士郎「基本料無料の聖杯戦争?」 (275)

近々グランドオーダーが始まるということなので。
>>1の妄想で書き溜め無しですがよろしくです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428192649

ランサー「生きてたとはな……だが終わりだ」

士郎「くっ……せっかく助けて貰ったのに、こんな奴に……死んでたまるか!」

凛「衛宮君!」

士郎「と、遠坂!?」

ランサー「ん、新手か? 俺は構わねえぜ」

凛「あなた……令呪があるのね」

士郎「これか?」

凛「なら参加する権利があるわ……基本料無料の聖杯戦争に!」

士郎「……なんでさ」

凛「居るんでしょ?」

言峰「呼ばれて飛び出て愉悦」

士郎「!?」

凛「新しい参加者よ。仕事しなさい」

言峰「やれやれ……これを使いたまえ」

士郎「石?」

言峰「召喚石だ」

士郎「召喚……?」

凛「良いから使いなさい! SRなんて出したらタダじゃ置かないから!」

言峰「チュートリアルのガチャにSRは含まれていない」

士郎「……よく分からないけどやってやる」

ピカーン!

セイバー「問おう。あなたが私のマスターか」

レア! 出現!

ランサー「相手に不足はねえな」

セイバー「マスター。指示を……どうせチュートリアル戦闘なんですから目を瞑ってても勝てます」

ランサー「それ言うと俺の立場がねえんだよなぁ……」

言峰「待て。それだけでは心もとない」

セイバー私服HNを手に入れた!

ライダー私服HNを手に入れた!

ワカメNを手に入れた!

士郎「……」

言峰「因みに質問は受け付けない。さあ、バトル開始だ」

セイバー「はあっ!」

ランサー「やるじゃねえか!」

セイバー「まだまだ!」

ランサー「受けて見な! 必殺の槍を!」

宝具発動!

士郎「セイバー! 何か来る!」

ランサー「刺し穿つ死棘の槍!」

セイバー「くっ……」

士郎「なんて強力な一撃なんだ……」

言峰「ならば此方も宝具を使うまでだ」

セイバー「マスター!」

士郎「やってやる!」

宝具発動!

セイバー「風王結界!」

ランサー「っ! チッ……ここ退くしかねえな」

セイバー「逃げるか!」

ランサー「追ってくるならうんたらかんたら決死の覚悟をうんたら」

セイバー「くっ……すみません。マスター」

士郎「いや……十分だ。ありがとう」

言峰「一息つくのは構わないが……まだチュートリアルは終わっていない」

凛「次は探索について説明するわ。先ずは移動してみて」

士郎「?」

凛「衛宮君はまだこの辺りからしか探索出来ないけど……ま、すぐに進めるようになるわ」

士郎「右上の緑色のゲージはなんだ?」

凛「APよ。探索する度に減っていくわ」

士郎「ちょっと待った……無くなったら動けなくなるのか?」

凛「そうね。だけど時間が経てば回復するから、そこは安心して」

言峰「今なら即効のAP回復薬があるぞ」

士郎「そんなのがあるのか」

言峰「今ならサービスして……」

凛「駄目駄目。衛宮君のレベルはまだ低いからそんなの使っても損するだけよ。自然回復だけで十分」

言峰「チッ……」

凛「良い? "基本料"が無料なのよ? そこは間違えないで」

士郎「あ、ああ……わかった」

ワカメ「やあ! 衛宮」

マスターと出会いました。

士郎「慎二!?」

挨拶をしました。

凛「他のマスターね……フレンド登録したら?」

ワカメさんとフレンド登録をしました。

ワカメ「ピンチになったら俺を呼べよ? 衛宮なら大歓迎さ!」

無料ポイントを入手しました。

凛「それは無料でガチャが引けるポイントよ」

士郎「へえ、便利だな」

凛「たまにレアが出るぐらいで餌ぐらいにしかならないけどね」

言峰「大体こんなものか……これを受け取りたまえ」

士郎「召喚石? 良いのか?」

言峰「チュートリアルをクリアした報酬だ……リセマラはしてくれるなよ。同じ相手に何度もリセマラするのを考えるだけで気が滅入る」

士郎「リセマラ……?」

凛「ああ〜……衛宮君は気にしないで」

士郎「?」

言峰「召喚石は購入する事が出来る……今なら」

凛「ご利用は計画的に! お金は大切なんだから!」

言峰「チッ……」

すみません。ミスです。

言峰「大体こんなものか……これを受け取りたまえ」

士郎「召喚石? 良いのか?」

言峰「チュートリアルをクリアした報酬だ……リセマラはしてくれるなよ。同じ相手に何度もチュートリアルするのを考えるだけで気が滅入る」

士郎「リセマラ……?」

凛「ああ〜……衛宮君は気にしないで」

士郎「?」

言峰「召喚石は購入する事が出来る……今なら」

凛「ご利用は計画的に! お金は大切なんだから!」

言峰「チッ……」

英霊召喚!

ドーン!

赤セイバー「問おう。そなたが余を招きし奏者か」

赤セイバーHR入手!

凛「……まあ、これぐらいならあるわね」

赤セイバー「余に頼るが良い。そこの見た目美しい青いセイバーには負けん」

セイバー「望むところです」

士郎「何をすれば良いんだ?」

凛「そうね……エリアをクリアして報酬の召喚石を手に入れて戦力の強化かしら? イベントもあるけど、初心者には厳しいかも知れないわ」

士郎「わかった」

凛「他のマスターとの対戦も楽しいわよ? 試しに私と対戦してみる?」

士郎「お手柔らかにな」

凛「するわけないじゃない! いくわよ!」

凛「行きなさい!」

旦那R「ジャンヌゥ!」

旦那HR「おおっ! ジャンヌが二人もこの世に!?」

旦那SR「私です! お忘れになられましたか!」

旦那LR「最高のcoolをお見せしましょう!」

士郎「……遠坂」

凛「何も言わないで……」ぐすっ

敗北しました……。

赤セイバー「すまぬ……奏者に勝利を授けるどころか……敗北を味わせてしまった……」

セイバー「全ては私の責任です……」

士郎「あれは仕方ないさ……次勝てば良いだろ?」

赤セイバー「……」パァッ

赤セイバー「うむ! 次こそはあの薄気味悪いキャスター共に勝利して見せようぞ!」

セイバー「騎士の誇りにかけて。次には勝利を」

ワカメ「やあ、衛宮! 次は俺と対戦しようぜ! 勝てば触媒の欠片をやるよ!」

士郎「触媒の欠片?」

ワカメ「集めるとサーヴァントと契約出来るんだ。序盤は助けになってくれるさ!」

士郎「よし、やろう」

ワカメ(さてと、衛宮に合わせて陣営を変えるか……)

ワカメ「手加減はしないからな!」

士郎「俺もだ!」

勝利!

ワカメ「参った……衛宮。才能あるんじゃないか?」

士郎「いや。運が良かっただけさ」

ワカメ「運も実力のうちさ。聖杯戦争には一番重要らしいぜ? ……っと、これが約束の触媒の欠片だ」

士郎「これが……」

ワカメ「頑張れよ? でも無理しなくても毎日ログインするだけでも戦力は強化出来るからな」

士郎「ああ。ありがとう」

あ、多少のキャラ崩壊があります。
遅れましたすみません。

探索中

セイバー「シロウ。余り前に歩かないようにして下さい」

赤セイバー「奏者の隣を歩くのは余だ!」

ライダーHN「騒ぎ過ぎですよ。シロウの背中は私が守ります」

士郎「ん?」

強敵出現!

バーサーカ「……」

赤セイバー「こいつは……」

セイバー「下がって下さい!」

ライダーHN「……!」

士郎「逃げるか……いや。ここで逃げたらもう進めない!(強敵の出現時間が過ぎるまで)」

フレンドを呼びますか?

士郎「慎二!」

ワカメ「やあ、衛宮! 強敵だな? 任せてくれ!」

EXライダー「またデカイのが来たねぇ……さあて、仕事の時間さね! 派手に暴れるとしようか!」

バーサーカ「……!」

士郎「くそ、削り切れなかったか!」

ワカメ「BPの限り殴ることが出来る! もう一度だ!」

士郎「おうっ!」

強敵は既に他のマスターに討伐されました。

士郎「……」

ワカメ「……」

セイバー「……」

士郎「どうしたんだ?」

セイバー「いえ……何れシロウも私を必要としなくなるのでしょう」

士郎「セイバーは一番最初のサーヴァントだ。必要じゃないなんてことはない」

セイバー「シロウ……」

シロウ「セイバー」

赤セイバー「む〜……余はつまらぬ」

数日後

連続ログインボーナス

召喚石GET!

言峰「受け取るがいい。今ならSR率がアップしている(レアのサーヴァントも増えたが)」

士郎「早速回してみるか……」

ドーン!

ビリビリビリビリ……

言峰「!?」

士郎「いつもと違うぞ……」

セイバー・リリィLR入手!

リリィ「貴方が私のマスターですか?」

サーヴァント進化システムを実装!

レアリティが一段階上がります。

セイバー「これならまだ役に立てます!」

士郎「ああ! これからもよろくな!」

数日後。

HRセイバー「シロウ……」

暴君ネロSR「もっと余を褒めよ」

リリィ「シロウ。そろそろAPが回復する時間ですね」

セイバー(私は……役に立っているのだろうか)

SR以上から真名表記と妄想してます。

R以下セイバー

SRアルトリア

LR騎士王・アルトリア

まあ、無いと思いますが。

士郎「セイバー。ちょっと来てくれ」

セイバー「シロウ?」

リリィ「……」にこにこ

士郎「えっと……セイバーを強化素材にして」

セイバー「シロウ!?」

士郎「悪いな。セイバー……でもセイバーを置いといても利点があるかわからないじゃないか」

リリィ「一つになりましょう。あなたは私の中で生き続ける」

セイバー「来るな……来るな……来るなあぁぁぁ……!」

セイバー「……!」

セイバー「ゆ、夢……」

セイバー「……」

セイバー(これしか私がシロウに力になる方法は無いのかも知れません……)

士郎「セイバー……今、何て言った?」

セイバー「ですから私を素材に……」

士郎「この馬鹿っ!」

セイバー「なっ……」

士郎「良いか! 俺は絶対にお前を素材何かにしない!」

セイバー「ですが……! このままではシロウの戦績が下がる一方……」

士郎「戦績なんて知るか! 俺なんかの為に自分を犠牲にするな!」

セイバー「……! わかりました……ですが、せめて私を編成から外し、他のものを入れて下さい……どちらにしろ、私にはついて行ける戦いではありませんから」

士郎「……わかった」

赤セイバー「……ふむ」

セイバー「……何ですか。私を嘲笑いにでも来ましたか」

赤セイバー「いや? 余はそなたが可愛らしくて堪らんだけだ」

セイバー「愚弄するか!」

赤セイバー「? 何を怒っておる……」

セイバー「SRになれたあなたに私の気持ちなど……」

赤セイバー「わかる。わかるぞ」

セイバー「なっ……」

赤セイバー「ここだけの話だぞ……余も奏者が大好きだからな」

セイバー「それは知ってました」キッパリ

赤セイバー「何!? あれだけ抑えていたと言うのにか!?」がーん

セイバー「あれで隠していたつもりだったのですか……」

赤セイバー「ま、まあ……恥じる様な事ではない! 伸び悩んでいるのはそなただけでらないっと言いたかったのだ!」

セイバー「あなたも、ですか?」

赤セイバー「余は初期のサーヴァントだからな……どうしても性能的に後から出るサーヴァントに劣ってしまうそうだ」

セイバー「……ですが、あなたはSR。希少性が違うのではないですか」

赤セイバー「……奏者が希少かどうかで判断するマスターなら、余もとっくの昔に素材にされておるわ」

セイバー「……」

赤セイバー「余は例え少しでも必要として貰えるなら嬉しい。どんな形でもだ」

セイバー「……私は」

赤セイバー「良い。皆まで言うな! これはあくまでも余の考え、そなたが気にすることではない」

ワカメ「衛宮。どうしたんだ?」

士郎「慎二……実はーー」

ワカメ「……なるほどな。確かに青セイバーは今の環境は遣り辛いだろうな」

士郎「何か方法はないのか?」

ワカメ「衛宮。実は次回のイベントなんだが……」

士郎「イベント?」

ワカメ「……ランキング上位にエクスカリバーとアヴァロンの強化素材が付くらしい」

士郎「!?」

ワカメ「そんなに上を狙わなくてもエクスカリバーは貰えるそうだ……だが、もし二つを手に入れられたら?」

士郎「セイバーが一気にLRクラスに……?」

ワカメ「ああ……だが、厳しいと思うけどね」

士郎「それでもやるよ」

ワカメ「……衛宮ならそう言うだろうと思ったよ」

士郎「慎二も参加するのか?」

ワカメ「勿論。青セイバーは持ってないけど、強化素材はあって困るものじゃないからな」

士郎「負けないぞ」

ワカメ「……手加減は無しだ」

士郎「ああ!」

士郎「今までログインボーナスやキャンペーン、
イベント報酬の回復アイテムが溜まっている……自然回復がメインだったからな」

凛「ふーん……衛宮君も参加するんだ」

エミヤSR「リン。イベントに参加するなら作戦を練るべきだと思うのだが……少なくともそんな小僧に構う時間などあるまい」

士郎「……っ」

凛「うっさいわね! 私の勝手でしょう!」

エミヤ「やれやれ……まあ、私は私の出来ることをするまでだが」

凛「しっしっ! あっち行ってなさい。余ったzeroキャスターを素材にするわよ?」

エミヤ「……やれやれ」

凛「良いこと教えてあげる。陣営の編成は一つのクラスに絞った方が良いらしいわ」

士郎「一つのクラス……」

凛「衛宮君みたいに一つのクラスに絞ってサーヴァントを育てている人はそんなに居ないかもね」

士郎「……ありがとう。遠坂」

凛「べ、別に礼なんて言われる筋合いは無いんだけど……受け取っておくわ」

凛「じゃあ、精々頑張りなさい」

士郎「……」

士郎「……爺さん。ちょっと良いかな?」

切嗣「士郎? 今、手を離せ無いんだけど……」

『目を離さないでって言ったのにぃ……!』

切嗣「プロデューサーでもあり提督でもあり隊長でもあり、ついでにマスターである僕は忙しくてね」

士郎「今回のイベント勝ちに行きたいんだ」

切嗣「!?」

士郎「俺に爺さんの戦い方を教えてくれ!」

切嗣「し、士郎!」

切嗣(は、初めて……初めて士郎が僕を頼ってくれた……!)

切嗣「勿論良いよ(駄目だ。まだ泣くな)僕はサポートに徹する……イベントの報酬には興味ないからね」

士郎「ありがとう!」

切嗣「良いかい? 士郎。無闇にお金をつぎ込めば良いって話じゃないーータイミングが重要なんだ」

士郎「タイミング?」

切嗣「ああ……上位の奴らは全員廃課金者と思った方がいい。奴らは上位に入るためなら幾らでも注ぎ込んで来る」

士郎「つまり最初の内に上位になっても……」

切嗣「ああ。間違いなく追い抜かれる。それをまた追い抜かそうとすれば泥沼だ」

士郎「じゃあ、どうすれば良いんだ?」

切嗣「順位キープしつつ最終日、終了時間間際で一気に抜くか、最初から全力ダッシュで相手の戦意を削ぐ、または先ほど言った泥沼戦に持ち込むか、だ」

士郎「……やっぱり課金しないと駄目か」

切嗣「小遣いが足りないなら僕が何とかするよ」

士郎「……爺さんが?」

切嗣「嫌だな。綺麗なお金だよ?(血を流して稼いできたお金と綺麗なお金を交換したからね)」

切嗣の戦術は適当です。

士郎「小遣いには余裕があるから……何とかなりそうだ」

切嗣「そう言えば士郎が小遣いを自分に使っているのを見たことないな……その年頃なら、金遣いが荒い方が後々の為になるんだれどなぁ……ま、士郎なら大丈夫か」

士郎「いや。自分の為に使ってるぞ?」

切嗣「大体家族絡みじゃないか……父さん心配で心配で……」

士郎「む、別に良いだろ? 誰が困る訳でもないんだ」

切嗣「……良いかい。士郎」

士郎「何だよ。珍しく真剣な顔をして」

切嗣「家族の幸せってわかるか?」

士郎「そりゃあ……」

切嗣「僕の幸せはね、イリヤやアイリ……士郎が幸せでいることだ」

士郎「……」

切嗣「士郎には士郎の幸せを見つけて欲しい。勿論、士郎の生き方だから僕はそれを信じるけど……それだけは覚えておいてくれ」

士郎「……わかった」

アイリ「切嗣?」

切嗣「何だい? アイリ」

アイリ「あら、士郎君……士郎く……士郎も居たのね」てれっ

士郎「アイリさ……母さん」てれっ

切嗣(お互いに慣れてない感じ可愛いなぁ……最近、呼び方変えたばっかりだからね)

士郎「じ、爺さんに何か用があったんじゃ……」

切嗣(何で僕だけ爺さん呼ばわりなのか……ちょっと寂しい)

アイリ「そうだったわ!」

アイリ「これで良かったの?」

切嗣「ああ。ありがとう」

アイリ「ついでだったから良いのよ……アイス買って来たから後で一緒に食べましょう?」

切嗣「ああ」

士郎「何だそれ? カード?」

切嗣「WEBマネー……まあ、ネットで使えるお金って言ったところかな? これなら、購入した分だけ計画的に課金する事が出来る」

士郎「使い過ぎる事がないってことか……」

切嗣「そう……そうだね」遠い目

士郎「?」

バゼット「……今イベントの上位報酬の入手、ですか」

アヴェンジャー「お、やんの? セイバー居ないのに?」

バゼット「仕事なら仕方ありません」

アヴエンジャー「やれると思ってんの? 弱いよ? 俺」

バゼット「レアリティが存在しないイレギュラークラス、アヴエンジャー……貴方はそれだけでは無いでしょう」

アヴエンジャー「どうだかねぇ」

バゼット「行きますよ。戦力にならないのなら、せめて遅れないで下さい」

アヴエンジャー「へいへいーー何処までも憑いて行きますよっと」

時臣「……とうとうこれを使う時が来たな」

LR10%魔法石

時臣「凛には可哀想だが……私も退くわけには行かないからな」

ドーン!

ビリビリビリ……

ズドーン!

ギルガメッシュ「……」

LR英雄王ギルガメッシュ入手!

時臣「この戦い……私の勝ちだ」

↑は自分です。

イリヤ「シロウも上位報酬狙ってるの?」

リズ「みたい?」

バーサーカー「……」こくこく

イリヤ「……!」

上位報酬を手に入れる

士郎「イリヤは凄いな」

シロウにあげる。

士郎「ありがとう。これはイリヤと結婚するしかないな」

イリヤ「こうなる訳ね!」

バーサーカー「!?」

リズ「イリヤ。頭良い」

バーサーカー「!?」

イリヤ「私たちも参加するわ!」

セラ「ですがお嬢様……」

リズ「セラ。ここは空気を読むべき」

イリヤ「空気を読みなさい!」

セラ「は、はぁ……では、その様に」

バーサーカー「……」こくこくっ

イベント当日

1位:太陽の王

2位:優雅なる一族

3位:ワカメは健康に一番

4位:ノーブル・スカーレット

5位:ドラム缶deカレー

6位:ショウジキナイワー('神託)

7位:筋肉少女隊

8位:わたしとのお茶会

9位:フランシスコ・ザビエル

10位:オイシソウ……。

士郎「なっ……まだイベントが始まってそんなに経っていないぞ!?」

赤セイバー「おおっ! こやつらを打ち倒すのはさぞ爽快だろうな!」

セイバー「シロウ。無理をする必要は……」

士郎「いいや! 俺はやる!」

リリィ「シロウがやるというのなら、私も全力で挑みましょう」

切嗣(ほぼいつもの顔触れだな……約一名が見当たらないが……)

士郎「なるほど、限定エリアを探索しつつ出現した強敵を倒すとポイントが貰えるのか」

切嗣「ああ。どんどん敵も強くなるけど、フレンドと協力出来るからある程度はカバー出来る」

士郎「よし、やるか」

切嗣「まあ、最初はイベントエリアをクリアする事を考えれば良いんじゃないかな」

士郎「わかった」

切嗣(とは言ったものの……少し厳しいな)

強敵「貴様の死に場所ここだ!ここだ! ここだあぁぁぁぁっ!」

バゼット「流石にレベルも高くなるとキツくなって来ましたね」

アヴェンジャー「フレに要請しとけば?」

バゼット「……」

アヴェンジャー「……まさかとは思うけどよ」

バゼット「失礼な。フレンドぐらい居ます……ただ、何方もここ最近ログインして居ないだけです」

アヴェンジャー「フレンドリストぐらい整理しとけっての!」

バゼット「殴り続ければ何とかなります」

アヴェンジャー「その脳筋戦法どうにかした方が良いって思うんだけどなぁ……ま、こっちの方がらしいちゃ、らしいかね? ひひっ」

バゼット「行きますよ」

アヴェンジャー「はいはい……何度やられても立ち上がってやろうじゃねえの!」

「……」

EXキャスター「ご主人様がこんなイベントに興味を示すなんて正直、意外です」

「……」

EXキャスター「ま、私はご主人様が行くところなら地獄だろうと、布団の中だろうとついて行っちゃいますけどね」

「……行こう。キャスター」

EXキャスター「はいっ! 何処までも!」

今思ったけど、EXキャスターだと三人ぐらい居ますね。
出てきたのは狐の方です。

士郎「よし……とりあえず、イベントエリアはクリアしたぞ」

赤セイバー「だが奏者よ。ランキング順位は下から数えた方が早いぞ? 絶望的ではないか?」

士郎「こ、これから逆転するんだ」

赤セイバー「む! なるほど、流石は我が奏者!」

リリィ「それなら早く行動に移しましょう」

セイバー「シロウ」

士郎「何だ。今更やめるつもりなんて無いからな」

セイバー「いえ……シロウは何故そこまで私をーー」

士郎「そんなの……大切だからに決まってるだろ」

セイバー「 なっ……!?」

赤セイバー「む」むすっ

リリィ「では、参りましょう」

士郎「ああ。もうひと頑張りー」

『只今、緊急メンテを行っております。ユーザーの皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承お願いします』

士郎「なんでさ」

鳥間違えました。

zeroキャスターR「」

雁夜「くそっ! くそっ! もう一度だ!」

言峰「……君とチュートリアルするのも飽きて来たのだが……またかね?」

雁夜「当たり前だ! 当たりさえすれば、俺も……っ!」

言峰「……諦めた方が為になると思うが」

雁夜「うるさいっ!」

言峰「……やれやれ」

雁夜「いつになったら参加出来るん……げぼらぁっ!」血吐き

言峰「……治療なら別料金だ」

雁夜「……い、いらん……」

ドーン!

雁夜「!?」

ランスロットSR「……」

雁夜「やった……ついに……322回もリセマラを繰り返して……やったーっ!」

雁夜「……」

ランスロット「……?」

雁夜「げぼらぁっ!?」血吐き

ランスロット「!?」

言峰「葬儀の手配なら任せて貰おう」

雁夜「い、いらん……」

桜「雁夜おじさんったら、お薬の時間なのに何処に……」

メデューサSR「サクラ。カリヤなら彼が召喚したバーサーカーに保護されましたよ。因みに私はシロウの所に居ていつの間にか消えたライダーとは別です」


桜「良かった……」

ワカメ亜種「捜索願出す手間が省けただけさ! おい、お前は無理してないだろうな? 倒れられても面倒くさいんだよね!」

桜「私は大丈夫……一番気になるのは」

ワカメ亜種「うん?」

桜「最近。先輩についたわる〜い虫かな……」

ワカメ原種「ひぃっ!?」

メデューサSR「さ、サクラ!?」

桜「冗談言っちゃいました♪」てへっ

ワカメ亜種をワカメ原種に脳内変換しといて下さい。

カルナ「マスター。言われたものを買って来たが」

ジナコ「あ〜……そこ置いといて。お菓子タイムは後にするッス」

カルナ「そうか。溶ける物は冷蔵庫に入れておく」

ジナコ「今回のイベントはあんまり気が乗らないッスね……っていうか、ジナコさんは他で忙しいッス」

カルナ「……」

ピッピッピ

カルナ「む、餌の時間か……さっきやったばかりの筈だが……いかんぞ、くちばしっち。益々、マスターに似てしまうではないか」

ジナコ「この神様超ムカつくッスねぇ……今から取り替えが利かないッスかね?」

カルナ「そうか。オレはお前がマスターで良かったと考えているが」

ジナコ「……」

カルナ「……」

ジナコ「……カルナさんってズルい」

カルナ「……何故だ?」

ジナコ「知らないッス!」

ガウェイン「レオ。お連れしました」

レオ「ご苦労様です」

男「ほ、本当に金を貸してくれるんだな!?」

レオ「ええ。勿論です」にこっ

男「こ、これで俺も聖杯戦争に勝ち残れる……!」

レオ「ふふふっ……」にこにこ

ユリウス「サインはこれに頼む」

男「あ、ああ……」かきかき

男「これで良いか?」

レオ「確かに……兄さん」

ユリウス「わかったーーこれが約束の金だ」

男「礼を言うぜ!」

レオ「いやぁ……面白いこーー人助けすると気分が良いですね」

ガウェイン「その通りですね。レオ」

ユリウス(あ、岸波からメールが……返信せねば)めるめる

白野「……」

はくの「……」

白野「?」

はくの「……?」

白野「!」

はくの「……!」

白野「フランシスコ……!」

はくの「ザビエル……!」

ガシッ(力強い握手)

キャス狐「全く意味わかんねぇ……」

無銘「波長が合ったのだろう」

キャス狐「っていうか、ご主人様と同レベルのイケメン霊って、どんだけですか!?」

無銘「さて、それについては分からんが……ややこしいことになっているのは確かだな」

キャス狐「ですが私はご主人様一筋です!」

無銘「聞いていないが」

キャス狐「っていうか、ご主人様と同レベルのイケメン霊って、どんだけですか!?」

キャス狐「っていうか、ご主人様と同レベルのイケメン魂って、どんだけですか!?」

ランルーくん「クスクス……ミンナ……オイシソウ!」

ランルーくん「食ベル! 全部、食ベル!」

ランルーくん「クスクス……ウフ、ウフフ……」

「ママーお腹すいたー」

ランルーくん「あ……はーい♪ すぐに御飯にするわね?」

「ママ。今日のご飯、何?」

ランルーくん「今日は……ハンバーグよ♪」

「やったー♪」

ランルーくん「うふふ♪」

時臣(……イレギュラーがここまで多いとはな)

時臣(だが、それも想定の範囲内……此方には英雄王ギルガメッシュが居る)

時臣(少しぐらい力を抜いても問題あるまい)

時臣(所で綺礼を見ていると背中が痛むのだが、どうしてだろう……)

ギル「ゴッドという名は気に食わんが……なかなか悪くないではないか」

時臣「失礼ながら……英雄王。何を?」

ギル「ガンプラだ」

時臣「がんぷら……?」

ギル「ガンプラを知らぬのか。だからお前は時臣なのだ」

時臣「……」イラッ

時臣(落ち着け。ここでキレたら全てが終わる……こういう時は遠坂に古く伝わる方法で気分を落ち着ければ良い)

時臣(掌に優雅と書いて……呑む……よし、優雅は怒らない。落ち着いてきた)

ギル「次は特徴が無いのが特徴のデュエルでも作ってみるか」

時臣(……本当に大丈夫だろうか)

強敵「貴様等の課金に災いあれ! ガチャに呪いあれなんたらかんたら」

士郎「……ふぅ。何とか稼げて来れたな」

士郎「そろそろ晩飯でも作るか」

リリィ「お手伝いします」

士郎「いつもありがとうな」

セイバー「む……シロウ! 私にだって手伝いくらい出来ます!」

赤セイバー「なるべく早く頼む。余はゴロゴロするのに忙しいからな」

士郎「ああ。わかった……じゃあ、二人とも手伝ってくれ」

セイバー「はい」

リリィ「ええ」

赤セイバー「……」

赤セイバー「……」きょろきょろ

しーん

赤セイバー「よ、余も手伝うぞ! だから余を一人にするではない!」

キャスター(以下アリス)「……わたし(ありす)? テレビ見る時は離れて見ないとダメよ?」

ありす「うん。わかったわ」

アリス「わたし(ありす)。そろそろ寝る時間よ」

ありす「えー」

アリス「わたし(ありす)? ちゃんと歯は磨いた?」

ありす「はーい」

ありすママ「アリスちゃんが家に来てから助かるわ」

アリス「……迷惑じゃないの?」

ありすママ「娘が一人だろうと二人だろうと変わらないわ? どちらかと言うと娘が二人になって、得した気分ね♪」

アリス(この人大物だ!)

臥藤 「ぬぅ……長らく修行を共にした小生の端末がまさかのストライキ! 拾う神所か電波すら拾わぬ体たらく!」

臥藤 「我が麗しの神よ! 何処へ!? 神カムーーバック!」

「あ、すみません」

臥藤「む……迷える子羊、魂の気配? 小生に何か?」

「近くに交番とかありませんかね?」

臥藤「それなら、小生。あの方角で見かけたぞ」

「そうですか、ありがとうございます」

臥藤「良い良い! 人助けも修行の内、誰かへの親切は何れ自分に帰って来るものである! ……小生の元に帰って来ないのはきっと、親切さんも迷子なのであろう」

「本当にありがとうございます……全く、アルクェクイドの奴……人を置いて先ばっかりに行くんだもんなぁ」

臥藤「いつしても人助けというのは気分が良いものであるな! では、麗しの神を求めつつ修行の日々へいざっ!」

今更ですが、細けえ事は良いんだよの精神でお願いします。
ガトーさんの台詞難しい……東博士ほどじゃないですけど、あの人絶対精神汚染EXありますよね。

>>180
おk把握
ところで西では?

>>183
西博士でしたね。なんで間違えたのか。

録画溜めしたfateを見てたけど、終了後のCMの子安キャスターに全て持って行かれた。

ラニ「……昼時でしょうか。お腹が空きました」

ラニ「……」きょろきょろ

ラニ「丁度良い所にレストランがありますね。入りましょう」

店員「お客様申し訳ありません。只今、大変混雑しておりまして……ご相席で構わないでしょうか?」

ラニ「構いません」

店員「どうぞ」

イリヤ「……」

ラニ「……」

ラニ「成る程……貴女もそうだったのですか」

イリヤ「ええ。偶然とは言え……貴女に会えて嬉しいわ」

ラニ「私もです」

イリヤ「ま、私の方がマスターとして優秀だけど!」

ラニ「……聞き捨てになりませんね」

イリヤ「私のサーヴァントはヘラクレスよ! そこら辺のサーヴァントとは格が違うんだから!」

ラニ「私のサーヴァントも負けて……」

バーサーカー(呂布)「……」ドヤァ

ラニ「……」

バーサーカー(呂布)「……?」

ラニ「貴方の真名……何でしたっけ?」

バーサーカー(呂布)「……!?」がーん

メルトリリス「次こそ、次こそ……!」

パッションリップ「もう……帰ろ……? お母さ……あの女に叱られちゃう」

メルトリリス「ダメ! 誰かに当てられたらどうするの!」

A賞 岸波白野(男)フィギュア

メルトリリス「絡んできた男達から巻き上げたお金はまだある……まだチャンスも……!」

パッションリップ(私も引きたいな……でも、何で箱に手が入らないのかな……?)

メルトリリス「何が外れなしよ!? 当たり以外は外れに決まってるじゃない!」

あれ、タダのキャラ交流になってる様な……?(今更)

ザビ夫ハクノ、ザビ子ははくので通します。

はくの「アーチャー!」

無銘「浅はかだな!」

強敵「ぎゃー」

無銘「これで討伐ポイントで入手出来る報酬はコンプリートしたな」

はくの「うん。このまま順調に行けばーーあ、凛だ」

無銘「む」

凛「……?」

無銘(……いや、彼女は)

凛「どちら様かしら、何処かでお会いしました?」

はくの「……!」がーん

凛「え? え? っていうか、アーチャー!? どういう事? 説明して!」

無銘(ややこしい事になったな)やれやれ

凛「何でアンタ、私のサーヴァント連れてんのよ!」

はくの「違う。これ……じゃない。アーチャーは私の」だきっ

無銘「ま、マスター!? は、離れたまえ!」

凛「は!? どういう事よ! アーチャー!」

無銘「煽らないでくれマスター……君の知っている人物に似ているが別人だぞ」

はくの「……本当だ」

アーチャー「凛。ここに居たか……む?」

無銘「……」

アーチャー「……」

アーチャー&無銘「なんでさ」

無銘「……何というか……すまん」

アーチャー「いいや……私のマスターも迷惑を掛けたようだ」

凛「アーチャーが二人!? 落ち着きなさい。こういう時こそ、優雅の文字を三カ国語で書いて呑むのよ、私!」

(今思ったけど、ノーブルって高貴だったような……少なくとも優雅じゃねえよな。ま、いいか。バレないバレない)

アーチャー「衛宮士郎はここで殺す」

セイバー「凛からの通信です」

アーチャー「何? 貸せ!」

セイバー「何事もエレガントに……アーチャー?」

アーチャー「くっ……」

こうですかわかりません。トレーズな凛ちゃんさん、誰か書いてくださいお願いします。

凛「つまり、貴方は並行世界のアーチャーって訳?」

無銘「……ま、そんな所だ」

アーチャー「……其方も大変だな」

無銘「其方程ではない。未熟なマスターだが……それを補う物があるからな」

アーチャー「……む」

無銘「む?」

アーチャー「凛も負けてはいない!」

凛「え」

無銘「何故そこで張り合う!?」

リン(extra凛)「あら、白野じゃない……何をーー」

凛「」

リン「」

ランサーEX「おっ……面白え事になってんじゃねえか」

アーチャー(なんでさ)

ガウェイン「いいから! 払うのです!」アタック

zeroバーサーカー「■■■■■■■■■■ーーー!」アタック

ガウェイン「聖剣を取り立ての為に使って恥はないのか……? 何処の英霊かは知りませんが、全ては我が王の命」

ガウェイン「今はただ……回収させて頂く!」

zeroバーサーカー「■■■■■■■■■■■ーーー!」

ガウェイン「……失礼ですが、何処かでお会いになりませんでしたか? 貴方を見ていると聖剣を打ち込みたくなるのですが」

zeroバーサーカー「■■■■■■■■■■■ーーー!?」

雁夜「げぼらぁ! 良いぞ! バーサーカー! 返す金があるなら初めから借りたりはしないって事を教えてやるんだ!」

ライダー「サクラ。強敵ラッシュを切り上げて来ました。中々のポイントを稼げましたよ」

ライダー「? ついでに鯛焼きを買って来たのですが……見当たりませんね。部屋でしょうか」

「うふふ」

「いやだ……やめてください! もう……!」

ライダー「サクラ? 賑やかの様ですが友人でもいらっしゃったのでしたら、このお菓子をーー」

桜「あ、ライダー。お帰りなさい」

EX桜「お邪魔してます」ぺこり

BB「あら、気が利きますね。私は食べませんけど」

ライダー「」

「先輩だけは私に気づいてーー」

「先輩はーー」

「先輩こそーー」

「くぅくぅお腹が鳴りました」

ライダー(カオス。下手したら本編よりカオスなのでは?)

「先輩です!」

「先輩が一番です!」

「……どちらかと言うと先輩ですね。敢えて選ぶならですけど」

「クスクスと笑ってゴーゴー」

ライダー(これはもうわかりませんね)

士郎「よし、もう少しでレベルが上がってAPとBPが全回復するぞ!」

AP:2

EXP残り1

必要AP3

士郎「……」

士郎「なんでさ」

ワカメ原種「ふん。作業なんて僕向きじゃないけど? やって見ようじゃないか」

AP:200(MAX)

EXP:残り1

ワカメ原種「……」

ワカメ原種「勿体無い気がする……」

ワカメ原種「まあ、僕には関係ないけどね!」

ワカメ原種「……」

ワカメ原種「こんな時に限って、救援要請が来てないってどういうこと!?」

ワカメ原種→本編ワカメ

ワカメ亜種→exワカメ

ワカメ希少種→このSSに出てきたワカメ

ワカメ古代種→ペルセウス

士郎「トレース(課金)」

士郎「オン!(開始)」

セイバー「それはシロウが新しい調理器具を買うつもりで貯めたお金では!」

士郎「せ、セイバー!?」

セイバー「シロウ。貴方の気持ちは嬉しい……ですが、貴方にその様な思いをさせてまで……」

士郎「セイバー……俺が間違っていた」

セイバー「大体、それはシロウが自分の為に使うべきです。調理器具などキリツグに買わせれば良い」

士郎「いや……それは……」

アーチャー「課金を抱いて溺死しろ」キリッ

凛「何言ってんのよ?」

アーチャー「いや。言わないといけない様な気がしただけだ……問題はない」

凛「は?」

ハクノ「……」ぴょんぴょん

はくの「……」ぴょんぴょん

無銘(どうしてあの二人は向かい合ったまま跳ねているんだ?)

キャス狐(でも、意味のわからないご主人様も素敵♪)

綺礼(……ふっ。コンビニの麻婆も捨てた物ではない)

綺礼「これを」

ex綺礼「温めますか」

綺礼「……」

ex綺礼「……」

二人(何だ。この……見るからに黒幕臭のする顔は)

自分の携帯林檎なんですけど、林檎はリリースまだですかそうですか。

諸葛亮で勘弁してやりました。っていうか折れました。

切嗣「さて、修理完了時間まで休憩でもしようかな……」

「あー……」ぐだくだ

「……うー」ぐだくだ

切嗣「……」

「お邪魔……」ぐだくだ

「……してます」ぐだくだ

切嗣(テレビを見ようと居間に来たら知らない子供男女が寝転がっていた)

切嗣(危険は無いようだけど一応用心はしておくか)チャキ

切嗣「えーっと……士郎の友達かな?」

「友達ていうか……」

「……恩人?」

切嗣(OK把握)

士郎「簡単な物しか作れなかったけど良かったか?」

「大丈夫……」ぐだくだ

「……ありがとう」ぐだくだ

切嗣「士郎。人助けをするなとは言わないけれど……」

士郎「歩いてたら道端で寝ていたんだ」

切嗣「警戒ぐらいしよう、な?」

士郎「大丈夫じゃないか? 少なくとも悪い奴らには見えないぞ?」

「もぐもぐ……」

「……美味い」

切嗣「確かに危険は無いようだけれど……」

士郎「な? 爺さんも何か食べるか?」

切嗣「ああ。頂くよ」

切嗣(この二人……何者なんだ?)

ぴんぽーん

士郎「藤ねえか?」

切嗣「大河ちゃんならチャイム無しに上がって来るんじゃないかな? 僕が出てくるよ」

士郎「悪い」

切嗣「どちら様……」

「すみません……此方に先輩ーー……ぐだくだしている人がお邪魔してませんか?」

切嗣「二人居るけど……どっちかな?」

「ふ、二人……?」

士郎「どうだ?」

「うん……」

「……ドライフルーツより美味しい」

士郎(ドライフルーツ?)

士郎「そうか。そりゃあ良かった……お代わりは幾らでもあるから遠慮なく食べてくれ」

「先輩!」

「あ……」

「……マッシュだ」

「先輩が増えた!?」がーんっ

士郎「君は? この二人の知り合いか?」

「ああ……はい。一応は私のマスターです」

士郎「という事はサーヴァントか?」

「……はい。先輩達がお世話になりました」ぺこり

「帰りますよ……先輩」

「うん……」

「……わかった」

「いえ。あなたではなくーー」

(……まさかの先輩ハーレム?)

「……このままにしておく訳にもいきませんし、二人とも連れて帰ることにします。ドクター。答えは聞いていません」

士郎「えーっと……ゆっくりして行っても良いんだぞ?」

「いえ。先を急ぎますので……先輩」

「うん……」

「……あげる」つ優雅たれ

士郎「えーっと……あ、ありがとう?」

マッシュって誰だよ。マシュでお願いします。

ガイア「オルテガ! マッシュ! ジェットストリームアタックをかけるぞ!」

オルテガ「おう!」

マシュ「え? あ、はい! ……って私の盾は踏み台じゃないです!?」

言峰「さあ、召し上がれ。同士と共に考えた最高のレシピによる麻婆だ。聖杯戦争に勤しんでいるお前たちに対する労いだと思ってくれ」

凛「どうでも良いけど……毒とか入ってないでしょうね?」

言峰「麻婆を裏切る様な真似をするぐらいならランサーに自害させた後に自分で死ぬのを選ぶ」

士郎「……何で俺まで……まあ、せっかくだし食べるか」

凛「はむ」

士郎「もぐ」

凛&士郎「!?」

言峰「どうだ?」

凛(か、かかか……辛いていうか痛っ!? っていうかこの感覚は何なのよ!?)

士郎「」チーン

凛(やっぱり毒だったのね!? 魔術で舌を守ってなかったら私も士郎みたいになる所だったわ!)

士郎「……あ、れ……? 藤ねえが胴着……イリヤか体操服……?」ぶつぶつ

言峰「……」

凛(覚えてなさいよ! ほら、帰るわよ!)

士郎「スタンプ……? よくわからないけどありがとうな……あはは……」

言峰「……」

言峰「……珍しく……善意だったのだがな……」

言峰「……残った物は……私が食べるとするか……」

言峰「……はぁ」溜息

言峰「……」ぱくっ

言峰「流石は麻婆……こんな時でも美味い……」

とんとん

言峰「……む?」

ハクノ「おかわり」

はくの「私も」

言峰「……」

言峰「……ふっ……すぐに用意しよう。そこで待っているが良い」

士郎「強化素材か溜まっているな……よし、使ってみるか」

強化開始

セイバー「シロウ。ありがとございます……ですが」

士郎「ん?」

セイバー「これは他クラス用の強化素材です」

士郎「あ」

ハクノ「ただいま」

キャス狐「お帰りなさいませご主人様。お風呂にします? お食事にします? それとも……」

ハクノ「折り入って話があるんだ。猫を飼いたいんだけど」

にゃー

キャス狐「ご主人様のスルースキルマジAランク……でもそこが素敵♪」

キャス狐「猫ですか? ご主人様との愛の巣に獣畜生を入れたくは無いんですけど……ご主人様がそうしたいならーー」

タマモキャット「苦しゅうない」

キャス狐「よし殺す☆」

タマモキャット「いきなり戦闘モードとは。流石はナイン。話が早いであるな……褒美に人参をやろう。だけどキャラ被りは許せん。バスター三連続の錆となるが良い」

キャス狐「そっちがその気なら……こっちはextra形式でお相手します! ご主人様!」

ハクノ「猫缶で良い?」

タマモキャット「出来れば肉と魚が混ざった奴なら貰おう。それ以外は食事の後だ!」

キャス狐「ウザ!? っていうか狐なのか猫なのかどっちかにしたら如何です?」

タマモキャット「どうでも良いが……腹が減ってきたのである……」

ハクノ「食事にしよう。せっかく君が作ってくれた御飯が冷めてしまう」

キャス狐「はーい♪ ただいま!」みこーん

ギルは来ず代わりに青セイバーが二枚……。

何かしましたか、私。



士郎「へぇ、寝ている間に緊急メンテナンスがあったのか……」

只今。アクセスが集中しています。

士郎「仕方ないな。掃除でもしておくか」

士郎「……よし、終わったぞ」

只今。アクセスが集中しています。

士郎「ま、まあ仕方ないな……屋根の修理でも」

只今。アクセスが集中しています。

士郎「散歩でもするか……」

すまない。今は緊急メンテナンス中なんだ……すまない。

士郎「……」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月30日 (日) 08:51:55   ID: -3KkS3Ts

全裸期待

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