男「・・・」 友「何してんだ」(99)
男「見ろこれ」
友「おう」
男「草むらにミミズが」
友「おう」
男「小便かけるとイチモツが腫れ上がるらしいぞ」
友「おう」
男「やろうぜ」
友「春先はキチガイが増えるな」
男「めちゃくちゃ気になるだろ」
友「なんねーよ。すそを引っ張るな」
男「ちっ、じゃあ俺だけでやるから周りから見えないよう隠してろ」
友「馬鹿か!帰るぞ」
スタスタスタ
友「・・・」 チラッ
男「・・・」カチャカチャ
友「バカバカバカバカ!!!!」 ダダダダ
友「アホかてめーは!!」
男「気になるだろうが!!」
友「高校生にもなって恥ずかしくねえのか!!」
男「俺はやるぞ!!」
友「おめえ先生に見つかったらどうすんだよ・・・放課後の見回りだってあんのに・・・」
男「ふぃぃぃぃぃ」 ジョボボボボボ
友「アホだこいつ・・・・」
ヒソヒソ
友「あははは・・・はは・・・」
友「おいまだ終わらないのか!」 ボソ
男「も、もうちょいだ・・・」 ジョボボボボ
友「ったく・・・うん?」
先生「こら!!なにやってんだ!!!!」
友「うわああ!!逃げろ!!!!」
男「待て!!まだできって・・・」 ジョジョ
友「きたねえ!!!!こっちくんな!!!」ダダダ
男「なんとかまいたな!」
友「馬鹿野朗、停学になったらどうすんだ。」
友「で」
男「ん?」
友「なんか変化は?」
男「興味しんしんじゃねえか」
友「うるせえ」
男「マグナムには何も変化ねえな」
友「えのきの癖に・・・」
ラーメン屋
友「腹が減ったな」
男「そうだな。ラーメンでも食うか」
友「そうすっか」
男「地元でめちゃくちゃ有名なあそこ行くか」
友「そんなとこあったか?」
男「え?知らないのか?」
友「え?」
男「本当に知らないのか?この辺で知らない奴はいないぞ?」
友「なんだと?・・・」
男「知らないのか」
友「ああ。どこだ?」
男「日高屋」
友「死ね」
テスト
男「あああああ!!全然わからん!!」
友「ほら明日が最後のテストなんだから頑張れよ」
男「日本史覚えること多すぎるだろ・・・」
友「ほら本能寺の変だけでも覚えとけよ」
男「この本能寺の変ってさ、明智光秀が信長を裏切ったってやつだろ?」
友「簡単に言うとな」
男「俺は思うんだがノリでやったんじゃねえか?」
友「また馬鹿なことを・・・」
男「こんな感じでさ」
・・・・
明智光秀「あ~あ秀吉殿の救援だるいの~。のお家来。」
家来「はっ!!ならいっそのこと引き返してみては!!」
明智光秀「信長様のところいっちゃう~??」
家来「は!!信長様は本能寺にいらっしゃいます!!」
明智光秀「どうしようっかな~」
家来「本・能・寺 本・能・寺」 パン パン
家来達「本・能・寺! 本・能・寺! 本・能・寺!」 パン パン パン
明智光秀「ちょwwwお前らやめろってwwwいってみただけだからwww」
家来達「本・能・寺! 本・能・寺! 本・能・寺!」 パン パン パン
家来達「本・能・寺!! 本・能・寺!! 本・能・寺!!」 パン パン パン
明智光秀「ちょwwwまじめにwwww」
家来達「本能寺!!本能寺!!本能寺!!本能寺!!」パンパンパンパン
明智光秀「敵は本能寺にありぃぃぃぃwwww本能寺の変いくよーwwww」ウェーイ
男「こんな感じでさ」
友「勉強しろ」
がい
友「ごほっごほっ!!!!」
男「なんだ風邪か」
友「ああ・・・きのうから喉もごほっ!!」
男「いい方法知ってるぞ」
スタスタスタ
男「どこいくんだ!!!!」
友「ろくな方法じゃねえだろ!!」
友「ごほっ!!ごほっ!!」
男「ほらーまあ任せろ」
友「どんな方法だよごほっ」
男「まぁまってな」ダダダダダダ
友「うう・・・保健室に行くか・・・」
男「ここで待ってろよ!!」 ダダ
友「うわあ!!わかったから早くいってこいよ!!ごほ!!」
友「・・・・・なんだこれ」 ズズー
男「これはただの水だ。ここからが本番だ」
男「ジャジャーン」 つ塩 キンカン
男「鼻うg
友「鼻うがいだろそれ予防法だから意味無いだろ」
男「・・・」
友「・・・」
男「うるせえ!!!!やれ!!!!」
友「アホかてめーは!!!!!ごほ!!!!」
友「しかもなんだキンカンって!!きいたことねえぞ!!」
男「お前ばかだなぁ」
男「食塩水での鼻うがいじゃ鼻はとおらねえ」
男「そこでスースーするもんてったらキンカン・・・鼻の通りを良くしつつ風邪をぶっ飛ばす」
友「保健室行こう」
男「待て!!物は試しだろ!!男はとくに!!」ダダ
友「わかったよ!!」
男「ほれ」
友「ったく・・・」
友「うえっ、きっつい匂いだな・・・」
友「んあ」 ズビビ
友「んなほっ!!!!!」 ブシャッ
男「うわぁ・・・」
友「あああああああ!!!!」 ジタバタ
男「キンカンやべえ・・・」
友「お前だけは許さん!!」
男「うひぇぇぇぇ」
モテる男
男「はぁ」
友「さて」
男「はぁぁ」
ジャアナー
友「おーう」
男「はあああああ!!!!」ウガー
友「うっせえ!!!!!」
男「はぁぁぁ・・・」
友「なんだよ」
男「俺たち本当に女っ気ねえよな」
友「・・・まぁ男子校だからな」
男「それって言い訳だよな」
友「」
男「」
友「涙が出てくるな」 ポロ
男「うん」 ゴシゴシ
男「女が男に惹かれるところってなんだろうな」
友「うーん・・・強さとかじゃないか?」
男「やっぱりか」
友「お前は引かれるところがたくさんあるがな」
男「だろ?」シャキーン
友(こいつ本当にばかだ・・・・)
男「なーんだモテるなんて簡単じゃねえか」
友「んだよ」
男「ついてこい」
友「おいおいどこ行くんだよ」
友「おいおいここ有名なお嬢様学園じゃねえかよ」
男「ふん!ふん!!ふん!!」
友「何してんだよ・・・」
男「強さ=筋肉=筋トレ!!!!」
ヒソヒソ キャハハハハハ
友「おい馬鹿!笑われてんぞ!おい!」
男「馬鹿野朗誰か一人でも目に留めてちかづいてくるかもしれないだろ!!」
男「ふん!!ふん!!ふん!!ふん!!」
友「・・・!!」 タタタタタ
男「ふんふん!!」
ザッ
男(ほら見ろ!!一人食いついてきたぞ!!)
男「いやぁどうもお嬢さんつい日課の筋トレの時間が来たものですからつい・・・」
体育会系教師「・・・」 ズォォォォォォ
男「さてと・・・」 パンパン
男「そゆことで」
ダダダダダ
男「友おおおおおおお!!!!!」
バイト
友(腹減ったな・・・そういえばここにコンビニなんてあったんだな何か買うか)
ピンポーン
男「いらっしゃいまs」
友「」
男「」
男「せぇー・・・・」
友「・・・」
男「・・・」
友「何してんだよ」
男「いや知りません」
店長「男くーん!品出しおねがーい!」
男「あっはーい!!」 キラッ
男「あっ」
友「ぷくくくくwwwww」
友「お前意外とまじめなんだなwwwくくくwww」
友「あっはーい!!」 キラッ
友「wwww」
男「誰ですか死ね」
客「すいませーん」
男「はい!!いらっしゃいませ!お預かりします!」 キラッ
友「www」
男「ではお会計が687円になりまーす!!」 ギロッ
友「おおこわこわwww」
友「いやーお前がこんなにまじめに働いてるとは思わなかったぜw」
友「このコーラとパンとフライドチキンくださいw」
男「・・・」 シャカシャカシャカ
友「おまっ振るな!!」
男「580円です」
男「フライドチキンでーす」
友「トングで手渡ししてんじゃねえよ!!あちっ!!あちっ!!」
男「二度と来るな!!!!」
友「こんな所こねえよ!!あちっ!!」
ワックス
男「お前さ」
友「なんだ」
男「髪型決まってるよな」
友「サンキュー」
男「カツラか・・・」
友「ワックスだよ馬鹿」
男「へえ、そんなのしてどうすんだよ」
友「どうするって身だしなみを整えるためだろ」
男「モテる?」
友「・・・」
男「・・・」
男「ごめんよ」ポン
友「ああ」 グシグシ
男「俺もつけてみるか」
友「教えてやろうか」
男「おお」
友「まずワックスとスプレーを用意します」 スッ
男「おおガチもんだな!」
友「もてねえけどな!」 ビシッ
男「おう!」 グッ
友「まずワックスを手の平に伸ばす、そして後頭部から髪の毛全体に馴染ませる」ワシャワシャ
男「おお」
友「毛先を束ねて立たせる感じで」ワシャワシャ
男「おおお」
友「前髪は最後に軽く整える」シャッ
男「おお!だいぶ違うな!」 キメッ
友「で最後は崩れないようにハードスプレーで固める」シュー
男「なるほどなー」
男「よし!!明日から自分でつけてみるわ!」
友「おう!」
翌朝
男「よお!!」 オールバック
友「ポマード・・・」
曲がり角
男「やべえ!!遅刻だ!!しばかれる!!」ダダダダダ
ドッ
「きゃあ!!」
男(きゃあ?今黄色い声が・・・もしかしてあれか?あの例の曲がり角で出会い頭にぶつかってヒロインとのラブコメイチャイチャが)
友「いてて・・・」
男「死ねええええ!!!!」ドカッバキッ
友「なんだてめえ!!!ぶつかってきやがって!!!」グググググ
男「きゃあ!?じゃねえんだよ!!!!おかまかてめえ!!!!」
友「うるせえハゲ!!!!」
読書感想文
男「うい~参った参った・・・」
友「なんで呼び出し食らったんだよ」
男「お前読書感想文でなにについて書いた?」
友「俺は島崎藤村の破戒」
男「また訳わからんものを・・・」
友「そういうお前はなに書いたんだよ」
男「昼下がりの人妻・紗枝子の密会」
友「官能小説じゃねーか!!」
『ドリンク』
放課後
友「あーやっと学校終わった。コンビニ寄ろうぜ」
男「おーう」
コンビニ
友「なに買うかなー」
男「俺これ買お」
友「うん?」
男「男の精力爆発ドリンク」
友「お前本当あほな」
アリガトウゴザイマシター
男「高え・・・千円近くしたぞ・・・」
友「んなもん飲んでも元々性欲の権化なんだから変わらねーよ」
男「ものは試しだ!」
グビグビグビグビ
男「んー・・・」
友「どうだ?」
男「買わなきゃよかった・・・」
友「なんだよwww」
電車
ヒソヒソ クスクス
男「やばい・・・!!」
友「どうしたんだよ腰引いて馬鹿みたいに・・・」
男「俺の・・・!!俺のマグナムが・・・!!オーバーヒートしてるんだ・・・!!」
男「あとなんか身体中が熱い!!・・・」
友「なんか目がギラギラしてんのはそのせいか。あとその腰引いてんの辞めろ」
男「ああああああ・・・!!!!!」
友「ったく」
ポンポン
友「ん?」
DQN「なにしてんの?」 ゾロゾロ
友「マジかよ・・・」
男「友やべえぞこれ・・・!!爆発しそうだ・・・!!!!!」 ギラギラ
DQN「お前もなんn
男「」 ギラッ
DQN(こ、こいつは・・・クスリやってる眼だ・・・)
男「誰だお前!!今俺やばいんだよ!!!!」
DQN(い、いかれてやがる!!!!こりゃ人を殺すのをなんとも思ってねえ!!!)
DQN「す、すいませんしたー!!!!」 タタター
友「た、助かった」
男「うおおお・・・・」 ギンギン
『身内』
友「なぁ男」
男「ん?」
友「お前上か下に兄弟いたっけ?」
男「ああ、上に3人いるけど」
友(嘘だろ!?もし全員姉だったらこいつ・・・姉から女友達のコネが!!!!)
男「兄貴が」
友「へへ・・・期待した俺が馬鹿だったよ・・・」
男「お前は?」
友「下に弟が」
男「そうか・・・」
友「俺たち」
男「本当に女っ気ねえよな」
友&男「・・・」
友「いとこは?」
男「同い年の男と二つ下の男が」
友「はっはっはっは・・・はぁ・・・」
男「お前は?」
友「同い年の男だけだ・・・」
友「エロ漫画とかだとよ血の繋がってない姉とか妹とか近所のお姉さんとかはたまた本当の妹とか姉とか」ブツブツ
男「友?」
友「異世界からエルフが来たりとか淫魔が来たりとか通りすがりの女の人助けてそこから始まるストーリーとか」ブツブツブツ
男「おい」
友「ヤンデレちゃんにひそかにストーカーされてたりとか新しく赴任してきた新米エロ教師に調教されたりとか実は生き別れの妹がいたりとか俺が異世界に召還されたりとか」ブツブツブツブツ
男「おい!!なんか一つ被ってるぞ!!」
友「他にもさ他にもさ」 ウワノソラ
男「友おお!!!!落ち着け!!!!」 ユッサユッサ ペチペチ
友「はっ!!」
男「大丈夫か!!」
友「クソ、俺としたことが家でしか出さない発作が・・・」
男「発作かよ。エロ漫画読みすぎだろ」
『メイド喫茶』
ある休日
ヒュウウウウウウウ
ザッ
ザッ
男&友「・・・」 デーン
友「来たな・・・」
男「ああ・・・ついに・・・」
メイド喫茶 にゃんにゃん
友「うおおおお!!!!」
男「俺たち男子高校生のパラダイスだぜえええ!!!」
「「「いらっしゃいませ!ご主人様!」」」
男「うおお・・・背中がぞくぞくするな」
友「どーも///」 デレデレ
男「さーってたっぷり堪能するかねー」
友「なんかメイドさんとお話したりじゃんけん大会できるらしいぞ!」
男&友「ぐへへへへへ」
友「これがメニューか」 ヒョイ
パラッ
友「」
友「」 パクパク
男「?」
友「」 スッ つメニュー
男「?」スッ
パラッ
男「!!!?」 パクパク
メイド「メニューはお決まりですかご主人さま?」
男&友「!?」
友「あっいや・・・ちょっとトイレ・・・」
男「お、俺も・・・」
メイド「?」
トイレ
男「なんだここ!!!!」
友「値段がめっちゃくちゃじゃねえか!!!!」
男「見たか!?ドリンク600円!!メイドの特製まごころ込めたにゃんにゃんオムライス魔法の呪文付き2500円だぞ!!!!」
友「くそっ!!所詮金儲けか・・・」
男「こうなったら・・・」
友「ドリンク一杯で乗り過ごすしかねえぞ・・・」
男「あと一つだけ・・・」
友「なんだ?」
男「メイドさんとお話、料金・・・」
友「4500円・・・」
男「あいつら俺たちからケツの毛まで毟る気で来るだろう・・・」
友「つまり」
男「奴らも商売だ・・・しれっと話しかけてトーク料を・・・」
友「一切喋らせないってわけだな・・・」
男「ここから先は戦場だぜ」
友「死ぬなよ・・・」
男「行くぞ!!」
男「・・・」 ゴゴゴゴゴゴ
友「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
メイド「あ、あのご、ご注文は・・・」
男「 アイスコーヒー 」 ゴゴゴゴゴゴ
友「 メロンソーダ 」 ゴゴゴゴゴゴゴ
メイド「か、かしこまりましたー」
メイド1「なにあの子たち?」
メイド2「なんか話しかけるなオーラが・・・」
メイド「やっほー☆君たち初めてでしょー!お話しな
男&友「 」 ギロッ
メイド「ご、ごめんね・・・」 ソソクサー
男「油断ならんな」ゴゴゴゴゴ
友「全くだ」ゴゴゴゴゴゴ
メイド「あの子達こわいいいいい」
モエモエキュン☆
キャハハハ
ジャンケンポーン!!
男「 」ゴゴゴゴゴ
友「 」ゴゴゴゴゴ
メイド「お待たせしました☆アイスコーヒーとメロンソーダです☆」
男「 どうも 」 ゴゴゴゴゴ
友「 ありがとう 」 ゴゴゴゴゴ
メイド「おいしくなる呪文掛けますね!せーの・・・」
男&友(いかん!!!!追加料金が!!!)
ガッ
メイド「もえもえきゅ
グビグビグビグビグビグビ
男「ごちそうさん」 コト
友「げぷっ」 コト
メイド「きゅん・・・」
男「さていくか」
友「お姉さん勘定」
メイド「は、はーい・・・」
ヒュウウウウウ
男「なんとか・・・」
友「生きて帰ってこれたな・・・」
男「メイド喫茶の正体・・・」
友「資本主義社会で搾取する側とされる側の縮図だったな・・・」
『ゲームセンター』
ギャル「ね~チャラ男く~んこのパンチングマシーンやろ~」
チャラ男「ん?いいぜ!」
ギャル「チャラ男くんめちゃくちゃ強そう~」
チャラ男「だろ?いっとくけどめちゃくちゃ強えからみとけよ」
ギャル「キャ~///」
友「・・・・」 アイスペロペロ
男「・・・・」ガムクチャクチャ
ギャル「えいっ!」 ポムン
マシーン 「 14キロ 」
ギャル「あーん!ぜんぜん力なーい!」 キャピキャピ
チャラ男「へへへwよっしゃ俺やるわ!」
チャラ男「よーし・・・ おらあ!!!!」 ズバン!!!!
マシーン「 240キロ 」
ギャル「きゃー///チャラ男くん強~い!!///」
友「・・・・」 アイスノボウベキッ!!!!
男「・・・・」 ペッ!!!!
ギャル「あーんすごーい///」イチャイチャ
チャラ男「お前かわいいなー///」イチャイチャ
友「どけ」
男「・・・」
チャラ男「なんだ?・・・」
ギャル「え?こわ・・・」
友「・・・・」 グッグッグッ
男「・・・・」グイー
チャラ男「な、なんかストレッチしてるんですけど・・・」
ギャル「こわい・・・」
チャリン
友「・・・・」 コキ コキ
友「ふん!!!!!」 ドゴオ!!!!!!!
マシーン「 670キロ 」
男「次は俺だ」
男「・・・・」 ブンブン
男「邪っっっっ!!!!!!」 ズドゴオ!!!!!!
マシーン「 730キロ 」
男&友「ふっ・・・」 チラッ
シーン
男「誰もいねえ・・・」
友「確かにあのチャラ男には勝った・・・」
男「なんだこの無力感・・・」
友「彼女ほしいな・・・」
男「ああ・・・」
『学生証』
担任「それではさようなら」
キリツ! レイ!
ガヤガヤ ワイワイ
男「さーって帰るとするかー。帰ろうぜー」 ガタッ
友「おーう」 ガタッ
ポトッ
男「なんか落としたぞ」
友「あっそれ俺の学生証」
男「嘘だろwww幼いwww」
友「うっせえ!!!!よこせ馬鹿!!!」
男「おっとぉwww」 バッ タタタタ
友「あっこのやろう!!」 タタタタ
担任「こらぁ!!走るな!!」
廊下
男「あー面白いwww」
友「お前のも見せろよ」
男「ほらよ」 ポイ
友「おっどれどれ・・・www坊主かよwwwハゲじゃねえかwww」
男「ハゲじゃねえよwww」
友「ほらよこのハゲ野朗www」
ハゲ教師「えっ?」
友「え?いや先生じゃなくて、こいつに」
シーン
ハゲ教師「誰もいないぞ」
友「違っ!これは・・・違うんです!!」
『ウィダーINゼリー』
男「」 チュウウウウウウ
男「うめえなウィダー」
友「何本飲んでんだよ!!」
男「4本目。このウィダーのキャッチコピー知ってるか?」
友「ん?あー10秒チャージだろ?」
男「そうそう。俺さ、2秒で出来るわ」
友「また馬鹿なことを・・・」
男「本当だって!思いついたんだよ!」
友「やってみろよ」
男「お前の力も貸して欲しい!!」
友「なんだRPGの主人公みたいに・・・で、どうやんだよ」
男「まずウィダーの底を切ります」 ジョキジョキ
友「もうおかしいよ?」
男「ちょうどいい高さの机にイグニッション」 ポス
男「そして置いたウィダーの高さに俺の顔をイグニッション」スッ
男「よっしゃぁ!!!!友ぉ!!!!ウィダーをぶっ叩くんだぁぁぁ!!!!」
友「よっ」 ブン
バシャァ!!!! 男「ああああああああ!!!!!眼に入ったああああ!!!!」
友「うわ、汚ね」
『男とは何たるものか』
男の家
男「・・・」ピコピコ テキショウウチトッタァ!!!!
友「・・・」ピコピコ リョフダアアアア!!!!
男「なぁ」 ピコピコ
友「んー」ピコピコ
男「キャーキャー言われてえな」 ピコピコ
友「本当な」 ピコピコ
友「でもよー」ピコピコ
男「おー」 ピコピコ
友「男として強くもなりたいよな」
男「」 ピタッ
男「そうだ・・・男って何だ」
友「なんだよいきなり」
男「努力を見せず・・・悲しい傷を肩に隠し・・・背中で語る・・・それが」
友「男の美学・・・」
男「モテるとかモテないとかその後だろ!!」ガタッ
友「考えてみればそうだ・・・・!!!」ガタッ
男&友「じゃあ何するか・・・」
男「あれだ・・・まず形から入るか・・・」
友「そうだな」
男「まず何が男らしいんだ・・・」
友「形からだろ?・・・筋肉は修行しなきゃならんし、格闘技も同じだし・・・」
男「傷があるのとか?」
友「あー」
男「痛みに耐えてるのとかかっこいいと思う」
友「あー分かるわ・・・ふっ・・・」
男「・・・」
友「ただの厨二病だよな・・・」
男「ああ・・・」
男「いや厨二病は痛がってるだけだ・・・そこで差別化すればいい・・・」
友「つまり?」
男「本当の痛みに耐えればいいんだよ・・・!!」
友「そうきたか・・・」
男「問題は怪我しなきゃならん・・・」
友「そこまで馬鹿なことはできんだろう・・・」
男「そうだ!!」 パァ
友「絶対ろくなことじゃねえな」
男「ジャジャーン」 つ塩 キンカン
友「お前本当それ好きだな」 ※>>13参照
男「これを目に塗る」
友「・・・なんか俺の目指す男からかけ離れていくんだが」
男「やろう」ズイ
友「お前絶対おもしろそうだからやらせようって思ってるだろ」
男「・・・」
友「・・・」
男「・・・w」
友「よこせ!!」 バッ
友「おらぁ・・・!!!!」グググググ つキンカン
男「やめろぉ・・・・!!!!」ググググ
友「観念しろぉ・・・!!」 ググググ
男「うおお・・・!!」ググググ
つキンカン スッ
男「あっ」
友「なんだ大したこ
男「・・・あ’’あ’’あ’’あ’’あ’’!!!!」
友「おー・・・ごめん・・・」
『男とは何たるものか2』
男の家
男「ま、上がれよ」
友「お邪魔しまーす」
長男「よう」
次男「久しぶりだな!」
男「あれ!どうしたんだよ。親父なら夜まで帰ってこないぜ」
友「どうも」
長男「ああこんにちわ!いやぁねこの度は結婚の報告にさ」
男「は!?」
次男「俺もだぜ!」
友「っへー・・・まだ若いですよね?」
長男「俺は22!」 次男「俺は21!」 カタクミ
男「くそっ!うらやましいぞ!!」
男の部屋
友「結婚かー」
男「兄貴たちも高校のときまったく女っ気無かったのに・・・」
友「兄貴たちはすぐ働きに出たのか?」
男「ああ父子家庭だから長男は短大行って、次男は宅配やってる・・・」
男「くそおおお!!やることやってんだな!!」
友「はははwww」
男「あーあ」 グデー
友「ふー」グデー
男「結局縁があるかないかなんかなー」グデー
友「また目にキンカンやるか?結構おもしろかったぞ」
男「馬鹿か!!悶絶するとこ見られてモテるわけねえだろ!!もっとこう男らしくさ・・・てか形から入ること自体・・・」」
友「あ」
男「なんだよ」
友「こりゃモテるぞ、男らしいぞ」 ズイ
男「な、なんだよ・・・」
コチョコチョコチョコチョ
男「あひゃひゃひゃwwww!!!!馬鹿!!っひゃひゃひゃwwwwわき腹はwwww」」
友「耐えろ!!耐えるんだ!!」 コチョコチョコチョコチョコチョ
男「やめろ!!wwwやめろおおお!!!っひゃひゃひゃひゃひゃwww」 ジタバタ
友「男らしいぞ!!」
長男「なんだ騒がしいな」
次男「なんだ?」
長男「なにやってんだーって・・・」
次男「あっはっはっは!」
男「兄貴いいい!!!助けてえええwwww」 ジタバタジタバタ
友「お兄さん!協力してください!強くなるためなんです!!」コチョコチョコチョコチョ
次男「面白そうだな!」コチョコチョコチョ
男「クソ兄貴いいいい!!!!wwwwああああ!!!!!wwww」ジタバタ
長男「どれ俺も」コチョコチョコチョコチョコチョ
男「てめえらああああ!!!!絶対にゆるさんからなあああああ!!!!wwww」ジタバタジタバタ
1分後
男「」チーン
友「やりすぎたか・・・」
次男「あー楽しかった」
長男「事後だ事後」
『羨望と嫉妬』
友「うぐっ・・・ひっく・・・ぐす・・・」ポロポロ
男「なにしてんだよ公園の前で・・・」
友「うあああ・・・」ポロポロ
男「ど、どうしたんだよ」
友「ひっく・・・」 ユビサシ
男「ベンチ?」
「あんまくっつくなよ恥ずかしい・・・」
「えー、いいじゃん!彼女なんだもん!」
男「あのいちゃついてるカップルがどうした?」
友「弟・・・」
男「うああああん・・・」ポロポロ
友「くそおおおお・・・・」ポロポロ
『しょうゆ』
父「おはよう」
男「うーい・・・ふぁーあ・・・味噌汁に厚焼き玉子か・・・いいね」 ネボケ
男「しょうゆ・・・」 ジョー
父「おい、それ味噌汁だぞ」
男「いただきます・・・・」 ズズズズ
男「ヴぉっ!!!!」ブシャッ
父「あー!!きたねえな!!」ガタン
男「あっしょうゆこぼした!もったいね!」ズズズズ
父「こら!!行儀わるいぞ!!」
男「ヴぉっ!!!!!」ブフォッ
父「馬鹿たれ!!しょうゆなんて普通こぼしてもすするか!!」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません