恭介「今日から新しいメンバーを紹介する」ジョルノ「・・・」 (58)

理樹(西暦2006年・・・バスの事故から早一か月がすぎた、途中まで見て眠ってしまった「2001年宇宙の旅」では人類は木星まで行ってたけど・・)

理樹(僕・・直枝理樹・・はいつまでたっても変わらない食堂に来ていた・・それも恭介達からのバツゲームのパシりで・・・)




ゴソゴソ

理樹「ああっ!どうしよう・・缶コーヒーのブラック売り切れちゃってるよ・・」

理樹「しょうがない・・恭介には悪いけど微糖にしておくか・・」

ガヤガヤ

理樹「ん?」

理樹(そこには数人とだべってる金色の髪の少年がいた)

杉田声モブ「うおぉ!こりゃスゲーや」

モブ2「アハハ!お前それスゲーキモチ悪いなその一発芸!」

???「・・・」グッグズズズッ

モブ「うわーキモチわるぅ~~なんで穴の中に全部耳入っちゃうかね~~」

理樹(うわあーあの人面白い事できるなぁ~)

モブ2「いやあー楽しませてもらったよ」

???「どーも」ザッ

理樹(えっ、こっちに来る?)

???「ねえ、君。さっき缶コーヒー探してた?」

理樹「えっ・・?」

???「ブラックだよね?もう僕いらないから200円でどう?」

理樹「た、高いよ!いや結構、微糖で我慢してもらうから」スッ

???「じゃあ100円でもいいよ・・どう?」

理樹「え?100円?本当に?」

???「100円!そのかわりヌルくても我慢してよね・・・さっき買ったんだから・・」コトン

理樹「あれっ・・500円玉しかないや・・両替してもらえる?」

???「もちろん!」

理樹「言っとくけど僕をお人よしと思って甘く見ないでよほしいんだ、ちゃんとお釣りは確認するからね」

???「ええもちろんですよ・・ちゃんと渡すよ・・ただし空の缶だけどね」ダッ

理樹「えっ・・・」

モブ「プッ」

モブ「見るな、しらんぷりしろ!」

理樹「あっ!まさかッ」フッ

理樹(置かれた缶を持ち上げると不自然なほど軽かった、中はもう飲まれたあと!)

理樹「待てッ!」

???「チャオ」ダダダッ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394646963

来ヶ谷「・・・」トコトコ

理樹「あっ!来ヶ谷さん!そいつを捕まえて!」

来ヶ谷「ふむ・・」スッ

???「やむをえまい・・ゴールd」

来ヶ谷「・・・」シュン

???「ッ!?一瞬で背後に・・・」

来ヶ谷「オラァ!」ドガッ

???「ブゲッ!?」ドシャ

理樹「言っただろ?僕を甘く見るなって・・・」

理樹(完全に来ヶ谷さんのお陰だけど)

???「・・・」チャリン

理樹「別に逃げてもいいよ・・金さえ無事ならそれでいいから・・・」

理樹(当然ぼくはこの少年が計画が失敗したことでパニックと敗北と罪悪の表情をするだろうと思った、しかし・・・彼はそのどの表情もしなかった・・・少年は微笑んでいるのだ・・・)

理樹(ただ平然と物静かにほほえんでぼくを見ていた・・ その表情には『光り輝くさわやかさ』さえあるようにぼくには感じられた・・・)

来ヶ谷「ほら、用事は済んだか理樹君?・・さっきはいきなり殴って申し訳なかったな・・ま、お互い様だ」

???「・・・」スリスリ






男子寮廊下

理樹「えっ、来ヶ谷さんも僕の部屋に?」トコトコ

来ヶ谷「ああ、棗兄に呼ばれてな、どうやら重要な用らしい」トコトコ

理樹「なんだろう重要な用って・・あと気になるんだけどさ・・・」トコトコ

来ヶ谷「なんだ少年?」トコトコ

理樹「なんでさっきからアイツ付いてくるんだろう?」ボソボソ

???「・・・」トコトコ

来ヶ谷「さあな?いや・・もしかしたら恭介氏事と関係してくるんじゃないか?」フッ





お休み(∵)


アバ茶でも飲ませたれやwwwwwwwww

         _..  - ―‐ - ._
        , '"          \
      /"レ'/  /\_. へ、 ∧lヽ
     / /´ {/ノノ ,ィ爪Yハ`′  ',
   /  / // ノ´    ヽ ', l

   |  /   //   :    ', l |
   | l| l  /     .::     ,,l !l |
   |l |l |  ド==、、::  ,r='"-| ! |          ジョルノ君だっけ?
  ノ|| |l l  |t‐t・ッテ,  ィrt・ッラ|l  |          立ってるのも何だからここ座んなよ
≦ノノll│ |  |. ´¨~〃 .,,_ ヾ~´ .|l lト、
_./ノ|l | |  l:.   ゙:. ′゙    ,'|l l|ヽヾニ=‐       お茶でも飲んで
‐''"ノ| | |  ト、     `''"__  /:l  l\ー-`ニ=-       話でもしようや・・・
:::´ノ,l li l  | ヽ、 '‐ニ-'' ,イ:::l  lヾミヽ::l
:::‐"/ / ハ l  | ヽ ヽ、._"_/ l:::! l`ヽ、`二>‐
:::::/ノ/ } i l― -、ヾ三/ __ll l::::::::::::::`>― ---- 、

::::"´:::::::;.' ノ、 ', ⊂) 〈フフ  _,l l::::::::::::r'´ /¨>'" )
:::::::::::::://::| ヽ ⊂⊃ノ7 '"´l _l. ― 、`='-、/( _,∠ヽ
:::::::::/´:::(cl=  ⊂二ノ   ,r'‐、  ‐= }   `ヽ |   }
:::::::::::::::::::::::`l   ⊆¨l  ハ __ノ} <l ,' ⊂) 〈フフ\-‐'´}

::::::⊂) 〈フフ:::l    ⊂ 」  { `¨´ l_> / ⊂⊃ノ7  ヽ/}
::::⊂⊃ノ7:(cl"´┌i 00 V ム Δ /   ⊂二ノ    l/}
::::⊂二ノ:::::::::l`⊂ ⊃   {` ー''"     ⊆¨l   l/
:::::::::::⊆¨l::::::::l (フl」<)=、‐-∨⌒ヽ     ⊂ 」   /
 ̄ ̄⊂ 」 ̄ ̄ ̄r'rブノ   `  ',   ┌i 00 // ̄ ̄
  ┌i 00'" ̄ ̄} }} ̄ ¨''‐、____ノ_  ⊂ ⊃ //

  ⊂ ⊃ |`` ========''"r==、ヽ-(フl.」<)‐'´
  (フl」<) ',          ノ   } }

来ヶ谷「来たぞ、棗兄」 ギィ

葉留佳「これから何するんですか!?」

恭介「全員揃ったな、ではここに重要な発表をする……」

クド「ゴクリ…」

理樹「いちいち声に出さなくていいから…」

恭介「それは新しいメンバーが加わった!その名もジョルノ・ジョバーナだ!」

ジョルノ「・・・」ペコリ

理樹「何だってェェ!?」

来ヶ谷「ほう・・・」

恭介「なんだ、反対か?」

理樹「当たり前だよ!さっき僕を騙そうとした人なんだよ!」

ジョルノ「大丈夫、捕まらなくても返すつもりだったさ。ほんのジョークだよ」

理樹「本当かなぁ~?」

恭介「本当だろう、なんつったってジョルノは俺達の事を知ってるんだからな」

真人「おお!なんだか筋肉の語り合いが出来そうなやつだな!」

謙吾「お前はいつもそれでしか人を見れないのか?それにこいつは細見だと思うが・・」

葉留佳「ねね!なんで髪は金髪なの!?」

ジョルノ「突然変異さハーフなんだ、僕」

クド「わふー!?なら私もいきなり黒くなったりしますか?」

来ヶ谷「何を言う、クド君はそれがいいんじゃないか」

西園「お茶が入りました・・どうぞ」コト

ジョルノ「・・・・」

小毬「うん、おいしい!・・・あれ?」

鈴「どうして飲まないんだ?」

真人「猫舌だから・・・飲みたくねーんじゃねーの?」

ジョルノ「・・・」グィ

ジョルノ「・・・疑って悪かった・・スゴク美味い」

西園「そうですか、それはよかったです」


恭介「さあ!新メンバーが来たんだ!ここは一つ>>9

ジャンピング土下座

恭介「ぜひとも抜けないでくれェー!男が4人しかいないい中、お前は重要な戦力なんだ!」ドゲザー

真人「プライドってもんはねーのかよ、お前は・・・」

ジョルノ「ええ、もちろんですよ・・・・ただしこの学校に居る間だけですが」ボソッ

理樹「?」





グランド

恭介「さあ!早速お前の実力を見せてもらおうか!理樹、やれ!」

理樹「じゃあ行くよ?・・それっ!」カキン

ジョルノ「無駄ァ!」パシッ

理樹「やあ!」キン

ジョルノ「よっと・・」スパッ

謙吾「運動神経も申し分ないな」

理樹「ふっ!・・あっ、ごめん変な所に打ってしまった・・」

ジョルノ「大丈夫」

スーッ

ジョルノ「ほらね?」パシッ

真人「なんだ今のは!?」

葉留佳「ボールがジョルノ君のミットに吸い込まれていった・・」

クド「風でも吹いたのでしょうか?」

ジョルノ「ボールをてんとう虫に変えた・・」







恭介「ようし!それじゃあ今からジョルノ・ジョバーナの歓迎会を始める!はい拍手―」

葉留佳「いぇー!!」

真人「盛り上がってきたぁ!!」

恭介「おいおい・・いつもの時とは反応が全然違うな・・」

来ヶ谷「それで具体的には何をするんだ?」

恭介「理樹に決めてもらおう」

理樹「また僕!?うーん・・そうだなぁ・・・>>13とか?」

ビンゴ

恭介「という訳で娯楽室から借りてきた」ドン

理樹「つくづくこの学校の自由度は高いと感じるよ・・」

ジャラジャラ

葉留佳「恭介さん!アレはどうするんですか?」

恭介「アレ?」

葉留佳「やだなぁ~景品ですヨ!景品!」

恭介「ああ!忘れていた、じゃあこうしよう・・優勝した奴はもれなく>>16!」

恭介「俺のお手製金網セーターをプレゼントだ!」

理樹「それ絶対着るものじゃないよ!」

鈴「センスの欠片もないな」

ジョルノ「どこのボスも同じなんですね…」

恭介「おいおい酷いなお前ら、ならこうしよう!ビリは>>21

恭介「アバ茶だ」

理樹「アバ茶?」

クド「何でしょう?」

恭介「ま、これは終わってからのお楽しみって感じだな」




恭介「では始める!」



来ヶ谷「トリプルビンゴだ」

理樹「まだ誰もリーチにすらなってないのに…」




鈴「上がったぞ」

健吾「俺もだ」





小毬「ええっとこれは…」

西園「ビンゴの様ですね」


恭介「さあ、一旦確認するが残った奴はどいつだ?」

理樹「はーい」

ジョルノ「僕もです」

真人「俺だ」

葉留佳「はるちんです!」

恭介「…そして俺か」

理樹「奇妙な事に全員リーチだね」

ジョルノ「残された玉も少ない…そろそろ決まりそうだ」

恭介「じゃあ回すぞ!」ガラガラ



今からコンマ
00~20理樹
21~40ジョルノ
41~60真人
61~80葉留佳
81~99恭介
で最後まで出なかった物がビリ(決してレス稼ぎではない)連投もおk

恭介「という訳で優勝は来ヶ谷、ビリはジョルノでしたー!」

葉留佳「いぇーい!」

ジョルノ「やはりこうなるのか…」

来ヶ谷「では今度女子限定で私が実際に着た所を見せてやろう」

クド「敗北と絶望の渦に巻き込まれそうなので辞めておきます…」

恭介「さあ、お待ちかねのアバ茶だが…完成した物がこちらになります!」トン

真人「まるで料理番組みてぇだな…」

恭介「さあ…ジョルノ?「いただきます」と言ったからには飲んでもらわないとな…」

理樹(言ってない!)

ゴゴゴゴ

ジョルノ「……」グィ

恭介「うお!本当に飲んだ!?」

真人「何が入ってたんだ?」

恭介「マッスルエクササイザーmk2だ…」

理樹「そんな!あれを飲めるなんて!?」

健吾「ん?ジョルノの歯…変色してないか?」




恭介「じゃ、解散だ!」

西園「お休みなさい」スッ

真人「おー!また明日な、お前ら!」

ガサガサ

???「…」ジッ

ジョルノ「…?」

………

……

数日後の放課後

ガタン

理樹「よいしょ…あれ?」

ジョルノ「……」

理樹(喉が乾いたので自動販売機に寄った帰り、窓越しにもう放課後なので人気のない教室にジョルノ・ジョバーナがいた)

ジョルノ「……」キョロキョロ

理樹「何やってるのかな~?忘れ物?」

ジョルノ「……」ガタガタ

理樹「あっ!何やってるんだよ!」

理樹(最初は辺りを見回していただけだったジョルノだが、それでは足りなかったのか次々に勝手に誰かの机の中を見て回った)

理樹「止めないと…!」ダダダ





教室

理樹「ジョルノ!」

ピクッ

ジョルノ「ああ…理樹君か…」

理樹「ああ…っじゃないよ!何勝手に人の物漁ってるのさ!?」

ジョルノ「君には関係ない」ゴソゴソ

理樹「関係なくてもやっちゃいけない事は止めるよ!」ガシッ

???「そうだぜ…ソイツの言うとおりだ」

理樹(どこからともなく声が聞こえた…ちょうど教室の外の壁に居るようだった)

???「そんな泥棒みたいなマネする奴はよォ~懲らしめねーといけないよなァーー!?」

ジョルノ「まずい!理樹君!」ガツッ

理樹「うわっ!?」ズルッ

???「>>32(スタンドの名前を入れてね)」

D4C

性格がやんちゃでまだ若い頃の並行世界のヴァレンタイン「隣の世界から机を持ってきた!」ドォーン

理樹「うわぁ!?つ、机が穴ボコのチーズのように合体して…」

バキンッ

理樹「潰れたァー!?」

ジョルノ「やはり情報通り、同じ物が出会ったら世界から消滅するらしいな…ここは引くぞ理樹君!!ゴールドエクスペリエンス!」ドゴォ

理樹「何だ…!?急に窓の近くのカーテンが大樹のツタの様になっていくぞ!?」

ジョルノ「僕の手に掴まれ!」ガシッ

ツルーッ

理樹「うわぁぁぁ!!?」シューッ

ヴァレンタイン「…逃げたか」

理樹部屋

理樹「さっきのは何なのさ!どうしていきなり彼は襲ってきた!?」

ジョルノ「ああ…こうなったら仕方ない…ってちょっと待って!今リアルで地震起きてる!?」

理樹「本当だ!ヤバイ!!」

ジョルノ「ふう…何とか収まったようだ…」

理樹「地震って怖い、皆さん大丈夫でしたか?」

ジョルノ「所でさっきの説明だが…どうやら君に理解してもらうにはスタンドの説明からしなければいけないようだ……」






ジョルノ「大体そんな感じだ、信じられないだろうけど」

理樹「いや、信じるよ…実際に起きたんだから…」

理樹「それで、さっきのは誰さ、知り合い?」

ジョルノ「いや、出会ったのはさっきが初めてだ…そして実をいうとこの学校に転校してきたのはこれが目的」

理樹「転校生だったのか、道理で見かけないと思った」

ジョルノ「事の始まりは一本の電話だった」





イタリア

トゥルルルルル ガチャ

ミスタ「あーもしもし…なんだァ?ボスに変われだと?すまねーが用件は俺が聞く…何だと…?ちょっと待っててくれ」

ミスタ「おいジョルノ!」

ジョルノ「何ですかミスタ?」

ミスタ「なんかスピードワゴン財団とかゆー所のクージョーって奴から電話だ、なんでも「ディアボロ」についての話らしい…」

トリッシュ「あんたあのSPW財団も知らないのォ?銀行とか使った事あるゥ?」

ジョルノ「待って、トリッシュ…前ボスについて誰かに喋った?ミスタも」

ミスタ「いいや、あんな事喋ったらどうなるか分からねー」ゾクッ

トリッシュ「私もよ」

ジョルノ「…」コクッ

ジョルノ「はい、今変わりました」

承太郎「君がジョルノ・ジョバーナだな?挨拶抜きで結論から話す、奴…ディアボロの残党が日本に現れた」


お休み(∵)

ジョルノ「ボスの…残党!?」

承太郎「ああ、奴はまず日本で仲間や資金を蓄える計算らしい、やれやれ舐められたもんだな」

ジョルノ「待ってください…なんでボスの事を知ってるんですか?その様子だとスタンドも知ってるようだ」

承太郎「…SPW財団には超現象を扱う部門があると言っておこう、君がギャングの仲間入りになる前…チンピラだった頃に会った康一という少年も我々が遣わした」

ジョルノ「コーイチ…そうだったのか…」

承太郎「とにかく伝えた、そっちのゴミはそちらで片付けるんだな…あともう一つ、奴はとある学校に潜んでる…君と同じく若いようだな、その場所とスタンド能力は後でコンピュータで送る。そちらからの送信は出来ない」

ジョルノ「グラッツェ(ありがとう)クージョー」

ガチャン

ピコン

トリッシュ「来たわ」カタカタ


奴ノ場所ハ◯◯町◯◯学校

スタンド能力「何かを挟むとそれを並行世界に送る事ができる、またその逆も可能。ただし2つの同じ物体が同じ世界で出会うと消滅する、例外は本体のみ。お金持ちにはなれない」


ミスタ「ま~た面倒くさそうな能力だなァ~?まっ、テキトーに下っ端を何人か送り込めば後は俺達はカプチーノでも飲んで「始末したぜミスタ!」って報告を待つだけッ!それで終了」ケラケラ

ジョルノ「いいえミスタ、僕が行きます…」

トリッシュ「はぁ!?何言ってんのアナタ!わざわざボスが行くことないわよ!」

ジョルノ「敵は学校に潜んでる、他の生徒の彼らを怖がらせるわけにはいかないしスタンド使いが賢いならマジに強い!ミスタとトリッシュはもう高校なんて年じゃないし僕が行きます」

ミスタ「…ボスの命令じゃあしょうがねーな」

トリッシュ「ちょっと、アンタも止めなさいよ!」

ジョルノ「大丈夫、やられはしないさ…後は頼みました」スッ

ミスタ「えっ、もう行くのかよォ!?」







ジョルノ「そしてこの国に来た、ハーフは嘘じゃないよ」

理樹「君ギャングのボスだったのォ~!?」

ジョルノ「信じられないだろうがね」

理樹(もう今なら「真人が鈴と付き合った」って言われても信じてしまう)

理樹「それでさっきはそいつの事を調べてたんだね…」

ジョルノ「ああ…奴も外人だからどの生徒か直ぐに分かった、名前は「ファニー・ヴァレンタイン」生粋のアメリカ人だ(なんでギャングの世界にアメリカ人が混ざってるのか知らないが)

理樹「それなら姿は見えなかったけど判別は出来そうだ」

ジョルノ「しかしいつ襲って来るか分からない…なので君には>>41してもらう」

パッショーネ日本支部(事務所)に寝泊まり

ジョルノ「これからウチの息がかかった事務所で生活してもらう」

理樹「えっ、でもお互いに正体がバレたんだよ!?」

ジョルノ「ああ、だから直ぐに終わらせる…もしかしたら今日中にでも。だからこれはもしも長期戦になったらって時の緊急用さ」

理樹「ダメだ、僕も行く」

ジョルノ「幾ら何でも危険だ、その勇気だけでもありがたいよ」

理樹「そんな訳には行かない!ここでジョルノを行かせたら一生後悔しちゃう気がするんだ!嫌でも付いて行くから…」

ジョルノ「困ったな…それ以上問答を続けるつもりなら強行手段を……!?」モゾモゾ

キラーン

理樹「な、なんだ…そのポケットから出てる物は…「矢」のような形をしてる…!!」

ジョルノ「これは非常用、レクイエムになるために持っていた物…だのに1人でに理樹君の方に近づくぞ!?…まさか!」

ザクゥッ

理樹「あ、ああァ!?」ブシュッ

ジョルノ「矢に射られた物は「死」か「能力」を得るか…その矢が理樹君を選んだという事は…!!」

理樹「う、うわぁ!?なんだこの隣にいるひ、人(?)は!!」

ジョルノ「おめでとう理樹君、それがスタンドだ…!」

理樹「ふ、不思議な感覚だ…「コレ」の能力を心で理解したッ!」

直枝理樹
スタンド名「ビジュアルアーツ」
能力「>>45

ヤバい…もう寝ます(∵)

ゴミを木に変える

理樹「ジョルノの劣化じゃないかこれ!?」

ジョルノ「まぁまぁ、能力が出来ただけでも良しとしようじゃないかスゴくエコロジーなスタンドだ。それじゃ…行きましょう」

教室

理樹「どこにいると思う?」

ジョルノ「奴が立っていた場所にペンから変えた犬で追わせる…コイツについて行こう」

スタスタ




ジョルノ「ここで止まった…」

理樹「ここは!」

>>48

発電所

理樹「随分遠くまで来たね…」

ジョルノ「犬がこの部屋を指している…ここにヴァレンタインがいるという事だ、覚悟はいいか?僕は出来てる」

ガチャ

ヴァレンタイン「……」クルッ

ゴゴゴゴ

理樹「もうウチの学校には居させないぞ、ヴァレンタイン…」

ヴァレンタイン「……」ニヤ

ドゴォ

ジョルノ「ぐッ!?」

理樹「扉の裏にもう一人連れてきていたのか!!」

ジョルノ「無駄ァ!」ハラカンツウ

ヴァレンタイン2「うげッ!?」

ジョルノ「スピードとパワーはこっちが上だ!このまま殴り抜けるッ!」シュッ

バタン カパッ ギィ

理樹「そんな…!」

ヴァレンタイン1、3、4、5「『DirtyDeedsDoneDirtCheap』(いともたやすく行われるえげつない行為)」バァーン

ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァ!!!」ドゴドゴドゴドゴ

ヴァレンタイン1「ガボッ!?」シタマデオチテシヌ

ヴァレンタイン5「うがッ!」ダボクシ

ヴァレンタイン3「アバッ!!」リョウウデコッセツ

ヴァレンタイン4「一手…遅れたな?」ズバッ

ジョルノ「ガハッ!」ブシュゥ

カチャ

ヴァレンタイン4「そしてこれにてパッショーネのボスは俺だ!」

理樹「やらせない、ビジュアルアーツ!」ブンッ

ヴァレンタイン4「何!?」

ヴァレンタイン3「ヌゥ!」ダッ

ズブッ

理樹「そんなっ!」

ヴァレンタイン3「ふ、ふふ…これで俺達の勝利は変わらない…」ドクドク

ヴァレンタイン4「ああ…その通りだ!」メギャン

理樹「ウッ…」バタリ

ヴァレンタイン4「今度こそ終わりだ…生贄の子羊になれッ!」スチャッ

>>52「…」ギィ

ジョルノ「そ、そんな!?…何で来たんだ!」

葉留佳

葉留佳「ふっふっふ!理樹君とジョルノ君が学校を付けてくるのを見たのですヨ!そしたら何とピンチのご様子、ここで登場しない奴は女じゃない!」

理樹「に、逃げるんだ…」

ヴァレンタイン4「はぁ…1人一般人が紛れたようだな…仕方ない、これも野望の為。アリーヴェデルチ(さよならだ)名も知らぬ勇者ちゃん」ニヤ

葉留佳「おおっと?丸腰で来たと思うてか!パワーアップしたはるちんを見よ!」スッ

ヴァレンタイン4「何だ…?」

パンッ

ジョルノ「く、クラッカー?」

ヴァレンタイン4「馬鹿か?…こいつは」

理樹「いや…良くやった葉留佳さん…」ガシッ

ヴァレンタイン4「ウヌゥ!?いつの間に…」

ジョルノ「理樹君!」

ヴァレンタイン4「無駄な足掻きだ、スデにお前は両腕を折られている…いくら近距離パワー型でも競り合いで負ける訳がないッ!」

理樹「…そういえばまだ僕のスタンドの能力を言ってなかったね…僕のスタンドはゴミを木に変える事が出来る…」

ヴァレンタイン4「…それはお気の毒だな、ここにはゴミなんて無い、有るとすればそこのアメの紙屑ぐらいだな」

理樹「いいや「ゴミ」ならあるッ!腐れきった自分の欲望の為にしか生きられないくそったれのゴミが!」

ヴァレンタイン4「ま、まさか…!」

理樹「僕が「ゴミ」とみなした物は全て「木」に帰る……生贄は…どっちになると思う?ヴァレンタイン…」

ヴァレンタイン4「やめろォォォ!!!D4C!こいつをブチ殺せぇぇ!!」

ゴンッ

葉留佳「やかましい!うっとおしいぜ!…なんちて」ヤハハ

ヴァレンタイン「あ…」ピクピク

ジョルノ「気絶してる…いつの間にかビー玉を足元に転がしたのか…」

理樹「いやありがとう葉留佳さん!僕は実は人を木になんて出来やしないんだよ本当の所…」

ジョルノ「ハッタリだったのか…」

葉留佳「さ、それじゃあ帰りましょう!」

理樹「えっ、でも気絶したヴァレンタインはどうするの?」

ジョルノ「今から組織の人間を寄越す、そこでコイツには然るべき報いを受けてもらう」

ジョルノ「帰ろう…僕たちの所へ」





葉留佳「~~ってな事があったんですヨ!」

真人「テメエ…嘘付くなら話からファンタジーな部分を抜けよ!」

葉留佳「本当だってば!ねえ理樹君、ジョルノ君!」

真人「えっ、本当かよ理樹!?」

理樹「……まさか!ただの葉留佳さんの作り話さ」

ジョルノ「…」コク

真人「ほれ見ろ三枝!」

葉留佳「ええええ!!なんで嘘つくんですか!」

鈴「嘘付いたのは葉留佳じゃないのか?」

健吾「それにお前ちょっと信じかけただろ…」

真人「そ、そんな事ねぇよ!」

健吾「第一それが本当なら理樹とジョルノの怪我はどうした?」

葉留佳「ああ、それはですネ…こうドギュンッとジョルノ君が治したというか…」

鈴「やれやれだな」

恭介「それよりも…本当にいいのか、このまま他の奴と話さずに出ていっちまって…」

真人「はっ?ジョルノどっか行くのかよ?」

健吾「お前は人の話聞いたことあるのか?ジョルノはこれから引越しとかで今度はイタリアに行くらしい」

真人「マジかよ!なんで行っちまうんだ…」

ジョルノ「ごめん、僕にも事情があるんだ
…それと皆に声をかけていたらもっと別れが惜しくなる」

理樹「……また会えるかな?」

ジョルノ「ああ、今度は君達がイタリアに来ると良い」

恭介「おっ、お迎えが来たようだぜ?」

ジョルノ「ではさようなら皆さん、グラッツェ(ありがとう)」バタン

理樹(こうして僕の奇妙な出会いは車で遠くに行った、最初に彼とあったのが昨日のような気もする…一つ悩みが有るとすればこのスタンド、どうやって活用していこうか?)



終わり(∵)

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