百合子「何が正しいんですか」【ミリマス】 (53)

何が正しいかなんて、人それぞれだ。


物理、科学の分野ならば、それは許されない考え方であるとしても、心の問題ならば、十人十色の答えがあって然るべきだ。

少なくとも、俺はそう思っている。


例えば、恋愛なら、分かりやすいだろう。

相手が画面の上の存在で無い限りは、正解なんてあり得ない。

どんなに考えても、考えても、完璧な答えは導き出すことはできない。


更に例えるなら、罪、法の考え方があろう。

法律上は、殺人によってもたらされる刑罰は明確に記してあるけれど、人を殺してはならない理由なんて、誰にも明確に提示することはできない。



これは真理の問題ではなく倫理の問題なのだ。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427175732

瑞樹「プロデューサー、リトルミズキが何処かに行ってしまいました」

P「何だって?」

瑞樹「あの子がいなければ、私は単なる不思議ちゃんになってしまいます」

P「そうかな……」

P(居た方がもっと不思議なんだけど……)

瑞樹「なにか心当たりはありませんか?」

P「そう言われてもなぁ……あんなのがウロチョロしてたら嫌でも目立つと思うが」

瑞樹「……困ったぞ」


ガチャ

百合子「プロデューサーさん! 瑞樹さんによく似た妖精を捕獲しました! これで私も彼方の世界とつながりを持てるかもしれません!」

瑞樹「! それは……」

ミズキ『はなせー、はなしてくれーユリコー!』

瑞樹「七尾さん、その子はリトルミズキです」

P(また厄介なことになりそうだ)

百合子「リトルミズキ? ……どういうご関係で?」

瑞樹「むむ……そうですね……私の、友達、といったところでしょうか」

百合子「へぇー! 素敵な友達ですね!」

P(それで納得するのか百合子)

瑞樹「すみませんが、七尾さんが思っているような存在では無いので、返して頂けますか?」

百合子「そういうことなら仕方ないですね。はい、ごめんなさい」

ミズキ『あっ、瑞樹!』

瑞樹「すみません、リトルミズキ。少し見失ってしまいました」

ミズキ『仕方ないなぁ』

P「何はともあれ、一件落着だな」

百合子「……いいなぁ、私もああいう友達を持ってみたいです。なんとかできませんか? プロデューサー?」

P「残念ながら俺にそんな不思議能力は無いよ。他を当たってくれ」

百合子「ですよね……」

P「さて! そろそろ仕事再開しないと今日も徹夜で事務所に泊まらなければならなくなってしまう」

百合子「あっ、すいません! 私、出ておきますね」

P「悪いな、気を遣わせて」

百合子「はぁーあ。今日はオフだし、図書館寄って帰ろっかな」


……?


未来「そうそう! それでね、翼ちゃん……うん、なるほど〜!」

百合子(未来ちゃんが電話してる?)

未来「えっ? いや、それは……私には分かんないよ」

未来「いやいや! 危ないよ! せめて誰かと一緒に……」

翼『そう? ……あっ! このみさーん!』

未来「このみさん? へぇー、偶然ってすごいね! ……まぁ、このみさんならオトナだし大丈夫だと思うけど」


百合子(何の話だろう?)


未来「なら、私もすぐ行くねー!」


ダダッ ガチャ バタン

百合子(行っちゃいました)

百合子「何の話だったんでしょう?」

百合子「することも無いし、追いかけようかな」

支援だよ

>>2
真壁瑞希(17) Da
http://i.imgur.com/DB2pY0K.jpg
http://i.imgur.com/D3yL5qW.jpg

>>3
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/iA4J7Uj.jpg
http://i.imgur.com/LyardK6.jpg

百合子(えーと、未来ちゃんは……いました!)

百合子「未来ちゃんー!」

未来「あれ? どうしたの、百合子ちゃん。こんな所で」

百合子「さっき電話してたのが聞こえちゃって……今日は仕事もオフだしすることも無いから着いて行こうかなって思って」

未来「ありゃ、そうだったんだ……まぁ、冒険は仲間がいる方が楽しいし、いっか!」

百合子「冒険?」

未来「なんかね、翼ちゃんが……」

翼『はぁーあ。プロデューサーさんとオシャレなカフェでデートしたいなぁ〜』

チャラ男『おっ、お嬢ちゃん一人?』

翼『えっ? ……あのその、待ち合わせしてるんですよね。ごめんなさーい!』タッタッタッ

チャラ男『ちょ、おい! ……逃げるこたねぇだろ』


翼『はぁ、久しぶりだからびっくりしちゃった……あれ? ここどこ?』


翼『うーん、困ったなぁ』


ビシッピシッ


翼『?? なにあれ』

翼(壁も無いのに……ヒビっていうのかな?)

翼『なんか面白そうだし、未来に教えてあげよっと』


未来「……って、電話で言ってて」

百合子「く、空間にヒビ!?」


百合子(何てファンタジーな……まぁでも確かに冒険っぽくて面白そうな感じ!)


未来「それでね、どうしよっかなってとこでこのみさんがそこを通りかかったんだって」

百合子「へぇ……でもそこって翼ちゃんもあんまり知らないとこだったんでしょ?」

未来「うん。○○ってビルの裏っ側のとこだって」

百合子「またどうしてそんな所に……」


未来「あ、そろそろ行かないと翼ちゃんが待ちくたびれちゃうから、行くんなら早く行こ?」

百合子「ああっ、待って下さい! ちょっとその前にトイレに寄らせて下さい」

未来「そう、ならここで待ってるから!」


百合子「ほんと、ごめんねー!」


タッタッタッ

呼称はまだ確定してなかったかもだけど、翼と未来は互いに呼び捨て、未来は百合子の事も呼び捨てだったと思うよ

支援

>>11
劇場ストーリー見返したらそうでした
以降訂正します

書き忘れましたがシリアス込み込みです。




百合子「お待たせ未来……って、あれ、未来?」キョロキョロ

百合子(待ってるって言ったのに……)

百合子(もう、しょうがないなぁ。未来のことだし、待ちきれなくてもう行ってるよね?)


百合子(……うーん、やっぱりいない。仕方ない、えーと、○○ビルだったよね)スタスタスタ

今回のように、表現し辛いと私が判断した場合地の文が入ります。
シリアスパートは地の文ばっかりになると思います。





百合子「ここね。えっと……裏は……うわ、ホントに人気が全然無い」


ビシッピシッ


百合子「!?」


百合子は、ビルの裏の暗い路地に、常識の範囲では考えられない光景を目にした。


百合子「ほ、本当に空間にヒビが……! なんだかワクワクして来ました」

百合子(あれ? でも翼とこのみさんがいないけど……)

百合子「……まさか、もうアノ中に?」

一旦乙です

>>5
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/4Tgk3JW.jpg
http://i.imgur.com/mloeRlp.jpg

伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/CYu4C6u.jpg
http://i.imgur.com/1Flgaic.jpg

百合子「未来も先にいるはずだし、大丈夫だよね!」

百合子「よし、行ってみましょう!」


百合子「でも、流石に入るには狭いですね……割れたりしたらいいんですけど」ツンツン


ガシャッビシッ


百合子(あれ、普通に割れちゃいました……よく分かりませんけど、これで入れるようにはなりました。今度こそ行きましょう)


百合子「よっ、しょ……」

百合子「っと……うわ、なんですかここ」

百合子(まるで宇宙に来たみたい……)

百合子(でも、変ですね……なんだか、さっきから頭が痛いです)


百合子「うぐ……っ」

百合子「ううううっ……痛いっ……!」







百合子「……、頭痛が止みましたか……」

百合子(なんだったの?)

百合子は世界を見渡したが、宇宙のような暗い空間が広がるばかりで、他のものはなにも無い。

だがそれでも、この不思議な状況は、彼女を興奮に至らせるのに十分に足りていた。



百合子「すごい……」

百合子(なんて表現したらいいのか、分からない)



世界観の急激な変化に、どんな語彙を用いるべきか、彼女はすぐに判断できなかった。

だが、その時。

右手の方、かなり遠くの方に黒ではない色があった。

それは、人の形であるように見えた。



百合子「! ……誰か倒れてる!?」

また夜に。
今回とおそらく次回で1話が終わります

百合子「大丈夫ですか!」タッタッタッ



百合子「え!? こ、このみさん!?」

百合子「大丈夫ですか!?」ユサユサ

このみ「……」

百合子「頭から血が!」

百合子「一体何が!?」

このみ「……」




百合子(反応がない……気を失ってる?!)






百合子「と、とにかくここを離れないと」

??「アァアァ------!!」

百合子「ヒッ……」

百合子(な、なにあれ!?)

魔物「アアアア……」

百合子「嘘……」

百合子(このみさん、まさかアレに!?)

魔物「グアアッアアッ!!」ダダッ

百合子(に、逃げないと……!)

百合子「?!」

百合子(あ、足が震えて……!)

百合子「いやあああああっ!」

魔物「グアアアアッ!!!」

細々投下するよりはまとめた方がいいですよね
毎日投下が目標だったんですがちょっと細かすぎて私自身気持ち悪くなっていました

今回出た魔物は犬型で想像して下さい。

〜その頃〜


未来(あれ……迷っちゃったかなぁ)

未来(百合子もどっか言っちゃうし……)

未来(どうしよ……っていうかどこに行かないといけないのか忘れちゃったし)


未来(ん? あれは……?)


響「……から……! そう言って……! なんで分かんないんだよ!」


未来(響さん? あんなに怒ってるのは始めて見た……電話してるみたいだけど)

響「とにかく自分は絶対行くからな! ダメとは言わせないぞ! ふんっ」

未来(あっ、切った)



未来「響さーん!」

響「未来!? なんでこんな所に」

未来「百合子と遊びに行くつもりだったんですけど、はぐれちゃって」

響(また未来はアホを炸裂させたのか)

響「遊びにって、どこか目的地があるんなら百合子はもうそっちに行ってるんじゃないか?」

未来「それが……場所忘れちゃって……」

響「ええ!?(信じがたいぞ)」

未来「で、フラフラしてたら響さんを見つけたんですよ!」

響「そ、そうだったのか……」

響「でもごめんな、今から行かなきゃいけない用事があって」

未来「さっきの電話のことですか?」

響「え、聞いてたのか!?」

未来「ちょっとだけ聞こえちゃいました」

響「どのへんから!?」

未来「えっ? ……えっとぉ……あっ、電話を切る直前からです!」

響「そうか……(良かったぁ)」

未来「それで、良かったら私も響さんについて行っていいですか?」

響「いや、それは……いやいや、百合子との約束はどうするんだ?」

未来「それは……連絡もつかないですし」

響「携帯も繋がらないのか?」

未来「はい、電波が届かない〜とか言って」

響「ふーん」

未来「翼とも一緒の予定だったんですけど、翼とも連絡つかなくて」

響「そうなのか」

響「それはおかしいな……」

響「でもそれとこれとは別だぞ!」

未来「ええ!?」

響「悪いけど、本当に自分が文句言いに行くだけだからな。未来は付き合う必要ないよ」

未来「ええっ、でもでも〜」

響「あっ、ホントに時間が無い! ゴメンな未来! また今度な〜!」

未来「ちょっ、響さーん! ……行っちゃった」

未来(事務所にいって静香ちゃんでもいじったりしようかな)

〜その頃〜


百合子「きゃあああああ!」

魔物「グアアアアッ!」

シュン! ドオオオオオオン

魔物「!?」

百合子「きゃっ!?」


??「大丈夫ですか……!?」

百合子「あ、あなたは!?」

??「…………上からは仮面ライダードラゴンと呼ばれているけれど」

百合子「か、仮面ライダー!!??」

ドラゴン「そんなことはどうだっていい。とにかくあなたはここをすぐに逃げて!」

百合子「逃げろって……!」


ドラゴン「はぁっ!」ブンッ

魔物「ギャオッ!」ブンッ



百合子(なんなのこの光景……)

百合子(それに仮面ライダーって……ああ、混乱して来ました)

ドラゴン「ふっ!」バキッ

魔物「グゥッ!」ドコッ

ドラゴン「これで終わりよ!」

チャージング!
アーユーアイドル?

ドラゴン「yes!」バッ

魔物「ッ!?」

ドラゴン「はあああああ!!」

ジャキーン!

魔物「グアアアア!!!」ドカーン



ドラゴン「ふぅ……あら? 逃げてなかったんですね」

百合子「あ、足が動かなくて……」

ドラゴン「そう……なら一緒に行きましょうか」

百合子「あの、どなたかは知りませんが、ありがとうございます」

ドラゴン「いいえ。でも、どうしてあそこに?」

百合子「……ビルの裏に、不思議なヒビがあって……入ったら、あんなことに」

このみ「……」

ドラゴン「その人は大丈夫?」

百合子「はい、気を失ってるだけだと思います」

ドラゴン「そう、良かった。なら一つだけ約束してください」

百合子「なんでしょう?」

ドラゴン「もう2度と、ひずみ……ヒビの近くに行ったり、或いは中に入らないこと。いいですね?」

百合子「は、はい! もうあんな思いは嫌ですから」

ドラゴン「約束ですよ。それでは」バッ!

百合子「あっ……」

百合子(仮面ライダードラゴン……何処かで聞いたことのあるような声でしたが……誰でしたっけ?)

百合子(う〜ん……あの低音……)

第一話、了

次回以降に持ち越される設定、謎

・仮面ライダードラゴン(仮名)
青色のパワードスーツを纏った戦士。
モチーフは青龍と清流。
武器に直剣を用いる。属性は水。

必殺技
ドラゴンスクリュー
空高く飛び上がり鋭い回転ドロップで敵を切り裂く。
今回用いたのはこれ。(分かりにくい)

変身者は青いあの人。


・歪(ひずみ)
空間に出来たヒビ。その内部はさながら宇宙空間。




次話予告
行方不明となる翼!
このみは記憶喪失!?
響の言っていた目的とは!?
未来のアホが再び事件を巻き起こす!
次回「推参! イエローライダー!」


特撮が好きです

乙です

>>23
馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/itNCjPy.jpg
http://i.imgur.com/nZl40nJ.jpg

>>27
我那覇響(16) Da
http://i.imgur.com/rwo0lMW.jpg
http://i.imgur.com/Y8B5kEc.jpg

〜事件の翌日〜

百合子(とりあえず、あの後このみさんを病院に送ってから、事務所に少し寄って、プロデューサーさんに事情を最低限話した後、私は帰って……)

百合子(なんとなく、体がフワフワしたような感じが、私を眠らせなかった)

百合子(それだけでなくともあんな体験があったから、ある意味興奮して眠れなかったとは思う)


私は昨日からずっと考えていた。
私の前に現れた青色の戦士。
声のトーンからして、おそらく女性だったはず。でも、拡声器を通したような声で、どんな声だったかまではよく思い出せない。
と言うより、あの日……昨日のこと自体が、はっきりと思い出せないでいた。
まるで、誰かに頭の中をいじくられているような……

昨日のことをプロデューサーさんに話す際に、嘘を付かねばならなかった。
青色の戦士に言われたこともあったけれど、プロデューサーさんにどう説明したら良いか分からなかった、と言うのが1番の理由。


百合子(なんて、考えてもしょうがないよね!)

百合子(もう、行かないって、約束しちゃったんだから!)

そう自分に言い聞かせて、事務所に向かう。
今日はラジオ番組の予定だ。


百合子「おはようございます!」

千早「あらおはよう、七尾さん」

百合子「千早さん! おはようございます」

千早「……? 昨日、何かあったの?」

百合子「? どうしてそんなことを?」

千早「いえ、ちょっと違和感があって……」

百合子「違和感? 私にですか?」

千早「ええ……でも、大したことは無いみたい。ごめんなさいね」

百合子「は、はい……?」

千早「さて……、私は行くわね。今日も頑張ってね」

百合子「はい! 千早さんも!」

千早「ええ……じゃあね」

百合子(なんだったんだろ……千早さん)

百合子「私、昨日何かしたかなぁ?」

このみ(ここは……どこ……)



くらい……海の底みたいに……真っ暗で……どす黒い……

私は……何をしてるのかしら……

頭が割れるように痛い……ような

これは……イメージ……?

私の心象風景……?

わからない……何もかも失ったように……


あれは……扉?

わからないけど、わかる

わかってはいけないということが。

でも、みてしまった。気がする。

私のそばで、誰かが傷つき、叫びながら、遠くへ行くような。そんな風景を。

何かが告げた、と思う。閉ざせ、と。

その通りにした。



このみ「んっ……」

莉緒「あっ、このみ姉さん! 良かった……目を覚まして」

このみ「ここは……?」

莉緒「病院よ。一日くらい眠ってたって聞いてるわ」

このみ「……あの、失礼ですけど、あなたは?」

莉緒「え?」

P「おっ、莉緒か。病院? ……あ、このみさんのことか。え? ……記憶喪失? ……お前、そんな冗談じゃ笑えないぞ?」

莉緒『冗談じゃないわよ! 本当になんにも覚えてないみたいなの! ……もう、何をしたらいいのか分からなくって……』

P「……泣いてるのか?」

莉緒「そりゃ……忘れられてるのよ! あれだけ一緒の時間を過ごしたのに……」

P「そうか……分かった。時間を作って俺も病院に向かう。お前は……そうだな、出来れば刺激しない程度に色々やってみてくれ」

莉緒『グス……ええ、分かったわ』ピッ


P「面倒なことになったな……」

まつり「どうしたのです?」

P「カクカクシカジカ」

まつり「……なるほど。それは由々しき事態ですね」

P「全くだ……」

P「百合子……一体どこでこのみさんを拾ったんだ?」

〜別の場所〜

バックルを腰に当てると,ベルト部分が伸び、腰に巻かれる。
左腰につけられたホルダーから、大きく【6】の数字が書かれた緑色のカードを引き出し、バックルに挿入。


響「……変身!」

仮面ライダーディケ○ドを思わせる変身フォームで、響の体は緑の鎧に包まれた。

響「さぁ! 説明してもらうぞ!」

響「貴音!」

貴音「……どうしてそんなに興奮しているのですか、響」

響「どうしてって、なんで昨日現場に行かなかったんだよ!?」

響「人が襲われでもしたら、大変じゃないか!」

貴音「だからそれは昨日説明したように、現場にはNO.2が向かったと聞きましたので。我々NO.8が向かう必要はないと判断したまでです」

響「だーかーらー! なんでそうなるんだよ! 手数は多い方がいいだろ!」

貴音「我々NO.8のチカラは未だに制御の難しい変身システムです。今響がしているNO.6や私のNO.7ではくらべものになりません。しかし、うえの方々が私たちならば出来ると判断して選んでくださったのです」

響「……? だったら、使わなきゃダメだろ!」

貴音「大体、そんなに行きたければ響が一人で行けば良かったではないですか。私がおらずとも、NO.6への変身能力はあるわけなのですから」

響「そりゃ、そうだけど……」

響「でも! 今あるシステムの中じゃトップクラスの性能なんだぞ!」

貴音「……出来ればあのチカラは、使いたく無いのですよ。理由は、ありませんが。勘のみで、そう判断しております」

響「そこまで言うなら……でも、許したわけじゃないぞ! 使うためにあのチカラは有るんだ!」

貴音「……そんな時は来て欲しく無いものです」

響「……」フシュ


バックルを腰から外し、変身を解除すると、響は何も言わず、貴音の元を去った。


貴音「……嫌な運命を背負わされたものですね」

NO.6
緑色のライダー。
変身者は我那覇響。
武器は槍。

ちなみに、ライダー達の番号は強さではなく製造順。
単純に考えれば後期の機体ほどスペックは高く、初期の機体ほど拡張機能が多い。


>>36
如月千早(16) VO

乙でした
>>41ミス

>>36
如月千早(16) Vo
http://i.imgur.com/AAGJBIv.jpg
http://i.imgur.com/kgqRQn3.jpg

>>37
百瀬莉緒(23) Da
http://i.imgur.com/nEEfxGo.jpg
http://i.imgur.com/XuuUpF4.jpg

>>38
徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/u9DCwdI.jpg
http://i.imgur.com/pBgWbBE.jpg

>>39
四条貴音(18) Vo
http://i.imgur.com/R2v6Pkk.jpg
http://i.imgur.com/niQdhzb.jpg

構想にしばらく時間をください
個々のストーリーは有るのですがそれを繋げるのがどうも上手く行かなくて
どうすればこのイメージを伝え切れるかも大事ですし(特に特撮なのでイメージを掴ませられないと意味不明なことに)
とにかくお願いします

百合子「今日も始まりました! 百合子と!」

紗代子「紗代子の!」

「バーニングホワイト!」

百合子「みなさんこんにちは、七尾百合子です! 早速今日のテーマに行ってみましょう!」

紗代子「最近あった不思議な出来事!」

紗代子「こんにちは、高山紗代子です! うーん、不思議なことねぇ……百合子ちゃんはどう?」

百合子「つい昨日のことなんですけど」

紗代子「うんうん」

百合子「私は昨日オフで、未来達と一緒に遊びに行ったと思うんです」

紗代子「思う?」

百合子「はい。それが、今日の朝起きたら、昨日の記憶が全然無くて!」

紗代子「ええっ!? どういうこと?」

百合子「昨日遊びに行ったって話も、未来に聞いただけで覚えてないし。ちなみに、昨日から翼……あ、これはやっぱりいいです」


『今何を言いかけたんだ?』

『気になるな』


紗代子「そ、そうだったんだね〜! 不思議なことっていうよりそれは怖いことだね」

百合子「ですね……」

紗代子「あ、私はそうだなぁ……事務所に置いていたはずのたい焼きがなくなって、犯人捜しをしたんですけど、本当に見つからなくて。これぞまさに神隠し! ってやつなんでしょうか?」

百合子「それも不思議ですねぇ。私もそういうの良くありますよ」


『あれなんなんだろうな』

『爪切りが無くなるやつな』

『リモコンとかな』


〜〜〜〜〜〜


百合子「では今日もこの辺で!」

紗代子「さようなら〜〜!」




紗代子「百合子ちゃん、ほんと危なかったよさっきのは」

百合子「す、すいません……」

紗代子「翼ちゃんの事はギリギリまで伏せておかないとダメだってプロデューサーも言ってたでしょ?」

百合子「はい……でも、つい」

百合子「だって、翼も私と遊びに行ったらしいんですよ。なのに、昨日から連絡がつかないなんて……」

紗代子「……とにかく、その件については私も出来る限りのことはするつもりだから、心配しないで。根性でやれば、できないことは無いんだから」

百合子「そうです、ね」

紗代子(まずい……)

紗代子(さっきの放送でウワサが流れなきゃいいけど……)

紗代子(とにかく、今日にでも集めないと)

〜〜〜〜〜〜

【バーニングホワイトでの一言が気になる件】



『百合子は多分つばさ……って言ったと思う』

『ってことは伊吹翼のことだろうな』

『紗代子が不自然に遮ったしそうだろうな』

『何を言いかけたんだ?』

『そんなに深刻なことじゃねえだろ』

『スレまで建てることかよ』

『でも気になったろ?』

『今聞いて来たけど確かに不自然だな』




亜利沙「むむむ……これは事件の予感です!」

〜某所〜

NO.1「それで、見つかったんですか?」

NO.2「……いいえ。恐らく、喰われたか、あちらに連れ込まれたか、そのどちらかだと思います」

NO.6「やっぱり……! どうするんだよ! 隠し通すつもりなのか!?」

NO.5「そうするしかないでしょう。どのみち、アレの存在を知られるわけには行かないんですし」

NO.3「あふぅ」

NO.7「これ、真面目にするのです美希」

NO.3「ミキは百合子の記憶を消すのにチカラを使って疲れたの」

NO.5「……それは仕方ないにしても。また4番は遅刻ですか。一体いつになれば……」

NO.6「あればっかりは仕方ないとしか言いようがないぞ……一種のワープだし」

NO.5「まったく、あの人が私たちの中で最も実力者だなんて、不思議な話です」

NO.1「はいはい、話を戻すよ!」

NO.2「とにかく……先ほど言ったどちらのケースでも、私たちが彼女を追うのはもう不可能と言っていいでしょう」

NO.1「当面は10番を探すしかないですね」

NO.3「まだ盗られたままなんだっけ?」

NO.5「そうですよ。一体どうやって盗み出したのか……」

NO.7「面妖なるモノの犯行としか言えません」

NO.6「知ってるのか!?」

NO.7「そうではありません。勘です」

あずさ「あら? またこんなところに……ここはどこかしら?」


ピピピピピピピピ


あずさ「!」

あずさ「……また? 最近多いわね」

ピッ

あずさ「もしもし?」

あずさ「……さぁ、どこか分からないのよ〜」

あずさ「うーん、またお願い出来るかしら? ごめんね、ホントに」

ピッ






あずさ「また敷地の中で迷子になっちゃうなんて……」

あずさ「765プロが広すぎるのがいけないのよね」

NOとかで隠してますけど半分以上もうバレたかな?
というわけで、次は事件編です

乙です

>>45
高山紗代子(17) Vo
http://i.imgur.com/69WoJei.jpg
http://i.imgur.com/iZLyNjw.jpg

>>47
松田亜利沙(16) Vo
http://i.imgur.com/E2sqAec.jpg
http://i.imgur.com/sWAsKUP.jpg

>>49
三浦あずさ(21) Vo
http://i.imgur.com/w2N2Jl7.jpg
http://i.imgur.com/rnt3tUU.jpg

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