Ｂ子「あー見てみて！これ可愛い！あーうちこれ欲しかったんだよな～でも実用性ないし…」

Ａ子「……」ﾆﾔﾆﾔ

Ｂ子「何ﾆﾔﾆﾔしてんだ気持ち悪い……」ｿﾞｿﾞ

Ａ子「いや、なんというかあのツンツンが女の子みたいだなとか」

Ｂ子「お前うちのことなんだと思ってるんだ」

Ａ子「可愛い私のＢ子」

Ｂ子「氏ね」

Ａ子「あ、ねえねえそろそろお腹空いてこない？」

Ｂ子「うんまあ。何食べる？」

Ａ子「んー不味くなくて腹を満たせるものならなんでも。」

Ｂ子「うちも。」

Ａ子「…なら、そこにあるラーメン屋は？」

Ｂ子「今中華は食べたくない」

Ａ子「…そうか」

Ａ子「なら蕎麦は？ほらそこの有名なお店の…」

Ｂ子「ダメ。大抵ああいうお店って高いし～」

Ａ子「あはは…そうだね。じゃあどうしようか？」

Ｂ子「うーん。どうしよう。なんかこの流れはマ○クになるなww 」

Ａ子「もうマ○クでいいんじゃないか？ww」

Ｂ子「仕方ないか」

Ａ子「……」笑

お昼後

Ｂ子「さて、どうしますか」

Ａ子「友達にお土産買いたい！」

Ｂ子「いいよ。何買うの？」

Ａ子「うーん。やっぱりお菓子系かな。」

Ｂ子「誰に？」

Ａ子「秘密ッスwww 」

Ｂ子「なんでだよ」

Ａ子「ははは。」

Ｂ子「てかどんな子なの？」

Ａ子「大人しい子。なんかよくわからない子なんだよねー」

Ｂ子「なんだそれww」

Ａ子「まあその子と仲良くなりたいんだけど、中々心開いてくれなくて。」

Ｂ子「でお土産で仲良くなろう作戦？(甘いな)」

Ａ子「まあそんなとこ」

Ｂ子「ふーん…」

Ｂ子「……」

Ａ子「…どうしたww いつもに増してなんか怖いぞww 」

Ｂ子「一言余計だわボケ」

Ａ子「はははwww 」

Ｂ子「あ…」

Ａ子「ん？」

Ｂ子「うちら幼稚園から高校まで一緒だったけど、大学別々になるでしょ？」

Ａ子「うん、まあそうだな」

Ｂ子「だから……なんかお揃いでも買わない！？」

Ａ子「いらねえわwwwそういうのは彼氏とかとやれよww 」

Ｂ子「あはははwww 」(…上手く……かわされた……)

Ａ子「うはwwww さっきから同じところグルグルしてますなwww 」

Ｂ子「だなww てかもう３時半だぞwwww 」

Ａ子「マジかーならそろそろ出ますか？ww」

Ｂ子「その前になんか、お揃い用に何か買って！！ww 」

Ａ子「抜かすな財布が泣くわwwww 」

Ｂ子「……www ………ww …」

Ａ子「……ねえ、Ｂ子ってさっきからお揃い欲しがってるよね。なんで？wwww 」

Ｂ子「は！？いや別に冗談だし……」

Ａ子「そうか？wならいいんだがwww だってお前お揃いとかあまり好きそうじゃないもんなwwww 」

Ｂ子「いや、別にそんなことはない……すk…」

Ａ子「え？」

Ｂ子「いや、仲いい奴とのお揃いは良いっていうか…まあ時間ないし……」

Ａ子「……急いで気に入るの探せば間に合うと思うよ」

Ｂ子「いやいいよ。そんな無理して…買うことない」

Ａ子「そう？私は欲しかったな。Ｂ子とのお揃いの何か。」

Ｂ子「！！」

Ｂ子「じゃあ今から探そう！」

Ａ子「了解ww 」





Ｂ子「うーん……なかなかないね…」

Ａ子「私ちりめん生地が入ったものがいいな」

Ｂ子「そうそう～うちもそんな感じのが欲しいんだけど……」

Ａ子「……」ﾆﾔﾆﾔ

Ｂ子「…………またﾆﾔﾆﾔしてるんだけど？」ﾑｯ

Ａ子「営業スマイルってやつですよwwww 」

Ｂ子「なんで今www 」

Ａ子「wwww 」(Ｂ子もさっきからﾆﾔﾆﾔしてるんだけどな)

Ｂ子「あっこれは！？」

Ａ子「うん、いいね。桜が可愛いかも。」

Ｂ子「だよね！桜好き！」

Ａ子「ww じゃあこれにしようか」(可愛いな～)

Ｂ子「そうだね」

Ａ子・Ｂ子「これお願いします」

電車の中

Ｂ子「なんか眠い…駅着いたら起こして」

Ａ子「了解～」

Ｂ子「……」ジー

Ａ子「……えと、なにか？w」

Ｂ子「いや、お前のことだから顔に落書きとか耳元にフってされんじゃないかと……」

Ａ子「してあげようか？」ﾆﾔｰ

Ｂ子「絶対するな」

Ａ子「はいはい、じゃあおやすみ？」

Ｂ子「…おやすみ」

Ａ子(Ｂ子……うちとは違う私立の大学行って、友達沢山作って、彼氏作って、結婚して、子供を産む)

Ａ子(当たり前。ずっと一緒にはいられないことわかってる。)

Ａ子(だって私たち…二人とも女なんだもん……！！)

Ａ子(男に産まれたかった……。そしたらＢ子のこと誰にも渡せないようにできた……。)

Ａ子(引くだろうな。告白なんかしたら、今のこの関係は崩れてしまう……。)

Ａ子(好きだよ……Ｂ子……。)