モバP「可愛い加蓮の結婚生活」 (35)
過去作です。読まなくてもたぶん大丈夫です。
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P「おーい、休みだからっていつまで寝てるんだー。起きろー。」
加蓮「うー……」
P「おーい、かれーん?」
加蓮「ん…今…起きるから…」フラフラ
P「おい、大丈夫か?」
加蓮「うん…だいじょぶだから…」
P「顔赤いな…。ちょっと失礼。」ピトッ
加蓮「あっ…」
P「あー、ちょっと熱あるみたいだな。とりあえずしばらく寝とけ。」
加蓮「え…いや、だいじょぶだから…」フラッ
P「危ない!」ぎゅっ
加蓮「あはは…ご、ごめんね…?」
P「悪いと思ってるならベッドで寝なさい。」
加蓮「うん…」
P「なんかしてほしいこととかあるか?」
加蓮「うん…大丈夫…」
P「なんかあったらすぐ言えよ?」
加蓮「うん…大丈夫…うつるとよくないし一人にさせて…」
P「加蓮のためなら風邪ぐらいいくらでもかかってやるよ。」
加蓮「だめだって…それに眠くなってきたからそろそろ寝るし…」
P「じゃあ寝たら出てくよ。隣の部屋にいるからなんかあったら呼んでくれ。」
加蓮「うん…おやすみ…」
P「おやすみ。」
P「もう終わりだ、加蓮。」
加蓮「どういうこと?!」
P「もう、おしまいなんだ。」
加蓮「ねえ!なんなの!ねえ!」
P「…サヨナラ」
加蓮「ちょっと!P!待ってよ!P!」
「…れん…加蓮?」
加蓮「んっ……」
P「大丈夫か?加蓮?」
加蓮「P…?」
加蓮「Pだよね?P!」ガバッ
P「うん、どうした?」
加蓮「Pがいなくなっちゃう夢だったの…怖かった…」
P「そうか。」
加蓮「Pはいなくならないよね?ずっと一緒だよね?」
P「うん。ずっと一緒だよ。」ナデナデ
加蓮「えへへ…よかった…」
加蓮「朝から食べてなかったし、なんなおなかすいちゃった。」
P「お粥くらいならちゃちゃっと作るけど?」
加蓮「うん。じゃあお願いしよっかな。」
P「あいよー。」
P「ほい、おまたせー。」
加蓮「ありがと。」
P「」フーフー
P「はい、あーん。」
加蓮「い、いいよ、自分で食べるってば!」
P「まあまあ。そう遠慮しないで。」
P「はい、あーん。」
加蓮「いや!だから!」
P「はい、あーん。」
加蓮「あ、あーん。」パクパク
加蓮「えへへ、おいしい。」にっこり
加蓮「ごめんね。せっかくのお休みだったのに。」
P「ん?そんなこと気にしてたのか?」
加蓮「だって私のために一日家にいてくれたじゃん。」
P「加蓮と家でごろごろするのも悪くないだろ。」
加蓮「そう?」
P「それに可愛い加蓮がたくさん見れたしな。」
加蓮「も、もう…///」
P「つーか明日も休み取ったしな。」
加蓮「え?」
P「今日中に風邪治らなかったら困るだろ?」
加蓮「別にいいのに…本当に心配性なんだから。」
P「だから風邪治ったらどっか行こうか。」
加蓮「…!」
加蓮「うんっ!」
P「ということで今回は丸一日ぶっ通しにしてみました。」
奈緒「安定の風邪ひき加蓮だな。」
凛「加蓮なら過保護になるのも仕方ないよね。」
P「仕事全部休みにしてつきっきりで看病したくなるくらい加蓮可愛い。」
凛「可愛い。」
奈緒「可愛い。」
3人「「「可愛い。」」」
奈緒「しかし結婚してるからおでこで熱計るくらいじゃ動じないのな。」
凛「そうだね。『うわ!すごく熱いな!』『ち、違うからっ!///』みたいなベタなのじゃないんだね。」
P「まあ結婚するまでに散々やってるだろ。熱計ってどうのこうのは。」
凛「確かに。」
P「俺としてはやはり怖い夢を見た加蓮を推したい。」
奈緒「ああ。あれは良かった。」
凛「抱き締めてよしよししてあげたくなるね。」
P「普段淡々としてる加蓮の方から全力で抱きついてくるんだぜ?」
凛「可愛い。」
奈緒「可愛い。」
3人「「「可愛い。」」」
sagaさ、ちゃんと最後に『あーんして』入れてるあたり抜かりないよね。」
奈緒「確かにな。」
P「ああ、基本に忠実だよな。」
P「にっこり笑うところに恋人じゃなくて夫婦としての安定感を感じるよ。」
凛「自分の妄想なのにベタ褒めだね。」
奈緒「よっぽど納得いってるんだな。」
P「あ、これ俺が考えたんじゃないぞ?」
凛「え?」
奈緒「え?」
加蓮「……///」プルプル
>>18
凛「でもさ、ちゃんと最後に『あーんして』入れてるあたり抜かりないよね。」
奈緒「確かにな。」
P「ああ、基本に忠実だよな。」
P「にっこり笑うところに恋人じゃなくて夫婦としての安定感を感じるよ。」
凛「自分の妄想なのにベタ褒めだね。」
奈緒「よっぽど納得いってるんだな。」
P「あ、これ俺が考えたんじゃないぞ?」
凛「え?」
奈緒「え?」
加蓮「……///」プルプル
P「北条さーん?北条加蓮さーん?」ニヤニヤ
加蓮「……///」プルプル
P「反応がないですねー。じゃあ翌日のイチャイチャデート編を
加蓮「やめて!やめてってば!!///」
凛「あ、喋った。」
奈緒「それにしても加蓮がこんな真っ赤な顔してるのも珍しいな。」
加蓮「これあたしが考えたやつじゃん!!」
凛「わーお」
奈緒「おお…」
加蓮「プロデューサーが『奈緒の続編やるぞー』って言うからメールしたんだけど…!!」
P「正直こんな簡単に釣れるとは思わんかった。」
奈緒「いや、順番で行けば次は加蓮だろ。」
加蓮「次私だと思って油断してる奈緒の顔を思うと楽しくて楽しくて…」
奈緒「なんか複雑な気分だ…」
凛「で、さっき言ってたデート編は?」
加蓮「それも私が考えたやつ…」
P「凛の2回目もやるって言ったらこっちもノリノリで書いてきたよ。」
凛「奈緒の気持ちが分かる…」
P「まあ看病編で十分可愛い加蓮を堪能したしデート編はやめとくか。」
凛「うーん、残念。」
奈緒「まああんまりやり過ぎるのもよくないしな。」
P「凛と奈緒をいじれると思ってにこにこしながらイチャイチャ妄想考えてた加蓮可愛い。」
奈緒「可愛い。」
凛「可愛い。」
3人「「「可愛い。」」」
後日
加蓮「ちょっとPさん!!」
P「どうした加蓮?」
加蓮「今度のグラビアなんなの!あれ!」
P「ん?」
奈緒「加蓮があんなに怒るなんて珍しいな。」
凛「そうだね。」
加蓮「『巻頭8ページ!北条加蓮ちゃんとイチャイチャデートグラビア!』ってどういうことなの!!」
奈緒「あっ」
凛「あっ」
P「もったいないから加蓮のデートプランをそのままグラビアにしたんだよ。」
加蓮「もったいなくていいから!」
P「だって可愛いんだもん。」
奈緒「可愛いなら仕方ないな。」
凛「可愛いなら仕方ないね。」
P「ほら、これな、凛と奈緒も見ていいぞ。」
加蓮「ちょっと!」
P「どうせ来週には発売するんだからいいだろ。」
加蓮「確かにそうかもしれないけど!!」
奈緒「おーおー!これは可愛いな!」ペラ
凛「この加蓮ちゃん可愛いね。」ニヤニヤ
P「やっぱりそうだろ?俺の予想通りだ!」ドヤァ
加蓮「んもう!」
奈緒「おー、怒ってる怒ってる。」
凛「あ、でも怒ってる加蓮も可愛いね。」
P「怒ってるけどどうしようもなくて内心ちょっと困ってる加蓮可愛い」
奈緒「可愛い」
凛「可愛い」
P「やっぱり加蓮は」
3人「「「可愛い!」」」
終わりです。
HTML化依頼出してきます。
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