理樹「>>3したくなってきた」 (45)
理樹「>>3したくなってきた」
理樹(朝、ベッドから起き上がると急にそんな衝動が沸き起こる。真人はまだ起きていないようだ)
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飲酒
ファミマ
店員「ありがとうござっしたー」
理樹(よしっ、僕の顔でも信用されて買えたぞ!やっぱりファミマは最高だっ!)
中庭
理樹(僕が一升瓶を抱えて歩いているとどこからともなく声がした)
「こっちだ少年」
理樹「その声は来ヶ谷さん?」
来ヶ谷「うむ、今日はなかなか面白いものを持っているな」
理樹「うわあっ」
理樹(明らかに右から声がしたのに左から向かってきた)
来ヶ谷「失礼だな、顔を出しただけで騒ぐとは……」
理樹「誰だってびっくりするよ…」
来ヶ谷「ところで何故理樹君はそんなものを持ってうろついているんだ?君は確か未成年だったはずだが…」
理樹「こっ…これは違うよ!確かに酒に見えるけどただのお洒落な軟水だよっ」
来ヶ谷「はて、私は一度も酒なんて言った覚えはないが…」
理樹「うっ…」
理樹(なんで朝からこの人いるんだろう…ともかくここは部屋でゆっくり飲むために上手く切り抜けないとっ)
理樹「>>7」
ビールかけごっこをやりたくて
理樹「ほらあれだよ、ビールかけごっこがしたかったんだ。次の試合で優勝した時のために後々必要でしょ?」
来ヶ谷「まずそれはビールじゃないが…というか優勝ってなんだ、私にツッコミをさせるな」
理樹「というわけでまたねー!」
来ヶ谷「なんだったんだ…まあいい、ひとまず泳がせておこう」
理樹部屋
理樹(やっと戻った。真人が起きないうちに飲んでおこう)
…………。
……。
…。
真人「んくぁぁ~おふぁよう理樹…」
理樹「あ、まひゃと、おひゃひょう」
真人「……な、何が起こった…頭でも打ったのか…?」
理樹「なにがぁ~?」
真人「と、とりあえず恭介を呼ばねえと!」
真人「で、起きたらこんなんだった」
理樹「恭介ぇ…どうしたのぉ?」
恭介「いやこれ完全に酔っ払いじゃねえか」
真人「えっ?酔っ払いってのは酒飲んだ奴のことだろ?別に理樹は……な、なんか瓶が転がってるな…」
恭介「こいつは非常にマズイな。どういう経緯で飲んだのか知らねえが寮長に見つかったら怒られるところじゃねえ、ひとまず>>10だっ!」
真人のズボンの中に隠す
恭介「ひとまず真人、お前のズボンの中に隠せ!そのままゴミ置場に捨てに行くんだっっ」
真人「嫌だよっ!!」
恭介「真人…俺は失望したぞ……理樹が裁かれることと自分の下半身がちょっとキツくなるのとどっちが大切なんだ?」
真人「じゃあ恭介がやれよっ」
恭介「いや、そんなの俺の息子がデカくなってるみたいで嫌だ」
真人「じゃあ俺にやらせるなよっっ!!」
コンコン
恭介「ほ、ほら隠せ、誰か来たぞ!」
真人「ちくしょう!」
ガチャ
>>12「……」
沙耶
沙耶「おっはー!さあ理樹君今日も特訓…」
理樹「……すぅ」
恭介「あっ…」
真人「えっ?」
沙耶(たった今見たありのままのことを話すわ…『理樹君に会いに行こうと思ったら寝ている理樹君の前で股間の辺りがアームストロング砲のような形で膨らんでいる男含む2名がいた』何を言っているか分からないと思うけど私にはだいたい想像ついた)
沙耶「あ…」
真人「あ?」
沙耶「あたしの理樹君に何しようとしてんのよぉーーっ!!」
パンパンッ
恭介「ごっ、誤解だぁ!!」
沙耶「問答無用ーっ!」
沙耶(私はスモークを炊くと混乱に乗じて理樹君を取り返すことに成功した。まったく理樹君はこれだから構わずにはいられない)
理樹「……あれ…?ここは…」
沙耶「起きた?」
理樹「沙耶…さん?」
理樹(酒を飲んでいていつのまにか寝ていたようだ。それにしても僕は自分の部屋で寝てないとおかしいはずだけどここは僕のと少し違う…)
理樹「もしかしてここは君の部屋?」
沙耶「そうよ、ちょっと待ってて、今コーヒー淹れるから」
理樹(沙耶さんが僕に背を向けて湯をコップに2つ分注いでいた。僕は……)
1.大人しく待つ
2.何があったか聞く
3.そんなことより○○(自由安価)
安価下
理樹(沙耶さんを観察しよう)
沙耶「んっん~♪」
理樹(今まで僕と彼女は2人で行動してきた訳だけどこうして地下のことを抜きで2人でいると今更ながら少し緊張する)
沙耶「理樹君は砂糖かミルクいる?」
理樹「だ、大丈夫」
理樹(そういえばあの髪飾りどうやって付いてたのか気になってたけど実はああなってたのか…なるほどなるほど)
沙耶「……さっきから理樹君は何チラチラ見てるの?」
理樹(不思議そうにそう聞く。酔いが一瞬で覚めた)
理樹「あっ、いやっ、別に」
沙耶「なぁに?感じ悪い」
理樹(コーヒーのいい匂いがしてきた。しかし沙耶さんがここまで運んでくるまでの時間が気まずいのでなにか話題を振ろう)
理樹「そっ、そういえば>>17」
来ヶ谷さんが怪しいキノコを食べて巨人になったよ
理樹「そっ、そういえば来ヶ谷さんが怪しいキノコを食べて巨人になったよ!」
沙耶「えええーっ!あの来ヶ谷さんがっ!?ってそんな訳ないでしょっ、どんな嘘よそれ…」
じゅっ
沙耶「暑っ!?……っとっとっとぉ!」
ごんっ!
理樹(呆れながら振り返ってきた。その時よく確認していなかったのかポットから指に雫が垂れてしまい、そのせいでバランスを崩し、更にそこから机に頭をぶつけて倒れた。以上状況説明終わり)
沙耶「…………」
理樹「>>19!」
いただきます
理樹「いただきます!」
ぴょーんっ
理樹(こんなこともあろうかと練習してきたルパンダイブ!)
沙耶「そこまでよ」
スチャ
理樹「っ!?」
沙耶「ふっ、どうも様子がおかしいと思ったのよ…さっきならずっとモジモジしてたしひょっとしたら…と思って一芝居打ってみた訳。なら案の定ね!本当の理樹君ならここは普通に起こしてくれるはずよっ、あんた闇の執行部ね!?」
理樹「ちっ、違…っ!」
沙耶「言い訳無用よ。さあ吐きなさい、本物の理樹君はどこ!?」
理樹「だから僕は僕だよっ!沙耶さんの妄想さっ」
沙耶「へえ~あくまで演技を通すつもりね?」
理樹(沙耶さんはいたずらっぽく笑った。嫌な予感が…)
沙耶「どうしてもって言うなら吐くまで>>21」
食べさせる
沙耶「吐くまで食べさせるわ…なんっつてね!」
理樹「へっ?」
数十分後
ガチャ
沙耶「ただいま~ちゃんと良い子にしてた?」
理樹「ろ、ロープで縛られてたら何もしようがないよっ」
沙耶「んふふ、じゃあ購買ワゴンで大量に買ってきたパンを食べさせてあげる。丁度もう朝ご飯の時間だから」
理樹(袋からガサゴソと色々取り出す…まさか本当に胃袋が圧迫するされるまで食べさせてくるのか…)
沙耶「はいっ、次はこの七色に光るパンよ~」
理樹「もっ、もう無理…」
沙耶「何よう、もうお手上げ?」
理樹(そうだ、こういう時は口を塞げばっ)
沙耶「口を塞げばいいと思ってる?」
理樹「……?」
沙耶「ダメダメ、そういう時は私が直に口移しで食べさせてあげるから感謝しなさい♪」
理樹(やった!)
沙耶「はい理樹君あーん」
ひょいぱく
理樹(そう言って沙耶さんは七色に光るパンを千切って口に含んだ。というか沙耶さんこれ絶対僕だって最初から分かってるよ)
沙耶「ん~………んんっ!?」
ばたり
理樹「えっ…?」
理樹(沙耶さんが倒れた…苦しそうな顔で意識を失っている。今度は本気そうだ)
ぱらっ
理樹「ふぅ…やっと解けた。それにしても…」
沙耶「………う…ん」
理樹(あのパンは毒でも入っていたんだろうか。うんうん唸っている)
1.放置して○○へ行く
2.縛って放置する
3.自由安価
理樹「やっぱり放っておけない…」
理樹(とりあえずベットに寝かせて湿ったタオルをおでこに載せてみた)
沙耶「はぁ…はぁ…っ」
理樹「だ、大丈夫沙耶さん?」
沙耶「理樹…君なの…?」
理樹「うん。急に倒れたからびっくりしたよ」
沙耶「そう…ごめんなさい、ちょっとおふざけが過ぎた罰かしら…まさかパンでアタるなんて思わなかったわ」
理樹(やっぱりあれはおふざけだったのか…)
理樹「なにか欲しいものはない?水とか持ってこようか?」
沙耶「強いて言うなら>>26」
添い寝して欲しい
沙耶「強いて言うなら…そうね、添い寝してくれないかしら?」
理樹「えええーっ」
沙耶「ふふっ、冗談よ。心配してくれてありがとうね、今はもう充分よ」
理樹「わ、分かった…どうしてもって言うなら…元々は僕の責任だし」
理樹(沙耶さんの掛け布団に潜り込んだ)
沙耶「えっ、ちょっ…きゃっ!」
理樹「こ…これでいい?」
理樹(沙耶さんとの距離およそ2cm。それでも温もりは充分伝わってきた)
沙耶「ほっ、本気にしなくていいからっ!」
理樹「えっ?」
沙耶「あ…いや……や、やっぱり、その、もう少しいてほしいかも……ゴニョゴニョ」
理樹「うんっ」
理樹(そのまま話すこともなく無言でいるといつの間にやら気持ちよくて寝てしまった…)
…………。
……。
…。
理樹「ふわぁ…あっ、いつの間にか寝てた…って」
沙耶「あっ」
理樹(沙耶さんは>>28していた)
怪しいキノコを食べて巨大化
理樹「ど、どうしてこんなことに…」
理樹(側には食いかけの怪しげなキノコが落ちていた。そして沙耶さんは…)
沙耶「あ、あはは…理樹君…助けて……」
理樹(沙耶さんの身長は何故かゆうに3mを超えていた。それでは天井にぶつかってしまうため三角座りをして困り果てていた)
理樹「どうしてそんなことに!?」
沙耶「なんかいつの間にかテーブルに見慣れないキノコがあったんだけどあまりにも美味しそうだったからその…ちょっと食べちゃった」
理樹「さっきパンで倒れたのによくそんなこと出来たね…」
理樹(ともあれなんとか助ける方法を見つけないと……ん、あれは…>>30)
謎のジャム
理樹(テーブルに謎のジャムとしか形容しようがない物が置いてあった。先ほども勝手にキノコが出現したらしいしこれ試してみる価値はある)
理樹「キノコにジャムを塗ってと…ほら沙耶さんっこれ食べてみて!」
沙耶「えっ、またぁ!?」
理樹「うん、ほらっ二度食べたら治るかもしれないよ?」
沙耶「どういう理屈よ…これ以上大きくなったら上の天井破壊しちゃうわよ?」
理樹(そういいながらも食べてくれた沙耶さん)
沙耶「うっ、まっず!!……ぐっ」
理樹「沙耶さん!」
理樹(意識がない…今日はよく倒れるなぁこの人)
しゅんしゅん…
理樹「おっ、どんどん大きさが元に戻っていくぞっ!」
数十分後
理樹「そんな…元に戻ってよ沙耶さん…」
沙耶「うふふふ…」
理樹(その後のことを話そう。沙耶さんは確かに大きさは元通りになった…しかしジャムの副作用なのか沙耶さんが今度は>>33)
さっきとは比べものにならないくらいに巨大化
沙耶「理樹くんってちっこくて美味しそうよねえ~」
理樹「やめるんだ沙耶さん!君から見たら誰でもちっこいよ!」
沙耶「いっただっきまーす」
理樹「うわぁーっ!」
理樹(先の僕のセリフと言葉こそ同じだったが意味は全く別の方向だった。このままでは死…っ!!)
ガチャ!
>>35「(直枝)理樹(リキ)(君)(さん)!」
理樹「君は…!」
ドルジ
理樹「あらゆる僕への呼称を用意したけどまさかの猫だった!」
ドルジ「さあこっちへ早く!」
理樹(なぜドルジがしゃべれるのかとても気になったが今は生死を分ける場、大人しく付いていく)
沙耶「待ちなさ~い」
理樹(ドアを出るも沙耶さんは御構い無しに4足歩行で僕を追いかけてくる)
理樹「うわぁーっ!」
ドルジ「僕に捕まって!」
理樹「っ!」
がしっ
ドルジ「ぬぅぅーん!!」
理樹(ドルジの毛を掴んだ途端彼は猛スピードで女子寮を突破した。なんだかトトロっぽい)
裏庭
ドルジ「なんとか撒けたね」
理樹「はぁはぁ…いったいこれは…」
ドルジ「説明しよう。実は僕は沙耶と同じ所から仕事を依頼されたフリーランサーの猫さ、内容は沙耶がもしも反旗を翻したら僕が止めるという物だ」
理樹「そんな…」
ドルジ「多分彼女は一時的に感情が暴走しているだけに過ぎないはず…だけどこのまま放っておいたら学校が危ない」
理樹「それじゃあどうすればっ!」
ドルジ「沙耶に>>37すればあるいは…」
来ヶ谷さんで対抗
理樹「くっ、来ヶ谷さん?」
ドルジ「_______________そこにいるんだろう?」
来ヶ谷「勘がいい」
理樹「ほっ、本当にいた!」
ドルジ「伊達に何年もこの業界にいる訳じゃない。それで…頼まれてくれるかな?君と僕とならあれを倒せる」
来ヶ谷「確かにやれるだろうな…しかし条件が一つある」
ドルジ「なんだい?」
来ヶ谷「今すぐ>>39」
理樹君を女装させろ
来ヶ谷「今すぐ理樹君を女装させろ!イマイチ、モチベーションが上がらない。ほら衣装」
理樹「モチベーションとか言ってる場合!?」
沙耶「りぃ~きぃ~くぅ~ん」
ずんっ!
理樹「か、嗅ぎつけてきたっ!」
来ヶ谷「はーやーくー」
ドルジ「理樹君、頼む!」
理樹「くっ…!」
理樹子「こ、これでどうかな…」
来ヶ谷「いよっしゃぁ!じゃあ行ってくるぞ少年!」
ドルジ「行くぞ!」
理樹(その後、ドルジはキャリコm950をぶっ放したり来ヶ谷さんは巨大な沙耶さんの足を伝って模造刀で攻撃したりといくら説明しても足りないアクション映画一本分のバトルが繰り広げられた。そして……)
来ヶ谷「これで…終わりだ!」
ザシュッ
沙耶「ギャァア!!よぐも…ごのわだじを……!許さない許さない許さない許さない許さない許さな…」
理樹(来ヶ谷さんの刀でついに文字通り一刀両断された沙耶さん)
理樹「そんな…沙耶さーん!!」
ドルジ「慌てるないで、ほら、真っ二つになった沙耶の中から僕らと同じサイズの人間が…」
理樹「……!」
沙耶「うっ…うう」
理樹(僕は迷わず駆け寄った)
理樹「沙耶!」
沙耶「その声は理樹君ね…」
理樹「沙耶ぁ…僕、僕…っ」
沙耶「うふふ…優しい優しい理樹君…ほら泣かないで、死にゆく人に向けるべきは悲しみじゃなくて感謝よ?」
理樹「そんな…君を失うなんて僕には耐えられない…っ!!」
沙耶「笑って理樹君?そうじゃないと私まで…泣いて……っ!」
沙耶「う、うわぁぁ…ひっく…私だって死にたくないわよぉ…っ」
理樹「沙耶っ!沙耶っ!」
沙耶「理樹くんっ!理樹く……」
ガクッ
理樹「沙耶…?ねえ、どうしたのさ、ほら何か言ってよ!」
ぽんっ
ドルジ「理樹君…可哀想に」フルフル
来ヶ谷「……しかしこれが最善の策だった…悲しいことにな」
理樹「沙耶ぁぁぁああーーーっ!!!」
理樹「ハッ!」
カチッカチッ
理樹(時計を見る。6:00。今のは悪夢だったのか……しかしもうどんな夢だったかも忘れてしまった…)
理樹「…………」
理樹「………とりあえず飲酒したくなったしファミマにでも行こうかな」
終わり
(∵)昔はこういうのもノリノリで書いてたのにもうダメかもしれない
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