ほむら(この時間軸では上手く行っているわ。)
カツカツ
ほむら(巴マミと手を組むことが出来たし、あの魔女から巴マミを救って以来巴マミは私を信用している)
カツカツ
ほむら(問題はここからだわ。まだ何処でさやかがあのインキュベーターと契約を交わすかが分かっていない。)
カツカツ
ほむら(...いや大丈夫だわ。私達と行動を共にしている限り契約なんて絶対にさせない。)
カツカツ
ほむら(まどか...。絶対に貴方との約束、守ってみせる。
処女作なのでキャラが崩壊してしまうかもしれませんがどうか暖かい目で見守っていてください。
ドンッ
ほむら「キャッ!」
生徒「...!」
ほむら「ごめんなさい。怪我はないかしら?」
生徒「」フルフル
ほむら「そう...。それならいいわ。」
カツカツ
生徒「.........。」
生徒「......!」
生徒「..........夜」
ガラッ
まどか「あ、ほむらちゃん。何処へ言っていたの?」
ほむら「お手洗いに行っていたわ。」
さやか「さて、ほむらも来たことだし今日も張り切って魔女退治に行きますか!」
ほむら「貴方は魔法少女ではないでしょう?」
さやか「いやー気分だけでも...。」
ほむら「駄目よ。貴方達も知っているでしょう。魔法少女になることがどんな事か。冗談でも気分でもそんな事は言わないで。」
さやか「わ、分かったよ...。」
まどか(ほむらちゃん...。何だか疲れてる...?)
マミ「では、行きましょうか。」
まどか「あ、あの!」
マミ「鹿目さん、どうかしたかしら?」
まどか「今日は、皆で喫茶店に行きませんか!?」
さやか「お!いいね。」
マミ「私は別に構わないけれど、理由だけ聞かせてもらえるかしら?」
まどか「え、えと。その。ほ、ほむらちゃんが、何か、疲れているようだったから...。毎日魔女退治じゃ息を抜く暇もなく戦っているから、それで疲れているのかなって...。だから、今日ぐらいは魔女退治は休んで皆で放課後を過ごしたいと思ったんです。」
ほむら「まどか...。」
まどか「ごめんなさい。何もしてない私がこんな事を言い出して...。」
マミ「いえ。いいと思うわ。鹿目さん。貴方は本当にやさしいのね。」
まどか「い、いえ。そんなこと...。」
ほむら「まどか...。ありがとう。」
まどか「ううん。どういたしまして。」
さやか「私って何?空気?」
ほむら「いえ。貴方は水素だわ。」
さやか「どういう意味だそれ!」
マミ「クスクス。さぁ、行きましょうか。」
屋上。
qb「それで何だい?」
生徒「ワルプルギスの夜って...?」
qb「とても強力な魔女の事さ。一度具現化しただけでも幾多の人の命を奪う、恐ろしい魔女さ。」
生徒「...そう」
qb「ワルプルギスの夜がどうしたんだい?
生徒「この見滝原にそれがくる」
qb「そうみたいだね。僕もあくまで予測だけれども、ワルプルギスの夜がこの街にくることは分かっている。」
生徒「そう...。」
qb「?」
生徒「貴方は...。何度これを繰り返すの?」
qb「何を言っているんだい、土屋奈緒。」
奈緒「私はあの人の中を見た。貴方の全ても知っている。」
qb「それはどういう意味だい?」
奈緒「貴方のせいで、貴方のせいで、貴方のせいで、貴方のせいで。」
qb「奈緒?一体誰のきおk」グギャ
グチャグチャ。
奈緒「うふ。うっははははははっはハハハハハハァァハアハアッハハhahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha!!!!!!!」
奈緒「私が守ってあげる...。あいつらなんか貴方には似合わない。私が、貴方を守ってあげる.........。」
だから、貴方の全てを頂戴。
今日は寝ます。
まどか「ほむらちゃん、じゃあね。」
ほむら「じゃあね。まどか。」
ほむら(さて、そろそろさやかが魔法少女になると決意する時期だろう。)
ほむら(今回も手は尽くすけれど...今までを思うと今回も上条恭介を想って魔法少女になるだろう。)
ほむら(できれば彼女を魔法少女にしたくはないのだけれども...。)
ほむら(...まぁ。まどかの言う通り、これまでに続いてきた時間の中で私は疲れていたのかもしれない。考え続けていても駄目だわ。
今日は久々にのんびりしようかしら。)
仁美「恭介さん...。」
ドンッ
仁美「あ...。」
ドサッ
?「...。」
仁美「すみません。大丈夫で御座いますか?」
?「......」ダッ
仁美「あ...。」
?「ふーん...。」
?「青髪とわかめか...。」
?「...貴方の為に...掻き回しましょう。」
チュンチュン
仁美「行ってきますわ。」ガチャ
?「...」
仁美「あら...貴方は昨夜の...どうしたんですの?わたくしの手を引いて。」
?(貴方は朝誰にも会ってない。今日はさやかに上条が好きなことを告白する。)
仁美「「「「「」」」」」
?「...よし。」
仁美「あら...。わたくしは何をぼうっとしていたのでしょうか?」
仁美「はぁ...。それにしても今日はさやかさんに告白しなくては...。気が重いですわ...。」
放課後。
さやか「まどか、ほむら。今日こそ魔女退治に行こう!」
まどか「さ、さやかちゃん...。
ほむら「もう何も言わないわ...。」
仁美「さやかさん。お話があるんですの。」
さやか「どうしたの仁美。改まってさ。」
仁美「いえ。少し重要な話をしたくて。」
さやか「ふーん...。二人とも、先に行っていてはくれない?」
ほむら(これは...!?)
まどか「うん。先に行っているね。玄関でまっているよ。」
ほむら「美樹さやか。」
さやか「何さ」
ほむら「決して、自分の心に諦めをつけないで。貴方は貴方を信じなさい。」
さやか「それは、冗談?」
ほむら「...。そうね。冗談よ。でも頭の片隅にでも残しておいて。」
さやか「......。分かったよ。何?そんなに私が心配なの?」
ほむら「それとこれは別よ。」
ホムラチャーン?マダー?
さやか「ちぇー。まぁいいよ。じゃあ、また後で。」
ほむら「えぇ...。必ず、"貴方"が来なさい。」
コツコツ
さやか「まったく、私以外に誰が来るんだか。」
仁美「」キマシ...。
さやか「ほら、仁美も。話って何よ。」
仁美「......ハッ!?ごめんなさい。わたくしとした事が...。」
さやか「もう慣れっこだよ。」
仁美「えぇ、そうですわね。それで、実はわたくし。」
上条君をお慕いしていますの。
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