来ヶ谷「理樹君のかばんにお姉さんのパンツを仕込んだらどうなるか」 (59)

来ヶ谷「練習の後の汗濡れパンツだ」

来ヶ谷「それで、話というのは何だ?」

恭介「実はだな・・・理樹のことについてなんだ」

来ヶ谷「ほう?」

恭介「理樹ももう、大人の階段を登る年頃だ・・・だが理樹にはその気配がない」

来ヶ谷「というと?」

恭介「あいつには・・・性欲というものが感じられないんだ」

来ヶ谷「性欲・・・?」

恭介「そうだ!もう18も近いというのに、一向にそういうものに興味を示さない!
このままではあいつの人生がくるってしまう!」

来ヶ谷「性欲・・・無いわけでもないぞ。私が悪戯をしたときは可愛らしい反応を示してくれるものだ
ふむ・・・ここは1つ、私に任せてもらおうか」

来ヶ谷「いいか、狙い目は練習の後だ。私がこっそり練習中にリキくんのカバンの中に
脱ぎたてのパンツを入れておく。」

恭介「いきなりマニアック過ぎないか!?理樹が変な店に入り浸る大人になってしまう!」

来ヶ谷「押し倒されてキャッキャウフフな展開など、理樹君くらいの恥ずかしがり屋になると
只のハプニングでしか無い。ここはショック療法が必要だ」

恭介「ううむ・・・よし、それで行こう。練習中は俺達が理樹の注意を引きつけておく。」



そして後日

その頃の理樹

理樹「ま、正人!!あんまり激しk…ング!!」

正人「うひょおおお!!理樹の締りスゲエぜ」パンパン

謙吾「口マンコも最高だな」パンパン

謙吾「今日も充実した練習だったな」

真人「全くだ、俺の筋肉も喜びに満ちた悲鳴を上げてやがるぜ・・・」

理樹「あはは・・・けど今日も疲れたなぁ・・・えっとタオルタオル・・・」ガサゴソ

理樹「あ、あったあった・・・。・・・パ!?」

真人「ん?どうした理樹」

謙吾「何かあったのか?」

理樹「え、あ・・・・いやパ・・・パン!!学食のパン入れっぱなしだった!」

真人「なーんだ、そんなもん食っちまえよ」

理樹「い、いやいや!」

謙吾「バカを言うな、もう古いだろう、匂いも結構するんじゃないのか?」

理樹「に、匂・・!?何馬鹿なこと言ってんのさ!?」

謙吾「?昨日と一昨日は確か日替わり定食だっただろう、3日前の物を食うわけがないだろうと言おうと思ったんだが・・・」

真人「なんかお前変だぞ?」

理樹「そ、そんなことないよ!(ど、どうしよう・・・なんで僕のカバンに女の子の・・・!?)」

謙吾「理樹、お前顔真っ赤だぞ、熱でもあるんじゃないのか!?」

真人「なにぃ!?おい大丈夫か!?なんなら今からひとっ走りして薬買ってきてやろうか!?」

理樹「だ、大丈夫だよ!でもちょっと風邪っぽいかもしれないから・・・僕ちょっと先に帰るね!」ダッ

理樹(うわああ、こ、これどうしよう!とりあえずどこかひと目のつかないところに捨てるしか・・・こっちに確か旧教室が・・・!)

恭介「よう理樹、お疲れさん」

理樹「うわああ恭介!?な、なんでこんなとこに!?」

恭介「ふっ、いずれ分かる時がくるさ(悪いな理樹・・・それを捨てさせるわけには行かないんだ)」

恭介「お前こそどうした?こんな人っけの少ないところに」

理樹「い、いやなんでもないよ!ちょっとぼーっとしてたら道に迷っちゃって!」

恭介「風邪でも引いたか?部屋でゆっくりしてろ、『お前の部屋には誰も入らないように』いっておく」

理樹「わ、わかったよ、じゃ、じゃあこれで!」

理樹(こうなったら仕方ない・・・!女子更衣室の近くに捨てよう・・・!それなら何もおかしくないし・・・!)ダダダ

理樹(よし!この角を曲がったところに捨てて・・・)

葉留佳「しっかしとんだ変態もいたもんですねえ姉御!」

理樹「!?」

来ヶ谷「ふっ、まぁ気にはしないさ。所詮盗まれたのは『私の』『パンツ』だからな
体が汚されたわけではないさ」

理樹「!!!!!!!!!!!!?????????????」

~理樹の部屋~

理樹(話をまとめると・・・こ、これってようするに・・・来ヶ谷さんのパンツ・・・?)

理樹「・・・」ゴソッ

理樹「ってうわあああ!何カバン開けようとしてるの僕は!」

理樹「で、でも・・・カバン開けないと宿題も出来ないし・・・」

~その辺~

恭介「で、理樹は本当に性欲を爆発させることが出来るんだろうな」

来ヶ谷「ああ、あのパンツにはたっぷりと私の匂いをしみつけておいた。そろそろ頃合いだな・・・」

~理樹の部屋~

理樹「一瞬だけ開けて・・・宿題と筆箱だけ開けてすぐに閉めれば・・・。」

理樹「1、2の・・・3!」バッ

ほわっ

理樹「うあ・・・!?」


~その辺~

来ヶ谷「そう・・・そろそろお姉さんの匂いが理樹君の鞄の中に充満している頃だ・・・」

理樹「う、うあ・・・この匂いって・・・」

理樹「しゅ、宿題・・・しなきゃ・・・」

来ヶ谷「筆箱・・・ノートに至るまで・・・私の匂いが染みつき・・・何を出しても
私の匂いが理樹君を襲うー」

ふわん

理樹「うあう・・・だ、ダメだ・・・この匂い・・・鞄中に染み付いてる・・・」

ムクッ

理樹「う!?」

恭介「なるほど・・・年頃の男子がいきなり女性のパンツから出る匂いを嗅げば・・・」

来ヶ谷「頭がピンク色に染まり、それが体に現れるのも時間の問題だ・・・」

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