【SS】照「やっぱり京咲はナンバーツー!」京太郎「?」 (1000)
照「京照がナンバーワン!」
咲「えええっ!? そんなの酷いよ!!」
照「問題無い」
,. . . -――- . . .、
,. :' : : : : : : : : : : : : : : : :>.、
./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
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/. . . . . . . . / l: : : : : ト、 : : : : : :.
,' : : : : : : : : : : : : / l . . . . l .',: : : : : : : :. (おかしい、元は京咲スレだったのに……)
,' : : : : : : :l: :,i : : / U l: : : : :! ',: : :l: : : : :.
i: : : : : : : :l /{ : /-一' レl: : ノー-,: : l: : : : : i
!: : : : ;、: :レ l〃⌒ヾ l/ 〃 ヾ: :l : : : : : !
',: : f⌒\{ {l l} {l l}Ⅵ : 、 : : !
',: { 乂_ノ 乂ノ .l: : :} \ノ
',:乂_ ` .!ヘ:ノ
',: : : : 丶、 U ,--、 u ノ
ヽ{\ : : ㍉  ̄ ,, ''
`^≧| ┬ァiフ¨
///∧ Kヽ、
//////∧ }//> , 、
/ \//////∧ー―l///// }
咲「むぅー! おねえちゃんの馬鹿!」
照「馬鹿でいいもん」
咲「もぉぉぉ!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428514567
このスレは京太郎を中心とした小ネタSSを淡々と投下するスレです
以下の内容が含まれているので気を付けてください
・キャラ崩壊
・京太郎と女キャラの恋愛描写
・どっかでみたようなネタの焼き増し
一応前作 ※内容の続きとかは特に無いです
【安価ss】京太郎「えこひいきすることにした」咲「えっ」
【安価ss】京太郎「えこひいきすることにした」咲「えっ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426513168/)
こちらが前スレ 続いてます
【SS】咲「やっぱり京咲がナンバーワン!」京太郎「?」
【SS】咲「やっぱり京咲がナンバーワン!」京太郎「?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427983806/)
~やっぱり京咲がナンバーワン~
<<各話リスト>>
第一章【小悪魔テク! 文学少女の逆襲】 京咲
・驚異の女子力テクを秘めて、咲が挑む京太郎陥落!
第二章【モテル反撃!犯される女子力!】 京照
・驚異の女子力テクのリベンジ! 照の作戦とは!?
第三章【密着!そしてS(シャープ)S(シューター)恋愛へ】 京菫
・男を初めて自室に入れる菫 緊張のあまり、彼女が取った行動は!?
第四章【厨二病タコス! 聖雀士と化した少女】 京優
・厨二病を患った優希! 京太郎相手に恋のアプローチを開始!
第五章【厨二病ギアス! 紅騎士と化した天使】 京和
・好きでも無かった人が憧れのあの人に似ていた! 和はヒロインになれるのか?
第六章【ストーカー部長 変態ラブレター!】 京久
・もはや厨二病すら生ぬるい! 痛々しい久の恋の作戦!
第七章【初デート! キャップの恐るべき女子力】 京キャプ
・純愛、王道、リア充 相性抜群の二人がたどり着く終着点
第八章【ラブイズマネー! 恋するお嬢様】 京透
・冴えない男が気になってしまう 乗り気じゃなかった筈なのに――揺れる恋心
第九章【思い込みメール 彼女気取りのネキ】 京ネキ
・迷惑メール? ストーカー? いいえ、彼女は本気なのです
唐突だが一言言わせてほしい
前スレの咲の1番最初のセリフ
>咲「ナンバーワン! わんわんわんっ!」
これめっちゃ可愛いと思った
同意する
俺もそれ可愛いって思ってた
犬とハサミは使いよう(震え声)
ワーキングのやつじゃないのか(困惑)
犬とハサミの方だったら犬耳つけて踊る可愛い咲ちゃんなだけだから俺は損しないけどな
まこ編はネタ要素あまり無さそうな予感
エビオス並の女子力(インパクト)に心当たりある方はドシドシネタ提供オナシャス
まっこまっこり~ん!
第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス!】
京太郎「お茶を淹れましたよー」
優希「いっちばーん!」ダッ
咲「ありがとう、京ちゃん」
京太郎「いいっていいって」コトッ
久「やっぱり須賀君がいると助かるわー」
京太郎「あっ、染谷先輩もどうぞ」
まこ「ん? あぁ、先に和にせぇ」
和「すみません」スッ
京太郎「……?」
まこ「なんじゃ?」
京太郎「いえ、なんでもないです」
まこ「……」
京太郎「(染谷先輩はいつも、自分の番を最後にする)」
お茶を飲むのも、何かを貰う時も
全部一番最後
京太郎「(こういうの、なんていうんだっけ?)」
奥ゆかしいって言うのか、なんていうのか
京太郎「(なんだか気になる)
これが、俺と染谷先輩の奇妙な関係の始まりだった
翌日
京太郎「ふんふ~ん」フキフキ
ガチャッ
まこ「お、ご苦労様じゃな」
京太郎「あ、染谷先輩。お疲れ様です」
まこ「……一人か?」
京太郎「はい。ちょっと早く来すぎちゃって」
まこ「そうか……っと、わしは少しトイレに行ってくるけぇ」
京太郎「え? あ、はい」
まこ「すまんのぅ」
バタン
京太郎「……」
うーん
なんだろう、俺……避けられてるのかな
京太郎「いやいや、そんなことは無いって」
ガチャッ
咲「もー! 一人で先に行くなんて酷いよー」
京太郎「ああ、咲。おつかれさん」
咲「ううん。大丈夫、京ちゃんこそご苦労様」
京太郎「慣れてるからな。それより、染谷先輩のことなんだけどさ」
咲「染谷先輩?」
京太郎「俺、なんだか避けられるみたいでさ」
咲「えー!? それは無いと思うけど」
京太郎「そうか?」
咲「うん。絶対そんなこと無いよ!」ブンブン
京太郎「そっか、ならいいんだけど」
ならどうして、俺と二人きりになってくれないんだろう
男の人が苦手なのか?
いやいや、染谷先輩に限ってそれは無いだろう
京太郎「うーん」
咲「?」
部活終わり
京太郎「お疲れ様でーす」
久「んっしょ。はぁー、終わったわねぇー」
咲「ねぇねぇ京ちゃん! 駅前のファミレスに行こうよ!」
京太郎「あそこか。まだオープンしてないんじゃなかったか?」
咲「あれ? そうだったっけ?」
優希「なら、私とタコスの屋台に行くじょ!」
和「いえ、それよりは私と……」
久「あら、モテモテね須賀君」
京太郎「あはは、そうですね」
まこ「……」
京太郎「そうだ! 染谷先輩も一緒にどうですか?」
まこ「ん? わしか? わしは……そうじゃな」チラッ
咲「?」
優希「どうかしたじぇ?」
まこ「あ、いや。家の手伝いがあるけぇ……すまんな」
和「そうですか。それは残念です」
京太郎「……(まただ)」
また、染谷先輩は一歩引いてしまう
なんでだ?
俺といるのがそんなに嫌なんだろうか
久「そんなに忙しいの?」
まこ「かきいれ時じゃけぇの」
京太郎「……なら!」
まこ「?」
京太郎「俺、染谷先輩の店を手伝いますよ!」
久「!?」
優希「じぇ!?」
和「じょ!?」
咲「和ちゃんっ!?」ビックリ
京太郎「どうですか?」
まこ「ど、どうですかも何も……急にそんな」
久「あら? いいじゃない。仲間のピンチに力にならないとね」
まこ「部長!」
久「まこ。最近、少しおかしいわよ? 須賀君の好意、無駄にする気?」
まこ「……それは」
咲「私も手伝います! みんなで力を合わせなきゃ」
和「ええ。咲さんの言う通りです」
優希「全国大会前に、染谷先輩に倒れられちゃ困るじょ」
まこ「……すまんのぅ」ペコリ
京太郎「じゃあ、決まりですね」
まこ「ただし、ちゃんとバイト代は出すけぇの」
久「ふふ、最初からそのつもりよ」
優希「タコス代の足しにしてやるじぇー!」
咲「楽しみだね」
和「はい。それより須賀君の衣装についてなんですがやはりゼロのコスチュームは不可欠だと思います。なぜなら須賀君の声、身長、それらを総合するとゼロが一番似合っているからです。それにコードギアスは若者を中心に人気なアニメですから知名度も高いですし、お店の売り上げアップにもつながると私は確信しています。なので須賀君にはゼロのコスチューム以外ありえません。むしろ推奨されるべきではないでしょうか? いえ、推奨などという甘い言葉ではダメですね。確定です。それオンリーです。須賀君にはゼロの格好が義務付けられるべきではないですか? ですよね? そして私がカレンの格好をすることによって全てうまくいきます。きっとお店のファンの方々も満足いただけるかと。そしてつきましては私と須賀君の挙式をあげましょう。須賀君の年齢がネックですが、ゼロで姿を隠すことにより年齢の問題など全てクリアされます。いえ、彼風に言うなれば条件は全てクリアされた、とでも言うべきですね。ふふふふふふっ、須賀君。さっそくゼロのコスチュームに着替えてください!!」ペラペラペラ
咲「?」
優希「?」
久「?」
まこ「……」
京太郎「うん! そうだな!」
Roof-top
京太郎「いらっしゃいませ」
女生徒H「あ、あの! 私、こういうお店初めてで!」
京太郎「お一人様ですか? ではどうぞ、こちらへ」ニッコリ
女生徒H「ひゃ、ひゃひっ//」
京太郎「どうかしましたか?」
女生徒H「わっほい! きゃぁっ!」ドンガラガッシャーン
和「結局ルルーシュのコスプレに落ち着きましたか……でもこれはこれで」ムフフ
優希「のどちゃんのツモ番だじぇー」
和「分かってますよゆーき」スチャッ
ゆみ「随分気合の入った格好だな、原村」
桃子「知ってるっすよ。それ、コードギアスとかいうロボットアニメの……」
和「ギアスはロボットアニメじゃありません!」クワッ
桃子「ひぇっ」
和「あれはギアスという力を使ってのうんたらかんたらほにゃらら!!」
久「(スパロボに出ておいて何を言ってるのかしら)」ウーンコノ
ゆみ「次はでこちゃんの番だぞ」
優希「でこちゃん言うな! このスーパーアイドルの優希ちゃんが!」ギャーギャー
咲「みんな楽しそうだなぁ」
京太郎「いいんじゃないか? お店も繁盛してるし」
咲「うん。(でも京ちゃん目当ての女性客はいらないなぁ)」
ガヤガヤ
京太郎「ふぅー」
まこ「お疲れさん。少し休憩にせぇ」
京太郎「え? でも、染谷先輩も休憩入ってませんよね?」
まこ「わしゃ入らんでも大丈夫じゃけぇ」
京太郎「だって、今日は一度も」
まこ「それなら、みんなが入った後に入る。じゃから心配せんでも……」フラッ
京太郎「! 染谷先輩!?」ガシッ
まこ「くっ……ちょっと、ふらついただけじゃ」
京太郎「全然ちょっとじゃありませんよ」ギュッ
まこ「いいから。みんなには何も言うな」
京太郎「ダメです。休んでください」フニフニ
まこ「京太郎」
京太郎「……」ジッ
まこ「……分かった。休むから腕を離すんじゃ、いつまでも、その」カァッ
京太郎「へ?」モニモニ
まこ「胸を、揉まれると……んっ、変な、感じじゃ……//」カァァ
京太郎「ほわぁっ?! すすす、すみません!?」サッ
まこ「……別にええ。これぐらい、気にせんからのぅ」プイッ
京太郎「……」
久「あら? 二人共なにしてるの?」
まこ「!」
久「今から休憩? 私達はまだ対局があるから、二人は先に入ってていいわよ」
まこ「じゃ、じゃが」
京太郎「染谷先輩」グイッ
まこ「!? きょ、京太郎!」
京太郎「じゃあ、行きますね」
久「ええ。ゆっくりしてきなさい」
休憩室
まこ「……」
京太郎「お茶です。どうぞ」
まこ「あぁ、すまんのぅ」
京太郎「やっと、ですね」クスッ
まこ「?」ゴクゴク
京太郎「やっと――染谷先輩に、最初にお茶を受け取って貰えた」
まこ「っ!」ゴフッ
京太郎「うわぁっ!? 大丈夫ですか!?」
まこ「な、なんでもないけぇ」ゲホゲホ
京太郎「無理しないでくださいよ」
まこ「だ、誰のせいじゃと思うとるんじゃ」ギュッ
京太郎「え?」
まこ「……無理やり、わしを休憩させおって」ガシッ
京太郎「それは、だって……」
まこ「わしは最後で……ええんじゃ。いつだって、最後で」クンクン
京太郎「あの、それ……一体、どういうことなんですか?」
まこ「……京太郎には関係の無いことじゃ」スリスリ
京太郎「本当にそうですか?」
まこ「……」ギュゥー
京太郎「俺には、染谷先輩が無理をしてるように見えます」
まこ「わしが? とんだ節穴じゃな」ハムハム
京太郎「なら、答えてください」
まこ「……」グリグリ
京太郎「どうして、どうしてですか?」
まこ「っ」プルプル
京太郎「一体どうして!!!」
まこ「ふぁっ……んぅ」スリスリ
京太郎「さっきから俺の体を堪能してるんですか!?!!?」
まこ「はっ!? しまった?!」
なんか、そんな気してた(白目)
京太郎「へ? 自制していた?」
まこ「ああ。誤解させていたようじゃな。逆じゃ、逆」ケラケラ
染谷先輩は笑いながら俺の肩を叩く
どうやら、いつもの様子に戻ったらしい
まこ「すまんのぅ、悪気は無かったんじゃが」
京太郎「どういう、ことなんですか?」
まこ「つまり、じゃな。わしは……その、京太郎のことが気になっておってのぅ」
京太郎「え?」
まこ「じゃが、わしはほら。この見た目じゃろ?」
京太郎「どの見た目ですか?」
まこ「……あー、わしはきっと、そういうところが好きなんじゃろう」
京太郎「えっ」ドキッ
まこ「ま、京太郎がどう思おうが、わしはほら、世間一般的に人気が出るような顔じゃない」
京太郎「ええ!? そんなオカルトありえませんよ!」
まこ「言動に気をつけるんじゃぞ京太郎。今のわしはいつ、京太郎に襲いかかるか分からんけぇのぅ」
京太郎「」
まこ「まぁ、とにかく。わしは咲や和、優希や部長のように可愛らしい部類には含まれんらしい」
京太郎「……反論したいですが、一応続きを聞きます」
まこ「これはあくまで仮定の……話じゃが」
京太郎「はい」
まこ「お前に好きな女がいたとするじゃろ?」
京太郎「え、ええ」
まこ「その女の周りには、自分より格好良い男が沢山おる。そして、その男達の全員が女のことを好きなんじゃ」
京太郎「……それは、辛いですね」
まこ「そして、その男達はお前の大切な仲間じゃ。京太郎なら、どうする?」
京太郎「どうするもなにも……きっと、諦めて……みんなを応援するに……あっ」ドクン
そこで気づく
まさか、染谷先輩が言いたいことって……
まこ「……分かったじゃろう。わしが、最後尾にいる理由が」
まこ「外見も釣り合わん。中身も対して可愛くないわしより」
京太郎「……」
まこ「仲がいい、可愛らしい、スタイルがいい、色気ある、あいつらの方がいいじゃろう?」
京太郎「なんですか、それ……」
まこ「事実じゃ。それに、わしがお前にアタックするより、他の子と時間を使った方がええ」
京太郎「……」
まこ「わしはあの中で一番理性があると思うちょる。わし一人が犠牲になって、みんなのやる気が維持できるなら」
京太郎「そのために、染谷先輩だけが諦めるんですか?」
まこ「そうじゃ。わしがお前を我慢するだけで、みんなが大会で実力を発揮できる」
京太郎「……そもそも、みんなが俺を好きかどうかもわからないのに」
まこ「いずれ分かる。あいつらの、お前の気持ちは本物じゃからのぅ」
そう言って、染谷先輩は立ち上がる
俺の顔を見る瞳は、恐ろしいほどに無機質だった
まこ「京太郎。お前は無防備過ぎるけぇ。近くにいる女はみんな、京太郎のことを好きになる」
京太郎「ありえませんよ、そんなの」
まこ「……今はそう思っちょろうが、すぐに分かるじゃろ」
京太郎「待ってください」
まこ「……なんじゃ?」
出ていこうとする染谷先輩の腕を掴む
その腕は震えていて、冷たかった
京太郎「確かに染谷先輩のいうことには一理あると思います」
まこ「……」
京太郎「誰だって可愛い子の方がいいに決まってるし、スタイルがよければ嬉しいでしょう」
まこ「そうじゃ」
京太郎「一人が犠牲になることで、みんながやる気を出せるなら、それが正しいんでしょう」
まこ「そうじゃと言うちょろうが」
京太郎「でも、そんなの俺……嫌です」
まこ「……」
京太郎「だって、約束したじゃないですか。みんなで全国で優勝しようって」
まこ「じゃから、わしは……そのために」
京太郎「染谷先輩がいない」
まこ「っ!」
京太郎「そりゃ団体戦に染谷先輩はいます。活躍もするかもしれない」
まこ「当たり前じゃ。わしを誰だと……」
京太郎「だけど! 染谷先輩一人が辛い想いをして、苦しんで、耐えて、手に入れた勝利なんて!」
まこ「!」
京太郎「そんなの、絶対おかしいですよ……」グスッ
まこ「……京太郎」スッ
京太郎「そ、染谷先輩」
まこ「わしはな、最初……見つめるだけで満たされてたんじゃ」
京太郎「……」
まこ「ひと目、京太郎に逢いたくて、声が聴きたくて」
京太郎「染谷先輩……」
まこ「じゃが、傍におっても京太郎の傍には常に誰かがおる」
京太郎「でも、それは」
まこ「わしだけの場所なんてない。それでも、みつめるよりは幸せだと……自分に嘘を吐こうとした」ジワッ
染谷先輩の柔らかな感触が、俺の体を包む
まこ「情けないほどに、愛しちょるのに……やり場のない想いだけが残った」ギュッ
京太郎「……俺は」
まこ「臆病な素顔を隠す為に、無理に笑う事ばかりが上手くなったんじゃ」
背中に回された両手が、わなわなと震えている
まこ「時が経てば忘れられる。そう、自分を慰めて、虚しいほど本気だと気付けんかった」
京太郎「そうですよ。本心を隠したって、苦しい思い出ばかりが溢れるだけですから」
まこ「あぁ……そうじゃな。こうしているだけで――わしの決心なぞ、吹き飛びそうじゃ」ギュゥゥ
京太郎「染谷先輩。俺、思うんです」
まこ「?」
京太郎「誰がお似合いだからとか、あの人が相応しいとか、理論付けて自分を納得させることは出来ても」
所詮、そんなものでは――
京太郎「心にだけは、嘘を吐けない」
まこ「!」
京太郎「頭でいくら理解しても、納得しても。心は好きな人を求めてしまう」
まこ「……」ブルブル
京太郎「だから、自分の心が納得するまで……戦うしかないんです」
まこ「たたか、う?」
京太郎「俺はここにいます。傍に誰がいても、俺という存在はここにいます」
まこ「……あぁ、わしの腕の中じゃ」
京太郎「染谷先輩はずっと待ってたんでしょう!?自分が我慢しなくても済む、みんなの敵にまわらなくても済む……そんな誰もが笑って、誰もが望む最高なハッピーエンドって奴を。今まで待ち焦がれてたんでしょう?そんな展開を……何のためにここまで歯を食いしばってきたんですか!?自分のその手で大切な仲間を助けて見せるって誓ったんじゃないんですか?染谷先輩だってヒロインの方がいいでしょ!? 脇役なんかで満足しないでください、命を懸けて自分の気持ちを守りたいのなら! だったらそれは全然終わってません、始まってすらいない……ちょっとくらい長いプロローグで絶望しないでください!手を伸ばせば届くんです! いい加減に始めましょうよ、先輩!!!!」
/⌒ー‐‐/::ヽ
/:::::::∧:::∨::ィ:::::::∧
_〃::::::::::!ー'ー∨ー!::::::::::∧
/::::::::::::::::ナ- L:__:::::::\
V〈:::::::::::ィ─ 、 _ヽ`::::::::::ハ
〉::X:〈 f::j ヽ__/ .f::j 〉ヽ:ノレ|`'
/:::::代 └' ノ ! └' }-、::::L
V〈:::::ヽ!  ̄ ̄ ` ー─'7ノ::::ト::〉
V::∧\ , -‐-、 /::::、:::j ヾ〉
` \ヾー....._.......<レ' ∨′′
.-,,┘ 〈二_
まこ「長い、三行で」
京太郎「先輩 諦めないで 真矢みき」
まこ「あぁ、そういうことか」ポンッ
京太郎「……泣いてもいいですか」
まこ「冗談じゃ」クスクス
京太郎「じょ、冗談ですか」ショボン
まこ「まぁのぅ。じゃが、京太郎の気持ちは伝わったけぇのう」ギュゥ
京太郎「そ、染谷先輩っ//」カァッ
まこ「……ありがとうな。京太郎のお陰で、心が楽になった」
染谷先輩は俺から手を離して、背を向けた
まこ「ほら、早く仕事に戻るんじゃ。みんなが待ってるけぇ」
京太郎「は、はい!」
俯いたその表情は見えないけど、俺には分かる
まこ「(部長達もまごついておるようじゃし、ここいらで最前列に出るのも悪くないかのぅ)」ニッ
きっと先輩は、今までに見たことがないくらい――
___
__r¬ブ--ヘ、_r¬-、
/_厂、/ 、 ∨ /ヽ>
/ 〈 、/ ト\ `´ \
/ 厶y′ ドミミv彡l l
l / ,√´ ‐-、_/ `^^゙l ヽl
| / レ´ , ,≦ニミヽ | 〉
_ノ 〈イ ,イ〈了⌒」゙ ヽ z_=ヽ、 V!
/ 从i トヘヾ 辷ソ ;-、/7,ハVハ lハ
l / 八 `‐' `ー,,-'′ ヽヒ'ソイ丿 ル′
レ'〈 ` ー、 ,、_ ` ,,ーl´イ
___ 丿 ン / lヽ 丶二7 八 \
/ ̄`,二ユ`ー<レ'八、ィ」 \ イ ,ハノ
. / / └、‐-\-‐´ `¬-、`-r< 八_ン′
〕ヽ/ \__ \ r===ミr个、ゝイ --;¬─‐-、
. 厶 { / r┘ーヘ、{{ /ソ小K´ ̄l|__/ l
/ ヘ / `¬ニソヘヾ=≠″| lヾ\_リ _i} -y |
! __ ハ、/ __ ,、 〉」 | |│|`´lヽヘ∠-‐- 〈
 ̄〕,〈 /,∠ニヽ\ ̄`-Lj-Ll __」 V__,、--¬、
\ゝ、 /// ,⊆ニユ、  ̄`ヽ二_ j 〉
 ̄`辷ス´ / ヾニ二ヽ\_ __r-─ヘ、_厂 {
\ /7⌒ ̄ ̄/ \ \}__ ヽ
l\ l レ ' ヽ 〉 \\
l \ / 〉__/ ヽ ヽ.〉
, --─-- 、 ヽ /\ / _,、--´ ̄ l
. 〈 \∨ ヽ--ニ ̄ \ _ |
ヽ 〈 l ̄ ̄`ー---‐′
晴れやかな表情で、笑ってくれているって
第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス!】
カンッ
第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】
ゆみ「今日は楽しかったよ」
京太郎「いえ、俺はあまり話せませんでしたし」
桃子「おっぱいさんこわいおっぱいさんこわいおっぱいさんこわい」
ゆみ「やれやれ。最近色んな場所に連れ回されるが、モモもまだまだ子供だな」
京太郎「あはは、一年と三年じゃあそんなに変わらないじゃないですか」
ゆみ「何? 聞き捨てならないことを言うな」
京太郎「あ、すみません」
ゆみ「いいや、許せない。どうだ? 私の本当の姿を見たくはないか?」
京太郎「はい?」
ゆみ「……今度の休日、私と出かけるのはどうだ?」
京太郎「え? 俺はまぁ、いいですけど」
ゆみ「よし。なら、待ち合わせの場所は――そうだな。私の行きつけの店にしよう」
京太郎「へぇー、どこですか?(加治木さんの行きつけ! おしゃれなお店なんだろうな)」ワクワク
ゆみ「それはだな……」
. / ,. . . : :/ . . . : :./>ミx彡ヘ: : :_:_:_:_V. :ハ
' / . :./:_:_:_:_:_:/ ∨ V. ノ:.
|77. : :/ ____/ ∨ ̄ ̄:\: }
|i_i:i_i:/´ . : / \ : .:\\
|i i: / . : :/____ ,.. ー-==、 : : \:` ー‐:ノ
、_|iノ/ . : 7:厂 ̄´ヽ ,二ニ \ : : : :ー=彡ノ
__フ . : : :.:/ァ==ミ、 イ{::::::::::i`ヽハト==≠-‐'′
`ー==≦彡'〃 _):::::::::i^ r'.:::::ノ /ノ:リ: 爪
ー≠爪 : :{ ヽゝ--‐'  ̄` 「イ:ノ i |ヽ
| i . :`トゝ ::::::::.:.:: , :::::.:.:: し'ノ : i.:|
| i : : :ヽ.__ 爪 . : :i |
| i : i : : : : ヽ ー ' イ | i : : :i |
| i : i: : : : : :个 .. .イ: :|.:| i : : :i |
| i : i : i : : i_:}´{ > . .イ ト、!:_:|.:| i : : :从
八 : :i : i : //} `丶、 ` ´ ノ Vハノノ. : //
ヽ : : :X'/∧ ` ーv‐く ∨ハー=ニ二.. _____
_ ....-==ニ\: Xヽ'∧ /ー一へ. /∧////////////ハ
/ハ'////////,ヽハ//∧ ∧:i:i:i:i:i:i:i∧ ///∧'////////////ハ
///∨////////////'∧ / ∨:i:i:i:i/ ∨\'//〉/////////////}
ゆみ「スターバックス」ドヤッ
つ づ け る
まこ編は本当に普通でしたね
まこの変態とか想像できないけぇ、仕方ないのぅ
かじゅ編は休憩してから始めます><
もうちょっと待っててね! ぷんぷくり~ん
クールで格好良いかじゅのイメージを崩したくない人は注意
久しぶりに頭のおかしい人の登場ですよー
六章の久以来か? まぁ、ネキもいたけども
第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】
スターバックス
京太郎「うわぁ、すげぇ混んでるなぁ」
スタバってなんだか休日の大学生に占領されてるイメージなんだよな
こんな場所で待ち合わせだなんて、少し恥ずかしい
京太郎「加治木さん、まだかな」
タタタタッ
京太郎「ん?」
ゆみ「すまないっ! 待たせたか?」ハァハァ
京太郎「あ、いえ。大丈夫ですか? 息が切れてますけど」
ゆみ「いや、問題無い。少し、実験報告に手間取ってな」
京太郎「実験報告?」
ゆみ「あぁ、こちらの話だ。須賀には難しくて分からないだろう」フフン
京太郎「あ、そうですか」
- ‐ -
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/::´:::::::ヽ::/::\:::::::::::::::::::::::\
//:::::::::::::∧}{/|:::::\::::::::::::::::::::::::ヽ
//:::::::::::::/ヾヾ"|:::::::::::ヽ::::::::|::::::::::::::
/:::::::::::::/ l!:::::::::::::::Y::i::!:::::::::::i::|
_/:::::::/::::、/ i::::::::::::::::ゝリ::::i::::::::|::|
.ノ__/ 厶イ ヽ 、__ヽ::___:::::::ミ、.::|::::::::|::|
-=彡'ハ, rテミ、 ‐-\:::::::::::::ミ=-'::::::|::|
.|ヽ::ij ヒ:::j ミテ==-:::::ミ=-:::::::|::|
,-x‐<フ:::{ , , ヒ::::ノ \::::\_::::::i::|
/ ュ_} } },::∧ ` , , , 厶イ ̄厂゙::::::{::ヽ
ヽ ⌒Y^′l::.lヽ _ イ_彡'::::ヽ:::::::ヽ
,ハ、 _ ノli:::|、心 ` イ|、ヽ::::il::ハ:::::::ハ
,r=7 〈 ´ /__` i|. {i>-ゝ- ‐ ´/ 》ヽ}::::i|ヽ::::i〃ノ
ノ;r〈 ヽ∠}/,.' ̄,'フ7l/ ̄ ̄ __∟、ヽ} i|ヽ
/,' / ,´,>‐一´_´ ', ' Oゝ‐;¬,ブ' ̄', '´ ̄>‐ 、
,/´, ' , ´/, '´,. -‐_´‐' _'/,. '´_,. ' ,. ' , ',. ',. ',´ ', ',.ヘ
// , ' , ' ,/,' ,' ,' , '´O, ‐'´, ‐' ,. '´_,. '´,. ' ,.' ,' ', ; , ;. ;l
./ '/ ,.' ,.' ,.' i ;. ; ; ; ,' / , ´,. ',. '´,. '´ ,. '´,. '´, ','',. ; ',. ; ; ;.|
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| , ' , ' ,イ, ',ハ,.' ,' O,ハ ; ,' ,' ,.' , ' , ' , ' , ', '八`'、 '、 '、 ,. ',.イ
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〈 ,.'´,、'´/, ' ,.',.' , ', ',. ', ', ', ' /´ 〈/´'`,ヽ,、' , 'ハ
〈/∧; ,'/,'´, '´,.', ', ' ,.' ,.', ', ', / _/,.´'`,. ' , ^ 、ノ
/lV /yべ、; ;' ;' ,'´,.' ,' ;' ;' ,.ィ ,. -‐_ニ二´‐'_´‐'´_ ‐'´,. ´, '}
/ i `く 「スーュ__n'__,'_,'_,'_,'_,jrく_, --_ ニ ´-‐_,. ´-‐'´‐ '/
/ / l ヽ〈_/ ヽl」 ̄ ̄`「|「 ヽニ´_, --'_´-‐_ニ-´‐'´
/ ; ',  ̄ヽ_ノー‐─‐l」l、 丶\--_ニ-‐'´
. / l i | \__/´ ̄
/ i 丶 __ . イ , ヽ ムソ
l ; , ′ `T
ゆみ「少し混んでるな」
京太郎「ええ、どうしますか? あっちにドトールありますけど」
ゆみ「いや、スタバ以外のコーヒーは口に合わなくてな」フゥー
京太郎「そ、そう、ですか……」
ゆみ「仕方ない。少し待つことにしよう」
京太郎「は、はい」
京太郎「スターバックスなんて、来るの久しぶりですよ」
ゆみ「私は毎日のように通っているな」フフフ
京太郎「へぇ」
ゆみ「見ろ。新作が出る度にTwitterで写真付きレビューをしてるんだ」スッ
京太郎「凄いですね」
ゆみ「まぁな」ドヤッ
京太郎「(正直違いがよく分からん)」
店員「お待たせしましたー」
京太郎「あ、順番か。えっと、俺はブラックで」
店員「は?」
京太郎「え」ビクッ
ゆみ「おっと、失礼。彼はスタバ初心者なもので」スッ
店員「あぁ、そうですか。ごめんね、ボク」
京太郎「あ、いえ(何この感じ)」
店員「ではご注文を」
ゆみ「私が手本を見せよう」
京太郎「は、はぁ」
ゆみ「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスで」
京太郎「!?」
店員「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスですね?」
ゆみ「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスだ」
店員「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスがお一つ」
ゆみ「さぁ、君の番だ」
京太郎「え、ええっ? えっと」
ゆみ「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスがオススメだが?」
京太郎「じゃ、じゃあ同じモノで」
店員「かしこまりました。ゆみ「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスがお二つですね?」
ゆみ「ああ。ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスが二つだ」
京太郎「(違う世界にいるみたいだ)」ズゥーン
【加治木ゆみの大二病ライフ1 スタバ信者になる】
八章:ぽんこつ(だけど、京太郎を思いやってくれる良い女)系
九章:ぽんこつ(の皮を被った良い女。妹の方がぽんこつでした)系
十章:癒し(かと思ったら、ぽんこつを我慢してたので癒してあげた)系
八章から十章は変化球できてるが、十一章はどうなるか
ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイス「」デーン
京太郎「うわぁ、なんだか凄いことになっちゃったぞ」
ゆみ「やはりこの味だな」フフフ
京太郎「ずずっ(甘っ)」
ゆみ「さて、席に座れたことだし」サッ
ドンッ
Mac「」デーン
京太郎「え? パソコンですか?」
ゆみ「あぁ、すまない。まだレジュメが仕上がっていなくてな」
京太郎「れじゅめ?」
ゆみ「おっと、レジュメが分からないのか。そうだな、高校生風に言うと……」
京太郎「(加治木さんも高校生じゃ……)レポートのことですか?」
ゆみ「レポート(笑)」
京太郎「えっ」
ゆみ「いや、それでいい」フフフ
京太郎「は、はぁ。でも、レポート終わってないって大変ですね」
ゆみ「まぁ、な。大学生にもなると多忙になるから、それに比べればまだマシだ」
京太郎「そうなんですか。はぁー凄いなぁ」
ゆみ「タイピングしながらで申し訳ないが、色々と話そう」カタカタカタ
京太郎「ええ、構いませんけど」
ゆみ「ふぅ、っし!」ッタァーン!! ビシッ
京太郎「……」
ゆみ「すまない。つい、癖で、な」フフフ
京太郎「いえ、気にしませんから」
ゆみ「さて、レジュメも終わったことだし。そろそろ出るか」
京太郎「そうですね。このコーヒーも飲み終われそうにないので」
ゆみ「スタバは口に合わなかったか?」
京太郎「いえ、そういうわけじゃないんですけど」
ゆみ「大人の味だからな。フフフ。あと数年すれば分かる」
京太郎「(分かりたくない)」
ゆみ「では、出よう」
京太郎「あ、はい」
ウィーン
ゆみ「では次の場所だが」
京太郎「どこに行きます? あ、動物園とかどうですか?」
ゆみ「動物園?」
京太郎「はい。近くにSAKI-美少女動物園とかいうのが出来たらしくて……」
ゆみ「悪いが、動物園はちょっとな」
京太郎「え? 動物嫌いですか?」
ゆみ「いや、動物が好きすぎてダメなんだ」
京太郎「?」
ゆみ「動物を捕まえて、檻の中で見世物にする……非人道的だ」
京太郎「は、はぁ」
ゆみ「そんな場所よりも、私のオススメの場所に行こう」
京太郎「わ、分かりました」
ゆみ「では行こう。きっと君も気に入る筈だ」
京太郎「……」
京太郎が無言になるのはあかん(あかん!!)
美術館
ゆみ「ここだ」デーン
京太郎「美術館ですか」
ゆみ「そうだ。人間の美術的背景や、歴史に触れられる」
京太郎「へぇ、沢山ありますね」スタスタ
ゆみ「あぁ。ここは長野でも有数の美術館だからな」
京太郎「あ、これとか凄い綺麗ですよ」
ゆみ「あー、それか。まぁ、それも悪くない」フゥー
京太郎「他にオススメあるんですか?」
ゆみ「ああ。私のお気に入りはアレだ」ニヤリ
絵画「」グチャグチャァァァ
京太郎「あ、アレですか?」
ゆみ「やはりあの時代の印象派が一番綺麗なんだ。印象派というものは分かるか?」
京太郎「い、いえ」
ゆみ「しょうがないな。では私がくどくどくどくどくど」
京太郎「……」
ゆみ「とまぁ、そういう感じだ」
京太郎「凄いデスネー」
ゆみ「ああ。おっと、あれはあの巨匠の新作か!」
銅像「」チンコボッキィーン
ゆみ「素晴らしい。現代アートとは、一種のメディアだと私は思うんだ」
京太郎「(ただの変態銅像じゃないのか……)」
【加治木ゆみの大二病ライフ2 やたら美術館に行きたがる】
ゆみ「有意義な時間だった」ホクホク
京太郎「ええ、そうですね。たまにはこういうのもリラックスできます」
ゆみ「そうか。モモは途中で発狂して出ていってな、全く子供だ」フフフ
京太郎「(東横はここでリタイアか。百年の恋も覚めたんだろうなぁ)」
モモは大丈夫なのか・・・?
癒しなら嬉しいけど
公園
京太郎「うーん! 暗い場所にいたから、公園の明るさが気持ちいいですね」
ゆみ「そうだな。ふふ、子供達も元気にはしゃいでいる」
京太郎「子供好きですか?」
ゆみ「ああ。やはり、子供は無邪気なのが一番だ」
京太郎「……はい」チラッ
ゆみ「しかし、人間とは欲深なものだ」
京太郎「へ?」
ゆみ「この遊具、ボール一つで楽しむ子供たち」
京太郎「は、はい」
ゆみ「それだけで幸せだというのに、偉大な技術を使ってくだらない発明ばかり」
京太郎「そ、そうでしょうか」
ゆみ「私はもっと、世界は有意義に動くべきだと思うんだ」
京太郎「……」
ゆみ「人間は技術に頼りすぎている。それに甘えていては成長出来ない」
京太郎「まぁ、そうでしょうね」
ゆみ「おっと、愚痴っぽくなってしまったな」クスッ
京太郎「いえ、どんな内容でも。加治木さんのお話なら聞きたいです」
ゆみ「!!」
京太郎「それに、話している時の加治木さん。イキイキしていて可愛いですよ」ニッコリ
ゆみ「~~~//」カァァッ
京太郎「?」
ゆみ「そそそ、そうか。まぁ、子供からみれば、そうかもしれないな」モジモジ
京太郎「?」
ゆみ「(初めてだ。私のことを、拒否しなかったのは)」ドキドキ
~~智美「ワハハ、ユミちんがイカれたぞー」~~
~~睦月「えっと? お薬もらってきましょうか?」~~
~~佳織「ひぃぃっ!? ごめんなさい! ごめんなさいっ!」~~
~~桃子「こ、こんなの! こんなの私の好きな先輩じゃないっすぅぅぅ!!」ビエエエン~~
ゆみ「(須賀、お前はなんていい奴なんだ)」ドキドキ
> ~~智美「ワハハ、ユミちんがイカれたぞー」~~
>
> ~~睦月「えっと? お薬もらってきましょうか?」~~
>
> ~~佳織「ひぃぃっ!? ごめんなさい! ごめんなさいっ!」~~
はっきり言いすぎだろww
(あかん…、周りの人が全員匙を投げてる…)
ゆみ「そ、そうだな。後は、私は留学を考えていてな」
京太郎「へぇ、留学ですか?」
ゆみ「あぁ、今の日本のレベルは酷い。イギリスでもっと高度な政治を学ぶべきだ」
京太郎「加治木さんって、意識高いんですね」
ゆみ「!!」
京太郎「俺も見習わなきゃな」
ゆみ「ふ、ふふっ……」ニヨニヨ
京太郎「何かコツがあるんですか?」
ゆみ「ま、まぁな。例えばこれだ」スッ
Mac「SNS」
京太郎「加治木さんのSNSですか?」
ゆみ「ああ。私はこれで日夜、政治について意見を述べている」
京太郎「はぇー」
ゆみ「勿論否定されることもある。だが、それが成長につながるんだ」
京太郎「勉強になります」
【加治木ゆみの大二病ライフ3 現代社会に対してSNSで主張】
ゆみ「それはよかった」フフン
京太郎「加治木さんって、やっぱり大人ですね」
ゆみ「!! そうだろう? 私は大人だろう?」フフフフフ
京太郎「はい。しっかりしてますよ! うちの部長とは大違いです」
ゆみ「ははは、久は特別だからな」
京太郎「ですよね」クスクス
ゆみ「(い、いい感じじゃないか? もしかして、私の大人の魅力に須賀はもう)」ドキドキ
京太郎「……」
ゆみ「……」プルプル
京太郎「? どうかしました?」
ゆみ「い、いや。空が綺麗だと思ってな」
京太郎「ああ、そうですね。このままずっと晴れてればいいのに」
ゆみ「わ、私は雨も好きだが」
京太郎「そうなんですか?」
ゆみ「……ああ」
京太郎「どうして雨が?」
ゆみ「も、もし」
京太郎「?」
ゆみ「もし わたしが雨だったなら
それが永遠に交わることのない
空と大地を繋ぎ留めるように
誰かの心を繋ぎ留めることができただろうか」
京太郎「!?」
ゆみ「(ど、どうだ?)……//」カァァァッ
京太郎「えっと、その……」
ゆみ「……」ソワソワ
京太郎「……(そういうことか)」グッ
ゆみ「うぅ」モジモジ
京太郎「おれたちは」
ゆみ「!」
京太郎「おれたちは ひかれあう
水滴のように 惑星のように
ぼくたちは 反発しあう
磁石のように 肌の色のように」
ゆみ「!!」
京太郎「あははっ! あんまりいい出来じゃないかな?」
ゆみ「そ、そんにゃ」
京太郎「?」
ゆみ「いや、中々の出来だった」カァァ
京太郎「……はいっ」ニッ
【加治木ゆみの大二病ライフ4 ポエマーになる】
京太郎「他にどこか行きたい場所あります?」
ゆみ「ほ、本屋に」
京太郎「本屋ですか? 何か欲しい本でも?」
ゆみ「え、えっと……村上春樹と森見登美彦の新刊」
京太郎「へぇ。好きなんですか?」
ゆみ「あ、ああ。中々に文体が堅くてな」
京太郎「(咲は文が軽すぎて嫌いだって言っていたけど)」マァイイカ
ゆみ「……」ソワソワ
京太郎「いいですよ。一緒に見に行きましょう」
ゆみ「! ありがとう」
【加治木ゆみの大二病ライフ5 村上春樹と森見登美彦にハマる】
書店
京太郎「お、この新刊出てたのか」
ゆみ「漫画か?」
京太郎「はい。集めてて」
ゆみ「漫画もいいが、たまには文学に触れた方がいいぞ」
京太郎「これでも、たまに咲から本を借りてるから詳しいですよ」
ゆみ「ほぅ? なら最近は何を読んだんだ?」
京太郎「えっと、井伏鱒二の山椒魚と多甚古村を」
ゆみ「さんしょううお?」
京太郎「恥ずかしながら、モダニズム文化うとプロレタリア文学にハマってまして」
ゆみ「もだにずむ? ぷろれたりあ?」
京太郎「大岡昇平なんかもオススメですよ。あ、でも加治木さんなもう読んでますかね?」
ゆみ「……」チクタクチクタク
チーン!
ゆみ「当たり前だろう? 小学生の頃に読破したさ」フフッ
京太郎「すげー」
京太郎「じゃあお会計にしましょうか」
ゆみ「あ、ああ」
京太郎「じゃあ」ドンッ
女子高生Y「お、男の人ぉ!?」ヒィ
京太郎「あ、ごめんなさい」
女子高生Y「ひぃぃぃっ!」
女子高生M「落ち着くんだ! 大丈夫だから!」
京太郎「す、すみません! 痛かったですか?」
女子高生72「気にしないで大丈夫です」
ゾロゾロゾロ
ゆみ「他校の女子高生か」
京太郎「男が苦手なんでしょうか」
ゆみ「ふふ、若いな」
京太郎「えっ」
ゆみ「この歳になると切に思うよ。あの頃に戻ってみたい、と」フフフ
京太郎「は、はぁ……」
ゆみ「おっと。若い君に言う言葉じゃなかったな」アハハ
京太郎「……」
【加治木ゆみの大二病ライフ6 高校生をみて「わかいなぁ」と言う】
店員「お買い上げありしゃーす」
ゆみ「これでしばらくは暇が潰せそうだ」フフ
京太郎「あれ? 多忙だったんじゃ」
ゆみ「!」ドキィーン
京太郎「……息抜きは必要ですもんね」
ゆみ「あ、ああ! その通りだ!」
京太郎「今日はありがとうございました」
ゆみ「いや、こちらこそ有意義な時間だった」
京太郎「あの、加治木さん」
ゆみ「なんだ?」
京太郎「たまにでいいので、こうして俺に世間勉強させてください」
ゆみ「!」
京太郎「もし、加治木さんがよければ……ですけど」
ゆみ「あ、ああ! ちょっと待ってくれ! 予定を確認する!」ガサゴソ
京太郎「……」
ゆみ「くっ、なんてことだ。予定がいっぱい入ってしまっているな」
京太郎「そう、ですか」
ゆみ「だ、だが君の頼みとあれば断れない。なんとか時間を作ろう」カキカキ
京太郎「え、でも」
ゆみ「大丈夫だ! 最近、一日実質三時間しか寝ていないが……」
京太郎「その方がダメですよ!」
ゆみ「しかし、私にはたくさんの予定が」
【加治木ゆみの大二病ライフ7 やたらと手帳を使用する】
京太郎「加治木さんが無茶をして、体を壊したら元も子もありませんから」
ゆみ「須賀……」キュン
京太郎「俺でよければ力になりますよ。だから、頼ってください」
ゆみ「い、いいのか?」
京太郎「俺はまだ子供で、馬鹿だけど……頑張ります!」
ゆみ「っ」ジィーン
京太郎「だから」
ゆみ「ふ、ふふ。君は優しいな」
京太郎「え?」
ゆみ「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイス並に甘い」
京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイス並に、ですか?」
ゆみ「ああ。ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイス並にだ」
ゆみ「だが、私はその甘さが大好きだ」
京太郎「加治木さん」
ゆみ「これからは君が嫌がっても、誘うさ」
京太郎「はい」
ゆみ「……ありがとう」ボソッ
京太郎「え?」
ゆみ「もうこんな時間だ。迷わずに帰るんだぞ」
京太郎「あ、はい! それじゃあ、また今度!」
ゆみ「ああ」
京太郎「……」タタタッ
ゆみ「……行ってしまったか」フゥ
/ :..:.:...: / :ヘ\/ヘ:... 丶 ヽ
,' .:::::::::::/ .:/ミミヘ/彡ヽ:.. 丶..ヽ
{コ::。:::::::.:! .::!::゛ ゛"" ゝ::::::.. l::::ヽ
! ::::::::::コ:::ヽヘ_-‐ !:: ヽ ! ‐-ヽ-:::::!
i! :::::::::::::/ !^‐‐ レ!:: :ゝヘ-‐-、,ヽ}
l :::::::::/,^^ .: ./ノ:: :::::.ヽ .:.. ゝ
i! ../ノ' ..:.: ̄ レ::'-、、 、一:::‐、':::.. :.. \
"レ"フ ..::::::::::::/,〟 ‐‐ ‐‐-_ ゞ:::.. :.. 「 ゝ-ヽ
/ ..:::::::<ノ>≠==-z z≠=r、 >::.. ::::.....\
∠_ ノ/へゝ,Pゆミ lPか `ヘヽヽ ヘ. _ >ゝ
!「∨!" { !ヘ " ̄ \\\\  ̄ .i/ノ::川:i ゝ
i!l ::!:::.lヽ iゝiヽ \\\\\,\ \\ !ソ..:::ソ:!i
li::::l:::::::::!i::::::!\ ノ ヾ:::::::i!
il:::::l:::::::::ii:::::::!:....ヘ, ‐- イ:::::::::i!::::::i!
i!::::i::::::::::ii:::::::::::::::::::!ゝ ∠::::l:::::::::::l!::::::!i
!:!i!::::{:::::ii:_ 〆巛 丶 , /丶>〟、:::::l:::::!i
!:::l巛巛巛巛巛ヘ / ∧ヽ ソ巛巛ミミゞゞ
今度はどこへ誘おうか?
ゆみ「美術館か? それとも植物園か?」フフフ
いいや、きっとあそこがいい
そうすれば、彼も楽しんでくれる筈だ
ゆみ「たまには、動物園も悪くない――か」クスッ
第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】
カンッ
京太郎「楽しかったけど……つ、疲れた」グテェーン
カピ「きゅ?」
京ちゃんマジお疲れ様でした……。
痛かったけど、清澄勢+照に比べるとマイルドだったわ
あはははははは……(白目)
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 予告
京太郎「たまの休日だし、ゲーセンでも行こうかなー」スタスタ
マホ「すーが先輩っ!」ダキッ
京太郎「おわっ!? って! マホか」
マホ「えへへ、お一人ですか?」
京太郎「うん。咲達は全国後の慰安旅行に行ってるから」
マホ「えぇ!? 須賀先輩は行かなかったんですか?」
京太郎「まぁ、俺だけ男だし。辞退したんだよ」
マホ「ふーん。やっぱり、和先輩達より私の方が……」フフフ
京太郎「マホ?」
マホ「そうですよね。あんなおばさんたちより、私の方が可愛いよね。ふふ、須賀先輩だぁいすき」ブツブツブツ
京太郎「おーい? 聞こえてるか?」
マホ「いーえ! なんでも無いです!」ニッコリ
京太郎「?」
マホ「それより、お暇なんですよね?」
京太郎「あ、ああ。まぁな」
,ィぃ
_, -――- ,_ ,ィマママム
, '": : : : : : : : : : : : : ` , ,イママママム
/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :vママママママム
,: : : : : :/: : : :/: : : : : :ヽ: : : : /マママママママム
/: :/ : : //: : : :/: : : :ト、 : : 丶: :付寸ママママママム
/: :/.: : :///| : : |: : : : |: :丶 : :ハ: :寸マママママメメ、
|: :l : : _jレ代ト、: :ト、: : :.ト、 ,ハ: :ト、i: : 寸ママママママ
|: :| : : | ハ|∧ l ` 'l: :l: :l: : : 寸マママママ
人∧,ハl \l l: :i: :| i : : :.寸ママママ
l : : 刈,r==く ,zx、ノノイ / : ::/`マママ
| : : : :| l/l/ , ⌒ヽ. レ⌒Y
| : : : :| ┌ ―┐ l/l/l ノんノ
| : : ,仆、 マ. 丿 rく__/|
l : : !i ト、「>rf^h_, ィ ノ|人|: :/
/イ: :|寸〈V j i | i匕>、 レ′
人| ,rく〉V l i | ̄>′ \`
〉 i_〉⊥i, hく ∧
∧/ ,r一' |rヘ、 /ヽ',
/ r| 〈 / ̄ヽ >く l∧
/ 〈 \レ': : : :/ `ヽノj_, / !
/ | `ー\::/  ̄`ヽ ト一
V ∧ `|
V / \ |
〉ー< \ , イ
/ >---く |
マホ「じゃあ! 今日は私とデートですねっ!!!」
つ づ く
マホェ……
祭り(意味深)の始まりだぁ!!
ということでかじゅ編終了です
次のマホ編は、マホファンはガチで逃げる用意をしておいてください
と、かじゅ編が予定より早く終わったので
たまには短編小ネタでも投下しましょうかね
おいおいww
今更何を言うか、イッチ。
覚悟なら、もう出来てるZE☆
俺は逃げねぇぞ!(震え声
>>17 >>18
>>20 >>21
わんわんわんわんN_1(改変ver)
咲「京咲ナンバーワン!」 照「京照ナンダーワン!」
まこ「うーわんわんわんわん!」和「うーわんわんわんわん!」
優希「この駄犬! 誰が支配者か教えてやるじぇ!」
京太郎「黙れ貧乳!」
洋榎「狩りの時間や! 絹恵! お仕置きターイム!」
絹恵「……」シュッシュッ
京太郎「キックやめて!」
透華「私って輝いてる!」
ゆみ「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイス並に甘い」だ」
咲「うーわんわんわんわん!」照「うーわんわんわんわん!」
まこ「すまんのぅすまんのぅすまんのぅ」
久「もっと!! もっと強く激しく!!」
和「弾けろブリタニアァ!!」
京太郎「ていうかお前らさっさと麻雀しろ!!」
優希「うーわんわんわんわん! 」久「うーわんわんわんわん!」
咲「女子力がWonderWonderうるさい」
照「うーわん!うーわん!」
和「厨二病だけ信じてる」優希「やーん」
咲「ほとばしる残念感 Yeah!!」
照「わんわん!」
美穂子「良心がDangerDangerたかまる」
菫「うるさい!」
洋榎「恋と理性は仲悪い」
絹恵「恋の勝ち!」
っと、ここまで改変して力尽きた
ごめんね、この歌の歌詞をまじまじ見てると羞恥心がヤバイの
えっ……?
もう一度言うよ。
えっ……?
第一章【小悪魔テク! 文学少女の逆襲】 アフター
ファミレスの帰り道
京太郎「……なぁ、咲」
咲「うん、なぁに?」
京太郎「携帯、いつ買いに行く?」
咲「あ、えっとね。いつでもいいよ」ニコニコ
京太郎「そっか。じゃあ、新しいのが出たら買おうな」
咲「うんっ!」
京太郎「(こうしてると普通なのに……くそっ)」
咲「あ、そうだ!」
京太郎「ん?」
咲「今度ね。お父さんが京ちゃんとお話したいんだって」
京太郎「おじさんが?」
咲「うん。なんだか相談があるって」
京太郎「(まさか、家でもあんなことを!?)」ブルブル
咲「なんだろうね」
京太郎「さ、さぁな」ガクガク
咲「?」
京太郎「俺が、俺が守ってやるからな咲」
咲「ふぇっ!? 本当?!」
京太郎「あ、あぁ」ブルブル
咲「(えへへっ! やっぱりアラサー嬢さんは流石だなぁ!)」
京太郎「……大丈夫、まだ咲は元に戻れる。俺が戻すんだ」ブツブツブツ
結局、その日以来
咲の前だと萎縮してしまう京ちゃんなのでした
第二章【モテル反撃!犯される女子力!】 アフター
京太郎の家
照「京ちゃん、お風呂ありがとう」
京太郎「はい……照さんの服。今、洗濯して乾かしてますから」
照「ん……助かる」
京太郎「服はどうしました?」
照「京ちゃんのYシャツを借りたの。というより、そろそろこっちを見て」
京太郎「……見たくありません」
照「どうして?」
京太郎「(これは夢なんだ。今照さんの姿を見たら、俺は、俺は現実を受け止めくちゃいけなくなる)」ブルブル
照「(京ちゃんは照れている。だったら、私が素直にさせるべき)」サワッ
京太郎「えっ!?」ドキン
照「私、京ちゃんとだったら……いいよ?」サスサス
京太郎「て、照、さん?」ドキドキ
照「ふふ、京ちゃんのアソコ……硬くなってる」サワ
京太郎「んっ、ダメ、です! 照さんっ!(や、やばい! 理性が!?)」ドキドキドキ
照「抵抗しても無駄だよ(そしてここで決め台詞)」ニヤリ
. :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ` 、
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
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. ∧: : :.i.: : : : : | : : : : i|: : : : : : : : :.:|: : : 、 : : : : : : : i なぁ……すけべしようやぁ……
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./: : :,イ: :'|: : :.|: :_|_: : : : il: : : : : :ト、: :.:| }/_, ∨: : :|i : |
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i|: : : : : : :込、 __ __,. ,イ: ! : : :、 : :|
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|l : :八: : : : |.:::′ /:::::|: /|: :/_ '}
八:/ \: : |:::|-- 、 --/ .:::::|:/ |:/
\|:::ト-========イ }' .ノ'
京太郎の京太郎「」シオシオ
照「えっ」
京太郎「あの、離してください」
照「あ、うん」
京太郎「乾燥機見てきます」スタスタ
照「うん」
バタン
照「……う、うわぁぁぁぁんっ!」ビエェェン
最大のチャンスを失った照ちゃんなのでした
>>なぁ……すけべしようやぁ……
お茶吹いたwwwwwwwwwwww
第三章【密着!そしてS(シャープ)S(シューター)恋愛へ】 アフター
京太郎「美味しいですね、このお茶菓子」
菫「ふふ、そうだろう?」
京太郎「弘世さんはなんだか、和って感じがしますよね」
菫「そうか?」
京太郎「はい。こう、パッツンな感じとか」
菫「それは褒めているのか?」クスクス
京太郎「多分褒めてます。ほら、大和撫子的な」アハハ
菫「全く、調子のいい奴だ」
京太郎「あの、弘世さん」
菫「ん?」
京太郎「髪に、触ってもいいですか?」
菫「ど、どうしたんだ急に?」ドキッ
京太郎「いや、なんだか綺麗だなって」
菫「ま、まぁ……少しくらいなら構わないが」
京太郎「やった!」
菫「……」
!:.::.:::: :: ::|.....::::|::::::::::::::|:::|:!:|__!........|:. ゙、:、::ヾ、
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i:.:.::::::::::::::::i::::::::i::|:|::::::::::::::i:::|! ー-'..ヾ::::::::`iヽ!ノ;ノ:;i |
! ::::::::::::::::i|:::::::::|:|:|:::::::::::::::i::::! :::::::::::iァ::....!ヾノ (今私は男に髪を触られている……! これは結婚するしかない)
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../::::::::::::::/ :::.. \:::::::::::::.i ::::|:::!
京太郎「うわーサラサラだーって!? 顔こわっ!?」ビクッ
菫「はっ!? いや、すまない。今のは違うんだ」
京太郎「そ、そうですか? うわーびっくりしたー」
菫「考え事をしていてな。もう一度触ってくれ」
京太郎「はい」サラサラ
菫「んっ……」
京太郎「凄い、枝毛一つありませんよ」
菫「そうか? 特別なことは何もしていないが」
京太郎「それが逆にいいのかもしれませんね」アハハ
菫「……生まれてこの方。自分の髪に感謝したことはないが」
京太郎「?」
菫「今日ばかりは、感謝するか」クスッ
その後も、京ちゃんに髪を撫でてもらっていたけど
帰ってきたお母さんに見られて、真っ赤になる菫さんなのでした
なんだかんだでいい時間なのでアフターシリーズはここまでにします
念を押しますが、明日のマホっち編は本当に覚悟しておいてください
可愛い純粋ロリ少女が好きだという副会長な人はショックが大きいと思うので、覚悟無しに見ろ
今までに無かったぽんこつ(ダーク)なので、苦手な人はかわいそーですぅ><
乙です
俺達のSAN値の高さを見せてやるZE(震え声)
乙です
へーきへーき(慢心
まこにはっきり愛してるなんて告られてるのにそれに対する返事がないのはなんでなん?
無理矢理気持ち聞き出してその上諦めるななんて言っておいて自分の気持ち言わないのはいかんでしょ
まこ編って咲より前の話だよね?
>>219
土俵に立ってないのに諦めたとか言ってるから京太郎がステージに引き上げたんでしょ
まだステージに立ったばかりなのに返事するも何もないよ、フるの確定してるんだから
>>220
どんなつもりであれ愛してるなんて言わせたなら返事はするべきだわ
というか付き合うつもりもないのに諦めるななんて割りとクズじゃね?
>>221
まこ「京太郎好きじゃけど、アタックしたらみんなが可哀想だから避けるけぇ」
京太郎「なんで俺を避けるんですか?」
まこ「お前が好きだからじゃ。でも仲間の為にアタックせんから。わしは可愛くないし」
京太郎「そんなのおかしいですよ。みんなの為に自分が諦めるなんて」
まこ「そうか、それもそうじゃな(これからはお前にアタックしようかのぅ)」
京太郎「はいっ!(これで染谷先輩に避けられないぞ!)」
まこ「イメチェンすれば効果があるじゃろうか」
これで納得できなきゃ、こういうスレ向いてないよ
昨日は散々警告したけど、一日置いてみるとそうでないかもしれない
でもやっぱり恐ろしいことになるかもしれない
そんな実験作に突き合わせてしまって、ごめんねマホっち><
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】
商店街
京太郎「それにしても、久しぶりだなー」
マホ「そうですか?」
京太郎「ああ。最後に会ったのは……えっと」
マホ「一週間と二時間と十二分と三十二秒ですよ」ニッコリ
京太郎「そうか一週間かぁ……って、細かっ!」
マホ「えへへ、ちゃんと覚えてます」
京太郎「そっかー、マホは偉いなー」ナデナデ
マホ「わわっ!」パタパタ
京太郎「あぁ、ごめん。嫌だったか?」
マホ「い、いえ……//」モジモジ
京太郎「ごめんな。身長差的につい、手が伸びちまう」
マホ「あのあのっ! マホ、気にしませんから! だから、そのっ、もっと……欲しいなって」
京太郎「ああ、これくらいお安いご用さ(兄弟いないんだろうなぁ)」ワシワシ
マホ「んへへっ。須賀先輩の手、大きくて好きです」
京太郎「それより、今日はよかったのか? たまの休日を俺なんかと」
マホ「はいっ! むしろ、今日が好機なので」
京太郎「好機? よく分からんが、俺の行くところなんてつまらないぞ?」
マホ「社会勉強ですっ!」ビシッ
京太郎「マホは可愛いなぁ」ワシワシ
マホ「んっ……//」パタパタ
京太郎「(ペンギンみたいだな)」
ゲーセン
京太郎「で、ここでクレーンを使って押し込むと」ポチッ
ガシャーン
マホ「うわわわっ! ぬいぐるみが獲れました!!!!」
京太郎「今日のは随分と甘めに設定してあったな。はいっ、どうぞ」スッ
マホ「え? いいんですか!?」パァ
京太郎「あぁ。その為に獲ったようなもんだし」
マホ「……あ、ありがとうございまひゅ」ムギュゥゥゥウ
京太郎「おいおい、綿が飛び出ちまうぞ」
マホ「はわっ!? すみません」シュン
京太郎「そういや、ぬいぐるみって言うと」
マホ「?」
京太郎「ほら、俺とマホが初めて会った日のことだよ」
マホ「!!! 覚えていてくれてたんですか?」
京太郎「ああ。確か……マホが和のエトペンを破っちまって」
マホ「……はい」
京太郎「和に見つかったらどうしようって、泣いてるところに俺が部室にやってきたんだよなぁ」
二か月前 部室
マホ「うぅっ、ヒック……どうしよぉ」グスグス
京太郎「マホちゃん、だったか? そろそろ泣き止もうぜ」
マホ「で、でも、マホ……和先輩の」ゴシゴシ
京太郎「んーっと。和なら優しいから、謝ったら許してくれると思うぞ?」
マホ「うぅぅ、でもでも、大切なモノを壊されて怒るかも……そしたら、グスッ嫌われちゃいます」プルプル
京太郎「……そっかー。なら、こういうのはどうだ?」ポン
マホ「ふぇ?」
京太郎「俺、実は魔法使いなんだ」
マホ「え、ええええええっ!? そうだったんですか!?!?!?」ガーン
京太郎「(中学生可愛い)あ、ああ。だから、俺がこの人形を元に戻してやるよ」
マホ「!」
京太郎「ただし、ちゃんと壊したことは謝るんだぞ。元に戻してはい終わり、じゃダメだろ?」
マホ「……は、はいっ。怒られるの怖いですけど……」
京太郎「よし。偉いぞ」ナデナデ
マホ「あっ……//」ドキッ
京太郎「じゃあ、いっちょ魔法をかけてやりますか」ニッ
マホ「……(胸が、ムズムズする)」ドクンドクン
ゲーセン
京太郎「和も笑って許してくれたし、よかったな」
マホ「はい。その時から、マホは」ギュッ
京太郎「? どうかしたか?」
マホ「い、いいえ! それより、今度はあっち! あっちにしたいです!」グイグイ
京太郎「おっとと、どこだ……って、プリクラぁ!?」
マホ「一緒に撮りたいんです!」
京太郎「プリクラかぁ。プリクラねぇ……俺、こういうの獲ったことないんだよ」
マホ「!!!!!!!!」
京太郎「だから」
マホ「撮りますよ」
京太郎「え?」
マホ「須賀先輩の初めて……マホにください。ね?」ゴゴゴゴゴゴ
京太郎「あ、ああ(なんか、気配が変わった気が)」ゾクッ
マホ「じゃあ、マホが教えてあげますねー♪」
京太郎「おう、頼む」
チャリンチャリーン モードヲエランデネ
京太郎「美白ってやつでいいのか?」
マホ「それ押したらお化けになっちゃいますよ」クスクス
京太郎「そうなのか……」
マホ「フレームはマホが選びます」ピピピピピピッ
京太郎「(早い……って、やたらハート系ばかり選ぶな。やっぱ女子だなぁ)」
マホ「はいっ! じゃあ撮りますよ」
京太郎「お、おう」グギギギ
マホ「スマイルですよースマイル」ニコニコ
京太郎「ああ。んじゃ」ニッ
パシャッ
マホ「あと二回です」
京太郎「(めんどいなプリクラ)」
パシャッ パシャッ
ラクガキコーナーニススンデネー
マホ「お絵かきです!」スタスタ
京太郎「ん、あぁ。お任せするよ」スタスタ
マホ「えへへっ、まずは二人をハートで囲んで」スッスッ
京太郎「(喜んでるようでよかったかな)」ウンウン
マホ「らぶらぶカップルっと……えへへへっ」カキカキ
京太郎「(それにしても女子はこういうのが好きなんだなぁ)」
バス停前
京太郎「んーっ、今日は楽しかったな」
マホ「えへへ、よかったです!」
京太郎「じゃあ、また今度。いつでも部室に遊びに来ていいからな」
マホ「はい! あ、それと」
京太郎「?」
マホ「じゃーん! ケータイです! スマートフォンです!」
京太郎「おぉ」
マホ「これで須賀先輩ともメールできます! LINEできます!」フンス
京太郎「それは凄い」
マホ「だから先輩は私と連絡先を交換すべきです!」パタパタパタ
京太郎「おし、じゃあ交換するか」
マホ「やったぁ!」
京太郎「えーと、どうすりゃいいんだっけ?」
マホ「あ、じゃあ貸してください」
京太郎「あぁ、頼むよ」
マホ「……」スッスススッ ペタッ
京太郎「どうだ?」
マホ「終わりましたよ」
京太郎「サンキュ。じゃあ、今度こそまたな」
マホ「はい。あ、それと先輩」
京太郎「?」
マホ「剥がしたら……嫌、ですよ」クスッ
京太郎「お、おう?」
マホ「それじゃあ、後で連絡します!」タタタッ
京太郎「剥がしたら? ってなんのことだ?」チラッ
ケータイ「」ゴゴゴゴゴ
京太郎「あ、俺のケータイにプリクラ貼ったな! マホのやつめ!」
これじゃあまるでアホのカップルみたいじゃないか
くそ、明日学校でロリコン扱いされちまうぞ
京太郎「……はぁ、でも剥がしたら泣いちゃいそうだしな」
しょうがない
副会長の前では携帯を出さないようにしねぇと
京太郎「……帰るか」
この時の俺は知らなかった
まさか、連絡先一つの交換で――
あんなことになってしまうなんて
京太郎の自室
ガチャッ
京太郎「いい風呂だったぁー」バタン
ティロリン
京太郎「ん? LINEか?」スッ
スーパーまほっち『須賀先輩! 今お暇ですか?』
京太郎「風呂上りだよっと」
ティロリン
スーパーまほっち『興奮しました!』
京太郎「なんの報告だよ。まぁ、中学生だしな。 興奮せんでよろしい、っと」
ティロリン
スーパーまほっち『えへへ。先輩はマホと話していて楽しいですか?』
京太郎「楽しいよっと」
ティロリン
スーパーまほっち『私も先輩とお話すると楽しいですっ!!!!』
京太郎「流石女子、返事が早い。ありがとなっと」
ティロリン
スーパーまほっち『こちらこそ、ありがとうございます』
京太郎「おし、会話も途切れたし……今の内に髪でも乾かすか」スタスタ
ガチャッ バタン
夢乃家
マホ「……」ジィー
19:06
既読『こちらこそ、ありがとうございます』
マホ「既読なのに」
カチコチカチコチ
時計「19:10」
マホ「……」ジィー
カチコチカチコチカチコチカチコチ
マホ「おかしい」
カチコチカチコチカチコチカチコチ
マホ「楽しいって言ってくれたのに」
時計「20:10」
マホ「きっと、気付いてないんだ。ふふ、そうだよね。先輩がマホを無視するわけないもん」クスクスクス
スッ
マホ「気付いて貰わなきゃ」
京太郎の自室
ピコピコピコ
京太郎「ゆ~め~で~ある~ように~♪」カチャカチャカチャ
リォォォォォォォン!!
京太郎「やべぇ、泣ける」グスッ
ティロリン
京太郎「ん?」
スーパーまほっち『須賀先輩は甘いモノが好きですか?』
京太郎『マホか。いっけね、さっきのから返信してなかったっけ』
ティロリン
スーパーまほっち『マホは甘いもの好きです!』
京太郎「そうかー。んじゃ、俺も返信を」
ティロリン
スーパーまほっち『そういえば、近くにスイーツショップが出来たんですよ』
京太郎「……ペース早いな。返信が間に合わ……」
ティロリン
スーパーまほっち『できたら先輩と一緒に行きたいかなって』
京太郎「!?」
ティロリン
スーパーまほっち『ダメですか?』
京太郎「いや、オーケーだけ……」
ティロリン
スーパーまほっち『どうして無視するんですか?』
京太郎「あ、ちょっ! あぁぁ!」
ティロリン
スーパーまほっち『マホのこと、嫌いになったんですか?』
京太郎「こ、これはマズイ! とりあえず!!」スッ
スガ鹿男『あ』
京太郎「これで無視してないと気付いただろう」フィー
夢乃家
マホ「……」
ティロリン
マホ「!」
スガ鹿男『あ』
マホ「……あ? あ……? あって、何? あ? あの意味、あって、あ?」ブツブツブツブツブツブツ
ティロリン
スーパーまほっち『あってなんですか?』
京太郎「いや、それはだな」
ティロリン
スーパーまほっち『もしかして怒ってます?』
京太郎「んなアホなこと」
ティロリン
スーパーまほっち『怒らせたなら、ごめんなさい』
京太郎「落ち着け、落ち着くんだ俺。素数を数えよう」スーハー
ティロリン
スーパーまほっち『ごめんなさい』
京太郎「いや、待て。LINEに対応できないなら電話すればいいじゃん」
ティロリン
スーパーまほっち『嫌いにならないでください! お願いします!!』
京太郎「そうと決まれば電話を」
ブルブルブル
京太郎「ん? メール? マホか?」
【受信】
京ちゃんのこと考えてお風呂入ってたらのぼせてもうたわwwwww
あのな、あのな! じっくり考えたけど、やっぱうちは京ちゃんのこと大好きや
京ちゃんもうちのこと好きやろ?wwww
ホァァァwwwみなぎってくるでぇwwwwwww
京太郎「……」スッスッスッ
【返信】
嫌いじゃないし、好きですよ
ていうか、しんでください
京太郎「って、こっちに返信してる場合かァ!!!!」
ティロリン
ティロリン
ティロリン
ティロリン
チョロイン
ティロリン
ティロリン
京太郎「う、うわぁぁぁぁぁ!?」
マホ、どう見ても病んでる(白目)
京太郎「い、いかん! とりあえず電話だ!」スッ
トゥルッ ガチャッ
京太郎「!?(1コールで出ただと!?)」
マホ『ひっく、ぐすっ……うぇぇっ』
京太郎「ま、マホか?」
マホ『ど、どぉじで?』
京太郎「え」
マホ『どぉじで、むじずるんでずがぁ?』ズビィ
京太郎「い、いや! 無視したわけじゃないんだ!」
マホ『……ほんとぉ?』ピクッ
京太郎「ああ。俺ってフリック入力遅いから、マホのスピードに追いつけなくて」
マホ『じゃ、じゃあ……マホのこと、嫌いになってません?』
京太郎「当たり前だろ。俺がマホを嫌いになるわけないだろ」
マホ『……』
京太郎「ま、マホ?」ビクビク
マホ『……う、うぇぇっ、うぷっ、うぉぼろろろろろっ』ビシャビシャビシャッ
京太郎「ひぃっ!? ど、どうしたマホ?!」
マホ『はぁっ、はぁっ……え、えへへっ、安心したらぁ、吐いちゃいましたぁ』クスクス
京太郎「っ!?」ゾクッ
マホ『あははっ、頭がいたいのがスッキリしまたぁ……うふふ』
京太郎「か、風邪じゃないか? 今日はもうゆっくり休んだほうがいい」ブルブル
マホ『そうです、ねぇ……あっ、でもぉ』クスクス
京太郎「?」
マホ『もし、先輩がマホのこと嫌いになったら……また、吐いちゃうかもです』クスッ
京太郎「!?」
マホ『……オヤスミナサイ』
【メンヘラロリの特徴1 「今、吐いちゃった」と言う】
まだいける……まだいける(メソラシ
翌日
京太郎「……昨日のことが気になって眠れなかった」ハァ
一体マホに何があったんだ?
あんな子じゃなかったと思うんだけど……
京太郎「中学生だし、難しい年頃なのかもな」
それなら、俺に出来るだけのことはしてやらないと
ティロリン
京太郎「ん?」
スーパーまほっち『おはようございます♪』
京太郎「ああ、おはようっと」
ティロリン
スーパーまほっち『今日も一日、頑張ってくださいね』
京太郎「おう、お前もなっと」
ティロリン
スーパーまほっち『中学校には携帯もっていけないので辛いです』
京太郎「それはよかっ……じゃなくて、残念だなっと」
ティロリン
スーパーまほっち『学校が終わったら、またお話しましょうね』
京太郎「……ひゃい」
ティロリン
スーパーまほっち『学校に行こうとしたら、吐いちゃいました』
京太郎「へ?」
ティロリン
スーパーまほっち『やっぱり、今日は学校を休もうかなぁ……』 ※ゲロ写真添付
京太郎「うぉう……俺が吐きそう」ウプッ
ティロリン
スーパーまほっち『でも、サボるのは良くないから学校に行きます。マホ、えらいですよね』
京太郎「あ、ああ。えらいよっと」
ティロリン
スーパーまほっち『えへへっ! 褒められちゃった! じゃあ、行ってきます!』
京太郎「……いってらっしゃい」ゲッソリ
授業中
京太郎「ぐぅぐぅ」
咲「もう、疲れてるのかなぁ」
京太郎「うぅ、やめてくれぇ……」
咲「?」
京太郎「さきぃ……たすけ」
咲「!」ドキーン
部活中
京太郎「ぐぅぐぅ」
和「須賀君、疲れてるみたいですね」
優希「怠慢だじぇー!」
まこ「休ませてやるんじゃ。何かと忙しかったんじゃろう」
咲「染谷部長は優しいですね」
まこ「あほ。これくらいが普通じゃ」
優希「前部長に聞かせてやりたいじょ」
モゾモゾ
久「ふわぁ、なによ人の悪口言って」
和「いたんですか?!」
優希「ていうか、なんで犬と一緒のベッドで寝てるじぇ!」
咲「(妙に膨らんでると思ったら」
久「あら? だって、須賀君が暖かいんだもの」スリスリ
和「くっ!」
まこ「やめんか。もう部外者なんじゃぞ」
久「あーん、酷い!」
咲「……これでも起きないんだ、京ちゃん」
京太郎「ぐぅぐぅ」
さりげなくネキのLINE音チョロインになってるw
マホはいつこんなに入れ込んだんだ…メンヘラの人の能力コピーして精神汚染受けたのか
>>295
ネキはメールで、マナーモードだと思われるが、通知はバイブやで
京太郎の自室
京太郎「……俺は考えました」
カピ「きゅぅ?」
京太郎「返信が間に合わないなら、ずっと通話してればいいんだと」
カピ「きゅ」
京太郎「あぁ、そうだ。ということで」
ティロリン
スーパーまほっち『今からお話してもいいですかー?』
京太郎「よし来た! LINEの無料通話だ!!」
トゥル ガチャッ
マホ『先輩!』
京太郎「よし、思う存分話してくれ」
マホ『わぁい! やったぁ!』
京太郎「(その内気が晴れるだろう)」
マホ『えっと、えっと。今日は学校で色んなことがありまして』
京太郎「へー、そうなんだ(TODやりたい)』
マホ『はい。あの、同じクラスのYTちゃんに生理が来たって』
京太郎「ぶふぅぅぅぅっ!!」
マホ『きゃっ!?』
京太郎「あ、ごめん。ていうか、そういう話題は俺にじゃなくて」
マホ『ご、ごめんなさい。でも、他に相談していいか分からなくて』
京太郎「? どういうことだ?」
マホ『あ、あの……実はマホにも、その……来て……//』
京太郎「オセキハーン!! お赤飯炊いたげてー!!」
マホ『こ、こここ、これって……赤ちゃん、産める体になったってことですよね?』
京太郎「あ、はい」
マホ『……えへへ、もう赤ちゃん産めるんだ。これで、須賀先輩の』ボソボソ
京太郎「後半聞こえなかったね、うん。LINEの無料通話のクソさ加減に泣きそうだよ俺」
マホ『でも、やっぱり須賀先輩は格好良いなぁ』
京太郎「はい?」
マホ『だって、中学生の男子なんてみんな乱暴で、優しくないですから』
京太郎「まぁ、厨二には色々あるんだよ。ガソリンの味とか知らないだろ?」
マホ『ガソリンって飲めるんですか?』
京太郎「あ、いや。忘れてくれ」
このマホの前で寝たら、確実に犯られそう(白目)
数時間後
マホ『それでですね、私も言ったんです。うっうーって!』
京太郎「そ、そうなんだ」
マホ『後は、学校の先生に怒られて……私、どうしたらいいんでしょう』
京太郎「うーん。女の子のことだからなぁ。和とかの方がわかるんじゃないか?」
マホ『……でも、私は須賀先輩に相談したいんです』
京太郎「わーうれしー」
マホ『えっとえっと。それとその後に――』
京太郎「うんうん」
マホ『あと、こんな悩みもあって……』
京太郎「そっかー」
【メンヘラロリの特徴2 いつも何かに悩んでいる】
マホ『で、それから』
京太郎「な、なぁマホ」
マホ『はい! なんですか?』
京太郎「そ、そろそろ遅い時間だし……眠たくなってきたかなーって」
時計「02:14」カチコチ
マホ『……』
京太郎「(ど、どうだ?)」
マホ『あ、すみません! マホったら、つい』
京太郎「(ほっ)いや、いいんだよ。じゃあ。今日はここま――」
マホ『うぷっ、うぉえぇぇえっ、おぶぇろろろっ』ビチャビチャビチャ
京太郎「」
マホ『あ、あははっ。すみません……私ったら、須賀先輩の声が聞けなくなると思ったら』
京太郎「ひっ」
マホ『もう、マホは先輩無しじゃ生きられなさそうですね……あはっ』
京太郎「お、おやすみ!! またな!!!」
ブツッ
京太郎「……はぁっ、はぁっ」ブルブルブル
夢乃家
マホ「ふんふ~ん♪ 須賀先輩っ♪ おやすみなさい」クスクスクス
同じクラスのYTちゃんはやよいか
まほっちゲロインやん(白目
一週間後 清澄
京太郎「」チーン
咲「京ちゃん、京ちゃん」ユサユサ
京太郎「ん、ぁっ?」ボー
咲「大丈夫? もうとっくに授業終わってるよ?」
京太郎「あぁ、そっか。ごめんな」
咲「いいよ。それより、部活は?」
京太郎「行くよ。雀卓の移動とかもあるし」
咲「でも、そんな体で」
京太郎「大丈夫だよ、心配すんな」ポンポン
咲「京ちゃん……」
ティロリン
京太郎「……すまん。先に行っててくれ」
咲「あ、うん」トタタタ
京太郎「……」
スーパーまほっち『今何してたんですか?』
京太郎「……これから部活だよっと」
ティロリン
スーパーまほっち『部活が終わったら、連絡くださいね』
京太郎「ああ、分かったよっと」
ティロリン
スーパーまほっち『和先輩達と、あまり仲良くしないでください。じゃないとマホ……』
京太郎「……善処するよっと」
【メンヘラロリの特徴3 予定を細かく把握したがる】
京太郎「……いつまで持つかな、俺」フラフラ
京太郎の自室
マホ『それでですね』
京太郎「うん……」ウツラウツラ
マホ『マホもびっくりしちゃって!』
京太郎「う……ん……」コクッカクッ
マホ『一緒になって笑っちゃいました! あははっ』
京太郎「……ぐぅ」スピー
マホ『……先輩?』
京太郎「ぐぅ……ぐぅ」
マホ『……っ!!』ギリッ
京太郎「ぐぅぐぅ」スヤスヤ
マホ『先輩っ!!!!!』キィィィン
京太郎「うぉわっ!?」
マホ『……おめざめですか?』
京太郎「あっ」サァー
マホ『寝てたんですよね?』
京太郎「あ、いや」
マホ『寝てましたよね?』
京太郎「ちょ、まってくれ。今のは――」
マホ『寝ていたじゃないですかっ!!!!!!!!!』ガラガッシャァァァァアン!!
京太郎「っ!」ビクッ
マホ『酷い……ひっく、マホの、ことなんて、どうでもいいんだぁ』グスッ
京太郎「ま、待てって! 俺は!」
マホ『嘘付き!!! 先輩なんて嫌いです!! うわぁぁぁぁあんんっ!!』
京太郎「ごめん、ごめんマホ! 部活で疲れてて、それで……」
マホ『ぐすっ……ほんとぉ、ですか?』
京太郎「あ、ああ。だから、お前のせいじゃないよ」
マホ『……えへへ、なら許してあげます』
京太郎「……ありがとう」
マホ『マホこそごめんなさい。先輩のこと、嫌いだなんて』
京太郎「いや、いいよ。気にしてないから」
マホ『好きです、先輩』
京太郎「っ」
マホ『好き、好き好き好き! 先輩のことだぁい好きです! あは、あははははっ!!』ガリガリガリガリガリガリ
京太郎「ひぃっ!?」ブンッ
ダンッ カラカラカラ
ケータイ「あはははははははっ!!!」ザザァァァ
京太郎「……くそ、どうすりゃいいんだよ」ブルブル
【メンヘラロリの特徴4 ケンカで絆を確かめる】
数日後
マホ『それでですね。マホは可愛いって、言ってくれて』
京太郎「よかったな」
マホ『えへへ、先輩はどう思います?』
京太郎「マホは可愛いよ』
マホ『やった! じゃあ、どんなところが可愛いですか?』
京太郎「んーっと。顔と声かな」
マホ『えー!? それだけですか?』
京太郎「うそうそ。こういう反応するところとか」
マホ『っ! もう! 先輩の意地悪!』
京太郎「あはは」
マホ『そういえば、麻雀についてなんですけど』
京太郎「うん」
マホ『先輩はマホのスタイルについてどう思いますか?』
京太郎「マホ自身はどう思うんだ?」
マホ『マホは先輩の意見だけ聞きたいんです』
京太郎「そうか。俺的にはもっと安定させた方がいいと思うな」
マホ『やっぱりそうですよね。じゃあ、マホの髪型なんですけど』
京太郎「自分で気に入ってないのか?」
マホ『先輩が好きか嫌いかだけでいいんです』
京太郎「……俺は嫌いじゃないよ」
マホ『んふっ♪ んへへっ!』
京太郎『マホにはどんな髪型も似合うと思うから』
マホ『じゃ、じゃあ! 他にはですね!』
京太郎「うん」
【メンヘラロリの特徴5 自分の意見を言わない】
マホ『先輩はどっちがいいですか?』
京太郎「俺なら、大きい方がいいかな』
マホ『むー! マホだってすぐに大きくなりますよ!』
京太郎「そうだと嬉しいな。あはは」
時計「05:24」カチコチカチコチ
そろそろ手首に血が滲んだ包帯かな(白目)
翌日
マホ『うわぁぁぁん! また先輩が無視したぁぁぁあぁ!』
京太郎「ごめん。少し、気を緩めてて」
マホ『ぐすん、もう……次は許さないんですからぁっ!』
京太郎「あぁ、ごめん」
マホ『えへへへっ』
翌日
マホ『ひっく、ぐすっ、約束、したのにぃ』
京太郎「……許してくれ」
マホ『もぉっ! ばかばかばかぁ!』
京太郎「俺が……悪かった」
翌日
マホ『せんぱぁぁぁぁいっ!! いやぁぁあっ!』ビェェェン
京太郎「ごめんな、ごめん、ごめんな、ごめん」ブツブツ
マホ『ぁぁぁぁっ! うわぁぁぁぁぁんっ!!」
京太郎「ごめんごめんごめんごめん」ブツブツブツ
翌日
マホ「うわぁぁぁぁっ!! あぁぁぁぁっ!」ビエエエエエエエン
京太郎「……」
【メンヘラロリの特徴6 すぐに涙をみせる】
マホは底無し沼だな(震え声)
翌日 通学路
京太郎「……」フラフラ
あれから、何日が経ったんだろう
マホとのLINEが始まって
それが通話になって
気が付けば気の遠くなるような時間が流れたような気がする
京太郎「う、ぁっ……」ズルッ ベチャッ
ポツッ ポツポツポツ
ザァァァァァァァァァ
京太郎「……」
今は何時だ?
早く帰ってマホとLINEしなきゃ
じゃないと、またあの子が泣いてしまう
もう嫌なんだ
誰かが俺の前で、壊れてしまうのを見るのは
だから、動いてくれ
マホを壊さない為に
動いてくれ
京太郎「うごけ、よ」ズルッ
ズルッ、ビシャッ
京太郎「動けよ……」
ズルズルッ
京太郎「動けよぉぉおぉぉぉっ!!!!」グググッ
プツン
京太郎「あっ……」
終わった
今、俺を支えていた最後の糸が――
切れて、真っ逆さまに堕ちて――
ギュッ
京太郎「……え?」
???「……無理、しちゃって」ギュゥッ
??「全く……相談するのが遅すぎましてよ」ギュゥ
?「もう、ボロボロじゃん……」
京太郎「え?」
どうして、どうしてアナタ達が、ここに……?
京太郎「どうし、て……?」
???「約束したでしょう?」
 ̄
´ \
/
/ ' i i ゚.
' ./ ' .| i :i |
i ' i_ - ´ト :| 、 ` | _ ! :i
| | :| | \| \ :|ヽ. | i |
, ヽ ゚.,x≠ミ. ` ,x≠ミ、! | |
゚. \.{(:::::℃ (::::::℃.| | |
| |` っー' ゙c っ' | |
| |. c .| | |
| |` . r──, . ´| l |
| | ` ┬ ト、 .l / :|
ヽ :| .─ ¨/ / ` / , ./
\ | ' | l¨  ̄ / .//.>、‐'
/` V ゚. ./ ´/
i´ / `< __゚. / __> ´ ∧
京太郎「福路、さん……」
??「それに、以前にも言った筈ですわ」
/ / / ├-、
/ / / ノ レi 〉
// / / N ' /
/;' / // / /!|.| /
// // r='/ , ナメ ハ!.| i
/.// 《/ i,.cイナソノノ ! ト、
// メ、 ! `′{ リ ノ !))
/ //メ、! | __ ノ/ / ノ(
. ///ノ,ハ |_ / ノ /_/
//-‐=<\ ゙、 |/ / /
// ∧ \\\ハ i! 〈 (
/ / \ \! i |. | 丶、ヽ
、 / \\ト-V ノ ヽノ
\ \ 〉/ / ノ
ヽ ヾ、(
゙、 \ Vイ
゙、 \ Y!
i ` ! ゙、
京太郎「透華さん……」
?「大体さ。きちんとした理由なんているー?」
/ / // . :〃 . :iト、|:. | ヽ ヽ ヽ
乂 .′ / ,イ .:/ ! . :i| |:. |\: . ハ
.′ i`ーァ′/ ! .:i | . : | |:. | \: . ヽ: . ____ i-‐ ´ .
.′ !/ . : ′| .:| | . : | |:. | \: .  ̄| ̄ ̄ `ヽ:
/i| :|. :| | .:| | . : ! |:. |_,,-‐====‐\ . : :| . :|: . i
j〃 . :i| :|. :|‐===┼- | : j -‐ \: . . : | . :|: . |
/ . :i| :{. :! \八 . : | jノ , -‐ __,,.⊥ . : } . :|: . 人
′ . : 八 Ⅵ ≫=ミ、 . : ! ≫≦Y⌒'マハ:、 . : .′ . :|: . : .\
i . :i . :\{ハ 《 )i:::::::ハ\{ ″{ .)::i::::::::::}::} 》 . : / . :/!: . \: .\
| . :| . :i '. ヾ い;::::::jj 八∨乂 _;ノ:ノ . :/ . : |: . : .`ー-
| . :| . :| . :| . :l'. V辷ク ゞ゚-‐ ' . :/ . :/ . :|: . .
| . :| . :| . :| . :|ハ / . :/ . :/ .:.:|: . : .
| . :| . :| . :| . :| :. , / . . : .′ . / . : :|: . : : . .
| . :| . :| . :| . :| :. / ,. : ,イ . :/ . : 人: . : : : . . .
|..:i:| . :| . :| . :| ゝ. 、 ノ .′ // / . : : / . :.:/ \: .\: .
l :从 . : :| . :| . :{ / > . { /' / . : / . : : .:′ \: .\: .
乂{: \. : :!\〉、:\_/ . : .:〕jッ。. . ィV`ヽ /. :/ . . : :/ \: .\: . .
`\ \{ \;/ . : .://{{ ` ´ | |│ ,// . : .:/ \: .\: . .
京太郎「……淡ぃ……」ポロポロ
上二人はわかったが、三人目は淡か
このスレは金髪が癒し枠知ってた
透華「全く、無茶のしすぎでしてよ」ピンッ
京太郎「いたっ」
美穂子「こんなにやつれて……」
淡「ちゃんと食ってるー?」
京太郎「……でも、三人とも、どうして?」
ザッ
菫「全く、馬鹿な奴だな」
京太郎「え?」
洋榎「メールの内容見れば、何かあったのかくらいすぐに分かるっちゅうねん」
京太郎「弘世さん! それに、ひろさん!?」
久「あら? それだけじゃないわよ」
まこ「わしらだって」
優希「ちゃーんっと!」
和「いますよ」
京太郎「みんな! それに!!」
玄「京太郎くぅーん!」ブンブン
宥「揉みにきたよ……あったかぁーいの」ワキワキ
ゾロゾロゾロ
京太郎「他校の、人たち……も?」
咲「みぃーんな京ちゃんを心配して集まってくれたんだよ?」
京太郎「さ、咲?」
照「……無理、しないで」
京太郎「!」
咲「京ちゃんが苦しんでいる姿なんて、見たくないから」
京太郎「咲……俺」
咲「京ちゃんが苦しいのを我慢したって、私達も苦しくなるだけだよ」
京太郎「……でも俺は」
まこ「あほっ」
京太郎「あだっ!」
まこ「人に自制が無駄だと言うとったくせに、自分が辛いのを抑えてどうするんじゃ」
京太郎「……染谷部長」
照「京ちゃん。私達は確かに、京ちゃんに甘えちゃって」
優希「迷惑をかけて」
和「困らせたりもしますけど」
透華「何より、アナタのことを大切に想っていますのよ」
美穂子「だから、私達はどんなことがあろうと」
淡「どんな時であろうと」
咲「京ちゃんの、一番の味方だから」
京太郎「……っ、ありが、とぅ……」ポロポロ
照「だって、私達――」
\ \ヾ、 /: : : : : : : : : : : : : `丶、 / / ---- //
、\、\ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ / \
、\\ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .// だ 仲
、 . : : : : : : : : : : : : .: : : .: .:: :. : : : : : : :. ′ も 間
. 、 /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i ん
厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:| げ
.ニニ=- |.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j !
_ | i: : : : ;抖笊ミ Vーり l/ }: :/:八
ニニ=- l人: : : :::.乂_り  ̄ .ノ.:// 、
.二ニ=- 乂: {:八 、、 '__ ``.刈乂 -z ー-----‐
ニ ≡=- ヾ( ヽ ノ イリ -= ニ 二 三三三
__ニ= -‐ >r‐ 乂}ト。. -= = ニ 二 三
三‐ / Y^} _./ 、 -=≡ニ二 z
≠ ___ / |`` '"´ / __:. \ 、 、
./ / 、Vn ∧ :|  ̄ ̄ / _/. ;ミメ、 \、\
〈 ュ`Yノ ノ ′ト、 :| / ..:::イ :!′ } Ⅵ \ \
. }⌒;´イ {:!.!:.\ ; ′ ....::::::/ ; | / ∨\ ハ \
ハ 人 八 ;、:::.:\l 厶イ.:.::/---マ:!.:// . } ヾ|
[__フ_彡ヘ/ | ー‐ミ以r‐… ´ |// {:八
{ 【 ハト、 ! )___{ j/ ≧=- 、
∨\ } ⅵ /:.:.:.ハ 〈 \ }
全員「……噛んだ」ボソッ
咲「はわわわっ……//」
といったところで休憩します
当初の予定よりマホちゃんが凄まじいことになって、京ちゃんがまさかの敗北
なんだか最終回っぽいノリになりましたが、別にそんなことないです
淡や松実姉妹はマホの時系列より前にイベントあるんですねー、凄いですねー(アデランスの中野さん)
マホ編ラストは意外とあっさり決着つくと思います
そもそもギャグスレみたいなもんですしね
京ちゃんには数十人の仲間(ストーカー)がいるからな!
長野 病院
マホ「……あの、どうして病院に連れてきたんですか?」
和「マホに見せたい人がいるんですよ」
優希「黙って付いてくるじぇ」
マホ「は、はい……(むぅ、須賀先輩と話したいのに)」
スタスタ
和「ところでマホ」
マホ「はい?」
和「麻雀は好きですか?」ニッコリ
マホ「はい! 大好きです!」
優希「そーかそーか。ならよかったじょ」ニッコリ
マホ「?」
ピタッ
優希「ここだじょ」
マホ「病室、ですね」
和「入ってください」
マホ「え? ……いいんですか?」
和「中にいるのはマホの知り合いですから」
マホ「知り合い? (宮永先輩? それとも)」
和「さぁ、どうぞ」
マホ「し、失礼します……」ガラッ
京太郎「……」(チューブグルグルマキ)
マホ「えっ」ゾクッ
和「ほら、マホ。よーく見てください」ニコニコ
優希「お前の大好きな京太郎だじぇ」ニコニコ
マホ「え、えっ? ど、どういう……」パチクリ
和「分かりませんか?」
優希「京太郎は……疲労のあまり、意識不明の重体になってしまったんだじぇ」
マホ「!?」
京太郎「(チューブかゆい)」
マホ「い、いやぁっ! 須賀先輩!! どうして!!!」ダッ
和「どうしてでしょうね」
優希「お医者さんが言うにはこうだじょ」
ガラッ
憩「うちが話しますーぅ」
和「荒川さん、どうして須賀君は重体に?」
憩「これはアレですねーぇ、寝不足っちゅう奴ですわー」
マホ「ね、ねぶそく?」
憩「ここ二週間以上、一、二時間しか寝てへんかったようですしねーぇ」チラッ
和「それは大変です」
優希「京太郎が疲れて倒れるのも無理ないじょ」
マホ「え? えっ」
和「どうして須賀君は……そんなに夜更しを?」
優希「分からないじょ」
和「マホは」
マホ「っ!」ビクッ
優希「心当たりある?」
マホ「あ、ぁ……」ブルブルブル
和・優希「……」ジィー
マホ「う、うわぁぁぁぁっ!!」ダダ
ガラガラ
マホ「はぁ、はぁっ!」タッタッタッタッ
久「あらマホ」
マホ「っ?!」
久「ねぇ、須賀君が起きないの……どうしてかしら」
マホ「し、知らないです!」ダッ
まこ「マホぉ……」
マホ「ひゃぁぁっ!?」
菫「どうしてだ?」
ゆみ「どうしてなんだ?」
ゾロゾロゾロゾロゾロ
洋榎「須賀が眼を覚まさへんのやぁ……」
マホ「あ、あわわっ」
淡「あわあわぁぁぁぁあ!? あわいいいいい!? !!ああああああああっ!!!」
マホ「うわぁぁぁん! ごめんなさぁぁぁぁい!!」ガクガクガクガク
チョロッ
マホ「ひ、ぅん……ひぅぅ……」ヘナヘナ
チョロロロロロッ
数分後
マホ「ひっく、うぅ……うぇぇっ」ゴシゴシ
和「すみません。まさか、ここまで追い詰められるとは」フキフキ
優希「申し訳ないじょ」フキフキ
マホ「うぁぁぁぁっ……酷いですぅ」グスッ
透華「少々やりすぎましたわね」
美穂子「替えのお洋服よ」
マホ「うぅ」ヌギヌギ
久「さて。なんで私達がこんなことしたかわかってる?」
マホ「……須賀先輩の、ことですか?」
久「ええ、そうよ。本人はほら、確かに今は元気そうだけど」
キョウタロウクンノココ、アッタカァーイ ギャアアアアアアアアアア!!
スゴイコトニナッテルノデス
マホ「……」
久「もし、マホがあのまま須賀君と電話を続けていたら……ドッキリが現実になっていたのよ」
マホ「そんなことっ!」
透華「この龍門渕グループ専属のドクターが診断しましたのよ。間違いありませんわ」
医者「むしろ今までよく生きていたね? なんど冥土から帰ってきたんだい、彼は」
マホ「……う、嘘です!」
和「嘘?」
マホ「だ、だって! 須賀先輩はマホのこと、好きだって!」
優希「好きだろうと、一日十時間近くも電話してたら死ぬじょ」
マホ「っ! でも、私は!」
久「あのね。そりゃマホは一人だからいいわよ」
マホ「え?」
久「須賀君はね、マホと通話しながらも……」
~京太郎「今日はゆみさんとレポートやる約束を」~
~京太郎「ああもう、ひろさんのメールか!」~
~京太郎「えっと、次は淡とネトマの約束を!」~
~京太郎「咲から借りた本を返さないと!」~
~京太郎「宥さんにチン写メ送らないと」~
~京太郎「またひろさんのメールか!!」~
~京太郎「照さんにスイーツのレシピを」~
~京太郎「後は他にも……」~
~京太郎「またひろさんのメールかよ!!!!!!」~
久「数十人の女性と、連絡を取り合ったりしていたんだから」
チン写メ……どういうこと?(困惑
マホ「う、嘘……」
久「今までは全員がバランスを取り合っていたから、須賀君も平気だったけど」
和「マホが一人で大きな割合を持っていったので」
ゆみ「ご覧の結果ということだ」
菫「須賀は君に割いた時間の分、我々に対するメールや電話をないがしろにしようとはしなかったからな」
洋榎「待てや! なんやさっきの編集!! 悪意あるやろ!!!!」
透華「まぁ、そんな生活を続けていましたから」
美穂子「次第に私達への連絡も途絶えていって」
優希「不審に思って調べたら、こうなったというわけだじぇ」
マホ「……」
玄「あのね。須賀君は言ってたよ?」
宥「うん」
~~京太郎「すみません! 今、俺の近くに不安定な子がいて……放っておけないんです!」~~
まこ「じゃから、わしらへの時間を取れなくて申し訳ない……とな」
マホ「せ、先輩が……そんなことを」ブルブル
淡「キョウタローは優しいからねー。嫌なことも嫌って言えない性格だし」
マホ「そんなこと無いです! 先輩は、マホのことが好きなんです!」
和「マホ」
マホ「好きな人の為にちょっと無理しただけです! 先輩だって、毎日楽しかったに違いないです!」
優希「……」
マホ「だから、だから!! 何も問題なんて……!」
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./:.::::. '´ ' :.:.:::/:∧:.:.:.:.:::.:.:.:::::.:.:::::: /|.:.:.::::':::V::;|::::::::|:.:/:::.:.:.:,狄i[_ o -i| :.:. }! |:::/ i i:. |:.: ′
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.|:/:.:/:/i:.:\:::.:.:.|:iム:::::::::::::::::::::::::/ 、 イ:::/|
.|:.:./:/ .|:.:.:.:.\:.从_ムー---‐ ´ .イ '!:/
.|:/:./ .|:.:.:.:. 厂:´ト、. ヽ _.. /:/ |′
.|':./ |:.:.:.:∧:. /|:.:`¨¨へ '´ ./ iル′
.|/' |: / ∨: !、:.::/ |>o。_ / .!-ー-- .._
{. |:./ ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´ ^ー 、 ` ̄
咲「マホちゃん。少し……頭、冷やそっか」
ほら……魔王様は睡眠時間は削ってないし!(SAN値はガリガリ削った模様
マホ「っ!?」ビクッ
咲「今、マホちゃん言ったよね?」ゴゴゴゴゴ
照「好きなことなら、無理してもいいって」ゴゴゴゴゴ
マホ「そ、それは」ダラダラダラ
衣「ならば……衣達も試してみることにしよう」ゴゴゴゴ
マホ「な、何を……?」ガクガク
和「マホ、言いましたよね?」
優希「麻雀が大好きだって」
マホ「……あっ」
~~~~
和「ところでマホ」
マホ「はい?」
和「麻雀は好きですか?」ニッコリ
マホ「はい! 大好きです!」
優希「そーかそーか。ならよかったじょ」ニッコリ
マホ「?」
~~~~
マホ「あ、あぁ……」ブルブル
咲「それなら、これから毎晩十時間ずつ」
照「私達と麻雀を打とう」
衣「なに、気にすることはない」
菫「相」
ゆみ「手」
透華「な
美穂子「ら」
玄「沢」
宥「チン」
洋榎「おる」
まこ「けぇ」
他数十人「楽しもうよ!!」ワラワラワラワラ
/: :.:.:;:.:.:.|:.:.i:.:.;、:.ヽ:. :゙、{::::::::::_;::--‐┘
/: : ./:.:.i:. :.:| :.|、..! ヽ:.ハ:.:.:.Y´ ̄:::`ヽ、
/;.:.:.;イ:|:.:.|:|:.:.|、:.!、!ナ´i:.|ー!:.:.:゙、:::::::::::::::/
i:イ i i|:A:.川:.:.!ヽ! ;=≠ミ、リi:.:.:ト、::::::/
|:!|.:.|:.!リ ,.ゝ=ミ、! f:::::i ゙i |ノ-、:.Y あ、あぁぁ……
!|.!:人:|イ f::ヽ....:::::..弋ン. ⌒ }:.|
.f'i 「ト、 メレ:.:.ヾ ! ゞン::;:::::::::: " " __ノ:.:|
n i | i i | |:|:.:.:.:.:.:.i " " _,..-‐'^ヽ 人:.i:.ト:!
.| U ゛ |、 | |.:.:.:.:.:.:.!、 ! ,.--┘ / ヽノ
.ヽ ! 〉レ|.:.|:.:.:.:.:.|`ー-二´,.==ミ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
_!,..--、_.| |:/!:.:.:.:ト! / ̄`ヽ ヽヽ `ー、
|::::::::::::::::i |ハ:.:.:.:! /-‐ニ二 \ヽヽ \
.!_;:--―┴、 \:|! !-‐'´ ゙、゙、゙、 \
| rへ ゛ / ,..--― 〉 ゙、゙、 ヽ
咲「じゃあ、やろっか」ニッコリ
>>宥「チン」
ユウチャーェ……
数十分後
マホ「」チーン
宥「ちーん」
京太郎「気がついたらマホが灰になっていた」
咲「やりすぎちゃったかな」
淡「サキとテルーのコンビ相手じゃ仕方ないよねー」
久「で、この後どうするの?」
透華「専門家にお任せしますわ」
玄「お任せあれ!」ビシッ
霞「私達よ」ズイッ
小蒔「が、頑張ります!」
和「何をするんですか?」
小蒔「この子にとり憑いている悪霊を祓います!」
久「え? 悪霊!?」
和「SOA」
小蒔「見ていてください」
ゆみ「ど、どうなるんだ?」
豊音「ちょー気になるよー」ドキドキ
桃子「まさかの除霊ショーっすよ!」
小蒔「むむむっ」シャシャッ
マホ「う、うぅ……?」
小蒔「呪文を唱えます!」
/.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/...:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.:.:.:.:/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::.:..
/.:.:.:/.:.:.:.:/l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ.:.:.:
l.:.:.:/.:.:.:.:/ |:::::::::::::::::::::::::::l:::::.:.:.l.:.:.|
|八{.:.:.fレ'\ |.:.:/j.:.:.:.:/i.:.:.::|:::::.:.:.l.:.:.|
,...---ミ //∧.:ハ_〉ぅ `l.:.:{/.:.:.:,'斗―|.:.:.:.:.リ.:.:′
/ ̄ ̄⌒>=弍犲ハ 斧ミメ乂: 彡イ ./::/.:.:.:.:/.:/
/ / ` ̄`} `''’ f斧ミメ::イ/./:}
_ -―へ ' `''”.∠/// /
/ / / . 个 ー <r< /
/ .{ / j i { ¨¨´/' /j:「 \
r'⌒ | // | ヾ 〃_彡リ | ヽ
/ ̄` ー--rヘ { 乂〃. ヽ/ ̄/ ̄ ̄`7 / ∧
/ /⌒ヽ __/ У / /Y ./
/ / У / ./ / ト、 / 〉
. / r'  ̄ / / { / / } V 厂ヽ
厶斗- ' __彡 / 乂 / / / ト---<ソ⌒
./ / }ト、/ / / 〉
こ{ / }三ニ=-- --=≦ / }
小蒔「コジワセルライトタレチチオミアイドウキノケッコンイキオクレモジョヒトリミサビシイアラサーショジョ」ブツブツ
京太郎「え、何この呪文」ドンビキ
マホ「ぎゃあああああああああああああああ!!」ビクンビクン
京太郎「しかも効いてるぅぅぅぅ?!」
マホ「う、うぅっ、おぇえええ」デロデロデロ
京太郎「しかもなんかどす黒いのが出てきたぁぁぁぁ!?」
小蒔「霞ちゃん!」
霞「ええ、これはまさに……メンヘラめんどくさい女の悪意の塊」
ウニョウニョウニョ
霞「HAYARI!!」
HAYARI「HAYYARIIIIIIN!!!」
京太郎「ええっ?」
霞「消滅!」スッ
ゼクシィ「」
京太郎「え、その本でどうするんですか?」
霞「滅!! 滅!!!」バンバンバン
HAYARI「GYAAAAAAAAAAA!!」シュゥゥゥ
京太郎「あ、死んだ」
小蒔「たまごクラブでも同じ効果がありますよ」
京太郎「そ、そうなんですね」
霞「これで、彼女はHAYARIの呪縛から逃れたわ」
マホ「う、うぅ……こ、ここは?」キョロキョロ
京太郎「マホ、大丈夫か?」
マホ「すが、せんぱい?」キョトン
咲「怖いね」
照「あれのせいで変なことしてたんだ」
咲「HAYARI……でも、私達にはアラサー嬢さんがいるから」
照「問題無いね」
咲「うん」
ポンコツ姉妹も除霊してもらった方がいいんじゃないですかね…・…
>>406
憑いてるのが強すぎて祓えなさそう……
京太郎「大丈夫か?」
マホ「ま、マホ……今まで、先輩に酷いことを」
京太郎「もういいんだよ。俺も、嫌だったわけじゃないし」
マホ「先輩……ぐすっ」
京太郎「流石に毎日何時間もは無理だけどさ。たまには連絡くれよ」
マホ「いいん、ですか……? マホなんかが、先輩と話しても」ゴシゴシ
京太郎「当たり前だろ。それに、前にも言っただろ」
____
,. ´ __ `¨¨ヽ
,  ̄` / ヽ `ヽ
/ _ ,: ∨ 、 :.
/ /,´ / | ヽ .
/ //' ' / ' / l| | : : ∨ :
l// / , / ' l| | | | | | | | |
_/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧
 ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
/ , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
/ イ从 l ム Vり ム' ノ/}'
´ \∧ ' ,r ' /
、 v ァ / 从/
\ `こ イ _|、
` r ´ //∧
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マホ「……ふ、ふぇぇぇっ、せんぱぁぁぁいいっ」ダキッ
全員「おっふ」キュンッ
透華「さぁて、全て解決したことですし!」
ゆみ「何かするのか?」
透華「須賀京太郎の快気祝いパーティでしてよ!! ハギヨシ!!」
シュタッ
ハギヨシ「はっ。皆様の分のお食事とドレスをご用意してあります」
京太郎「すげー」
洋榎「ご馳走や! ご馳走やで!」
絹恵「ええなぁ、おねえちゃんは……いまの私にはまぶしすぎるわ」フフフ
玄「おねえちゃん! パーティだって!」
宥「うん」
久「パーっと楽しむわよ!」
まこ「やれやれじゃな」
優希「タコスー!!」
和「もう、ゆーきったら」クス
ワイワイ ヤッター
ゴチソウダヨー! オイシソウナノヨー
咲「行こう! 京ちゃん!」
照「早く行かないとなくなっちゃう!」
京太郎「はい。あ、でもまってください」スッ
マホ「?」
京太郎「ほら、マホ。行くぞ」ニッ
マホ「……はい!」ギュッ
こうして、マホは元の大人しい後輩に戻った
それからは時折、LINEが来たり通話をしたり
節度のある交流が続いている
でも、なんでだろうか
あの狂人じみた、執着を見せていた頃のマホよりも
マホ「えへへへっ! せぇーんぱいっ♪」
今のマホの方が――断然
,ィぃ
_, -――- ,_ ,ィマママム
, '": : : : : : : : : : : : : ` , ,イママママム
/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :vママママママム
,: : : : : :/: : : :/: : : : : :ヽ: : : : /マママママママム
/: :/ : : //: : : :/: : : :ト、 : : 丶: :付寸ママママママム
/: :/.: : :///| : : |: : : : |: :丶 : :ハ: :寸マママママメメ、
|: :l : : _jレ代ト、: :ト、: : :.ト、 ,ハ: :ト、i: : 寸ママママママ
|: :| : : | ハ|∧ l ` 'l: :l: :l: : : 寸マママママ
人∧,ハl \l l: :i: :| i : : :.寸ママママ
l : : 刈,r==く ,zx、ノノイ / : ::/`マママ
| : : : :| l/l/ , ⌒ヽ. レ⌒Y
| : : : :| ┌ ―┐ l/l/l ノんノ
| : : ,仆、 マ. 丿 rく__/|
l : : !i ト、「>rf^h_, ィ ノ|人|: :/
/イ: :|寸〈V j i | i匕>、 レ′
人| ,rく〉V l i | ̄>′ \`
〉 i_〉⊥i, hく ∧
俺のことを、好きになってくれている気がするんだ
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】
カンッ
第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】
白望「トヨネ? 何してるの?」
豊音「えっとねー、今度長野に遊びに行くから、その準備だよー」ガサゴソ
胡桃「長野?」
塞「これまたどうして長野なんかに?」
豊音「それは……えへへっ、内緒だよー♪」ニヘラ
エイスリン「……」カキカキ バッ
男と女が手をつないでる絵「」
白望「デート?」
豊音「は、はぅぁっ?! ちちち、違うよー//」カァァ
エイスリン「……」カキカキ バッ
男と女が松葉崩しをしている絵「」
胡桃「ちょ、ちょっと気が早いんじゃ……」カァ
エイスリン「……コウ?」カキカキ バッ
男と女が駅弁スタイルでハメあってる絵「」
胡桃「わぁぁぁ!」カァァ
塞「えー? でも今時の男子ならこうなるんじゃないかな?」クスクス
白望「ありえる。でもトヨネより大きい男子はそうそういない」
塞「そうなるとやっぱり後ろから?(トヨネに下ネタふると可愛いのよね)」ニヤリ
豊音「え、えー!?」カァ
.... -――- ....
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豊音「ど、どうしよー……//」モジモジ
つ づ く
ちょーかわいい人キター!
エイちゃん、なに書いてんすか……
マホ編は色々と考えさせられる回でした
たまにはああいう、胃がキリキリするのも入れるべきですかね
次回は世界一可愛い二メートル級のお方
豊音はAA豊富だから嬉しい、嬉しい……職人さん方は偉大すぎる
そういえばすっかり忘れてましたが
ゆみ編の元ネタ
http://howcollect.jp/article/4120
マホ編の元ネタ
http://howcollect.jp/article/4581
このサイトのネタを今後は結構使っていくと思うので
他の奴とかを見るとネタかぶりすうrかもしれませんので、そこは自己責任でお願いします
乙でしたー
豊音可愛い、可愛いは正義
ぽんこつが八割を占めるこの世界で、癒しとなる存在は本当に稀有
ネタになるかどうかはさておき、ですが
宮永姉妹のようなインパクト生み出すには、やはりキャラクターの尊厳を粉々にするしか無いのか……
第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】
全国大会 会場
豊音「みんなとはぐれちゃったよー」ポツン
がやがや がやがや
豊音「……んー」キョロキョロ
ダダダッ
豊音「!?」
子供E「巨人だ!! 巨人が責めてきたんだ!!」
豊音「え、ええ!?(観客の子供かな?)」
※進撃の巨人の人気が絶頂の頃です
子供A「や、やめようよ……巨人に勝てるわけないよぉ!」グイグイ
子供E「駆逐してやるっ……!! 一匹残らず!!」
豊音「きょ、巨人じゃないよー」
子供E「うぁぁぁぁっ!!」ポカポカポカポカ
豊音「あいたたたっ」
子供E「この裏切りもんがぁぁぁぁぁ!!」ポカポカポカ
豊音「う、裏切ってないよー」グスッ
/:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ
/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::',
/::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::',
{:::::::::::::{i::::ハヽ:::::::::::ヽ:ヽ_::::::::::::ハ:::::::',
|::::::::::::ハ::(__ヽヽ:::::::::::V \::::::::ハ:::::::ヘ
{:::::::::::ハY´ ヽ \::::::::::\__ィ::::::::ヘ::::::ハ
. V:::::::ゝ ゝ_ノ ヽ:ヽ:::::::\:::川:ヘ::::::ハ
V::::::ハ (__ノ ヽ:、`ヽ三ミ:\:::ヽ::::ヽ
V:::::ハ ` /:/\::\:::\:ヽ
i::::ii:ヽi ⊂つ (:(ィ:::::ヽ:::)::::::ヽ:\
V:jj:::::j:>..._ /ヽ{::::i::/:/::::\:::\:ヽ
子供R「仲間か? 結婚しよ」
子供B「いや、戦士では無い筈だ」
子供A「……くだらないね」
豊音「(なんか変な三人組もこっち見てる……)」
子供E「人類の反撃はこれからだ!!」ポカポカポカ
豊音「(うぅ、ど、どうしよー)」
子供E「駆逐してやるっ!! 駆逐駆逐駆逐!!」ポカポカポカ
豊音「ぐすっ」
子供E「人類の力を――」ブンッ
豊音「(痛いのが来るっ!)」ビクン
子供「思いし……」
???「はい、ストップ」ガシッ
豊音「え?」
>>452
あの悲しみを再び生み出そうというのか……(驚愕
子供E「な、なんだよお前!?」
???「可愛い女の子を虐めて楽しいか?」
子供E「か、可愛い? こいつは巨人だ!!」
豊音「(巨人……)」ズゥーン
???「そりゃ確かに大きいかもしれんが、お前の友達も同じくらいだろ?」
子供Bなんとかさん「えっ」
子供E「あっ」
???「あと、漫画と現実をごっちゃにするのもそろそろ卒業しねぇとな」ワシワシ
子供E「うっ……//」
タタタッ
子供E「!?」
親L「何をしているクソガキ」バキィン
子供E「ぶべっ!?」ズシャッ
親L「これは持論だが、躾に一番効くの痛みだと思う」
豊音「か、かわいそうだよー!」
???「いやー、これは流石にやりすぎじゃ」
親L「そうか……すまん」ナデナデ
子供E「い、いえ! この状況ではこうすべきでした!」ビシッ
子供M「あのチビ、いつか削ぐ……!」ギリギリ
子供A「や、やめてよ……」
親E「すみません。子供達が迷惑を」
???「い、いえ。謝るならこっちの人に(この人、声がハギヨシさんに似てるな)」
親E「申し訳ありません」
豊音「き、気にしてませんから! だ、大丈夫ですっ!」オロオロ
親E「そうですか。では……」
ゾロゾロゾロゾロ
???「行ったか。さて、俺も買い出しに戻るか」
豊音「……あ、あのっ!」
???「はい?」
豊音「た、助けてくれてありがとうー」
???「いえ。俺は何もしてないですよ」
豊音「ううん。君のおかげで、助かったのは事実だから」
???「そうですか? なら、よかった」
豊音「あの、あのあの! れ、連絡先を!」ガサガゴソゴソ
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/二二二二二二二\ __
/二二二二二二二二二\ / }
/二二二二二二二二二二二∨ {_
/二二二二>''"´ ̄ ____,,.斗<二ニ=‐┐
/二>'''"´ ,.. -=ニ二二二二二二二二二>''"´
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. 斗<二二|:l:|_,ノ ':::\:::::::. _\∨:::::::::::|´
<二二|:::::|::::::|从 _ \:::\:::\刈|∨::::::: |
∠二二二二|:::::|l:::l:|_/γ心` \::i\:::\|::l∨:::: ト.
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豊音「聞いても、いいかなー?」モジモジ
???「え? もしかしてこれ、逆ナン!?」ドキーン
豊音「え、ええええええっ!? な、なななっナン……//」
--=ニニニ=--
∠二二二二二二\
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`<二ニニ=- _ --=ニ二二} く_
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/:::::::/|: : : : \: : :{: : ::/ / --ク´ Ε`ヽ)
. /::::: / :|: : : : \∨:{:/ : { { __/ /^ソ
. /::::: / :|: : : : : : }:/ : : : :{ |TΤ /'´
. /:::::::/ 〈: : :__ : : : : : : : : 八iノノ /
. {::::::/ {:/: : : : : : :\: O: /________,/
豊音「ち、違うよー! 純粋に、お礼をしようと……//」
???「違うのか……でも、そんな大きな色紙を常に持ち歩いてるんですか?」
豊音「あははっ。全国大会だと、有名選手が多いから」
???「そうですよね。じゃあ、色紙とペンを」スッ
スラスラスラ
豊音「あ、ありがとー! えっと電話番号と、メルアドと……お名前が」
京太郎「須賀京太郎っす」ニカッ
数日後 宮守
塞「へぇ、それで敗退後なのに豊音が嬉しそうだったわけだー」ニヤニヤ
胡桃「ふーん?」ニヤニヤ
白望「トヨネ……やるね」
エイスリン「ソクハボッ!」カキカキバッ
時雨茶臼を決める男女の絵「」バァーンッ
豊音「そ、そそそそんなじゃないよー! 本当だよー!」
塞「隠さない隠さない。ま、誰だか知らないけど出会いがあったのはいいことだし」
白望「うん。健全な証拠……」グテグテン
豊音「そ、そうかな?」
塞「でも、その後に長野で遊ぶ約束まで取り付ける辺り、トヨネもちゃっかりしてるね」クスクス
豊音「も、もぉー」
胡桃「不純異性交遊は禁止! でもトヨネなら平気だね」
エイスリン「フジュン? ヒトノアルベキスガタ」カキカキバッ
/ 、\
. / / / ヽ ', _
/ ′/ / ヽ ヽ .: // rf_f_l
,/| , /| ′l| | | | | | _人_ // | |
,: |i l\ | | l| | / | | | `V´ // |_|
. l| ハ | | ト l|\イ ハ /| |// ´ _
/|{/ // /芹ミ八{ ィf笊ハヽi 〈/ | f_l_| /l
j 〈/ィ ト弋ツ 弋)ツノィ l|l| //
/ /{|ハ ,, , ,, /} | ; レ
: / | l| 人 、 , /, //
/{ | |ト { > _ _ イ、/ // ___ fヽr─ 、
八 八_>ー/┏━━━━━[____]━━━┷//⌒ヽ
人 `丶}} /_ ┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (/⌒ ヽ
⌒ヽ\ f⌒ヽ (_/┃ ノ
/ f⌒ヽノ |┃
{ f⌒ヽノ ワーオ♪ |┃
立ち花菱をする男女の絵「」デデバァーン!
豊音「ひゃっ……//」カァァ
塞「エイちゃん、ちょっとこっち来て」クイクイッ
エイスリン「……」コクコク
豊音「(あ、あんなこと……ちょー恥ずかしいよー)」モジモジ
エイちゃん、48手全部書けるんだろうか……
時は流れ 長野
豊音「姉帯豊音が……長野にぃ……」
r'^'vη rv'^'η
∨/:\ __ /:\__/
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\: : :.∧ /::: :::/::イ::::::ト、:::::::::::. /: : : ::/
∨: : ∧ /::::: :-/-i:::::::| ∨:::::::∧ ./.: : : :/
∨: : ∧|:::::::// __∨:::| __∨:::::l::|/ : : : :/
∨: : ∧:::/:x≠ミ \{≠ミ::::::l::|:.: : : :/
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∨.: : :.l込、 乂__ノ \:::: |: : /
∨: : l::|: /}≧==≦∧|:::l:|:.:/ <来たよー♪
/∨リリ:〈 ∧Y^Y /: :{|:::l:Χ
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八:::/ {:::::/: : :/: \:_:_:_:_/: :∨: : : :./',:::: : | ∨::::::リ
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. /: : : : : :/: :/: : : : : :.ll|: : : : |ll : :..:.::|: : : : |: :|ll : :|:,
. \: : : : :/: :/: : : : : : /l|: : : : |ll : :..:l::|: : : : |: :|ll: : |::,
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. \/: : : : : : /: : :|: : : : |l|: : : l:.|: : : : |: :|ll: : |_ノ
`ニ=----:_:_: 」:_:_:_::从_:_:_l:.|:_:_:_:_|:_:|八:」
ニ二ニ/ |二ニニ′
ニニニニ′ |二ニニ′
ニニニ′ |二二′
ニニニ′ |=ニニ′
がやがやっ ざわざわ
ひそひそ
豊音「……っ」カァァァ
京太郎「あ、いたいた!」
豊音「!」ピコーン
京太郎「お久しぶりです、姉帯さん」
豊音「須賀君! お久しぶりだね」
京太郎「到着してそうそうはしゃいでいたから、すぐに見つけられましたよ」
豊音「み、見てた?」ソワソワ
京太郎「バッチリ」
豊音「むぁ」
京太郎「あははっ、可愛かったからいいじゃないですか」
豊音「か、可愛くないよー! いい加減なこと言うと怒るよー!」プンプン
京太郎「嘘じゃないですよ。本気です」
豊音「……うっ」ドキッ
ホテル ミヤナ・ガ・ホテル
京太郎「ここが姉帯さんの泊まるホテルですか?」
豊音「うん。二泊三日の間に、色んな場所を見て回るんだー♪」
京太郎「それなら俺も協力しますよ!」
豊音「いいの? せっかくのお休みなのに……」
京太郎「姉帯さんと一緒にいられるなら、休日の過ごし方としては最高ですよ!」
豊音「ま、またそういうこと言うー」パタパタパタ
京太郎「(可愛い)」
豊音「それじゃあ、今日は遠慮なく」
....-――――――-..
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|::l::::::::|:::::/,_ ) |i:::::::::::::|::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::l::::|::::::|
|::l::::::::|::::{ _ ̄八::::::::::::\:::∧:::::::::::::::::|:::::::l::::l`l:::|
l八::::::|:::从ァえ心\:::::::::::::《´ \:::::::::::|:::::::i::::|.ノ:::|
| \j:::∧人V炒' \::::::::::\~ \::::::::::::∧::!::::::::.
|:::::∧ ,,, , )ノ\::::::\'' \|:::/:::::::\::::::..
|:::::::∧ `ー‐ \ 厂:::::\:::::\:::::.、
l:::::/:::込、 、 ノ /{:::::::::::::::\:::::\:::\
/::/:::/:::::/>:... / ∧:::::::::::::::::::\::::\:::\
. /::/:::/:::::/::::::::::/:::>-- ´ / }\::::::::::::::::::\::::\:::\
/::/:::/:::::/::::::::::/::〃 /{∧ / i \::::::::::::::::::\::::\:::\
. /::/:::/:::::/::::::::::厶イ /ハ / | { ̄`丶 ::::::::\::::\:::\
/::/:::/}:::厶イ~ / / ィ∨\ | | 丶::::::\:::)\:::
⌒7/ ̄ / /\/i:l_,/\ | | \:::::)' )ノ
京太郎「はいっ! お任せあれ!」ニカッ
豊音「じゃあじゃあ、まずはこの……」ドサドサドサドサッ
京太郎「(すげぇ量のガイドブック)」
豊音「こ、このジャンボアイスを売ってるお店に……行きたいな」モジモジ
京太郎「もちろん、案内しますよ」
豊音「う、うんっ」パァァァ
アイス専門店
店員「らっ射精ー」
豊音「ここだよー! ガイドブックの通りだよー!」ブンブンッ
京太郎「喜んで頂けて嬉しいです」
豊音「何を頼もうかなー」ワクワク
店員「何にしますかー?」
京太郎「俺はチョコバニラを。姉帯さんはどうしますか?」
豊音「んー、食べたいのが決まらないよー」
京太郎「なんなら俺が奢りますよ? だから遠慮せずに頼んでください」
豊音「え? いいの?」
京太郎「一発目くらいは奢らせてください。これでも男ですから」ニッ
豊音「じゃ、じゃあバニラを」ゴニョゴニョ
京太郎「あははっ! 遠慮しなくていいですって、こう見えてお金持ちなんですよ!」グッ
豊音「……ありがとー! じゃあ、遠慮なく頼むね!」ニコッ
京太郎「はいっ!」
\\ / /
\\ / /
タ チ ト マ 京
ア ゆ ベ キ ク メ ル ェ リ シ 風
イ ず イ ュ ラ ロ > ´  ̄ ̄ ` < ト リ プ ュ
ス こ ク l .ッ ン / \ l ル マ ま
く し ド ト カ ./ V バ ナ ロ っ
だ ょ チ l f,, -―――――――――-l ナ ベ ッ チ ち
さ う .l { __________,,.. }‐- _リ ツ ョ ゃ
い パ ズ ,, -‐ ''  ̄ __________ _,, )キ コ
!! イ オ .( ___,, -‐::7´ \ /::::::::// l:::::::::l ャ パ
黒 ン フ ̄ ソ !::::::::/⌒ミヾ/::::::::/〃⌒\::::::l ナ l ラ l
ご チ ラ キ l .l::::::::乂 ( )./:::::::/ ( ) 乂::::::l メ テ
ま .l ワ ャ .ダj::::::::∧ , ,¨ /:::/' ¨, ,, l::::::::リ チ ル ィ
ズ l ン /:::::::::::∧ /:ィ ̄ ̄', ノ::::::ノ l l
デ /:::::::::::::::::::\´ 乂_ノ ./:::::{ ズ
ィ /::::::::::::::::l::::l:::::::::l` ー-r≦:::::::::::::::\
./::::::::::::> l::::l ̄l { 八 ̄ `<:::::::::\ \\
// /::::::::::::/ l::ノ j .\ / } V:::::::::V \\
.// /::::;イ::::{ 、/ /ー‐.V-一l ,ノ }ヽ ::::::V
/:/ {::::/| V / ○ l | | }::::::}
京太郎「」
店員「……お嬢さん、あんたやるね?」
豊音「(初めてちゃんと頼めたよー)」ホクホク
京太郎「(どんなアイスになるんだろう)」
※ ちゃんと無事に完食出来ました
>>店員「らっ射精ー」
おい、店員……
京太郎「(多めに持ってきたから大丈夫だけど、そこそこ飛んだな)」フゥ
豊音「ご、ごめんね。やっぱり自分で払うから」
京太郎「いいんですよ。豊音さんが美味しそうにアイス食べるのを見れたんで、安いもんです」
豊音「そ、そそ、そういう恥ずかしい言葉禁止だよー……//」ゴニョゴニョ
京太郎「?」
豊音「と、とにかく次の場所にしようよ」
京太郎「じゃあ次はどこに?」
豊音「えっと、えっとね。ここがいいな!」ビシッ
京太郎「こ、ここは!?」ガタッ
ス タ ー バ ッ ク ス
京太郎「(ここかよ!!)」
豊音「ここがスタバ! 凄い、おしゃれだよー!」キラキラ
京太郎「岩手にもあると思うんですけど」
豊音「岩手にスタバなんてハイカラなものあるわけ無いよー!」
※検索したら4件ヒットしましたが、気にしたら負けです
豊音「楽しみだよー」
京太郎「あはは、俺もたまにしか来ないんですけど」
豊音「須賀君はいつも何を頼むの?」
京太郎「そうです、ねぇ。やっぱり俺は王道を行く……」
店員「いらっしゃいませ。何にしますか?」
京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスで」
豊音「えっ」
店員「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスですね?」
京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスでいいです」
店員「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスがお一つー!」
豊音「……」
/ .:.:.:.:.:.:.:. /|:.;イ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.′ .:.:.:.:.:.:.:.:/_:|_|」 .:.:.:.:.:.:ト、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
′ .:.:.:.:.:.∧: :| {/│.:.:.:..:.:.:.:| }:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
i .:. :.:.:.:.|-廴|,,..ト、jイ.:.:.:.:.:.:.:|"刀¨ヽ.:.:.:.:.:.:.:}
| .:.:.:.:.:.:.:|ィ"/ `Yヾjノ|.:.:.:.:.:.[ュュ、__ノ!.:.:.:.:.:,イ
|.:.:Y|.:.:.:.:.ト、弋 ,ノ |.:.:.:.:.:.! } ヽ | .:.: /.:|
j :八! .:.:.:.:'く |:|:.:.:.:.i、.ノ ノ :|.:.:.:{ .:i| スタバちょー
/ .:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.} jノ\八 ´ ヽ/'!.:.:.:|.:.i| 怖いんだけどー
/ .:.:.:.:.:.:. \.:.:.:.| U \\ /ノ.:.:.:.| 八
/.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:. ).:.:| (⌒) \\.:.:.:.:.|.:.:.. \
/.:.:.イ.:.:.:.:.:.:.:.:.::./.:.:.:.ト . . イ: \\.:.ト、.:.:.:.. \
※ 同じくらい長い名前のアイスを頼んだ少女の感想です
ゆみ「(注文が上達したな、須賀……)」カタカタカタカッタァーン!! ビシィッ
豊音「これすっごく美味しいよー!!」
京太郎「口に合ってよかったです。俺は最初、苦手だったんですけどね」
豊音「須賀君って、意外に女子力高いね」
京太郎「じょしりょく?」
豊音「あれ? 知らないのかなー?」
京太郎「なんだかそのフレーズ、ちょっと悪寒が……」
一方その頃
照「出た。これこそがモテテクの極地!」
咲「どれどれ……」
モニター「モテる女子力を磨くための4つの心得」
咲「モテる女子力を磨くための4つの心得!?」
照「そう、モテる女子力を磨くための4つの心得」
ス タ バ
京太郎「気のせいか。気のせいだよな」ブルブル
豊音「?」
京太郎「そ、そうだ! 他に行きたい場所ありますか?」
豊音「え? えーっと、その……」
京太郎「どこですか?」
豊音「……こ、ここなんだけどー」
京太郎「あぁ! 最近出来たキョウサキランドですね」
豊音「色んなアトラクションがあって楽しそうだから……ダメ、かなー?」ウワメヅカイ
京太郎「い、行きましょう!! 行きまくりましょう!!!」ガターン!
豊音「本当? やったー!」
京太郎「(可愛い)」
店員「(可愛い)」
ゆみ「(可愛い)」ッタァーン!! ビシッ
京ちゃん、ダブル(ry以外のメニュー知ってるんだろうか?
ふと、気づいたんですが
豊音さんが可愛すぎて、ここまで普通のデートになってる……
このままじゃ全然気弱女子(元ネタは気弱女子5選)を回収できないんですが、このままイチャラブで続けていいですかねぇ?
何か問題あるの?(京ちゃんに癒しを)
皆さんセンキュー
一応、気弱女子という点は回収するので、ご安心を
遊園地
豊音「遊園地だよー!!!」
京太郎「そこそこ混んでますねー」
ゴォォォォ!! キャァァァ!!
豊音「あれ!! あれに乗りたいよー!!!」キラキラキラ
京太郎「あれ、ですか? (待てよ、あれって確か)」
豊音「ねぇねぇ! 行こうよー!」
京太郎「す、すみません。俺、高いの苦手で」
豊音「え?」
京太郎「あっちのにしません?」
メ リ ー ゴ ー ラ ン ド
豊音「……う、うん」
京太郎「写真撮りますよ」
豊音「……ありがとう」ショボン
スタスタ
スタッフ「はい、どうぞ」
豊音「わ、わーい」スッ
チャラララー♪
京太郎「いい感じですよ!」
豊音「うん……」
京太郎「……」
京太郎「はい、写真です」
豊音「ありがとう」
京太郎「じゃあ、次はどれにしましょうか?」
ゴォォォォォッ! バシャァァァン!
豊音「うわぁ! あれ凄いよー!! あれなら高くないから須賀君も!」
京太郎「ちょっと待ってください……」パラパラ
豊音「? どうかしたの?」
京太郎「あ、あー……ごめんなさい。あまり、濡れたくないので」メソラシ
豊音「えっ」
京太郎「ほら、ああいうのって……結構濡れるそうですし」
豊音「そ、そっか。そうだよね」
京太郎「それよりあれにしませんか?」
コ ー ヒ ー カ ッ プ
豊音「……」
.....-―…―-...
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/:/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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/:::::::/:::::::i:::/l:|:|:::::::::::::::::|:::l::::::::::::::::::::::::.
{::::/7:::::::/|/ .|从::::::::::::::::|}::|:八:::::::::::::::l:::.
:::{ /::::: ' 斗≡圦:::::::::::::孑≡ミx :::::::::::l::::l
==ァ Ⅵ/:::::::{〃´ `Y\::::::::Y´ `i:::::::::::::l:::::l
にニ 7 ′:::::|{{ 乂_ .ノ ヾ:::乂 .ノ:::::::/:::l::::::l __
/ん、_ ′:::::::|{`ぅ ’ Y:、::\ ´j:::::/:::: l:::::::l `¨⌒))
`¨ `¨´ /:::::::::Y1 "" ヾヽ:::::V::::/::::::::l ::::::| ¨´
/::::::::::八|! r'⌒ ー ⌒ .〉::: く:::::::::::l:::::: |l
. /:::::::::::::::::::> - 一 -(:/)::::::::::::::::::::八
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/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /^ ヘ .∨:::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::\
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/:://:::::::::::::/ .|∠二三三レ `Y⌒Y´ ∨三三二\::::::::::::::::::::| ヾ\
/::/ ./::::::::::::::/ /二三三三ム/ ∧ \ }三三三二ム:::::::::::::::::| ヾ\
豊音「……う、うん」
ぐるぐるぐるぐる
京太郎「目が回りましたねー」
豊音「……うん」
京太郎「じゃあ次はアレにー」
豊音「えっと」
京太郎「その次はこれでー」
豊音「うん」
京太郎「これなんかもいいですねー」
豊音「……」
京太郎「結構周りましたね」
豊音「…………そう、だね」
グルグルグルグルグルグル ギャーウォワー!!
豊音「あっ!!!! あ、あれ凄い!!」キラキラ
京太郎「っ」ギリッ
豊音「ね、ねぇ須賀君?」チラッ
京太郎「はい」
豊音「一緒にとは言わないから、私だけでも……乗ってきて、いいかなー?」
京太郎「……」
豊音「ご、ごめんね。でも、私遊園地とか初めてで! ああいう絶叫系に憧れてるっていうか……」アセアセ
京太郎「……ダメ、です」ギリッ
豊音「え」
京太郎「何言ってるんですか。二人で来たのに、一人で乗るだなんて」
豊音「……」
京太郎「絶叫系なんて気分悪くなるだけですよ。それより、ほらあっちのゴーカートでも」
豊音「っ……どう、して?」ブルブル
京太郎「……」
豊音「どうして? なんでそんな意地悪するのかなー?」グスッ
京太郎「姉帯さん……俺は」
豊音「酷いよー!! 私、今日のこと楽しみにしていたのに!!!」
京太郎「……すみません」
豊音「嫌、い! 須賀君なんて嫌いだよー!!!!」ダッ
京太郎「姉帯さん! ダメだ!!!」
豊音「放っておいて!! もう一人で遊ぶよー!!!」
ダダッ
京太郎「ダメ、なんです……!!」グッ
ジェットコースター
豊音「ふんっ、須賀君があんなに酷い人だとは思わなかったよー」プンプン
ガヤガヤ
豊音「(きっと自分が臆病だから、あんな邪魔したんだよね)」
~~京太郎「姉帯さんと一緒にいられるなら、休日の過ごし方としては最高ですよ!」~~
豊音「あんなこと、言ってくれたのに……」
スタッフ「それじゃあ次の列の方ーどうぞー」
豊音「ううん。もう忘れちゃうよー! 忘れて楽しんじゃうんだから」グッ
スタスタ
スタッフ「ん? あ、ちょっとそこの女の人ー」
豊音「? 何ですかー?」
スタッフ「悪いんですけど、アナタ」
スタッフ「身長の制限オーバーですね」
豊音「……えっ?」キョトン
スタッフ「すみませんがお乗せするわけには」
豊音「あ、あはは。面白い冗談だよー。私、197cmだから……」
スタッフ「いえ、ですから。上限のオーバーでして」
豊音「じょうげん?」
スタッフ「このジェットコースターは身長195cmまでなんですよ」
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::/::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::ヽ
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/::::::::/::ィ::::::::::::::::::::::ヽ:::::::.
′:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/::::/:::::/ |:::::::::::::::::::::::::ハ::::::::.
i :::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::{:::/_|:/ .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
| ::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::∧{ レ ≧{:i:::::::::::::/}::::::::::}::::::::|
. ′:::::::::::::::::/`:::::::\:::::::::: / ,斗f气ト、 ヽ:::::::::::'-、:::::::/:::::::::
′.::::::::::::::::{ /}::::::::::ヽ:::::::{ _{{ .んJハ` 乂::::::レ':::::::::::::/}:/
. /::::::::::::::::::::八ゝ j::::::::::::::ハ::::| `ヾVン >、:::::::::::/.〃
/::::::::::::::::::::::::::::>i::::::i::::::::::: 八 (ソ:::::<リ /
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::|:::::へ::::::::ヽ V }:|イ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::/:::::j ヽ:::l:::::.. ィ′从:!
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::/::::::/\ }::l::::::} _ _ /´ ノ:ハ::|
/7::/}::::::::::::::::::::::::::::/:::::/::::::/ ヽj:::l::::リ ⌒~ ` ' , :::/ ::|
./://::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/\ ノ:/:::::ト /- '" /:/
スタッフ「本当にすみません」
豊音「あ、えっと……」
ガヤガヤ ザワザワ
豊音「……」
ナンダヨー ハヤクハッシャシロヨー
デカオンナガジャマシテルンダト ウザー
豊音「っ!?」ビクッ
スタッフ「あの、申し訳ありませんけど……」
豊音「す、すみませんでした。すぐに、どきます……」スッ
スタスタ
ガシャン ウィィィィン
ゴォォォォォ! キャァァワァァァ!!
豊音「……」ポツン
ヒソヒソ カワイソー
デカスギテワロタ デモカワイイ
豊音「あ、あは……ジョットコースターがダメでも、まだウォータースライダーがあるよー!」ニッ
テクテク
豊音「今度こそ、楽しんじゃうよー!!!」
スタッフ「すみません。トンネルを抜ける時に危険がありまして」
豊音「あ、あはは……」
ヒソヒソ サッキモイタゾアイツ
デカオンナガヒトリデユウエンチキテンノカヨ ワロエルゼ
豊音「……ごめんなさい」
スタッフ「危険がありましてー」
あれも
スタッフ「ですから、お乗せするわけにはー」
これも
スタッフ「そもそも、お客様が乗れるアクション系の乗り物はおそらく……」クスッ
どれも
豊音「……」
私には、小さすぎる乗り物らしいよー
ああ、そっか――
豊音「……」
宮守の仲間と出会えて
一緒に過ごして
当たり前にとけ込めたと思っていた
自分も普通なんだと思い込もうとしていた
だけど、これが現実
豊音「私は」ブルブル
... -――‐- ...
/::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::/::::::::::::::::::::::::::::::∧
. /:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
/:::::/:::::::::::/::/::/::::::::::::::::::::∧
.′::′:::::::/::/::/::: : |::::|:::::::::::::|
|::::::l::::::::::/ /::/:::|::::::|l:::|:::::::::::::|
|::::::l:::::::/ー匕ィ77''''|l:::|二二二二二ニ==--
|::::::|:::::; __ | 〈 〈 {_L从ハ二二二二二二二二ニ=--
|::::::|::::{℃癶_)-`ー‐'__フ`<二二二二二二二二二二〉
|::::::|::∧/Y´Υ ̄ ̄∨::l:::l:::| ̄ ̄二ニ<二二二二/
. __ |::::::|::l::リ し' ヘ⊇...イ:::::l:::l:::| ̄ ̄ / /二二マニ/
/ `≪三三| ∨彡'三lリ'l:::| /{ l二二二/
/ }≪三| /三三ヲ/ ll:::| ,/ l |二>''"
. / ∨〉 `~「 ̄\,/三彡' 八:{ / __フ´
/ / /二二二>∠__, ∨ /__ノ
/___\__ l ,/二二二/----' ∧
〈/┬‐=ミ\ / ,/二二二/ ∨::::::.
ヽ|二二>∨ ,/二二二/ / |:::::::::::\
ノ|二二二{__/二二二/ / |:::::::::::::::::\
. /:::::|二二二フ二二二ニ' / /' |:::::::::::::::::::::::\
// ̄!二二/二二二∨/ / |::::\::::::::::\::::\
化物なんだ――
豊音「ぁ、うぁぁ……うわぁぁぁぁぁっ……!!」グスッ
ごめんね
豊音「ひっく、うぅっ、ぁぁっ!」
須賀君は――意地悪をしていたわけじゃなくて
豊音「う、ぁっ、ぁぁぁん! わたし、須賀君に、すがくんにぃ……」
私に、その現実を突きつけたくなかったから――
~京太郎「す、すみません。俺、高いの苦手で」~
~京太郎「あ、あー……ごめんなさい。あまり、濡れたくないので」メソラシ~
~京太郎「絶叫系なんて気分悪くなるだけですよ。それより、ほらあっちのゴーカートでも」~
自分が情けなく思われるような嘘を吐いて
嫌われてしまうかもしれない言い訳で
豊音「ごめんなざぁいぃぃぃっ」ポロポロ
私を、守ってくれようとしたんだ――
タッタッタッタッタッ
豊音「っ!?」ビクッ
京太郎「姉帯さんっ!!!」
豊音「あ、ぅ……須賀、くん……」ブルブル
京太郎「捜しましたよ」
豊音「こ、来ないで……! こっちに、来ないでよー……」
京太郎「姉帯、さん?」
豊音「……私、最低だよー。須賀君の好意を、優しさを……無駄にしちゃった」ブルブル
京太郎「そんなこと、どうだっていいんですよ」
豊音「でも、でもぉ……」
京太郎「その様子だと、もう手遅れだった……ようですね」
豊音「……うん」
京太郎「だから、言います」
豊音「えっ」
京太郎「俺は、本当に絶叫系が苦手です!!」
豊音「えええっ!?」
京太郎「こえぇぇよぉぉ、ジェットコースターとか無理ぃ」ブルブルブル
豊音「そ、そうだったのー?」
京太郎「はい。それに、水に濡れるとかめっちゃ最悪って感じー? メイク落ちるしー?」
豊音「メイクしてたんだ」
京太郎「まぁ、多少は」
豊音「……だ、だけど」
京太郎「はい。姉帯さんのことも気にかけていましたけど、それはただ」
豊音「ただ?」
京太郎「姉帯さんのことを出汁に、俺が避けていただけなんです」
豊音「私を?」
,. --- 、 ____
/, ´ ̄ ̄` '⌒´ \
、_/_/⌒ヽ , / ヽ
,---、 / // : ヽ :.
, / ̄-/ /' { | | | :
/ __  ̄,./ /-' l| l | |___ l | |
.:' / ,イ _| | |ア__l { { | / }`| | |
/ ,:´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 | |
/\'´ /{ | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{
////\ r--- ´八 !∧  ̄ ,: :.:.: }/ノ/ リ
. ///////\ \}∧ u 八/
//////////〉 込、 __ ,.: /
///////// / }>、 ` イ |从
,'//////// / _ /--、l ` ̄ :, |--、
.///////// / イ/////\ {////} / 「///|
'//////// /´// {////////ー '|////| , |///l|
///////////// |l///////////ヽ// \ |////> 、
////////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、
京太郎「だから、別に豊音さんを気遣ってなんていないんです。俺なんて、所詮そんな奴なんですよ」
豊音「……本当?」
京太郎「はい。嫌いになりましたか?」
豊音「……うん。大嫌い……」
京太郎「そう、ですか。だったら、もう気にする必要は無いですね」
豊音「に、なりそうだったよー」ギュッ
京太郎「えっ」
京太郎「あ、姉帯さん?」ドキ
豊音「ごめんね。私が、世間知らずだったから……須賀君に迷惑かけちゃった」
京太郎「そんなこと……」
豊音「須賀君は、私の初遊園地を台無しにしないように……頑張ってくれたんだよね」
京太郎「だから、それは!」
豊音「仮に、どんな理由であっても、私は須賀君の優しさを信じてるよー」
京太郎「姉帯、さん」
豊音「だからね。私、わたしぃ……須賀君と、こうして一緒にいられることが」ダキッ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 / \
,´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / う ち ',
,´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / れ ょ ,
/:/:::::::::::::::::::::∧:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::' { し | }
/:/:::::::::::::::::::::ハ:ハ:::::::::::::l ヽ:::::::::::::::::::', { い }
{::{:::i:::::::::::川::レ::ハ::::::::::::',⌒V:::::::::::::::ヘ ゝ よ /
{::{:::::::::::::::l_レ::{ l:l \:::::::::ヽ_川ハ:::::::::::ハ /へ | ,′
. l::l:::::::::::::::ハハゝ \ \:::::::::::r― 、:_:::::ハ \__/
V:::::::::::::ハ ,z== \:::::::`:::ー.__> へ_┬ 、
ハ:、:::::::::ゝ/フ、、、、 ' ヽヽ::>´ / / /\\
i::::\:::| l:( ( ―と - ´ィ´/ />'/\ \__
}:::::::::::\:ヽヽ ( ノゝィ::::::7 /ヽ∨\ )
}:::::::::::::::::ヽ:u>┬ 二  ̄ イ-uァ、:`´:>工` \
|:::::::::::::::∧:::ハ`┴┬┬―┴ ´ /川 \ /
. j::::::::::::::/ i:::::ハ { 〈 /::ノ/-―  ̄{ヽ_ ノ
/フ/ ̄ \ !:::j } \ヽ _/ Y`ヽ \
/::/ ノ:::ノノ i// //( ゝ イ \ ∧
豊音「んぇ?」
京太郎「所詮、姉帯さんが大きいといっても、俺と十数センチの違いですよ」
豊音「わわっ!?」
京太郎「少し背伸びすれば追いつける。こうして、頭を撫でてあげることもできる」
豊音「す、須賀君っ……//」カァッ
京太郎「俺にとっては、一メートルも二メートルも関係無い」
, ´ / .' / .' ' | l | l | |
/ / ' | | | l| | l | , } l | |
_/ イ / l| |_,∧_{ :. ,-|-}-/、 , | {
 ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、
{〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r
/ /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } /
/ //从 l∧\ ,\ | /イ/
/ イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j'
 ̄ ̄ ー∧ _, 从
ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/
∧ \ / |/>
{(从_| -- ´ 「/// |
|/ ̄}} |////|_
_,.:<|///|| l/////`
_,.. -=<///// \//} ,r-///////
<//////////////////∧-- 、 {///////l
京太郎「【豊音】さんは、可愛い女の子だから」ニッ
豊音「う、うわぁぁぁっ……須賀くぅん……!!」ギュゥゥゥゥゥ
ギリギリギリギリ
京太郎「」ミチミチ
京太郎「」ビクンビクン
豊音「わわっ!? 大丈夫!?」
京太郎「だ、大丈夫です……(胸がやわかったぁ)」ドキドキ
豊音「そそそ、それと!」
京太郎「?」
豊音「と、豊音って」カァァ
京太郎「あっ! すみません! つい!」アセ
豊音「う、ううん!! すっごく嬉しかったよー!!!!!!!!!!」
京太郎「本当ですかッッッ!!!?」
豊音「勿論だよゥッ!!」
京太郎「じゃ、じゃあこれからも?」
豊音「うん……わ、私も」
京太郎「」ビクンビクン
豊音「わわっ!? 大丈夫!?」
京太郎「だ、大丈夫です……(胸がやわかったぁ)」ドキドキ
豊音「そそそ、それと!」
京太郎「?」
豊音「と、豊音って」カァァ
京太郎「あっ! すみません! つい!」アセ
豊音「う、ううん!! すっごく嬉しかったよー!!!!!!!!!!」
京太郎「本当ですかッッッ!!!?」
豊音「勿論だよゥッ!!」
京太郎「じゃ、じゃあこれからも?」
豊音「うん……わ、私も」
. /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=-
/二二二二二二二二二二二二二二ニ=-----┬――=ニ二二二二二二二二二ニ)
二二二二二二ニニ=--┬=7´:::::::::::::::::::::::|\:::::::::|::::::::::\:::::::::::∨二二二二二二/
二二二>'"´:::::: : |::|:::|!::|、 :::::::::::::::::::::::::. __':::::::|:::::::::::::::::::::::::::::∨二ニニニ二>'"
二>'´:: |::::::::::::::::: |::|:::| ‘:::| '::::::::::::::::::::::::::::. ':::::|\:::|::::::::::::::::::::::∨ ̄ ̄
'´ ::::::::::: |::::::::::::::::: |::|:::|´‘::|_ '::::::::::::::::::::::::: :. ':: | }ハ:::::::::::|::::::::::::|
::::::::::::::::!::::::::::::::: |::|:::| 八{ '::::::::::::::::::::::::::::. lノ !::::::: |::::::::::::|
!::::::::::::::::‘::::::::::::::::::|::|:人 \人::\:::::::::::::::::::. ___, |:::::::::::::::::::::八
|::::::::::::::::::∨:::::::::::∧{ _ \l\::::::::::::::X㍍ミx, |:::|:::/::::::::::/
|::::::::::::::::::::∨:::::::::::∧ x≦㌻⌒` \::::::::::::\、、、 |:::|/::::::::::イ
|::::::::::::::::::::::∨:::::::::::∧´ 、\::::::::::::\ノ::厶::::::::::!
|::::::::::::::::::::::/∨::::::::: ∧ 、、、、 \l\:::::`<::::::::::::::::: |
!::::::::::::::::: 八 ∨::::::::::∧、 /\:::::\::::::::::: |
::::::::::::::::::::::::::\∨::::::::::∧\ ┌― つ |::://`丶::\::::: |
::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::::::∧: \ `¨¨¨¨ ´ |/イ::::::::::::::::::\:|
::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨::::::::::∧\\ ,.' :::|::::::::::::::::::::::::\
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::∧`|::::| __,..'´ :::::::::::::::::::::::|:::::::::|:::::|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/\::::::::||ノ |\::::::::::::::::::::::::l:::::|:::::::::|:::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ∨:::l、|' |_ノ\::::::::::::::::: l:::::|:::::::::|:: 八
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/. |:::::||>‐ 、 /\ \ :::::::::: l:::::|:::::::::|:/
豊音「京太郎くんって、呼んでもいいかな?」エヘヘ
京太郎「オフコース」キリッ
豊音「えへへっ♪」ギュッ
京太郎「う、腕組みぃ?!」フニョン
豊音「……ダメ?」ウワメヅカイ
京太郎「大丈夫です、問題無い」キリッ
なんかすげぇことになってるんでもう一回
京太郎「」ビクンビクン
豊音「わわっ!? 大丈夫!?」
京太郎「だ、大丈夫です……(胸がやわかったぁ)」ドキドキ
豊音「そそそ、それと!」
京太郎「?」
豊音「と、豊音って」カァァ
京太郎「あっ! すみません! つい!」アセ
豊音「う、ううん!! すっごく嬉しかったよー!!!!!!!!!!」
京太郎「本当ですかッッッ!!!?」
豊音「勿論だよゥッ!!」
京太郎「じゃ、じゃあこれからも?」
豊音「うん……わ、私も」
. /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=-
/二二二二二二二二二二二二二二ニ=-----┬――=ニ二二二二二二二二二ニ)
二二二二二二ニニ=--┬=7´:::::::::::::::::::::::|\:::::::::|::::::::::\:::::::::::∨二二二二二二/
二二二>'"´:::::: : |::|:::|!::|、 :::::::::::::::::::::::::. __':::::::|:::::::::::::::::::::::::::::∨二ニニニ二>'"
二>'´:: |::::::::::::::::: |::|:::| ‘:::| '::::::::::::::::::::::::::::. ':::::|\:::|::::::::::::::::::::::∨ ̄ ̄
'´ ::::::::::: |::::::::::::::::: |::|:::|´‘::|_ '::::::::::::::::::::::::: :. ':: | }ハ:::::::::::|::::::::::::|
::::::::::::::::!::::::::::::::: |::|:::| 八{ '::::::::::::::::::::::::::::. lノ !::::::: |::::::::::::|
!::::::::::::::::‘::::::::::::::::::|::|:人 \人::\:::::::::::::::::::. ___, |:::::::::::::::::::::八
|::::::::::::::::::∨:::::::::::∧{ _ \l\::::::::::::::X㍍ミx, |:::|:::/::::::::::/
|::::::::::::::::::::∨:::::::::::∧ x≦㌻⌒` \::::::::::::\、、、 |:::|/::::::::::イ
|::::::::::::::::::::::∨:::::::::::∧´ 、\::::::::::::\ノ::厶::::::::::!
|::::::::::::::::::::::/∨::::::::: ∧ 、、、、 \l\:::::`<::::::::::::::::: |
!::::::::::::::::: 八 ∨::::::::::∧、 /\:::::\::::::::::: |
::::::::::::::::::::::::::\∨::::::::::∧\ ┌― つ |::://`丶::\::::: |
::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::::::∧: \ `¨¨¨¨ ´ |/イ::::::::::::::::::\:|
::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨::::::::::∧\\ ,.' :::|::::::::::::::::::::::::\
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::∧`|::::| __,..'´ :::::::::::::::::::::::|:::::::::|:::::|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/\::::::::||ノ |\::::::::::::::::::::::::l:::::|:::::::::|:::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ∨:::l、|' |_ノ\::::::::::::::::: l:::::|:::::::::|:: 八
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/. |:::::||>‐ 、 /\ \ :::::::::: l:::::|:::::::::|:/
豊音「京太郎くんって、呼んでもいいかな?」
京太郎「オフコース」キリッ
豊音「えへへっ♪」
京太郎「う、腕組みぃ?!」フニョン
豊音「……ダメ?」ウワメヅカイ
京太郎「大丈夫です、問題無い」キリッ
豊音「まだ時間はあるから……もっと回ろうよー」
京太郎「じゃあ、お化け屋敷なんてどうです?」
豊音「えっ」
京太郎「さ、行きましょう!」
豊音「ま、待って!」
京太郎「大丈夫ですよ。俺が守りますから」
豊音「ででで、でも! お化けなんてちょーこわいよー!」
京太郎「所詮作り物ですって」アハハハ
お化け屋敷
お化け1「あぁぁぁぁもぅぅぅぅぅ使い方わかんなぁぁぁぁぁいっ!!!」
お化け2「アッファーン!!!!」ジョババババ
お化け3「てゅえるわぁっ!!」
お化け4「う、うわぁっ、うわぁぁぁぁんっ! ぶったぁぁぁぁ!!!」ビエーン
お化け5「スゥゥゥゥガァァァァクゥゥゥゥゥ!!!」ピョイン
お化け6「狭いところがおちつくのってなんだろうねあれこの胸を締め付ける鼓動と、おさげの結びは私に前世の自殺の記憶を蘇らせる」
お化け7「ウソツキ」
お化け8「そりゃあ、私はパッドですわよ!! でもパッドの72が悪いんですの!?」スポッ
お化け9「きょうwwwちゃんwwwwかわええwwwなぁwww」
お化け10「コンタクトじゃぁぁ!! ストパーじゃぁぁぁ!!」
お化け11「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスゥゥ」
お化け12「おぶぇろろぉぉっ」ビチャビチャビチャビチャ
お化け13「ちょーかわいいよー」
お化け14「あわぁぁぁぁぁぁっ! あわいぃぃぃぃぃっ!!! あわあわぁぁぁぁ!?」ウネウネウネ
京太郎「」ガタガタガタガタ
豊音「」ガタガタガタガタガタガタ
ベンチ
京太郎「」ゲッソリ
豊音「」ブルブルブルブル
京太郎「なんだか、見てはいけないものを見た気がします」
豊音「ど、同感だよー」ブルブル
京太郎「……さてっと。そろそろかな?」
豊音「?」
京太郎「ちょっと並ぶかもしれませんけど、アレに乗りませんか?」
豊音「アレって……あっ」
京太郎「はい。観覧車です」
豊音「観覧車!」
京太郎「これなら二人で乗れますから」
豊音「うんっ!」
観 覧 車
スタッフ「お二人さんですねー!」
京太郎「はい」
豊音「お願いします」
スタッフ「お似合いのカップルさんですね! すばらっ!」
京太郎「そ、そうですか?」テレッ
スタッフ「はい。ではこちらへ」
ガシャン
京太郎「さぁ、乗りましょう」
豊音「うんっ!」
バタン
スタッフ「……行きましたか」ベリベリッ
ファサッ
煌「じっくり楽しんでくださいね」
シャッ
忍者「例のスタッフ達はどうしますか?」
煌「当然処分です」
忍者「アイエエエ!? カイコ! カイコナンデ!?」
煌「違います」
忍者「?」
煌「処分です」ニッコリ
忍者「」
煌「すばらっ」
ガタン ゴトン
京太郎「どんどん高くなりますね」
豊音「うわぁ、夜景が綺麗だよー!!」
京太郎「あはは、やっぱり観覧車は夜に限りますよね」
豊音「……ふふっ」
京太郎「?」
豊音「高所恐怖症はどうしたのかなーって」クスクス
京太郎「あっ」
豊音「怖いー?」
京太郎「ちょ、ちょー怖いよー」ブルブル
豊音「あははっ! じゃあ、私につかまるといいよー」ダキッ
京太郎「えっ!? 姉帯さん!?」ドキッ
豊音「……//」ドキドキドキ
京太郎「(俺に姉帯さんが抱きついているこの状況……なんだこれ)」ドクドク
豊音「ね、ねぇ京太郎くん」モジモジ
京太郎「は、はいっ」
豊音「……また、いつかこうして二人でここに来てくれる?」
京太郎「! いいん、ですか? ここじゃなくて他の遊園地なら、制限とかも……」
豊音「確かに、身長制限とか嫌なこともあったけど……それ以上に」ギュッ
ドクンドクン
豊音「ここは、私にとって京太郎くんとの、特別な思い出の場所にしたいから」
京太郎「豊音さん……俺も」ギュッ
それからは、ゆっくりと時が流れた
俺の肩に寄りかかって、瞳を閉じる豊音さん
その心地よい感触と、甘い香りに俺はただ浸った
願わくば――この可憐な少女の顔が
... -―――――- ...
...:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::..
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
/::::/:::::/:::::::::: /::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
|:::/:::::/::::::::::::/::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
{八::::l:::::::::-:/:://:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
\|:::l::::::/:/:l::l`|::::::::::::::::::::::/::::::/::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::|
. |八::_、/l八{|:::::::::::::::::/::::::/::::/::::::::::::::/:::::::::::::::: |
.:::::l/´`ゞ=- !:::::::::::::::-{::://::::/::::::::::::::/::::::::::::::::::::
/:::: | '''' |::::::::::::::::::|//::Χ::::::::::::::/:::::::::::::::::::::′
/::::::::| |:/\_、:::::|//::::i/::::::/-、:::::::::::::::::′
/::::::: 八 ′ |′ ヽ:ゞ=-:::/:::/::::/ i^Y::::::::::::/
/::::::::::::::: \ 、_ ∧::::∨⌒/::::/ /:::::::::: /
/:::::/ ̄ ̄ \┘ /::∧: | _厶イ-::::::::::::::::::::/
/::::/: : : : : : : : : /≧=、={::/‐ }::l //::::::::::::::::::::::::: /
. /::::::{: :/ : : : : : ::/: / ∧八{ :|::|//::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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二度と――曇らないことを願う
二日後 空港
豊音「見送りありがとう、京太郎くん」
京太郎「いえ。こちらこそ、二日間楽しかったです」
豊音「……また、近いうちに遊びに来るよー」
京太郎「はい。できれば、俺からも岩手に遊びに行きたいです」
豊音「! 本当!?」
京太郎「はい。必ず行きますよ」ニッ
豊音「えへへっ、待ってるよー!」パァッ
ギュッ
豊音「京太郎くん、あの、遊園地では……その」
京太郎「?」
豊音「さ、最後は眠っちゃってゴメンねー……//」
京太郎「いいんですよ。可愛い寝顔が見られましたから」
豊音「も、もう! じゃあ、私行くよー!」タタッ
京太郎「はいっ!」
タタタッ
京太郎「行っちゃったか……さて、明日は学校だし、帰ろうっと」
私、姉帯豊音はちょー大きな女の子だよー
身長は197cm、体重は……内緒
スリーサイズも、恥ずかしくて言えないよー
趣味は麻雀で、大切なのは麻雀部のお友達!
そして、好きな場所は遊園地
え? 乗り物に乗れないので、どうして好きなのかって?
うーんっと
それには深い理由があるんだよー
でもね、一言で言うなら――シンプルかも
_ -‐===‐-> 、 -=ニ二ニ.=-- 、
.,ィニニニニニニニニニ=-- `-=ニニニ={\
/ニニニニ>´ ̄二ニ=--マニ=-- ゙ <.! ∧
. {ニニニ>":: /::::::|:::::/:::::::::::::::゙::マニ=-- _| | , イ⌒,
.マ==/:::::::/:::::::{:::|::;ハ::::::::::::::{:::!::::::゙::マニ=-- _!> 〈
∨:::::::/:/::|:::::从}::| .V:::::::::::::\:::::::::: ゙::マニ=-- _ _ハ_
. 〉:::/ニ/::: !::::{ .Ⅵ_`V:::::::::::::::::\:::::::}:::::゙::マニ=-\ \
. V〈ニ/:::::::|:::::!,イ .}ツ \::::::::::ニ=--:":ハ::::::゙::マニ=-ム }
. ゝ、/::::|::: !r人ゝ ' \::::::从/:::::::::〉人::::゙::マニ=--´ __
/:: 从:: !ゝ.∧ ,-― \::::| |::://:}::::\::::::゙::マ}=/  ̄ ̄ _
. /::::::/::::::\::::::込、 ` _,ノ .\.|//::/::ム=\:::::::::::::::::...  ̄ヽ
. ./::::::/::::::|:::::::\::::::>...、 , イ:: |::::/-=ニニニニ=-- ::::::::::::::.、 _)
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V/,::::::|:::/ニニニニ.`丶:::::::::\`>x_:!/!:ムニ| !ニニニニニ:|::-―=ニ::::::::::::::::::::
V:|:::: !:ムニニニニニ|ニ≧x、:::::\〈/ハ`ヽ〈ニVニニニニニマ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ、::::',|ニニニニニムニニニム> 、::\! .ゝrくマ=|ニニニニア'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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. ゝ、___ ∧=/ニ!ニニニニニ/ニ:人::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
/=ト、>ニ∧ニニニニ(⌒)、:::::ニ=-:::::::_::::::::::::::::_::::::::-=ニ::::::::::::::::
/ニニ|ニニニ∧ニニニア' ゝ-.――――-ミ::::::::r―― 、:::::::::::::::::::
. |ニニニニVニニニ∧ニニニト、 ` ̄ ̄ ̄ ゞ―`―__> ´ `ヽ
,イニニニVニニニ∧ニニニニニ〉、_  ̄ ̄ (⌒
. /ニVニニニニVニニニニニ!ニニニ./ニハ__ __....≧-
. . /ニニ∧ニニニVニニニ=!ニニ/ニニニアニニ≧x、_ --=≦ニニニニニニ
. /ニニニ∧ニニニVニニ∧ニ/\ニニ/ニニニ-=≦ニニニニニニニニニ
. ./ニニニニ\ニニニVニニ∧〈ニニ|\/≧=―――――――――_ -=≦
=Vニニニニ|ニニニ\ニ.∨ニニニ{_ニ!ニ!`ヽニニ_ -=≦ニ_ --=≦7ニ/ニニ
私、姉帯豊音は――恋を、始めたんだよー
第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】
カンッ
翌日
京太郎「(休日は豊音さんが可愛かったなぁ)」テクテク
これまで色んな人といい感じになってきたけど……
もし許されるなら、豊音さんと付き合うことも――
京太郎「次に会ったら告白してみようか。案外脈アリかも……なぁんってな! あはははっ」
テクテク
咲「モテる、女子力」ブツブツブツ
ん、あの後ろ姿は……
京太郎「おはよう咲」
咲「あ、京ちゃん!」トテトテ
京太郎「なんだか機嫌いいな? 何かあったか?」
咲「う、ううん。それより、今日の放課後は何か予定ある?」
京太郎「今日か? 今日は特にねぇけど?」
咲「ならさ、二人で出かけない?」
京太郎「ん? 別にいいけど?」
咲「えへへ、やったぁ!」
-≦.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶、
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
/.:.:.:.:.:.:/.:.:.:i.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.ハ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.::!:i:.∧:ト、:.:.:.:ハ:.:.:!:.:.:.:.l
/.:.:.:.:.:.:.:.:斗-ミ:.i:.i{:.::.ナナメ、.:.:}:.:!.:.:.:.:|
/ イ:.:!.:.:ト(∨}八トⅥ'´V l仆.:i :.:.:.:|
i:八:.:lx=ミ x==ミ 八.:i、:.:.:|
l.:.:个ト::::::. , .::::::. /〃:ハ:.:.:|
|/レ从 __ 厶イ 丿ハl
|人 ∨__ノ ィ´ ̄.:/′
__n> __,. |人ト/
//^>、_.」 h___
l /〉}j 八:i:i廴__
r≦| /:i|-、 -/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧x
∧i从___八:| ̄ ̄/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i∧》
/ヾ Ⅵ:i:i:i:/:i:i:i| ./:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i/ ヾ
もいっこカンッッ!!!!
第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】
淡「エェーっ!? 東京に須賀が来てるの?」
菫『あ、ああ。東京見物でホテルに泊まってるらしい』
淡「ずるいずるい! 一人で須賀と遊んだんでしょ!?」
菫『遊んでなどいない。照について話しただけだ』
淡「じゃあさじゃあさ! 明日は私が遊んでいい?」
菫『なんでそうなる』ハァ
淡「いーじゃん! ねね! お願い!」
菫『はぁ、分かった。須賀の電話番号を教えるから、自分で交渉しろ』
淡「やった!! ありがとー!!」
菫『それにしても、お前はいつ須賀がお気に入りになったんだ?』
淡「お気に入り? 別にそんなことないけど?」
菫『……とてもそうは見えないが』
淡「んー、まぁ強いていうなら興味があるのかな」
菫『興味?』
淡「アイツってさー、こう! 強い雀士を惹き付ける何かがある気がするんだよねー」
菫『……否定はしないが』
淡「だからさ、確かめてやるんだ!」
/ \
_人_ ' ` 、 \
Υ'/ / / ト、 丶
/ / / | | | Χ }
.′ il / | | \ | / `、 リ |
i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } |
| | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j
| |l l|斗示芋ミ、 ''h!::::::::} ,′ ,
|l 八 И'h!::::::} 乂___ノ / /
.八 ゝ /i/i/i i / / / / |
‘,\ ハ r ア /l/ / /:: |
ト、 込、 _ノ // ,イ::: l|
|l l\ \> .,_ /∨ /l|: 八_
|ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ
| | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧
| |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \
| | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶
つ づ く
といった感じで豊音編が終わりましたです、はい
完全に趣味ですよ、ええ。何も問題ありませんね
次は淡編
遂に、あのアラサー嬢の女子力テクが火を吹くのか……!?
乞うご期待せずに、お待ちください
あわあわあわあわ!
あわわ、あわわあわわわっわわー
あわわわ? あわわわわわっ!
あわわわわわわ>< あわわわーっわ★
ヒント たぬき
第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】
カチコチカチコチ
京太郎「……驚いたな」
まさか大星が俺と遊びたいって電話をくれるなんて
まぁ、東京見物にも飽きてきたところだから嬉しいんだけどさ
京太郎「あの時は、悪いことしたし……今日はあの時のお詫びをしねぇと」
照さんの様子がおかしくなったせいで、途中で別れることになったからな
京太郎「……大星、か」
同じ金髪ってこともそうだけど
妙に親しみやすいんだよな、あいつ
それに、金髪っていうと……
~透華「泣く子も黙る龍門渕透華! アナタ如き、私に夢中にさせるのは簡単でしてよ!」~
京太郎「透華さん……」
ほんと、俺の周りには俺には勿体ほどの良い人たちがいる
染谷先輩も、豊音さん、透華さんだって、俺が、俺がもし――出来ることなら
京太郎「いや、そんなこと考えてたって仕方ねぇ」
俺にはやるべきことがあるんだ
だから、それを背負わなきゃいけない
俺には――それしか選ぶ道は無いんだから
?「んふふー」ソローリ
京太郎「ん?」
パッ
京太郎「わっ!?」
?「だぁ~れだっ!」ガバッ
ムニィィッ
京太郎「ほわぁっ!? 暗い!? 柔らかい!? なんだこれ?!」
?「ほらほら~? 当てないといつまでも闇の中だよ~?」グニグニ
京太郎「あわわわっ!?」
?「うわっ! だ~いせ~いか~い♪」パッ
京太郎「っとと! って、大星!?」
____
´ `丶
/ \
/ \ ヽ
/ ,イ ヽ .
// | | ' ト、 .
j/ ; | | │:!∧ i :
/ i |¬|ト│ |八--:一 i i
.: Ν 八八 Ⅴ´\ハ | | ┼ __ | \ (⌒⌒)
i: Λ x= ミ \ル‐ =ミV:| │ i │ レ(ノ\ レ 丿 \/
| i iハ . |.:| │ i │
| i i: :. " "" ; :| .:| i :.
| i:. ∨込. マ::::フ / イ :リ i :.
人八 ∨ 个ト ,,_ <「∨ :/i i :.
/\[ | __j_」 ∨∠:リ リ ::、
/ リ jレ'´ 乂 У∨ ∧ \
/ / /ー --/ / /⌒>、 \
/ / / / 广⌒゙ア / ///⌒\ \
/ / / / / 厶イ , \ \
京太郎「び、ビックリさせるなよ」ドキドキ
淡「少しくらいのサプライズが無いとね!」
京太郎「どういう理論だよ……まぁ、いいけどさ」
淡「えへへ、久しぶり!」
京太郎「おう。この前は悪かったな」ポリポリ
淡「いいっていいって。それより、須賀こそ大丈夫?」
京太郎「大丈夫?」
淡「菫先輩に変なことされなかった? いやらしいこととかさー」ワキワキ
京太郎「いやらしいことはされなかったな」
淡「じゃあ何されたの?」
京太郎「……不器用なこと?」
淡「へっ?」
京太郎「ははっ、いや! なんでもない」
淡「むっ! なにそれー! 教えてよー!」グイグイ
京太郎「知りたきゃ弘世さんに直接聞くんだな」ニヤニヤ
淡「くそー! 覚えてろよー!」ゲシゲシ
京太郎「あいたっ!? 蹴るなって!」グイグイ
淡「がるるるるっ!」ウゥー
京太郎「犬かっ!」
淡「ちがーう!! 孤独のロンリーウルフ様だー!!」
京太郎「ヤムチャかよ! 孤独とロンリーでダブってるし!」
淡「まぁ、ダブリーの淡様だし? って感じ?」 ドヤッ
京太郎「」
俺ら「「「「「あわわわきゃわわわわっ!!!」」」」」
ダヴァン「ラーメンはやっぱり美味しいデス」ズルズル
ネリー「また食べてるの?」
ハオ「これで六杯目」
京太郎「まぁいいや。そんで、どこ行く?」
淡「んっとねー。どこでもいいよ!」
京太郎「うわぁー」
淡「なんだよー」ペチペチ
京太郎「普通さ、どこでもいいとか言う? いや、無いわー」
淡「いいじゃん! 好きな男とだったら、どこでもいいっていう……乙女心?」ウーン
京太郎「そこで疑問形じゃなきゃ可愛いんだけどな」ポンポン
淡「ガキ扱いするなー!! 私の方が年上だぞー!」
京太郎「何月生まれ?」
淡「十二月」
京太郎「俺二月」
淡「(`・ω・´)」ドヤッ
京太郎「あーはいはい。参りましたよお姉さま」ワシワシ
淡「えへへっ♪」
京太郎「じゃあ、どうするかなー」
淡「んー」グーキュルル
京太郎「あっ」
淡「あっ! お腹空いた!!」
京太郎「腹が鳴ってから気づくのかよ!」
淡「便利じゃん! 腹時計!」
京太郎「……フリーダムに生きてんなぁ、お前」
淡「別に守りたい世界は無いよ?」
京太郎「そんなストライクに言うんじゃねぇよ」
淡「いいからほら! ご飯食べに行こっ!」グイグイ
京太郎「おわっとと! 引っ張るなって!」
ナニタベヨッカナー コノヘンクワシイノカ?
ゼーンゼン! マジカヨ
?「……」ギュルギュルギュルギュル
レストラン ほむほむ
京太郎「ここか?」
淡「なんだか人気らしいよー。行ったこと無いけど」
京太郎「えぇ? じゃあ行列で入れないんじゃないか?」
カランカラーン
店員「……二名様?」
京太郎「あ、はい。でも混んでますよね」
店員「……そこの人。声を聞かせて」
京太郎「え? コイツですか?」
店員「そう」
淡「はーい! 淡ちゃんのプリティボイスだよー」
店員「……優先席にご案内するわ」スタスタ
京太郎「え?」
淡「マジかー……私の声すげぇ」ゴクッ
京太郎「確かにいい声だもんな」
淡「ほんと? 須賀もいい声だよ」
京太郎「そうか? あんまり言われたこと……あるな」トオイメ
淡「?」
ち な み に
穏乃「え? 私の声ですか?」
店員「!!!! 特別席にご案内するわっ!! さぁ!!!」
穏乃「えぇっ!?」ビクッ
春「私の……声?」キョトン
店員「チッ、ちゃんと列に並んでちょうだい。さぁ」
春「」
恒子「私の声は?」
>>627
忘れられるって寂しいもんな……さーせん
わいわい がやがや
京太郎「やけに女性率の高い店だな」
淡「でしょー? 女性に大人気の店だからさ」
京太郎「マジか! でもいっか、俺レディースランチとか好きだし」
淡「へぇー、でも普段どうやって頼んでるの? 女装?」
京太郎「するか! 咲に頼んでもらって交換してるな」
淡「サキに? 付き合ってるの?」
京太郎「まさか! 咲は今、そういう状態じゃないんだ」ギリッ
淡「……そっか。ごめんね、変なこと聞いて」
京太郎「いや、いいんだ。気にしないでくれ」
淡「(フリーなんだ。ふーん? ま、私には関係ないけどね)」ニマニマ
京太郎「顔がニヤケてるぞ?」
淡「いつもこういう顔なんですぅー」
京太郎「そういうことにしておくか」ハァ
淡「まぁ、いいや! 何か頼もうっとー」
テレテレテロリン♪
淡「およ?」
京太郎「着信か?」
淡「んー」
ガサゴソガサゴソ
淡「えっと、相手は菫先輩かー」
京太郎「弘世さん?」
淡「ここを触って……あれ? 違ったっけ?」
京太郎「大丈夫か?」
淡「うん。はい! 淡ちゃんでーす!」
菫『あ、淡か? はぁ、はぁ、き、気をつけろ』
淡「え? 何? 電波が悪くて聞こえないよ?」
菫『奴に、ザザッ、気づかザザザザ、食い止め、ガガッ、なかっ』
淡「後でかけ直すねー」ピッ
ツーッツーッ
京太郎「なんだって?」
淡「さぁ? 多分大したようじゃないよ」
京太郎「いいのか?」
淡「多分だいじょーぶ! って、あぁもう! これよく分かんない!」プンプン
京太郎「随分と古い携帯使ってるんだな? 2、3世代くらい前の携帯だろ?」
淡「うん。ケータイとか詳しくなくてさー、ずっとこれ使ってるんだけど」
ピロロロロロピロロロロ
淡「むきぃっ!! 使いにくぅぅぅい!!」ウガァァ
京太郎「おいおい、物に当たるなよ」
淡「マジでこの携帯ムカつくんだけど! ぷんぷくり~んだよ!」
´ \__
/ マ三三三三三三ニ=-
/ / \ ∨ /⌒> 三三三ニ=-
,′ ヽ \三三三ニ=-
/ _/ │ ∧ . | ニ二 -=ニ\三三三ニ=-
. / / /│ '| |\ :. :. i |\  ̄`丶三三三
__/ / / │/│ | :. |\ :. | \三三
_/´/ / /| \| | | | |│ ::. | 八 ー―‐=ニマ三\ マ三
厂| |∨// 人 レl | ト-| | |│ ::. │ \ \ `マ三) }三
__,,... -┤│レ/゙∨ /\l |_|斤テ外八 ^ト--|/--│ ー=ニ二 `マ /_三
││|{ {. / ∧ンリ 乂ツ \|斗テ外、.| 卜、 丶、______ く_三三
| ∨\八 { / Y::/::/ , 乂)ツ 》│ | /\ \≫==≪\ マニ三
__,,,... -‐ヘ_ \,,>\∨廴_,人 ::/::/ / リ│ │ >ー──=ミ〃 `ヽ∨ニ三
 ̄ \__,)) ヽ ∠/_7 イ /⌒)丿 \_ノ{ -‐~‐- }ノ三三
≧=‐ -=≦ / ∧|/ / ,.二二二二∨|\___/| ̄ -=
/ / 厂∨ / -――=マ 〉| |
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`ーヘ ∨| │
`、 ヽ、____丿
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淡「最近はIPhone7ってのが新しいんでしょ? あれってどうなの?」
京太郎「7? いやいや違うぞ、新しいのは6だ」
淡「そうなの? 新しいの欲しいんだけど分かんない!」
京太郎「まぁ興味無いとなぁ」
淡「んふふ……でもでもぉ? このかわいそーな淡ちゃんにぃ、救いの手を差し伸べてくれる人が目の前にいるんだよねー」ニヤリ
京太郎「お、俺か?」
淡「ねねっ! 今度一緒にケータイ見に行ってよ! いいでしょ?」
京太郎「ああ……別にいいぜ(どうせ咲の件で一度はショップに行くし、まぁいっか)」
淡「やったぁー!! ありがとー!!」
【大星淡の女子力スーパーノヴァ1 古い世代の携帯で彼の気を引いちゃう(天然)】
淡「あっ! そういえば!」
京太郎「ん?」
淡「菫先輩から電話番号は聞いたけど、LINEのIDとメルアドもらってない!!」
京太郎「そういそっか。んじゃ交換すっか」
淡「やったー! はい、ケータイ出して!」
京太郎「おう。んで、これをこうして」ふるふる
淡「ふるふるー♪」ふりふり
ティロン
京太郎「これでオッケーだ」
淡「よっしゃー! 次はメアドだー!」
京太郎「LINEで贈るぞ」
淡「ばっちこーい」
京太郎「うし」
ティロリン
スガ鹿男『ほれ、受け取れ』
淡「あははっ!! なにその名前!」ケラケラ
京太郎「い、いいだろ別に」
淡「じゃあじゃあ、私も!」
ばぶるがーる『ほほーい>< 登録してねっ♥♥』
京太郎「オッケー。ってか、お前も同レベルじゃねぇかよ!」
淡「……」
ティロリン
ばぶるがーる『ひどいよっ><』
淡「(´∀`*)」
京太郎「目の前にいるんだから口で言えよ。ていうかお前のLINE、一々可愛いな」
淡「淡様の可愛さに恐れいったか!」エッヘン
京太郎「あぁ、参っちまうな」クスクス
淡「! んへへっ」キュッ
【大星淡の女子力スーパーノヴァ2 LINEやメールで記号を駆使しちゃう(天然)】
京太郎「じゃあ、今度一緒にショップ行こうな」
淡「やったー♪ おごってくれてもいいよ?」ニヤリ
京太郎「出来るか! ちゃんとお小遣いもらっておけよ?」
淡「はーい。この間の大会で、お母さんから頑張ったで賞もらったかんねー」
京太郎「頑張ったで賞?」
淡「うん。決勝進出祝いだって」
京太郎「そりゃいいな。俺なんて県予選敗退だからなー」トオイメ
淡「え? 須賀って弱いの?」
京太郎「直球だなオイ!」
淡「まぁ、確かにオーラ感じないけどさー」ケラケラ
京太郎「むぐぐぐっ」
淡「でもさ。いーじゃん弱くても」
京太郎「へ?」
淡「そりゃあさ、私みたいなスーパーウルトラメチャストロングなあわいちゃんが言うとイヤミかもしれないけどさ」
京太郎「あ、うん」
淡「……正直言うとね。全国大会は、格下ばっかで楽勝だって思ってたんだ」
京太郎「……」
淡「でも負けちゃった。侮りは捨てて、最後が全力を出したのに――負けちゃった」
京太郎「大星」
淡「でもね! お陰で、麻雀じゃ何があるか分からないんだって知ることが出来たんだ!」
京太郎「!」
淡「えへへ、それ以来! 前よりもっともぉーっと! 麻雀楽しいよ?」
京太郎「……あぁ、そうだよな。大星の言う通りだと思う」
淡「だから! 須賀も麻雀に楽しみを見つけてこーよ。そしたら、あっという間に強くなれるから!」
京太郎「おう。ありがとな」ポンポン
淡「わっぷ、もぉー頭撫でるなー」ニヤニヤ
京太郎「おお、悪い」スッ
淡「あっ……」ズキッ
淡「そーだ、私のことより須賀の話をしてよ」
京太郎「俺のか?」
淡「うん! 色々知りたいからさ!」
京太郎「うーん、とは言ってもな。最近の趣味はゲームくらいか」
淡「ゲーム?」
京太郎「ああ、今はTODやってんだ。その後にTOD2のPSP版をだな」
淡「えー? 何それ何それ!?」
京太郎「ゲームの話なんて聞いても退屈じゃないか?」
淡「ううん! 知りたい知りたーい♪」
京太郎「そ、そうか?」ソワソワ
淡「色んなゲームのこと教えてよ。あんまそういうのやらないからさー」
京太郎「おう。じゃあ、まずは……」
数分後
淡「じゃあヒロインはラスボスの同一存在なんだ! レンズを破壊するとヒロインも消える、と!」
京太郎「そうなんだよ……(泣)」グスッ
淡「覚えたぞーメモメモ」
京太郎「ばかっ! 覚えなくていいんだよ!」
淡「えー? でもそれはもう聞いちゃったからさー。別のやるよ別の」
京太郎「ちくしょぉ、名作なのに……」
淡「えへへ、でもさ! その代わりに!」
京太郎「?」
淡「須賀がやってるのを、横で見ていてもいい?」
京太郎「お、おう!! 見てくれるか?! いやー咲とかはこういうのダメでさ!」キラキラ
淡「うん! 楽しみにしとく!」
京太郎「じゃあ今度俺の家でゲームだな! うっし!!」
淡「(須賀の家で……部屋で、ゲーム)」ドキッ
京太郎「(大星は本当にいいやつだなぁ)」ジィーン
【大星淡の女子力スーパーノヴァ3 男には「なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておく(天然)】
京太郎「んでな、その時主人公が言うんだよ」
淡「うんうん」
京太郎「俺は悪くねぇ!! ってな」アハハ
淡「あはははっ!」グーキュルル
京太郎「あっ」
淡「あっ……//」カァ
京太郎「すまん。話に夢中になりすぎてたな」
淡「う、ううん! いいよ!」
京太郎「そろそろ注文しないとな。何にする?」
淡「えっとねー、えっとねー」パラパラ
京太郎「俺はレディースランチにしようかな」
淡「レディースランチもいいけど……うーん」
京太郎「決まりそうか?」
淡「コレにしよっかなー」ボソッ
京太郎「それって、オムライス?」ビクッ
回想
咲「「あーん! 私オムライス食べられないんだよねぇ~(悲)」
咲「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないのっ><」
咲「……だって、……だって、卵割ったらヒヨコが死んじゃうんだよっ!」
咲「赤ちゃんかわいそうですぅ! まだ生まれてないのにぃぃ~(悲)」
咲「ピヨピヨとすら鳴けないんだよ……」ブルブルブル
京太郎「っ」ゾワッ
京太郎「……」ブルブル
淡「……あっ」
京太郎「お、大星……?」
淡「うん。ハンバーグにしよっと」
京太郎「えっ……?」
淡「何? どうかした?」ニコニコ
京太郎「だ、だってお前……オムライスが食べたいんじゃないのかよ」
淡「!」
京太郎「この前だって、結局俺のせいで……食べられなかったみたいだし」
淡「……」
京太郎「じゃあ、なんで?」ブルブル
淡「私、オムライス食べられないんだ」
京太郎「!!!(まさか、大星も咲みたいに!?)」ゾクゾク
淡「だってさー」
京太郎「っ」ブルブル
/ / // . :〃 . :iト、|:. | ヽ ヽ ヽ
乂 .′ / ,イ .:/ ! . :i| |:. |\: . ハ
.′ i`ーァ′/ ! .:i | . : | |:. | \: . ヽ: . ____ i-‐ ´ .
.′ !/ . : ′| .:| | . : | |:. | \: .  ̄| ̄ ̄ `ヽ:
/i| :|. :| | .:| | . : ! |:. |_,,-‐====‐\ . : :| . :|: . i
j〃 . :i| :|. :|‐===┼- | : j -‐ \: . . : | . :|: . |
/ . :i| :{. :! \八 . : | jノ , -‐ __,,.⊥ . : } . :|: . 人
′ . : 八 Ⅵ ≫=ミ、 . : ! ≫≦Y⌒'マハ:、 . : .′ . :|: . : .\
i . :i . :\{ハ 《 )i:::::::ハ\{ ″{ .)::i::::::::::}::} 》 . : / . :/!: . \: .\
| . :| . :i '. ヾ い;::::::jj 八∨乂 _;ノ:ノ . :/ . : |: . : .`ー-
| . :| . :| . :| . :l'. V辷ク ゞ゚-‐ ' . :/ . :/ . :|: . .
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|..:i:| . :| . :| . :| ゝ. 、 ノ .′ // / . : : / . :.:/ \: .\: .
l :从 . : :| . :| . :{ / > . { /' / . : / . : : .:′ \: .\: .
乂{: \. : :!\〉、:\_/ . : .:〕jッ。. . ィV`ヽ /. :/ . . : :/ \: .\: . .
`\ \{ \;/ . : .://{{ ` ´ | |│ ,// . : .:/ \: .\: . .
京太郎「え?」ドクン
淡「何かあったんでしょ? 嫌なこと」
京太郎「え、あ……あ、ああ」
淡「うん。だからオムライスは食べない」ニッ
京太郎「なんで、そんな……」
淡「当たり前じゃんかよー。そんな顔しちゃってさー」ナデナデ
京太郎「お、大星……」
淡「オムなんていつでも食べられるし。でもさ、須賀との食事はたまにしかできないじゃん」
京太郎「!」
淡「だからさ! この瞬間だけは楽しく食事しなきゃ! 私も、当然須賀もね!!」ニッ
京太郎「……」ドクン
淡「ということで、淡ちゃんはハンバーグを食べちゃうぞー!」
京太郎「……は、ははっ。やっぱお前、いい奴だ」
淡「ほぇ?」
京太郎「なぁ……大星」
淡「なーに?」
京太郎「淡って、呼んでもいいか?」
淡「うん、いーよ。私もキョウタローって呼ぶから」
京太郎「そっか。俺もいいよ」
淡「オッケー★」
京太郎「後さ」
淡「んー?」キョトン
京太郎「一緒にオムライス……食べてくれないか?」
淡「え? 大丈夫、なの?」
京太郎「ああ。お前と一緒なら、食べられる気がするんだ」
淡「っ!」ドキッ
京太郎「だから俺に、付き合ってくれるか?」
淡「……うん、いいよ」
京太郎「よっしゃ。じゃあ。オムライスパーティだ」
淡「オムライスパーティだね」
京太郎「デミグラスかな」
淡「ケチャップがいいな……」
京太郎「選べるみたいだぞ」
淡「デミグラスも捨てがたいね」
京太郎「捨てがたいな」
淡「どうしよっか」
京太郎「どうしよーか」
淡「どっちも食べる方法を探そうよ」
京太郎「じゃあ半分こだな」クスクス
淡「半分こしちゃいますか」クスクス
京太郎「淡」
淡「なーに?」
京太郎「ありがとうな」
【大星淡の女子力スーパーノヴァ4 オムライスを食べられない女をアピールせよ(天然)】
店員「お待たせしました」コトッ
京太郎「ありがとうございます」
淡「ありがとー」
店員「ごゆっくり」フッ
カチャッ
京太郎「頂きます」
淡「頂いちゃいます」
モグモグモグ
京太郎「ケチャップ付いてるぞ」
淡「キョウタローもデミ付いてる」
京太郎「拭いちゃうぞ」
淡「拭いちゃいますか」
フキフキ フキフキ
京太郎「交換だな」
淡「交換だね」
ススス
京太郎「頂きます」
淡「頂きまーす」
モグ モク ゙モグ
京太郎「デミ付いてるぞ」
淡「ケチャップ付いてるよ」
京太郎「拭いちゃうぜ?」
淡「拭いちゃうからね?」
フキフキ フキフキ
京太郎「あっ」
淡「?」
京太郎「オムライスうまい」
淡「うんっ。美味しいね」
カランカラーン
京太郎「お腹いっぱいだな」
淡「いっぱいだね」
京太郎「このあとどうする?」
淡「どこでもいいよ」
京太郎「またか」
淡「まただよ」ククク
京太郎「じゃあ、俺にも聞いてくれ」
淡「んーっと。このあとどうする?」
京太郎「どこでもいい」
淡「キョウタローもかい!」
京太郎「あはは、だってさ」
/ l ′
,′/ / | ∧ ,
/ l / ./ l ′ ∧ ′
/ イ|l | l| / ,イ ィ} /! ′ |l ∧ ヽ
|l 八 | lレ\// / / l , / l / |l | l|ー一
|l /¨! .从{-==≧、 / ヌ } ./ / .!∧ |l | l|
从 { λ/ ` 弋丕>/´ l} //Ⅳ_ 斗< |l | l|
∨V ヽ / ´、ニ赱 | /l .八 l|
} ` ┤ 从/ |l / ヽ
|Ⅳ ∧ {! _ノ |/
′∨ 仆、 八
∨ ` _
/≧ュ. / \ . ィ
_/二二二≧ュ \ /}/
-=≦二ニニ=- 二二ニ()≧ュ ー</∨ __
. -=≦二二二二二ニニ -=ニ()ニ=-/ {=ニニ{0=- |
r=≦三三二二二二二二二二二ニニ//二=-/ 八 ニニ|0=- |__
/二二二=-\ニニニニニニニニニニ{ /二二二 >、 ,<-=ー ヽ\__,r======ミ
, .r ー―――――――― /、 ̄ ̄ ̄> / , ―| |-=ニニニニニニ{ニ┐ }ニニ\
淡「……えへへっ//」
_, -──- .,_
'´ `丶、
/ \
, / \
. / . / ヽ
′ / / `、
. .' / /, // /| | `
i . / 」_ ′/ | | i| . i
. i | j/, /イ`メ、 | 小 || ト.!
j .| ∨/ / |/ ヽ | ァT丁l | |
ノ i| V j 抖竿ミ ノ ノ ,ノイjノ | i
___ ____彡' , i| i| j 八|:x:x: /ィ竿ミ 刈 | }
 ̄¨ え≠ / 八 i|/l | | :x:x:/ ノ | ′
/ -‐ ' ハ 八 ト、 ヘ.__ ` 厶 イ ノ
/ __,.斗‐=≠衣 ヽ八\ 丶.__ソ . イ(⌒ソ イく
jア¨¨^\ \ \ >-=≦廴_ ア /ノヘ\
斗ァ'′ \ \ ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ
/圦 | 、\ ヽ 、∨tl `ヽ . ∨ V\ i
{ `| Vi:\ ハ i } | } i } ∨,} }
≧=- | 辻_V\`i} i } | /} iハ} 辻ノ
ノ ¨〕V//リ iノ ////V〔 ¨〕
京太郎「じゃあ行くぞ」
淡「あいあいさっさー!」タタッ
ウデクンデイイ? アア、イイゼ
ヤッター! オイムネガ!?
アテテンダヨー!
「……」
/ \
/ .::::::::..::::::::. ::::::::::::.. ::::::::... ヽ
. / / .::::::::::::::::::::::::. :::::::::::::.::::::::::::. :. i
/ /;.:::::::::::;ィi::i:::i i:.|::: |::. ::::::..:: |
. / i | :.:ハ!_|.|.:|:::::i::|:::::::::::::::::::::::::::::. |
/ ..|.:|::!:::::'|´|_И:!::::i::|::::::::::::|::::::::::::::::: |
i/ |::::::};ハ{. Lン|:::::;ル'^ }::::::|::::::::::::::::::: |
|:::ノ "" j/ /::::::|:::::::::::::::: :: |
|::::.、 '^リ::::::!:::::::::::::::: : | |
|::::ハ` !:::::/:::i::::::::::::i: |ノ
|/ ヽ.__,..::、 /::::/:::/:::::::/:/!: /
V | /::ノi!:/!:::::ノソ }ノ
,..-‐y/‐j/フ‐'" ̄\
,...-‐'" `ー- 、
r=、´ `ir、
/\ヽ、 ||.ト、
ハ | |:| ||.| |
. i ゙、 | |:| ||.|/!
| ゙、 !.i:i ||.||
ザッ
照「!」
菫「……よかったのか?」
照「……何が?」
菫「邪魔する予定、だったんだろう? チャンスもいくらでもあっただろうに」
照「別に。私はなにも見ていないし、なにもする気は無いよ」
菫「ふっ、そうか。それより、私は今からスイーツバイキングでやけ食いもしようかと思ってる」
照「!」
菫「……付き合ってくれると、嬉しいんだが?」
照「っ……う、うん」ブルブルブル
菫「ありがとう」ポン
照「ありが、とう……」
菫「なぁに、いくらでもチャンスはあるさ。私も、諦めるつもりはない」
照「うん……!」
淡「でねー! このクレーンゲームがさー!」
京太郎「任せろ!」
淡「頼んだぞー!!」
それからの数時間は、まるであっという間に過ぎて
二人を包む空間が加速していく感覚に、俺達はただただ酔いしれて
気が付けば――
淡「手、つないでもいい?」
京太郎「ああ」
二人の距離は、ゼロになっていて
淡「ほら! 時間いっぱいまで遊ぶよー!!」
京太郎「おい、急に走るなって!!」
俺達は思う
この時間がいつまでも続くなんて、幻想を抱くほど子供じゃないけど
淡「あわわ!」コケッ
京太郎「あぶねぇ!」ダキッ
せめて、この瞬間だけは――
淡「んっ」
京太郎「っ」
チュッ
熱の覚めない、夢であるようにと
第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】
カンッ
あわあわあわいいあわわわっ!
昨日の豊音といい、今日のあわあわといい……二日連続で全力投球は命の危険が危ない
十五章のことを全く考えてなかったので、予告はちょいお待ちを
休憩後に予告と、久方ぶりのアフターシリーズやりまぁすっ
第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】 予告
宥「え? 清澄の?」ブルブル
玄「うんっ! 和ちゃん達が遊びに来るんだって!」
宥「そっかぁ。じゃあ入念に準備しなきゃね」ブルブル
玄「って、いつまでコタツに入ってるの!?」
宥「だってぇ」ブルブル
玄「ちゃんとお姉ちゃんにも働いでもらうのです」
宥「うん。寒くないことなら」
玄「もぅ!」
宥「それにしても最近は寒いねー」モゾモゾ
玄「え? (あれれ? むしろ、最近は残暑だって言われてるのに……)」
宥「ここのところ、なんだかずっと寒くて寒くて」ブルブル
玄「(まさかおねえちゃんの力が全国大会を経て、強く……?)」
,...-''´ ̄ ̄゛`.ヽ.、.
/./../...://...,.........\
/ィ/::::::/::://:/:::::::/::::::....l ?
|//:::ん't元ぅ| { ?::l{ t-ん::l:: | |
/:::::,;|'´じ熱` ?`'tぇミ|ノノ:: l l
/i:::::/:l x x x も温ツ.:: / l
,..-っ i::l::l/:/ __’ ?x x x ?/::: /: //
//ニヲ, _....,-‐イ::|:|::l:?? ヽ_> /::::ハ: //
_/ /ニフ/::::ノ⌒く|:::?;|\:\--..、___ //:/ノ//
//::::::| {´ノi,,l,,..-‐''\|::/:::|\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/イ::::/:|::|
/::/::/{、_/´/ l ,,/ ___ノ/::::/:.:.:.:`:ー:―:./::/:::/‐:r、{?
? |/-/ ソ´,,,,,二ブ:::/⌒ヽ-:、_:_:_:./:::/:/、:{??.}} |ィ
,,-‐''´ ノi/ / {:.ノ:r'二_ソ,へ:.:.:.ヽ|:::i/ i\??V り
,,-'´ // ?/...... ?_::-‐'.○{\_:.:..;.ヘ:::? ヽ,〉 ?/|,
/ ..{::::::::::::...... /??:.:ー:ヘ ?:::\r{____,,,,ハ |:?
,,,,-イ 人:::::::::::::::::::... / '´ ̄  ̄ノ / l:::::??
/:.:{ //}:::::::::::::::::::::::... ??i........... } `i.|::::::.??
:.:.:.:.:| //; ○ ? l:::::::::::::::::::::...... / i {.ト;i:::: i?
:.:.:.:.:{___,...ィッ'"´./ / ?:::::::::::::::::::::::::.?| ? .ド,?:::::::||:|
::::_;::-‐'"´ ?/ / i \:::::::::::::::::::イ| \| \}:::ノ.リ
:/ ノ-‐'´ ? ` ''´/:.:.|:| `i ?
/ ○ ? / |:.:.:|| ノ ?|
_,..-'´ ? ?/ |:.:.:リ } ii
,..< `ー-, \ / l:::::? / ?ll
-'´ `i ??:::::?_/:| ||
つ づ く
宥ねぇがバグったのでもう一回
第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】 予告
宥「え? 清澄の?」ブルブル
玄「うんっ! 和ちゃん達が遊びに来るんだって!」
宥「そっかぁ。じゃあ入念に準備しなきゃね」ブルブル
玄「って、いつまでコタツに入ってるの!?」
宥「だってぇ」ブルブル
玄「ちゃんとお姉ちゃんにも働いでもらうのです」
宥「うん。寒くないことなら」
玄「もぅ!」
宥「それにしても最近は寒いねー」モゾモゾ
玄「え? (あれれ? むしろ、最近は残暑だって言われてるのに……)」
宥「ここのところ、なんだかずっと寒くて寒くて」ブルブル
玄「(まさかおねえちゃんの力が全国大会を経て、強く……?)」
__
-‐  ̄ -
/ `
/ ヽ 、\
/ /. |λ ! ヘ ハ. ヽ
/ ./ / /! ! .|ハ j k‐-ハ、. キ ヘ
. / ! ! !.ム |. ||_ムハ|ヽ. キ`ヽ. |
i | | |.| ハネ、. || !気込z含 ! l. ’
| | | Nィ,z之、ヽ. ハ | ら `心、| | .|
|. 八ヘ | x作 ! ` `ー` 辷__ツ ! ト |
l ヘヘヽ.辷ツ """ |. ム'
. ヽ、`´"" ' ./ /. ’
. 八. マゝ , -, // / /
込 ` ´ .// ,イ レ ム、
',. 个. ィ// ∠__L__込 _ト、
ヘ >- ‐…ァ' ./ _ -‐ァ´/ . |
. ヽ ソ/ / /_/ / / -‐‐込
>、 { / ./ / _ -‐ / ヽ
{ / 〈 ヽ }_x≦-‐/ {- / -―………―-≧
___}>‐'´.川 ,.{ / i! |x≦-- ___ |
/ ノィj _ - ' 込| ト ゝ__ -―――-≧ュ_____!
/ ____ム>‐ ' 入ー-ゝ ―- _ ヽ
/ィ´ ̄.ィチ八`´ノ}| `ー‐'/ \ ― __ |
{ /〈 / /ー' / ヽ__/ `ー -- __ -――- 、 `ヽ
八 У / |  ̄ ̄ 〉`ヽ、\ |
У / / ノ { i i ヘ |
.: i { オ| / | | ! ハ !
. 入 ハ 、. ノ | / / ! ! ! j.|
/ ヽ ヘ 、. / ネ / V . j !|
宥「新しい、暖房グッズが欲しいなぁ……」フフフフ
つ づ く
>>696
こっちのが精神状態よく表れてるように見える
>>704
ピッタリだと思ったんですがねぇ、残念どす
第四章【厨二病タコス! 聖雀士と化した少女】アフター
ポヒュー ポヒュヒュー
優希「あっあっあっ」ガクガク
コンコン
優希「!?」
片岡母「優希? さっきから縦笛の音がするんだけど?」
優希「な、なんでもないじぇ!!」
片岡母「そう? また変なことしてないでしょうね?」
優希「す、するわけないじょ!!」
片岡母「ならいいけど。須賀君、だったわね? 彼、いい子なんだから傷つけちゃダメよ?」
優希「はーい」
片岡母「ちゃんとアプローチして、付き合ってくれたら嬉しんだけど(とてもいい子だったし)」ハァ
優希「……行ったみたいだじぇ」スッ
京太郎の縦笛「」
優希「んっ」コスコス
ポヒュー ポポヒュー
/ ,///::::/:/:::::l::::/ / /::://::/:::::::://:::://:::::::::::/:l::::{ \_ノ::\
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ //::/::/::/::::::l:::/ / /::/ /::/::::::://::::/ /:::::::::::/:::l::::l ⊆ゞ/ ̄ ̄ ̄\
/ 気 こ 割 | //:::/:/:::/::::::::l/ // /{::::::/ {:::/ /:::::::::::/:::::l::::l::::::::l| 割 こ .|
持 .す れ | {::://:::/:{::::::::l/ア::::¨卞 |::::/ ゞ /::::::::::::/:::::/l::::l::::::::| れ の |
ち れ 目 .| .l::{ {:::/:::',::::::ソ O:::::::ノ ヾ '7‐ ミ、/::::/::::/:::l::::l::::::::| 目 .|
い て が .| ヾ ヾl:::::::ヾ,'  ̄ ̄ O:::::::::ハ /::::/:::::|::::|:::::::| が .|
い > ヾ:::l:::::l:::{ ///// ' 丶、:/ }/:::::/:::::::l::::l:::< : .|
じ .| l l::::l小. .. __ //// /:::::/:::::::/::::l::::/.| |
ょ .| ',:::l::lソ\ ゝ、__`ヽ /::::::/:::::::/::::/::/ | |
: | ヾヾ::州\ _.. -/::::::/:::::::/::::/ \___/
\____/ ,─ -、 リ::::/ ー─ .ア´::::::::{::::::/::::::/::::/
/ ` ー ´ /ー、ソソヾ::/:://::/
/ / ´ ̄ ̄ 7 7`'' ー、
片岡母「あの子、どうなっちゃうのかしら」
片岡父「支えていこう。須賀君に任せきりでは、親失格だ」
片岡母「ええ、そうね」グッ
親の心、子知らずッッッ!!!!
第五章【厨二病ギアス! 紅騎士と化した天使】 アフター
須賀邸前
和「……須賀君」ヒョコッ
コソコソ
和「こちらカレン。異常はありません」
ガサガサ
和「目標の位置に到着。只今より、任務に入ります」ガチャッ
超望遠レンズ付きカメラ「」デーン
和「……」スッ
京太郎「ふんふ~ん♪」
和「!!」
京太郎「カピー、一緒に風呂に入るぞー」ヌギヌギ
カピ「きゅっ」
和「(今です!!)」ジャキッ
京太郎「んしょっと」スッポンポーン
. /: : : : : : : |: : .:i:.|:.:.:.:i| |:.:.:.:.:.:.|!:.:|i:.:| 、:.:.゙、::、 ゙、゙、:::::::::::;::イ/:::::::::::::::i:::::
./ : : : |: : :i:.|:.:.:.:i:.|:.:.:.i| |:.:.:.:.:.:.:.|!:.| i:.:i 、:.:.:、:.、::.:.:.!:.:iヽ/:.:.:.|/:::::::::::::::::i::::
i: |: : : |: :.:|:.|:.:.:.:i|:|:.:.:.| ! | ..:|i. | .i: i ゙、:.:.i.;A-‐ハ:.!:.:.:.:.:.:.:..!:::::::___|::::
!:.i |: :.:| .:.:.i:.!:.:.:.|!.i! :l |:.:!:.:.:.:.:..i:.:.i ゙、! _/ハ:ハ/ |ィ;.:.,.-‐-、!:/.:.:.:.:.V/
i :|.| :.:.:i i i_:|、!、:.:.! i:!、i:.:.:.:.:.:.i:.:.i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |':.:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.:
. ! i:i! | ..:i :i:.:.:i`iー>ト-!、丶:.:.:.:.:i:、^V i_;:::::::ヽ / i: : : : :.:|:.:|:.:.:.:
、:!:i、:.:.i:.:.:.:.|:.i:、:.7メ'f:::::::ヾー\:.:.:.:、`ヾ <;;;:ン ′ ノ : : : :.:.:!:.|:.:.:.:
ヾi 、:.\:.:\:.]〈 っ::::;:i  ̄` _,∠|:|: : : : .:|:.|―-
ヽ!:.i、`゙ー-r≧ >≠ , " " / |:! : : : :.:|:.!////
|:.|:.:.:.:.:.:.:\! ,, ,, / i!: : : : : ::i:.i////
|:.|: : : : :.:.:.i i r== "ヽ / i: : : : : :.:i:.|////
| |: : : : : :.:i:.:|\ ∨__ノ) / /: : : : : :.:i.:|////
|:| : : : : :.:.|:イ |:::|l`ー-..、  ̄ ̄ / / : : : : : :.:|/////
|.|: : : : : :.:|:∧ i:.:!i::::::::::::::`i ー-‐ ' ,..-‐:/: : : : : : :.:.i!/////
京太郎「!? だ、誰だ!? ってフラッシュまぶしっ!?」 ※京太郎は脱衣所です
和「任務成功。これよりカレン、帰艦します!」ダダダダッ
京太郎「……盗撮、なのか?」キョトン
和「ふ、ふふふっ……//」パタパタパタ
脱衣所の戸締りはッッッ!! キチンとねッッッッ!!!!」
第六章【ストーカー部長 変態ラブレター!】 アフター
久「……」ふぅ
ガチャッ
京太郎「あれ? 部長一人だけですか?」
久「あら、須賀君。私はもう部長じゃないわよ」クスクス
京太郎「あ、そうでしたね」
久「これからはなんて呼んでくれるのかしら?」クス
京太郎「え、えっと……竹井先輩、ですか?」
久「それでいいの?」
京太郎「じゃあ、久先輩、とか?」
久「それがいいの?」
京太郎「いいとか悪いとかじゃなくて!」
久「あはは、冗談よ。それじゃあ、私は行くから」
京太郎「え? みんなを待たないんですか?」
久「いいのよ。目的は終わったから」
京太郎「?」
久「じゃあね。たまには様子を見に来るわ」
バタン
京太郎「……? まぁいいや、ロッカーに荷物を……ん」ガチャ
ハラリ
京太郎「手紙……? いや、まさかな」スッ
『須賀君へ
あの日はありがとうね
正直言うと、今でもどうして須賀君が私を庇ってくれたか分からないの
須賀君に想いをぶつけて、苦しめて
私が全部悪かった筈なのに……今もこうして、普通に須賀君と話す資格があるのかどうか
でもね
どれだけ考えても、どれだけ覚悟を決めようとしても
やっぱり私、須賀君が好きなの
須賀君のことを見ていたい、感じていたい
だから――虫のいい話だとは分かっているけど
アナタを好きでいて、いいですか?
竹井 久 』
京太郎「……いいに決まってますよ。そんな場所で、盗み聞きしなくても」
久「!」ガタッ
京太郎「まだ、オーケーは出来ませんけど……」
久「うんっ……十分よ……ありがとぉ……須賀くん」ポロポロ
京太郎「やっと『本人』から手紙を貰えて――嬉しいです!」ニカッ
カンッ
第七章【初デート! キャップの恐るべき女子力】 アフター
美穂子「……」ボー
華菜「キャプテン、あれから元気が無いし」
未春「うん。心配だね」
純代「引退したのに、まだこうして部にも来てくれるし」
星夏「どうにかして、元気を出してもらえないでしょうか?」
アーデモナイコーデモナイ
ガチャッ
貴子「何してんだァ!! てめぇらァ!!」バンッ
華菜「ひっ!?」
貴子「さっさと練習しろォ!! 来年もあんな醜態晒してみろ! 分かってんだろうなァ!!」
ヒィィィ! レンシュウダァァァ!
貴子「たくっ……」
美穂子「……(´・ω・`)」ポヘー
_
r' 卅
. ) | |||)
./::|,ハ,ト、::| _/ : \
{::〈_}:::::::|::| \ : |
.ヽ/;;;;;;;;|::| | : |
イ::::::::::^i.... | : |
|;;;;;;;;;;;;:| \_/
|::::/|::::|
|:::}. |:::}
|::| |::|
|::| |::|
ヒつ.|;;|__
└‐┘
美穂子「ひゃっ! はい!」
貴子「……部活後に、少し話したいことがある」
美穂子「え?」
貴子「くだらない話だ。これでもお前よりは長く生きてる、相談の一つや二つ……聞いてやれるさ」
美穂子「コーチ……」ジワッ
貴子「そんな顔されちゃこっちが迷惑なだけだ! 勘違いするな!!」
美穂子「……はい。ありがとうございますっ」ニッコリ
貴子「たくっ……なんで私が」ブツブツ
美穂子「(私、ダメな女ね。ふふ、まだどこかで携帯が鳴ることを期待してる)」ギュッ
でもね、須賀君
美穂子「私がいつまでも、待っているだけの女だと――思わないでね?」クスクス
カンッ
第八章【ラブイズマネー! 恋するお嬢様】アフター
透華「酷いですわ酷いですわ!」ポカポカポカ
京太郎「す、すみません」
透華「よりにもよって、私のお店で福路さんとデートだなんて!」
京太郎「いや、だって福路さんが予約していて」
透華「私も相談を受けた時には、まさかアナタが相手だとは」ズゥーン
京太郎「そうですよねー」
透華「しかも私ったら」
~透華「まぁデートですの!! それでしたら相手と上手くいくように最高のセッティングをしますわ!!」~
透華「なんて言ってしまいましたのよぉぉぉぉ!! もぉぉぉぉ!!」ポカポカポカ
京太郎「(可愛い)」
透華「うぅ、ひっく……眼を閉じなさい」
京太郎「え?」
, ⌒ヽ -… 、
/ `´, - 、ヽ
,′ rv' i .i
| { /. /
l .i /イ
‘, .',./´
ヽ ',__
. -‐< \ >‐-、
/ \ / \
/ \ / ,.へ \
〈 /ヽヽ∨///∧ ヽ
∧ /``〉 7‐'='='≠! ∧
i ! ' / / ' / | / i
| ノ / / ' ' ,′ |i { |
/ / /ハ{ |i |i ヽ.ノ
. // / //ヽ. \八{ 八 \
/ / / /ァ=≧ミ ヽ \ (、ー-‐<ノ ヽ ヽヽ
〃 / , //ヽ弋r'シ^ヽ ) ァ=≧ミハ ハ
. 〃 / i //{ ` 弋r'シノ ∧ ∧ !
{{ ' i 人_ :::::.:.::: , :::.:... / } } :. j
∨人 ヽ 从 /_,ノハ l }
// /ヽ \ 个 .. へ .イ__ノ ノ ノ ノノ
. // / /\ ヽ /{` . ._ r<´ ` < イ∧
//__/_/___ヽ ∨ \ ` /./|ヽ._,ノ、 `ヽ ハ
/ } } ∧ ∧ ヽヽ`二フ \ }\
/ } ノ ノ /ヽ∨,ノ\)ー―'^ ー-へ.. __ / ヽ
京太郎「な、何する気ですか?」
透華「フフフ……」ジリジリ
京太郎「あ、ちょっ! と、透華さん! ダメです、それは流石に! あ、アァー!!」
透華「アナタのせいでダメージを受けましたのよ? 回復、させてもらいますわ」ガシッ
京太郎「透華さ――んっ」
透華「んっ……ふふ、ごちそうさまですわっ♪」
京太郎「……甘い味がしました」
透華「~~~っ! そういう報告はいりませんのっ!!」カァァ
カンッ
第九章【思い込みメール 彼女気取りのネキ】 アフター
洋榎「でなー、その時に恭子ったら面食らってなー」クスクス
京太郎「姫松はいつも楽しそうですね」
洋榎「……んー?」
京太郎「? どうかしました?」
洋榎「なんか物足りへんのや」
京太郎「へ?」
洋榎「メールに慣れたせいやろなぁ。須賀の言動が優しくて、ムズムズするねん」
京太郎「そう言われましても」
洋榎「全然本音でええんやで? しんでくださいーっとか」
京太郎「メールだと言えるんですけどね」
洋榎「なんでやろか?」ウーン
京太郎「多分ですけど」
洋榎「?」
京太郎「ひろさんが可愛いから、顔をみながら死んで、なんて言えないんですよ」ニッ
洋榎「なぁっ!? か、きゃわっ!?」カァァァ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:\
: : : : \: : : : ; イ: : : : : : : : : .i:.: : : : ヾ\ つ
: : : : /\/ .,': : : : : : ハ: : :.}: : : : : :.i//
: :ハ;/ \//i : :/ !: :/i: : : : : : :i′
:/ 气テテZ=, // -‐‐''" !: : : : : : :}
{. l::::;;;::::i テ=ェx_ /: : : : :.}:.;'
乂::::ソ |::;;;::「./: : : : :./i/
xxxx 乂ソ厶イ:_;ィ′
:、 "" i : :ノ \\
\ r‐ ― ァ U 八i' //
..r‐/≧:..._  ̄ __, イ: :i /
" \ /  ̄ !: :i
i /‐'iハ |:.;'
ハ__,/》《∧_}\. |/
,/ /|| |ト、! \
_/ .|| || i }
/ハ! ,/ i
{ / .!
京太郎「というのは――ウ・ソでーす」ニッコリ
洋榎「」
京太郎「何期待してるんですか? しんでください」ニコニコ
洋榎「お、おぅっふ」キュン
京太郎「?」
洋榎「……あー、やっぱコレやわぁ」テレテレ
京太郎「(なんだかよくわからないが、これはこれで可愛いな)」ホクホク
洋榎「次はもうちょっと、強めの語気でやったくれへん?」
飾らない君が好きッッッッッ!!!!
第九章【思い込みメール 彼女気取りのネキ】 アフターのアフター
洋榎「……あー、やっぱコレやわぁ」テレテレ
京太郎「(なんだかよくわからないが、これはこれで可愛いな)」ホクホク
洋榎「次はもうちょっと、強めの語気でやったてれへん?」
イヤデス、シンデクダサイ ヤッテェナァー
イヤデス アアモゥー!
??「そっかぁー」ボソッ
l ト-, / ,' .!
l l ハ -‐ - ,/ .,' !
l l i>... ,.ィ/ /! .l
l l .j | ! ≧z... ....ィ≦_|/ ,: / ! .l
/ j j .,' j l/`{_f´ ̄ ̄ /.,:' / l .l
{( ./ ノ /_,'/ .,.ィ:!_,.ィ! /./ ./丶l、 .! ト、
\ ヽ`ー':/ .// ./ 〉_::::ハ /./ l / `ー- .、 ! !
、 `ー=イ ,イ_,,..イ /:::::::} .\{/!l .V V ノ
??「須賀君はおねえちゃんに、死んで欲しいんですね。分かりました」
地上最強の姉妹喧嘩ッッッ!!! 勃発ッッッッ!!!!!
※このスレはギャグがメインのスレです
アフターはここまでで、続きはまた今度にします
正直二回目やりたいキャラもいるんですが、まずは全キャラ制覇ぁ……(小声)
どこまで持つか分からないけど、一話完結で進んでいれば失踪も安心……安心じゃない?
あと、ちなみに明日と明後日が更新出来るか怪しいです
出来なかったらすみません
皆キュン><さん><おキュンキュン久><しぶり><><><です
や><><ぁっ><と帰><還するこ><><><とが出><><来ま><><したよー
でもキュンキュン今日キュンキュンは長くできそ><うにない><ので、ユウチャー編は><><後に><してアフターシリーズ
短めキュンキュンの更><><新でいいじゃない><
第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス!】 アフター
久「はぁー、疲れるわねぇー」コキコキ
優希「全国大会での勝利の為だじぇ!」
和「はい。頑張りましょう」
ガチャッ
京太郎「買い出し行ってきましたー」
久「お疲れ様須賀君」
咲「お疲れ様、ありがとう」
優希「わーい! タコスを早く寄越せー!」
京太郎「おう、ちょっと待っ……」
まこ「京太郎」
京太郎「はい?」
まこ「頼んでおったケーキ、あるかのぅ?」
京太郎「勿論ですよ。はい、どうぞ」
まこ「おぉ、すまんのぅ」ナデナデ
京太郎「いえ、お安いご用です」ニッ
優希「ちょ、ちょっと待てー!!」
和「ど、どういうことですか!?」
咲「……」
まこ「なんじゃ?」
久「まこったら、いつの間に須賀君にベタベタするようになったのよ?」
まこ「んー……いつからじゃったか」ナデナデ
京太郎「染谷先輩、むず痒いです」
まこ「おぉ、すまんすまん」
優希「う、うぅ……!!」
和「(ニーナァ……)」ギリッ
咲「……」ブルブル
まこ「そうじゃ京太郎。こんどわしとデートでもせんか?」
京太郎「ええっ?! い、いいんですか?」
まこ「ああ、わしはもう――」
,.._-‐:.:.:.‐-_、
/:'"´:;、ヽ::::/::\ヽ
//.:.::::::/:、:ヽYハ:::::::`ヽ、
,.‐'".::::::::::i'"´`゙'"´`i::::::::.:.:Li_
|..::::.:.:::_:ノー- -!、:: : :: `;
. ,f:,.:::::::i/_,:=、、 ,二、ヽ:::ノ::.:/
{jハ::::ハj/_)::::i゙ i__i イ、::::iヽリ;i::.:i、)
/イ.::::{ |、ゝ-゙' ノ ̄i .<::シ '/ュ!ノ:〈
// {::::::::、_!` ̄´_'__`ー―'iノ:::::::i、ヽ
!' 、:|::::::::\ 、_ _ノ ノ::::::::i:::} ヽi
ヽi、从ヽ`;i 、_ ,ィ:ノj:;:::ルレ′リ
_,.ツ! ´ |、_'"V'"´
_r、<:: ̄::::::::i{__ _〉::`:.ー..、_
ハヾ、、::::::::::::├――/::::::::::::::/ク
/ !i i::-、=、::::::、 /::::::::;;:=:"ィ´ハ
/ !i ヽ「 ̄`ヽr;X:;r‐:'" ̄ヽイ / \
/ ゙| |:::::::-→!::::}=ー-:::::::/. / \
< \ | {:::::;::-‐厂|:ー-、:::::::} |′ / >
この行列ッッ!! 物売るってッッッ!! レベルじゃねぇぞッッッッ!!!
>>和「(ニーナァ……)」ギリッ
のどっち……
第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】
ゆみ「~~~♪」
桃子「せ~んぱいっ!」
ゆみ「ん? モモか」
桃子「どこか行くんすか? お供するっす!!」
ゆみ「あー、構わないが……今日はスタバからの美術館コースだぞ」
桃子「うぐっ……で、でも! 先輩と二人きりなら頑張れるっすよ!」
ゆみ「私と二人きり? いや、残念だが今日は――」
タタタッ
京太郎「加治木さーん!」
ゆみ「あっ、須賀君! こっちだ!」
桃子「えっ」
ゆみ「ふふっ、今日こそはアレを頼めるといいな」
京太郎「ちゃんと覚えて来ましたよ」ニッ
桃子「せ、先輩が……男と、待ち合わせ……」フラッ
京太郎「あれ? 東横も来るんですか?」
ゆみ「いや、モモにはアレが頼めないからな」クスクス
京太郎「やっぱ無理ですね、初心者には」クスクス
桃子「ムキィー!! 何をコソコソしてるっすか!!」
ゆみ「やれやれ、しょうがないなモモ」
, '': : ´ ̄ ̄ ̄ `丶、
/: : : : : : : : : : : : `丶、: :\
. /: : : : : : : : , -―-、: : : : :\: \
/: :/⌒ヽ /: : : : : : :\: : : : :ヽ: 丶
.i: /: : : : : : :{: : : : : : : : : :\: : : : ', : ',
|: l: : : : :/´ ̄ ̄ヽ : : : : : : : \: : i: : :i
| l: : : : ::i \ : : : : : :ヾ\l: : :l
l l : : : : i \\: : : : :\ヽ::l
l/: : : ::/ _\\: : : : :\、
//: : : /_ ィ´ zニ、`ー-i- t..ヽ、
//: : :./:に_` ィ圻´:::リ l::l: l: :l:l  ̄
. // : /:::ハ 廴ヾ 廴::ノ ,'レ:i::l: l:l
. /.ィ´:.:.:小:ハ`ゝー /ー‐l::l::l:l
l l : |: : |: ハ ' ∠ミヽ l::リハ
. l: l : |: : |: :l::>、 ` ‐ ´ / .{ リ ',
i:l: :l : l: : :l::::l::从/`> -: ´ l / \ヽ i
. l l: :l : :l: : :i::::i:/ __ -‐ ヾ l
lⅱ ⅱ ⅳ小/_`ヽ、 ヾ、
ヾヽ { ヾヽ / \ \ yヽ
京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスを奢ってやるよ」
桃子「!?」
ゆみ「やっぱりダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスが一番だな」
京太郎「はい。ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスがいいです」
桃子「」
ゆみ「ぷっ、ふふっ」プルプル
京太郎「あははははっ!」
※ ここまで書いていてなんですが、これは没にします
清澄人物寸評 まこ>>>(超えられない聖人の壁>>>久>和 優希>>>(狂気の壁)>>>咲
アカンこのままじゃ京ちゃんが死ぬ(精神的に)
第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】 アフター
少女「ねぇねぇ、おとぉさん」
京太郎「んー、なんだ?」
少女「なんでいつもおんなのひとのえがかいてあるこーひぃのむの?」
ゆみ「!」ビクッ
_
_´:::::::::::::::::::..
/::´:::::ヽ / \::::::::::`
/:::::::::∧}{/|:::::\:::::::::::\
//:::::::::/ヾヾ"|:::::::::ヽ:::::::::::::ヽ
//:::::::::/ l!:::::::::::ミ、::::::|:::|::|
_/::::/、゙/ヽ i:::::::::::::ミ=-':::::|::|
ノ__ /:::::イ心 ‐-\ヽ.::::ミ=-::::::|::|
-=彡i! j:. j芒ゝ:::::\_::::::::i::|
lノ!リ ` u  ̄厂゙::::::::{::ヽ
〃::∧ ヽ _イ_彡:::|:.i:::::::ヽ
八:::::l!|ゝ ーァ=≦、ヽ:::::il:.:|:.:|:.リ
/7ニ=ヘニ=--彡ヽ:}::イ::ノ/
_ムシ´,ィニ}ニニニ '__<、
. ,> ´ ̄_.z=7ニニニニニ/ 人
/ ,,ィニニニニニニニニ/ /ニニ。
{ ヾニニ> ´ ̄ニニ7 /ニニニニヽ
: ヾ/ニニニニ/ ,イニニニ7´ニニム
八 ヽ_  ̄` マニ/ /ニニニニz≠ニ⌒ム、
>。、_ `ヽ ¨ \ /ニニイ/ニニニニニム
{ハニ|ミヽ、 こマニニjニニニニニニニム
)ニニl. ヽ Yニrリ´⌒ヾ≧ニニニニ
ムニニ_ ミー _彡 !ニ/ トニニニニニ
マニニム Y |/ミ、ニニニァ 、
j ̄ヾ=-!. /人 ォニニ≧=彡ニ ヽ
; ハ _ ィ彡 ヽ._ / `ヾニニニ='
! / l / ィ´
少女「すたーばっくす?」
京太郎「あぁ。これ以外は口に合わなくてな」カタカタカタ
ゆみ「……」バタバタバタバタ
少女「ふぅーん? それでおとぉさんはなにしてるの?」
京太郎「んー? 今はSNSで社会問題について訴えてるんだ」
少女「ほぇー、しゃかいもんらい。すごぉーい!」
京太郎「日本のレベルは低いからな。意識して変えないと」キリッ
ゆみ「……」バタバタバタ
少女「ねぇねぇ、おとぉさん」
京太郎「んー?」カタカタッッタァーン!!
少女「どぉしておかあさん、まくらでバタバタしてるの?」キョトン
京太郎「ああ、それはな」ナデナデ
少女「んぇへへへっ♪」ギュー
京太郎「お前のママが、世界一可愛いからだよ」クスクス
ゆみ「~~~~~~ッ!!!!」ガバッ
ゆみ「もぅ!! 馬鹿!!!」ガバッ
チュンチュン
ゆみ「……ゆ、ゆめ?」ポカーン
そんな日が来ればッッッ!!! いいのにねッッッッ!!!!
※夢オチです
???「そんな未来は訪れない」ギュルギュルギュル
アフターのアフターかもしれんから(震え声
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 アフター
マホ「ふわぁ……疲れましたぁ」
京太郎「お疲れ様。まさか、本当に全員と打つなんてな」ナデナデ
マホ「あ、須賀先輩っ!」パァァ
京太郎「何か収穫はあったか?」
マホ「はいっ! 色んな人の、色んな技術を学べました!」
京太郎「その成果、今度俺にも見せてくれよな?」
マホ「勿論ですっ!!」
マホ「んへへっ♪」チョロロロロ
京太郎「また最近犬の小便が……」
マホ「弾けろブリタニアァァァァ!!」パシャパシャパシャ!!
京太郎「また裸を撮られた」
マホ「あっあっあっ♪」ポヒュ^ポヒュー
京太郎「俺のリコーダー、無くなるの今日で三十四本目か……でもちゃんとお金は返してくれるんだよな」
マホ「ゼロ! ゼロ! ゼERO!!」
京太郎「最近、選挙でもやってったっけ?」
マホ「ちゃーんと出来ましたっ!!」ビシッ
優希「よくやったじょ」ニッコリ
和「これで一人前ですね」ニッコリ
マホ「わーいっ!」
久「あんたたち……ちょっとこっちに来なさい」ゴゴゴゴゴゴ
厨二病でも恋がしたいッッッッッ!!!!
なんてことだ・・・(絶望)なんてことだ・・・(絶望)
>>マホ「ゼロ! ゼロ! ゼERO!!」
最後、別のものが混ざってるんですが……あと、そっちの技術は学んではいけない(白目
ヒッサがちゃんとまともになってる(ホロリ
清澄の一年は変態しか(京ちゃんを除く)いない模様
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 アフターのアフター
マホ「えぇぇっ!? アレはダメなんですかぁ!?」
久「当たり前じゃない」
マホ「そ、そんな」ブルブル
優希「オカルト……」ブルブル
和「ありえません……」ブルブル
久「二人の処分は後でするとして、マホには特別講師の用意をしたわ」
マホ「特別講師?」
美穂子「久の頼みなら……それに、須賀君の為だもの」ギュッ
透華「この私に声を掛けるとは! いいセンスでしてよ!!」ババーン
淡「いいじゃんいいじゃん! このスーパーウルトラデストロイあわいちゃんに続けー!!」ニヒヒ
衣「恐悦至極! キョウタローの為なら、衣はいくらでも力になろう!」ゴゴゴ
佳織「わ、私……ですか? 頑張りますっ!」ググッ
貴子「なんで私がこんな……くっ、勘違いするなよ。私はただ、須賀の奴が……」プイッ
アレクサンドラ「彼は面白い子だよ。素直でいい子だし、幸せにしてやりたいね」フフ
仁美「影の薄い私にも、彼は光をくれたから……力になりたい」ニコ
葉子「あの須賀がねぇ。ま、私は構わないけど」フン
えり「まぁ、こんな私でもよければ。彼には、その……お世話になったこともありますし」ポッ
エイスリン「……ラブアンドピース! アイトヘイワ!!」カキカキ
京太郎を囲む無数の女とハートの絵「」デーン
キラキラキラキラキラ
マホ「き、金髪っ!!!」
優希「勝ったじぇ」
和「ええ」
久「さぁ、後は学ぶのみ!!」
マホ「は、はいっ!!」デーン
マホ(金髪)「で、出来ました!!!」デーン
京太郎「ま、マホ!? グレたのか!? 俺のせいなのか!?」オロオロオロ
マホ「ふぇ?」
京太郎「デートか!? それとも何かしてやろうか?」オロオロ
マホ「なんだかよく分からないけど、先輩がマホに優しくなったぁー!!!」ワーイ
京太郎「マホ、マホぉ……!」
久「Orz」
和「……なんかもう、色々とすみません」
優希「なんか目が覚めたじぇ」
金髪 IS GOD
由子が居ないのよー
マホがやっぱりダメな方向に…
アレク監督は銀髪じゃなかったけ?
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 アフターのアフター
マホ「えぇぇっ!? アレはダメなんですかぁ!?」
久「当たり前じゃない」
マホ「そ、そんな」ブルブル
優希「オカルト……」ブルブル
和「ありえません……」ブルブル
久「二人の処分は後でするとして、マホには特別講師の用意をしたわ」
マホ「特別講師?」
美穂子「久の頼みなら……それに、須賀君の為だもの! 頑張るわ」ギュッ
透華「この私に声を掛けるとは! ふふっ、京太郎の全てを教えて差し上げますわよ!」ババーン
淡「いいじゃんいいじゃん! このスーパーウルトラパーフェクトガールあわいちゃんに続けー!!」ニヒヒ
衣「泰然自若! キョウタローの為なら、衣は何があろうと力になろう!」ゴゴゴ
佳織「わ、私……ですか? 須賀君の……こと、好きですから、頑張りますっ!」ググッ
貴子「なんで私がこんな……くっ、勘違いするなよ。私はただ、須賀の奴が……気になる、だけで」プイッ
由子「ちゃんと想いを込めたら、それはきっと伝わるのよー」ニコニコ
仁美「影の薄い私にも、彼は光をくれたから……出来ることなら、彼の力になりたい」ニコ
葉子「あの須賀がねぇ。ま、私は……好きだよ、アイツのこと」フン
えり「まぁ、こんな私でもよければ。彼には、その……アッチでもお世話になったこともありますし」ポッ
誓子「わわっ! なんだか素敵な感じ! 京太郎君、やっぱりモテるんだね……ふふっ」クスクス
エイスリン「……ラブアンドピース! アイトヘイワ!! シュチニクリン!!」カキカキ
京太郎を囲んで逆レイプする数十人の女達とハートの絵「」デーン
キラキラキラキラキラ
マホ「き、金髪っ!!!」
優希「勝ったじぇ」
和「ええ」
久「さぁ、後は学ぶのみ!!」
マホ「は、はいっ!!」デーン
マホ(金髪)「で、出来ました!!!」デーン
京太郎「ま、マホ!? グレたのか!? 俺のせいなのか!?」オロオロオロ
マホ「ふぇ?」
京太郎「デートか!? それとも何かしてやろうか?」オロオロ
マホ「なんだかよく分からないけど、先輩がマホに優しくなったぁー!!!」ワーイ
京太郎「マホ、マホぉ……!」
久「Orz」
和「……なんかもう、色々とすみません」
優希「なんか目が覚めたじぇ」
金髪 IS GOD
第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】 アフター
豊音「えへへっ、電話まだかなぁ」
塞「あらやだーあの日以来、ずっとあの調子ですよ奥さーん」
胡桃「幸せそうでいいね奥さーん」
白望「いいな……奥さーん」
エイスリン「ヘヘッ、ネェネェイイダロォオクサーン」ハァハァ
塞「エイちゃん、ちょっとこち来て」クイクイッ
エイスリン「OK」コクコク
豊音「……京太郎君」カチカチ
二 日 後
豊音「どうかしたのかな……京太郎君」
三 日 後
豊音「……」ブルブルブル
ピリリリッ
豊音「あっ!!」バッ
京太郎『……もしもし、豊音さんですか?』
豊音「京太郎君!! ばかばかばか!! 遅いよー!! 私、ずっと、ずっとぉ……」
京太郎『すみません。少し、色々とありまして』
豊音「えっ? どうか、したの? 声が……暗いよ?」
京太郎『ごめんなさい。豊音さん、俺、もう、我慢できなくて……もう、もうっ』
豊音「京太郎君! いや! いやだよー! 私、私は――」
ギュッ
豊音「へっ?」キョトン
京太郎「約束――果たしに来ちゃいました」
/:::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::/::::::/::::::::::::|::::||::::::∨:::::::::::::.
| : :::::::::::::::::|::::::::::::::::::/::::〃:::::/::::::::::::: |::::|l:::::::::Ⅳ:::::::::::!
| : :::::::::::::::::|:::::::::::::::/::::/┼:::/ |::::::::::::::|::::|l、:|:::|‘,:::: : |
|:::::::::::::|:::::::|::::::::::::/1::/´ l:::/ {:::::::::::::八八:::ト:|__∨::::::|
. { {:::::::::::::|:::::::|:::::::::/ l/ l/ }:::::::::::′ )ハ} l::::::::| }
‘::::::::::::|:::::::|::::::::| -- /:::::::::/ -- l::::!:::!
{ ‘::::::::::|:::::∧::::::| ァ=≠≡ミ /::::::/ ァ=≠ミx 小 !:::!
{ |::::::::|::::′∨::癶''^~) /:::/ (^~ヾ::::|:::|
|::::::::|::′ ∨| }/゚ /::/ ′ ゚~「:::: |:::| }
|::::::::|:{\___‘:| i l::/ l:::::::|:::| }
.. ノ |::::::::|:|:::::|:::::八 ° l:′~^ー~‐ ,..::l:::::::|:::|
〃 |::::::::|:|:::::|:::::::::l>。.._ / ,... イ:::|:l:::::::|:::| }
/ ,ノ::::::: |:|:::::|:::::::::l::::::|:::::}≧=- ┬‐=≦:::し:::::::::|:l:::::::|:::| }
.. /:::::::::::斗=ミ|:::::::::|::乂二二二ニニ=-----┬-‐=ミ:::::::|:::| }
/:::::::::::/i:i:i:i:i:il:l∨二二二二二二二二二二|i:i:i:i:i:i:i:`丶::{
. /::::::::::/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨二二二二二二二ニニニニ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
. {::::::::::/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i`マ二二二二二二ニニニ∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
豊音「……もぅ、急すぎるよー……ばかぁ」ギュッ
塞「見ました奥さん?」コソコソ
胡桃「見ましたよ奥さん?」コソコソ
白望「見ちゃったね、奥さん?」コソコソ
エイスリン「ハァハァ、スガキョウタロォクン……」ハァハァ
塞「エイちゃん」クイクイッ
エイスリン「モウナレタ」ドヤッ
とよねぇちょぉぉぉぉぉぉかわいいいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッッッッッッ!!!!!!!!!
第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】 アフター
モグモグ
照「私はね、京ちゃんの一番になりたいわけじゃないから」モッキュモッキュ
菫「そうか。まぁ、それも一つの愛の形だろう」モグモグ
照「菫は?」
菫「私に聞いてどうする?」
照「一番になりたいって思う?」
菫「……さぁな。私はまだ、好かれてもいないだろうからな」
照「そんなこと無い」
菫「そう、だと嬉しいな……やはり」
照「うん。京ちゃんに好かれたら、それだけでいいもん。仮に、私が一番じゃなくても……」
菫「照……」
カランカラーン
京太郎「おい淡、本気でこんな場所に入るのか?」
淡「大丈夫だってー! それに、ほら!!」
照「えっ!?」ビクッ
京太郎「照、さん……? 弘世さんも!?」
菫「なっ!? なぜお前たちがここに!?(わざわざ逆方向に進んだというのに)」
淡「えへへ、偶然だねー♪ じゃあみんなでスイーツ食べ放題だー!!」
照「あ、淡……?」
淡「テルー。この淡ちゃんは! 実力で奪い取ると決めたのー!」
照「え?」
淡「……見逃して貰って、勝ち逃げなんてダサイじゃん? ねっ♪」ウィンク
照「……淡。ふふ、その言葉――後悔させてあげる」
淡「望むところだー!! あちょー!」
菫「(たくっ。お互いに誰に似たんだか……)」クスクス
京太郎「照、さん」
照「……んっ」
京太郎「隣、いいですか?」
_. . : :―――: . .
,. : :´: : : : : : : : : : : : : : :` : 、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
.:' : : /:,: : : : : : : : : 、: : : : : : : ヽ : : ヽ
/: : :/: :/:/: :, : : : : : : |: : :!: : : |: : ∨: :∧
, : : /: :/:/ : / 、: : : : :.ト、: |:|:{: :|: : :.| : |: : .
/: : 〃:/:/|:从-、}:、: : : :.|-从}-Ⅵ : : | : |: : |
/: : ィ: : :{: |r----从\: : |, ---- ミ: : :,: :/: : ,
 ̄´ |: }从:{ ⌒Y ∨ ⌒Y }: :/}/Y : ′
|: : : :/ 乂_ノ 乂_ノ /:イ /: :,′
|: : : { //// ////r-: ': : /
从: : 乂 ^ー( イ: : :/: :/
∨: {:从{¨¨, ィ「 ̄ 7¨´、_: 从:イ: :/
\| / \ ∨^/ />/' }:/
/ |乂\∨_,イイ/ }
{/⌒ア `ー介 -‐´ {__〉
{`ー∧ /:∧:.、 |- r'
__________乂ノ 「iY{:/__}:./, -=- } _____
ゝ ――‐ '
照「うんっ……//」ギュッ
女の戦いはッッッ!! ドロドロばかりが能じゃないッッッ!!!
第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】 アフター
エイスリン「ス、スガクン!」モジモジ
京太郎「あ、エイスリンさん! あれからどうですか?」
エイスリン「オカゲデ、ウマクイッテル」カキカキ バッ
/ \ \
´ ト、 ヽ ` `:,
_ / |ハ i
. ,´ j [ | 斗ー┼ぃ」 i
i , { { _j斗 i| i:」 八」ft| |、 i
|ハ [ ィ 仆八 || j抖汽j「f対 沁 |
l{ 小 人れj「外、」 rJ:「::仆 扞仆辻
、 |:乂対 rJ:::| 乂 _ツ] 「 个イ丁
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「 |小 .,.,., ' i 厂 ! ‘,
〔 ¦い 、 ノ ,| 〔
¦ ;込、 仆 { :, ゙、
,; | 「 > .,__, ィ 人 `. iト 小
,: 小:」i [ rt]___彡 ⌒ヽ ぃ, L, ト;
/_ノ 八iト〔 jLリ汽,厂「 沁 匕L _j「リノ
イ{ _j斗ャヒ ¨ア/ j圦 t┐ _彡ノ丿 ~^ __
‘'廴」 i 〈 イ _⌒L戎r‐‐匕 /^ ¨¨丁
r==や-や==┬‐. ア入 j广Y^ 圦
坏 ケ¨¨ケ 坏'/, ノ i{ , r イ /, ,}
'/  ̄ ̄ __ '//, ,'^ i ∨ /人 イ _j 」 ^j
'/ - - - - '//, ´ 〉’ / 〃 ハ\ 八ア ; `
'/ - - - - '//,. , ,´ ^ 、,_j L..」 Ⅵ ,′ }
'/ - - - - '//, / / ヽ|/ }
京太郎「よかった。俺も頑張った甲斐がありましたよ」クスクス
エイスリン「デ、デネ……モウヒトツ、オネガイシタイコト、アルノ」プルプル
京太郎「俺に、ですか? ええ、なんでも言ってください」
エイスリン「コンドハ――ワタシガ」シュルッ
京太郎「!?」
パサッ
エイスリン「スガクンノ……モノ、ダネ……//」ドキドキ
京太郎「エイスリンさん……」ギュッ
エイスリン「アッ」ドクン
京太郎「綺麗ですよ、エイスリンさんの体」
エイスリン「スガ、クン……ウレシイ」ドキドキ
京太郎「……じゃあ、もっと見せて」
エイスリン「ウン……//」
やっぱりエイスリンはッッッ!!! 大天使ッッッッ!!!!
エイスリンは変態じゃない これだけはハッキリと真実を伝えたかった
アフターシリーズも追いついたので終了
次は世界一のピュアチンラブ 宥編です
人はなぜおもちに惹かれ、ちんぽに心奪われるのか――
全米が泣いた宥姉の想いとは!
期待しないでいいから、お待ちください
た、た、た、大変だー!お、お前ら!!
これを見てくれ!!!
http://www34.atwiki.jp/kyotaross/pages/2732.html
>>893
うわぁ……これは偉大なる先駆者様ですね、たまげたなぁ
ちくしょう……ちくしょうっ……
今日は残りレス数的に次スレを立てる所存ー!
宥姉編はレス数的に足りるとは思いますが、一応保険の為に
さて、最短最速で終わらせるか……(武蔵並感)
※流血させられ苦戦するフラグ
今日はポコチンジャンキーの話だし、多少はね……うん
第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】
ガラガラ
玄「いらっしゃいませ! 松実館へようこそ!」ニコッ
和「お久しぶりです」ニコッ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::゚。
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.:.:.:.゚,:.:.:.|:.:.:.:.:.i| マY:.:oノ マY:.:oノ/厶イ!{
/:.:.:.:.゚。.::|:.:.:.:.:.i| ー'″ `ー'゙ /::::::|::|
:′:.:.___@∨:.:.:.i| .:.:.:.:.:.: ′ .:.:.:.:.: ::::::::|::|
/:.:.:.: ´ ハ 。:.:.八 /ー―‐1 {::::::/ :|
:.:.:./ 、|::ヘ ゚。:.:/ )、 { } ィ:::: ∧; ┐ ふひひ……
:. / / ̄)/ /:.:、 > ゝ--- ′< ノ:::::///:
: ′ _ | 丁 | |` ミ \ ̄/,,_ |彡"彳/ /::::::::.___
: | 、__) ー | ,.:┐t'⌒{ } 入 | r v // r―::′
! r‐、} '^ | | {ニ=- ∨ _ノ┴ュ'′/ } 〈_/ \
し ー |ニニニ{ニ}ニニニニ} / ,ノ、 rヘ,_〉
} / ニニニィ¨ト=ニニ7 { ‘,  ̄}::.
. イ∧ /ニニニ/ マニニニ\ :, /し':::::::.
/ ゝ /'⌒ヽ/ マ> ´ \ /::::::::::::i::}
和「(視線が怖いです)」ビクッ
久「やっと着いたわねー」フゥ
まこ「結構遠いもんじゃな」
優希「奈良の温泉、楽しみだじょ!」
京太郎「……はぁ、はぁ」
咲「京ちゃん? 具合でも悪いの?」
京太郎「ん? いや、ちょっと荷物運びで疲れただけだよ」フラフラ
咲「とても大丈夫には見えないよ……」
トテトテ
玄「それじゃあお部屋に案内しますねー。どうぞー」
京太郎「じゃあ、荷物を運びますよ」ガシッ
久「あら、いいのよ。私達も手伝うわ」
まこ「そうじゃ。無理せんでええぞ」
京太郎「ありがとうございます」フラフラ
和「どこか具合が悪そうですね」
咲「うん。心配だよ……」
京太郎「……」ボー
玄「ここです」
久「あら、いい部屋ね」
和「そうですね。ゆっくりできそうです」
優希「さっさと荷物を置いて、阿知賀女子へ乗り込むじぇー!」
咲「そっか。今日は阿知賀での練習もあるんだったね」
まこ「それで姉さんがおらんのか? 姿が見えんとは思うちょったが
玄「あ、いえ。おねえちゃんは京ちょっと……」
久「もう先に学校に?」
玄「そうじゃなくて」
和「ご病気ですか?」
玄「うーん、ある意味そうと言えなくもないんだけど」
京太郎「心配、ですね……」フラフラ
和「須賀君が言うセリフじゃないですよ」
咲「もぉー。早く座ってよー」
京太郎「わ、悪い」ゴホゴホ
久「無理して付いてこなくてもよかったのに」
京太郎「すみません……っと」ガクッ
玄「わわっ、大変! すぐにお布団を敷くね」
咲「京ちゃん……」
京太郎「げほっ! げほっげほげほっ! 俺のことはいいので、みんなは阿知賀へ……」
咲「行けるわけないよ!」
久「そうねぇ。でも、他の皆さんは待ってるだろうし……」
ンションショ
玄「あの、それなら私が看護しておきますから。皆さんはどうぞ」
久「あら、いいの?」
玄「はい。どのみち、今日はおねえちゃんの看護で行けませんでしたから」
まこ「なんじゃ、そこまで悪いんか?」
玄「悪いというか、なんというか――」
和「?」
宥「く、く、玄ちゃぁぁぁぁぁんっ!!」ブルブルブルブルブルブルブルブル
, , , ,
, -‐…‐- ミ ’ ,
’ . ´ `丶 ,
, ’ . ' ヽ ,
, / / /! ! { :. ,
:; ,′,' / { 卜、 |人ヽ { :.
; i {ノY´`Y:i:i:i`Y´`Y:\ | :| } ;
; | |i:i{{ }}i:i:i:i:{{ }}i:i/\! / | ,′;
; | {i:i乂_,ノi:i:i:i:i乂_,ノ:i/ :/ :// ;
:; ヽ寸ニニニニニニニニニニ7 :/// ;
:; }_〉ニニニニニニニニニニハ /ニニ{ ;
r‐≦辷三三二00ニニ二乂{ニニニヽ ;
|ニニニニニニニニ厂「 ヽニニニニニニニニヽ|
辷三二ニ=Y´ 人 \ニニニニヽニニヽ
玄「あぁ、もうストーブの灯油が……」キュポキュポキュポ
宥「はははは、早くぅ……」ブルブルブルブル
咲「」
久「今、九月よね?」
まこ「あぁ。しかも今日はかなり暑い日じゃなぁ」
優希「うげぇ、この部屋サウナみたいだじぇ」
和「重度の寒がりなんですね」
咲「そんな次元じゃないと思うよ」
玄「これで完了だよ。ほら、今ストーブ点けるからね」カチッ
ボフッ
宥「ほ、ほわぁ……あったかぁ~い」ホクホクホク
久「ねぇ、これってすごくまずいんじゃないかしら?」
玄「そうなんです。だから、今みんなで対策を考えてるんですけど」
まこ「難しいのぅ。おそらく能力絡み、といったところじゃろう?」
和「能力? SOA!」
玄「でも、昨日なんて……」
その頃
京太郎「あぁー……布団気持ちいぃ……」
回想
玄「それじゃあ打とうね!」
穏乃「負けませんよ!」
憧「今日はいいとこみせるわよ」
宥「寒い……」ガタガタガタ
玄「さ、お姉ちゃんの親だよ!」
宥「うん……」チャッチャッ
玄「(お、さっそくドラが三枚も……これは勝負を)」
宥「あ、終わった」
パタパタパタ
穏乃「えっ」
憧「なんでいきなり牌を……っ!?」
玄「こ、これは!?」ガタン
-‐…‐- . : : : : : : : : : : : : : : .
_____________________`__ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
__________________________ : : : : : : : : /: :.:.:.¦: : : : : : : : :′
___________________________ /: : : : : : : : ::′: : : l|: : : l : : : : : : : .,
______ -‐- _______ ′: : ′: l| |: : : : l|: : : l : : : l : : : :′
/ .` ___|_ : : :/ : : : l| |: : : : l|: : : l : : : l : : : : : _______
__|_. : : :/: :_....:抖-‐七: : : `≧=‐-: : l : : : : : : ____________
. .:__ : / i:::|| l¦| \: ::{\ 丶; : : .!: :.l¦ /_____________
. /___ ,: : :′| 八|..斗=ミ、 \\斗=ミ、\:l|l : : |. /_., ′__________
/______ ,: : : : 从 扞んj::}` ´{んj::}ヽ ハ! : :.:.|:′ /___.,′_____________
. ′________、 ..:′: : : :.:l|⌒ヘ,夊__ノ 夊_ノ ' ⌒|: : :.:|::′ /_____:ム〈 ̄ ̄
、________> :|: : : : :lト、 、、、 、、、 八: : |: : :, ______________/
、__ ̄ ̄ : .: : : :.l|: : : : :l| 〕>o。 ' ____.. .。oイソ: : ¦l|: : : . ._______ , ′
\/: : : : : : : : : : 。: : : ::`v゜二二ニ=孑≦弖 _フ./:l: :,′:.:l|: : : : : : :<  ̄ /
/: : : : : : : : : : : : :゜、: : : : :. , ′ ク/: : : /: : : : : : : : : :` く
/′クへ、:/____: /\: : : : :. `≧=‐-==孑≦/: : : ´/: : /\: : : : : : : : : :\\
_r‐‐‐<゜ / /Λ_____\: : : :. ,′: : :/::/___Λ: : : : : : : :_: : \`
. と二二,^`<゜ // ` 、____`ヾ: ::., `≧=‐-=孑 !: : ::/ / ̄ `。\:\\ ` ⌒\
\>‐ `ヾY`ー--‐‐ :|__: :_________________..|: :./ ./ :| \_ ヽ
// ̄\ | \ ̄¨¨ ____....|_/ / ,゜
/Y´_〉 ` |__ \  ̄ ̄\__ /
ヽ ___/ ̄ :\ \ \ /
___________________________ __
│一│一│一│二│三│四│五│六│七│八│九│九│九│|九|
宥「あったかぁーい」
玄「」
憧「」
穏乃「」
宥「あったかぁーい」ゴゴゴゴゴゴゴ
咲「天和、九蓮宝燈……?」
久「嘘でしょ?」
和「ぐ、偶然です!」
玄「その後、四回の半荘中……十回は九蓮宝燈で上がったのです」
和「」
優希「どこかの鹿児島の巫女のお株が奪われたじぇ」
咲「凄いですね。でも、その対価があれじゃあ……」
,.....---......、 {三三三三三|
/ \ |三三三三三|
/ .:::::::l::::::i:::l::::::::.. ? |三三三三三|
i ? .::::::::|::::::レ?|:::::|::|:j_: |.| |三三三三三|
| :::l:::::l::::::lシ|:::::iフノレリ ,、,、 |三三三三三|
| :::l::::::::::::l`1::::|=i,, ヽノ /j,.----------
|/7:l:::::j:::::::l-|::::|,,___/ ,, , ,, _____|i|ニ三三三三三|________
ノ|;/:/:::ム:::::??:::|:.:.ノ/ツ{/ム,, ___,,..-―ニ三三三三;|ニニ三三三三|三三三
/:r'/::/::/"二ヽ:?:?|、{,L.'レj レj |三三三三三三三三?|ニニ三三三三|三三三
?/:/レ:;イ:::{/ i?}::リ:.:_///`7‐7 |=二三三三三三三?|ニニ三三三三|三三三
レV{ イ:/:.{;ヘ| 、 lii:ハト/ / / ?|二二二=====?|ニニ三三三三|三三三
//:.:.:.:.:ト、 \ iト、i/l i } |三三三三三三三三?|ニニ三三三三|三三三
/ i:.:.:.:.:::|ヽi `iiソ´ l /、_/ ??|三三三三三三三三?|ニ三三三三三|三三三
?/ l:.:.:.:.:::| l ,イ'| /:.ヽ? |三三三三三三三三?|?三三三三三;/三三三
i |:.:.:.:::::| ?ii | | /l:.:.:.:.,,イ? ?|三三三三三三三三;??三三三三;/ニ三三三
| |:.:.:.:.:::|/:.:.ii、 ./---'"//:.:.>' ??|三三三三三三三三三?三三三/ニ三三三
/に|:.:.:.:.::::|,,-‐イ`-/;;;;;;;;;;;;;;//-‐` ?|=================
{ |:.:.:.:.::::|:.:.:.ィi":/;;;;;;;;;;;;/' |三三三三三三三三三三三三三三三三三
l |:.:.:.:.::::|/::ii:./;;;;;;;;;/ |=================
l.....|:.:.:.:.:.::|__,:.:.ii:';;;;;;/ii |三三三三三三三三三三三三三三三三三
`ー|:.:.:.:.:i::|_:.:.:/ii;;;;/; ii {三三} {三三} {三三}
,..-,..、 ,..-ー-.、.|:.:.:../:ノイ/;;;ii;;/;{_ ii ?三三三三三三三三三三三三三三三
/:.:.:.{:::::::`<.\:/:.:.:./:/:::/_;_;ii;7>;-`=-.、 ?三三三三三三三三三三三三三三三
/:.:.:.:.:?::::::::::::::...:.:.:二;ン-ム--.、ii_二ニ'ン)ノ ?三三三三三三三三三三三三三三
ストーブ「ウヒョーマジカヨ」メラメラ
宥「でもでも、炬燵さんの方が包容力あるし……」
炬燵「マァナ」
優希「く、狂ってるじぇ」
まこ「そこまで言うか」
玄「とまぁそういうことで。なんとか解決案を模索してみます」
久「私達も協力するわ」
和「思い込みによる効果でしょうか、それとも……」ブツブツ
玄「それに、一番おかしいのは昨日なんて!」
咲「何があったんですか!?」
玄「お父さんに買い出しを頼む時に――!!」
回想
玄「あ、お菓子もお願いしていい?」
松実父「あぁ、いいぞ」
玄「それじゃあ、おもちの里をお願い!」
松実父「またそれか。玄はそれが好きだなぁ……宥は?」
宥「えっとねぇ……」ガタガタガタ
玄「(私と同じおもちの里に決まってるのです)」ムフフン
宥「ち、ちんぽの山かな……?」
松実父「あぁ、いいぞ……って、アレか!?」
玄「あ、あんな卑猥なお菓子よりも! おもちの里の方がいいよ!!」クワッ
松実父「(おもちの里の方も似たようなものだけども)」
宥「うん、でもね」
/ `ヽ,
/ , ′
/ / { ′ ,
/ ′ { │ ′
│{ │ | |
:{ ノ !八 トミ ! | }
│ :{ | | \ :| l\ .:| | }
{ | :从 |\|i \|\| \ | | }
{ | ! 斗云f f云ミ `| | }
{ | | しzノ しzノ | | }
{ | | 〃〃 ..:::::::;:::::::::.. 〃〃 ! | }
{ i :| |i ′ | }
リ :| 从 ____ 从 j }
{ :| .:{个:... `ー´ ...:个 / :リ
{ 八 乂........〕ト r<......} / 八
{ \(⌒^..........`"""""´.........ノイ :/ \
八 :「`.................................................八 /"', 丶
/ V V.............................................../ /......} ,
. / √V V゙"*。.,.............................../ /"""`ヽ ′
/ | V V i""""了i'""""/ / Y ,
. / :| V | 乂___ノ ,乂___/ / / } ′
/ | }ノ} | {_____} {_____{ { / 八
. / { | } 八 V / { { .′ /.....\j }
{/i{ 叭i jイ八` ∨ / 乂{ヽ{ /.............} ノ
{ 八 {...{ ´ \ V / /}.............八/\
. /......\ {...V ヽ δ / }.........ノイ........... \
. /.................`.....V } / ノ.................................. \
宥「どうしても、ちんぽの山が食べたいの……//」
玄「う、うわぁぁぁぁぁ!! ウソダドンドコドーン!!!!」
現在
玄「……信じられないよね、おもちの里じゃなくてちんぽの山だなんて」ブルブル
久「えぇっ……? 何それ」
まこ「(くだらん話じゃな)」
咲「ありえないですよっ!!!! 普通はおもちの里です!!!」
和「そうですね。ちんぽ厨は死ぬべきかと」
優希「まったく、これだからちんぽ厨は――」
久・まこ「「……まったく、一年共め」」ハァ
※おもちの里 おっぱいの形をしたチョコ菓子 巨乳
※ちんぽの山 ちんぽの形をしたチョコ菓子 巨根
玄「ということで、私は須賀君とおねえちゃんを看病するのです」
咲「早くおもち厨に変えてあげてください」
和「ちんぽは須賀君の生だけで十分です。そんなお菓子はありえません」
優希「ちんぽ厨は撲滅すべし」
久「はいはい。いいから行くわよ」
まこ「やれやれじゃのぅ」
玄「いってらっしゃいなのです」フリフリ
咲「あの、京ちゃんをお願いします」
玄「ん? 勿論!」
咲「……お任せ、しましたから」
玄「!! えへへっ」
-――-
. . : : : : : : : : : : : : `丶、
/ :/: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
. : : :/:/::.::.::./::.::.::.::.::.::.::.:: : ヽ::.::.
/::/::.:: /::.::.::./:|::.::.::.::.:|::.::.::.::.:i.::. ::.:
,'::/::.::.: i:.::.:: / │::.::.::.::|\| .:: |::.| ::.i
|::i::.::.:|::.|::`ト| | :|::.::.::.L イ::.::|::.| ::.|
|::i::.::.:|::从≫=ミ|八 .::. 抖=ミ从::| ::.| おまかせあれ!
|::i::.::.:|::.:|{ rJハ \_{.rJハ }|::.:| ::.|
V|::.::.|::.:| 弋ツ 弋ツ ::. | ::.|
/Ⅵ:|::.:|'. ::、::、 ' ::、::、 /|: | ::.|
,::/゚|::.l :.仏 __ 厶|: | ::.|
.:/::.:|::.| :.|:个: . . ‘ ’ . :介/::/::八
/::{/{∧::.::.i.::|〈 {≧ ‐≦} |/::.::.: /ヽ::..
/ ::.::/ _V^>、|∧ ∨ーヘ. /iレく∨ ∧.::.、
. / ::.::.」 // \く>、∨| /∨rく_ン⌒∨ |::.::.\
/::.::. 〔/ //⌒7┴ヘ_,//ー| ̄\\.\ 〕 .::.::.:\
/::.::.:/ 〈 -={_}=ー 〉` \ .::.::.::.::\
. /.::.::/{ 人_,/| |\_人 ト、.::.::.::.::.: \
和「(不安ですね)」
久「(不安ね)」
優希「(不安だじぇ)」
まこ「(不安じゃのぅ)」
玄「(おねえちゃんと須賀君! 二人共しっかり面倒を見るのです!!)」
十数分後
ピピピッ
玄「うーん、熱が出てきちゃったね」
京太郎「やっぱり、ですか?」ゲホゲホ
玄「疲れが溜まってたんだよきっと。今日はこのままゆっくりしていてね」
京太郎「はい」ゲホゲホ
玄「じゃあ、また後で来るから」
京太郎「お願い、します」
スゥー パタン
玄「さて、次はおねえちゃんの番……」
スタスタスタ
宥「玄ちゃあああああん!」
玄「はぁ……おねえちゃんにも困ったものなのです」
ガラッ
宥「あ、玄ちゃん!」ブルブルブル
玄「今度は何があったの?」
/: : : : : : :/: :/: : : : ::/: : : : : : : :/!: : ::/!: : : : : : : : :l::l: : : ::}:ヽ: : : : ::ヽ
/: : : : : : :j:: ::/: : : : ::/: : : : : : : /.j: : :/.j: : : : : : : : : l::l: : : : }::ヽ: : : : : ヽ
/: : : : : : ::j: : l: : : : : /: : : : : : ::/ /: ::/ j: : : : : : : :/!:ll:::l: : : : :l: :}: : : l: : :
/: : : : : : : j: : j: : : : : j: : : /: : ノ ./: ::ノ /: : : : : : : :/!:j.|::|!: : : : !: :!: : ::|: : ::
/: : : : : : : :l: :/l: : : : ::jr‐ナ:フ─.メ-ノ-フ: : : : : : : :/j:j .}/|: : : : }: ::!: : ::|: : : :|
.l: : : : : : : : :!/::|: : : : : |彡/ //ヽ./:/ノ: : : : ::/.メ/_j:j .!: : : /|: j: : : :!: : : :|
l: : : : : : : : :|: : |: : : : : |r=チテ心ミ、 /' /: : : : /.// /`メ、j: :/j: j: : : :|: : : : |
l: : : : : : : : {:/!: : : : ::| ん∥:::::: リ ノ_: :/ ノ' ./' .j:/j`Xj::/: : : }: : : }!::|
!: : : : : : : ::|r' Y: : : : ::| つ::::::::o'::メ rチテミ、/./' .//: : : : j: : : jl: l
.!: : : : : : : : | |: : : : : | ゝミ :::乂 .ん/:::::::リ ヽ./: : : : : ::j: : ::ノ!:j
.!: : : : : : : : | |: : : : : | :::::::::::::: {っ:::::o::メ 〉/: : : : : :/: :ノ.j/
´ !: : : : : : : : |_ .|: : : : ::|. ' ' ' :::::::::::::::::::: ゝ:::__ソ /!: : : : : :l:/
|: : : : l: : : : | ` |: : : : ::| U ./:l: : : : : :Y!
|: : : : ゝ: : : | .|: : : : :ト、 ' ' ' /::j: : : : : : !:!
|: : : : ::ヽ: : :| .|: : : : :| `ヽ、 r─-‐、_ ./ ::l: : : : : :j::!
|: : : : : :ヽ: : :! .!: : : : !、 ` `─- 、_ ) ./:j: l: : : : : :}::}
|: : : : : : :ヽ: :! !: : : : ! \ ` ヽ、 .ノ`ゝ}: : : : ::/:j
.{: : : : : : : :ヽ:! {: : : : { \---‐' ´ _.ノ: : : : :/::j
.ゝ: : : : : : : :ヽ{. ゝ: : : ヽ ` ヽ、 j: : : : :/: /
: : : : : : : : : : ゝ ヽゝ: :\ `ゝ/: : : ::/: 〈
、 __ ヽ: : : : : : : : : ゝ 、 ゝ::\ _ ,,,ノ: : :,r.〈ノ. ヽ
玄「当たり前だと思う」
宥「というより、げほっ、げほげほっ!!」
玄「ふぇ? まさか、お姉ちゃんも?!」
宥「うん……風邪、みたいなの……」
玄「(´△`)」ヌェー
玄「これでよし!」
宥「げほげほっ」
京太郎「げほっ、げほげほっ!」
玄「これなら二人共同時に見られるね」
宥「で、でででも! 男の子と同じ部屋なんて……」
京太郎「ずびばぜん」
玄「大丈夫。須賀君はいい人だって、和ちゃんから聞いてるし」
京太郎「そんなこと……」
宥「……」
玄「じゃあ、お粥作ってくるから。おとなしく寝ていてね」
京太郎「はい」
宥「うん」
パタン
京太郎「……」
宥「……」
※京太郎と宥は布団を二つ敷いて、隣同士に寝ています
宥「……あの」
京太郎「は、はい?」
宥「須賀君は、熱があるの?」
京太郎「え、ええ。らしいですね」
宥「そっか……大変だね。今、何度くらいなのかなぁ」
京太郎「さっき測った時は……41度でしたね」
宥「ふぅーん……って、え?」
京太郎「あぁ、俺。ちょっと平熱が高いので。普段で38度くらいあるんですよ」
宥「へぇ……須賀君って、あったかぁいんだねー」
京太郎「あはは。咲とかは、冬場に俺と手をつなぐとあったかいって言いますね」
宥「…………」
|:.:.|:.:.:.:.: | ’ |.:.:.:.: i:.:.:.:.:.:.:.:.:. /.:.:.:.!
|:.:.l:.:.:.:.:圦 小.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.: ノ
|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.\ `  ̄ 八.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:./
|:.:.i:.:.:.:.: K⌒〕o。.,, ,,.。o〔 /.:.:.:.:.:.八:.:.:.: ∧:.:.:.{
|:.:.:.:.:.:.:. |....\............... ¨.,,.。"´.......... /.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:./....}:.:八
∧.:.:.:.:.: │........ヾ.,,,.。.."´................... /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:./.....乂:.:.:\
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/⌒ヽ/..................}.:.:.ノ........................../.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/......,,。....'"´..........................〕:.:.:.:.:.:\
京太郎「はい……っと、ふわぁ……」ウトウト
宥「……須賀君?」
京太郎「……」スゥスゥ
宥「……寝ちゃったんだ」
京太郎「……」スピー
宥「……この部屋、寒いね」
モゾモゾ
宥「風邪を引いた時は、体を温めなきゃいけないんだって知ってる?」
京太郎「んぅ……」
宥「……須賀君の熱を下げる為、だもんね。仕方無いよね」ガバッ
フラフラ
宥「……」
京太郎「……」スヤスヤ
宥「じゃ、じゃあまずは……手を」
ドクンドクン
宥「……」ゴクッ
京太郎の右手「」ピタッ
宥「あっ」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリッ!!!!
宥「あっ、あっあっあっあっあっ」ガクガクガク
ぽわぁーん
宥「す、須賀君の手って……//」
/ / . : . | . : |. : . : . :.|.|| . : ゚,: . 。: . ゚。
.:′. : . /: | . : .:|. : . :} : /|.||. : . |.: . ゚: .. ハ
゚ . : . 。 : .| . : . :|. : . 斗匕"「||. : . ト、 : :。_/i! :
.° . : . ゚ : /| . : . 斗匕´: ./: / j/1 . : / | |\: .! ̄`ヽ} }
′. : . |..: .|. : . : | . : イ:/ 〃 ′:../j:/ jノ |: .|: . || |
/ . : . : |...../|. : . : |_/ノ.-=示ミ / :/〃 :...j. :j :゚}.i
. : . : . | 〃:。 . : . : .| 〃|゚:i:i:i:i:i:i:|/イ 示ミ|ィ: . / / j:′
. : . 。 : .lー<゚. : . :.|《 ,)、:i:i刈| |爿∨/ィ′
. : . :°: |⌒ヽ゚: . : .l 込:.:.:.:ノ リ:!/|: . |
. : . :..゚, :.| :, : . :.:, ¨¨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.¨:.: |: . |
. : . : ゚,:.| :, . : .:′ i::i::i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.i::i:.|: . |
. : . : ..゚:|\__,゚. : . :, |: . |
. : . : 八.--〈 ゚, . : . ′ ( ー―ァ 丿.:..│ すごく……あったかいっ……♥
. : . : . : \. .\:,. : . ,  ̄ -=ニニニヽ:.ノ
\.. : . : . : \ . ゚, . : .′ __ ィニニニニニニム.―┐
. . .ゝ . : . : . : ヽ..゚,__/ヽ ¬/ ノイニニニニニニニニム 「ヽ
. . . . \> 。: . :/ ヽ ‘ , }ニニニニニニニニニニニ} } 「}、
. . . . . . \. . .}\ / \ ‘:, } ノニニニニニニニニニニニ|..ノ // 〉
京太郎「ん……」
宥「ふわぁっ……♥ すごぉい♥♥」ギュゥー
京太郎「……」スヤスヤ
宥「しかも、なんだろう……さっきまで体を覆っていた、寒気が」スッ
消えている
まるで、須賀君に触れた瞬間に――無くなったかのように
宥「……手は、十分にあったかいね」
京太郎「んぅ……ん」ゴロン
京太郎の首筋「」ポロッ
宥「あっ……こ、ここは……どう、なのかな?」
寝汗をかいてるし……拭いてあげないと
苦しいよね? だから――
宥「し、失礼するね」スッ
ピトッ
宥「ひぅっ!?」プシャッ!
まただ
また、頭の中を電流が走ったような感覚――
宥「んふぇっ♥ これイイ……♥」ホヘラァ
京太郎「……んぁ、むぅ」スヤスヤ
宥「はぁっ♥ はぁっ♥ 次は、ほっぺたも……拭いてあげるね♥」スッ
プニ フニフニフニフニフニ
宥「ぁっ、んぁっ…さんてん♥ あっ、んぁぁっ!」キュンキュン
ここも同じ
須賀君の体は、どこもあったかいんだね……いいなぁ
宥「あはっ♥ 次はどこがいい?」
京太郎「……」スヤスヤ
宥「おでこ? それとも……お腹かな?」サスサス
京太郎「うっ……む」
宥「足も……って、え?」キョトン
布団「もっこり」ギンギンギン
宥「……」ゴクッ
松実宥は処女である
当然、男のチンコなんて見たことが無いし――あってもせいぜい父のモノくらいだろう
宥「しょ、しょうがないなぁ……須賀君」
だから、彼女が京太郎の盛り上がった布団を見て
それが男のナニであるかなど、分かる筈もない
宥「勝手にジュースを持ち込んだんだね?」
たとえ、彼女が女子高の三年生で
京太郎「……」スゥスゥ
これまでに、数多くの少女コミックやレディースコミックを読み
宥「ダメだよ。玄ちゃんが用意したアクエリ以外を飲んじゃ……」バッ
男性の体の中で、一番の高熱を放つ場所が
布団「アレー」
男根であることを、知っていようとなかろうと
宥「今から没収するからね? ふふふっ♥♥」
京太郎「……んぅ」
今から行う行動には――まるで関係が無い、はずなのだ
=-―…―-ミ
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i|: : : : ∨: : >. _,. イ二| : : :' :八
/|: : : : : マ^⌒ヽミ>:::´:::::::::::::::::::::! : / ∧: \
. /: l: : : : |: :マニ-:::::::::::::‐-=::::::::::::::::// /::::へ、:\
. /: : |、: : : |\マ=-::::::::::::::::::_彡イ/ : : /::::::::::::::\: :\
. /.: : :.:人\: :\_\⌒マニ二:::::::_/ : : /-―/\_、: :\
/ : : : />'⌒ヽ: :.\つ―=ミ \ / : : /<ニニニ `ヽ、\ : \
. /: : : ://{ __、 : : \ニニニ _,|: : : | ⊂ニ.,_ /\\ : ヽ
スルスルッ……ボロンッ
宥「わぁ……♥」
没収(ブチっ)
布越しに見ただけで分かる
雄々しく勃ち、存在感を放つソレが――自分望む熱を持っているのだと
宥「……」ゴクッ
再度唾を鳴らす
これに触れたい、触りたいという衝動が一気に脳内を埋め尽くす
宥「はぁ、はぁっ♥ いい、よね?」
聞こえるはずは無いと分かっている
なのに、確認せずにはいられない
どうせ、返事がどうであろうとこれからすることは決まっているというのに
宥「……」スッ
京太郎の履いているトランクスパンツ
その足の付け根側の隙間から恐る恐る手を差し入れる
京太郎「っ!!」ビクン
宥「きゃっ♥」
京太郎「んぅ? ぅぅ……」
宥「ふぁっ、あったかぁい」
モジャモジャとした感触
それ以上に――このしわしわの皮はなんだろうか?
まぁ、なんであろうと――暖かければなにも問題は
宥「無いよね? あははっ♥」
余計な寄り道をしてしまった
己の目的のモノを再確認し、宥はその手をするすると奥に進める
そして――
ついに、出会う
宥「~~~~~っ!!」ガシッ
ギュゥゥゥ
京太郎「っぅっ」ビビクン
宥「あ、あぁっ……♥♥♥♥♥」ポワァーン
手のひらを伝わる熱い感触
ドクドクと脈打つ鼓動
その全てが、宥の心を満たし――脳を焼き尽くす
宥「あ、あ、あったかぁ~いぃ♪」ギュゥ
京太郎「んぉ……」
宥「こんなの、知らないよぉ……♥ 知らなかったの……♥♥」コスコス
ねっとりと、その体温の全てを感じる為に
宥は京太郎のソレをさする
その度にモノはビクンと跳ね、宥の手を押し返そうと力強く動く
それが、宥にとってはたまらなく嬉しくて――快感だった
宥「ねぇ、須賀君……」
京太郎「……」スゥスゥ
宥「私ね。ストーブさんや、炬燵さんと結婚したいって思ってたけど」
京太郎「……んむぅ」
宥「えへへ。須賀君のコレに……堕とされちゃった……みたい♥」スリスリ
玄はきっと、腕によりをかけてお粥を作ってくれることだろう
それなら――その好意に甘えて今は――
宥「たぁっぷり、楽しもうね」
__
-‐  ̄ -
/ `
/ ヽ 、\
/ /. |λ ! ヘ ハ. ヽ
/ ./ / /! ! .|ハ j k‐-ハ、. キ ヘ
. / ! ! !.ム |. ||_ムハ|ヽ. キ`ヽ. |
i | | |.| ハネ、. || !気込z含 ! l. ’
| | | Nィ,z之、ヽ. ハ | ら `心、| | .|
|. 八ヘ | x作 ! ` `ー` 辷__ツ ! ト |
l ヘヘヽ.辷ツ ///// |. ム'
. ヽ、`/// ' ./ /. ’
. 八. マゝ , -, // / /
込 ` ´ .// ,イ レ ム、
',. 个. ィ// ∠__L__込 _ト、
ヘ >- ‐…ァ' ./ _ -‐ァ´/ . |
. ヽ ソ/ / /_/ / / -‐‐込
>、 { / ./ / _ -‐ / ヽ
{ / 〈 ヽ }_x≦-‐/ {- / -―………―-≧
___}>‐'´.川 ,.{ / i! |x≦-- ___ |
/ ノィj _ - ' 込| ト ゝ__ -―――-≧ュ_____!
/ ____ム>‐ ' 入ー-ゝ ―- _ ヽ
/ィ´ ̄.ィチ八`´ノ}| `ー‐'/ \ ― __ |
~~~~~
京太郎「はっ!?」ガバッ
宥「……スゥスゥ」
京太郎「あれ? 俺、今確かに……宥さんに?」キョトン
宥「ふみゅぅ」スヤスヤ
京太郎「ゆ、ゆめ……だったのか?」
ガラッ
玄「お待たせ! お粥出来たよー!」
京太郎「あ、玄さん」
玄「あれ? おねえちゃんが寝てるの?」
京太郎「みたいですね」
モゾッ
宥「ふわぁ……っ。あれ、玄ちゃん?」パチクリ
ナニが始まるんです?
玄「お粥出来たよ」
宥「そう。じゃあ、手を洗ってこなきゃ」ガバッ
玄「あれあれ? もう平気なの?」
宥「うん。震えも、もう……止まったから」ニコニコ
玄「えっ!?」
京太郎「?」
玄「ど、どどどどうして!?」
宥「うーん? 内緒っ♥」クスッ
玄「え、ええええっ!? 酷いよ!!」
ごめんね、玄ちゃん
でも――アレは、私だけのものにしたいから
宥「ねぇ、須賀君」
京太郎「はい?」ゲホゲホ
宥「ありがとう。後で――今度は私がお礼をしてあげるから、ね」タユン
京太郎「ふぇっ!? な、なんですか……//」カァァ
玄「!?」
宥「じゃあ、洗面所に行ってくるから」スタスタ
玄「おねえっ……えっ」クンクン
宥「……」クスッ
パタン
京太郎「? どうかしました?」
玄「今、おねえちゃんが横を通った時に……なんだろう?」
京太郎「通った時に?」
玄「イカさんみたいな……匂いが?」
京太郎「いか?」
ジャァー
宥「……もぅ、意外に玄ちゃんが早く帰ってきちゃったなぁ」スッ
ペロッ
宥「ふふっ……♥」
いかんでしょ
数時間後
京太郎「ということで、回復しましたっ!」ビシッ
久「ほっ、よかったわ」
まこ「これで明日から京太郎も一緒に遊べるのぅ」
咲「やったね!」
和「心配したんですよ?」
京太郎「あはは。なんでかな、起きたら妙に体がスッキリしててさ」
優希「スッキリ?」
京太郎「ああ。なんつーか、こう……開放された気分?」
咲「??」
久「よくわからないわね」
京太郎「まぁきっと。玄さんの看病のおかげですよ」ニッ
玄「そ、そうかな……//」テレテレ
京太郎「はいっ」
宥「……むっ」ズイッ
玄「わわっ?」
京太郎「どうしたんですか宥さん?」
宥「……なんでもないよ」
京太郎「そ、そうですか」
玄「???」
久「それにしても、どうして寒がりが治ったのかしら?」
まこ「それじゃがのぅ」
咲「うーん」
優希「治ったんだから方法は別にいいじぇ」
和「……だと、いいんですけどね」
咲「?」
和「……」ジィー
宥「アドレスを変えたから、みんなに送らなくちゃ」
玄「え? いつの間に?」
宥「ちょっとね。須賀君にも送っていい?」
京太郎「ええ、勿論ですよ!! お願いしますっ!!」
宥「はいっ、これでいいね♪」
京太郎「ありがとうございます(宥さんのエロい夢みたから罪悪感がががが)」
宥「そ、それと……」モジモジ
京太郎「?」
宥「出来たらで、いいんだけど……そのぉ……///」カァァ
京太郎「なんでも言ってくださいよ!」ニッ
宥「じゃあ、あのね。もし、よければ――」
. -― ..
. :´: :{: :ヽ: : : : : ` 、
/: :/: ;イ : : { : : : : : : : :‘ .
/: : : i{: :|:{: : : ‘. : \: :ヽ : : ヽ
/: :/:!: : ト: :!:! : 、: :-\-ヽ:、‘. 、: :‘.
.': :/: :|: ;イ´ヽ{`ヽ\ : : ヽ: !: :∨:! : ‘.
.': : ! : ;イ、{ ヽ,.ィ芹f㍉、:∨! : : !
|: | |: : :|,xf芹㍉ ∨::j '{ : : |ヽ: :‘|、
| :| |: : :!:|、 ∨::j 、 ///| : : !イ : : |!ヽ
|∧:! : : ハ//// ,i : : |:|: : ! i{ ‘.
}! }!: !: : ;ヘ ,、 イ: : : :!': :/: ハ ‘.
ヾ. !: :| : :ヽ:>=ニ≦:三:≧!: :} /: :/ イ!: ヽ ‘.
|: :|ヽ : ∨三三三 三 /: :/}': :/イ;ハ : ‘ . }!
_ _ ,、_/i,ハ{ : \:ヽ三三三>:': ;イ/:_/´ `ヽ: : : \
/ `ヽ ヽ} / : !`ヽ:ー_ノ三/イ>' / /  ̄ ヽ:ヽ \
/`ヽ. ‘. r '!i' : : :!三三><ニ/: :入ゝ/ - ヽ‘. : \
| ヽ ∨: : : :/` -=<:i/:i:i:i:i:,': :/三:Y / ,イ : : : : ヽ
,.| .' ゝ/: : :/イ´//:`ヽ/: :∧∨/!_/ .’} : : : Y: :)
/:ハ.! >. : : ;イ|´\i/ 〈:i:i:i/ : : : :! ∨ニ〈 .’ハ: : : :!:/_
/: :/: ハ./ /: イ !| } /. ´¨i: : : /: ! ∨ / :! .’' !: : イ(  ̄`ヽ
!: : : : !, ' / : : :! {∨/. ´ ヽ : {: : `ヽ i./ ! .’ /イ/ `ヽ ‘.
\{` .' i:!: : : | Yr/ ヽ{`ヽ : ‘r' ! .’ /' )!
! }'ヽ: : ヽ } { ヽ.:! :. .’ i(
∧ .: ヽ{`ヽ.| |、 : : /}/ |: ∧ ___ノ'
.,:'三ヘ :. / i :!ヘ : : .:' ' .:!/三! /´
/三_}_∧ : _ / :!r| ‘. : .: ,イ /三ニ| /' ____
\、 .' ,.イ ∨ヽ } |: `ヽ! } i{ /\三 ヽ≦ i!三三三三三三三ヽ
宥「送って欲しい、写メがあるんだけど――いいかな?」クスッ
第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】
チンッ!
AAかわいいな~(遠い目)
第十六章【ステルスは捨てるっす!! お願い私を見て!】 予告
桃子「これは由々しき事態っす」
智美「急にどうしたんだー?」ワハハ
桃子「かじゅモモがナンバーワン。世間の評価ではそれは覆らない事実っすよね?」
佳織「(京ハギじゃ……)」
睦月「うむ?」
桃子「そこで! 私はあの泥棒カピバラ! 金髪野郎を始末することに決めたっす!!」フンガー
智美「アチャー、今度はモモがイカれたぞー」
佳織「や、やめたほうが……」
桃子「私の意志は堅いっす!! 必ずあの男の尻尾を掴んで!! 先輩の眼を覚ましてやるっすよ!!」
睦月「が、頑張れ……」
智美「ミイラ取りがミイラだなー」ワハハ
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ΥΥ ̄ 丿 / ) l |ヽ┐
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. / 〃:::::/:::::从八ハ从:::::| }八从::|::::::::::::|| |
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. \ `ヽ::/::/込、 /二二 .イ::|::::|:::l:::::斗》∨ l
\ i/::/\:l:::>V__,ノイ:l:|从:::|:::l´ | /
. \ |::/ Τ{ ∧ ∧ }´ )リ:::| ノ /
∨ l/ }/ | 〉__/ }| }从 /
∨ /\|く__大__>∧ /
∨ / _}| /i:i:| /__ノ \ ,
∨ 〈 | /:i:i:i:i!' \ ∨
八 ∨{ :i:i:i:i:| / 八
、 Ⅵ:i:i:i:/ / ,
}>- Ⅵ:i:Ⅳ /
| Ⅵ/ /
〉\ O/ {
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∨ \ / ∧
∨/\ O{ ∧
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\_,< / / / / / | | |∧
∨\,< / / / / / | | ∧
∨/\,< / / / / l| | ∧
桃子「うぉぉぉ! 待っててくださいせんぱぁぁぁい!!」プンスカプーン
つ づ く
これは期待出来るわ(歓喜)
>桃子「うぉぉぉ! 待っててくださいせんぱぁぁぁい!!」プンスカプーン
ぷんぷくりーん(怒)?(空目)
これとURL並べてストーカーだとネキに送られてたクロチャーは一体どうしたんだ
次スレを立てました
【SS】菫「やはり京咲はナンバースリーか」京太郎「?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429113899/)
>>980
まだ玄編やってないのに随分と余裕ですねぇ……
奈良編自体はまだ終わっていないのであしからず
それと、宥編ですが
これは宥さんが京太郎が寝ている間に、マッサージしてあげたという心温まるお話でしたね
R18? そう読んでしまった方は……失礼ですが、心が汚れているのではないかと(すっとぼけ)
イカの匂い?
クロチャーがシーフードお粥を作ったのを忘れていただけですね、きっと
そうなのかー(棒)
次スレ乙
そうなるとここには心が汚れている人しかいなくなるんですがそれは
>>984
かくいう私も心が汚れてましたね……
マジな話、手だけってつもりで書いたので 本番じゃないので、そこだけはセーフです(アウト)
さて、前回と同じく今回も人気アンケ
2スレ目で好きだったエピソードを教えてくださると、嬉しかったりする所存ー
そのまま埋めてくださると助かります
【2スレ目】
第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス!】 京まこ
・わしは最後でええんじゃ 京太郎を避けるまこの真意とは!?
第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】 京かじゅ
・大人の女性に憧れた、加治木ゆみの行き着く先――
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 京マホ
・最恐、最凶、最凶! 須賀京太郎を襲う最大の危機を前に、立ち上がったのは!?
第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】 京豊
・楽しい思い出、嬉しい記憶――辛い体験 でも、その日のことはきっと――永遠に忘れない
第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】 京淡
・女子力? このように稼ぐのだ!(好感度)京太郎と淡の激甘デートに胸焼け必死!
第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】 京宥
・能力の制約で、凍えそうになった宥を救うのは――京太郎のチン……?
まこ
豊音
淡
の順かな
マホはなんかベクトルが違うせいで評価に困る
面白かったのは間違いないんだが
14
13
かな
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