男「好きです。付き合って下さい」女「じゃあ服脱いで?」(12)

女「私、筋肉フェチなの。私を満足させられる程の腹筋はあるかしら?」」

男(…くっ、日々の不摂生で俺のお腹はプヨプヨだ)

男「こうなったら、id腹筋するしかない!!」

女「数だけこなすid腹筋なんて、体痛めるだけよ?」

女「服の上からでも分かるわ。対して運動してないんじゃないのかしら?」

男「じゃあどうしたらいいんだ。こんなプヨプヨじゃ…」

女「いいわ、あなたのid腹筋に付き合ってあげる」

女「そうと決まれば体育館に行きましょう」チラッ

女「その前に動きやすい服装に着替えてきてちょうだい。じゃあ体育館で」タッタッタッ

男「告白したら筋トレを手伝ってもらえることになったでござる… いくか…」

―体育館 ステージ上

女「準備はいいかしら、まずは準備体操しましょうか」

~準備体操 省略~

男「」ハアハア

女「」ハァハァ

女「ふぅ、じゃあ横になって」

女「そうよ、お利口さんね」

女「膝は90度に曲げて」

女「手を組んでちょうだい」

女「あら、頭の後ろに組むのはオススメしないわ」

女「エジプトのミイラみたいに胸の前で交差させてみて?」

女「そうよ、じゃあまずはその状態で体を起こしてみて」

女「足が上がってるわよ?」

女「嫌よ、押さえないわ。だってスカートだもの」

女「じゃあ地面と上半身の角度が30度くらいになるまでゆっくり倒してみて」

女「……そこよ。どうかしら、かなりきついんじゃないかしら?」

女「その状態で5秒キープしてちょうだい」

女「いぃーち、にぃーい、さぁーん、しぃーーー…うふふ、ごめんなさい」

女「体を起こしてちょうだい」

女「どうせ腹筋するなら効率のいいことをしないとね。男君は70だからあと69回ね」

女「私好みの筋肉のためにちゃんと最後までやってちょうだい」

女「ファイト♪」

男「」


――
こんな女の子がいたら俺のお腹はこんなにプヨプヨじゃないはず。残り20回行ってきます。

女「見てみぬふりじゃなくてきちんとやる人って男らしいと思うわ」

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