神『今から全人類の皆さんで殺し合いをしてもらいまーす♪』(12)

男「は?」

神『ようするにバトルロワイアル?』

頭の中に見知らぬ声が響く。女性の声っぽい。

モブ「な、なにこれ?!?」
モブ「変なの聞こえるんだけど!ヤベェ!」
モブ「声が好みだ…ふぅ」

どうやら周りの奴らにも聞こえてるようだ。

神『あ、この通信は一方通行だからよろしくねーー♪』  

どうやら、俺らの声はあっちに届かないようだ。

神『でねでね!全人類の皆さん。兵器を使った戦争なんて見ててつまらないの♪』

神『だーかーら!皆さんには特殊な能力を授けようと思うのー!』


何言ってんだこいつ。てか、夢でも見てんのかな俺…

神『今から1時間後に、自分の使ってみたい能力を心の中で思ってねー!ではでは!バイバーイ♡』


声が消えた。恐らく、通信が終わったんだろう…

モブ「嫌だ!まだ死にたくないいぃ!」
モブ「ヤベェww俺、超ノリノリだわwww」
モブ「二次元に入って…ふぅ」


気持ちは違えと、生きたい気持ちだけは一緒のようだ。

煎じてるなぁ

>>4

前からこういうのかきたかったんです。煎じてるように見えてしまうのはすみません

まぁ王道だしネタかぶりもやむなし

スゲー気になる
ただ主人公の能力を安価で決めるなよ

>>6

王道ですもんね。

>>7

安価で決めたら、チート級の能力か、変な能力になりそうですwww

男「一体なんなんだよこれ…」

未だに状況を把握出来ていない男は、頭を掻きむしりながら、今の状況を男なりに考えた。

男「…つまり…勝たなきゃ死ぬってことか…」


男「なら…今はどんな能力にするかを考えなきゃ…」

火を操る能力などのファンタジーなものから、能力を無効化にする能力などチート級のものまで、あらゆる能力を考えた。

男「……よし。これにしよう…」

男は、考えた能力を心の中で思った。

神『皆ーー!人を殺すための能力は思いついたかなー?!』

あいつの声が聞こえてきた。どうやら夢ではなかったみたいだ。

神『よーし!能力を授けていくよー!……………はい!ok!』

一瞬の沈黙でどうやら終わったらしい。

神『じゃあ皆さん!生き残りをかけて頑張ってねー♡』

男「俺に能力が宿ったのかな…全く外見に変わりが無い…」

そのときだった。近くの建物が次々に倒れてく。

仮面の男「…………」

壊れた建物の瓦礫の横に、仮面をつけた男が立っている。


男「おい…なにしてんだ!」

男は、仮面の男に向かって叫ぶ。

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