【オリジナル】安価とコンマで異世界ファンタジー (1000)


自分は生きているのだろうかと疑問に思うときがある

私はどうして生まれたのだろうとよく考える

生きる意味とは何なんだろうと考えた

僕には何があるのだろう?

俺は誰かに必要とされるのだろうか?

だから……我々はせめて

『終わりを求めた/始まりを探した』



安価とコンマでオリジナルのファンタジー世界で遊ぶスレです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418555016


このスレはファンタジー世界でシリアスしたりほのぼのしたり世界の破滅とか関係なしに恋愛を楽しむスレです
早速安価を取ろうと思います








初めましてようこそいらっしゃいました

お目覚めになられましたか?

……ではまず、あなたの事を教えていただけますか?


あなたは――――



1、女性
2、男性

安価↓2

2


>>4選択:2、男性


貴方は男性のようですね

次にお名前を教えていただけますか?

……え?私の名前ですか?

私の事などどうかお気になさらずに

私はあくまで『存在していない者』でございます


では改めて

貴方のお名前をお聞かせください


(カタカナの名前が好ましいです。漢字の名前であってもカタカナに変換させていただきます。苗字の有無は問いません)


安価↓2

テイシロ


>>7選択:テイシロ


【テイシロ】様でございますね

貴方はごく普通の平民、またはそれ以下の御身分のようですね

…え?どうしてそんなことが分かるかですって?

この世界では苗字を持つのはごく一部の裕福な身分の者

若しくは特別な御身分の方だけですから

例えば『(名前)・(苗字)』のお名前の場合は貴族のお方

『(名前)=(苗字)』の名前のお方は神に仕える家系の方となります

ゴホン……少しうんちくが過ぎましたね

次に貴方の好きな色をお聞かせください


1、赤
2、青
3、緑
4、黒
5、白
6、それ以外

安価↓2


選択:黄色


黄色ですか

これはこれは珍しい

赤、青、緑、黒、白、起源五色以外をお選びになるとは

貴方の好きな色…それすなわち貴方様に眠る魔力の色でございます

赤であれば『激情、活力、燃焼』の特性を持ち
温かくどこか儚さを感じさせる特徴を持ちます

得意魔法は『火』となります


宜しければ貴方様の黄色の魔力の特性を教えていただけますか?


(例:辛抱、停止、運用などの適当な二字熟語を詰めていただくだけで構いません。赤であげたように詳しく設定していただいてもかまいません)


安価↓2

太陽

※は、鼻水はちょっと…安価↓とさせてください

>>21選択:太陽


『太陽』ですか

貴方様の黄色の魔力に相応しい素晴らしい特性でございます

貴方様は固有魔力『太陽』の持ち主であったようですね

ではお次に貴方の魔法力を測らせていただきます

どれだけ貴方様が下方を扱うのが上手いかという数値です

低くても落ち込むことはありません

貴方様の努力次第でどこまでも眩い輝きを放ってくれますよ

それでは、貴方様の魔法力は………


コンマ判定
1ほど低く、9ほど高い。0で……

直下コンマ


コンマ判定:1  


こ、これは……

失礼ですが貴方様は自分の魔力を持て余しているようです

そもそも自分にこのような魔力が秘められていたことすら知らなかったのでは?

私個人の意見としましても魔法の勉強を積むことを強くお勧めします


気を取り直して次は貴方の体の強さと心の強さを測らせていただきます

これで、貴方様の人物像がどのようなものか見えてくると思いまう



直下コンマ:身体能力判定
1ほど低く、9ほど高い


↓2コンマ:精神力判定
1ほど脆く、9ほど強靭


身体能力:1

精神力:44 ゾロ目



まずは体の事ですが…貴方は運動音痴とかそう言うレベルではございません

体に異常があるのでは?

もし宜しければ体について貴方の口からお聞かせ願います


(身体能力2以下の為、右腕が無い、右目が見えないなどの身体的障害を設定に付加できます。生活することすらままならないものは安価↓にさせていただくかもしれません。無論、何も異常がなくてもかまいません)


安価↓3

生まれてからずっと、原因不明の高熱を発する病気に苛まれている

※申し訳ございません。主人公の年齢は13~19の為安価↓とさせていただきます

>>50選択


成程…原因不明の高熱に悩まされているのですね

それはそれは、お辛いことを聞いてしまったことを深くお詫び申し上げます

次に貴方の心ですが……

傍目には少し気弱なという印象ですが

貴方様はどこか異質です

心に大きな揺らぎを感じます

貴方様の性格は……



1、弱弱しい儚げな印象   「そう見えてしまいますか?そう見えても仕方ないかもしれませんね」

2、無理をして元気を演じている印象   「そうか?俺はこの通りノー天気な奴だぜ?」

3、暗く言葉を言いつぐんでしまうような印象  「ぼ、ぼくは……なんでも…ない…です」


安価↓2


>>65選択:1



弱弱しく、儚げな印象を受けます

ですが…本当の貴方は違う

貴方様の心の奥には違う顔がある

貴方様の裏の顔…それは実際見てのお楽しみという事にしておきましょう


では次に、貴方様の年齢をお聞かせください


(13~19の間にしてください)


安価↓3

13


>>72選択


13歳ですか

とてもお若いようですね

まだまだ少年という風貌でございますね

ではこれで最後です

貴方様の『魔道具』を教えてください

これは貴方様の『最愛の家族』が授けてくれた大事な物

貴方の手には何がありますか?


(団扇、鞭、杖、などの道具の名前をかきこんでください。これが貴方の武器となります。出来るだけシンプルなものが望ましいです)


安価↓3

※注射器の人気に困惑。しかし描写が難しそうだ…

というわけでコンマ神に任せます


コンマ判定
偶数で注射器、奇数でステッキ、ゾロ目で弓

直下コンマ





コンマ判定:奇数 ステッキ


貴方様の魔道具は『ステッキ』

しかも不思議な宝石がついていますね

これにはどんな意味があるのでしょうかね?

ではでは、長らく私の話にお付き合いいただきありがとうございました

もう二度と私とは会うことは無いでしょう

それでは、よい旅路を




………失礼しました

私としたことが大事なことを忘れていました

貴方の住む世界の情勢を教えていただけませんか?


(世界情勢により最終目標が左右されます)



1、国と国が争いあう戦乱の時代
2、安定した世界。人も魔も共存できている
3、『災厄の化身』が目覚めたとの噂が広がっている

安価↓3


>>94選択:3


なんと!?

あの『災厄の化身』が目覚めたという噂が…

それはそれはお気の毒です

その噂がデマであることを願うばかりです


これで本当に最後です

もうすぐあなたは目を覚ます

そして直ぐに、私の事はお忘れになるでしょう

貴方様は再び日常に身を投じるのでございます

それでは、貴方様の生に『価値』あることを……


………夢を見ていた気がします

どんな夢だったかは……思い出せません

夢とは本来そんなものです

ベッドから体を起こし、深く深呼吸をする

今日は…………熱も無い

快調のようです


コンコン

とノックの音と共に僕の返事も待たずに戸が開けられる

僕の部屋に入って来たのは……


1、家族
2、親代わり
3、……気のせいだった

安価↓2

2


>>100選択:2、親代わり


親代わりの性別


1、女性
2、男性

安価↓2


>>104選択:2、男性


親代わりの男性の設定


直下コンマ、種族判定
偶数で人間、奇数で亜人、ゾロ目で魔物



その人の名前、安価↓2


コンマ判定:奇数 亜人


バトロイド「起きてるか?テイシロ?」

入って来たのは僕の親代わりをしてくれているバトロイドさん

ゴーズオーガと呼ばれる鬼の魔物と人間のハーフらしい
ゴーズオーガは黒い肌と、白目の部分が黒く瞳孔が赤いことが特徴の鬼

バトロイドさんもしっかりとゴーズオーガの特徴を受け継いでいる
一見おっかなけれど僕の生まれてから今までのお世話をしていただいている人だ
楽天家でよく寝る、とても優しい人だ

テイシロ「おはようございます。バトロイドさん」

バトロイド「とっとと顔洗って飯食え。いつものところに行くんだろ?」

テイシロ「そうですね。直ぐに起きます」


ベッドから出て、顔を洗いに洗面台に向かう

立てかけられている鏡を見る

僕の姿は……


1、人間
2、亜人

安価↓2


>>115選択:1、人間


人間だ

バトロイドさんのように亜人でも魔物とのハーフでもない

ごく普通…いえ、少し体の弱い人間です

顔を洗い、口を濯いで食卓に向かう

テーブルの上に置かれた干し肉と硬いパンを水でほぐしながら食す

ごちそうさまでした

心の中で唱え、再び洗面台に向かい歯を磨く

少々急ぎ足で支度をし外に出る


テイシロ「行ってきます。バトロイドさん」

バトロイド「おう!気をつけてけよ!!」

バトロイドさんに見送られながら……



1、森に向かった
2、学校に向かった

安価↓2


>>120選択:2、学校に向かった


そう、僕は学校に通えることになったんだ

『王立魔導学校』

僕の住む町の中心部にある『魔法の扱い方』を学ぶ学校
とても豪奢な造りの建物だけどバトロイドさんが言うにはそんなに学費は高くない…らしい

あの人の事だから僕の為に嘘を言ったのかもしれない
この学校に通うことが僕の夢だったから

自分の部屋の窓からいつも眺めていた
ずっとずっと憧れていた

本当に夢が叶ったんだ

僕は学校に通えていることが嬉しくて嬉しくてたまらない


後ろから肩を叩かれる

振り向くとそこには……


1、同級生の女の子
2、同級生の男の人

安価↓2

1


>>127選択:1、同級生の女の子



同級生の設定


直下コンマ:種族判定
偶数で人間、奇数で亜人、ゾロ目で魔物


↓3女の子の名前


コンマ判定:偶数 人間

名前:アリス





アリスの年齢(13~19)
※同級生ですが、年齢が違ってもかまいません


安価↓2

13


>>139選択:13歳


アリス「おはよう、テイシロ。ほら、挨拶を返しなさいよ」

テイシロ「おはようございます。アリスさん」

僕の肩を叩いたのはアリスさん
僕と同じ平民で同い年の13歳の同級生の女の子です

僕としてはとても親近感が湧くのですが

アリス「ふん!畏まっちゃって、私に媚でも売っているのかしら?」

テイシロ「気に障ってしっまったかな?ごめんなさい、僕はこういう受け答えが慣れてて…」

アリス「謙遜しちゃって!魔力検査で固有魔力なんて持ってるから内心私を見下してるんでしょ?」

テイシロ「そんなことしませんよ」

アリス「直ぐに私の方が優秀だって分からせてあげるんだから!!」

そう言ってぷりぷりと怒りながら走っていく

王立魔法学校には13歳から入学できる
そして、入学試験を乗り越えた者だけが入学を許可される

13歳から学校に通い始める人は基本的に小さいころからそういう教育を受けた貴族の人たちばかり
僕やアリスさんのような平民が13歳から学校に通うのはごく稀だ

だからでしょうか、アリスさんは貴族というものに強いコンプレックスを抱いてるようで
何かと自分の方が凄いと力を誇示したがる人です

そして、ほとんど境遇が同じ僕が珍しい固有魔力なんかを盛ったばっかりに目の敵にされているのです

僕としては、普通に仲良くなりたいんですけれど


学校の校門をくぐる

周りには上級生ばかり

僕はこの学校に通い始めて日が浅い

知り合いは同じクラスの人ばかり

当然、今僕の周りに居る上級生の方たちは知らない人ばかりです

まずは……


1、教室に向かう
2、まだ早いから学校を探索する

安価↓2

2


>>145選択:2、学校探索


…まだ時間は早いですし、学校内を探索しましょう

このとても広い校舎の施設の位置を完全に覚えているわけではない

新しい発見もたくさんあるはずです

心躍らせながら学校内を探索することに決めた

さて…何処に行きましょうか?



1、外回りを歩く
2、教室棟を探索
3、特別施設棟を探索
4、教師棟を探索
5、旧校舎を探索

安価↓2


>>151選択:3、特別施設棟を探索


特別施設棟

その名の通り、特別なことをするための施設

例えば体育館
生徒が体を動かすことが目的の施設
魔法の使用が禁止されていることが特徴です

他にも錬金研究所、大規模魔法模擬実験室、模擬戦闘室

なんかがあります

食堂や、美術室、大図書館

などの魔法に関係ない施設も多くあります



イベント判定
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:3 イベント不発


折角ですし、どこかの施設内に入ってみましょうか?

勿論自由入室が許可されている施設のみですけど



1、施設名指定
2、他の場所に向かう
(先ほど上げた施設の他にも有りそうな適当な施設名をあげて頂いてもかまいません)

安価↓3

1 食堂


>>158選択:1、食堂


食堂に入る

この学校に通うほぼ全ての生徒が活用している施設という事もあってとても広いです

カウンターは二つ

サンドイッチのような軽食を売っている購買と
食券を買って定食のようなメニューを頼むカウンター

どちらもまだ準備中という立札が飾られています

さすがにこんな時間に食堂に人は……



1、居た
2、居ない

安価↓2


>>163選択:2、居ない


居ませんね

当然です

何も売っていない食堂に入ってくる人なんて居るはずがありませんよね

僕のようなお暇な人ならともかく

予鈴が鳴る

そろそろ朝会が始まるようです

本鈴が鳴る前に急ぎ足で自分の教室に向かった


僕の教室は1学年の3のクラス

王立魔法学校は一学年3クラスの5年生の学校です
入学資格は13~19歳の人間、100~200歳までのエルフ他の長寿の亜人
特別な資格は何も必要ありません

魔物であっても特例で認められることがあるようです


本鈴が鳴って数分ほどで教室の戸が開けられる

どうやら担任の教師が来たようです

担任の教師は………


1、疲れた口調の女性
2、目が血走っている男性

安価↓2

1


>>168選択:1、疲れた口調の女性

【訂正】
× 13~19歳の人間
○ 13~19歳の人間他短命の亜人

この世界の短命=人間レベルという認識です



???「あ~い、そんじゃあ出席取るぞ~。……見た感じ皆いるから全員出席と」


だるだるの白衣を着た疲れた口調の女性
これが僕のクラスの担任です

名は『ペラリア』
人間を止めた証である白く長い髪
薄水色の瞳に深いクマ
この世界に『魔導』を広めた張本人でありこの学校の学校長であり創始者
世界で初めて人間でありながら魔法を扱うことを覚えた彼女は、敬意をこめて『魔女』と呼ばれている
年齢は不詳ですが、なんでも数千年は生きているらしいというから驚きです

どうしてこんな凄い人…というか学校長様がクラス担任をしてくれているのでしょうか?
意外と教師の人材不足なのかもしれません


ペラリア「んで、連絡事項…も無い。はい朝会終わり。解散」

???「待ってください!」


学校長に果敢にも口出ししたのはクラス委員長の……


1、女の人
2、男の人

安価↓2

1


>>172選択:1、女の人



コンマ判定:種族判定
偶数で人間、奇数で亜人
直下コンマ


クラス委員長の名前(苗字アリが望ましい)

安価↓3

マリシア=ストレーン


>>176選択:マリシア=ストレーン

コンマ判定:66 ゾロ目

本来はなら委員長は人間or亜人のつもりでしたが=の苗字とゾロ目が揃ったので特殊種族とします


このクラスの委員長『マリシア=ストレーン』

彼女は世にも珍しい半神半人だ
ストレーン家は色彩の神『ルヒト』に代々仕える家系らしい
その『ルヒト』より子種を受けることを許され、生まれたのが人と神様のハーフである彼女

虹色の瞳と流水のような翡翠色の髪と眼鏡が印象的な女の人だ


マリシア「先生は適当が過ぎます!コノカナさんは既に学校に欠席する事を伝えているはずです。そしてシーラさんがまだ登校してきていません!」

ペラリア「そうかそうか。報告ご苦労。書き直すのがメンドイからそいつらは特別出席したという事にしといてやろう」

マリシア「それではいけません!単位の事もあります、キッチリと管理しなくては!」

ペラリア「……なんと生真面目な奴だ…いいじゃないか、この私が良いと言ったからいいんだ」

マリシア「そういう適当なところがダメだと…!」

ペラリア「あーあーキコエナーイ」

耳を塞いで適当な言葉を発しながら、マリシアさんの罵声から逃げるように去っていった
先生も先生ですが、マリシアさんも凄い人です

あの学園長に向かってあんなにも堂々と発言できる人も教師にすら滅多に居ないのではないでしょうか?

やはり自分にそれだけの自信がおありなのでしょうね
とても羨ましいと思います


まだ授業が始まるまで少し時間があります

今日は昼休みまでずっと座学の為移動教室もありません

隣の人に話しかけてみましょうか?


1、話しかける
2、後ろの人に話しかけられる

安価↓2


>>183選択:2、後ろの人に話しかけられる


隣の人に話しかけようとしたとき

後ろの人に肩を叩かれる

思わず振り向くと頬に指が突き刺さる

テイシロ「………何するんですかシーラさん」

シーラ「いっひひ、テイシロが無防備なのがいけないんだぜ」


僕の後ろの席の人はシーラさん
僕と同じ平民で昔からそれなりに馴染みがある人です
僕より二つ年上の15歳
性別は女性


テイシロ「それより、いつの間に席に?」

シーラ「魔法を使えばちょろいもんよ!どう?朝会に間に合ってる?」

テイシロ「もう朝会は終わってますよ。何を勘違いしてるんですか?」

シーラ「まーじで!?それじゃあ遅刻じゃん!!」

テイシロ「本来なら遅刻ですが、ペラリア先生の温情で遅刻は免れてます」

シーラ「そっかそっか。日ごろの行いが生きたということか」


そう言って大口で笑う
果たしてどこからそんな自信が来るのでしょうね


始業のチャイムが鳴る

一時限目は『錬金術基礎』だ

僕は未だ何の魔法も使えない

どんなことが出来るようになるのか自分でも分かっていません

一字一句逃さずしっかりと学習して、魔法を使えるようにならなくては

錬金術の講師は『アリューナク』先生

純潔のエルフの男の新任教師

女性が苦手で、新任の為か生徒との距離感を掴むのがとても苦手なようです


今日の更新はここまでです

この物語の目標は皆さんの行動次第です

一番分かりやすい目標は『打倒!災厄の化身』ですね

とても魅力ある主人公に仕上がって自分で書いててとても楽しいです

それではまた

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

【プロフィール】


名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:1  魔法をまともに扱う事すらできない
身体能力:1 体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常) 気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は黄色
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物

【プロフィールテンプレ】

名前:
性別:
種族:


魔法力:【1~10の数字】
身体能力:【1~10の数字】
精神力:【1~10の数字】

上記三つについては詳しく書かなくともよい

【キャラ設定】
年齢
身長
身体的特徴
学年1~5
性格や生い立ちの軽い説明
を必ず記入



【特殊能力】



『魔法』
起源五色の内『○○』の魔力を持つ
若しくは固有魔力『【二字熟語】』を持ち、魔力の色は『【起源五色以外】』
という記入方法



『魔道具:【道具名】』
道具の見た目の特徴や性能の特徴を記入



次の更新の時にクラスの生徒と他学年の一部の生徒を募集したいと思います

記入に困ったときは質問してくれて構いません
出来る限り質問に答えます

種族も適当に作ってくれてもかまいませんが、此方の都合で改変させていただくことがあります
ご了承ください

固有魔力はとても珍しいものという設定です
出来れば起源五色のみが望ましいです




起源五色の特徴

【赤】
『激情、活力、燃焼、膨張』の特性を持ち
温かい優しさと燃え上がるような儚さを感じさせる特徴を持ちます
得意魔法は『火』となります


【青】
『冷静、孤独、凍結、流動』の特性を持ちます
冷たく孤独のようでいて絶えず流れ周りを巻き込む特徴を持ちます
得意魔法は『水』となります


【緑】
『自由、解放、慈愛、緩和』の特性を持ちます
柔らかい居心地の良さと解き放つ開放感を感じさせます
得意魔法は『風、雷』となります


【白】
『混濁、許可、自縛、極限』の特性を持ちます
自らを縛り、何かの高まりを感じさせる特徴を持ちます
得意魔法は『肉体変化、光』となります


【黒】
『混乱、停止、許容、無限』の特性を持ちます
そこにあるようでどこにもない、不安を煽る特徴を持ちます
得意魔法は『外界異変、闇』となります


魔力の特徴と特性について

魔力の特徴はその魔力を持つ者の『人格』に影響を及ぼします
単純にその人物のイメージカラーという事で構いません

魔力の特性はその魔力によって『起こる現象』です

例えば『赤』の魔力の『火』ならば
巨大な火の玉に膨張させたり

『緑』の魔力の『水』ならば
癒しの効果のある水になったり

『白』の魔力の『外界変異』ならば
対象を縛る光の枷となったりします


魔力によって得意な魔法が決まっていますがそれに縛られる必要は全くありません


二つ以上の起源五色を持っていてもかまいません
しかし、3色以上にすると性格を考えるのが少々面倒になるかと思います

取り敢えず思い浮かぶ魔力についての簡単な説明は以上です

分からないことがあれば気軽に質問してください

性格でマイナス面入れると黒しか当てはまらず5色の設定が使いづらいんですが、そういう設定ってことですか?
マイナスな特徴があると魅力が出そうなのでいろいろ考えたいのですが…


>>197
う~む、難しい質問ですね
性格に難があると言われる人は殆ど『青』『白』『黒』に多く当てはまると思います
実際には『赤』の魔力を持っていて熱い心を秘めているけど引っ込み思案、みたいな形を取れば好きな色と性格を組み合わせられるかと思います
最悪特徴なんて気にせずにそのキャラのイメージカラーでいいですよ



色の組み合わせによる性格例

『赤』+『青』=ツンデレ

『赤』+『白』=熱血馬鹿

『青』+『白』=ナルシスト

『青』+『緑』=気取り屋で気分屋

『緑』+『黒』=いたずらっ子

などなど

単色だと性格付けが簡単な代わりにキャラが単調になると思ったならば2色使えば柔軟になると思います


既にキャラ案を考えているという方はどれくらいいるのでしょうかね?
今日の更新の最後に募集をしたいと思っているのですが大丈夫ですかね?

まだまだ時間が欲しいという声が多ければ先延ばしにします

取り敢えずそろそろ再開です

その前にプロフィール公開


名前:バトロイド・グラトニオス
性別:男性
種族:鬼人(ゴーズオーガと人間のハーフ)


魔法力:1  魔法に関する知識すらない
身体能力:10かつて最強の種族であった『鬼』の力を持つ 
精神力:9  滅多に動じることがない揺るがぬ精神力を持つ



年齢は37歳
身長は230cm
ぼさぼさの白髪に黒い肌、黒い白目に赤い瞳孔のゴーズオーガの特徴を色濃く受け継いでいる
唯一人間らしいところは角が生えていないこと
楽天家でなにも気負ったところが無い性格
本来なら鬼の血を持つと人間というだけで壮絶な生まれな筈だが、本人はそんなことを感じさせない
グラトニオスという姓は父のモノであり、父はゴーズオーガの集落の長であった
テイシロが生まれたころから親代わりをしている
狩りと林業で生計を立てている
趣味は家庭菜園
最近小さな角が生えてきてそれを削らないといけないのが悩み



【特殊能力】


『鬼人』
鬼と人間のハーフ
武神にすら匹敵すると言われる最強の亜人の血を受け継ぐ



『鬼道』
鬼のみが扱うことが出来るという秘術
魔法ととてもよく似た性質を持つが原理は不明
彼の鬼道は『不動』の道に通じる

名前:ペラリア
性別:女性
種族:魔法使いor魔女
職業:教師、町長


魔法力:10  彼女以上に魔法を扱える者はこの世に二人といない
身体能力:4(異常)至って普通の身体能力だが不老の存在である
精神力:10  人間を超越し、焦りや恐怖というものも長らく忘れている



年齢は2500~3000ほど
何の変哲もない人間であったが、魔法使いとなった存在
人間であった頃、魔法の始祖であるエルフの英雄『ガルラル』の奴隷として生活をしていた
その中で彼の研究資料を読み漁り、魔法を扱うまでに至った
ガルラルが死ぬと同時に奴隷を辞め、国を一つ乗っ取り自らのモノとした
その時には既に未完成の賢者の石を飲み不老となっている
その国の資源を食いつぶしながら魔法研究に没頭し
起源五色の魔力の他に『無』の魔力と固有の魔力があることを発見した
かつては魔を習う者の地『深き森』にて独自の魔導を説いていた
現在は王都を買い取り、独自の治政と『魔導学校』なるものを建設した
自称『しがない魔法使い』、この名に偽りはなく真実は『死が無い魔法使い』という言葉遊び
しかし賢者の石を飲んだとはいえ最近は体の調子が悪く、忘れっぽくなったのが悩みである
この世界にしては珍しく同族愛という感情が無い。だからこそ簡単に人間をやめられたのだろう
人を辞めた証である真っ白な髪と大きな目のクマ、疲れたような口調が特徴的である





能力


『魔法使い』
人間を辞めて魔法使いという存在となった
魔女とは本来魔法使う女を指すが、彼女自身の代名詞でもある




『魔法:ペラリア』
起源五色の内『緑』の魔力を持ち
更に固有の属性『生命』を持つ。固有魔力の色は『薄水色』
魔力から色を抜いて使うという離れ技もできる

名前:マリシア=ストレーン
性別:女性
種族:デミゴッド(色彩の神と人間のハーフ)


魔法力:7  これでまだ発展途上であり、素晴らしい才覚を秘めている
身体能力:8 半神の肉体により既に人間のレベルを超越している
精神力:4  冷静を装っているが、怒りっぽく精神の振れ幅が激しい


年齢は15歳
身長は163cm
色彩の神ルヒトの遺伝子を色濃く受け継いでおり
虹色の瞳、流れるような美しい翡翠色の髪の少女
人間の肉体が虹色の瞳に拒絶反応を起こしており、目が悪い
そのため眼鏡を愛用している
生真面目なしっかり者な性格を演じているが、実際は怖がりで不安症である
この世で3番目に偉い神様の血を持つことに義務的なモノを感じており
誰からも認められ、尊敬され、頼られる存在であろうと心掛けている
好きなものはリンゴ
嫌いなものはいい加減な人





【特殊能力】


『魔法』
起源五色全てを内包し、固有魔力『色彩』を持つ
固有魔力の色は『虹色』
得意な魔法は『属性強化』


『魔道具:絵筆』
ストレーン家に祭られていた『虹の絵筆』と呼ばれる祭具
描いた物に『色の意味』を付加する効果を持つ


数値の基準

魔力の場合

1~3 で弱い
4~6 で扱えている
7    で扱うのが上手い
8    で達人レベル
9    で事実上最高レベル
10   で異常な何かを持っている


身体能力の場合

1  で体に何か障害を抱えている
2  で人間の子供レベル
3,4で大人の人間レベル
5  で凄い人間レベル
6  で人間の限界レベル
7,8で力の強い亜人
9  で事実上最高レベル
10 で至高の肉体


大体こんな感じです


シーラとアリスのプロフィールはまだ作成途中です

どうしても決まらないのでアリスの魔法力だけ


魔法力コンマ判定
1ほど弱く、9ほど高い

直下コンマ


コンマ判定:2 素人に毛が生えた程度
※なんだかコンマを操作したかのような美味しい数値

今度こそ本編再開


昼休み


長い長い座学の授業が終わり、休み時間です

各々の生徒が散り散りになっていく

食堂に向かう人たちがほとんどで、購買が目的の生徒は授業が終わると同時に駆けだしていました

一部の生徒はお弁当を持ってきているようで包みを広げて談笑しています

さて、僕はお弁当を持ってきていないので食堂に行かないといけません

僕は……


1、購買で軽食
2、食堂でしっかりと食べる

安価↓2


コンマ判定:2


しっかりと食べることにしましょう

席がまだあるだろうかと心配しながら食堂に向かった


イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:1 イベント不発


ご馳走さまでした

トレイを片付けて食堂を出る

食堂は相変わらずたくさんの人が犇めき正直息がつまりそうでした

……次からはお弁当という手段もありますね

検討しておきましょう

さて、まだ休み時間は余っています

何をして過ごしましょうか?



1、知り合いと過ごす
2、どこかに行く
3、昼休みスキップ

安価↓2


>>216選択:1、知り合いと過ごす


誰かお暇な方が居ればいいのですが……



コンマ判定

1-3  見つけられず
4,5  シーラ
6,7  アリス
8    マリシア
9    先生
0    ???

ゾロ目で自由指定

直下コンマ


コンマ判定:ゾロ目


自由指定
(キャラ名または立場(○○の先生や三学年の先輩などなど)をかきこんでください)

安価↓2

マリシア


>>221選択:マリシア


フラフラと学校内を歩いていると旧校舎の裏でマリシアさんを見つけた

何故かしゃがみこんでいます

テイシロ「マリシアさん、具合でも悪いのですか?」

マリシア「ひゃう!?て、テイシロさん?」

可愛らしい悲鳴をあげて飛び上がります
此方を振り向くとその手にはお弁当の包みを持っています

テイシロ「こんな場所で昼食ですか?」

マリシア「そ、そうです。いけませんか?」

少し声が上ずっています
慌てて何故かお弁当の包みを後ろに隠すようにする

いつもと様子が違う

テイシロ「イケないというほどではありません。ですが、どうしてわざわざ旧校舎に?」

マリシア「そ、それは………少しお弁当を失敗して」

テイシロ「マリシアさんが自分でお弁当を作ってるんですか?」

マリシア「はい、自分の事は自分でなんでもこなすべきだと思っているので。……ですがまだ慣れないもので」

つまり、マリシアさんは自分が作ったお弁当が失敗したのが恥ずかしくてこんな場所でひっそりと食べていたという事ですね


なんていうか

テイシロ「繊細なんですね」

マリシア「そ、それは馬鹿にしてるんですか!?」

テイシロ「い、いえ違います。僕の近くにはなんていうか…楽天的な人が多かったので珍しいなと」

マリシア「そう…ですか。……そういえばシーラさんとは昔馴染みとか」

テイシロ「はい。家が近かったのでよく遊んでもらいました」

マリシア「……そういうのって、なんかいいですよね」

テイシロ「そうですか?」

僕が聞き返すと何故か慌てたように首を振る
顔も真っ赤です

マリシア「……ゴホン。…テイシロさんは不思議な人ですね。余計なことまで話してしまいそうです」

テイシロ「それは褒められているんでしょうか?」

マリシア「半々です。では、失礼します。テイシロさんもそろそろ教室に戻った方がいいのでは?」

マリシアさんに言われて今の時間を確認する
今から教室に戻れば始業五分前くらい、いい時間ですね

マリシアさんの背を追って僕も教室に戻った


今日の授業が終了し、ペラリア先生が連絡事項を伝えている

ペラリア「え~、最近はわるーい魔物が出たとか出ないとからしいので一年生は決して一人で森なんかに行かないように」

ペラリア「え~っと…他には……いいや。ほんじゃ今日は終わり、解散」

先生の適当な号令と共に一日の終わりが告げられた

現在の時間は放課後と呼ばれる時間

帰宅してもよし、学校で過ごしてもよし、クラブ活動なんかをする人もいます

僕は………



1、帰宅
2、学校で過ごす

安価↓2


>>228選択:2、学校で過ごす


学校で過ごしましょう

何をしましょうか?


1、適当に探索
2、自由安価

安価↓2

魔法を居残り練習


>>232選択


魔法の練習をしましょう

僕はまだ基礎の基礎すらできていない

少しでも皆さんに置いて行かれないようにしないと

練習場……は上級生の方たちが利用していて邪魔になるかもしれませんね

危険なことも出来ないし、旧校舎の裏でひっそりと練習しましょうか

そう思い、魔法を扱う練習の基礎『魔力放出』の練習を始めた


イベント判定

1-3 でアリスが見てる
4-6 でマリシアが付き合ってくれる
7、8  で???
9    でペラリア先生の指導
0    で???

直下コンマ


コンマ判定:1 アリスが見てる


……集中できない

どうしてでしょうか?

なぜ……さっきからアリスさんはこっちを見てるんでしょうか?

顔をアリスさんに向けると隠れるような仕草をされる

多分、隠れているつもりなんでしょうね

僕の練習を見てどうするんでしょうか?

さっきから余りうまくいっていないしなんの勉強にもならないと思うのですが

………どうしましょうか?


1、集中できない。此方から話しかける
2、無視して練習を続ける

安価↓2


>>238選択:1、話しかける


……ダメだ、どうしても気になります

さっきゆっくり近づこうとしたら逃げるようなそぶりを見せていました

だから…今度は素早く!

練習をすると見せかけて後ろに振り向き駆け出す

アリスさんは面食らったような顔で硬直しています

テイシロ「御機嫌ようアリスさん」

アリス「ご、御機嫌よう」

驚いているせいか裏声でとても変な声です

テイシロ「僕に用事ですか?」

アリス「な、何の事かしら?」

テイシロ「……ずっと、見てましたよね?」

アリス「そ、それは……」

アリスさんは顔を背け、ばつが悪そうに口をとがらせる


アリス「き、旧校舎でいつも練習してたのは私なのに何故か貴方が居たから…」

成程、どうやらアリスさんはいつもここで僕のように練習をしていたようです
そこにいつもは無い何かがあったから戸惑っていた、と言ったところでしょうか

テイシロ「……それならば一声かけてくれればいいじゃないですか」

アリス「な、なんで私が貴方と一緒に練習しなきゃいけないの」

テイシロ「僕はまだ基礎すらままならない状態です。アリスさんに教えてもらえれば助かるんですけれど…」

アリス「!?ふ、ふ~ん……そう…私に教えてもらいたいんだ。…ふ~ん………どうしてもっていうなら考えてあげなくもないけど」

テイシロ「どうしても……教えていただきたいです」

アリス「……しょ、しょうがないわね!今回限りの特別なんだから、感謝しなさいよね!!」

テイシロ「ありがとうございます。アリスさん」


こうしてアリスさんにコツを教えてもらいながら練習した



コンマ判定
5以上で成長

直下コンマ


コンマ判定:7 魔法力が1から2に成長


テイシロ「……出来た…!」

手のひらから丸い形を保ちながら黄色の魔力が放出され続けている

アリス「ま、眩しい…出来たなら早く消しなさいよ!目が開けられないでしょ!」

テイシロ「うわっとと…ごめんなさい、ちょっと嬉しくて興奮してしまいましたね。お恥ずかしい」

アリス「こんなの基礎の基礎、出来て当然なんだから」

テイシロ「それでも、アリスさんが手伝ってくれたおかげです。本当にありがとうございます」

アリス「ふ、ふん!今回はサービスなんだから!次からは自分でやりなさいよね!!」


そう言ってアリスさんは去っていく

そろそろ下校の時間です

僕は……


1、アリスさんを追いかけた
2、一人でゆっくりと帰った

安価↓2


>>248選択:1、アリスさんを追いかけた


走って追いかけアリスさんの隣を歩く

アリス「な、なんでついて来るの!?」

テイシロ「一緒に帰りましょう。ペラリア先生も一人で帰るのは危ないと言ってましたから」

アリス「そういえば私の担任の先生も言ってたわね魔物がどーたらって」

テイシロ「だから、一緒に帰りましょう」

アリス「…し、仕方ないわね。………こんな予定じゃなかったのに…」

テイシロ「何か言いましたか?」

アリス「何でもないわよ!」



イベント判定
6以下で発生

直下コンマ


コンマ判定:9 イベント不発


アリス「結局家までついてきたのね…」

テイシロ「僕の家はこの先ですから。それじゃあアリスさんさようなら」

アリス「はいはいじゃあね。……アンタも気をつけなさいよね!」

アリスさんの言葉に応え大きく手を振る
アリスさんも溜息を吐くような仕草をしましたが、小さく手を振り返してくれました


それからの帰路も何事も無かった

いくら忠告されたと言っても、早々出会うようなものでもありませんしね

魔法がちゃんと使えるようになればこんな心配もせずに済むのでしょうけど…


テイシロ「ただいま帰りました」

バトロイド「おう、お帰りテイシロ。すぐ飯にするぞ」

テイシロ「分かりました。荷物を置いてすぐに行きます」


食事中


バトロイド「そういやこの近くの森に魔物がうろついてるらしいな」

テイシロ「バトロイドさんも知っていたんですね」

バトロイド「ああ、仕事仲間が噂しててな。お前は平気だったか?」

テイシロ「はい、何事もありませんでした。バトロイドさんは……心配ありませんね」

バトロイド「あたりめーよ。この俺が大丈夫じゃなかったら鬼以上のとんでもない魔物っつーことになるからな。王都から討伐隊が組まれてるだろ」

なんだか大袈裟な物言いに聞こえますが、真実なところがバトロイドさんの凄いところだ
この町…いえこの国にバトロイドさんより強い人なんてそれこそペラリア先生くらいでしょうね

バトロイド「……こいつも噂なんだが、あの『災厄の化身』が封印から目覚めたってのを聞いてな」

テイシロ「………そうですか」

バトロイド「まぁこの手の噂は法螺ばっかだ……だけどよ、あの『災厄の化身』を捉えていた冥界から逃げ出した悪魔もいるらしいんだ」

バトロイド「悪魔は『災厄の化身』と違って幻獣に封印されているとも限らねぇ、一応…心に留めておいてくれ」

テイシロ「わかりました」

バトロイド「ま、どっちに出会ったとしてお前さんなら死んじまう。だからあんま深刻に考えても仕方ねーさ」

テイシロ「全然笑えませんよ…それ…」


肝が冷えた僕とは対照的に大口を開けて笑うバトロイドさん
『災厄の化身』『悪魔』……どちらも出会いたくないものです

【訂正】
× 幻獣に
○ 厳重に




寝るには少し早い時間

だけど、今日はたくさん練習しましたし少し眠たいです

どうしましょうか?


1、寝る
2、外で星を眺める
3、自由安価

安価↓2


>>256選択:2、外で星を眺める


寝る前に少しだけ、星を見ておきましょう

そう思い、外に出る

森に近い小高い丘から綺麗に空が見える場所がある

そこへ星を見に行きましょう



イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:0 イベント発生
※0はクリティカル扱いで、特殊な判定となります


イベント選択


1、先客
2、両親の形見
3、怪しげな影

安価↓2

2


>>261選択:2、両親の形見


星を見るだけなのになんとなくこれをもってきてしまった

この『ステッキ』を

ステッキの先端についている宝石を月の光に照らす

キラキラと輝く『黄金色』の宝石

どうして僕の両親はこのステッキを僕に残したんだろう?

僕の両親は魔法使いだったんだろうか?

そもそも生きているのかすら分からない

バトロイドさんも何も話してくれないし

どういう経緯で僕は一人になったんだろうか?

僕は……どういう存在なんだろうか?

もし両親は既に死んでいるとしたら、まだこの境遇に納得がいく

でも、もし両親が生きているなら……どうして僕を置いて行ったんでしょう?

たった一言でもいい、僕に言葉を残してほしかった

そうしてくれなかったから……僕の心に隙間があるんだ

流れ星が煌めく

今日も宇宙では無数の星が命を燃やしている

それを僕はただ…宝石越しに眺めていた

【リザルト】


名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:2  かろうじて魔法を扱うことが出来る
身体能力:1 体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常) 気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物


体調判定
1ほど悪い、9ほど良い

直下コンマ


コンマ判定:7  そこそこ快調


【二日目開始】




今日も調子が良い

素早く登校の準備をして、学校に向かった


イベント判定
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:5 イベント発生


イベント判定

1-3  でアリス発見
4-6  でシーラを迎えに行こうと決意
7、8  でマリシア発見
9、0  で???

直下コンマ


コンマ判定:6


……そうだ、昨日は偶々間に合いましたが遅刻するのは良くありません

折角家が近くなことですし、シーラを起こしに行ってあげましょう

そう決意し、来た道を少しだけ引き返してシーラの家に向かった

シーラの家の呼び鈴を鳴らします
しかし、何も反応がありません

どうやらシーラのご両親は既に仕事に出かけているようです
肝心のシーラは眠っているのでしょう

少し申し訳なく思いつつも家の中にお邪魔する

シーラの部屋は知っている

迷わずたどり着き部屋の戸を開ける

予想通り、だらしのない恰好でベッドで寝息を立てている


幸せそうな寝顔です
少しだけ心が痛みますがこれもシーラの為

テイシロ「起きてくださいシーラ。遅刻してしまいますよ」

軽く体を揺らす

しかし、鬱陶しがるように僕の手を払いのけ布団に包まる
ここで諦めていはいけません

テイシロ「聞こえてますかシーラ?起きてください、早く支度をしないと遅刻しますよ?」

シーラ「んん……」

眉間に皺を寄せて呻き声をあげる
もう少しです

テイシロ「………えい!」

勢いよく布団を引っ張る
その勢いで布団からシーラが転がり落ちる

シーラ「いった…たたた……何すんのさ!!」

テイシロ「おはようございますシーラ。目が覚めましたか?」

シーラ「……ん?なん…でテイシロが?」

テイシロ「昨日は遅刻しかけましたから、起こしに来たんです。まだ間に合いますから早く支度をしてください」

シーラ「お、おお……んん?なんでテイシロ…いや…別にいい……のか?」

寝起きだからか上手く頭が回っていないようでブツブツと何かを呟きながら洗面所に向かっていきます
これで一安心ですね


テイシロ「忘れ物は無いですか?」

シーラ「だいじょーぶだって。もし忘れてたら貸してくれよ?」

テイシロ「僕の物を貸したら同じクラスなんですから僕が忘れ物をしたことになるじゃないですか」

シーラ「あ~…そっか。…ってそれは困ったな……う~んまあいいや大丈夫だろ。さっさと行こうぜ」

ぐいぐいと腕を引っ張られる
目が覚めたおかげかいつもの元気が戻って来たようです


シーラ「あ、そうだ。起こしてくれた礼だぜ」

そういって頬に唇を当てられる

シーラ「とっときな」

そう、キメ顔でウインクをする
当然僕はその場所を丁寧にハンカチで拭いた

シーラ「酷くない!?ねぇ酷くない!?さすがのアタシも傷つくんだが」

テイシロ「シーラにキスされても嬉しくなんかないですよ。寧ろ気持ちが悪いです」

シーラ「かー!いつからそんなに生意気になったんだか……昔は私にデレデレだったくせに」

テイシロ「過去を捏造しないで下さい」


シーラとやんややんやと騒ぎながら登校した


今日の更新はここまでです

それではキャラクターを募集したいと思います

準備はよろしいですか?
今ならまだ延長できますよ?

4人以上の人が返事を下さったら募集を開始します

今から作っても間に合う?範囲募集かと思ってたけど違うのか

おk
ついでに質問
コンマ判定って1ケタでやってるんですよね?魔法練習の時1ケタ目は1だったのですが


>>281
今から作っても多分間に合いますよ!!


それでは本日の00:00~01:00までの間が採用範囲とします

範囲から外れていても気に入ったら採用するかもしれません


それではどうぞよろしくお願いします

お付き合いいただきありがとうございました


>>282
本当だ!?なぜか気づいてませんでした。申し訳ありません!!
基本的にコンマ1桁を参照してコンマ判定を行っています
今回は書き直すのが面倒なのでそのままという事でお許しください!!

名前:シャイナ・トワイライト
性別:男
種族:人間

魔法力:5 (異常時10)  可も不可もなく、至って平凡
身体能力:6 (異常時9) 大自然の中で鍛え抜かれた肉体を持つ
精神力:9 (異常時5) 子供っぽい性格とは裏腹に、鋼の心を持つ


【キャラ設定】

年齢は17歳
身長174cm
王立魔法学校の3年生。ちなみに一留してる
荒々しい黒髪と、灰色の目を持つ
自由奔放で根は純粋なのだが、何かとかっこつけたがる困った人。たまに授業をサボる
しかし必ずどこかでポカをするので、2.5枚目に収まっている
放課後の付き合いが少し悪いようだ
狩猟民族からの出で、両親は既に他界している
元々村の中では孤立していたので、両親の死後は村を発った
家もなく一人で生きていた所を学校長に拾われ、今ではたびたび使いっぱしりにされているようだ
マスクとの相性はあまり良くないのだが、ある目的の為に利用しているという
好きなものは星と動物。
嫌いなものは煙


【特殊能力】

『魔法』
起源五色の内『緑』の魔翌力を持つ
得意魔法は治癒と飛行

『魔道具:蜘蛛の糸』
溺れていた蜘蛛を助けた時、お礼に貰ったもの
傷を縫い合わせたり、ワイヤーのように扱うことができる
首を絞めるなど攻撃的な使い方をするとすぐに切れてしまう性質を持つ


『魔道具:マスク』
鼻先から上を覆い隠すおぞましい仮面。偶然拾った
被ることで夜の間だけ、冥界から闇夜の王・ドラキュラの力を一時的に呼び出す事が出来る
その際魔翌力は『黒』に変異し、この状態だと思考がドラキュラに近付いてしまう
被ると髪型も変えてくれるオマケ付き

『変異:ドラキュラ』
吸血鬼の力を借りた状態
魔翌力は『黒』に上書きされている
相手に直接『黒』の魔翌力を流し込み、対象の魔法を妨害する事が可能

名前:クローサス
性別:男
種族:人間

魔法力:6(魔道具への思い入れで人並み以上)
身体能力:2(商家の2代目であまり鍛えてない)
精神力:8(図太さと世渡り上手さは高い)

15歳の1年生
身長171cm、坊主刈り。濃褐色の肌に黒髪、黒眼で彫りがやや濃い顔立ち。筋力がないが体型は普通
地方では少し名の知れてる商人の息子だが、両親が遠くの地からの移民で民族的に劣等感があり差別に敏感
荒々しく義務感が強くまじめなしっかり者のつもりでいて、失敗と言い訳は常習で、平気で人のせいにする。世渡り上手で手が付けられない
強い奴には弱く、弱い奴には強い。ただ同じ民族ならこの枠を超えて仲良くなれる
地位を手に入れるのが夢。人と話すことが好きで、裏切られるのが嫌い


【特殊能力】
『魔法』
起源五色の内『赤』と『緑』の魔翌力を持つ


『魔道具:短剣』
両親が商人として成功してなかったとき、なけなしの金で作ったもの
この地で拵えたものだが、故郷の儀礼剣の動物を用いた意匠が良く象られている。本人も思い入れがあり、これ以外は使いたがらない
そのままでは切れ味はまったくないが、魔翌力を纏わせると斬撃でも真価を発揮する

>>290のキャラ設定に
「少し前に功績を残したので特別に苗字を与えられているが、聞かれなきゃ苗字は言わない」
を追加で

ベルン

人間
魔法力:3 あんまり鍛えていないのか高くはない
身体能力:8 活発に動き回っていて武術の心得もある
精神力:7 あまり物事をよく考えない分精神的に強い
15歳
160㎝
1年生
所謂不良であるが特に反社会的行動をしている訳ではない、授業はよくサボる、柄は悪いが情に篤く、よく勘違いをして突っ走るタイプ、ボケ役、友達との絆は大切にして絶対に裏切らない、黒髪の一本結び、割りと照れ屋、肉弾戦が得意
起源五色の内『赤、白』を持つ
得意魔法は肉体変化、特に炎に変化するのが上手
『魔道具:霊薬丸』
飲めば一定期間とんでもない魔法力を発揮するがその分自分の体を蝕んで破壊していく諸刃の剣

名前:ルティア・オーリス
性別:女
種族:獣人(チンチラ)

魔法力:3 自分に使うくらいしかできない、応用は全然ダメ
身体能力:5 チビだが贅肉だけではないし、農業の手伝いで鍛えてる
精神力:6 少々厄介な事態にあっても動じない

14歳の2年生
身長137cm、毛色は灰褐色。ぽっちゃり体型でかわいい
他の獣人や亜人と一緒にされることを嫌い、チンチラであることを強調したがる
かなり町外れの自然の多いところから早足で学校に通っている
落ち着いた性格だが笑う時は笑うし、協調性もある。まったく子供っぽくはない
ベジタリアンで野菜しか食べない。好きなものは土


【特殊能力】
『魔法』
起源五色の内『青』の魔翌力を持つ

『魔道具:ルテニウムの片刃剣』
行商人から手に入れた珍しい貴金属をどうしても活かしたくて打ってもらったもの
あまり長くない割に重量のある剣を振り回して戦う姿は滑稽であるようにも見えるが、本人なりに微弱な魔翌力で補助し体重移動にも気を配ってる

名前:ペペ
性別:男
種族:ゴブリン


魔法力:3
身体能力:2(ただし足の速さだけ5)
精神力:2


【キャラ設定】
年齢 120くらい
身長 100㎝
身体的特徴 魔法使いのトンガリ帽を着用
学年 1年
一般的なゴブリンと変わらず、ヤンチャでいたずら好き。
だが他の個体よりもごくわずかに知的好奇心があるため、学園に単身やってきた。
本人はブイブイいわせたいようだが、背と能力の低さにより半マスコット化している。

【特殊能力】

『魔法』
起源五色の内『黒』の魔力を持つ


『魔道具:魔石・ゴブリール』
赤黒い石。ゴブリンにしか扱えない特別な魔力を秘めた魔石。
……とペペは語るが、なんでもないただの石。

うわっほーい

想像以上にたくさん来てて嬉しいです!!


制限時間を次の更新開始までに延長したいと思います

折角たくさん来てるんだし乗るしかない!このビッグウェーブに!!

名前:サクリファイス
性別:女
種族:人間

魔法能力:4
身体能力:4
精神能力:9

学年3 年齢15 身長183(ただし猫背のため170ほど)
外見 いつも人に不快感を与える笑みを浮かべ、ひどく恐ろしげに笑う。左目が極端に大きく見開かれ恐ろしい白髪の女
出自 娼婦のことして生まれ、母親は元は高貴な生まれであったが落ちぶれ、産んで三日後に精神を患い、自殺。彼女は世捨て人の魔法使いに育てられ、生きたいと願うものの味方であろうと決意し、力となるために生きている。常に杖を持ち歩いている。
死ぬ定であるが生きようとすれば味方となり、その足掻く様をみるのが極上の愉悦である破綻者

特殊能力
固有魔法「白濁」色は白
自らではなく、他に対象を指定し、特殊条件下で何十倍もの力を発揮させる。自らは対象に指定できない。リスキーな能力。


ただの杖。ただ、中に鉄が入っているためきれない。

名前:テオ
性別:男
種族:獣人(エゾシカ)


魔法力:4
身体能力:8
精神力:5


【キャラ設定】
年齢は人間で換算して18歳。
身長は200cmほど(角を足すと250㎝くらい)
見た目は人間だが、頭に大きな角がついており左の方が途中で折れている。
髪の毛は長髪で薄緑色、瞳はエメラルド。
かなりのマイペースでおっとりとしている。
身体能力はかなり高いがあまり発揮しようとしない。
景色をぼんやり眺めるのが好き。
角によく鳥が止まりにくるのが悩みだが、そんなに気にしてはいない。
一人称は俺。
角は、ある出来事がきっかけで折れてしまった。
人間の恋人がいたが亡くなっている。


【特殊能力】


『魔法』
起源五色の内『青』の魔力を持つ。


『獣人(エゾシカ)』
長身で頭に大きな角がついているのが特徴。


『魔道具:懐中時計』
恋人からもらった物。3秒先の未来をみることができる。

>>309
能力と性格で忘れてました。

追加で、本当に生きたいと願うならば、悪であろうと正義であろうと味方になるが、彼女が当事者の一人となった時点で、物事はより「白濁」として見えなくなることは確定である

ナナリー・クローヴァス

人造人間(ゴーレム)

魔翌力 1(8)普段はクラスの落ちこぼれ
身体能力 2(10)よく転ぶ
性別 9(1)誰とでも仲良くなれる

年齢は16
身長は160ほど
王立魔法学校の2年生
金色の眼に白い髪を持つ

天真爛漫で子供っぽく先輩らしさもないマスコット的存在
一人称は「ボク」。スタイルが貧相なので、男の子と間違えられやすいが、当の本人は大して気にしていない。
愛称は「ナナ」 「ナナリー」など。後輩からも気軽に声をかけられる

後継者のいないクローヴァス家で、事態を重く見た父によって生み出されたという過去を持つ

なお、過去に暴走を何度も繰り返し、大切な友人を殺した過去がある。そのため、自分自身にリミッターをかけている。発動すると普段では考えられないような力を発揮するが、過去を思い出し精神が不安定になる

好きなもの もふもふしてる動物 かりんとう
嫌いなもの 争いごと 過去の自分

特殊能力

魔法 通常は緑の魔翌力をもつが、リミッターを外すと赤の魔翌力にかわる

魔法具:己自身 
造られた体である自分自身に魔翌力を注ぐことで身体を強化できるほか、勢いよく魔翌力を放出する事で飛び道具代わりにもできる
幼い頃からこのようなやり方をとっていたため、魔法具の扱いは基本的に苦手

すいません↑のナナリーなんですが、身長を140でお願いします…

レイミネラル=ホフキンス

魔人(魔物とのハーフ)
魔法力:7
身体能力:7
精神力:7
100歳
165㎝
一年生
アルビノで白髪頭の赤目なので見た目はなんか怖い
今まで魔物の子として忌み嫌われ迫害されていた、母方が魔物で父方は人間の高貴な家柄、そのため魔物という不浄の子は家名を傷付けると、娘として認めて貰えなかった、半ば監禁のように森の洋館に押し込められそこで人生の大半を過ごした、父と腹違いのきょうだいが寿命で死ぬまで待ちに待ってついに自由の身となった、そのため世間知らずであり好奇心が強く何にでも興味をもつ、初めて出来た友達との付き合いかたが分からず悩んでいるがそれもまた嬉しいことだと喜んでいる
起源五色のうち『白と黒』をもつ
得意魔法は『同化』
あらゆる物質に同化してすり抜けることが出来る
ある程度の大きさなら同化した物質を自分の体として操ることも出来る
『魔道具:気配遮断マント』
名の通り着ると気配を遮断出来るマント

重ね重ねすいません…>>312のナナリーなんですが、(性別)は精神力の誤字です
ナナリー本人は女型です。本当にすいません…


20:00をもって締切りといたします


沢山のキャラクター案本当にありがとうございます!!!

感謝感激でございます!!

男女比率が偏ることなく集まったというのもとても嬉しいです!!
既に4人ほど出演することが決まりました。どのような活躍をするのかこうご期待です!
登場する際、世界観に合わせて少し設定を変更していることもありますが、本当に少しなので許してくださいね…


しかし、一つ反省している点もあります

事前に人間、亜人、魔物などの種族の関係を明らかにすべきでしたね…
そのせいで亜人系統の種族の人が少なかったんじゃないかなと思っております



簡単な種族設定


『人間』
弱い、短命

『獣人』
いっぱい種類が居る。運動能力凄い。寿命はほぼ人間と同じ

『エルフ』
金髪白肌。プライド高い。同族大好き。他種族見下し。魔法超得意。寿命長い

『ゴーズエルフ』
青黒い肌、黒い白目。魔法超得意。エルフとは違う種族として差別傾向にある。寿命長い

『オーク』
溝色の肌。体温低い。魔法得意。筋肉がとてもつきやすい

『龍人』
龍神に仕える特別な種族。鹿の角、鯉の鱗、蛇の尾、鷹の爪をもつ亜人

『竜人』
竜と人間のハーフ。昔は嫌われ過ぎて絶滅しかけた

『鬼』
とってもすごい亜人。色んな種族から忌み嫌われている

『魔物』
数えきれないほど種類が居る。基準が曖昧で人が好物だったら魔物。

『悪魔』
かつて神様と戦争して負けた方。ほとんどが冥界に幽閉。

『神』
この世界を作ったとってもすごい奴ら。皆尊敬してる


概ねこんな感じです

『龍』は和風な龍。『竜』は洋風なドラゴンという設定です


どの子をどのポジションにしていつ出そうかと涎ダラダラでございますよ!
とってもテンション上がってます!!


10分後くらいに再開します

種族設定外だったのか…獣人の範疇に入れられるなら入れてやってください


>>324
鳥人は獣人の範囲ですね


明確な種族名の無い種族


『デミ○○』
○○の部分には人間ではない種族の名前が入る。人間とハーフという意味

『魔人』
悪魔と人間のハーフ。絶対差別に会う

『鬼人』
人と鬼のハーフ。めっちゃビビられる

『フェニキスエルフ』
エルフとゴーズエルフのハーフ。この世に一人しかいない


等々
説明の中に無かった種族でもありそうと思ったものは採用してます


では再開です


シーラと一緒に教室に入り、自分の席につく

シーラは荷物を置いて直ぐにどこかに行ってしまった

始業前に帰ってくればいのですが……

軽く溜息をついたとき、隣の席の人に肩を叩かれる

この人は『ジゼット・フルバーコス』さん
自称人見知りの自称上がり症のよくしゃべる人
男性


ジゼット「なぁなぁテイシロ」

テイシロ「どうかしましたか?」

ジゼット「昨日から思ってたんだが……シーラと仲良いよな?」

テイシロ「はぁ…それがどうかしましたか?」

ジゼット「うおお!涼しい顔しやがって女子と会話ができるなんて羨ましいぞ!!」

テイシロ「よく意図が分かりませんが、羨ましいのなら自分から話しかければいいのではないですか?シーラは普通に会話をしてくれると思いますが」

ジゼット「それが出来てたら苦労しねーよ!!なんであんなシーラと仲良くなってんだお前は!」

テイシロ「ああ、それは昔馴染みだからですよ。お互い家が近いので」

ジゼット「お、幼馴染という奴か!?すげー…やっぱ平民だとそういう事がよくあるのか?」

テイシロ「そう…ですね、珍しい事ではないと思いますよ」

ジゼット「くぅ!俺も平民に生まれたかった!!」

テイシロ「嫌味に聞こえるのでそういう事を大きな声で言うのはやめた方がいいですよ」


ジゼットさんは名前の通りの貴族の方
幼いころはから屋敷に軟禁されて勉強漬けだったせいか同年代の女の人を見たことが無いらしい
だから話すのが苦手だそうです
幼いころに自由に遊べなかったというのは少し不憫に思います
貴族ゆえの悩みという事なんでしょうね

予鈴が鳴る

そろそろ朝会が始まります

今まで騒いでいた生徒たちもちゃんと席につき始める

本鈴が鳴る直前にシーラが走って席に着く

良かった、ここまで来て遅刻なんてしたら笑えませんからね

本鈴と同時にペラリア先生が入室する

朝会が始まった


昼休み

さて、昼食はどうしましょうか……



1、知り合いと食べる
2、一人で食堂へ

安価↓2


>>330選択:1、知り合いと食べる


誰と食べようか?


今まで出てきた人物の中から選択

安価↓2

アリス


>>334選択:アリス


アリス「………なんで私の隣に居るの?」

テイシロ「アリスさんと一緒に昼食を食べたくて………お嫌でしたか?」

アリス「べ、別に嫌ってほどでもないけど……わざわざ隣のクラスに来るなんて変な奴ね…」


僕はアリスさんと昼食を食べるために購買でサンドイッチと牛乳を購入し、隣のクラスのアリスさんの隣の席に座っている

アリスさんはお弁当のようだ

納得がいかないという風に眉間に皺を寄せてアリスさんは食事をしている

このまま無言というのも味気ない
何か話そう



1、昨日の事について話す
2、自由安価
3、寧ろ話題を振られる

安価↓2

3

普通に安価下でしょ


>>338選択:3


アリス「……結局昨日は何もなかったようね」

テイシロ「?…ああ、魔物の事ですか。この通り何もありませんでした」

アリス「今日から『生徒会』が見周りをしてくれるらしいわ、これでいくらか安心ね」

テイシロ「……『生徒会』ですか」


『生徒会』
たしかこの学校の生徒が快適な生活を送れるように取り計らってくれる人たちの事ですね
組織名の通り、この学校の生徒での未構成されている組織
この学校で一番成績が優秀な人が会長を務めているらしいです


テイシロ「そういう事もして下さるんですね」

アリス「そうよ、何せ生徒会はエリート集団だもの。いつか私も……」

テイシロ「一年生で生徒会に入会してる人はいるんですか?」

アリス「まだ居ないはずよ。だから私が生徒会入り一番乗りして見せるわ!!」

テイシロ「頑張ってくださいね」


『生徒会』の皆さんが見周りをしてくれているらしい
少しは安心して登下校が出来そうですね


昼休み

まだまだ時間はある

どうやって過ごしましょうか?


1、アリスさんと過ごす
2、校内探索
3、どこかに行く(場所明記)
4、自由安価

安価↓2

2

選択肢追加:5、昼休みスキップ


ここから安価↓2


もう来てた!?
>>345は無しで

>>344を採用:2、校内探索



適当に校内を探索しましょう



イベント判定

1-3  ペラリア先生に捕まえられる
4-6  先輩を発見
7、8  生徒会長を発見
9、0  ???

直下コンマ


コンマ判定:3 ペラリア先生に捕まえられる


ペラリア「おいそこの金髪の一年、止まれ」

突然先生に呼び止められる
何事かと思い、ビクビクしながら振り向く

テイシロ「僕…でしょうか?」

ペラリア「おうそこの…ってテイシロか。いい所に来たちょっと来い」

有無を言わさず引っ張られる

連れてこられた場所は学校長室の奥
今まで見たことも無いような汚い部屋

ペラリア「掃除頼んだ」

テイシロ「ええ!?」

ペラリア「頼む!成績よくしてやるから」

テイシロ「それが学校長のいう言葉ですか!?」

ペラリア「ほとんどいらない物だから。本だけは棚に適当に突っ込んで後はゴミ袋に突っ込んどいて、よろしくな~」

そう言っていつもの白衣を脱いで小奇麗なローブに着替えてどこかに行ってしまう

先生のいい加減さは知ってはいましたが生徒にこんなことまで頼むなんて…
しかし、学校長に頼まれた手前放り出すわけにもいきません

渋々部屋を片付けた


コンマ判定
7以上で何かを発見

直下コンマ

ほれ


コンマ判定:4 何事も無く終了


テイシロ「終わった……でしょうかね」


言われた通り適当に山積みされていた本を本棚に積み直し
くしゃくしゃに丸められた紙やら謎の小瓶やら謎の石ころなどを全てゴミ袋に詰め込んだ

……本当にゴミなんですよね

そう思ってしまうようなものまで色んなものをゴミ袋に詰め込んだ

僕は先生の言われた通りやっただけ

そう何度も心の中で繰り返しながら校長室を出る

なんとか昼休み前に終わりました

折角の休み時間だというのに全然休めませんでしたね

とぼとぼと教室まで戻った


放課後


連絡事項の中でペラリア先生の口からも生徒会の見周りの事が告げられた

もし魔物を見つけたら大きな声で助けを呼べと言われましたが、寧ろそれでは魔物を刺激してしまうんじゃと思ってしまいました
偉大な先生のいう事ですし、多分有効なんでしょう………多分


さて、これからどうしましょうか?



1、校内探索
2、早く帰る
3、自由安価

安価↓2


>>357選択:1、校内探索


更に選択


1、どこかに行く(場所指定)
2、イベントコンマ
3、誰かの元に行く(人物指定)


安価↓2

1 屋上


>>362選択:屋上


屋上に来た

とても高く見晴らしが良い場所

少し風が冷たいけれど、気持ちが良い

この町一帯が見渡せる

中心部では人が賑わい、少し離れた森は対照的に怪しげな静けさを見せています

屋上には普段はあまり人がいません

こんなに見晴らしが良いのにどうしてでしょうかね?



イベント判定
1-5  怪しげな視線
7,8   大きな人影
9     自由イベント
0     ???

直下コンマ

ほれ


コンマ判定:9 自由イベント
※思いつかなったから適当に突っ込んだイベントをピンポイントで…恐るべし…



自由にイベントを考えてください
イベント判定内のイベントでもいいですよ


安価↓3

???


>>370選択:???


……いま、屋上に滅多に人がいない理由が分かった気がします

なんだろう

なんなんだろう

なんなんでしょう

どうして……こんなところに謎の中年男性が?

制服を着ているからまず生徒ではありません

次に先生でもありません

僕が知らない先生という可能性も……無くは無いかもしれませんが

少なくとも僕が見たことも無い男性が屋上の柵の上に座っています

ヤバいです

どうヤバいか説明できませんが絶対関わりたくないと本能が叫んでいます

ここは………


1、こっそり逃げる
2、走って逃げる

選択安価のコンマが6以下で目が合う

安価↓2

1


>>373選択:1、こっそり逃げる


逃げましょう

ゆっく……!?

時間が止まる

この空間だけ、全くの異世界になったような感覚

目が…合ってしまったのだ

動けない

何故だかは分からない

だけど、足が動かなかった

その間にも一歩一歩、謎の中年が迫ってきます

そしてついに……

謎の男「大丈夫か?そこの少年」

話しかけられた!?


思ったよりも軽い声

案外大丈夫な人かもしれません

こうなった以上は腹をくくるしかありません

テイシロ「僕は、大丈夫です。失礼ですが…貴方はどうしてここに?」

謎の男「私は屋上の神だ」

駄目です
想像以上の危ない人です

テイシロ「そ、そうですか…」

顔が引きつる
怪しまれてはいないでしょうか?

急いでこの場を離れましょう

テイシロ「う、うーん…ちょっとお腹が…僕はここで失礼しますね」

屋上の神?「大丈夫か少年?良ければいい医者を紹介するが」

神様に医者を紹介すると言われました
確信しました、絶対にこの人は神様じゃない

テイシロ「ほ、保健室がありますからご心配なく。それでは」

屋上の神(自称)「おう、またな~」

屋上の神(自称)に手を振られながら逃げるように屋上を出る

一体あの人は何者なんでしょうか?
不審者として生徒会か先生に知らせるべきなんでしょうか?

頭が混乱して思考がうまく回りません

本当にあの人は……何者なんでしょうか?


疑問に思いながらも、取り敢えず帰宅することにした


帰宅中

イベント判定


1-3  怪しい視線
4-8  目と目が合う
9,0  ペラリア先生に再び捕まる

直下コンマ

ほれ


コンマ判定:3  怪しい視線


先ほどから何か視線を感じます

学校を出たあたりからでしょうか?誰かにつけられているような視線があることに気が付きました

振り向いてみても影も形もありません

アリスさんではないことは確かです

気のせい……という事は無い気がします

なんなんでしょうか今日は?

良くないことに巻き込まれる日なのでしょうかね?

……どうしましょうか?



1、走って家まで逃げる
2、どうにか誘い込んで正体を見破る

安価↓2

2


>>382選択:2、どうにか誘い込んで正体を見破る


どうにかして正体が知りたい

誘い込みましょう

ワザとゆっくりと歩き地理を完全に把握している区域までたどり着く

タイミングを見計らい駆け出す

目指すは薄暗い路地裏

わざと遠回りをして滅茶苦茶に細い道だけを曲がる

ひっそりと息をひそめて曲がり角で待ち伏せ

足音が近づく

そして、僕の隠れた路地に差し掛かった瞬間こちらから顔を出す

テイシロ「誰です……か?」

振り向いた先に居た人は王立魔法学校の制服に身を包んだ女性
恐らく上級生と思われる年上のお姉さん

全く見覚えがありません


女の人「………も、もう…」

テイシロ「………?」

小さな声で何かを呟く
聞き取れない

女の人「…………もう…」

テイシロ「もう?」

女の人「辛抱たまらーん!!!!!!!」

突然目を輝かせたかと思えば羽交い絞めにされる

女の人「はぁはぁ!!可愛い…テイシロきゅん可愛い!!」

息を荒げて体中をまさぐられる

女の人「ずっと目をつけてたんだよ!陶器のような肌、絹糸のような金髪!そして幸の薄そうなそのお顔!!可愛い!!食べたい!!寧ろ食べる!!」

やばい!!

やばいやばいやばい!!

この人は……

変態だ!!

女の人の毒牙が僕の首筋に迫ったその時………!



コンマ判定
偶数で男、奇数で女

直下コンマ


コンマ判定:8  男


???「おーっとそこまでだぜユキナ。テイシロから手を放せ」

ユキナ「何奴!?」

???「ほいっと。捕獲完了」

一瞬僕から手を離したユキナさんと呼ばれた女の人を紐の様なもので一瞬で縛り上げる
紐…というよりは糸でしょうか?

???「大丈夫か?テイシロ、貞操は守り切ったか?」

テイシロ「あ、ありがとうございます。貴方は…」

そこで漸く僕を助けてくれた人の顔を見る
この人は……

テイシロ「シャイナさん!」

シャイナ「おお、よく俺の名前を憶えてたな。嬉しいぜ」


『シャイナ・トワイライト』
17歳
学年は3年。『生徒会』所属
初めてこの学校に来た時に試験会場が分からず迷っていた僕を会場まで案内してくれた先輩です


ユキナ「さっさとこの汚らしい糸を解きなさい!!お姉さまに言いつけるわよ!!」

シャイナ「バーカ。お姉さまに言いつけられるのはお前だ。精々反省しろ」

ユキナ「嘘でしょう!?お、お姉さまにはもう…」

シャイナ「バレバレだっつーの。ほら立て、会長のところに連れてってやるから」

ユキナ「いやー!行きたくなーい!!」

子供のように叫んでいるユキナさんを無理やり立たせる
縛り上げた糸がさながらリードのようです

テイシロ「助けていただいて本当に助かりました。でも、どうして直ぐに助けに来れたのですか?」

シャイナ「それはだな、コイツのお姉さま…『生徒会長』なんだがそのお姉さまに命令されてな」

シャイナ「ユキナはその……少年趣味という奴でな、お前みたいな幼い奴を毎年のように襲ってるんだ。」

シャイナ「んで今回もその悪い癖の矛先がお前に向けられたということを会長が感づいてユキナの奴を張っていたんだ」

テイシロ「な、なるほど…」

シャイナ「だから…あー…トラウマにはならないようにな?コイツの事は嫌いになってもいいけど女嫌いになって男趣味に走るなよ?」

テイシロ「だ、大丈夫です」

シャイナ「ん、ならよし。俺はこれから会長にコイツを届けに行くから。じゃあな」

テイシロ「はい、さようなら」

ユキナさんを縛り上げたまま魔法で空を飛んでいきます

それにしても、本当に運が良かった
……いえ、運は悪いんでしょうか?

とにかくトラウマになる前に助けていただいて本当に良かった

今度シャイナさんに会ったら、何かお礼がしたいですね





無事帰宅し、食事中


バトロイド「今日はどうだった?」

テイシロ「今日…ですか?」

思い出されるのは昼休みの掃除
放課後の屋上の神(自称)
帰宅途中の強姦未遂

テイシロ「…………」

バトロイド「どうした?顔色わりーぞ?」

テイシロ「……きょうは…色々ありました」

バトロイド「そ、そうか。…まぁそういう時もあるさ、うん」

どうやら察してくれたようです

こんな日はもう二度と経験したくはないですね


寝るには少し早い

何をしましょうか?



1、寝る
2、星を見に行く
3、明日のお弁当の準備をする
4、自由安価

安価↓2

2


>>392選択:星を見に行く


寝る前に少しだけ、星を見ておきましょう

そう思い、外に出る

昨日と同じ、小高い丘

そこで星を見る


イベント判定
7以上で発生

直下コンマ

ほれ


コンマ判定:8 イベント発生



コンマ判定

1-3  先客
4-6  バトロイドさん
7-9  ペラリア先生
0     ???

直下コンマ


コンマ判定:3 先客


先客は誰でしょう?



1、シーラ
2、アリス

安価↓2

1


>>402選択:1、シーラ



テイシロ「……シーラですか。珍しいこともあるんですね」

シーラ「そういうなって、ここ座んなよ」

テイシロ「では、失礼します」

シーラの隣に座る
静かに星を眺める

ここは、とても空気が澄んでいる

目を凝らせば小さな流れ星が毎日のように見られる

テイシロ「どうしてここに?」

シーラ「眠れなくってね」

テイシロ「……そうですか」

そういえば、シーラと初めて会ったのもこの丘でした
今日と同じように、寝る前に星を見ようと思ってこっそり家を抜け出した

シーラも、今日と同じように眠れないんだと言っていました


シーラ「テイシロはどったの?」

テイシロ「僕は…なんとなくです。寝る前に、星が見たくなって」

シーラ「……そっか」

珍しく、シーラがとても静かです
眠たいのでしょうか?

それとも星を見て感傷的なってたりするんでしょうか?

シーラ「ねえ、最近調子はどう?」

テイシロ「調子…ですか?……ああ熱の事ですね。最近は頗る快調です」

シーラ「……ならいいんだ」

シーラ「………ねぇ、テイシロ」

テイシロ「どうしましたか?」

シーラ「私が守ってあげるからね」

テイシロ「いきなりどうしたんですか?」

シーラ「……顔色悪かったから、昔を思い出しただけ」

テイシロ「……ふふ、心配してくれてありがとうございます」


でも、願う事なら僕を守らないでほしい

昔のように、貴女に迷惑かけたくないですから


そっと手を握られる


シーラ「眠い」

テイシロ「では、そろそろ帰りましょうか」

そうしてシーラを家まで送った
その間、ずっと手を繋いだまま


※二日目終了

【リザルト】

名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:2  かろうじて魔法を扱うことが出来る
身体能力:1 体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常) 気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物


今日の更新はここまでです

募集キャラ登場一番乗りは『シャイナ・トワイライト』さんでした

元々一番初めに応募してくれた人のキャラは採用しようと思ってました
しかーし!それ抜きでも絶対採用しましたね!それくらい魅力的でした

こんなに設定が凝ったキャラを…本当にありがとうございます!!!


それではまた

お付き合いいただきありがとうございました

プロフィール公開

名前:アリス
性別:女性
種族:人間


魔法力:2  素人に毛が生えた程度
身体能力:2 よく転ぶ
精神力:2  怒りっぽく、とても幼い


年齢は13歳
身長は139cm
王立魔法学校の1年生
とても長い金髪を二つに結んでいる。所謂ツインテール
瞳の色は青
勝気でプライド高い性格で、貴族に対して強いコンプレックスを持つ
語気が荒いので意図せずことで人と対立してしまう
父は他界しており、母と祖母と三人で暮らしている
友達が居ないことを密かに悩んでいる
好きなものは飴玉
嫌いなものはお金持ち



【特殊能力】


『魔法』
起源五色の内『赤』と『青』の魔力を持つ
得意な魔法は不明


『魔道具:クロコアイトの耳飾り』
祖母からもらったネ耳飾り
『成功』『勝利』『飛躍』などの意味を持つ魔石


『魔道具:開かずの魔導書』
開かない魔導書
自分の力でこの本を開けることが目標である

名前:シーラ
性別:女性
種族:人間


魔法力:5  素人にしては上手に使えている
身体能力:5 大人顔負けの身体能力
精神力:3  子供よりも子供っぽいとよく言われる


年齢は15歳
王立魔法学校1年生
癖の強い短めの黒髪、瞳の色は黒
明朗闊達な性格で、物事を深く考えない節がある
非常に気まぐれで喜怒哀楽の移り変わりが激しい
幼いころからテイシロと仲が良く、姉弟のような関係
テイシロが魔法学校に入ると知って慌てて入学試験を受け、合格してしまった
天才肌であり、苦手なことはほとんどない
好きなものは家族
嫌いなものは朝





【特殊能力】


『魔法』
起源五色の内『赤』と『緑』を持つ
得意な魔法は『肉体強化』


『魔道具:靴』
空を蹴ることが出来る魔靴
込める魔力によってさまざまな効果を発揮する


>>371修正
屋上の神(自称)は制服着ていません
スーツっぽい洋服に身を包んでいます


そろそろ再開です


【三日目開始】


体調判定
1ほど悪い、9ほど快調

直下コンマ

コンマ判定:2、非常に悪い





……体が重い

布団から身を起こすのすら億劫になるほどの虚脱感

体が熱い

………油断していた先からこれですか

シーラに心配をされたばかりだというのに面目ない

今日も学校があります

誰かに移るようなものではないとお医者さんに言われましたからその点は安心です


バトロイド「おーい、テイシロ起きろ……って顔が赤いな…まさか」

テイシロ「はい、そのまさかです。ごめんなさい」

バトロイド「何に謝ってんだお前は。…しかし、学校行けそうか?無理はしなくていいんだぞ」

明日はお休みです
だから今日少しだけ頑張れば明日はゆっくり休めます

……どうしましょうか?


1、行く
2、行かない

安価↓2


>>419選択:2、行かない


テイシロ「……今日は大事を取ってお休みさせてもらいます」

バトロイド「そうか、それがいい。俺から学校には言っといてやるよ」

テイシロ「すみません」

バトロイド「だーから謝んなって。飯の場所は分かるな?しっかり栄養取ってちゃんと水も飲めよ」

テイシロ「はい。わかりました」

バトロイドさんは名残惜しそうな顔で此方を見つつも仕事に向かう

今日は一人でお留守番です
こういうことは慣れたものですから不安はありません

ただ、学校に行けないことがただひたすら残念です

早く治すためにも、しっかりと療養しましょう



来訪者判定
7以上で誰かが来る

直下コンマ


コンマ判定:33ゾロ目


イベント選択


1、来訪者
2、悪夢

安価↓2

1


>>424選択:1、来訪者


遠くで音が聞こえる

火が噴いたような、風船を割ったような不思議な破裂音

それが徐々に近づいてくる
その正体にも気が付く

シーラ「テ・イ・シ・ロおおおおおおおおおお!!!!とうっ!!」

二階の僕の部屋の窓をこじ開け奇声をあげる不法侵入者が来訪する
出来ることなら、今日は顔を合わせたくなかったんですが

テイシロ「……」

シーラ「今日は私が起こしに……って…ん?起きてんのか?」

テイシロ「…………おはようございます。シーラ」

シーラ「おい…まさか、またあの熱か?」

テイシロ「今日は学校を休みます。わざわざ起こしに来てもらったのに申し訳ありません」

シーラ「……昨日、私が…」

テイシロ「ふざけたこと言わないで下さい。シーラは関係ありません。これは僕の体調管理の責任です」


わざと突き放すように言う
そうじゃないとシーラまで学校を休むと言いかねない


シーラ「……一人でも平気か?」

テイシロ「もう子供じゃありません。一人でも平気ですよ」

シーラ「……私にとっては大事な弟だ」

テイシロ「ならその大事な弟の言葉を信じてください。早く行かないと遅刻してしまいますよ?」

シーラ「う…う~……わかった。ちゃんと休んどくんだぜ?」

テイシロ「はい、ご心配なく」

シーラ「じゃあ…行ってくる。お休みテイシロ」

テイシロ「いってらっしゃい。シーラ」


シーラが開け放った窓から再び出ていく
それを手を振って見送ってあげた

やれやれ…シーラは僕のこの姿を見るとどうにも辛気臭くなる
そんな姿、シーラには似合わないというのに…

シーラの為にも、早くこの病気?体質?が直ればいいんですけれど

窓をしっかり締め直し、再び布団に潜り込んだ





まだ熱が収まる気配はない

起きて何かをする気にもなれない

かといって寝るには熱くて辛いものがある

難儀なものです




来訪者判定
5以上で誰かが来る

直下コンマ


コンマ判定:3 誰も来ない


夕方


もう暫くすればバトロイドさんが帰ってきます

そういえば丁度学校終わりの時間ですね

誰かお見舞いに来てくれたりなんて……



お見舞いイベント発生

1-3  変態再び
4-6  ペラリア先生
7     シーラ
8     アリスさん
9     マリシアさん
0     自由安価

直下コンマ


コンマ判定:7 シーラ


シーラ「ただいまテイシロ!!大人しくしてたか?」

再び窓から侵入してきたシーラ

テイシロ「お帰りなさいシーラ。だいぶ良くなりました」

シーラ「そっかそっか。よしよしシーラお姉さんがお前にいいものをやろう」

シーラ「じゃーん!授業ノートだぜ!!」

テイシロ「え!?あ、ありがとうございます。でも、シーラがノートを取っていたなんて驚きです…」

シーラ「いや、委員長のやつ丸写し」

テイシロ「ああ…でしょうね。……でも、本当にありがとうございます。とても助かります」

シーラ「委員長も心配してたぜ。早く治せよ?」

シーラ「ノートは明日…いや明日は休みだから明後日に返してくれればいいから。じゃあな~!!」

そう言って此方の返答も待たずにどこかへ飛び出していく
あの様子を見るに、何か用事でもあったのでしょうかね?

そうだとしたら、用事を後回しにしてまでこのノートを届けてくれたんですね
次の学校までにノートを見て、勉強をしておきましょう


お見舞いイベント

1-4 変態再び
5-7 ペラリア先生
8    アリス
9    マリシアと先輩
0    自由安価

直下コンマ


コンマ判定:3  変態再び


ユキナ「テーイシーロくううううううううん!!!!!はっ!!」

僕の部屋の窓をぶち抜いて不審者が侵入してくる
どうしてこう玄関と言うものを皆さんは活用しないのでしょうか?

なんて冷静に考えている場合でもありません

危機です

今日、昨日と連続で貞操の危機が訪れました

しかも前回と違って何も抵抗できる気がしません

もう終わりです

かっこよく言うと『詰み』という奴です

チェックメイトです

何処に居るのかもわからないお父さんお母さん

僕は…僕は……僕の体は………もう駄目そうです

だってほら今にも……


ユキナ「うっひひひひ…じゅるり……」


目の前で野獣が舌なめずりをしているのですから……


???「やれやれ…優雅じゃないぞユキナ」

余りの絶望に悟りが開けそうになったその時、新たな侵入者が窓から入ってくる

???「すまないテイシロ君。私の愚妹が失礼を働いてしまったね」

その新たな侵入者さんが指を鳴らしたと同時に飛び散った窓の破片が集まり元の形に戻っていく

見たことも無い魔法です。『治癒魔法』の一種でしょうか?
しかし道具も直すことが出来るだなんて聞いたことがありません


???「…我が父『イツミ』の現身が命じる。あの者に絶望の呪縛を…」

ユキナ「ストップストップ!!お姉さまお止めください死んでしまいます!!」

???「後で生き返るからいいだろう」

ユキナ「それとこれとは話が別です!!お願いしますからやめて下さい!!」

???「ならばそこに正座して大人しくしろ」

何やら図分の与り知らぬところでとんでもない内容の会話が繰り広げられています
というか今、ユキナさん…『お姉さま』って

???「初めましてかな。テイシロ君」

テイシロ「は、はい…貴女はもしかして……」

???「おっと、私の事は知っていたようだね。私は『セツナ』そこのユキナの姉で生徒会長をしている」


『セツナ=カンナギ・イリティルミナ』
年齢は19歳
学年は4年生
王立魔法学校『生徒会会長』


セツナ「昨日は妹が君に大変迷惑を掛けた。未然に防げたようだが、私からも君に謝罪したい。本当に申し訳ない」

あの生徒会長様に頭を下げられてしまった

テイシロ「あ、あの頭を上げてください。僕なんかにセツナさんが謝ることはないですよ」

セツナ「そうだな、謝るならコイツだな。ほらユキナ、テイシロ君に誠心誠意謝りなさい」

ぐりぐりと床にユキナさんの顔が押し付けられる

ユキナ「わ、私はただテイシロ君と仲良くしようと…ぐふっ!いだだだだ痛いですお姉さま!!」

セツナ「お前は反省と言うものが出来ないのか!!」

テイシロ「あわわわ……や、やめて下さいセツナさん。ユキナさんがかわいそうです」

セツナ「しかし……」

テイシロ「ユキナさんも悪気があったわけではないんですよね?ちょっとやり方が強引なだけなんですよね?」

テイシロ「仲良くできるなら、僕も嬉しいです。だから謝罪の代わりと言ってはなんですが、これから仲良くしましょうという意味で…」

ユキナさんに手を差し出す

テイシロ「僕と握手、してください。それで昨日の件は綺麗さっぱり水に流しませんか?」

正直詭弁もいいところですがこれ以上はユキナさんが可哀想で見ていられません

なんとか丸く収まった…でしょうか?



直下コンマ:妹の病気判定

↓2コンマ:???判定


直下コンマ判定:8、安定した精神

↓2コンマ判定:5、揺れる心

書き忘れてましたが3以下で再び襲われました


ユキナ「……はぁ…テイシロ君」

涙を眼に浮かべながら恍惚とした表情で僕を見る

この人の本性を知らなければ見惚れてしまいそうな美しいお顔なんですが
今となってはむしろ恐怖を感じてしまいます

ねっとりとした手つきで撫でまわされるように手を握られる

ユキナ「仲良くしましょう…テイシロ君。私、なんでもするわ…」

テイシロ「そ、そうですか…」

顔が引きつる
この人が何でもするって…何もされたくはないのですが

セツナ「……………う…く……神よ…何故…このような試練を…」

ユキナ「お姉さま?」

セツナ「すぅ……はぁ……なんでもないぞユキナ。私は正常だ」

セツナ「それでは私はこれでも忙しい身だ。そろそろお暇しよう。立て、ユキナ」

ユキナ「本当は一日中お世話をしてあげたいんだけど…今はお姉さまが居るから」

名残惜しそうに僕の手に頬ずりをする

セツナ「早く立て。いつまで手を握ってるんだ」

ユキナ「じゃあね、テイシロ君」

そっと手のひらに口づけされる
思わず背筋に寒気が走った

どうしてこう…この人の一挙一動は生々しいというかなんというか……上手く表現できないナニカを感じさせます

セツナ「………テイシロ君。なにかあったらいつでも私を頼るといい、このセツナがいつでも君の力になろう」

ユキナ「何も無くっても来ていいからね~」

そうしてやっと嵐のようにやって来たセツナさんとユキナさん
帰りはちゃんと玄関を使ってくれました

それにしても…何気なく凄い人と繋がりを持ってしまったんじゃあないでしょうか?

ユキナさんはともかく…セツナさんはとてもいい人そうです
『生徒会室』……少し緊張しますが気が向いたら遊びに行ってみましょう





バトロイドさんと夕食を共にする

今日は僕の好物の鶏肉と卵のおかゆです

バトロイド「だいぶ顔色が良くなったな」

テイシロ「はい、おかげさまで大分よくなりました」

バトロイド「誰かお見舞いに来てたか?」

テイシロ「はい、シーラとセツナさんとユキナさんが」

ユキナさんとセツナさんは微妙にお見舞いではないですが

バトロイド「そうかそうか、シーラ以外にも友人が居るようで安心したぜ」

テイシロ「あ、あはは……」

友人……何でしょうかね?


夕食後


今日は一日中寝ていたせいか全然眠くありません

しかし、ここで油断するとまた再発可能性もあります

どちらにせよ明日はお休みです

……どうしましょうか?



1、寝る
2、星を見に行く
3、ノートを読む
4、自由安価

安価↓2


>>446選択:ノートを読む


シーラが持ってきてくれたノートを読む

さすがは委員長の丸写しと会ってたいへん読みやすいです

しかも委員長なりの注釈までかきこんでくれている

このノートの取り方…参考にしなくてはなりませんね

眠たくなるまで委員長のノートと教本を見ながら勉強をした


※少しだけ魔法力が成長した。あと2回の成長で魔法力上昇


三日目終了

【リザルト】

名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:2  かろうじて魔法を扱うことが出来る
身体能力:1 体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常) 気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物


四日目開始


体調判定
3以上で快調

直下コンマ


コンマ判定:55 ゾロ目
※明日も確定で快調

『休み』について
王立魔法学校は三日に一回休みを挟みます
曜日はありますが現実世界のような役割はあまりはたしていません







目を覚ます

熱もすっかりなくなってとても調子が良いです

気分よく布団から起き上がり朝食をとる

さて、今日は何をしましょうか?



1、学校に行く
2、森に行く
3、誰かに会いに行く
4、魔法の練習
5、自由安価

安価↓2

1


>>454選択:1、学校に行く


お休みの日と言えど学校は開放されています

特に何かをするというわけでもないですが、なんとなく学校に向かう

学校の何処に行きましょうか?



場所指定
安価↓2


特別施設棟


お休みの為か人の気配が薄い

特別施設内を探索する



イベント判定
5以上で誰かと遭遇

直下コンマ

数日空けてみたらキャラの募集が終わっていた・・・oh
次のキャラ募集ってやる予定はありますかね。


コンマ判定:0 イベント発生


>>463
キャラ募集の予定は今のところないですね…
申し訳ないっす



誰と遭遇した?


1、自由安価(知り合いのキャラ明記)
2、大きな先輩
3、優しい先輩

安価↓2


>>467選択:3、優しい先輩


???「あら、テイシロ君?」

図書館の横を通り過ぎた時、後ろから声を掛けられる
振り向いた先には……

テイシロ「あ、クレアさん」


『クレア・グラナイト』
年齢は15歳
王立魔法学校の2年生。『生徒会』所属、兼任『図書管理委員』
入学式の施設案内の際に『図書館』の利用方法を説明していた先輩だ


クレア「お休みの日に学校に用事?」

テイシロ「用事と言うほどでもありません。ただ、なんとなくです」

クレア「そうなんだ。お休みの日まで学校に来る人なんて珍しいよ?」

テイシロ「そう言う先輩も珍しい人なんじゃないですか?」

クレア「残念。私は図書委員のお仕事があるから学校に居るのよ」

成程、だから図書館の近くで会ったのか
随分早い時間だし、これから図書館を開けるのでしょう


1、図書館で勉強
2、他の場所に行く

安価↓2

2自分の教室


>>472選択:2、自分の教室


テイシロ「じゃあ僕はここで」

クレア「うん、じゃあね」


クレアさんと別れ、自分の教室に向かった



イベント判定
7以上で誰かが居る

直下コンマ


コンマ判定:7  誰かいた


誰が居た?



1、マリシア
2、ジゼット
3、アリス

安価↓2

3


>>477選択:3、アリス


教室に入ると、不審な動きをする人を見つけた

どう不審かというと、何故か僕の机の中を弄っていた

というか、後姿でも分かります


テイシロ「アリスさん?」

アリス「はひっ!?な、なななななんでアンタ…が…ここに?」

テイシロ「アリスさんこそ、僕の机に何か用ですか?」

アリス「わ、私は……そ…の……………」


無言の間

僕の机の中には…確か何も入っていないはずです
つまり窃盗の線は無い。そもそもアリスさんはそんなことしないでしょうし

ではなぜ?


暫くの間の後、観念したように僕に手に持っていたモノを押し付ける


テイシロ「これは……ノート?」

アリス「ふ、ふん!アンタが昨日休んでたっていうから特別に私のノート見てもいいことにしてあげるわ!!」

テイシロ「それなら直接渡せば……」

アリス「うるさいうるさい!とにかく受け取りなさいよ!!」

テイシロ「は、はぁ…ありが…!?」

アリスさんのノートを見る
そこには……謎の古代文字が書き込まれていた

テイシロ「あ、あの…これは…?」

アリス「なに?分からないところでもあるの?仕方ないから今教えてあげてもいいわよ!!」

何故だか嬉しそうなアリスさんの顔
……もしやこの文字…ただ汚いだけなのですか!?

非常によくない事態です
アリスさんの…失礼ですが大変字の汚いノート、なんとか読み取れた範囲を見る分に委員長のノートとは全く違う内容
当然です、クラスが違えば授業内容も違います
恐らくこの範囲は次の授業の範囲です
アリスさんはそれに気づいていない様子

アリスさんは教える気満々で僕の次の言葉を待っています

どうしましょうか?
素直に必要ないと言えますか?
この笑顔を見て!

なんとかして、アリスさんが傷つかないようにするには………



1、「じ、自分の力で頑張らせてください。ノートを貸していてくれませんか?」
2、「アリスさんはうっかりさんですね。この範囲は次の授業でやるそうですから大丈夫ですよ」
3、「委員長のノートを見せてもらったので必要ありません」

安価↓2


>>482選択:1


テイシロ「じ、自分の力で頑張らせてください。ノートを貸していてくれませんか?」

アリス「え…い、今教えてあげてもいいのよ?」

テイシロ「いえ、自分の事は自分で頑張りたいんです」


というよりこのノートでは何が分からないのか分からないので質問も出来ません
何とかしてこの場を切り抜けようとそそくさとその場を去る

テイシロ「それではアリスさん。ありがとうございました」

アリス「あ……ええ。じゃあ」


少しだけ寂しそうにしている姿に胸が痛みつつも無事にこの場を切り抜けられた

しかし、勢いで言ったとはいえこのノートの解読くらいはしておくべきでしょうか?
そうしてないと『どうだった?』と言われたときに再び修羅場を迎えてしまいそうです

さて、どうしましょうか?



1、まずは昼食
2、購買でパンを買って屋上で勉強
3、図書館で勉強
4、自由安価

安価↓2

1


>>485選択:1、まずは昼食


その前にまずは昼食にしましょう

そう思い、一先ず学校を出て町に向かった



イベント判定
7以上で誰かと遭遇

直下コンマ


コンマ判定:3 誰とも会わず



しっかりと昼食をとった

さて、早速ノートの解読に取り掛かろうか?



1、取り掛かる(図書館で勉強)
2、夜にやる(どこかで遊ぶ)

安価↓2

2



>>491選択:2、夜にやる


中途半端ですが今日はここまで
学校生活内じゃないとイベントを考えるのが苦手だと気付く
なのでお休みを5日に一回に変更します


そして募集キャラ2番乗りは『クレア・グラナイト』さんです!
なんというかいい意味で普通に居そうな先輩という所と、設定の丁寧さで採用です!!

今日の更新はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました

乙でしたー
休みでも集中的に特訓できるとか、学園以外でも会えるくらい仲のいい人物が揃って来ればいくらかやりやすそうですね。
クレアさん登場うれしい。

どういう風にストーリーが展開していくのか、私気になります!

名前:ジゼット・フルバーコス
性別:男性
種族:人間


魔法力:7  生まれてからずっと魔法の鍛錬を積んできた
身体能力:6 父親直伝の剣術を扱いこなす
精神力:7  多少の事では揺らがない


年齢は14歳
身長は167㎝
王立魔法学校の1年生
短めの茶髪、まだ幼さを残す顔立ちで血色のいい少年
お調子者で人懐っこい性格
生まれてきてからずっと、屋敷に軟禁状態で鍛錬を積んできたためか同年代の女の子と話すのが苦手
学校に通い始めて以来、初めてできた同年代の友人と過ごすのが楽しくてしょうがない
かつて王都親衛隊騎士団を代々率いてきた由緒正しき家系であり、そのフルバーコス家の一人息子
現在は騎士団を再編成され『魔導騎士団』に名を変えた後もジゼットの父は魔導騎士としての務めを果たしている
再び騎士団を率いる名誉を取り戻すために幼少から厳しい鍛錬を積んできた
他人と競うことなく育ってきたため自分の実力を過小評価気味である
既に婚約者がいる
好きなものは自分の父
嫌いなものは特に無い




【特殊能力】



『魔法』
起源五色の内『赤』と『白』の魔力を持ち
遺伝固有魔力『星明』を持つ。魔力の色は『鉛白色』



『魔道具:白の剣』
潔白の証明であるフルバーコス家の剣
魔力を増幅させる力がある

名前:セツナ=カンナギ・イリティルミナ
性別:女性
種族:人間


魔法力:10      王立魔法学校生徒会長に相応しい力を持つ
身体能力:5(異常時9)人間としても素晴らしい身体能力を持つ
精神力:7       どんな時も優雅であることを心掛けている


年齢は19歳
身長は178cm
王立魔法学校の4年生。『生徒会会長』
とても長く癖のない滑らかな黒髪、やや鋭い目つきの凛々しい顔立ち
他人に甘く、自分に厳しい性格
かっこつけたがりとも言うべき気取り屋な部分がある
カンナギの名を頂いた、時の守護者・龍神『イツナ』にその身をささげた巫女
支配階級の強大な力を持つ由緒正しき大貴族イリティルミナ家の長女
ユキナとは腹違いの妹である
誰にも言えない秘密があるらしい……
好きなことは褒められることと慕われること
嫌いなことは寝ること



【特殊能力】


『魔法』
起源五色の内『白』の魔力を持ち
固有魔力『時間』を持つ。魔力の色は『山吹色』
得意魔法は『時空間変異』


『魔道具:時戒の砂』
時をあるべき形に戻す砂



『魔道具:支配者の鍵』
モノを開閉する権利を持つ魔鍵


『カンナギ』
時の守護者・龍神『イツナ』に仕える巫女
その龍神の力の一端を扱える


『神器:貝殻』
龍神『イツナ』の神器
ドリルのようにねじれた巨大な貝
因果を超えて世界をあるべき形に修正する


セツナさん作るの大変すぎてユキナさんのプロフィールが後回しに……
ユキナさんの方が先に出たのに

ジゼット君は隠れ強キャラ

そういえば募集採用キャラの修正バージョンのプロフィールって載せてほしいですかね?
基本的にあんまり変わりないので見たいという声が多かったら載せます



>>493の意見を採用してこれからは休日は一つの事を集中的にやる日としようと思います
その方が此方としてもらk……げふんげふん

ともかく再開です


休日の行動


1、>>492の続きから
2、アリスのノートを解読する日にする

安価↓2

1


>>500選択:1、昨日の続きから


どうせ明日返すのですし、ノートの解読は夜にしましょう

それまでの間、折角の休日ですから遊びましょうか

何処に遊びに行きましょうか?


1、シーラの家
2、森
3、町
4、自由安価

安価↓2

2


>>504選択:2、森




昔はよくここで涼んでいたことを思い出します

小さなころは森が危ないところだなんて知りませんでした

バトロイドさんと一緒に居たのが原因でしょう

あの人といると、森の獣も魔物でさえも避けて道を開けるほどです

今ではどこが安全かもだいたい知っていますし、危険は少ないはずです



イベント判定
3以下で魔物、6以上で誰かと遭遇

直下コンマ


コンマ判定:8 誰かと遭遇


誰と遭遇した?


1、バトロイドさん
2、ジゼット
3、愉快な先輩たち

安価↓2

2


>>510選択:2、ジゼット


ジゼット「そこのお前!何をしている!!」

ふらふらと森林浴をしていた矢先、大きな声で呼び止められる
怖々と振り向いた先にはとてもいい笑顔のジゼットさん


テイシロ「驚かさないで下さいよジゼットさん」

ジゼット「あはは、悪い悪い。騎士の真似事だよ」

僕に向けられていた抜身の剣を鞘に納める
冗談でもそういう怖いことはやめてほしいものです

テイシロ「そういえばジゼットさんは騎士のお家柄でしたね」

ジゼット「そそそ、だから俺ってばこうして騎士様ごっこして森を歩いてたわけよ」

テイシロ「危険じゃありませんでしたか?」

ジゼット「そう言うお前はどうなんだよ?」

テイシロ「僕はこれでも幼いころからこの森に慣れ親しんでますから危険の有無を察知できます」

ジゼット「へー病弱そうなのに案外凄いんだな」

テイシロ「病弱は関係ないですよね?この森の近くに僕の家があるから小さいころからよく来てたんです」

ジゼット「なるほど~、そうだよな平民は暇だからこういう所で遊ぶんだよな……平民って逞しいんだな」

テイシロ「勿論です。日々を逞しく慎ましく生きていますよ」


ジゼットさんの無神経な言葉にもなれたのでしょうか?
嫌味のようなそれも、素直に感心しているのだと伝わります


ジゼット「あ、そうそう。さっきちっこい魔物の群れがいたから気をつけろよ?」

テイシロ「そうですか……ってジゼットさんは大丈夫だったんですか!?」

ジゼット「あの程度なら簡単に倒せるさ。でもまだ居るかもしれないから気をつけろよって事」

サラッと魔物の群れと対峙したらしいジゼットさん
それを討伐したことを何でもないように言ってのけました


テイシロ「……もしかして、ジゼットさんってすごいお人だったりするんですか?」

ジゼット「言うほど凄くは無いけどさ、これでもフルバーコス家の一人息子だからな。家の名に泥を塗らないよう頑張ってはいるさ」

テイシロ「お、おお…!」

なんだかとってもかっこいいです
初めてジゼットさんの事を尊敬できた気がします

ジゼット「なんか失礼なこと考えてないか?」

テイシロ「そんなことありませんよ」


ここであったのも何かの縁です
ジゼットさんと何かをしましょう


1、魔法の練習
2、体を鍛える
3、お話をする
4、自由安価


安価↓2

2


>>515選択:2、体を鍛える


テイシロ「ジゼットさん。折り入ってお願いがあるのですが」

ジゼット「なんだ?」

テイシロ「僕を鍛えてください!」

ジゼット「ま、マジで言ってんのか!?」

テイシロ「本気ですよ。と言っても僕に出来ることは限られてますから体を動かす運動に付き合ってくれればそれで構いませんよ」

ジゼット「な~んだ、それなら良いぜ。教えるには俺はまだまだ未熟だからな」

ジゼット「よし!じゃあまずは柔軟からだな。運動で一番大事なことはいかに怪我をしない体を作るかだ」

テイシロ「はい、教官!今日はよろしくお願いします!」

ジゼット「くぅ…テンション上がって来た!ではまずは俺がやるからそれを真似していけよ」


そうしてジゼットさんと一緒に体を鍛えた


成長判定
5以上で成長、9以上で身体能力上昇

直下コンマ


コンマ判定:66 ゾロ目  


テイシロ「はぁ…はぁ……」

ジゼット「なんだもう息が上がったのか?だらしないぞ」

テイシロ「ぼ、僕にはこれが精いっぱいですよ……はぁ……」


ゆっくりと呼吸をし、なんとか息を整える

柔軟はそれなりにこなせたが、体力となるとそうはいきません
1kmも走ると直ぐに息が上がってしまいます

ジゼット「まぁ無理は良くないしな。病弱らしいし、少しづつ体力をつけていくぞ」

テイシロ「わ、分かりました……」


休みを挟みながらも体を鍛えた

ジゼットさんのおかげで、正しい柔軟と無理のない体の動かし方を教えてもらった
少し、成長できた気がする


※身体能力が1から2に上昇した






あれから日が暮れるまでジゼットさんと体を鍛えて過ごした

とても有意義な時間だったように思います


久しぶりに体を動かしてとても眠たいですが、やらなければいけないことがあります

アリスさんのノートを取り出す


テイシロ「……よし」


気合を入れ直して解読作業に取り掛かった


解読判定
3以下で失敗

直下コンマ


コンマ判定:88 ゾロ目
※さっきから謎のゾロ目率



完璧です

字の法則性さえつかめば読み終わるのに時間はかかりませんでしたね

しかし、読みづらさから目を逸らせば中々勉強になるノートでした

予習範囲、前回の復習、応用などなど
基本以外の部分でもしっかりと大事なところを纏められています

アリスさんの真面目さがよく表れていますね

……いえ、本当に読みづらいですけれど

ノートを閉じ、大事に鞄にしまう

今日は少し疲れました

寝るとしましょう



※四日目終了
※少しだけ魔法力が成長した、次の魔法力成長判定で+の補正がかかります

【リザルト】

名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:2  かろうじて魔法を扱うことが出来る
身体能力:2(1)体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常)気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物





目を覚ます

今日も調子が良いです

一昨日ゆっくり休んだのが功を成したようですね

ウキウキした気分で学校に向かった



1、遭遇判定(安価選択コンマが5以上で遭遇)
2、シーラを起こしに行く
3、何事も無く登校

安価↓2


>>527選択:2



シーラを起こしに行きましょう

きっと今も寝ているでしょうしね

踵を返しシーラの家に向かう

今日もご両親は不在だ

ちゃんと玄関からお邪魔させていただく

……ちゃんとなんて言っていますが不法侵入なんですけれどね

シーラの事を不審者などと……いえやっぱり窓から侵入してくる人は不審者以外呼びようがありませんね

シーラは予想通りまだ眠っていた


テイシロ「本当に…仕方のない人です」

そう言いつつも優しくシーラを起こす
多分僕は、こうして誰かのお世話をするのが好きなのかもしれませんね


シーラ「う~……おぎだぐな~い…」

テイシロ「馬鹿なことを言わずに起きてください。僕まで遅刻してしまいます」

シーラ「王子様のキスで起こして~……んちゅ~」

テイシロ「は?」

シーラ「はい起きた!起きたよ~!シーラお姉ちゃん一人で起きれたよ~!だから怒らないで!!」

テイシロ「怒ってなんかいませんよ?」

シーラ「ええいその白々しくも威圧感のある笑顔をやめろい!!」

テイシロ「起きたのなら早くご飯を食べて顔を洗って支度してください」

シーラ「はいはい」

テイシロ「はいは一回です」


その後も着替えさせてと駄々をこねるシーラを叱りつつもなんとか遅刻せずに登校した


授業中


これから行われるのは実技教練

なのですが、僕一人だけ他の生徒とは違う教室に呼ばれました


ペラリア「はいこれからペラリア先生のありがた~い魔導基礎のお時間です。質問があったら気分次第で答えてやってもいい」

テイシロ「先生、質問です」

ペラリア「却下」

テイシロ「先生、僕はまだ何も質問していません」

ペラリア「先生は眠いんだ……教科書でも読んでて」

テイシロ「そこまでにしておけよペラリア先生」

ペラリア「はいはい……んで?なんなのさ?」

テイシロ「どうして僕だけ皆さんとは違う教室なのでしょうか?」

ペラリア「テイシロが特別だからかな」

ペラリア「勿論、特別落ちこぼれと言う意味だけど」

テイシロ「そ、そうですか……」

後面と向かって落ちこぼれと言われると心にくるものがある
少しは上達したと思うのですが……


ペラリア「さっき言ったのは半分は嘘さね。アンタは固有魔力持ちだから特別なのさ」

テイシロ「僕の他にも固有魔力持ちの方はいると思うですが…」

ペラリア「だから半分本当なのさ。固有魔力持ってる奴は大体が良い血統の『貴族』か親が魔導師か、そうじゃなくても自分の魔力に気付いてる奴が多い」

ペラリア「だっていうのにアンタは試験受けるまで自分の魔力の事すら知らないと来た。アンタは魔法学校なめてんのか」

テイシロ「す、すみません……魔法には縁のない生活でしたから」

ペラリア「まぁ冗談はここまでにして…」

何処までが冗談だったのでしょうか?
むしろ先生の話はすべて冗談のような……


ペラリア「アンタはその珍しい魔力があるから入学できたんだ。それを伸ばしてやるのが教師の役目さね」

ペラリア「……にしてもホントにアンタは珍しい。起源五色持ってないのに固有だけ持ってると来たもんだ」

テイシロ「普通は違うのですか?」

ペラリア「普通は何かしら起源五色に当てはまる魔力を持っている物なのさ。今までに居ないことも無かったけど、それこそ上等な純血統の奴ばっかりさ」

ペラリア「つまり、だ。アンタは―――――何者なんだい?」

テイシロ「……!?」


心臓が跳ねあがる
その言葉は、僕の中の核心をつく言葉です

僕は……自分が分からない
自分ですら説明できない、あやふやな存在なんです


テイシロ「僕は……何者なんでしょうか?」

ペラリア「そいつはあたしが聞いたんだ」

テイシロ「す、すみません……」

ペラリア「……思ったより、根が深そうな問題らしいね」

ペラリア「親は…知らないんだっけか?」

テイシロ「はい、顔も見たことも無いです」

ペラリア「アンタの親が実は由緒正しい魔法使いか…それともアンタの突然変異か……」

ペラリア「ふ~む、親に何かありそうだけど……『太陽』の魔力ねぇ………」

考え込むようにグリグリと額に手を当てている

ペラリア「アンタ、神様だったりするのかい?」

テイシロ「ぶふっ!!な、何をいきなり…」

ペラリア「連想ゲームさ。太陽と言ったら創造神『ジェランダル』だろう?」

テイシロ「ま、まぁ……」

創造神『ジェランダル』
学の無い僕でもわかるような神様だ
その名の通り、この世界を作り上げた万物の父とも言うべき存在です
この宇宙を照らす『太陽』そのものであるそうな


テイシロ「さすがにそれは無いんじゃ…」

ペラリア「だろうね。私もそう思う」

テイシロ「……どっちなんですか」

ペラリア「可能性の話さね。『太陽』なんて大層な名前の魔力なんだからそれくらい設定が盛られてもおかしくないって話さ」

テイシロ「な、成程?」

思わず首を傾げてしまう
なんだか無理やり丸め込まれた気もします

でも、神様の件はひとまずおいて
僕の『両親』が関係しているのは大いにありそうです

僕もとても気になる問題です


ペラリア「ま、そのうち分かるか。別に分かんなくてもいいけど」

テイシロ「相変わらず適当ですね…」

ペラリア「別に分かんなくっても生きていけるさ。だろう?」

テイシロ「まぁ…確かに」


ペラリア「さて、授業に戻ろうか。面倒だけど…」

テイシロ「さっきまでのは授業じゃなかったんですね」

ペラリア「うん。さっきまでのは私の雑談、別に私としてはそのままグダグダ雑談してもいいんだけどね…」

テイシロ「僕が困ります。授業をして下さい」

ペラリア「はいはい、それじゃあ基礎の基礎『魔力放出』から……」


そうして長い長い雑談が終わり、授業が開始された



魔法力成長判定
5以上で成長

前回の補正 +1
ペラリア先生 +2

直下コンマ


コンマ判定:3+3 成長


ペラリア「おお、いつの間に『魔力放出』をマスターしたんだい?」

テイシロ「友達に教えてもらいました」

ペラリア「ふ~ん…それじゃあお次はこれだ。『魔力玉』」

そう言って大きなリンゴ大のおおきさの魔力の塊がペラリア先生の手のひらに浮かぶ

ペラリア「今はただ魔力を垂れ流してるだけだから、その自分から出ている魔力を意識して操作する」

テイシロ「自分から出ている魔力を意識して………」

ペラリア「アンタの魔力は『赤』のそれに近い所がある。魔力の流れに逆らわず手のひらに渦を巻くように」

テイシロ「渦を巻くように………」

ペラリア「おお、上手いじゃないか」

テイシロ「本当ですか!?」

ペラリア「うんうん、お世辞だがね。だが形にはなってるよ、それが魔力の『形態変化』、魔力操作の基礎さ」

テイシロ「お、おお……なんだか一気に成長できた気がします」

ペラリア「実際、ずぶの素人からここまでよくやっている方さ」


めんどくさそうにしているけれど、意外と面倒見のいい優しい先生です
さすがは世界に魔導を広めたお人です

教えるのがとても上手です


※魔法力が2から3に成長しました





さて、授業も終わりお昼休みです

昼食はどこで食べましょうか?



1、購買でパンを買ってどこかで食べる(場所明記)
2、食堂
3、誰かと食べる(人物明記)

安価↓2


>>540選択:2、食堂


食堂で昼食をしっかりと取りました

さて、まだ昼休みの時間はあります

どうしましょうか?



1、どこかに行く(場所明記)
2、誰かと過ごす(人物明記)
3、校内探索
4、自由安価

安価↓2

3


>>543選択:3、校内探索



今日も校内を探索するとしましょう

探索し過ぎて最近校内マスターになった気がします



イベント判定
1,2  イリティルミナ家のダメな方
3、4  珍しい組み合わせ
5-7  愉快な先輩達
8,9  ペラリア先生に捕まる

直下コンマ


コンマ判定:3、珍しい組み合わせ


校内を探索していると珍しいお二人を見つけました

生徒会長のセツナさんとクラス委員長のマリシアさんです


テイシロ「こんにちは、マリシアさんセツナさん」

セツナ「ん?ああ君か。御機嫌よう、今日は調子がよさそうだね」

テイシロ「はい、おかげさまでこの通りです」

マリシア「て、テイシロさんは生徒会長とお知り合いだったの?」

テイシロ「はい、ちょっとしたご縁があって。マリシアさんとセツナさんはどういうご関係で?」

セツナ「ああ、実は前々から目をつけていたんだがなこの度マリシアには生徒会に入ってもらうことになった」

テイシロ「本当ですか!?マリシアさんは凄いです、おめでとうございます!」

マリシア「あ、ありがとう…なんだか照れるわ」

テイシロ「……あ!……あの~他に1年生で生徒会入りした人は?」

セツナ「1年生はマリシアが初でマリシア以外には居ない」

テイシロ「そ、そうですか…」

マリシア「…生徒会長、お話の続きが…」

セツナ「ん、そうだな。ではここで、じゃあねテイシロ君」

テイシロ「はい。お仕事がんばってくださいね」

精いっぱいの笑顔を作り、マリシアさんにエールを送る

そうか、マリシアさん本当に凄い人です
1年生で1番初めに生徒会に入ってしかもあの様子だとスカウトのようです

……アリスさん、このこと知っているのでしょうか?


放課後


今日の授業が終了しました

そういえばまだアリスさんにノートを返していません

急いで返しに行きましょうか?

アリスさんのご自宅は知っているので帰りに届けてもいいですが……



1、直ぐに返しに行く
2、放課後を堪能する
3、直ぐに帰る

安価↓2

1


>>550選択:1、直ぐに返しに行く


直ぐに返しに行くとしましょう

アリスさんは何処に居るでしょうか?



コンマ判定
偶数で旧校舎、奇数で教室

直下コンマ


コンマ判定:66 偶数、旧校舎
※なんという無駄ゾロ目、というかその下まで66ゾロ目だなんて……すごい(小並感)



アリスさんは旧校舎の裏、いつも魔法の練習をしていたという場所に居ました

アリス「……はぁ…はぁ…!」

テイシロ「あ、アリスさん?」

アリス「邪魔しないで!!」

鬼気迫る様子で魔法の練習をしています

テイシロ「ノートを返しに来たんです」

アリス「だから何!そこに置いてっていいからどこかに行きなさいよ!!早く!!」

テイシロ「………」

多分、いえ確実に

テイシロ「マリシアさんの事…」

アリス「それ以上言わないで!…お願いだから……一人にして…」

しゃくりをあげるような声で叫ぶ
彼女にとってはそれほどまでに、悔しい出来事だったのでしょう

僕は………


1、ノートを静かに置いて、その場を去った
2、一緒に魔法の練習をした
3、自由安価

安価↓2

2


>>557選択:2


僕の荷物をおろし、その上にノートを置く

アリスさんん隣に立つ


アリス「……なによ…大口叩いた私を笑うのかしら?好きにしなさいよ…」

テイシロ「僕もご一緒していいですか?」

アリス「嫌よ!一人にしてった言ったでしょ!!」

テイシロ「いいえ、一緒に練習させてもらいます」

テイシロ「……僕、決めました。アリスさんより先に生徒会に入って見せます」

アリス「は…はぁ!?」

テイシロ「僕なんかじゃ物足りないかもしれませんが、こんな僕に抜かれたとなればいよいよ…」

アリス「アンタなんかに抜かれるわけないでしょ!私を馬鹿にしてるの!?」

テイシロ「……悔しいですか?」

アリス「くや……しいわよ。お金持ちのお嬢様のエリート様に先を越されてメチャクチャ悔しいわよ!!」

テイシロ「……なら、頑張らないといけませんね。僕よりずっと」

アリス「当たり前でしょ!………それにしても回りくどい発破の掛け方ね」

テイシロ「そうでもしないと素直になってくれない気がしまして」

アリス「ふん!なによ、私を分かった気になったつもり?」

テイシロ「そんなことないです。アリスさんは、僕が思っている以上の人です。違いますか?」

アリス「……あたり…前じゃない。絶対にあのマリシアを直ぐに追い抜いてやるんだから!!」

テイシロ「その為にも…」

アリス「練習あるのみ!」


そうして、日が暮れるまで二人で魔法の練習をした




※アリスの魔法力が2から4に成長しました。
※テイシロの魔法力が少しだけ成長しました。あと2回ほどの成長で魔法力が上昇します

※警告から5日目のため、強制イベント



アリスさんと二人でフラフラになりながら帰宅する


テイシロ「少しでもアリスさんが元気を取り戻してくれたようで何よりです」

アリス「べ、別にアンタの功績じゃないし!私ならすぐに立ち直ってたわ!」

テイシロ「はい、勿論です。僕なんか関係ありません、アリスさんの強さです」

アリス「………ま、まぁでも?私を励まそうとしたその行動には一応感謝してあげるわ」

テイシロ「ふふ、ありがとうございます。アリスさん、応援してますよ」

アリス「ええ、今すぐに…はできないかもしれないけど、絶対にマリシアに追いついて見せるわ!」

テイシロ「はい、その意気です」


ふと、目の前に大きな影がかかる

顔を起こして前を見る

僕たちの目の前には……目を血走らせた魔物が居た


アリス「…え、な…嘘?」

まさか、いえ恐らくこれが先生の言っていた魔物

落ち着け

落ち着け落ち着け

心を鎮めるんだ

こういう時、魔物に出会ってしまったときどうするべきか

先生が言っていた気がする

僕は……



1、アリスさんの手を取って走った
2、アリスさんを庇い、前に出た
3、大声で助けを求めた

安価↓2

3


>>563選択:3、大声で助けを求めた


テイシロ「助けて下さあああああああああああい!!!!!!!」


大きな声で助けを求めた

アリス「アンタ何を!?」

僕の大声に反応し僕をまっすぐににらみつける

僕に、狙いを定めたようです

やれるだけの事はやりました

知っている知識の限り最善を選んだはずです

だからどうか……アリスさんだけでも…!

巨体の魔物がその剛腕を僕に振るう…!!




さらに判定

1,2  ???
3-7  ???
8、9  ???
0    ???

直下コンマ


コンマ判定:4、生徒会執行


???「いいいいいいいいいいいいやっほおおおおおおおおお!!!」

奇声と共に何処からともなく人が飛んでくる

僕に振り下ろされた魔物の剛腕を蹴り飛ばす

???「可愛い後輩の助けに答えて即参上。生徒会役員『ネメア・マーシフル』、怪我はないか後輩君?」

テイシロ「本当に…来てくれた……」

力が抜けてその場に座り込む
腰が抜けてしまったようです

先生の教えを守ってよかった

そうじゃなければ、僕もアリスさんも……

間一髪で助けに来てくれるなんてまさにヒーローのようです


テイシロ「本当にありがとうございます、僕たちを助けてくれて…」

ネシア「ぬっふっふっふ、さ~て魔物ちゅわ~ん」

ん?

ネシア「ほっほ~、王都近辺に居ない魔物だな。はぁ~……可愛い!!」

ネシア「いっぱい愛でてあげるから覚悟しろよこらぁ!!」

駄目です
この人も相当ヤバい人です

どうしてこう最近はこんな人とばっかりで会うんでしょうか?


シャイナ「やれやれ…俺は放課後忙しいんだがな」

テイシロ「シャイナさん!」

シャイナ「話はあとだ、直ぐにお前とこの少女を家に送る」

どうやらアリスさんは気絶してしまったようでシャイナさんに担がれている

テイシロ「この人を一人にして大丈夫なんですか?」

シャイナ「後で増援も来るし、コイツは変態だが弱かねぇさ。必ずしぶとく生き残るはず」

ネシア「うおお!メッチャ爪鋭い!?」

テイシロ「さっそく怪我してますけど!?」

シャイナ「大丈夫だ、心配ない。ほら、早く行くぞ」


なんにせよ、ここを離れることが何より先輩達の支援になるはずです

シャイナさんに捕まり空を飛ぶ

無事、家まで送ってもらった


今日の更新はここまでです


今回出た『ネメア・マーシフル』さん
採用理由はただ一つ、魔物大好き!!
とってもストレートに使いやすそうな設定が魅力です!!



かなり遅い時間ま付き合っていただきありがとうございました

それではまた

乙でした。

投稿キャラは全員出す予定ですか?
出番は一回切りです?
答えにくいならスルーしてもらって構いません。

名前:ユキナ・イリティルミナ
性別:女性
種族:人間


魔法力:10    姉セツナに劣ることのない魔法使い
身体能力:4(異常)そこそこな運動能力だが、決して死ぬことのない呪いをかけられている
精神力:8     達観していると同時に吹っ切れている部分がある



年齢は18歳
身長は172cm
王立魔法学校の3年生。生徒会所属
セツナとは腹違いの姉妹
薄桃色のふわふわとした長めの髪。右目は桜色、左目は群青色の瞳を持つ
頭のネジが外れたような性格で、我慢と言うものをどこかに捨ててきた
良くも悪くも自分のしたいことに正直な性格で、姉にいつも迷惑を掛けている
幼い顔立ちの可愛い少年が好きで好きで仕方がない生粋のショタコン
幼少時代に悪魔にさらわれ、決して死ぬことが許されない呪いをかけられた
左目は呪いの証である
好きなものは可愛い少年
嫌いなものは醜いものと夜





【特殊能力】


『魔法』
起源五色の内『黒』と『白』と『青』の魔力を持ち
固有魔力『満月』を持つ。魔力の色は『白銀』
得意な魔法は『錬金術』と『契約魔法』



『魔道具:死霊の名簿』
死した霊魂を縛り付けている本



『魔道具:純銀のナイフ』
『満月』の魔力を込めて錬金した純銀でできたナイフ
内側から侵食する『黒』の魔力の呪いが込められている



『変異:悪魔の刻印』
体に刻まれている呪い
この呪いは『決して死ぬことを許されない』


>>571
全員はさすがに厳しいですね…
出番は一回きりじゃないです。会おうと思えば簡単に会えます




そろそろ再開です





シャイナさんに家に送ってもらった後、絶対に家から出るなと念押しされてしまいました

どうやらこれから生徒会の皆さんが魔物討伐に乗り出すそうです

僕にお手伝いできることは…残念ながら何もなさそうです


寝る前に、何かしましょうか?



1、寝る
2、自由安価

安価↓2


>>577選択:一人で体を鍛える



体を鍛えるとしましょう

この前ジゼットさんに教えてもらった柔軟、体の動かし方を実践する


数時間体を動かしていい汗をかいた

今夜はゆっくりと眠れそうです




※少しだけ身体能力が成長した。あと2回ほどの成長で身体能力上昇
※5日目終了


五日目(裏)


深夜

町から少し外れた森

目を凝らせばちかちかと明かりが揺らめいているのが分かる

ある一定の場所から薄い魔力の壁が張られている

この魔力の壁の意味は『進入禁止』だ


今日この日
王立魔法学校生徒会が王都近辺に現れたという魔物討伐に乗り出していた

あちらこちらで火の手が上がる

生徒たちの必死の叫び声が鳴り響いていた


「こっちに熊型3匹現れました!!」

            「こっちじゃ分からん!部隊名を言え!!」

「武器補充早く!!」

           「支援遅いぞ!何やってんだ!!」
 エンチャント
「魔力付加の人どこ~?」

            「誤射した奴誰だ!!ネシアが燃えてるぞ!!」


引っ切り無しに生徒たちのあやふやな情報が飛び交っている
どうやら連携がうまくいっていないようだ

          エンチャント:レッド
「マリシアさん!魔力付加『赤』お願い!」

「はい!」

この、生徒会入会1日目のマリシアとて例外ではない

「マリシアさん!さっきお願いした矢の準備終わってる?」

「はい!そこに!」


その様子を、生徒会長セツナはただ眺めていた


セツナ「想像以上に数が多いな。みんな大変そうだ」

セツナ「しかし、こう動かしてみないと分からないことも多い。いい経験になったな」

???「そうでございますね」


セツナの傍らに佇む男

『エリキュリアス・フォリナー』
年齢は22歳
王立魔法学校の5年生。生徒会副会長
セツナに仕える執事
通称『エリック』


エリック「今回は皆、初めての大討伐。上手くいかないのも自然の道理でございましょう」

セツナ「そうだな。そして我々生徒会の大きな弱点も分かった」

エリック「お聞きしてもよろしいですか?」

セツナ「自分勝手な奴が多い」

エリック「私も同じことを思っておりました」


幾人かはサポートに徹してくれているとはいえ、多くの者が勝手に前に出過ぎて連携の事を考えていない
その行動が前線の仲間にもサポートをしてくれている者達にも迷惑を掛けていることに気付いていない


セツナ「まぁ、放っておいても個々の力で何とかしそうな奴らだ。寧ろ連携をさせない方が強いかもしれんな」

エリック「今の状況ならば、その方がよろしいかもしれません。しかし、必ず結束の力は必要になります。一人の人間で成しえられることなどごく僅かです」

セツナ「そうか?案外一人でも凄い奴らだぞ?……地形が変形することを除けばな」

そうして遠くから眺めているうちにも好き放題暴れている生徒たちの姿が見える

セツナ「まったく…後で直す私の気も知らないで好き放題暴れすぎだぞ」

エリック「事後処理も大事なお仕事でございます」

セツナ「ん、分かっている。…そうそう、もう一つ弱点を見つけたぞ」

エリック「なんでしょうか?」

セツナ「生徒会、武闘派を集めすぎて情報の回りが遅すぎるな」

シャイナ「必死に空飛んでた俺への皮肉ですか?生徒会長」

先ほどから戦況見回り、索敵を行っていたシャイナが帰還する

セツナ「いやいや、寧ろお前の事を褒めていたんだよ。それで、状況は?」

シャイナ「どの部隊も連携取れてないが、いずれも優勢。そして大事な情報」

シャイナ「魔物の巣窟を発見した。恐らくそこに発生源の親玉が居るはずだ」

セツナ「よくやった。では……」



1、セツナ「私が出よう」
2、セツナ「ついでに潰して来い、シャイナ」
3、セツナ「ユキナに行かせるか」

安価↓2


>>584選択:2


セツナ「ついでに潰して来い、シャイナ」

シャイナ「はぁ!?本気で言ってるんですか!?こんなに働き者の俺にまだ働けと!?」

セツナ「生徒会長命令だ。行って来い」

シャイナ「なんて横暴な……副会長、何か言ってやってくれ」

エリック「セツナ様のいう事は絶対です」

シャイナ「くっそ~…身内運営なんてクソだな!」

セツナ「はっはっは!そう思うなら私から会長の座を奪ってみることだ」

シャイナ「それが出来ないからそうして愚痴ってんのに…」

ぶちぶちと文句を言いながらも先ほど見つけた巣窟に向かった


これより初めての戦闘です

戦闘方式を選択してください


1、文章のみ
長所:書くのが楽
短所:展開が決まっている


2、コンマ戦闘
長所:ゲームっぽい雰囲気が出る
短所:長引いたりありえないような展開になるかもしれない。ある意味コンマ安価スレっぽい



どちらがよろしいでしょうか?


安価↓3


>>589選択:2、コンマ戦闘


使用キャラ
『シャイナ・トワイライト』


『魔道具:マスク』を使用しますか?


安価↓2

する


>>592選択:使用する


『シャイナ・トワイライト』


魔法力:5 (異常時10)  可も不可もなく、至って平凡
身体能力:6 (異常時9) 大自然の中で鍛え抜かれた肉体を持つ
精神力:9 (異常時5) 子供っぽい性格とは裏腹に、鋼の心を持つ

総合評価
強さ:9


コンマ表

1-4  失敗
5-9  成功大
0    クリティカル

を使用する



特殊能力


『魔法(変異)』
-補正が+の補正になる
毎ターン+1の補正(最大+3)
相手に毎ターン-1の補正(最大-3)
自力クリティカルでコンマ分の追加ダメージ


『変異:ドラキュラ』
耐久値2倍
毎ターン半分まで耐久値回復


シャイナ「……さて、使うか」

取り出したのは鼻先から上を覆い隠す仮面
これを使えば、さすがに魔物の巣窟もなんてことはないだろう

シャイナ「というかこれ使わないと無理だろうし…」

シャイナ「あんま使いたくないんだけどな……」


仮面を被る

ドクリドクリ

血の巡りが活性化していく
どろどろと思考が溶けていくのを感じる

俺の体が『黒』に浸食されていく



シャイナ「……始めようか」


奇襲判定
コンマ2桁分だけ雑魚討伐(50以上で全滅)
変異 +2

直下コンマ


コンマ判定:86+22 全滅


魔物の巣を強襲する

『ドラキュラ』の黒の魔力による爪が湧き出る魔物のことごとくを狩りつくす

魔物の死骸が積み上げられていく

漸く魔物は襲撃者の存在に気が付いたようだ

魔物の巨大な腕が振り下ろされる

体格の差は歴然

魔物も理解していた
相手は狩られる側である『人間』であると

一撃で身を砕き肉を裂く

ただ、それは『相手が人間であれば』の話だ

シャイナ「遅すぎる」

引き裂かれるは魔物の肉体
体液をぶちまけ波のような飛沫をあげる

シャイナの体に雨のように降りかかる

その姿は正しく『魔を従える者』の姿


シャイナ「……雑魚ばかりで話にならんな」


血に濡れすぎて少々歩きにくくなってきた

随分と奥まで進んだつもりだが一撃で屠れる雑魚ばかり

一向に親玉らしき魔物は見つからない

その刹那

強烈な殺気を感じた
その殺意に対して体を守るように腕をふりあげる

自分の数十倍も太い巨大な爪の一撃を腕一本で受け止める

シャイナ「デカい図体の割には随分良い動きが出来るじゃないか」

先ほどまでの魔物とは明らかに雰囲気が違う
大きさも倍以上だ

コイツが親玉だと直感的に理解できた

シャイナ「魔物風情が…偉そうに……悪魔に逆らうという事はどういうことかを教えてやろう…!」


これから行われるのは戦闘ではない

強者から弱者へ送る

蹂躙だ



※戦闘が開始されます


熊型の魔物(エリート)

強さ:7

1    ファンブル
2-5 失敗
6-9 成功大
0    クリティカル

のコンマ表を使用



特殊能力


『熊型の魔物(エリート)』
耐久値3倍
奇数ターン戦闘補正+2
コンマ上限突破(0を出しても補正が有効になる)


シャイナ・トワイライト
耐久値:20


熊型の魔物
耐久値:30



直下コンマ:シャイナ戦闘判定
魔法 +1


↓2コンマ:魔物戦闘判定
魔物 +2

細かいルールの説明
基本的にコンマ上限は10です
補正が+3の時に8を出しても10です
上限突破を持っていると補正が+3の時に8を出すと11になります


※魔法の効果で魔物に-1の補正がついてます



コンマ判定:8+1 成功大

コンマ判定:9+1-1 成功大

9-10=-1

成功大により更に-1


20-2=18

シャイナ・トワイライト
耐久値:18

※魔物の補正計算間違ってますが結果は合ってるので許してください!!


シャイナ「…ッ!」

魔力の鎧を貫いて魔物の爪が肌を掠める

一筋縄…とはいかないようだ

そうこなくては

シャイナ「何時まで動いていられるか、見物だな」

少しずつ、室内に魔力が充満していく

少しずつ世界が『闇夜』に塗り替えられていく




直下コンマ:シャイナ戦闘判定
魔法 +2


↓2コンマ:魔物戦闘判定
魔法 -2


コンマ判定:3+2 成功大

コンマ判定:2-2 ファンブル


5-1=4

成功大とファンブルにより更に-4

30-4-4=22


魔物
耐久値:22

魔物ファンブルにより、状況が変化


巣の中がシャイナの魔力で満たされる

世界が変異しねじ曲がる

これら全てがシャイナの手足であり、『ドラキュラ』の領域


シャイナ「ここからが俺の本番だ。……というのに随分と情けない姿だぞ?」

魔物は困惑し自らで巣を破壊していく

腕を振り回しただひたすら当り散らしている

狂気の闇に満たされたこの空間、理性のたかが簡単に外れてしまっている

放っておいても狂い死にしてしまうだろう


シャイナ「…はぁ…やはり甚振るなら理性ある生物の方が楽しいな…」

シャイナ「たとえ一方的であっても精神を蹂躙するという楽しみが残っていたのにな…」


ここから先はもはや消化試合
負けることなどありえないだろう



直下コンマ:シャイナ戦闘判定
魔法 +3
有利 +1


↓2コンマ:魔物戦闘判定
魔物 +2
魔法 -3
不利 -1


コンマ判定:2+4 成功大

コンマ判定:5-2 失敗



6-3=3

成功大と失敗で更に-2


22-3-2=17


魔物
耐久値:17


筋肉の塊の腹に腕を潜り込ませる

最早痛み知覚できていない

腹の中をかき回す

魔物はただ辺りを血走った眼で見まわしている

シャイナ「俺が何処に居るかすらわからんか……」

ブチブチブチ!
と魔物の中身を引きずり出す

シャイナ「…しぶとさだけは一人前だな」



直下コンマ:シャイナ戦闘判定
魔法 +3
有利 +1


↓2コンマ:魔物戦闘判定
魔法 -3
不利 -1
怪我 -1


コンマ判定:4+4 成功大

コンマ判定:3-5 ファンブル

8-1=7

成功大とファンブルで更に-4


17-7-4=6


魔物
耐久値:6



シャイナ「眼、鼻、耳、爪、脳、心臓、舌」

一つ一つちぎり取る

シャイナ「……さすがにそろそろ沈むか?」

しかし、それでもなお動く

呻き声をあげ腕を振る

もはや生き残ることは不可能である

かろうじてこの魔物を動かしているものは……

シャイナ「群れの長なりの意地…という奴か」

シャイナ「……倒した証に顔を持って帰ってやろう」

勿論、あの生徒会長への嫌がらせだが




直下コンマ:シャイナ戦闘判定
魔法 +3
有利 +1


↓2コンマ:魔物戦闘判定
魔物 +2
魔法 -3
不利 -1
負傷 -2


コンマ判定:1+4 成功大

コンマ判定:44 ゾロ目


5-4=1

ゾロ目補正+4各種補正-6、成功大により更に-1


4-7=-3

6-3=3


魔物
耐久値:3


シャイナ「さて、首も落とした。終いだな」

仮面を取る

体内から魔力が吐き出される

吐き気を催すような虚脱感が体を襲う


シャイナ「……あー……すぅ…はぁ…」

思考回路も戻って来た

確か首を落としたんだったな

シャイナ「……ってなんじゃこりゃ!?」

シャイナがのその手にはいろいろパーツが足りない魔物の顔
しかし、それ以上にホラーな光景が目の前に広がっていた

シャイナ「首が無いまま迫ってくんなよおおおおおおお!!!!」

魔物は首を落とされてもなお、完全に死んではいなかった




直下コンマ:シャイナ戦闘判定
魔法 +3
有利 +1


↓2コンマ:魔物戦闘判定
魔法 -3
不利 -1
負傷 -3


コンマ判定:1+4  成功大

コンマ判定:5-7  ファンブル



魔物、死亡



シャイナ「……っ!!」

迫ってきていた

……のではなかった

熊型の魔物は沈黙し、倒れ伏した

辺り一帯魔物の血の香りが充満していて気分が悪くなる

シャイナ「………早く帰ろ」

魔物の顔を丁寧に元の位置に戻しその場を離れる

シャイナ「服が…!血を吸って…重い……!!」

更にいえば洞窟内部には大量の死骸ときた

シャイナ「うがあああ!!早く帰りてーのにやり過ぎだ馬鹿!!」

自分で自分を叱責する

あの状態の自分は明らかにおかしくなる
かろうじて自我を保っていられるだけでもすごい事なのかもしれない

だが、それを許す気になれないほどの酷い臭いが充満していた

……この血の匂い、シャワーで落ちればいいんだが


シャイナ「……偵察シャイナ、ただいま帰還しました」

セツナ「…うむ、ごくろう」

シャイナ「鼻つまみながら喋るんじゃねーよ」

セツナ「お前の戦い方が雑なのが悪いんだろう。絶対に私の半径2m以内に入るなよ」

シャイナ「くっそぅ…散々だったぜ……」

エリック「その様子だとちゃんと討伐できたようですね」

シャイナ「ああ、魔物の女王と思われる大型は殺した。ついでに巣の中の奴らも掃除しといてやったぞ」

エリック「お疲れさまでした。あとは我々が処理をしますから、先に帰ってシャワーでも浴びてきてはどうですか?」

シャイナ「そうさせてもらうさ……はぁ……」


大きな大きなため息を吐き、帰宅した

この服はもう…使い物にならないだろうな、と憂鬱になりながら


深夜


01:00をもって進入禁止の結界が解かれた

生徒会の面々も散り散りに帰宅していく

生徒会長セツナは事後処理を終えて、ゆっくりと帰宅していた


セツナ「今回の魔物、この王都近辺には居なかったものらしいな」

エリック「ネシアの報告です。間違いは無いでしょう」

セツナ「うむ、魔物の事に関してはネシア以上に詳しいものはいないからな」

セツナ「だがしかし……」

エリック「ええ、何故この王都近辺に我々に知られることなくあれほどの大きさの巣を作っていたのか?ですね」

セツナ「ああ。お前はどう見る?」

エリック「……あの魔物が巣を追われて移動してきた。は如何でしょうか?」

セツナ「無いな。今回の場合最も注目すべきはこの王都近辺に元々生息していなかったことではない、『何故我々に知られることなくあの大きさの巣を作ることが出来たのか』だ」

エリック「さすがはセツナ様。良い目の付け所です」

セツナ「お前は私を馬鹿にしてるな?……なんにせよ詳しい調査が必要だろうな」


平和であった王都に、微かではあるが黒い霧のようなものが立ち込めはじめた

これはまだ、序章に過ぎない

いずれ必ず訪れる『災厄』、その前兆に過ぎない

※五日目(裏)終了

プロローグ ~完~


【リザルト】

名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:2  かろうじて魔法を扱うことが出来る
身体能力:2(1)体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常)気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物


ただいま想定しているルートは

『打倒!災厄の化身』ルート
文字通り邪悪なラスボスを倒そうぜというルートです
このルートは大きく分けて二つ

誰か一人、深い絆で結ばれた人と共に立ち向かう『個別キャラ型』
もう一つは誰か一人ではなく多くの人々との絆を結んだ『ストーリー型』

大きく分けるとこの二つです



『個別キャラ』ルート
このルートは一人の人物に焦点を当てて、その人との物語となります
異性だと恋愛的なお話になること必須です
『災厄の化身』フラグを立てていれば『打倒!災厄の化身』ルートと同時進行できます



『???』ルート
その名の通り秘密です
全てのストーリーフラグを回収すると行くことが出来ます
フラグ回収はそんなに難しくないはずです


大体この三つです

皆さんの安価行動次第ではまだ想定してないようなルートもあるかもしれません
やろうと思えば色んな方向に話を持っていくことが出来ると思います


取り敢えず誰かと集中的に仲良くなることが一番の攻略の近道ですね
色んなキャラにちょっかいかけると遠回りになりますが、それはそれで楽しいかもしれませんね

まだまだキャラクター増えます


今日の更新はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました

乙でした。

個別ルートですか

アリス、シーナ、マリシア、セツナ、ユキナ、クレア

さて、この中からか、まだ見ぬ新キャラか。

アリス、シーナ以外とは接点持ちにくそうだなあ……。
会えるか分からないし、会ってどーすればという感じだし。
ユキナは別の意味で問題そうだけど。

ともあれ、期待しています。

乙!
???ルート目指したいけれど、フラグ全て回収は難易度高そうだな…


>>641
強くてカッコよくて美しいわたペラリア先生を忘れるとは……
別に同性でもいいんじゃよ?
何をすればいいのか分からないのは気にしなくてもかまいません。会えば勝手に進みます
何処に居るかは適当にコンマか、いそうな場所に行くかですね(例:セツナの場合は生徒会室)


>>642
多分難しくないっすよ!!多分!!



そろそろ再開です


【六日目開始】


体調判定
1ほど悪い、9ほど良い

直下コンマ


コンマ判定:6 悪くない






目を覚ます

今日も体調は悪くないです

昨日、生徒会の方々が魔物討伐をすると言っていましたけど無事に終わったのでしょうか?

心配です

支度をし、学校に向かった



1、普通に登校
2、シーラを起こしてから登校

安価↓2


>>649選択:2


テイシロ「忘れ物はありませんか?」

シーラ「大丈夫大丈夫」

テイシロ「ホントですかね?」

最早日課となってしまっているシーラを起こしてからの登校

シーラ「最近はテイシロが起こしてくれるから安心して寝られるぜ…」

テイシロ「むっ…それはいけませんね。僕が居なくてもちゃんと起きてもらわないと」

シーラ「ええ~!テイシロが起こしに来てくれてるんだからいいじゃん」

テイシロ「甘やかしてはいけませんから」

シーラ「ぶ~ぶ~!生活のサイクルが乱れるじゃん!!」

テイシロ「僕が起こすことが前提の生活のサイクルはやめて下さい」


早起きの為の方法を話しながら登校した



朝会


ペラリア「この前から注意していたわるーい魔物の件ですが、生徒会が頑張って退治してくれました。ちゃんと感謝するように」


ペラリア先生の連絡事項に魔物の件が伝えられる
無事、討伐終了したようで何よりでした

マリシアさんに視線を向ける

いつものようなピリッとした空気ではなくなんだか眠たそうです

生徒会員のマリシアさんも討伐に駆り出されていたのでしょう

見た感じ、大きな怪我もなさそうで安心しました

本当にお疲れさまです





さて、昼食はどうしましょうか?



1、食堂
2、誰かと食べる
3、購買でパンを勝ってどこかで食べる

安価↓2

2ジゼット


>>655選択:2、ジゼット


ジゼットさんと食堂で昼食をとる


ジゼット「いや~凄かったらしいな」

テイシロ「何がですか?」

ジゼット「決まってるだろ?生徒会の魔物討伐だよ」

ジゼット「なんでも数百匹はいたらしいぜ」

テイシロ「そんなにですか!?」

自分がでったあの魔物が数百匹…
想像できなさ過ぎて恐怖感すら湧いてきません

ただただ、自分の予想をはるかに超えた活躍を生徒会の方々がしてくれていたようです

ジゼット「くぅ!俺も生徒会だったらな~…入ろうかな…」

テイシロ「マリシアさんは1年生で既に生徒会入りしていますし、頑張れば入れないことも無いはずですよ」

もし入ってしまえばまたアリスさんが落ち込んでしまうかもしれませんが…


昼食を終える

まだまだ昼休みの時間はあります

どうしましょうか?



1、ジゼットさんと過ごす
2、誰かに会いに行く(人物明記)
3、どこかに行く(場所明記)
4、校内探索
5、自由安価


安価↓2

1


>>661選択:1


ジゼット「そういやお前、昨日魔物に会ったらしいな」

テイシロ「はい、必死で助けを呼ぶだけしか出来ませんでしたけれど…」

ジゼット「いやいや、ちゃんとその場で自分に出来る精いっぱいだったんだろ?十分すぎる勇気だぜ」

テイシロ「あはは、怖くて腰を抜かしてしまいましたけどね」

ジゼット「う~ん、俺もこっそり一人で見回りしてたんだけど出会わなくってな。一度見てみたかったぜ」

テイシロ「僕もジゼットさんくらい強ければ、勇気をもって立ち向かえていたんでしょうね」

ジゼット「褒めても何も出ないぜ?お前はあれからちゃんと体鍛えてるか?」

テイシロ「す、少しだけ…」

ジゼット「魔法の勉強もだけど続けていったら強くなる。俺くらいにならすぐに追いつけるさ」

テイシロ「そうですね、継続した練習は強くなるには必須ですよね」


ジゼット「話がまた戻るんだが昨日の魔物討伐、その魔物のほとんどを倒した先輩なんだけど知ってるか?」

テイシロ「いえ、知らないです。やっぱりセツナさんですか?」

ジゼット「魔物の巣に単騎で乗り込んだって聞いたから俺もそう思ったんだけどさ、違うらしいんだ」

ジゼット「シャイナ先輩って知ってるか?」

テイシロ「知ってますよ!昨日の僕を助けてくれた先輩です」

ジゼット「おおそうか!一目会ってみたいと思ってたんだよ。一緒に会いに行ってくれないか?」

テイシロ「そうですね……」



1、一緒に会いに行く
2、行かない

安価↓2

1


>>668選択:1


ジゼット「俺と手合せしてください!!」

シャイナ「…どうしてこうなった」

テイシロ「す、すみません…シャイナさん」


折角ですし僕も昨日のお話を聞こうとジゼットさんとシャイナさんの元に向かった

そしてこうなった

ジゼットさんはお話に来たんじゃなくて『その凄い先輩と戦ってみたい』という意味だったようでした


シャイナ「別に俺も嫌なわけじゃないんだがな、俺は夜じゃないと本気が出ないんだ」

ジゼット「それじゃあ夜になら相手してくれますか?」

シャイナ「殺してしまいそうだからダメだ」

ジゼット「放課後は?」

シャイナ「放課後は忙しい」

ジゼット「じゃあやっぱり今お手合わせをお願いします!!」

シャイナ「え、え~……俺あんま戦闘魔法得意じゃないんだけど…テイシロ?コイツ説得してくれないか?」

ジゼット「お前もシャイナ先輩の戦ってるところ見てみたいよな!?な!?」

テイシロ「え、え~っと……」



1、ジゼットさんの味方をする
2、シャイナさんの味方をする

安価↓2

1


>>672選択:1、


テイシロ「ぼ、僕もシャイナさんの戦いを見てみたいです」

シャイナ「お前ー!昨日家まで送ってあげただろ!!この恩知らず!!」

ジゼット「それじゃあ早速決闘上行きましょうか」

無理やりシャイナさんの腕を引っ張って闘技場まで引きずる


シャイナ「あ~あ、折角シャイナ先輩は凄いって噂が流れてたのに…後輩に負けたら……」

ジゼット「負けなければいいんですよ!俺は簡単に負けてあげませんけど!!」

シャイナ「ああくそ!こうなりゃやけだ!仮面なしだって戦ってやるよ!!」



※模擬戦闘が開始されました
※戦闘方式はコンマ戦闘です


ジゼット・フルバーコス


魔法力:7  生まれてからずっと魔法の鍛錬を積んできた
身体能力:6 父親直伝の剣術を扱いこなす
精神力:7  多少の事では揺らがない

総合評価
強さ:6

1    ファンブル
2-4 失敗
5-9 成功
0    クリティカル

のコンマ表を使用


特殊能力


『魔法』
戦闘補正+1。成功以上で更に+1
同コンマ判定時、有利補正を所得
耐久値が2以下の時自分のコンマ判定が一度だけ2倍になる


『魔道具:白の剣』
倍率補正を倍にする

『シャイナ・トワイライト』


魔法力:5 (異常時10)  可も不可もなく、至って平凡
身体能力:6 (異常時9) 大自然の中で鍛え抜かれた肉体を持つ
精神力:9 (異常時5) 子供っぽい性格とは裏腹に、鋼の心を持つ

総合評価
強さ:5


1    ファンブル
2-4 失敗
5-9 成功
0    クリティカル

のコンマ表を使用


『魔法』
相手の戦闘補正-1
耐久値が5以下の場合、耐久値を一度だけ3回復する


『魔道具:蜘蛛の糸』
有利時に相手に-1の戦闘補正

耐久値の設定
標準は10
耐久値の上昇能力があった場合、この数字にその上昇数値を足す
身体能力によって多少の耐久値修正が入る




ジゼット・フルバーコス
耐久値:13


シャイナ・トワイライト
耐久値:13




直下コンマ:ジゼット戦闘判定
魔法 +1
魔法 -1


↓2コンマ:シャイナ戦闘判定


コンマ判定:4  失敗

コンマ判定:2  失敗



両者失敗の為耐久値変動なし


ジゼット「いざ尋常に…勝負!!」

シャイナ「よっと!」

開戦と共にシャイナ先輩が上空に飛び上る


ジゼット「ああ!卑怯ですよ!!」

シャイナ「はーはっは!!これでお前を甚振ってくれるわ!!!」

そういえばいつもシャイナさんは飛んでいる気がします
飛行魔法が得意なのでしょう


ジゼット「………」

シャイナ「………」


二人が睨み合う
まずは様子見と言ったところでしょうか?


ジゼット「それで先輩、どう攻めてくるんですか?」

シャイナ「ん?お、おう今やってやるよ!そこを動くなよ!」

そう言ってシャイナさんが地面に降りてくる
その隙を逃さずジゼットさんが大きく詰め寄る

シャイナ「あ、てめ!動くなって言っただろ!!」

ジゼット「降りてくる方が悪いでしょう!」

シャイナ「く、くそう…飛んだままじゃあ攻撃できないんだよ……」

それじゃあなんで飛んだんですか…シャイナさん……



直下コンマ:ジゼット戦闘判定
魔法 +1
魔法 -1


↓2コンマ:シャイナ戦闘判定

ゾロ目の効果
強制的に成功し、計算時にゾロ目の数だけ補正が入ります



コンマ判定:22 ゾロ目

コンマ判定:5  成功


ジゼットゾロ目により+3


2+3-5=0


同コンマ判定

同コンマ判定によりジゼット有利所得


シャイナ「よっ!っとっとと…おうりゃ!!」

シャイナさんは諦めたのか地面でジゼットさんに肉弾戦を挑んでいる

蜘蛛の糸でジゼットさんの剣筋を逸らし、カウンター気味に腰にタックルを決める
しかし、ジゼットさんは読んでいたのかあえて大きく踏み込み威力を弱める

身体能力はほぼ互角

ならばここで差が出てくるとすれば……


ジゼット「光よ!!」

ジゼットさんの掲げた剣が光り輝く
白の魔力の閃光による目晦まし

シャイナ「……しまっ…」

一瞬だけシャイナさんの動きが止まる




直下コンマ:ジゼット戦闘判定
魔法 +1
魔法 -1
有利 +1


↓2コンマ:シャイナ戦闘判定
不利 -1


コンマ判定:33ゾロ目

コンマ判定:11ゾロ目


ジゼットゾロ目により+4
シャイナゾロ目により+1


3+4-1-1=6


13-6=7

シャイナ
耐久値:7

計算間違い
シャイナの耐久値は8です


因みにジゼットは剣に布を巻いています


一瞬のスキを逃さずジゼットさんは剣でシャイナさんに向かって剣を薙ぐ

シャイナさんは目を閉じながらもギリギリ腕で防ぐ
しかし、苦し紛れの防御では威力を殺せずに酷い音が鳴る


シャイナ「い…ったいな…コノヤロウ!!」

ジゼット「その程度ですか先輩?手加減せずともいいんですよ?」

シャイナ「夜じゃねーと本気が出ないって言ってるだろーが!!」




直下コンマ:ジゼット戦闘判定
魔法 +1
魔法 -1
有利 +1


↓2コンマ:シャイナ戦闘判定
不利 -1


コンマ判定:7+1 成功

コンマ判定:0  クリティカル


ジゼット成功により+1
シャイナクリティカルにより-3

8+1-10-3=-4


13-4=9

ジゼット
耐久値:9


クリティカルにより形勢逆転


シャイナ「先輩なめんなよ…!…そおらぁ!!」

シャイナ先輩が握っていた蜘蛛の糸を引っ張る

ジゼット「…んな!?」

その糸はジゼットさんの左足首に絡みつく
さらにシャイナさんは糸を引っ張ると、闘技場の一際高い入り口の門まで吊り上げられる


シャイナ「ただ俺が空を飛んだだけだと思ったか!?バーカバーカ!!」

なんだか興奮しているのかシャイナさんのキャラがおかしい

ジゼット「……やばいやばいやばいやばい!!」


糸を切ろうとするも、布を巻いた剣では切れない
やむを得ず剣を落とし、腕力で糸を引きちぎろうとする

シャイナ「ここで一発決める!!」

シャイナさんが魔法の詠唱を始めた




直下コンマ:ジゼット戦闘判定
魔法 +1
魔法 -1
有利 +1


↓2コンマ:シャイナ戦闘判定
不利 -1

※有利と不利の補正が逆でした。

正しい補正は

ジゼット
魔法 +1
魔法 -1
不利 -1
蜘蛛の糸 -1

シャイナ
有利 +1

です



コンマ判定:88  ゾロ目

コンマ判定:9+1  疑似クリティカル


ジゼットゾロ目により+9の補正
シャイナ疑似クリティカルにより-2


8+9-10-2=5

8-5=3

シャイナの魔法により耐久値+3回復


シャイナ
耐久値:6


状況振り出し


ジゼットさんが素手で蜘蛛の糸を千切ろうとするも手間取っている
その間にもシャイナさんの詠唱が進んでいく


シャイナ「…天よ我が声に答えよ」

シャイナ「我が魔力の呼び声に応えよ」

シャイナ「暗雲渦巻く雷神『ビューラ』の居城より今より天の一声を…」


ジゼット「……切れ……たぁ!!」

高い高い門に宙吊りにされていたジゼットさんが自由落下する


シャイナ「おっせーよ!!引き裂け雷鳴!!」

シャイナ「ライトニング・シャウト!!」

空間を引き裂く轟音を鳴り響かせ、鋭い雷光の魔力がジゼットさんを襲う


雷光は直撃したかに見えた
しかし……


ジゼット「……はぁ…はぁ……マジで危なかった……」

ジゼットさんは空中で体勢を変えながら、地面に刺さっていた剣を拾った
剣を握った瞬間、赤の魔力で作った爆風で体を回転させ剣で雷光を切り裂いたのだ


シャイナ「じょ、冗談だろ…?」

さすがのシャイナさんも大量の魔力を消費して冷や汗をかいている
しかし、その間にも体を治療していた


ジゼット「やっぱり凄いじゃないですか先輩!!」

シャイナ「お前もなァ!!!」



直下コンマ:ジゼット戦闘判定
魔法 +1
魔法 -1


↓2コンマ:シャイナ戦闘判定


コンマ判定:7 成功

コンマ判定:3 失敗


ジゼット成功により+1
シャイナ失敗により+1



7+1-3+1=6

6-6=0


シャイナ
耐久値:0


ジゼット勝利


シャイナ「うっ…クッ…!」

あの一撃で決めるつもりだったシャイナさんはさすがに疲れが見える
一方のジゼットさんは魔力で活性化させた肉体で絶えず攻撃を続ける

防御に徹っしていたシャイナさんがついに体勢を崩す
それを見て大きくジゼットさんが一歩踏み込む

シャイナ「…なんて…な!!」

しかしそれはシャイナさんの演技
体勢を崩すと見せかけて大きく足払いを仕掛けた

ジゼット「読んでましたよ!!」

一歩大きく踏み出した足で跳躍
シャイナさんの足払いが空振りに終わってしまう

落下してきたジゼットさんがそのままシャイナさんを踏みつける
馬乗りの形となり、喉元に剣先を突きつけた


シャイナ「ま、参った……降参だよ…もうとっくにガス欠だ」

その言葉を聞いてジゼットさんは剣を納めて立ち上がる

この勝負、ジゼットさんが勝ったのだ


ジゼット「俺の我儘に付き合って頂いて本当にありがとうございました!!」

疲れたように服の泥を落としているシャイナさんに、丁寧にお辞儀をする

シャイナ「いやいや、俺もいい経験が出来たよ」

ジゼット「でも先輩、やっぱり強いじゃないですか!」

シャイナ「勝った奴が言っても嫌味にしか聞こえねーよ…ちくしょう……先輩としての威厳が…」

テイシロ「お二人とも本当にかっこよくて、本当に凄かったです!シャイナさん、本気を出したらどれだけ凄いんですか?」

ジゼット「おおそうか、先輩は夜じゃないと本気が出ないんでしたっけ?」

シャイナ「……いや…あれが正真正銘『俺』の実力だ。本気の真剣勝負だった」

ジゼット「またまた~謙遜しなくていいですよ。昨日の事もありますし疲れもあったかもしれません」

ジゼット「あの…これから、時々でいいのでお相手してくれませんか?こんなに充実した戦い俺初めてで」

シャイナ「……ん、まぁ気が向いたらな。これからよろしく、ジゼット」

ジゼット「はい!!」

お二人が固い握手を交わす
たった数十分前に出会ったばかりの二人ですが、お二人の間には間違いなく友情が芽生えていました


シャイナ「……はぁ…しかし…後輩に負けてしまったのか」

テイシロ「先輩の威厳ならしっかりと保ててますよ。ほら」


お二人の戦いに歓声が沸いている
闘技場にはいつの間にかギャラリーが出来ていたのだ
お二人の真剣勝負に皆さんも熱くなっていました


シャイナ「それは良かったんだがな……絶対、会長にからかわれるだろうことを考えるとな…」

テイシロ「セツナさんもきっと素晴らしい戦いを称賛してくれますよ」

シャイナ「そんなキャラじゃないぞ、あの女」


シャイナさんが深く深く溜息をつく
本当に憂鬱そうです

セツナさん…本当にそんなことをするんでしょうか?

なんにせよ、お二人の戦いを見て僕はとても大きな憧れの様なものを感じました
もっともっと、お二人のように強くなって戦ってみたい

そう、心に熱い決意が湧いてきました


放課後


ペラリア「え~っと…連絡事項は………そうそう、昨日の今日だからあんま森に近づくないよーに」

ペラリア「野次馬でも魔物の巣には行くなよ!絶対行くなよ!…以上、解散」


さて、放課後です

先生の言った通り、魔物との戦闘があった場所には近づかないようにしましょう

これからどうしましょうか?



1、誰かと過ごす(人物指定)
2、どこかに行く(場所指定)
3、どこかを探索する
4、自由安価

安価↓2

3


>>714選択:3


何処を探索しましょうか?


1、校内
2、森

安価↓2

1


>>718選択:1、校内


校内をぶらつく


イベント判定

1-3  颯爽登場
4,5  ペラリア先生
6-9  愉快な先輩達
0    自由イベント

直下コンマ 


コンマ判定:0  自由イベント



イベント選択

1、颯爽登場
2、ペラリア先生
3、愉快な先輩達
4、自由イベント(イベントの内容を記入してください)


安価↓3

1


>>725選択:1、颯爽登場


ユキナ「とうっ!!」

テイシロ「うわあああ!!」

廊下を歩いていると突然窓を突き破り女性が飛び込んでくる
変態…もとい、ユキナさんだ

テイシロ「ゆ、ユキナさん……驚かせないで下さい」

ユキナ「うふふふふ、御機嫌ようテイシロ君」

両手を広げて迫ってくるユキナさんをさり気なく避けつつ会話を試みる

テイシロ「ユキナさんは窓を割るのがお好きなんですか?」

ユキナ「別に好きなわけじゃないわ。なんかカッコイイでしょ?あ、血でてる」

テイシロ「凄い出血してますよ!?」

ユキナ「いいのいいの、放っていたら直るから」

テイシロ「直る前に死んじゃいますよ!ほ、保健室…」

ユキナ「大丈夫、大丈夫よ?」

ユキナさんが僕の肩を持ち安心させるように言う


よくよく傷口を見ると、いつの間にかふさがっていた
恐る恐る傷口をハンカチで血をふき取る

先ほどまでの怪我は嘘のように消えていた


テイシロ「す、凄いですね…魔法ですか?」

ユキナ「いいえ、呪い」

テイシロ「魔法とは違うのですか?」

ユキナ「似たようなものだけど、ずっと悪質。私は『死ねない体』なの」

テイシロ「そ、そうだったですか……」

触れちゃいけないような事なきがして思わず黙ってしまう
空気が固まってしまう前に何とか話題を探し出す


テイシロ「……そ、そうだ。ユキナさんも生徒会役員なんですよね?」

ユキナ「そうね。一応ね」

テイシロ「昨日は本当にお疲れさまでした。生徒会の皆さんには町の皆が感謝していますよ」

ユキナ「あっ……私は…参加してないのよね~……てへ!」

テイシロ「そ、そうですか……」

さ、参加してない人っていたんですね
配慮が足りませんでしたか…!


テイシロ「え~っと……ユキナさん、今日は生徒会のお仕事は?」

ユキナ「そうそうそれよ!あのねぇテイシロ君!」

ここぞとばかりに身を寄せてくる
何故か足を絡ませられる

ユキナ「お姉さまが私は来なくていいっていうのよ!酷いわよね!」

テイシロ「そ、そうですね……」

ぐいぐいと押し返しながら応える
というかユキナさん…昨日もお仕事に参加できていないのなら、もしかして生徒会の厄介者扱いなんじゃ…

ユキナ「ねぇねぇ慰めて~」

テイシロ「え、え~……」


非常にしつこく絡んでくる
ここは……



1、慰める
2、無理やり話題を変える
3、助けを呼ぶ

安価↓2

3


>>735選択:3助けを呼ぶ


テイシロ「生徒会長!!出番ですよー!!!」

セツナ「はあっ!!」

呼び声とほぼ同時、セツナさんが窓から飛び込んできた
その飛び込んできた勢いと共にユキナさんに膝蹴りが直撃する

この姉妹、窓から登場するのがお好きらしい


セツナ「うちの妹が失礼を」

テイシロ「いえいえ、いつもお疲れさまです」

一撃で機ずつしたユキナさんを引きずって行く
これにて一件落着……


テイシロ「……んぐぅ!?」

壁から手が生え一気に引きずり込まれる
体が壁にめり込んだのだ


壁の中は…以外にも普通の教室

この学校のどこかの教室のようです

口と手を塞がれ上手く身動きが出来ない
しかし、僕の前まで垂れてくる子の特徴的な色の髪の毛は

ユキナ「今日は逃がさないわよ。テイシロ君」

テイシロ「……ッ!?」

なぜユキナさんが?
先ほど引きずられていたはずじゃあ…

ユキナ「さっきのは人形。気絶した私の人形は保健室のベッドに放り込まれているでしょうから直ぐにはセツナに気が付かれないわ」

終わった
ここ数日で何度目かの人生の危機

最近の僕の人生は生き急ぎ過ぎです

ユキナ「静かにして。ちょっと真面目な話があるの」

いつもの声色と違う
どうやらこの行動には何か意味があるようです


ユキナ「ねぇテイシロ君。魔物の巣に行ってみない?」

テイシロ「え!?」

静かにすることを約束に拘束を解いてもらった
だというのについ驚嘆の声をあげてしまう

ユキナ「しっ…静かに」

テイシロ「ご、ごめんなさい……でもどうして?」

ユキナ「姉さまが言っていたのを盗み聞きしたの。『今日、魔物の巣の調査をする』って」

テイシロ「それがどうかしたのですか?」

ユキナ「このことを知っているのは会長であるセツナ姉さまと副会長のエリックだけなの。他の生徒会の子たちには嘘をついてまで調査に行ってるのよ」

テイシロ「………」

ユキナ「どう?面白そうじゃない?」

テイシロ「確かに…少し気になります。……でも」

ユキナ「危険はないわ。私が居る限りテイシロ君は絶対に傷つけさせない。約束する」

ユキナ「私と一緒に来てくれるかしら?」

テイシロ「………」



1、行く
2、行かない

安価↓2

1


>>740選択:1、行く


テイシロ「……行きます」

ユキナ「ありがとうテイシロ君。私のお願いにつきあってもらって」

思わず好奇心に負けて承諾してしまう
先生についさっき言われていたはずなのに…いけない生徒です


ユキナ「危険なものこそワクワクするのよ!それじゃあ行きましょう!!」

ユキナさんにしっかりと手を繋がれ、謎の暗闇の穴に引っ張り込まれる

ユキナ「安心して。これは私が作った魔法の風穴。マーキングしてある場所までひとっ跳びってわけよ」

先ほどここまで引きずり込まれたのもこの魔法なのでしょう

少しだけ後悔しながらもユキナさんと共に魔物の巣窟まで向かった


今日の更新はここまでです

正直マスクを使わないシャイナ先輩がこんなに戦えたことが自分でも驚きです
コンマ神もゾロ目の大盤振る舞いでとてもいい勝負だったように思います



それでは、また

お付き合いいただきありがとうございました


戦闘システムは本当に難しいですね…
一先ずよっぽどの実力差が無い限りワンパン即死だけは無いようにして改良した結果が今なんですよね
自分の為にも計算式は必須ですし、テンポよくする方法としては私が書くの速くなるくらいしか思い浮かばない…
何か改良案があったら是非教えてほしいです

展開的に勝敗が確定しているのはコンマ戦闘しません
実力的に絶対勝敗が覆らない場合もコンマ戦闘しません



そろそろ再開です


魔法の風穴を潜り抜けて出た先は森のどこか

ユキナ「…私たちの方が先に来たようね。見える?あの崖下の穴が魔物の巣らしいわ」

ユキナさんが指さした方向には確かに洞窟らしき穴がある
魔物の巣のすぐ近くにマーキング?をしていたらしい
とても用意周到です

ユキナ「姉さまたちが魔物の巣に行くのを確認してから後を追いましょう」

テイシロ「わかりました……」

木の陰に隠れて生徒会長が来るのを待つ
その間に少し気になっていたことを聞いてみましょう

テイシロ「あの連れていかれた方のユキナさんはお人形なんですよね?」

ユキナ「ええ、よくできているでしょう?」

テイシロ「あの人形、もしかして自立人形だったりするんですか?」

ユキナ「そんなすごいものじゃないわよ。私が姉さまに蹴りを入れられて魔法の風穴のマーキングをしていた壁に叩きつけられた瞬間、予め用意していた人形と入れ替わったの」

ユキナ「だからテイシロ君と触れ合っていた時間は本物よ」

テイシロ「そうだったんですね」


予め用意していたという事は僕が助けに呼ぶのも計算の内で
セツナさんが窓から強襲してくることすら計算していたとしたら……

もしかしてユキナさん、とんでもなく頭のいい人なんじゃ…


もう一つ気になっていた『死なない体』の呪いのお話し
お人形だったからああだったんじゃないかと少し思っていましたが、どうやら本当の話のようです

ユキナ「…!……来たわよ」

ユキナさんの言う通り、セツナさんとその隣の男の人が巣の中に入っていきました

テイシロ「あの男の人は?」

ユキナ「あれが副会長のエリック。家の執事なの」

テイシロ「そ、そうだったんですね……」

セツナさんたちのお家の執事の方が副会長だったんですね
初めて知りました

ユキナ「尾行……の前に、ちょっと手を握ってて」

少し怪しみながらもユキナさんの手を握る

ユキナさんは片手で鞄の中の本を取り出し、その1ページを破り取る
そしてその1ページを飲み込んだのだ

テイシロ「な、なにを?」

ユキナ「これは私特製の詠唱省略術式。まだ完成していないから使い捨てだけど」

ユキナ「さっき使ったのは『封界結界』の魔法。今、私達は誰にも存在を感知できない。効果は1時間、切れるたびに結界を張り直すわ」

テイシロ「わ、わかりました……」

何だかよく分からない単語がたくさんで混乱します
しかし、大体の意味は理解できました。1時間透明人間になるそうです


魔物の巣窟・内部


ユキナ「……うっげぇ…鼻を塞いだ方がいいわね」

テイシロ「…た、確かにそうですね」


洞窟の中には夥しいほどの魔物の死骸
それらの死骸が異臭を放っていました

息をするのすら躊躇われるぐらいの強烈な臭い


ユキナ「幸いエリックが死骸を端に寄せてくれてるから道はあるけれど……」

テイシロ「……い、行きましょうか」

ユキナ「そうね、ここまで来て帰るのは私も嫌だもの」


二人で身を寄せ小さく固まり、いつ死骸の山が崩れて来やしないかと怯えながら進む


そういえばこの魔物の巣窟
これを壊滅させたのがシャイナ先輩だと言っていました

この死骸、もしかして全てシャイナ先輩が?

……さすがに誇張表現だったんじゃないでしょうか?
魔物の親玉を倒したことに尾びれ背びれがついて今日のような噂になったとか

………もし本当だとすれば、シャイナ先輩の本気とは…とても僕では計り知れません?


かなり奥まで歩いた気がします

セツナさんたちはこの巣窟の調査らしいですが、そうとは思えないほど歩みが早い
まるで、『目的があらかじめ決まっている』かのようです

セツナさんたちの歩みが止まる
それに合わせて僕たちも歩みを止める

とても暗い巣の中でしたが、だんだん目が慣れてきたのか巣窟の形が見えてくる
セツナさんが立ち止っている場所、そこが丁度この場所の行き止まりです

そこで…何をしているのでしょうか………?


イベント判定
5以下で???

直下コンマ


コンマ判定:4 うっかり



ユキナ「あ、やば…」

テイシロ「え?」

セツナ「な!?」

エリック「っ!?」


ユキナさんの声に一斉に視線が集中する

さっきまで言葉を交わそうとも決して気が付くことのなかったセツナさんたちもユキナさんを見ている
そしてユキナさんの言葉……きっとこれは…


ユキナ「新しい結界張り忘れちゃった……て、てへ…」

テイシロ「てへじゃないですよ!!!」

セツナ「何故ここに!?」

エリック「尾行ですか、ユキナ様の考えそうなことです」

ユキナ「こ、ここは………」



更にイベント判定
7以上で???

直下コンマ


コンマ判定:1  失敗


ユキナ「こうなれば…!」

僕の手を離して鞄から取り出したのは謎の粉の入った小瓶
それのセツナさんたちに向かって投げつけようとした瞬間

ユキナさんの腕がエリックさんに掴まれる

エリック「忘却の粉……ですね?ユキナ様は大変恐ろしい方です。実の姉にそんなものを使おうとするなんて」

ユキナ「くっ……離しなさい!!」

エリック「セツナ様、如何いたしましょう?」

セツナ「見られたからには仕方ないな……離してやれ」

エリック「よろしいのですか?」

セツナ「ああ、構わん。先に隠し事をしようとしたのは私だ」

セツナ「私とてユキナの立場であったら似たようなことをしただろう。だから、今回は許してやる」

ユキナ「お、お姉さま…」

セツナ「しかし…だ。テイシロ君、君が居たのは少々意外だったぞ」

テイシロ「ご、ごめんなさい……」


ユキナさんは鞄を取り上げられ、二人で正座をしてセツナさんのお話を聞く


セツナ「……というわけだ」

ユキナ「ふ~ん、お姉さまってば私を仲間外れにしたわけじゃなかったのね」


セツナさんのお話を要約すると目的は一つ

『野次馬による二次被害を無くすため』だそうです

生徒たちが魔物の巣の近くの森に近づくことを徹底的に規制し、生徒会の人間にも例外を出さない
そうすることで誰も魔物の巣に近づかせないようにしていたそうです
そもそも進入禁止の魔法結界も張っていたらしい
僕たちは魔法の風穴を使ったので結界を無視してここまでばれずに来られましたが


セツナ「お前を仲間外れにするわけないだろう?この世で誰より愛する可愛い妹よ」

ユキナ「はぁ~!セツナお姉さま…私、イケナイ扉を開きそうですわ!!」

セツナ「もう別の扉が開いているから自重しろ」

セツナ「まぁとにかく、生徒の安全のためを思って秘密にしていたんだ」

セツナ「ユキナには逆効果だったがな」


ユキナ「だけど、お姉さまがそこまでして警戒するなんてこの巣はそんなに危険だったのですか?」

セツナ「ん、そうだな…『危険な場所になる』可能性があったんだ」

ユキナ「理由を教えていただけますか?」

セツナ「それはこれだ」


そう言って取り出したのは1枚の紙


ユキナ「これは……『魔法の風穴』の術式ですか?」

セツナ「そうだ、お前のよく知る魔法の風穴のマーキング。この洞窟の最奥に設置されていた」

セツナ「恐らく昨日の魔物はこの魔法の風穴によってこの場所に放り込まれたらしい。つまり、だ……」

ユキナ「『魔法使いの仕業』…ということですわね」

セツナ「そうだ、お前のような魔法使いだ」

ユキナ「わ、私はそのようなことは決して…」

セツナ「それについては信用している。一先ずここから出よう、学校長に報告して判断を仰がねばならない」

セツナ「私の一存でこの事実を世間に公表していいものか分からない。だから、分かるな?」

ユキナ「ええ、このユキナ、お姉さまとの約束は死んでも守ります」

テイシロ「分かっています。もし僕の事が信用できないのであれば、ユキナさんの持っていた『忘却の粉』を使ってもらってもかまいません」

セツナ「ん、信用しているぞ」


学校までセツナさんたちと戻る
セツナさんとエリックさんはペラリア先生にこのことを報告をしに行きました

帰り際に聞いたセツナさんの話を思い出す

昨日、僕が襲われたあの魔物は王都近辺には居ない魔物らしい
その魔物が突然大量に現れた原因が、あの巣窟の最奥にあったという『魔法の風穴』
魔物たちは自分たちの群れがまるごとあの洞窟に転移された
突然の事態と環境の変化によるストレスで非常に荒れていたらしい。だから僕は襲われたそうです

この事件の犯人は『魔法使い』
すくなくとも魔法の使える人物が協力して行われた事件

目的も分かりません
しかし、この言うと近辺の森にわざわざ危険な魔物を転移したのには理由があると僕は思います

なんて、僕がこんなに考えたところであまり意味はありません
ペラリア先生やセツナさんたちが何とかしてくれるでしょう


僕は……


1、ユキナさんと一緒に帰った
2、一人で帰った


安価↓2

1


>>764選択:1、ユキナさんと一緒に帰った


テイシロ「……なんだか、僕の知らない間に色んなことが起こっていたんですね」

ユキナ「そうね~…生徒会である私も今日初めて知ったわ」

テイシロ「これって……事件…ですよね?」

ユキナ「そうね~…なんだか巨大な陰謀の影が見えた気がするわ」

テイシロ「本当ですか!?」

ユキナ「ううん、嘘。そうだったら面白いな~って思っただけよ」

テイシロ「面白くないですよ……僕は、怖いです」

ユキナ「うふふ、心配しなくても私が守ってあげるわ」

テイシロ「ユキナさんは怖くないんですか?自分の住む場所で怪しい事件が起きていたんですよ?」

ユキナ「怖くないわよ。お姉さまが居るもの」

テイシロ「……そう、かもしれませんけど」

確かに生徒会長が居れば大抵の事は何とかしてくれそうです
しかもこの町にはあのペラリア様まで居るんですから

事が大きくなればなるほど、ある意味安全かもしれません


ユキナ「テイシロ君も想像してみて?『この世界を征服してやる~』って悪い人がいて、その人が『まずは足がかりとしてこの町から潰してやる~。は~っはっは!!』とか考えてたりしたらとってもワクワクしないかしら?」

テイシロ「全然ワクワクしません」

ユキナ「そう?とっても面白いと思うのだけれど…」

ユキナ「やっぱり人生、予想できない刺激が無いと退屈しちゃうでしょ?」

テイシロ「言いたいことは分かりますが、それとこれは少し話が違います」

ユキナ「同じよ。人生短いんだから、なんでも経験してみたいじゃない?」

テイシロ「そ、れは………」

否定しそうになって慌てて口をつぐむ
相手がユキナさんだからだ

ユキナさんの言っていたことが本当なら、ユキナさんは『不死身』の体

だからでしょう
だから、一般的には理解しがたいほどの『危険』を求めている

そうすることで退屈を紛らわせようとしているのかもしれません
これからも永遠に続くであろう、『終われない苦痛』というものを恐れて…


ユキナ「ねえテイシロくん。テイシロくんは好きなことってある?」

テイシロ「好きなこと…ですか?」

ユキナ「そうそう、何でもいいのよ?ワクワクする事とかドキドキしてたまらないもの。私に教えてくれないかしら?」

テイシロ「そうですね……」



1、「学校に通う事。でしょうか」
2、「人とお話する事。でしょうか」
3、「人の世話を焼くこと。ですかね」


安価↓2

3


>>769選択:3


テイシロ「人の世話を焼くこと。ですかね」

ユキナ「へ~珍しい人ね」

テイシロ「自分でも迷惑かなって思うこともあります。でも、そうせずにはいられないというか…」

ユキナ「可愛い少年を見たらついつい追っちゃう感じ?」

テイシロ「なんか違……いえ、同じなんでしょうか?」

そうせずにはいられない性
ある意味、性癖とも似ている……のかもしれません


ユキナ「じゃあじゃあ私に毎日ご飯作ってって言ったら作ってくれる?」

テイシロ「本当に困っているのなら」

ユキナ「う~ん…ご飯はあんまり困ってないから……そうね~…」


イベント判定
5以下で???

直下コンマ

コンマ判定:0  クリティカル


更にコンマ判定
偶数で裏の裏、奇数で本音

直下コンマ


コンマ判定:偶数 裏の裏


ユキナ「……私を殺してくれる?」

テイシロ「え?」

ユキナ「な~んちゃって、困っていたら助けてあげたくなるとかいうから無理を言って困らせちゃった。ごめんね?」

テイシロ「い、いえ……」

ユキナさんはよく分からない人です
いつも子供のようで、出会ったときから自分に素直で
いつも冗談のようなことばかり言う

さっきの言葉も…冗談なんですか?

困っているのなら、なんでもお手伝いしたいと思う
だけど、本当の事言ってくれないと…困ってしまいます


テイシロ「ユキナさん」

ユキナ「なぁに?」

テイシロ「……いつでも僕に甘えてくれていいですよ。ユキナさんが本当に困っているのなら、僕は貴女の力になりたいです」

ユキナ「うふふふ!それじゃあ…えい!!」

ユキナさんが僕の腕に抱き付いてくる

ユキナ「家まで送って?」

テイシロ「はい、お望みとあれば」


いつものユキナさんの行動からは考えられない細やかな甘え方
その理由は…僕にはまだ分かりません

それでも僕は、初めてユキナさんの『本当』を見た気がした





今日は色んなことがありましたね

さて、寝る前に何をしましょうか?



1、寝る
2、星を見に行く
3、明日のお弁当の準備でもしてみる
4、自由安価

安価↓2


>>779選択:3


明日のお弁当の準備をしましょう

全く料理が出来ないわけじゃないはずです

さて、まずは……



料理判定
1ほど悲惨、9ほど上手

直下コンマ


コンマ判定:0  ヤバい


テイシロ「ふぅ……こんなところでしょうか…」

自分でも上手くできたと自信があります

ですが、少しだけ多く作り過ぎてしまいました
明日、お弁当を持ってきていない人におすそ分けしてあげましょう


明日の準備を万全にし、眠りについた



※六日目終了


六日目(裏)


生徒会長セツナと副会長であるエリックは校長室にいた
今日、魔物の巣窟の調査で判明したことを報告するためだ

セツナ「……報告は以上です」

ペラリア「そうかい……う~ん、魔法使いの仕業ねぇ…」

ペラリアはセツナから渡された洞窟内部に合ったという『魔法の風穴』のマーキングを見る
誰か知り合いの魔法使いの仕業かと思っていたが、ペラリアも見覚えが無い

ペラリア「少なくともこの学校の生徒、卒業生じゃなさそうさね」

セツナ「そうですか。心当たりはありませんでしたか?」

ペラリア「『魔法の風穴』なんていうレアい魔法が使える奴なんて限られているからねぇ……パッと思いつく知り合いのそれとは違うとだけ」

セツナ「それで、この事を生徒たちに知らせますか?」

ペラリア「う~ん……いいんじゃないかな。でもちゃんとうちの生徒じゃないって言うんだよ」

セツナ「それは勿論、心得ています」

ペラリア「ちょいとこの紙、私に貸しといてくれるかい?」

セツナ「はい、どうぞご自由に」

ペラリア「ん、あんがと」


ペラリア「私の方でも知り合いに話を聞いてみるよ」

セツナ「はい、ありがとうございます。大きな事件になる前に犯人を何としても特定しなければなりません」

ペラリア「そうさね~……」

セツナ「それでは、我々はここで失礼します」

ペラリア「う~い、お疲れさん」

セツナとエリックが退室する

ペラリアは、犯人の残した『魔法の風穴』のマーキングをずっと眺めている


ペラリア「……最近はどうにも忘れっぽいからねぇ、知り合いな気もするんだが…」

ペラリア「う~ん……」



イベント判定
6以下で………

直下コンマ

クレア先輩の出番がほしい(わがまま)


コンマ判定:9  心当たり

>>787
安価頑張って取ろう!!



ペラリア「……!…そう言えば…アイツ…」

座っていた椅子から立ち上がり白衣から小奇麗なローブに着替える

ペラリア「当たってみる価値はありそうさね……」

マーキングの紙を丁寧に懐にしまう
ローブのフードを深くかぶり直し、裾を体に巻きつける

このローブは『時空窓の布』を使って弟子に作ってもらった魔道具
そのローブに一度包まれれば、望みの場所に『時空窓』を作ることが出来る

ペラリアはある場所に弟子の元に向かった……



※六日目(裏)終了

【リザルト】

名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:3  基礎であればちゃんと魔法が扱える
身体能力:2(1)体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常)気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】


『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物


【七日目開始】


体調判定
1ほど悪い、9ほど高い

直下コンマ


コンマ判定:2  かなり悪い






体が重い

四日ぶりでしたでしょうか?

またまた来てしまったようです

何も今日来なくてもいいでしょうに

酷く憂鬱になる

折角いいお弁当が出来たのだからできれば学校に行きたいですが……



1、行く
2、休む

安価↓2

1


>>795選択:1、行く


行きましょう

多少熱もありますが大丈夫です

こんなことには慣れっこです

これくらい我慢して見せます

バトロイドさんに体調が悪い事を悟られないようにしながら学校に行く支度をした



遭遇判定
5以上で誰かと会う

直下コンマ


コンマ判定:0  クリティカル



人物指定
安価↓3

よっしゃ、クレア先輩安価がとったぞー!


>>803選択:クレア



クレア「おはよう、テイシロ君」

テイシロ「…ん……ああ、クレア先輩。おはようございます」

クレア「…?なんだか調子悪いの?」

テイシロ「え!?そ、そんなことないですよ」

クレア「本当?なんだか顔がいつもより赤いけど…」

テイシロ「これは寝起きだからですよ。体がまだ熱を持ってるんですね、あはは……」

クレア「ほ、本当にそうかな~…なんだか挨拶も元気が無かったし」

テイシロ「大丈夫ですよ!ほらほら!!」

ブンブンと腕を振って元気をアピールする

クレア「う、う~ん…なんだか空元気にも見えるけど……辛かったら保健室に行くんだよ」

テイシロ「はい、お気遣いありがとうございます」


クレア先輩に見抜かれないか冷や冷やしながら登校した


授業中


先生の話が入ってこない

頭がぼーっとして集中できません

少しだけ…少しだけ…眠ることをお許しください

腕を枕にし、体の力を抜いた



体調判定
3以下で完全ダウン

直下コンマ


コンマ判定:2  完全ダウン


昼休み


ダメでした

完全に悪化しています

一歩もここから動けそうにもありません

せめて…この弁当を……誰かに食べてもらいたい……


僕は……



1、お弁当を渡しに行った(人物指定)
2、保険の先生にさし上げた

安価↓2


>>810選択:1、クレア先輩



今日の更新はここまでです


テイシロ君はまだまだ戦える段階に居ないので序盤の戦闘は(裏)で生徒会の人たちが頑張ってくれます
戦闘を行うには最低でも魔法力:5が必要です


それではまた

お付き合いいただきありがとうございました

乙でした。
やっぱり成長しなあかんのね。
その点でシゼット君やクレアさんは協力してくそう。

アリスさんみたいに主人公が関わることで他のキャラも成長していくのかな?

名前:エリキュリアス・フォリナー
性別:男性
種族:デミエルフ(人間とエルフのハーフ)


魔法力:10   エルフとしても上位の実力者
身体能力:7   素早さだけなら一級品
精神力:10   彼の行動理念はただ一つ 


年齢は22歳
身長は193cm。王立魔法学校5年。『生徒会副会長』
2回留年している
耳を隠すようにした長めの金髪と緑色の瞳を持つ
規律に厳しく、無駄を嫌う性格
イリティルミナの姉妹に仕える執事であり、この二人に対してはとても従順
普段から誰に対しても敬語を使い、人に疲れを決して見せず常ににこやかな笑みを浮かべている
幼いころに奴隷として売られていたが、セツナがとても気に入りイリティルミナ家が買い取って今に至る
イリティルミナ家、特にセツナに絶対的な忠誠を誓っている
好きなものは綺麗な場所とガーデニング
嫌いなものはエルフと喧しい人




【特殊能力】



『魔法』
起源五色の内『白』と『赤』と『青』
得意な魔法は『身体強化』と『錬金術』



『魔道具:エリックの手袋』
常に身に着けている自作の黒い手袋
魔力を流し込むことで強度が上昇する
汚れがとても落ちやすい


>>813
御名答です!
強く関わりを持つことでテイシロだけでなく、そのキャラクターも大きく成長します
一見これ以上強くなりそうにないキャラクターも成長します



必ずしも成長しなければストーリーが進まないということはありません
しかし、折角の固有魔力ですので戦いたいですよね

戦わない場合は色んな人と話してイチャコラするか悩みを聞いてあげるとストーリーが進展します



あと20分くらいで再開です


ジゼット「お~いテイシロ、そろそろ起きろ。食堂行こうぜ」

テイシロ「じ、ジゼットさん……」

ジゼット「お、おい?顔色ヤバいぞお前」

テイシロ「ええ…ですので……保健室に行ってきます…」

ジゼット「お、おう。連れていこうか?」

テイシロ「いえ…ジゼットさんには…これを……」

鞄の中から大きめの包みを取り出す
この包みは、今朝僕を心配してくれていた……


ジゼット「こ、これは…!?」

テイシロ「お弁当…です…。どうかこれを……クレアさんのところに……」

ジゼット「クレア先輩にだな……分かったぜ…お前の思い、確かに受け取った」

テイシロ「ありがとうございます……これで……ここ…ろ…おきなく………がくっ」

ジゼット「テイシロ―!!!」


この後教室で騒いでいるのをマリシアさんに怒られた

そして、僕はマリシアさんに連れられて保健室に向かった
ジゼットさん…無事に届けてくれていればいいんですけれど


昼休み


『貴方は馬鹿ですか!』と保険室の先生とマリシアさんに叱られた後、ベッドで休んでいる

寝苦しくてとてもじゃないがゆっくりできない

しかし、これはそういう病気
我慢する以外ありません


今はこの保健室で一人きりです

ベッドの上で苦しんでいると、誰かが保健室にやってきました

その人は……



1、保険室の先生
2、人物指定

安価↓3

1


>>821選択:1、保健室の先生



先生は…


性別判定
偶数で男性、奇数で女性

直下コンマ


コンマ判定:偶数 男性


種族判定
偶数で人間、奇数で亜人。ゾロ目で魔物

直下コンマ



この先生の名前(苗字アリが望ましい)
安価↓3

ピーター=オーツ


コンマ判定:偶数 人間
>>828選択:ピーター=オーツ



ピーター「具合はどうですか~?」

保健室の先生、『ピーター=オーツ』先生が戻ってくる


テイシロ「とっても寝苦しいです…」

ピーター「そらそうだろうね。39度は出てるから」

ピーター「しっかしこどうして学校に来たの?もしかして授業中に突然?」

テイシロ「い、いえ…朝から我慢してて」

ピーター「無理しなて来なくてもいいんだよ?こっちも事情は知ってるし」

テイシロ「いえ…そう言うわけにはいかなくて……」

ピーター「何か大事な約束でもあったのかい?」

テイシロ「いえ、今日はとっても上手にお弁当が出来たので誰かに食べてもらいたくて…」

ピーター「な~に言ってるんだ君は……はぁ…本当に馬鹿だなぁ。取り敢えず寝られるように薬でも使う?魔法でもいいけど」

テイシロ「は、はい…お願いします」


ピーター先生に呆れられながらも看病してもらった
先生が処方してくれた薬のおかげで幾分か気が楽になった


体調判定
8以上で回復

直下コンマ


コンマ判定:2 気分が悪い



ピーター「う~ん、全然よくならないね」

保健室のベッドで休んでから1時間くらいたっている
しかし、全く熱が治まる気配がありません


ピーター「この様子じゃあもう授業は無理そうだね。帰ろっか?」

テイシロ「う…う~ん……そうですね……」

ピーター「それじゃあ担任の先生は~…っと、ペラリア先生だったよね?」

テイシロ「はい…」

ピーター「それじゃあ先生に早退することを伝えてくるから。ちょっと待っててね」


結局僕はその日、早退することになりました

我慢できると思ったんですが……今日は特別熱が酷い日みたいです



夕方


ピーター先生に家まで連れていってもらいました
今日はお薬も貰って先生に迷惑かけっぱなしです

そろそろ学校も終わる時間でしょうか?

そんなことを考えていると……



お見舞いイベント

人物指定

安価↓2

クレア


>>835選択:クレア
※あんまり今まで意識していませんでしたが連続安価所得の場合に安価↓にずらすことにします。なので今回はセーフ


呼び鈴が鳴る
誰かが来たようです

しかし、それに応える気力もありません

大声も出る気がしません

こんな時にわざわざ呼び鈴を使う常識のある人であることが悔やまれます

一体誰なんでしょうか?

窓から顔を出す

訪ねてきていたのはクレアさんでした

窓から顔を出した僕に気が付いてくれたようで、ジェスチャーで鍵が開いていることを伝える

その意図も伝わり、クレアさんが僕の家の中に入る

きっと今日のお弁当箱を返しに来てくれたのでしょう


クレア「お、お邪魔します…」

怖々といった雰囲気で僕の部屋まで来てくれる

クレア「具合は大丈夫?」

テイシロ「あんまり良くはないですね…雑な応対でごめんなさい」

クレア「そんなことないよ。病気?なんだよね、あまり長居しちゃ迷惑だね」

クレア「今日のお弁当、ありがとう。人生で一番おいしいご飯だったかも」

テイシロ「それは褒めすぎですよ、でもよろこんでいただいて何よりです」

クレア「あんなにおいしいお弁当、どうして私に?もしかして……」

テイシロ「あ、それは……今朝、僕の事を心配してくれてましたよね?」

クレア「ああ、うん。朝から調子が悪そうだったもの」

テイシロ「それが理由ですよ」

クレア「え!あ、そうなんだ。……あはは、あんまりに突然だったから勘違いしちゃった」

テイシロ「勘違い…ですか?」

クレア「うん、『好きです!』なんて告白されちゃうかと思ってビックリしちゃった」



感情判定
1ほど恋愛ごとに初心、9ほどまだよく分からない

直下コンマ


コンマ判定:7 まだよく分からない



テイシロ「あはは、クレアさんの事は勿論好きです」

テイシロ「でも、僕にはまだその恋愛的?なことはよく分かりません」

クレア「そうなんだ。う~ん…私もこの年になってもよく分からないのよね~」

テイシロ「いつか素敵な人が現れますよ。クレアさんはとてもいい人ですから」

クレア「あはは、ありがとう。もうちょっとお話ししたいけど…そろそろ帰るね?」

テイシロ「はい、わざわざ来てくれてありがとうございました」

クレア「しっかり休んで、明日は学校来るんだよ?」

テイシロ「はい、お気遣いありがとうございます」


こうしてクレアさんは帰っていった

クレアさんは先輩ですがなんというか…とても話しやすいです
気が張らないというか…なんだか落ち着くオーラを放っているかのような温かい人です

しかし、恋愛ですか…
イマイチ自分とは縁のないもののように思っていました

自分もあと2年で結婚が出来る年になる
そういうことにも興味が出てくるのでしょうか?

今はまだ、全然実感が湧いてきませんね


イベント判定
6以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:8  新たな来訪者


お見舞いイベント

人物指定

安価↓2

ユキナ


>>850選択:ユキナ


ユキナ「はろはろ~テイシロくん」

テイシロ「……」

再びベッドに戻って休もうとしたとき、何故かユキナさんが僕の部屋の中に居た

もう、驚く気にもなりません

きっとこの人なら便利な道具や魔法を使って難なく侵入してくるであろうことは理解していますから


ユキナ「心配したわよ~。早退したんですってね?」

テイシロ「お見舞いに来てくれたんですか?」

ユキナ「ええ、そうよ」

テイシロ「ちゃんと人の部屋に入る時は挨拶をしないといけませんよ」

ユキナ「あら意外な反応。やっぱり窓からの方がインパクトあるかしら?」

テイシロ「窓を壊すよりかは幾らか此方の方がマシですが……」


ユキナ「その病気、生まれつきなの?」

テイシロ「はい、生まれてからずっとです。慣れたものですが、やっぱり辛いですね…」

ユキナ「う~ん…大変そうねぇ……私がお薬作ってあげようかしら」

テイシロ「今まで僕を見てくれたお医者さん、誰も原因が分かりませんでしたし…薬を作るのは難しいと思いますよ?」

ユキナ「そ~お?ふふ~ん、ちょっとお姉さんに見せてみなさい。ほらほら~服…ぬ・い・で?」

嫌に色っぽい声で脱衣を命じてきます
ここは……



1、素直に従う
2、話題を変える
3、自由安価

安価↓2

2


>>854選択:2、話題を変える


身の危険を感じ取り、話題を即座に変更する


テイシロ「ユキナさん、生徒会のお仕事は?」

ユキナ「ん~…テイシロくんが心配でサボっちゃった」

テイシロ「ダメですよそんなことをしたら。お気持ちは十分に伝わりました、どうぞお仕事に戻ってあげてください」

ユキナ「う~ん……そうね、テイシロくんがそう言うなら戻ってあげようかしら」

テイシロ「はい、皆さんきっとユキナさんが居なくて困っています」

どうにか危機から脱出する


ユキナ「それじゃあ帰るけど……ちょっと警告よ」

テイシロ「なんでしょうか?」

ユキナ「その病気、お医者様にも原因が分からなかったって言ったわよね」

テイシロ「はい、それがどうかしましたか?」

ユキナ「それなら、『他の原因』があるんじゃないかしら?」

テイシロ「『他の原因』……?それってなんの事ですか?」

ユキナ「さぁ?私にもよく分からないわ、でもお医者様以外お人ならもしかしてわかるかもって話よ」

帰り際に額に軽く口づけをされて、ユキナさんが魔法の風穴に消えていく


他の原因……?
ユキナさんが僕に伝えたかったことって一体?

僕はそのことばかり考えて、僕の部屋にユキナさんの魔法の風穴のマーキングがされていたという事実に全く気が付かなかった





バトロイドさんに食事を持ってきてもらう

体調が悪いことを黙っていたことをとても怒られてしまいました

まだ、体調がよくなりません

直すには寝るくらいしか対策がありません

僕は……



1、寝た
2、バトロイドさんと話す
3、自由安価

安価↓2

1


>>859選択:1、寝る


やっぱり寝ることにした



※七日目終了


【リザルト】


名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:3  基礎であればちゃんと魔法が扱える
身体能力:2(1)体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常)気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物


【八日目開始】


体調判定
1ほど悪い、9ほど良い
休んだ +1

直下コンマ


コンマ判定:6+1  調子が良い






昨日一日、無理をしてしまったので長引くかもしれないと思っていましたが
どうやら杞憂だったようです

今日は調子が良いです

この調子が昨日だったらよかったのに……

キッチリと支度をして学校に向かった



1、シーラを起こしに行く
2、イベント判定

安価↓2


>>867選択:2


イベント判定
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:6 知り合いと遭遇


人物指定
安価↓2

クレア


>>874選択:クレア


クレア「おはようテイシロ君」

テイシロ「おはようございますクレアさん」

クレア「今日は調子良さそうだね」

テイシロ「はい!この通りです!」

ブンブンと腕を振って元気をアピールする

クレア「あはは、もう。それって昨日もやってたよ?」

テイシロ「今日は本当に元気ですよ!」

クレア「うん、ちゃんと顔色もいいしね」

クレア「でも、あんまり無理しちゃあだめだよ?病み上がりなんだから」

テイシロ「はい、善処します」

クレア「それでね、お料理の事なんだけど……」


クレアさんと料理の事について話しながら登校した
しかし、言うほど僕は料理が出来るわけではないのであまり力にはなれませんでした

僕に料理のコツを聞くほどおいしかったんでしょうか?
そこまでの物だったと思えば、自分で食べられなかったことがとても惜しいですね…


教室に入る

皆さんに朝の挨拶を交わし自分の席に着く

隣の席でジゼットさんが自分の机と睨めっこをしています

なにやら眉間に皺を寄せて唸っています


テイシロ「おはようございます、ジゼットさん」

ジゼット「ん?ああ、おはよう」

今ようやく僕が隣の席についたことに気が付いたようです
いつもはジゼットさんから挨拶をしてくれるのにとても珍しいです

テイシロ「何かあったんですか?」

ジゼット「ん?ああ……っておっととと!あはは…」

先ほどまで机の上に置いてあったメモ帳を何故かしまいます

しかも不自然な笑み、何かあったようです

テイシロ「よければ僕が相談に乗りますよ?」

ジゼット「あ、う~ん………う~ん……」

とても悩んでいます


イベント判定
5以上で話してくれる
平民  -2

直下コンマ


コンマ判定:66 ゾロ目


ジゼット「そう…だな……失敗はできないからな」

ジゼット「恥を忍んで、お前に聞きたいことがある」

テイシロ「なんでもどうぞ。出来る限り力になります」

ジゼット「それじゃあ……」


1、昼休み
2、放課後

安価↓2

2


>>880選択:1、昼休み



ジゼット「……昼休み、空けておいてくれ」

テイシロ「分かりました」


ジゼットさんから相談事を持ち掛けられました

あのいつも明るくお喋りなジゼットさんがあんなにも真剣な表情で、しかも恥を忍んでと来た

どんな悩み事なんでしょうか?



※昼休みの予定が決まりました


昼休み



食堂

ジゼットさんに連れられて、昼食をとりながら話をする


テイシロ「……デート…ですか」

ジゼット「ああ…初めての事でな、ほとほと困り果ててたんだ…」


ジゼットさんから持ち掛けられた悩み
それは、『明日のお休みの日に婚約者の方とデートに行くこと』でした

ジゼットさんが言うには、小さなころに一度お会いしただけでほとんど話したことが無いらしい
女性への耐性も無く、紳士的なエスコートの仕方も分からない
だが、未来の旦那様として相手の方に任せることは絶対にしたくないらしい

そもそも婚約者が居たことにも驚きですが、それ以上に僕も困ってしまいました
僕もこういう色恋沙汰や恋愛ごと、男女間の付き合い方には素人もいいところです

つい昨日、『縁の無いことだな~』なんて呑気に考えていたばっかりです


ジゼット「平民のお前に聞いても答えにくいことだとは思ったんだがな、俺とて相手の女性に失礼を働きたくないんだ」

ジゼット「父上は『お前のやりたいようにすればいい』と仰っていた。俺がやりたいことって…なんだよ!?」

テイシロ「いや、僕が知ってるわけないじゃないですか…」

ジゼット「俺は…俺はどうするべきなんだ!!答えろ…答えてくれ!テイシロ!!!」

テイシロ「え、えっと………」



1、素人同士が話し合っても仕方がない、恋愛のプロを探す
2、自分なりに解決策を模索する

安価↓2


>>885選択:2


自分なりに解決策を考えてみましょう


テイシロ「え~っと…まずはお相手の女性に満足していただくことが大事ですよね」

ジゼット「お、おう!そうだな!」

テイシロ「お相手の方はどんなものが好きなんでしょうか?」

ジゼット「す、好きなもの?……えっと…えっと……『紅茶』だ。紅茶が好物だって言ってたぞ!」

テイシロ「それなら喫茶店なんかはどうでしょうか?」

ジゼット「き、喫茶店か…でも俺美味しい紅茶を出してくれる店なんて知らないぞ?」

テイシロ「それなら……」


知識判定
5以上でお勧めの店を紹介できる
平民 -1

直下コンマ


コンマ判定:8-1 成功



テイシロ「僕がお勧めのお店を紹介します。場所は……」

ジゼットさんが差し出してくれたメモ帳にお勧めのお店を数件、紹介する

ジゼット「お、おお…!なんて頼りになるんだテイシロ!!」

テイシロ「それほどでもありません。喫茶店だけじゃなく、紅茶を買いに行ってもいいかもしれませんね」

ジゼット「な、成程……」

テイシロ「紅茶の茶葉の専門のお店も知っています。是非行ってみてください」

ジゼット「あ、ありがてぇ!!他には、他にはなんかないのか!!」

テイシロ「そうですね……」


デートをするためのお勧めのお店は紹介できました

他に必要そうなデートの心得は……



1、服装…でしょうか?
2、礼儀作法…でしょうか?
3、さり気ない気遣い…でしょうか?
4、自由安価

安価↓2

3


>>890選択:3


テイシロ「さり気ない気遣い…でしょうか?」

ジゼット「さり気ない…気遣い…!?」

テイシロ「ええ、一流の男性として必要なことです」

テイシロ「まず第一に相手に気遣いを感じさせない。それくらい自然に相手の女性を思いやること」

ジゼット「気遣いを感じさせない…か」

テイシロ「絶対に気付かれてはいけないわけではありません。場合によっては気付いてもらった方がいいこともあります」

ジゼット「そうなのか!?」

テイシロ「相手の方に『自分の事をとても大事にしてもらっている』と感じていただければこの勝負、勝ったも同然です」

ジゼット「マジかよ!?」

多分ですが

テイシロ「他にも……」


ジゼットさんに自分が思いつく限りの自然なエスコートの仕方をレクチャーした
……素人の意見ですが本当に大丈夫なんでしょうか?

いえ、指導している以上僕が自信を無くしてしまったらお終いです
自信をもって一流の気遣いを指導した



指導判定
6以上で成功
性格 +2

直下コンマ


コンマ判定:9+2 成功



ジゼット「……どうだった?」

テイシロ「……もう…僕からは何も言うことはりません」

ジゼット「それじゃあ…!?」

テイシロ「ええ、君は立派な一流の紳士です」

ジゼット「うおおおおおおおおおお!!」

感極まったジゼットさんに抱き付かれる
薄らと目尻に涙が浮かぶ

ジゼットさんは無神経な人ですから指導をするのに大変苦労しました

しかし、見事最終試練を乗り越えたのです

ジゼット「恩に着るぜテイシロ!!」

テイシロ「ええ、絶対に…成功させてくださいね」

ジゼット「ああ、勿論だぜ」

二人は、固い握手を交わした


余談だが、今日のこの僕の紳士的振る舞いの指導が一部の女子生徒に知れ渡っていた

最終試練のデート予行演習のせいで僕たちがそう言う関係なんじゃないかと密かに噂になっていたそうです



今日の更新はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


う~ん…男友達かぁ、新キャラ出そうとするとどうしても先輩になる傾向があるのであと一人くらいは同級生の男キャラ欲しいですね
というわけで今作りましょう


新男友達の種族判定
偶数なら人間、奇数なら亜人

直下コンマ

募集した中の一年生キャラは?


コンマ判定:奇数 亜人


更に直下コンマがこのキャラの魔法力


安価↓3で名前をお願いします


名前:レオディーノ・カルディン
性別:男性
種族:カオス(他種族の雑種)


魔法力:4   多くの血が混じり、魔法をうまくつけない
身体能力:8  他種族の色々な特徴を併せ持つ
精神力:3   ひどく不安定


年齢は13歳
身長は164cm
多くの種族の祖先を持ち、種族名の無い雑種。便宜上『カオス』と言う種族



簡易プロフィールはこんな感じです
あとで完成版をあげます


>>904
募集キャラとは別に欲しかったんです
1年生の新キャラとして募集キャラも居ますよ




それではそろそろ再開です


放課後


先生からの連絡事項も特にありませんでした

さて、何をしましょうか?



1、直ぐに帰る
2、校内探索
3、特訓
4、自由安価

安価↓2

2


>>913選択:2、校内探索



イベント判定

1-5  愉快な先輩達
6-8  旧校舎裏
9,0   意外なお二人

直下コンマ


コンマ判定:0  意外なお二人


校内探索をしていると意外な組み合わせのお二人を発見してしまった

気になり声をかけてみる

テイシロ「こんにちは」

セツナ「こんにちは、何か用か?」

僕が話しかけたのはセツナさんと…

ジゼット「おおテイシロ!何の用だよ?」

そう、ジゼットさんです

なんの接点も無いように見えるお二人です
しかし、今日の僕はジゼットさんのお話を聞いてあることが思い浮かびました

テイシロ「ちょっといいですか?」

ジゼット「ん?なんだなんだ?」

ジゼットさんだけを引っ張り、こそこそと小さな声で話す


テイシロ「ジゼットさんの婚約者ってもしかして……セツナさんなんです?」

ジゼット「ぶほっ!!そんなわけないだろ!!」


どうやら違ったようです
それならどういう関係なんでしょうか?


セツナ「なんだ?私だけ仲間外れにして、少し寂しいぞ」

ジゼット「す、すみません生徒会長!何でもないんですよ本当に!!あはは…」

テイシロ「お二人はどういう関係なのでしょうか?と聞いたんです」

セツナ「ああ、成程な。確かに珍しい組み合わせかもしれないな」

ジゼット「生徒会に勧誘されたんだよ」

テイシロ「ああ、なるほ…ってええ!?」

またしても他の人に先を越されてしまいました

セツナ「あのシャイナを1対1で倒した1年生と聞いて気になってな、実力も見せてもらったが1年生としては十分以上の実力だったよ」

セツナ「まぁ結局断られてしまったがね」

テイシロ「ええ!?どうしてですか?」

ジゼット「う~ん俺もよく考えたんだが、生徒会は生徒会と言う組織でこの学校の生徒を守っているだろ?」

ジゼット「俺はこの学校の生徒だけじゃなくって、この王都に住む人々を守りたいんだ」

ジゼット「だから、生徒会と言う組織はかえって俺の理想の邪魔になる気がして辞退したんだ」


セツナ「生徒会が枷か、ははは!どうだテイシロ君?私には勿体ないいい男だろう?」

テイシロ「え、ええ…この学校の生徒の憧れである『生徒会』をそんな風に思う人…初めて見ました」

ジゼット「そ、そんなに褒めないで下さいよ!」

セツナ「いやいや、この学校と生徒を守ることで手いっぱいな私とは比べ物にならない器だ。その志、大事にしろよ?」

ジゼット「はい!!」

セツナ「それでは、私は失礼するよ」

ジゼット「はい!わざわざありがとうございました!!」


大変上機嫌そうにセツナさんが去っていく
その後ろ姿を、目を輝かせて眺めているジゼットさん


ジゼット「はぁ……生徒会長…綺麗な人だよなぁ。俺…惚れてしまいそうだ」

テイシロ「ジゼットさんには婚約者がいるんですよね?」

ジゼット「勿論その人が一番だけどよ、俺…あんな綺麗な人に話しかけられたの初めてで舞い上がっちゃってさ……ああ、変なこと言わなかったかなぁ俺」

テイシロ「う、う~ん…少なからず、とんでもないことは言っていましたね」


まだ夢見心地な様子のジゼットさん
凄い人で、尊敬できる人なんですがイマイチ締まらない人です

生徒会に勧誘されて、それを断ったジゼットさん
その理由も、志も素晴らしいものです

そして、そのジゼットさんの大言壮語とも言える信念を笑って認めたセツナさん

お二人とも、とても器が大きくてカッコイイ人だと思いました


イベント選択


1、愉快な先輩達
2、旧校舎裏

安価↓2

2


>>921選択:2、旧校舎裏


なのですが!とっとと新キャラ出し終わりたいので1を先に済ませます


ジゼットさんを置いていき、校内を歩いていると言い合いをしている生徒を見つけました

あの人たちは……


???「先輩!先輩は本当は何歳なんですか!?」

あの特徴的なシルエットの人は…『チャヒチ』さんです
マツテンの獣人で僕と同じクラスの方です

???「そうですよ先輩、先輩はそもそも何回留年してるんですか?」

そのチャヒチさんの隣で大きな先輩を責め立てているのが『ルティア・オーリス』さん
チンチラの獣人で1年生の人と間違えて話しかけてとても怒られたことがあります
学年は2年生だそうです


???「いや、ちょっと待って君たち。俺の年齢を聞くのはまだしも何故俺が留年している前提?」

そして二人に責め立てられている大きな先輩『テオ』さんです
ヘラジカの獣人でとてもおっとりとしたマイペースな先輩です
学年は4年生


チャヒチ「先輩の年齢は?」

テオ「人間換算で18歳くらい」

ルティア「学年は?」

テオ「4年」

ルティア「なんで先輩なんかが進学できているんですか?」

テオ「いや待て待て進学していいじゃん」

チャヒチ「魔法力が俺とそんなに変わらないのに?」

テオ「そうだけどさ…やめなよ傷つくから……」

テオ「それをいうならルティアだって魔法下手くそだろ」

ルティア「わ、私は…その……頑張っているからいいんです」

テオ「おうコラ何だその理論は、まるで俺が頑張ってないみたいじゃないか」

ルティア「でも実際、よく授業をサボってるじゃないですか」

テオ「ま、まぁな…頑張ってないな」

ルティア「ほら!絶対先輩は何回か留年してますよ!そうじゃないとおかしいです!!」

テオ「悔しいからって俺に当たらないでよ……」


チャヒチ「そもそも18歳くらいっておかしくないですか?」

テオ「は、はぁ!?お、おかしくないし…に、人間の基準に合わせてるだけだし!」

チャヒチ「………先輩、お年は?」

テオ「だ、大体18くらい」

チャヒチ「先輩、時間の流れっていうのは決まってるんですよ?年齢にだいたいなんてものは存在しないんですよ?」

テオ「は、はぁ?だ、だからなんだよ……えっと……そうだ!そもそも俺は学校にちゃんと入学できてるだろう?ほら証明終了!終わり終わり!!」

チャヒチ「あ、怪しい……露骨に怪しいですよ」

テオ「う…ううぅ………あ、おい!ポーラ!君もなんか言ってやってくれ!!」

ポーラ「え!?なに!?何の話!?」


たまたま近くを通りかかったポーラと呼ばれた先輩
『ポーリノリア・クロステュード』さん
学年は4年生で、皆さんからポーラという愛称で呼ばれています

※微修正

たまたま近くを通りかかったポーラと呼ばれた先輩
皇帝ペンギンの獣人、『ポーリノリア・クロステュード』さん
学年は4年生で、皆さんからポーラという愛称で呼ばれています


テオ「ポーラ、お前何歳だっけ?」

ポーラ「え!?……あ、えっと……人間換算で18歳くらいかな」

テオ「ほら見ろお前たち!やっぱり俺は間違っていなかっただろ!」

ポーラ「は、話の筋がよく分からないんだけど…?」

テオ「この後輩どもがな、俺が人間換算で18歳くらいっていうのはおかしいって言うんだ」

ポーラ「あっ…そ、そう……」

ポーラさんの顔から血の気が引く
ダラダラと冷汗を流しています

チャヒチ「まさか…グルだったとは…」

テオ「そうじゃねーよ!な、ポーラ?」

ポーラ「え、えぇ…そうよね。年齢なんて大体でいいわよね……うん…」


ルティア「先輩二人がグルとなれば………ナナリー!!」

また、たまたま近くを通りかかった人が声を掛けられます
彼女は『ナナリー・クローヴァス』
なんと人格を与えられたゴーレム(人造人間)だそうです
年齢は16歳、学年は2年生


ナナリー「ボクにご用事?」

ルティア「この怪しい先輩にバシッと言ってあげて!」

ナナリー「なにを??」

ルティア「年齢がだいたいなんておかしいわよね?ね?」

ナナリー「う~ん……」

テオ「ナナリー…おかしく…ないよな?」

突然テオさんが服を脱ぐ
そして自分のしっぽをナナリーさんにふりふりと見せつける

ナナリー「もふもふ~!」

迷わずナナリーさんはテオさんの腰に抱き付く


テオ「ふっふっふ……勝負あったな」

ルティア「ひ、卑怯ですよ!ナナリー!こっちの男にならいくらでも遊んでいいわよ!」

チャヒチ「勝手に僕を売らないで下さいよ!?」

テオ「ナナリーもこうして『先輩は18歳だよ~』って言ってるだろ?」

ルティア「言ってません!」

テオ「例えお前らがそう思おうが、俺の年齢は18歳くらいなんだ」

ポーラ「そ、そうよルティアちゃん、チャヒチ君。大体18歳くらいなら問題ないんじゃないかしら?」

テオ「そうだそうだ!例えポーラが5じゅ……ゴフッ!!」

何かを喋ろうとしたテオさんの喉にポーラさんの強烈な手刀が決まる


チャヒチ「え?今…5じゅ…」

ポーラ「言って無い」

チャヒチ「いやでも…」

ポーラ「言って無いわ。いいわね?」

無言でチャヒチさんが頷く

そのあとポーラさんは苦しそうに地面で蠢いているテオさんをナナリーさんから引き離し
テオさんを引きずってどこかに行ってしましました


呆然とした様子で二人を見送るチャヒチさんとルティアさん

テオさんから引きはがされたナナリーさんは、今度はルティアさんのほっぺたに目をつけて触ろうとしています

皆さん、僕の知り合いでいい人…というよりは面白い人たちです

面白いものが見れたとその場を離れ、旧校舎まで向かいました


旧校舎の裏に向かう

魔力の光が少しだけ見えた

恐らくきっと……


テイシロ「こんにちは、アリスさん」

アリス「なんの用事?」


予想通り、アリスさんが魔法の練習をしていました


テイシロ「僕も魔法の練習に」

アリス「……そう、好きにすれば」


そういえばアリスさんと会うのはあの魔物に襲われた日、以来でしょうか?
それまでの間、何もしていないというわけではありませんでしたが練習をおろそかにしていたように思います

二人で競い合う決意をしたばかりだというのに

ここは……


1、アリスさんの邪魔をしないように黙々と練習
2、成果を聞く
3、教えてもらいながら練習する

安価↓2


>>932選択:1



アリスさんの邪魔をしないように黙々と練習をする

アリスさんも、僕をまるで気にしていないかのように練習を続けている

お互い無言のまま練習を続けた



※少しだけ魔法力成長した。あと2回ほどの成長で魔法力が上昇します


日が暮れる

そろそろ下校しなければいけない時間です

もう終わりましょうかと声を掛けようとしたとき、アリスさんから声を掛けられた


アリス「…………い、一緒に帰ってあげてもいいわよ」

その言葉に勿論僕は頷いた

荷物を纏めて二人で帰る

また、無言の間が続く

何か話題を……


アリス「……ねぇ」

テイシロ「どうしました?」

アリス「……あの時はありがと、私…気絶してたらしいわね」

テイシロ「礼を言うなら僕たちを助けて頂いた生徒会の先輩にしてあげてください」

アリス「いいの!私がアンタにも言いたかっただけなんだから!!」


アリス「……私、この学校に通い始めて魔法がちゃんと使えるようになって…強くなっていたような気がしてたの」

アリス「でも…実際はそんなことなかった……。魔物に会って情けなく気絶しただけ」

アリス「アンタみたいに…友達を助けようとすることも出来なかったわ」

テイシロ「………」

アリス「……あの日から、どうしても練習に身が入らないの」

アリス「こんなことしても、また情けない姿をさらすだけじゃないかってね」

アリス「……やっぱり、強さっていうのは生まれつき決まってるのかしら?」

テイシロ「………」


アリスさんから、心の弱さを吐露される

こうして僕にこんなことを言うことは、相当参っているようです

どうにかして彼女を励ましてあげたい


アリス「……はぁ…なんて、アンタに言ってもね」

アリス「偶には愚痴でも言わないと、アンタといると辛気臭さが移っちゃいそうだっただけ。気にしなくていいわ」

テイシロ「………」



1、『僕も…同じです。僕もアリスさんと一緒で、不安でしょうがないです…』
2、『それじゃあ、一緒に特訓しますか?』
3、『そんなに弱気になったら強くなれないのも当たり前です』
4、自由安価

安価↓2

4 最初から強い人なんて、いないと思います。


>>936選択:4



テイシロ「…最初から強い人なんて、いないと思います」

アリス「……そうかしら?強い人は皆、お金持ちの貴族ばっかりじゃない」

テイシロ「確かに僕の知っている強い人も貴族の人です」

アリス「ほら、やっぱりそうなんじゃない」

テイシロ「でも『貴族だから』じゃないと、僕は思います」

アリス「……」

テイシロ「僕のよく知る…ジゼットさんと言うんですが。彼も由緒正しき騎士のお家柄の貴族です」

テイシロ「彼は今日、生徒会に勧誘されていました」

アリス「…っ!」

テイシロ「断っていましたけどね」

アリス「は、はぁ!?なんで!?」

テイシロ「それは、彼が王都を守る『騎士』の息子だからです」


テイシロ「彼は生まれてからずっと、魔法学校に入学するまで御屋敷に軟禁状態だったそうです」

テイシロ「ジゼットさんは『魔導騎士』になるためにずっとずっと鍛錬を積んできたそうです」

テイシロ「彼は『同年代の女の人を見るのは初めてだ』なんていうほど、一心不乱に練習に打ち込んでいたのだと思います」

テイシロ「だから、彼は強いんです。僕たちとは積み重ねた時間が違いますから」

アリス「…………それで…?私は弱くて当然なんていうのかしら?なにせ魔法が上手に使えるようになって1年も経ってないし」

テイシロ「そうじゃないですよ。僕が言いたいのは、強い人は頑張ってるってことですよ」

アリス「……そうね、少なくともそのジゼットとかいう奴は私より…頑張ってるわね。悔しいけど」

テイシロ「僕たちは、幸運なんですよ」

アリス「幸運?」

テイシロ「ええ、僕たちはつい数日前に学校に通うようになったばかり」

テイシロ「僕なんて魔法を使う事すらままならなかったんですよ?それなのに、もう僕でも基礎の魔法はできます」

テイシロ「僕たちは『今』積み重ねをしている最中なんです。スタートが遅かっただけなんです」

テイシロ「明日になったら強くなってるなんてこと誰であろうとありえません。だから、もうちょっとだけ頑張ってみませんか?」

アリス「………」


精一杯、自分なりの言葉を並べてアリスさんを励ましました

僕の思いが、伝わってくれるといいんですが……


アリス「……うん。そうよね…アンタの言う通りだわ」

アリス「ちょっと私としたことが自分に傲慢すぎたわね」

アリス「…今、自分と同じくらいの奴なんていくらでもいるわ。貴族の奴であろうとね」

アリス「つまーり!!私は今、とっても頑張ってるわ!!」

テイシロ「はい、その通りです!」

アリス「ちゃんと…強くなってるもの、例え魔物には立ち向かえなくたって…努力を怠ったつもりはないわ」

アリス「……また、アンタに励まされちゃったわね」

アリス「アンタはなんなの?人をやる気にさせる魔法でも習得したの?」

テイシロ「そんな魔法は知りませんよ。ただ、アリスさんに『アリスさんは頑張ってる』って分かってほしくて」

アリス「……ふ~ん…おせっかいな奴」

テイシロ「よく言われます」


こうして、元気を取り戻してくれたアリスさんと一緒に帰った





今日も色々なことがあった一日でした

さて、寝る前に何かしましょうか?



1、寝る
2、星を見に行く
3、自由安価


安価↓2

3 魔法の勉強


>>944選択:3



今日は寝る前に魔法の勉強をしましょう

基礎を反復して練習し、ほぼ完ぺきと言えるぐらいの仕上がりになってきました

しかし、どうにも形状変化が得意ではないようで球以外の形を作ることが出来ません

これがうまくできるようになれば……



練習判定
5以上で成長

直下コンマ


コンマ判定:6 成長



テイシロ「で、出来た…!」


真夜中だというのに興奮して大きな声を出してしまいました

コツがつかめて形状変化も上手くいくようになりました

これを先生に見せて認めてもらえれば……



披露と達成感からベッドに倒れこむと、無意識のうちに眠ってしまいました


※魔法力が少しだけ成長しました。あと一回の成長で魔法力が上昇します
※8日目終了

【リザルト】

名前:テイシロ
性別:男性
種族:人間


魔法力:3  基礎であればちゃんと魔法が扱える
身体能力:2(1)体が弱く、原因不明の重い病気を患っている
精神力:4(異常)気弱で儚い印象を受ける


年齢は13歳
身長は152cm
王立魔法学校に通う生徒
長い金髪と色素の薄い茶の瞳を持つ
気が弱く、体の弱さも相まって消えてしまいそうな印象を受ける少年
両親は行方不明で、生死すらも不明
ゴーズオーガと人間のハーフであるバトロイド・グラトニオスに育てられる
心に歪みを抱えている
好きなものは向日葵と冷たい風
嫌いなものは熱い食べ物



【特殊能力】



『魔法』
起源五色は持たず、固有魔力である『太陽』を持つ
魔力の色は『黄色』
得意魔法は不明


『魔道具:ステッキ』
宝石がはめ込まれた不思議なステッキ
両親の残してくれた唯一の物


なんとかして今日中に次スレまでもっていきたい…!!



9日目開始です



体調判定
1ほど悪い、9ほど良い

直下コンマ


コンマ判定:5 普通


うむ、今日も調子は悪くはありません

今日は学校の無い日です

1日の目的を決めましょう



1、特訓
2、町で遊ぶ
3、誰かと過ごす(人物指定)
4、自由安価

安価↓2

3 クレア


>>954選択:3、クレア


クレアさん…今何処に居るでしょうか?


遭遇判定
5以下で見つからない

直下コンマ

なるほど、休日の場合会えない可能性もあるのね。
今回はOKだけど。


コンマ判定:9  発見



クレアさんを探していると学校にたどり着く

クレアさんは図書管理委員として図書館に居ました

しかし、休日ゆえかほとんど人はいません

というか僕以外誰も来ていませんでした


テイシロ「おはようございます」

クレア「あら、おはよう。図書室に用事?」

テイシロ「いえ、クレアさんに」

クレア「私に?どんな用事かしら?」



1、勉強を教えてもらう
2、図書館について教えてもらう
3、自由安価

安価↓2

3 クレアさんの本が基礎学習に最適と噂に聞いたのですが


>>962選択:3


>>959
今のところ人物指定して休日に確実に会える人はバトロイドさんとシーラだけです
他の人は確率で会えます
家の場所を知ってると補正が入ります


テイシロ「噂の『クレアの書』を見せてもらいに」

クレア「あはは、噂になっちゃってるんだ。いいよ、ちょっと待ってね」

クレアさんが鞄の中から一冊の本を取り出す

クレア「どうぞ」

テイシロ「ありがとうございます」

テイシロ「これが…噂の…」

クレア「そう、噂の私の魔導書。初心者向けの事しか書いてないけどね」

テイシロ「いえ!寧ろ有り難いです!」

クレア「そう?どういたしまして」

テイシロ「それでは早速……」


『クレアの書』で勉強をした


※魔法力が5を超えるまで+1の学習補正がかかります



昼前


クレアさんからお借りした魔導書で勉強をしているとふとあることを思い出しました

今日はジゼットさんがデートをする日です

僕が指導したとはいえ、僕も女性の扱いに関しては素人
とても不安です

何処に行くかは知っています

邪魔をしないように見に行ってみましょう


ジゼットさんに教えた喫茶店に入る

昼食も兼ねて入りました

少しお高いですが必要な出費です

席を案内してくれているウェイトレスさんに怪しまれないように辺りを見回す

……居ました

一番奥の窓側の席

その場所が見える位置に席を取る

適当に注文を済まし、ジゼットさんとその婚約者さんが座っているであろう席に視線をやる

ジゼットさんしか見えない

楽しそうな柔らかな笑みを見せています

どうやら緊張はしていないようです

その点は安心しましたが、ジゼットさんの婚約者さんとは……とても気になります


1時間くらい時間がたったでしょうか?

お二人が席を立つ

慌ててばれないように身をかがめる

しかし……


ジゼット「……ん?あれは…?」

婚約者「どうかしましたか?」

ジゼット「……間違いない、テイシロだ」

婚約者「テイ…シロ?」

ジゼット「はい、私の大事な友人です。レアさんにもご紹介したいと思っていたんです」


ばれました

しかも此方に近づいてきます

どうして婚約者の方を放って僕の方に来るんですか!?

しかし、もう逃げられません

諦めて席を立ち、会計を済ませて外に出ましょうと提案した


テイシロ「……ああもう…こうなるとは予想外でした」

ジゼット「まさか鉢合わせるなんて奇遇だな」

違うんですジゼットさん
僕はただ貴方のデートを覗き見していただけなんです

だなんてとてもじゃないですが言えません

しかし、軽率な行動でした

僕の事なんか気にせずにデートを続けてくれていればまだ良かったんですが…

まさか婚約者さんに紹介されるだなんて


ジゼット「紹介するよレアさん。此方はテイシロ。私の友人です」

いつもと違って丁寧な畏まったものいい
ちゃんと言葉遣いはできているようです

テイシロ「テイシロと申します。ジゼットさんのご学友という関係です」

レア「まぁ、これはこれはご丁寧に。私は『レア・イーヴェルゼッタ』、ジゼット様がお世話になっています」

そう、恭しくお礼をされた
所作の一つ一つが気品あふれる上品な人だ

しかし……


コンマ判定
偶数で???、奇数で???

直下コンマ


コンマ判定:偶数  年上


その女性はとてもジゼットさんとは年が離れているように見えた

恐らく…20代後半と言ったところでしょうか


ジゼット「この人が、私の未来の妻となる女性だ。どうだ羨ましかろう」

レア「もう、やめて下さいジゼットさん。恥ずかしいです」

二人が顔を見合わせて笑う
とてもいい雰囲気なんじゃないでしょうか?

夫婦と言うよりは親子のような雰囲気と言うのは内緒ですが

さきほどからずっと手を繋いでいるところもそう思わせる要因の様な気がします

ジゼット「レアさんは体が弱く、目がほとんど見えていないんだ」

テイシロ「そ、そうだったんですね…」

僕の視線に気が付いたようにつないだ手を説明する
とても気を使わせてしまいました

これ以上は邪魔にしかならないでしょう


テイシロ「お二人の時間を邪魔してしまいました。僕はここで失礼します」

ジゼット「そうか、また学校でな」

テイシロ「ええ、また学校で」

レア「さようなら、テイシロ様」

テイシロ「はい、では…さようなら」


手を振り、急いでその場から逃げるように去る

※奇数で10歳くらいの少女でした



とても緊張した

様付で呼ばれるだなんて人生で初めてです

いやもう、いつ失礼を働いてしまうんじゃないかと怖くて仕方がありませんでした

そんな僕と違い、ジゼットさんはとても落ち着いていました

ガチガチになるんじゃないかと心配していましたが杞憂だったようです

あんなに練習したかいがあったというものです

なんにせよ、上手くいっているようで何よりでした


僕は……


1、図書館にもどった
2、そのまま町をぶらついた
3、自由安価

安価↓2

2


>>975選択:2、そのまま町をぶらついた



次スレまで続けようかと思いましたが、明日は早いので今日はここまでにします


お付き合いいただきありがとうございました


重大な設定ミス
テオ先輩は『ヘラジカ』ではなく『エゾジカ』でした
申し訳ありません



上の方でも言われていますが、私が既にメインキャラとして想定して動かしているキャラはどうしても出番が多くなります
アリス、ジゼット、シーラ、イリティルミナ姉妹、ペラリア先生は特にメインとして出番が多くなりがちです

それ以外の多くはサブキャラで遭遇イベントや、安価指定で出番は用意できますが強制的なメインストーリーではあまり活躍しません
シャイナ先輩は使いやすさのせいで準メインキャラ化していますが

サブキャラで個人的なお勧めキャラはマリシア、テオ先輩、ポーラ先輩、エリック副会長ですね


もうほとんどのキャラが出尽くしました
しかし、もう少しだけキャラクターが増えるのでお楽しみに

実は味方側最強キャラがまだ出ていないという事実


それではそろそろ再開です

遅くなりましたがキャラ採用していただきありがとうございます


町をぶらつく

お休みの日の所為か、学校でも見たことがあるような人がちらほらいます

運が良ければ知り合いに会えるでしょうか?



イベント判定
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:0 クリティカル



>>984
寧ろこちらこそ募集に答えていただきありがとうございます!!
これからもお付き合いのほどよろしくお願いします!!



イベント選択

1、不思議な容姿の少年と先生
2、シーラとマリシア
3、誰かを探している副会長
4、自由イベント(イベント内容明記)

安価↓2

4 クレアに魔法を教わるアリス


>>989選択:4
あ、アリスが貴族であるクレア先輩に教わるのはちょっと設定的に難しい…けど、昨日の件で貴族の人少しは見直したとしても変じゃあないですよね…


判断が難しいのでコンマに任せます


イベント判定
偶数でイベント発生、奇数で最安価

直下コンマ


コンマ判定:偶数 イベント発生
※最近クレア先輩の出番多いっすね…



次スレ誘導
【オリジナル】安価とコンマで異世界ファンタジー その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419421180/)


このスレは埋めてやってください
続きは次スレでやります

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