ﾇｷﾞｯ

紳士「クラゲさん…ごめんなさい、ごめんなさい」

ﾑﾝｽﾞ

クラゲ「ふぇっ！？」

紳士「…」

ｼﾞｰｯ

クラゲ「な、何ですか…ご主人様…」

紳士「ペットとして愛でるだけでは、もう…私は…」

クラゲ「…」

紳士「ごめんなさい…」

ﾇﾌﾟｩｯ

クラゲ「いっ、ぎぃぃ！」

ﾇﾌﾟｩｯ

紳士「っはぅ、も、持っていかれる…持っていかれる！」

クラゲ「９割が水分の、私の体がぁぁぁ！」

ｽﾞﾌﾞｯ ｽﾞﾌﾞｯ

紳士「ふっ、ふっ、ふっ」

ｾｲﾔｯ ｾｲﾔｯ

クラゲ「ば、ばらばらになるゥ…」

紳士「…」

クラゲ「うら…み…ます…よ、ご主人様…」

ﾎﾞﾄﾘ

紳士「っ…！」

ﾀﾊﾟﾀﾊﾟｯ

紳士「ふぅ…人は何故戦争などするのだろう」

ｸﾗｹﾞ ﾊﾞﾗﾊﾞﾗ

ｽﾞｷｯ

紳士「…っ！く、クラゲ！？」

紳士「だ、誰がクラゲを…酷い…それに何故私は全裸なんだ…」

紳士「クラゲは、私の唯一の友達だった…なのに…許さない」

ｶﾞｻｶﾞｻ
ｽｰﾂ ｿｳﾁｬｸ


紳士「この赤いスーツは怒りを表す…真っ赤に燃える私の怒りを！」

ｽﾞｷｯ

紳士「ぐっ…頭痛…痛い…」

紳士「…」

紳士「…ふぅ、最近ずっと寝てたのによ…活性化してきやがったか、表人格が、よ」

紳士「まったくメンドクサいぜ…そうだ、ちょっとお仕置きしてやるか…」

ｽｯ
ﾊﾁﾐﾂ

紳士「このハチミツを、体に塗る…」

ｽｰﾂ ﾇｷﾞｽﾃｰ

ﾍﾟﾀﾇﾁｬ

紳士「ふふっ…まんべんなく、まんべんなァァァく、なぁ」

ﾍﾟﾀﾇﾁｬ

紳士「ハチミツ紳士は怪しく笑う…ふふっ…」

ﾃｯｶﾃｶ

紳士「これで表人格に戻ってやるぜ…フンッ」

ｽﾞｷｯ

紳士「っ…頭痛…ん？」

ﾃｯｶﾃｶ

紳士「なぜ全裸に…しかもハチミツ紳士になっている現象…」

ｸﾞﾙﾙ…

紳士「ん？」

熊「ハチミツたべたいなー」

紳士「熊…トチ狂ってお友達になりに来た訳じゃないよな…」

熊「お、ハチミツ紳士発見」

紳士「ハチミツの匂いに誘われたか…淫乱め！」

熊「いい事思いついた。お前俺の口の中にハチミツだせよ」

紳士「…確かに私は性器からハチミツを無限に出せるハチミツ紳士…だがそれをどこから聞きつけた？」

熊「それを知ってどうする？もはやお前には、ハチミツを出すしか選択肢は無い」

紳士「で、あるか…」