八幡「戸塚が女になったらしい」(99)
【某日 金曜日 22:04 自宅】
今日も、相変わらずの退屈な一日だった、と思う。
奉仕部では、由比ヶ浜が駄弁ってたり、雪ノ下に罵られたりと普段通りの時間を過ごしたし、教室では……言うまでもないか。
つまりは、こう……内容の薄い一日だった。というか、そんな日々が現在進行形で続いている。
けどまぁ、それが現実なんだけどな……誰もが葉山みたいな\リア充爆発/生活を送れる訳ではない。それも、俺みたいなボッチマスター略してボチマスだと余計。ボチマスってなんだよ、アイドルじゃねえのかよ。
「(せめて、何か面白い事があれば……)」
何か、イレギュラーな事が起きれば。何か、退屈凌ぎとなることがあれば__。
「(……あ、戸塚が女の子になる、みたいな?何それ最高じゃん)」
そんな事を思いながら、眠りについた。
【翌日 土曜日 6:32 自宅】
ハイヨリマスカー セイノウネリッ ハッ!
八幡「(……誰だよ、こんな朝っぱらから電話なんて……)」ピッ
戸塚「八幡!」
八幡「(戸塚だと!?MY ANGELからおはようの電話だとッ!?何これ素晴らしい)」クワッ
八幡「お、おう。どうしたんだ、こんな朝早k」
戸塚「女の子になっちゃったんだよ、助けて八幡!」
八幡「」
【同日 6:52 戸塚家前】
八幡「(自転車に乗って10分……プロ顔負けの走りを見せたと思う)」
八幡「(えっと、インターホンは……これか)」ピンポーン
「はーい」
八幡「(女の声……まさか)」
八幡「なぁ、まさか戸塚……だったりしないよな?」
戸塚「あ、そっか……うん、そうだよ」
そんなことがあったようです。
八幡「(マジかよ……実は『兄弟でした☆』的なドッキリとかじゃねえよな?)」
戸塚「? どうしたの八幡?」
八幡「いや、何でもない。家あがっていいか?」
戸塚「あ、どうぞー」
5それより先に俺がヤバい
↑すまん、誤字
八幡「お邪魔しまーす……」ガチャ
「あ、いらっしゃーい」
八幡「」
八幡「(そう言って出迎えたのは、パジャマ姿の戸塚だった。別人と思う程変わってしまった訳ではないが、もうどこからどう見ても女だ。)」
戸塚「どうした……の?」
八幡「(声も、インターホン越しでも思ったが、随分と高くなっている。しかし、それよりも真っ先に着眼するところと言えば__)」
八幡「胸がある……だとっ!?」クワッ
戸塚「な、なな何言ってるの八幡!?」
八幡「(由比ヶ浜程ではないが、外から見ても解る二つの山がある。主張しすぎず、だが小さすぎないそれは、なんかもう神様もビックリ級だ。インド人じゃねえのかよ)」ジロジロ
戸塚「や、やめてよ……そんな目で見ないで……」カァァ
八幡「(戸塚が……戸塚がエロすぎてたまらん)」
風呂入ってくる
変態って……あれ、誉め言葉だっけ?
今更だけどエロ方面で行きたいんだがどう思う?
戸塚「じゃあ、部屋先行ってて。飲み物持ってくるから」
八幡「わ、わかった」
八幡「(しかし、いくら昨日まで男だったとは言え、女子の部屋に入るのは中々緊張するな……)」
八幡「し、失礼します……」ガチャ
八幡「(ドアを開けたその先には、清潔感の漂うスッキリとした部屋があった。全体的に白で統一されており、定期的に掃除を行っている事が見てとれる)」
八幡「それにしても、俺はこの部屋の何処に座ればいいんだ……?」
八幡「(そう思いながら、取り合えずカーペットの敷かれた床に座る)」
戸塚「お待たせー」ガチャ
八幡「おう、サンキュー……って、MAXコーヒーだと!?」
戸塚「う、うん。学校でこれ飲んでるところ、よく見かけるから……」
八幡「ありがとな、戸塚!」
戸塚「……///は、八幡、その……好きなの?」
八幡「? おう、好きだぞ?もう超絶好きだ」
戸塚「そう、ありがと///」カァァ
八幡「?」
八幡「ところで戸塚」チラッ
戸塚「ん、何?」チラリッ
八幡「どうしてわざわざ俺を呼んだんだ? 家族とかには相談しなかったのか?」
戸塚「あぁ、それはね……家族がみんな今日1日家にいないからさ、相談する相手もいなくて」
八幡「家族全員が1日外出なんて……何でだ?」
戸塚「えっと、父さんが出張で明日までいなくて、母さんは友達と一緒に1泊2日の温泉旅行、お姉ちゃんは大学のサークルで合宿へ……ね? 見事に誰もいないでしょ?」
八幡「ああ、見事だな、笑えない位に」ハァ
戸塚「それにしても、何で急に女の子になっちゃったんだろ……特に心当たりも無いし……」
八幡「(寧ろあったら怖ぇよ)」
八幡「(ってか、それって絶対俺のせいだよな?俺が昨日冗談半分で言ったことが、現実に表れた……って事だよな?)」
八幡「(ここで言っておくべきなのか……?)」
八幡「(別に隠したところでメリットは無いからな……伝えておくか)」
八幡「その原因なんだが」
戸塚「何かわかった!?」ガバッ
八幡「(うぉっ乗り出してきたしいい匂いだしってか近い近い近い!)」
八幡「まぁ、わかったっつーか、心当たりがあるというか……とりあえず離れてくれ」
戸塚「あっ…………ご、ごめん///」
八幡「(頬を赤らめるな惚れるだろ)」
八幡「実はな、昨日の夜……」
八幡「『戸塚が女になれば』って独り言を呟いたんだよ……勿論、冗談半分だけどな」
戸塚「」
戸塚「……え? それって、どういう……」
八幡「……最近退屈で、何か良いこと起こんねえかなーって思って、真っ先に思い付いたのが……」
戸塚「ぼくの、女体化……ってこと?」
八幡「……す、すまん!俺のせいで戸塚を……」
戸塚「退屈凌ぎなの?」
八幡「…………は?」
戸塚「ぼくの事を、退屈凌ぎってだけで思ってたの!?」
八幡「……いや、ちょっと待て。何か話がズレたような気がす」
戸塚「ぼくは、八幡にその程度で思われたくなんかない!」
戸塚「……最初朝起きて、女の子になった事に気がついた時、驚きとかよりも先に、凄く嬉しかったんだよ」
戸塚「これなら、八幡と……こ、恋人になれるんだ、って」
八幡「」ポカーン
戸塚「だ、だから、ぼくは八幡に連絡したし、その……告白しよっかなって思ったんだ」
八幡「……戸塚」
戸塚「だ、だから……その、ぼ、ぼくと__」
『たっだいま~』
八幡「(え、嘘誰だ!?今日は帰って来ないとか言ってなかったか!?)」
『おーい、さいちゃーん、御姉様のお帰りだぞー』
八幡「(ど、どうする八幡!?戸塚の胸を隠すべきか!?いやでもそれ下手すれば犯罪だしええっと……ええい、もうどうにでも成れ!」ダキッ
戸塚「うわっ、えっちょっ八ま」グラッ
ドサッ
姉 「どーしたさいちゃん、でけー音たてて」ガチャッ
八幡「」
戸塚「」
姉 「」
八幡「(……今、戸塚姉から見える光景は、このような感じだろう)」
八幡「(ドアを開けると、俺が戸塚を押し倒し、唇同士が数センチ離れている位顔を近づけているところを目撃……うん、ホモって思われるよね、俺だってそう思うよ、戸塚が女だって知らなければ)」
八幡「(ちなみに、戸塚の大きな胸の膨らみは俺の胸板で押し潰されてて、戸塚姉からは綺麗に隠れているぜ!流石俺!そしてちゃっかり柔けぇ!)」
八幡「(…………いや、だからと言って不審に思われないかと言うと、そんな事は1ミリも無いわけで)」
八幡「…………えっ、と……」
八幡「(考えろ!今この場で最も適している言い訳を考えろ!でなければ十中八九誤解を招く事になる……っていうか)」
姉 「…………あー、えっと、うん、そういう関係だったんだね、うん」
八幡「(もう手遅れだったぁぁぁぁ!)」
戸塚「ち、違うんだってお姉ちゃん!こ、これはその__」ドサッ
八幡「(弁解を始めた戸塚は、顔を赤らめながら俺から体を離そうとする。しかし、足を俺が抑えてしまっていたため、立ち上がる事は出来ずに、バランスを崩してその場で倒れてしまう)」
八幡「__って、そんな事したらーーーっ!」
戸塚「」ボイーン
姉 「」
八幡「(そう、パジャマ越しからでもわかる、二つの柔らかい山。それが、露になったのである)」
姉 「…………え?さいちゃんが、女……え?嘘だ、そうかこれは夢なのかぁうふふふふぅぅぅ……」バッタリ
八幡「き、気絶した!?」
【同日 7:26 戸塚部屋】
戸塚「カクカクシカジカ」
八幡「シカクイム○ブ」
姉 「……なーるほど、つまり、朝さいちゃんが助けを求めて連絡をしてきたから、ウチに来たってだけであって、決して[ピー(自主規制)]」な事をしに来た訳ではない、と。そう言いたいのかなー?」
八幡「はい、まぁ要約すれば」
八幡「(……にしても、美人だなこの人。雰囲気は戸塚に似てるけど、少しツリ目だったりとか、アグレッシブな感じがするな……性格は戸塚とは真逆なんだろうな)」
姉 「いっやー、それにしても、まさかさいちゃんが女の子になってるだなんてねー……御姉様ったら驚きだよ」
戸塚「うん……その、変だったりとかしない、よね?」モジモジ
姉&八「「(可愛い)」」
姉 「まっっっったく問題ないぞ弟……いや、妹よ!もう姉ちゃん萌え過ぎて死ねそうだー!」ダキッ
戸塚「ほぇっ……!?ちょ、ちょっとやめてよお姉ちゃん!」カァァ
八幡「(うーむ……つくづく戸塚と似てないな、出会ってまだ10分もたってないけど)」
取り合えず、今回はこんなもんで
今日の夜、また来れると思うんで、よろー
姉 「あ、そうだ。自己紹介がまだだったなー、比企谷くん」パッ
戸塚「う、うわっ!?」グラッ
八幡「(予告も無しに戸塚を解放する戸塚姉。カーペットに倒れ混んだ戸塚の事など知らず、此方に声をかけてきた)」
姉 「私の名前は戸塚唯果。ピッチピチの女子大生だぞー!さいちゃんじゃなくて、私でもいいんだよー?」
八幡「な、何の話でせうか……?」
八幡「(そう言って、陽乃さんにも退けをとらない程たわわに実った胸をアピールするように、俺の体に伸し掛かってくる……と思ったが)」
戸塚「ストーップ!」グイッ
八幡「(いつの間にか起き上がっていた戸塚が、俺と唯果さんの顔を押さえ、無理矢理引き剥がす)」
唯果「あっれれー?もしかして、さいちゃんったら嫉妬かー?いいねいいね!さいッこウだねェ!」
八幡「(テンション高っ!てか何故セロリだし)」
八幡「えっと……唯果さん、一回落ち着いて下さい」
唯果「成る程……だが断「落ち着いて下さい」」
戸塚「(有無を言わせぬこの対応……八幡かっこいい///)」
戸塚「(……って、何を考えてるんだぼくは!)」
戸塚「そうだよお姉ちゃん!ここは一回八幡の話聞いてあげたら?」
八幡「(ナイス助け船だ、戸塚!流石は俺の天使)」
唯果「……さいちゃんがそう言うなら」
八幡「あ、俺の意見は関係ないんですね」
唯果「あっはっは冗談だってば比企谷くーん」ハハハ
八幡「(笑いが乾いている……)」
八幡「えっとですね……まず考えておきたい事があるんですけど」
唯果「さいちゃんのー……あ、学校の事?」
八幡「正解です。戸塚は、まぁ……前も女っぽい容姿でしたけど、今回は体型まで変化しているので、気づかれる可能性__リスクが充分考えられるんです」
戸塚「そ、そんなに変わったかな……?」
八幡「(あぁ、軽く鼻血による多量出血で死ねるレベルで)」チラッ
戸塚「?」ボイーン
八幡「(くそっ、煩悩退散!由比ヶ浜で見慣れてるだろ俺!)」ブンブン
戸塚「だ、大丈夫? 八幡……」
八幡「だ、大丈夫だ、問題ない」キリッ
唯果「(面白いな、この子)」
32 すまん、行き詰まってた。再開
八幡「(ヤバいな……本格的に戸塚が可愛すぎる……とつかわゆす)」ドキドキ
戸塚「ど、どうしたの? そんなジロジロ見ないでよ……///」モジモジ
八幡「す、すまん! そういう意味ではなくてだな……!」
唯果「はいはい、イチャイチャタイムはそこまでー」パンパン
八幡「(突如、唯果さんが手を叩いて静粛の意を示す)」
唯果「まったく……比企ヶ君ったら話の趣旨が変わってるぞー?いくらさいちゃんが可愛くたって、もう高校生なんだから、見惚れてボーッとだなんてすんなよー?」
八幡「は、はい。すいません……」
唯果「おっと、そんなショボくれなくたってー……それより、さっさと話進めて欲しいんだがなー?」
八幡「わ、わかりました(うーん……何なんだ? いくらでも反論できるところはあったのに、それをさせない威圧感……)」
八幡「……」チラッ
唯果「?」ニコッ
八幡「」ゾクッ
八幡「(恐っ)」ゾゾゾ
八幡「ゴホン……で、制服のブレザーならまだしも、体育の授業で着るジャージなどについてはどうにも……その、結構胸デカイですし」
戸塚「……///」
唯果「なーるほど……どうにかして胸を隠せばいい、ってことだよなー?」ニヤッ
戸塚「」ビクッ
八幡「(戸塚の反応が一々可愛い)はぁ……まぁ、そうですけど。何か案があるんですか?」
唯果「あるんだなー、それが。さいちゃん、私が中学の文化祭で劇やった時、ヤンキーの格好してたの覚えてるかー?」
戸塚「うん。あの竹刀でクラスの子達のお尻を順番に叩いていくやつでしょ?」
唯果「そーそー。いやー、あの時は楽しかったなー」ヒヒヒ
八幡「(駄目だこの人早く何とかしないと)それで、それがどうしたんです?」
唯果「あれー?比企ヶ谷くんったら、まだ気づかないのかー?」ヘラッ
八幡「……はい、わかりませんね全く」イラッ
唯果「そんな怒んなくたっていいじゃないかー。じゃあ、ヒント第二、ヤンキーは胸や腹に何を巻く?」
八幡「何って、そんなのサラシに決まって……あ」
↑パンツ食うなしwww
八幡「サラシを胸に巻くってことですか?」
唯果「ピンポーン。けどまぁ、殆ど意味ないだろうけど」
八幡「えぇ、まぁ……」
八幡「(この大きさじゃあ、何て言えない)」
唯果「この大きさじゃあ、ね」
八幡「(いやそこは流れ的に言わないとこだろ!)」
戸塚「……やっぱり、学校いけないのかなぁ」ショボン
八幡「大丈夫だ、戸塚。俺が何とかしてやる」キリッ
八幡「とは言っても、策がねぇんだよな……」
唯果「取り合えず、サラシだけでも巻いてみたらどうだー?今のままじゃ乳首痛いだろー?」
戸塚「」ギクッ
八幡「ちょ、ちょっと唯果さん!」
唯果「わーかってる……いや、『比企谷くんはわかってない』、ぞ。君は男だろー?女の苦しみを勝手に共有して、勝手に理解したような感覚に陥ってもらっちゃー困るって訳さー」
唯果「ってな訳で、男子は一旦出ていって貰おうかー?覗き見したら八つ裂きにして100回殺してやるから覚悟しとけよー?」
八幡「(新妹かよ)はいはい、解ってますって」
、、、、、、、、、、、、
八幡「(覗き見をするつもりはない__が、壁に耳ありだぜ正二とメアリー!)」キィ ガチャッ
八幡「(さてさて、聞き耳~)」
唯果『それじゃあさいちゃん、上脱げー』
戸塚『う、うん』ヌギッ
唯果『……やっぱ大きいな』
戸塚『……だよね。いざ女になってみると、邪魔で仕方ないや』
唯果『ふーん?ホントは比企谷くんを悦ばせたいだけなんじゃなくてかー?』
戸塚『ち、違うよ! そ、そんな事……』モジモジ
八幡「(わかりやすっ)」
唯果『そんな照れなくてもいいじゃんかー? 揉んじゃうぞー?』
戸塚『ちょ、お姉ちゃん何言っt』
モミッ
戸塚『……!』
唯果『柔らかいなー。羨ましい位』モミモミ
戸塚『……ん、あっ……!』ピクッ
唯果『というか感じ過ぎじゃないかー? 女になりたてだと敏感なのかね』モミモミ
戸塚『……あっ、ん!』ビクッピクッ
唯果『っと、ここまでー』パッ
唯果『早くサラシ巻かなきゃいけないしなー。それに……』
戸塚『……?』ハァハァ
唯果『【外でドア越しに聞き耳たててる卑屈男子高校生君】がいるみたいだしなー。ねぇ? ひ・き・が・や・くーン?』
八幡「」ゾクゾクゾクーッ
唯果『おーイ、どーしたンだー? 死期谷くーン。返事したらどウですかァー?』
八幡「(ヤバイヤバイ何か殺気がビンビン伝わってくるんですけど何か白髪ロリコンみたいな事いってる人がいるんですけどー!?)」アセダラダラ
唯果『あ、そウだ危機ダニくン。私ッたら空手で師匠から免許皆伝貰ッちゃッた身なンだけどー、そこでビクビクしてたら扉の下敷きになッて圧死するぞー?』
八幡「(……仕方ない、か)フッ
八幡「すいませんでしたもう二度としませn」ガチャ
八幡「(謝罪の言葉(笑)を言いながらドアを開けた。いや、そこまではいいんだが……)」
八幡「(目の前には、少し残念そうな表情で拳を緩める唯果さんと__って、何で残念なんだよ殴りたかったの?)」
八幡「(大きな胸を丸出しにして、その場に佇む戸塚の姿があった)」
八幡「(静寂が永遠の刹那流れ、転瞬、拳がピンポイントで鳩尾に飛んできた)」
【唯果の正拳突き攻撃、効果はばつぐんだ!】
【八幡は倒れた!】
唯果「覗き見するなって言っただろー?」
八幡「理不尽過ぎだっ!?」
投下ー
唯果「ってな訳で、出てけ出てけー。もし覗き見なんぞしたら____」
八幡「失礼しましたー」ガチャ
八幡「(逃げるが勝ちだ)」フッ
八幡「(にしても、何で聞き耳たててたのバレたんだ……?アレですか、第六感とやらですか)」
八幡「(まぁ何にしろ、やめておいた方が良さそうだな)」ハァ
ハイヨーリマスカ セーノウネリッ ハッ!
八幡「メール……?一体誰から」ピッ
差出人:神様
宛先:俺
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ども、神様でっす☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
八幡「」
八幡「……迷惑メールか何かだよな? てかそうとしか思えないわうん」
八幡「……」スクロール
八幡「……? 何だ、これ?」
差出人:神様
宛先:俺
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ども、神様でっす☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2 0 11 11 44444 444 2 4 000 . 3 11 22222 111 4( 99999 -
444( 4444 2 . 44444( 22222 7 4444( 8 444) 4 - w
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
八幡「……?」
解る奴挙手
解けた
ヒント:スマホ
↑ミス
正:解けたか?
ヒント:スマホ
八幡「……『可愛い戸塚タン、最高だろ? ってか、何処までヤった?』……チャラい、チャラいよこの神様」ハァ
八幡「(って、何馬鹿正直に信じてんだ俺……神なんぞいるわけ無いだr)」ブーブー
ハイヨーリマスカッ セイノウネリッ ハッ!
八幡「またメールかよ……」ピッ
差出人:神様
宛先:俺
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神はいるぞ☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
八幡「(思考を読まれたーーーーッ!?)」
八幡「ハハ……嘘だ、きっとタイミングが良かっただk」ブーブー
ハーイヨリマスカッ セーノウネ(ry ピッ
差出人:神様
宛先:俺
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイミングも糞もあるかボケ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
八幡「」
八幡「……成る程」ピッピッ
差出人:俺
宛先:神様
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
じゃあ、証明してみろよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺の願いをこの場で叶えてみせろよ。
そしたら信じてやる
八幡「送信、っと」ピッ
八幡「(証明できればいいんだし、そんな壮大なもんじゃなくても良いよな……っと、もう来たか)」ブーブー
ハーイヨリマス(ry ピッ
↑正解
差出人:神様
宛先:俺
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
了解☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
じゃあ、早速願い事言ってみ?
速攻で叶えてやろう(キリッ
八幡「……それじゃあ」ピッピッ
差出人:俺
宛先:神様
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓叶えろよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戸塚を1時間だけ超敏感にしてみろ
八幡「我ながら天才だろ」ピッ
八幡「(と、ほくそ笑んだ瞬間)」
戸塚『はぁん! んっ!』
八幡「(ドア越しに、戸塚の盛大な喘ぎ声が聞こえてきた)」
八幡「……マジかよ」
唯果「ひ、君が代くん!」バンッ
八幡「(それに続いて、唯果さんが困惑の表情と共にドアを勢いよく開いた。つーか俺の名前は国歌じゃねぇよ)」
八幡「(知らないフリしとこ)はい、どうしました?」
唯果「さ、ささいちゃんが! 何かさいちゃんが大変なことにぃぃぃ!?」
八幡「解りました。解りましたから一回落ち着いて下さい」
唯果「むぅ……何で比企谷くんはそんな冷静なんだ? 心のない嘘つきか?」
八幡「いや、そんなみーくん見たく言わなくても……」
八幡「(嘘だけど__って違う違う、本当だよ? マジだよ?)」
八幡「何かもう、戸塚が女になったって事実がインパクト強すぎて……慣れたと言うと変ですけど」
八幡「俺は嘘をついていない。いや、嘘はついていない、か」
唯果「んぅ……まぁそうか。そう言うことにしておいてあげよう」
八幡「(よっしゃセェフ!)」グッ
八幡「__で、何があったんです?」
唯果「それがな……いや、口で説明するより、実際見せた方がいいか」
唯果「しょうがないな、入っていいぞ」ガチャ
唯果「あんな状態でな……」
八幡「(唯果さんの指差す方には、顔を赤く染め、肩で呼吸する戸塚の姿があった)」
八幡「(時々喘ぎ声を口から漏らしながら、体を震わす様は、俺の八幡を直立させるのには充分過ぎた)」
八幡「(……予想以上にエロいな)」
唯果「いきなり可愛い声をあげたかと思ったら、この有り様だよ……」
八幡「(イメージしてもらうとすれば、新妹の主従契約シーン。唯果さんがいなかったら、多分速攻で襲ってたな)」
戸塚「あっ……んっ、はちま……ぁっん!」ビクンビクン
八幡「(サラシはもう巻かれているが、ずり落ちて乳首が呼吸する度に見え隠れする。)」
唯果「比企谷くん、何ニヤニヤしてるんだ……?」ゾクッ
疲れた 投下
八幡「いいえ、何でもないです」
八幡「それより、本当にこう……予兆というか、前触れって無かったんですか?」
唯果「うん、いきなりだったぞー」
八幡「そうですか……(やっぱり、あの自称神様(笑)は本当に……?)」
唯果「どうしたんだー? 急に難しい顔して」
八幡「いや、意味わからないなーと思って」
唯果「だよねー……病気か何かなのか? 私にゃわかんねぇやー」
戸塚「ひぁっ、ぅん……あっ!」ビクビク
八幡「……エロい」ムラッ
唯果「……可愛い」ポアッ
唯果「……っと」prrrr
唯果「電話だからちょいと待っててなー。あ、大丈夫、『そっちから声が聞こえない程度の距離』で電話してくるからなー」
八幡「……お気遣いありがとうございます」
唯果「そんじゃ、また後でな~♪……はいー、もっしもし~……」ガチャ
八幡「さて、どうするか」ムラムラ
八幡「(しっかし)」チラッ
戸塚「……ッ、んっ!」ピクッ
八幡「一時間って言ったからな……それまで戸塚がもつか」
戸塚「……八幡」
八幡「」ビクゥゥッ
八幡「……どうした? 戸塚」ドキドキ
戸塚「あ、あのっ、その……」
戸塚「え、えっちな事……しない?」
八幡「」
八幡「(その瞬間、理性がどっかに飛んでいき、気がつくと戸塚の両手首を掴んで壁に押し付けていた)」
八幡「……戸塚」スッ
戸塚「っあ、は、八幡__」チュッ
八幡「……ん……っ」レロレロ
戸塚「……あっ、んん!」ビクンビクン
八幡「……んっ、ふぅ」スッ
戸塚「」ハァハァ
八幡「揉むぞ」モミッ
戸塚「ひあっ……ああ____ん!!」ビクッ
八幡「(たった一回、胸を揉んだだけでこの反応……感度良すぎだろッ!?)」
八幡「____戸塚ッ」モミモミ
戸塚「あぁん、っん、はち、まぁん!」
八幡「……」パッ
八幡「(突如、俺が手を離すと、戸塚は安堵と共に残念そうな顔をした)」
八幡「(けど、安心しろ____)」
すまん、暫く来れんかった
八幡「これで終わる、と思っていたのか!」クワッ
<ブロリー
八幡「(戸塚を床に倒し、世に言う床ドン態勢をとる。さっすが八幡仕事が早い!)」
<ハデニヤルジャネェカ
八幡「戸塚__ッ!」モミツネッ
戸塚「はちま、ん! ちょっ、やめ__っん!」ビクッ
八幡「(大きく膨らんだ乳房の先端に口をつけ、舌を数回往復させて舐める。すると、戸塚はそれに連動するかのように体を震わせ、艶のある声を出した)」
八幡「さて、お次は……」スッ
八幡「(戸塚の股間へ、おもむろに手を伸ばす。男のアレがなくなったそこには、代わりに女性器があり、火照った顔と同色の、薄いピンク色に染まっている)」
戸塚「ーーーっ、んん!?」ビクビク
八幡「……戸塚、もしかして今、イった?」
八幡「(触っただけでこれか……恐るべし)」
戸塚「そ、そんなことない……っん!」ビクン
戸塚「い、いきなり触らないでよ……んあっ!?」
八幡「(暫く、女性器改めマ●コを触っていると、段々ヌチヌチといやらしい音と共に透明な液が流れてきた)」
八幡「これが……愛液と言うやつか」ネチョッネチョッ
戸塚「は……っん、あっ、ん!」ビクン
八幡「……指、入れるぞ」
戸塚「え、ちょっと気が早~~~~~~~っ!」ゾワゾワゾワ
戸塚「は、八幡の指が、僕の中に、入っ……んん!」ビクビク
八幡「……僕って言うと、何か僕っ子見たいでガチで萌えるな」
八幡「(……マズイ、俺の八幡が戸塚のマ●コに入りたがってやがる……どうする!?)」ムクムク
1、入れる(生で処女膜貫☆通)
2、入れない 安価 下3
1
1
>>74~>>76 デスヨネーww
八幡「(ここまできたら、入れるしかねぇだろーーーーっ!)」
八幡「戸塚」
戸塚「はぁ……はぁ、な、に?」ビクピク
八幡「入れても、いいか?」
八幡「(そう言うと、戸塚は目を見開き、肩を跳ね上げた)」
八幡「す、すまん! いやならそんな……」
戸塚「いいよ」
八幡「……え?」
戸塚「だから、そ、その……八幡のお、おちん●んを、僕のここに……入れて欲しいな、って」
八幡「」
八幡「(その後、記憶が少し霞んでいる)」
八幡「(次に記憶があるのが、戸塚の中に出した直後なんだから、折角のオイシイ時間を思い出せないでいる)」
八幡「(理性、飛びすぎたかな……なんて思ってみる)」
八幡「(あ、今の現状を報告しておくと)」
八幡「(戸塚は自分のベッドで寝ており、俺はそのすぐ横で髪を撫でている、というところだ)」
八幡「(いや、しっかり服着せてあげたよ? 決して変なこととかしてないよ? 性交はしたけど)」
八幡「(なんて言うことはありませんでした思い出したわ)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
八幡「い、いいのか?本当に」
戸塚「……うん、八幡だから」ニコッ
八幡「」
八幡「(俺は、戸塚に何の合図もせず、マ●コに俺のチ●コをぶっ挿した)」
戸塚「あっーーーーーーーーん!!」ビクンビクン
八幡「……あ、すまん戸塚! 痛かったりとかはーー」
戸塚「ち、違う!」ハァハァ
八幡「……え?」
戸塚「き、気持ち良すぎて、おかしくなりそ……ぁん///」
八幡「(……え、痛みも快感に変わるとかそういうアレですか)」カミオソルベシ
八幡「(ってか、これ大丈夫だよな? 今更だけど、もし見られてたりでもしたら……)」
戸塚「は、八幡……はやくしてよ……んっ///」
八幡「あ、あぁ」
八幡「(俺はそう生返事して、戸塚のくびれた腹に手を当て、チ●コを半分程抜く)」
戸塚「はぁ……っ、んんっ!」ピクッ
八幡「(一回往復しただけなのに、この反応……ヤベーなおい)」
八幡「……動くぞ」
戸塚「……うん///」
八幡「(再び入れると、今度はヒダの感触がしっかり伝わってきて、さっきよりも締め付けが良くなっている気がした)」
戸塚「あぁん、んん! いいよぉ、八幡っ///」
八幡「っ!」パンパン
八幡「(腰を前後に動かしながら、今度はビンビンに立った乳首に口をつけ、口内で舐める)」
戸塚「っん、乳首は、乳首は駄目だよぉ///」
八幡「(やっ、ヤバイ! 出る……!)
」
八幡「ーーっ!」ビュルビュル
戸塚「ひぁっ、あぁぁぁぁん///」ビクビク
八幡「ハァ、ハァ……」
八幡「(くそっ、俺の馬鹿野郎! 童貞だからって、出るの早すぎだろ……!)」
八幡「ってか、中でだしちまっ……」サァァ
戸塚「……八幡」
八幡「」ビクゥッ
八幡「な、なんだ?」
戸塚「もっと」
八幡「…………え?」
戸塚「もっと……シて?」
八幡「」
八幡「(その後、何回中で出したのか、気がつくと時計の針は1時を指していた)」
八幡「(いつの間にか、俺達は寝てしまっていたらしい)」
八幡「(目を覚ますと、戸塚の寝顔が目の前にあり、互いに体に手を回していた)」
八幡「(抱き合いながら寝ていたのか……恥ずかしすぎて死ねるな、これ)」
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期待してます
続きおなしゃす。
く