佳奈多ルートのその後の設定です
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理樹(魔の手から逃れて約一か月がたった、葉留佳さんの言うとおり三枝家や二木家にも協力してくれる人達がいてその人達と恭介達の援助もあり贅沢はできないけど何とか暮らしていける余裕はあった)
恭介「おーい!買い物袋運ぶぞ真人!」
真人「おしゃあ任せろ!」
理樹(それに休みの日にはリトルバスターズの皆も来てくれてなかなかにぎやかだ)
佳奈多「やっぱりごめんなさいね、私のためなんかに貴方たちを巻き込んでしまって・・・」
葉留佳「だからそれは言いっこなしだってば!二人とも好きで来たんだしそれに勉強しなくていいのは最高ですヨ!」
佳奈多「だめよ、ずっとこの暮らしをしていくわけにもいかないんだから」
理樹「それでも暇なのは変わりないよね・・時間も有り余ってる事だし>>5しない?」
仕事
理樹「仕事をしよう、バイトでもしたらちょっと値が張る美味しいものだって食べられるし恭介達にこれまでのお礼だってできるよ」
葉留佳「理樹君ナイスアイディア!じゃあ早速仕事を探そうよ!」
佳奈多「そうね、じゃあ・・」
パン屋店主「おう!じゃあ早速だが会計を頼んだぜ、これから近所のガキどもと野球してくっからよ!」
理樹「いやいやいや!まだ何も教えてもらってないんですけど!」
パン屋店員「だめですよ秋生さん、せっかく働くって言ってくださるのに・・・あっこれ私が作ったパンの新作です!よかったら帰りに持って帰ってください」
理樹「あっどうも・・」
理樹(色々不安だけどなんとかやって行けそうだ、二木さん達はうまくやって行けてるだろうか?」
理樹「ただいまー」
葉留佳「おかえりんこ!」
理樹「二木さんはまだなんだ」
葉留佳「うん・・・あれ?その手にぶら下げてるのは?」
理樹「ああ、帰りにもらってね」
葉留佳「パンですかー美味しそう!じゃあ早速・・・」ガサガサ
理樹「こらこら、二木さんが帰ってからにしようよ・・」
葉留佳「って辛~~っっ!」
理樹「そんなばかな・・・!パンの中に唐辛子が丸々入ってるだけのパンなんて作ったのか・・・」
葉留佳「ふ、ふっふっふ・・」
理樹(さっきの泣きかけの顔とは打って変わって学校の時のようなイタズラ心に満ち溢れた顔が現れた!)
葉留佳「このはるちんはただでは転ばぬ!これをお姉ちゃんに食わせてやるのだ・・・」
理樹「なんて事を考えるんだ!」
ガチャ
佳奈多「帰ってきたわよー」
葉留佳「来た!」
佳奈多「まったくハンバーガーを作る側に回るとは思わなかったわ・・・ん?どうしたのそれ」
葉留佳「さっき美味しいパン買ってきてさ、あんまりにも美味しかったからお姉ちゃんもどうかなーって」ニヤ
佳奈多「・・・?」
理樹(ど、どうなるんだ?)ゴクリ
佳奈多「>>10」
何事もなかったこのように食べておもむろに部屋を出る
佳奈多「そうね、いただくわ」
葉留佳「グッド!」
理樹(あわわわ!)
パクッ
佳奈多「・・・う、うん中々いけるわね」
葉留佳「へっ?」
理樹(まさか二木さんは辛いの大丈夫な口なのか!?)
佳奈多「じゃあ、お手洗い行ってくるから・・・!」プルプル
スタスタ バタン
葉留佳「ちぇー面白くなーい・・・」
理樹(いや多分バッチリ効いてると思うよ・・・)
お休み(∵)
恭介「じゃあ俺達はそろそろ帰るとすっか!」
クド「また来週なのですー!」
葉留佳「ばいばーい!」
理樹(ここの場所は恭介達以外には伝えてない、両家の人がいつ裏切るとも言えないからだ)
葉留佳「じゃあお風呂洗ってくるね」スタスタ
佳奈多「あの人達、どうして私たちにあそこまでしてくれるのかしら・・・?」
理樹「それは僕らがリトルバスターズだからさ、そして二木さんも僕らにとってとてもかけがえのない存在だから」
佳奈多「むっ・・・直枝はなんでいつもそうクサい台詞をさも当然のように言えるのかしら?」
理樹「えっそんなに今の恥ずかしかった!?」
佳奈多「最低よ・・・・・最低。」
理樹「流石にそこまで言われる覚えはないよ!」
葉留佳「くぅ~!やっぱり風呂後のいっぱいはジンジャエールに限りますな!」
理樹「髪乾かさないと風邪ひくよ?あとそれ言うなら牛乳だから・・」
佳奈多「しょうがない子ね・・買い物の時にジュースしか買わないなんて」
葉留佳「何を言うか!ジンジャエールは胃にいいのですヨ!?」
佳奈多「じゃあ私次入るわね」
葉留佳「ってスルー!?」シクシク
理樹(自然に僕が最後だけど二人はそういうの気にしないんだろうか・・・)
理樹(二木さんが風呂から上がるまで暇だから>>15)
あなにー
理樹(仕方がない・・・今まで見たことも聞いたこともないから描写できないけどこれも安価だ!)
理樹「ちょっとトイレ・・・」ダッ
葉留佳「そんなのいちいち言わなくてもいいのに?」
トイレ内『痛い!!』
葉留佳「!?」
佳奈多「あがったわよ~って・・・何してるの?」
理樹「おっ、お構いなく・・」ウルウル
風呂後
理樹「はっ!?」
理樹(デジャヴだ、なんと僕の服が女性用パジャマと入れ替わってる・・・多分今頃「やはは!イタズラ成功!」とかいってるに違いない!)
葉留佳「やはは!イタズラ成功!」
佳奈多「あなたも酷いことを・・・」ドキドキ
葉留佳「とかいってお姉ちゃんも理樹君の女装姿見てみたいんでしょー?」
佳奈多「それは・・!」ギクッ
葉留佳「まあ気づいてないだけで一度見てるけどね」ボソッ
佳奈多「えっ?」
理樹(さて、どうしよう・・・)
1.諦める
2.バスタオルのままで
3.筋肉
おっと>>18を書き忘れ
3
ガラッ
葉留佳「キタァ!よしカメラカメラァ!?」
佳奈多「!?」
理樹「・・・・」ゴゴゴ
葉留佳「なんという肉体美!その美しさはかのミケランジェロのダビデ像を思わせるほどであり、そこに羞恥心はなかった・・・!」
佳奈多「って私は恥ずかしいわよ!とっとと服を着なさいこの変態!」カァァァ
一時間後
理樹「おなか減ったなぁ・・・夜ご飯は何にするの?」
佳奈多「そうねぇ・・あっそうだわ!今日買い物に行ったとき>>21を買ってたの」
シュールストレミング
理樹「えっなにそれは」
葉留佳「缶詰・・?」
佳奈多「ええ、popに「世界一」って書いてあったから興味深くて買ってきたの」
理樹(何の世界一なんだろう)
葉留佳「お魚らしいね、ちょっと味見~」カパッ
理樹(いやな予感が・・)
モワー
葉留佳「こっ、こいつはくせえッー!ピクルス以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!うわ本当に臭い・・・」
理樹(世界一って臭いの事だったのかァー!)
葉留佳「あっでも意外と美味しいかも」パクッ
理樹・佳奈多「食った!?」
深夜
理樹部屋
理樹(今日はいろいろなことがあったな・・・)
ガラッ
理樹(誰か来た!?)
葉留佳「クックック・・・」コソコソ
理樹(手にはマジックが握られている、もうおおよその事は察しがついたけどどうしよう・・・)
>>25
瞼にめ
額に肉
頬に十字傷の落書き
葉留佳「かたじけのう御座る・・・」カポッ
ガシッ
葉留佳「へっ?」
理樹「いつもやられる僕じゃないよ!」グググ
葉留佳「や、やめてー!」
理樹(マウストポジションを取った!今までのお返しだ)
カキカキ
葉留佳「こ、こんなカスみたいなヤツにこのはるちんが!」
理樹「もうこれに懲りたら夜這いまがいの事はやめるんだね!」カキカキ
葉留佳「よくも!このはるちんに向かって…この汚らしい阿呆がァーーッ!!」
佳奈多「アホはどっちよ・・・まったく」
理樹「あっ起きた?」
佳奈多「これだけうるさかったらね・・・ップ!」
理樹「あははっ」
葉留佳「えっなになに!何を書いたのー!?」ダダッ
理樹(拘束を解くと一目散に洗面所に走って行った、こうして今日も夜が更けていく・・・・)
朝
葉留佳「理樹君ひどーい・・・油性だから全然消えなかったぁ・・・」
理樹「葉留佳さんが用意したペンでしょ?」
佳奈多「これ食べたら今日はどうする?」
葉留佳「せっかくの日曜日だしどこか出かけたい!」
理樹「じゃあ>>28行く?」
学食
葉留佳「が、学校に潜入!?」
佳奈多「今は私たち退学してる事になってるから入れないわ、それに絶対あそこは監視の人間がいるもの」
理樹「そうだったね・・・じゃあ>>32」
餃子の王将
王将
葉留佳「チャーハンマダー?」チンチン
佳奈多「もうみっともないマネはよしなさい!」
理樹「二人見てると姉妹っていうより親子っぽいね」
葉留佳「そう?」テレッ
佳奈多「・・・あんたが子供のほうよ」
葉留佳「ガーン!あっじゃあ親なら支払いは任せた!」
佳奈多「ああいえばこういうのね・・・」ヤレヤレ
店員「ラーメンとチャーハンと餃子セットでよろしかったですかー?」
理樹「はーい」
佳奈多「ふう・・・ごちそうさま」
理樹「たまには中華も悪くないでしょ?」
佳奈多「何よその「まるでいつもジャンクフードしか食べてない人間」に言うようなセリフは・・」
理樹「じゃあ帰ろうか」
葉留佳「まだ子供が食べてる途中でしょうが!」パクパク
佳奈多「そのネタ通じる年代の人ここにいるのかしら・・・」
理樹「じゃあ昼ごはんは済んだし遊ぶ?」
葉留佳「たまにはお姉ちゃんが決めてよ!」
佳奈多「私?じゃあ・・・>>36」
筋肉
理樹「それっ筋肉イェイイェイ!」
葉留佳「筋肉イェイイェイ!」
佳奈多「筋肉イェイイェイ!」
理樹「いい汗かいたね」
佳奈多「直枝、これあげるわ」ヒョイ
【理樹は葉留佳とお揃いの髪留めをもらった!】
家
葉留佳「はぁーどうしてこう出かけてから家に帰ると脱力するんでしょうかね~」
佳奈多「今日はお風呂誰だっけ?」
理樹「ただいま洗ってくるよ」
ゴシゴシ
理樹「ん?なんだこれ・・・?」
風呂に落ちてた物
>>40
ドルジ
入った時点で気付こう
安価↓
>>41大丈夫だ、俺に任せろ
理樹「ど、ドルジ・・・?」
ムゥン
理樹(風呂の蓋を開けると風呂にぴったり収まったドルジがいた)
理樹「まさか一匹でここまで来ちゃったの?」
コクコク
理樹「なんてこった・・・もう今の時間に返すことはできないし・・・じゃあ明日の朝まで匿うしかないのか・・・」
理樹(嬉しそうだ、なんだか温厚な僕でも腹が立ってきた)
理樹「というわけなんだ」
葉留佳「でか・・・」
佳奈多「別にいいけどドルジのご飯はどうするの?魚なんて・・・あっ、あったわ」ゴソゴソ
理樹「それ昨日の缶詰!?」
佳奈多「大丈夫よ多分、葉留佳でも食べれたんだから」
葉留佳「ネコと扱いが一緒にされてるー!」
佳奈多「今日は私が一番ね♪」
スタスタ
葉留佳「ねえねえ理樹君・・・」
理樹(不敵な笑みを浮かべながら手を揉みながら近づいてきた、またまた変なことを思いついたようだ)
理樹「何?」
葉留佳「お姉ちゃん今お風呂だし>>46」
理樹「なん・・・だと・・?」
葉留佳「実はこの前の理樹君女装事件は全てお姉ちゃんが仕組んだ事だったのだ、そのやり返しと思えば・・!」
理樹「ほ、本当に二木さんがやったの・・・?」
葉留佳「ああ~本当だよ~~っ理樹君の『屈辱』と引き換えのギブアンドテイクだ、隠しなよ…早く隠せ!」 ニタァ
理樹「>>50」
>>49 +ワイシャツ
理樹「だが断る」
葉留佳「ナニッ!!」
理樹「この直枝理樹が最も好きな事のひとつは女性に下着とワイシャツを着せない事だ」
葉留佳「流石のはるちんでもそれはドン引きですね・・・でも面白そう!」
kanata
佳奈多「ふぅーいいお湯だったわ・・・ん?」
バーン
佳奈多(し、下着とシャツ「だけ」が無くなっているっ!・・忘れてきたかしら?)
佳奈多「つ、次入りなさいよー」ガラッ
葉留佳「エロい・・・」ボソボソ
理樹「そりゃ中何も着てないって分かった上で見たらね・・・」ムクッ
佳奈多「?」
ダダダッ
佳奈多「ね、ねえ葉留佳・・私の下着どこ?」
葉留佳「私が知るわけないじゃん~それに理樹君もいるのにデリカシーに欠けてるんじゃないの?」ニヤニヤ
佳奈多「だって・・・家のどこにもないのよ・・」ワタワタ
理樹(余りの動揺で冷静に物事を考えられなくなってる)
葉留佳「えーでも別に今探す必要なくない?だって今着てるんでしょ?」
佳奈多「それは・・・」ウルウル
理樹「そろそろ可哀そうになってきたよ・・」ボソッ
葉留佳「それもそうですネ・・」ボソボソ
葉留佳「お姉ちゃん」
佳奈多「な、なに?」グスッ
葉留佳「>>54」
理樹くんのならあるけどどうする?
佳奈多「はっ?」
理樹「なっ」
葉留佳「実をいうとはるちんのも無かったりするのです、だから次の買い物まで理樹君ので我・・・」
理樹「いやいやいやいやいや!」
理樹(自分まで巻き込まれたら適わないので全て説明した)
佳奈多「晩御飯抜きの刑に処す」
葉留佳「なんで私だけー」シクシク
佳奈多「だって貴方が理樹君を嘘でそそのかしたんでしょう?自業自得ね」
理樹(最近葉留佳さんってやる事なすことうまくいってないね・・・同情はしないけど)
深夜
コソコソ
理樹「また来たの?懲りないね」
葉留佳「しー!今日は違いますよ・・・」ボソ
理樹(葉留佳さんが言うには今度は寝てる所にイタズラするらしい、葉留佳さんらしいというか何というか・・・)
葉留佳「恭介さんの言葉を借りるなら作戦名・オペレーション>>58」ボソボソ
理樹「ええっ!僕がやるの!?」
葉留佳「そうですヨ、大丈夫!覆面だからバレないバレない・・・」
理樹「やるしか・・ないのか・・?」
理樹(もう一度この面を被るとは思わなんだ)カポッ
マスク・ザ・斉藤「うまうー!」
佳奈多部屋
佳奈多「スゥ・・」
斉藤(さてどうしたものか・・)
>>61
とりあえず仮面装着させて帰って、視界を失った寝起きの翌朝の様子を見る
ソロォー カポ
佳奈多「ムニャ・・・」
理樹「っとセーフ・・・後は反応を待つために朝までここで待っておこう・・」
お休み(∵)
朝
佳奈多「ふぁ~・・・えっ?」
佳奈多「な、なにこれ見えない!?」ブンブン
ポロッ
佳奈多「・・・何よこの趣味の悪い仮面、まさかまた葉留佳がイタズ・・・ラ?」
理樹「グゥ・・・」スヤスヤ
佳奈多「いやいやいや」
佳奈多「落ち着け私、落ち着いて素数を数えるのよ・・・素数は孤独な数字・・・」23579・・・・
佳奈多「ふぅ・・・まずはなんで直枝が横で寝てるのか、これは多分>>66」
策略だ
恭介「ぐぐ・・・こういう趣味は今まで完璧に隠してきたつもりなのにこの前家に遊びに来た真人にex版パクられてた・・・ちょっと復讐してくる」
佳奈多「多分この仮面も直枝がやったに違いないわね葉留佳が一人でやれるとは思わないもの。つまりこれは二人組の犯行・・・」
佳奈多「確かこの辺に・・」ゴソゴソ
理樹「ううん・・・ハッ!」
理樹(起きたら縛られていた、もうこれで縛られるのは何回目なんだ、僕の周りにはサディストしかいないのか?)サトリ
佳奈多「もうこれで貴女を拘束するのは何回目でしょうかねぇ?」
理樹「二木さん!僕が何したっていうんだ!?これを解いてよ!」
佳奈多「ダメよ、今からドルジ見送らなきゃいけないから昼までそうしてなさい」
理樹「>>71」
漏れちゃう!
理樹「もっ漏れるっ!」
佳奈多「なんですって!?」
理樹「分からない?さっきから縛られててヤバいんだよ!」
佳奈多「ハ、ハッタリよ!」
理樹「ああもう!このまま洩らしたらトイレに行けないどころかお婿にも行けないよ!」ドヤア
佳奈多「「うまい事言った」みたいな顔されても困るわよ・・ええ~どうしようかしら・・・」
佳奈多「>>73」
おむつ付けましょうか(ニッコリ)
理樹「えっちょっと待ってよ、二木さんってそういうキャラじゃなかったよね!?」
佳奈多「うるさい黙れマザーファッカー」ボソッ
理樹「ひっ」
理樹(来ヶ谷さんと二木さんって似てる気がする。さてこれだけ騒いだんだ、そろそろ・・・)
ガラッ
理樹(来たッこれだ、これを待っていたッッ!!)
葉留佳「理樹君!あとはこのはるちんにまかせてもらうぞ!そのロープを切ればいいんだな!それぐらいなら私にも出来ることよ!」
ブチッ
理樹「ありがとう葉留トロハイム!」
ダダダッ
バタンッ
佳奈多「行っちゃった・・・もうあの子達ったら・・」
謎の人「・・・ハイ、そうです見つけました・・・」ピッ
続く
理樹「じゃあバイト行ってきます」
葉留佳「はいはーい」
佳奈多「これ弁当」スッ
理樹「ああ忘れる所だったよ」
葉留佳「なんだか夫婦みたいですネ」
理樹「ええっ!?」カァァ
佳奈多「こらっ!」
葉留佳「おぅ、くわばらくわばら!」ピュー
理樹「えっとじゃあ・・・」ドキドキ
佳奈多「あ・・うん」ドキドキ
パン屋
店主「じゃあここに半額シール貼っておけよ」
理樹「はい、あっ・・いらっしゃいませー!」
謎の人「いや、ここへは客としてきたつもりはない」
店主「取材か?」
謎の人「いや、そこの君に用がある」
理樹「僕ですか・・・?」
理樹(見覚えがない、どこの人だ・・・?)
謎の人「単刀直入に言う、君たちの家の場所は分かっている」
理樹「まさか!」
佳奈多の婚約者「ああ、私が二木佳奈多さんと一か月前に婚約するはずだった者だ」
婚約者「実を言うとね、ここには一人で来たんだ。三枝家の人間もここへぞろぞろ来たら彼女を怯えさせてしまうだろう?だから無理を言って君らを説得しに来たという訳なんだ」
店主「・・・・」
理樹(スタンドも月までぶっ飛ぶほどの衝撃!・・なんて言ってる場合じゃなかった)
婚約者「だから今からでもいい、こんなバカなマネは止めて二人を説得させて町まで引き戻させてほしいんだ。まだ今なら無かったことにするって・・・」
店主「おいテメエ・・・客じゃねえんならとっとと帰りやがれ!」
理樹(店長が何かを察してくれたらしい、やっぱり根はいい人なのかもしれない」
婚約者「いいかい?また戻ってくるからそれまでに・・・よろしく」ギイ
バタン
店員「だ、大丈夫でしたか?なにか大きな問題でも・・・」
理樹「いや、お気になさらず・・・何とかしますから・・」
店員「これ、新作です。ヒトデパンというんですがよければ・・・」
理樹「いや本当に大丈夫です」
家
理樹(何とかするとは言ってみたものの想定してた最悪な状況になってしまった・・・どうしよう、誰かに相談してみるか・・?)
>>78
恭介
理樹(恭介なら・・きっと!)プルルル
恭介「もしもし、どうした理樹?」
理樹(恭介の声を聞くと安心する、例えどんな危機が迫っていてもなんとかしてくれるような気がして)
恭介「・・・・そうか、分かった。だが俺達はそういう事には協力出来ない」
理樹「えっ?」
恭介「それは二木と三枝と理樹の三人の問題だ」
理樹「でも、結婚式の時は!」
恭介「それは逃げる手伝いだけだ、俺は一度もお前たちがどうするかについては口出ししていない」
理樹「・・・!」
恭介「もう一度逃げるのか?あの日々はなんだった?もう理樹は十分強い、この問題はお前達だけでなんとかしてみるんだ」
理樹「そんな・・」
恭介「理樹、お前にもう一度ミッションを与える・・二人を救え」
理樹「待ってよまだ話が・・・」
恭介「一つヒントをやろう、二木は一つだけ嘘を吐いている」
プツッ
夜
葉留佳「ねえ理樹君」
理樹(恭介は前もこうだった、つっぱねるフリをして結局は僕を手助けしてくれる放っておけない性格)パクパク
葉留佳「理樹君ってばー」
理樹(恭介が最後に言った言葉「二木は一つだけ嘘を吐いている」これは何を意味するんだ・・?)
葉留佳「波紋疾走!」バシッ
理樹「痛っ!?」
葉留佳「もーさっきからずっと上の空ですヨ?」
理樹「そうだったかな、ごめん・・・」
佳奈多「きっと働きすぎなのよ、直枝は仕事の努力は怠らないから・・葉留佳とは違ってね」ハァ
葉留佳「なんだー!そのバカにした溜息は!」ムキー
理樹(こんなやりとりを見てるとますます前の所へ返したくなくなってくる・・何としてもこの空間だけは守りたい)
食後
理樹「葉留佳さーんポッキー欲しい?」
葉留佳「いらなーい」
理樹「じゃあ>>85は?」
ゴールドタカフミ
葉留佳「えっ何それ?」
理樹「ここにあるんだけどね・・」サッ
葉留佳「ええーっ見せて見せて!」
理樹「ほーれほれほれもうすぐとどくよ~」
葉留佳「ううーん」グイッ
理樹「もっともっと伸ばして」
葉留佳「うーん!」グググ
理樹「かかったな」トンッ
葉留佳「ほぁ!」シパシパシパ
ボデェ
葉留佳「ギニヤ!」
理樹「・・・・・・・」
理樹(いけないいけない、どうも意地悪かったな今の僕)
理樹(僕としたことが焦りがあるせいだ婚約者が何故かこの場所を知っていて乗り込んできた・・・せまりくる脅威が実感となってきているせいだ・・・落ち着かなくては・・・)
理樹(気になるのは恭介の言ってた「ヒント」二木さんは僕達に何か隠している?でもこの問題で怪しい事なんて・・・いや、あったぞ。一つだけ不審な点が!それは>>90)
(∵)
↑
佳奈多部屋
コンコン
佳奈多「誰?」
ギィ
理樹「ちょっといいかな?」
佳奈多「何、夜這いでもしにきたの?」
理樹「そうならノックなんてしないよ、ちょっと話があってきたんだ」
佳奈多「話?」
理樹「前に僕が君の部屋に入ったときがあったよね」
佳奈多「ああ、イタズラしようとした事でしょ?それがどうかしたの?」
理樹「実はあの晩見てしまったんだ君が泣いているのを・・・」
昨夜
理樹「さて、あとは見張っておくだけ・・・」
グスッ
理樹「・・?」
佳奈多「ごめんなさい・・・直枝、葉留佳・・・」ポロポロ
理樹(起きてる訳じゃない・・・何に対して謝ってるんだ?)
佳奈多「そ、そんなこと言ってたの私・・・」
理樹「あれはどういう意味?」
佳奈多「・・別に意味なんかないと思うわ、二人にここまで付いてきてもらった事についてとか・・・」
理樹「それだけじゃない、もう一つ繰り返して言っていた言葉がある」
佳奈多「もうひとつ?」
理樹「「裏切ってごめんなさい」」
佳奈多「・・!!」
理樹(恭介はきっとこれの事を言っていたんだ)
理樹「裏切るってなんなのさ!」
佳奈多「もう・・誤魔化しきれないわね・・葉留佳、扉の向こうにいるんでしょ?あなたもこっちに来て頂戴」
葉留佳「・・・・・」バタン
理樹「葉留佳さん・・・」
佳奈多「そうなの、実は私がここの場所を教えたのよ」
葉留佳「な、なんで!」
佳奈多「冷静に考えてみるとね、こんなの子供の駄々と同じなのよ・・・無駄な足掻き」
佳奈多「例えうまく見つからなくても結局はあの町に戻らなくてはいけない・・いつまでも隠れてなんかいられないのよ!」
理樹(そう声を張り上げる二木さんの声は次第に震えてきた)
佳奈多「だから結局は見つかる、そうなったら私はともかく葉留佳にどんな事があるか・・!いいえ、多分直枝・・貴方にも・・!」
葉留佳「お姉ちゃん、あのね・・葉留佳はお姉ちゃんが私達の事を心配してくれてたって事が聞けただけで十分だよ」
佳奈多「葉留佳・・」
理樹「確かに僕らは目先の事しか考えてないのかもしれない・・でも、それでも佳奈多さんが不幸になる所なんか見たくないんだ!」
佳奈多「私は貴方たちが不幸になる所を見たくない!」
理樹(くそっどうしてこんなことになるんだ・・・皆ただ安心できる人生を歩みたいだけなのに!僕はどうすればいいんだ?)
1.行くなと引き留める
2.行けばいいと突き放す
3.二木さんは本当はどうしたいのか聞こう
>>96
3
理樹「二木さんはどうしたいの?」
佳奈多「えっ・・・」
理樹「今二木さんが一番望んでいる事はなに?」
葉留佳「やはは、臆することはないのです!お姉ちゃんの願いを言うのだ!」ギュッ
佳奈多「・・・・」コクン
佳奈多「・・・・ずっと」
佳奈多「ずっと貴方たちのそばに居たい!!」
理樹「その言葉が聞きたかったっ!」
理樹(「僕達」についての問題はたった今解決した、あとは・・・)
恭介「あとは俺達に任せろ!・・・よくやったな理樹」
理樹「うん、恭介もありがとう」
恭介「礼はこれが終わってからだ!・・っとなんだ!?」
ガチャガチャ
理樹「?」
来ヶ谷「理樹君、私は特に奴らには容赦しない・・楽しみにしていろ」ピッ
理樹「あ、あはは」
理樹(不安しかないよ・・・)
朝
理樹(それにしてもどうするつもりなんだろう?恭介には心配するな、とだけ言われたけど・・・)
キキー
葉留佳「り、理樹君・・・」
理樹(窓を見ると例の黒塗りの車が来ていた、そしてドアからは昨日の婚約者が姿を現した)
コンコン
佳奈多「直枝・・・」グイッ
理樹「大丈夫、大丈夫だから」
理樹(二人をなだめるようにしてドアから出た)
婚約者「やあ、君。そろそろ結論は出たかな?」
理樹「ああ出たよ」
理樹「>>100」
上
婚約者「は・・・?」
理樹「できればこのまま帰ってほしい」
婚約者「な、何を言っているんだ・・?この生活を続けていくつもりか?」
理樹「あなた方がまったく影も見せなくなったらどうなるか分からないけどね」
婚約者「理解できない!自慢じゃないが僕の家はとても裕福なんだぞ?絶対に僕の方が君みたいな人間よりも幸せにできる!!」
理樹(今まで背負ってきた物も知らないクセに・・・!)
理樹「出来ないね、そもしもそれが本当ならこの家にはまだいないはずだ」
婚約者「こ、このまま引き下がれというのか!?」
理樹「・・・・・」
婚約者「クソッ・・・こんな屈辱は初めてだ・・・この野郎・・!」
理樹(どんどん口が悪くなってきてる・・)
婚約者「貴様には後悔する時間も与えん!」バキッ
理樹「・・っ!」
パシャッ
恭介「おおっと・・・やってしまいましたなぁ・・・?」
付き添い「誰だ貴様!?」
婚約者「・・・?」
来ヶ谷「うちの部員を随分といじめてくれたようだなぁ?お前達は泣いて詫びても許さん」ゴゴゴ
理樹「皆!」
付き添い「なんだぁ?このガキども!こっちは取り込み中なんだよ、大人しく・・」ガシッ
グググッ
来ヶ谷「貴様の方だ・・・大人しくするのはな」メキッ
付き添い「ぎゃぁぁ!?」
理樹(真人にだって勝ったんだ、なんらおかしい事じゃない。怖いけど)
婚約者「おっ思い出したぞ・・!お前ら確か結婚式もめちゃくちゃにした・・」
恭介「そうさ、俺達がリトルバスターズさ」
婚約者「てめえら・・・このままで済むと思うのか!?」
謙吾「まるで映画の悪役みたいなセリフを吐くんだな」
恭介「「このままでは」すまないと思ったから今写真を撮ったんだぜ?」ニッ
理樹(恭介の笑みはいつも変わらず世界に喧嘩を売っていた)
婚約者「脅す気か・・・!?」
スタスタ
葉留佳「今まで脅してきたのはどっちだ!」
佳奈多「・・・・・・」
婚約者「佳奈多さん!」
佳奈多「>>103」
今の生活が今までで一番幸せ
婚約者「なっ・・!」
真人「なんだ、言うじゃねえか」ニッ
恭介「という訳だ、コレの他にあんた等が今までやってきた事も抑えてある・・心底家の評判が落ちるだろうなぁ?ほら真人、こいつに何か言ってやれ・・・キメのセリフをバシっと!」
真人「お、俺ェ?・・・・に、二度と俺達に近づくなバ~~~~カッ」シマッタゼンゼンバカミタイダッタ!
婚約者「・・・・」プルプル
来ヶ谷「ほらっ」パッ
付き添い「ッチ!」
来ヶ谷「あ?」
付き添い「ヒッ!?」
ブロロロロ
佳奈多「本当にありがとうございます、それしか言う言葉が見つからない・・・」
恭介「いいって事よ、悪を成敗するのが俺達なんだからな!」
理樹「恭介はいつもこうなんだ」
恭介「さて、今日は火曜日だっていうのにここまで来ちまったんだよぁ~」
来ヶ谷「ふむ・・今日はサボりにするか」
クド「わふー!そんなことしていいんですか!?」
小毬「大丈~夫だよ!今日はいい天気だから先生も許してくれるよ~」
西園「まったく意味不明です・・ですがたまには悪くないですね」フフッ
謙吾「よっしゃあ!じゃあ買い出しに行くぞ真人!ジャスコまで競争だ!」ダダダッ
真人「負けるかよおおお!!!!」ダダダッ
鈴「あいつら財布忘れてるぞ!」
理樹(そうしてあの後皆で遊びつくした、その次の日もそのまた次の日も特に両家の気配は感じなかった・・・もう諦めたという事だろう。やはりそれでも念のためしばらくここで暮らす事になるだろうけど、もう心配はない)
佳奈多「ほらっもうご飯できてるわよー?」
理樹、葉留佳「はーい」
終わり(∵)
毎度思うんだが、新スレ立てるたびに前スレに報告してくれたら助かる
>>105
その思いがシンクロしたのかさっき書いてきた
じゃあまた今日中にでもまたスレ立てるかもだけど何かリクエスト的なものってありますか?ご期待に添えるかは知らない
リトバスメンバー誰か一人と一緒に安価で料理or遊ぶorお出かけor夏休み期間にルームメイトとして一緒に過ごそうとか?
何にしても次作に期待
>>109
把握、ではHTML化しておきますね
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