【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」島風「その5だよ!」【安価】 (1000)

艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425654691

★1周目
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷HAPPY!


★2周目
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴HAPPY!


★3周目
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月HAPPY!


★4周目
川内

呂500
扶桑

川内HAPPY!


★5周目
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩HAPPY!


★6周目
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名HAPPY!


★7周目
雲龍
白露
大和
長門

システムについて

※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。



朝コミュ→昼コミュ→夜コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です。

時間帯が入れ替わる(朝→昼→夜→朝…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。

好感度は普通のギャルゲーと同じ様に上下します。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。

信頼度は増加させることが出来ないので、現在の好感度を把握して適切な行動安価を取るしか回避手段はありません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1日分(計3回)コミュが取れなくなります。
好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。


R-18や安価内容によってはコンマ判定を行います。成功すれば好感度が大きく上昇します。
失敗すれば好感度があまり上がらなかったり、好感度・信頼度が下降します。

……ちなみにBAD覚悟で逆レイプや監禁したり、コンマ判定成功が条件ですが何も知らない純粋無垢なショタ提督に艦娘の性欲処理をさせるのもありです(ゲス顔)

好感度が上がれば上がるほど踏み込むような安価をショタ提督は受け入れてくれるようになります。
例:お風呂に入る、一緒に寝るなど

逆に好感度が低いと逃げられたり拒絶されたりします(信頼度も下がります)。コンマ判定成功率が変化すると考えていただければ大丈夫です。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。



※好感度MAX艦娘がいる状態で好感度40超え艦娘が登場した場合について  ※少し改訂しました

好感度40以上の艦娘の“告白イベント時”に、乱入コンマ判定が追加されます。

これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別の艦娘も好感度MAXになった場合、MAXヒロインのうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAX艦娘が増えるほど難易度がUPしていきます。



その他注意事項

コンマ判定時、00は10もしくは100とします。

安価の連取は基本的にNGです。コンマ判定等数字が関わるものはOKです。

本編終了時に毎回小ネタ安価を取ります。
その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。



ショタ提督の設定は

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……を繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。

ここまで来られたのは、ひとえに閲覧&安価を取って下さった皆様のおかげです!本当にありがとうございました!再開します!

長門(やはり直接触れないと気がすまん!提督には悪いが……)ザッ ※クラウチングスタートの姿勢



ショタ提督「よし、今日はここまでにしとくか。えっと、しおりは……」

長門(GO!)ダッ



長門「提督ッ!」バックルクル

ショタ提督「うぇええ!?」クルッ




――ここからはスローモーションでご覧下さい。




長門「てええええええ」バッ ※ジャンプ

ショタ提督「……」※長門の声に気がつく

長門「いいいいいい」クルクル

ショタ提督「……うぇ」ク

長門「とおおおおおお」クルクル

ショタ提督「え」ル

長門「くううううううッ!」バァッ

ショタ提督「え!?」ッ





コンマ判定
01~29:グシャアッ!
好感度上昇 並
30~79:ギュムッ!
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:ダキッ♪
好感度上昇 特大

直下



……擬音にすると生々しい!

42:やったね提督!助かったよ!



ショタ提督「ひゃああああっ!!」

長門「読書もいいが私にも構ってくれ~!」ギュムッ!

ショタ提督(あばばばばまた体がああああ…………あれ?痛くない!こんなことってあり得るのか!?)

長門「こう見えて私は寂しがり屋なんだぞぅ~」スリスリ

ショタ提督(ちょっと力が強い気がするけど、こんなのはまだまだ許容範囲内だ!長門姉ちゃんがちゃんと力加減するなんて……)


ショタ提督(……こりゃ明日は地球滅亡かもな。父ちゃん、母ちゃん……今まで育ててくれてありがとな)ホロリ

長門「ど、どうしたんだ!?もしかして痛かったか!?」アセアセ

ショタ提督「……いや、何でもないんだ。何でもない……」ウルウル

長門「そ、そうか……提督が言うのなら間違いは無いな!」スリスリ

ショタ提督(出来ることならもう少し人生を楽しみたかった……)ウルウル




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇


直下

3×2.0=6
17+6=23/50



ショタ提督「……ぐすっ」カキカキ

長門「提督、何をしているんだ?」

ショタ提督「父ちゃんと母ちゃんに手紙を書いてるんだ……ひっく……」カキカキ

長門「そうか……」


長門(泣くほど会いたいのか。親思いの良い子だな……ますますゾッコンになるぞ!)キラキラ

ショタ提督(手紙というより遺書だなこりゃ……あ、でも地球が滅んだら遺書も意味無いのか……)ウルウル





雲龍「………」コソッ ※通りすがり

ショタ提督「………」

長門「……むにゃぁ」ダキッ ※右側

雲龍「……すぅ」ダキッ ※左側


ショタ提督(いつもなら『どうしてここにいるんだ!』って突っ込むとこだけど……もうどうでもいいや)

ショタ提督(どうせ明日には地球は無くなってるだろうし……もう寝よう)


ショタ提督「父ちゃん……母ちゃん……あの世でまた会おうな……すぅ」

長門「ぐぅ……ていとくはわたしがまもる……んぁ……」

雲龍「くぅ……つらいことがあったら、なんでもたよって……みゅう……」






今日のリザルト 4日目


好感度
雲龍:20/50『良いアドバイスありがとな!』
白露:50/50『好きになったからには絶対幸せにするからな!///】
大和:16/50『仕事手伝ってくれてサンキュー!』
長門:23/50『……この世の終わりだぁ』


信頼度
全員:50/50『まあ気が許せる姉ちゃん達だな……でも長門姉ちゃんはちょっと怖い』

5日目 朝



ショタ提督「………」ドヨーン

白露「どしたの?随分元気ないね~?」

ショタ提督「白露姉ちゃん……ハッ!」

ショタ提督(そうだ!オレは白露姉ちゃんと付き合ってるんだった!だったら!)


白露「何か悩みでもあるの?なら私に相談……」

ショタ提督「白露姉ちゃんッ!」ダキッ

白露「ふえっ!?て、提督から抱き着いてくるのは珍しいね……///」

ショタ提督「今日は1日ずっと一緒だ!これは命令だかんな!///」ギュウッ

白露(急にどうしたんだろう……もしかして、提督なりに甘えたいのかな?それなら答えは1つだよね♪)

白露「……命令なら仕方ないね///」ギュッ

ショタ提督「そうだ!命令だからな!///」

ショタ提督(……せめて死ぬなら白露姉ちゃんと一緒がいい。1人で孤独に死ぬなんてごめんだ!)




長門「白露め……提督に抱き着いてもらうなんて!羨ましいぞ!」※全ての元凶

陸奥(まぁ~た始まったわね……)




↓1雲龍のコンマ 好感度:20/50
↓2白露のコンマ 好感度:50/50
↓3大和のコンマ 好感度:16/50
↓4長門のコンマ 好感度:23/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお白露が最大値の場合は即ENDです

長門「ハッハッハ!しぶとく食らいつくさ!」

陸奥「……へぇ。そっちの私がいる鎮守府の提督は3人も彼女がいるのね」※電話中

長門「さぁ提督に会いに行くぞー!」ダッシュ

陸奥「1人だけ除け者みたいで寂しい?まぁそれは運が悪かったとしか……」

陸奥「えぇ!?そっちの長門姉も残念なの?お互い苦労するわね……え?自分も残念(ショタコン)だから人のこと言えない?貴女……」



ショタ提督は……

直下

ショタ提督「………」カキカキ

長門(おや?仕事しているな……真面目な提督もカッコイイな!)キラキラ

白露「~♪」カキカキ

長門(そして余計な人物も……駆逐艦も好きだが、彼女だけは例外だな)

白露「あ、私ちょっとお手洗い行ってくるね!」

ショタ提督「分かった。出来るだけ早く戻って来いよ?」

白露「うん!」タタッ

長門(……邪魔者は消えたな。よし!)




さぁながもん!君の選択はどのようなものなんだい?

直下

もはや抱き着くのがお約束になってしまったながもんェ……



長門(よし、抱き着くか!)



長門「提督ぅーっ!!」ダッ

ショタ提督「……あ、長門姉ちゃんか」

長門「うおおおおおおっ!」バッ

ショタ提督(……ひょっとしたら地球が滅亡するより先に長門姉ちゃんに圧死させられるかもな……でも、それも悪くないな)



コンマ判定
01~39:本当に逝っちゃった★
好感度上昇 並
40~79:あれ?まだマシ……
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:柔らかい……
好感度上昇 特大


直下

36:あばよ提督



長門「ん~♪やっぱり提督の抱き心地は最高だな!」ギュウウウゥゥゥゥゥ!

ショタ提督(あ……オレ、死ぬんだな……)メキメキ

ショタ提督(今まで楽しかったなぁ……でもこの世とお別れか)ガチャガチャガチャ












――じゃあな、白露姉ちゃん。せめて姉ちゃんの前で死にたかったよ……









グシャアッ…











ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

1×1.5=1.5≒2
23+2=25/50



ショタ提督『ん?ここは……あの時の野原じゃないか!そうか、ここが“あの世”だったんだな……』

ショタ提督『となると前のおっさんもいるはずだけど……』キョロキョロ


如月(?周目)『……その服装。貴方、提督なの?』

ショタ提督『そうだけど……って如月姉ちゃん!?お前も死んだのか!?』

如月『……多分貴方が知っている私とは別人よ』

ショタ提督『あ、そうか。別の鎮守府の如月か。悪い悪い、勝手に取り乱しちゃって』ポリポリ

如月『……そうかもしれないし、違うかもしれないわ』

ショタ提督『へ?どういう意味だ?』キョトン


如月『ここは知っての通り死後の世界。様々な死者が訪れるのよ』

ショタ提督『そりゃそうだろうな』

如月『でもね?必ずしも自分と同じ世界の死者とは限らないのよ。この世界は現実世界と違ってあらゆる存在が収束する場所』

如月『本来はめぐり合わなかったはずの世界とも繋がってしまうこともあるの』

ショタ提督『……つまりパラレルワールドの人間とも会えるってことか』

如月『そういうこと。私は……好きな人を奪われて、その悲しみに耐えきれずに自殺したのよ』

ショタ提督『お、おい!自殺はダメだろ!?むしろその奪った相手を1発ぶん殴るとか……』

如月『行方をくらませたから会おうにも会えなかったの』ウルッ

ショタ提督『……悪い』

如月『いいの。もう過ぎたことだし。貴方にも好きな人っている?』

ショタ提督『……あぁ』

如月『悲しい歴史を歩んだ先輩からのアドバイス。絶対にその子以外の女性と性交渉しないで。脅されたなら遠慮無く周りの艦娘に言えばまず負けないから!』

ショタ提督『……分かった。約束する』

如月『良かった……これで私みたいな結末をたどる女性を1人減らせるわ』

ショタ提督『だがあいにく、オレはもう死んで……』

如月『……まだ貴方は生きる選択が出来るみたいよ?』スッ

ショタ提督『え?』クルッ

光の穴「やぁ」ピッカー

ショタ提督『……なるほどな』

如月『私は自ら全てを捨てたからあまり強く言えないけど……大切な人が待っているなら、早く戻るべきよ。今ならまだ間に合うわ!』

ショタ提督『……ありがとな。オレはまだ生きる。生き抜いて好きな人を幸せにする!』

如月『その意気よ!』

ショタ提督『じゃな!もう会えないかもだけど、またな!』ノシ

如月『……えぇ!またね!』ノシ


5日目 昼




ショタ提督「ぐぅ……あ、見覚えのある天井……イダダッ!?」ズキズキ

白露「あっ!気がついた!」

ショタ提督「し、白露姉ちゃん……オレは一体……」

ショタ提督(つうかまたこの激痛……あぁもう死後の世界にいたほうがある意味楽だったかもな!)ズキズキ

白露「いやそれはこっちの台詞だよ!戻ってみればいきなり提督が倒れてるからびっくりして!大慌てで医務室に連れて行ったんだよ?」

ショタ提督「そっか……ありがとな。いっつつ……」ズキズキ

白露「ああもう動いちゃダメ!多分無理がたたったんだよ!今日1日は安静にしておくこと!」

ショタ提督「……そうだな。ありがとう、白露姉ちゃん」

白露「気にしないで!彼女ならこれくらい普通だよ~!」

ショタ提督(そう。オレは死んでる場合なんかじゃない。白露姉ちゃんともっと一緒にいたい!)

ショタ提督(死んじまったどこかの如月姉ちゃんのアドバイスも無駄にはしない!)





3周目鎮守府


如月「司令官?何してるの?」

3周目提督「あぁ、如月ちゃん。漫画を読んでたんですよ」

如月「何々?えっと……死後の世界で通じる想い?」

3周目提督「はい!それぞれ別世界で不幸な結末をたどったカップルが、自殺してから天国で結ばれるという悲しい物語です」

如月「重いわね……どこに売ってたの?この漫画」

3周目提督「いえ、夕張さんが貸してくれました」

如月(夕張さん……子供にこんな暗い漫画を渡しちゃダメじゃない……)





※本編の如月は幸せな暮らしをおくっていますのでご安心下さい。





↓1雲龍のコンマ 好感度:20/50
↓2白露のコンマ 好感度:50/50
↓3大和のコンマ 好感度:16/50
↓4長門のコンマ 好感度:25/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお白露が最大値の場合は即ENDです

白露「逃げ切った~!」

長門「うぬぬ……惜しくも逃したか」

大和「まぁ次に期待ですね……」

雲龍「……仕方ないわね」


何かながもんコミュでやたらシリアスな描写が多かった気がします。
それではこの周は終了です。続いて艦娘安価、いきます!

※このレスではまだ安価を取りません。

毎度おなじみ注意事項です。

※コンマ最大値の艦娘×4回です。
※今回登場した艦娘(雲龍、大和、長門)はNGです。
※ENDを迎えた艦娘はNGです。
※浦風だけは安価下にします。
※深海棲艦もNGとします。
※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。

この次の>>1のレスからスタートです。

1人目

↓1~↓7でコンマが最大の艦娘

同数の場合はさらにコンマ対決

1人目:曙

2人目

↓3~↓8でコンマが最大の艦娘

2人目:伊58

3人目

↓1~↓6でコンマが最大の艦娘

3人目:浜風

ラスト4人目

↓2~↓8でコンマが最大の艦娘

曙、伊58、浜風、衣笠ですね。了解です。

さすがにこの時間からエピローグ&オープニングの投下は無理なので、今日の夕方頃までお待ち下さい。

後今回も小ネタ安価は無しです。すみません!友人とドラえもんの映画を見に行くので午前中~午後は無理です!帰ったらすぐに執筆しますのでお許しを!

それでは深夜までお付き合いいただきありがとうございました!

エピローグ投下します。恐らくもう気づいている人もいるかもですが、これで提督の両親の秘密(正体?)が分かります。

ショタ提督「実家に帰るなんて何年振りだったっけなぁ……」トコトコ

白露「そんなに長いこと帰ってなかったの?」スタスタ

ショタ提督「まあな。特別学校に入学して以来、1度も家に帰ってないから……もう4~5年か」トコトコ

白露「そうだったんだ……なら久しぶりにお父さんとお母さんに会えるんだね!」スタスタ

ショタ提督「だな!っと、着いた!」


白露「わぁ~!結構大きいね!」

ショタ提督「父ちゃんがオレと同じ提督だからな。稼ぎも中々良いんだ」

白露「えっ!提督のお父さんも提督なの?」

ショタ提督「あれ?言ってなかったか?」

白露「初耳だよ!」

ショタ提督「ありゃ、悪い悪い!すっかり言うの忘れてた!」ポリポリ

白露「……でも、私が1番最初にそのことを知ったんだよね?そう考えると悪くないかも!」

ショタ提督「本当に1番にこだわるんだな」

白露「えへへ♪それが私のモットーだからね!」フンス

ショタ提督「父ちゃ~ん!オレだ!提督だ~!」ピンポーン

<はいはい、今行くぞ~

白露(何だか気が抜ける声だね~)


ガチャ

父(提督)「お~提督!久しぶりだな~」

白露(見た目も何かのんびりしてそうな人……)ホッコリ

ショタ提督「何年振りだっけな。元気してたか?」

父「おうよ。母さんに怒られながらフワフワ生きてますよ」

ショタ提督「なら良かった。って母ちゃんは相変わらずなんだな」

父「で、そこの白露ちゃんは提督の彼女か?」

ショタ提督「たはは……恥ずかしい///」テレテレ

白露「ふえっ!?どうして私の名前を……あ、そういえば貴方も提督でしたね」

父「その通り!提督から聞いたみたいだな……俺の鎮守府にも“白露”がいるからな」

白露「……私より大分年上ですよね、そっちの私」

父「まあ俺が提督になったのは20年前だからな~……ま、見た目は同じだけどな」

ショタ提督「解体しないと艦娘は年取らないもんな!」

ショタ提督父「はっはっはっは!」

白露(仲良いな~2人とも……こんなお父さんがいたから、提督も良い子に育ったのかな)

ショタ提督「姉ちゃんはそこに座ってて。今お茶入れてくっから!父ちゃんも待ってろよ~!」タタッ

白露「おかまいなく!」

父「おお~」ノシ

白露(……何というか、家は大きいけど中は案外普通。それこそ一般的な家って感じ)キョロキョロ

白露(家具も変に真新しいものじゃなくて使い込んだ跡があるし、ところどころに落書きとか壁紙がはがれて……)


母「あら、誰かと思えば白露じゃない。話には聞いていたけど、まさかアンタが提督の彼女になるとはね」

父「おや、母さん」

白露「あっ、提督のお母さん…………うえぇ!?」

母「……驚いたかしら?」クスッ

白露「ど、どうして貴女が提督のお母さんなの……?」


























白露「霞ちゃんっ!」

大人霞「どうしてって、そこでヘナヘナしてる司令官……夫と結婚したからよ」スッ

父「お前はいつまでたっても厳しいな~」ポリポリ

大人霞「これでもマイルドなほうよ?」


白露「あ、なるほど……でもこうやって見てみると、やっぱり珍しいです……」マジマジ

父「ま、大抵は結婚すると提督や艦娘を辞める人が大半だからな~」

大人霞「アンタが珍しいのよ。私と結婚してもなお提督を続けるって言い出した時はびっくりしたわ!」

父「いやさ、今まで共に過ごした艦娘と別れるってのもさびしいもんだろ?」

大人霞「……本当は浮気されたら嫌だから止めたかったのよ?でも、アンタは確かに約束を守ってくれたわ」

父「当たり前だろ~!約束したからには守りぬくのが男ってもんじゃないかぁ!」

大人霞(……ふふっ♪こういう芯が強いところに惹かれたのかしらね)

白露(おおう甘い甘い!付き合いたての私達と同じくらい甘いよ!)


ショタ提督「お待た~!あ、母ちゃん久しぶり~!」

大人霞「しばらく見ないうちにたくましくなったわね。でも……」

ショタ提督「もちろんオレはこんなもんじゃすまないぜ?もっともっと大きくなって、強い男になるんだ!」

ショタ提督「んでもって艦娘の姉ちゃん達をガンガン引っ張ってかなきゃな!」フンス

大人霞「よく言ったわ!それでこそ私の息子ね!」ナデナデ

ショタ提督「おぉう……撫でられるのも何年振りだっけかなぁ……///」ポワポワ

白露(霞ちゃんってば、すっかり大人になっちゃったね。私の知ってる霞ちゃんはもっと厳しく叱りつける感じだったけど……)

父(子供が出来てから丸くなったんだよ。さすがに実の息子をクズ呼ばわりは出来ないからね~)ヒソヒソ

父(それで厳しく育てつつも、時にはああやって甘えさせたり……で、穏やかさも培われていったってワケさ)ヒソヒソ

白露(なるほど~!)ヒソヒソ


大人霞「白露。息子はまだまだ未熟だけど、ビシッと躾けてやってね?」

父「たまには俺ん家にも顔見せに来てくれよ~」

白露「はいっ!」

ショタ提督「な、何だよぉ!オレだってちょっとは大人になったんだからなぁ!///」

大人霞父「というと?」

ショタ提督「こ、こういうこと!///」グイッ

白露「きゃっ!」


ちゅっ♪


白露「!?///」ポヒュン!

大人霞「ふぅん……やるじゃない」

父「そこでキスするとは!提督も隅に置けないなぁ~!」

ショタ提督「うっさい!オレだってやるときゃやるっての!///」

白露「て、提督ってばも~!大胆なんだからぁ!///」プシュー

ショタ提督「……でもな、白露姉ちゃん」

白露「なぁに?///」








「どんなことがあっても、白露姉ちゃんだけは離さないからな!絶対に!///」



「……うん♪私も!///」







白露 HAPPY END!

最初は普通に躾に厳しい母という設定にしようと思いました。
しかし本編では直接語られることのない、
とある鎮守府での普通の提督と普通の艦娘から出来た子供が父と同じく提督の道を歩むという設定も良いかと思ったので、思い切ってこうしました。

冒頭で提督が霞と会話していたのも実は伏線です。霞は初対面ですが提督は自分の母の子供時代を見ているという感覚です。


※あくまでもこの周の霞と大人霞はサブ扱いなので、今後の艦娘安価には影響しません。

オープニング、投下します。

オープニング




『新しい提督……ですか?』

『ふんっ!どうせ私達をコキ使うクソ提督でしょうね!』

『会っても無いのにそういうことは言っちゃダメだよぉ!』

『衣笠さんとしては、面白い提督がいいかな~?』


ガチャ


『こんにちは~!提督ですっ!』ニパッ

『子供……』

『ちょっと!これはどういうことよ!』

『わぁ~!可愛い♪』

『……これはちょっと予想外かも』


『むう~!ぼくはこれでも20だよ!もうっ!』プンプン

『『『『……はい?』』』』

『ほら!これが証拠!』つ身分証明書

『……確かに20歳と書かれています』

『ウソよ!こんなのデタラメだわ!』

『世の中には子供のまま大人になる提督もいるんだね……』

『伊58ちゃん。性格には“大人なのに見た目が子供っぽい”だからね?』




『んもぉ~!だからぼくはれっきとした大人だよぉ!子供じゃないよぉ!』プンプン

「すぅ……すぅ……」


「ふふっ♪安らかな笑顔で眠っていますね」ヒソヒソ

「最近暗い表情ばかりだったから……提督の笑ってる顔って凄く久しぶりかも」ヒソヒソ


「ん……懐かしい夢を見たな」

「おはようございます、提督」

「おはようございます。よく眠れましたか?」

「まぁな……2人はちゃんと睡眠を取っているのか?」

「仮眠はしっかり取っていますのでご安心下さい」

「そんなことより、ついに完成したんですよ!」

「本当か!?」

「はい!こちらです!」



「……大きなヘッドホン?」

「使用者の脳内細胞中……えっと、分かりやすく言うと意識だけを飛ばす装置です!」

「そのヘッドホンを装着してスイッチを押すだけで作動します!」

「分かった……2人とも、ありがとう……!本当に感謝しきれない……っ!」ウルウル

「いえいえ!提督のお役に立つことこそが私達の生きがいみたいなもんですから!」

「そうですよ!私達のことは気にしないで、パァッと行っちゃって下さい!ほら、パァッと!」

「……ようし!」スチャ

「「いってらっしゃい!」」

「あぁ!行ってくる!」カチッ













グワアアアアアアアアアアアアアアアン!!










ショタ提督「うっ……ここは?」キョロキョロ


<新しい提督……ですか?

<ふんっ!どうせ私達をコキ使うクソ提督でしょうね!

<会っても無いのにそういうことは言っちゃダメだよぉ!

<衣笠さんとしては、面白い提督がいいかな~?



ショタ提督(……どうやら成功したみたいだな。ようし!)



ガチャ



ショタ提督「……新しく着任した提督だ。よろしく頼もうか」

浜風「えっ、子供……?」

曙「ちょっと!どういうことよこれは!」

大淀「ですから!この方は……」アセアセ

伊58「わぁ~♪可愛い!」

衣笠「……これはちょっと予想外かも」



ショタ提督「確かに俺の見た目は子供に見えるだろうが、これでも俺は……そう。20だ」

曙「ウソつくなぁ!どう見たって子供でしょうが!」

ショタ提督「これが証拠だ」つ身分証明書

浜風「……なるほど。確かに20歳ですね」

衣笠「えぇ!?こんなに可愛いのに大人なの?信じられないでち!」

伊58「これには衣笠さんもびっくり!」

大淀「あの、口調が入れ替わってますよ?」

ショタ提督(……あぁ、こんなやり取りもあったなぁ)ホロリ

曙「……?」チラッ







ショタ提督(今度こそ……絶対にお前達を守って見せる!)







こうして、謎の合法ショタ提督と艦娘達との鎮守府生活が始まりました。

5~7周目提督が比較的のんびりした設定だったので、今回はがっつり重くしたつもりです。

本日は22:00~22:30頃始めます。

今回の元ネタは実はドラえもんでは無く、既に挙がっていますがシュタゲやまどマギ等比較的シリアスな作品の設定を繋ぎ合わせてアレンジを加えた感じになっています。

すみません!突然の便意に襲われましたので、もう20~30分程お時間を下さい……出来るだけ早く出ますんで!

お待たせしました!始めます!

1日目 朝



ショタ提督(……20××年〇月。確かに戻ってるな)ジー

ショタ提督(となると“あの事件”より随分前か。よし!これなら対策も立てられる!)グッ

ショタ提督(忘れるものか……あの惨劇……ッ!)ギリギリ




漣「さっきから新人ご主人様がカレンダーを凝視してて怖いんだけど」ボソボソ

朧「何か様子がおかしいよね。20歳……いや、見た目は子供なのに目つきはそうじゃないと言うか」ボソボソ

潮「数々の激戦を潜り抜けたような……いや、何かとてつもない経験をしたような……そんな雰囲気を感じます」ボソボソ

曙(……さっきあのクソ提督が見せた涙。あれと何か関係あるのかしら……?)




↓1曙のコンマ 好感度:0/50
↓2伊58のコンマ 好感度:0/50
↓3浜風のコンマ 好感度:0/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

曙「……クソ提督の様子を見てくるわ」

漣「おぉー!これは明日はカボチャが降るかな?」

朧「茶化さないの!でも珍しいね」

曙「別に。少し気になることがあるだけよ」

潮「あの、提督に失礼なことは言っちゃダメだよ?」オロオロ

曙「それは私が決めることよ」スタスタ

潮「あうぅ……」




ショタ提督は……

直下

ショタ提督「………」カキカキ

曙(真剣な表情で仕事してる……)

ショタ提督(ふぅ……普通に仕事するなんて何年振りだろうな……)カキカキ

曙(さっきとはまた違う目つきね。まるで昔会った友達に再会する時のような……)

ショタ提督(あの頃は考えたことも無かったが、こうやって普通に仕事が出来ることに感謝しないとな)カキカキ

曙(……ここに着任する前に何かあったのかしら)




曙の行動

直下

曙(……ちょっとだけイタズラしちゃっと)



ショタ提督「………」カキカキ

曙(そ~っとそ~っと)ソロソロ

ショタ提督(あぁ、心が安らぐな……座って仕事をしているだけでも、まだ平和だった時を思い出す)カキカキ

曙(案外気づかれないものね。ようし!もう少し近づいて……)ソロリソロリ

ショタ提督「……♪」カキカキ

曙(せーのっ)




曙「わぁっ!」バッ

ショタ提督「………」





コンマ判定
01~49:普通に驚く
好感度上昇 並
50~79:笑う
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:半泣き
好感度上昇 特大


直下

08:体は子供、頭脳は大人でもビビる時はビビります



ショタ提督「うおっ!?」ビクッ

曙「あはっ!ひっかかった~!」キャッキャ

ショタ提督「何だ、曙か……脅かさないでくれ」

曙「もうクソ提督!たかがこれくらいで驚いてちゃ提督なんて勤まらないわよ?」

ショタ提督「………」

曙「もうちょっと度胸をつけなさい!」




ショタ提督(一瞬深海棲艦が攻めて来たのかと思ったじゃないか……心臓に悪いな、全く)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

8×1.5=12/50



曙「………」ジッ

ショタ提督「………」カキカキ

曙「……ねぇ。ずっと座りながら仕事してて疲れないの?」

ショタ提督「それは無いな。むしろ癒される」カキカキ

曙「そ、そうなの……仕事熱心なのね」

ショタ提督「……そういうことにしておいてくれ」カキカキ

曙「……はぁ」




曙(違う。本当の理由はそんな単純じゃないはず。でも、この段階で無理に聞き出すのはやめといたほうがいいよね……)





1日目 昼



ショタ提督「………」モグモグ

鳳翔「あの、お味の方は……?」オソルオソル

ショタ提督「……うん、美味いな」

鳳翔「本当ですか!?良かったぁ……」パァッ

ショタ提督「あぁ、本当に美味い……美味い…………くっ」ジワッ


艦娘「!?」ガタッ


ショタ提督「い、いや!何でもないんだ!気にしないでくれ!」アタフタ




ショタ提督(くそぉ……俺って若い頃は涙腺まで弱かったのか……少し油断するとすぐに涙が……)グシグシ

ショタ提督(鳳翔さんの手料理なんて、最後に食べたのはいつだったか……もう思い出せないな)



鳳翔(提督……泣くほど美味しいと思ってくれたんですか!?か、感激ですっ!///)





↓1曙のコンマ 好感度:12/50
↓2伊58のコンマ 好感度:0/50
↓3浜風のコンマ 好感度:0/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

浜風「……あのような小さな体では不都合なことがたくさんあるはずです」

陽炎「まあ見るからに背も小さいしね~」

不知火「な、なら誰かが司令のお側に……」

浜風「というわけで提督のサポートに行ってきますね」

不知火「あっ」

黒潮「おお~!行ってき~!」ノシ

浜風「では浜風、参ります!」ダッ

不知火(……私が行こうと思ったのに)シュン




ショタ提督は……


直下

ショタ提督「くっ……強烈な眠気が……」ウトウト

ショタ提督(意外と不便だぞこの体!でも動きやすいのは利点だし……あぁもうダメだ。少し仮眠を……)パタッ

ショタ提督「くぅ……すやぁ……」



浜風「提督!何かお手伝いを……あれ?」

ショタ提督「むにゅ……」

浜風(眠っていますね。提督のことですから、きっと仮眠でしょう)

浜風(でも困りましたね。これでは提督のお手伝いが出来ません)

ショタ提督「はふぅ……すぅ……」

浜風(私はどうすれば……)オロオロ




浜風の行動


直下

浜風(……こ、この際仕方ありませんよね!床で寝ている提督を支えるだけですし大丈夫ですよね!///)




浜風(提督、失礼しますね?まずは私が仰向けに寝て……)ゴロン

浜風(そして提督の頭を……私の、そのぉ……胸に///)ポフッ

ショタ提督「んふっ……すぅ……」

浜風(あっ、ちょっと気持ち良いかも……♪提督、温かいです///)ムニュムニュ

ショタ提督「ふむぅ……んにゅ……」




コンマ判定
01~49:少し寝づらそう
好感度上昇 並
50~79:少し嬉しそう
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:凄く気持ち良さそう
好感度上昇 特大


直下

65:おっぱいは偉大



ショタ提督「ふみゅ……♪」

浜風(心なしか提督が笑顔になったような気がします。先ほども少し泣いていましたし……)フニフニ

ショタ提督「……んぁ♪」

浜風(……やっぱり子供は笑顔が1番可愛いです。こんなこと言ったら“20歳の”提督に怒られそうですけど)パフパフ

ショタ提督「みゅう……♪」




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

3×2.0=6/50




『提督、今日も一緒に寝ていいですか……?』

『うん!いいよ~!ほら、おいで♪』

『……ありがとうございますっ!それでは失礼しますね?』ゴソゴソ

『わぁ~……2人で寝るとあったかいね♪』

『はいっ。それにこうやって……』ダキッ

『ひゃわぁ!抱き着かれちゃった~!』キャッキャ

『密着していたほうが温かいですよ?』ギュッ

『うん!ぬくぬく~♪』





ショタ提督「……また懐かしい夢を見たな」ポフッ

ショタ提督「ん?」クルッ

浜風「すぅ……すぅ……」※現在は添い寝状態

ショタ提督「……いつの時代でも優しいな、浜風は」ナデナデ

浜風「んふぅ……♪」

1日目 夜



ショタ提督「………」

ショタ提督(昨日までは少人数で寂しい夜を迎えてたんだよな……)

ショタ提督(曙、伊58、浜風、衣笠……すまない。俺があの時出撃させなければ……)ウルッ

ショタ提督(くそっ……くそぉ!)ポロポロ



青葉「やはり司令官は挙動不審ですね……泣いていることが多いような気がします」

衣笠「……そうだね。明らかに会った時から様子がおかしいよ」

青葉「これは取材に」

衣笠「無理やり聞き出そうとしたら本気で怒るからね」ゴゴゴゴゴ

青葉「すいませんでしたッ!!」



衣笠(それに提督とは、何故か初対面のはずなのに妙な親近感があるというか……気のせいかなぁ?)




↓1曙のコンマ 好感度:12/50
↓2伊58のコンマ 好感度:0/50
↓3浜風のコンマ 好感度:6/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

少し早いですが本日はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!

それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。


小ネタ安価 直下

入れ替わり、投下します。
最初は嫁艦娘(ヒロイン=女主人公?)同士を入れ替わらせようと思っていましたが、提督(男主人公)同士を入れ替わらせたほうが個人的にしっくり来たのでこちらで書きました。

もし意図した内容と違う場合は遠慮なくおっしゃって下さい!その場合は改めて書き直します!

『提督トレード物語 3・7周目編』
※本編とは無関係です。



公園


3周目提督「――ということがあったんですよ!」

島風「ちょっと!そのことは言わないでよ!」

白露「あ~……何と言うか、ドンマイ島風ちゃん!」

7周目提督「そいつは傑作だな!」ゲラゲラ

島風「うぅ……恥ずかしい///」カァー

如月「……ふふっ」

島風「あーっ!如月ちゃんまでぇ!///」

3周目提督「これにはぼくも驚きましたよ……あ、もうこんな時間ですね」

7周目提督「だな。そろそろ帰る……」ツルッ

7周目提督「うわっ!?」

3周目提督「7周目提督君!」ダッ



ゴッチーン★



3周目提督「」ドサッ

7周目提督「」ドサッ



島風「うわあああ!?提督!しっかりして!」

如月「揺らしちゃダメ!まずは鎮守府に連絡して!」

白露「ああもうどうして私の提督はこう、そそっかしいのかなぁ!」ポパピプペ

外出先のID:WgFv8Zpnoだがそういう意図で書いたから大丈夫ですよ


「……んぁ」

島風「あっ!気がついたよ!」

如月「良かったぁ!このまま目が覚めなかったらどうしようかと思ったわ!」

「ここは……あれ?」

(何か声がおかしいな。オレってこんなに穏やかそうな声色だったか?)

島風「提督!私のこと分かる?」

如月「また記憶喪失になったり……なんて言わないわよね!?」アセアセ

「いや、それは大丈夫だけど……白露姉ちゃんは?」

島風「え?白露ちゃんなら今自室で待機してるけど……“姉ちゃん”?」

如月「司令官が私達をそう呼ぶのは珍しいわね」

「さっきからお前達は何言って……ん?」鏡チラッ








3周目提督「な、何じゃこりゃあああああああああ!?」※精神は7周目提督






「……うぅ」

白露「気がついた?全く、提督ってば良くケガするんだから~」

「えっと、ここは……あれれ?あーっ、あーっ」

(いつもと声が違うような……ほんの少し低いような感じです)

白露「しばらくはベッドで安静!頭打ったんだからね?」

「あ、はい……でも、白露さんがぼくの看病に来てくれるのは珍しいですね」

白露「へ?何言ってるの?彼女なんだから当たり前だよ~!それに“白露さん”って……そんな他人行儀みたいな呼び方やめてよー!」プンプン

「か、彼女!?どういう……あっ」チラッ







7周目提督「うわあああああ!?7周目提督君になってますううううううう!?」※精神は3周目提督

>>233
それなら良かったです!



3周目提督「ちょっ!電話電話!」ダッ

島風「あー!まだ休んでないとダメだよ!」

如月「そうよ!待って、司令官!」


3周目提督「えーっと、オレの鎮守府の電話番号……」ポパピプペ

3周目提督(頼むから3周目提督が出てくれよ……!)プルルルルル


ガチャ


長門『こちら7周目鎮守府。要件は?』

3周目提督(よりによって長門姉ちゃんが出たかぁ……!仕方ない!こうなったら3周目提督のマネをして……)

3周目提督「えっと、あの……さ、3周目提督です!7周目提督……君はいるか……いらっしゃいますでしょうか?」

3周目提督(……噛みまくった。死にたい)

長門『おお!3周目提督か!ちょっと待っていてくれ!今呼んでくるからな!』ダッ

3周目提督(はぁ~緊張した……頼むから生きていてくれよ?3周目提督……どうにか長門姉ちゃんの猛攻から逃げのびてくれ!)



長門「おーい提督!3周目提督から電話が来てるぞ!」

7周目提督「本当ですか!?」バッ

白露「こらっ!まだ寝てなくちゃ」

長門「まぁ電話くらいなら構わないだろう。その代わり、それが終わったら絶対安静だがな」

7周目提督「あ、はい!分かっています!」ダッ


長門「……ふむ」

白露「もう、提督ったら~……長門さん?どうしました?」

長門「いやな、提督の口調がいつもと違う気がしたんだが……」

白露「それは私も思いましたけど、きっと頭を打って疲れてるんだと思います」

長門「……それならいいんだ」

長門(しかし私の第六感がさっきからウズウズしている……これは7周目提督に何かあったに違いないんだが……)


7周目提督「はい!3周目……いえ、7周目提督です!」

3周目提督『その声はオレ……つまり3周目提督か?』

7周目提督「電話越しに聞こえる聞きなれたぼくの声……7周目提督君ですね?」

3周目提督『あぁ。一体こりゃどうなってるんだ!?』

7周目提督「恐らくさっき頭をぶつけた時に、中身だけ入れ替わってしまったんだと思います」

3周目提督『そんな漫画みたいなことが……いや、でもこうしてオレ達は入れ替わってるわけだし……』

7周目提督「とにかく、今日はお互いがお互いのフリをして乗り切るしかありません。7周目提督君は、明石さんと夕張さんに事情を説明して下さい!」

3周目提督『それはいいけど……もしかして、オレ達を元に戻す機械を作ってくれるのか!?』

7周目提督「あの2人なら恐らく大丈夫だと思います。鎮守府の設備も最新ですし、きっと……!」

3周目提督『分かった。それはオレにまかせとけ!とりあえず今日はもう寝たほうがよさそうだな』

7周目提督「そうですね。それでは7周目……いえ、3周目提督。また明日な!」

3周目提督『急に何言って……あぁ!は、はい!また明日会おうぜ……会いましょう!7周目提督……君!』ガチャ

7周目提督(7周目提督君は随分噛み噛みですけど、本当に大丈夫でしょうか……?)

3周目提督「……えっと、どうしてオレ……ぼ、ぼくの布団に入ってくるんだ……ですか?」アセアセ

島風「だって心配なんだもん」

如月「そもそも私達、よくこうやって3人で寝てるじゃない」

3周目提督(そうなのか……7周目提督め、中々やるじゃんか!)

3周目提督「そ、そうでしたね!それじゃ寝るか……寝ますか!」アセアセ

島風如月「……?」

3周目提督(ヤッベ~!オレのほうはいつボロが出るか分からない!早く元に戻らないとまずいぞ……!)オロオロ



7周目提督「……あの、どうしてオレの布団に入ってくるんだ?」

白露「だって!提督ってばそそっかしくて傍で見てないと危ないもん」

7周目提督「そ、そっか……ありがとな、白露姉ちゃん」

白露「いいのいいのー!それじゃ寝よっか!」パチ

7周目提督「あぁ。おやすみ……」

白露「おやすみなさい……すぅ」

7周目提督(7周目提督君もぼくと似たような境遇なんですね)

翌日



3周目提督「あ、明石姉ちゃん!夕張姉ちゃん!」

明石「あれ?7周目提督……って提督だったんですか!今の呼び方は7周目提督君かと思ったんですけど……」

夕張「珍しいですね。もしかしてイメチェンですか?」

3周目提督「あの、実は……」



明石「……なるほど。それで今は外見は提督でも中身は7周目提督君、というわけですか」

夕張「こんなことって本当にあるのね……」

3周目提督「……随分あっさり信じてくれるんだな」

明石「提督も7周目提督君もこういう冗談は言わないタイプですし」

夕張「何より慌て方がまさしく7周目提督君ですもの。あの提督はこんな慌て方はしないと思うし」

3周目提督「そ、そっか。それでオレ達は元に……」

明石「戻れますよ」

夕張「えぇ!ちゃちゃっと私達で元に戻すマシンを作っておきます」

3周目提督「おおー!3周目提督の言った通りで頼もしいな!」

明石「でも完成まで丸々1日はかかりますね」

夕張「大体そのくらいですね」

3周目提督「分かった。その間は3周目提督のフリをして、何とかバレないようにするしかないな……」

7周目提督(7周目提督君……しっかり明石さんと夕張さんに伝えてくれたんでしょうか)カキカキ ※仕事中

スドドドドドドド

7周目提督「……地震?」


ガチャッ


長門「提督ううううううううううッ!!」バッ

7周目提督「うわぁ!?な、長門姉ちゃん!?」※咄嗟の出来事でも演技は忘れない

長門「たった今出撃から帰って来たんだ!だから提督分を補給しなくては!」

7周目提督「て、提督分!?何だそりゃ!」

長門「要するに抱き着きたいんだーーー!!」ダキッ

7周目提督「うひゃう!?」ビクッ

長門「あぁ~癒されるなぁ……///」ギュウウゥゥゥゥゥゥッ!!

7周目提督「うわあああああああああ!?体が!体が割れちゃいますううううううううっ!?」メキメキメキ

長門「こら、暴れるな!もう少しだけ……♪」ギュウウウウゥゥゥゥゥッ!!

7周目提督「あああああああああああっ!もうダメですうううううううううっ!!」メキメキメキメキ

グシャア!

7周目提督「」ガクッ

長門「ん~♪温かい……それでいて柔らかい……///」



3周目提督『うぅ……あれ?体が元に戻ってます!ですがここは……?』キョロキョロ

4周目提督『……早く戻ったほうが、いいです……よ?』オロオロ

3周目提督『わっ!4周目提督君!君もここにいたんですか?』

4周目提督『……えっと、ぼくは君とは初対面……です』オロオロ

3周目提督『え?この間楽しくお話しましたよね?』

4周目提督『……とにかく、後ろの光る穴に……早く、飛び込んで下さい……!』

3周目提督『後ろ……?あ、本当にあります!全然気がつきませんでした!』

4周目提督『……その穴に入れば、君の元いた場所に……帰れます……急がないと、手遅れに……』

3周目提督『そ、そうなんですか!ありがとうございます!4周目提督君!』ピョン!



サアアアアアアァァァァ……!



4周目提督『………』ウルウル

4周目提督『……君の世界のぼくは、幸せなのかな……』ポロポロ

3周目提督「……とりあえずひたすら仕事して執務室に籠っとくか」スタスタ


むにゅう♪


3周目提督「んぁ?」

名取「きゃっ///もう提督ったら!昼間から大胆です……///」

3周目提督「え?うわぁ!な、名取姉ちゃ……名取さん!いやあのそのこれは///」

名取「言ってくれたらいつでもやってあげますよ?えいっ///」ダキッ

3周目提督「わぷっ!?///」

名取「どうですか?気持ち良いですか……えへへ///」ムニュムニュ

3周目提督(い、息が出来ない……!ダメだ!ダメだオレ!オレには白露姉ちゃんが……///)

名取「えいえいっ♪」ムニュウゥゥゥ

3周目提督「むぐうぅぅ!?///」

3周目提督(お、オレにはぁ……白露姉ちゃんが……いるんだぁ……///)クラクラ

名取「はい、おしまいです!」バッ

3周目提督「ぷはっ!はぁはぁ……///」

名取「……またして欲しくなったら言って下さいね?///」

3周目提督(……し、白露姉ちゃん……勝った……勝ったぜオレ!///)グッ

7周目提督「ハッ!戻って来たみたいです……でもここは……ベッド?」

白露「はぁ~……提督、また部屋で倒れてたよ?無理は良くないっていつも言ってるでしょ~?」

7周目提督「し、白露姉ちゃん……というかもうこんな時間!?」

白露「ずっと気を失ってたんだよ?」

7周目提督「……ごめんな、白露姉ちゃん。オレのこと、ずっと看病してたんだろ?」

白露「ううん。それは大丈夫!提督の傍にいるだけで、私は幸せなんだよ?自分が“提督の1番なんだ”って自信が持てるから!」

7周目提督「……本当に、ありがとうございます」

白露「も~!また他人行儀になった~!」プンプン

7周目提督(7周目提督君。君も良い彼女を持ちましたね……早く元に戻らないと、白露さんが可哀想です!)










白露「で、ものは相談なんだけど……///」

7周目提督「え?」

白露「あ、あのさ?私達……その、付き合ってるでしょ?///」

7周目提督「……うん」

白露「付き合ってるってことはさ。その……エッチなこととかもするわけでしょ?///」

7周目提督「うん……うん?」

白露「ねぇ提督……シよっか///」スルッ

7周目提督「いや、その……何を言ってるのか分からないな~……なんて///」ポリポリ

白露「むぅ~!お父さんから聞いてるんだから!“提督には俺が性についてをみっちり教えておいた!”って!」

7周目提督(7周目提督君のお父さーーーん!息子にナニを教えてるんですかあああああ!?)

白露「もう逃げられないよ?///」ガシッ

7周目提督(ぼ、ぼくには島風ちゃんと如月ちゃんが……って動けません!どこからそんな力が……!)ググッ

白露「提督……いただきますっ♪」


<うわああああああああ……!


体力が50下がった!
弾道が1上がった!
内野安打が身についた!
バント〇が身についた!

3周目提督「よし、仕事終わり!」

3周目提督(ふぅ~……何とかボロを出さずに済んだ……)

島風「お疲れ様!」

如月「でも仕事はまだ終わってないわよ?」

3周目提督「へ?どういう……ぶっ!?///」

島風「久しぶりにシようよ!」※下着姿

如月「……私のこと、あの時みたいに強く攻めて?///」カァー ※下着姿

3周目提督「いやいやいやいや!そういうことはまだ早いんじゃないんじゃないですか!?///」アタフタ

島風「今さら何言ってるのさ。この前2Pしたばっかりでしょ?」スルスル

3周目提督「……はい?」

3周目提督(え?いや……えぇ!?3周目提督、そんなことしてたのか!?///)

如月「もう我慢出来ないの……///」プチプチ

3周目提督(まずいまずいまずい!オレには白露姉ちゃんがいるんだぞ!?いくら他人の体でも、違う姉ちゃんとそういうことするのは……///)

島風「提督……///」ガシッ ※全裸

如月「司令官……///」ガシッ ※全裸

3周目提督「うえっ!?///」

島風如月「逃がさないから♪」


<うひゃあああああああ……!


体力が50下がった!
弾道が1上がった!
内野安打が身についた!
バント〇が身についた!
チームプレイが身についた!

翌日



明石「完成しました!このロープの両端を握れば、お互いの心を交換出来ます!」

夕張「これで2人とも元に戻れますよ!」


3周目提督「……ごめん、白露姉ちゃん……ごめんよぉ……うえぇぇん……」ポロポロ

7周目提督「……うぅ、島風ちゃんと如月ちゃんに顔向け出来ません……」ズーン


明石「……さっきから2人の様子が変ですね」ヒソヒソ

夕張「提督(外見7周目提督)は気まずそうな顔、7周目提督君(外見3周目提督)は何か大切なものを失ったような顔をしていますね」ヒソヒソ


3周目提督「……ぐすっ」ポロポロ

7周目提督「……どうすればいいんでしょうか」ズーン















その後2人は元に戻りました。しかし彼女には事情を話すことはしませんでした。


人生でたった1度だけ、彼女ではない艦娘……それも友人の彼女とエッチなことをしたのは……2人だけの秘密!



おしまい♪

あかん、7人も提督が居ると誰が誰なのかわからなくなってきた。


4周目提督…
この名取も寝取る気満々なのか…

一周目→普通のショタ提督
二周目→身体は子供頭脳は大人
三周目→記憶喪失
4周目→虐待
5周目→薬でショタ化
6周目→天然
7周目→生意気
8周目→タイムリープ

で合ってる?

つまりこの虐待提督は悪夢小ネタで自殺した虐待提督で、今回も小ネタ世界の話だからあの世でその虐待提督に会えたって事?
…………難しい!

本日は18:30頃から始めます。途中で夜ご飯休憩を挟みます。その間にまたリクエストを受け付けます。可能な限り反映させます!この周や提督に関する質問もOKです。

>>247
説得力が無いかもしれませんが一応フォローしておくと、あの名取は『提督を寝取る』等は一切考えていません。単に積極的(淫乱?)なだけです。

>>246>>248
次回から歴代提督についても新しくテンプレに追加しておきます(ただし最新周については空白にします)。

>>252
4周目提督についてはその通りです。ですが今回瀕死の3周目提督が4周目提督に会えたことについては小ネタ世界だからというわけではありません。
本編でも誰かが瀕死になれば普通に出会う予定でした。少し中二病的に言うと、あの世は『全ての平行世界から逸脱した世界』です。

始めます。

浜風「………」

不知火「………」ツウコウドメ

浜風「えっと、提督のところに行きたいんですけど……」

不知火「させません!今度は私が司令とお近づきに……コホン!お手伝いするんです!」

時津風「何でそんなことで対抗心燃やしてるのさ」

不知火「そんなこととは何ですか!」カッ

時津風「ひゃっ!あ、いや。別にしれぇもことを悪く言ったんじゃなくて」アセアセ

浜風「今ですっ!」ダッ

不知火「あっ」



ショタ提督は……


直下

ショタ提督「この海域に攻め込んでくるはず……ならここに潜水艦を1隻……」ブツブツ

浜風(凄く真剣な表情で作戦を練っています……それほどまでに大切な任務なのでしょうか)

ショタ提督「後はここだな。あの時は……そうだ!確か……」ブツブツ

浜風(まるで自分の命がかかっているかのような真剣さです)

ショタ提督「……よし。ひとまずこれで最悪の事態は防げそうだな」

ショタ提督(あの時の悲劇を繰り返してなるものか!)ゴゴゴ

浜風(きゃっ!より一層オーラが増しています!)




浜風はどうする?


直下

浜風(……少し恥ずかしいですけど、提督の緊張をほぐすためです!///)カッ




浜風「提督っ!///」

ショタ提督「……浜風。どうかしたか?」

浜風「うぅ……し、失礼しますね!///」ダキッ

ショタ提督「うおっ!?」

浜風「……どうですか?///」ギュウゥ

ショタ提督「……どうとは?」

浜風「そ、その……ずっと重い表情をしていたので、少しでも気が楽になるかな……と思って///」ギュムギュム

ショタ提督「………」






コンマ判定
01~39:意識せず……もう歳だからね
好感度上昇 並
40~79:少し意識しちゃう
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:……この感触は!
好感度上昇 特大


直下

62:体は若いもんね!仕方ないね!



ショタ提督(うぅむ、こんな感情はとっくに消え去っていると思っていたが……やはり肉体は若いせいか///)

浜風「……?」ギュウウゥ


ショタ提督(柔らかい……それに温かい。これは久々に男の血が騒ぎそうだ///)ドキドキ


浜風「あの、提督?もしかしてご迷惑でしたか?」シュン

ショタ提督「……そんなことは無い。おかげ肩の力が抜けた。気を遣わせてすまなかった」ナデナデ

浜風「ふぁ……い、いえ!提督に喜んでもらえれば私はそれで!///」

ショタ提督(……あぁ、そうだ。浜風はこういう娘だったな)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇


直下

9×2.0=18
6+18=24/50



ショタ提督「………」ウルッ

浜風「っ!?あの、提督?大丈夫ですか?」オロオロ

ショタ提督「いや、何でもない!」グシグシ

浜風「……本当ですか?」

ショタ提督「あぁ……大丈夫だ。少し目にゴミが入ってな」グシグシ

浜風「そ、そうですか……」




浜風(……違う。これは何か隠していますね。確信は持てませんけど、そんな気がします)



ショタ提督(昔を思い出すとすぐこれだ。やはりこの体は厄介だな……)


ショタ提督「……本当に戻ってきたんだな」シミジミ

ショタ提督「この部屋も随分新しく感じる。実際新しいんだがな」

ショタ提督「ははっ…………うぅ」

ショタ提督(本当に俺何かが皆を救えるのか?今の段階では犠牲者を0に抑えようとするだけでも精一杯……)

ショタ提督「……くっ」ウルッ

ショタ提督(い、いやっ!弱音を吐いてちゃダメだ!今日はもう寝よう!)グシグシ

ショタ提督「……ぐぅ」







今日のリザルト 1日目


好感度
曙:12/50『あの頃はまだ俺に心を許して無かったな……』
伊58:0/50『その笑顔をもっと見せてくれ』
浜風:24/50『少し意識してしまった……男としても再スタート、か』
衣笠:0/50『元気そうで何よりだ』


信頼度
全員:50/50『艦娘を信頼出来ないようでは提督失格だ!』

2日目 朝




――私……こんなになっちゃったのね


――折角提督を信じられるようになったんだけどなぁ……


――もうダメみたい。目の前が真っ暗だし、音も聞こえないよ


――泣かないで。提督は生きなきゃダメ!他の艦娘を引っ張っていかないと!


――冷たっ。提督、もしかして泣いてるの……?


――提督が私を覚えていてくれれば、それだけで……私は報われる


――じゃあね、提督……捻くれてた私を大切にしてくれて、ありがとう……





ショタ提督「曙ッ!!」ガバァッ!

ショタ提督「はぁはぁ……ゆ、夢か」

ショタ提督(……クソッ!クソォッ!!)ポロポロ

ショタ提督(あの時俺がもっとしっかりしていれば、こんなことには……ッ!!)ポロポロ





↓1曙のコンマ 好感度:12/50
↓2伊58のコンマ 好感度:0/50
↓3浜風のコンマ 好感度:24/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

曙「………」

潮「曙ちゃん?どうしたの?」

曙「……いや、ちょっとね」

潮「……?」

曙(おかしいわね。いつもの私ならどんなクソ提督でも嫌で嫌で仕方ないはずなのに……)

曙(あのクソ提督の顔を見ると、何故か嫌いになれないのよね)

曙(それに時々泣きそうな顔で私を見ることもあるし……)




ショタ提督は……


直下

※ショタ提督の電話相手は歴代提督とは全くの無関係です。




ショタ提督「本当なんだ!信じてくれ!」

曙(うわっ!凄い必死ね……何かあったのかしら)

ショタ提督「……もういい!お前に頼もうとした俺がバカだった!」ガチャンッ!

曙「っ!」ゾクッ


ショタ提督「はぁはぁ……あぁ、またやってしまった」ガクッ

曙(何なのよ!いきなり大声上げたと思ったら急に落ち込んで!)

ショタ提督「冷静に考えれば、あんなこと言っても信じてもらえるわけないよな……はぁ」ズーン

曙(でも、そこまで本気で怒るってことは……やっぱり何かあるのね)




曙の行動


直下

曙(……考えていても仕方ないわね)




曙「クソ提督」

ショタ提督「……曙か。もしかして、今のを見ていたか?」

曙「あのね、通りがかったところでいきなり大声が聞こえたら誰だって振り向くでしょ?」

ショタ提督「……確かにな。すまない」

曙「別に……そんなことより、一体どうしたのよ。あんなに怒鳴るってことは、何か大事な用があったんでしょ?」

ショタ提督「っ!」ビクッ

曙「そりゃ極秘なら無理には聞かないけど……話せる内容なら聞いてみたいわね」

ショタ提督「………」



ショタ提督(しくじったな。よりによって曙に聞かれるとは)

ショタ提督(どうすればいい!何とか誤魔化すか、正直に話すか……)





コンマ判定
01~39:ごまかす
好感度上昇 並
40~79:まだ言えない
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:正直に話す
好感度上昇 特大


直下

07:はぐらかす!



ショタ提督「……資材」

曙「え?」

ショタ提督「資材を返してもらおうと思ったんだ(ウソ)。さっき電話していたのは俺の知人の提督(本当)で、あいつには以前資材を貸したことがあったんだ(実は本当)」

曙「………」

ショタ提督「しかし素直に返すどころか“もっと貸せ”と要求してきてな(ウソ)……ついカッとなって怒鳴ってしまったんだ」

曙「……そう」

ショタ提督「たかが資材でこんなに熱くなってしまってすまない……こんなんじゃ本当にクソ提督だよな」ポリポリ

曙「………」





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

9×1.5=13.5≒14
12+14=26/50



曙(……多分ウソついてるわね)

曙(独り言で言った“あんなこと言っても信じてもらえない”……明らかに資材についての内容で出てくる文章じゃないわ)

曙(……私には言えないことなの?)シュン




ショタ提督(ウソに事実を混ぜ込めばバレにくいとは聞いたが、十中八九バレてるな)

ショタ提督(……でも、話せるわけないだろ。こんなバカげた話)








――将来深海棲艦達が攻め込んで来て、艦娘や人類の8割以上が虐殺される、だなんて……

2日目 昼



コンコン

ショタ提督「……入れ」

ガチャ

吹雪「ただ今帰還しました、司令官!」

ショタ提督「出撃ご苦労さん。では成果は?」

吹雪「はい!完全勝利です!頑張りましたよ~!」




ショタ提督「何だと!?」ガタッ




吹雪「きゃっ!?」

ショタ提督「あっ!す、すまん!大丈夫か?ケガは無いか?」アセアセ

吹雪「い、いえ大丈夫です!それより、そこまで声を上げるなんて……そんなに嬉しかったんですか?」ニコッ

ショタ提督「え?あ、あぁ……よくやった。これでアイスでも買いなさい」つ間宮アイス券×人数分

吹雪「わぁー!ありがとうございます!早速皆と行ってきますねー!」ダッ

ショタ提督「……」ノシ




ショタ提督(おかしい……あの深海棲艦相手にS勝利なんて出来るはずがない!)

ショタ提督(例えこちらに資材が無限にあり、なおかつ全艦娘にダメコン10個を積んで出撃させたとしても……せいぜいB勝利が限界だ!)

ショタ提督(俺が着任したばかりの頃もそうだったはずだが……)




↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:0/50
↓3浜風のコンマ 好感度:24/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

浜風「……不知火姉さんはいませんね?」キョロキョロ

浜風「さて、提督の様子を見に行きましょう」スタスタ



不知火(inダンボール)「………」コソコソ

不知火(ふふふ……我ながら完璧な作戦です)

不知火(浜風の後を追う→浜風、司令のお手伝いをする→すかさず不知火参上!自然に混ざる……どこにも無駄がありません!)キラキラ

浜風「~♪」スタスタ

不知火ダンボール「」コソコソ


陽炎「あれでバレていないと思ってるのかしらねぇ」

黒潮「でも浜風はんは気づいてないみたいやな」

陽炎「………」

黒潮「あ、浜風が曲がったのにそのまま突き進んどる」

陽炎「……自分の妹ながら情けなく思えて来たわ」ガクッ




ショタ提督は……


直下

夜ご飯食べて来ます。21:20~21:50頃再開します。

再開します。

ショタ提督「………」

浜風(読書中ですね……それもかなり熱中しているみたいです)

ショタ提督(興味本位で書庫から1冊本を持ってきたが……こんな本は見たこと無いぞ?新しく入荷したのか?)

ショタ提督(それにしても面白いな……歴史物語みたいだが、俺達の歩んだ歴史とは随分違う世界観だ)


浜風(……あれは歴史書を小説形式に読みやすくした文庫本ですね)

浜風(提督は歴史がお好きなのでしょうか?)





浜風はなにをしようかな


直下

浜風(……私も読んでみようかな)




浜風「提督」

ショタ提督「ん?浜風か。どうした?」

浜風「その本、少し読ませてもらってもいいですか?」

ショタ提督「それは構わないが……少し待ってもらえないか?今いいところなんだ。そこを読み終われば浜風にこの本を……」

浜風「いえ、大丈夫です。だって……」ススッ

ショタ提督「え?いや俺が読んでたらダメ……どうして後ろに回るんだ?」


浜風「こうすれば2人で読めます!」ギュムッ

ショタ提督「ちょっ!?」

浜風「あ、私のことは気にせず先を読み進んで下さい!」ムニュムニュ

ショタ提督(……当たっていることは言わない方がいいのだろうか?それとも確信犯か!?)

ショタ提督「………」




コンマ判定
01~49:本おもしれええええええ!
好感度上昇 並
50~79:少し意識しちゃう
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:……これは
好感度上昇 特大


直下

58:伊58「提督だって男の子だし、ムラムラするのも仕方ないよね~」



ショタ提督(……昨日も似たようなことがあったな///)

浜風「ふむふむ……こんなことがあったんですね……」ムニュウ

ショタ提督(首と肩に胸がモロに……やはり確信犯なのか?///)

ショタ提督(くうぅ……この体だとすぐに意識してしまう!いや、それとも……///)

浜風(ふふっ……顔が赤くなっているのが分かりますよ?提督♪)ムニュムニュ





ショタ提督(俺の精神が肉体に影響されているのか……?///)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇


直下

2×2.0=4
4+24=28/50



ショタ提督「……よ、よし!これくらいにしておくか!///」パタン

浜風「中々面白いですね。また提督の次に借りてみるのもいいかもしれません」スッ

ショタ提督(やっと離れてくれたか……でもまだ感触が残ってるな///)

浜風「実際の歴史がテーマとなっている分、描写や内容がリアルなので引き込まれてしまいます」

ショタ提督「実際?この本の内容はフィクションだろ?」

浜風「いえ、実話ですよ。全て現実で起こった出来事です」

ショタ提督「………」





ショタ提督(そんなはずは無い。明らかに俺の歩んだ過去や未来と違う箇所がいくつもある)

ショタ提督(浜風は歴史が苦手なのか?いや、それとも何か勘違いしているのか)

2日目 夜



ショタ提督「………」ペラペラ

ショタ提督(おかしい。どの書物やデータを探っても、俺が経験した過去や未来と違うことが書かれている)

ショタ提督(いくら何でも俺が読んだ全ての書物が間違っているとは思えない。とすれば……)



ショタ提督(俺が過去に戻った時点で、既に歴史に変化をもたらしているというのか?)



鳥海「司令官さん……さっきから歴史書や過去のデータを調べていますね」

摩耶「あの歳……って20歳だったな。今になって歴史オタクにでも目覚めたんじゃないのか?」

鳥海「そう、なんでしょうか……」


鳥海(それにしては調べ方に熱が籠りすぎているような気がしますけど……)




↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:0/50
↓3浜風のコンマ 好感度:28/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

伊58「全ッ然提督とお話出来てない!」

伊8「提督も多忙なんでしょう。1人の艦娘と遊ぶ暇は無いと思います」

伊58「いや、前に曙ちゃんや浜風ちゃんが出入りしてるのは見たよ?」

伊8「何か用があって呼ばれたのでは?」

伊58「まあ曙ちゃんは提督と遊ぶような感じじゃないけど……浜風ちゃんは提督と本を読んだらしいよ?」

伊8「」ガタッ

伊58「というわけでゴーヤは提督のところに行ってくるねー!」ダッ


伊8「……浜風ちゃん、ズルいですよぉ!」





ショタ提督は……


直下

ショタ提督「………」マジマジ

伊58(何やら難しそうな本を読んでるね~)

ショタ提督(うぅむ……深海棲艦達が脅威となる前の歴史は同じみたいだな。やはり歴史的分岐点は艦娘誕生後、か)

伊58(凄く真剣な表情……ちょっと怖いかも)


ショタ提督(いずれ歴史が古い鎮守府にも訪れて、過去について何か聞いた方がいいな)パタン

伊58(あ、本を読むのをやめた!話しかけるなら今がチャンスでち!)




伊58の行動


直下

伊58(いやちょっと待って!ここは頑張ってる提督にお夜食を作ってあげよっと!)

伊58(えへへ……ゴーヤの腕の見せ所♪)ダッ



伊58「……一応出来たけど、当たり障りのない献立になっちゃったなぁ」

伊58「まぁいっか!早速提督に食べてもらおっと!」



伊58「てーとくー!」

ショタ提督「ん?伊58か。こんな夜遅くにどうしたんだ?」

伊58「遅くまでお仕事頑張ってる提督に、ゴーヤからの差し入れ!はいっ!」

ショタ提督「おにぎりに玉子焼き、ウインナー……これ、全部伊58が作ったのか?」

伊58「うん!」

ショタ提督「そうか……わざわざありがとな。それじゃあいただきます」パクッ

伊58「………」ドキドキ





コンマ判定
01~19:………
好感度上昇 低
20~59:普通
好感度上昇 並
60~79:おお、美味い
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:………
好感度上昇 特大


直下

08:ひえっ……



ショタ提督「………」マッサオ

伊58「ど、どうかな……?」ドキドキ

伊58(おにぎりの中身の具材が見つからなかったから、とっさに比叡さんが作り置きしてた唐揚げを入れたんだけど……)


ショタ提督「……こ、こんなところにまで歴史改変の余波が届いてるとはな」プルプル

伊58「余波?」

ショタ提督「……伊58」

伊58「は、はいっ」










ショタ提督「今までありがとう……」バタッ

伊58「て、提督!しっかりして!」









――皆、俺も今そっちに行くからな……








ショタ提督「」ガクッ

伊58「てーとくうううううううううっ!!」









ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇


直下

9×1.0=9/50


『はいっ!ゴーヤ特製ゴーヤチャンプル!』

『わぁ~!すっごくおいしそう!』

『いっぱい食べてね~!』

『いっただっきまーす!はむっ……おいひ~♪』

『えへへ♪よかったぁ~!』


ショタ提督『ん……これまた懐かしい夢を見たな。で、ここは……のどかな野原だな……やはりここはあの世か』

『て、提督!?どうして提督がここにいるの!?』

ショタ提督『うん?』クルッ

伊58『あ……あぁ……』ウルウル

ショタ提督『……久しぶりだな。“未来の”伊58』

伊58『……う、うえぇぇん……てーとくうううううううっ!!』ダキッ

ショタ提督『うおっと!』

伊58『うわああああああん!てーとくにあえなくてさびしかったよおおおおおおおおお!!』ポロポロ

ショタ提督『……お、おれもさ……おれも伊58がいなくてさびしっ……ぐすっ……』ポロポロ


『うわああああああああああああんっ!!』


伊58『ぐすっ……でもどうして提督がここに?』

ショタ提督『……お前の料理でここに飛ばされたんだ』

伊58『えぇ!?ゴーヤ、これでも人並みには料理出来たはずだけど……』

ショタ提督『お前達の未来を変えようと、明石達に頼んで特殊な機械を作って貰ったんだ。それで過去に戻ったんだけど……どうもそのせいで色々歴史に変化が起こってるみたいなんだ。それで伊58の料理の腕も落ちたみたいで……』

伊58『……そうだったんだ。でもそれじゃあおかしいよ!どうして“ゴーヤがまだ死んでる”の?』

ショタ提督『そ、それは結局俺が過去を変えるのに失敗して……こうやって死んでしまった訳だし』

伊58『……少なくともそれは違うみたい。後ろを見て?』スッ

ショタ提督『え?』クルッ


光の穴「またかい」ピッカー


伊58『あの穴に入れば、元の世界……“この世”に帰れるよ!』

ショタ提督『そ、そうなのか!?いや、でも……せっかくこうして伊58と再開出来たのに今更』

伊58『つべこべ言わない!』ドンッ

ショタ提督『うわっ!?』


サアアアアアアァァァァァァッ!!


伊58『……提督。久しぶりに会えて、本当に嬉しかった』

伊58『でもね、提督はここにいちゃいけないんだよ……こんな形で再会したくないよ……』ポロポロ

伊58『お願い……提督は生きて。もっと生きて。それで伊58達を救うか……それか楽しい人生を全うしてからここに来て!』ポロポロ

伊58『うぅ……また、会えなくなっちゃったけど……提督と久しぶりにお話出来て良かったでち!』グシグシ


――絶対に生き抜いてね!ここから見守ってるから!

ショタ提督「……うぅ」

伊58「あっ!気がついた!」

ショタ提督「伊58……さっきのも夢か……?」

伊58「よかったぁ……いきなり倒れてピクリとも動かなかったから、死んじゃったのかと思った……」ウルウル

ショタ提督(“死んじゃった”……やはり夢じゃなかったのか……?)

伊58「ごめんね?本当にごめんね?ゴーヤのせいで……」ウルウル

ショタ提督「いや、それは大丈夫だ。むしろ俺の為にここまでしてくれて、ありがとな」ナデナデ

伊58「あっ……えへへ///」




伊58「それじゃ、おやすみ~」ノシ

ショタ提督「おやすみ」ノシ




ショタ提督「……伊58」ジワッ

ショタ提督「折角会えたのに……もっと話したいこともいっぱい会ったのに……」ポロポロ

ショタ提督「くっ……涙が……」ポロポロ


――生き抜いて!


ショタ提督「……ごーやぁ」ポロポロ

ショタ提督「……変えてやる。こうなったら絶対に変えてやる!」グシグシ

ショタ提督「皆が笑って暮らせるような世界に、俺が変えてみせる!」






今日のリザルト 2日目


好感度
曙:26/50『ウソだってバレてるな、確実に』
伊58:9/50『……くそぉ。涙が止まらん……うぅ』
浜風:28/50『確信犯……なのか?』
衣笠:0/50『何も無いってことは凄くありがたいことだったんだな』


信頼度
全員:50/50『艦娘を信頼出来ないようでは提督失格だ!』

3日目 朝



――えへへ、ていとく……来てくれたんだ


――あっ近づいちゃダメだよ。ゴーヤと一緒に沈んじゃうよ?


――え?俺も一緒に沈む?バカなこと言わないでッ!!


――ゴーヤはそんなこと望んでないッ!


――あっ、ごめんなさい……でもね?提督には生きててほしいでち


――ゴーヤはもう、大丈夫だから……沈む前に提督の顔が見られただけでも……


――し…あ……わ…………せ………………だった……………………よ






ショタ提督「っはぁ!」ガバッ

ショタ提督「はぁはぁ……また、夢か……」ジワッ

ショタ提督「……うっ……うぅっ!」ポロポロ

ショタ提督(伊58……くそぉ!)ポロポロ






↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:9/50
↓3浜風のコンマ 好感度:28/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

浜風「提督のところに行きましょう」

不知火「姉さんに伝えておきますね」

浜風「ありがとうございます、不知火姉さん」スタスタ

不知火「………」

舞風「……よかったの?本当は姉さんも提督のところに行きたかったんでしょ?」

不知火「いえ、いいんです。もう諦めましたから」

舞風「姉さん……」




不知火「次の艦娘安k」

舞風「はいストップそれ以上言っちゃダメ!」




ショタ提督は……


直下

ショタ提督「――と、こんな感じだな。何とか出来ないか?」

明石「そ、そんなに強化するんですか!?」

ショタ提督「あぁ。でないとその内悲惨なことになる」ギリッ

明石(ちゃんと艦娘に入渠させてあげて平均的な装備で挑めば、まず轟沈はしないと思うけど……)

明石(提督は少し過保護すぎる気がしますね)


浜風(あっ……どうやらお取込み中だったようですね)


ショタ提督「頼む!夕張にも伝えといてくれ!」

明石「……まぁ、出来ないことはありません。分かりました、夕張さんにも言っておきます」

ショタ提督「恩に切る!」バッ

明石「ちょっ!?頭を上げて下さい!」アタフタ


浜風(うーん……出直して来た方が良いでしょうか?)





浜風の行動


直下

ショタ提督「ようし!明石は待ってろ!今ジュースでも買って来るから!」ダッ

明石「あ、おかまいなく……」


浜風(提督がこっちに……!)アセアセ

ツルッ

ショタ提督「うわっ!?」

浜風「きゃぁ!」


もにゅん♪


浜風「あんっ///」

ショタ提督「ふむぅ!」

ショタ提督(柔らかいクッションがあって助かった……ん?こんなところにクッション?)チラッ

浜風「あ、あの……提督……///」

ショタ提督「………」※胸に顔をうずめている状態

ショタ提督(……うおっ!?)





コンマ判定
01~49:冷静に胸から離れて謝罪
好感度上昇 並
50~79:慌てる
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:あぁ、これは……
好感度上昇 特大


直下

06:コンマ神はサボタージュのようです



ショタ提督「……すまない」スッ

浜風「あっ、いえ!全然大丈夫です!///」

浜風(むしろ提督から飛び込んでこられて嬉しかったというか……///)ドキドキ

ショタ提督「ようし、今すぐ憲兵に自首して……」

浜風「わああああ!!ちょっと待って下さいよ!///」ガシッ

ショタ提督「どうして止めるんだ?」

浜風「いや本当に気にしてませんから!///」

ショタ提督「……そこまで気を遣わせるなんて。俺は提督失敗だな……」ガクッ

ショタ提督(やはりあの時のようにはいかない、か……)

浜風「だからぁ!あぁもうどうすればいいの!?///」アタフタ




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

2×1.5=3
28+3=31/50



間宮喫茶店


ショタ提督「……本当にこんなことで良かったのか?」

浜風「はいっ!いいんです!///」

ショタ提督(どうやら嫌われてはいないようで安心したが……あれだけのことをして、こんなことで済ませてくれるとは……)

浜風(ふふっ♪1度提督と喫茶店に入ってみたかったんです///)

ショタ提督(どの時代でも優しいな、浜風は……それゆえにストレスを貯めていないかが心配だな)

浜風「あむっ……美味しいです///」





不知火「………」ジーッ ※通りすがり

舞風(やっぱり諦めきれないんだ……)※通りすがり






明石「……あの、ジュースは?」ポツーン




本日はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました。それでは小ネタ安価を取って終了します。


小ネタ安価 直下

4周目提督のもう1つの結末、投下します。

『4周目鎮守府の悲劇 もう1つの物語』
※本編とは無関係です。前スレ>>580で1を選んだ場合のルートです。



※前半は全く同じ展開なのでカットします。分岐点(前スレ>>623)からスタートです。










――もしもあの時、提督の目が覚めた時間がもう少し遅かったら?


――もしもあの時、川内と朧が帰ってくるのがもう少し早かったら?


――もしもあの時、川内が提督の部屋に来るのがもう少し早かったら?


――幾多の可能性が連鎖する時、歴史は新たな未来へと動き出す……


ショタ提督「かはぁ!」ガバッ

ショタ提督「はぁはぁ……」



ショタ提督「………」ガクガク

ショタ提督「……もういや……いやだぁ……」ポロポロ






ガチャ

川内「フッフッフ~♪提督の寝顔を拝見……って起きてたか。おはよう提督~!」

ショタ提督「っ!?」ビクゥッ!

川内「あれ?何だか元気無さそうだね~……どうしたの?」スッ

ショタ提督「!!」


――川内『何?話しかけないでよ気持ち悪い』


ショタ提督「やだ……こないでぇ……」ポロポロ

川内「うえぇ!?本当にどうしたのさ!まるで初めて会ったあの時みたいに……」

ショタ提督「もうやだぁ……どうせまたぼくは……うえぇぇん……」ポロポロ

川内(……これは何かあったみたい。今はそっとしておいたほうがいいのかな)



朧「あ、川内さん。もう来てたんですか」

ショタ提督「っ!?」ビクゥッ!

川内「あれ?朧ちゃん!」

朧「私も提督の寝顔を見ようと思いまして……でも、提督は起きてますね」

ショタ提督「あ……あぁ……」ガクガク


――朧『視界に入らないで下さい。うっとおしい』チッ


ショタ提督「い、いやだあああああ!もうやめてええええええ!!」ダッ

川内朧「提督!?」

ショタ提督「もうやだよおおおおおお!ぼくなんて……ぼくなんてえええええ!!」ガチャ

朧(窓に手を……ま、まさか!)

川内「ッ!」ダッ

ショタ提督「生きてる価値なんて無いんだああああああっ!」ダッ

朧「提督!ああもうダメ!間に合わ……」





川内「提督ううううううっ!!」ガシッ!

ショタ提督「あうっ!?」バタン!



朧「ナイスです川内さん!」タタタッ



ショタ提督「離して!離してよぉ!もう殴られるのはやだぁ!」ジタバタ

川内「落ち着いて!私達がそんなことするわけ無いでしょ!?」ガシィッ

ショタ提督「いやああああああああっ!」ジタバタ



扶桑「どうしたの!?」

呂500「うわっ!川内さん何してるの!?」



川内「さっきから提督の様子がおかしいの!」

ショタ提督「っ!?」



――呂500『ゴミが歩いてちゃダメだって!』ドゴッ


――扶桑『まぁ汚らわしい……』



ショタ提督「うわあああああああああっ!!」ジタバタジタバタ

川内「うわっ!さっきよりも激しくなった!」

扶桑「提督!落ち着いて下さい!」

呂500「ほぉら!ろーちゃんだよ~!」


ショタ提督「やだああああああああああっ!!」ジタバタジタバタ

川内「あぁもう仕方ない!提督、ごめんっ!」



ダキッ……



ショタ提督「あっ……」

川内「怖くない怖くない……私達は提督の味方だよ」ナデナデ


ショタ提督「………」



――あぁ、川内さんの温かさ、柔らかさ、優しさ……全てに包みこまれて……



朧「……その通りです。ここには提督に酷いことをする人なんていません」

扶桑「えぇ。どんなことがあっても、私達は提督を見捨てたりはしません!」

呂500「そうだよ!ろーちゃんも、皆も……提督のことが大好きだって!」



――朧さんに扶桑さん、そして呂500さん……その透き通った声が、闇の中で震えているぼくまで届く……



ショタ提督「………」ジワッ



川内「……どう?落ち着いた?」ナデナデ


ショタ提督「……あぁ……ああっ……」ポロポロ



――壊れかけていたぼくの心を、再び繋ぎ合わせてくれたような……そんな気がした



ショタ提督「……川内、さん……皆……」ポロポロ








「怖かったぁ…………怖かったよぉ…………うえぇぇん………」


「よしよし。もう大丈夫だからね?」


「ふぐっ……うわあああぁぁぁん……!!」






――さっきとは違う意味で大泣きした。胸の奥にある重く苦しい感情を、全部全部川内さんにぶつけた



――そうしてぼくは……闇から開放されたような気がした

ショタ提督「――ということがあって……」ポロポロ

川内「……夢とは言え、提督にそんなことをした自分が許せないっ!」ギリッ

朧「うぅ、提督……可哀想に……」ポロポロ

扶桑「辛かったと思います……確かにそんな夢を見たら、多かれ少なかれ誰でも混乱しますね」

呂500「まったくもぉ!夢の中のろーちゃんは何考えてるの!?もし夢に入れるならそのろーちゃんをぶっ飛ばしてやりたいって!」プンプン


ショタ提督「……皆……そこまでぼくのことを……」ポロポロ


川内「あったりまえでしょ!」

朧「だって……」

扶桑「私達は……」

呂500「提督のことが……」






「大好きだから(ですから)!!」





ショタ提督「ぐしゅ……皆……ありがとう、ございます……本当に、ありがとう……!」ポロポロ



川内「ふふっ……もう大丈夫?」

ショタ提督「うぅ……」グシグシ



ショタ提督「……ご迷惑をおかけ、しました……ぼく、立ち直りました……また、皆を信じることが出来ました……っ!」ニコッ


川内「……そっか。よし!それじゃ朝ご飯、食べに行こ?」

ショタ提督「……はいっ!」

朧「私も一緒に食べます!」

扶桑「私もご一緒させて下さい」

扶桑(山城……申し訳ないけど、今日は1人でお願いね?)

呂500「あっズルーい!ろーちゃんもー!」


ショタ提督(おじいちゃん、おばあちゃん……もう少しで大事な命を投げ捨てそうになったけど、もう大丈夫だよ)

ショタ提督(ぼく、ちょっぴり強くなれたから……またお姉ちゃん達を、信じられるようになったから……何より)






「お姉ちゃん達のことを、本当に好きになれたから!」





――こうして提督は少しだけたくましくなりました。


――己のトラウマが再発しても、自分を本当に信じてくれる……支えてくれる人がいるからこそ、提督は踏み止まることが出来たのです。


――もし川内達が提督に声をかけるのが少しでも遅れていたら……それはそれは悲しい未来になったことでしょう。


――でもそれは起こらなかった歴史。こうして歴史の1ページに…ある男の子の人生についてが書き出されるのでした。



おしまい♪

本日は22:00~22:30に開始します。
今回の世界観や提督については、エピローグで全て明かします。

タイムリープとはちょっと違うけど
自分は「オーロラの彼方へ」という映画を思い出したよ。
あの映画も過去を改変して、とある人物を救うことになるから。
もし叶うなら小ネタでこの週の提督と艦娘がこの映画をみて感動する所がみたいです。

始めます。

>>377
小ネタに関しては最後の小ネタ安価で頑張って下さい!
あの映画も感動しました……懐かしい!

3日目 昼



2周目提督「……では、うちの艦娘に過去について尋ねたいと」

ショタ提督「えぇ。この辺りで1番古い歴史を持つ鎮守府と言えばここしか無かったんです」

ショタ提督「私は今、とある理由で艦娘の歴史について調査をしています。それで、ここにいる艦娘達に昔のことについて少しでも伺うことが出来ればと思いまして」

2周目提督「分かりました。そういうことでしたら、こちらの方で艦娘達に声をかけます。少々お待ち下さい」

ショタ提督「ありがとうございます」



朝潮「すみません……私達は数ヶ月前にこの鎮守府に来たばかりなのでそれ以前についてはちょっと……」

瑞鶴「確か大和さんや扶桑さんが昔からこの鎮守府にいたと思うけど……」

ショタ提督「そうか……時間を取らせてすまなかったな」



大和(2周目)「はい。確かに私達はこの鎮守府が建築された40年前からいます」

扶桑(2周目)「何かお聞きしたいとのことですが……」

ショタ提督「15年前、大きな戦争は無かったか?それこそ第三次世界大戦と言われるほどの大きな戦争だ」

大和(2)「いやいや!そんなことはありませんでしたよ!」アセアセ

扶桑(2)「は、はい!戦争は第二次世界大戦で終結しています!それからもう戦争は起こっていません!」アセアセ

ショタ提督「………」



ショタ提督(俺がまだ5歳の頃、確かに戦争があったはずだ。“新海棲艦侵略防止戦争”……忘れるものか。俺はその戦争で母を失ったのだから)

ショタ提督(それすらも起きていないということは……クソッ!1番恐れている仮説が頭に浮かんでしまう!)フルフル





――まさかこの世界は……俺がいた世界とは違うのか……?






↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:9/50
↓3浜風のコンマ 好感度:31/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

浜風「……提督、最近頭をかきむしってばかりいます」

不知火「そうなんですか!?」

浜風「はい。見かける度に……本当にどうしたんでしょうか……」

浜風(悩みがあるなら相談にのりたいですけど……提督から話してくれないと、こればかりは……)

不知火「……司令」



ショタ提督は……

直下

ショタ提督「……そっか。お母さんも元気なんだ」ウルウル ※親に怪しまれないよう、わざと子供時代を演じている

浜風(提督、凄く子供らしい声色で電話しています。お母さんと言ってますし、恐らく両親ですね)

ショタ提督「お父さんも……え?いやいや何でもないよぉ!ちょっと気になっただけだってば!」ウルウル

浜風(泣いているようにも見えますが……)

ショタ提督「うん、うん……分かった。それじゃあね!」ガチャ

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(母さんが生きているなんて……それに防止戦争で片腕を失った父さんも元気……)ポロポロ

ショタ提督(これだけは嬉しい誤算だな……うぅ)ポロポロ

浜風(……僅かに笑っているようにも見えます)

浜風(提督……私では力になれませんか?私ではお役に立てませんか?)




浜風の行動


直下

浜風(……行動で示します!)


浜風「提督!」

ショタ提督「は、浜風……っ!」グシグシ

ショタ提督「どうした?何か用でも……」

浜風「失礼します!」ダキッ

ショタ提督「うひゃあ!?///」

浜風「………」ギュウウウッ

ショタ提督「……浜風?」

浜風「……提督は1人ではありません。私達がいます」ギュッ

ショタ提督「………」

浜風「その、両親と会えなくて寂しいかもしれませんけど……私ではダメですか?」

ショタ提督「………」

浜風「私では、提督の母親代わりになれませんか?」ギュッ


ショタ提督(……浜風はどうやら俺が寂しくて泣いていると勘違いしたらしい)

ショタ提督(好都合だが……ここまで俺を気遣ってくれる浜風に、これ以上隠し事をするのも……だがしかし……)




コンマ判定
01~49:そのまま寂しいことにする
好感度上昇 並
50~79:黙ったまま
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:それは違うよ!
好感度上昇 特大


直下

56:沈黙は肯定と思われますよ、提督さん!



ショタ提督「………」

浜風「……無理を言ってすみませんでした」

浜風「でも、これだけは覚えていてほしいです。私はどんなことがあっても……提督を信じます。信じ抜きます」

ショタ提督「……ありがとな」

浜風「はいっ」




ショタ提督(あの時から本当に、お前は変わらないな……浜風)

ショタ提督(もし本当のことを話しても、彼女なら信じてくれるだろうか……)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

7×2.0=14
31+14=45/50



ショタ提督(……浜風のあの瞳には、一切の濁りが無かった)

ショタ提督(沈む直前に俺を見て微笑んだ時のあの瞳と同じだ……今でも忘れない)

ショタ提督(……話して、みるべきか?浜風に、俺の過去……いや、未来を聞いてもらうべきなのか?)


ショタ提督(その瞳を信じていいのだろうか……)






浜風(……さっきの提督の顔、凄く悲しげでした)

浜風(それと同時に、私を真っ直ぐな目で見ていました)

浜風(提督……私に心を開こうとしてくれているんですか?)

浜風(もし良ければ聞きたいです。提督のその悲しげな表情の理由を……何が提督の心を締め付けているのかを……)

3日目 夜



ショタ提督「………」

ショタ提督(異なる歴史、新海棲艦達の実力、健在する俺の両親……)

ショタ提督(やはり俺は違う世界へと来てしまったのか?タイムリープは失敗してしまったのか?)

ショタ提督(だが明石には確かにタイムマシンを作るように頼んだはずだが……そもそも俺が戻ったことで既に過去改変が起きているのか?)

ショタ提督(あぁクソ!考えがまとまらない!せめてここが過去なのか別世界なのかだけでも分かれば……)ガリガリ


明石「あれ?提督、どうしました?頭痛でしたら良い薬をお持ちしますけど……」

ショタ提督「っ!ちょうど良かった!明石、頼みがあるんだ!」

明石「はい?」



明石「過去や未来を調べる装置ですか……さすがにここでは無理ですね」

ショタ提督「やはりダメか……無理なことを言ってすまなかった」

明石「いえ、あくまでも“ここ”では作れないだけです。別の鎮守府にちょっとした“アテ”があるので、そこで頼んでみます」

ショタ提督「本当か!?頼む!」

明石「はいっ、分かりました!」



ショタ提督(やはり明石はどの時代でも頼りになるな……これでどちらの仮説が正しいかが分かる!)




↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:9/50
↓3浜風のコンマ 好感度:45/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

浜風「………」

浜風(提督……貴方が悲しそうな顔をしていると、私まで悲しくなってしまいます)

浜風(せめて悲しさを共有することさえ出来れば、提督の肩の重みも軽くなります。だから……)




浜風(私にも事情を話してほしいんです!提督の辛さ、苦しみ、悲しみ……全てを受け止めてあげたいんです!)




ショタ提督は……


直下

ショタ提督「……ダメだ!この配置だと応援を呼ばれた時に太刀打ち出来ないっ!」

浜風(提督……さっき食堂にいませんでしたよね?まさかずっと作戦を……)

ショタ提督「だったらこうして……あぁクソ!これじゃあ長期戦だと不利だ!ダメだ……どうしてもどこかに不備が出てしまう……っ!」ダンッ

浜風(……あぁもうダメです!見ていられませんっ!)





1.飛び入って事情を聞き出す!
好感度50確定 END開放

2.踏みとどまる
通常通り好感度上昇コンマ判定
※ただし好感度50に到達すると1になります。


直下

浜風「提督っ!」

ショタ提督「うおっ!浜風か……こんな夜遅くにどうした」

浜風「もうやめて下さい!これ以上辛そうな表情をしている提督を見たくないんです!」

ショタ提督「……本当にどうしたんだ?もし俺が何か浜風の気に触るようなことをしたのなら謝る……」



浜風「そうじゃないんです!どうしてそう1人で抱えこんじゃうんですかぁ!」ジワッ



ショタ提督「な、何を言って……」

浜風「信用出来ませんか?私では提督の悩みを聞く信頼すら築けていませんか?」ウルウル

ショタ提督「!!」

浜風「……もう耐えられないんです。日に日にやつれていく提督の顔を見るのが……」ポロポロ

浜風「私自身も“自分では提督の力になってあげられない”と思うようになってしまいました……」ポロポロ

浜風「ですが……勇気を出して聞きます。正直に答えて下さい!」ポロポロ








「提督の悩み、私にも話して下さい。好きな人の力にもなってあげられないようでは、私は提督の艦娘失格なんです!」





ショタ提督「………」

浜風「………」ポロポロ


ショタ提督(……結局俺は、浜風のことを何も分かっていなかったんだ)

ショタ提督(余計な心配をかけまいと思って行動した結果が、浜風を泣かせてしまうことになるなんて……)

ショタ提督(……俺は何てことをしてしまったんだ!勝手に1人で艦娘を信頼している気になっていただけじゃないかっ!!)ギリッ

ショタ提督(浜風を……自分の艦娘を信用出来ないようでは、提督失格だ……俺は……)



ショタ提督(最低だ……)



ショタ提督「……浜風」

浜風「……はい」ポロポロ

ショタ提督「今まですまなかった。俺は心のどこかで、浜風を信用して無かったんだ」

浜風「……っ!」ポロポロ

ショタ提督「でも、今は違う」

浜風「え……?」ポロポロ



ショタ提督「……全て話す。俺が経験したこと、辛かったこと、悲しかったこと」

浜風「!!」

ショタ提督「浜風にとってはかなりバカげた話だと思うが……信じてくれるか?」

浜風「……はいっ!提督の言うことなら、何だって!」

「俺って子供にしか見えないだろ?でもな、実年齢は60だ。いや、肉体は20だがな」

「目を見開いているところ悪いが続けるぞ?どうしてこんな現象が起こっているかと言うとだな……俺は、未来からこの時代に遡って来たんだ」

「正確にはまだ分からんが……どうしても変えたい過去があったからだ」

「今から20年後、新海棲艦達が一気に押し寄せてくる。そのせいで人類と艦娘の8割以上が無残な死を遂げる」

「俺の鎮守府も例外では無かった。俺はその時の海域状況をよく知りもせず、お前達を出撃させてしまったんだ」

「無線から悲鳴や助けを求める声が聞こえた瞬間、俺は駆け出していたよ。そして気がついたら小船に乗って突き進んでいた」

「水面に広がるのは付き添った提督の死体……艦娘のもげた腕や足……とにかく悲惨だった」

「やっとのことで着いたら、皆轟沈していた……かろうじて沈む前だった艦娘もいたが、やはり間に合わなかったんだ……」

「その中には……浜風、お前もいた。俺を見つけた途端に優しい表情になってな、こう言ったんだ……






――提督が無事で、良かったです……これで心残りなく、沈むことが出来ます……




「鎮守府に帰ってから泣き叫んだよ。それこそ三日三晩泣きっぱなしだったか」

「何もかも失った俺は、しばらく生きる屍のような生活をしていた。ただ飯を食い、ただ寝るだけ……それを20年は続けたか」

「奇跡的に鎮守府に残っていた為に助かった艦娘数人もそんな感じだったな。もはやゾンビに近かったな」

「そして食料が底を尽きそうになった時、明石がとんでもないことを言い出したんだ」


『残った資材を全てつぎ込んで、簡易的なタイムマシンを作りましょう!』


「この言葉を聞いた瞬間、干からびていた心に思いっきり水をかけられたかのような衝撃を受けたな」

「それからは必死に生きたさ。極限まで食料を削り、残り全てをタイムマシン開発に注いだ」

「そしてしばらくして完成したんだ。それを使って俺はこの時代に戻って来た。40年前、まだ俺や艦娘が笑って暮らせていたこの時間へ……」

ショタ提督「……信じられないかもしれないが、全て本当の話だ」

浜風「………」

ショタ提督「……やはり信じられないという顔だな。ま、仕方ないさ。こんな話を信じる奴なんていな……」



だきっ!



ショタ提督「わぷっ!?」


浜風「バカです……提督は本当にバカですっ……!!」ポロポロ

ショタ提督「は、浜風?」

浜風「どうしてもっと早く話してくれなかったんですかぁ!こんなに辛いことを1人で抱えていれば、いつかは心が壊れてしまいます!」ポロポロ

浜風「本当に提督はバカです……そんな絶望と悲しみで溢れた表情で話す提督を……信じないわけがないでしょう……っ!」ポロポロ

ショタ提督「………」

浜風「どんな時でも私は提督を信じるって言ったじゃないですか!悲しいことや辛いことは、1人で背負わず2人で支えるんです!」ポロポロ

浜風「もうこんなことはやめて下さい……私達を救う前に、提督が壊れてしまいます……っ!」ポロポロ


ショタ提督「………」ジワッ


ショタ提督(……ダメだ。どうしてもこの体だと涙腺が緩んでしまう)

ショタ提督(今だけ……今だけは、当時のように子供に戻っても良いかもな)


ショタ提督「……浜風」ポロポロ

浜風「……はいっ」ポロポロ






「今まで辛かった……1人では心細かった……うっ……ううっ……!」


「……今は私以外誰もいません」


「……ぐすっ……うわああああああああっ!!」


「……そうです。心の痛み、苦しみ……全て私が受け止めます。思う存分吐き捨てて下さいっ!」


「うえええええええええんっ!!辛かったよおおおおおおおおっ!!」


「はい……はい!私がいますから、もう大丈夫です……!」


「うわああああああああああんっ!!」










――好感度50/50

ショタ提督「……みっともないところを見せてしまった」

浜風「いいんです。提督の意外な一面を見られて、むしろ嬉しかったです♪」

ショタ提督「はは……そうか」

浜風「はい、提督おじいちゃん♪」

ショタ提督「……一応今の体は20なんだが」

浜風「冗談ですよ。それよりも……未来の私、沈んでしまったんですよね」

ショタ提督「……すまない」

浜風「いえ!提督を攻めているわけではありません!そうじゃなくて……恐らく今の私も、いざ轟沈すれば同じことを言うだろうなぁ、何て考えてました」

ショタ提督「そんなことは絶対にさせない!もう同じ過ちは繰り返さない!」

浜風「……そうですね。私がこんなこと言っている場合ではありません!」

浜風「というわけで、明日に備えて寝ましょう」

ショタ提督「そうだな……おやすみ、浜風」

浜風「おやすみなさい、提督……」




ショタ提督(何やら自然な流れで浜風が布団に入って来ているが、俺は気にしないぞ!何てったって中身は60の初老……)

浜風「んぅ……てぇとくぅ……」ムニュウ

ショタ提督(あ、やっぱり無理だな///)ドキドキ





今日のリザルト 3日目


好感度
曙:26/50『……彼女も信じてくれるのだろうか』
伊58:9/50『まさかおにぎりで死にかけるとは……』
浜風:50/50『共に歩もう。最期までな』
衣笠:0/50『……ここまで関わりが薄かったか?こんなところにまで影響が出ているのか!?』


信頼度
全員:50/50『艦娘を信頼出来ないようでは提督失格だ!』

4日目 朝


ショタ提督「……朝焼けか」

浜風「……綺麗ですね」

ショタ提督「こうして秘密(?)を共有出来る存在がいると、恐ろしいほど気分が軽くなるな」

浜風「私もです。今まで提督について悩んでいたのが、ウソのように消え去りました」

ショタ提督「ここからはお前にも迷惑をかけたり、辛い思いをさせることになってしまうかもしれないが……ついて来てくれるか?」

浜風「はいっ。どこまでも!」



↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:9/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお浜風が最大値の場合は即ENDです

伊58「提督が少し明るくなったような気がする!」

伊168「……ずっと暗かったもんね」

伊58「一時は(ゴーヤの料理で)どうなることかと思ったけど……杞憂に終わって良かったでち!」

伊168「ご、伊58が“杞憂”なんて難しい言葉を……!」

伊58「伊168ちゃん、怒るよ?」




ショタ提督は……


直下

ショタ提督「うぅ……」モヤモヤ

伊58(あれれ?また暗い表情に戻ってる……)

ショタ提督(肉体が若いせいなのか……浜風の胸の感触が忘れられん……っ!///)モンモン

ショタ提督「ぐぅ……あぅ……」モヤモヤ

伊58(何か悩みごとかなぁ?もしかしてゴーヤにお手伝い出来ることかも!)



伊58、行動しまーす!

直下

伊58(……いや、踏み込むのは良くないよね)

伊58(ここはお茶でも出して落ち着いてもらおっと)



伊58「てーとくぅー!」

ショタ提督「ん?伊58か。どうした?」

伊58「はいっ!お茶淹れて来たよ!お仕事ばかりじゃ疲れちゃうから、こうやってたまには休憩も取らないと!」コトッ

ショタ提督「おぉ、すまないな……ごくっ」

ショタ提督「うん、美味い」

伊58(……さすがにお茶に余計なものを入れたりはしないでち!)



ショタ提督(……浜風の胸を思い出して唸ってただけ、とは言えないよなぁ……伊58、すまない!)



ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

5×1.5=7.5≒8
9+8=17/50


伊58「お代わりはどうする?」

ショタ提督「いや、もう大丈夫だ。ありがとな」

伊58「でち!」ニパッ





伊58「………」

伊58(実は普通のお茶っ葉の隣に、比叡さんが作り残した紅茶が置いてあったんだけど……)

伊58(さすがにそれは出さないよ!もう学習したもん!)

4日目 昼


いつものファミレス


明石(8周目)「……というわけなんだけど」

明石(3周目)「それくらいならお安い御用!むしろ私達が作ってあげようか?」

明石(8)「えぇ!?いや、いくらなんでもそれは……仮に開発出来たとしても、どれくらいかかるか……」

明石(3)「それなら心配ないよ!何せうちの鎮守府の設備は全て最新!多分明日か明後日には出来ると思う」

明石(8)「……マジですか?」

明石(3)「マジです!」フンス

明石(8)「………」




明石(8)「よろしくお願いしますッ!!」

明石(3)「了解です!ようし!私の腕の見せ所♪」




↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお浜風が最大値の場合は即ENDです

衣笠「やった……ついに私の出番が」

本日はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!

衣笠「ふぇ!?ちょ、ちょっとぉ!」

それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。

衣笠「うえぇぇん!やっと私の出番なのにぃ!」


小ネタ安価 直下

名取に復讐しないのか…皆殺しってことね
もしかして、この小説の時間内の20年後に起こることって…

殺人鬼と化した睦月、投下します。
長い、重い、暗いの三拍子が揃ってしまいました。
残念ながら救いはありません……鬱ネタですから。

『名取の寝取り ~DEAD~』
※本編とは無関係です。前回『名取の寝取り ~AFTER STORY~』のその後です。
全く救いの無い重く暗い鬱な物語となっています。苦手な方はそっ閉じ推奨です。





睦月「………」

如月(遺体)「」ユラユラ

睦月(……どうして如月ちゃんがこんな目に遭わなきゃいけないの?)

睦月(どうして私の妹がこんなに悲しい終わりを迎えてしまったの?)

睦月(ねぇ教えて。教えてよ神様。如月ちゃんが何をしたって言うの?どうして如月ちゃんから幸せを奪っちゃうの?)

睦月「どうして……どうしてぇっ!」


ドタドタドタ

皐月「睦月姉さん!どうした……っ!!」


如月「」


長月「そ、そんな……こんなことって!」

菊月「なんてことだ……姉さん……」

弥生「……っ!」

卯月「あぁ……そんな……」ガクガク

文月「……きゅう」パタッ

三日月「……如月、姉さん……」ポロポロ

望月「……くそぉ!あの女(名取)のせいで!!」ギリッ



睦月「………」

長月「おい、睦月姉さん……大丈夫か?」

睦月「………」



睦月「」ダッ

三日月「きゃっ!む、睦月姉さん!?」

皐月「まずい!皆、姉さんを追って!」

菊月「当たり前だ!」







睦月「………」ダダッ

睦月(……如月ちゃんを1人になんて出来ない!)

睦月(待っててね!今私も……)



――そっちに逝くから


海辺(高台)


睦月「はぁはぁ……」

睦月「………」チラッ



弥生「姉さんっ!それだけはダメ!」

長月「やめろ!早まるな!」

三日月「そんなことをしても如月姉さんが悲しむだけです!」


睦月(……後ろを追ってくる妹達)

睦月(……ごめんね?如月ちゃんが寂しがるから……私も傍にいてあげないと)


睦月「……皆」


望月「シャレにならないからやめてってば!」

卯月「やめてぇぇっ!これ以上うーちゃん達を悲しませないでぇ!」

皐月「バカなことしちゃダメ!早くこっちに戻って来て!」

菊月「姉さん!お願いだから踏み止まって!」













――またね

バッ









ザッパアアアアアアアアアアアンッ!!

睦月「………」ゴボゴボ



睦月(苦しい……でも、如月ちゃんが味わった絶望に比べたら……これくらいっ!)ゴボゴボ





睦月(……意識が遠のいていく……あぁ、もうすぐ如月ちゃんに……)ゴボゴボ







睦月(会え……る…………んだ………………ね……………………)ゴボゴボ











睦月(よ……か…………った…………………………)










「……ぅん、ここは?」

「そうだ!私は如月ちゃんのところに逝こうとして……でも、ここって」

「海……だよね?おかしいなぁ。天国って、もっと野原とか雲の上のイメージがあったけど……」

「ん?何か手足が白いような……それに服も少し違う……」

「そうだ!確か手鏡があったはず……」ゴソゴソ






駆逐ム級「……何、これ」

ム級「これじゃまるで……新海棲艦……」ガクガク

ム級「……あはっ、そっかぁ。神様は、私が如月ちゃんのところに逝くことすら……許してくれないんだね」

ム級「………」


ム級(憎い。全てが憎い。何もかもが憎い!)





ム級(憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!)


ム級「……そうだぁ。どうせ私は新海棲艦。こんな何もかもが腐った世界なんて……」










「壊しちゃえ♪」






3周目鎮守府付近海域


弥生「……見つかった?」

卯月「………」フルフル

弥生「……そっか」

卯月「………」



弥生(あれほど活発だった卯月も、あの一件以来……全く話さなくなっちゃった)

弥生(睦月姉さん……貴女が私達に残した傷跡は大きいよ。ほとんどの姉妹がトラウマを患った)

弥生(私や長月、望月や三日月はまだマシなほうだけど……特に卯月や皐月は心に深い傷を負ってしまった。文月は……毎日無表情で涙を流してる)

弥生(あの事件から3ヶ月。ずっと睦月姉さんの遺体を探してるけど……一向に見つからない)



弥生「……日も落ちて来たし、そろそろ戻ろう?」

卯月「………」コクッ





弥生「……あ、見えて来た……っ!?」

卯月「!?」

弥生「え、あ……えぇっ!?い、一体何が起こってるの!?」




弥生「鎮守府が燃えてるだなんて!」

ム級「あははははっ!何もかも破壊しつくすよ!こんな世界なんてぶっ壊れちゃえばいいんだから!」

ドガン!ズガガガガッ!

武蔵「くそっ!こちらの攻撃が効いていないみたいだ!」

大和「そ、そんな!私達の攻撃が効かないとなると、もう対抗手段が……!」


ドガァァァァン!!


武蔵「ぐうっ!」

大和「む、武蔵!?」

武蔵「……すまない。後は頼んだ……」※轟沈

大和「そんな!武蔵!沈まないで!武蔵っ!」


長門「くっ!このぉ!」

ズドン!ズドン!ズドン!

ム級「ふふっ♪全然効かないよ~!今度はこっちの番っ!」

ズガガガガッ!


長門「かはっ……!」※大破

陸奥「長門姉!」



弥生「……どうなってるの!?あの大和さんや長門さんが苦戦するなんて!」

卯月「……ぁ……ぁぁっ!」ガクガク

弥生「卯月!声が戻って……え?どうしたの?」


卯月「………ぁれ」スッ

弥生「あの暴れてる新海棲艦がどうしたの……っ!!」ジッ

弥生「そ、そんな……こんなことって!」



ム級「あはははは!さぁて次は………およ?久しぶりだね~♪」

弥生「………」

卯月「………」ガクガク






弥生「……睦月、姉さん……っ!」ギリッ

ム級「大正解!さっすが弥生ちゃん♪」

弥生「……どうして、こんなことを!」

ム級「だって!如月ちゃんのいないこの世界に存在価値なんて無いんだもん!それに……」チラッ

弥生「何……っ!!」

卯月「ぁ……あああああっ!!」




――そこに広がるのは、もはや地獄絵図と言って良いだろう。

――見覚えのあるもげた手足、胴体……最悪なのは、絶望の表情で時が止まった艦娘の首が……

――その中にはもちろん、今まで共に過ごして来た姉妹も……




弥生「皐月……文月……長月……」

卯月「……菊月ちゃん……三日月ちゃん……望月ちゃん……」

ム級「こんな役立たずの姉妹なんて、真っ先に殺しちゃった♪」


弥生「……許さないッ!!」

ガチャッ!

卯月「よくも……よくもうーちゃん達の姉妹を!!」

ガチャッ!

ム級「……そうそう♪その表情が見たかったんだよ~!絶望と怒りに満ち溢れた、全てを破壊しつくそうとするその感情……最ッ高だよぉ!」

弥生「何を言って……」

ム級「えへへ♪良いモノが見れたし、特別に弥生ちゃんと卯月ちゃんだけは生かしといてあげる!」

弥生卯月「!?」

ム級「でも……」チラッ

陸奥「ヒッ!」

長門「……くそっ!」







ム級「他の人はぶち殺すけどね♪」




弥生「やめ……っ!」

ム級「もう遅いよ♪」

ドガガガガガガッ! ズガアアアアアアアンッ!!


陸奥「きゃああああっ!!」※轟沈

長門「ぐはぁっ!む、無念だ……」※轟沈


ム級「さぁ~て、次はあそこかなぁ?」チラッ


五十鈴「……殺すなら、一思いに殺して!」

大和「武蔵……武蔵っ!」ポロポロ


ム級「もっちろん!そのつもりだよっ!」

ドガガガガガガッ! ズガアアアアアアアンッ!!


五十鈴「ぐふっ……名取、こうなってのは全て貴女の……せい、よ…………」※轟沈

大和「……これで、武蔵と同じ……今逝きますね……」※轟沈


弥生「………」

卯月「……そん、な……」


ム級「これでこの鎮守府は全滅だね!あ~スッキリしたぁ♪さて、他の鎮守府でも探しますか~♪」


弥生「……睦月姉さん」

ム級「およ?」

弥生「……どうして、こんなことをするの?」ポロポロ

ム級「んーそうだなぁ。強いて言えば、こんな世界に希望を無くしたからかなぁ?」

弥生「………」

ム級「じゃ、私は行くね。次にあった時は……2人の最期かな?にゃははは♪」



卯月「うえぇぇん……みんなぁ……」ポロポロ

弥生「………」

弥生(睦月姉さん……見損なったよ)

弥生(どうして……どうしてこんなことに……)ポロポロ

弥生「……ぐすっ……えぅ……」ポロポロ

――後にム級は新海棲艦達のリーダーとなり、全人類・全艦娘の脅威となる。

――艦娘は沈んだ時、その心の奥底の絶望が大きいほど新海棲艦となって生まれ変わる確率が高くなる。

――そして最も恐ろしいのは……絶望が大きいほど、強さも跳ね上がるということ。

――睦月は人類史上最悪の駆逐艦、ム級に生まれ変わってしまった。他の新海棲艦すら圧倒してしまうその実力は、艦娘や人類を滅ぼすには十分過ぎた。

――運悪く彼女が訪れてしまった鎮守府や海域には、多くの絶望が振りまかれることとなる。

――そして……あの男の悲劇に繋がることになる。全てを失い、絶望に呑まれてしまった……ある提督の人生が狂わせる原因に……






END

>>484の意見を採用しました。
よって8周目提督はこの激戦を生き残ったことになります。

ちょっと各提督に起こったルート(主に寝取り展開など)を↓にまとめてみた。字が汚くてすまぬ…
http://imgur.com/lQ9JIPH

>>519
悪いな、まとめを途中でさぼってしまって


本日は22:00~22:30頃開始します。

>>520
まさかまとめていただけるとは……ありがとうございます!
8周目が終了次第、こちらでも今回の提督と
関連事項に限定したチャート(図?)と説明を投下する予定です。

始めます。

衣笠「さぁて、提督のとこにでも行ってこよっかな~」

青葉「おや?もしかして青葉に変わってスクープの収集に……」

衣笠「そんな訳ないでしょ!私は純粋に提督とお話したいの!」

青葉「あぅ、冷たいですね~!あの見た目であの目つき、明らかに何か裏の顔を持っていると思うんですけどねぇ」

衣笠「………」

衣笠(否定したかったけど、あまりにも的を得過ぎてて言い返せない……)





ショタ提督は……


直下

ショタ提督「ぐぅ……」

衣笠(ありゃ、寝ちゃってる……これじゃお喋り出来ないなぁ)

ショタ提督「……むにゃ」

衣笠(ふふっ♪寝ている時は年相応……いや、見た目相応の顔してるね)

ショタ提督「んぁ……すぅ……」

衣笠(どんな夢見てるんだろ……)




衣笠さんの行動


直下

衣笠(……ようし♪)



衣笠「おじゃましまぁ~す(小声)」ソロリソロリ

ショタ提督「んにゃ……すぅ……」

衣笠(気づかれないようにそーっとそーっと……)ソロソロ

ショタ提督「みゅう……」

衣笠(……えいっ♪)

プニッ♪

ショタ提督「ん……」

衣笠(柔らか……ッ!も、もう1回!)

プニプニッ♪

ショタ提督「ぁう……んふぅ……」

衣笠(あぁ~……これは病みつきになりそう!)

プニプニッ♪

ショタ提督「……みゅ」

衣笠(癒されるなぁ///)



コンマ判定
01~49:少し嫌そう
好感度上昇 並
50~79:少し嬉しそう
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:起きてた
好感度上昇 特大


直下

91:提督はお肌に敏感でした(物理的な意味で



ショタ提督「……気がすんだか?」

衣笠「ううん!もうちょっとだけ…………ん?」

ショタ提督「……やぁ」

衣笠「………」


衣笠「……いつから起きてたの?」

ショタ提督「気配を消してこの部屋に入って来た時から、だな」

衣笠「……うっわぁ!これは恥ずかしいよぉ!あっダメ!提督見ないで~!///」

ショタ提督「ははっ。ゆでダコみたいな顔になってるぞ」

衣笠「ちょっと!今は衣笠さんの方を見ないでってばぁ!///」

ショタ提督「………」




ショタ提督(あぁ……こういうやり取りもあったな……懐かしい)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.5 上昇


直下

8×2.5=20/50


『んふふぅ~……』

『……ふふっ♪』

プニプニッ♪

『あぅ……衣笠さん?』

『ありゃ!起こしちゃった?ごめんね~……』

『もぉー!ほっぺたツンツンしないでよぉ!折角気持ち良くお昼寝してたのに~!』プンプン

『あのねぇ、提督が居眠りするのは良くないと思うけどなぁ?』

『お仕事ならもう終わらせたよ!』

『えっ、そうなの!?』




ショタ提督「………」ホロリ

衣笠「提督、どうしたの?」

ショタ提督「あ、いや。何でもないさ」

衣笠「……?」

ショタ提督(……この世界の真相について、早く調べないとな)

4日目 夜



ショタ提督「………」

浜風「どうですか?」

ショタ提督「……6割程は見覚えのある写真ばかりだが、一部全く撮られた記憶か無い写真がある」

浜風「ということは、提督の生い立ちも変わっているんですね……」

ショタ提督「そういうことになる、か……まぁ母さんが生きている時点で、俺の歩んだ人生とは随分違うけどな」

浜風「……お母さんが生きていて嬉しいととるか、自分が別世界にいる可能性があるから悲しいととるか、ですね」

ショタ提督「……今は素直に喜んでおこう」

浜風「それが良いと思います」




↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:20/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお浜風が最大値の場合は即ENDです

すみません。さっきの場面は、提督が実家から取り寄せたアルバムを浜風と眺めている場面です。



衣笠(提督のほっぺた、柔らかかったなぁ~♪)ニヤニヤ

青葉(……さっきから衣笠がニヤついてばかりで気持ち悪いです)

衣笠(また触ってみたいけど……さっきみたいに見つかったらすっごく恥ずかしいし……///)

青葉(今度は赤くなりましたね)

衣笠(ま、あの時は運が悪かっただけだよね?また機会があったら触ってみよ~っと♪)ニヤニヤ

青葉(はぁ……私はカメラのお手入れでもしましょうか)




ショタ提督は……


直下

ショタ提督「………」カキカキ

衣笠(あっ、今度は仕事してる……ちょっと残念)

ショタ提督(仕事を面倒くさがっている若者や投げ捨てている若者には喝を入れてやりたい。こうして普通に仕事をする……ましてや『仕事したくない』と愚痴を言えるほど平和なのがどれほどありがたいことか……)カキカキ

衣笠(いつもの重苦しい表情になってる……寝顔は可愛かったんだけどなぁ)

ショタ提督「………」カキカキ

衣笠(うーん、私に出来ることと言えば……)




衣笠はなにをしようかな


直下

衣笠(ま、ここは普通に……)



衣笠「はーい提督!衣笠さんの登場ですよ~!」

ショタ提督「ん?あぁ。どうした?こんな夜遅くに」

衣笠「仕事のお手伝い!」

ショタ提督「いや、大丈夫だ。俺1人でも終わる量だしな」

衣笠「そんなこと言わずに~!私だって暇だしね!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(これは断っても引き下がる気は無さそうだな……)


ショタ提督「分かった。それじゃこの書類の整理を頼もうか」

衣笠「まかせて!」




コンマ判定
01~49:いつも通りに終わる
好感度上昇 並
50~79:少し早く終わる
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:凄く早く終わる
好感度上昇 特大


直下

93:こいつぁ凄ぇや!


衣笠「出来た!」

ショタ提督「えっ、もうか!?」

衣笠「うん!これくらいならすぐ終わらせたよ?」

ショタ提督「そ、そうか。ならこらも頼めるか?」

衣笠「あいあいさー!」



ショタ提督「どうだ?捗ってる……」

衣笠「終わったよー!」

ショタ提督「……マジか」

衣笠「思ったより少なかったね。もっといっぱいあるかと思ったんだけど……」

ショタ提督(普通の艦娘なら30分はかかるような内容を、まさか5分足らずでおわらせるなんて……俺の知ってる衣笠はここまで有能では無かったぞ!?)

衣笠(……何か失礼なこと思われてる気がする)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.5 上昇


直下

5×2.5=12.5≒13
20+13=33/50


衣笠「あれ?もう終わり~?」

ショタ提督「……明日の朝の分も半分終わったぞ」

衣笠「本当に!?なぁんだ!案外仕事って簡単なんだね!」

ショタ提督(今の台詞が全国各地に聞こえていれば、衣笠は多くの艦娘と提督を敵に回すことになるが……まぁ、俺以外聞いていないだろうし、大丈夫だろう)

衣笠「んじゃ、私は部屋に戻るね!おやすみなさーい!」ノシ

ショタ提督「あぁ、おやすみ……俺も寝るか」


浜風「ご一緒します!」

ショタ提督「うおっ!?浜風か……いつからいたんだ?」

浜風「衣笠さんが仕事をし始めた時です」

ショタ提督(ということは15分くらい前か……)

ショタ提督「すまない。仕事に夢中で気がつかなかったよ」

浜風「いえいえ、大丈夫です。さぁ、早く私と寝ましょう!」

ショタ提督「……その言い方だと周囲に誤解を招きかねないからやめなさい」

浜風「むしろ好都合です♪」

ショタ提督(……やはり確信犯だったのか!)





今日のリザルト 4日目


好感度
曙:26/50『……最近話してないな』
伊58:17/50『お茶は美味かった』
浜風:50/50『共に歩もう。最期までな……』
衣笠:33/50『何やら急速に親密になったような……気のせいか?』


信頼度
全員:50/50『艦娘を信頼出来ないようでは提督失格だ!』

5日目 朝



食堂

ショタ提督「………」モグモグ

夕張「でね!ラストが凄く感動したの!」

鈴谷「へぇ~。私も今度見てみよっかな?」

夕張「何ならDVD貸しましょうか?」

鈴谷「いいの?やったー!」

ショタ提督(……映画か何かの話か?)モグモグ

夕張「鉄人兵団の歴史を変える為、自らが犠牲になるリルルが泣けるのよねぇ……」

鈴谷「あー、確かタイムマシンでメカトピアの過去を変えたんだっけ。でもさ、それって結局パラレルワールドになるんじゃないの?」

ショタ提督「!?」ビクッ

夕張「違う違う!ドラえもんの設定は過去を変えたらそのまま未来が書きかわるのよ。パラレルワールドに分岐するのはドラゴンボールね」

鈴谷「あ、そうなんだ」

ショタ提督(……パラレルワールド。今の俺には1番怖い単語だな)




↓1曙のコンマ 好感度:26/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:33/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお浜風が最大値の場合は即ENDです

曙「………」

漣「ん?どしたの曙ちゃん」

曙「……最近、浜風とクソ提督の仲が良すぎると思わない?」

漣「普通に考えたら付き合ってるんでしょうね……はぁ、私も彼氏欲しいな~」

曙(……何なのよ。嫉妬でも無く、羨ましがる気持ちでも無く、言いようのないこのモヤモヤした気持ちは!)

漣「おやおやぁ?もしかして曙ちゃん、ご主人様のことが好きだったり?」

曙「………」

漣(否定無し!?これは重症かも……曙ちゃん、一体どうしたんだろ)



ショタ提督は……


直下

睦月型の資料を見ている

ショタ提督「………」ジーッ

曙(何か見てるわね。えーっと……睦月型の資料?)

ショタ提督(改めて見ると、睦月型って多いんだな……この中に龍驤を混ぜても違和感を感じない気がするのは何故だろう)

曙(……他の資料は見ないのかしら。例えば綾波型とか綾波型とか綾波型とか)

ショタ提督(……睦月達も、あの時……クソッ!俺が出撃させなければこんなことには……っ!)ギリッ

曙(あ、いつもの暗い表情になった。クソ提督って随分情緒不安定ね……そんなんで大丈夫なの?色々と)




どう行動したっていいでしょ!このクソ提督!


直下

曙(……仕方ないわね)



曙「クソ提督っ!」

ショタ提督「うおっ!曙か……藪から棒にどうした?」

曙「さっきから何辛気臭い顔してるのよ!そんな表情してるクソ提督に指揮されたら、皆轟沈するわよ?」

ショタ提督「………」

曙「だから元気出しなさいよ!アンタが笑えば、つられて周りの艦娘も自然に笑顔になるものなの!私だってクソ提督が暗い顔してるとこを見るのは嫌!」

ショタ提督「曙……」

曙「こっちまで暗くなっちゃうじゃない!だからクソ提督は常にたくましい男じゃなきゃダメなのよ!何があっても落ち込まないで、全力を尽くせる……そんな人間じゃなきゃ提督なんて向いてないわ!」



ショタ提督(……曙なりに俺を慰めてくれてるのか。ははっ、相変わらず俺は皆に世話になってばかりだな……)




コンマ判定
01~49:ありがとな
好感度上昇 並
50~79:心に響いたよ
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:………
好感度上昇 特大


直下

41:普通に届いた


ショタ提督「……ありがとな」

曙「全く……手を焼かせないでよね!私だって弱気なクソ提督なんて嫌だし」

ショタ提督「あぁ、そうだな……よし!気分を入れ替えて仕事でもするか!」

曙「そうそう、その意気よ!」





曙(さっきまでのモヤモヤがウソみたいにスッキリしちゃった。クソ提督と話したらおかげ……なのかな)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

3×1.5=4.5≒5
26+5=31/50


曙「~♪」ルンルン

潮「……嬉しそうだね、曙ちゃん」

曙「そう?いつも通りだと思うけど」

潮「ううん、そんなことないよ。いつにも増して笑顔だもん!」

曙「……ま、そうかもね」

曙「~♪」ルンルン



漣「ほっほ~う。これはこれは……」ニヤニヤ

朧「漣……どうしたの?犬の糞でも見つけた?」

漣「……朧ちゃんの中の私のイメージってどうなってるの?」

お風呂入って来ます。1時前後に再開します。

再開します!

5日目 昼


いつものファミレス

明石(3)「完成しました!どうぞ!」

明石(8)「ピンク色のテレビ?どこかで見たことあるようなデザインだね……」

明石(3)「そこは私(+夕張)の趣味ですから!こんなおもちゃ見たいな外観ですけど、性能は本物ですよ?」

明石(8)(……まぁ、同じ私の言うことだし。ウソはつかないよね)

明石(8)「ありがとう!早速使わせてもらうね!」

明石(3)「他にも色々な機能を付けておいたから、状況に合わせて使ってみてね!」

明石(8)「分かりましたー!」



↓1曙のコンマ 好感度:31/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:33/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお浜風が最大値の場合は即ENDです

曙「ふんふ~ん♪」


漣「……最近の曙ちゃん、ちょっと不気味」

潮「そ、そんな言い方はダメだよ!」アセアセ

漣「……不気味なのは否定しないんだ」

潮「はうっ!?」

漣「ま、それは置いといて。やっぱりあの様子だと……曙ちゃんはご主人様のことが好きみたい」

潮「……そうなんだ。曙ちゃんも、ついに提督のことを信頼するようになったんだね」

朧(好感度30超えだからね。実は好感度の数値って、提督から艦娘だけじゃなくて“艦娘から提督への意識度”も兼ねてるし)

漣「まあ本人はまだ“Like”と“Love”の境目が分かってないみたいだけど」

潮「ふふっ……いつ気がつくのかなぁ?





ショタ提督は……


直下

曙「ふんふ~ん♪」


漣「……最近の曙ちゃん、ちょっと不気味」

潮「そ、そんな言い方はダメだよ!」アセアセ

漣「……不気味なのは否定しないんだ」

潮「はうっ!?」

漣「ま、それは置いといて。やっぱりあの様子だと……曙ちゃんはご主人様のことが好きみたい」

潮「……そうなんだ。曙ちゃんも、ついに提督のことを信頼するようになったんだね」

朧「好感度30超えだからね。実は好感度の数値って、提督から艦娘だけじゃなくて“艦娘から提督への意識度”も兼ねてるし」

漣「まあ本人はまだ“Like”と“Love”の境目が分かってないみたいだけどね」

潮「ふふっ……いつ気がつくんだろうね?」




ショタ提督は……


直下

すみません間違いました!
今のレスは気にしないで下さい!

こっちです!こっちが投下しようとしていた場面です!



ショタ提督「……くぅ」

曙(……だらしないわね。ペンを握ったまま居眠りなんて)

ショタ提督「ん……すぅ」

曙(でも、私達の為にいつも影で頑張ってくれてるのも事実なのよね……)

ショタ提督「むにゃ……みんな、おれがまもる……みゅう……」

曙(……口では大きいこと言っちゃって。でも、少し見直した)




曙の行動


直下

曙(……よ、よし!クソ提督が居眠りしてるから悪いのよ!うん!///)



曙「……///」

ショタ提督「すぴー……」

曙(ま、まずは布団を敷いて……///)トサッ

曙(そんでもってクソ提督をゆっくり布団に寝かせて……///)

ショタ提督「んにゅ……」ポスッ

曙(そ、そそそそれで私が……て、ててて提督の隣に……うぅ///)ススッ


ショタ提督「すぅ……」

曙「……///」ドキドキ

曙(……私ってば何てことしてるのよ!?勢いに任せて、その……クソ提督の隣に添い寝するなんて!///)ドキドキ

曙(あうあう……///)プシュー

ショタ提督「………」




コンマ判定
01~49:気づかない
好感度上昇 並
50~79:夢に影響する
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:気づく
好感度上昇 特大


直下

28:お肌以外は鈍感だった


ショタ提督「んぐぅ……」

曙「……///」

曙(……気づかない、か。ホッとしたような寂しいような……)

曙(あれ?そう考えると急に眠くなって来て……)ウトウト

曙(あぁもうダメ、意識がぁ…………)ウツラウツラ




曙「すやぁ……みゅう……」

ショタ提督「ん……くぅ……」




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

9×1.5=13.5≒14
31+14=45/50



曙「……あれ?私、いつの間にか眠って……ん?」チラッ

ショタ提督「すぅ……」

曙「……ふふっ♪寝顔は子供っぽいのね」ナデナデ

ショタ提督「んぁ……♪」


曙(……そっか。そうだったんだ)

曙(今まで感じていた感情が、やっと分かったわ。これは確かに嫉妬でも羨ましい気持ちでも無い)


曙(私……いつの間にか、提督のことが好きになってたのね。提督としてじゃなく、1人の男性として……)

曙(それに気づいていなかった私が、恋煩いを勝手に変な感情だと決めつけていた。提督に会ったらスッキリしたということは、恋に間違い無いわ!)

曙(あぁ~あ、あの時漣が言ってたことが正解だったとはね……ま、好きになったのなら遠慮することないか)



曙(浜風……負けないわよ!)


5日目 夜


曙「提督!一緒に夜ご飯食べましょう!」

ショタ提督「それは構わないが……急にどうしたんだ?」

曙「何が?」

ショタ提督「いや、いつもみたいにクソ提督って呼ばないのか?」

曙「……あぁ。それはね?もう“卒業した”のよ」

曙(もう私は子供じゃないもの。恋と信頼の違いくらいは見分けられる“女”よ?)

ショタ提督「……そうか。本人がそれでいいなら、俺からは何も言うことはない」

曙「うん!私が気にしないからいいの!」




浜風「………」ギリギリ

陽炎「はいストップ。それ以上右手に力を込めたら箸が折れるわよ」




↓1曙のコンマ 好感度:45/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:33/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお浜風が最大値の場合は即ENDです

衣笠「……今なら提督、寝てるかな?」

青葉「……身内から犯罪者が出るのは勘弁願いたいですねぇ」

衣笠「青葉、それブーメラン」

青葉「あうっ!?」

衣笠(人の秘密を暴こうとする人に言われたくないよっ!)



ショタ提督は……


直下

ショタ提督「すぅ……」

衣笠(……居眠りかと思ったら本気で寝てる。布団敷いて暗くして)

ショタ提督「んみゅ……」

衣笠(どうしよう。さすがに本当の意味で寝てる相手にちょっかい出すのはなぁ……)

ショタ提督「くかー……」

衣笠(う~ん……答えを導け!衣笠さんっ!)




衣笠はどうする?

直下

衣笠「………」



衣笠「……///」

ショタ提督「すやぁ……」

衣笠「……///」ドキドキ

衣笠(……あれだけ触り心地がよかったほっぺたなんだから、舐めたらさぞ美味しいんだろうなぁ///)ドキドキ

衣笠(ちょ、ちょっとだけ!ちょっとだけだから!許してね?提督っ!///)


衣笠(……いただきます///)

ペロッ♪

ショタ提督「ん……」



コンマ判定
01~19:嫌がる
好感度上昇 低
20~49:気づかない
好感度上昇 並
50~79:少しくすぐったそう
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:起きてた
好感度上昇 特大


直下

28:あれ?お肌には敏感じゃなかったの?


ショタ提督「……すぅ」

衣笠(意外と感覚鈍いんだね、提督……それなら♪)

レロッ

ショタ提督「んぁ……くぅ」

衣笠(……ここまでしても起きないなんて。そ、それじゃあ……///)


衣笠「はむっ……ちゅうぅぅぅ……///」

ショタ提督「ひうっ……ん……///」




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

8×1.5=12
33+12=45/50


ショタ提督「……ん?誰かいるのか?」

ショタ提督「……気のせいか。今物音がしたような気がしたんだが……まぁいいか」

ショタ提督(少し・がベタつくような気もするが……俺のヨダレか?ま、朝起きたら顔を洗うし、気にすることでもないな)

ショタ提督「明日も早いんだ。寝なおすか……すぅ……」





衣笠「……///」ドキドキ

衣笠(ごちそうさまでした。美味しかったです///)ドキドキ





今日のリザルト 5日目

好感度
曙:45/50『心を開いてくれたのか?』
伊58:17/50『最近疎遠だな……』
浜風:50/50『共に歩もう。最期まで……!』
衣笠:45/50『やはりいつの間にか親密になっているような……』


信頼度
全員:50/50『艦娘を信頼出来ないようでは提督失格だ!』

6日目 朝


「だから!私が起こすんです!」

「独り占めはさせないわ!」


ショタ提督「うぅ……何だ何だ?朝から騒々しいなぁ……」

浜風「あっ!起こしてしまいましたか……ごめんなさい」

曙「あちゃ~……作戦失敗かぁ」

ショタ提督「……どうして2人がここにいるんだ?」

浜風「お恥ずかしながら、提督に朝のご挨拶をしようと思ったんです」

曙「で、お互い同じこと考えてたのよ……どっちが提督に声をかけるかで揉めてるうちに」

ショタ提督「俺が起きた、と」

浜風「……次こそは私が!」

曙「させないわよ!」




衣笠(朝一番に提督のほっぺたを食べようと思ったけど、先客がいたのかぁ……)




↓1曙のコンマ 好感度:45/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:45/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお浜風が最大値の場合は即ENDです

曙「………」

曙(このままじゃ、浜風に本当に提督を取られちゃう!)

曙(いや、もう取られてるのか。だったら私も、その内の1人になるまでよ!)

曙(浜風……見てなさい!最後まで諦めない人には、必ず逆転のチャンスが訪れるんだから!)





ショタ提督は……


直下

ショタ提督「くそっ!くそぉっ!」ガンガンッ

曙(ちょっと!?提督ったら何してるのよ!机に頭を打ち付けるなんて!)

ショタ提督「バカか俺はぁ!こんなほのぼのとした日常を味わっている場合じゃないだろうがぁ!」ガンガンッ

曙(えっとえっと……どう見てもこれは止めたほうがいいわよね!?)

ショタ提督「最初にこの時代に来たことを忘れたのか!俺はそんな脆い意思で過去に遡ったのか!?俺の大バカ野郎っ!」ガンガンッ

曙(“この時代”?“過去に遡った”?どういうことよそれ!?あぁもう頭がこんがらかってきたぁ!)




洗濯安価!
1.とにかく提督に聞く!
好感度50確定! 浜風・曙ENDになります。
2.ひとまず思考を整理しよう
好感度上昇コンマ 50到達で1と同じ展開になります。

直下

※1を選んだ場合、90~98で浜風が邪魔します。
2を選んだ場合は次の好感度上昇コンマに持ち越されます。

曙「ほら見なさい!追いついた!」

浜風「ぐぬぬ」

衣笠「私だって後ちょっと!」

伊58「………」orz


曙がEND確定となったところで本日はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。

小ネタ安価 直下

朝雲の一晩だけの関係、投下します。

『一晩だけ実った想い』
※R-18注意!本編とは無関係です。
『提督の初体験 榛名編』の数日後から分岐します。



青年提督「」ニコニコ

榛名「///」テレテレ



朝雲「………」

朝雲(失恋して8年。未だに諦め切れない自分がいる)

朝雲(毎日毎日司令のことばかり考えて。榛名さんと歩いていたらいつも尾行して。夜な夜な1人でスるのも日課)

朝雲(……そんなことを繰り返しているうちに、ますます私の中で司令が大きな存在になっていく。それと同時に胸の締め付けも強くなっていく)ジワッ

朝雲(……榛名さん、ズルいよ。自分だけ司令を独り占めして。私だって……私だってぇ!)ウルウル

朝雲「しれぇ……さびしいよぉ……ぐすっ……うえぇぇん……」ポロポロ



朝雲(……こうなったら、司令にお願いするっ)ポロポロ

朝雲(せめて少しだけでも良いから、私を見てくれるように……)ポロポロ

その夜


青年提督「ふわぁ~……さて、もう寝よっかな」

ガチャ

朝雲「……司令、起きてる?」

青年提督「ん?朝雲ちゃんか。こんな遅くにどうし……っ!?///」

朝雲「……///」※バスローブ姿

青年提督「あの、朝雲ちゃん?どうしてそんな格好して……///」

朝雲「……言わなきゃ分からない?///」

青年提督「い、いや。意味は分かるけどさ……でも、何で///」

朝雲「お願いを聞いて貰うためよ///」

青年提督「お、お願い?」


朝雲「えぇ。私ね……司令のことが好きだったの。8年前からずっと……///」

青年提督「……え?」

朝雲「でも、自分の気持ちに気づいた時はもう遅かった。司令は榛名さんと結ばれちゃったの」

青年提督「………」

朝雲「好きになった時点でもう手遅れ……そんなのってあんまりだと思わない?」ジワッ

青年提督「……朝雲、ちゃん」

朝雲「もう我慢出来ないの!何も榛名さんを裏切ってなんて言わない!私と付き合ってなんてことも言わない!」ポロポロ

朝雲「せめて……今晩だけ。今晩だけでいいから……」ポロポロ








「私だけの司令になって……私だけを見て……っ!」






青年提督「………」

朝雲「………」ポロポロ

青年提督(……榛名姉さん、ごめんなさい。今日だけ、ぼくの浮気……いや、他の女性と向き合うことを許して!)

青年提督(榛名姉さんを愛する気持ちは変わらないけど、ここまで勇気を出して告白してくれた朝雲ちゃんの気持ちを微塵に踏みにじるなんて……ぼくには出来ないよ)

青年提督「……分かった」

朝雲「……え?」

青年提督「今晩だけは、ぼくは朝雲ちゃんの彼氏。朝雲ちゃんだけしか見ないよ」

朝雲「……しれぇ……しれぇっ!」ダキッ

青年提督「よしよし……」ナデナデ

朝雲「ぐしゅ……ひっく……よかったぁ……よかったよぉ……」ポロポロ

青年提督「………」ナデナデ


青年提督「……でも、避妊はするからね?」

朝雲「そんなことはどうだっていいの!私を女として見てくれるだけでも……嬉しいっ……!」ギュッ

青年提督「朝雲ちゃん……」



青年提督(……ごめん、朝雲ちゃん。あの時……8年前、君の気持ちに気づいてあげられなくて)

青年提督「……じゃあ、触るよ?」

朝雲「うんっ……好きにしていいよ……///」


ふにっ♪


朝雲「あんっ///」

小さいけれど、確かに伝わる温かさ。女の子特有の柔らかさ。手に収まるサイズで、欲情するというより可愛さを感じる。

ふにっ…ふにっ…

朝雲「あっ……司令の手、優しい……んふぅ!///」

青年提督「……それならよかった」

ふにっ…むにゅっ

朝雲「んやっ!///」

少し強めに揉んでみる。それに合わせて弾力が跳ね返ってくる。やっぱり女の子の胸には幸せが詰まっているのかな。

むにゅっむにゅっ…

朝雲(……あぁ、幸せ。好きな人に体を触ってもらえることって、こんなに心が満たされるんだ……///)

青年提督(……朝雲ちゃんが笑ってる。最近暗い表情ばかりだったから、何だか新鮮だなぁ……あ、でもぼくのせいか)

青年提督(それなら、今日で一生分の幸せを贈ればいいんだ!)

むにゅっ……くりっ

朝雲「きゃんっ!///」

青年提督「あっ、ごめん!もしかして痛かった?」

朝雲「う、ううん!大丈夫!大丈夫だから……続けて?///」トロン

青年提督「」ムラッ

青年提督(そんな火照った顔で言われたら……我慢出来なくなっちゃうよ。涙目も反則だってば!)

くりっくりっ…

朝雲「んふぅ……ぁんっ!///」

ここぞとばかりに乳首を攻める。朝雲ちゃんの性感帯は分からないから、手当たり次第に探ってみる。

くりゅくりゅ…ぐりっ

朝雲「やぁんっ!そ、そんな強くぅ……///」

こりこり…ぐにっぐにっ

朝雲「ひゃっ!んあっ!///」

時折乳首をつねりながらも、全体的に強く鷲掴みにする感じで胸を揉んでいく。

ぐにっぐにっ…こりこりっ

朝雲「あっあっあっ……きゃう!///」

青年提督(……ようし、次は)スッ

朝雲「はぁはぁ……///」

朝雲(も、もうやめちゃうの?まだイってないのに……///)


くちゅっ


朝雲「ひあああっ!?///」

青年提督「随分濡れてるね」

ぬちゃあ…

朝雲「あっダメ!そこは弱いのぉ!///」

青年提督(……良いこと聞いた)キラン

くちゅくちゅ…

朝雲「あぁん!だ、だからダメだってばぁ……///」

ここぞとばかりに手を動かす。中をかき乱すように、乱雑に手を暴れさせる。

ぐちゅっぐちゅっ…じゅぷっ

朝雲「きゃうっ!てが!てがはいってきたぁ!///」

じゅくじゅくじゅく…

朝雲「ひゃああああっ!///」

青年提督(……ちょっと指を入れただけでこの反応。さっき朝雲ちゃんも言ってたけど、どうやらここが性感帯みたいだね)

ぐじゅぐじゅ…くりっ

朝雲「んきゅううううっ!?///」

青年提督「おっ、朝雲ちゃんの弱点発見♪」

朝雲「だ、ダメダメダメ!そこは1番敏感で……///」

くりゅくりゅ…くりっ

朝雲「んやああああっ!だ、ダメだってばぁ!///」

じゅくじゅく…こりっこりっ

朝雲「あああんっ!も、もうイく!イっちゃううぅぅっ!///」

青年提督(とどめだ!えいっ!)

ぐじゅぐじゅぐじゅ…こりこりこりっ

朝雲「ふわああああああああああんっ!!///」プシャアアアァァァァ



朝雲「はぁっはあっ……ダメだって言ったのにぃ……」

青年提督「あはは、ごめんごめん。朝雲ちゃんのそのトロける声が聞きたくてさ」

朝雲「……今更私を口説いても遅いわよ?」

青年提督「……でも、今晩は朝雲ちゃんの彼氏だから!」

朝雲「……それもそうね!」


「あははははは!」


青年提督「……じゃ、そろそろ本番いく?」

朝雲「……うんっ///」

青年提督「よいしょっと」ジーッ

ギンギンッ

朝雲(うわっ、大きい……あんなのが私の中に入ってくるんだ……///)

青年提督「それじゃ、入れるね?」

朝雲「……優しくしてよ?///」

青年提督「もちろん……んっ」

じゅぷっ

朝雲「んあっ!は、入ってきたぁ……///」

青年提督「……くぅっ!」

子供体形故なのか、挿入直後からかなりきつい。自分の“モノ”が引きちぎられそうな錯覚さえ覚える。

ぐじゅぐじゅ…

朝雲「あっあっ……私の中に、司令のが……///」

青年提督(ゆっくり、ゆっくり……お互いに負担をかけないように……)

ぐちゅっ……じゅぷんっ♪

朝雲「あんっ!奥まで入ったぁ……///」

青年提督「……それじゃあ、動くからね?」

朝雲「うん……私をメチャクチャにして……///」

青年提督「」ムラムラッ

本能が理性を空の彼方まで殴り飛ばされる衝撃を受けた。これは反則だよ……そんなこと言われたら、我慢出来なくなっちゃうよ。

青年提督「あ、朝雲ちゃんっ!///」

ぐちゅっぬちゅ!じゅぷじゅぷっ!

朝雲「あんっ!そんないきなり……///」

青年提督「くぅっ……///」

少し動かしただけで凄まじい快感が頭をよぎる。締め付けが強いせいか、自分から精を1滴残らず絞り出そうとしているように感じてしまう。

ぐちゅぐちゅっ…ぬちゅっじゅぷっ!

朝雲「そ、そうそう!もっと激しく!激しくぅ……あんっ!///」

青年提督「朝雲ちゃんっ!朝雲ちゃんっ!///」

ぬちゅぐちゃっ!ちゅぷっちゅぷっ!

朝雲「やぁん!し、しれぇ!しれぇ!///」

青年提督「……かはっ!」

ゴムを付けている状態でこの感触……もし付けていなかったら、恐らくぼくは5分とも持たなかっただろうな……

ぐちゅぬちゅっ!ちゅぷっぐちゃっ!

朝雲「あんっ!ま、またイく!イッちゃうっ!///」

青年提督「ぼ、ぼくももう限界……っ!」

じゅぷじゅぷじゅぷ…ぐちゅううううぅぅぅぅっ!!

朝雲「ふわああああああああっ!!///」

青年提督「うあっ……!!」

青年提督「どうだった?」

朝雲「……最高だった///」

青年提督「……そっか。それなら良かったよ」

朝雲「………」


朝雲(明日からは、また提督と艦娘の関係)

朝雲(そう。それで良いのよ。私はあくまでも今晩だけの彼女)

朝雲(今晩、だけの……少しの間だけ、夢が見られただけでも良かった……)


青年提督「朝雲ちゃん、涙が……」

朝雲「ふぇ?あ、あれ?どうして私、泣いてるのかな……おかしいなぁ……」ポロポロ

青年提督「……ごめんね」ダキッ

朝雲「……ぐしゅ……しれぇ……どうして私じゃないの……?」ポロポロ

青年提督「……本当にごめんね」

朝雲「ふぇっ……謝らないでよ……答えてよぉ……ひっく……」ポロポロ






「うええええぇぇぇぇぇぇん!!」





――一晩だけ叶った少女の願い。

――一途に想い続けて来た恋心。

――しかしそれは、瞬く間に散ってしまう。

――再び失恋という暗い道にたたずんでしまった少女。

――僅かな幸せを経験した彼女は、何を思うのか。何を感じたのか。

――それは彼女以外に知るよしも無い……








おしまい

本日は22:00~22:30頃開始します。
もしかすると21:30頃から開始するかもしれません(曙告白イベント)。

始めます。

曙「提督!」

ショタ提督「曙!止めないでくれ!俺は今自分への喝を入れるのに忙しいんだっ!」ガンガンッ

曙「それもあるけど、“この時代に遡って来た”ってどういうことよ!」

ショタ提督「っ!?」ビクゥ


曙「……その反応だと、単なる冗談では無さそうね」

ショタ提督(しまった!聞かれてたか!)

ショタ提督「……えっとだな、最近SFものの小説にハマって」アセアセ

曙「………」ジトーッ

ショタ提督「………」


ショタ提督(……はぁ。これはどう誤魔化そうとしても聞き入れてくれそうに無いな)

ショタ提督「……分かった。全て話す」

曙「最初からそう言いなさいよ」

ショタ提督「そうは言うがな……今から話すことは、全て紛れも無い事実だ。それを頭に入れて聞いてくれ」


曙(……また暗い表情になったわね。これは相当重い内容かも)

曙「……分かったわ」

ショタ提督「……これは浜風にも言ったことなんだが――」

曙「………」

提督が話した内容は、あまりにもぶっ飛び過ぎていた。40年後の未来から来たなんて……

多分出会ったばかりの頃の私なら「ふざけないでよ!」の一言で終わらせたと思う。でも、今は違う。

話している最中の提督の顔、表情、雰囲気……全てを冷静に読み取れるまでに提督のことを好いていた私は、この話が本当だということはすぐ分かった。

何より未来の私が沈んだ時の言葉を話してくれた時なんか、目に涙を浮かべてたし。冗談やドッキリでもここまで本気で泣きそうになるとは考えられない。

提督の人生が狂ってしまった20年後の事件、そして何もかも失って過ぎ去った20年間の絶望感……私は想像を絶する内容の重さに、時々泣き出しそうになった。

それでも私は聴き続けた。これほどの内容を打ち明けてくれるということは、それだけ私のことを信用してくれているから。提督の信用を、失いたく無いもの。それに……







――こんなに辛い思いをした提督を、放っておけるワケ無いじゃない!

ショタ提督「――というわけだ」

曙「………」

ショタ提督「……最後まで静かに聞いてくれてありがとう。正直途中で怒られることは予想していたんだが……」

曙「……っ!」

ダキッ!

ショタ提督「うおっ!」

曙「………」ギュッ

ショタ提督「あ、曙……?」



曙「……がいる」

ショタ提督「え?」

曙「私がいる。誰も信じてくれなくても、皆が提督のことを否定しても……私がいる!」

ショタ提督「………」

曙「あ、でも浜風はもう知ってたっけ……なら!私と浜風がいるでしょ!提督は1人じゃない!どんなことがあっても、私と浜風は提督のことを信じるわ!だから……」



浜風「その通りです!」



ショタ提督「!?」

曙「は、浜風!?どうしてアンタがここにいるのよ!」

浜風「いえ、執務室のそばを歩いていたら、何やら聞き覚えのある話が聞こえてきたものですから……」

曙「で、覗いてたわけね」

浜風「……すみません。興味本位で、つい」

曙「……ううん。むしろ好都合だわ。どうせ浜風にも後で言おうと思ってたことだし」

浜風「……何を言おうとしているかは、大体予測出来ますけどね」

曙「ふふん♪まぁ見てなさいよ」



曙「ねぇ、提督」

ショタ提督「……なんだ」

曙「私が“クソ提督”って呼ばなくなった本当の理由はね……」

ショタ提督「………」








「好きだから。提督に惚れちゃったからよ!」






ショタ提督「………」

曙「どう?私からこんな言葉が飛び出してくるとは思わなかったでしょ」

ショタ提督「……そう、だな。予想外だった。お前から俺への素直な気持ちを聞いたのは、轟沈直前が最初で最後だったからな」ジワッ

曙「あぁもうそんなことで泣かないの!未来の私は轟沈しちゃったけど、“今の私”は無事でしょ?こんなにピンピンしてるし!」

ショタ提督「……この体だと、涙腺が弱くてなぁ……ぐすっ……」ポロポロ

曙「……全く、世話が焼ける提督なんだから」ナデナデ

ショタ提督「えぐっ……あけぼのぉ……ありがとうなぁ……俺のことを、好きになってくれて……ぐしゅ……」ポロポロ

曙「ふふっ……私を惚れさせた罪は重いわよ?この……」








――クソ提督っ♪








――好感度50/50





浜風「あの、曙ちゃん。私がいることを忘れてませんか?」

曙「……今のは浜風への宣戦布告でもあるのよ」

浜風「っ!」

ショタ提督「うぅ……ぐすっ……」ギュッ

曙「あぁもう、泣かないの。よしよし」ナデナデ

浜風「……むぅ」

曙「ふふん♪提督が私になびくのも時間の問題かもね」

浜風「わ、私だって負けませんから!」

6日目 昼



――ごめんね?衣笠さん、もうダメかも……

――でも、提督と過ごした時間は楽しかった。良い思い出になったよ……

――あぁもう泣かないでよ……私が沈んだとしても、提督は残された人を守らないとだし!だから早く逃げて……ね?

――私のことはもういいからさ……さようなら……深海から見守ってるね…………



ショタ提督「………」

浜風「……そう、ですか。衣笠さんも……」

曙「……なら、全力で守り通すわよ。衣笠は生きてる“今”なら、結末を変えることだって出来るんだから!」

ショタ提督「……ありがとな、2人共」

浜風「私達もお力になりますから!」

曙「そうよ!大船に乗ったつもりでいなさい!」

ショタ提督「……あぁ!」




↓1曙のコンマ 好感度:50/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:45/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお曙or浜風が最大値の場合は即ENDです

衣笠「………///」ポヤー

青葉「……また司令官のことですか?」

衣笠「てへへ、バレてたか」

青葉「女の方があれだけ顔を赤くして上の空だったら、大抵男絡みなんですよ」

衣笠「微妙に生々しい言い方しないでよ……否定はしないけど」




ショタ提督は……


直下

ショタ提督「ふんっ!ふんっ!」

衣笠(うわっ!凄い勢いで腕立て伏せしてる……可愛さと格好良さが混ざり合って、何か複雑な気持ち///)

ショタ提督「よしっ、1セット終了!続いて腹筋150回だぁ!」

衣笠(えぇ!そんなにするの!?)

ショタ提督「皆を守る為なら何だってするぞ!ふんっ!ふんっ!」

衣笠(提督……///)



衣笠(でも、筋トレしてるとこに『私、提督のこと好きなの!』って言うのはムードもへったくれもないよねぇ……)

衣笠(どうしよっかな……鉄は熱いうちに叩けって言うけど、果報は寝て待てとも言うし……)



選択安価!
1.いーや!告白するね!
好感度50確定 浜風・曙・衣笠ENDになります。
2.出直そうかな……
好感度上昇コンマ判定 50到達で1と同じ結末になります。


直下


※1を選んだ場合、80~89で浜風が、90~98で曙が邪魔します。
2を選んだ場合は好感度上昇コンマまで持ち越しです。

先に言っておくと、今回のエピローグはかなり重いです。よって結ばれる艦娘が増えるほど、提督の精神的負担が軽くなります。


衣笠(ええい!ウジウジするなんて衣笠さんらしくない!勢いに任せて突撃するのみ!)



衣笠「提督っ!」

ショタ提督「ふんっ!ふんっ!ん?衣笠か。どうした?」

衣笠「単刀直入に言うね!私……提督のことが好き!///」

ショタ提督「そうか。ふんっふんっ…………んん?」ピタッ



衣笠「えへへ///中々恥ずかしいね///」

ショタ提督「ちょっと待ってくれ。今何て言った?」

衣笠「ふえぇ!?///」

衣笠(あのこっ恥ずかしい台詞をもう1回言えっていうのぉ!?うぅ、せっかく勇気を出して言ったのに……///)

ショタ提督「……俺の聞き間違いだったか。それなら筋トレの続きを」

衣笠「ストップストーップ!言うからちょっと待って!///」

ショタ提督「お、おう。なら頼む。素で聞き逃したんだ」

衣笠「……はぁ」ガクッ

衣笠「それじゃあもう1回言うからね?こ、今度はちゃんと聞いてよ!?///」

ショタ提督「あぁ、分かってる」




衣笠「うぅ……///わ、私は……」








「提督のことが……す、好きになっちゃいましたっ!///」






ショタ提督「………」

衣笠「………///」

ショタ提督(……脳裏に蘇る。衣笠の最後に言った本当の言葉が……)




――てい……とく…………好き、だった………………よ…………………………




ショタ提督「……くっ」ジワッ

衣笠「うえぇ!?て、提督!?」

ショタ提督「いや、違うんだ。これは……その……」ポロポロ

衣笠「えっと、その……」アセアセ



曙「あぁー!提督が泣いてる!」

浜風「何ですって!?」



衣笠「ひゃっ!曙ちゃんに浜風ちゃん!どうしてここに……」

ショタ提督「2人とも……これはあれだ。嬉し泣きというか、思い出し泣きというか……」ポロポロ


曙「衣笠!提督に何言ったのよ!返答次第ではただじゃおかないわよ!」

浜風「……正直に答えて下さいね?」

衣笠「いや、その……提督に告白しただけ……///」

曙浜風「ギルティ!」

衣笠「ひゃあ!?///」ガシッ

ショタ提督「こ、こらっ!2人やめろ……ぐすっ……」ポロポロ

曙「……事情は分かったわ。とりあえず衣笠、早とちりしてごめんなさい」ペコッ

浜風「私もごめんなさい」ペコッ

衣笠「い、いいよいいよ!こっちこそ……何か混乱させちゃったみたいで、ごめんね?」ペコッ

ショタ提督「いや、そもそも俺が泣き出したのが原因なんだ。衣笠、曙、浜風……すまなかった」ペコッ

衣笠曙浜風「提督は謝らなくていい(いいです)から!」



ショタ提督「……こうなった以上、衣笠にも話しておくべきか」

曙「ま、仕方ないわね」

浜風(……恋敵がますます増えていきます)

衣笠「え?話ってどういうこと?」

ショタ提督「衣笠。今から話すことは全て事実だ。どうか最後まで聞いてほしい」

曙「言っとくけどかなり重いわよ。心して聞きなさい」

浜風(……恐らく衣笠さんは泣きますね、確実に)

衣笠「わ、分かった」

ショタ提督「さて、どこから話すとしようか――」

衣笠「………」

提督の口から聞かされた内容は、想像を絶する暗く重い内容だった。

提督が未来から来たことよりも、私達や人類がほぼ全滅するような出来事が起こることのほうが信じられなかった。

でも、曙ちゃんや浜風ちゃんの暗い表情が目に入る度に……それが本当のことだと察する。

私も沈んだこともショックだけど、提督が血がにじむほど拳を握りしめているのが見えた途端、涙が溢れ出た。

もう耳を塞ぎたくなるほどだったけど、頑張って全部聞いた。何より提督が話してくれていることを、聞き逃すなんてことは絶対にしたくなかったから。

衣笠「………」ポロポロ

浜風(……やっぱり)

ショタ提督「……これで全て話した。すまない、こんな気分が悪くなるようなことを聞かせてしまって」

衣笠「うえぇぇん……ていとくぅ……つらかったんだね……ぐしゅ……」ポロポロ

ショタ提督「………」

衣笠「ひっく……ぐすっ……」ポロポロ



曙「だから私達で変えるのよ」

衣笠「!」

ショタ提督「……そうだ。こんな悲劇を2度と繰り返してはダメだ。俺達の手で変えるんだ。こんなクソッたれな未来なんて……絶対にお断りだ!」

浜風「はい。それに……これ以上提督に悲しい思いはさせたくありません」

ショタ提督「……ありがとな、浜風」

衣笠「でも……私達に出来るのかな……」

曙「やれるかどうかじゃない。やるしかないのよ!」

浜風「やらなければ可能性は0%です……でも、少しでも出来ることがあるなら全力でそれを行うべきです!そうすれば可能性も0%から0.1%、1%、10%……どんどん上がっていきます!」

衣笠「……そう、だよね。うん!その通りだよね!ようし!」

ショタ提督「衣笠……」

衣笠「えへへ♪提督……」






――私も提督の力になるから!頑張るから!傍で見ててね?






――好感度50/50

6日目 夜



曙「浜風!ちょっと引っ付き過ぎよ!」※左腕

浜風「最初に提督に告白したのは私なんですから。これくらいは優遇されても良いじゃないですか!」※前から抱きついてる

ショタ提督「……両腕と前から抱きつかれると歩きにくいんだが」

衣笠「えへへ~♪提督っ///」※右腕

ショタ提督(右腕と下腹部から柔らかいものを感じる……俺も若くなったもんだ///)

曙(浜風も衣笠も胸があるからって何よ!私だって成長すればあれぐらいに……!)




伊58「………」

伊401「どうしたの?」

伊58「いや、ゴーヤだけ省かれてるような気がして……」

伊401「……?」





↓1曙のコンマ 好感度:50/50
↓2伊58のコンマ 好感度:17/50
↓3浜風のコンマ 好感度:50/50
↓4衣笠のコンマ 好感度:50/50

コンマが最大の艦娘が行動します
なお伊58以外が最大値の場合は即ENDです

浜風「ゴールです!」

衣笠「いや~、何とか滑り込みセーフで良かったぁ!」

曙「浜風が慢心したせいね」

伊58「」orz


でち公が不憫ですがこの周は終わりです。続いて艦娘安価、いきます!

※このレスではまだ安価を取りません。

毎度お馴染み注意事項です。
※今回登場した艦娘(伊58)はNGです。
※ENDを迎えた艦娘はNGです。
※新海棲艦もNGです。
※名前が違う同一艦は、同じ周回で2人出すのはNGです(例:大鯨と龍鳳)。
※浦風は安価下にします。


この次の>>1のレスからスタートです。

1人目

↓1~↓7でコンマが最大の艦娘

同数の場合はさらにコンマ対決

1人目:不知火

2人目

↓2~↓8でコンマが最大の艦娘

同数の場合はさらにコンマ対決

2人目:伊19

3人目

↓2~↓9でコンマが最大の艦娘

同数の場合はさらにコンマ対決

3人目:霞

ラスト4人目

↓1~↓8でコンマが最大の艦娘

同数の場合はさらにコンマ対決

不知火、伊19、霞、龍驤ですね。了解です。

続いて3の倍数周限定!ショタ提督の設定安価です!

まずは注意事項を。
※指定した時間までは設定を考える時間とします。
※指定時間に>>1がレスします。その時に艦娘安価同様、範囲内でコンマ最大の設定を採用します。
※同数の場合はさらにコンマ対決です。


では、23:55まで提督の設定を練ってお待ち下さい!

あ、すみません。
性別は男、外見はショタで固定です。
注意が遅れて申し訳ありません。

ショタ提督の設定

↓1~↓6でコンマが最大の設定採用

同数の場合はさらにコンマ対決

人外……と来ましたか!

それではエピローグを書いて来ます。恐らくプロローグは昼頃~夕方になると思います。

今回は小ネタは無しです。すみません。
……提督の設定を考えるだけで時間が経ちそうなので。

エピローグは書き溜めて一気に投下しようと思いましたが、今回は試に書いて投下、書いて投下を繰り返してみます。

ショタ提督「……例のものは出来ましたか?」

明石「バッチリ!こちらです!」スッ

浜風「これが過去や未来を調べる装置、ですか」

曙「どこかで見たことあるようなデザインね」

衣笠(これってドラえもんのタイムテレビじゃ……いや、気にしたら負けか)

ショタ提督「スペックは?」

明石「宇宙が生まれる前からこの先の未来まで制限無く見られます。さらに場所も自在に設定出来ます!」

ショタ提督「そ、そうか……凄まじい性能だな」

明石「私もそう思います。あ、これは付属品と説明書です」スッ

ショタ提督「ん?あぁ。ありがとうな……こんな無茶振りに答えてくれて」

明石「いえいえ!これも友人のおかげですよ!」

浜風(こんな凄いものを作れる、明石さんの友人が凄く気になります)




ショタ提督「それじゃあ早速20年後を見てみるか」カチッ

浜風「……私達は未来を変えることに成功しているんでしょうか」

曙「何が映ったとしても、私達は少しでも良い未来にするために頑張るのみよ!」

衣笠「そうそう!」


パッ


ショタ提督「映った……ん?何だこれは」

浜風「これが20年後の未来……」

曙「……えっ、何これ!?」

衣笠「あれれぇ?どうなってるの~!?」

提督(40)『ほらほら~!こっちだぞ~!』タタタッ

はまかぜ『待ってよ~!』トテトテ

あけぼの『まったく、はまかぜはノロマね』ダッ

きぬがさ『もー!2人ともはまかぜをいじめちゃダメだってばぁ!』

大人浜風『ふふっ。はまかぜは私に似て大人しいですね』

大人曙『運動音痴なだけじゃないの?』ニヤニヤ

大人浜風『むっ、言いますね』

大人衣笠『3人とも~!転ばないように気をつけてね~!』

あけぼのきぬがさ『はーい!』

はまかぜ『ま、まって……あうっ!』コテッ

大人曙『あっ!言ってるそばから!』

提督『おやおや、大丈夫か?』ナデナデ

はまかぜ『あ……はいっ///』ポワポワ

あけぼの『あーっ!はまかぜだけずるい!私もー!』

きぬがさ『きぬがささんもー!』

大人浜風『……見事に口癖が移ってますね』

大人衣笠『いや~あはは……』ポリポリ






ショタ提督「………」

浜風「凄く微笑ましい光景ですね……というかあの子達って、まさか私達の……///」

衣笠「どういうこと!?そ、そりゃあ提督と私が結婚して子供が出来てるのは嬉しいけど……///」

曙「深海棲艦の襲撃なんて起きてないじゃない!」



ショタ提督「………」ブルブル

浜風「どうしたんですか?」

ショタ提督「……俺は確かに簡易的なタイムマシンを使って過去に戻ったんだ」

曙「えぇ。確かそう言ってたわね」

ショタ提督「だが……遡った時点で、既に分岐が生じていたとすれば……」ブルブル

衣笠「っ!そ、それって…………」








「俺は……パラレルワールドに遡ってしまったのか……!?」






!?

浜風「そ、そんな!だとしたら提督は、そもそもこの世界の人物ではないということになりますよ!?」

曙「それにまだ分からないじゃない!単に提督がこの時代に来た時点で既に未来が変わってるだけかもしれないし!」アセアセ

衣笠「……他の時代についての心当たりは何か無い?」

ショタ提督「……今より前の歴史についても調べたさ。するとどうだ、俺の知らない歴史ばかり書かれていた!」ガクガク

浜風(そういえば、何日か前に歴史小説を見て『フィクションか?』と言っていました……あれはそういうことだったんですね)

ショタ提督「アルバムを見ても見覚えの無い写真もあった……おかしいじゃないか!俺が遡った時点で未来が変わったとすれば……」



ショタ提督「どうして俺が遡る前の出来事や歴史まで改変されるんだ!15年前の戦争だって存在すらしていなかった!」



曙「戦争?今のは初耳よ!?」

ショタ提督「俺がまだ5歳の頃……今から15年前だ。新海棲艦侵略防止戦争と呼ばれる、大規模な世界大戦があったはずなんだ!俺はその戦争で母さんを失った!父さんも片腕を無くした!だがこの世界では2人とも元気に過ごしているんだ!」

衣笠「そんなの聞いたこと無いけど……」

ショタ提督「やはりそうだ!深海棲艦や艦娘が生まれる前の歴史はともかく、それ以降の歴史が俺の知っている歴史とまるっきり違う!」

ショタ提督「お前達の戦績を聞いてもおかしいと思ったんだ……俺の知っている深海棲艦なら、艦娘がA勝利やS勝利なんて絶対に不可能だ!」

浜風「そ、そんなに強かったんですか!?提督の知る歴史上の深海棲艦は……」

曙「そんなのが大量に攻めてこられたら……どうりで艦娘や人類が太刀打ち出来ないわけね」

衣笠「……ここまで提督の話と現実での出来事が違うということは、やっぱり……」

ショタ提督「そんな……それじゃあ俺は…………」ガクガクガク








「共に生きてきた艦娘や無念の死を遂げた艦娘の想いを置き去りにして、この世界に逃げたことになるじゃないか……っ!!」






浜風「……まだ諦めるのは早いです!」

曙「そうよ!付属品があるじゃない!」

衣笠「このヘルメット……みたいなやつ?えっと説明書説明書……」


『この付属ヘルメットを被ると、使用者の記憶を徹底的に分析します。
そして使用者の頭に描いた記憶を頼りに、時間座標と空間座標を自動調整します。
最終的に使用者の望みの時間と場所を映し出します。』


ショタ提督「そ、そうか!これを被れば……」

浜風「この世界が改変されただけか、分岐してしまった世界かが分かります!」

曙「……改変された世界なら映像が映し出せない。既に存在しない未来だから」

衣笠「分岐した世界だとしたら、問題無く提督が住んでいた世界が映し出される……なるほどね」

ショタ提督(……頼む!ここが改変された世界であってくれ!でないと俺は……俺は!)カポッ

浜風「……スイッチを入れますね?」

ショタ提督「あぁ……頼む!」

浜風(お願いです……どうかこれ以上、提督を悲しませないで下さい!)







カチッ


ブウウゥゥゥゥゥン……


分析中…分析中…分析中…







ショタ提督「………」

浜風「………」

曙「………」

衣笠「………」

ピーッ


分析完了



ショタ提督「………」

浜風「………」ドキドキ

曙「………」ドキドキ

衣笠「………」ドキドキ




分析結果…



全員「……っ!」ゴクリ






























――時間座標、空間座標ともに“1件”の一致あり。

ショタ提督「……あぁ……ああぁぁっ……!」ガクガク

浜風「そん、な……」ウルウル

曙「こんなことって……っ!」ギリッ

衣笠「……どうして。どうしてよっ!」プルプル




映像受信 100%完了

フッ



ショタ提督「……こ、これは!」



提督(60)『……頼めないか?』

明石『やれるだけのことはやってみますね』

夕張『ふふっ……提督に仕事を頼まれるなんて、何十年振りだろうなぁ♪』

提督『ありがとう……恩にきる!』



ショタ提督「間違い無い!俺が過去に戻る前の世界だ!」

浜風「……なんてひどい」

曙「建物自体がかなり傷んでるしだし、提督達の服もボロボロ……」

衣笠「本当にこの鎮守府と同じなの……!?」




提督『……大きなヘッドホン?』

明石『使用者の脳内細胞中……えっと、分かりやすく言うと意識だけを飛ばす装置です!』

夕張『そのヘッドホンを装着してスイッチを押すだけで作動します!』

提督『分かった……2人とも、ありがとう……!本当に感謝しきれない……っ!』ウルウル

明石『いえいえ!提督のお役に立つことこそが私達の生きがいみたいなもんですから!』

夕張『そうですよ!私達のことは気にしないで、パァッと行っちゃって下さい!ほら、パァッと!』

提督『……ようし!』スチャ

明石夕張『いってらっしゃい!』

提督『あぁ!行ってくる!』カチッ




ショタ提督(そうだ……俺はこの時、確かに過去に遡ったんだ!)

曙「……少し前を見てみましょう。これだけじゃ情報が少なすぎるわ」

衣笠「分かった。それじゃ2~3日前に時間を戻すね」カチャカチャ


ブウウゥゥゥゥン




明石『………』

夕張『……何とか完成、しましたね』



ショタ提督「……見覚えが無いな。ということは、俺がこの場にいなかった時か」

浜風「あれはさっきのマシンですね」




明石『……でも、失敗ですね』

夕張『どうして?一応意識だけでも時間移動は出来るはずじゃ……』

明石『時間移動は、ね。問題は……この鎮守府の技術不足のせいで“世界線固定機能”が作れなかったんです』

夕張『世界線……?』




ショタ提督「……ま、まさか。まさかまさかまさかまさかまさか!!」ガクガク

曙「提督!落ち着いて!」ガシッ

浜風「最後まで話を聞きましょう!」ガシッ

衣笠「辛いかもしれないけど、真実を知る唯一の手がかりだから!」ギュッ

ショタ提督「嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ!聞きたくない!やめてくれぇ!」ジタバタ




明石『この機能が不完全だと……時間を遡った時に、次元のズレが生じるんです』

夕張『つまりパラレルワールドに飛んでしまう、ってことですか!?』

明石『……はい。さらに遡る時間が長いほど、次元のズレも大きくなります。1年も遡ればかなり遠い世界に飛ばされますね』

夕張『そんな!それじゃあ意味無いじゃないですか!過去に戻ったところで、別世界じゃ……』




ショタ提督「あぁ……ああああああああっ!!」ポロポロ

浜風「提督っ!」ギュッ

曙「私達がついてるから!」ギュッ

衣笠(……私までもらい泣きしそうになってきちゃった)ウルウル




明石『……一晩考えたんですよ』

夕張『え……?』

明石『提督は着任してからずっと私達の為に頑張ってくれました。20年前に深海棲艦達が攻めて来た時も、必死で沈む艦娘達を助けようとしてくれました』

夕張『………』

明石『35年前の戦争で母親を亡くし、それで今度は信頼していた艦娘まで失う……あまりにも提督が可哀想です』

明石『せめて提督には人生をやり直してもらいたいと思っていたんですよ。それこそこんな絶望的な未来しか待っていない世界じゃなく……』








――提督も艦娘も笑って暮らせる、遠い世界で……








夕張『……なるほど。分かりました!そういうことなら私も協力します!』

明石『……この装置を渡せば、私達は本当の意味で提督を失うこととなります。それこそ、2度と会えませんよ?』

夕張『いいんです。私達はもう、役目を終えました。人類も艦娘もほとんど残っていないこの世界でなんて、もう私達は人形同然なんです。そんな世界に、まだまだ生きる希望を残している提督を束縛するなんて出来ませんから!』

明石『……くすっ♪私と一字一句同じ意見とは驚きました』

夕張『お互い様ですよ!』



『ふふっ……♪』


記憶喪失提督と子供島風達が使ってたタイムマシンを……ぜひこのタイムリープ提督に……

ショタ提督「………」ポロポロ

浜風「……明石さん、夕張さん……そこまで提督のことを」ポロポロ

曙「……こんなのってあんまりじゃない!提督までいなくなったら、あの2人は生きがいを失うことになるのよ!?」ギリギリ

衣笠「……あっ、時間座標が元に戻ったよ」




明石夕張『いってらっしゃい!』

提督『あぁ!行ってくる!』カチッ


提督『』ガクッ




ショタ提督「っ!?」

浜風「未来の提督が動かなくなりましたよ!?」

曙「“意識だけを過去に飛ばす”。これって……」

衣笠「……多分、曙ちゃんの予想通りだと思う」ウルウル




明石『……行っちゃいましたね』

夕張『……そう、ですね』

明石『やっぱり名残惜しいですか?』

夕張『当たり前でしょ……大好きだったんだから……』ウルウル

明石『……そんなところまで私と一緒だなんて、反則……ですよぉ……!』ウルウル

提督『』

夕張『……提督はどうなっちゃったんですか?』

明石『意識が空っぽ……植物人間に近い状態ですね。生きてはいますけど、実質死んでいるのと同義です』

夕張『……せめてこの提督のお世話をしましょう。体が生きているのなら、放っておくわけにはいきませんから!』ポロポロ

明石『……やっぱり私達はお似合いですね……こんなところまで、同意見なんですから……』ポロポロ

夕張『……また、生きがいが出来てしまいましたね』ポロポロ

明石『ぐすっ……本当ですね……』ポロポロ







ショタ提督「あぁ……明石……夕張…………あぁぁ………………」ガクガク












「うわあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」ポロポロ






ショタ提督「おれはなんのためにこのせかいにきたんだぁ!おまえたちがしあわせにならなかったらいみないだろうがああっ!!」ポロポロ

浜風「……提督……ぐすっ」ポロポロ

曙「………」ポロポロ

衣笠「……うわああああああん!いくらなんでも可哀想すぎるよおおおおっ!!うええええええん!」ポロポロ

ショタ提督「あかしいいいいいいっ!ゆうばりいいいいいっ!なんでこんなことかんがえたんだよおおおおおおっ!!」ポロポロ

ショタ提督「はまかぜもあけぼのもきぬがさもゴーヤも……けっきょくすくえてないんじゃないかあああっ!!」ポロポロ

ショタ提督「くそおおおおおおおっ!!うわああああああああああっ!!」ポロポロ

浜風「………」ポロポロ

曙「提督……」ポロポロ

衣笠「わあああああああん!」ポロポロ










ショタ提督「うわあああああああああああああああああああああああああああっ!!」ポロポロ








ショタ提督「……ぐすっ」ポロポロ

浜風「……落ち着きましたか?」ウルウル

ショタ提督「……何とかな」グシグシ

曙「何と言うか……一生分泣いた気がするわ」グシグシ

衣笠「私は……まだ泣き足りないくらいだけどね……」ウルウル



ショタ提督「……てやる」

浜風「え……?」

ショタ提督「生きてやる。幸せに生きてやる。こうなったらとことん幸せになってやるっ!!」

衣笠「提督、何言って……」

曙「……そうね」

浜風衣笠「曙ちゃん?」

曙「提督の世界の明石さんと夕張さんが望んでいることは、提督の幸せでしょ?」

曙「あそこまでして提督をこの世界に送り出してくれたんだから……せめてめいっぱい幸せにならないと、あの2人に顔向け出来ないわ!」

ショタ提督「あぁ……生きてやる。明石の分も夕張の分も浜風の分も曙の分も衣笠の分も伊58の分も……生きてみせるっ!」



浜風「……そう、ですね。沈んでしまった私達の分も、幸せにならないとですよね!」

衣笠「そっか……今の私達は別人とはいえ、提督の世界では沈む運命にあったんだもんね……それならその世界の私達の分も生きなきゃね!」

ショタ提督(……浜風、曙、衣笠、伊58。見てるか?)

ショタ提督(すまない。お前達を救ってやることは出来なかったが……)

ショタ提督(お前達の分も生きる。絶対に生きる!死んでたまるもんか!)

ショタ提督(だから見ていてくれよ?俺のこれからの……新しい人生を!)






――私達の分も幸せになって下さいね!


――別世界の私、素直になれて良かったわね……


――言ったでしょ?衣笠さんはずっと見守ってるからって!


――あの時も言ったけど……もう1回言うね?生きて生きて生きてくだち!





ショタ提督「………」

浜風「……どうしたんですか?」

ショタ提督「……いや、何でもないさ」










――あぁ、もちろんだ!また数十年後、今度はおじいさんになってお前達に会いに行くからな!


――共に歩んだ3人の彼女達を連れて……











浜風・曙・衣笠 HAPPY END!

少し補足説明。

8周目提督は既に新海棲艦にやられた後の轟沈寸前状態の艦娘しか見ていません。よって主犯がム級だということを知らないんです。
どの鎮守府や海域にどの新海棲艦が襲って来たかは完全にランダムです。その為、ム級以外の新海棲艦に襲われた提督や艦娘のほうが多かったりします。その間にム級は単独で鎮守府や海域を破壊し回っています。
他の生き残った人類や艦娘も同じ状況です。
海域で襲われた場合は、鎮守府までは攻めて来ないので鎮守府にいた人間や艦娘は無事です。
逆に鎮守府に襲いかかられた場合は……

後は8周目提督がいた世界と本編世界の関係図です。

オープニングも書いて投下方式でやってみます。
またまた微妙に重くなってしまいました。さすがに8周目提督よりはマシですけどね。

後訂正します。別世界の明石の「35年前の戦争」部分の台詞は、正しくは55年前です。

……裏事情を少し話しておくと、3周目鎮守府は基本的にどんなものでも開発出来ます。つまり……

オープニング



不知火「……ここが私達がこれから過ごす鎮守府ですか」

伊19「話を聞く分には、ここは昔の鎮守府を作り直したらしいのね」

霞「それにしては設備が少し古いわね。大体3~4年前のものかしら」

龍驤「多分作り直そうとした時に取り寄せられた設備なんやろ。だから鎮守府が出来上がってからその設備を取り入れたから……」キョロキョロ

霞「完成した時期と設備の古さにズレが生じた、ということね」

不知火「どんな状況であれ私達は任務をこなすのみです」

伊19「ようし!イクも頑張るのー!」

龍驤(……でもこの鎮守府、なーんか怪しい雰囲気を感じるんやけどなぁ……気のせいなんかな?)











「………」ジーッ

その夜


伊19どうしてイク達が鎮守府の見回りをしなきゃいけないの!?」

龍驤「しゃーないやろ。提督もおらんわけやし、その間はウチらで鎮守府を管理せなあかんからな」

不知火「………」

霞「………」

龍驤「どないしたん?」

伊19「……もしかして怖いの?」

霞「ば、バカ言ってんじゃないわよ!こ、こんな夜の見回りくらい、こここ怖いわけないでしょ!?」ガクガク

龍驤(霞ちゃん、足震えてんで)

伊19「またまたぁ~、そんなへっぴり腰じゃ説得力無いの!」

不知火「……正直に言うと、怖いです」ブルブル

伊19「あはっ★ぬいぬいは素直なのね!」

不知火「うぅ……」ブルブル

霞「じょ、上等じゃないの!何なら私か先に行くわよ!」ダッ

龍驤「……無理しやんほうがええと思うけど」

伊19「いけいけー!イク達も後に続くのね!」

不知火「……帰りたいです」ブルブル

龍驤「あぁもうしゃーないな。不知火ちゃんはウチの背中につかまっとき」

不知火「……ありがとうございます」ペトッ

龍驤「……そこは胸や」

<きゃああああああああっ!!


不知火「ひうっ!」

龍驤「今のは霞ちゃんの声やな!」

伊19「何か変なものでも見つけたのかな?」

不知火「あうぅ……もう嫌です……」ブルブル

龍驤「……ほっとくわけにもいかんし、行くで!」

伊19「あいあいさー!」





霞「」

伊19「かすみーん!ってありゃ、気絶してるのね」

龍驤「一体何を見たんや……この辺にそんな悲鳴を上げるほど危ないもんは無いはずやけど……」

不知火「……あ、あぁぁ……」ガクガク

龍驤「ど、どないしたん不知火ちゃん!?」

不知火「あ、あそこに……」スッ






ショタ提督「………」




龍驤「……男の子?」

伊19「わぁ~!可愛いの!」

不知火「ど、どうしてこんなところに男の子が……こんな時間に……」ガクガク

龍驤「怖がりすぎやって!あの、そこの坊や?もう夜遅いからお母ちゃんとこに帰ったほうがええで?」


ショタ提督「………」


伊19「ってちょっと待つの。暗闇でよく見えなかったけど、この子……提督の服装なのね」

不知火「えぇ!?あ、確かに……」

龍驤「ウソやろ!?つーことはまさか……」

不知火伊19龍驤「新しい提督(司令)!?」


ショタ提督「………」コクッ


伊19「あはっ★それならこれからよろしくなの!」

不知火「ちょっと伊19さん!?」

龍驤「えぇ……ほんまなん?」

ショタ提督「………」コクッ

龍驤「……そうか。なら鎮守府まで案内するわ。ついてきぃ」

ショタ提督「……うん」

不知火(……こんな時間にこんな暗いところでただずんでいる男の子ですよ!?絶対何か訳ありです……うぅ……)




霞「」




こうして、謎のショタ提督と艦娘達の鎮守府生活が始まりました。

最初は宇宙人にしようかと思いましたが……さすがにそれはやめました。
はい、人外です。どこが人外なのかは比較的すぐに分かります。

幽霊でふと思ったんだけど
あの世の住人で、コナン(2週目)提督のお父さんと虐待(自殺)提督と自殺した艦娘以外にまだ誰かいたっけ?

本日は22:00~22:30頃開始します。
……3周目鎮守府の明石と夕張がドラえもん的ポジションになりつつありますね。

待ってる

始めます。

1日目 朝




龍驤「――つーわけでこれが新しい提督や!」


ショタ提督「………」


瑞鳳「……よ、よろしくね?」つ ※握手

ショタ提督「……うん」ニギッ

瑞鳳「冷たッ!?えっ、あの提督?ここに来る前に冷えた缶ジュースとか持ってなかった?」

ショタ提督「………」フルフル

瑞鳳「そ、そっか……ごめんね?変なこと聞いちゃって」

ショタ提督「……気にしてない」



龍驤「まぁちょっと変わってるけど仲良くしたってな?」

瑞鳳「……うん」

瑞鳳(無表情だし顔も青白いし手も冷たい……ちょっと不気味かも……)

瑞鳳(いや、そんなことで嫌ったりはしないけど!)




↓1不知火のコンマ 好感度:0/50
↓2伊19のコンマ 好感度:0/50
↓3霞のコンマ 好感度:0/50
↓4龍驤のコンマ 好感度:0/50

コンマが最大の艦娘が行動します

龍驤「暇やし提督のとこにでも行ってくるわ」

瑞鳳「……大丈夫?」

龍驤「まだ怯えてんの?そんなんじゃ提督が可哀想やろ」

瑞鳳「いや、そういうわけじゃないけど……」

龍驤「さっさと慣れや~?うちは会って数分で慣れたで」

瑞鳳(……それって龍驤がズボラなだけじゃないのかな)





ショタ提督は……


直下

ショタ提督「………」

龍驤(無表情のまま微動だにしてへんし……)

ショタ提督「………」

龍驤(一体何考えてんねやろ……?)

ショタ提督「………」キョロキョロ

龍驤(あ、周りを見だした)

ショタ提督「……はぁ」

龍驤(溜息ついてる……何がしたかったんや)





龍驤の行動


直下

龍驤(……しゃーないな)




龍驤「提督~」

ショタ提督「………」チラッ

龍驤(ほんまに無口やな……)

龍驤「どうしたん?そんな辛気臭い顔して。何か悩みでもあるんやったら、誰かに相談しーや?」

ショタ提督「………」

龍驤「別にうちでもいいで?聞くからには真剣に話聞いたるから!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……悩み、というよりは……戸惑い?)





コンマ判定
01~49:ショタ提督「……大丈夫」
好感度上昇 並
50~79:ショタ提督「……ありがとう」
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:ショタ提督「……ギャップ」
好感度上昇 特大


直下

>ショタ提督「……ギャップ」
なんか可愛い

27:まだ壁がある……あ、壁って別にRJのことじゃないよ?

龍驤(むっ。何か失礼なこと言われた気がする)




ショタ提督「……大丈夫」

龍驤「え?そうなん?別に遠慮とかはせんでええで?」

ショタ提督「……悩み、じゃないから」

龍驤「……ま、提督がええんやったらうちは深入りはせえへん。でも、ほんまに何か悩んでるんやったら……」


龍驤「うちがバンバンアドバイスしたるから!」
ショタ提督「うちがバンバンアドバイスしたるから」


龍驤「えっ!?提督……今うちの台詞を一字一句間違わんと言わんかった!?」

ショタ提督「………」

龍驤「……ごめん、気のせいやったわ。今のは忘れてな?」

ショタ提督「………」

龍驤(瑞鳳の気持ち……ちょっち分かったわ。やっぱ不思議な子やわ……)

ショタ提督「………」




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇


直下

8×1.5=12/50




ショタ提督(……別人、なんだよね)

ショタ提督(でも……やっぱり同じだなぁ……)



ショタ提督「………」マジマジ

龍驤「……あの~、そんなに直視されたらうちでも恥ずかしいんやけど///」テレテレ

ショタ提督「……ごめん」フイッ

龍驤「あっ!別に怒ってるんちゃうで?」アセアセ

ショタ提督「……うん、やっぱり同じ」

龍驤「え?」

ショタ提督「………」

龍驤(……こりゃ難儀な提督やなぁ)

1日目 昼




艦娘「いっただっきまーす!」

龍鳳「はいっ!召し上がれ♪」


皐月「はぐはぐはぐ……美味しーい!」

三日月「こ~らっ。よく噛んで食べないとダメですよ?」

皐月「分かってるよ~」


赤城「………」モクモク

加賀「………」モムモム


最上(相変わらず一航戦の2人は小食だね……)モグモグ

三隈(資材をいっぱい使わせてもらってる分、食事は最低限しか取らないそうですわ)モグモグ


伊58「あれ?そう言えば提督がいないよ?」キョロキョロ

伊401「折角のご飯タイムなのにね~」

龍鳳「提督ならご飯はいらないっていってましたよ?」

伊401「えぇ!?信じられない!龍鳳さんのご飯を食べないなんて人生損してるよね~!」

伊19「もぐもぐもぐ」

伊168「あの、伊19?さっきから無我夢中で食べてるけど、そんなにお腹が空いてたの?」

伊19「……まぁ」モグモグモグモグ

伊58「珍しいね。伊19がそんなに口にご飯を頬張るなんて」

伊19「……久しぶりだから」モグモグモグモグ

伊8「え?」




1時間後


伊19「はっ!?イクったらいつの間にか寝てたの!」

伊168「何言ってるのよ。さっきまで必死にご飯を食べてたじゃない」

伊19「あ、そう言えばそんな記憶もあるのね!きゃはははっ!イクったら勘違い★」テヘペロ

伊168「……?」




ショタ提督「………」

ショタ提督「……ごめんね」ボソッ





↓1不知火のコンマ 好感度:0/50
↓2伊19のコンマ 好感度:0/50
↓3霞のコンマ 好感度:0/50
↓4龍驤のコンマ 好感度:12/50

コンマが最大の艦娘が行動します

でええええちいいいい!

龍驤「あ~美味しかったなぁ~!」

大鳳「やっぱり龍鳳さんの作るご飯は格別ね!」

龍驤「……あんだけ食べても胸には栄養いかんもんなぁ」シュン

大鳳「……言わないで。惨めになるから」シュン

龍驤「はぁ~……同じ軽空母でも千歳とか千代田とか祥鳳とかはでっかいのになぁ!」

大鳳「……潮ちゃんや浦風ちゃんや浜かz」

龍驤「それ以上アカン!お互いダメージでかいって!」





ショタ提督は……


直下

ショタ提督「………」カキカキ

龍驤(仕事してる……真面目さんやなぁ)

ショタ提督「………」カキカキ

龍驤(仕事中やったら無表情でも違和感無いんやけどな)

ショタ提督「………」カキカキ

龍驤(それにしても手際ええなぁ……初めてここに来たばっかとは思われへん……)

ショタ提督「……♪」カキカキ

龍驤(心なしか嬉しそうに感じるのは気のせいなんかな?)





龍驤ちゃんは何するの?


直下

そういえば吸血鬼や幽霊以外の可能性がまだあったな

龍驤(どうにかして無表情の提督を笑わせられへんかなぁ)

龍驤(……よっしゃ!ここは体張ろか!)



ショタ提督(……こうして仕事するのはいつ振りだろうなぁ)カキカキ

ガチャ

ショタ提督「……?」チラッ





ぬりかべ龍驤「ぬ~り~か~べぇ~!」※CV.日高里菜





ショタ提督「!?」

ぬりかべ龍驤「そりゃぁ~!」バッ!

ショタ提督「っ!!」




コンマ判定
01~49:ショタ提督「ふみゅっ!?」
好感度上昇 並
50~79:龍驤「ぶはっ!?」
好感度上昇 高
80~98orゾロ目:龍驤「ぶはっ!?あ、あれ?」
好感度上昇 特大



直下

次スレ建ててきます。本編は次スレで行います。

建ててきました!

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」如月「その6♪」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」如月「その6♪」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426169857/)

それでは埋めネタ安価を行います。1~2レスで終わりそうな軽いネタでお願いします。


埋めネタ安価 直下 ※R-18は安価下

『冷たい提督、温かい伊19』
※本編と同一世界です。



ショタ提督「……そろそろ寝ようかな」

伊19「寝るのー!」

ショタ提督「………」ジッ

伊19「どうしてイクがここにいるのかって顔してるの!それはね~……単に鍵が開いてたから忍びこんだだけなの!」

ショタ提督「……!」

伊19「いひひっ!というわけで今晩は私と一緒に寝るの~!」ダキッ

ショタ提督「!!」


伊19「……あれれ?提督、もしかして低体温症?」

ショタ提督「………」

伊19「子供ってあったかいイメージがあったけど……何故か提督からは体温を全く感じないのね」

ショタ提督「………」

伊19「まぁいいの!それじゃイクは寝るの~……おやすみなさぃ……」ギュッ

ショタ提督「………」








ショタ提督(……こっちにはいっぱい伝わってるよ。伊19お姉ちゃんのぬくもり)ギュッ







後は埋めて下されば幸いです。

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>>1000ならこのシリーズ読んでる提督(読者)達が幸せに

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年11月12日 (日) 20:11:45   ID: 1eQHygZR

8週目(未来から来た)提督の話はファイアーエムブレム覚醒を思い出したよ。
提督がルキナポジションみたいだ

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