来ヶ谷「練習の後の汗濡れパンツだ」
来ヶ谷「それで、話というのは何だ?」
恭介「実はだな・・・理樹のことについてなんだ」
来ヶ谷「ほう?」
恭介「理樹ももう、大人の階段を登る年頃だ・・・だが理樹にはその気配がない」
来ヶ谷「というと?」
恭介「あいつには・・・性欲というものが感じられないんだ」
来ヶ谷「性欲・・・?」
恭介「そうだ!もう18も近いというのに、一向にそういうものに興味を示さない!
このままではあいつの人生がくるってしまう!」
来ヶ谷「性欲・・・無いわけでもないぞ。私が悪戯をしたときは可愛らしい反応を示してくれるものだ
ふむ・・・ここは1つ、私に任せてもらおうか」
来ヶ谷「いいか、狙い目は練習の後だ。私がこっそり練習中にリキくんのカバンの中に
脱ぎたてのパンツを入れておく。」
恭介「いきなりマニアック過ぎないか!?理樹が変な店に入り浸る大人になってしまう!」
来ヶ谷「押し倒されてキャッキャウフフな展開など、理樹君くらいの恥ずかしがり屋になると
只のハプニングでしか無い。ここはショック療法が必要だ」
恭介「ううむ・・・よし、それで行こう。練習中は俺達が理樹の注意を引きつけておく。」
そして後日
その頃の理樹
理樹「ま、正人!!あんまり激しk…ング!!」
正人「うひょおおお!!理樹の締りスゲエぜ」パンパン
謙吾「口マンコも最高だな」パンパン
謙吾「今日も充実した練習だったな」
真人「全くだ、俺の筋肉も喜びに満ちた悲鳴を上げてやがるぜ・・・」
理樹「あはは・・・けど今日も疲れたなぁ・・・えっとタオルタオル・・・」ガサゴソ
理樹「あ、あったあった・・・。・・・パ!?」
真人「ん?どうした理樹」
謙吾「何かあったのか?」
理樹「え、あ・・・・いやパ・・・パン!!学食のパン入れっぱなしだった!」
真人「なーんだ、そんなもん食っちまえよ」
理樹「い、いやいや!」
謙吾「バカを言うな、もう古いだろう、匂いも結構するんじゃないのか?」
理樹「に、匂・・!?何馬鹿なこと言ってんのさ!?」
謙吾「?昨日と一昨日は確か日替わり定食だっただろう、3日前の物を食うわけがないだろうと言おうと思ったんだが・・・」
真人「なんかお前変だぞ?」
理樹「そ、そんなことないよ!(ど、どうしよう・・・なんで僕のカバンに女の子の・・・!?)」
謙吾「理樹、お前顔真っ赤だぞ、熱でもあるんじゃないのか!?」
真人「なにぃ!?おい大丈夫か!?なんなら今からひとっ走りして薬買ってきてやろうか!?」
理樹「だ、大丈夫だよ!でもちょっと風邪っぽいかもしれないから・・・僕ちょっと先に帰るね!」ダッ
理樹(うわああ、こ、これどうしよう!とりあえずどこかひと目のつかないところに捨てるしか・・・こっちに確か旧教室が・・・!)
恭介「よう理樹、お疲れさん」
理樹「うわああ恭介!?な、なんでこんなとこに!?」
恭介「ふっ、いずれ分かる時がくるさ(悪いな理樹・・・それを捨てさせるわけには行かないんだ)」
恭介「お前こそどうした?こんな人っけの少ないところに」
理樹「い、いやなんでもないよ!ちょっとぼーっとしてたら道に迷っちゃって!」
恭介「風邪でも引いたか?部屋でゆっくりしてろ、『お前の部屋には誰も入らないように』いっておく」
理樹「わ、わかったよ、じゃ、じゃあこれで!」
理樹(こうなったら仕方ない・・・!女子更衣室の近くに捨てよう・・・!それなら何もおかしくないし・・・!)ダダダ
理樹(よし!この角を曲がったところに捨てて・・・)
葉留佳「しっかしとんだ変態もいたもんですねえ姉御!」
理樹「!?」
来ヶ谷「ふっ、まぁ気にはしないさ。所詮盗まれたのは『私の』『パンツ』だからな
体が汚されたわけではないさ」
理樹「!!!!!!!!!!!!?????????????」
~理樹の部屋~
理樹(話をまとめると・・・こ、これってようするに・・・来ヶ谷さんのパンツ・・・?)
理樹「・・・」ゴソッ
理樹「ってうわあああ!何カバン開けようとしてるの僕は!」
理樹「で、でも・・・カバン開けないと宿題も出来ないし・・・」
~その辺~
恭介「で、理樹は本当に性欲を爆発させることが出来るんだろうな」
来ヶ谷「ああ、あのパンツにはたっぷりと私の匂いをしみつけておいた。そろそろ頃合いだな・・・」
~理樹の部屋~
理樹「一瞬だけ開けて・・・宿題と筆箱だけ開けてすぐに閉めれば・・・。」
理樹「1、2の・・・3!」バッ
ほわっ
理樹「うあ・・・!?」
~その辺~
来ヶ谷「そう・・・そろそろお姉さんの匂いが理樹君の鞄の中に充満している頃だ・・・」
理樹「う、うあ・・・この匂いって・・・」
理樹「しゅ、宿題・・・しなきゃ・・・」
来ヶ谷「筆箱・・・ノートに至るまで・・・私の匂いが染みつき・・・何を出しても
私の匂いが理樹君を襲うー」
ふわん
理樹「うあう・・・だ、ダメだ・・・この匂い・・・鞄中に染み付いてる・・・」
ムクッ
理樹「う!?」
恭介「なるほど・・・年頃の男子がいきなり女性のパンツから出る匂いを嗅げば・・・」
来ヶ谷「頭がピンク色に染まり、それが体に現れるのも時間の問題だ・・・」
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