【艦これ】艦娘とおねショタな恋愛話 その3 【安価コンマ】 (586)


題名通り艦娘とショタ提督が純愛したりドロドロな略奪愛をしたりするスレです

展開次第でえっちぃ描写を多分に含む可能性があります

二次創作特有の多少のキャラ崩壊が含まれます


最近は本当に健全



以上の事をご了承のうえお楽しみください



1スレ目
【艦これ】艦娘とおねショタな恋愛話【安価コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423832637/)

2スレ目
【艦これ】艦娘とおねショタな恋愛話 その2 【安価コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424619179/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425480158


基本的な流れ


艦娘と提督を安価で選択して操作する

一日は『朝』⇒『昼』⇒『夕方』⇒『夜』⇒『深夜』となります

深夜はイベントが発生するかどうかだけとなります



提督からケッコンカッコカリを申し込まれたら終了です

提督には好感度が設定されています

基本値は30

好感度90以上でケッコンカッコカリを申し込むことが出来ます

好感度が30以下になると提督からの接し方が少し変化するかもしれません

提督からの好感度を稼がなくともある方法を取れば提督を籠絡することも出来るかもしれません

好感度の上昇値は2桁コンマ÷3。端数切捨て

ゾロ目を出せば下1桁分追加上昇


(例)
コンマ判定:29    上昇値9
コンマ判定:44ゾロ目 上昇値12+4



説明は以上となります

進行していくうちに仕様が変更されるかもしれません


現在3週目


【好感度一覧】


『朝潮』好感度:39     【普通】


『長月』好感度:30     【普通】


『加賀』好感度:51    【手のかかる大型犬】


『羽黒』好感度:30     【普通】



『小悪魔な提督』で進行中

提督は瑞鳳の事が好きで好きで仕方が無いようです


しまった、酉外れてた

まだ埋まってないかな?


うっし、埋まったようなので再開でっす!

>>1000を取ろうとする人があんまりいないのは珍しい気がする
私の見るスレが偏ってるだけかな?



前回のあらすじ

提督がラッキースケベに会ったらしい


提督を探しに外に出た

提督は洗濯物を回収していた


朝潮(手伝ってあげましょう)

そう思い、声をかけた


朝潮「司令官!」

提督「ん?」

朝潮「お手伝いしましょう!」

提督「おお、悪い…ねっ!?」

朝潮「危ない!」


洗濯物を籠に入れ、向かってくる朝潮に一歩近づいたとき

何も無いはずなのに提督はバランスを崩す

慌てて朝潮はそれを受け止めようとした



提督「わぷっ…」

提督の体が、朝潮に押し付けられる

朝潮は倒れないように提督を支え、提督は倒れないように朝潮に捕まる

意図せずして抱き合う形となってしまった


提督の顔は朝潮の幼い胸板の辺りに押し付けられる

提督の体は想像以上に軽かった


朝潮「司令官、平気ですか?」

提督「……お、おう…」

朝潮「立てますか?」

提督「……お、おぅ…」


ゆっくりと提督の体を離し、提督も怖々と朝潮から手を離した


朝潮「無事でよかったです!」

提督「う、うむ……」


提督の顔は何故か赤くなっている


朝潮(私の体、固かったのでしょうか?)

朝潮(それなりに鍛えていますしね)


微妙によそよそしい提督と洗濯物を回収して、鎮守府内に戻った






朝潮(洗濯物は全部無事でした)

朝潮(……あの洗濯物、司令官の物…ですよね?)


朝潮(………瑞鳳さんの物が紛れていたような…)

朝潮(司令官の事ですから、瑞鳳さんの物までやってあげていたのかもしれませんね)


朝潮(司令官は今、自室にこもっています)

朝潮(執務をこなしているのでしょう)


朝潮(私は…何をしましょう?)



行動orイベント安価↓2

提督の下着を盗る


>>13選択:提督の下着を盗る!?


朝潮ちゃん!?
目的は如何に……


1、理由
2、最安価

安価↓2


>>17選択:2、最安価


行動orイベント安価↓

羽黒と遭遇


>>19選択:羽黒と遭遇



提督の様子を見に行こうとしたとき、執務室の前でうろうろしている羽黒を見かけた


朝潮「こんばんは」

羽黒「ひゃっ!あ、ああ…こんばんは」

朝潮「何をしているんですか?」

羽黒「あ、えと……て、提督に」

朝潮「提督なら執務室に居ますよ?」

羽黒「で、でも……えっと…お仕事中なんですよね?」

朝潮「そうだと思います」

羽黒「だ、だったら……め、迷惑かなって……」

朝潮「………」


朝潮(羽黒さん、何を戸惑っているのでしょうか?)

朝潮(この様子だと、恐らく仕事の事ではないんでしょうね)


朝潮「う~ん…」


会話or行動安価↓2

提督の部屋に入ってみる


>>25選択:


朝潮「分かりました!この朝潮がお手伝いします!」

羽黒「え、何を…」


コンコンと軽くノックをする


朝潮「司令官、失礼します!」

提督は予想通り、瑞鳳さんと執務に勤しんでいた

提督「ん~?どうしたの?ちょっと忙しいんだけど」

朝潮「羽黒さんが司令官にご用事だそうです!ですが、私用のようで入るべきか戸惑っていました!」

提督「ふ~ん、じゃあ待っててもらおっか。あ、中に入れてあげて」

朝潮「はい!」

扉を開け、顔を出す

朝潮「羽黒さん!聞こえてましたか?」

羽黒「あ、あの……ありがとうございます!朝潮ちゃん」

朝潮「いえいえ、これくらいはお任せ下さい!」

朝潮「それでは司令官、失礼しました!」

羽黒「し、失礼します!」


羽黒と入れ替わりで執務室を出た

良い事をした、といい気分でその場を離れて自室に戻った


深夜判定
5以上でイベント発生

直下コンマ


コンマ判定:4 イベント不発


三日目終了


次回、三日目(裏)から始まります


今日の更新はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


この小悪魔な提督、薄々思ってはいたのですがあんまり小悪魔じゃない!

最初はビッチ提督だったのですが、さすがに印象悪くて誰も選んでくれないかな?
ということで小悪魔に変更したのですが……ううむ…

こういう誘い受けと小悪魔攻めとヘタレと駄犬を両立したビッチっぽいキャラってなんという属性が正しいんですかね?

一途提督…もなんか違うし

一途ビッチ提督?


なんか、いい感じの名称があれば教えてほしいっす!



では、そろそろ再開っす!!

チャラショタでいいんじゃね


三日目(裏)


視点選択

1、加賀
2、提督

安価↓2


>>40選択:2、提督






約束通り、今日の昼食は加賀の手料理だった

ウキウキした気持ちで提督は机についていた

そして、提督の前についにその料理が置かれた


提督「………」

加賀「どうぞ、召し上がってください」

提督「………なにこれ?」

加賀「食べたことありませんか?ラーメンです」

提督「いや、見れば分かるよ」

加賀「では何が?」

提督「何がじゃないよ!!これインスタントじゃん!!」

加賀「提督の料理に対等な対価を支払ったつもりなのですが」

提督「がっかりだよ!もうめっちゃがっかりだよ!!」

加賀「提督は自分の料理を過大評価し過ぎです。提督のポトフはこの程度の価値です」

提督「うっさいバーカ!畜生…頑張ったんだけどなぁ……いただきます!!」


文句を言いつつも、加賀の作ったインスタントラーメンを頂く


加賀「どうでしょう?」

提督「……お、美味しい…」

提督「くそう!ニンニク油と野菜炒めでちょっとアレンジしてるだけなのに凄い美味しく感じる!!ムカつく!!」

加賀「満足していただけたようで何よりです」

提督「でもさぁ…もちょっと何か無かったの?」

加賀「一般家庭の昼食はこんなものです」

提督「そういうとこ無駄にリアルにしなくってもいいじゃん……」

ズルズルとラーメンをじとっとした目で啜っている


提督「……実は失敗するのが怖くってインスタントに頼ったりしてない?」

加賀「ありえません」

提督「ほ~んとにぃ?加賀さんってば案外ぶきっちょだったしありえそうだけど」

加賀「ありえません」

加賀「……そのラーメン。手間と時間に見合った味だと思いませんか?」

提督「…ん?…う~ん…まあ、インスタント特有の安っぽさはあるけどそれも含めて食べやすい美味しさではあるかも。インスタントでもこんなに美味しいんだっていうお得感もあるし」

加賀「提督の料理にはこういう一工夫が足りません。どれもレシピ通りに失敗しないように作った味気無さです」

提督「……むぅ…」

加賀「次からは味付けを工夫してみることですね」

提督「むむむむ……お詫びをさせるつもりが説教をされてしまった」

提督「…う~ん、でも加賀さんの言うとおりかもね」

加賀「分かってもらえたようですね」


どことなく勝ち誇ったような雰囲気を醸し出す加賀


提督「……ふっふっふ、でもさ加賀さん。これ」


箸で持ち上げたのは玉ねぎ

きちんと切れておらずたくさん連なっていた


提督「僕に偉そうにするのもいいけど、もうちょっと包丁使いを勉強したらどうかな?」

加賀「……それは手料理特有の愛嬌です」

提督「な~るほどな~、勉強になったよ。にひひ」

してやったりの笑顔で連なった玉ねぎを食する

加賀は先ほどと変わらない無表情で、少し下を向いている


加賀の心境は定かではない、しかし先ほどまでの勝ち誇ったような雰囲気は消えていた


提督「そういや、加賀さんは食べないの?」

加賀「私はこれがあります」

そう言って取り出したのはインスタントラーメンの袋

提督「ちょっと待って!それちょっとお高い奴じゃん!僕のと違うよね!?」

加賀「提督にはその一袋50円がお似合いです。私はこの一袋100円を頂きます」

提督「ケチ!ケチ!!」


結局、提督は加賀のラーメンを一口だけもらっていた



四日目開始


操作キャラ選択


×、朝潮
2、長月
3、加賀
4、羽黒
5、提督

安価↓2

加賀


>>46選択:3、加賀







加賀「…………すぅ……はぁ…」

重い体をゆっくりと起こし、深く呼吸をし意識を目覚めさせる

加賀(……朝…)

加賀(……早く起きないと…)

加賀(……今日の秘書艦は…)


秘書艦選択
安価↓2

翔鶴


>>50選択:



加賀(……翔鶴…)

加賀(五航戦の子なんかにあの提督の秘書艦が務まるのでしょうかね)

加賀(……見物ですね)


加賀(…しかし、瑞鳳以外を秘書艦に選ぶのはどういう理由なのでしょうか?)

加賀(……いえ、それが普通でしたね。ずっと同じものを指名し続ける方がおかしいんです)


加賀(……さて、私は何をしましょう?)



行動orイベント安価↓2

瑞鶴も手伝いにくる


>>55選択:



少し様子を見に行こうと提督執務室に向かう


瑞鶴「翔鶴姉、私も手伝おうか?」

翔鶴「うん、ありがとう瑞鶴」


執務室からそんな声が聞こえてきた


加賀(……妹の方が手伝いに来ているようですね)

加賀「……」



行動安価↓2


>>58選択:



加賀「…………」


そっと、執務室の戸を少し開く

執務室の様子を覗いてみた



状況判定

1-3  いかがわしい声
4-6  意外にも普通
7-9  自由安価
0     ???

直下コンマ

いかがわしい


>>62選択:4 提督、意外に普通



翔鶴「きゃあっ!!」

瑞鶴「っ!翔鶴姉!!」


何故か何もないところで翔鶴が躓き手に持った書類の山をぶちまける

それを支えようと妹の瑞鶴が手を伸ばすが、手が翔鶴のスカートを引っ張ってしまう

スカートが脱げ、翔鶴の下着が露わとなってしまう

翔鶴は尻餅をついてそれにまだ気が付いていない


加賀(……想像以上に酷いことになっています)


翔鶴「いったた…もう、なんでこうなるの…」

瑞鶴「て、提督見ちゃダメ!!」

提督「……はぁ……もう、翔鶴さんてば気を付けてよね」


提督は意外にも動じず、ずっと視線を下に向けて散らばった書類をかき集めている

自体に気付いている瑞鶴は慌てて翔鶴にスカートを履かせた


翔鶴「ごめんなさい、提督。ドジばっかりで…」

提督「いいっていいって、腰打ったけど平気?」

翔鶴「はい、大丈夫です」


加賀(………普通です)

加賀(あんな姿をさらしたのに、セクハラ紛いの発言もからかう事もしていません)

加賀(寧ろ優しく気遣っています)


加賀(………仕事中だからでしょうか?)

加賀(…それとも、普通はああいう態度なのでしょうか?)


そっと、扉を閉じた

なんだか珍しいものを見た気分になる加賀であった





加賀(……もうお昼…)

加賀(提督はもう執務を終えたのでしょうか?)


加賀(……やはり出撃が無ければ何もすることがありませんね)

加賀(…どうしましょうか?)


行動orイベント安価↓2

食堂で提督と遭遇


>>66選択:


昼食のために食堂に向かう

何処に座ろうかと考えていれば、偶々提督を発見した

提督の隣に腰を掛ける


提督「……ん?ああ、加賀さんか」

加賀「…食堂で会うなんて奇遇ですね」

提督「ん~?そう?」

加賀「料理はもう飽きたのですか?」

提督「違うって、偶には自分以外の料理を食べて勉強しようかなってね」

加賀「……意外に勤勉ですね」

提督「意外って何さ、僕はいつだって瑞鳳さんに喜んでなってもらうことに本気なんだからね!」

加賀「………それ以外にも、本気になって欲しいものです」

加賀「いただきます」


提督の隣で食事を始めた



会話or行動orイベント安価↓2

提督のおかずを奪う加賀さん


>>69選択:



加賀「………んっ…あむあむ…」

提督「………ねえ、加賀さん」

加賀「…何でしょう?」

提督「………僕の唐揚げ一個無くなったんだけど」

加賀「気のせいです」

提督「いや、もう…うん。もう分かってるんだけどね?」

提督「………ねえ、加賀さん。もしかして僕のこと好きなの?」

加賀「食には関心があります」

提督「…………だよね」

提督「…どう見たって唐揚げ残してたじゃん!!」

加賀「残すのはもったいないので処理してあげました」

提督「僕は最後に好きなもの食べる派なの!!」

提督「残りに箸つけたら怒るからね!!」

加賀「ふんっ」

残りの唐揚げにマヨネーズをぶちまける


提督「あー!!言った傍から!!」

加賀「箸はつけていませんが?」

提督「またそういう屁理屈こねて!」

提督「はぁ~あ……僕脂っこすぎるの苦手なんだけど…」

提督「油に油って…見るからにギトギトじゃん…」

提督「なんなの?加賀さんは僕を困らせるのが日課なの?昔僕が加賀さんのスカート捲ったのまだ怒ってるの?」

加賀「……思い出すと腹が立って来ました」

マヨネーズが盛られた唐揚げを箸で突き刺し口いっぱいに頬張る

油と油が絡み合い、マヨネーズの酸味と滑らかさが肉汁と絡み合う


加賀「……堪りませんね」

提督「……もういいよ。全部あげるよ。幸せそうな顔しやがってぇ…」

提督「ホント思ってたけどさ、加賀さんって濃い味付けが好きなだけなんじゃ…」

加賀「そんなことありません。そっちの白米少し下さい」

提督「うん…唐揚げ用に残してたけど持ってっていいよ」


幸せそうに肉を頬張る加賀を、乾いた笑いで提督は見つめていた

マヨネーズ唐揚げを一口提督も食べたが、口に合わなかったようだ


夕方


加賀(……少し、食べ過ぎました)

加賀(…しかし、あのしつこいまでの味が理解できないとは提督もまだまだですね)

加賀(それだからあんな細い体なんでしょう)


加賀(……まだ、夕食は後でいいです)

加賀(腹ごなしでもしましょう)


加賀(何をしましょうか?)


行動orイベント安価↓2

演習に行く


>>73選択:



演習場


心を鎮める

姿勢を意識し、弓を射る


加賀「……すぅ…はぁ…」


深呼吸をし、体から力を抜く


加賀「……こんなものですね」



イベント判定
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:9


提督「すごいすごーい、カッコイイね」

パチパチと拍手をしながら提督がやって来た

どうやら一部始終を見ていたようだ


加賀「無断で入ってきては危険よ」

提督「そう堅いこと言わないでよ、僕の鎮守府なんだしさ」

加賀「………執務は?」

提督「終わったよ。だからこうして会いに来たんじゃん」

加賀「私に…ですか?」

提督「そうそう、でも用ってわけじゃないよ。お茶でも飲んでお話でもしようってだけ」

提督「お茶菓子…いるでしょ?」

加賀「…いただきます」


縁側に座り、夕日を見ながらお茶を飲む


会話安価↓2(提督からでも可)

夕日に照らされた提督にウットリ


>>78選択:



提督「…………はむ」

ボーっと夕陽を見ながら、提督は団子を齧る

気だるげな表情

いつもキッチリと止められている軍服のボタンをだらしなく開いてる

幼さの残る首筋が日に晒されている

加賀(綺麗な肌…)

くっきりと見える鎖骨

血色の良い白い肌が何とも言えない色気を放っていた

思わず、加賀はじっと提督を見つめてしまっていた


提督感情判定
6以上でからかってくる

直下コンマ


提督「……あん?何?あげないよ?」

漸く、提督が加賀が見詰めていたことに気が付いた

どうやら自分の事ではなく、団子を見ているのだと思ったようだ


加賀「……こういう時は、鈍感なのね」

提督「え?どういうこと?」

加賀「…なんでもないわ」

加賀「提督の事を何も知ら無いという前提で、何も喋らない提督を見れば、それなりに悪くない顔つきですね」

提督「酷くないそれ?僕の顔が可愛いのは当然だけど」

加賀「……」

提督「何さ、事実でしょ?多分女装して街に出れば僕の方がいっぱい男を釣れるね」

加賀「…ふっ…」

提督「は、鼻で笑いやがった…」

加賀「提督の脳内は、随分お花畑ですね。何グラム脳があるのか見てみたいものです」

提督「残念だけど僕の脳内の99パーセントは瑞鳳さんの事で占められてるから、お花畑レベルじゃないよ」

加賀「…それは自慢?」

提督「当然!!」


それから、いつものように提督の惚気を聞いた

惚気というよりは、瑞鳳の可愛さについてだけで相変わらず特に進展はないようだった





加賀(……結構長く話しましたね)

加賀(…一方的に話を聞かされている感じでしたが)

加賀(そういえば、提督はなぜあんなにも瑞鳳に惚れ込んでるのでしょう?)


加賀(瑞鳳に魅力が無いというわけじゃない、だけど特にお互いの関係から何かあったようにも感じない)

加賀(提督だけが一方的に瑞鳳に惚れている)

加賀(どんな理由なんでしょう?)


加賀(…何時か聞いてみてもいいかもしれません)


加賀(もう夜。寝る前に何かしましょう)


行動orイベント安価↓2

朝潮と出会う


>>85選択:


どこか慌てた様子の朝潮と廊下で出会う

ぶつかりそうになる寸前で、朝潮が気付いて立ち止まった


朝潮「あ、っと…すみません!」

加賀「…どうかしたの?慌てているようだけど」

朝潮「それは……」


朝潮が向かおうとしていた場所、もしくは慌てていた理由
安価↓2

川内がうるさい


>>88選択:



朝潮「夜になったので、川内さんが騒ぎ始めたので避難しに来ました」

加賀「……そう、消灯時間までに静かにするように言っておいて」

朝潮「はい!わかりました!」


加賀(……最近は出撃も無いからかしらね)


朝潮と別れ、自室に戻った


コンマ判定
7以上でもう一回行動

直下コンマ


コンマ判定:6  夜行動終わり


深夜
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:8  深夜イベント


操作キャラ選択

1、加賀
2、提督

安価↓2

1


>>97選択:加賀



深夜


加賀は鎮守府内の廊下を歩いていた

1時間ほど前に川内も眠りにつき、鎮守府内にほとんど物音は無い

明かりも無く暗い廊下


なんとなく眠気が来ない

そんな理由でふらふらと歩いていた



1、行動安価
2、イベント判定

安価↓2

2


>>101選択:2、イベント判定



イベント判定

1-3  怪しい人影
4-6  ……明かり?
7-9  自由安価
0    自室に人影

直下コンマ


コンマ判定:1 怪しい人影


廊下の先

何かが動く

よくよく目を凝らせば、人のような姿をしている


加賀(…誰か起きているのでしょうか?)

その小さな人影は、誰かの艦娘の部屋に入る

加賀(…トイレにでも行っていたのかしら)


特に気にせず、加賀は自室に戻った



四日目終了


一日終わりの提督の好感度上昇


直下コンマ:加賀好感度
イベント補正 最低保証値+10


コンマ判定:6÷3=2  最低保証で+10



しまった、三日目の分の朝潮の好感度を忘れていました


直下コンマ:朝潮好感度
イベント補正 最低保証値+10
 


コンマ判定:13÷3=4  最低保証値+10




【好感度一覧】


『朝潮』好感度:39⇒49  【無防備で困る】


『長月』好感度:30     【普通】


『加賀』好感度:51⇒61  【割と居心地がいい】


『羽黒』好感度:30     【普通】



それでは五日目開始です


操作キャラ選択

1、朝潮
2、長月
×、加賀
4、羽黒
5、提督

安価↓2


消し忘れてた…まだ使って無い子の二択でお願いします
すみません


1、羽黒
2、提督

安価↓2

1

あれ?加賀さん二回やってなかったっけ?
てっきり一回挟めばおkだと思ったが


>>117選択:羽黒


>>118
四日目の時点で規制しようか迷いましたが、、次はどっちか選んでくれるだろうという慢心で進めました
ちょっと羽黒の出番が薄くって不憫に思ったんじゃ…許してくれ…






何かの物音で目を覚ます


羽黒(………なんでしょうか?)

羽黒(寮の誰かの部屋からだとは思いますが……)

羽黒(む、虫でも出たのでしょうか?)


羽黒は……


1、様子をいに行った
2、気にしないことにした

安価↓2


>>121選択:2、


羽黒(……あ、あれから大きな声も聞こえませんし…大丈夫ですよね?)

羽黒は気にしないことにした

いつものように身支度を整える


羽黒(…今日の秘書艦は誰でしたっけ…)


秘書艦選択
安価↓2

羽黒


>>124選択:羽黒


コンコン

大きな執務室の扉をノックする


提督「……あ~い」

羽黒「し、失礼します!!」

緊張で声が上擦りながら、執務室に入った

提督は何故か机の上で項垂れていた


羽黒(…な、なんだか元気が無いように見えます)

羽黒「あ、あの!」

提督「ん~?」

羽黒「…その…体調でも悪いんですか?」

提督「ああいや体調が悪いっていうか、心が荒んでいるっていうか」

羽黒「な、何かあったんですか?」

提督「う~ん…今日、瑞鳳さんの布団に忍び込んで寝てたのよ」

提督「『起きた?もう朝だよ?』みたいな感じでイチャイチャしようと思ったら瑞鳳さんに盛大に驚かれてビンタされちゃったんだよ…」

羽黒「そ、そうなんですか…」

提督「うわーん!瑞鳳さんに嫌われたら生きてけないよう!!」

羽黒「ええ!そ、それは大変です!」

提督「嘘だけどね」

羽黒「嘘なんですかぁ!?」

提督「瑞鳳さんの可愛い寝顔も見れたし満足満足。嫌われたって好きになってもらえばいいだけ!!」

提督「僕の愛はその程度で燃え尽きたりしないよ!寧ろ燃えるね!!」

提督「やっぱり終われる恋より追う恋だよね~。振り向いてもらうってとこに恋愛の一番大事な所があると思うんだよ!!」

羽黒「…そう……です、か」

提督「うん!じゃあ、今日も頑張って仕事しよっか」


そうして、執務に移ることにした


会話or行動orイベント安価↓2

づほ現る


>>130選択:瑞鳳現る



>>128の訂正
×終われる恋  ○追う恋


今日の更新はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


訂正できてない!!!

×終われる恋 ○追われる恋


でした!!!

メッチャ恥ずかしい!!


>>36
う~ん…それもあんまり印象が良くならない気が……
もういっそのこと取り繕わずに属性全盛りで『非処女童貞ショタビッチ提督』ぐらいにすれば印象良くなる可能性も…?


そろそろ再開っす!!


コンコンとよく響くノックの音が聞こえる


羽黒「あ、あの…どうします?」

提督「入れてあげて」

提督の指示に従い、扉を開けた

瑞鳳「失礼します」

提督「ん~…ん!?瑞鳳さんじゃん!どうしたの?」

ノックの主は瑞鳳だった

相手が瑞鳳だと分かるやいなや提督は目の色を変えて瑞鳳に近寄る


瑞鳳「あ、えっと…朝の事なんだけど。やりすぎたかなって謝りに来たの」

提督「はぁ…瑞鳳さんは優しいなぁ。完全に僕が悪いのに」

提督「あ、羽黒さんお茶淹れたげて」

羽黒「は、はい」


提督に言われて給湯室に向かった

執務室からは2人の話し声が聞こえていた


羽黒(…やっぱり、司令官さん。瑞鳳さんと一緒に居ると楽しそう…)

羽黒(私なんか……)


羽黒「…ふぅ……」


少し憂鬱な気分で二人分のお茶を淹れた





羽黒「……司令官さん、あのお昼は?」

提督「うんゴメン、ちょっと待って。もうちょっとで終わりそうだから」

羽黒「わ、分かりました」


少しイラついたような口調で羽黒をあしらう

いつもより真剣な目で執務に取り組んでいる


羽黒(……もう少しで、終わりそうですね)



会話or行動orイベント安価↓2

イベント判定


>>139選択:イベント判定



イベント判定
1-3  終わったのを見計らって昼食に誘ってみる
4-6  提督からの提案
7-9  恋愛の話
0    ???

直下コンマ


コンマ判定:8 


食堂


提督「ねえ、羽黒は好きな人とか居ないの?」

羽黒「ふぇ?」

執務を終わらせた提督に昼食に誘われ、一緒に食堂に来た

提督と向かい合って昼食をとっていた

その食事中、突然そんなことを聞かれた


羽黒「え…えぇ!!」

提督「そんなに驚くこと?」

羽黒「あの…だって……ど、どうしてそんな話に…」

提督「だって羽黒ってば僕の話聞いててもつまんなそーじゃない。ここは話を引き出してあげようと思ってね」

羽黒「…そ、そんな……顔してましたか?」

提督「してたしてた。辛気臭い顔を更に暗くしてた」

提督「でさでさ、居る?居ない?それとも恋愛とか興味ない?いやでもあの驚き様ななんかありそうな感じがするなぁ~?」

楽しそうに訝しんだ視線を羽黒に送る

提督「ねえねえどうなの!?」

羽黒「え、えっと……」


会話or行動安価↓2

はぐはぐ「私は……貴方が好きです、司令官」


>>144選択:


羽黒「わ、私は………あ、あの…そのぅ…」

羽黒(ど、ど、どうしよう!い、言っても大丈夫かな?)


何かを探すように必死で視線を泳がせてしまう

何処にも答えなんかは無い

羞恥で顔が赤くなる

そんな羽黒の様子を、提督はニヤニヤと頬杖をついて楽しんでいた


提督「羽黒ってば初心だなぁ…そういう弄りやすいところ好きよ」

羽黒「わ、私も…!好きです!」

提督「………へ?ごめん、よく聞こえなかった」

羽黒「だ、だから………私は…貴方が好きです。司令官さん」

提督「……………」

羽黒「……………」


提督は羽黒の言葉に、呆然としている

羽黒はあまりの羞恥で、体が熱くて仕方が無かった

強く強く、皺が寄るほどスカートを握る


提督「………もしかしてだけど…お世辞?」

羽黒「ち、違います!」

提督「………ほ、本気なの?」

羽黒「本気です!……はい…」

提督「…………そ、そっか…」


非常に気まずい空気が流れる

さすがの提督も予想外だったのか、いつものように軽く流せられていない

羽黒も、これが限界とばかりに自分から言葉を発することが出来なかった


お互い黙々と味の無いご飯を食べ進めていた


提督「…なんか、ゴメンね」

羽黒「なんで、謝るんですか?」

提督「いや、だって…僕の惚気なんか聞いても楽しくなかっただろ-なぁってさ」

羽黒「だ、大丈夫です!…へ、平気です」

提督「………我慢とか、無理とかさせたくないから。次からは気を付けるね」

提督「…ご馳走さまでした」


先に提督は食べ終え、席を立つ

羽黒は提督を……



1、呼び止めた
2、呼び止められなかった
3、会話安価

安価↓2


>>148選択:2、呼び止められなかった



顔をあげる、口を動かそうとする

だが

羽黒「…………」

声が出なかった

『待ってください』の一言が言えなかった

提督からの返事を聞く勇気はもう、無かった


羽黒(私を気遣ってくれたようでいて…私を突き放したような言葉)

羽黒(……きっと司令官さんは…)

羽黒(ま、まだ…答えをちゃんと聞いてないから……)

羽黒(大丈夫……大丈夫………大丈夫…です)

そう、必死に自分に言い聞かせることで精一杯だった



※羽黒のヤンデレ度が少しだけ上がった


夕方



羽黒(…あれから、司令官さんと顔を合わせていません)

羽黒(執務室にも来る気配がありません)


羽黒(もし、もう一度顔を合わせたら司令官さんはどういう反応をするんでしょう?)

羽黒(避けられたり…するんでしょうか?)

羽黒(それとも、いつものように振る舞ってくれるんでしょうか)


羽黒(………私は…)



行動orイベント安価↓2

姉妹に相談


>>152選択:姉妹に相談



羽黒(…誰かに相談…しようかな?)

羽黒(お姉ちゃんたちなら…)

羽黒(……誰に聞こう?)



1、妙高姉さん
2、那智姉さん
3、足柄姉さん

安価↓2


>>155選択:妙高姉さん



羽黒(…一番頼りになりそうなのは…やっぱり妙高姉さんかな?)

早速、妙高の自室に向かい相談を持ち掛けた




妙高自室


妙高「ええ!羽黒が提督に言ったのですか!?」

羽黒「こ、声が大きいです!」

妙高「あ、ああ…ごめんなさい。とても驚いてしまって」

妙高「……でも、本当に驚いたわ。羽黒から提督になんて…」

羽黒「い、勢いで……その…言ってみたんです…」

妙高「そしたら、提督も驚いて、よそよそしい態度になってしまった…と」

羽黒「はい…」

妙高「…………それで、羽黒は結局何が一番悩んでいることなの?」

羽黒「それは………」



1、提督に嫌われたかもしれないという事
2、どうすれば自分の事を見てもらえるようになるか
3、自由安価

安価↓2


>>159選択:2



羽黒「……どうすれば、私の事を見てくれるんでしょうか」

妙高「………瑞鳳さんが居なくなれば」

羽黒「え?」

妙高「は、流石に難しいわね。本当に、提督はかなり一途だから難しい話よね…」

羽黒「それは……そうです…けど…」


羽黒(近くで見ていた私もよく知っています)

羽黒(司令官さんがどれだけ瑞鳳さんに事が好きなのか、を)

羽黒(色んな人と仲良くはしているけど、完全に一線を引いています)


妙高「……少なくとも、羽黒の事は好きなんだと思うわ提督」

羽黒「そ、そうなんですか?」

妙高「大人しくって真面目な人が好きだーって瑞鳳さんが来る前言ってたから。その点、羽黒は完璧よ」

羽黒「そ、そうなんですね……」

その話を聞いて頬が緩む

少しだけ、まだ希望はある気がした


妙高「………う~ん、色仕掛け…は逆効果よね」

妙高「羽黒が反撃に合ってからかわれる未来しか見えないわ」

羽黒「す、すみません……」

妙高「一番簡単そうなのは…提督が恋に破れるってことが起きればいいんだけど」

妙高「そう簡単に諦めないだろうし…その上、起きるかどうかすら分からないわよね……」

妙高「………う~ん…」

自分の為に真剣に一生懸命考えてくれている

その事に申し訳なさを感じるとともに、とても嬉しく思った


妙高「いっそのこと提督みたいに好きだって言い続けるのはどうかしら?」

羽黒「ええ!む、無理ですよ!」

妙高「提督が折れるまで押し続けるって悪くはないと思うんだけど…。だってほら、今の羽黒と提督って一方通行同士じゃない」

妙高「片思い同士、通じ合うものがあると思うのよ」

羽黒「…………なるほど…」

妙高「羽黒は何か思い浮かばない?提督にしてあげたいことでもいいのよ?」

羽黒「え、え~っと………」




提督の気を引く方法(無しでも可)
会話安価↓2

色仕掛け


>>163選択:


羽黒「……さ、誘ってみる…とか」

妙高「………それは、性的な意味で?」

羽黒「は、はぃ……自分を見てもらうには…これが良いかなって」

羽黒「……や、やっぱり無理でしょうか?」

妙高「………羽黒の頑張り次第…だと思うわ」

妙高「さすがの提督も、年相応の興味とかもあるはずだから」

妙高「…でもそういうことに手馴れてるって感じがするし、そういう事をしたことも無い羽黒には……ちょっと難しいと思うわよ」

羽黒「…が、頑張ります!」

妙高「……ふふっ…分かったわ。私も手伝ってあげる」

羽黒「何から何まで…ごめんなさい…」

妙高「いいのよ、可愛い妹が頑張ってるんですもの。姉として応援してあげないと、ね?」

羽黒「あ、ありがとうございます!」

妙高「ふふふっ…じゃあ、作戦を考えましょうか」


そうして、提督を性的に誘って意識してもらおう作戦を二人で計画した






羽黒(ほ、本当に大丈夫なんでしょうか…)

バクバクと暴れる心臓を必死に押さえつけ、ある場所に向かっていた

夕飯を食べながら姉の妙高と一緒に考えた『提督に意識してもらおう作戦』

それを今まさに決行しようとしていた


羽黒(上手く…行くんでしょうか)



作戦の内容
安価↓2


>>168選択


羽黒(こ、ここここんな恰好初めてです…!)

羽黒(し、下着っていうか……紐じゃないですか…!)

羽黒(司令官さん……こういうの、好きなんでしょうか?)


しっかりと服を着こんでいても、なんだか風が通り抜けるような涼しい錯覚に陥る

誰かに見られているような気がしてならない

例え見られていてもちゃんと服を着ているのに


羽黒(は、早く司令官さんのところに行きましょう!!)


そうおもい、提督の自室に急いだ


コンマ判定
6以上で自室に不在
直下コンマ


コンマ判定:9  不在



ノックをする

羽黒「……………」

何も返事が無い

もう一度ノックをする

羽黒「……………」

何も返事が無い

羽黒「あ、あれ…?」

不審に思い、思い切って扉を開けてみた

電気も消されている

しかし、布団が敷かれていない

寝ているわけでもない、どうやら不在のようだった


羽黒「……ど、どうしよう…」

困っていたところに、誰かから声を掛けられた


朝潮「あの…」

羽黒「ひゃっ!あ、…ああ、朝潮ちゃん」

朝潮「司令官ならお風呂ですよ。先ほど見かけました」

羽黒「そ、そうだったんですね。あ、ありがとうございます」

朝潮「それほどでもありません!では」


お風呂上がりの様子の朝潮と別れる

グルグルと思考を駆け回るのはこれからの事


羽黒(お、お風呂………なら仕方ないですよね)

羽黒(ど、どうしましょう?)

羽黒(お風呂に行く………のは、流石にまずいですよね…)

羽黒(で、でも……折角妙高姉さんに手伝ってもらったし…こんな恥ずかしい下着をつけていますし…)


羽黒(ど、どうしましょう!?)



行動安価↓2

提督の布団で自慰


>>174選択:


羽黒(お布団、敷いてあげましょうか?)

羽黒(……か、勝手にそんなことしたら…怒られるでしょうか?)

羽黒(で、でも……喜んでもらえる…かも)


押し入れの中から布団を取り出し、敷いてあげることにした

掛け布団、敷布団、枕

全てから、濃厚な提督の香りが漂ってきた


羽黒「…………いい匂い」

羽黒「…いつも、司令官さんが使っているんですよね」


そう思うと、とても愛しいもののように思えてきた

羽黒(ちょ、ちょっとだけ……)

そう思い、布団に横たわる


羽黒(………ここに居ないのに、司令官さんが傍にいるような…不思議な気持ちです)

羽黒(それに…なんだか……)


胸の奥が疼く

こそばゆいような、痒い様な、絶妙な感覚

不快だけれど…それも心地よく感じる気がする

一言でいえばムラムラしていた


羽黒(……こ、こんな下着をつけてるからでしょうか…)

羽黒(それとも…司令官さんの匂いに包まれてるから…?)


手を胸に当てようとして、ハッと思い留まる


羽黒(こ、こんなところを司令官さんに見られたら…ぜ、絶対嫌われちゃいます!)

羽黒(だ、駄目……ですよ、そういうことは)

羽黒(司令官さんの為に、来ているんですから……)


名残惜しい気もしたが、これ以上自分の感情を暴走させないため布団から起き上がった


羽黒(ここで待つか、それとも…行くか)

羽黒(どうしましょうか?)



1、行く
2、待つ

安価↓2


>>178選択:2、待つ



羽黒(……待ちましょう)

羽黒(男の人の入浴場に足を踏み入れるのは、やっぱり駄目ですよね)


提督が帰ってくるのを待つことにした


羽黒「……………」


無音の部屋

提督の部屋にはなぜか時計も無い

完全に無音の空間だった


羽黒(………待っている間、何かしていましょうか?)

羽黒(それとも、これからの事のシミュレーションでも………)



1、どうやって迎え入れるのが最善かを考える
2、行動安価

安価↓2


>>181選択:


羽黒(………ぬ、脱いでおきましょう)

羽黒(…司令官さん以外、誰も入ってきませんよね?)


服を脱ぎ、下着姿になる

何処に居ればいいのか分からず、取り敢えず布団の上に正座をして提督の帰りを待った


1時間後


足がしびれて辛くなってきたくらいの時、足音が近づいてきた

その足音は提督の自室の前で止まりドアノブを回した


提督「なんで電気………が………」

羽黒「お、おかえりなさい」

提督「…………ただいま」


あまりの驚きに提督の表情は凍り付いていた


提督「…………なんかもう、いっぱいツッコミたいけどさ」

羽黒「つ、つつつ…な、何を突っ込むんですかぁ!!」

提督「違う違う。そうじゃない」

提督「ああ!…ん~と……取り敢えず!!なんでここに居るの?」

羽黒「し、司令官さんを……待ってました」

提督「………その格好で?」

羽黒「…はい……」

羽黒「……あの…どう…ですか?」

提督「どう…とは?」

羽黒「こ、こういうの………好き…ですか?」


秘部だけを覆い隠す、面積の小さな布

羽黒の程よい肉付きに食い込む下着の紐

羞恥で火照る羽黒の肌


提督「………………」




提督感情判定
5以上で???。2以下で???

瑞鳳 -3
慣れ -1

直下コンマ


コンマ判定:8-4  無反応



提督「あんまし好きくないかも」

羽黒「そ、そう……ですか……」

提督「落ち込まないでいいよ。僕の性癖じゃないってだけだからさ」

提督「いっつも真面目で恥ずかしがり屋で引っ込み思案な羽黒がそういう下着っていうシチュエーションは、中々おいしいけどね」

提督「その、あからさまに無理してますって顔も。可愛いよ♪」

羽黒「か、かわ…!…あ、ありがとうございます!!」

提督「多分僕が瑞鳳さんと出会って無かったら危なかったね。僕の好みど真ん中だよ」

羽黒「え?それじゃあ…どうして…?」


提督「だって羽黒は羽黒でしょ?瑞鳳さんじゃないじゃない」


提督「僕が本気で興奮する相手は瑞鳳さんだけって決めてるから」

羽黒「………そう…ですよね」


提督の口から、つらい現実を突きつけられる

鋭い言葉のナイフが羽黒の心を冷たくしていった

自分では絶対に超えられない壁を思い知らされたのだから


提督「………」


提督感情判定
4以上で追加イベント
無反応 +1

直下コンマ


コンマ判定:2+1 イベント不発


提督「ほら、服着なよ。風邪ひくよ?」

提督「僕だって目のやり場に困るでしょ?ほら早く」

羽黒「わ、私…司令官さんになら……」

提督「ダーメ。言う事を聞きなさい」


優しく、諭されるように畳んでおいた服を渡された

だが今の羽黒には、遠巻きに拒絶されているように感じられた


提督「ほら、襟も直して。…よし、うんうん。羽黒にはこっちの方が似合ってるよね」

ニコニコと優しい笑顔

羽黒に恥をかかせまいという気遣いすらも、苦しかった


提督「ふわ~あ……ふぅ……僕も眠いからさ。羽黒も自室に帰って寝なさいな」

羽黒「………」



1、何もできない
2、会話or行動安価

安価↓2

せめて添い寝だけと食い下がる


>>191選択:2



羽黒「…あの!」

提督「ん?」

羽黒「……せ、せめて…添い寝だけでも…させてくれませんか?」

羽黒「えっと…そ、そういう事をしないっていう約束します…から」

羽黒「わ、私も一緒に寝ては…駄目ですか?」

提督「………」




提督感情判定
5以上で承諾

イベント不発 -1
小悪魔な提督 +1

直下コンマ


コンマ判定:5 


提督「……いじらしい奴め!!このこの!!」

羽黒「い、いひゃいれふ…」

グニグニとほっぺたを引っ張られる


提督「一緒に寝よっか。…で・も、いくら僕が可愛くっても襲っちゃダメだからね?分かった?」

羽黒「だ、大丈夫です!!頑張ります!」

提督「よーし、ちゃんと聞いたからね。約束破ったらえっちぃ罰……じゃなくてもう会話してあげないから!」

羽黒「は、はい!」


電気を消し、提督に手を引かれ一つの布団に入る

二人の熱で少しだけ熱い


羽黒(……こ、こんなに近くに司令官さんが…!)

羽黒(お風呂上がりだし…とってもいい匂い……)


提督「…お休み、羽黒」

羽黒「おやすみなさい。司令官さん」


提督は背を向け、布団に包まる

羽黒は…怖々と提督の体に手を伸ばす

後ろから腕を回し、肩を抱くように抱き付く


羽黒(……ごめんなさい。許してください…こんな、我儘な私を…)


提督「…………」


提督は羽黒に何も言わず、目を閉じた



深夜判定
6以上でイベント発生

直下コンマ


コンマ判定:1 イベント不発



五日目終了



一日終わりの好感度上昇判定


直下コンマ:羽黒好感度
イベント補正 最低保証値+10


コンマ判定:71÷3=23



【好感度一覧】


『朝潮』好感度:49     【無防備で困る】


『長月』好感度:30     【普通】


『加賀』好感度:61     【割と居心地がいい】


『羽黒』好感度:30⇒53  【嫌でも意識してしまう】


提督のガードは今までの比じゃないくらい堅いですが、だからこそグングン押すことが大事です
例え提督がグイグイ来る人が苦手でも



六日目開始です


1、朝潮
2、長月
3、加賀
×、羽黒
5、提督

安価↓2

2


>>202選択:長月






長月(………朝か…)

長月(そろそろ起きよう…)


長月(今日の秘書艦は誰だったか…)


秘書艦選択
安価↓2

朝潮


>>207選択:朝潮



長月(…朝潮だったか)

長月(あまり心配はいらなさそうだな)

長月(朝潮であれば司令官もそう易々とサボれないだろう)


ゆっくりと身支度を整える


長月(……よし!)

長月(さぁて…何をしようか?)



行動orイベント安価↓2

朝潮と遊んでる提督発見


>>210選択:朝潮と遊んでる提督発見



今日の更新はここまでです

いやぁ…中々面白そうな感じになってまいりました!

瑞鳳が折れるか、提督が折れるか、羽黒が折れるか、はたまた誰かが一気に掻っ攫うのか!!

楽しみですね!!!


それではまた、お付き合いいただきありがとうございました


そろそろ再開


一応様子を見に行こうと、執務室まで向かった

ノックをしようとしたときあることに気が付く


長月(…静かすぎる)

長月(よっぽど真面目に仕事をしている…のか?)

長月(物音一つ聞こえてこない……)


不審に思いながらもノックをする


提督「あー!!!」


提督の叫び声が聞こえて慌てて扉を開けた


長月「おい!何かあったのか!!」

提督「負けた……」

朝潮「は…初めて勝てました!」


執務室の中央で両手をついて項垂れる提督

ガッツポーズをする朝潮

二人の間には将棋の盤と駒の山


つまり、この二人は……


長月「……遊んでいたのか?」

提督「もう!何の用事!!長月のせいで負けたじゃん!!」

長月「私は二人を様子を見に来ただけだ」

長月「………それより司令官、今は何の時間だったかな?私の記憶違いでなければ仕事中だったはずなのだが」

提督「朝潮がどうしてもっていうからさぁ」

朝潮「ええ!司令官が盤を持ち込んで誘ってきたんじゃないですか!」

長月「一緒になって遊んでいた以上、どちらも同罪に決まってるだろう…」


やれやれと溜息を吐く

長月(……まぁ…何事も無くてよかったよ)


長月「…ふぅ、きちんと今日の分を終わらせるなら文句は言わない。だから遊びすぎるなよ」

提督「はーい。長月お姉ちゃん!」

長月「誰がお姉ちゃんだ…」

忠告をして帰ろうとしたとき、提督に呼び止められる


提督「長月もやらない?将棋崩し」

長月「………」



会話or行動安価↓2

参加する


>>217選択



長月「……いいだろう。たかが子供の遊び、この長月を侮るなよ」

提督「ふふふ、ノリが良いじゃないか!」

長月「ただし、だ。私が勝ったら片付けて仕事に戻ってもらうぞ」

提督「じゃあ当然、長月も負けたら罰を受けるべきだよね?」

長月「その言い方だと仕事が罰みたいだな」

提督「まぁまぁそういう細かいとこは気にしないでさ。どう?やる?」

長月「……私が受ける罰の内容は?」

提督「内緒。そこまでどぎついのじゃないから安心して。朝潮にもやってもらったことあるし」

朝潮「ああディ…むぐぐ…」

何か言おうとしたところを、提督が慌てて口をふさぐ


長月(何か隠しているな)

長月(きっとよからぬことなのだろう)

長月(だが……ここで引くのはフェアじゃない)

長月「…ふっ……いいだろう。勝てばいいだけの話だ」

提督「よーし!約束だからね!」

提督「朝潮は見てて、一対一じゃないと罰ゲーム有のゲームの勝敗を決めるの面倒だからさ」

朝潮「わかりました!」


提督「いざ、勝負!!」



コンマ判定
6以上で長月の勝利

直下コンマ


コンマ判定:2 長月敗北


カチッ…

小さな、木と木が擦れあう音

それこそが敗北の音色


長月「……くっ…まさか……こんなことが…!」

提督「いっっっよし!!!僕の勝ち!!」

提督「ふっふっふ~ん、僕に勝とうなんてまだまだ甘いね」

提督「踏んできた場数が違うのだよ!!」

長月「くぅ………返す言葉も無い…」

提督「さてさてさ~て、長月お姉ちゃんってば約束覚えてる?」

長月「罰ゲームだろう?まったく…なにをするつもりなんだ?」

提督「ディープキス」

長月「…………すまない、もう一度言ってくれ」

提督「ディープキス」

長月「………朝潮、司令官としたことあるのか?」

朝潮「はい!あります!」

長月「…………う、嘘だろ?」

朝潮「本当です!」


ダラダラと冷汗が一気に噴き出す

くつくつと提督は声をこらえて爆笑している


長月(……ま、まさか…本当に!?)

長月(司令官はまだしも、朝潮が嘘をつくとは考えられない)

長月(いや…でも…そんな……本当に?)


長月「……司令官…これをするために内緒にしていたんだな…」

提督「もっちろん。言ってたら断ってたでしょ?」

長月「………ひ、卑怯者!」

提督「うっふふっのふー、嫌ならしなくてもいいんだよ?」

提督「あ~あ、約束したんだけどな~」

提督「長月なら守ってくれると信じてたのにな~…残念だな~…」

提督「でも僕は優しいからね、許してあげてもいいよ?」

提督「ねえどうする?どっちが大事かな?貞操?それとも信用?」

提督「あ、もしかしってやり方を知らないとかって言い訳しちゃう?別にそれでもいいけど」


ここぞとばかりに捲し立てられる

長月の心を煽りに煽る

心底楽しそうに、くつくつと笑っている


長月「…くっ…!くぅ…!」


長月(ど、どうする?どうすればいい?)

長月(してもしなくても司令官の思う壺。賭けに負けた時点で司令官の掌の上だったのか!)

長月(………どうする?どうすることが最善なんだ?)



会話or行動イベント安価↓2

勘弁してくれと土下座


>>224選択:


提督の前で膝をつく

両手を床に添える


長月(…やるしかない)

長月(プライドは捨てるんだ)

長月(この場をやり過ごし、かつ信用を失わない誠実に行動…それはっ!!)


長月(土下座だ!!!)

深く頭を下げる

長月「…この通りだ。どうかそれだけは勘弁してくれはしないか?」

提督「…………………」

提督「……ぷっ…ククク…あははははは!!!」

提督「も、もう!長月は真面目だな~!ふふふっ…顔あげて、ごめんごめん。長月はお堅いからついついからかい過ぎちゃった」

長月「…では、しなくていいんだな?」

提督「うん、そういうこと」

長月「………はぁ…安心したよ」


緊張が解けて、体勢を崩す


長月「やはり、冗談だったのか?」

提督「うん、ディープキスってほっぺにキスだけでよかったしね。ね、朝潮?」

朝潮「え?あ、はい。そういう意味なんですよね?」

長月「…はぁ……そういうわけだったのか」

提督「そゆこと」


朝潮だけがどういうことか分からずに首を傾げている


長月(…朝潮を初めから利用していたのか)

長月(間違って知識を教えていたのなら、朝潮のあの反応にも納得だ)

長月(私はまんまと嵌められていたんだな)


提督「はぁ~あ…楽しかった」

提督「長月のあんなに慌てた表情初めて見たよ。あんなに思いつめちゃって、結構初心なんだね?」

長月「言わないでくれ、恥ずかしいだろう…」


体の力がすっかり抜けて、暫くは床に座り込んでいた





長月(あれから、もう二回ほど遊んで仕事に戻らせた)

長月(私も手伝って、なんとか午前中に終わらせた)

長月(量が少なかったところを見るに、分かってて遊んでいたのだろう)


長月(今は昼、何をしようか?)



行動orイベント安価↓2

出撃しよう


>>229選択:出撃



長月(出撃任務か、久しぶりだな)

長月(遠征にはよく行かされるが、出撃しなくてはいけない事態は減ってしまったからな)

長月(なんにせよ、朝に慢心して痛い目を見たばかりだ。気を引き締めていこう)


長月「長月、突撃する!」




損傷判定
2以下で大破、5以下で中破

直下コンマ


コンマ判定:1 大破



入渠ドック



長月「…なんと情けない」

長月「今日は駄目だな……散々だ」


長月(…油断したつもりは無かった)

長月(無かったんだがな………こんな日もあるか)


長月「…はぁ………大破したのが私だけというのは、喜ぶべきか悲しむべきか…」

長月「……はぁ……」


広い広い入渠ドックに長月の深いため息がこだましていた



イベント判定
5以上でイベント発生

直下コンマ


コンマ判定:1 イベント不発



夕方



長月(漸く、入渠から上がった)

長月(一体何時間かかったことやら……これでも、戦艦や空母達よりは短いが)

長月(もう日が暮れようとしているな)


長月(どうしようか?)


行動orイベント安価↓2

提督にあいに


>>239選択


コンコン

軽く、提督の自室をノックする


提督「はーい」

長月「失礼する」

提督「ん、長月か。怪我はもう平気?」

長月「ああ、もう万全だ。入渠から上がったと伝えに来た」

提督「そっかそっか、報告ご苦労様」

長月「……今日は、散々な一日だった。主に司令官の所為でな」

提督「えー僕の所為なの?将棋も出撃も負けたのは長月じゃない」

長月「……すまない、ちょっと愚痴りたくなっただけだ」

提督「…珍しいね、長月もそんな事言うんなんてさ」

長月「私だって、落ち込むときはある」

提督「………よ~し!ここは提督として労ってあげよう。愚痴でもなんでも付き合うよ」

長月「……それなら…」



会話or行動安価↓2

間宮行こうぜ


>>243選択:


長月「甘味処『間宮』まで付き合ってくれ」

提督「そんなことでいいの?」

長月「司令官のおごりでな」

提督「お安い御用。それじゃあ行こっか」


甘味処まで行き、二人で向かい合って雑談をしながら甘味を食べる


提督「うっわぁ…そのパフェすごいね。甘ったるそう」

長月「司令官は嫌いか?」

提督「あんまり甘過ぎるの得意じゃないかも。瑞鳳さんと甘い展開なら大好物だけど」

長月「ふっ…司令官はいつもそればっかりだな」

提督「だって瑞鳳さん大好きだし」

長月「瑞鳳は司令官の事どう思ってるんだ?」

提督「う~ん…どうだろ。あんまし本気だと思われてないっぽいかな」

長月「そうなのか…それは初耳だった」

提督「好きだって言葉だけじゃ足りないかな~?いっぱいアピールしてるつもりなんだけど」

長月「アピール…か……」


長月(いつだったか、羽黒と司令官のことを話した)

長月(私は司令官が好きだと言った)

長月(……でも、本気で好きなのだろうか?)

長月(司令官が瑞鳳を想うほど、私は本気なのだろうか……)

長月(少なくとも…アピールをしたことは無いな……)



提督「おーい?手が止まってるよ?何か考え事?」

長月「ん、ああ…私は司令官の事を好きなのかどうか考えていた」

提督「ふ~ん……」

長月「司令官は私の事をどう思っている?」

提督「う~ん…普通かな。どっちかと言えば好き」

提督「長月真面目だし、僕に対して遠慮が無いけど、結構優しいしね」

提督「頼りやすいって感じかな」

長月「……そうか…意外と頼られているのか」

提督「ま、今日みたいなことも偶にはあるよ。ねえ一口ちょーだい」

長月「ふぅ…ったく。ほら、口開けろ」

提督「あ~ん……あっまぁ…」

長月「見れば分かることだろう。ふふふっ…」

自分から欲しがっておいて、眉をしかめる提督の顔に自然と笑みが零れた


長月(……司令官との関係は、恋愛とかそういう物じゃないな)

長月(お互いに…気が楽。悪くない距離感なんだろう)

長月(少なくとも……今はまだ…)


長い間、提督と愚痴を言い合った






長月(……もうこんな時間か)

長月(夕飯は…もう入る気がしないな)


長月(寝る前に何かしようか?)


行動orイベント安価↓2

イメトレ


>>248選択:イメトレ


何に対してのイメージトレーンング?

安価↓2


>>251選択:



長月(イメージトレーニングをしよう)

長月(今日はあまりにも不甲斐なさ過ぎたからな)


長月(戦闘のイメージ)

長月(陣形…敵機の数……回避行動…)


しっかりとイメージトレーニングをしてから、就寝した



※出撃イベントでの大破と中破率が下がった


深夜イベント
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:5 イベント不発


六日目終了


一日終わりの提督の好感度上昇判定



直下コンマ:長月好感度
イベント補正 最低保証値+10


コンマ判定:6÷3=2  最低保証値使用で+10


【好感度一覧】


『朝潮』好感度:49     【無防備で困る】


『長月』好感度:30⇒40  【丁度いい友人関係】


『加賀』好感度:61     【割と居心地がいい】


『羽黒』好感度:53     【嫌でも意識してしまう】


七日目開始です


操作キャラ選択

1、朝潮
×、長月
3、加賀
4、羽黒
5、提督

安価↓2

5


>>260選択:5、提督






朝の光で目を覚ます


提督「……起きたくな~い…」

ギュッと布団に包まる

しかし、起きなくてはいけないという使命感もある


提督「…はぁ~あ…」

提督(今日の秘書艦誰だっけ?)


秘書艦選択
安価↓2

瑞鳳


>>265選択:



提督「………瑞鳳さんじゃん!!」


こうしてはいられないと飛び起きる

冷水で顔を洗い、脳を叩き起こす

鏡で自分の顔を見る


提督「……今日も僕は可愛いな。ふふん♪」

キッチリしっかりバッチリ身支度を整えてから、意気揚々と執務室まで向かった


提督「おっはよう瑞鳳さん!」

瑞鳳「おはようございます。提督」

提督「今日も瑞鳳さんは可愛いね!剥製にして飾りたいくらいだよ!!」

瑞鳳「あ、あんまり嬉しくないなぁ…」

提督「ずっと見ていたいくらい可愛いってこと!!」

瑞鳳「はいはいそうですか。今日のお仕事は?」

提督「むぅ…日に日に僕の対応が雑になってる気がする……」


瑞鳳に促され、渋々と今日の執務を伝える


提督「と、いうことだから」

提督「それじゃあ……」



会話or行動orイベント安価↓2


>>271選択:


粛々と執務を続ける

提督は、機会を窺っていた

暫くの間、真面目に仕事をつづけた


数時間後


提督「ん…ん~……はぁ…!」

疲れたふりをして伸びをする

そうすれば………

瑞鳳「お疲れ様です提督。少し休憩しましょうか」

提督(キタッ!!)

瑞鳳が、お茶の入った湯呑みをもってこちらまでやってくる

提督「うん、ありがとうね」


素直に受け取る………ふりをする


提督「うわっと!?」

瑞鳳「きゃっ!」

手が滑り、瑞鳳にお茶がかかってしまう

勿論ワザとだ


提督「だ、大丈夫!?火傷しない内に早く服を脱いだ方がいいよ!!ほら早く!!」

瑞鳳「え、は、はい!」

慌てているためか瑞鳳は素直に提督の言葉に従う

服を脱ぎ、上半身は下着姿だ


提督「今すぐ拭いた方がいいね。なんとここにタオルが!僕が拭いてあげるよ!!」

瑞鳳「じ、自分で拭けますよ?」

提督「ダメダメ!僕が拭いてあげるよ!」

提督「ねえ何処が濡れた?腋?ねえ腋?それとも腋?」

瑞鳳「な、なんでそんなに腋押しなんですかぁ!?」

提督「いや別に匂いを採取したいとか邪な気持ちなんて一切ないからね!!今の僕の心は清らかな善意だけだからね!!!」

瑞鳳「信用できません!!」


瑞鳳にタオルを奪い取られ、何処かに行ってしまった

恐らく自室に代えの服を取りに行ったのだろう


提督「むぅ…がっつきすぎたか……」

提督「……すんすん……はぅっ!!……あ、危ない…昇天するところだった」


置き忘れていった脱いだ瑞鳳の服をこっそりと嗅ぎ、幸せな時間を過ごした






提督「よーし終わり!!執務終了!!」

瑞鳳「お疲れ様です。いつも提督は仕事が早いですよね」

提督「わざと長引かせて瑞鳳さんと一緒に居るのもいいけど、色々したい事あるしね」

瑞鳳「もう、そんなこと言わなかったら素直に褒めるのになぁ」

提督「じゃあ今の無し!」

瑞鳳「もう遅いですよ」



提督(直ぐに執務を終わらせたし、ここからは自由時間だ)

提督(さぁて、何しようかな?)


会話or行動orイベント安価↓2

食堂に行く


>>276選択:食堂に行く



瑞鳳も誘う?

1、誘う
2、誘わない

安価↓2


>>280選択:2、誘わない



食堂


今日も勉強をするために食堂で食事をする


提督「いただきます」


しっかりと手を合わせ、食事を始めた



イベント判定
4以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:0  乱入なし


提督「ご馳走さまでした」

提督「……う~ん…思ったんだけど盛り付けって難しいよね~」

提督「こういうスパゲティとかって、見た目大事だよね…」

少しだけ、勉強になった気がした



コンマ判定
5以上でもう一回行動

直下コンマ


コンマ判定:00 ゾロ目
※こんな無駄な時にゾロ目なんて……






提督(ご飯も食べたし、な~にしようかな?)



行動orイベント安価↓2

瑞鳳とイチャイチャしよう


>>287選択:



提督「ずーいほーうさんっ♪」

瑞鳳「ん、なぁに提督?」

提督「好きだー!!」

瑞鳳「きゃあっ!…ふふっ、もう……」

さっき濡れてしまった洗濯物を乾かしている瑞鳳に抱き付く


瑞鳳「なんの用事?」

提督「なんでもな~い。ただ瑞鳳さんと一緒に居たかっただけ」


グリグリと瑞鳳の背中に顔を押し付ける

瑞鳳は困った顔をしながらも、いつもの事だと洗濯物を干し続けている


会話or行動安価↓2

洗濯物を干す手伝いをする


>>291選択:


提督「手伝ってあげるね!」

瑞鳳「別に大丈夫よ」

提督「ダメダメ!僕がしてあげたいの!」

提督「瑞鳳さんの為だったら、何でもしてあげたいからさ」

慣れた手つきで、しっかりと皺を伸ばしてから洗濯物を干す


提督「……ねえ、もしかしてさ。こういうのって迷惑かな?」

瑞鳳「突然どうしたの?」

提督「だってさ、いっぱいい~っぱい色々してきたけど、あんまり僕の事好きになってもらえてないし」

提督「本当は僕にしか出来ないことで瑞鳳さんにもっともっと喜んでもらいたいけど」

提督「瑞鳳さんって僕のこういう所、嫌い?」

提督「僕は瑞鳳さんが好きになれる僕になりたいからさ、何でも言ってよ。瑞鳳さんにだったらどんな要求も受け入れられるよ?」

瑞鳳「………う~ん…」



瑞鳳の会話or感情安価↓2

セクハラが無ければ提督の事好きよ


>>294選択:


瑞鳳「提督の事、好きよ」

提督「本当!?」

瑞鳳「セクハラをしなければ、だけどね」

提督「う~ん…あれは本能というか抑えきれない欲望と言いますか…」

瑞鳳「じゃあ提督の事好きじゃない」

ツンとそっぽを向かれる

提督「待って!しない!しないから!誓うよ!瑞鳳さんにセクハラしない!」

瑞鳳「私だけ?他の娘にはするの?」

提督「え、え~…駄目?」

瑞鳳「ダ~メ!」

提督「う、ううん………瑞鳳さんが言うなら…努力するよ」

瑞鳳「うん!それなら提督のこと好きよ」

提督「本当に?こうやって勝手に瑞鳳さんの手伝いとかしててもいい?」

瑞鳳「いいわよ。でも、何事もほどほどにしてね?」

提督「は~いっ♪」


約束したことも、会話した内容も実はあんまり覚えていない

瑞鳳に好きだと言ってもらえたことが、何よりも最高に嬉しかったから


夕方



提督(洗濯物が乾くまで、一緒に外で話をして過ごした)

提督(洗濯物の取り込みも手伝った)


提督(……良かった、瑞鳳さん…僕の事嫌いじゃなかったんだ)

提督(しかも僕の事を好きだって言ってくれた!)


提督(ふふふっ…い~い気分だね)


提督(さぁてと、これから何をしようか?)



行動orイベント安価↓2

瑞鳳と将棋


>>298選択:



今日の更新はここまでです


提督は普段の言動や行動に相反してスーパーグラビティボーイです
メッチャ重いです

何気にかなりヤンデレに近かい気がします


それではまた、お付き合いいただきありがとうございました


そろそろ再開っす


提督「瑞鳳さーん!将棋しよ将棋!!」

将棋盤をもって瑞鳳の自室に駆け込む

瑞鳳「あら、将棋盤なんて持ってたのね」

提督「まあね~、あんまし得意なわけでもないけど。瑞鳳さんヤル?」

瑞鳳「いいわよ」

提督「ルール大丈夫?」

瑞鳳「多分大丈夫!」

提督「よ~し、じゃあ早速始めよっか!」


二人で盤を囲み、駒を並べ始めた





提督の腕前:5  そこそこ


直下コンマ:瑞鳳腕前判定
0ほど初心者、9ほど達人


コンマ判定:7 かなりの腕前


提督「……………む、むむむ…」

瑞鳳「…………♪」

提督が待ったをかけてから早くも数分の時が立ってしまった

真剣なまなざしで盤を睨む提督

その様子を余裕の微笑みで眺めている瑞鳳


提督「………ま、参りました」

瑞鳳「ふふん、ど~お?結構やるでしょ?」

提督「う、うむぅ…接待をしようとか甘く考えたのが駄目だったか……」

提督「いやでも…途中から完全に本気だったし、何回か待ったって言っちゃったしなぁ……悔しい…」

瑞鳳「もう一回する?ハンデをあげてもいいわよ?飛車落ち?角落ち?」

提督「二枚落ち」

瑞鳳「ほ、本気で勝ちに来るつもりなのね…」

提督「いややっぱハンデなし!本気でやって本気で勝って見せる!!」

瑞鳳「いいわよ!返り討ちにしちゃうんだから!」

提督「その前に………真剣勝負には、景品が欲しいと思わない?」

瑞鳳「え~、別に要らないと思うわよ?」

提督「やだやだ!そっちの方が僕が燃えるの!!」

瑞鳳「もう…一体どんな要求するつもりなの?」

提督「それはっ…!!」



勝利者報酬
安価↓2

たまごやきつくって


>>306選択:



提督「卵焼きを作ってもらう!」

瑞鳳「あら、提督にしては平和なお願いね」

提督「セクハラしないって誓ったばっかりだし」

提督「僕が勝ったら僕の為に瑞鳳さんが、瑞鳳さんが負けたら瑞鳳さんの為に僕が作る」

提督「勝とうが負けようが僕にはメリットしかない、つまり一石二鳥なわけだよ!!」

瑞鳳「ふふふ、それくらい平和な賭け事なら別に構わないわよ」

提督「よ~し!それじゃあ、もう一局お願いします!」


駒を並べ直し、二局目を始めた



勝敗判定
5以上で提督の勝ち
実力差 -2

直下コンマ


コンマ判定:8-2 提督勝利


瑞鳳「…………参りました。私の負けよ」

提督「はぁ……勝った勝った……疲れたぁ…」


1時間近くの真剣勝負の末、勝利したのは提督であった

お互い本気で勝負をしたため、疲労でその場にへたり込む


瑞鳳「おっかしいなぁ…二局続けてやったから集中力がちょっと切れちゃったのかしら?」

提督「かもね~…なんにせよ僕は瑞鳳さんの卵焼きをゲットできて大満足だよ…」

瑞鳳「もうそろそろ夕飯の時間だし、ちょっと休憩してから作ってあげるわ」

提督「ありがと~…」





瑞鳳「お待たせ~」

提督「待ってました!!」

瑞鳳「卵焼きだけじゃあちょっと物足りないかなと思って、お魚も焼いてみました!」

提督「瑞鳳さんの手料理…!感無量だよ!!」


提督執務室

そこの仮設厨房で二人分の夕飯を瑞鳳が作り、一緒に食卓を囲む


瑞鳳「手はもう洗ってる?」

提督「洗った洗った。早く食べようよ!!」

瑞鳳「ふふふっ、もうせっかちなんだから」


「「いただきます!」」


少し遅めの夕食を二人で頂く


提督「はむ!……うん!美味しいね!」

瑞鳳「本当?良かったぁ…」

提督「玉城焼もいいけど、このお米!!」

瑞鳳「お米は普通に炊飯器で炊いただけなんだけど…?」

提督「瑞鳳さんの手で研いだお米ってだけで、このお米でご飯おかわりできるよ!!!」

瑞鳳「意味が分からない上にその言い方何だか気持ち悪いわよ…」

提督「瑞鳳さんの手料理……はぁ~あ……幸せ…」

瑞鳳「大袈裟過ぎよ?」

提督「全然大袈裟じゃないよ!僕なら当然の反応だよ!」

提督「今度は僕が作ってあげるね?」

瑞鳳「別にいいのよ?提督からはいっぱい作ってもらってるんだし」

提督「そ~お?全然足りないんだけどなぁ~……」


雑談を交えながら、二人で夕食を頂く



会話orイベント安価↓2

瑞鳳をべた褒めする


>>314選択:



提督「瑞鳳さんは料理も上手なんだねぇ」

瑞鳳「上手ってほどじゃないわよ。卵焼きは得意だけど」

提督「こんなのを毎日食べられたら最高だろうなぁ~」

瑞鳳「そ、そう?」

提督「瑞鳳さんって可愛いし、気遣い出来るし、料理も出来るなんて最高の女の人だよね!!」

瑞鳳「それは言い過ぎ。恥ずかしいわよ…」

提督「恥ずかしがることないよ?事実だもん」

提督「そんな瑞鳳さんの事が好きな僕だって幸せ者だよね!正に運命だよ!!」

瑞鳳「そんなに言っても何も出ないわよ?」

提督「だって僕は本当に瑞鳳さんが大好きなんだもん。僕の本心そのものだよ♪」

瑞鳳「も、もう…」


提督のべた褒めに、困った顔をするも満更でもないようなそんな反応の瑞鳳だった





提督(……ふぅ…お腹もいっぱいになったし…今日一日ず~っと瑞鳳さんと一緒に居れたし満足満足)

提督(寝る前に、何かしておこうかな?)



行動orイベント安価↓2

づほに添い寝のお願い


>>318選択:



提督「瑞鳳さん!一緒に寝よう!!」

瑞鳳「今日は一日ず~っと甘えっぱなしだったじゃない」

提督「全然足りないよ!ずっと一緒に居たいの!!」

瑞鳳「う~ん……」

提督「あ、でも…本当に迷惑だったら言ってね?」

提督「どう…かな?」


コンマ判定
3以下でお断り

直下コンマ


コンマ判定:6  承諾


瑞鳳「……いいわよ。でも、セクハラは嫌よ?」

提督「勿論!大丈夫、約束したからね」


瑞鳳が折れ、提督と一緒に寝ることになった

瑞鳳の自室、瑞鳳の布団に二人が収まる


提督「…えへへ、瑞鳳さんあったかいね」

瑞鳳「ふふ、そうね。二人入ってるんだもん」

提督「……いい匂い、優しくって落ち着く……僕の大好きな瑞鳳さんの匂い」

提督「瑞鳳さん、好きだよ。だ~い好き」

提督「こんなこと言うの、瑞鳳さんにだけなんだよ?本当に本当に、大好きなんだから」

瑞鳳「………」




瑞鳳の提督への感情(今までの反応と矛盾し過ぎないようにお願いします)
安価↓2


>>323選択:



瑞鳳「…それが本当だとしたら、とっても嬉しいわ」

瑞鳳「そんなに私を愛してくれて、とってもとっても嬉しい」

瑞鳳「……でも、なんでかな。素直に喜べない私もいるの」

提督「…どういうこと?」

瑞鳳「う~ん………何もないから、かな」

瑞鳳「どうして、私なのかなって思っちゃうんだ~…」

提督「そんなことないよ!瑞鳳さんはとっても素敵だよ。僕の知る女の人の中で一番素敵だよ?」

瑞鳳「う~ん……そう言ってくれるのは嬉しいんだけど、そうじゃないの」

瑞鳳「どうして、提督は私を好きなんだろうって。私…提督にこんなに好きで居てもらえるのが不思議なの」

瑞鳳「だから、素直に喜べないんだと思う」

提督「………僕の言葉だけじゃ、足りないかな?」

瑞鳳「…………ごめんね、上手く言えなくって」

提督「ううん、謝らないで」


目の前の瑞鳳の服を握る

グッと体を寄せる

体を擦れ合わせ、胸と胸を合わせた


提督「……聞こえる…かな?」

提督「僕のこのドキドキも、僕の言葉も…全部本当だよ」

提督「………だから、いつか…分かってもらいたい…かな」


提督はまた強く瑞鳳の服を握った

背中を丸める

縋るように瑞鳳に体を預けた


いつもの余裕も、軽い雰囲気も無く

年相応に不安がる子供の姿だった


瑞鳳「……うん、ありがとう。ごめんね」


優しく、提督の頭を撫でる

提督は小さく首を振った



深夜判定
6以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:2 イベント不発


七日目終了


メインキャラへの好感度上昇は無し


【好感度一覧】


『朝潮』好感度:49     【無防備で困る】


『長月』好感度:40     【丁度いい友人関係】


『加賀』好感度:61     【割と居心地がいい】


『羽黒』好感度:53     【嫌でも意識してしまう】


八日目開始


操作キャラ選択


1、朝潮
2、長月
3、加賀
4、羽黒
×、提督

安価↓2


>>332選択:3、加賀






加賀(……朝、ですか)

加賀(今日の秘書艦は誰だったでしょう…?)



秘書艦選択
安価↓2

霧島


>>335選択:霧島


加賀(……霧島でしたか)

加賀(…まずは起き上がることを優先しましょうか…)


ゆっくりと起き上がり、時間を掛けて目を覚ます


加賀(…さて……何をしましょう?)




行動orイベント安価↓2

イベント


>>338選択:イベント判定



今日はあんまり調子が良くないのでここまでです

短いですが、また明日

うむぅ…今日は更新お休みです
申し訳ないっす……


うっし!今日は体調バッチリです!!

再開っすよ!!!


イベント判定

1-3  薄い反応
4-6  誘われる匂い
7-9  提督からのお誘い

直下コンマ


コンマ判定:3 薄い反応


加賀(…………居ない)

提督が朝ごはんを作っていないかと執務室を覗いてみれば、霧島だけがその場に居た

霧島「提督、遅いですね?まだ眠っているのでしょうか?」

加賀「……かもしれないわね。少し様子を見てくるわ」

霧島「わざわざすみません」


今までにもこういう寝坊やサボろうとしたことは何度かあった

今回もそういう類なのだろう

ノックをせずに提督の自室の扉を開けた


提督「…………ん?」

加賀「あら、起きてたのね」


そこには着替え途中の半裸の提督が居た


加賀「霧島が待っているわ」

提督「ん……ああ、今日は霧島さんだったね。うん、分かったよ」


加賀(……嫌に素直ね)

加賀(…それに、裸を見られて何も言ってこないだなんて…)


加賀「…………」

提督「……なに?服、変になってる?」

言葉に、いつもの余裕や飄々としたおチャラけた雰囲気は無い

少し、冷たい声色だ

加賀「…………」



会話or行動安価↓2


>>351選択:


加賀「いつもと様子が違うのだけれど?何かあったの?」

提督「……瑞鳳さんと一緒に寝た」

加賀「…のわりには、喜んでいないようだけれど」

加賀「普段の提督なら、一日中鎮守府で言いふらす位はしゃぎ倒すんじゃなくって?」

提督「……なら、わかるだろ…」

そっぽを抜向き、つんと唇を尖らせている


加賀「フラれたのかしら?」

提督「………………それに近い感じ」

加賀「……そう…」


加賀(フラれたに近い……瑞鳳に好きな男でもいたのかしら?)

加賀(…それならもっと激しくアプローチに出るはず)

加賀(一体何が………)




提督感情判定
5以上で自分の口から打ち明ける
加賀への好感度 +1

直下コンマ


コンマ判定:0+1 無言


提督「…………」

提督は無言で着替えを続けている

それ以上、口を開こうとはしない


加賀(珍しく、相当落ち込んでいるようね)

加賀(堪えているっていう方が正確かしら?)

加賀(………)



会話or行動安価↓2(何もしないでも可)

何もしない


>>356選択:何もしない



加賀(…………)

加賀「提督がどんな心境かは知りませんが、仕事は真面目にしてもらわないと困るわ」

提督「分かってるよ……直ぐ行くから」

加賀「…なら、いいのだけれど」


特に追求することなく、提督の自室を出た






加賀(……そろそろお昼ね)

加賀(…提督、真面目に仕事はしたのかしら)

加賀(さっさと立ち直ってくれれば助かるのだけれど)


加賀(様子を見に行ってもいいかもしれないわね…)


加賀(…………どうしようかしら?)



行動orイベント安価↓2

づほ乱入


>>360選択:



取り敢えず、提督の様子を見に執務室まで向かった

丁度、執務室から提督が出てくる

昼食のためだろう

だが、意外だったのは隣に瑞鳳が居たことだ


提督は普段通りの笑顔で瑞鳳にすり寄っている

瑞鳳もまた、普段通りに見える


加賀(………これは、どういうことなの?)

加賀(とっくに立ち直ったのか、それとも朝のあの態度は寝起きだったからとでもいうのかしら?)

加賀(……遠目で見る限り、二人に居心地の悪さや硬さは感じられませんね)

加賀(…………)



1、声を掛けてみる
2、遠目で観察してみる

安価↓2


>>364選択:2



こっそりと後をつける

食堂で食事をする二人

それを後ろでこっそりと観察する


提督「………!………!」


雑音で会話の内容までは聞こえてこないが、提督の顔つきはいつも瑞鳳にだけ見せる人懐っこい笑顔

瑞鳳も、少し提督の勢いに押され気味の困った笑顔


加賀(……いつも通りの二人)

加賀(…ですが、あの朝の姿を見て話を聞いた今では違和感しかありません)

加賀(……どちらかが無理をして……いえ、二人とも無理をしているのかしら?)

加賀(それとも……私の勘違い…?)



二人の様子は、いつもと何も変わらない

何も変わらないからこそ、とても異常な姿に見えた


夕方



加賀(……あれから提督は執務室にこもったまま)

加賀(朝の遅れた分、仕事がおしているのかしら)



加賀(今日の提督の様子、明らかにおかしい)

加賀(けれど、原因を自分では語ろうとしなかった)

加賀(他人には言えないこと?それなら…どうして誤魔化さずに、何かあったと匂わせる様な言葉を…)


加賀(結局、直接聞いてみなければわからないことなのでしょうけど)


加賀(さて、どうしましょうか?)


行動orイベント安価↓1


>>367選択


イベント判定

1-3  いい匂いが漏れ出す
4-6  海辺に人影
7-9  提督からのお誘い

直下コンマ


コンマ判定:5  海辺に人影


いつの間にか執務室から明かりが消えている

加賀(何処に行ったのかしら?)

提督の姿を探す

外に出れば、あっさりと見つけることが出来た

海辺に座り込む小さな背中


加賀「……こんなところに居たのね」

提督「……加賀さんか。何々?僕を探してたの?」

口調はいつものように戻っている

しかし、顔は曇ったままだ


加賀「構って欲しそうにいたので、声を掛けてあげました」

提督「…そんなことないよ」

加賀「それはどうかしらね」


提督の隣に腰を掛けた


会話or行動安価↓2

づほについて質問


>>373選択:



加賀「…一体瑞鳳と何があったの?」

加賀「何も無い、なんてことは無いのでしょう?」

提督「………まぁね」

暫く、無言の時間が続いた

その間に提督の迷いが見て取れた

拳を軽く握り、何度か目を瞑っていた


そうして漸く口を開く


提督「ねえ、加賀さん」

提督「好きって、どうすれば伝わるのかな?」

加賀「…どうって……言葉でいいんじゃないかしら」

提督「……言葉じゃあ、上手く伝えられなかったんだ」


ポツリポツリと心情を吐露していく


提督「たくさんたくさん、言葉と行動で好きって伝えてみたんだけど……全然うまく伝わっていなかった」

提督「好きだって気持ちは人一倍あるつもりだったんだけど、それが空回りしてたみたいでね」

提督「『どうして私の事が好きなのか分からない』って言われちゃった。えへへ…」

加賀「…………」

弱弱しく提督が笑う

とても似合わない、力ない微笑み


提督「あ~あ……何が足りなかったのかなぁ?」

提督「どうすればこの僕の想いが伝わったのかなぁ?」

提督「……どうすれば、人に好きになってもらえるのかな」

提督「僕の心を素直に伝えて、何でも言ってとお願いして、いろんな方法を試した気がするんだ」

提督「これ以上………僕はどうすればいいんだろう…」

加賀「…………」


加賀(…あの提督が滅多に人に見せない弱みをさらけ出しています)

加賀(それほど…深刻に悩んでいるようです)

加賀(昼に見た笑顔は全て演技なのでしょうね)

加賀(提督の今までの行動は知っています)

加賀(過剰ではありましたが、無理強いや強要はしていない、純粋な好意をぶつけていいました)

加賀(あれだけ想われて、それでもなお…愛を受け入れられないというのはつまり……)

加賀(瑞鳳もはっきり言えなかったのか、それとも本当に困惑しているのか…何しろ面倒な答え方をしてくれたものです)

加賀(…………)



会話or行動安価↓2


加賀「……分かりました。今から提督の求める答えを持ってきます」

提督「ほ、ほんとう…?」

加賀「ええ、ですので少し待っていてください」

提督「……何処に行く気?」

加賀「当然、瑞鳳の元にです」

提督「だ、駄目だって!」

加賀「なぜ駄目なのですか?理由を説明してください」

提督「……ほら、瑞鳳さんに聞いても分からないと思うし」

加賀「それならそれで構いません。では」

提督「ま、待ってよ!」

加賀「………」

提督「……待ってよ、しなくても…いいから。お願いだよ」

加賀「……………提督は、本当は怖いだけです。自分の都合の悪い真実から目を逸らそうとしているだけ」

加賀「違いますか?」

提督「……………」


提督はそれ以上、何も言わなかった

何も言えなかったのかもしれない

加賀はその場を立ち去り、瑞鳳の自室へと向かった


瑞鳳の自室


加賀「ちょっといいかしら?」

瑞鳳「か、加賀さん?私に用事なんですか?」

加賀「ええ、とっても大事な用事。提督の事よ」


瑞鳳は目を伏せる

触れてほしくないと、態度が雄弁に語っていた

しかし、そこにこそ提督が知るべき真実がある


加賀「面倒なのは嫌いだから、単刀直入に聞くわ」

加賀「貴女は提督の事どう持っているのかしら?」

加賀「曖昧なのは止めてほしいわ、提督の想いを受け入れられないのには理由があるはずよね?」

瑞鳳「それ……は……」




瑞鳳感情判定

1-3  ???
4-6  本当に分からない
7-9  悩み
0    ???

直下コンマ


コンマ判定:9 悩み



瑞鳳「……自分でも悩んでいるんです。曖昧だと自分でも思います。でも、本当の事なの!」

瑞鳳「提督……押しが強くって困ることもあるし、セクハラをしてくるような人だけど…」

瑞鳳「私のお願いに何でも素直に従ってくれて、何でも私にしてくれようとする」

瑞鳳「とっても優しくって、いい人だと思うわ。私の事をこんなに好きで居てくれたことも、とっても嬉しかった」

瑞鳳「………だから、とっても悩んでるの」

加賀「…どういう事?」


瑞鳳「私なんかでいいのかなって」


瑞鳳「私、提督に何もしてあげてないのに…こんなに好きって言われてていいのかな。どうして私なんだろうって」

瑞鳳「こんな曖昧な心境で、提督の本気の想いに応えるのは失礼だと思ったから…だから私は……受け入れられなかったんです」


加賀「……その場凌ぎの言葉じゃなくって、本当にそれで悩んでいたのね」

加賀「てっきり提督の想いを利用するためにわざわざ曖昧な答え方をして、ズルズルと便利に使うためだと思ってたわ」

瑞鳳「わ、私そんなひどい女じゃありません!!!」

加賀「冗談よ」

瑞鳳「加賀さんの冗談は分かりにくいんですよ!もう!!」



加賀(……思ったよりも、瑞鳳も提督に惹かれていたのね)

加賀(惹かれていたからこそ、受け入れられなかった)

加賀(提督は自分の事が本当は好きじゃないんじゃないかというのが怖くて、問題を先延ばしにしたがっていた)

加賀(瑞鳳は自分の心の整理がつかないでいる。愛され過ぎた自分への自信の無さと、あまりにも重すぎる提督の愛への困惑)

加賀(……この状況、私の行動次第で…どうとでもなりそうね)

加賀(提督と瑞鳳の橋渡しをすることも、完全に断ち切らせることも)


加賀(……私は…)


加賀から提督への感情
安価↓2

提督と瑞鳳の恋を応援しよう


>>384選択:提督と瑞鳳の恋を応援しよう


こ、この選択肢は次に取るつもりでした

提督への感情はこれとは別が良いかなぁ…と思っています

この感情でも、駄目というほどではないのですが……


判断が難しいところですが、最安価です



1、提督と瑞鳳の恋を応援する
2、自由安価

安価↓2


>>387選択:1、提督と瑞鳳の恋を応援する



加賀(……素直に、二人を応援してあげましょう)

加賀(まったく…世話が焼けますね……)


加賀(…さて、決めたのはいいのですがどうしましょうか)

加賀(手っ取り早い方法は、提督に瑞鳳の心境をそのまま伝えること)

加賀(提督はすぐに立ち直って、今まで以上に積極的に迫るでしょう)

加賀(提督の心境を瑞鳳にも伝えれば、戸惑いながらも提督を受け入れられるでしょう)

加賀(でも、それじゃあ全ての蟠りが解決したとは言えません)

加賀(別に、蟠りを解くのは付き合っていってからお互いの事を知って行けばいいとも思いますが……)


加賀(どうしましょうか)



1、くっつけさせること優先
2、瑞鳳の心境に決着をつけることを優先
3、自由安価

安価↓2


>>390選択:2、


加賀「何をするにしても…まずはその、貴女の心境に決着をつけた方がいいわね」

加賀「お互い、面倒くさいことになりそうだもの」

瑞鳳「ど、どうすればいいんでしょう?」


加賀(……瑞鳳の心境を優先した以上、瑞鳳の素の心を引き出さないといけないわね)

加賀(恐らく、提督の事が好きなんでしょうけど…無理に好きだという自覚を植え付けるのはかえってよくないわ)

加賀(本当の自分の想いを自覚してもらわないと)

加賀(何か、いい方法でもないかしら?)



会話or行動安価↓2

敢えて提督とずっとくっついてるとかどうだろ?


>>394選択:


加賀「提督とずっと一緒に生活してみるなんてどうかしら?」

瑞鳳「え、ええ!?」

加賀「ずっとくっついて、提督の事を改めて知ってみるといいわ」

加賀「その中で、何かしら感情が芽生えるはずよ」

瑞鳳「本当に上手くいくんですか?」

加賀「少しだけ厄介なのは、提督が無理をしているという所ね。貴女が隣に居る限り絶対に貴女を喜ばせることしか考えないでしょうし」

瑞鳳「……私と居ると、提督は無理をしてしまうんですか?」

加賀「勘違いしないで、それは提督が貴女を喜ばせるためにやっているの。好きで無理をしているの。半ば自分に酔っているのよ」

瑞鳳「そう…なんですか……」

加賀「……そんなことにも気が付いていなかったのね」

加賀「いいわ、そんな風に提督の事を知っていって自分の気持ちに整理をつけなさい。きっとあなたにとって提督の事は、まだまだ知らない事ばかりだろうから」


加賀「とにかく、今日これからでも明日からでもいいから、提督とずっと一緒に居てみなさい」

瑞鳳「わ、分かりました!!」

加賀「……ふぅ……じゃあね。私はまだやることがあるから」


そう言って、瑞鳳と別れた






加賀(……あれから、瑞鳳はどうしているかしら)

加賀(…私も、提督に答えを渡しに行かないといけないわね)


加賀(……どうしようかしら?)


行動orイベント安価↓2


>>398選択:提督のところに向かう



今は夜、もう海辺にはいないだろう

提督の自室に向かえば、案の定明かりがついていた

自室の扉をノックした……



イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:2 イベント不発


加賀「失礼します」

提督「……おかえり。どうだった?……僕の事、なんて言ってた?」

加賀「………」


加賀(なんと言うべきでしょうか)

加賀(ありのまま、瑞鳳が言った通りのことを話しましょうか)

加賀(それとも…少しぼかして反応を窺う?)

加賀(嘘を織り交ぜて…事態を少しでも好転させますか?)

加賀(提督の瑞鳳に対する想いの事についても聞いておきたいですね……)


加賀(ここは…)


会話安価↓2


>>404選択:


加賀(……無理に遠まわしにする必要もありません…か)

加賀(率直に言って反応を見ましょう)


加賀「瑞鳳は悩んでいました」

加賀「『何故、自分はこんなに提督に好かれているんだろう』と」

加賀「自分は提督に何もしていないのに、こんなに好かれてていいのだろうかと悩んでいたんです」

加賀「自分なんかでいいんだろうかという悩みが、提督の想いを受け入れられない原因でした」

加賀「こんな曖昧な自分の気持ちで、真剣な提督の想いに応えるのは失礼だと思ったようです」


加賀「そして、その原因を作り上げたのは提督自身だと私は思っています」

加賀「どこかで照れが出ているのか、それとも気取っているのかは知りませんが。提督の今の瑞鳳に対する姿では瑞鳳の為にならないただの愛情の押し付けです」

加賀「その気取った愛情の押しつけの所為で、瑞鳳は自分に自信が無くなり、提督の事を理解していないことに苦悩しているようだったわ」



加賀「……以上よ、提督」

提督「…………」




提督の感情判定

1-3  混乱
4-6  妥協
7-9  安堵
0    ???

直下コンマ


コンマ判定:7



提督「………よ、よかったぁ……」

提督は安堵の息を漏らした

顔の緊張も無くなり、いつもの柔らかい表情に戻る


提督「良かった良かった、僕の方に非があったんだね。それならいくらでも改善できる」

提督「僕が変わるだけで瑞鳳さんに好きになってもらえるのなら万々歳だよ!!」


加賀(好きになってもらうというよりは、本当の提督を見て自分の本心に気付いてもらうことが真の目的なのだけれど)


提督「ねえねえねえ!どうすればいいのかな!!」

提督「やっぱり具体的に好きなとこを上げていって褒めるべきなのかな!?」

提督「自分は演じてるつもりとか、無理してるつもりとかあんまりないし…よく分かんないんだよね」

提督「本当に無理してたとしても、好きな人の前でいいところを見せたいって思うのは当然じゃない?」

提督「ねえねえねえ!どうすればいいかな!?」


加賀(……瑞鳳に提督の事を知ってもらうために、提督がこれから瑞鳳に取るべき態度)

加賀(それは……)


会話安価↓2


>>410選択:


加賀「瑞鳳に、自分の想いを真っ直ぐにぶつけるといいと思うわ」

提督「……それっていつも通りって事?」

加賀「…いつも真っ直ぐ自分の思いをぶつけているの?」

提督「当然だよ!!瑞鳳さんの事だーい好きだし~、瑞鳳さんの全部ぜ~んぶ愛しているよ!」

提督「瑞鳳さんにならどんなお願いだって聞いちゃうし、瑞鳳さんになら何を命じられても平気だよ?」

提督「なんだってどんなことだってしてあげたいんだ!瑞鳳さんの事大好きだもん!!」

提督「瑞鳳さんの嫌いな部分だなんて何一つとしてないよ、僕が瑞鳳さんに不満を持ったことは無いしね」

加賀「…………前々から思っていたのだけれど、提督…貴方重過ぎよ」

提督「う~ん……そう言われてもこれが僕の素なんだし」

提督「演技してるとか、無理してるとか言われてもイマイチぴ~んとこないんだよね」

加賀「………そう」




加賀(私は、少し勘違いをしていたかもしれないわ)

加賀(この提督、一切無理なんてしていない)

加賀(瑞鳳以外に対する私たちに対しての露骨な態度と見比べて、瑞鳳に対する態度は取り繕ったものだと思っていたのだけれど違うみたい)

加賀(提督は、『素』でこんなに重く、異常にすら感じる愛を瑞鳳に向けている)

加賀(……瑞鳳が混乱するのも無理も無かったのかもしれないわね)


少し、読み間違えたものの上手くいくことを願うばかりの加賀であった


深夜判定
6以上でイベント

直下コンマ


コンマ判定:9



今日の更新はここまでです

次は深夜イベントからです


>>385で最安価をした理由は、その感情だと完全に恋愛対象に外れそうで勿体ないかなぁと思っての事です

たとえ次の選択肢で応援することになっても、感情次第で恋愛に転がる可能性を残しておいてあげたかったなと思っていたからです


もう決まってしまったので変えられませんが、ここから加賀さんも恋愛に転がることも出来なくはない……はず

ポジション的にかなり難しそうですが


それではまた、お付き合いいただきありがとうございました


そろそろ再開っすよ!!


深夜イベント


操作キャラ選択

1、羽黒
2、提督
3、瑞鳳

安価↓2


>>420選択:3、瑞鳳


深夜


瑞鳳「う、う~ん……どうしようかな…」

提督自室の前

扉に手を掛けるかかけないか、如何するべきか間誤付いていた


瑞鳳(ずっと一緒に居てみる…って加賀さんに言われてここまで来てみたけど)

瑞鳳(いざ自分から一緒に寝ようっていうの…ちょっと恥ずかしいかも……)


瑞鳳(そ、それにもう夜遅いし、提督寝てるかも……)

瑞鳳(………う~ん…)


1、扉を開ける
2、明日からにする

安価↓2


>>423選択:1、


瑞鳳は、意を決して扉を開けた



イベント判定
4以下で……

直下コンマ


コンマ判定:5  追加イベント不発



明かりの無い部屋

耳をすませば、一人分の小さな吐息

よくよく目を凝らせば、眠っている提督を見つけた


瑞鳳(……やっぱり寝てたかぁ…)

瑞鳳(……でも、これなら恥ずかしくないかも)

瑞鳳(嫌がったりしない…よね?)


不安に感じつつも、提督の布団を少し捲り体を滑り込ませた

提督「ん……んぅ…」

唸るような声をあげるが、起きる気配はない


瑞鳳「…………」



瑞鳳感情判定
5以上で……

直下コンマ

0って10扱いだっけか?


コンマ判定:0  失敗

>>428
0は0扱いです。00のみ特殊判定で色々と振り切れます



瑞鳳(………こうして見ると、静かよね)

瑞鳳(いつもはちょっと、五月蠅い位元気だから、あんまり見ない姿かな…)


瑞鳳「おやすみ。提督」


特別な何かを思うことも無く、こっそりと提督と一緒に寝た



※八日目終了


一日終了の好感度上昇判定



直下コンマ:加賀好感度
イベント補正 最低保証値+10

艦娘に攻略されるのが今までの真面目提督だったら今回の小悪魔提督は積極的に艦娘を攻略していくタイプだね


コンマ判定:20÷3=6  最低保証値+10




【好感度一覧】


『朝潮』好感度:49     【無防備で困る】


『長月』好感度:40     【丁度いい友人関係】


『加賀』好感度:61⇒71  【とても頼りになる】


『羽黒』好感度:53     【嫌でも意識してしまう】


>>432
好きな相手にはグイグイ行くので確かに今までとは話の進行の雰囲気が違いますね




九日目開始です


操作キャラ選択

1、朝潮
2、長月
×、加賀
4、羽黒
5、提督

安価↓2


>>436選択:4、羽黒






羽黒(……あれから三日間、何もできていません)

羽黒(折角妙高姉さんにも手伝ってもらったのに……)


羽黒(きょ、今日こそは…頑張りましょう!)


羽黒(今日の秘書艦は……)


秘書艦選択
安価↓2

瑞鳳


>>440選択:瑞鳳



羽黒(……瑞鳳さん…でしたね)


羽黒(…瑞鳳さん…提督の事…どう思ってるんでしょうか?)

羽黒(もし…相思相愛だったら……私じゃあ…)


羽黒(……こ、これから…どうしましょうか?)



行動orイベント安価↓2

足柄へ恋愛アドバイスを聞きに行く


>>443選択:



羽黒(……今は朝ですし、会いに行っても迷惑ですよね…)

羽黒(それなら…その間に、今日の事について相談してみましょう)


足柄「そこで!私の出番ってわけね!!」

羽黒「は、はい。よ、よろしくお願いします」

足柄「まっかせておいて!!この足柄ねーさんが居れば百人力よ!!」

足柄「それで、あの提督の気を引く方法よね」

羽黒「は、はい!それと……で、できれば恋愛のアドバイスとか…」

羽黒「その…こういう事をすれば喜んでもらえる。とかそういうのを…教えてほしいです」

足柄「う~ん……そうねぇ……」



足柄の会話
安価↓2

>>445


>>446選択:



足柄「男っていうのはね!胃袋を掴むのよ!!」

羽黒「い、胃袋…ですか」

足柄「そう!そして作る料理は揚げ物が良いわね」

羽黒「どうしてですか?」

足柄「ああいう年頃の男の子っていうのはね、がっつりした脂っこいものが好きだと相場が決まっているのよ」

羽黒「そ、そうなんですね」

足柄「羽黒は料理できる?」

羽黒「私は……」



羽黒料理判定
0ほど悲惨、9ほど上手

直下コンマ


コンマ判定:4 レシピ通りにしか作ったことが無い



羽黒「あ、あんまり得意じゃないです……」

足柄「そう……でも、それでもいいのよ!」

羽黒「え?そうなんですか?」

足柄「ええ!男っていうのはね…不器用な女の子が一生懸命頑張ってくれたっていうだけでも嬉しいんだから」

足柄「っていうか、それなりに食べられれば、自分の為に作ってくれたというだけで誰からもらっても嬉しいと思うわよ」

足柄「だから、得意じゃなくてもいいのよ!大切なものは熱意よ!!」

足柄「燃え上がる情熱!!それこそ、恋愛において一番大事な物よ!!」

羽黒「そ、そうだったんですね……勉強になりました」

足柄「いいってことよ。じゃ、頑張りなさいね!」


肩を叩き、元気づけてくれた


羽黒(……よ、よし。頑張りましょう!)



1、早速料理を作る
2、別の事をする

安価↓2


>>451選択:1、早速作る



羽黒(……早速始めましょう…)

羽黒(揚げ物…何が良いんでしょうか……)

羽黒(やっぱり、足柄姉さんの好きなトンカツ?)

羽黒(司令官さん…何が好きなんでしょう…)

羽黒(揚げ物……他には、唐揚げ?)

羽黒(りょ、料理なんてあんまりしないから…レパートリーが…)

羽黒(……よ、よし。どっちも…作りましょう)

羽黒(それで…上手くできた方を、司令官さんに食べてもらいましょう)


そう心に決め、唐揚げとトンカツの作り方を調べた






羽黒(……う、ううん…)

お皿に盛られた揚げ物

唐揚げとトンカツ、どちらも形が悪いながらもそれなりの物が出来上がっていた


羽黒(け、結局…どっちも持ってきてしまいました)

羽黒(わ、私も…食べればいいだけ…ですよね)

羽黒(味見もしました。どっちも……不味くは無かったです)

羽黒(喜んでもらえるかな…?)


不安になりながら、提督のいる執務室をノックした


提督「は~い」

羽黒「し、失礼します!」


料理の乗ったお盆をとさないように、ゆっくりと扉を開けた


執務室には、お茶を飲む提督

そして瑞鳳

どうやら、仕事は一段落しているようです


提督「羽黒か。……んん?何そのお皿」

羽黒「え、えっと……司令官さんに料理を作ってきました!」

羽黒「た、食べて……くれますか?」

提督「ふ~ん……うわ、量多いね」

羽黒「あ、えっと…私も……一緒に食べようと…」

提督「ふ~ん……」



提督感情判定
3以下で………
羽黒の想い +1

直下コンマ


コンマ判定:2+1 気づいていながら



提督「……瑞鳳さんも一緒でいい?」

羽黒「え?」

提督「だってさ、僕あんまり食べる方じゃないしさ、瑞鳳さんと三人でちょうどかなって思ったんだけど」

提督「どうかな?」

羽黒「…………」


会話安価↓2


わかりました3人一緒で食べましょう


>>461選択:


羽黒「……わかりました。3人で一緒に食べましょう。残ると…勿体ないですから」

提督「だってさ、瑞鳳さんも一緒に食べよ?」

瑞鳳「そう?それじゃあ有り難くいただいちゃおうかしら」


「「「いただきます」」」


三人で食事を始めた


提督「……うん!まぁまぁだね!美味しいよ!」

羽黒「あ、ありがとう…ございます…」

瑞鳳「うんうん!ちょっと揚げ過ぎかなとも思うけど、とっても美味しい!」

羽黒「……は、はい…」

瑞鳳「………ん?」


瑞鳳が、漸く何かがおかしいことに気が付いた

不自然な雰囲気だった

だが、誰もそのことには触れずに食事を進める


表面上の会話だけが進行していた



羽黒「……………」


厨房で皿を洗う

3人で食べた食事の皿を一人で洗っていた

手伝おうかと言ってきた瑞鳳の提案は、やんわりと拒否した


羽黒(……どうして…司令官さん…)

羽黒(私は…司令官さんの為に作ったのに……)

羽黒(私の事を知ってて…司令官さんは……)


羽黒(瑞鳳さんが居たから……)


羽黒(…い、いえ…瑞鳳さんの所為じゃありません)

羽黒(司令官さんだって、あの場に居た瑞鳳さんを仲間外れにしたくなくってああいう提案をしたのかもしれません)

羽黒(………そう…ですよね)


ただ、黙々と一人でお皿を洗っていた




※羽黒のヤンデレ度が少し上がった






羽黒(……胃袋を掴む作戦…あんまり上手く行きませんでした)

羽黒(美味しいと言ってはくれましたが…)


羽黒(……これから、何をしましょう?)



行動orイベント安価↓2

提督をばれないように観察


>>468選択:


羽黒「…………」


こっそりと、提督にばれないように遠くから観察をする


羽黒(……ずっと瑞鳳さんと一緒に居ます)

羽黒(とっても楽しそうです)

羽黒(…あんな笑顔、私には向けてくれたことありません……)

羽黒(瑞鳳さんも笑ってます)

羽黒(……いつもは、司令官さんから瑞鳳さんの所に行くのに…)

羽黒(それに、今日は瑞鳳さんがずっと司令官さんの傍についているように見えます)

羽黒(……私が三日間、何もしない内に…なんて……)

羽黒(無い……無い……ですよね?)


曇る

心が曇る

嫌なものしか見えてこない

不都合なことしか思い浮かばない

何もかも、上手く行く気がしない


羽黒(初めから私には……可能性なんて……)




羽黒感情判定
4以下で沈む、5以下で奮起

直下コンマ


コンマ判定:7 奮起


羽黒(……駄目…ですよね。諦めたら)

羽黒(まだ…やっていないことたくさんあります)

羽黒(諦めたら…そこで終わっちゃいます)


羽黒(頑張れば、いつかは……いつかは…報われますよね)

羽黒(頑張れば、まだ可能性はあるはずです)



羽黒(……よし!が、頑張りましょう!)

羽黒(次は…何をしましょうか?)


羽黒(何をすれば…喜んでもらえるでしょうか?)


沈みそうになる心を必死に奮い立たせた

まだ、希望はあると信じて……



夕方



羽黒(……もうそろそろ、日が暮れます)

羽黒(あれから、ずっと司令官さんは瑞鳳さんと一緒に居ます)

羽黒(……どうにか、二人っきりになれないでしょうか…)


羽黒(…いえ、二人っきりじゃなくても司令官さんにアピールはできますよね)


羽黒(よ、よし…頑張ると誓ったばっかりです)

羽黒(何をしましょうか?)


行動orイベント安価↓2

>>467


>>474選択:



那智「……恋愛相談か…そういう事を私に聞くのか?」

羽黒「は、はい。足柄姉さんにも妙高姉さんにも聞いたので那智姉さんにも聞いてみました…」

羽黒「め、迷惑でしたか?」

那智「迷惑というほどでもないが、そういうことは得意ではないからな……」

那智「……う~ん…司令官の気を引く方法か…」

那智「今までやって来たことは?」

羽黒「えっと…い、色仕掛けとか…料理を作ったりしました」

那智「う~ん……」


次の作戦(今までしてきたことでも可)
安価↓2

手編みのマフラーでもプレゼントすればどうだ?


>>477選択:



那智「…次は女の子らしく、裁縫なんてどうだろうか?」

那智「手編みのマフラーをプレゼント…とか」

羽黒「……お裁縫…ですか」

那智「やったことあるか?」

羽黒「えっと……」



羽黒の裁縫の腕前
0ほど初心者、9ほど上手

直下コンマ


コンマ判定:3  昔、やったことがあるくらい


羽黒「あ、あんまりやったこと無いです……」

那智「な~に、下手は下手なりにそれが味になる」

那智「足柄にも情熱が一番大事だと教えられたのだろう?」

羽黒「は、はい…」

那智「なら、頑張ってみるしかない」

羽黒「…………あの…」

那智「なんだ?」

羽黒「……上手く、いくでしょうか?」

羽黒「喜んで…貰えるでしょうか?」

那智「………勿論だ。私が保証してやろう」

那智「だから、頑張れ」

羽黒「……はい!」


ポンポンと優しく背中を叩いて、那智は自室に帰っていった



羽黒(お裁縫始めるには、まず毛糸とかが必要ですよね?)

羽黒(作るのは……マフラーでいいですよね、簡単そうですし…)

羽黒(は、初めて作るから…失敗したくありません…無難なものから始めましょう…)


羽黒(確か、妙高姉さんがお裁縫の本を持っていたような……後で借りに行きましょう)


羽黒(色々と準備がいりそうですね…)

羽黒(時間もかかりそうです……)



1、今から始める
2、後回し

安価↓2


>>484選択:1、今から始める







羽黒(…これで、大丈夫…ですよね?)

夕食前に一度買い物に行き、必要そうなものを揃えた

妙高から、お裁縫の本も借りた


羽黒(……誰の力も借りないで、頑張るべきですよね)

羽黒「………え~っと…」

本を開き、道具の使い方を確認する


羽黒(……これが棒針…こっちがかぎ針?)

羽黒(…と、取り敢えず一通りそろえては見ましたが…どっちの方が簡単なんでしょう?)

羽黒(…初心者ですし…どっちも変わらないでしょうか?)


不安になりながらも、簡単そうに見えた棒針を使って編み始めた



イベント判定
4以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:6 イベント発生


拙い手つきながらも、少しずつ編み進めていた

コンコン

羽黒の自室を誰かがノックする


羽黒(…姉さんたちの誰かでしょうか?)


羽黒「は、は~い…誰ですかぁ…」

提督「こんばんは、羽黒」

羽黒「し、司令官さん!?」


予想外の来客に思わず裁縫の道具を隠そうとするが、そんな時間も無い

網掛けのマフラーを提督に見られてしまった


提督「んん?何作ってたの?」

羽黒「こ、この…!その…それは…」

提督「別に恥ずかしがらなくってもいいのに、お裁縫?」

提督「ふ~ん…羽黒ってばそう言うの好きそうだしね」

羽黒「いえ…そのぅ……あんまり得意じゃないんです」

提督「そうなんだ?なんだか意外かも…」

羽黒「はい……どちらかと言えば、初心者なんです…」

提督「ふ~ん……」

興味深そうに、羽黒が手に持つ網掛けのマフラーを観察している


羽黒「あ、あのっ!…司令官さん……私に何か用事ですか?」

提督「ん~?あんまし用事ってわけでもないかも……ちょっと様子を見に来ただけ」

提督「ねえ、編んでみてよ?見てたいからさ」

羽黒「ええ!?む、無理ですよ!」

提督「なんで?」

羽黒「だ、だって……本当に下手で…恥ずかしいから」

提督「いいのいいの。僕も裁縫初心者だから、上手い下手なんてわかんないって」

羽黒「……わ、笑わないで下さいね?」

提督「そんなことしないよ」


少し戸惑いながらも、提督の目の前でマフラー編みを再開した


羽黒「…………あ、ああ…っと…うぅ…」

提督「………」


提督に見られている緊張からか、さっきから失敗しまくってしまっている


提督「…羽黒ってさ」

羽黒「は、はい!なんでしょうか!?」

提督「……案外不器用なんだね?」

羽黒「……わ、私も…そう思います」

提督「お昼のトンカツと唐揚げ、味は悪くないけど硬かった」

羽黒「は、初めて作ったから…加減が分からなくって…ごめんなさい」

提督「今やってる裁縫も、網目がガタガタ」

羽黒「……ごめんなさい…」

提督「……どうして、こんなことやってるの?」

羽黒「…それは……」


会話安価↓1

提督に振り向いてほしいから


>>490選択:


羽黒「……司令官さんに…振り向いてほしいから」

提督「…ふ~ん……」

強く、針を握る

マフラーを編む手が止める

怖かった

提督の声が、言葉が、突き刺さるような視線が

ただひたすらに怖かった


提督「……羽黒ってさ」

羽黒「…ッ……」


提督「…僕に似てるよね」


羽黒「…え?」


かけられた言葉は、少し意外なものだった


提督「一途でさ、苦手なことでもとりあえずやってみて」

提督「好きな人に振り向いてもらえるように頑張って」

提督「嫌なことを考えそうになっても、前を向いてさ」

提督「……本当、不器用だよね」


その言葉は、自虐の言葉のように聞こえた


提督「好きだよ。羽黒の事」

羽黒「ええええ!?」

提督「そんなに驚くこと?」

羽黒「だ、だって…司令官さんは…その、瑞鳳さんの事が」

提督「そりゃあそうだよ。でも、羽黒も好き」

羽黒「そう……ですか……そう、ですよね」


もしかして、と舞い上がってしまったが自分の勘違いのようだった

瑞鳳に向けた好きとは、別の物なんだと理解した


提督「でもさ……だから、辛いんだ」

提督「…こうやって僕がわざと、羽黒の想いを知ったうえで冷たい態度をとってみても…こうやって健気に頑張ってるんだもん」

提督「お昼の料理も、今やってる裁縫も…ふふっ…この前、僕の部屋に下着姿で来たこともあったね」


提督「どれもこれも…すっごく嬉しかったんだ」

提督「だから、辛いんだ」


提督「そうやってさ…健気な姿見せられるとさ、『止めろ』って言えないじゃん」

目を伏せて、悲しそうな瞳でそう言った



提督「羽黒の事を想うとさ、胸が苦しいんだ」


提督「もし自分が羽黒と同じ境遇だったら…と思うと心が切なくなる」

提督「冷たい言葉で突き放そうと思っても、羽黒の事を想うとどうしても言えないんだ」


提督「僕は、羽黒が好きなんだ。だから…突き放せないでいる」

提督「でも…こんな中途半端な『好き』が羽黒を縛っているのだとしたら、スッパリと切り捨てるべきなんだよね…」


提督「……僕と羽黒は平行線だ。交わることは無い」

羽黒「ど、どうしてですか?」

提督「僕と羽黒は似てるから…わかるんだ。多分」

提督「僕が瑞鳳さんに嫌いだと言われても好きであることをやめないように」

提督「僕が羽黒の事が嫌いだと言っても、きっと限界まで諦めないだろうから」

提督「僕が僕である以上、羽黒が羽黒である以上…どちらかが変わらなければ交わることは無い…と思う」

羽黒「…………」

提督「ねえ羽黒、ここまで僕のことを話したんだ」

提督「だからこそ、聞くけどさ」


提督「……諦めてくれない?」


羽黒「…………」


会話or行動安価↓1

泣き出す


>>495選択:


何かが、手のひらに落ちてきた

熱い何かが触れた

熱くて冷たい滴が零れる

羽黒「………ふ…ふぅ…ぐすっ……」

提督「な、泣かないでよ…」

提督が優しく涙を拭う

その行動に、更に涙があふれ出す


羽黒「だって…だって……司令官さんが…」

提督「……やめてよ…こういうのさ。僕が悪いみたいじゃん…」

提督「僕は瑞鳳さんが好きなんだ……だからさ…」

羽黒「わ、私だって!司令官んさんの事好きです!…だから…!」

羽黒「そんなこと…言わないで下さい……」


提督「……もう…やめてよね…そういうの………好きになっちゃうじゃん」


提督も鼻声になっている

必死で、涙をこぼすことだけは堪えていた

必死に涙をこらえながら、涙を流す羽黒の目尻を拭ってあげていた


提督「……そろそろ、涙止まった?」

羽黒「……は、はい…」

提督「なら、良かったよ」


あれから数分、羽黒は泣き続けた

提督はそんな羽黒の涙をずっと拭っていた

これ以上、網かけのマフラーを濡らさないように

最後まで提督は、涙を流すことはしなかった


提督「……僕は、瑞鳳さんが好きなんだ」

羽黒「それでも……司令官さんの事…好きです」

提督「……じゃあね。それ、楽しみにしてるから」


そう言って、提督は羽黒の自室を去っていった



今日の更新はここまでです


羽黒ちゃんが一途不器用すぎて辛い…

どういう落ちになるんでしょうね……


それではまた、遅くまでお付き合いいただきありがとうございました


そろそろ再開です


深夜
イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:2 失敗


九日目終了


一日終わりの提督の好感度上昇


直下コンマ:羽黒好感度
イベント補正 最低保証値+20


コンマ判定:23÷3=7  最低保証値+20



【好感度一覧】


『朝潮』好感度:49     【無防備で困る】


『長月』好感度:40     【丁度いい友人関係】


『加賀』好感度:71     【とても頼りになる】


『羽黒』好感度:53⇒73  【揺れる心】


九日目(裏)





瑞鳳はとある艦娘の自室の前に居た

羽黒の自室だ

瑞鳳は提督を追ってここまで来たのだった


瑞鳳(……提督の傍にずっと居ろって言われたけど、こういう時はどうすればいいのかなぁ…)

瑞鳳(提督の事をよく知るために…ずっと傍に居てみたけど、いつもとあんまり変わらない感じだったなぁ…)

瑞鳳(でも、あのお昼の羽黒さんが来た時にだけ…なんだかいつもと違う気がした)

瑞鳳(……今も、羽黒さんと一緒に居る)

瑞鳳(きっと…私の知らない提督がそこに居る気がする)

瑞鳳(提督と他の人との関係も……知ってみる…べきよね)


やましい事だと思いながらも、羽黒の自室に耳を当てた

二人の会話が聞こえてくる


提督「僕は、羽黒が好きなんだ。だから…突き放せないでいる」

提督の言葉をはっきりと聞き取った

瑞鳳(…どういうこと?一体どういう話なの…?)


更に耳を澄ませて会話を拾う

話の筋を追えば

羽黒が提督の事が好き

提督はそれを知っていて無理に冷たい態度を取ろうとしてうまくいっていない

提督は羽黒の事が好きだから突き放せないでいる。だけど、それ以上に瑞鳳の事が好き

羽黒は提督にどんな態度を取られても諦めなかったように、提督も瑞鳳に何を言われても諦めないだろうと言う


二人の関係は完全に一方通行だった


瑞鳳(……羽黒さん、提督の事好きだったんだ…)

瑞鳳(初めて聞いたなぁ…そういう話……)


提督「………諦めてくれない?」

話を締めくくるように、提督は羽黒にそう言った

今までの会話を聞いたから少し分かる

提督がどんな顔をしてこの言葉を言ったのかを


暫くの沈黙



その後、しゃくりをあげるような声が聞こえてきた

鼻をすすり、必死で声を抑えようとしているのが聞こえた

羽黒は泣いていたのだ

悲しみの涙を流し…それでも


羽黒「わ、私だって!司令官んさんの事好きです!…だから…!」

羽黒「そんなこと…言わないで下さい……」


そう言い切った

提督の心境も、言葉の意味も全てを理解したうえで諦めたくないと言った

冷たい言葉を投げかけられてなお、羽黒は提督の事が好きだと言った



瑞鳳は、羽黒の自室から耳を離す

そして、その場を離れた

もう羽黒と瑞鳳両方とケッコンすればいいんじゃないかな
ジュウコンって有りだっけ?


廊下を歩く

行く当ても無く、心を整理するために歩いていた


瑞鳳(………羽黒さん…泣いてたな)

瑞鳳(それほど……提督の事が好きだったんだ…)

瑞鳳(あんなに…提督の事…)

瑞鳳(……それに比べて私は…あそこまで真剣な想い…持ってるのかな?)

瑞鳳(私はただ…提督に好かれてて……それに応えるために答えを探してる)


瑞鳳(きっと…私なら、何もしなくても…提督の想いを好きなだけ独り占めできるんだろうな…)

瑞鳳(羽黒さんはあんなに…頑張ってるのに……)


瑞鳳(私は……提督の事……)



感情判定
3以下で???、7以上で???

直下コンマ

>>512
出来なくはないですが、提督を説得して重婚する二人の同意が必要ですね


コンマ判定:4  困惑



瑞鳳(…私…中途半端だなぁ…)

瑞鳳(羽黒さんみたいに真剣じゃないくせに…心のどこかで、提督の事を手放したくないって思ってる)


瑞鳳(全然心が決まらない……)

瑞鳳(提督の愛に応えられるほど、提督の事を好きで居られていない…)

瑞鳳(手放すほど、提督の事を想っていないわけじゃない…)



瑞鳳(私が中途半端な所為で…提督と羽黒さんを苦しめてる)


瑞鳳(……でも、私だって…どうしていいか分からないもの…)



瑞鳳(……提督の事は…好き…)

瑞鳳(でも…羽黒さんほど…真剣じゃないんだと思ってしまった…)



瑞鳳「……はぁ……どうすればいいのかな?」

瑞鳳「早く決めないと…もっと、二人を苦しめちゃう…」


瑞鳳「………どうしよう…」


踏ん切りのつかない心に、ただひたすら憂鬱な気分になっていった

提督の事、提督の周りの事を知ってしまったがゆえに…より、迷いは深くなってしまった


九日目(裏)


イベント判定
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:4  イベント不発


九日目(裏)


深夜


瑞鳳(……今日一日、ずっと提督と一緒に居て…思ったこと…)

瑞鳳(私の心…もっと分からなくなっちゃった…)


瑞鳳(でも…いつかは決着をつけないと駄目よね)

瑞鳳(………どうするの?)




1、心を決める
2、自由安価(行動とか解決策とか)

安価↓2


>>523選択:1、心を決める



それでは最重要選択肢です


1、提督の想いを受け入れる
2、提督の想いを断る

安価↓1~5で多数決


安価選択:1、提督の想いを受け入れる



瑞鳳(……提督の想いを受け入れよう)

瑞鳳(あんなに真っ直ぐ熱心に好きって言ってくれるんだもん…その想いに、応えてあげたい)

瑞鳳(羽黒さんの想いは知った…でも、だからと言って身を引きたくないと思った)


瑞鳳(…私も…提督の事が好きだから)


瑞鳳(明日、提督に言ってあげよう)

瑞鳳(たくさん待たせちゃったねって)



心を決め、瑞鳳は眠りについた



※九日目(裏)終了


10日目開始です



操作キャラ選択


1、朝潮
2、長月
3、加賀
4、羽黒
5、提督
6、瑞鳳

安価↓2


>>533選択:6、瑞鳳







瑞鳳(……朝…かぁ…)

瑞鳳(心は決めた。早く言いに行ってあげましょう)


瑞鳳(今日の秘書艦は……)


秘書艦選択
安価↓2


>>558選択:瑞鳳



ノックをして、提督の執務室に入る


瑞鳳「失礼します!」

提督「おはよう瑞鳳さん。今日もよろしくね!」

瑞鳳「はい、提督」

提督「それじゃあ今日の仕事は……」

瑞鳳「ちょ、ちょっと待って…!」

提督「ん?なに?」

瑞鳳「わ、私……提督に…言いたいことがあるの」

瑞鳳「昨日決めたこと……どうしても、提督に言わなきゃならない大事なことなんだ…」

瑞鳳「…………」


提督が真剣な目で瑞鳳を見る

瑞鳳は、軽く息を吐き…呼吸を整えた


会話or行動安価↓2

うえ


>>541選択:



瑞鳳「私も…提督の事好き…だよ」

提督「……もう一回言って?」

瑞鳳「いっぱい待たせてごめんね、提督。好きだよ」

提督「…もう一回…言ってもらえるかな?」

瑞鳳「私も、提督の事が好きなの」

提督「…………もう…遅すぎだよぉ…!」


提督は顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた

瑞鳳に駆け寄り、その腰に抱き付いた


提督「…………嘘じゃ…無いよね?」

瑞鳳「本当よ。本当に…提督の事が好き」

瑞鳳「ありがとう。こんなに私を想ってくれて」

瑞鳳「提督こそ、本当に私でいいの?」

提督「瑞鳳さんじゃなきゃ嫌なんだ!…瑞鳳さん…!瑞鳳さん!!」


服を皺くちゃにするほど、強く強く抱き付く


提督「……良かった…本当に…」

提督「駄目だったらどうしようかと思ってたんだ…」

瑞鳳「…でも、本当にいいの?私、『艦娘』なのよ?赤ちゃんとか産めないし提督よりずっと寿命も短いわ」

提督「関係ないよ。瑞鳳さんだから好きなんだもん。人とか人じゃないとか関係ない」

提督「それに…僕の方が……」


何かを言いかけて、言葉を切った


瑞鳳「…?何を言おうとしてたの?」

提督「気にしないで、どうでもいいことだから」

提督「……僕、初恋を叶えることが夢だったんだ」

提督「ずっと…その為だけに生きてきた」

提督「運命の人にいっぱいい~っぱい好きだと言って、いっぱいい~っぱい好きって言われたかったんだ」

何時になく安らかな声で、提督は語った


提督「ね?もう一回言って」

瑞鳳「……いいですよ。いっぱいい~っぱい願いをかなえてあげます」




瑞鳳「好きよ。提督」



瑞鳳にしがみ付く提督を、優しく抱きしめ返した




エピローグ判定
1以下で……

直下コンマ


コンマ判定:1  特殊エピローグ
※今回総じてコンマ低すぎやしませんか?



エピローグを書いてきます
少々お待ちください


【エピローグ】



あの告白の後、直ぐに瑞鳳と提督はケッコンカッコカリをした

お互いの事を深く深く理解し合い、幸せな日々を送っていた


だが、その幸せは唐突に終わりを告げることとなる


瑞鳳「や、やめて羽黒!落ち着いて!!」

羽黒「ずるい…ずるい…ズルいです!…どうして…私じゃないんですか!!」

羽黒「どうして…貴女が司令官さんの事を独り占めに出来るんですか!!」

羽黒「私だって…私だってぇ…!!」


錯乱し、喚き散らす

溜め込み、ずっと我慢していた心が爆発していた

艤装を展開し、瑞鳳に襲い掛からんとしていた


瑞鳳も、護身のために艤装を展開する

しかしここは室内

空母では存分に力を発揮することが出来ない

なんとか羽黒を宥めにかかる


瑞鳳「……私を殺して、それでどうなるの?」

瑞鳳「私が居なくなれば、提督が貴女の事を好きになるの?」

瑞鳳「そんなこと無いって羽黒さんにもわかるでしょう?」

瑞鳳「きっと…とっても悲しむわ。そして……貴女の事を嫌いになる」

瑞鳳「提督は私の事を愛してるから」

羽黒「いやああああああああああ!!!!!」

狂ったように叫びをあげる

かと思えば、下を向き涙を流し始める


羽黒「私は……司令官さんの事が…好きだから……」

羽黒「司令官さんにも私の事…好きになって欲しくて……」

羽黒「でも…その為には……瑞鳳さんが邪魔だから…!」

瑞鳳「……そんな風に歪んでしまった貴女に、提督は絶対に渡さないわ」

羽黒「司令官さんは貴女の物じゃありません!!!」


瑞鳳に、砲を構える

だがしかし、瑞鳳と羽黒の間に誰かが割って入った


提督「……やめてよ羽黒。その手を降ろして」

羽黒「…司令官…さん…」


提督は羽黒の手を握る

真剣なまなざしで、揺れる羽黒の瞳を覗く


提督「いつかはこうなるんじゃないかと思ったけど…まさか結婚してからこうなるなんてね……」

提督「諦めの悪い女だ。性根の腐った、情けの無い女」

提督「無理だと理解したはずなのに、諦めきれずにこうやって強引な手段に出る」

提督「醜いよ」


提督は一切の容赦なく、羽黒に暴言を吐いた

羽黒の手が震える

砲塔は、瑞鳳から提督へと標準が変わっていた



羽黒「………そんなこと…言わないで下さい」

提督「現実を認めろよ。それが今の自分の姿だ」

羽黒「そんなことない!!私は司令官さんが…!!」

提督「どこまでも醜く、諦めの悪い奴だな…羽黒…」








提督「でも、それだから…僕も羽黒が好きだ」







提督は羽黒の首を抱きしめた

羽黒と同じように、細く涙を流した


提督「……馬鹿だなぁ……羽黒……」

提督「本当に…馬鹿だ……」

提督「どこまでも一途で……やり過ぎだよ。馬鹿」

提督「これ以上…自分を追い詰めないでよ……見てる僕が辛いじゃん……」


羽黒「……わ、私…司令官さんが………」


羽黒は、上手く言葉が出ず…困惑するように泣いていた



提督「……羽黒…君のその、不器用な愛……誰にも理解されないであろう狂気的な愛」

提督「僕だけは理解してあげる」

提督「……僕が、君の愛を受け入れてあげる」

羽黒「そ、それじゃあ……!!」

提督「でも、僕の身の心も…全部瑞鳳さんにあげたんだ」

提督「…もう……君にあげられるものは無い」



提督「だから、今だけ…一つ……お願いを聞いてあげる」

提督「何でもいいよ」

提督「一途に僕を想ってくれた、君への恩返しだ」


提督「……何が良い?僕に、何をしてほしい?」


羽黒「………」




1、独り占めにしたい
2、自由安価

安価↓2

1


>>558選択:1



羽黒「……司令官さんを…独り占めしたいです…!」

羽黒「誰にも渡したくありません!!」

提督「………そう…分かったよ」


そう言って、提督は銃を取り出した


提督「一緒に死んであげる」

提督「僕の身も心も瑞鳳さんの物だけど、死の間際の時間…それだけは君と一緒に居よう」

提督「死の一瞬だけ…僕は羽黒の物だよ」

提督「それで、満足できそう?」

瑞鳳「か、勝手なこと言わないで!!何を言ってるの!?」

瑞鳳「残された私はどうなるの!?」


提督は瑞鳳を無視し、拳銃を額に当てた



提督「ほら、羽黒。これで満足なんでしょ?」

提督「早く構えてよ。僕だけ死んでも意味ないし」


羽黒「………………」


羽黒は肩を震わせながら、砲塔を旋回させ自分に向けた

呼吸が荒れ、涙を流す

恐怖で顔を青くしている


提督は驚くほど冷静に構えていた



提督「……愛してる。ごめんよ…こんな僕で」


まるで最後のように、提督はぼそりと呟いた

そして……



コンマ判定
3以下で???、7以上で???

直下コンマ


コンマ判定:9 



空気を叩く、強烈な破裂音が狭い室内に鳴り響く

提督の手に持つ銃口は地面に向けられていた


羽黒「……はぁ…はぁ…!」

提督「…………どうしてこんなことをしたの?」


羽黒の手は、提督の腕を掴んでいた

羽黒が、提督の銃口を地面に向けさせていたのだった


艤装を閉じ、羽黒がぺたんと座り込む


羽黒「…だって……私、司令官さんの事が好きだから…」

羽黒「こんな私なんかの為に…死んで欲しくなかったんです……」

羽黒「ごめんなさい…ごめんなさい……我儘ばっかりで…」


羽黒はへたり込み、再び大粒の涙を流し始めた



提督「……じゃあ、お願いはどうする?変更するの?」

羽黒「……もう、必要ありません。私じゃあ……司令官さんと釣り合わないから…」

羽黒「もう……敵わないなって……思ったんです」

羽黒「ごめんなさい。瑞鳳さん…こんなことに巻き込んでしまって……」

瑞鳳「いきなり…そんな……もう…わけ分かんないわよ……」

緊張がほぐれたのか、瑞鳳もへたり込んでしまう


提督「もう、二度とこんなことをしないと誓える?」

羽黒「…誓います」

羽黒「もう、司令官さんの事……諦めました」

提督「嘘じゃないね?」

羽黒「嘘じゃありません」

提督「………ならよし!僕が許す!」


そう、笑顔で羽黒の頭を撫でた

腰の抜けた瑞鳳を立たせ、羽黒を置いて部屋を出た


瑞鳳と共に、提督の自室に帰って来た


お互いが深く溜息をつき、漸く会話をする余裕が戻って来た



提督「いやぁ……一時はどうなることかと思ったよ……」

瑞鳳「それは私のセリフよ!もう!ほ、本当に…!!もう!!」

瑞鳳「怖かったんだからぁ……」

提督「あはは、うん…僕も怖かった」

瑞鳳「本当に心中するつもりだったの?」

提督「う~ん……分かんない。何にも考えて無かった」

提督「羽黒の事を救ってあげたいって事だけ…考えてた」

提督「でも……瑞鳳さんと離れるのはやだなぁって最後に思ってたんだ」

瑞鳳「………はぁ……まぁ済んだことよね」

瑞鳳「もう……はぁ……何も言えないわ…」


脱力したように提督に体を預ける

膝枕をしてもらい、提督の頬に手を添える



瑞鳳「……もう、二度とやめてよね」

提督「うんうん。もう二度としないよ」

瑞鳳「そうじゃなくって!」

瑞鳳「………私以外の人と…心中してあげるとか……言わないでって事」

提督「ふふふっ、もしかして妬いてるの?」

瑞鳳「や、妬いてません!」

瑞鳳「ただちょっと…悔しくなっただけ!」

提督「それを妬いてるっというんだよ」

提督「心配しないで……言った通り、僕の身も心もぜ~んぶ瑞鳳さんの物だから」


提督「好きだよ、瑞鳳さん」


瑞鳳「……私も…よ」

瑞鳳「いつの間にか……私も、提督の物になっちゃってた」


瑞鳳「だから、置いてっちゃ嫌よ?」


体を起こし、優しく唇を重ねた




『一件落着』  END



エピローグ、如何だったでしょうか?

最後のコンマがファインプレー過ぎて…本当…良かったです


因みに3以下で羽黒が提督を打ち殺して、瑞鳳に見せつけた後に自殺

それ以外で羽黒自殺でした


唯一のグッドエンドの道筋を何とか通り抜けた感じです


全員の心に何とか決着をつけれたので、羽黒も少しは報われたかな……と思います

やったぜ
ちなみに>>543で2以上だったらどうなってたの

大和の時みたいな結構長めの後日談は無いのな
他の三人が完全にフェードアウトしてて悲しいわ
特に加賀さんなんか好感度の数値では羽黒と同格なのに


>>572
2以上で大和さんの時の様な皆の様子を描きつつイチャイチャしてエンドでした
羽黒はこんな騒動を起こさずに、諦めるといった感じでしたね


>>574
上で答えたように>>543でコンマ2以上で大和さんの時のようなエピローグでした
加賀さんに関しては…私もとっても惜しい気持ちでいっぱいです
個人的に加賀さんは最後に掻っ攫う役目だと思ってました……



これから4週目……ではなく、これで完結といたします


元々息抜きのつもりで始めたこのスレでしたが、とっても楽しかったです

実は本業というか、いつもやっているのはオリジナルで二次創作をやるのは初めてでした

新しいオリジナルのネタを練って決まるまでの間に、ず~っとやってみたかった艦これの恋愛話を書いていたのです

新しいオリジナルのネタも決まったので、これでお別れとなります


次のオリジナルが終わった時、もう一度似たような名前でスレ立てすると思います

その時に、また楽しんでいただければ最高にうれしいです



最後に、次に生かすために意見や感想なんかを一言だけでも添えてくれれば幸いです


それではまた、お付き合いいただき本当にありがとうございました!!

終わりかー残念
最初から参加してたけど物凄く楽しかったよ

おつおつ
オリジナルの方でもドロドロに期待していいですか?
楽しい時間を有難う

酉同じだったらオリジナルの方も見に行くよー
てか過去作晒してくれたら最高に嬉しいな


>>580
ありがとうございました!!
楽しんでいただけて何よりです!!


>>581
オリジナルの方はあんまりドロドロしてないですね
ガッツリ恋愛を書いたのは今回が初めてでした


>>582
実はオリジナルと二次創作のトリップは分けようかなと考えていたのですがもういいかなと今は開き直っています
なのでトリップは今回と違う、いつもオリジナルで使ってる方になると思います

過去作は


安価とコンマで1から物語を作る1~8
安価とコンマで1から物語を作る - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13854/1385456190.html)


【オリジナル】安価とコンマで異世界ファンタジー1~3
【オリジナル】安価とコンマで異世界ファンタジー - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418555016/)


ですね


一番古い奴はかなり文章がアレなので覚悟して適当に読むことをお勧めします


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