博士「ここが私の研究室だ」(25)
博士「どーも、博士です。ここは危ないことを密かに、また爽やかに、またドキドキしながら、また・・・」
そして彼は、何かの瓶を持ってきた
博士「ジャジャーン。これは植物の種です。大きな麻と書いてしあわせと読みます」
博士「今日初めて、これを土に埋めようとしています」
博士「ええ、埋める気すらありませんでした。とてもやばい物だと先代から聞いていたので・・・」
そう言うと彼は、研究室を出て空き地に向かった。3本の土管が象徴的な、町民の憩いの場だ
大きな麻といえば、どこかで聞いた覚えがある。まあいいや。こっちには関係ないし。
博士「今日は誰もいないな・・・」
博士「あの青い奴もいない・・・よし、早速埋めるか。これは歴史的瞬間だ」
その場所は堅く踏み固められていたが、彼はスコップ一本で挑んだ。
__その光景を見ている一人の少年。少年には初め、それが何なのか解らなかった。
少年「それ何?」
と少年が問うと、彼はやや遅く振り返った。
博士「食べてみるかい?」
博士「これは睡眠薬だ。君も最近は寝付きが悪いだろう」
少年「実は・・・そうなんだ。この間まで1秒足らずで眠れたのに・・・この頃は15.89秒掛かるんだ」
博士「水に溶かしたから、飲むといい」
少年「有難御座居升」ゴクゴク
少年「・・・・・・あー・・・、何か暑くなてきたよう・・・」
博士「じゃあな、私は君を愛してるよ・・・」
変な言葉を残して、彼は去っていった。
彼はトイレ用洗剤を買い、研究室に戻ってきた。
博士「この種はいわゆるタイ○ではありません。その安全性は私で実証済みです」
博士「まずは洗剤と種をミキサーで混ぜる!」
博士「そしてできた液体を・・・・・・・・飲む!」ゴッゴッゴゴゴー
その液体は、ブルーハワイのシロップのような色と香りを発していた。
そして間もなく、彼は眠りについた。(死んでないよ!)
奥には女性の内蔵のホルマリン漬けが並んでいる。これは先代が趣味で女性を連行、解剖したものだ。
中でも特に多いのが泌尿器と腸管で、膀胱には綿が詰められ、イチジク形が保たれている。
こっちはというと先ほどのように、薬物に興味があり、毎週、大麻や芥子を探しに出かけている。
しばらくして、少年は目を覚ました。
少年「うーん・・・さっきのは何だったのかな・・・」
少年「まあいいや。帰って寝よう」
少年は、空き地を後にした。
少年はそのまま北上し、赤い屋根の自宅に入っていく。庭には柿の切り株がある。
少年「留守か・・・鍵締めとけよ・・・」
少年「あ、そしたら僕が入れないか」
少年は階段を上り、二階へ。向かって左のドアを開けた。机と本棚が置いてある。
実は先程、2,3個のしあわせの種を収集していた。今からそれを解析する。
少年「僕は机には座らない。あいつが帰ってくるまでは・・・・・・」
まず、種をはさみで切ってみた。
中には液体が含まれていた。それを皿に移し、ドライヤーで蒸発させる。
すると、白い粉が出てきた。自分はこれで眠らされたが、他の人間はどうなのか?
少年は大福餅に白粉をふりかけ、2人の実験台に食わせた。
実験台1「うまいうまい」
実験台2「この味は好きだねー」
少年「だろ?限定2個のスペシャル大福だぜ~
少年「・・・・・・」
実験台1「ウッ!」
実験台1「ゴホッ・・・ゲチュボッ!・・・ギャアー!」
少年「これは血痰かゲロか?いずれにせよ良い傾向だ」
実験台2「薬品風味が堪らないよ」
少年「・・・・・・」
実験台1「貴様・・・ゴホ」
少年は実験台2に、さらに大福を食わす。
実験台2「何個でも行けるよw」バクバク
少年「ちょっと待ってろ」
少年は階段を駆け落ち、客間を抜けてダイニングへ。そこでカルピスに粉をありたけ混ぜ、戻ってきた。
実験台2「この大福豆が無いwけどうますw」
少年「〆にカルビスでもどうだい?」コト
実験台2「気が利くね。個人的にはオレンジジュースがよかったんだけどw」
少年(なんでこんな食べても平気なんだよ・・・こいつ神経おかしいだろ・・・)
少年(早く飲め早く発作起きろ!!)
実験台2「じゃ、僕帰るね~」
少年「・・・・・・・・・・・・」
帰途_
1「なあ、角のコンビニで金盗まないか」
2「そうだな。銃口向けただけで金出してくれるからな」
2「店員弱すぎワロタw」
1「その銃は何ていうんだ?」
2「そういう事を僕に聞くなよ。知ってるわけないだろ」
1「おっ、見えてきた」
2「肉まん売ってないのか・・・残念だ」
2「ん?何だあれ」
二人が見た物は・・・空き地を埋め尽くす植物・・・しあわせの草だった・・・
博士「フフフ・・・」ザッ
1・2「誰?」
博士「君たちも・・・しあわせの草が好きか?」
1「なんだよしあわせって・・・」
2「だいたい誰だよ!おまえ」
博士「私か?私はだな、そうね・・・どうしようか・・・言っちゃおうかな」
2「早く言え!」
博士「アサグスリという者だ」
1「アサグスリだと・・・」
2「それってまさかまy」
博士「とにかく来たまえ」
1「じゃ、俺は帰るから」
2「ああ」
町を抜け山へ・・・その奥の廃村の一角に、研究室はある。
ツタを這わせ、カモフラージュされていた。
2「こんなとこで何してんだよ」
博士「・・・・・・」ガチャ
2「!!!!!・・・・・・・・・」
博士「この錠剤を見ろ」
2「何だこれ?パブロンか?」
博士「睡眠薬だ。これを飲むと周期的に寝る、起きるを繰り返す」
博士「あげる」
2「えっ」
博士「もう手に入らないから。はい」
2「わかった・・・」
2は錠剤を受け取ると、山を下り、先ほどのコンビニに入る。
2「よーし、計画再開だ」
店員「いらっsh
2「金を出せーーーーー!」バッ
店員「!!!」
2「え?」
店員「何それ・・・」
2(しまった!これは錠剤じゃないかあ!)
2「えーと、これは睡眠剤なんだけど・・・いる?」
店員「そんなのここに売って・・・」
店員「でも、・・・いぃぃいいぃぃるうぅうぅうぅぅうぅぅうぅうう!」
2「2000万円で」
店員「ハイ!」
2「はい、確かに(桁が一つ多い・・・)2000万円受け取りました!」
一枚一枚に鍔を塗り、彼は店を出た。
店員(麻薬だ!本物の!)
店員(飲んでみるか・・・)
店員はトイレに向かう。
店員(誰かいる・・・こいつが出るのを待とう)
小便器で小便をするふりをする。
店員(あ!誰が出て行く!)
誰「・・・・・・」
誰「アーーー・・・」ジョロロ
店員(またすんのヵ!)又降
誰「・・・・・・」スタスタ
店員「今がチャーンス!!」
彼は、個室に入った。
店員「ふう。誰もいないうちに飲んでしまおう」
???(ふーん・・・)
店員「まずは5,6錠」ザララー
???(何の薬だろ・・・こんなとこで飲まなくてもねえ・・・)
彼が薬を飲む光景を、上の隙間から見ている>>17。
なぜ安価に走った
監視カメラ
店員「結局10錠飲んでしまった・・・」
監視カメラ「じー」
店員「おお、これは!急激に眠くなっていく!」
店員「軽く6時間は寝られるな」
店員「zzz...」
監視カメラ「寝たか。ところで僕はどうしてトイレについてるのかな?」
監視カメラ「店長が変態なんだな」
監視カメラ「・・・そろそろ見飽きた。向き、替える」クルリ
店員「zz...zz...」
店員「zzzz......」グイ
店員「ん?」
ズゴゴゴゴゴーーージョローーーーー・ ・ ・
監視カメラ「!!」バッ
監視カメラ「流されたーーー!」
そこに入ってきた男。
男「うんこ漏れるー!て・・・おい!誰か入ってるのか!?」
男「早く出ろ!ケツが爆発する!」ドンドン
監視カメラ「何してんだあいつ?」
男「下から・・・見えないか・・・」グゥィィィィィン
監視カメラ「うわあ・・・覗いてる・・・日常的にやってるなあれ。僕が言うのもなんだけど」
男(足は見えないけど・・・まさか浮かせてる訳ぢゃないよな)
男「よし!ここには誰も入ってない!鍵のマークをスライドすれば開くはずだ」
ガチャ
男「やばいやばい」
ブビビバフンプッスー・・・
男「セーフ」
監視カメラ「よく見ると女性用下着をはいてる・・・」
男「なんだこれ?風邪薬か?」
男「一応飲んどこう」ゴクリ
男「何か買わないとな・・・・・・」スタスタ
監視カメラ「手洗え!」
やがて、赤い家の少年のもとへ、青い人が帰ってきた。
青「さーて、僕はホットドッグでも食べるか。押入に隠しておいたんだ」
少年「冷めちゃうじゃん・・・」
青「今それ思って、帰ってきたんだ。久々の未来だった」ガサゴソ
青「無事だったか。・・・・・・あっ、君の布団ケチャップとマスタードだらけになってるよ^^」
少年「何してくれてんだ!・・・混ざってう★こ色になってんじゃねーか!」
青「ごめんごめんあはは」
少年「テメエ!」
少年「これを飲め!」
青「ギャーッ!」
青「麻薬みたいな味がするよお、フニャ」
少年「どうだ参ったか」
青「ロボットといえど麻薬はちょっと・・・・・・はぁ」
青「う~ん・・・」バタン
少年「効くんだ!」
ピンポーン
2「すんませーん」
少年「やあ、2か。なんだそのスーツケースは?」
2 「これか?」パヵ
少年「札束!?」
2 「へへへ、麻薬を2億円で売ったんだ。ちょっといいか?」
2 「フエルミラーはあるか?この金を増やしたいんだ。お金を増やすと左右反対になっちゃうけど、また増やせばいいんだろ」
少年「まだ欲しいのか!?」
2 「君にも金やるからさぁ」
2「うはwボロ儲けw」
少年「200000000円が400000000円、800000000円に・・・」
2「麻薬も増やしたぜ」
2「麻薬を配る道具は・・・」ゴソゴソ
少年「もうポケットごと外せよ」
2「まあ、ポケットだけで十分役立つからな」
少年「おまけいらねー」
2「あった!どこでもドアー」
ちなみにこれはドラ○もんではありません
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