フェラチオ！？」

セレナ「ひ、日頃の感謝・・・感謝してやってるんだからありがたく思え！」

十代「・・・」

セレナ「う、嬉しくないのか？」

十代「嬉しいよ。セレナが何か頑張ってくれるってのは嬉しい事だぜ」

セレナ「本当か！？」

十代「けど棒を舐めるのはもうやめような。ほら棒捨てといてやるから渡してくれ」

セレナ「・・・わかった。今日だけの感謝だからもう棒は舐めない。2度としないからな」

十代「それで誰がセレナにフェラチオを教えたんだ？」

セレナ「ジャックだ」

十代「ふーん・・・ジャックか」

十代「他に何か言いたい事あるんじゃないか？」

セレナ「遊矢と柚子・・・喧嘩している。もしかしたら私のせいかもしれない」

十代「どうして？」

セレナ「良くわからないが・・・私は仲のいい2人が好きだった。色々と教えてくれる2人が・・・だから」

十代「悪いけど俺はパスさせてもらうぜ。そういうの苦手なんだ」

セレナ「お前はいつだって助けてくれただろ！どうして遊矢と柚子を助けてやらんのだ！？」

十代「こいつは2人の問題だ。それに助言してくれる遊星達が居るじゃねえか」

セレナ「なら私はどうすればいいんだ？謝った方がいいのか？」

十代「セレナは気にしなくていいぜ。いつも通りのセレナで遊矢の側に居てやればいいぜ」

セレナ「柚子にはどう接すればいいんだ」

十代「それもいつも通りでいいぜ！お前がクヨクヨしてたららしくないんじゃないか？」

セレナ「・・・」

十代「そんな落ち込むなって！セレナが落ち込んでたら遊矢と柚子は元には戻らないぜ？」

セレナ「私が元気なら元に戻るのか」

十代「セレナの笑顔は人を元気にさせるんだよ。だから俺はいつも元気なんだぜ？」

セレナ「そうなのか？なら遊矢と柚子のために笑顔で居る。お、お前の前では笑顔を見せてやらんからな」

十代「それじゃ俺行くよ。そう言えばお前にフェラチオって言葉を教えたのはどこのどいつだ？」

セレナ「同じランサーズのデニスだ。それがどうかしたか？」

十代「いや・・・またな！」