・このSS咲-Saki- のクロスオーバー物です。
・主人公は須賀京太郎です。
・割と節操無く色々な作品のキャラが出ます(キャラ解説はする予定)。
・更新は不定期です。
・本筋のストーリーは一応、女神転生です。
・超展開ありです。
・初投稿なので至らない点が多数あると思います。
以上が駄目な方はご注意ください。
前スレ
フィレモン「名前を名乗れるかな」京太郎「だが断る」 咲-Saki- クロスSS
フィレモン「名前を名乗れるかな」京太郎「だが断る」 咲-Saki- クロスSS - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1393841475/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425904355
まずは前スレのレス返しから。
>>965
聖お兄さん達はやれることが多すぎて逆に扱いが難しい……
>>966.968
このスレが完結したら、小ネタとしてやる予定です。
>>969.972
―――とある一室―――
ニート「う~ん、ネトマで白熱しすぎてつい全裸になってしまった……」
――― 天界 ――――
帝釈天「梵天よ、何をやっているのだ?」
梵天「ネット麻雀だ。シッダールタ先生の大家様との接待で麻雀を始めたのだが、これがなかなか奥が深くてな」
梵天「それに地上にシッダールタ先生のような金剛石の原石を探すのにも役立っているのだ」
梵天「例えば、丁度対局をしている彼はシッダールタ先生とも友好関係にある有望株だ」
帝釈天「それはプロデュースしがいのある人材だな!」
>>974
自分の趣味全開ですが、楽しんでもらって何よりです。
前スレの最後は適当に埋めて下さい。
次の投下ですが今週末におまけを投下予定です。
いやお待ちしてました。
なんだかんだで京太郎たちがペルソナ様した連中と仲間になって戦うペルソナものも見てみたいな。
でもこの方式だと黒幕はあいつらだからまじで容赦しないからな、デビサバと同じく試練乗り越えないと人類
滅ぶというのをやらされます。しかも人間自身が自滅するように扇動するしな。
梵天と帝釈天のプロデュースはヤバイwwww
髪だけじゃなくて全身金色にされちゃうww
おまけ
『その後のトールさん』
※前スレ>>953と>>954の間の話です
トール「私の役目は終わった。天へ戻るとしよう……さらば―――」
別れの言葉を述べ、トールが意識を上に向けた瞬間―――
ニャル子「隙あり!封魔!!」
トール「なにぃぃーーー!?」
驚きの断末魔と共にャル子の構えた封魔管へと吸い込まれていくトール。
そして――――
>トールが仲魔になった!
ニャル子「トール、ゲットだぜ!」
一同「………………」
京太郎「………はっ!?なにやってんだよお前!?」
ニャル子のあまりに突拍子もない行動に唖然となった一同。
そこからいち早く復帰できたのはツッコミ気質のなせる業か……
ニャル子「なにって、場の雰囲気を利用してやり逃げしようとした脳筋を捕まえただけですよ」
京太郎「やり逃げって……」
ニャル子「冷静に振り返ってくださいよ。神様の意志だとか偉そうなことを言ってましたが、結局は人界に無用な混乱を起こしただけじゃないですか!」
ニャル子「この騒動の原因だった片割れであるゴトウさんはこれから刑務所送りなのに、トールだけお咎め無しは不公平です!」
良子「そう言われると確かにアンフェアな気もしますね……」
ニャル子「なのでトールもゴトウさんと同様に封魔管に入れば喧嘩両成敗が成り立つということです」
ニャル子「別にこの二人の所為でアニメが特番で潰れて、放送してもL字がついてしまうとかで怒ってる訳ではありません!」
豊音「あ~うん、そうだね~」
ニャル子「それにこうして――召喚!」
トール「くっ!なんという不覚だ!」
ニャル子「フフフ…そんな眼で睨んでも無駄ですよ!」
ニャル子「いや~便利ですよね葛葉ライドウ式封魔管。交渉抜きで仲魔にできるんですから!」
トール「だが契約をしていない分、強制力は低いようだな!」
絶対に貴様の命令には従わん!とトールは頑とした姿勢を取った。
ニャル子「そうくるだろうと思ってました…はい、京太郎さん」
ポンっと軽い感じにニャル子はトールの封魔管を京太郎に渡す。
京太郎「……俺に使えってか?」
ニャル子「Exactly(そのとおりでございます)。あ、トールさん、わかってると思いますが、MAGは自前でお願いしますよ」
トール「……須賀京太郎の元ならば、しばらくは大人しく従おう」
京太郎「え、本当に良いのか?」
トール「貴様を神の使徒であると認めた以上、不服だと言うわけにはいくまい」
邪神のお膳立てなのは業腹だがとトールは付け加えた。
ゴトウ「一応言っておくが、貴様と慣れ合うつもりは無いぞトール」
トール「安心しろ。私にとっては今でも貴様は敵だ」
ニャル子「これで京太郎さんの手札は低燃費の超人ゴトウさんに、集団相手に雷撃で無双できる闘神トールさん―――」
ニャル子「後は後衛が出来る悪魔を仲魔に加えれば、結構良い感じになるんじゃないですか♪」
京太郎「一般人の俺に扱えればの話だけどな」
ニャル子「でもまあ空の封魔管を渡しておきますね。私がカスタムした物ですから、貴方でも弱ってる悪魔なら封魔は可能ですよ」
ゴトウ「後衛が出来る悪魔………」ガシッ!
トール「弱っている悪魔………」ガシッ!
ニャル子「え?何で私は両側からガッチリとホールドされてるんですか?」
↑補助と妨害魔法持ちで、現在トール戦でものすごくへとへとな状態。加えてある程度は自前でMAGの補充が可能。
京太郎「封魔!…って言えば良いんだっけ?」
ニャル子「あ~れ~~~」ヒュ~
京太郎「あ、ホントに出来た」
>ニャル子が仲魔になった!
ニャル子「いやいや!私は最初から京太郎さんの仲魔ですから!」
ゴトウ「だが貴様は京太郎と仲魔契約をしてないのだろう?」
トール「何の枷もしていない邪神と肩を並べるなど自殺行為以外の何物でも無いだろうが!」
ニャル子「実は仲が良いでしょ貴方達!?邪神に対する熱い風評被害ですよ!!」
良子「至ってノーマルな対応かと」
ニャル子「京太郎さんもです!私を信用してくれて無いんですか!?」
京太郎「いや、単にノリだ」
ニャル子「ノリなら仕方ないですね」
豊音「あ、それで納得しちゃうんだ~」
ニャル子「ノリは大切ですよ。戦いはノリが良いほうが勝つものですから」
京太郎「そもそも全部解決したんだから、トールやゴトウの力を借りて戦うような事はもう無いけどな」
ニャル子「まあそうなんですけどね~」
良子「ですね」
豊音「だね~」
一同「HAHAHAHA~~~!」
――――これがヤタガラスの使者が来る直前にあった話である。
カン!
今日の投下はここまで!
シノハユ3巻を読んだけど、はやりん可愛いよはやりん。
そして小学生からまったくブレていないなわっかんねーさん。
盛大にフラグ立ててたんですね乙!
今までのニャル子→愛人関係
封魔管ニャル子→事実婚
召喚プログラムニャル子→ケッコンカッコカリ
みたいなもんかなイメージ的に
ところでこのまま続けて更新しますか?
するなら引き続き待機しますけど
>>22
今日はここまでですね。
愛人関係で吹いた。
まあ強制力は無いので原作ライドウと同様にその気になればボイコット出来るから、二人の関係は変わらなかったりします。
京太郎もそれが分かってるから、軽いノリで封魔管を使った訳です。
乙-
超力兵団もアバドン王もコドクノマレビトもこれで一段落かと思ったら……だもんね
一段落かと思ったら・・・はソウルハッカーズもだな
>>24
その事件は全て1年以内に起こっているという。このトラブル率に肩を並べられるのは多分上条さんくらいだろう。
>>28
原作も好きですが、ハッカー兼サマナーのようですもおすすめ。
投下は来週末にできればと思ってます。
特別編
『イースター』
イースターとは磔刑に処されたキリストが3日後に復活したことを祝うキリスト教の一大祭事である。
イースターの日付は毎年変わり、春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日と定められている。
2013年は3月31日、2014年は4月20日と大きく変わり、2015年の場合は4月5日となっている。
――――― 立川 アパート ―――――
イエス「~~~♪」
ブッダ「嬉しそうだねイエス」
イエス「今年は弟子達だけじゃなくて、京太郎君達も一緒に祝ってくれるからね」
ブッダ「そういえば、クリスマスの時はお祝いすることが出来なかったから、今回はその分頑張るって言っていたね」
イエス「彼らにも家族や友達がいるからね。でもケーキや花は宅配で贈ってくれたし、それだけで十分嬉しかったよ」
ブッダ(ケーキの上にあったサンタの人形を見て一瞬微妙な顔をしたことは突っ込まないでおこう)
イエス「それにしても、相談事ってなんなんだろうね?」
ブッダ「え?何の話イエス?」
イエス「あれ?京太郎君達から聞いてない?電話越しでは出来ない相談があるから聞いて欲しいって」
ブッダ「う~ん…私は特に聞いてないかな」
ピンポ~~ン♪
イエス「あ、きっと彼らだよ。はいは~い、今出るよ」
イエス「いらっしゃ―――」ガチャ
玄関前にいる人物を見てブッダとイエスは言葉を失った。
京太郎「本日はお招きいただきありがとうございます」
豊音「こんにちは~」
そこにいたのは予想通り京太郎と豊音。しかし問題なのは……
ブッダ「ふ、二人とも…その格好は………」
京太郎は“紋付羽織袴”で無駄に気合の入った顔。
豊音は“白無垢”姿で頬を赤くして笑みを浮かべていたのだ。
京太郎「はい、お察しの通りです」
ブッダ「二人はけ、結婚するってこと…?」
豊音「ううん、三人だよ~」
良子「ハロー」
そう言って、横から現れたのは“ウエディングドレス”姿でドヤ顔の良子であった。
ブッダ「ええええ~~~~~!!?」
京太郎「今は無理ですが独り立ち出来る歳になったら、重婚が許される国に戸籍を移すつもりです」
京太郎「相談事というのは、二人にはその時に俺達の式で仲人をしていただけないかというものなんです」
ブッダ「いや、私は一度妻と子供を置いていった事があるから縁起が良くないだろうし…」←PANIC中
イエス「……………」キョロキョロ
ブッダ「ここはイエスの方が適任なんじゃ………イエス?」
イエス「……………ハッ!」
イエス「アンデレとペトロ!貴様達!見ているなッ!!」ビシッ!
アンデレ「うわ~ばれちゃいましたか~~」
ペトロ「良い線いってたと思うんっスけどね~~」
ひょっこりカメラ片手に現れたのはアンデレ、ペトロの漁師兄弟だった。
ブッダ「え?え?これって……?」
アンデレ「お忘れですかブッダ様。天界恒例のイースタードッキリですよ」
ブッダ「…!あ~あ~思い出したよ!」
ブッダは天界でのイースターは復活で死ぬほど驚かされた弟子達がイエスに逆ドッキリを仕掛ける行事であった事を思い出した。
イエス「まさか京太郎君達まで巻き込んでくるとは予想外だったよ」
京太郎「正直言うと、イースターの事をよく知らなかったんでペドロさん達にメールで聞いたんです」
ブッダ(ペドロさん達といつの間にかメル友になってる……)
京太郎「そしたら、天界ではこうゆうふうにしてるって聞いたんで、じゃあ俺も一枚噛もうと思ったんです」
イエス「わざわざ、そんなすごいの着てまで私達に付きあわせちゃってごめんね」
豊音「そんな~、こんな綺麗な衣装を着られてむしろありがとうだよ~」
アンデレ(白無垢は豊音の知り合いのトシってゆう婆さんがノリノリで用意して着せてたけど……)
ペトロ(あの婆さん、俺らの正体に気付いてた上にめちゃくちゃ自然体だったよな……)
良子「このウエディングドレスはマリア様に着せて頂いたのですが……」
ブッダ「マリアさんってイエスのお母さんのマリアさんだよね。何かあったの…?」
良子「ドレスアップしている間に、ぼそりと…その……」
マリア「結婚前にウェディングドレスを着たらもう結婚は出来ない……」
イエス「ゴメン!本当にごめんなさい!!」
良子「ノープロブレム、私は別に気にしてませんので……」
ブッダ(相変わらず、リア充へのコンプレックスが激しいなあ……)
アンデレ「大丈夫っスよ!そのドレスは縁結びのご利益がついてますから」
イエス「へ~、誰の加護がついてるんだい?」
ペトロ「ガブリエルさんっス」
ブッダ「受胎は色々とステップを飛ばし過ぎてないかい!?」
京太郎「あ~、でも悔しいなあ。アンデレさん達が毎年本気になるのが分かる気する」
アンデレ「だろ~。今年もまたドッキリ札を出す前に――――」
ブッダ&イエスを除く一同「…………あっ……………」
イエス「……え?どうしたのみんな?」
ペトロ「ちょっ…忘れてた!『ドッキリ大成功』の声で登場っって言ってたから!」
アンデレ「やべぇ!ずっと外かよ!まだ寒いぞ!」
ブッダ「まさかこの流れは…!?」
ニャル子「ど~も~↓ ニャル子で~す~↓」
ユダ「ユダで~す~↓」
一同「………………」
ニャル子「いえ…分かってますよ……こんなめでたい日に私みたいな邪神はおよびじゃないってことくらい……」
ユダ「そうですね…私なんてほんと…ユダですみません……」
ニャル子「何か冒涜的な事件があって、怪しげな人がいればまたあいつかとか真っ先に疑われるような私ですからね、仕方ありませんよね……」
ユダ「私も裏切り者といえばユダ、ユダといえば裏切り者の代名詞ですから……いえ、自業自得なのは分かってますけどね………」
ニャル子&ユダ「ハハハ……ハハハ………」
一同「……………………」
ニャル子&ユダ「な~んちゃって!ドッキリーーーー!!」
京太郎「いま来たばっかりですよ!ビックリしました?」
良子「ミーティング通りです!」
イエス「そ、そうなんだ~、ビックリというか居た堪れなかったというか……」
ブッダ「まあホッとしたよ。豊音ちゃんも焦ってたし……全然演技に見えなかったよ」
豊音「え、あ、その……」メガオヨギ~
ブッダ「………もしかして?」
京太郎「さあ、余興もここまでにして思いっきり飲み食いしましょう!」
ペトロ「いや~、断食明けだからすっごく楽しみだったぜ!」
イエス「待って…その辺りはハッキリさせたいんだけど……」
良子「今日は私がスポンサーです!プロのサイフ力をお見せします!」
アンデレ「イエ~~イ!!」
ニャル子「イエ~~イ!!」
ユダ「イエ~~イ!!」
イエス「ねえねえ、本当にどうなの!!?」
なお、ちゃんとお祝いは盛り上がりました。
めでたしめでたし。
カン!
本日の投下はここまで!
評判が良かったのでSHIROBAKOを試しに観てみたら、一気に全部視聴してしまいました。
何がすごいって、2クール中一切中弛みが無かった事。
今まで円盤を買ったことが無かった自分が即全巻購入を決めたレベルでした。
本編に関してはもうしばらくお待ちください……
乙ー
近所のスーパーでイースターフェアやってたけど流石に日本でそれはねえよと思った
おつ
今年は灌仏会じゃなくてイースターできましたか。
日本じゃイースターってなんぞやって人のほうが多いけど実際なんで彩色した卵とか飾ってるんでしょうかね?
乙
面白いな
ブッダの仲人は危険だ…
式の最中に出家させられてしまうww
>>42
実はスーパーとかでイースターを初めて知ったクチです
>>43
ウィキを見てみると色々と起源があるみたいですね。
>>45
ブッダによる出家への欲求を耐え最後まで式を行うことが出来るのか……ある意味、最強の愛の試練です。
>>44.46
乙.ありがとうございます!
最終話を短いですが、ぼちぼち投下します。
夢…今日もまた私は夢を見ている………
幸せだったあの頃の夢……
頼りになる先輩がいて……
気のおけない友人たちがいて……
一心不乱に目指せる目標があって……
少年「どうした―――?合宿先でさっそく迷子か?」
ちょっと女の子にだらしなくて、綺麗で大きな人を見るとすぐに鼻の下を伸ばして……
でも頭の中で妄想するだけで、実際には手を出さないヘタレで……
顔は悪くないのに言動で三枚目になっちゃう男の子……
…こんな私を昔から支えてくれていた……大事な大事な………
少年「おう、土産楽しみにしてからな」
これは合宿中に電話をかけた時の夢だ。
彼は表には出してなかったけど合宿に参加できなくて、本当に残念そうだった。
後々あんなことになるなら、部長を説得して連れて行ってあげれば良かったな……
謎の少女「こんにちは京太郎さん」
…………………え?
謎の少女「いつもニコニコ あなたの隣に這いよる混沌ニャルラトホテプです!」
私は知らない……こんな夢(現実)!
いつも見ている夢では合宿は無事に終わり、インターハイに出場するため何事も無く東京に向かう―――
そして始まる世界の崩壊と地獄の日々…その一部始終を嫌でも見させられる……そんな悪夢だ。
ニャル子「私と契約して“ザ・ヒーロー”になってよ★」
これは私の願望が見せたものだと最初は思った。
京太郎「ニャル子、お前が何を考えてるのかは正直わからん!」
京太郎「だけど、友達を助けるのに必要ってんならザ・ヒーロー…やってやるぜ!!」
誰かに自分の運命を肩代わりして欲しいというひどい願望が生み出したものだと……
だけど、見続けることでそれは違うと分かった。
そう、これは私のいる世界とは違う…別の可能性を持った世界(現実)なんだと……
井の頭公園で死体となって見つかっていたはずの姉帯さんやソロモンだ傭兵だとか噂は聞いたことがあったけどまさかの本当だった戒能プロ。
そして夢越しだということを差し引いても実態が掴めないニャルラトホテプのニャル子さん。
この三人と共に彼が歩んだ軌跡は本当に荒唐無稽だった。
私と同じようでいて全く真逆な道のり。
私には障害を全て倒す“力”があった。だからどんな理不尽が降りかかってもねじ伏せてこれた。
だが彼にはそんな“力”は無い。敵と相対した時は毎回命がけ、頭をフル回転させて立ちまわる。
私が倒してきた敵達と、戦うことはあっても言葉と行動を尽くして最終的には仲間となる。
悲劇が未然に防がれたハッピーエンド…彼はそこへと危なっかしくも確実に歩を進めていく。
私はその姿に、久しく忘れていた憧憬の念を抱いていた。
昔、私を“ザ・ヒーロー”と呼んだ存在がいたけど、彼こそが真に”ザ・ヒーロー”と呼ばれるに相応しい人間だと思う。
京太郎「どうにも……どうにもならないのかよおおぉぉぉーーー!!」
そして今…私の眼の前にいる彼は、絶望的な状況に打ちひしがれていた。
そんな彼に私は何が出来る?
何時だって戦うことしか選択できなかった自分に……
今日の投下はここまで!
今期のアニメ勢で一番のダークホースはSHOW BY ROCK!!だと思う。
あのCGには度肝を抜かれました。ストーリーもテンポ良い感じです。
…スパイダーマンはテンポの良いどころか展開が超高速すぎて面白いですが観ていて少し疲れました(笑
乙ー
どうなるのか…
咲さんがザ・ヒーローになってたルートか
そうすると和がロウヒーローに、優希がカオスヒーローになっているわけで……
ちょっと気が早いけどゴールデンウィーク中は更新できるのかなって聞いてみる。
忙しいならお仕事がんばってくださいな
>>55-57
乙ありがとうございます!
>>58-65
ザ・ヒーローのニュートラルはカオスだろうがロウだろうが自分の前に立つ奴は平等にぶちのめす究極のゴーイングマイウェイか、
2つの勢力に翻弄され、自分の道を見出すも最終的に友人を倒さざるをえなくなった悲劇の英雄とどちらに捉えるかによって不幸かどうか変わるかと。
因みにこのスレのザ・ヒーローは後者です。そして前者の極地は某ロンメルだと思う。
>>68
GWの後半に更新する予定です。
久しぶりに京太郎のAAを探したら戦闘系のAAが沢山追加されてたけど、何処かでバトル物のメインを勤めてるんですかね?
知ってる人がいたら教えて下さい(ペコリ
某やる夫スレで量産されてたな
>>70.71
あそこでしたか。ありがとうございます!
勇者先輩はどちらかというとマイナーな部類のキャラなのにAAあるなと思ってたらあそこで作られてたのか。
全然書けませんでしたが、ちまちまでも投下していかないとエタりそうなので予告通り投下します。
――― アメリカ大使館 ―――
京太郎(ターミナル…あれの暴走がこの一連の騒動の発端だったんだよな)
良子「暴走のハイスピード化の可能性はゴトウから聞いていたましたが、まさかそれがトゥデイになるなんて……」
ヤタガラスの使者「現在、暴走したターミナルが保管場所であったエコービルを取り込み、ビル自体が巨大な装置となっています」
京太郎「ターミナルってエコービルにあったのか」
ゴトウ「だからこそ儀式をエコービルで行おうとしたのだ。ヤタガラスも下手にターミナルを動かすよりもその場で封印しておいた方が安全だと判断していたのだろう」
ヤタガラスの使者「しかし、暴走の加速化でそれも抑えきれなくなりました」
彼女が合図をするとモニターの画像が切り替わり、上空から見たエコービルの周辺が映し出された。
そこには地獄絵図を思わせるほど、所狭しと異型の存在達が蠢きあっていた。
豊音「す、すごい数だよ~!?」
京太郎「多すぎて地面が全く見えないレベルだぞ……」
ゴトウ「まさに悪魔が七分に、陸が三分…だな……」
ニャル子「コミケの開場前みたいですね。あれもある意味魔界ですし」
ヤタガラスの使者「この状況を解決する手段…ターミナルを破壊する方法として、ヤタガラスでは2つの案が出ております」
京太郎(確か…あれを完全に破壊するには大魔王クラスの力が必要だったんだよな……そんな手段が2つもあるのか……)
ヤタガラスの使者「一つはアメリカのICBMをエコービルへ直接落とし、その大火力をもって破壊する方法です」
マイケル「この場に私を立ち会わせたのはその為か」
ジョディ「別部隊と確認が取れました。制圧した別基地からミサイルを撃つことは可能です」
京太郎「…東京を切り捨てるって事かよ………」
ヤタガラスの使者「何もしなければ日本全土が悪魔によって蹂躙されることになります」
京太郎「でもそれじゃあ、俺達がやってきたことは―――」
麻生「ピーピー騒ぐな京太郎。今はもう一つの案を聞こうじゃねえか」
京太郎「………はい」
下手をすれば自分の国に核が落ちることを容認しなくてはならない…そんな立場にある麻生の言葉には京太郎も黙るしか無かった。
ヤタガラスの使者「これは次善案であり、ヤタガラスはもう一つの案を実行するつもりです」
マイケル「我々のミサイルはあくまで保険として準備してもらいたいわけか」
豊音「………………」
良子「………………」
京太郎(…ん?何か二人共様子が変なような………)
麻生「姉帯豊音…提倶璃一族としての責務、聞いていますね」
豊音「うん、良子さんから聞いたよ~」
京太郎「くくり?そういえばゴトウもそんな風に豊音さんの事を言ったな」
ゴトウ「葛葉ゲイリンから聞いていないのか?提倶璃一族とは―――」
○提倶璃一族(葛葉ライドウシリーズ)
生体MAGを吸収しその身に蓄える霊媒体質を持った一族。
特に優れた能力を秘めた女性に「媛」の名と代々蓄えた膨大なMAGを継承させる。
「媛」はMAGが外に漏れないよう身体に封術が施されており、その副作用として眼や耳などが器官が一部使えなくなってしまう。
京太郎「眼や耳が駄目になるって…そんなにまでして何でMAGを溜めてたんだ?」
ゴトウ「今の状況のような、国家の危機に対する切り札としての役割を負っていたのだ」
ゴトウ「だが大正時代、その膨大なMAGを逆にダークサマナー達に利用され、帝都に壊滅寸前までの被害をもたらしてしまった」
ゴトウ「提倶璃一族はその責をおわれ一族は解体、また利用される危険性もあり継承も無くなったのだ」
ゴトウ「今残っている血筋の者達も自分達が提倶璃と呼ばれていた事やそんな使命があったことも知りはすまい」
京太郎「豊音さんも良子さんから聞いて初めて体質の事を知ったって言ってたっけ」
京太郎「継承が無くなったってことは、豊音さんにはそんなMAGは無いだろうし……じゃあ何で一族としての責務なんて言い出したんだ?」
ゴトウ「……本当に何も説明していなかったのだな葛葉ゲイリン」
良子「彼女のプライベートに深く関わる、デリケートな事でしたので……」
ゴトウ「それにヤタガラスへの心象も悪くなるからか?」
良子「……Noとは言いません」
京太郎(……何だ……この…今までにないくらいの……嫌な予感は………)
ヤタガラスの使者「2つ目の案……それは…………」
ヤタガラスの使者「姉帯豊音の身体に蓄えられたMAGを開放し、それを用いた葛葉ゲイリンの最大の奥義を持ってエコービルを消滅させることです」
本日の投下はここまで!
絶版マンガ図書館で「男旗」という漫画を読んだのですが、とてつもなく暑苦しい漫画で人を選ぶかと思いますが、
自分みたいにツボにハマると全18巻ダレることなく読めるおもしろい漫画でした。
絶版マンガ図書館は会員登録は無料なので興味がある方は是非どうぞ。
乙
あのあとヒメちゃん目を覚ましたのか
まぁ血筋が残ってるってことはそういうことなのかな
乙
ギャグパートからシリアスパートに移行してきてるな
元ネタがあのメガテンだから仕方ないのだが…
乙
魔剣使い軽く調べてみたら、柊が主役とか珍しいなwwww
しかも京太郎の特性が原典の柊によく似てるしwwww漢探知、不幸だと思ったことはない的な
使者曰く今の医学では寝覚めさせることができんと言ってたけど
なら未来の技術なら直せるということを示してると思う
あと元凶の一人であるあいつが生きてるぽいからまた事件が起きたんだろうな
>>75の修正
誤→麻生「姉帯豊音…提倶璃一族としての―――」
正→ヤタガラスの使者「姉帯豊音…提倶璃一族としての―――」
>>77-78
「媛」は複数人いる提倶璃一族の女性の中で一番能力の高い者が選ばれるということなので、豊音は「媛」に選ばれなかったおかげで生き延びた人の子孫です。
>>79
始めた当初は全編ギャグのつもりだったのにどうしてこうなった……
>>80
今では主役な柊も初登場時はPC3のテンプレ魔剣使いとしてサブキャラに近い立ち位置だったという。京太郎もきっと……
>>81
ライドウなら未来に行ったり異世界にいったりしてるしそのうち治療法とか見つけそう。
投下は来週を予定してます。
どんだけシリアスになっても最後はアルカディアでハッピーエンドにできるからヘーキヘーキ
食あたりでダウン中……すみませんが今日の投下は延期させていただきます。
火はしっかり通したつもりだったのに……
もう飽きてんだろ
更新は多少ゆっくりになってもいいから
最後まで書き切ってほしい
>>85
あれにはネット派のイエスも苦笑い
>>91
むしろ皆さんのほうに飽きられているのではないかとビクビクしてます。
>>93
そう言ってもらえると助かります。
皆さんお久しぶりです、ようやく復帰できました。
食あたりは比較的早く治ったんですが、その後にPCが壊れるは仕事が忙しくなるはで書く気力が……
携帯で書こうと思ったけど、どうにも慣れませんでした……
マイケル「そのミッションはゴトウの説明と矛盾があるようだが?」
ヤタガラスの使者「今から十数年前、とある凶悪なダークサマナーの実験場から保護された物心もついていない幼子がいました」
ヤタガラスの使者「その幼子は生きたMAGの貯蓄庫として、ダークサマナーの持つありとあらゆる禁術を用いてMAGを注ぎ込まれていたのです」
ヤタガラスの使者「常人ならばその大量のMAGによって魂が壊れていたでしょう」
ヤタガラスの使者「ですが幸いにも過去にいた「媛」と同等の素質を持っていた彼女は、人並み外れた長躯となる程度の副作用で収まりました」
京太郎「その幼子っていうのが豊音さんか……」
ヤタガラスの使者「彼女の事を知った組織の一部の者達は独断で彼女の存在を秘匿し、家族ごと去年までヤタガラスの息がかかった村で生活させていました」
ゴトウ「私の調べた限りでは、学校には行っていたが監禁に近い状態だったようだな」
マイケル「やれやれ…プリンセスの扱いがなっていないな」
麻生「一部の独断ってことはあれか、いざという時に出すことで自分の派閥の影響力を高めようとしたわけか」
京太郎「ふざけんなよ…ただでさえ豊音さんは被害者だってのに道具みたいに扱いやがって!!」
良子「そして彼女の存在を知り、京太郎と同じ憤りを持ったサマナー…熊倉トシが彼女を外にエクソダスさせ、今に至ります」
ニャル子「その際、監禁していた人達を説教(物理)で黙らせたとか」
ゴトウ(私も対峙したがかなりの実力者だった…引退したとはいえ、十五代目葛葉ライドウを襲名していたのは伊達では無いか……)
マイケル「彼女の境遇は把握した…だがそのMAGとやらを使って彼女は無事にすむのか?」
京太郎「ゴトウがやろうとした儀式と違って安全…なんですよね?」
京太郎のその言葉にはそうであって欲しいというの願望が込められていた。
だが返ってきたものは―――
ヤタガラスの使者「膨大なMAGが解放された瞬間に、その身は爆ぜることになるでしょう」
一切の慈悲もない言葉だった――――
ヤタガラスの使者「説明は以上です。皆様、この案に異議申立てはありますか?」
京太郎「あるに決まってるだろ!みんなだってそうだろう!?」
麻生「……こっちはねえよ」
マイケル「まったくもって嘆かわしいが……無い」
京太郎「……!?」
二人のまさかの回答に京太郎は言葉が出なかった。
麻生「自衛隊は悪魔に対する訓練もしてなければ、交戦経験も無し。向かわせた所で無駄な被害と混乱が出るだけだ」
マイケル「私が行く!……と言いたい所だが、まず間に合わないだろう」
彼らとて少女一人に全てを押し付けて良いはずが無いのは分かっている。
しかし、彼らは為政者としての責務を果たさなくてはならない……それが己のプライドを深く抉る判断だとしても………
ヤタガラスの使者「では……姉帯豊音、葛葉ゲイリンの両名は至急はエコービルに向かいなさい」
良子「イエッサー」
豊音「分かったよ~」
京太郎「何で良子さんも豊音さんもそんなすんなり納得してるんだよ!!」
豊音「全部聞いてたから……」
京太郎の狼狽とは真逆の静かな表情で豊音は話す。
豊音「京くんが一人でアパートを出た時にね、戒能さんから全部聞いたんだよ~」
京太郎(そういえば、使者が来た時に変な感じだった。じゃあその時にはもうこうなるって……)
良子「私は彼女にベリーバッドなシチュエーションになれば、守護者として貴方のMAGを使うこともありえるとトークしました」
良子「それでも彼女は共にファイトすると言い切りました……」
良子「彼女の仲間を想う意志のパワーは貴方も知っているでしょう?」
京太郎「そ…それは……」
豊音にとってどれだけ麻雀部の仲間が大切なのか。
そしてそれを守ろうとする豊音自身の心の強さ。
一番近くで共に戦い、理解していた京太郎には豊音を止める言葉は浮かんでこなかった。
ニャル子「豊音さんが犠牲にならない手段もありますよ」
京太郎「ほんとかニャル子!?」
ニャル子「いっそのこと、ICBMを大統領に撃ってもらうんですよ」
京太郎「…おい、ふざけてる場合じゃ―――」
ニャル子「あの悪魔がひしめき合っている状態では、良子さんの術は拡散されてしまいます」
京太郎「ニャル子…?」
いつになく真面目な顔で話すニャル子に面をくらう京太郎。
ニャル子「いくら豊音さんのブーストがあるとはいえ、そんな状況ではターミナルを確実に破壊できるとは限らない……ですよね良子さん?」
良子「…………」
ニャル子「沈黙は肯定とみなしますよ。良子さんの術が失敗したら、次はICBMを撃ちこむことになるでしょうね……だったら最初からICBMを使えば良いんです」
ニャル子「安心して下さい。私の転移魔法を使えば東京にいる貴方の知り合いだけなら避難させるのは可能ですよ」
良子「ニャル子!貴方は…!」
ニャル子「勘違いしないで下さい。あくまでそうゆう選択肢もありますよと提示しているだけです」
ニャル子「京太郎さんは充分頑張りました。大切な人を助けるために顔も知らない人間を見捨てるくらいの権利はあると思いますけどね」
京太郎(確かにそれなら豊音さんは助かる……他に方法は無い……でも……でも………)
京太郎「お…おれは……おれは…………」ハアハアハア……
良子(これはバッドです!思考がパンク寸前で過呼吸のプロセス!)
豊音(ミシャグジさま…お願いします)
ミシャグジさま(本当に良いのじゃな?)
豊音(うん)
ミシャグジさま(そうか――)
豊音「ペルソナ!」
良子「豊音!?」
ミシャグジさま「すまんな坊主……ドルミナー」
京太郎「あ……なん…で……」フラ~
睡眠魔法をかけられ、倒れそうになったところを豊音が抱きかかえる。
豊音「ごめんね、京くん。それと…今までありがとう」
京太郎「と…よ………」
豊音「バイバイ、京くん」
その言葉を聞いた直後、京太郎の意識は途切れた。
ニャル子「どちらを選んでも京太郎さんにとって疵になる。だったらいっそのこと……ですか」
良子「不満そうですねニャル子。ですが私は豊音のアクションはライトなプロセスだと思いますよ」
ニャル子「だから起こすような真似をするなと?」
豊音「お願いだよ~ニャル子さん……」
ニャル子「……今、この世界を覆っている崩壊への“流れ”はとても大きいです」
ニャル子「貴方一人の命を対価にしても………塞き止められる可能性は低いですよ」
豊音「それでも………行くよ」
ニャル子「良いでしょう。ものす~~~~~~っっっごく不本意ですが貴方の覚悟に敬意を払います」
ニャル子「私からは死ぬほど疲れてる彼を起こすようなまねはいたしません」
豊音「ニャル子さん……ありがとうだよ~!」
ニャル子(私からは…ね)
良子(いやにあっさりバックしましたね。何かプランを企てているプロセスですか…?)
ヤタガラスの使者(ゲイリン、彼女の監視は私が引き継ぎます。貴方は任務に集中を)
良子(……京太郎のガードもお願いします)
ヤタガラスの使者(彼の功績はこちらでも評価しています。そちらの方も心配なさらず)
良子(サンクスです)
―――― ??? ――――
京太郎「…あれ?ここは何処だ?」
気がつくと、大使館とはまったく異なる空間が京太郎の目の前に広がっていた。
京太郎「この変な場所は……フィレモンと会った場所か!」
京太郎「となるとここに俺を寄こしたのはあいつか。さっさと起こして………」
京太郎「……起きてどうするんだ俺は?」
京太郎「選択するのか……東京の人達と豊音さん……どっちか見捨てるのか………」
京太郎「どっちも無理に決まってるだろうが!」
京太郎「だったらここでフィレモンにペルソナをもらって……」
京太郎「……ダメだ!俺一人力を得た所でこの状況は覆せない!」
京太郎「なんだよこれ……俺の今まで苦労……みんなの頑張りは全部無駄になるってゆうのかよ……」
自分の無力さを…状況の理不尽さを…内にあるありとあらゆる黒く蠢くものを吐き出すかのように叫ぶ。
京太郎「どうにも……どうにもならないのかよおおぉぉぉーーー!!」
力の限り叫んだおかげで、少し心が落ち着いたのか京太郎は自分に向けられている視線を感じた。
京太郎「ハアハア………それで、こんな情けない俺に何か用かよ?」
自分を招き入れた仮面の主かと顔を向けたが……その予想は大ハズレであった。
女性「……え?」
そこにいたのは良子と同い年くらいの…そして彼女に負けないほどの美貌を持った女性であった。
京太郎(まあある一部分は完敗ではあるけど……それにしてもこの人…誰かに似てるような……)
女性「…もしかして…見えてる…の?」
京太郎「あ、はい…見えてます…よ?」
女性「えっと…こんばんは…ってそっちではまだ夕方くらいだからこんにちは…ああでも起きたところだし、おはよう…?」
自分に気付いたのがかなり予想外だったのか何とも間の抜けた会話をする女性。
だがそんな様子を見て京太郎は誰に似ていたのかが分かった。
京太郎(この人は俺の知ってる姉妹…それも妹の方に似てるんだ)
敵意も無いし目上のようなので挨拶とお辞儀をしてみることにした。
京太郎「どうも、須賀京太郎です」ペコリ
ニンジャでなくても挨拶をするのは礼儀の基本である。何も間違っていない。
女性「あ……どうも、須賀京太郎さん―――」ペコリ
女性の方もようやく冷静になったのか、お辞儀を返す。そして―――
女性「――――ミヤナガです。ザ・ヒーローって呼ばれたりもします」
本日はここまで!
今月は14巻が出ますが、我らが京ちゃんはいったい何コマ出られるか楽しみです。
早く続きを書こう→う~ん、筆が全く進まない→日を改めよう→は、早く続きを(ry→以下ループの状態です……
なんとか今月中に投下できるようガンバリマス。
よ~し、とりあえずちょこっと書けたから投下します。
そして咲日和のアニメで存在が抹消された京ちゃんに涙を禁じ得ない……
昔々…とまではいかない程度に昔、とある場所に少女がいた。
その少女は本が好きな何処にでもいる普通の女子高校生でした。
強いて挙げるとすれば家庭に悩みがあるといったところです。
その悩みも部活動を通し、先輩や友人、幼馴染の協力もあって解決することができました。
そう…彼女の日々は平穏そのものだったのです。
この平穏が明日も、そのまた明日も続くと、少女は疑いもせずに思っていました。
……あの日までは。
大会が終わり、長野へ帰ろうとしたその日、全ては変わっていった。
悪魔との遭遇、母親の死、核の炎、そして崩壊した世界……
普通ならば命がいくつあっても足りない状況の中、彼女は生き延びることができた。
彼女には力があったからだ。世界の行く末が決められるほどの。
彼女は必死に戦い続けた…そして願った。
この戦いの先に天使の支配も、魔王の混沌もない……穏やかな日々が来ると。
彼女は勝利した。天使にも…魔王にも……
優希「悪い夢…いや…いい夢…だったじぇ……」
和「……私は……生け贄にすぎなかったんですね……」
親友達にも……
その結果、彼女が選たのは『ザ・ヒーロー』という称号。
守りたかったモノを何一つ守れなかった少女にとってそれは皮肉としかいえないモノだった。
京太郎「ザ・ヒーローって…まさかニャル子が言ってた別世界の……」
ミヤナガ「そっか…あの悪魔から聞いてたんだっけ…うん、それで合ってるよ」
京太郎は彼女があのザ・ヒーローなのだと疑うことなく信じられた。
なぜなら彼女からは素人にも分かる強者のオーラ、それもゴトウやトールとは比べ物にならないものを肌で感じることができたからだ。
京太郎「ということはここは貴方の世界…なんでしょうか?」
ミヤナガ「私の世界とも違うところだね。あ、それとそんなに畏まらなくても良いよ」
ミヤナガ(でも、そう言われても無理…だよね)
ミヤナガも出来る限りは自分の力は外に漏れないよう努めてはいる。
それでも、どうしても自然とオーラがにじみ出てしまう……それだけ彼女の力は規格外なのだ。
その結果、彼女と接するものは例外を除いてみな慄えてしまうのだった。
ミヤナガ(仕方ない…よね。誰だって怖いものは怖いし)
京太郎「あ、じゃあお言葉に甘えさせてもらうっす」アッサリ
ミヤナガ「軽っ!?」
口調こそ敬語な感じであったものの、態度は先ほどとうって変わってフレンドリーになった京太郎にミヤナガは面食らった。
ミヤナガ(…そういえば、こっちの彼は仏や大魔王にも会ってたんだよね……)
ミヤナガ(今ならともかく、まだ悪魔に慣れていない時に彼みたいな環境だったら私は……)
改めて彼が歩んできたここまでの軌跡に同情するミヤナガだった。
――― 大使館 ―――
ニャル子「嫌ですね~、そんなに睨まなくても私は何もしませんって」
ヤタガラスの使者「その言葉を鵜呑みにする程、私は愚かではないですよ混沌」
ヤタガラスの使者「理由は定かではありませんが、彼に固執していた事は報告を受けています」
ヤタガラスの使者「そんな貴方がこの状況を看過するとは到底考えられません」
ニャル子「言いたいことはわかりますが、そもそも私が手を出す必要ってまったく無いんですよね」
ヤタガラスの使者「…?」
ニャル子「彼をよく見てくださいよ」
京太郎「……zzz」ピクッ
ヤタガラスの使者「これは……術の掛かりが甘い!?」
ニャル子「豊音さんに迷いがあったのか、それともミシャグジさまが気を利かせてくれたのか……」
ニャル子「あの様子なら彼自身が本気で起きたいと思ったら魔法は解けるでしょう」
ニャル子「意識を取り戻し過酷な現実に立ち向かうか、それともこのまま眠りにつくことで安寧を取るか……彼はどっち選択するでしょうね」
ヤタガラスの使者「……眠りに付く前の彼はこの状況に絶望していました。彼に起きる気力があるとは思えません」
ニャル子「私としてはどちらでも構いませんよ。大切なのは彼が自分の意志で選択することですから」
ヤタガラスの使者「………」
ニャル子(彼女は気づいていないようですが、“アレ”が京太郎さんに干渉してますね……)
ニャル子(彼には関与しないと言っていたのに、どんな心変わりをしたのやら)
ニャル子(今の私では貴方がどんな夢を見ているのか出歯亀できない……すご~~く残念ですよ京太郎さん)
今日はここまで!
艦これイベント、1日使うもE-7甲がクリア出来ず……来週まで期限が延びて本当に助かった。
メガテンのふつおは天使も悪魔も滅ぼしはしたが、誰かを導けず戦いが終わった後に姿を消している。
ニャル子の介入のない世界で、清澄麻雀部の面々の似合いそうなスタンスは
管理社会(ロウ)=のどっち
弱肉強食(カオス)=ロッカー
どっちも正しくないと全てゴッ倒すが、倒すだけで導けない(ニュートラル)=咲さん
距離を置いて様子見=ワカメ
決められず右往左往=タコス
危なっかしい咲の補佐(ヒロインポジ)=京太郎
シルバーウィークに海外旅行に行ったら、病気をもらいました。
これはそんなことより投下しろよという天からのお告げなのでしょうかね?
症状は軽いので今月中に投下しようと思います。
すみません今月の投下は無理でした……
できるだけ早く投下できるよう努めます……
リアルが忙しく、投下は早くても来週の連休になりそうです。
とりあえず、生存報告だけさせていただきます。
暖かなコメントありがとうございました。
今年中に完結したかったです(願望)
なんとかキリの良いところまで書けたので投下始めます。
異世界?に喚ばれた京太郎とミヤナガだったが、いくら待てども原因だと思われる仮面男の姿はおろか周囲に何の変化も起きなかった。
京太郎「そんで、買い出しを頼まれた時に思ったんですよ……別の買い出しに行ってる優希達に電話で伝えれば良いんじゃないかって」つ南
ミヤナガ「そっちの部長も相変わらずだね」つ壱
暇を持て余した二人はただ立ち話をするにしてもぎこちなさが(主にミヤナガの方に)あったので……
京太郎「でもこうも思ったんですよ……そう思う前に体が動いた俺も同罪…!!」つ3
ミヤナガ「あははは……」つ中
京太郎「それカンです」つ中中中中
二人麻雀をやりながら互いの身の上話をしていた。
京太郎「それにしてもミヤナガさんがえいっ!って言ったら、雀卓や椅子が現れた時はびっくりしましたよ」つ8
ミヤナガ「冷静になって感覚の瞳で見てたらなんとなく理解ったんだ。この世界は精神が大きく影響するんだって」つ1
だから具体的で強い想いがあればそれに応えてくれるんだとミヤナガ。
その説明を聞いた京太郎の脳裏に、
空気を吸って吐くことのように! HBの鉛筆をベキッ!とへし折ることと同じようにッ出来て当然と思うことです!大切なのは『認識』することですよ!
という謎の混沌電波が響いた気がしたが気のせいだろうと無視した。
ミヤナガ「後はそうだね……この世界は色んな人達の心と、私の世界や君の世界の人達とも繋がってるみたい。」
京太郎「へ~、そんなことまで分かるんですか」つ六
ミヤナガ「うん、特にあの娘の気配は独特だからわかりやすかったよ」つ7
ミヤナガ(それにこっちの世界にはもういない……あの二人の気配もあるしね)
京太郎「あの娘って…ミヤナガさんの言ってた“ヒロイン”さんですか?」つ2
ミヤナガ「そうそう…私がヒーローなら、あの娘はヒロインだって皆がね。でも私だって女の子なのにこれってひどくない?」
ミヤナガ「そりゃはぐれ悪魔を退治してるだけの私と違って、皆の意見を取りまとめたり、諍いを仲裁したり色々とやってるけどさ」ブツブツ
炊き出しとか手伝おうとすると皆緊張しちゃって逆に能率悪くなっちゃうんだと溜息を吐くミヤナガ。
ミヤナガ「レジスタンスのリーダーをやってた記憶があるから、その経験を活かしてるんだろうけど…あ、ツモ!」つ456四五六ⅣⅤⅥ222二二
京太郎「また焼き鳥だ~!」ガクッ
ミヤナガ「ああごめん!つい……」
京太郎「いや良いですよ。手加減はされてますし……」
京太郎(現にあの手配的に俺の捨て牌をカンしてれば嶺上開花できてただろうしな)
京太郎「俺、今結構楽しんでますよ。マジで」
京太郎(だって……)
ミヤナガ「そ、そっか。それなら良かった」ホッ
ミヤナガ「じゃあ次は役満縛りで行くからね」ウキウキ
京太郎(あのミヤナガさんがこんだけ無邪気に楽しんでだらさ……)
京太郎「今はそのヒロインさんや生き残った人達とカテドラルで暮らしてるんですよね」
ミヤナガ「うん、自給自足や治安も安定してきたし、そろそろ街って言っても良いか…も……」
ミヤナガは自分の言葉をきっかけにしばし考えこむそぶりをみせた。
京太郎「ミヤナガさん…?」
ミヤナガ「……ねえ、君もこっちで暮らさない?」
京太郎「え…?」
ミヤナガ「多分、これから君の世界はどう転んでもかなり荒れると思う。だから一時的にでもこっちに避難しておいた方が良いと思うんだ」
ミヤナガ(私があの時金剛神界に飛ばされたように……)
京太郎「でもどうやって……?」
ミヤナガ「大丈夫、精神的に繋がっている今なら、私が強引に穴を開けて体ごとこっちに連れてこれる」
京太郎「…………」
ミヤナガ(あの世界も私の世界と同じ道を辿ろうとしている……だからこのまま彼があの世界にいれば私の世界と同様に……)
ミヤナガ「君はもう充分に頑張ったよ…だから楽になって良いんだよ!」
ミヤナガ「こっちの世界での安全は私が保証する。私が全力で護る…だから!」
京太郎「……確かに世界最強レベルの貴方に護られるならこれ以上ないくらい安全でしょう」
京太郎「だが断る」
ミヤナガ「……やっぱり…ね……」
提案したミヤナガではあったが彼ならばきっとこう応えるだろうという予感はすくなからずあった。
京太郎「こっちで目が覚めたばっかの時に言われてたらきっと着いて行ったと思う」
そう…今の彼はここに来たばかりの頃とは違っていたからだ。
京太郎「ミヤナガさんと話をして、思い出したこと、分かったことがあるんです」
自分の何が彼を立ち直せたかは定かでないが素直に嬉しく思う。しかし……
ミヤナガ「……あっちの世界に戻っても今の君にどうすることもできないよ」
京太郎「貴方でも無理だったから…?」
ミヤナガ「……!!」
自分の時にはまだ未熟ではあったが彼以上の力があった。
それでも防ぐことができなかったのだ。
京太郎「ミヤナガさん……最後に一局だけ、手加減抜きで本気の勝負をしましょう」
京太郎「貴方が勝ったら大人しく貴方の世界に行きます」
ミヤナガ「君が勝ったら……私はどうしたら良いのかな?」
京太郎「何も望みません……ただ俺は勝って証明したい…いや、しなくちゃいけないんです!」
京太郎「俺にはまだ……あの世界で出来ることがあるんだって!!」
ミヤナガ「そう……じゃあ見せてあげるよ」
その時、京太郎は世界が揺れたと錯覚した。
いや、もしかしたら本当に揺れていたのかもしれない
ミヤナガ「どれだけ足掻いたって変えられない理不尽があるってことを!!」
世界を揺るがしても不思議でないほどの闘牌気…それを放つモノが京太郎の目の前にいるのだから。
京太郎(…これが本物の……世界の運命を決められる力を持った存在……)
京太郎「真の……ザ・ヒーロー!!」
今回はここまで!
皆さん良いお年を。
とりあえず、生存報告。
今週末に投下できればと考えてます。
すみませんが、今日の投下は厳しくなりました……本当に申し訳ないですがまた後日にさせて頂きます。
今日は花祭りなので、予告だけでも。
今週末に何事もなければ投下しようと思います。
東風戦か半荘戦か……どちらか決めてはいなかったが、お互いそんなことは気にしていなかった。
意思を貫く為の対局……東一局で十分だと言葉無くとも相互理解していたから。
ミヤナガ(天和か地和で終わらせる!)
ここに麻雀が分からない第三者がいたのなら、それが自惚れでは無いことを間違いなく肯定しただろう。
知識が無くともはっきり分かる……それだけの麻雀力の差が彼とミヤナガにはあるのだ。
ミヤナガ(確かに君は格上の相手に、策を弄して勝利してきた)
悪魔にはそれぞれ弱点があり、得意とするものがある。
戦う上ではいかに弱点をつくか、相手の長所を殺すかが大事であることはミヤナガも身をもって理解している。
“昔は”ミヤナガもそうやって戦ってきた。
ミヤナガ(でも教えてあげるよ……圧倒的な力の前にはどんな策も押し潰されるだけってことを!)
そう、大魔王クラスになれば弱点なんて無くて当たり前。
相手が吸収反射を持っていようが、余裕で貫通する攻撃が飛び交う世界。
そして彼女はその世界のトップクラスに座する存在…ザ・ヒーローなのだ。
賽は振られ、京太郎の親。
牌を整え、自分の手牌を見たミヤナガの素直な感想は―――
ミヤナガ(………聴牌どころか、5向聴って…こんな状態になるなんて彼女と打ってる時くらいだよ………)
彼女に来た配牌は、彼女の想像とはかけ離れたひどい有様であった。
自分の手牌から目の前の人物に目を移す。
京太郎「お互い、配牌まずまずな感じですかね」
そこには自分に食らいつけるレベルの闘牌気を放つ少年…須賀京太郎が不敵な笑みを浮かべていた
ミヤナガ(麻雀力がさっきとは別人レベルまで上がってる……何かカラクリがあるんだろうけどさっぱりわからない!)
予想外の事態ではあったが、それでも彼女にはまだ余裕があった。
ミヤナガ(君の打ち筋はさっきの対局で完全に把握してる。どれだけ麻雀力が上がっても君に勝ちはないよ!)
京太郎「初手は……これっと」
最初の1打。
その1打が醸す雰囲気だけで、実力者であるミヤナガにはあることが察知することができた。
ミヤナガ(さっきまでとは打ち筋が全然違う!?)
苦し紛れに変えてきた…と一瞬は考えたがそれにしてははっきりとした意思を感じる打牌。
彼女は感覚の目をフルに開眼させ、その打牌から醸し出されている雰囲気の正体を見極めようとした。
そして彼女は幻視する……日本人ならば誰もが知っているシルエットを。
ミヤナガ「これは……ブッダの打ち筋を模倣している!?」
京太郎「……さっきの対局でどうやったって勝てないのは理解ってます。なら、勝てる存在になりきるまでです!」
ミヤナガ「普通なら出来ないことだろうけど、この世界はイメージの影響を強く反映する場所……ある程度の補正も付くってことかな。それでも…!」
京太郎「ええ、完璧に模倣することは無理…精々50%くらいです。だから!」
ミヤナガ(今度の打牌……これは彼ともブッダとも違う!?)
ミヤナガにはもう一人、ブッダとは別の……ブッダと同様、世界的に言えばそれ以上にメジャーな人物が幻視できた。
京太郎「イエスさんの打ち筋!イエスさんの50%とブッダさんの50%、合わせてこれで100%だ!!」
ミヤナガ「その理論はいくらなんでも無理があるよ!?」
だが現に、彼はミヤナガに渡り合えている。
それはつまり彼の行動が功を奏しているということに他ならない。
ミヤナガ(強大な麻雀力で矛盾を無理やりねじ伏せてる!デタラメすぎるよこんなの!!)
圧倒的な力の前では……そんな考えをブーメランされるとは思ってもみなかったミヤナガであった。
ミヤナガ(びっくり箱みたいに色々と驚かせてくれる……まったく君は……っ!)
ミヤナガは必死に自分の内から溢れ出そうになるものを押し込めた。
少しでもそれが、表に出れば歯止めがきかないと分かっていたからだ。
ミヤナガ(この子の為に…真剣に勝たなきゃいけないんだ……)
幾多の悪魔を退けたザ・ヒーローである彼女の精神力ならば、抑えこむことなど造作も無い。多少の刺激があったとしてもだ。
京太郎「こんな時に言うのもあれだけど……」
京太郎「麻雀って楽しいよな!」
その言葉は、今まで聞いたどんな悪魔の誘惑よりも心をかき乱しす。
ミヤナガ(こっちの気持ちもしらないで………)
京太郎「ミヤナガさんだってうずうずしてるように見えますよ」
ミヤナガ「……うう」
京太郎「さっきの対局で理解ったんですが、貴方はあっちでは全力で打てることは少ない……ヘタしたらゼロですよね」
ミヤナガ「……………………」
彼女ほどの麻雀力を持った存在が本気を出せば打牌しただけ相手に物理的な衝撃を与える。
京太郎も異常な麻雀力が無ければ吹き飛ばされ、顔面から着地する目にあっていただろう。
彼女の世界ではその衝撃に耐えられるのは“ヒロイン”のみ。
その彼女でも対等に打てるかといえば……否であった。
京太郎「ミヤナガさんが色々と考えてくれてるのは分かります。それでも言わせてもらいますよ」
京太郎「いっしょに楽しみませんか?」
その言葉、今まで聞いたどんな天使の囁きよりもミヤナガの心を解きほぐすものだった。
ミヤナガ「……本当に良いんだね?」
京太郎「俺から頼んだことですから」
ミヤナガ「年甲斐もなくやっちゃうよ?」
京太郎「そんなこと言いだしたらブッダさんやイエスさんとも打ってられませんよ」
ミヤナガ「ザ・ヒーローである事とか、世界の行く末だとかも気にしないからね?」
京太郎「それはそれ、これはこれの精神で行きましょう!」
ミヤナガ「ふ、ふふふ………じゃあ………」
ミヤナガ「ほ・ん・き・で!!行くからね!!!」
今の彼女の表すのであればこれに尽きるだろう――――
笑うという行為は本来攻撃的なものであり 獣が牙をむく行為が原点である。
それを前にしても尚、京太郎は思う―――自分の言葉に後悔ないと。
本日はここまで。
来週か再来週には後半が投下できると思います。
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