【艦これ】艦娘とおねショタな恋愛話【安価コンマ】 (1000)


題名通り艦娘とショタ提督が純愛したりドロドロな略奪愛をしたりするスレです

展開次第でえっちぃ描写を多分に含む可能性があります

二次創作特有の多少のキャラ崩壊が含まれます


以上の事をご了承のうえお楽しみください


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423832637



基本的な流れ


艦娘と提督を交互に操作する

一日は『朝』⇒『昼』⇒『夕方』⇒『夜』⇒『深夜』となります

深夜はイベントが発生するかどうかだけとなります



提督からケッコンカッコカリを申し込まれたら終了です

提督には好感度が設定されています

基本値は30

好感度90以上でケッコンカッコカリを申し込むことが出来ます

好感度が30以下になると提督からの接し方が少し変化するかもしれません

提督からの好感度を稼がなくともある方法を取れば提督を籠絡することも出来るかもしれません

好感度の上昇値は2桁コンマ÷3。端数切捨て

ゾロ目を出せば下1桁分追加上昇


(例)
コンマ判定:29    上昇値9
コンマ判定:44ゾロ目 上昇値12+4



説明は以上となります

進行していくうちに仕様が変更されるかもしれません


3人ほど人が集まれば早速安価を取っていきたいとます

44なら14+4じゃない?


>>6
しまった算数すらできないとは情けないっす
14+4が正しいです。すみません



それでは安価を取っていきます



攻略対象となる提督を選択してください




A,生真面目な提督

  基本的に常に敬語
  礼儀正しく、非常に生真面目
  誰にでも優しく平等に接する
  仕事に熱心で非常に優秀な提督
  色恋には鈍感で、興味が無いとさえいえる
  性的な行為に偏見を持っており、そういう行為を迫られれば厳しい口調で咎める
  女性に対する接し方にまだ硬さが抜けきらない

  家事はとても得意  
  
  得意なタイプの女性は『年上の女性』

  苦手なタイプの女性は『物静かな同年代の女性』




B,ツンデレな提督

  基本的に敬語は使わない
  生意気で自尊心が高い性格と思われがち
  その実、素直になれない性格で真っ直ぐな好意が苦手である  
  放っておかれる方が気が楽だと口では言うが寂しがりや
  口数があまり多くない、努力家な提督
  色恋はまだ恥ずかしいと思っている年頃
  性的な行為に興味はあるが、興味が無い素振りをしている
  とても押しに弱く流されやすい一面を持っている
  家事は苦手

  得意なタイプの女性は『大人しい女性』
  苦手なタイプの女性は『子供』




C,小悪魔な提督

  人によって敬語を使い分けている
  物怖じしないはっきりとした性格
  人をからかうのが好きで性格が悪いとよく言われる
  自分の容姿にとても自信を持っている
  仕事ぶりはあまり優秀とは言えないが、投げ出すようなことは決してしない
  とても一途な一面があり、好きな人には何をされてもいいと考えている
  真っ直ぐな好意を向けるが、逆にグイグイ来られるのは苦手
  性的な行為はに寛容で、セクハラをされても寧ろ仕返す
  実は体が弱く、物理的な押しに弱い
  家事は苦手だが好きな人のためには努力を惜しまない

  得意なタイプの女性は『真面目な女性』と『大人しい女性』
  苦手なタイプの女性は『グイグイ来る女性』




得意なタイプと苦手なタイプは提督からの接し方が変わるだけで、好感度に補正とかは無いので安心してください
あくまで性格の一つで物語のフレーバーとお考えください



最速で3票獲得した提督を使用します

安価↓


な、なんて早さなんだ……


使用する提督はA,の生真面目な提督となりました



メインとなる艦娘を4人選択してください
被ったら最安価です

同艦種が3名以上いれば最安価を行います


一人目
安価↓1

二人目
安価↓3

三人目
安価↓4

四人目
安価↓5

安価に秋月はもはや風物詩


一人目:陸奥


二人目:呂500


三人目:秋月


四人目:長門



ろーちゃんまだユーちゃんだからキャラが上手くかける気がしない……

それでも構いませんか?


1、構わん、やれ
2、最安価

安価↓2

2


>>35選択:2、最安価



申し訳ないですが呂500を別の子に差し替え


最安価

安価↓3


>>43選択:霰


メインキャラとは別に一人艦娘を指定してください

この安価で選択したキャラはドロドロ要員ですね
最後まで出ない場合もあります


安価↓3

摩耶


>>53選択:麻耶


提督がただ一人麻耶だけは異性として意識しているようです


それでは始まります
少々お待ちください



執務室


自らの体に似つかわしくない豪奢な椅子に腰を掛けている少年が一人

窓に視線を向け、海を眺めている


提督「……最近はとても落ち着いていますね」

提督「鎮守府近海は平和そのものです」

提督「これら全て、艦娘の皆さんの働きのおかげです」


執務室のドアがノックされる


提督「今日の秘書官の方が来てくれたようですね。どうぞ、お入りください」



今日の秘書艦を選択してください


1、陸奥
2、霰
3、秋月
4、長門


安価↓2


霰「……失礼します」

提督「今日一日、どうぞよろしくお願いしますね」

霰「……ん、よろしく」

提督「……で、では仕事を始めましょうか」


提督はいそいそと机の上に山になっている書類に手を伸ばす

とても静かな無言の空間


提督(…………霰さん、年不相応なほど物静かな人です)

提督(真面目ですし、仕事を放りだしたりしない信頼できる人です)

提督(………なんですが…)


霰「………?」

目があい、慌てて目を逸らす


提督(に、苦手です。ただでさえ同年代の女性と関わりが少ないのに……)

提督(ど、どう接するべきなのでしょうか)

提督(やはり提督として私からお話をするべきなのでしょうか?)

提督(い、いえ…ですが今は仕事中です。会話が無いことは普通です。何も問題は無い……はずです)


悩みながらも書類をかたずけていく


数時間後


提督(……今日の分のノルマが終わってしまいました)

提督(これも最近の平和のおかげか仕事がいつもより少ない)

提督(霰さんの事を考えないようにいつもより集中してしまったせいもありますが)

提督(……つまり、私はこれから暇を頂くことになる)

提督(…………困りました。これからどうしましょうか?)




現在時刻は朝


1、取り敢えず会話を試みる
2、自由安価

安価↓2


>>69選択:1



提督「……あ、あの霰さん」

霰「なんですか…司令官?」

提督「えっと…その………いい天気ですよね」

霰「そう…ですね…」

提督「…………………」

霰「……………」


提督(き、気まずい……)

提督(頑張れ…!頑張って無理して話しかけていると悟られない態度で話題を出すんです!)


提督「えっと………」



会話安価↓2

天気について

追記
会話内容は、言わせる台詞でも『○○について』とか『○○のこと』位にふわっとした書き方でも構いません
艦娘を操作している場合でも同じです


>>72選択:天気について



提督「ち、近頃はこんなに天気が良くても寒くて大変ですよね」

霰「……うん…」

提督「私はどちらかといえばこういう冬の寒空の方が好きなんですが、霰さんはどうですか?」

提督「やっぱり霰さんという名前だけあって、冬の空、霰が好きだったりするんでしょうか?」

霰「…霰は…霰は好きじゃない……かも…」


提督(えっと…今の最初の霰は一人称ですよね。次の霰が天気の霰のこと…か)


提督「そうなんですか?なんだか意外ですね」

霰「…だって…霰の時に外に出ると危ないから…」

提督「…………ですよね。普通に危ないですよね」

霰「……うん…」

提督「…………………」

霰「………………」



これ以上話題が発展せず、申し訳ない気持ちになってしまった


提督(でも、こうやって会話を振ればちゃんと答えてくれると分かっただけでも収穫ですよね)

提督(というより、あんな無茶な話の振り方に誠実な答えを返してくれた霰さんに感謝するべきでしょうね)

提督(………うん、もっとコミュニケーション能力を磨きましょう)


※朝行動終了



昼行動



提督(仕事はほぼ終わりです)

提督(もうこれ以上仕事をしなくても明日の仕事に支障はきたさないはずです)

提督(これからどうしましょうか?)



※食事をしない場合、食事シーンはスキップしたこととします
自由安価↓2

霰と食事


>>81選択


提督「そろそろ食事にしませんか?」

霰「うん…分かった…」

提督「では、行きましょうか」


霰さんと食堂に向かう

少し早めに来たせいか、人の姿は疎らです


霰さんと対面で食事をとる


提督「いただきます」

霰「……いただきます」


丁寧に食事前の挨拶をし、黙々と食事をする



乱入者判定
7以上で誰かが乱入

直下コンマ


コンマ判定:9  乱入


誰が来た?


メインキャラか麻耶の中から安価↓2

摩耶


>>89選択:摩耶様乱入


摩耶「よ!提督、隣いいか?」

提督「ん!?げほっげほっ!」

背中を叩かれ、思わず咽てしまう


摩耶「おうおう大丈夫かよ?」

提督「ま、麻耶さん!今は食事中です、隣に座る確認を取るのは良いですが背中を叩くのはいけませんよ」

摩耶「悪かったって、そう怒るなよなー」


隣に座り、食事を始めようとする


提督「ちゃんといただきますを言ってから食事を始めてくださいね」

摩耶「分かってるって…提督はアタシの母親かよ」

提督「摩耶さんの行儀があまり良くないのがいけないんですよ」

摩耶「あ~ウザいウザい」


鬱陶しがりながらもしっかりと手を合わせて食事を始めた


提督「醤油いりませんか?」

摩耶「ん、ありがとな」

提督「あ、箸の持ち方が変ですよ」

摩耶「いいじゃんかよちょっと位」

提督「よくありません」

摩耶「アタシが食べやすい持ち方だからいいんだよ!」

提督「そ、そうですか……」


しゅんと提督は項垂れる


提督(摩耶さん……どうして私は彼女に事になるとついつい口を挟んでしまうんでしょうか?)

提督(………姉が居たらこんな風にお世話をしてあげたんでしょうか?)

提督(………う~ん、イマイチしっくりきませんが多分そういう性分なんでしょうね)


摩耶さんに構いながら、食事を続けた





食事後

結局ずっと麻耶さんにかかりっきりで食べ終えるのが遅くなってしまった


提督(霰さん、折角一緒に食事をしたのにあまりしゃべりませんでした)

提督(もともと口数が少ないとはいえ、此方から誘ったのに少し失礼だったかもしれません)

提督(……それとも気を使い過ぎなのでしょうか?)

提督(そもそも霰さんは私が気に入らないから口数が少ないという可能性は?)

提督(う、う~ん…やっぱり表情の読めない方は苦手です)

提督(もっと年が離れている方ならここまで気を張らないのですが……)


提督(これから何をしましょうか?)


自由行動安価↓2

霰とお昼寝


>>100選択



提督(……やはりここは霰さんと親睦を深めましょう)


提督「と、言うわけで昼寝をしましょう」

霰「………」

提督「さぁさぁどうぞ遠慮なさらないで下さい」


執務室に敷いた二つの布団をぱんぱんと叩く


提督「どうしましたか?」

霰「…仕事…は…?」

提督「今日の分は粗方かたずけましたので大丈夫ですよ」

提督「さあ、一緒に寝ましょう。休息は大事ですよ!」

霰「………」

提督なりの精いっぱいの親睦を深める行動


提督(やっぱりお互いが安らかな時間を過ごせば少しは心を通わせられる……筈です)



霰の提督への好感度(数値でもどれくらい心を許してるか、どれくらい好きかでも構いません)

安価↓3


ちょっと↓3は遠すぎたか

加速です

安価↓

最大値100のうち80くらいの好感度


>>107選択:最大値100の80くらい



簡易好感度表

01~10  『恐怖』や『怯え』など特別な感情を抱いている(険悪)
11~29  あまり一緒に居たいとは思わない
30~40  普通
41~60  ちょっと気になる。親しい友達  
61~70  好き。とても親しい友達
71~80  友愛以上
81~90  恋愛感情を強く抱いている
91~100 ケッコンカッコカリがいつでも可能



大体こんな感じです


霰はギリギリ友愛ですね


霰「……それじゃあ…」

ゆっくりと布団の中にもぐる

提督はそれを見て満足そうに頷き、自らも布団に潜り込んだ


シンと静かな執務室

遠くの方で人の声が聞こえる

執務室の前には休息中の立札

誰も入ってくることは無い


提督と霰のゆっくりとした息遣いだけが聞こえる


提督「……外と違って、温かいですね」

自然と言葉が出た

提督「…本当は、お外で日を浴びながらが良かったんですが、今は冬ですから外ではできそうもありませんね」

霰「……司令官…」

提督「なんですか、霰さん?」

霰「………春になったら…もう一度しよう…ね…」

提督「…!……はい、約束ですよ」


布団から手を出す

意図を察したように霰も手をだし、お互いの小指を絡め合った


提督「……おやすみなさい、霰さん」

霰「……おやすみ…司令官…」


深く長い安定したと息が聞こえてくる

霰と提督は微睡に身を任せた


好感度上昇判定

直下コンマ


コンマ判定:66ゾロ目 22+6


『霰』 好感度:58


提督は霰の事を意識し始めたようです



夕方


提督は執務室に引かれた布団を畳んでいる


提督(……あれから3時間も寝てしまいました)

提督(昼寝は本来1時間以内の休息の事です、完全に寝過ぎました)

提督(………でも、霰さんからああ言ってくれたのは嬉しかったなぁ)

提督(やはり昼寝に誘ったかいがありました)


提督(夕食には少し早い時間ですが、既に食堂では用意が終わるころでしょうか)

提督(別に夜から行っても問題ありません)


提督(これからどうしましょうか?)



自由行動
安価↓2

摩耶とご飯を食べに行く


>>118選択



提督(夕食を先にいただきましょうか)

食堂に向かう道中、偶然麻耶と鉢合わせる


摩耶「ん?提督どこ行くんだ?」

提督「少し早いですが夕食を貰いに、麻耶さんも一緒に如何ですか?」

摩耶「え~…提督と?」

提督「…ご迷惑でしたか?」

摩耶「だって提督口煩いし」

提督「そ、そんなに口煩いですか?」

摩耶「自覚ないのかよ?」

提督「い、いえ…自覚はあるのですが……どうしても麻耶さんの事を目で追ってしまって」

摩耶「ふ~ん……ま、いいけど」

提督「あ、ありがとうございます!では行きましょうか」

摩耶「あ!おい!引っ張るなよ!」


摩耶の手を引いて食堂に向かった


食事中


摩耶「……なんだよ、そんなに見つめるなよ」

提督「あ、すみません…」


提督(箸の持ち方は相変わらずですが、それ以外は目につくところはありませんね)

提督(何か話しをしましょうか?)



1、会話安価
2、乱入判定

安価↓2

1摩耶さんの好きな食べ物は何ですか?


>>122選択:1


提督「摩耶さんの好きな食べ物は何ですか?」

摩耶「ん~?好きな食べ物かぁ……そうだな……」



コンマ判定

1-3   なんでも
4-6   肉
7-9,0 自由安価

直下コンマ


コンマ判定:2


摩耶「なんでも好きだぜ」

提督「な、なんでもですか?」

摩耶「なんだよ、いいことだろ?どうせ好き嫌いしたら注意する癖に」

提督「そ、そうですか……ううん…」

摩耶「何悩んでんだよ?」

提督「摩耶さんに好きな料理を振る舞ってあげようかなとちょっと思いまして」

摩耶「なるほどな~、だから何でもって言われて困ってたのか」

提督「はい…」

摩耶「う~ん……ま、何でもいいぜ。何でも好きだからよ」

摩耶「ご馳走様。じゃあな、提督!」


バンバンと強めに提督の背中を叩き、去っていく


提督「……なんでも……難しいですね…」


うんうんと唸りながら食事をした







提督(もう遅い時間ですね)

提督(今日はいい天気だからか、月が綺麗です)

提督(……少しだけ、寝るには早い時間ですね)


提督(寝る前に何かしましょう)


行動安価↓2

お風呂へ


>>128選択:



提督(寝る前にお風呂に入りましょう)


洗面用具をきちんと用意し、お風呂に向かった



提督「………はぁ……癒されますね」

提督「……やはり就寝前はお風呂に限ります」

提督「露天風呂であれば最高だったのですが」

提督「………流石にそれは我儘ですね」


ゆっくりとお風呂に浸かった



乱入者判定
9かゾロ目で発生

直下コンマ


コンマ判定:2 乱入者なし


お風呂から上がり、体を綺麗にしてから寝間着に着替えた

脱衣所を出て、暖簾をくぐる

隣の女性の脱衣所から提督とほぼ同時に暖簾をくぐる人がいた


その人物は?


人物指定安価↓2

ロリショタもいいよね


>>133選択:霰


提督「あ、霰さんもお風呂上りですか?」

霰「うん…」

提督「今日一日、秘書艦のお勤めご苦労様でした」

提督「これからもよろしくお願いしますね」

霰「うん……こちらこそ…」

提督「霰さん、眠れそうですか?」

霰「……あんまり…」

提督「ですよね…私も昼寝をしすぎたせいでちょっと眠れそうにありません」

提督「ですが、睡眠はとても大事です。生活のリズムを狂わせ無い為にも夜更かしは程々に、ですよ」

霰「……うん…」

提督「それでは、お休みなさい霰さん。また明日」


そうして別れ、提督は執務室に戻った


提督(何だか今日一日でとても霰さんと打ち解けられた気がします)

提督(慣れないことも、してみるものですね)


>>136
いいですよね……



深夜


提督「…………すぅ…すぅ…」


昼に寝てすごしたことが嘘のように安らかな吐息を立てている

その寝所は提督の吐息だけが響いている



イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:1  イベント不発


一日目終了



一日目(裏)


深夜

艦娘たちが過ごす寮


霰は布団にもぐったまま眠れずにいた

頭の中に回るのは今日の出来事


霰(……司令官と今日はたくさん話した)

霰(秘書艦だったから、司令官がたくさん話しかけてくれた)

霰(………でも昼ご飯の時も、夕ご飯の時も……)


思い浮かぶのは麻耶さんに甲斐甲斐しく世話を焼く提督


霰(……司令官…やっぱり…)


考えを振り払うように頭を振る


霰(早く寝よう……司令官にも…そう言われた)


結局その日、霰は空が明らんで来るまで眠れなかった



※一日目(裏)終了



【好感度一覧】


『陸奥』好感度:30   【普通】

『霰』好感度:30⇒58 【少し気になる】

『秋月』好感度:30   【普通】

『長門』好感度:30   【普通】






以上が提督操作の基本的な一日です

ちょっと一日に時間かけ過ぎた気がするのでもう少し回転率をあげていこうと思います


今日は一先ずここまでとします


慣れないところもありますが、どうぞよろしくお願いします


それではまた明日

お付き合いいただきありがとうございました

霰と摩耶で終わる予感


>>148
いいや!なんとしてもながむつとおねショタしてもらう!!


しかし、真面目系提督なのに押しの強い子が少ないのが惜しまれる
押し倒してくれそうなのが陸奥くらいしかいない……

言われて思ったんですけど確かに安価物に秋月の出番はよくある気がします
好きなんので全然構いませんが



そろそろ再開です


二日目


艦娘のターン



操作キャラ選択


1、陸奥
×、霰
3、秋月
4、長門


他の子の出番を増やすために霰ちゃんにちょっと規制


安価↓2


>>152選択:1、陸奥


陸奥から提督への好感度は?

安価↓2

とんでもなく高い結婚したいくらあ


>>156選択:好感度MAX


他の娘も決めましょうかね


秋月から提督への好感度

安価↓2

クソ提督


>>162選択:険悪

何だか秋月が嫌悪感をむき出しにするって珍しい気がします
逆に面白いかもしれませんね


最後に長門から提督への好感度

安価↓2

これは絶望的かな

普通


>>167選択:普通


>>166
提督から押せば何とかなる……かも



因みに提督から摩耶への好感度は80くらい
無自覚な恋心的なレベルです
攻められると危うい


それじゃあ始めます






陸奥(昨日は提督と一度も会わなかったわ…)

陸奥(今日こそは提督を手籠め…もとい、籠絡して見せるわ!)

陸奥「ねぇ長門姉さん、今日の提督の秘書官って誰だったかしら?」

長門「今日は……」



人物指定
安価↓2

摩耶


>>171選択:摩耶



長門「確か、摩耶が呼ばれていたな」

陸奥「ふ~ん………そうなんだ…」

長門「なんだ?不服そうだな」

陸奥「私は姉さんと違って目敏いから」

長門「どういう意味だ?」

陸奥「気にしなくてもいいわよ、寧ろ気にされたら困ってしまうわ」

陸奥「じゃあ私はちょっと出てくるわ」

長門「あまり提督に迷惑はかけるなよ」

陸奥「は~い」



陸奥(今日の秘書官は摩耶…か)

陸奥(摩耶を見る提督のあの眼は、確実に恋する乙女の目だわ)

陸奥(鈍感な提督はまだそれに気が付いていないけど、お姉さんは御見通しなのよ)

陸奥(朝だから今は提督は執務室でお仕事をしているはず、でも平和で仕事がほとんどないのも知っている)


陸奥(姉さんに釘を刺されたばかりだ・け・ど………どうしようかしら?)



行動安価↓2

提督を誘惑しに行く


>>176選択:



陸奥(押して駄目ならもっと押し込む!)

陸奥(前進あるのみよ!)


勢いよく執務室の扉を開く


提督「!?」
摩耶「!?」

陸奥「おはようございます、提督」

提督「お、おはようございます。入室の際にはノックをきちんとしないといけませんよ陸奥さん」

摩耶「え!?突っ込むとこそこかよ!」

陸奥「あらあらごめんなさいね、提督。次から気を付けるわ」

提督「はい、分かっていただいて助かります。次から気を付けてくださいね」


提督「なにか私に用事でしょうか?それとも摩耶さんにご用事ですか?」

陸奥「う~ん……特にこれといった用は無いけど」

陸奥「提督に会いに来たの……イケナイかしら?」


ワザと胸元を強調するように屈み、チロリと舌を出す


陸奥(どう!どう!どう!!ついつい視線がつられちゃうはず!)

提督「…駄目ということはありませんが、私は仕事中です。あまり構ってあげられませんが、それでもよろしいですか?」


しかし提督、これを冷静に対処


陸奥(むむむ、つまんない反応ね)

陸奥(まあこの反応は想定内よ。ここからがお姉さんの本気!)


陸奥「え~…構ってくれないと…お姉さん寂しいなぁ」

素早く後ろに回り込み

陸奥「えい!」

提督「うわっ…!」


首に手を回し、背中に体をこれでもかと押し付ける

さすがの提督も驚きの声をあげる

陸奥(イケる…イケるわ私!ここでトドメよ!)

耳元で息を吹きかけるように囁く


陸奥「ね~え…提督ぅ……偶には……ね?」

提督「……ふふっ…もう、陸奥さんは甘えん坊さんですね」


よしよし、と頭を撫でられる


提督「それじゃあ…何をしてほしいですか?私に何でも言ってくださいね」

陸奥「え!えっと……その……」


提督からの無意識な反撃が陸奥を襲う


陸奥(ま、マズイわ私。提督の包容力に押されてしまってる)

陸奥(こ、ここで提督にお願いをすれば聞いてくれるはず)

陸奥(でも、お姉さんとして年下の男の子に甘えっぱなしって、それはどうなのかしら?)

陸奥(ど、どうするべきかしら?)



1、臆さず攻める!
2、さすがにまずいと一時撤退
3、自由安価

安価↓2

押せ押せ1


>>182選択:1、臆さず攻める!!


陸奥(…いいえ陸奥…ココはチャンスよ!)

陸奥(一気に押し込む!!!)


陸奥「なんでもって……言ったわね?」

提督「はい、私でも出来ることならなんでも」

陸奥「そ・れ・じゃ・あ……」



提督に要求するのは?

自由安価↓2

今度デートお願い


>>185選択:



陸奥「私とデートしましょ!」

提督「デート…ですか?」

摩耶「ぶっ!で、ででデートてお、お前!」

真っ赤な顔であわただしく手を振り何かを伝えようとしている摩耶

陸奥(そういう反応は提督にしてほしいのだけれど)


陸奥「あら?あらあら?あらあらあら?どうしましたの摩耶さん?」

摩耶「い、いやぁ…べ、別に……なんでもねーけど…」

陸奥「なんでもないのでしたら、別にいいのだけれど」

陸奥「それで、提督…お返事を聞かせてくださるかしら?」

提督「…はい、構いませんよ。それくらいでしたらお安い御用です」

提督「日程は……」



コンマ判定

1,2  今から
3-9 明日
0    明日の夜

直下コンマ


コンマ判定:2


提督「今からすぐにキリが良いところまで片付けますから、少し待っていてください」

陸奥「……え!今からなの!?」

提督「はい、陸奥さんが寂しいと私を頼って下さったのですから、全力でお応えいたします」

提督「もしかして都合が悪かったですか?」

陸奥「ぜ、全然!大丈夫よ!」


陸奥(全然大丈夫じゃない!!何も準備していないわよ!!)

陸奥(ああでも…提督の好意を無下にするわけにもいかないし……)


提督「それでは、今日の昼前から外に出ようと思います。楽しみにしておいてくださいね」

陸奥「え、ええ…それじゃあ」


生返事で執務室を出る



陸奥(ま、マズイわ……)

陸奥(いい方向に転がったはずなんだけど全然求めていた方向じゃないわ!)

陸奥(もっとこう…年相応の反応をして、あらあらと首筋撫でちゃったりして)

陸奥(『や、やめてください』とかちょっと涙目で顔を真っ赤にして声が震えちゃったりしてて)

陸奥(『摩耶さんが見てますよ…』と訴えかけたところに!伝家の宝刀『見せつけてあげましょうよ…て・い・と・く』)

陸奥(そして流されるがままに目くるめく甘い時間を過ごす私の提督誘惑の計画が!!)


陸奥(……いいえ、逆に考えるのよ陸奥)

陸奥(提督が私を誘ってくれたと考えるのよ)

陸奥(女の子のデートのお誘いに勇んでお仕事終わらせて、早く私と二人きりになりたいと考えていたに違いないわ!)

陸奥(これはつまり、私の事が好きも同然なのよ!!!)


長門「……何を鼻息を荒げているんだ?」

陸奥「あら姉さん、居たの?」

長門「いや、寧ろそっちがこっちに来たんだろう?」

陸奥「私、これからデートなの」

長門「ふ~ん……………は!?デートだと!?誰と!?私か!?」

陸奥「提督とよ」

長門「なんだ提督か…………え!?提督と!?」

陸奥「姉さん、テンションがおかしいわ」

長門「すまない、色々と突然すぎてな……いかし、提督がデート…か。全然想像がつかないな」

陸奥「私も突然の事でちょっと焦ってるの、直ぐに準備をしなくちゃ…」

長門「まぁ……なんだ、頑張れよ」

陸奥「ええ、頑張ってくるわ」



陸奥(提督とのデート……楽しみにしていてくださいって言ってたし、提督がプランを考えているのよね?)

陸奥(提督のデートプラン………全く想像がつかないわ)

陸奥(なにか…何か持っていくべきものは無いかしら……)


自由安価(無しでも可)

安価↓2



>>193選択
※ヤル気満々やな!!



陸奥(……コンドームとエチケットグッズ)

陸奥(これは当然ね)

陸奥(提督へのプレゼントも用意するべきかしら)


陸奥「姉さん、提督が好きそうなものって何かしら?」

長門「うん?う~ん…………うう~ん…」

長門「わからん」

陸奥「……はぁ……そうよね。姉さんに聞いた私が馬鹿だったわ」

長門「仕方がないだろう、提督の趣味すら知らないんだ」

陸奥「………そういえば私も提督の趣味って知らないわ」

長門「いつも仕事一辺倒で、娯楽を楽しんでいる姿すら想像できないな」

陸奥「う~ん…困ったわね……」


陸奥(提督のプレゼント何が良いかしら?)



1、自由安価
2、コンマで決める

安価↓2



コンマ


>>196選択:2、コンマ



陸奥(ええいままよ!)

陸奥(天運に任せる!!)


コンマ判定

1   自分の服と下着
2、3 チョーカー
4,5 小説
6,7 料理の本
8,9 入浴剤
0   ???

直下コンマ


コンマ判定:チョーカー



陸奥(自分用に買ったけど、結局あんまり使わなかったチョーカー)

陸奥(私のお気に入りで女性ものだけど、男の人が付けてもそんなに違和感はないはずだわ)

陸奥(アクセサリー……無難ね、でも失敗するよりかはいいかしら)

陸奥(喜んでくれるといいのだけれど)


陸奥(後は着替えをしてシャワーを浴びれば準備万端ね)

陸奥(はぁ……緊張するわ)


これから先の事を考えて、楽しみに思いつつも憂鬱になりそうになりながら準備をした



※隠しパラメーター。ヤンデレ度が少し上昇した
※ヤンデレ度が溜まると少し行き過ぎた行動に出ることがあるかもしれません

隠しパラメータなのに公開しちゃアカンでしょ







提督「お待たせしました。陸奥さん」

陸奥「もう、女の子を待たせちゃダメよ」

提督「すみません…そこまで気が回らずに」

陸奥「ちゃんとエスコートしてくれたら、許してあげる」

提督「分かりました。では、参りましょう」


そうして、提督に案内された先は……


1、ウィンドウショッピング
2、河川敷
3、山
4、自由安価

安価↓

1


>>203選択:1、ウィンドウショッピング


>>200
そんな要素があるなんて聞いてないよ!!ってなるよりはいいかなぁと思いまして



陸奥(提督に案内された場所は、商店街)

陸奥(ウィンドウショッピングか……なんだか普通すぎて逆に驚きだわ)


提督「あ、見てください。こういうのいいですよね」


そう言って提督が指をさしているのは包丁


陸奥「…………」

陸奥(ど、どう反応してほしいの!?)

提督「陸奥さんは、あまり興味ありませんでしたか?」

陸奥「え!?えっと……その…」



陸奥の料理レベル

0ほど壊滅的、9ほどお上手

直下コンマ


コンマ判定:1  壊滅的


陸奥(全然良さが分からない……)

陸奥(くぅ…私の馬鹿!だからちゃんとお嫁さん能力を身に着けるべきだって思ってたじゃない!)

陸奥(取り敢えず提督に合わせましょう)


陸奥「い、いいと思うわよ」

提督「やっぱり便利な三徳包丁で大体は事足りますけど、こういうアジ切とかの包丁も揃えるべきなんでしょうか」

陸奥「う、う~ん…やっぱり便利なものが良いわよね」

提督「そうですよね……海が近いので魚を捌くための包丁も揃えるべきかと思ったんですけど、無駄な出費ですよね」

下を向き、少し表情が暗くなる

陸奥(あ、あれ?言い方を間違ったのかしら)


提督「あ、見てください!こっちの鍋もいいですよ!」

陸奥「あ、ちょっと…」


手を引っ張られ、調理器具専門店にあちこちに引っ張り回された


陸奥(正直よく分からないものばっかりだったけど)

陸奥(あんなに楽しそうにはしゃぐ提督を見るのは初めてかも…)



陸奥(つ…疲れた……)

たくさん引っ張り回され、疲れが見える陸奥の隣にはホクホクとした笑顔でフライパンを抱きしめる提督

提督「ありがとうございます。私の買い物に付き合ってもらって」

陸奥「う、ううん…こっちこそ楽しかったわ」

笑顔を作り、なんとかそう答える


提督「丁度買い換えようと思っていたんですよ」

陸奥「そうなの、よかったわね」

提督「はい!」

満面の笑顔で提督は笑っている


陸奥(この笑顔だけで、全ての疲れが飛んだ気がするわ)

陸奥(でもこのウィンドウショッピング…冷静に考えてみれば)

陸奥(……デートじゃないわね)

陸奥(お母さんの買い物に付き合わされたとかそんな感じだわ)



提督「僕の用事は済みましたので、次は陸奥さんの好きなところに行きましょう」

提督「どこか行きたい場所はありませんか?何処へでもお付き合いいたしますよ」

提督「今日は私の奢りです、遠慮なさらないで下さい」


陸奥(来た!私のターン!)

陸奥(提督の事だからこういうフォローはちゃんと入れてくれると思ったわ)

陸奥(この商店街…それなりの大きさで何でも揃っていたと言っても過言じゃないわ)

陸奥(何処に行こうかしら)



行動安価

安価↓2

服屋


>>218選択:服屋


陸奥「服を見に行きたいわ」

提督「分かりました」

陸奥「私も提督に付き合ったんだから、提督にもとことん付き合ってもらうわよ?覚悟してよね」

提督「お手柔らかにお願いします」


さり気なく提督の手を握る

少し驚いた顔をしつつも、笑顔で握り返してくれた


服屋巡り


陸奥「こういうの?どうかしら?」

提督「いいと思います」

陸奥「もう、提督ったらそればっかり」

提督「それじゃあ………素敵ですよ」

陸奥「それじゃあって言った時点で減点よ」

提督「ご、ごめんなさい。でも、陸奥さんが素敵でどれも似合うのは本当ですよ」

陸奥「も、もう!おだてればいいってものじゃないのよ!!」


試着室のカーテンを勢いよく占める


陸奥(嬉しい嬉しい嬉しい!!提督が褒めてくれたわ!!)

陸奥(でも…さすがに全部買わせるのはマズイわよね…)

陸奥(どれか一つに絞るとして……どれがいいかしら?)



1、大人っぽいセーター
2、チュニックワンピース
3、コンマで決める
4、自由安価

安価↓2


>>223選択:3、コンマで決める


試着室から顔だけを出す


陸奥「提督はどれが一番よかった?」

提督「え、わ、私が決めるんですか?」

陸奥「やっぱり好きな人に選んでもらったものの方が嬉しいじゃない」

提督「そ、それじゃあ……」



コンマ判定

1   例のタートルネック
2,3 大人っぽいセーター
4,5 地味目なロングスカート
6,7 フリフリのチュニックワンピース
8,9 暖かそうなマフラーと手袋
0   ???

直下コンマ


コンマ判定:8  



陸奥「マフラーと手袋?」

提督「はい、一番温かそうだったので」

陸奥「なによその基準」

提督「陸奥さんはいつも寒そうな服装をしているので気になっていたんですよ」

陸奥「ふ~ん……いつも気になってたんだ」

提督「はい、いつも見てますから」

陸奥「ッ!?そ、そう……それならこれを買ってもらおうかしら」

提督「わかりました。お会計を済ませてきますね」

そう言って提督がレジに向かう


陸奥(相変わらずの天然タラシっぷりだわ…)

陸奥(て、提督…恐ろしい子!)

陸奥(でも…そういうお堅い癖に真っ直ぐな言葉を言ってくれるところ。好きよ)


いそいそと着替え、会計が終わるのを待った


夕方


提督「そろそろ帰りましょうか」

陸奥「え?もう?」

提督「はい、もうすぐ夜になってしまいますよ?」

陸奥「そ、それはそうなんだけど……」


陸奥(提督は子供、そもそも夜まで遊ぶことなんて考えて無かったんでしょうね)

陸奥(どうするべきかしら?)



1、我、夜戦ヲ所望スル
2、最後にプレゼントを渡して帰る
3、自由安価

安価↓2


>>229選択:1



陸奥(ここまで準備しておいて引くわけにはいかないわ!)



夜戦に突入しました
提督をなんとか夜戦まで誘導しましょう

ただいま好感度:30

生真面目な提督の為、難易度はS(最高値)です

それでは開始します



陸奥(まずは場所ね)

陸奥(何処に誘うべきかしら?)


陸奥(夜戦に適した場所といったら……)


安価↓2


>>234選択:ラブホ



陸奥「ん~……なんだか私疲れちゃったなぁ…」

陸奥「どこかで休みたい気分だなぁ~……」


チラリチラリと提督に視線を送る


提督「たくさんお付き合いさせてしましましたね、早く帰りましょう」

陸奥「私…もう歩けないかも~」

提督「そ、それは困りましたね……」

陸奥「ね~え、提督?あそこにいいホテルがあるんだけど……休んでいかない?」


しな垂れかかり、誘惑する

陸奥(お願い!乗ってきて!!)


誘惑判定
7以上で成功
提督 -1

直下コンマ


コンマ判定:4-1 失敗


提督「……そのままの体勢でいてくださいね」

陸奥「え?…きゃっ!」

陸奥の体が浮く
足が地面を離れ、体を完全に提督に預ける形となる

おんぶという奴だ


提督「う、うむむ…!」


提督との身長差は実に20cmほど、体重はさほど変わらないどころか陸奥の方が重い位だろう


陸奥「や、やだ提督。恥ずかしいわ」

提督「で、でも…歩けないというのならこうした方がいいかと思いまして…」


少しふらつきながらも、買い物袋を持ち直し、姿勢を安定させる


陸奥(ど、どうしましょう?さすがにおんぶはちょっと恥ずかしい…)

陸奥(でもちょっとこのままでもいいかもと思ってしまう私もいる)

陸奥(というか夜戦はどうするのよ!!)

陸奥(降ろしてもらってて別の手段で誘うべきか、それともこのまま身を任せるか…)


陸奥(どうする?)



1、夜戦継続
2、夜戦中止

安価↓2


>>239選択:2、夜戦中止



陸奥(……駄目ね、今日は止めておきましょう)

陸奥(ちょっと焦り過ぎたかもしれないわ)

陸奥(今は、こうやって提督に甘えられるだけで…満足しておきましょうか)


陸奥「……あ、そうだわ」

提督「あ、あんまり動かないで下さい。くすぐったいです」

陸奥「こ~ら、大人しくして……………出来た」

提督「……?何をしたんですか?」

陸奥「私のデートに付き合ってくれた提督へのプレゼント。チョーカーよ」

提督「プレゼント……ですか……嬉しいです。大事にしますね」

陸奥「うーんと!大事にしてよね!!」


首に腕を回し、強めに抱きしめる


陸奥(このチョーカーって…なんだか首輪みたいよね)


そんなことを想いながら提督の背中に体を預けていた

さすがに帰り着くまでは持たなかったようで、途中からは一緒に歩いた



提督の好感度上昇
デート補正 最低保証値15

直下コンマ


コンマ判定:44ゾロ目


ゾロ目補正が+4

デート補正で更に+5


12+4+5=21





陸奥「ただいま…」

長門「随分遅かったな」

陸奥「まぁね……」

長門「なんだ?疲れた顔して、何をしたんだ?」

陸奥「ウィンドウショッピング…」

長門「ほう?提督にしては想像以上に普通なチョイスだな。何か買ってきたのか?」

陸奥「これ。提督はフライパン買ってウキウキしてたわ」

長門「マフラーと手袋か、フライパンに関しては……まぁ想定の範囲内か」

陸奥「……疲れたわ…結局夜戦出来なかったし」

長門「お、お前という奴は……」


やれやれといった風に首を振ってため息を吐く長門


陸奥(そろそろ遅いけど、寝る前に何かしようかしら?)



行動安価↓2

提督と一緒に寝よう(NOT夜戦)


>>246選択:


陸奥「………」

提督「……あの?陸奥さん?」

陸奥「……なにかしら?」

提督「お部屋を間違えてますよ。ここは私の寝所です」

陸奥「間違えてないわ、私は提督と寝に来たんだもの」

提督「そ、そうなんですか……」

陸奥「………今日一日は、ありがとう提督さん」

陸奥「私の我儘をたくさん聞いてくれて、本当に最高の一日だったわ」

陸奥「……だから、今日最後の我儘…一緒に寝ましょ?」


提督は目を伏せ、少し考えるような仕草を取った後

もう一つのお布団を、押し入れから引っ張り出す



提督「今日一日は何でも言う事を聞くという約束をしましたから」

提督「一緒に寝ましょうか、陸奥さん」


陸奥「ふふっ…ありがとう、提督」

私の我儘に、嫌な顔一つせずに布団を用意してくれた提督の額にキスをした


提督の初心度
0ほど動揺、9ほど鋼の心

直下コンマ


コンマ判定:1  尋常じゃなく慌てる


提督「あ、あわわわわ……」

陸奥「……ん?どうしたの?」


提督の顔が真っ赤なゆでだこのように紅潮している


陸奥(いままでどんな誘惑も通じなかったのに…まさか照れてるの?)


提督「あ、あの!!ぼ、僕寝ます!!」

慌てて先に敷いてあった方の布団に潜り込む
顔すら布団で覆って完全に背を向けている


陸奥(……提督、今『僕』って言ったわよね)

陸奥(………ふふふ、あの私って言ってるのはやっぱり無理してたんだ)

陸奥(こういう所、本当にあざとくて卑怯な提督)


くすくすと笑いながら、電気を消して陸奥も布団に潜り込んだ


深夜


提督の寝所では、二つの吐息が聞こえる

規則正しく、ゆっくりとした寝息

深夜ゆえに、とても静かだ



イベント判定
6以上で発生

直下コンマ



コンマ判定:1  イベント不発


2日目終了


【好感度一覧】


『陸奥』好感度:30⇒51 【ハ、破廉恥です】

『霰』好感度:58 【少し気になる】

『秋月』好感度:30   【普通】

『長門』好感度:30   【普通】



2日目はデートを挟んだせいで長くなってしまった……うん、そのせいだ

回転あげると言っておいて昨日よりも長くなってるじゃないか!!

でも、むっちゃん書くのメッチャ楽しかったです


それじゃあ3日目開始です



操作キャラ


1、提督
×、陸奥
3、霰
4、秋月
5、長門

安価↓2

秋月


>>256選択:4、秋月


昨日の夜の行動の分の好感度上昇を忘れていたので足し算

+10の固定値上昇


『陸奥』好感度:30⇒61





秋月(………昨日の司令、仕事を放りだしてどこにいってたんだろう)

秋月(……あんな提督の事、どうだっていいけど)

秋月(……今日の秘書艦は誰だったかな?)



秘書艦選択

安価↓2

秋月


>>260選択:秋月



今日の更新はここまでです

つんけんしてる秋月ちゃん難しい……

それではまた明日、お付き合いいただきありがとうございました


ちょいと遅くなりましたが再開です


秋月(今日の秘書艦は私だ…)

秋月(これも仕事、これも仕事……いかなくちゃ…)


提督の執務室をノックする


提督「どうぞ、お入りください」

秋月「すぅ……失礼します」

提督「おはようございます秋月さん。今日一日よろしくお願いします」

秋月「はい………」

提督「それでは今日の予定なのですが……」


そうして提督の口から、午前の執務を説明される


秋月(事務的に…事務的に……)


そう自分に言い聞かせる


提督「……………」

秋月「……………」


提督の筆を走らせる音だけが聞こえる


秋月(こういう時は会話をしなくていいので助かります)

秋月(……執務にも真面目に取り組み、礼儀正しい)

秋月(清廉潔白を地でいくような性格)

秋月(それでいて、艦娘への気遣いを忘れず積極的に関わりあう)


秋月(仕事をする人間としては評価できる提督です)

秋月(……ですが…)



秋月が提督を嫌う理由

安価↓2


>>269選択



秋月(……提督はあまりにも隙が無さすぎるように思います)

秋月(あんなに若くて仕事が出来て、しかも人格面にも何も問題が無いなんて逆に不自然です)

秋月(どこか事務的に感じると言いますか……なにか裏があるように思ってしまいます)


提督「………?私をじっと見つめてどうしたんですか?」

秋月「…いえ、なにも……」

提督「そうですか、何かあれば私に何でも言ってくださいね」


秋月(提督のあのにこやかな笑顔)

秋月(一見優しそうに見えますが、その裏ではどんなことを考えているのでしょう?)

秋月(……この秋月、提督の本性を見定めてあげます!)


仕事中



提督「ん、ん~……」


提督が大きく伸びをする


提督「少し休憩にしましょうか、秋月さんも一息どうですか?」

秋月「…では、お言葉に甘えて」

提督「分かりました。少し待っていてくださいね」


提督が給湯室に向かう


秋月(……こういう事は普通、秘書艦の私に任せるべきなんじゃあないでしょうか?)

秋月(……もしかして、提督は私達を信用していないのでは?)

秋月(もしかしたら給湯室で何かよからぬことをしているのかもしれません!!)

秋月(考えれば考えるほど、何でも怪しく感じてしまいます)


秋月(ここは……)



行動or会話安価

安価↓2

様子を見る


>>274選択:


秋月(……まずは様子を探りましょう)


提督「お茶が入りましたよ、熱いので気を付けてくださいね」

秋月「ありがとうございます……」

給湯室から帰って来た提督からお茶を受け取る


秋月(……見たところ、普通の緑茶です)

秋月(…提督は……)


提督「ずずず…………はぁ……」

ほっこりとした顔でお茶をすすっている

秋月「……………」ジー

提督「……………?」

秋月「…………」ジー

提督「ふふふ、もしかして猫舌でしたか?」

秋月「ッ!そんなことありませ…あつっ!」

提督「だ、大丈夫ですか?火傷はありませんか?」

秋月「へ、平気です…」

提督から差し出されたハンカチを使わずに、自分のモノで濡れてしまった部分を拭う


提督「申し訳ありません。次からはもう少しぬるめのモノを用意しますね」


秋月(……い、イケナイ…提督に気を使わせてしまいました)

秋月(警戒されてしまったかもしれません)


秋月(ですが、この秋月…一度の失敗でめげたりはしません!)

秋月(なんとしても提督の裏の顔を暴いて見せます!!)


秋月「……ふぅふぅ…」

秋月「……ずずず…」

秋月「………………ふぅ…」


秋月(……取り敢えず、分かったことがあります)

秋月(提督はお茶を淹れるのが上手です)


秋月「…ふぅふぅ………ずず……」


執拗にお茶を覚ましながら飲む秋月を提督はにこやかな笑顔で眺めていた






提督「……一先ず、今日の分は一区切りですね」

提督「これからの昼食、秋月さんも一緒にどうですか?」


提督から昼食を誘われる


秋月(……ここは……)



1、一緒に頂く
2、この場では断り、遠巻きに提督の様子を見る

安価↓2


>>280選択:1


食堂


秋月(結局、提督と食事をすることにしました)

秋月(……提督は…)


提督「いただきます」


秋月(ちゃんと礼節を欠かしていません)

秋月(箸の持ち方も完璧、行動の一つ一つに隙が見当たりません)

秋月(………やっぱり怪しいです)


提督をまじまじと見つめながら、秋月も食事を始めた


1、会話安価
2、乱入者判定

安価↓2


>>283選択:2


乱入者判定
5以上で乱入

直下コンマ


コンマ判定:1 乱入者なし



提督「……あの、秋月さん」

秋月「っ!な、なんですか?」

提督「あまりよそ見をしながら食事をしてはいけませんよ。ほら、ここ…」

提督の指が秋月の顔に伸びる

秋月(え!なに!?なんで!?)


秋月「い…!」

提督「ご飯粒、頬についていましたよ」


秋月が提督の手を払いのける前に、提督の手が引かれる
提督の手にはご飯粒

その米を食べるという卑しい真似はせず、ナプキンに包んで丸めた


提督「よそ見してはいけませんよ?…その…あまり見つめられると私も恥ずかしいですから」

秋月「は、はい!」

思わず声が裏返る


秋月(は、恥ずかしい!)

秋月(提督にご飯がついていたことを指摘されたのも恥ずかしいし、それを取ってもらったのも恥ずかしい!)

秋月(そして何より見ていたことがばれていただなんて…!!)

秋月(こ、この秋月…提督に翻弄され過ぎです!)

秋月(ご飯の時ぐらい、落ち着いて集中して食べることにしましょう!)


焦ってご飯をかきこみ、咽てしまい結局また提督に世話を掛けてしまった



夕方


秋月(………提督が職務を放りだしてどこかに行ってしまいました)

秋月(今日の分のノルマは済んでいるので特に問題は無いですが…)

秋月(今日の秋月は提督の事を見定めると決めました)

秋月(提督は何処に居るのでしょうか?)


提督を探しに、鎮守府をうろつく


提督は何をしていた?

(何処に居た、でも可)
安価↓2

海辺で釣り


>>289選択:海辺で釣り


秋月(……見つけた)

提督は海辺に座り込んでいた

秋月(……何をしているのでしょうか?)


秋月「何をして……釣り…ですか?」

提督「はい、釣りです」

提督「なんと、釣った魚は自分で捌けるなら持ち帰ってもいいそうです」

提督「ふふ、なんて、ちょっと貧乏くさい事を言ってしまいましたね」

秋月「釣れているんですか?」

提督「全く。丁度眠ってしまいそうになっていたところなんです、良ければ話し相手になっていただけませんか?」


特に断る理由も無い為、提督に従って海辺に座り込む


提督「………秋月さんは、僕の事をどう思っていますか?」

秋月「え、えっと……どうして突然そんなことを?」

提督「私は秋月さんに嫌われていると思っていました」

提督「ですが、今日一日秋月さんは私の事を気にかけてくださっていたように思いました」

提督「自分で考えても答えが出ないので、直接聞いてみた次第です」

提督「答えにくいことだとは理解しています、はぐらかしても構いません」

提督「ただ、こうして秋月さんと隣同士座りあって、会話が出来たというだけでも嬉しいですから」

秋月「………」


秋月(どうやら、今日一日の事は提督に筒抜けだったようです)

秋月(なんと答えましょうか?)


会話安価↓2

司令の事を見直しました


>>293選択


秋月「……司令の事、少しだけ見直しました」

秋月「本当に少しだけですが…司令は、少なからず悪い人ではないんじゃないかと思いました」

提督「そう…ですか、ありがとうございます」

提督「しかし、私は悪い人に見えるのですか?」

秋月「……司令は隙が無さすぎるので」

提督「隙…ですか?」

秋月「司令は、私から見ても完璧だと思います」

秋月「仕事中も、私達に対する態度も、果ては食事中のマナーでさえも」

秋月「……でも、だからこそ…距離を感じると言いますか」

秋月「司令は少し、怖いです」

提督は瞳孔を開き、秋月を見つめる

そして、目を伏せ声色を落として呟く


提督「………難しい問題ですね」

提督「ですが、とても参考になりました。もう少し皆さんに安心していただけるよう善処します」


秋月(提督の事が少しだけ分かった気がする)

秋月(でも、提督は提督のまま。明日になれば何か変わっているでしょうか?)


結局その日は、何も釣果は無かった



※秋月の提督に対する好感度が、少しだけ上昇しました





提督「今日一日、お疲れさまでした」

提督「明日からもまた、よろしくお願いします」


そうして、提督の執務室を後にした


秋月(ここから先は自由の時間です)

秋月(これから何をしましょうか?)


行動安価↓2


>>297選択


提督私室


トントンと軽くノックをし、提督の返事を確認してから戸を開く


秋月「夜分に失礼します」

提督「お気遣いなく。私に何のご用事ですか?」

秋月「提督に聞きたいことがありまして」

秋月「………提督は、どうして提督になったのですか?」

提督「そう……ですね……」



コンマ判定
1-3  悲しい過去
4-6  熱い想い
7-9  事務的
0    ???

直下コンマ


コンマ判定:8  事務的



提督「……私が優秀だから。と言ったら笑いますか?」

秋月「……分かりません。提督はそう言った理由で提督になったのですか?」

提督「概ね、そういう理由だと思います。こんな年端もいかない私を提督などという高い地位に置いたのは、能力が評価された以外には考えられませんので」

提督「…私は、私を提督に任命してくださった全ての方の期待に沿えるように励むだけです」

提督「これで、納得していただけましたか?」

秋月「……はい」


秋月(提督の言葉には、熱意の様なものは感じられませんでした)

秋月(淡々として、事務的な言葉)

秋月(私が知っている、隙の無い冷たい提督だ)


提督「……でも、だからこそ。秋月さんに『完璧だ』と言ってい頂いて大変感謝しているんですよ?」

提督「艦娘の皆さんにそう思って頂いたという事実が、私の何よりの励みですから」


そうして笑う提督は、先ほどの事務的な冷たさは無く年相応に柔らかい


秋月(……本当の提督はどっちなんでしょうか?)

秋月(提督の言葉には、果たしてどれだけの嘘がまぎれているのでしょうか?)


秋月(やはり、まだ提督の事はよく分かりません)


秋月(ただ、今日一日で分かったことは)

秋月(淹れるお茶がおいしいという事と………笑顔が可愛いという事ですね)



※3日目終了


深夜判定


イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:2 イベント不発



今日一日分の提督の好感度上昇判定

直下コンマ


コンマ判定:76÷3=24



【好感度一覧】


『陸奥』好感度:61  【ハ、破廉恥です】

『霰』好感度:58   【少し気になる】

『秋月』好感度:30⇒54 【正直な意見、ありがとうございます】

『長門』好感度:30   【普通】


秋月から提督への好感度は数値で言えば『20』で【拭いきれない不信感】

こんな感じです


提督の掘り下げは展開次第で重くも軽くもなります

あんまり重要なことでもないですしね



4日目開始です



操作キャラ選択


1、陸奥
2、霰
×、秋月
4、長門
5、提督

安価↓2

4


>>309選択:4、長門







陸奥「もうもうもう!なによ!秋月は提督の事嫌いなんじゃなかったのかしら!」

陸奥「海辺に座り込んでる提督と…何話してたのかしら……はぁ……」


長門(…朝から妙に陸奥が荒れているな)

長門(まぁいつもの事か)

長門(今日の提督の秘書艦は……)


秘書艦選択

安価↓2

長門


>>312選択:長門


長門(今日は私だったか)

陸奥「姉さん!私と代わってくれないかしら!」

長門「馬鹿を言うな提督の決定だ。提督に直訴するんだな」

陸奥「分かったわ!行ってくる!!」

長門「あ、おい!……本当に行くとはな…」


ゆっくりと支度をして、提督の執務室に向かう

その道すがら陸奥の項垂れた姿を見つけた

長門(……まぁ当然だな)


執務室の戸をノックし、提督が居ることを確認して部屋に入った


イベント判定
5以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:5  イベント不発



提督「長門さん、今日はよろしくお願いします」

長門「ああ、こちらこそ」


いつも通り丁寧に今日の分の執務を説明された


提督「よ~し…今日はいつも以上に頑張ってやらないと……」

そう独り言をつぶやき、提督は執務に取り掛かった


長門(今日の提督は張り切っているな)

長門(昨日何かあったのかもしれないな……)

長門(……………しかし、提督の秘書艦は暇だな)

手持無沙汰になり、なんとなく書類や本棚を綺麗に整頓したりする


長門(…………本当に暇だ…)

長門(どうしようか?)



行動or会話安価↓2


イベント判定と書き込んでもらえればこっちで適当にイベントを考えます

安価の選択でイベント内容を明記してもらってもいいですよ!

今後、会話と行動とイベント全部ひっくるめた安価を自由安価と名称することにします



行動or会話orイベント安価↓1

駆逐艦と遊ぶながもん
羨ましそうに眺める提督


>>318選択:



雷「司令官ー!遊びに来たわよー!!」


執務室の扉がノックも無く開け放たれる
現れたのは雷と電

長門「コラ!お前たち、せめてノックはしろといつも言ってるだろう!」

電「はわわ、ごめんなさいなのです。ほら、雷ちゃんも謝って」

雷「は~い…ごめんなさい」

長門「うむ、分かればいいんだ。…今は提督は執務中なんだ、遊ぶなら後にしてやってくれ」

雷「えー…最近ほとんど出撃も無くって退屈なのよ…」

雷「……そうだ!長門さんは暇してるんじゃない?」

長門「う…まぁ…そうとも言えるが……」


チラリと提督へ視線を向ける


提督「私の代わりに、お願いします長門さん」

長門「……だ、そうだ」


提督の許可を貰い、駆逐艦を構ってあげることにした


長門(………はぁ……やっぱり駆逐艦はいいな…)


真っ直ぐに甘えてくる駆逐艦と遊びながら、恍惚に浸る長門


提督「……………」


長門(………一見、提督は静かに執務をこなしているようにも見えるが…)


提督「……………」チラッ


長門(……見ている、確実に)

長門(私を見ているのか、はたまた駆逐艦を見ているのかどちらかは定かではないが)

長門(羨ましそうにこちらを見ている)


長門(……しっかりしているが、提督もまだ子供。誰かに甘えたいと心の奥では思っているのかもしれないな)


長門「……提督もこっちに来るか?」

提督「い、いえ私は執務中ですので…」

長門「偶には休息も必要だと思うぞ?」

提督「そ、そういうわけにはいきません。私は提督ですので……」


長門(ふむ、恐らく羨ましがっているはずなんだが…)

長門(恥ずかしいと思っているのか、はたまた自分を戒めているだけか?)

長門(こんなに平和なんだ…そう窮屈じゃあいつかは爆発してしまう)

長門(どうにかして…ガス抜きをしてやるべきなのかもな……)


長門(………提督のあの態度を見れば、多少強引に言った方が効果がありそうだな)





提督との食事を終える


長門(提督は午前の執務で、今日中のノルマを終わらせてしまったようだな)

長門(何やら遺産で仕事に励んでいたが、何かしたいことがあるのかもしれないな)

長門(恐らく提督は執務室に居るだろうが……)

長門(さて、私はどうしようか?)



自由安価↓2

さっき羨ましそうにしてたので提督と遊んであげる


>>325選択:行動
※イベント発生



長門(さっき羨ましそうに見ていたし、提督と遊んでやろうか)

長門(そうと決まれば、早速執務室に行こうか)


長門「おい、提と……く?」

提督「あ、長門さん!どうですかね私の格好?」

長門「い、いや……どうですかって……」

提督は何故かいつもの白い軍服ではなく、セーラー服を着ていた

しかもなぜか半ズボンだ


提督「昨日、秋月さんに『提督は隙が無くて怖い』という意見を頂いたので、私なりに艦娘の皆さんに親しみやすいと思われる格好をしてみたのですが如何でしょうか?」

提督「あ、ズボンの丈が短いのは私なりに『隙』をイメージしたのですが……」



長門(だ、駄目だ……提督の悪い癖が全面的に押し出されている)

長門(人の意見を積極的に取り入れようとする姿勢は尊敬するが、なんだか方向がずれている…)

長門(な、なんと言ってやるべきか……)


会話安価↓2

正直言って無い


>>328選択:


長門(正直に言ってやるべきだな……これも提督の為だ)


長門「はっきりと言おう。無い!」

提督「そ、そう……です……か……」


提督が膝から崩れ落ちる


提督「やはり…ズボンの丈を鋏で寸断しただけというのがいけない要因でしょうか?」

長門「全く持って違う。強いて要因をあげるとするなら全部だな」

提督「ぜ、全部ですか………難しいですね…皆さんに親しみを持ってもらうというのは…」

提督「セーラー服じゃあ親しみは持てないものなのでしょうか?」

長門「……どこからツッコミを入れるべきか……一先ずいつもの格好に着替えてくれ」

提督「分かりました……」

その場で脱ごうとしたのを止め、一度執務室を出た


いつもの軍服に戻った提督と話し合う


長門「そもそも、だ。何故セーラー服を着れば親しみを持ってもらえると思ったんだ?」

提督「それは勿論、艦娘にはセーラー服の方が多いからです」

長門「………逆に聞こう。提督は提督と同じ服装の女性が居れば親しみを感じるか?」

提督「…………別に、同じ服装だからと言って特別親しみは感じないですね」

長門「分かってもらえてくれたようで何よりだ」

提督「……それでは、私は何をするべきなのでしょうか?」

提督「私はどうすれば、皆さんに親しみを感じてもらえるのでしょうか?」


長門「……そうだな…」


長門(提督は少し勘違いをしているな、自分を皆に寄せることが今回の解決策じゃない)

長門(今回の解決策は、ありのままの提督を見せることだろう)

長門(しかし…提督の性格上納得してもらうのは難しそうだな)

長門(提督はどうにも自分を責めすぎる節がある。まずはそこを改善してやるべきか?)


長門(……どうしようか?)



行動or会話安価↓2

仕事ばかりしてないでもっと遊んだらどうだ


>>333選択


長門「……今の提督では考えても分からないだろうな」

長門「と、いうわけで仕事ばかりしないで遊ぶぞ提督!」

提督「な、何がというわけなのでしょうか?」

長門「提督はもっと心に余裕が必要だ。だから遊べ」

提督「そう言われましても、私は……」

長門「心配するな、心に余裕が出来れば自ずと分かってくるはずだ」

提督「ほ、本当ですか!」

長門「ああ、本当だ。ビッグ7嘘つかない」


長門(少々卑怯な釣り方をしてしまったが、こうでもしないとうんと頷かないだろうからな)


長門「さぁ提督、この戦艦長門と何をして遊ぶ?なんだって付き合ってやろう」

提督「そ、それじゃあ………」



コンマ判定
偶数で料理、奇数で裁縫。ゾロ目で安価指定

直下コンマ


コンマ判定:偶数  料理



提督「…料理をしましょう!」

長門「り、料理?」

提督「私の数少ない趣味と言える物の一つです。これでは駄目ですか?」

長門「い、いや…悪くはない…ぞ…」


長門(うん、遊びと言えるか微妙だが趣味の一つならば提督の気も休まるはずだ)

長門(それに、提督からこういう提案を受けたんだ。みすみす断ってさらに受動的になってしまっては困る)


提督「簡単なお菓子作りをしましょう」

長門「お菓子…か。いいぞ、始めようか」



長門料理判定
0ほど壊滅的、9ほどお上手
5以下で-2の補正

直下コンマ


コンマ判定:1-2  調理場に立たせてはいけない



提督「……長門さん?何か私に言うことはありませんか?」

長門「そ、その……ええっとだな……」


ゴゴゴゴゴという擬音が聞こえてきそうなほどの提督の威圧感

その提督の前に、大きな体を申し訳なさそうに縮めるビッグ7長門

調理場は大惨事だった

飛び散るチョコレート、散乱する小麦粉、そして何故か砕けているビン

何を隠そう、長門は料理が一切できないのだった


提督「まさかチョコレートを湯煎してくださいと言ってチョコレートをそのまま熱湯に入れるとは思いませんでした」

提督「しかもその溶けかけたチョコレートを手で掬いだそうとするだなんて誰が想像しますか?」

長門「め、面目ない……」

提督「小麦粉を詰めたビンを開けてくださいと頼んだのは、辛うじて私の責任かもしれませんが…ビンを開けようとして普通握力で握り壊しますか?」

長門「こ、この長門……一生の不覚だ…許してくれ」


長門(な、何をやっているんだ私は……こんなことになるなら、陸奥にでも料理をならっておくべきだったか?)


提督「……ふふ、もう…一緒に片付けをしましょう。そうすれば許してあげます」

長門「あ、ああ勿論だとも」

提督「まずは割れた瓶を回収します。破片で怪我をしてはいけませんから」

提督「手で拾ってはいけませんよ!!」

長門「わ、分かっている。分かっているさ」

慌てて伸ばした手を引っ込める長門

長門(何故しようとしたことが分かったんだ?)


塵取りと箒でビンをかき集めてから、汚してしまった調理場の清掃に取り掛かった


提督「……ふふふ、でも…ちょっぴり意外でした」

提督「あんなに頼りになるカッコイイ長門さんも、自信満々で失敗をするんですね」

長門「か、からかわないでくれ…今かなり傷心中だ…」

提督「ふふ、ふふふふ…長門さんも可愛らしい所があるんですね」


そう、くすくすと楽しそうに笑いながら掃除をしている


長門(……予想外の形だが、こうして提督の子供のような笑みを引き出せたということは一応成功と言えなくもない…か)

長門(いや、だがこの惨状……笑えないぞ…)

長門(つ、次に備えて勉強をしておくべきだな……)

長門(陸奥、陸奥の女子力とやらなら料理も完璧だろう…うん)





長門(つ、疲れた……)

長門(まさかこんなに遅くなってしまうとはな…)

長門(これで漸く、自由な時間というわけか)


長門(どうしようか?)


自由安価↓2

むっちゃんに料理を教わる


>>344選択:むっちゃんに料理を教わる


完璧にフラグを立てまくったところで今日の更新はここまでです

いやぁ……まさか長門型二人ともコンマ1を出すだなんて運命感じちゃいますね……


次回『厨房死す』

お楽しみに!!


そろそろ再開っすよ!


長門「なぁ陸奥、私に料理を教えてくれないか?」

陸奥「……え?いま、なんて?」

長門「料理を教えてほしいと言ったんだ」

陸奥「え、え~っと…どうして私なのかしら?」

長門「お前はいつも女子力がどうたらと言っているじゃないか。こういうことは得意そうだと思ってな」

陸奥「あ、あらそう…」

長門「恥ずかしながら私は全く料理が出来ないと判明してしまってな。提督の為にも一つ頼む」

陸奥「…………」


陸奥(ど、どうしましょう?私も出来ないって姉さん知らなかったのかしら?)

陸奥(で、でも…いつかは練習するべきことだったしいい機会かもしれないわ)

陸奥(丁度一人じゃあ不安だったし……)


陸奥「いいわよ。調理場に行きましょうか姉さん」

長門「引き受けてくれるか。ありがとう陸奥、頼りにしてるぞ」


長門(やはりこういうことは陸奥に相談して正解だったな)


調理場


二人がエプロンに着替えて調理場に立つ

長門は少し興奮した面持ちでそわそわとしている
陸奥はどんよりとした面持ちでそわそわとしていた

長門「さぁ陸奥!今日は何を教えてくれるんだ?」

陸奥「そ、そうねぇ………ま、まずはご飯を炊きましょうか」

長門「そんな初歩的なところからなのか?さすがに私を馬鹿にし過ぎだぞ」

陸奥「じゃあ姉さんはご飯を炊いたことあるのかしら?」

長門「無い!だがなんとなくそれくらいなら出来そうだ」


陸奥(な、なんで姉さんはこんなに自信満々なの!?)


陸奥「で、でもどんな料理にもお米は必要よ。まずは簡単なことから始めてみてもいいと思うわ」

長門「……それもそうか、よしでは始めようか」


長門は腕まくりをし、米櫃を開いた


長門「………なぁ陸奥、このカップは何だ?」

長門が掲げたのは計量カップ
家庭にもよるが米櫃の中には一杯一合の計量カップが常備されている場合が多い
計量カップの代わりに升の場合もある


陸奥「え?米櫃の中にあったの?」

長門「ああ、計量カップの筈なんだが…なぜ米櫃の中に?」

陸奥「ちょっと見せてもらえるかしら」

そういって長門から計量カップを受け取る


陸奥(た、多分お米の量をはかるために入ってたのよね?)

陸奥(このカップ一つで………リットルの表記が無い!?) ※やっすい計量カップにはここで半分ですよというメモリしかない物もある

陸奥(ふ、不良品じゃない!!)

陸奥(………でも、使い込まれた跡がある)

陸奥(もしかして使い過ぎてメモリが消えちゃったのかしら?……そうに違いないわ)

陸奥(辛うじて見える薄い線。多分これがお茶わん一杯分とかそういうのよ。つまり……)


陸奥「私と姉さんの二人分だからカップ一杯分のお米を洗いましょうか」

長門「分かった」

長門は計量カップ一杯を米研ぎ用のボウルに流し込む


二人がカップ一杯分の米が流し込まれたボウルを見る

長門「……なあ陸奥。少なすぎやしないか?」

陸奥「だ、大丈夫よ。炊くと膨らむじゃない…………多分」

長門「本当に大丈夫なんだろうな?」

陸奥「……………私たちいっぱい食べるからちょっと量増やしておきましょうか」


陸奥(きっとこのカップ一杯でお茶わん一杯分だったのね)

もう一杯お米をボウルに追加した


長門「………よし、洗うか」

陸奥「ね、姉さん一人で大丈夫?」

長門「なあに平気だ。さすがの私も見たことあるぞ」

陸奥「じゃ、じゃあ…任せるわよ」


陸奥は米を洗うのを長門に任せ、冷蔵庫を物色し始めた


長門(………ええっと確か、水で流しながらごそごそやってたような)


長門「ふん!」

水に当てながら米を研ぎにかかった
取り敢えずなんか力を入れていたような気がするという記憶を頼りに米に体重をかけて掻き混ぜる

ゴリゴリゴリと異音がする

長門「…………だ、大丈夫大丈夫」

ゴリゴリという異音を気にしないように米を研ぎ続けた

長門(……そろそろいいか)

長門の怪力によりコメは無残にも粉々に砕け散っていた

もはやサラサラと流れる大粒の砂だ


長門(………多分、こういう物なんだろうな)


特に気にせず、その米を炊飯器の釜に移した


長門(………水を入れるんだよな?)

炊飯窯のメモリをまじまじと見つめる

長門(……一合、二合……聞いたことがあるメモリだ)

長門(普通に考えて、一人分が一合。二人分なので二合か)

長門(しかし、コメの量が目盛りまで届いていない)

長門(…………ッ!?そうか!水の量だな)

長門(中々に冴えているぞ、私)

意気揚々と2合分と思われる量の目盛りまで水を入れた


長門「………ちょっと足したし水も増やしておこう」

そう思い、水を倍くらいに増やして炊飯のスイッチを押した


長門(……なんだ、簡単じゃないか)

長門(陸奥は何をしているんだろう?)


一方その頃陸奥はというと、色々と諦めていた


陸奥(……どこに何があるのかさっぱりわからないわ)

陸奥(なんであんなにいっぱいお肉が冷凍されているの?)

陸奥(キャベツや白菜の葉っぱの野菜は見つかったけど、玉ねぎもジャガイモも見当たらないわ) ※根菜は風通しのいい暗い屋外に保存される場合が多い

陸奥(それに調味料)

陸奥(塩と砂糖は分かるわ。醤油も分かる)

陸奥(でも料理酒って何かしら?普通のお酒と何が違うの?)

陸奥(みりんっていうのも名前だけは聞いたことがあるけど、何に使うのかさっぱりわからないし)

陸奥(そしてこの謎の調味料。白だし?白い食べ物のだし?)

陸奥(それに、ウスターソースとトンカツソースと中濃ソースって殆ど見た目同じじゃない!)

陸奥(……はぁ……挫けそう。こうなるんなら素直に自分も出来ないって言いうべきだったかしら)


長門「おーい陸奥。終わったぞ」

陸奥「え!?本当に!?」

長門「何を驚いている?これくらい簡単だ」

陸奥「そ、そう………」

長門「米の次は、炊き上がる間におかずを作るのだろう?一体何を作るんだ?」

陸奥「え、えっと………そうね………」


陸奥(私でもできそうな料理…何があるかしら?)

安価↓2


>>359選択:肉じゃが



陸奥(……いいえ、受け身になっちゃダメよ陸奥)

陸奥(ここは男心をがっちりつかむ料理を作る!)


陸奥「肉じゃがよ!」

長門「おお、肉じゃがか。ふふっ…楽しみになって来たな」


陸奥(煮物は簡単だって聞いたことがあるし、大丈夫よね?)


長門「まず食材だな。じゃがいもと肉と……人参か?」

陸奥「それに玉ねぎも入るわね」

長門「あとは……………思いつかないな。こんなものなのか?」

陸奥「た、多分そんなものよ。ほら、入れ過ぎると味が混ざっちゃうじゃない?」

長門「成程な。よし、頼むぞ陸奥」

陸奥「任せて!姉さん!」


半ばやけになり、ハイテンションで肉じゃがの準備を始めた


食材をまな板の上に並べる

陸奥(まさか玉ねぎとジャガイモは外に保管されてただなんて……見つかってよかったわ)


長門「さあ陸奥。何から切るんだ?」

陸奥「……取り敢えず野菜の皮をむきましょうか」

長門「おお、そうだな。よし…」

そう言って長門が手に取ったのは玉ねぎ

順調に皮を剥いでいくが、パタリとその手が止まる


長門「………なあ陸奥。これ、もしかして全部皮なんじゃないのか?」

陸奥「え?……あ、うん…そうね」

長門「どこまで剥くべきなんだ?」

陸奥「………ちゃ、茶色い部分だけ剥けばいいのよ」

長門「成程な~……陸奥は…ジャガイモか。それなら分かりやすいな」

陸奥「そうね、この皮剥く奴もあるし簡単ね」 ※皮をむく奴=ピーラー

長門「な、なぁなぁ!にんじんは私にやらせてはくれないか!」

陸奥「いいわよ。ふふ…」


実際に食材に触り、なんだか楽しくなっている長門姉妹

どんどん野菜が小さくなっていってることにも気づかずに……


一通り皮をむき終わり、ついに『これ』を手にする時が来た

『包丁』だ

初心者にとって恐らく最も鬼門であると思われると同時に、一番楽しそうに見える行動だ

小気味良く食材を着る音、それと一緒に流れる鼻歌のBGMに、初心者はなんとなくそれに憧れる

しかし、実際に包丁を持てば……


長門・陸奥((こ、怖い))


陸奥「ね、姉さん。気を付けてね?」

長門「む、陸奥もな…」


怖々と小さくなった野菜を、記憶を頼りにこんな感じだった気がすると切り刻む

そうして出来上がった歪な形の野菜を、全て鍋に詰め込んだ

そして次に迫りくる難関は……肉だった

冷凍肉

切りやすく、長期保存しやすいという理由で肉は冷凍保存されることが多い

しかし、冷凍されていた方が切りやすいという事を知らない長門と陸奥はレンジで一度解凍してしまっていた


長門「ふん!……むむむ、切りにくいな…」

陸奥「あ、ああ…気を付けてね姉さん…」

長門「ああ、この長門に任せていろ!!!」


包丁を滑らせ指を切りそうになるも、なんとかいい感じの形に切って鍋に入れる


そして、ついに最後の関門が来た

料理の出来の全てを決めると言っても過言ではない、味付けの時間だ


長門「………」

陸奥「………」

長門「………何を入れるんだ?」

陸奥「…まずは水じゃないかしら?」

長門「そうか…水か……どれくらい?」

陸奥「食材が埋まるくらいって聞いたことがある気がするわ」

長門「なるほどなるほど……水よし、他には?」

陸奥「……醤油ね」

長門「醤油か………」


もはや陸奥にも余裕は無く、怖々とそれっぽいものを目分量で流し込んでいく

そうして……ついに…料理は完成した


炊きあがったご飯と肉じゃがを見比べる

長門と陸奥は、お互いの目を見て…ため息を吐いた


陸奥「……見事に失敗ね」

長門「……ああ」

陸奥「……ごめんなさい姉さん、私も出来ないってこと言わなくて」

長門「いいさ……それだけが原因じゃない」

長門「………一番の失敗は、何だと思う?」

陸奥「………そうね…」


ご飯に盛られたご飯…………ではなく、水粥……いや、粥ですらないナニカ

水の入れ過ぎと、力加減を誤った米研ぎによって生み出された米粉によるコラボレーションは、未知なるスープを生み出していた

しかも、カップ2杯分…つまりは2合のお米

そう…お茶わん6杯分以上のスープが出来上がっていた


次に肉じゃが、食材はいい、手順もあながち間違いではなかった

しかし…


長門「この辛さ……一体何が原因なんだ?」

陸奥「このお粥は結局水とお米の味だから何とか食べられるけど、この肉じゃがは……ねぇ…」

陸奥「確か、すべて等分で入れればそれなりの味になるって聞いたことがあったんだけれど……」



肉じゃがの失敗、それは『白だし』

ありとあらゆる和食に使われる万能調味料

しかし、薄く透明に近い見た目に反しかなり味が濃い

しかも、『おかずは甘くない方がいい』という長門の理論によって砂糖の少なさも味の異常な濃さに拍車をかけていた



長門「……これを全部、か」

陸奥「………そうね…」


長門「………しょっぱいな…」

陸奥「……そうね……」


自らの未熟さをかみしめながら、大量の料理を無理やり体に詰め込んだのであった


深夜


長門姉妹は、唸りながらベッドの上で寝ころんでいた

二人とも、異常な体の重さの寝苦しさを味わっていた

当然だろう、あの量のお世辞にも美味しいと言えない『料理もどき』を食べきったのだ

きっと明日の朝食には、涙を流して美味しい食べ物の素晴らしさを実感するだろう



イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:7  イベント発生
※初深夜イベント



操作キャラ選択してください


1、陸奥
2、霰
3、秋月
4、長門
5、摩耶

安価↓2


>>371選択:3、秋月



秋月(眠れない……)

秋月(なんとなく、外に出てみたけど…ちょっと冷えますね)

秋月(……もう少し歩いたら、もう一度寝所に戻りましょうか)


そんなことを考えながら廊下を歩いていた


イベントor行動安価↓2

夕食のせいで気分が奮わないので深夜ランニングに出かけようとする長門に遭遇


>>376選択:


外の空気を吸おうと廊下を出ると、長門と遭遇した


秋月(なんでこんな時間に?)

秋月(…って、私も人の事は言えないですね)


秋月「あの、長門さん?」

長門「ん?ああ秋月か。どうしたまだ寝ていないのか?」

秋月「はい、ちょっと眠れなくって…」

長門「ふふっ…そうか。私と同じだな」

秋月「そうなんですか?…そう言えば、心なしか顔色が…」

長門「……ちょっと、色々な…ランニングに行こうと思ってるんだが一緒にどうだ?」

秋月「……そうですね、ご一緒させてもらいます!」

長門「寝るための運動だ、軽く行こう」


そうして、長門と共にランニングに出かけた


ランニング中


秋月(……多分、私に合わせてくれているんでしょうね)

秋月(それでも歩幅の所為で結構大変ですが)

秋月(私もいつかはこんなに……)


長門「……なぁ秋月、お前は料理できるか?」

秋月「へ?どうしたんですか突然?」

長門「ん…まぁ……ちょっと気になってな」

秋月「私は……」



秋月の料理の腕前
0ほど悲惨、9ほど上手

直下コンマ


コンマ判定:7  一人暮らしでも支障はないレベル
※よかった…全ての艦娘が飯マズな鎮守府じゃあなかったんだね……


秋月「普通…だと思います」

長門「普通…か、ご飯は炊けるか?」

秋月「それくらいは普通に出来ますよ!」

長門「そ、そう……か……」


秋月(……あれ?落ち込んでいるんでしょうか?)


長門「……駆逐艦の子も普通に出来るというのに私は………はぁ…」

秋月「あ、あの長門さん?」

長門「ああ、いや…気にするな。今日一日…自分の未熟さを身をもって噛みしめたよ」

長門「ああ…噛みしめたとも………」


何故か遠い目でどこかを見つめる長門さんの瞳には、薄らときらめくものが見えた気がした

※4日目終了



今日一日の提督から長門への好感度上昇

直下コンマ


コンマ判定:21÷3=7



【好感度一覧】


『陸奥』好感度:61     【ハ、破廉恥です】

『霰』好感度:58       【少し気になる】

『秋月』好感度:54     【正直な意見、ありがとうございます】

『長門』好感度:30⇒37  【普通】




四日目(裏)


視点

1、陸奥
2、摩耶

安価↓2


>>387選択:2、摩耶



四日目(裏)


深夜


摩耶は、今日一日の事を思い返していた


摩耶(……今日は提督があんま絡んでこなかったな)

摩耶(…いや、別にいいんだけどよ…)

摩耶(……いっつもウザい位話しかけてくるくせに…)

摩耶(一昨日は陸奥とデートとか言ってたし)

摩耶(……デレデレ嬉しそうにしやがって…)

摩耶(昨日も飯の時はアタシとじゃなくって秋月と食ってたし…)

摩耶(……いやいやいやいや!別に誰と食ってたっていいじゃん!!)

摩耶(米粒を取ってあげたり、咽た時に背中をさすってあげたり、ハンカチで口元を拭ってあげたり…いつもアタシにしてることじゃねーか)


摩耶「……アイツ、誰にでもあんなことすんのかな…」


摩耶(………なんだよこれ、きっもちわりーの…)

摩耶(さっさと寝よう…それが良い……)


そう自分を無理やり押し込み、無理やり目を瞑った



※少しだけ、摩耶が提督を意識するようになりました


五日目


操作キャラ選択


1、陸奥
2、霰
3、秋月
4、長門
5、提督

安価↓2


>>392選択:5、提督





提督(今日もいい天気ですね。仕事日和です)

提督(今日一日もしっかりと職務に励むとしましょう!)

提督(今日の秘書艦は………)


秘書艦選択
安価↓2

秋月


>>396選択:秋月


提督「秋月さん、今日も一日よろしくお願いします」

秋月「はい、よろしくお願いします」

提督「今日の予定は……」


そうして秋月に予定を伝え、執務に移る


提督(……今日も早めに終わらせて、秋月さんから指摘された『隙のある親しみやすい提督』になるため頑張りましょう)

提督(長門さんは遊べと言っていましたし、そういう事をするのも効果があるのかもしれませんね)


そんなことを考えながら手早く仕事を済ませる


自由安価↓2

陸奥と長門に会いに行こう


>>400選択:


提督(……よし!終わり!)


提督「それじゃあ私は出てきますね!」

秋月「え?何処に行くんですか?」

提督「長門さんと陸奥さんに会いに行ってきます!」


そう言い残し、颯爽と執務室を後にした


提督「と、いうわけで長門さん。今日もよろしくお願いします」

長門「ああ、よろしくされた」

陸奥「……?何がどういうわけなのかしら?」


提督「それはですね……」


かいつまんで陸奥にも『隙のある親しみやすい提督づくり』の説明をする


陸奥「なるほどね。分かったわ、お姉さんも協力してあげる」

提督「ありがとうございます。陸奥さん!」


陸奥(半ズボンセーラー服の提督も見てみたかったな~)


長門「今日は何をするんだ?」

提督「今日はですね……」


会話orイベント安価(提督からの言葉じゃなく、誰かからの提案でも可)

安価↓2

水泳


>>405選択:水泳



長門「……そうだ、水泳なんてどうだろうか?」

提督「水泳…ですか?」

陸奥「あら、いいんじゃないかしら。私も賛成よ!」


長門・陸奥(昨日食べすぎたし……)


提督の手伝いを利用し自らの欲求を満たそうとする、意外に打算的な姉妹だった


陸奥(提督の裸を合法に見るチャンス!!)


微妙に違う欲望も混ざっていた


提督「わかりました。お二人がそういうのなら」



1、寒中水泳
2、温水プール
3、自由安価

安価↓2

2


>>409選択:2、温水プール
※何故か鎮守府にあったという設定。多分潜水艦の為とかそんなん。こまけぇこたぁ(ry



長門「………提督、その格好で泳ぐのか?」

提督「あれ?変でしょうか?」

提督は普段の服装から重々しい上着が無いだけの普通の格好

提督「着衣水泳の特訓にいいかと思いまして」

長門「……我々は遊びに来たんだがな。まぁ仕方ないか」

提督「それにしても、陸奥さんが遅いですね。どうかしたのでしょうか?」

長門「………直に来るはずだ」


長門(陸奥の奴、お腹がどうとかと言っていたな。昨日食い過ぎた弊害だろう)


陸奥「お、お待たせ……提督…う、うふふ…」

陸奥は何故かお腹に手を当てて、不自然な笑みと共にやって来た


陸奥「は、早く入りましょうよ!ほらほら!!」

提督「あ、いけませんよ!ちゃんと準備運動をしてからです!!」


きちきちと準備運動で体をほぐし、遊び始めた


イベント安価
安価↓2

>>411


イベントを決めることを含む安価の内容の時に『コンマ判定』とか『コンマで決める』とかかきこんでくれれば適当にこっちでイベント内容を用意します

って書き込もうとしたら安価が来ていた


>>412選択:長門の水着が取れる



長門「おーい提督!そう私達を放っておくな、私達は遊びに来たんだからな!」

提督「……そうですね…すみません!直ぐに戻ります!!」


延々と遠泳を続ける提督を見かねて声をかける


長門(なんでも仕事や訓練に結び付けるのは悪い癖だな)

長門(どうしてこう肩の力を抜くのが下手なんだ?)


長門「こっちだこっ……」

提督を呼び込むように大きく手を振った時、ビキニ型の水着の紐がほどける

そしてその豊満な胸が露わになってしまった


更に、不運が重なり

提督がようやくここにたどり着いたその時に、水着が外れてしまった


提督が水から顔をあげ、長門と向き合ってしまった





直下コンマ:長門動揺判定
0ほど取り乱す、9ほど鋼の意思


↓2コンマ:提督動揺判定
0ほど取り乱す、9ほど紳士的な対処
初心度  -2
生真面目 +2


コンマ判定:8  この長門に、精神的動揺によるミスは決して無いと思って頂こう!!

コンマ判定:5  理性とのせめぎ合い



長門「む、しまったな。少し緩かったか」

提督「な!!な、ななな長門さん!?は、早く直してください!!」

提督「う、後ろを向いていますから!!」

長門「ふふっ…そうだな、このままじゃあ提督も目線のやり場に困るだろうしな」


長門(提督もやはり子供なんだな)

長門(あんなに顔を真っ赤に動揺をするだなんて)


提督(な、なんてことだ!意図的ではないとはいえ、長門さんに恥をかかせてしまったかもしれません)

提督(目を逸らすことしか出来ないだなんて…もっと上手い対処の方法もあったのではないでしょうか?)

提督(……駄目だ駄目だ駄目だ!とにかく今の光景を忘れるのです!!)


長門「提督も可愛いところがあるじゃないか」

提督「か、からかわないで下さい!!!」


それから暫くは、胸をワザと見せようとする長門と陸奥にからかわれ続けた






提督(つ、疲れましたね……)

提督(水泳をしたからというよりは、殆ど長門さんたちにからかわれた所為ですが)

提督(う、うぅ……いけません、提督の身であるというのに女性の…む、胸を気にしてしまっただなんて…)

提督(ふ、不埒です。破廉恥です!)

提督(忘れましょう、忘れるのです)


そんなことを考えながら食堂に向かった



1、イベントor行動安価
2、乱入者判定

安価↓2

>>406


>>420選択:お料理教室
※連続安価所得ですが、深夜で人も少ないと思うのでそのまま進行



提督「料理の指導…ですか?」

長門「ああ、どうか頼まれてはくれないか?」

提督「わかりました。昨日の長門さんの様子を知ってしまったので、私も心配ですからね」

提督「しかし、意外です。陸奥さんも料理が出来ないのですか?」

陸奥「え、ええ…ずっと黙ってたけど実はね……」


提督「分かりました。責任をもって、楽しく料理を学んでもらいたいと思います!」

提督「いいですか、料理は愛情です!」

提督「そして、お菓子作りは科学です!!」

提督「料理は味付けさえ気をつければ何とかなりますが、お菓子作りは分量をきっちりしないと望みの成果は得られませんから」

提督「そこだけは、注意しておいてくださいね」


陸奥「は~い!提督、今日は何を作るのかしら?」

提督「今日は………」



作る料理、コンマ判定
偶数で料理、奇数でお菓子作り

直下コンマ


コンマ判定:3 お菓子作り


提督「『トリュフチョコレート』を作りましょう」

長門「な、なんかむつかしそうなオシャレな響きだ…!」

提督「とっても簡単なので安心してください。まずはレシピ通り作ることを覚えましょう」

提督「材料は生クリームと板チョコレートは…5枚あれば十分ですかね」

提督「では、まずチョコレートを刻んでいってください」


そうして、提督による料理教室が始まった



提督「まな板を水平な場所に置いたことを確認してから、包丁を持ってくださいね」

陸奥「わ、分かったわ……」

提督「チョコレートはそんなに固くないので、力を入れ過ぎないで下さいね」

提督「……もう少し前方を…」

陸奥「…あっ……」


提督の手が陸奥の手に触れる

提督「包丁の背に人差し指を添えるように……はい、そうですよ」


陸奥(提督の横顔…なんだかいつもより凛々しいような…)

陸奥(……って、本当は私がそっちのポジションに居るべきなのに…)


嬉しさ半分、悲しさ半分の陸奥であった


長門「…何!?生クリームとはこう…その…泡なのではないのか!?」

提督「掻き混ぜればそうなりますよ。でも今回はチョコレートを混ぜて掻き混ぜるので長門さんがイメージしているような生クリームにはならないかと思います」

長門「…そうか……それは残念だ」

提督「次があれば、生クリームを泡立てるお菓子のレシピにしましょうか」

長門「本当か!?うむ、俄然やる気が湧いて来たな!」


提督「長門さんは力が強すぎるので慎重にすることを心掛けてくださいね」

長門「わ、わかった……大丈夫だぞ、慎重にだな…」


長門もまた、提督が付きっきりで様子を見ることによって何とか順調に進んでいた


冷やしたり、休憩を挟みながら、なんとか『トリュフチョコレート』を完成させたのであった


夕方



提督(二人とも、すごく喜んでいました)

提督(こちらが驚くほどに初心者な二人でしたが、自分でも料理が出来ると分かれば自身も湧いてくるはずです)

提督(ふふっ、こうして誰かと料理をするのも楽しいですね)


提督(さて、これから何をしましょうか?)



自由安価↓2


十分以上経ったしksk

安価↓

プリンを見て朝の事を思い出してしまう


>>429選択:



今日の更新はここまでです


料理の初心者って思わぬ行動をとるのですっごいビックリします
あと、本当に料理が上手くできない人たちの9割くらいは味付け段階で味見をしないというミスを犯している気がします

因みに『トリュフチョコレート』はめっちゃ簡単で見た目が凝って見えるのでバレンタインにお勧めっすよ!!(もう過ぎてるけど)

かくいう私も友達の机に仕込んで内心笑ってた経験があります


それではまた、お付き合いいただきありがとうございました


まさか各資材2万用意してもE-5をクリアできないとは思わなかったぜ……

ま、まだ最終日まで時間があるから…まだ慌てるような時間じゃない…はず


そろそろ再開です



執務室に戻る

机には、プリンが置かれていた


提督(………?何故こんなところにプリンが?)

提督(……ハッ…もしかしたら、秋月さんが用意してくれたのかもしれません)

提督(自分で勝手に仕事を終わらせて、何も秋月さんの事を考えていませんでした)

提督(……そんな私の事も気遣って、間食としてプリンを用意してくれたのではないでしょうか?)


提督「……秋月さん…ありがとうございます!」


ありがたく、プリンを頂いた



実際は誰のプリンだったの?


人物指定安価↓2

陸奥


>>434選択:陸奥


イベント判定
偶数で提督に上げるためのプリン、奇数で自分用

直下コンマ


コンマ判定:奇数 自分用


陸奥「あー!!」

提督「ッ!?ど、どうしましたか?」

陸奥「私のプリン!!」

提督「え?」

陸奥「あとで食べようと思ってたのに、酷いわ提督!」

提督「そ、そうだったのですか…それは……も、申し訳ありません!!」

陸奥「あらあら、あらあらあらあら……提督はどう責任を取って下さるおつもりなんでしょうねぇ?」

陸奥「人のおやつを無断で食べたんですもの、それ相応の責任を取るべきじゃないかしら?」

提督「え、えっと…その……」


提督(今回の件は、勝手に勘違いした私に全ての責任があります)

提督(ど、どうやって責任を取りましょう?)


会話安価↓2

手作りプリンを作る


>>440選択:



提督「…これと同じ、いえそれ以上のプリンを作って見せます!!」

提督「それで、納得していただけないでしょうか?」

陸奥「いいわよ」

提督「本当ですか?…はぁ…良かったです」

陸奥「それじゃあ提督、とびきり美味しいプリンを頼むわよ?」

陸奥「私の為に…ね?」

提督「はい!陸奥さんの為に、頑張ります!!」

陸奥「うふふふ、よろしくね。提督さん♪」


提督の頭を撫でてから、スキップしそうな勢いで去って行った


提督(…ふぅ…機嫌を直してくれたようでよかったです)

提督(今の内に冷蔵庫の中身を確認しておきましょう)






提督(プリンに足りない材料は全て買い足しました)

提督(これで、問題なくプリン作りに取り掛かれますね)

提督(…そういえば…まだ夕食を頂いていませんでした)


提督(……これから何をしましょうか?)



行動orイベント安価↓2


>>444選択:
※イベント進行。プリン出来上がるの早くね?とかそういう細かいことはいいんだよ!



提督「ど、どうぞお受け取り下さい。陸奥さん」

陸奥「………」


陸奥が手に取ったプリンをマジマジとなめまわすように観察する


陸奥「見た目は合格ね。……味は…」

一口掬い、口に運ぶ


陸奥「……………」

提督「……………」ゴクリ

陸奥「……美味しいわ。本当、何でもできるのね提督。ちょっと妬けちゃうわ」

提督「あ、ありがとうございます!!えへへ、満足していただいて本当に良かったです」

陸奥「味もいいし、このカップも可愛らしいわね」

提督「手作りだと、市販の味気ないプラスチック容器じゃなくてこういう工夫が出来るところもいいですよね」

陸奥「ふ~ん…そうよねぇ…味だけじゃなくて、そういう所に拘るのもいいわよね」


陸奥の反応を見て、一安心したところで提督も自分が作ったプリンを口にした


二人でプリンを食べていると、不意に陸奥が提督の首を触る


陸奥「……………」

提督「どうしたんですか?あ、あはは…くすぐったいですよ…」

陸奥「…ねぇ提督。私があげたチョーカーは?」

提督「ちゃんと大事に保管していますよ?」

陸奥「ふ~ん……つけてはくれないんだ?」

提督「えっと…仕事中でしたので、アクセサリーの類は良くないかと思いまして」

陸奥「………ふ~ん…」


提督(陸奥さんの様子が少しおかしい気がします)

提督(少し…怖いです…)


陸奥「…そうよね、そう考えるのは普通よね」

陸奥「じゃあね、提督。プリン…美味しかったわ」

提督「は、はい…それでは、また明日」


そうして、陸奥に追い返されるように陸奥の部屋を出た


提督(なにか気に障るようなことでもあったのでしょうか?)



※陸奥のヤンデレ度が少し上昇した


深夜


イベント判定
7以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:5 イベント不発



今日一日の提督からの好感度判定



直下コンマ:長門への好感度


↓2コンマ:陸奥への好感度


コンマ判定:23÷3=7
ハプニング補正で+10


コンマ判定:80÷3=26




【好感度一覧】


『陸奥』好感度:61⇒80(上限)【とても気になる】

『霰』好感度:58       【少し気になる】

『秋月』好感度:54     【正直な意見、ありがとうございます】

『長門』好感度:37⇒54  【頼りになる女性】



上限を突破するには強烈なアピールが必要です
分かりやすいところで言えば、好意を伝えるとかですかね


長門から提督への好感度は『50』、【どうにかしてやりたい】こんな感じですね



六日目開始


操作キャラ選択



1、陸奥
2、霰
3、秋月
4、長門
×、提督

安価↓2

陸奥


>>455選択:陸奥





陸奥(……提督、いつになったら私の事を見てくれるのかしら)

陸奥(アピールはしてきたはず…私が提督の事が好きだって分かってると思うけど…)

陸奥(チョーカーについては……私が我儘過ぎよね)

陸奥(きっとそうよ。私の事がどうでもいいからつけてくれてないなんてこと、無いに決まってるわ)

陸奥(……あ~あ、いつから私はこんな卑しいこと考えるようになったのかしら)


陸奥(今日の提督の秘書艦は……)



秘書艦選択

安価↓2


>>459選択:霰


陸奥(霰ね。あの子は……正直何を考えてるか分からないわね)

陸奥(提督の事、どう思っているのかしら?)

陸奥(あの、摩耶が提督の事どう思っているかも知らないし……)

陸奥(そもそも、提督の好きな女性ってどんな人なのかしら?)

陸奥(……考えれば考えるほど、私って提督のことあんまり知らないのね)


陸奥(取り敢えず、これから何をしましょうか?)



イベントor行動安価↓2

出撃任務があったはず


>>463選択:



陸奥(今日は出撃任務があったわね)

陸奥(いくら平和だって言っても、こういう小まめな出撃あってこその平和よね)

陸奥(最近鬱々としてしまってるし、鬱憤晴らしをさせてもらおうかしら!)



陸奥「戦艦陸奥、出撃よ!!」



コンマ判定
5以下で中破、2以下で大破

直下コンマ


コンマ判定:5 中破



陸奥(あ~あ、中破しちゃったわね…)


提督「無事…とは言い難いですが、こうして帰って来てくれたことに感謝いたします」

提督「どうぞ、ゆっくりと体を休めてください」

陸奥「は~い…ちょっと休んで来るわね…」


陸奥(いくら長門型だって言っても、こういう事もあるわよね)

陸奥(入渠なんて何時振りかしら)



イベント判定
6以上で発生

直下コンマ


コンマ判定:6 イベント発生



陸奥(あ、高速修復剤)

陸奥(何十時間も入り続けるのはさすがに退屈だったし助かるわ)


入渠から出ると、その出入り口に提督が立っていた


提督「お待ちしていました。どうぞ此方に」

陸奥「え?あ、ちょっと……」


提督に手を引かれ、連れていかれた先は提督の寝所

陸奥(え!なに!?何なの突然!?こんなの聞いてないわ!?)


提督「どうぞ、布団の上に腹這いになって下さい」

陸奥(は、腹這い!?ど、どんなことをされるの!?)


提督「……?どうしましたか?」

陸奥「な、何でもないわ……その、優しくお願いね?」

提督「はい、畏まりました」


提督は満面の笑みでそう答えた



提督「気持ち…いいですか?」

陸奥「………えぇ…とっても…。上手いのね、提督」

提督「陸奥さんに、気持ちよくなってもらおうと思って…たくさん練習しましたから」


提督の寝所はむわっとした空気が充満していた

お互いの体温で熱くなり、体から汗が溢れていた

提督の短くリズムよく図れる息に合わせ、陸奥はくぐもった声を漏らす


陸奥「ホント…上手ね…………マッサージ」

提督「ふふふ、そんなに褒められればもっと頑張っちゃいますよ!!」


提督はさらに気合を入れてマッサージを再開した


陸奥(……まあ当然よね。この提督がそんな誘いをするわけないもの)

陸奥(ああ…でも……気持ちいい………)


陸奥(……二人きり、多分誰も邪魔には来ないはず)

陸奥(………どうしようかしら?)



会話or行動安価↓2

告白しちゃえ


>>473選択:告白


陸奥「……ねぇ、提督。私、提督の事…好きよ」

提督「私も、陸奥さんの事が好きですよ」

陸奥「そういうんじゃなくって!!」

起き上がり、提督と向き合う


提督「む、陸奥さん?」

陸奥「そういうんじゃなくって……私、提督の事が好きなの」

提督「そ、それは分かって…」

陸奥「分かってない!!提督は私の事全然わかってくれてない!!」

陸奥「私が言う『好き』って意味は提督が思ってる『好き』とは違うわ」

陸奥「提督の事、誰にも渡したくないの……。ここまで言えば、分かるわよね?」

提督「……ッ…」


提督は大きく瞳を開き、力なく目を伏せた


提督「その……陸奥さんが言う『好き』は、多分…理解しました」

提督「陸奥さんは私の何が……いえ、言わなくてもいいです。きっとなんと言われても納得出来ないでしょうから」

提督「私も…陸奥さんの事が好きです。陸奥さんの言う『好き』とは違う意味で」

提督「で、でも……正直に言って私はよく分からないんです」

提督「陸奥さんの事が好きだ。気になっている。もっと一緒に居たいと思う」

提督「もしかしたら、私も陸奥さんの事が好きなのかもしれません」


陸奥「それじゃあ…!」

提督「す、少し…時間を下さい。こんな曖昧な気持ちのまま返事をしたくないですから」

提督「ご、ごめんなさい……自分でも混乱してて、こんなことを言われたのは人生で初めての事でしたから」

提督「私には早い、縁遠いものだと勝手に思っていたんです」

提督「だから…今は……その、ごめんなさい」


ごめんなさいというその一言が、陸奥の心を貫く

断られたというわけじゃなく、保留にして下さいという意味だと理解していても血の気が引いていく感覚がした

激昂するわけでもなく、ただ静かに張り裂けそうな胸を抱いてその場を去った



夕方



陸奥(あ~あ……乱暴な告白して、提督を追い詰めて…何やってるんだろう私)

陸奥(提督…今、何してるんだろう?)

陸奥(どんな答えを出すんだろう……)

陸奥(でも、もう後には引けないわよね)

陸奥(……初めてって言ってたし、きっと私は誰よりも早く提督に告白したんだわ)

陸奥(多分それは…大きなリードよね)

陸奥(………提督が、自分の恋心に気が付きさえしなければ…)



陸奥(……これからどうしようかしら?)



イベントor行動安価↓2


>>479選択:長門に相談



陸奥「姉さん、相談に乗って欲しいことがあるのだけれど」

長門「ん?なんだ?」

陸奥「私、提督に告白したの」

長門「………は!?ほ、本当か!?そ、それで…提督はなんと?」

陸奥「少し時間が欲しいって」

長門「そうか……。そうだろうな、色恋に疎いというか興味がなさそうな提督だからな」

陸奥「ねぇ、姉さん。私どうすればいいのかしら?」

長門「どうすればって……提督が答えを出すのを待つしかないだろう」

陸奥「それは……そうなんだけど……」

長門「なんだ?もしかして提督に好きな人でもいるのか?」

陸奥「…………姉さんって、こういう時は鋭いわよね」

長門「え!な!?じょ、冗談のつもりだったんだが…」

長門「誰なんだ?提督の好きな人っていうのは」

陸奥「………摩耶、だと思うわ」

長門「……そうか、私にはそうは感じなかったが…摩耶が好きなのか…」

陸奥「勘だけど、間違いないと思うわ」

長門「……そうか……」


二人でうんうんと唸り、頭を悩ませる


長門「…それで、陸奥はどうしたいんだ?」

陸奥「提督に……振り向いてほしいわ」

長門「……難しい、問題だな」

長門「こうやって悩んだところで、提督の心は変えられない」

長門「結局、答えは一つしかない」

長門「…………いや、待てよ…方法が無くも無いか」

陸奥「ッ!?それ、本当!?」

長門「ああ、簡単だ。摩耶より好きになってもらえばいいじゃないか」

陸奥「………本当に簡単だと思ってる?」

長門「簡単だろう?もっとアピールすればいいじゃないか」

陸奥「…してきたわよ……でも、全然振り向いてくれなかったわ…」

長門「う、う~ん……そうか……」

長門「今までにしたことのないことをする、提督が好きにならざるを得ないような行動をとる?提督が陸奥の告白を断れないようにする……」

長門「……う~ん…難しいな……すまない、あまり力になれそうもない」

陸奥「……ううん。いいわ、話を聞いてくれただけでも十分よ」

陸奥「……それに…とても参考になったわ」



陸奥(……提督が、私の告白を断れないようにすれば…そうすれば私を受け入れてくれる)

陸奥(………でも、それは最終手段ね)

陸奥(…でも、もしも誰かに横取りされそうになったらその時は……)



※陸奥のヤンデレ度が大きく上昇しました






陸奥(……まだ、提督は自室から顔を出さないわ)

陸奥(相当考え込んでいるようね)

陸奥(私の覚悟は、決まった)

陸奥(待つだけじゃダメ、自分から行動をしないと)


陸奥(提督に私の事を好きになってもらえるように…)

陸奥(提督が私以外の子を好きにならないように……)



陸奥(これから何をしようかしら?)



イベントor行動安価↓2

夜這いして既成事実を作る


>>486選択:



陸奥(……夜這い)

陸奥(既成事実を作れば、生真面目な提督の事だから責任を取ってくれるはずだわ)

陸奥(…でも、嫌われたりしないかしら?)

陸奥(例え私の告白を受け入れて、結婚したとしても……好きになってもらわないと意味ないわ…)


陸奥(……夜這いは手段よ。目的は提督に振り向いてもらう事)

陸奥(一度快楽を知ってしまえば、私から目を逸らせなくなるかもしれないじゃない)

陸奥(…………本当にそんなにうまく行くかしら?)


陸奥(提督に嫌われたくない。でも、他の娘を見てほしくない)

陸奥(………どうするの、私?)


1、夜這い決行
2、踏みとどまる

安価↓1~5で多数決


多数決:1、夜這い決行


陸奥(………私はもう、迷わないわ)

陸奥(……提督を誰にも渡したりなんかしない)




提督の自室に、手を掛ける

鍵は開いていない

ゆっくりと、静かに戸を開けた


提督の背中に滲みよる

提督が気配に気づき、振り向いた


陸奥(抵抗されるその前に!!)


組み付き判定
4以下で成功
戦艦 -4
生真面目提督 +2

直下コンマ


コンマ判定:7-2 失敗


提督に向けた手を掴まれる

陸奥を見る提督の目は、悲しみを帯びていた


提督「陸奥さん。冗談、ですよね?」

提督「……今、冗談だよ、と言ってくれればすべて許されます」

提督「今ならまだ、冗談で済みます」

提督「………陸奥さん、私に何か言うことはありませんか?」


陸奥「………」


陸奥(まさか、こんなにも迅速な動きが出来るだなんて思ってもみなかったわ)

陸奥(い、今なら…今ならまだ間に合う)

陸奥(……本気でやれば、抵抗をされても押さえつけられる自信はある)

陸奥(どうする?)


会話or行動安価↓2

本気で襲う


>>502選択:本気で襲う



陸奥「……ごめんなさい、提督」

提督「陸奥さん…!」


提督がホッと息を吐く
陸奥の手を掴む力が緩む


陸奥「私、本気なの」

強く提督の手を振り払い、肩を力いっぱい張り倒す

体格差と力の差で提督は体勢を崩じ、尻餅をつく

その上に馬乗りになり、提督を見下ろした


提督「誰かッ…!!」

陸奥「ッ!!!」


助けを呼ぼうとした提督の頬を叩く

頬は、真っ赤に腫れ上がる


陸奥「ごめんなさい…提督、でも…こうしないといけないから」

提督「む、陸奥さん……何を言って……」


陸奥(今の音、誰かに聞かれていないわよね?)




1、誰かが物音に気が付く
2、誰も来ない。現実は非常である

安価↓2

2


>>506選択:2、誰も来ない。現実は非常である



陸奥(……誰も、来る気配はないわね)


陸奥「さて、提督。始めようかしら?」

提督「陸奥さん……どうしてしまったんですか?」

提督「やめて…ください。……こんなこと…しないでください」

提督「私の知る陸奥さんは、優しくて、甘えたがりで、ちょっとうっかりさんな、放っておけない魅力のある人です」

提督「私の知る…私の好きな陸奥さんは、決して乱暴を振るうような人じゃありません」

提督「………お願いします。どうか、私の知る陸奥さんに…戻って下さい」


提督「陸奥さんは、気が動転しているだけなんです。本当は、こんなことしたくないはずです」

提督「ごめんなさい、気づいてあげられなくって」

提督「貴女の苦しみを理解してあげられなかった私を許してください」

提督「……もう一度、話し会いませんか?」


陸奥「……………」


陸奥(……きっと、これが最後の引き際)

陸奥(…………私は…)



1、無理やり提督の口を塞いだ
2、謝った

安価↓2


>>511選択:1、無理やり提督の口を塞いだ


注意事項


こっから先はR-18指定です!

未成年の方は、読み終わった後ちゃんと履歴を消しましょう!

>>1との約束だぜ!!

阿鼻叫喚の強姦が始まります

暴力耐性が無い方は注意してくださいね!!


提督「ん!?むぐっぐ!!んむぅ!!!」


提督の口を無理やり塞ぐ

陸奥の唇が、提督の穢れなき唇に押し当てられる

逃れようと提督は首を動かすが、完全に頭を抱えられてしまっている

お互いの吐息が循環し、悶える提督の唾液が飛び散る

提督の目は恐怖に見開かれ、何時しか涙が浮かんでいた


長い間、呼吸すらも忘れて口づけを交わし続けた

口と口を重ね合わせているだけだというのに、陸奥はこれ以上なく心が昂っていた


提督「………ぷはっ!……はぁ…はぁ……」

陸奥「……うふふふふふ、提督…私の初めて…どうだったかしら?」

提督「くっ!……ふ…うぐぅ……」

陸奥「目を逸らしちゃダ~メ」


陸奥の質問に、無言で顔をそむけた提督の顔を再び固定し目を合わせる


片手で、提督の喉を締め上げるように固定し片方の手で自らの唇を触る


陸奥「……ここに、提督の唇が重なり合ったのよ?」

唾液でてらてらと艶めく唇を、舌でなめる

陸奥「そういえば、提督も初めてだったかしら?」

提督「……………」

陸奥「…ねえ?どうなのかしら?」

提督「……………」

陸奥「もしかして、他の娘ともうやったことあったりするのかしら?例えば……摩耶さん…とか?」

提督「…ッ………」

陸奥「………ねえ?どうして私以外の娘の名前を聞いて反応したの?ねえどうして?」

提督「……………」


陸奥「答えなさいよ!!!!」


提督の首を締め上げる

肉が軋む感覚がする、顔が真っ赤になり…やがて血の気が引いて来る

その寸前に締め上げる手を離した


提督「げほっごほっ……うぅ……」

弱弱しく、提督の瞳が陸奥の目を見つめている

まるで…助けを求めるかのように

その目つきに、ゾクゾクソクと駆け上るような快感を覚える


陸奥「苦しい?ごめんなさい…提督……私も本当はこんなことしたくないの…」

陸奥「でもね、提督が素直に答えてくれないのが悪いのよ?」

陸奥「もう一度、聞くわね?」

離した手を、もう一度提督の喉に添えた


陸奥「提督は、キスをするの。初めてかしら?」

提督の怯えた瞳の奥が揺れる

提督「…………初めてです…」

絞り出すようなかすれた声で、そう答えた


陸奥「うふふふふ、それじゃあ…初めて同士ね?」

陸奥「良かったわ、本当に良かった」

陸奥「好きよ、提督。だ~いすき」


提督の唇に舌を這わす

形を覚えるように、なぞるように舐めまわす

離れることを惜しむように、強く唇を押し付けた後、リップノイズが鳴るように唇を離した


陸奥「それじゃあ、次は大人のキスをしましょうか」

提督「大人の…キス……ですか?」

陸奥「そうよ、いやらしく愛を求め合う。大人のキス」

陸奥「お口を開けて、舌を突き出すのよ」


震える唇を怖々と開き、控えめに舌をちょろりと出す


陸奥「駄目よ~そんなんじゃダ~メ!」

陸奥「もっと舌を突き出して、私に愛してほしいって」

陸奥「私にもっとも~っと愛されるように……媚びるように、私を求めなさい」

陸奥の声色に提督は逆らえず、限界まで舌を突き出した

呼吸が少し苦しい、そう思ってしまうほど舌を差し出した


陸奥「うふふふ、そうよ…いい子ね提督。お姉さん素直な子の方が好きよ」


陸奥が提督の舌を指先でつまんだ

あまりの恐怖に、提督の目から大粒の涙が溢れ出た


陸奥「あら、あらあらあらあら…これは何の涙かしら?」

陸奥「勿論、歓喜の涙よね?」

言葉と共に、舌をつまむ指先に力を込める

提督は無理な体勢のまま、無理やりこくこくと頷いた


陸奥「素直な提督に、ご褒美をあげるわ」

少し、口を蠢かせ…陸奥は大きく口を開けて舌を突き出した

そしてだらりと大粒の甘美の汁がしたたり落ちる

甘い甘い愛に満ちたその体液を、提督の口に流し込んだ

体液は提督の突き出された舌に触れ、やがて喉へと流し込まれる


提督「……!!…ッ!?…ぐ…ぐぁ!!」

陸奥「全部飲み干さないと、またお仕置きしちゃうんだからね」


暴れる提督の耳元でそっと囁き、耳を澄ませる

コクッコクッ…っと提督が自分を受け入れる音を堪能する


陸奥「よくできました。それじゃあ…もっとご褒美をあげるわ」

舌をつまんだ指先を離し、その舌に貪りつく


陸奥「ちゅぱっ…ずずず……じゅる…」


ワザと空気を含ませ、現状を見せつけるかのようにキスの音を部屋に響かせる

提督の内頬を撫で回し、歯茎に舌を添え歯を一本一本数えるようにゆっくりと舐め回し、口腔を蹂躙する

提督の舌に歯を当てると、ビク…と緊張が伝わってくる


陸奥「ふふふふふ……」


その提督の様子がたまらなく愛しく感じ、舌を軽く歯で挟んだ

少しずつ…ゆっくりと万力を絞めるように力を込める

力を入れるたびに、提督の舌の筋肉の震えが伝わってきた

これ以上は痛いかな?そう思うくらいの力加減で十秒……


1…2…3…4…5…6…7…8…9…10…


恐怖に震えながらも、提督は決して舌を引き抜こうとはしなかった

そのご褒美と言わんばかりに提督の舌を舐め回し、精一杯の愛を注いだ


何十分とキスを楽しんだ

今までできなかった分、提督の口を味わい尽くし漸く口を離す


提督「……はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……」


提督の顔は真っ赤で、肩で息をしていた

汗で髪が額に張り付いている


陸奥(……色っぽい)

前髪に優しく触れる

提督の汗の香りを胸いっぱいに吸い込む

陸奥(………これを、好きにしてもいいんだ)

陸奥(……可愛い…美しい……愛おしい……この世の何より尊いわ…)


提督の腫れた頬を優しく撫でた

陸奥の心は、これまでの行為で満たされていた

ここまでの行為で、自分の愛を精いっぱい与えたのだと満足していた


……だから次は…


陸奥「次は、提督を満足させてあげる」


提督の腰に手を伸ばし、ベルトを外し始めた

提督「や、やめっ……」

絞り出す抵抗の意思も、もはや何の意味もなしていなかった


ズボンを取り去り、下着に手を掛けた

そうしてついに露わになる、前戯によって血を昂らせたそれが空気に触れる

優しく、包み込むように…提督の男性器を握った


陸奥(大きい……のかしら?)

陸奥(初めて見るし、初めて触ったせいかよく分からないわね)

陸奥(……でも、可愛いかもしれないわ)


ツンツンと指先ではじけば、怒張の硬さによって弾き返ってくる

それが楽しくて、まじまじと観察しながら弄んだ


陸奥「…ねぇ提督?出したい?」

提督「な、何を…ですか?」

陸奥「もう…女の子にそんなことを言わせるの?意地悪な提督ね…」

陸奥「それとも、私に言わせたいのかしら?」

提督「そ、そんなつもりは……」

陸奥「せ・い・え・き…私に見せて?」

提督「僕はまだっ…!!」

言葉を遮るように男性器を強く握る

上下に激しく扱き始める


提督「ああっ!やぁっ!!な、なにこれっ!?」

陸奥「提督の声…可愛い……もっともっと聞かせて!!」


扱く手つきが激しくなり、亀頭の先から透明な汁が滲み出る


陸奥「ねえ提督!なんて言おうとしたのかしら!!お姉さんに言って見せて!」

提督「それ…なら、!その手を…!!」

陸奥「ちゃんと言えたら止めてあげるわ。ほら?聞かせて?」

提督「…ふぅーっ…ふぅーっ…!!」


必死に息を吐き、快楽の波に耐えようとする

それをあざ笑うかのように陸奥の手つきは激しくなる


陸奥「ほらほらほら!早く言わないと出ちゃうわよ!!」

提督「…ッ!!!ぼ、僕は!まだ…だ、出したことが―――!!!!」

陸奥「きゃっ!」


提督が声を張り上げたその時、快楽の波が頂点に達してしまった

勢いよく、精液が飛び散る

提督にとって人生初の『射精』の瞬間だった


提督「くっ…ふぅ……!」


提督は大粒の涙を流し、袖で眼を覆う

とめどなく溢れる、突き抜けるような快感を必死にこらえるようにもう片方の腕の手袋をかみしめた


提督「…はぁ………はぁ………はぁ………」


射精が収まり、提督の呼吸が安定する

そして…その呼吸の音が、ゆっくりと小さなものに変わってしまった


陸奥「…あら?提督?ねぇ?ねえってば!」


すっかりと縮んでしまったペニスを叩くが、何の反応も帰ってこない

提督は堪え切れないほどの快感と、許容量を明らかに超える羞恥と恐怖に疲労し気絶してしまったのだ


陸奥(………寝ちゃったみたいね)

陸奥(……すんすん………これが精液)

手についたそれを舌でなめとる
思わず吐き出しそうになるも、なんとか飲み込んだ


陸奥(…提督の初めて、もらっちゃった)

陸奥(これから先、誰も味わう事の出来ない味)

陸奥(……ふふふ、今日はここまでで許してあげるわ)


陸奥「おやすみなさい、提督」


提督の体についた精液を全てなめとった後、気絶した提督の唇にキスをしてその場を去った



※陸奥がヤンデレ化しました
※六日目終了



今日の更新はここまでです


キスフェチなためついつい接吻描写に力を入れ過ぎてしまいましたね

初めてこういう濡れ場というシーンを描いたんですが、かなり楽しかったです

皆さんもお楽しみいただけたのなら幸いです


さてはて、これからどうなるんでしょうねぇ(ゲス顔)



それではまた、お付き合いいただきありがとうございました


うっす、そろそろ再開っすよ!!


楽しい楽しいドロドロタイムの時間っす!!


深夜判定
5以上でイベント発生

直下コンマ


コンマ判定:0  イベント不発



六日目(裏)




陸奥が夜這い決行する前のお話


提督(………告白)

提督(…陸奥さんから、愛の告白をされてしまいました)

提督(………陸奥さん、とてもつらそうな顔をしていました)

提督(私に告白をした時も、私がそれを保留にさせてくださいと断ってしまったときも)

提督(………好き……私の知るそれとは違う『好き』…)

提督(………『好き』ってなんなんでしょうか?)

提督(私には…分かりそうもありません)


提督(…………誰かに相談しましょうか?)

提督(信頼のできる人………誰が良いでしょうか?)



相談する相手

1、霰
2、秋月
3、長門
4、摩耶

安価↓5で多数決。同数だったらコンマで決定


多数決:4、摩耶



提督(………摩耶さん)

提督(…どうして摩耶さんに相談しようと思ったんでしょう?)

提督(こういう事に興味がなさそうな人なのに)

提督(………でも、この人になら相談できる)

提督(摩耶さんに、相談したいと思った)


決意を固め、摩耶に会いに行った


摩耶の自室を訪ねる


提督「こんな夜分にすみません」

摩耶「そう畏まるなって、アタシに用事なんだろ?」

提督「はい、折り入って相談があるんです」

提督「…………今日、陸奥さんから告白を受けたんです」

摩耶「え?は!?こ、告白ってなんだよ?」

提督「友愛とは違う、愛の告白です」

摩耶「そ、そうか。へ、へー…良かったな、うん」

提督「それが、よくないんです」

摩耶「何が良くないんだよ?」

提督「そこで、相談なんです。………『好き』ってなんなんでしょうか?」

摩耶「いや…好きは………好きだろ」

提督「そ、そうなんですけど…………」


答えの見つからない相談に、お互いが無言になってしまう


こうして無言で向かい合うと、お互いが二人きりなのだと実感する

お互いの息遣いや、鼓動まで聞こえてきそうだ


暫くの無言の後、摩耶さんが口を開いた


摩耶「て、提督には好きな奴とかいないのかよ?友愛の意味じゃない方の」

提督「好きな…人……ですか…」


そう考えた時、パッと頭に浮かんだのは目の前に居る摩耶の事


提督(………どうして摩耶さんの事が思い浮かぶんでしょうか)

提督(こうして目の前に居る異性だから?)

提督(……少し、違う気がします)

提督(…………摩耶さん…)


改めて、目の前に居る女性の姿を見る


摩耶「な、なんだよ…そんなに見んなよな…」

仄かに頬を赤く染め、視線を逸らしそっぽを向く


提督(摩耶さん……口も悪くて、あまり礼儀もなっているとは言えません)

提督(嫌いだとか、鬱陶しいと正直に口に出してくれる人でもある)

提督(……それでも、私の事を嫌っているわけじゃなくって私のお節介を受け入れてくれている)

提督(……思えば、私はついつい摩耶さんの事を目で追っていたことがある気がする)

提督(食堂で遠くの席に座っているのを見かけると、どうしても気になってしまったり)

提督(私の隣で食事をしているときは、どうしても口を挟んで…何でもしてあげたくなる)

提督(頼りになるけど、どこかだらしない……屈託のない笑顔を向けてくれる…年上の女性)


提督(………もしかして、『好き』ってこういう事なんじゃないでしょうか?)

提督(いつも一緒に居てあげたいと思う…そんな人の事を想う気持ち、それが――――)


そう、自分の気持ちに気がついたとき

自然と口が開いた


提督「私が……貴女の事が好きだと言ったら。どう…思いますか?」

摩耶「へ?」

提督「…………」

摩耶「は?ま、待てよ!じょ、冗談だよな?」

提督「…………」

摩耶「お、おい!黙んなよ、なんとか言えよ!」

提督「…………」

摩耶「……ま、マジで言ってんのか?」

提督「…どう、ですか?嬉しい…ですか?」

摩耶「………」

一頻り黙りこくった後、乱暴に頭を掻き毟り言い放つ


摩耶「提督にそう言われて………嫌な気分じゃあなかったぜ」

摩耶「………アタシも、さ。嫌いじゃないぜ、提督の事」


頬を紅潮させ、目をそむけながらもそう答えてくれた


お互いの気持ちが通じ合った

そう理解した瞬間、顔がボーっと熱くなるのを感じた

嬉しいと思う気持ちと同時に、こみ上げてくる恥ずかしさがあった


提督(摩耶さん、遠回しでしたが…私の言葉を受け入れてくれたん…ですよね?)

提督(し…しかも、私の事…嫌いじゃないって……)

提督(た、多分……好きって事でいいんですよね?)


提督「あ、あの!」

摩耶「な、なんだよ!!」

お互い気持ちが空回りしているのか、声が裏返ってしまっている

再び見つめ合う


提督(……摩耶さん、顔が赤い)

提督(………私も、こんな顔しているんでしょうか?)

提督(摩耶さん………)


摩耶の自室でふたりきり

近くで他の娘の気配を感じますが、この部屋に入ってこない限り何をしているかは分からないはず

…………



会話or行動安価↓2


>>555選択:夜戦


や、夜戦は早いですぞー!

もうちょっと甘酸っぱい感じで頼みます!!


会話or行動安価↓2

軽い触れ合うだけのキスとか?


>>557選択:軽い触れ合うようなキス


摩耶に顔を近づける

動かない

もう少し近づける

動かない

お互いの息がかかるほどに近づく

目の前いっぱいに、相手の顔と近づく


ドキンドキンドキンドキン


弾けるような心音が体を揺らす

摩耶は目いっぱい目を見開いた後、瞼を震わせそっと目を閉じた

呼吸が乱れる

過呼吸になってしまいそうなほどの激しく鼓動を刻む心臓


提督は目を閉じ―――そっと摩耶と唇を触れ合わせた


ほんの数十秒

もっと短いかもしれない

指で数えられるくらい短い時間、摩耶と提督の唇は繋がっていた

辺りに感じていた気配が消え去り、空間が凍り付く

何物をも寄せ付けない二人だけの世界に変わる

時計の秒針さえ活動をやめ、無音の世界のように感じる


そっと、提督は唇を離す


摩耶「あっ…」

名残惜しむような、甘いと息が漏れる

お互いの視線が交差する


つい先ほどまで繋がっていた自分の唇を、撫でる


ぼっという効果音が聞こえてしまいそうなほど、顔が真っ赤に上気する

お風呂上りかのように血が上り、のぼせたようなふわふわとした感覚に陥る


ドクンドクンドクンドクン


二人の心音が重なってしまったかのような錯覚に陥るほどの鼓動

ほんの小さな動作だというのに、肩で息をし体が震える


居た堪れなくなり声をあげる


提督「あのっ!」
摩耶「あのさ!」


二人の声が重なってしまう

再びの長い沈黙


提督「………お、おやすみなさい」

摩耶「お、おう!じ、じゃあな!!」


ガチガチに硬くなりながらも、なんとかその空間から抜け出すことが出来た


摩耶の自室の扉を閉める

提督が自らの頬に手を添えた


提督(熱い……こんなに、熱くなるんですね)

提督(摩耶さんと…………キス…したんですよね)


目を閉じれば鮮明に思い出せた

摩耶の震える瞼と、自分を待ち構える唇を

羞恥に染まるその赤い頬も

目の前に居るかのように、先ほどの光景が目の奥に焼き付いていた


飛び跳ねる自らの心臓に手を当てる

提督(……………きっとこれが、答えなんですよね)

提督(……これが『好き』だという思い)


提督(………明日、ちゃんと伝えましょう)

提督(陸奥さんと…そして摩耶さんに。私の想いを……)


崩れそうになる膝を奮い立たせ、しっかりとした足取りで自室に戻った


提督(…もう、迷いはしません)



※六日目(裏)。終了



今日一日の好感度判定


提督から陸奥への好感度判定
直下コンマ


コンマ判定:77ゾロ目

77÷3=25 ゾロ目補正で+7


『陸奥』好感度:80⇒100


夜這いによって提督の好感度が反転


提督の感情判定

1-3  『恐怖』
4-6  『虚無』
7-9  『畏怖』
0    『嫌悪』
ゾロ目 『支配』

直下コンマ


コンマ判定:8  『畏怖』



【好感度一覧】


『陸奥』好感度:100(反転)【畏怖】

『霰』好感度:58       【少し気になる】

『秋月』好感度:54     【正直な意見、ありがとうございます】

『長門』好感度:54    【頼りになる女性】


さぁて盛り上がってまいりました!

この状態からでも頑張れば陸奥のヤンデレを解消できなくもないです

しかし、今の提督と陸奥の精神状態ではまず難しいでしょう

本人ではなく、周りからフォローを入れればあるいは……

しかし、そのフォローもまた新たな火種になる………かも?




七日目開始です


操作キャラ選択


1、陸奥
2、霰
3、秋月
4、長門
5、提督

安価↓2


>>573選択:1、陸奥






陸奥(ついに…私、しちゃったのね)

陸奥(うふ、ふふふ……案外悪くない気分ね)


深く深く息をすれば、昨日の記憶がよみがえる

脳髄を溶かすかのような提督の甘い口

助けを求める弱弱しい震える瞳

羞恥に涙を流すその顔

そして、瑞々しい男性器から放たれる精液の香り


陸奥(はぁ……たまらないわ……)

陸奥(もっと、もっとしたい。昨日の続き……)

陸奥(あ~あ、まどろっこしい……早く夜にならないかしら)

陸奥(今日の秘書艦は……)



秘書艦選択
安価↓2

陸奥


>>576選択:陸奥



陸奥(今日は私だったわね)

陸奥(早く行きましょう!)


上機嫌で執務室をノックする


提督「…ど、どうぞ……お入りください」


弱弱しい提督の声


陸奥「おはようございます提督。昨日はよく眠れたかしら?」

提督「ッ!………き、今日の執務をお伝えします」


陸奥(……?提督の様子が変ね)


声色に力は無く、決して目を合わせようとしない

事務的で冷たい態度


陸奥(どうしちゃったのかしら?昨日はあんなに愛し合ったのに)

陸奥(もしかしたら、疲れが残っているのかもしれないわね)


そんな陸奥の思惑とは裏腹に、テキパキと自分の執務を提督はこなしていくのだった


行動or会話orイベント安価↓2

仕事前にお口でご奉仕


>>581選択:



陸奥(……よく考えたら、夜まで待つ必要なんてないんじゃないかしら?)

陸奥(執務室で二人っきりだなんて、素敵なシチュエーションよね)


陸奥「うふふ……ね、提督」

優しく、肩を撫でながら語り掛ける

提督の体がビクリと震える


陸奥「気持ちいいこと…したくな~い?」

陸奥「昨日はちょっぴり意地悪し過ぎちゃったものね?今度は…たっぷり愉しませてア・ゲ・ル」

陸奥「ね?いいでしょう?」


肩を両腕でつかんだその時、提督の体がビクビクと震える

自らの体を丸め、小さくなっている

自分の体を抱きしめていた

カチカチカチと小さく歯がこすれ合う音が聞こえる


陸奥「あら?どうしたの?」


提督の顔をのぞきこめば、提督の顔は尋常じゃなく青ざめていた

ぽたぽたと大粒の汗が流れ落ち、その瞳は大きく見開かれていた

まるで、ナニカに耐えるように



陸奥(…………)



会話or行動orイベント安価↓2

ねっとりとしたディープキスを強引にする


>>585選択:


陸奥「顔をあげて、提督?」

提督「………ッ…」

陸奥「私の言葉、聞こえないのかしら?」


肩に置いた手を喉元に移動させる

その瞬間、体が跳ねるように反応し目を合わせてくる

その姿に満足そうに笑みを浮かべた後、強引に唇を奪った


昨日の夜のように

ねっとりと、貪りつくようなキス

じっくりと味わい尽くした後、唇を離して提督と目を合わせる


陸奥「思い出してくれたかしら?」

提督「……………」


提督の目に光は無く、小さく項垂れるような頷いた


陸奥「これからするのは、昨日の続きよ」

陸奥「提督もしたいわよね?」

提督「……………」

壊れた人形のように、陸奥の言葉に頷く


陸奥「いい子ね。よしよし」

動物を愛でるかのように、素直な反応を示した提督の頭を撫でる

陸奥「これからするのは、奉仕よ」

陸奥「ご奉仕。言ってみて」

提督「…ご…奉仕…」

陸奥「そう、ご奉仕。相手に喜んでもらうための求愛の行動」

陸奥「今から………」



1、『提督が私にご奉仕をするのよ』
2、『提督をい~っぱい愛してあげる』

安価↓2

2


>>590選択:2


陸奥「提督をい~っぱい愛してあげる」

陸奥「………ね?」

提督「……い、いや…」

陸奥「え?」

消えてしまいそうなか細い声で、提督は喉から言葉を絞り出した

大粒の涙を流し、強く強く自分の体を抱きしめる

提督「……いやだ……いやだよぉ……」

提督「痛いのも…苦しいのも……いや……」

提督「…怖い…怖い…怖い…」

提督「……ごめんなさい…ごめんなさい………」

提督「お願いだから…苛めないで……」


微かに残っていた理性が、陸奥の行為を拒む

強く強く、陸奥を拒絶する

その言葉に、かつての気丈さは無く

あまりにも弱弱しい…聞いたことも無い声だった


その光景に、陸奥は……



1、怒りを覚えた
2、胸が痛んだ

安価↓2


>>593選択:1



沸々と怒りが湧いてきた

提督の喉に手を掛ける

陸奥「どうして?どうしてそんなことを言うの?」

体を持ち上げそうになるほどの力を込める

陸奥「提督はそんなこと言わない!!」

陸奥「提督は私を受け入れてくれたの!!」

陸奥「私の大好きな提督は私の事が大好きなの!!」

陸奥「絶対に私を嫌ったり拒絶したりなんかしない!!!!」


陸奥「戻って…!…戻りなさい!!…戻れえええええ!!!!!」


両手できつく締めあげる

強く強く締め上げ、提督の体が宙に浮く

喉を締め上げる手を、提督の小さな手が掴む

しかし陸奥の手を引きはがすことはできず、ガクリと力が抜けた


陸奥「…あら?提督?眠っちゃったの?」

力なく腕が垂れる提督の体を抱きしめる

陸奥「あら、甘えん坊さんね。よしよし」

陸奥「お姉さんの胸の中で、よ~くお眠りなさい」



提督を抱きしめ、優しくその背中を撫でる

提督をあやす陸奥の顔は
提督を気絶させた張本人とは思えないほど、優しい慈愛の微笑みを浮かべていた


提督の調教判定

5以下で更に悪化。6以上で記憶障害

直下コンマ


コンマ判定:4  恐怖心がさらに強まりました






陸奥(提督、よく寝てるわね)

執務室の床に座り込み、提督に膝枕をしている陸奥

提督の髪を梳いたとき、目を覚ます


提督「あ、あれ…?」

陸奥「おはよう提督」

提督「え、は…!?な、なん……」

陸奥「そんなに慌てないで?提督ったら疲れて眠っちゃったのよ。そうよね?」

提督「ッ!?……そう…です」

陸奥「うふふ、もう…体調管理はしっかりしないと駄目よ」

提督「…はい」


提督が体を起こし、執務室の机に向かう

どうやらまだ執務を続けるつもりのようだ


陸奥(生真面目な提督だし、今日の分のノルマをこなすまでずっと机にかじりついているでしょうね)

陸奥(でも、ちゃんと昼食もとるべきよね)

陸奥(……どうしようかしら?)



会話or行動orイベント安価↓2

昼飯を口移しで提督に与える


>>603選択:



陸奥(……うんうん、やっぱり食事はするべきよね)

陸奥(仕事をしながらでも食べられるように、私が食べさせてあげましょうか)

食堂に行き、今日の分の昼食のトレイを貰う

提督の隣に座り、自分の膝の上に食事のトレイを置く


陸奥「提督、ちゃんとご飯は食べなきゃだめよ?」

提督「…ありがとう…ございます。あとでいただきます」

陸奥「ダ~メ、後で~なんて言っちゃうと結局食べないことになっちゃうんだから」

陸奥「だから、私が食べさせてあげるわね」


ご飯と鮭の塩焼きを口に含み咀嚼する

十分に噛み砕き、半流動体になったドロドロの状態で口の中に留める


陸奥「ん」


提督の顎を掴み、引き寄せる

提督は大きく身を震わせるが、抵抗することなく去れるがままになる

唇が強く押し付けられ、舌で提督の口をこじ開ける


陸奥「んん…ちゅっ…………んんん……」

提督「……!?………ん…んぅ…」

カタカタと小刻みに肩を震わせるも、陸奥の口から渡されるそれをすべて受け入れる

ゴクリ…ゴクリと喉が動くさまを楽しそうに見つめる


陸奥「ねえ?おいしい?」

提督「………はい」

陸奥「いつもより?」

提督「………はい」

陸奥「私に何か言うことは?」

提督「……ご飯を食べさせていただいて、ありがとうございます」

陸奥「うふふっ…もう、気にしないでいいのよ」

陸奥「もっと食べさせてあげるわね」


そうして再び、陸奥は次のおかずに箸を伸ばした



夕方



陸奥(私のおかげで提督はちゃんと食事がとれて、ちゃんとノルマも終わらせれた)

陸奥(口移しなんて初めてで戸惑っちゃったけど……とっても興奮した)

陸奥(あら、駄目よ陸奥。食事をあげるのなんて普通の行為なんだから。そんなのに興奮するだなんてはしたないわ)

陸奥(…でも、提督も喜んでくれてたし…一石二鳥よね♪)

陸奥(うふふふ…次はどんなことをしてあげようかしら?)


陸奥(執務室にはいないし…何処に行っちゃったのかしら?)


陸奥(ふふっ…どこだっていいいけど)

陸奥(だって、提督と居ればどんな場所も特別なものに変わってしまうんですもの)

陸奥(さ…て、何をしようかしら?)


会話or行動orイベント安価↓2

提督、摩耶に助けを求める


>>612選択:



陸奥(……居ない、どこにも居ないわ)

陸奥(提督の自室にも寝所にも執務室にも)

陸奥(お風呂でもなかったし、外で釣りをしてるわけでもなかった)

陸奥(……一体どこに…?)



陸奥、直感判定
4以上で気づく
摩耶 +1

直下コンマ


コンマ判定:1+1 失敗



陸奥(………どこかに隠れているのかしら?)

陸奥(かくれんぼ?…提督も子供ね)

陸奥(しょうがないから、お姉さんも付き合ってあげる)


陸奥「て・い・と・く~?何処居隠れているのかしら~?」

陸奥「早く出てこないと、お仕置きしちゃうかも~?」

陸奥「いいのかしら~?」



この日の夕方の内に、陸奥が提督を見つけることは無かった

※夕方の提督の様子は七日目(裏)で描写します






陸奥(…結局見つからなかったわ)

陸奥(なによ!せっかく私が遊んであげたのに…酷い人)

陸奥(もしかして私の事…………)


嫌いに…と思いかけ、ブンブンと首を振る


陸奥(そんなことあるわけないわよね)

陸奥(だって、私は提督の事が好きで提督は私の愛を受け入れてくれている)

陸奥(私達は愛し合っているんですもの!)


陸奥(さて、何をしようかしら?)



会話or行動orイベント安価↓2


>>620選択:



提督を探しに出かけようとしたとき、肩に手を置かれる

振り返るとそこには、真剣な顔つきの長門がいた


陸奥「あら、どうしたのかしら姉さん?」

長門「お前に話がある。大事な話だ」

陸奥「……なにかしら?」

長門「…こっちにこい」


長門のあまりの威圧感に気圧され、渋々とついて行く

連れていかれた先は自分と長門の自室


長門「ここなら誰にも聞かれないだろう」

ゴホンと、一つ咳払いをして話しはじめた


長門「今日のお前は変だ。何かあったのか?」

陸奥「ん~?そう?私には分からないけど…」

長門「とぼけるな。お前だけじゃない、提督もだ」

長門「何があった?何をした?お前と提督はどうしたんだ?」

陸奥「や、やめてよ姉さん。何も変なことはしていないわ」

長門「…………本当か?」

陸奥「ええ、本当よ」

長門「…………私は驚いたよ、あまりの提督の消耗具合に」

長門「見たことも無い位弱り切っていた」

長門「いつも疲れを見せず、柔らかな笑みを浮かべる提督が、何時だって気丈に振る舞うあの提督の…青ざめた顔」

長門「それに相反するかのように、昨日の悩みを忘れたように晴れ晴れとしたお前の表情」

長門「どう考えてもおかしいだろう?」


長門「私は心配なんだ。提督の事……そして何よりお前の事が」

長門「本当に、信じていいんだな?」

陸奥「…………」



会話安価↓2

たとえ姉でも愛の邪魔をするなら容赦しない


>>624選択:



陸奥「……たとえ姉さんでも、私の愛の邪魔をするなら容赦はしないわ」

長門「ッ!?お前!!今なんと言った!!」

陸奥「言葉の通りよ。私は本気」

長門「……提督に、何をした」

陸奥「言う必要はないわ。話はそれだけ?それなら私は提督を探しに行くから」

長門「待て!」

陸奥「邪魔しないでって言ってるでしょ!!!」


長門の手を強く叩き、その場を立ち去った


長門「…陸奥、お前………どうしてしまったんだ?」

叩かれた手を触る、長門の目は去りゆく妹の背中を見つめていた


長門「………ッ…それも大事だが、それよりは提督を先に捜さなくては…!」


陸奥の後を追うように、長門は廊下へと出た


深夜判定
4以上で発生
陸奥 +1
長門 +1
摩耶 +1

直下コンマ


コンマ判定:9+3 イベント発生



視点を選択してください


1、陸奥
2、長門
3、摩耶

安価↓2

1


>>631選択:1、陸奥



今日の更新はここまでです


しかし、私でも想定外な位ドロッドロになってきましたね…

いえ私はこういうの大好物なので楽しいのですが、普通に艦娘とのイチャラブを望んでいた人はどういう気持ちなんでしょうかね、これ?


壊れゆく人間関係、ズタズタに引き裂かれる心、果たしてどういうENDを迎えるのでしょうか?

とっても楽しみです!!


それではまた、お付き合いいただきありがとうございました

全員病ませたらどうなるのっと

ヤンデレが優しくされてハイライトが戻って浄化されるのが好きだな
まあこの提督じゃ甲斐性無いし摩耶に惚れてるから無理だろうけど


>>643
その展開は摩耶様に相談しに言った時点でかなり難しいでしょうね…(出来ないとは言って無い)
提督の甲斐性の無さについては、自分を取り繕うことで精いっぱいの少年には荷が重すぎたとしか言えないっすね……
提督の至らなさにも責任はありますが、むっちゃんのとった手段も酷いですし


>>641
オールヤンデレ鎮守府ってのも楽しそうですね!!
十中八九提督が精神的にも肉体的にも死にかけるでしょうが



むっちゃんが思い切って告白したのは大正解だったのですが、お互いが理解し合う場を放棄したのが最大の問題ですね

過去は変わらない

ひび割れたものを修復するには、別のナニカで上塗りするしかない

壊れてしまったものは、簡単には直らない



今日も今日とて再開っすよ!!


深夜


提督の寝所

明かりも無く、近づいてくる影が一つ

つかの間の休息に身を投じる提督

小さく安らかな吐息

まだ幼さの残るその体を小さく丸めて眠っている


その布団に手を掛けた人物は陸奥だった



陸奥(よく眠っているわね)

陸奥(ふふふ、今は深夜…大人の時間ね)

陸奥(………提督の寝所に侵入できたんだし、どうしようかしら?)


行動安価↓2

襲う


>>648選択:襲う



どっちの意味?


1、暴力的な意味で
2、性的な意味で

安価↓2

両方


>>652選択:両方


陸奥「起きて、提督。お~き~て~」

布団を剥ぎ、提督の体を揺らす

提督「……ん…んぅ…?」

陸奥「あ、起きたかしら?」

提督「………え?…なん…で?」

寝ぼけているのか、自分の目の前の状況が理解できないでいる

暫く瞬きをした後、大きく目を見開き顔が青ざめていく


提督「な、なんで!」

陸奥「ちょっと、そんなに驚かないでよ。傷つくじゃない…」

提督「ご、ごめん…なさい」


寝起きで体が動かないのか、それともしおらしい陸奥の雰囲気に安心したのか、ゆっくりと体を起こし陸奥の次の言葉を待つ


陸奥「……ねえ?今日の夕方は何処に居たのかしら?」

提督「そ、それは………」

陸奥「言えないのかしら?」

提督「ひっ…!」

陸奥が提督の腕を掴むと、提督の体が震えだす


陸奥「怯えないでいいのよ?おかしなことじゃないわ」

陸奥「今日の夕方、何をしていたか言えばいいだけなの。ね?言えるわよね?」

提督の細腕に爪を立てるように力を少しかける

陸奥「言えるわよね?」

提督「…………い、言えません」

その言葉を聞いた瞬間、提督の腕を掴んでいない方の手で提督の頬を叩く

耳鳴りがするほどの強烈な張り手


陸奥「どうして言えないのかしら?」

陸奥「もう一度だけチャンスをあげる」

陸奥「今日の夕方、何をしていたのか。お姉さんに教えてもらえる?」

提督「…………いえ…ないです」

爪を突き立て腕をへし折る気で握りしめる

提督「痛いッ痛い痛いッ!!」

陸奥「私の心はもっと痛かった!!!」

陸奥「提督が悪いのよ、提督がイケナイの」

陸奥「私に言えないようなことをする提督が悪いんだからね!!」

陸奥「私はずっと提督を探していたのに、それに応えずこうやって黙って隠れて!!」

陸奥「……そんな悪~い提督さんには、お仕置きが必要よね」


掴んだ手を離し、提督の下半身に手を伸ばす

提督「い、いや…」

陸奥「嫌じゃない!提督にはもっとも~っと私の事を……私の痛みを理解してもらわないといけないわ」

陸奥「その為に必要なことなの」

陸奥「お互いの為に、必要なことなの。ね?提督も分かってくれるわよね?」


同意を求めて首を傾げる

提督は涙を振り撒きながら、首を横に振った


もう一度平手を振り降ろす

痛烈な痛みが、陸奥の掌にも感じられる

陸奥「…痛い、痛いわよね」

陸奥「私だって痛いわ。私だって…本当はこんなことしたくないのよ…!」

陸奥の右目から、細く一筋の滴が垂れた

その跡を、提督はそっと指で拭う


提督「……泣かないで……ごめんなさい…僕が、悪かったから」

陸奥「……ありがとう提督。分かってくれて」

陸奥「ちょっと、私も興奮し過ぎたわ……ごめんなさい…」


改めて陸奥は提督と向き直る

提督は、怯えながら、体を震わせながらも陸奥の事をまっすぐに見ていた

陸奥は赤くはれ上がった提督の頬に手を添える

優しく優しく、いたわるように優しく頬を撫で……提督の口を引き寄せた

提督は陸奥にされるがままに、その強引なキスを受け入れる

そしてそのまま、提督は押し倒される



陸奥「……動かないで、優しくしてあげるから」

昨日の強引な手つきとは打って変わって、提督の男性器を優しく手繰る

優しく、柔らかな手つきで男性器の筋を指でなぞる

それに呼応し、ムクムクと男性器は形を成していく

頬に、唇にキスの雨を降らせながらぎゅっぎゅっと男性器を優しく刺激する


陸奥「……ねえ、提督。好きって言って?」

提督「……好き…」

陸奥の質問に、決められた文句を吐く

ひたすらに甘く、優しく接しているだけなのに提督は陸奥に求められた言葉を素直に紡いだ

少しづつ、少しづつ提督の心は溶かされていた


陸奥「ふふっ…嬉しい。ずっと…提督にそう言って欲しかった」

陸奥「私も好き、愛しているわ。提督」

陸奥「舌…だして」


素直に差し出される、つんと突き出された舌を貪る


陸奥「じゅる…じゅ……ちゅぱっ……じゅるるる……コクッ…」


激しく求め、口腔を蹂躙し、提督の唾液を飲み込む


陸奥「……手に出して、受け止めてあげる」


提督が小さく頷いたことを確認し、男性器を扱く手を激しくしていく

亀頭を刺激し、緩急をつけ、愛をもって男性器を扱く

提督の方が震え、その手で陸奥の体にしがみ付く


そうして、人生で二度目の絶頂を迎えた


提督「……はぁ…はぁ…」

涙目で、陸奥の瞳を見つめる


陸奥「あらあら、よく出たわね」

陸奥「それじゃあ…綺麗にしましょうか?」

自らの指についたそれを、提督に見せつけながら丁寧に舐めまわす

そして、自分の履いていた下着を取り出し男性器の周りの精液をふき取った


精液でべとべとになった下着を提督に見せつける


陸奥「こ~んなに、出しちゃったのよ」

陸奥「嗅いでみて、私と提督の愛が混ざり合った匂いよ」


興味深そうに顔を近づけ、鼻を鳴らす

その強烈な臭いに、提督は思わず顔を顰めた


陸奥「ふふっ、そんな顔しちゃダメよ」

陸奥「慣れてもらわないと困るわ」


そう言って、提督にその下着を渡す


陸奥「……ちゅっ…おやすみなさい。提督」


恋人の様な、優しく触れ合うキスをして提督の寝所を出ていった

提督はただ、呆然と虚空を見つめるだけだった


提督の調教判定
5以下で悪化、6以上で精神異常
ゾロ目で……?

直下コンマ


コンマ判定:6  精神異常


さあてどんな壊れ方をしちゃったのかな?

(例)
人格障害(二重人格)
条件反射(手を振り上げられたら身構える)
記憶障害(嫌なことは忘れてしまう。もう一度体験すると思いだすが終わるとまた忘れる)

こんな感じでいいです

『コンマ判定』と言ってくれれば適当に候補を出してコンマで決めます



それでは安価↓3

失声症


>>669選択:失声症


失声症の条件はどないしましょうか?


1、日常生活で声を出せなくなる
2、陸奥と二人きりになると声が出なくなる
3、陸奥以外の人と話せなくなる
4、性的行為を求められた時にだけ、声が出せなくなる
5、自由安価

安価↓2


>>673選択:3、陸奥以外の人と話せなくなる


これは相当染められちゃってますねぇ……

調教の成果があったというものです!


七日目(裏)


夕方


提督(…私は、摩耶さんの元に来ていた)

提督(昨日の夜の事を、今日の朝、昼に会ったことを忘れたいがために)

提督(年甲斐も無く摩耶さんに甘えていた)


摩耶「お、おい…そ、そんなに抱き付くなよな」

摩耶「は、恥ずかしいだろ!お前もなんか言えよ!」

提督「…………ッ…!」


どうしても言葉に出せず、摩耶にただ抱き付く

自らの背中を、たどたどしい手つきで撫でる摩耶の優しさにただ甘えていた

フラッシュバックする

昨日の記憶が、鮮明に思い出せる


提督(陸奥さんの声、言葉、口……舌)

提督(陸奥さんの腕が、手が、体が……私の全てを蹂躙する)

提督(ッ!!)

摩耶「お、おい!そんなきつく抱きしめんなよ。どこにもいかねーからさ…」

喉にかけられた手の形を思い出し、体の震えを抑えようと必死に摩耶の体に抱き付いた

優しく提督の髪を梳く摩耶




摩耶直感判定
5以上で何かに気が付く
初めての恋人 -1

直下コンマ


コンマ判定:4-1 節穴



摩耶(て、提督の奴…こんなに積極的だったのかよ)

摩耶(い、いやアタシも嬉しくないわけじゃないんだけどよ)

摩耶(こんなもんなのかなぁ?)

摩耶(………こいつも慣れて無くて、何にも言えないのかも知んねーしな)

摩耶(ちょっとくらい許してやるか)


初めて、甘えられるという行為に戸惑い提督の体の震えに気が付くことが出来ない摩耶

一方提督は、これからの事に身を震わせていた


提督(……どうする…べきなのでしょうか?)

提督(摩耶さんに陸奥さんの事を相談する?)

提督(なんて思われるのでしょうか?穢された私を…嫌いになったりするんでしょうか?)

提督(嫌だ、それだけは絶対に嫌だ。このぬくもりを絶対に手放したくない!)

提督(……陸奥さんにも、摩耶さんの事を黙っておいた方がいい気がします)

提督(きっと私だけじゃなくて、摩耶さんにも迷惑がかかってしまう)


提督(………どうすれば…いいのでしょう?)

提督(私の身はどうなってもいい、ただ元の陸奥さんに戻って欲しい)

提督(そして、できれば摩耶さんに傷ついてほしくない)

提督(そんな都合のいい方法が存在するのでしょうか?)


提督(分かりません。……どうすればいいのでしょうか?)


提督(私は………)



行動or会話安価↓2

ジュウコンカッコカリをすればいいんや


>>682選択:


提督(……ジュウコンカッコカリ)

提督(………そんな行為、受け入れてもらえるのでしょうか?)

提督(誰も傷つけたくないという私の我儘で、陸奥さんと摩耶さんの好意を振り回していいのでしょうか?)

提督(お二人の気持ちを無下にすることにはならいないでしょうか?)

提督(出来れば重婚などという不義理なことはしたくはないですが、そんなこと私が我慢すればいい)

提督(摩耶さんと陸奥さんがその重婚を受け入れたのならば、確かに丸く収まるかもしれません)


提督(………妥協案ですが、悪くはないかもしれません)

提督(本当に上手くいけば…ですが)

提督(上手くいかなければ、浮気野郎とののしられるに決まっています)

提督(失敗すれば、絶対に嫌われる)

提督(…………ふふっ…嫌われた方が気が楽なのかもしれません)


提督(………私らしくない、人に認められることだけを考えていたのに嫌われた方が楽なんて…そんな逃げ腰じゃあ…いけませんよね)

提督(…でも、今はまだ)

提督(今だけは…………この温もりの中にいさせてください)


提督「………好きです…摩耶さん」

摩耶「なっ!?お、お前…と、唐突過ぎるんだよ!!!」

摩耶の狼狽えように小さく笑い、顔を埋め強く強く抱きしめた



※七日目(裏)終了

シャベッタァアアアア


八日目開始



操作キャラ選択


1、陸奥
2、霰
3、秋月
4、長門
5、提督

安価↓2


>>684
七日目(裏)なのでまだ喋れますよ!!
八日目から声が出なくなるんですよ!!



>>687選択:5、提督





提督(……どんどん、陸奥さんの好意がエスカレートしていっています)

提督(…ッ!)

提督「…ハァ…ハァ…!」

身震いがする

思い出しただけで冷汗が止まらない


提督(仕事…仕事をしましょう)

提督(今日の秘書艦は……)



秘書艦選択
安価↓2

長門


>>692選択:長門



長門「……今日一日、よろしく頼む」

提督(今日の秘書艦は長門さんでしたね)

提督(なんだか元気が無いように見えますが、どうしたのでしょうか?)

提督(取り敢えず、挨拶をしないといけませんね)


提督「………!……ッ!……?」


提督(声が出ない)

提督(『おはようございます。此方こそよろしくお願いします』ただそれだけの一言が言えない)


提督「………!…!」

長門「…………ん?なんだ提督?様子が変だぞ?」

喉を触り、不自然に口を突き出す提督の姿に違和感を覚え長門が助け船を出す



提督(理由は分かりませんが、声が出ないことを伝えないと!)

提督(何かいい方法は………)


行動安価↓2

筆談


>>696選択:筆談


提督(……そうだ、筆談)

素早く自らの懐からメモ帳を取り出し、文字を書く
そのメモ帳を長門に見せる


提督『筆談で失礼します。何故か声が出ないんです』

長門「……ん?えっと…つまり…風邪か何かか?」

ページをめくり、新たな文を書く

提督『喉に痛みはありません。風邪が原因ではないと思います』

長門「……ふぅん…熱……も無いな」

額と額と合わせ、熱を測る

長門「あ~んしてくれ」

提督「………………」

大きく口を開け、長門が提督の喉を観察する



長門「………どうやら本当に健康のようだな」

長門「しかしこれはどういう事なんだ?」

長門「なにか原因が無ければ納得できないぞ?私をからかっているんじゃあないだろうな?」

提督「…!!」

ブンブンと首を振り、強く否定する

長門「………じゃあ、何が原因なんだ?」


提督(こんな状態になってしまった原因…)

提督(思い当たる節が無いわけではない)

提督(陸奥さんの事……)

提督(…………でも、長門さんに信じてもらえるでしょうか?)

提督(陸奥さんは長門さんの妹、陸奥さんを擁護すると思います)

提督(…………怪しいのは明らかに私)

提督(……どうしましょうか?)


会話or行動安価↓2

正直に全部の事を紙に書く


>>702選択:



提督(…………決断しなければなりません)

提督(ずっとこのままでいい筈がありませんから)

提督(……長門さんなら、信頼できる)

提督(言おう、全部全部…正直に)


提督『今から話すことは全て本当の事です』

提督『信じ難いかもしれませんが、どうか信じてください』

提督『この話を聞けば、とても驚いてしまうと思います。信じろという方が難しい話です』

提督『それでも、どうか聞いてもらえませんか?』

長門「…………ああ、聞かせてくれ」

言葉ではなく筆談

だが、長門を見つめる提督の瞳は本気だった

最後の希望に縋ろうとする、決意の瞳

それを理解し、長門は提督の話を聞いた


提督は一心不乱に書き綴る

何枚も何枚も、何度も描いたことを塗りつぶし血走った眼でメモ帳に自ら体験したことを書き続けた


提督「………ッ!!…………!………すぅ……ふぅ…」


途中、激しい震えに襲われ字すらまともに書けないほどになる

それでも、必死で息を吐き書き続けた

数ページに及ぶ体験談を長門に手渡す


長門「……………」


長門は、その手渡されたメモの内容をじっくりと読み進めた

メモの文字を追う長門の目が止まり、メモ帳が閉じられた

長門は………



信頼判定
5以上で信用する
昨日の陸奥の発言 +3
提督の様子 +2

直下コンマ


コンマ判定:00 ゾロ目


どうしましょうか

コンマ安価スレで0の扱いってだいたいクリティカルですよね

しかもこんな重要なところで00ゾロ目って運命感じちゃいますよね


というわけで、こういう時こそ安価です!!



1、普通に成功としてカウント
2、ゾロ目補正マシマシ

安価↓3で多数決


多数決:2、ゾロ目補正マシマシ



それでは運命の選択です


長門に宿った感情は?


1、陸奥にも提督にも幸せになって欲しいと思う家族愛のような感情
2、もう誰にも提督を傷つけさせないという保護欲求

安価↓1~5で多数決


多数決:2、保護欲求



長門「………提督」

長門が提督に近づいて行く

両腕を少し開く、そうして自分に向けられた腕と陸奥が自分に振るう腕がシンクロする

目を閉じ、身構える

だが、自らを襲う衝撃は想像したものと違っていた


自分の体を抱きしめられる

優しく、そして強く抱きしめられた


長門「………よく頑張ったな」

長門「……こんなになるまで、よく耐えたな」

長門「怖かっただろう…辛かっただろう…苦しかっただろう………」

長門「………安心していい、この長門が傍に居る」


耳元で、そう囁かれる


提督「…………ぁ……はぁ……」


喉が鳴り、自然と涙が零れてきた


長門「……もうあんな思いはしなくていい」

長門「…もう誰にも……君を傷つけさせやしない」

長門「………安心していいんだ」

長門「……安心して、泣いてくれ」

提督「…………ッ!!……!」


嬉しかった

誰かに抱き締められることがこんなに嬉しいと感じたのは初めてだった

嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらなくて

でも、感謝を伝えられないことが悔しくて

苦しくて、どうしようもなくなって


ただひたすら、自分を抱く大きな体にしがみ付き、とめどなく涙を流し続けた

離したくないと必死に求めれば、それに応えるように長門は抱き返してくれた

それが嬉しくて、また長門をきつく抱きしめた


幼い子供のように涙を流す自分の背中を、赤ん坊をあやすように優しく撫でる長門


長門「……………もう二度と、君は傷つかなくていい」

長門「……絶対に、何があっても…どんなことをしてでも君を守る」

長門「…………約束だ」


そう、長門は囁いてくれた



※長門がヤンデレ化しました






提督(あれから一頻り泣いた後、仕事に戻った)

提督(長門さんは言ってくれた『君を守る』と)

提督(……良かった、本当に良かった)

提督(長門さんは…長門さんだけは……私を嫌わないでいてくれる)

提督(こんなに情けなく、弱く、頼りない私を肯定してくれる)

提督(全てを知ってなお、私の事を想ってくれた)

提督(長門さんだけは…私の味方なんだ)


提督(……よし、朝の分の遅れを取り戻さないと)

提督(長門さんは昼食を取りに行ってくれました)

提督(なんでも『もし食堂で陸奥と会ったら困るだろう?』との事です)

提督(ちょっと過保護にも思いますが、私の事を想ってくれているのはヒシヒシと感じられます)


提督(………うん、長門さんの信頼にこたえるためにも頑張りましょう!)



イベントor行動安価↓2

食堂でビッグセブンたちにらみ合い


>>734選択:



提督(…………長門さん、遅いですね)

提督(……何やら外が騒がしい気もします)

提督(様子を見に行きましょうか?)

提督(……でも、長門さんには外に出ない方がいいと言われています)

提督(………どうしましょうか?)




1、様子を見に行く
2、やっぱりやめる(食堂に視点変更)

安価↓2


>>738選択:1



提督(…やっぱり気になります)

提督(長門さんを探しに行きましょう)

提督(…………騒がしいのは、食堂?)

提督(一体何が……)


人垣をかき分け、ざわめきの中心に間でようやくたどり着いた

そこで目にしたものは…


長門「離せ、これは提督の食事だ」

陸奥「だから私が持っていくって言っているでしょ」

長門「いいや、私がやる。お前には任せられない」

陸奥「ちょっと…何なのその言い方!」

長門「そのままの意味だ。早く離せ、提督が私を待っている」


騒めきの中心には長門と陸奥

二人が険悪な雰囲気で睨み合っていた


提督(な、なんでこんな事に?)

提督(お二人が喧嘩をするなんて珍しい)

提督(と、とにかくこの場を納めないと他の艦娘の皆さんに迷惑がかかってしまいます)


提督「…………や、やめっ…!」


陸奥に向かって口を開く

つい、いつもの調子で口を開いてしまった

だが……

提督(いま、声が出た?)

提督(ど、どうして?今朝は声を出すことすらできなかったのに…)

提督(い、いや…それよりもまずこの場を納めましょう!)


長門に向かい合う

提督「……………!……?……!…!」

『皆さんの迷惑になっています』

その一言が出ない

提督(ど、どういう事なんでしょうか?)

提督(声が出るようになったんじゃないんですか?)

提督(なんで、なんでなんで…?)


戸惑う提督の肩に、陸奥の手が置かれる


思わず振り返る、陸奥はニッコリと優しく微笑んだ


陸奥「やめてだって、姉さん。提督が迷惑してるわ」

長門「なっ!それはお前に言ったんだろう!!」

長門「それより提督、何故声が?」

陸奥「何言ってるの?声位普通に出るわよ。ね、提督?」


陸奥と目が合う

すると、何故か自然と口が開く

まるで、自分の意思とは無関係に喉が鳴る


提督「……は、ぃ…」

あまりのもか細い声

しかし、ちゃんと声が出た

陸奥に向かってなら、声が出てしまうのだ

そういう風に変わってしまっている


長門「……提督、どうして?私に嘘をついたのか?」

提督「………!!!!」


必死に首を振る

目で強く訴える


提督(嫌だ…嫌だいやだいやだ!!)

提督(嫌わないで!嘘じゃないんです!!)

提督(長門さんだけには…嫌われたくない!!!)

提督(痛い…痛い痛い痛い痛い痛い…長門さんにそんな目で見てほしくない)

提督(お願いします!私を信じて!!!)


想いが通じたのか、長門は提督の方に乗せられた陸奥の手を払いのける

そして、提督の体を抱き寄せた


陸奥「なっ!何してるの!!」

長門「提督はお前の物なんかじゃない。行こうか、提督」

優しく、信頼の微笑みを向けてくれる

提督は、心底安堵した

そしてまた、強く思った

提督(長門さんは…私を分かってくれている)


食事のトレイを持ち、提督の背中を押して執務室まで向かった


夕方



提督(……なんとか、あの食堂の騒ぎはそれっきりで納まってくれました)

提督(あれから昼食を食べようとしたとき、長門さんが食べさせようとしてくれましたが、さすがに断りました)

提督(そんな日常の事まで、甘えてはいられませんから)

提督(ただこうして、長門さんと心が通じ合っていればそれだけで何より幸せなんです)

提督(長門さん…あの人だけは、どんなことがあっても私の味方だ)


提督(……でも、どうしてあの時は声が出たんでしょうか?)

提督(あれから何度試してみても、声は出ませんでした)

提督(…………陸奥さんに返事を求められた時、その時だけは声が出た)

提督(…まるで、そう決められているかのように…………)


ブンブンと嫌な考えを振り切る


提督(…今日の分の執務は終わりました。これからは自由の時間です)

提督(……相変わらず、長門さんからは外に出るなと言われました)

提督(あんなことがあった後です、仕方がないかもしれません)

提督(長門さんはすぐ近くに居る。私を見守ってくれている)


提督(…何をしましょうか?)



会話or行動orイベント安価↓2

むっちゃん指令室に殴り込みをかける


>>747選択:むっちゃんが殴り込みに来る



今日の更新はここまでです

いやぁ…長門型のヤンデレ力には参りましたね…

それにしても、長門さん…卑怯な人です
弱っているときにあんなこと言われれば依存してしまうに決まっています

お互いがお互いに依存していく……最高ですね!!


そしてどんどん壊れていく提督の精神

現在の精神優先順位は

1、陸奥の命令
1、長門に嫌われたくない
2、摩耶

こんな感じですね


果たして収拾つくんでしょうかね、これ?

長門さんが目覚めてしまったことによって、どのルートに行っても惨劇しか待っていません

保護欲求という名の独占支配願望

やはり姉妹は似てますね!!


それではまた、お付き合いいただきありがとうございました


今日は更新お休みっす…

申し訳ないっす……


明日は早い時間から始めるかもしれないっす!!

それではまた


無事、E-5をクリアしました!!

これでメインキャラに天城さんが選ばれても安心だぜ!



そろそろ再開っす!!



どうしようかと考えていた時、突如執務室の扉がノックも無く開け放たれた


長門「ッ!誰だッ!!」

陸奥「チッ…居たのね姉さん」

長門「ノックもせずに…何の用だ!」

陸奥「姉さんには関係ないわ。私は提督に用があるの」

長門「それならば、私にも関係があるな」

陸奥「どうして?どうして私と提督の邪魔をするの?」

長門「ふっ…『私と提督』か……ふふふ…」

陸奥「…何がおかしいのかしら?」

長門「お前の言い分が馬鹿馬鹿しくてな、お前のそれはただの勝手だ。提督を巻き込むな」

陸奥「姉さんに私と提督の何が分かるのていうの!?」

長門「全部聞いたさ、提督からな」

陸奥「ッ!!………ふ~ん」


長門の発言に驚き、目を見開き提督を睨みつける

だが、その顔つきは余裕の笑みに変わっていった


長門「何をニヤついている、自分のしたことが分かっているのか?」

長門「未成年暴行、及び性行為の強要。提督の心の傷は計り知れない」

陸奥「人聞きの悪いこと言わないでほしいわ、提督と私は愛し合っているの」

陸奥「お互いが承知の上での行為よ」

長門「ふざっけるなよ!お前のせいで提督はどれほど傷ついたと思っている!!」

陸奥「それじゃあ直接提督に聞いてみましょうか?提督の口から」

長門「ッ…それ、は」

陸奥「あら?あらあらどうしたのかしら姉さん?姉さんが言ってることが本当なら提督は私の言葉を否定するはずよね?」

長門「そ、そうだ……だがっ!」

陸奥「見苦しいわよ、本当は提督を独り占めしたいだけなんでしょう?この私に、嫉妬しているだけ…そうよね?」

長門「ち、違うッ!!」

陸奥「それじゃあ………提督に、直接聞いてみましょうか。いいわよね?」

長門「……………」

苦虫を噛み潰したような顔で、陸奥を睨む

しかし、何も言い返せない

眉を顰め、心配そうな顔で提督を見る

『提督は私を裏切らないよな?』とその顔は言っていた


心臓が鳴る

唸りをあげて、血を全身に循環させる


そっと、自分の肩に陸奥の手が置かれた

瞳を覗き込まれながら訊ねられる


陸奥「私と提督は…愛し合っているわよね?」


血が凍り付くような感覚

体の熱が消え去り、体から力が抜けていく

まるで…自分の体じゃあないような……


長門「提督……」


心配そうに自分を見つめる長門の呟きだけが、自分という存在を引き上げてくれる


提督(わ、私は……………)



かなり重要な分岐です

一つだけ、色んな人を幸せにする選択肢がまぎれています

……まぁ何も全てを幸せにしなくてもいいんですけれど

それでは選んでください



1、勇気を振り絞り、陸奥の手を払いのけた
2、考えることをやめ、体の力を抜いた
3、自分を殺すことにした



↓1~5で多数決です。同数あればコンマで決めます

それでは安価↓からどうぞ!!


多数決:1



提督(………駄目だ…逃げちゃ駄目だ)

提督(目を開け…足を踏ん張れ……)

提督(……『安心していい』と言ってくれた。今もなお私の事を想ってくれている)

提督(私の事を信頼してくれている)

提督(せめて…せめて、長門さんの前でだけでも…逃げたくない!)


感覚が蘇る

心臓の鼓動が確かに聞こえる

腕が、ちゃんと動く

この体は―――

提督(私の体です!!)


陸奥「えっ……」

陸奥の手を振り払い、長門さんの元に歩く

長門「……提督…!」

安心させるように、長門の手をしっかりと握った

その光景を、陸奥は茫然と眺めていた


陸奥「……嘘よ…そんなことあるわけ…」

長門「言っただろう、提督はお前の物じゃないとな」

陸奥「………そんな…嘘よね?提督は私の事…」

長門「見苦しいぞ、陸奥」


提督へと伸ばされた手は、長門に阻まれる

先ほどまでの余裕の笑みが消え去り、その双眸から光が消えていた


陸奥「……………」


長門が陸奥の手を掴む力を少し緩めれば、力なくその手がふり払われた

そのまま静かに、陸奥は執務室を後にした


そのあまりにも寂しく、小さな背中

心が騒ぎ思わず手を差し伸べようとするのを、寸でのところで我慢する


提督(……この選択をしたのは私自身です)

提督(そんな、無責任な同情なんてするべきではありません)

提督(陸奥さんを選んでいれば、きっとあの背中は長門さんの物だったでしょうから)

提督(……だから、これでよかったんです。よかったんです…よね?)


長門の顔をのぞきこめば、優しげな微笑みで長門が此方を見下ろしていた


長門「………ありがとう提督。信じていたよ」

『此方こそ』そう伝えるように、長門の腰に手を回して優しく抱き付いた

長門が屈み、同じくらいの視線の高さになってもう一度抱きしめ合った

お互いの存在を確かめるように、お互いの温かみを感じていた


長門「………私が居る限り、君は誰にも傷つけさせない」

長門「……君が私を信頼する限り、私は君の味方だ」

長門「…愛しているよ提督。君を誰にも渡したりなんかしない」

長門「だから、君もずっと私の傍に居てくれ」


コクリと強く頷いた

全身で、長門からの信頼と愛を全て理解した


その場には、二人の世界が出来上がっていた

お互いがお互いを信頼し合う愛

お互いがお互いに依存する愛

依存しあい、支配する愛

何物をも寄せ付けない、独占の愛がそこにはあった


提督調教判定

5以下で悪化、6以上で新たな芽生え

直下コンマ


コンマ判定:0  悪化


提督はさらに長門に依存しました



陸奥の感情判定

1-3  怒り
4-6  虚無
7-9  自由安価
0     正気

直下コンマ


コンマ判定:2 怒り


さて、怒りの矛先は?


1、自分を裏切った提督
2、提督を横取りした長門
3、自由安価

安価↓2

両方

うわーこれは・・・ひどい(建前)


>>779選択:両方






提督(今日は色んなことがあり過ぎました)

提督(朝、声が出せなくなって驚き戸惑いました)

提督(長門さんに自分の事を打ち明け、全てを受け入れてもらいました)

提督(声が出なくなったかと思えば、陸奥さんの前でだけ声が出ました)

提督(そしてさっき……初めて陸奥さんの手を振り払った)


提督(全部全部、長門さんのおかげです)

提督(長門さんが私を信じてくれたから、私を受け入れてくれたから勇気が出たんです)

提督(長門さんは…今の私の全てです)

提督(声に出さなくとも伝わこの『絆』…この繋がりさえあれば、私は何度でも勇気が湧いてきます)

提督(長門さんになら…私の全てを捧げてもいい……)


提督(私の全ては…長門さんの物でいい)


提督(長門さんに嫌われるくらいなら私は…………)

提督(なんて、そんなことありえませんよね)

提督(私が長門さんを信じている限り、長門さんは私を信じてくれるに決まってしますから)


提督(さて、何をしましょうか?)



行動orイベント安価↓2

長門型の部屋から轟音が


>>785選択:イベント



ズゥゥゥン

重苦しい轟音が聞こえてきた


提督(な、何事でしょうか?)

提督(音のした場所は……寮?)

慌てて、音のした方に向かう

その途中、廊下で秋月さんと出会う


秋月「あ、提督!あの…その…大変なんです!!」

秋月「長門型のお二人の部屋からすっごい音が…」


提督(長門型の部屋、長門さんがっ!!)


慌てて、お二人の部屋に駆け込んだ

そこに広がっていた光景は………


状況安価↓2

大喧嘩してる長門型と止めに入る摩耶


>>788選択:



摩耶「や、止めろって二人とも!一旦落ち着けよ!」

長門「部外者は黙っていろ!!これは私たち姉妹の問題だ!!」

陸奥「……許さないわ…姉さんも!提督も!!!」


掴み合いの喧嘩をする長門型の二人と、それを仲介しようとする摩耶

相当派手に暴れたのか、壁に穴が開いている


よくよく見れば、二人とも怪我をしています

壁に穴が開くほどの大喧嘩をしたのなら当然か…


提督(し、しかし二人の喧嘩に割って入るほどの勇気は……)

提督(い、いえ…だとしても提督としてこの場を納めるために行動をするべきです)

提督(…………ど、どうしましょうか?)



行動orイベント安価↓2

長門に抱きついてやめるよう懇願する


>>792選択:


提督(ど、どちらかを止めれば喧嘩をやめてくれるはず…!)


手帳を取り出し、素早く文字を書く

摩耶「あ~もう!…ん?あ、提督!お前もなんか言ってやってくれよ!」

提督「…………」


摩耶さんに後ろに下がっているように手で示し、前に出る

そして睨み合う二人の間に割って入り、長門さんに抱き付いた


長門「ッ!?な、提督…!」

此方に意識が向いたとき、素早くメモ帳を見せる

提督『他の方々の迷惑になっています。この場は怒りを鎮めてくれませんか?』

長門「…ッ……だが陸奥の方から…!………いや、そうだな」

長門「………ありがとう提督、少し冷静になれた」


陸奥を睨みつける顔を、いつもの表情に緩める

どうやらわかってくれたようです


長門「………私が喧嘩を買ったことが原因だ。素直に謝ろう」

長門「だからお前も、この場は素直に退いてくれ。もうこの喧嘩は自分たちだけの問題ではない」


そう言って、摩耶の方を見る

陸奥も摩耶を見て、きつく唇をかんだ


陸奥「………分かったわ」

ブルブルと拳を震わせながらも、陸奥ももうこれ以上騒ぎを大きくはしたく無い様だった


提督(な、なんとか…納まってくれたようですね)

ホッと安心の息を吐いたのもつかの間

長門が提督にある提案をした


長門「……提督、私を提督の部屋で生活をさせてはくれないか?」

長門「見ての通り、このまま陸奥と同じ部屋に居てはまた同じようになってしまうだろう」

長門「どうだろう?私にも、陸奥にも…提督にも悪くない提案だと思うが?」

摩耶「ちょ、ちょっと待てよ!なんで提督と一緒に生活するんだ!?」

長門「さっき言った通りだが?」

摩耶「だ、だからって提督の部屋じゃなくても……別の部屋で…」

長門「そんな直ぐに空き部屋が用意できるのか?」

摩耶「あ、アタシの部屋使えよ。鳥海も一緒だけど」

長門「……はぁ…それで、摩耶はどこの部屋で生活するんだ?」

摩耶「そ、それは…………」


チラリと視線を向けてくる

口に出さずとも、態度で理解できる



提督(………どうしましょうか?)

提督(長門さんのいう事はもっともです。このまま長門さんと陸奥さんを同じ部屋にしておくのはお互いの為になりません)

提督(……代わりに私の部屋…というのも悪い案じゃありません。もとより私一人では広すぎるくらいでしたから)

提督(………でも、私は摩耶さんが…長門さんが………)

提督(……………どっちが大切なんでしょう?)

提督(勿論、どちらも大切な人です。優劣なんか…つけるのはおこがましいことです)

提督(お二人ともを大切に思っています…………でも、私の気持ちはどうなんでしょうか?)


提督(………今一度、よく考えてみましょう)

提督(私は…長門さんと摩耶さん……どちらと一緒に居たいでしょうか?)




選択

1、長門
2、摩耶

安価↓1~5の多数決


多数決:2、摩耶
※修羅の道過ぎる……



提督(…私は摩耶さんの事が好きだ)

提督(長門さんに私の全てを捧げてもいいと思いましたが、摩耶さんへの愛だけは譲れません)

提督(……それにこれは、どちらと一緒に暮らすかという選択です)

提督(…………これは裏切りじゃない…はずです)

提督(……長門さんも、私の事を分かってくれますよね?)


メモ帳にも字を書き、長門と摩耶に見せる


提督『お二人とも荷物を纏めておいてください。摩耶さんには私の部屋、長門さんには摩耶さんが使っていた部屋に移ってもらいます』

長門「……………ああ、分かった」

摩耶「おう!直ぐに準備してくるぜ!!」


そうして、各々が行動に移った

陸奥だけはただ、静かに拳を握りしめていた



長門の感情判定

1-3    憎悪
4-6    怒り
7-9    深愛
0、ゾロ目  理解

直下コンマ


コンマ判定:3 憎悪




長門(……私を裏切るんだな、提督)

長門(……心の熱が冷めていくのを感じる)

長門(………あんなにも優しくしてやったのに、よくもこんな真似ができるモノだ)

長門(……陸奥も、こんな気持ちだったのだろうか?)

長門(………ふふふふふ、私も酷い女だな。陸奥の好意を知っていながら、あんな行動をとったんだものな)

長門(…だが、それ以上に最悪なのはあの提督だ)

長門(提督が私と陸奥をこんなにしてしまった)

長門(…そして摩耶、あの女が提督を駄目にしてしまった)

長門(………そんな提督……)



1、「これ以上、何もできないようにしないとな」
2、「元の提督の姿を取り戻してもらおう」
3、「もう、生きている価値すらない」


どれを選んでもエンディング直行です


安価↓1~5で多数決

ちょっとエンディング早すぎるんよー
もっとこの周回で楽しみたかった


>>818
え!マジすか!?
ちょっと多数決の結果はそのままにアンケートを取りたいと思います



1、収拾つかなそうだし、ここが落としどころ
2、駄目だ。もう少し続けてもらう

安価↓1~5で多数決です

自分のやりたいようにするのが一番だと思うよ?


多数決結果:2、もう少しだけ続ける



長門の多数決結果:1



長門(…………提督)

長門(私と陸奥の心を弄んだ悪魔め…)

長門(………でも、そんな提督でもこの私なら受け入れてあげられる)

長門(……特別に許してあげよう)

長門(子供ゆえの、愚かな行動だったと反省してもらおう)

長門(……だからこそ、もう二度とこんなことが出来ないようにしないとな)


長門は、荷物を纏めながら薄く笑みを浮かべる

長門「……く…フフフ……フフ………アハハハハハハハハ!!!!!」

堪え切れず、大口を開けて笑う

長門「……この長門は、何時だって提督の味方だ」

長門「………約束は守らせてもらうぞ、提督」


長門は、ある決意を固めたのだった


深夜
※強制イベント進行



視点選択


1、長門
2、提督

安価↓2


>>830選択:1、長門



提督「…………?…ッ!?」

長門「目が覚めたかい?提督」

長門「驚いているようだな。無理も無い、目を覚ました時『鎖で繋がれて居れば』な」


提督が腕に嵌められた手錠とを揺らす

鎖がこすれ合う音が鳴る

怖々と、自らの首に絞められた首輪を触り…再び鎖を揺らした


長門「お遊びの道具なんかじゃない、本物だ。安心していい」

提督「…!……ッ!!」

激しく鎖を揺らし、口を動かす

何かを訴えているようだ

長門「……そうだったそうだった、提督は言葉が発せないんだったな」

長門「………丁度いい。まず一つ提督からは『発言の自由』を奪わせてもらおう。ペンも紙も渡すつもりはない」

長門「そして二つ目、見て分かるように提督には『行動の自由』も奪わせてもらった」

長門「どうして私がこんなことをしているのか分かるか?」

提督は首を振った

懇願をするような、寂しげな瞳でこちらを見ながら

陸奥「だが断る。この陸奥の最も好きなことのひとつは提督に助けを求められたときに「NO」と断ってやることだ・・・」


長門「そうだろうな……提督には私の気持ちなど分からないだろう」

長門「だからこそ、私はこうしているんだ」

長門「こうしてじっくりと、私の事を考えてくれ」

長門「君は余計なものに目を囚われすぎた。提督が見るのは私だけでいい」

長門「私以外、何も必要ないだろう?」


長門「提督、私が君を守ると誓った」

長門「だから、提督に害なすもの全てを取り払ったんだ」

長門「足があるから私の元を離れていく」

長門「腕があるから私の手を振り払う」

長門「言葉があるから私以外に助けを求める」

長門「……これら全て、提督には無用だろう?」

長門「私が提督の足だ、私が提督の腕だ、私が提督の代弁者だ」


長門「君の代弁者たるこの私がこうしているんだ、提督も納得してもらえるな?」


提督は理解した

長門もまた、壊れてしまったのだと

それと同時に強烈な不安が襲い来る

『長門が正しくて自分が間違っているんじゃないのか?』と

長門の言うがままにすることこそが、本当に正しいことなんじゃないかとそう思ってしまった

提督にはすでに、自分の意思というものが薄れていた

あのとき摩耶を選べたことは、奇跡だと言っても過言ではなかった

だがその奇跡はもう起こらないだろう


選択する自由すらないのだから


長門「……ああそうそう、摩耶と言ったかな」

長門「提督にとって私が全てであるように、私にとっても提督が全てだから、提督以外の存在なんてどうだってかまわないんだが」

長門「少々邪魔でね」

長門「あの女は、提督を駄目にしてしまう」

長門「だから彼女には………」



1、「死んでもらった」
2、「少し眠ってもらっている」
3、「二度と提督に近づけないようにした」

安価↓2


>>837選択:2


長門「少し眠ってもらっている」

長門「明日になれば、提督が居ないと騒ぐだろうが。私が上手く言っておく」

長門「安心していい、傷つけたりはしないさ」


長門「さて、提督。無知な子供には教育が必要だ」

長門「馬鹿な子供には躾けが必要だ」

長門「間違った思想は矯正しなければならない」


長門「そうして、子供というのは成長していく」


長門「さあ提督。今日は何をしようか?」



行動安価↓2


>>841選択:



長門「……今日は一日目だ、厳しくし過ぎても大変だからな」

長門「今日は、私の事をよく理解してもらおう」


長門はそういって服に手を掛けた

服を取り払う手に迷いは無く、裸体を晒すことに一切の抵抗は無かった


長門「この体をよく見てくれ」

長門「これが私の体だ。つまり、君の体でもある」

長門「よ~く、覚えておくんだ」


提督の顔を固定し、観察させる

提督もまた、長門の裸体から目を離せずにいた

欲情しているのか、はたまた長門の言葉に逆らえないのかは定かではない

溶けた脳で、じっと長門を見つめる


長門「ふふふ…そんなに情熱的な目で見られると、興奮してしまうな」

長門「ほら、見てくれ。よ~く…な」


提督の眼前で股を開き、女性器を見せつけた

陰唇を指で開き、膣口を見せつける

膣口の奥からは粘液が溢れていた


長門「見えるだろう?私は興奮してしまっている」

長門「私は性行為を望んでいる。つまり提督も私と同じ気持ちになっているべきなんだ」

長門「提督も、それを望んでいるだろう?」

提督「…………」


提督は頷くことは無かったが、長門の誘いに男性器を昂らせていた

その姿に満足し、提督の上に覆いかぶさった


長門「……ふふ、緊張しなくてもいい。私に全てを任せてくれ」

提督は人形のように動かず、長門にされるがままだ

長門「……ん?よっ……と。んん……チッ…少し痛むな」

多少苦戦しながらも、長門は自らの性器に提督のモノを受け入れた

色気も、情緒の欠片も無くただするべきことだという風に淡々と事が進んでいく

これは性行為であっても、性交渉ではなかった


ただ、お互いの体の事を知るためだけの行為


長門の体が性行為を望んだから、提督はそれに従った

ただそれだけ

溶けあうような快楽を感じながらも、お互いの脳は冷えていた

目を合わせ、腰を打ち付ける

体をすり合わせ、肌で触れ合う

柔らかく、時に激しく、体と体を擦り合わせた

ただひたすら、お互いの体を観察し続けた


この性行為によく似た行為は、提督の体力が尽きるまで行われたのだった


提督調教判定

5以下で悪化、6以上で精神同調

直下コンマ


コンマ判定:7 精神同調


長門の意図が理解できるようになりました


もう一日…って言おうと思ったんですが私がこれ以上続けられる自信が無い!

やっぱり終わらせる気だったので続きが全然思い浮かばない…


>>811
の選択で

2、なら提督の目の前で摩耶を殺す
3、で提督を殺す

1、で監禁調教生活


で、全て提督の精神崩壊エンドのつもりでした

ここから続けようにもただ調教を続けるだけなんで退屈なんですよね………


ごめんなさい、折角アンケートを取りましたがこのままエンディングとさせてもらいます

非力な私を許してくれ……


鎮守府は今日も平和だった

執務室の豪奢な机に座る、幼い提督

その隣に佇むのは秘書艦の長門


二人の間には決して切れぬ『絆』で結ばれていた


長門「……提督、今日の執務は…んっ…ふふ、ああそうだな」

長門「ん?いや…まだあとでいい」


奇妙な光景がそこにはあった

目を合わせ、独り言をつぶやく長門

満足そうに頷き、何事も無かったかのように執務に移る二人


二人は繋がっていた

意識レベルで、お互いの事を理解し合っていた

目の動き、筋肉の収縮、息遣い

なんでもいい、相手の事を感じられる何かがあればそれだけでお互いが望むことを理解できる


二人はもはや、一つの生物と言っても過言ではなかった


この鎮守府に、奇妙なことがもう一つ

酷く、静かな場所だった

しんと静まり、人の気配が感じられなかったのだ


この鎮守府には提督と長門しかいなかったのだ


ここは世界

ここは完成されていた


ただ一つの不純物すら許さない、一切の無駄を省いた場所であった

無論、二人にとって…だが


二人は一つになった

二人だけで一つになれた

二人じゃなければ一つになれなかった


一つになるには、あまりにも誘惑が多すぎた

だから殺した

自らの妹を殺した

自らが愛した女性を殺した

自らを慕う人を殺した

自らを嫌う人を殺した


そして、『私/私』を殺し一つの新たな精神となった





『体は二つ、心は一つ』  END


世はまさに殺し合い宇宙!!

お互いを殺し、一つとなるエンディングでした

精神同調したんでこれ位はお出ししないとなぁと思いまして


多分この『長門と提督』という一つの生物は幸せに暮らすでしょうね

どちらかの体の寿命が来たとき、片方もそれを察して自殺するでしょう


後味最悪のエンディングをお送りしました

仕方ありません、あの場面で長門さんを裏切ってしまえばこうなってしまいますよ……



むっちゃんもながもんも摩耶様も大好きなキャラなんで心が痛いです…(迫真)


次こそは普通の恋愛しましょうね!!


それではまた、お付き合いいただきありがとうございました


>>760の時に


1、で長門と歪んだ信頼と愛を共有し合うエンディング
2、で陸奥に全てを支配されるエンディング

3、で提督の精神覚醒からの全員ハッピーエンディングでした


3を選ばなければそもそも摩耶様と幸せになるルートはありませんでしたね


結構真面目にむっちゃんとながもん大好きなので書いてるとき本気で心が痛かったです
いや、あんな残酷なこと書いてますけど本当ですよ!


でも、偶にはこういう歪んでドロッドロで、正論も倫理観も通用しない異常精神な空間もいいですよね?

私自身、ヤンデレ大好物なので愛が爆発してしまいましたが
おねショタの良さがあんまり引き出せていないことだけが心残りですね…

むっちゃんの本気の想いに触れて、どんどん惹かれていく提督とかも描きたかったなぁ…


ま、そういうのは次に期待ですね!!


そろそろ再開っすよ!!


ご飯食べながらやるのでちょっと遅筆かもです


一週目クリア報酬



1、提督の性格追加
2、鎮守府背景追加
3、提督と艦娘に関係性の設定を追加できるようになる


それでは選択してください安価↓2


>>869選択:2、鎮守府背景追加



今までの『通常鎮守府』に加えて

全ての艦娘がヤンデレになる『ヤンデレ鎮守府』と

提督の人権が危うい『慰安提督鎮守府』

そして、全ての艦娘から愛されている『好感度MAX鎮守府』が追加されました


それでは2週目を始めます


まずは、使用する鎮守府背景を選択してください



1、通常鎮守府
2、ヤンデレ鎮守府
3、慰安提督鎮守府
4、好感度MAX鎮守府

安価↓3


※書き込み失敗しちゃった…


>>835選択:3、慰安提督鎮守府



お前らは真面目に恋愛するつもりはないのか!!(この選択肢を用意しながら)



それでは次に提督を選択してください


A,生真面目な提督

  基本的に常に敬語
  礼儀正しく、非常に生真面目
  誰にでも優しく平等に接する
  仕事に熱心で非常に優秀な提督
  色恋には鈍感で、興味が無いとさえいえる
  性的な行為に偏見を持っており、そういう行為を迫られれば厳しい口調で咎める
  女性に対する接し方にまだ硬さが抜けきらない

  家事はとても得意  
  
  得意なタイプの女性は『年上の女性』

  苦手なタイプの女性は『物静かな同年代の女性』




B,ツンデレな提督

  基本的に敬語は使わない
  生意気で自尊心が高い性格と思われがち
  その実、素直になれない性格で真っ直ぐな好意が苦手である  
  放っておかれる方が気が楽だと口では言うが寂しがりや
  口数があまり多くない、努力家な提督
  色恋はまだ恥ずかしいと思っている年頃
  性的な行為に興味はあるが、興味が無い素振りをしている
  とても押しに弱く流されやすい一面を持っている
  家事は苦手

  得意なタイプの女性は『大人しい女性』
  苦手なタイプの女性は『子供』




C,小悪魔な提督

  人によって敬語を使い分けている
  物怖じしないはっきりとした性格
  人をからかうのが好きで性格が悪いとよく言われる
  自分の容姿にとても自信を持っている
  仕事ぶりはあまり優秀とは言えないが、投げ出すようなことは決してしない
  とても一途な一面があり、好きな人には何をされてもいいと考えている
  真っ直ぐな好意を向けるが、逆にグイグイ来られるのは苦手
  性的な行為はに寛容で、セクハラをされても寧ろ仕返す
  実は体が弱く、物理的な押しに弱い
  家事は苦手だが好きな人のためには努力を惜しまない

  得意なタイプの女性は『真面目な女性』と『大人しい女性』
  苦手なタイプの女性は『グイグイ来る女性』




得意なタイプと苦手なタイプは提督からの接し方が変わるだけで、好感度に補正とかは無いので安心してください
あくまで性格の一つで物語のフレーバーとお考えください



最速で3票獲得した提督を使用します

安価↓


しまった…完コピしたから生真面目提督外し忘れた…

しかしすでに安価は決まってしまった…ので!



ちょっとコンマで決めます

偶数で生真面目提督、奇数で最安価

直下コンマ


コンマ判定:偶数  生真面目提督



それではメインキャラとなる艦娘を選択してください


1人目
安価↓1


2人目
安価↓3


3人目
安価↓5


4人目
安価↓6



一人目:村雨


二人目:足柄


三人目:愛宕


四人目:大和



同艦種3名被ってないのでそのまま続行

可愛い可愛い清霜ちゃんとイチャコラしたかった……



もう一人艦娘を選択してください
前回の摩耶様のポジションです
無しでも構いません

安価↓3

名取


>>901選択:名取


凄いことに気が付いてしまいました…

長門も陸奥も武蔵さんとかもいるのに名取持ってない!?


キャラがぶれる可能性がありますがそれでもよろしいですか?

1、構わん、やれ
2、最安価

安価↓2


>>905選択:2、最安価


それでは最安価です

安価↓3

清霜


>>910選択:清霜
※清霜ちゃんぐふふ……



提督は清霜の事を気にかけているようです

それでは始まります


操作キャラを選択してください


1、村雨
2、足柄
3、愛宕
4、大和
5、提督

安価↓2


>>915選択:1、村雨


この鎮守府は、普通の鎮守府とは少し違った

艦娘は当然女性のみ、そんな彼女たちの為に少しでも快適に日々を過ごせるようにとある配慮がなされていた

この鎮守府には優秀な『美少年』や『美青年』が提督を務める

そしてもう一つ、提督は艦娘に対し指揮権を持っているが『命令権』は剥奪されている

提督は艦娘のありとあらゆる要望を、受け入れ実行するという義務が課せられていた

何時如何なる時であろうと………



村雨(な~んて、銘打たれた鎮守府だからと言っても存外普通な鎮守府に見えるわ)

村雨(最近配備されたばっかりだけど、ここでも上手くやっていけそうね♪)

村雨(……今日の秘書艦は…)


秘書艦選択安価↓2


足柄


>>919選択:足柄


本編を進行する前に、艦娘から提督への好感度を決めます



村雨から提督への好感度、または印象は?

安価↓2

野暮な事を言ってすまないがせっかく安価を取っても持ってない艦娘になったら再安価になる可能性があるのならば
予め持ってない艦娘をリストアップしておけばいいんじゃないかな?

運命の人結婚したい 好感度120%


>>922選択:好感度120%


>>921
了解です
wikiと睨めっこしてリストアップしておきます



足柄から提督への好感度、または印象は?

安価↓2



>>922


>>927選択:好感度120%




愛宕から提督への好感度、または印象は?

安価↓2

そのキレイな顔を歪ませたい


>>932選択:その綺麗な顔を歪ませたい


最後、大和から提督への好感度、または印象は?
安価↓2

クソ提督
>>922


>>935選択:クソ提督
※秋月ちゃんに続いてまた難しそうな人が……



うっし、それじゃあ本編再開です!!


村雨(今日の秘書艦は足柄さんか~…)

村雨(いいなぁ羨ましい…)

村雨(初めて提督と会ったとき、ビビッときた!)

村雨(提督は私の運命の人に違いないわ!!)



村雨(提督は今、執務室でお仕事中かしら…)

村雨(う~ん…どうしようっかな?)


行動orイベント安価↓2


>>941選択:



村雨(う~ん………)


考え込んでいると、資料と思われるものを持って執務室に向かう大淀さんを発見した

慌てて引き留める


村雨「そ、それ提督にですか!?」

大淀「は、はぁ…そうですが」

村雨「それ、私に届けさせてくれませんか!!」

大淀「え?すぐ目の前ですし、お気遣いなく…」

村雨「お願いします!!」

大淀「はぁ…」


困った顔をしながらも、大淀さんから提督宛の資料を預かることに成功した


村雨(うふふ…これで提督と……)

ウキウキした気分で執務室のドアをノックし、返事も待たずにはいってしまった



イベント判定
5以上で発生
足柄の好感度 +2

直下コンマ


コンマ判定:8+2


執務室の状況は?
別に健全でもいいんじゃよ?

安価↓2


>>946選択:足柄さんと提督がポッキーゲーム



村雨「おはようございまーす!提督、この村雨が…資料を……」

そこで、村雨は衝撃の光景を目にしてしまった

口に棒状のチョコレート菓子を口に咥え、口を突き出し顔を真っ赤にしている提督

そのチョコレート菓子の先を咥え、頬を上気させ興奮している様子の足柄


村雨「な、何してるんですかぁ!?」

足柄「…ん?」

村雨に気が付き、足柄がチョコレート菓子の先をかみ砕き当然のように言い放った


足柄「ポッキーゲームよ!」

村雨「見れば分かりますけど!?て、提督もそ、そんなことしていていいですか!?」

提督「わ、私は反対したんですけど…足柄さんがどうしてもと仰ったので……」

村雨「そ、そうなんだ~…」



村雨(こ、この提督押しに弱いのかしら?)


チョコレート菓子を咥えたままの提督の口に、その菓子を押し込んで一先ず処理をする


提督「…ごほん。それで、村雨さんは私に用事ですか?」

村雨「あ、はい!大淀さんから預かった提督宛の資料です!」

提督「わざわざありがとうございます。大淀さんは何かあったのですか?」

村雨「う~んと………ちょ、ちょっと腹痛だそうで…」

提督「成程…後で様子を見に行った方がよさそうですね。報告、ありがとうございます」

村雨「いえいえ~………」

提督「…………」

村雨「…………」

提督「…………?」


村雨(報告が終わったのに帰らない私を怪しんでる…)

村雨(で、でもこんな空気じゃ提督にスキンシップなんて難しいわよ~…)

村雨(は、早く何か言わないと…)


会話or行動orイベント安価↓2

足柄さんが村雨を部屋から追い出そうとする


>>951選択:



村雨(え~と…え~と……)

足柄「用事は終わったでしょ?ほら、帰った帰った」

グイグイと背中を押され、執務室から追い出されそうになる

村雨「ああ~!ちょ、ちょっと!」

足柄「はい残念。提督はこれからお仕事なんですー」

村雨「ポッキーゲーム強要していた人が言うセリフですか!?」

足柄「強要じゃないわよ、お願いしただけ」

村雨「ほとんど一緒じゃ…っていうか論点そこじゃな~い!」


バタリ、と執務室の扉が閉まる

村雨(し、締め出された…)

村雨(足柄さんのあの行動と態度……やっぱり提督を!?)

村雨(て、提督の純潔は私が守って見せるんだから!!)


そう、固く決意した村雨だった







村雨(お昼になったわ)

村雨(提督、まだお仕事中かしら?)

村雨(最近出撃回数も少なくって平和だって聞いたし、仕事も少ないはずだと思うんだけど……)

村雨(できれば、一緒にランチでもどうかしら~なんて言うつもりだったけど……)

村雨(…う~ん……どうしよう?)



行動orイベント安価↓2

行動


>>955選択:行動
※行動or会話orイベントの安価時には内容を明記してほしいっす……



行動安価↓1

>>956


>>959選択:大和に相談



村雨(この鎮守府に来て日も浅いし、誰か頼りになりそうな人に提督の事を相談してみましょう!)

村雨(だ・れ・がいいかな~…………あっ!)


村雨「大和さ~ん!ちょっといいですか?」

大和「ん?えっと…村雨さん?」

村雨「はい!村雨です!」

大和「私に用事ですか?」

村雨「はい!相談があるんです!提督の事なんですけど……」

大和「あっ…えっと……提督の事なら私以外の人に聞いた方が頼りになりますよ?」

村雨「え?」

大和「それじゃあ」

村雨「あっ…あの………」


村雨(……大和さん、提督の事を口にした途端あんなに暗い顔をしてどうしちゃったのかしら?)

村雨(仲が良くないのかな?)



夕方


村雨(結局提督の事は何にもわからなかったな~…)

村雨(真面目な人、とは分かったけれど)

村雨(……大和さんのあの反応……気になる…)

村雨(ううん…まぁでも、こうしてこの鎮守府で過ごしていればいつか分かることよね!)


村雨(聞いた話によれば、提督はお昼には執務を全部終わらせるらしいわ)

村雨(多分、暇にしているはずなんだけど……う~ん……)



行動orイベント安価↓2

ディナーに誘う


>>965選択:


村雨(……あっ!)

ふらふらと歩いていると、偶然一人で歩いてる提督を発見した

村雨(うふふ…ナ~イス私!足柄さんが居ない内に…)


村雨「は~い!提督こんばんは!…ん?まだこんにちは?」

村雨「この時間帯ってどっちなのか迷っちゃうわよね~…」

提督「うふふ、こんばんは村雨さん」

提督「夕方の挨拶は暗さで判断するのでどちらでも間違いということはありませんよ。挨拶をした、というその行動の方が大事です」

村雨「ふ~ん…そうなんだ。提督って年の割に物知り?」

提督「あはは、ありがとうございます」

村雨「あ、そうそう!出会ったついでに、これからディナーでもどうかしら?」

提督「構いませんよ」

村雨「本当!じゃあ行きましょう提督!!」


笑顔で了承してくれた提督の手を引いて、食堂に向かった


「「いただきます」」

提督と向かい合って、食事をする


村雨(……提督ってなんていうか硬いわよね~…)

村雨(私の方がちょっと年上だから緊張してるのかしら?)


村雨「ねえねえ提督。別に私には硬くならなくってもいいのよ?」

提督「…?と、いいますと?」

村雨「だって提督、自分のこと私って言っちゃったりガッチガチに敬語を使ってるし、緊張してるのかな~って」

提督「あはは…お気になさらず。私はこういう立場の者ですから」


村雨(にこやかな感じだけど、ちょ~っと距離を感じるなぁ…)

村雨(皆にもこんな感じなのかな?)


黙々と食事をする提督の書さをマジマジと眺めながら、食事を続ける



乱入者判定
6以上で乱入
直下コンマ


コンマ判定:1 乱入者なし



村雨(…折角、こうして提督と二人きりで食事をしてるんだし何か話さないと損よね!)

村雨(……どんなことを話そうかしら?)


会話安価↓2


村雨「ねえ、提督」

提督「なんですか?」

村雨「提督ってなんで大和さんに嫌われてるの?」

提督「ッ!ゲホゲホッ……ず、随分直球ですね」

村雨「あ、ごめんなさい。言いにくいことだった?」

提督「いえ…えっと……」


少し目を伏せ、口を開く




大和に嫌われている理由
分からないを選択した場合、大和からの一方的な感情

安価↓2

大和からの夜戦を断った


>>974選択:


提督「……私がこの鎮守府に着任して間もない頃、大和さんからのお誘いを断ってしまったんです」

村雨「お誘い?」

提督「はい、夜戦のお誘いです」

村雨「夜戦…って……え?あの…え?」

提督「私が未熟でした…恐怖に負け、義務すらも果たせない情けない提督でした……」

提督「そのせいで…!私は…大和さんの事を傷つけてしまったんです……」

提督「…あの頃と今は違います。今の私にはどんな要求も受け入れる覚悟も出来ています」

提督「……でも、そんな覚悟が出来ていたとしても…大和さんの心に負った傷は…癒せないのです」


ごく真面目に、かつ深刻そうに、唇をかみ悔しそうな顔をしている提督

その姿に、強烈な違和感を抱く


村雨「な、何言ってるの提督?今の話、提督は悪くない…わよね?」

提督「いえ、艦娘の要望を一度でも拒否してしまったんです。左遷されてもおかしくありません」

村雨「で、でも…それとこれとは話が別じゃないの?」

提督「同じですよ?どんな要望であろうと受け入れる、それが提督の義務ですから」


そう語る提督の目を見て、提督の真剣さを理解する

それと同時に恐ろしさを感じた


村雨(…じゃ、じゃあ提督は…私たち艦娘に逆らえないっていうの?)

村雨(それを…提督すらも当然の物と思ってるだなんて……)

村雨(この鎮守府…もしかしってとんでもない場所なんじゃあ…)


その日のディナーを、村雨は覚えていない

味の無い固形物を、黙々と口に運び続けた





村雨(……あれから色んな人に話を聞いてみて、提督の話は本当だと理解できた)

村雨(…もうこの鎮守府には誰もそのルールに違和感を抱いてる人はいなかった)

村雨(……でもやっぱり…おかしい…わよね?)

村雨(そんなことが許されて、当然のように受け入れてる皆がおかしいのよね?)

村雨(………で、でも…何を言っても断られないのよね?)


村雨(だ、駄目よ!何考えてるの!?)

村雨(……郷に入っては郷に従えなんていうけれど、やっぱり少し抵抗があるわ…)


村雨(……はぁ~あ……これからどうしようかしら?)



行動orイベント安価↓2

イベント判定


>>979選択:イベント判定



イベント判定

1-3  提督自室から声がする
4-6  執務室から明かりが…
7-9  外に人影が…?
0     ???

直下コンマ





コンマ判定:2 


提督に何かお願いをしてみようかしら?なんて邪な考えが頭をよぎる


村雨(だ、駄目よ!ダメダメ!絶対ダメなんだから!)


しかし、心と体は合い反した行動をとる

いつの間にか提督自室の前まで来てしまっていた


村雨(……ここまで来たからにはいっそ…)

そう思ったとき

「………!……ッ!…」


提督の自室から声のような音が聞こえた

言葉の意味までは聞き取れなかった


村雨(……誰かと居るのかしら?)

村雨(……)


行動安価↓2

覗き見


>>985選択:


村雨(ちょ、ちょ~っとだけ…)

村雨(ちょっとだけ、除くだけだから……)


心の中で、勝手な言い訳をし…意を決してそっと提督自室の扉を開いた

村雨の目に飛び込んできたのは…



提督自室の状況
○○が居た、くらいでも構いません

安価↓2

大和が逆レイプしてた


>>988選択:
※お前ら……この、変態!!



村雨「…ヒッ…!」

こぼれそうになる悲鳴を何とか抑える

村雨の目の前には、大和と…夕方一緒に食事をした提督


少しだけ、嫌な予感はしていた

自分の頭の中でも想像した


『何を言っても逆らえない提督』


しかも、眉目秀麗な美少年

そんな提督に要求すること

こんな要求をしてもおかしくはないと心では思っていた

だが、どこかでそこまでじゃないだろうと勝手に自分を安心させていた


しかし、これが現実だった



大和「あはっ!アハハハハハハハ!!!!!」


猟奇的な笑みを浮かべて腰を振る大和

2、30cmは差があろうかという身長差の男女

その大和の巨体が、提督にまたがっていた


激しく肉と肉が打ち合う音がする

性行為というには余りにも乱暴で、一方的な暴行だった


大和「クソックソックソッ!クソッ提督!!!」

大和「よくもこの私に恥をかかせてくれましたね!!」

大和「泣いてッ!喚いてッ!跪いてッ!!体の全てを使って私に償ってください!!」

大和「舐めるように媚びるように甘えるように、犬のように涎を垂らして私に奉仕するのがクソ提督にはお似合いですよ!!」


首を締め上げながら、提督を道具のように扱う

大和を見上げる提督の目は……


1、光無く、虚空を見つめていた
2、爛々と輝き、奉仕する喜びをかみしめていた
3、涙を流し、許しを乞うていた

安価↓2


>>992選択:2、爛々と輝き、奉仕する喜びをかみしめていた



この鎮守府には精神異常者しかいないのか……(歓喜)


次スレ誘導です
【艦これ】艦娘とおねショタな恋愛話 その2 【安価コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424619179/)


此処は埋めちゃってください

埋まってから続きを書きます

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