~旧調査兵団本部~
リヴァイ「そういえばなんだ…最近SS書いてねえな…」
リヴァイ「昔はしたらば進撃SSの鬼と言われたオレだが…どれ、久しぶりに顔を出してやるか」
ピピッ ピッ
リヴァイ「ふ…オレのSSは未だ伝説となっているのか?」
リヴァイ「あの頃はオレのIDを出すだけで回りがブルってたもんだ」
リヴァイ「どれどれ、最近更新された勢いのあるSSはっと…」
~進撃の掲示板~
最近更新されたSS
ssnoteとかいうサイト見た結果www(462)/
リヴァイ「ががんとす!!」
リヴァイ「……なんだこりゃ……」
リヴァイ「S●note…? 知らんな。どこのサイトだ」
リヴァイ「まあちょっと内容を見てみるか…今のところ勢いのあるスレらしいからな…」
~内容~
「noteはマジで糞だ」
「機能はいい。機能は。SSは糞」
「最近noteから来ているバカがSS書き始めてる。うぜぇ」
「あそこは小、中学校のガキしかいねえ」
「進撃とダンロンだけでしょ。ダンロンはまだいいわ。進撃は糞」
リヴァイ「…ほう」
リヴァイ「ようするにユーザー登録ができるSSサイトというやつか」
リヴァイ「そして若い小、中学校のものが揃っていて文章が幼稚でつまらない、と」
リヴァイ「…ふん。そのサイトがどんなものか気にはなるが…とりあえずこっちはどうなんだ?他所の文句を言っている程SSはにぎわってるのか」
~進撃の掲示板~
最近更新されたSS
● 【ネタバレ】考察、伏線について語り合うスレ総合 4【考察】(622) /
● 進撃×ダンガンロンパ(25)
リヴァイ「全然SS更新されてねえじゃねえか!!!」
リヴァイ「しかもなんだよ!!他のサイトで盛り上がってるカテゴリモロぱくっちゃってるじゃねえか!!」
リヴァイ「…どういうことだ…昔のしたらばはこんな感じじゃなかったはずだ…」
リヴァイ「いつ、どんな時でも、魅力あるSSが執筆されていたんだがな…」
リヴァイ「情けねえ…ここが盛り上がらないっていう理由で、他のサイトの悪口スレとか…」
リヴァイ「しかも他のサイトの批判をなすスレが一番勢いがあるとかどうなんだ」
リヴァイ「……仕方がねえ」
リヴァイ「オレがもう一度、したらばを復活させるしかないようだな」
リヴァイ「…しかし、そのエスエスノーなんとかを見てみんことにはなんとも言えん」
リヴァイ「認めてやるよ…オレが敵情視察とかいうクソみたいな行為をすることをな…」
リヴァイ「……」
リヴァイ「ま、まあ、とりあえずその話題に上がったサイトでも見てみるか」
~某スレ~
リヴァイ「……」
リヴァイ「……」カチッ カチッカチッ
リヴァイ「……」カチッ カチカチ
リヴァイ「ほう…」
リヴァイ「…なるほどな…」
リヴァイ「ユーザー登録ができる他、ランキングシステムやお気に入り、そして他者と話ができるグループコミュニティなんてのがある訳だ」
リヴァイ「…なるほど、小学生や中学生等の若輩が好きな仕様となっている訳だな」
リヴァイ「まあしかし、問題は作品だ。あれだけ皆が批判するくらいだからな。相当に面白くないものなんだろう」
リヴァイ「…しかし、どこを読めばいいんだ…多すぎて何がなんだか分からんぞ」
リヴァイ「ん?カテゴリ別にも分かれているのか。ほう、それなら探しやすいな」
リヴァイ「確かに、機能はいい」
リヴァイ「認めてやるよ…とりあえず機能だけはな…」
ペトラ「…兵長、さっきから何をボソボソ言ってるんですか?」
リヴァイ「がががっがががががっがががんとす!!!!」
ペトラ「…?? どうしたんです?慌てて」
リヴァイ「あああああいいいいいいやややや、ななななななんでもないんだ。どうしたペトラ」
ペトラ「あ、いえ、明日の作戦について書類をお持ちしました」
リヴァイ「そ、そうか。ご苦労だった。うむ」
ペトラ「…??」
リヴァイ「て、ていうかお前、いつからいたんだ」
ペトラ「え…」
ペトラ「兵長が、久しぶりにSS書くか…と言った時くらいですかね」
リヴァイ「それこのSSのタイトルじゃねえか!!最初より遡っちゃってるよ!!声かけろ声を!!」
ペトラ「は、はあ」
リヴァイ「ま、まあいい。用は済んだだろう。下がれ」
ペトラ「え?いや、でもまだ作戦の詳細を聞いていませんし、なにより、SSというものの詳細も聞いていませんので…」
リヴァイ「……」
ペトラ「なにより、SSというものの詳細も聞いていませんので…」
リヴァイ「2回言っちゃったよ!!」
ペトラ「……」
リヴァイ「な、なあ。ペトラ」
ペトラ「はい」
リヴァイ「…その、なんだ」
リヴァイ「今度プリン買ってやるから。このことはエルド達には内緒にしてくれないか…」
ペトラ「…どうしよっかな~」
リヴァイ「つかお前そんなキャラじゃなかっただろ!!」
ペトラ「えへへ。すいません調子に乗りました。大丈夫です。エルド達に言ったりしませんよ」
リヴァイ「…お、おう。ありがとう」
ペトラ「その代わりと言ってはなんですが…私がnoteというサイトのご案内を致しましょうか?」
リヴァイ「……」
リヴァイ「はい?」
ペトラ「うふふ。キョトンとする兵長かわいいです」
リヴァイ「い、いや、嬉しいけど。いつも強面のオレがかわいいと言われるのは嬉しいけども」
リヴァイ「違う、そうじゃない!お前…どうしてオレがnoteとかいうサイトを見ていたと知っている」
ペトラ「ええ?だってさっき…」
リヴァイ(認めてやるよ…オレが敵情視察とかいうクソみたいな行為をすることをな…)
リヴァイ(……)
リヴァイ(ま、まあ、とりあえずその話題に上がったサイトでも見てみるか)
ペトラ「こんな独り言をやけにカッコ良さげに言っていたものですから」
リヴァイ「恥ずかしすぎて死にてえ」
ペトラ「まあまあ。いいじゃないですか。私かわいい兵長好きですよ」
リヴァイ「…お、おう」
リヴァイ「それより…お前は知ってるのか。この…なんとかnoteとかいうサイトを」
ペトラ「あ、はい。一応知ってます」
ペトラ「ていうか、登録ユーザーです」
リヴァイ「ガッデム!!!」
ペトラ「そこはガガントスでいいんじゃないでしょうか…」
リヴァイ「…ガガントスの上級がガッデムだ。覚えておけ」
ペトラ「中二っぽいなあ」
リヴァイ「やかましい」
ペトラ「まあまあ。とりあえずじゃあ、私がこのサイトを案内しましょう!」
リヴァイ「う、うむ。すまんな」
カチッ カチカチッ
ペトラ「では説明していきますねー」
ペトラ「このnoteというサイトでは、進撃がとりあえず大人気で、数あるカテゴリの中でも堂々のトップカテゴリですね」
リヴァイ「ほう」
ペトラ「カテゴリ一覧を見て判るように、進撃の巨人だけで凡そ1万以上の作品があります」
リヴァイ「なっ……! い、一万以上…だと!?」
ペトラ「あはは…まあ、1レスとかで終わっちゃうものもありますから」
リヴァイ「1レス?」
ペトラ「ええ。低学年の子も多いですからね~。執筆につかれちゃったりとかで、更新しなかったり、飽きたら放置とか…そういうのは多いですね」
リヴァイ「…なんだそれは。SS作者として失格じゃねえか」
ペトラ「まあまあ、色んな人がいますから」
リヴァイ「ふん。大方クソが我慢できなくてSSも放置したんだろうよ」
ペトラ「…別に無理に名言もって来なくてもいいですよ。ていうかそれ私らが死んだ後のセリフじゃないですか」
リヴァイ「そこは、マジ、すまんかった」
ペトラ「とにかく、そういう簡単なSSや放置してるSSは多いということです」
リヴァイ「…ふん。まあ、そうだろうな。そうでないと一万とあるSSなんぞ書けるもんじゃない」
ペトラ「…でも、名作ももちろんありますよ?」
リヴァイ「えっ」
ペトラ「私は今noteのユーザーであり、別に肩を持つとかそういう感情はないんですけど…」
ペトラ「私自身リヴァペトSSとか好きだったので、色んなサイトの色んなSSはもちろん見てきました」
ペトラ「そんな私が客観的に見ても、中には物凄い名作もあったりしましたね」
ペトラ「ほら、名作ってNaverまとめとか載ったりするじゃないですか。noteからもそういうの抜粋されてましたし」
リヴァイ「……」
ペトラ「ていうか、私も以前したらばで書いてたんですが、正直に言わせてもらいますとですね」
ペトラ「ここ、他のサイトを馬鹿にするスレが一番上に来たりしてるじゃないですか」
ペトラ「そういうの見ちゃうと正直、うわあ、って思っちゃいました」
ペトラ「なんかその…情けないというか…」
リヴァイ「……」
ペトラ「…すいません…出過ぎた発言を…」
リヴァイ「…いや、お前の言う通りだ。ペトラ」
ペトラ「……」
リヴァイ「…自らの恥を認めない者に、次の道は開けない」
リヴァイ「そして、人の悪口を陰で言うような輩など、もっての外だ」
ペトラ「……」
リヴァイ「ここは…したらばは変わらないといけない…オレ達は考えを変えるべきなんだ」
リヴァイ「それこそ、このなんとかnoteに飲み込まれてしまうぞ」
ペトラ「…まあ私飲み込まれましたけど」
リヴァイ「ががんとす!!」
リヴァイ「…そ、そうだったな」
ペトラ「いやあー。最初は子供ばっかりの幼稚なサイトだな~と思ってたんですけどね。ははは」
ペトラ「ただ、仲にはすごく的確な助言をしてくれる人もいたりしますし…お気に入りシステムも八百長とか言われてますけど、やっぱりの作品に評価がつけられるのも良いものですね」
リヴァイ「……」
リヴァイ「しかし、オレは裏切らんぞ」
リヴァイ「このしたらばのおかげで、オレは普段のストレスを解消できたんだ」
ペトラ「…」
リヴァイ「ここで…書き続けるのが…」
リヴァイ「オレの…恩返しだからな」
ペトラ「うふふ…はいっ!そんな兵長、私好きです!」
リヴァイ「ガッデム!!」
ペトラ「今の最上級なんですかwww」
リヴァイ「…まあ、いい」
リヴァイ「とりあえず、このnoteとかいうところを案内してくれ」
ペトラ「はい!えへへ…」
ペトラ「では次に、機能の説明をしますね」
ペトラ「もうご存知のとおり、noteにはお気に入り評価の他、グループコミュニティやランキングシステムというものが存在します」
リヴァイ「…それは大体判るが…ここの批評を見てみると、ランキングシステムはあまり意味がないらしいじゃないか」
ペトラ「んー、まあ、そうかもしれませんねえ」
リヴァイ「ようは、別に面白い作品が上位にある訳ではない、と聞いたぞ」
ペトラ「…そんなことはないと思いますが…」
ペトラ「ああ。多分それ、本当に面白くない作品とかのことじゃないですかね」
リヴァイ「…本当に面白くない作品…だと?」
ペトラ「ええ」
ペトラ「考えてもみてください兵長。子供しかいないとか言われてるサイトで人気が出るのって、どんな作品だと思います?」
リヴァイ「んん? んー」
リヴァイ「まあ、主人公が強かったり、好みのカップリングを書いたりしてる作品か?」
ペトラ「ええ。まあ、そんな感じですよね」
ペトラ「でも、実際にそういう作品は、上位にはほぼありませんよ」
リヴァイ「何、そうなのか?」
リヴァイ「SS界では有名な、【兵士一万●分のエレ●】とか、そういう類が盛り上がっているのだと思っていたが」
ペトラ「まあ、普通に考えれば、そういうのがヒットしますよね」
ペトラ「確かに言われる通り、そういったキャラのチート話はお気に入りとか入りやすい傾向にはあります」
リヴァイ「まあそうだろうな。しかし、上位にはチート系はほとんど入っていない、ということなのだろう?」
ペトラ「そうですね」
ペトラ「かといって、物凄い文才の長けた作品が入っている訳でもありません」
ペトラ「はっきり言ってしまうと、判り易くかつ面白味がある作品が上位を飾っている、ということが言いたいのです」
リヴァイ「…判りやすく、面白味がある、というと」
リヴァイ「SSってことじゃねえか」
ペトラ「はい」
ペトラ「ですからやはり、SSで評価されているという点は間違っていないとは思いますよー」
ペトラ「事実私も、小説みたいなSSと、ギャグみたいなSSを書いたら、ギャグの方がお気に入りもらえましたしね」
リヴァイ「……」
リヴァイ「…まあ、少し話は逸れたが…」
リヴァイ「結局、それなりにランキングに載っている作品が評価されて上位にあることは分かった」
リヴァイ「しかしその、最初に言った【本当に面白くない作品でも上位にある】とはどういうことだ」
ペトラ「ああ、そうですね。すいませんその説明が抜けていました」
ペトラ「それはまあ、一言で言うと、友達票というやつです」
リヴァイ「…友達票?」
ペトラ「先程、noteにはグループコミュニティがあると言いましたよね?」
リヴァイ「ああ。他のユーザーや執筆者と話せる環境という場所のことだな」
ペトラ「ええ。」
ペトラ「まあ一言で言っちゃうと、そこで知り合った人からお気に入りをもらうということです」
リヴァイ「…なるほど。別に面白くないけど、友達だからお気に入りしてやろう、って魂胆のことか」
ペトラ「まあ、そういうことです」
リヴァイ「…ふん。だから面白くない作品でも【上位にあがって人気があるように見える】という訳だな。なるほど。そりゃあ面白くないと言われるのも当然だ」
ペトラ「最近はそういうのは減ってきたんですけどね…まだまだそういった義理でお気に入りする風習はあるみたいです」
ペトラ「ですから、上位のSSが面白くない、というのは語弊がありますね。面白いSSももちろんあります」
リヴァイ「なるほどな。理解した」
ペトラ「それに、SSっぽいSSや、小説風味のSS、バトルものSS、感動物のSS等、色んなジャンルがありますね。そこが魅力の一つでもあるかもしれません」
リヴァイ「…なるほど」
ペトラ「まあ、ものは試しで」
リヴァイ「ん?」
ペトラ「兵長も、ご覧になってはいかがですか?」
リヴァイ「何を」
ペトラ「note内のSSです。まあ、ランキング順でも、自分が気になったやつでも」
リヴァイ「…まあ」
リヴァイ「そう、だな。敵を知る上でも必要な行為ではあるか」
ペトラ「ええ。巨人を倒すにはまず巨人を知らないといけませんもんね!ちょっとハンジ分隊長の受け売りですけど…」
リヴァイ「…いいだろう」
リヴァイ「認めてやるよ…このオレにSSを読ませることをな…」
ペトラ「若干日本語変ですよ。兵長」
リヴァイ「興奮してるってことだ」
ペトラ「エレンが牢屋にいるとき貴方興奮してたんですかww」
ペトラ「あ、そうだ」
リヴァイ「ん」
ペトラ「読むのはいいのですが、noteは結構執筆者以外のコメントが目立つので、虫眼鏡をつけてみたらいいですよ」
リヴァイ「虫眼鏡?」
ペトラ「それをクリックすれば、執筆者のみのSSを見ることができます」
ペトラ「まあ、最近はコメントをもらわずSSを書くひともいますけどね」
リヴァイ「いやいや、そんなもん、面白いSSにはどうしてもコメントが増えるだろう」
ペトラ「ああー、えっと、コメント制限もできるんですよ。noteって」
リヴァイ「……なん……だと……!」
リヴァイ「虫眼鏡機能に……コメント制限機能まで……!?」
ペトラ「あ、ブックマークシステムもありますね」
リヴァイ「ガガッガガガガガッガッガアントス!!!!」
ペトラ「…なんですかそれ」
リヴァイ「…もう本当、ぱねえ、やべえって時に使う言葉」
ペトラ「あれ、この人意外にめんどくせえな」
リヴァイ「……とりあえず読んでみるか」
ペトラ「ええ。どうぞどうぞ」
リヴァイ「しかし、ランキングに沿って面白いという訳ではないんだろう。どこから見るのがオススメなんだ」
ペトラ「んー、そうですねえ」
ペトラ「個人によって色々別れますけど、私はランキング●位の人が好きですね。ギャグが逸脱してます」
リヴァイ「…ほう。ギャグか」
リヴァイ「ふふ、ペトラよ。お前オレがこのしたらばでなんと呼ばれていたのか知っているのか…?」
ペトラ「えっとー…なんでしたっけw」
リヴァイ「ふん」
リヴァイ「ギャグを書かせたらSS界一の人類最強っぽいやつ、だぞ」
リヴァイ「そのオレにギャグ作品を見ろとはな。全く…なめられたものだ…」
ペトラ「…じゃ、どうぞ」
リヴァイ「うむ。じゃあ見てやるとするか」
~20分後~
リヴァイ「だーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっ!!!」
ペトラ「……」
リヴァイ「かーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっ!!!」
ペトラ「……」
リヴァイ「ひいいいいーーーー! ひいいいいいーーー! 死ぬ!死ぬ!!」
ペトラ「……」
リヴァイ「くっそおおおおwwwwwww」
ペトラ「爆笑とかもう通り越してるじゃないですか……」
リヴァイ「だって!!だっておま…ぷくふふふへへははっ!!」
ペトラ「かっこいいクールな兵長どこいったんすか」
リヴァイ「いやいやwwwすまんすまんwwwあーっ、くそ」
リヴァイ「ああー、くっそwwwマジwwwやられたwww」
ペトラ「だからー、言ったじゃないですか。面白いって」
リヴァイ「……」
リヴァイ「ちぃ……」
リヴァイ「…認めるしかねえようだな…」
ペトラ「あはは。まあ敵をまず認めるところから始めましょう!私らはまだまだこれからですよ!」
リヴァイ「……しかし、意外だな」
ペトラ「え?」
リヴァイ「試しに10個程、お前のオススメのSSを読んだ訳だが…」
リヴァイ「滅茶苦茶おもしろかったのに、そこまでお気に入りが入ってないぞ?」
ペトラ「あー」
ペトラ「確かにそれはありますね。本当にめちゃ面白いのに、お気に入りが入らないギャグ作品」
リヴァイ「…何故だ? 皆も面白いと思うくらいの逸脱したギャグ作品と思ったが」
ペトラ「それは多分、ギャグ作品では【感動がないから】かもしれません」
リヴァイ「…感動がないから?」
ペトラ「ええ」
ペトラ「私、今noteで書いてるから特に思うんですけど」
ペトラ「【感動した】ものじゃないと、お気に入りしてもらえない【傾向】がある点はありますね」
リヴァイ「ほう」
ペトラ「それは、今SSランキングの影響もあります」
リヴァイ「ランキングの影響…?」
ペトラ「はい。」
ペトラ「noteって、色々なカテゴリが存在するんですけど、その中でランキング上位にある作品はほとんど【感動系】のお話なんです」
リヴァイ「…SSで感動系とは珍しいな」
リヴァイ「ほのぼのしてて、クスッと笑う。これがSSの醍醐味だと思うが」
ペトラ「…私もそう思ってたんですけどね」
ペトラ「でも、実際読んでみたら分かります。たまには感動系のお話も良いものですよ」
リヴァイ「…ええー…」
リヴァイ「兵長、そういうSS興味ないもん」
ペトラ「何キャラですか突然」
リヴァイ「いやー、だってさー、感動系ってさー、小説とか映画とかあるじゃん」
リヴァイ「SSだよ?これ」
ペトラ「絶対兵長そんなこと言わないですよね。まあ脳内神谷ボイスに変換してるから許しますけど」
リヴァイ「…オレは重い話が苦手なんだ」
ペトラ「うーん、私もそうでしたけどね」
ペトラ「でもまあ、ものは試しで」
リヴァイ「ええー…しかもさあ、長いだろ?そういうSSって」
ペトラ「まあまあ」
リヴァイ「…ちっ、しゃあねえな」
リヴァイ「途中で読みたくなくなったら、やめるからな」
ペトラ「どうぞどうぞ」
リヴァイ「……ふん」
~一時間後~
リヴァイ「おおおおーーーーーーいおいおいおいおい!!!」
ペトラ「……」
リヴァイ「おおおおーーーいおいおいおいおいおい!!!」
ペトラ「……」
リヴァイ「ぼええっ…グスッ…ぼえええっ!」
ペトラ「……」
リヴァイ「おおおーーーいおいおいおいおい!!」
ペトラ「泣いてるんですか吐いてるんですか、叫んでるんですか……ってかなんなんすか」
リヴァイ「おま……! グスッ…おまえよおおお…ヒック……!」
ペトラ「ボロ泣きもいいとこじゃないですか……」
リヴァイ「泣くだろ!!おおおああああ!!泣くだろこんなもん!!ふざけんな!!」
ペトラ「……そうなんですよ……」
リヴァイ「うおおお……! マルコーーーッ!!……アニイイイ!!」
ペトラ「正直、めっちゃ感動するんですよ……」
リヴァイ「うう……ススッ……反則や……グス……あかんわこんなもん……」
ペトラ「…分かってくれました?」
リヴァイ「ああう……グス……」
リヴァイ「うん……」
ペトラ「かわいいなぁ」
リヴァイ「なるほど……グス……こんなもん見た後、お気に入りしたくなるのは……グス……当然だな…」
ペトラ「そうなんですよねえ」
リヴァイ「しかもこういう感動系を見たあとなら、尚更ギャグ作品が目劣りするな」
ペトラ「ええ」
ペトラ「しかもねー、こういう感動系書く人に限って良い人だったりするんですよ……」
リヴァイ「んなもん反則だろ……」
ペトラ「しかも巷の噂では、作者はイケメン、美女ばかりだとか」
リヴァイ「そこは信じねえぞ!!信じてたまるかああああ!!リア充はそんなSSとか書いてる暇なんかないはずだああああ!!死ねえええええ!!」
ペトラ「もう、みんなの憧れのリヴァイ兵長どこいったんですか…」
リヴァイ「しかし……なるほど……」
リヴァイ「これで、色々分かったな」
リヴァイ「ssnoteは、皆が言うようなクソサイトではない」
リヴァイ「く…悔しいが…SSサイトの中では書きやすくて機能も良い、しかも良作もそれなりに存在するサイトということだ…」
ペトラ「ええ…」
ペトラ「ですからしたらばで、ssnoteを見た結果wwwとかいうスレがずっと上がっているのは、もうなんていうんですか、嫉妬にしか見えないんですよ」
リヴァイ「……確かにな……」
ペトラ「しかも、noteの更新履歴とかみてください」
ペトラ「ほぼ1分更新で、5作品くらい更新されてるんですよ…」
リヴァイ「…圧倒的な差じゃねえか…」
リヴァイ「このSSとか、書き出してからずっとトップだぞ…」
ペトラ「そうなんですよ…」
リヴァイ「ああ、情けねえ…なんなんだ、あの他サイトを批判するスレは…」
ペトラ「だから、私がnoteに移った理由が分かりますよね?」
リヴァイ「……」
リヴァイ「いや。まだだ」
ペトラ「えっ」
リヴァイ「言っただろうペトラ。俺は【したらば】に恩返しをすると」
ペトラ「は…はい」
リヴァイ「だから、オレは敵のサイトを見た。したらばを再度復活させるためにな…そのためにnoteの詳細を聞いた。」
リヴァイ「だが!!」
リヴァイ「まだ…まだオレは、noteの【良い部分】しか見てないぞっ!!」
ペトラ「っ!」
リヴァイ「……」
ペトラ「……」
リヴァイ「何が言いたいか……分かるな? ペトラ」
ペトラ「……はい」
リヴァイ「……さあ、教えろ」
リヴァイ「そこまで素敵なサイトではあるが…何か弱点があるはずだ…」
ペトラ「……」
ペトラ「…そのとおりです…」
ペトラ「弱点と言うかなんというか…、そういう点はあります」
リヴァイ「……やはりか……」
ペトラ「……まあでも、考えてみれば当然のことなのかもしれませんが…」
ペトラ「……」
リヴァイ「…なにをもったいぶることがある。言えばいい」
ペトラ「……えっと……」
ペトラ「やっぱり一番の弱点は、ユーザー登録できる、という点ですかね…」
リヴァイ「…ほう」
ペトラ「いくら良い作品だろうが、悪い作品だろうが、そのユーザーで判断されちゃう場合があるんですよ…」
リヴァイ「……と、いうのは?」
ペトラ「えっと…例えばしたらばでSS書いたら、IDだけは残りますよね?」
リヴァイ「ああ。まあな」
ペトラ「でも名前でも変えない限り、相当なマニアじゃないと、誰が書いてるか分からないじゃないですか」
リヴァイ「…うむ。まあ二次創作というのは基本は違法だからな。未登録で名前を知られずに書いておけば、別に違法で警察とかに怯えることはない」
ペトラ「そこは管理者次第でユーザーの保守はできてるからいいんですけど、問題は【こいつの書いた作品なら見なくていいや】と思われるとこがあるというとこですかね」
リヴァイ「…?? どういうことだ」
ペトラ「えっと……」
ペトラ「例えば兵長が、【A】というユーザーでSS書くじゃないですか」
リヴァイ「ああ」
ペトラ「それで出来上がったのが、めちゃくちゃ面白くないSSだったとします」
リヴァイ「お前喧嘩売ってんのか」
ペトラ「いや例えばですよ例えば!」
リヴァイ「…ちっ、まあ、いいだろう」
ペトラ「で、兵長が使っている【A】というユーザーで面白くない作品書いても、まあ人気出ないですよね?普通」
リヴァイ「…そうだな」
ペトラ「そして、兵長がまた作品を作りたくなって【A】のユーザーでSS書くじゃないですか」
リヴァイ「ああ」
ペトラ「それ、誰か見てくれると思います?」
リヴァイ「……まあ、前作の失態があるのなら、見たいとは思わないな」
ペトラ「そうなんですよ!!」
ペトラ「これがnoteの怖さです!!」
リヴァイ「……なるほど」
リヴァイ「ユーザー登録ができるのが、必ずしも良いものではない、ということか」
ペトラ「…はい…」
リヴァイ「しかし、それなら」
ペトラ「?」
リヴァイ「逆もまた、しかりだろう」
リヴァイ「一つ目の作品で脚光を浴びる程の素晴らしい作品を書けたなら」
リヴァイ「次の作品も、読者は読んでくれるということじゃないのか?」
ペトラ「……まあ、そうですね……」
リヴァイ「じゃあ、簡単だろう」
リヴァイ「面白いSSを書けば、評価はしてくれる。そういうシステムなんだ。面白いSS書いて人気出せばいいじゃねえか」
ペトラ「…凄い自身ですね…兵長」
リヴァイ「…ふ…まあオレは、なんといっても人類最強のSS男だからな」
ペトラ「初めて聞きましたけどそんな風評」
リヴァイ「オレも初めて暴露したわ」
リヴァイ「おい、ペトラ」
ペトラ「はい?」
リヴァイ「なんか、漢字の使い方間違ってるらしいぞ」
ペトラ「ああ。逸脱ですか?」
ペトラ「間違っているというか、【どこにもない奇抜でオススメな作品】という意味で利用したんですが」
リヴァイ「ふむ。オレも【見たことのないような本筋から外れた素晴らしい作品】という意味で使ったんだがな」
ペトラ「意味を調べてみると、【本筋や決められた枠から外れること。】らしいですよ」
リヴァイ「……」
ペトラ「……」
リヴァイ「はっ!!いかんいかん!」
リヴァイ「せっかく読者が指摘してくれたんだぞ!そういうことは真摯に受け止めねばならんだろう!」
ペトラ「そ……そうですね!親切心で指摘してもらったんですから!」
ペトラ「それに…noteではこういうのも、荒らしと呼ばれているらしいです」
リヴァイ「…なんだと?」
リヴァイ「せっかく読者様が、指摘してくださったのにか?」
ペトラ「…ええ。こういう指摘すらも、荒らしだ荒らしだ~、って言う人は多いです」
リヴァイ「…それはたまらんな。読者や指摘した人からすれば、《なんだこいつ…》としかならんはずだ」
ペトラ「それがnoteの悪い部分の一つでもありますね…」
リヴァイ「なるほどな。子供が多いという証明にもつながる。それが批判される一つの理由なのかもしれんな…」
ペトラ「まあ、なんていうんでしょうね」
ペトラ「はっきり言うと、そういうユーザーは放ってほいていいんじゃないでしょうか」
リヴァイ「え」
ペトラ「だって、反省もしないし、自分の非を認めない訳ですよね?」
ペトラ「そんな人、指摘してあげても成長するはずないじゃないですか」
リヴァイ「まあなあ」
リヴァイ「しかし、お前も結構厳しいこと言うんだな」
ペトラ「…SSに関してはシビアですから。私」
ペトラ「よく、クソSSには荒らし並みの書き込みします」
リヴァイ「おい。それがnoteの不評にも繋がっているんじゃないのか。なんか…闇が深いとか言われてたし」
ペトラ「……」
ペトラ「あはは!ま、まっさかあ!」
ペトラ「だって私、荒らす時は未登録で荒らしてますよ?」
リヴァイ「……」
リヴァイ(まあ、登録ユーザーで荒らしたりなんかしたら、仕返しされるに決まってるもんな…)
リヴァイ(それが闇が深いという原因にも繋がっているという訳か)
ペトラ「……兵長? どうしました?」
リヴァイ「あいや、なんでもない」
ペトラ「そんなことより兵長!まーた誤字がありましたよ!」
リヴァイ「えっ」
ペトラ「ほら!前のスレで!」
>>32
ペトラ(はっきり言うと、そういうユーザーは放ってほいていいんじゃないでしょうか)
ペトラ「放ってほいて、はないでしょーwww」
リヴァイ「いやお前じゃねえか!!」
ペトラ「えへっ」
リヴァイ「ったく…なんでもかんでも人のせいにするんじゃない。SSは投稿すると再編集はできないんだからな」
ペトラ「えっ、したらばって文を編集できないんでしたっけ?」
リヴァイ「ん?」
ペトラ「noteは登録ユーザーなら、投稿したSS文章も編集できますよ?」
リヴァイ「…」
リヴァイ「うっそーん」
ペトラ「あー、そうか。私最近こっちで書いてないからなあ」
リヴァイ「エ、SSというのは一発勝負なんだ!!そんな…後から編集できるシステムなんぞ、言い訳だっ!」
ペトラ「…いや、でも…」
ペトラ「正直言うと…便利ですよね」
リヴァイ「つーかお前どっちの味方なんだ!!」
ペトラ「まあぶっちゃけ言うと、中立ですかね」
リヴァイ「戻ってこい!リヴァイに忠実なペトラ姉さん!」
ペトラ「いやいやー。だって考えてみてくださいよお」
ペトラ「かたや、陰口で盛り上がる、中年で身長の低いリヴァイ兵長」
ペトラ「かたや、高学歴で高身長で、高年収のイケメンリヴァイ兵長」
ペトラ「どっちを選ぶって言われたら…そりゃあ…ねえ?」
リヴァイ「したらばの文句は許さんぞ!誰がいつまでもシークレットブーツ履いたオッサンだコラア!」
ペトラ「いや、相手をまず見極めることからと仰ったのは兵長じゃないですか」
リヴァイ「うぐ…!」
ペトラ「で?現実を目にしたら、相手に批判ですか?」
ペトラ「それじゃどっかの悪口スレと変わりませんよ…」
リヴァイ「く…う…!」
リヴァイ「……すまん……!」
ペトラ「ま、まあ、分かってもらえればw というか私もしたらばを馬鹿にしたい訳じゃないですってw」
ペトラ「他サイトの悪口で盛り上がるな、と言いたいのです。まあ、そこにnote民とかいうひとも参加してるのが、そもそもの発端ではあるんですけどね」
リヴァイ「まあな…」
ペトラ「……」
ペトラ「一言、よろしいでしょうか? 兵長」
リヴァイ「ん? どした」
ペトラ「……スゥーーッ……」
ペトラ「どっかの文句言ってるくらいだったら!!!」
ペトラ「一秒でも多くSS見て、SS書けや!!!!」
ペトラ「このサイトはひどいだとか、このSSはひどいだとか、そんなもん誰でも言えるんだよ!!!」
ペトラ「じゃあてめえが猛烈に面白いSS書いて、したらばを盛り上げろや!!!」
ペトラ「陰口しか言えず優越感に浸って楽してんのは《だれでもできるんだよ》!!!」
ペトラ「んでそこまで言うならnote行って人気出して来いや!!!未登録でもすげえ作品はものすげえお気に入り入るから!!!!」
ペトラ「てめえらがやってるこたあ、どっかの陰険なクソ野郎の所業でしかねえんだよ!!!書く気も字を読む気もねえなら文句ばっか垂れてねえで血の吐くくらい努力しろや!!!!」
ペトラ「…って感じです」
リヴァイ「怖っ」
ペトラ「やー、すいませんすいません、少々イラついてたもんで」
リヴァイ「…いや、まあ。なんとなく気持ちは分からんでもないが…」
リヴァイ「し、しかしだな。これはSSだぞ?そんな体育会系みたいなノリでみんな書いてる訳じゃないじゃないか。趣味の一環とかさ。だから、そんな意見を押し付けるのは…」
ペトラ「あ?」
リヴァイ「あ、いや、その」
ペトラ「てめ何言ってんだコラおい。人類最強オラ、コラ」
リヴァイ「ちょ、ペトラさん…お、落ち着いて」
ペトラ「んな軽々しい気持ちでSS書いてたのかてめえゴルアアア!!!」
リヴァイ「ひっ」
ペトラ「SSだからなんだ!?ああ!?ネットに載せて、読者がいて、読んでくださってんだろうが!!ああ!?」
ペトラ「そこに誇りも何も失っちまえば、何が残るってんだコラア!!」
リヴァイ「いや…あの…」
ペトラ「お前、まおゆう知ってんだろオイ」
リヴァイ「え?」
ペトラ「魔王と勇者を描いた作品だよ!!!まおゆうだよ!!有名だろうがコラア!!」
リヴァイ「あ、ああ。まおゆうね。分かりますよ。分かります」
ペトラ「まおゆうだって、最初はSSからの始まりだったんだ」
リヴァイ「え…」
ペトラ「つまり!!」
ペトラ「SSからであったとしても!!!物凄い作品は、それが書籍化されたり、アニメ化される夢もあるってことだ!!!」
リヴァイ「はっ、はい…」
ペトラ「なのに、サイトでSS趣味で書いてますだあ!?」
ペトラ「まあそれはいいよ。人個人個人の自由だからな。別に無理強いするつもりはない」
ペトラ「だけどなあ…」
ペトラ「例えnoteだろーがしたらばだろーが、一生懸命読者に読んでもらおうと思って執筆してるSS作家もいるんだ!!!」
ペトラ「そんな人間が一人でもいるならっ!!!」
ペトラ「その人たちに対する無礼は許すことはできねえっ!!!」
リヴァイ「……」
リヴァイ(いや、物凄く正論は正論ではあるんだけど…多分したらばの人もそういう人を馬鹿にしたいんじゃなくて、変なやる気も感じられないSSをやめてほしいと言ってる気がするんだが…)
ペトラ「なんか言った!?」
リヴァイ「あ、い、いえ…」
ペトラ「……フーーッ……」
ペトラ「だからさあ…これ以上さあ、このサイトの質を下げないでほしいんですよ…悪口とか言うのはさあ」
ペトラ「悪口というか、オレはnoteが良くなってほしいから言ってんだ、って?いや気持ちは分かるけどそんならnoteで書いてみればいいじゃん」
リヴァイ「……」
ペトラ「あぁ…本当、情けない…」
リヴァイ「いや、まあ、本当、なんかごめんなさい…」
ペトラ「えっ、へ、兵長のことじゃありませんよ!? その…陰でぐちぐち言っている連中のことです!」
リヴァイ「いや。まあ。うむ」
リヴァイ(したらばの文句はオレに言え!…とか昔言ってたしなあ。ここまで言われるとぐうの音も出ないな…)
ペトラ「あ、また悪口スレが更新されたみたいですよ」
リヴァイ「ほう」
ペトラ「ちょっと見てみますか」
リヴァイ「……」
【進撃とかダンロンはまあ、確かに名作はあるよ】
【だけどオリジナルSSが酷くてなあ】
リヴァイ「ほう……オリジナルSS、だと?」
ペトラ「あー、最近確かにオリジナルSS多いですね。カテゴリで言う未分類とか、小説っていう分類があったりします」
リヴァイ「なるほど。進撃やダンロンだけではないということか」
リヴァイ「しかし、ここの書き込みだと、小説やオリジナル作品はひどいものが多いそうじゃねえか」
ペトラ「…まあ、SS作家が書く小説なんて、ねえ。たかが知れたものですし」
リヴァイ「くっくっく…ふふ。なるほどな。これもnoteとかいうところの弱点かもしれんな…」
リヴァイ「進撃やダンロンは特化しているが、小説系はザラという訳だ」
ペトラ「……んー、まあ」
ペトラ「中にはひどいのもありますけど、小説系でも、すんごい名作もあったりしますよ?」
リヴァイ「……なんだと?」
ペトラ「それはnoteで言う、【裏の裏の名作家と名作品】ってやつですね」
リヴァイ「ほう」
ペトラ「試しに見てみればいいですよ。色んな作者がいて、幼稚な文はほとんどかもしれませんけど、中にはプロ並みの小説とかあったりします」
リヴァイ「…ふん」
リヴァイ「お前な。小説とSSは違うんだぞ。そんな名作家がいたなら、普通ここで文句なんか言われるはずねえだろ」
ペトラ「まあまあ。見てみればいいですよ。私が好きな小説系の作家さんも、つい本日SSを投稿したみたいですし」
リヴァイ「……いいだろう。見てやるよ」
~1時間後~
リヴァイ「えっ…」
リヴァイ「ちょっ、待っ、は?」
ペトラ「…?? どうしたんです?」
リヴァイ「……何、この文庫作品。普通に凄すぎるんですけど……」
リヴァイ「え、なんなの。本屋で売ってる感じ?」
リヴァイ「文章とか凄い綺麗だし、普通の小説よりも面白いくらいなんだが…」
ペトラ「あはは~、たまたま見たのが●●●●官さんの小説だったんですね」
ペトラ「その人普通に物書きとかですよ。確か」
リヴァイ「えっ。プロなの?」
ペトラ「プロとかアマとか、そういうのは関係ないですけど…まあでも、小説や物書きについてすんごくお詳しい方です」
リヴァイ「……」
ペトラ「ね?兵長」
ペトラ「そういう方もSSを書いているし、小説チックな話や、オリジナルのお話も、そこまで悪くないでしょ?」
リヴァイ「……悪くない」
リヴァイ「つか、すっげえ」
ペトラ「うふふ」
ペトラ「まあ多分、そういう人の作品を言ってるんじゃないんでしょうが…」
ペトラ「頭ごなしにオリジナルは全部ひどい的なことを言われると、一生懸命書いた人や、名作品に失礼ですよね」
リヴァイ「…まあ、な」
ペトラ「しかも多分、オリジナルでもひどいって言ってるSSは、幼稚な文や在り来たりの設定な作品のことだったりするんですけど…」
ペトラ「その人は一生懸命書いた訳なので、そういう風に思うなら最後に【ここがこうだったので、面白くないよ。こうしたらいいんじゃない?】等とコメントしてあげればいいじゃないですか」
ペトラ「それこそ、【面白くない】と言われただけでは、作者自身【あちゃ、何が面白くないのかな。どこをどうすればいいのかな】ということすら分かんないですし」
リヴァイ(なんでオレがそこまで…)
ペトラ「なんでオレがそんなことまでしてやらなきゃいけないんだ、って思うかもしれませんけど、作者だって上手くなりたいから書いてるんですよね?」
ペトラ「なら、指摘した上で、それでも成長しないなら文句は言っていいと思いますが…」
ペトラ「最初からその作品の何も見ようとせずに批判を言うのは、作者にもサイトにも、そして何より批判をした貴方自身が成長しませんよ」
ペトラ「ねえ兵長、から揚げって美味しいですよね?」
リヴァイ「な、なんだ急に」
ペトラ「で、例えばから揚げ食べた人が、【このから揚げうめー!】とか言っても、周りの人にはその美味しさ伝わらないじゃないですか」
リヴァイ「…まあ…」
ペトラ「このから揚げは、油が少ないのに鶏の油がジューシーで、醤油と生姜が絶妙に練りこんであって、そして隠し味に蜂蜜が入ってる。だから甘味と醤油の濃さがマッチして美味しい」
ペトラ「こういう風に言われないと、美味しさって伝わらないですよね」
リヴァイ「……」
ペトラ「だから、思う訳です」
ペトラ「そんな文句言うのだったら、作者を論破できる程の批評をしてやれ、と」
ペトラ「中にはまあ、反論してくる人もいますけど、そういう人こそ逆に放っておけばいいと思うんです」
リヴァイ「…まあな」
ペトラ「厳しい人になれば、そんな甘っちょろいこと言ってるから作家が成長しないんだ!とは言いますけどね」
ペトラ「でもまあ、それも人それぞれだと思うんです」
ペトラ「事実、スレで文句を言われているユーザーも、少しずつですが上手くなっていると感じてますよ。私は」
ペトラ「それになんですか。夢、あった方がいいじゃないですか」
ペトラ「例えそれが小学生が書いた幼稚な文だったとしても」
ペトラ「いつかはそれが、とんでもない名作に変わるかもしれない」
リヴァイ「いや、それは理想論であってだな。現実はそうじゃないだろう」
リヴァイ「そういった幼稚な連中が溢れ返り、サイトの質が落ちているのは事実なんじゃないか?」
ペトラ「まあ、そうですねえ」
ペトラ「だからこそ、兵長みたいな実力者が【作品】で捻じ伏せればいいんですよ。そういう連中を」
リヴァイ「……」
リヴァイ「いや待て、ちょっと待て」
ペトラ「え?」
リヴァイ「それ、お前オレを誘導してるだろ。noteで書けと」
ペトラ「あはは…バ、バレちゃいました?」
リヴァイ「ち…あぶねえ…もうすぐしたらばを裏切るところだったぜ…」
リヴァイ「そんな手には乗らねえからな」
ペトラ「うふふ。はいっ、了解です!」
ペトラ「それでこそ、私の好きな兵長ですね」
リヴァイ「ガガントス!!」
ペトラ「あ、好きって言ったら喜んでくれるんですかww」
リヴァイ「そりゃ30のオッサンが19の娘に好きって言われると嬉しいだろ」
ペトラ「そういう発言をしないクールな兵長どこいったんですかww」
リヴァイ「うるせえ。オレは元々結構喋る」
ペトラ「あはは…」
リヴァイ「しかし…なんだな」
ペトラ「はいはい」
リヴァイ「どうしたんだ、したらばは…」
ペトラ「え」
リヴァイ「ここ2日程サイトを見ているが…SSが全くと言っていい程更新されてねえじゃねえか」
ペトラ「……」
リヴァイ「更新されたかと思ったら、批判スレか」
リヴァイ「書きかけのSSへ文句。これも必要なものであるならいいが、不必要なコメントばかり」
リヴァイ「…どうなってんだ一体…」
ペトラ「…ですね…」
リヴァイ「過疎ってる、なんて言葉は使いたくねえが、ずっと更新してるこのSSにコメントを下さったのも1人だけだ」
リヴァイ「もしかして面白くねえのか?」
ペトラ「そりゃ面白くないでしょうwww」
ペトラ「自分のサイトより他のサイトを持ち上げてるんですからwww」
リヴァイ「い、いや、まあそうだが…」
リヴァイ「違う、オレはしたらばの意識改革をだな…!」
ペトラ「…そうですねえ」
ペトラ「まあ、他のスレでも言われてるとおり、ここもnoteも変わらないといけないんだと思います」
ペトラ「ただでさえネットが進化し続けている時代ですよ?いつまで2chの仕様を引っ張っているのかしりませんが、うまい人程有能なサイトで書きたくなるのは性です」
ペトラ「事実、小説●になろう等の有名小説サイトでは、すごく執筆や編集がしやすい仕組みになっていますしね」
リヴァイ「い、いやでもそれは、小説だからだろう。オレはSSが書きたいんだ。その…安価とかさ。皆さんのコメントで一緒に作品を作っていきたいんだよ」
ペトラ「……でも、それも結局小説うんぬんより、良いシステムがあるサイトの方がよくないですか?」
リヴァイ「う……」
ペトラ「それに、安価に参加すらしてくれない過疎ってるサイトとかどうなんですか」
ペトラ「しかも作品を書こうとしただけで >>1『それ昔書かれてたよクズ』とか言われますよね」
リヴァイ「……」
ペトラ「…ですからですね」
ペトラ「悪口や批判を言っている暇があるのだったら、したらばで、誰もが見たくなるような面白いSSを書けばいいんですよ」
ペトラ「そうすれば、みんな『こんなすごい人が書いてるのか。しかも盛り上がってるな。じゃあオレも書こう』ってなるはずでしょう?」
リヴァイ「……いや、簡単には言うがな……」
ペトラ「でも、それを言っているのが、あの批判スレなんですよね?」
ペトラ「面白いものがない。そりゃあ批判したい。気持ちは判りますけど」
ペトラ「じゃあ貴方、皆が面白いようなSSかけるんですか?と、問いたいです」
リヴァイ「……」
ペトラ「まあそれも、言ってしまえば簡単ですが、事実難しいですよね。みんながみんな、凄い文才を持ってる訳じゃないし」
リヴァイ「…まあな」
ペトラ「しかもネットの世界で批判をやめろなんて…。皆そんなこと言われたからって納得するような輩でもないでしょうし、絶好のストレス発散の場をなくすなんてもちろん嫌に決まってますもん」
リヴァイ「…」
ペトラ「でも、変わることは、できると思うんです」
リヴァイ「…ほう」
ペトラ「えへへ…私がnoteで学んだのは、何もSSだけじゃないんですよ!」
リヴァイ「なんと」
ペトラ「どうして『noteがここまで盛り上がっているのか』について、色々研究したんです」
リヴァイ「…それは、頼りになるな。したらばが改革する一歩を踏み出せるかもしれん」
ペトラ「ええ。そうなんです!」
このSSまとめへのコメント
面白いな
リヴァイの表現が特にな
気に入った。頑張れよ!