姫「勇者さん勇者さん、これを見てください! >>3 ですよッ!!」 (9)

王宮の中庭



勇者「……ふぅ」

勇者「苦節十年─────道程は、長かった」

勇者「世界を脅かす魔王を倒し、この地に平和を取り戻す為…」

勇者「俺は、十年も仲間たちと荒野を歩いたのだな…」

勇者「そして得た、この今という未来……」

勇者「煙草も美味しく感じる訳だぁ」プカプカ

「勇者さん勇者さん!!」

勇者「ッ!」サッ クルッ

姫「…あれ? 今なにか捨てましたか?」

勇者「いいや、何も!」

姫「そうですか。まあ、そんなことはどうでもいい…
"これ"の前では些末なことです!」

姫「それよりも、ジャーンッ!」

勇者「…?」

姫「これを! 見てください! >>3 ですよ、>>3ッ!!」


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魔王の娘


魔王の娘「うぅ……」モジモジ

勇者「魔王の娘ってなんだ、おじさんをからかうのは止しなさい」

姫「よく見てよ」

姫「まず、角があるでしょう?」

勇者「あるな」

姫「翼もあるでしょう?」

勇者「……あるな」 

姫「尻尾も」

勇者「ある……な」

姫「極めつけはこれ! 禍々しい右手~!!」

勇者「完全に魔物だコレェッ!?」

魔王の娘「えっ…あ、あのっ!」

勇者「まだ魔物が残っていたとは…!
ええい不浄の化け物め、覚悟おッ!」

魔王の娘「えええええー!?」

姫「ちょっ……!」


どうなってしまうん? >>7

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