【艦これ】艦これイディオ ~ 電子の海より愛を込めて ~【安価】 (67)


色んな艦娘を絡ませてみたいとの考えで立ててみた、気まぐれ程度の小話一つ。

遠征の帰港待ち、嫁艦の入渠上がり待ち等でお手透きの方はお付き合いをば。

ラジオ調で安価を取りつつ進みます。

貴方のレスがこのスレの全て。


ログイン画面に見習って、どうぞ宜しくお願い致します。



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最初のパーソナリティ役を務める艦娘

>>4

初霜


初霜と共に進行していく艦娘をもう一人

>>10

球磨


>>4 >>10


【初霜と球磨の場合】


初霜「あ、えっと、これマイクのスイッチもう入ってるんですか?」

球磨「さっき霧島がキューを出していたクマよ、ほれもう始まってるクマ」

初霜「ん、コホン。 で、では…初春型四番艦の駆逐艦、初霜と!」

球磨「球磨型軽巡洋艦の1番艦、球磨がお送りする」


初霜・球磨「「艦こレイディオ~!」」

 


初霜「この番組は、提督の方々へ向けた艦娘情報特化の内容となっております」

球磨「普段自分が運用している艦娘の内情を知ってもらおうと企画されたものになっているクマ」

初霜「こうして皆様に向けて声を届けている艦娘はランダムに起用され……」

球磨「しかもその艦娘の気分によって、いつでもバトンタッチできるようになっているクマ~」

初霜「提督方の投票(レス)によって色々と進行するそうなので、ご協力どうぞ宜しくお願いします」

球磨「うむ、以上が台本だクマ!」

初霜「そ、そこは別に言わなくてもいいんじゃないですか……?」


初霜「でもこうして球磨さんとお話するのは珍しいですね」

球磨「クマさん、だなんてマスコットみたいで照れくさいクマ~♪」

初霜(そこは恥ずかしがる所なんだ……)

球磨「まぁ確かに艦娘は、普段の出撃以外では姉妹艦とよく絡んでいる事が多いから何だか新鮮クマね」

初霜「あぁ、球磨さんの所の姉妹艦って確か……」

球磨「その辺りは大変デリケートだからアンタッチャブルでお願いしたいクマ……」

初霜「りょ、了解です!」


球磨「初霜は姉妹艦以外で一緒に居る相手とかいるクマ?」

初霜「私ですか…? そうですね、振り返ってみれば伊勢さんや日向さんとよく一緒に居ますね」

球磨「おお、なんだか意外クマ」

初霜「そんなことないですよ? 昔はお互いに武勲を讃えあっていますから」

球磨「いわゆる“前世の記憶つながり”ってやつクマね」

初霜「昔の関連だと、よく矢矧さんや浜風さんからスイーツを奢ってもらいますね。
   矢矧さんなんか再会したときに、『返しきれない大きな感謝はこの海できっと報います』って言ってて…気にしなくてもいいのに」

球磨「はぎはぎは侍気質というか、義理堅いイメージどおりクマね」

初霜(はぎはぎ……?)


初霜「球磨さんは矢矧さんと仲が良いんですか?」

球磨「ボチボチって感じクマ」

初霜「へぇ……お二人も大変お強いですから、やっぱり話す内容って戦闘に関する事柄だったりするんですか?」

球磨「いや、別に? つい最近話していた内容はダイエットについてクマよ?」

初霜「!?」

球磨「実はここだけの話、意外とアイツお腹の肉付きを気にしているクマ。 
   大和とお茶していくうちに胃袋が広がった~ なんて言ってたけれど、どうなんだか分からんクマよ~」

初霜「そ、それはまた驚愕の事実ですね……」

球磨「いや実はコレもオフレコなんだけれど、特別に喋っちゃうクマ!」

初霜「え、大丈夫なんですか?」

球磨「はぎはぎは姉ちゃんの下腹を反面教師にして、よくダイエットがてらの過剰訓練しているクマ。
   だから余計に食いすぎてるって何度言ってもなかなか聞いてくれなくて困るクマ~」

初霜「球磨さん……」

球磨「クマ?」

初霜「オフレコも何も、今まさにラジオ中で生放送なんですけれど……」

球磨「うぉぅ!?」

初霜「……」

球磨「……そういう風に喋ってほしいってカンペが初霜から出されただけクマよ、はぎはぎ!」

初霜「ちょっと待ってくださいって!責任転嫁はズルいですって!」

 

球磨「いやホント焦るクマ~。あんな無茶振りはこれっきりにしてほしいクマよ、初霜!」

初霜「たった数秒で擦り付けられるなんて……」

球磨「さぁ、それはさておき」

初霜(あ、無かった事にしようとしている)

球磨「それはさておき、クマ! そろそろ提督から何らかのメールが来ていてもおかしくない頃だクマ」

初霜「そうですね。 そろそろ皆さんのメールを読んでみてもいい頃合かな」

球磨「そもそも、今こうして聞いている提督達はどの程度の運用能力を持っているのか気になるところクマ」

初霜「ひょっとすると私達でも遠く及ばないランカーの諸兄も居るかも知れませんね」

球磨「ふむ……。 初霜、1つゲームを提案するクマ」

初霜「ゲーム、ですか?」


球磨「今から数人の提督に、自分の提督レベルを教えてもらうクマ。
   その提督レベルの平均値をお互いに予想して、より近い方が勝ちってどうクマ?」

初霜「なかなか面白い案ですね、球磨さん。 色々な事柄を考慮しても、この予想はかなり難しいかと」

球磨「ぶっちゃけ予測なんて立てられないから、ゲーム感覚の博打クマ。
   ふっふっふ、もちろん負けた方は罰ゲームを受けてもらうクマよ~」

初霜「えぇー! 私あんまりそういうの得意じゃないんですが……」

球磨「いやいや、流石にクマも鬼畜じゃないクマ。 自分が受ける事も考えて、とーぜん易しいものにするつもりクマ」

初霜「良かったぁ。なんか無茶させられるかとばかり」

球磨「自分が食べたい艦娘の名前を告白してもらうクマ」

初霜「!?」


初霜「え、あ、そ、その……それって……?」

球磨「ではまずクマから! 予想平均レベルは『95』クマ!」

初霜「わ、私は……そうですね、レベルは『70』くらいかな?」

球磨「ファイナルアンカー?」

初霜「アンカー!? あ、アンカー!」

球磨「よっし、決まりクマ! では早速、提督たちに聞いてみるクマ~」

初霜(お願い、中級者の提督たちばかりでありますように……!)


貴方の提督レベルは?
>>21-25

97


>>21-25


球磨「こ、こいつぁ上級者ばかりクマ……。うちのボンクラ提督は爪の垢を煎じて飲むべきクマ」

初霜「えっと、ちょっと待ってくださいね。いま合計値と平均値を計算していますから。 あっ、出ました」

球磨「では、結果発表ー!」

初霜「へ、平均値は……」

球磨「平均値は?」

初霜「90、です……」

球磨「いぇーい! これだから意外に優秀なクマちゃんってよく言われるクマー!」

初霜「ふ、不覚……!」


球磨「では、初霜が食べたいと思う艦娘を大発表クマー!」

初霜「ううぅ……まさかこんな目に合うなんて……」

球磨「そんな畏まらなくても、サラッと答えればいいクマよ」

初霜「サラッと答えるような問題じゃない気がするんですが」

球磨「簡単なクエスチョンと思ったけれど、意外と難しかったクマね……駆逐艦は難しいクマよ」

初霜「いやこれ駆逐艦以外でも相当難しいと思うんですが」

球磨「クマならすぐに“龍田”って答えれるのに」

初霜「龍田!? 龍田って、あの龍田さん!?」

球磨「他に誰がいるクマか。天龍型の怖いほうに決まっているクマ」

初霜「……」

球磨「どうしたクマ?」

初霜「球磨さんって、凄いんですね…」

球磨「いやいやいや、それほどでもないクマ~♪ 褒めても何も出ないクマよ~♪」

初霜「ええ、本当に凄いですよ……(遠い目)」


球磨「初霜はどう思うクマ?」

初霜「すいませんこれ多分アンタッチャブルな内容だと思うんでノータッチでお願いします」

球磨「えー、龍田ってタルタルソースが合いそうで良い感じと思うのにノリ悪いクマー」

初霜「え?」

球磨「名前の響きどころか竜田揚げのルーツになってる龍田って、食べてみたいと思わないクマ?」

初霜「ああ、“食べてみたい”ってそういう……」

球磨「ん? 何で脱力しきった顔してるクマ?」


初霜「では、気を取り直して。 またまた提督の諸兄に訊ねてみましょう」

球磨「クマクマ。 またしてもクエスチョン!」

初霜「『初めてケッコンカッコカリした艦娘、もしくはケッコンカッコカリしたい艦娘は?』」


貴方のケッコンカッコカリ艦娘と言えば?
>>32

赤城

秋月だな


>>31

初霜「みんな結構バラバラですね」

球磨「興味深いのは、挙がっている艦娘はジャンルどころか艦種も被ってないところクマ」

初霜「それだけ多くの艦娘がいて、多くの人に愛されているという事の現れでしょうか」

球磨「うむ、良いこと言うクマ」

 


初霜「赤城さんをお嫁さんに迎えている提督がいらっしゃいますね」

球磨「うむ、大飯喰らいを嫁にもらうという甲斐性満点の提督クマ!」

初霜「今でこそ赤城さんはボーキの女王は風評被害だなんて言われてますけれど、初めて鎮守府に配属された方は驚いた人も多そうですね」

球磨「まだ駆逐艦や戦艦の特性がどういうものかすら把握しかねる状態で、割と手探り感で進めていたら
   いきなり任務報酬で超級戦力の正規空母が仲間になるのは当時頼もしかったクマ」

初霜「その勢いで艦載機の運用法を知らないまま戦地に出して、補給画面でボーキが消し飛ぶあの衝撃……」

球磨「今となっては懐かしいクマね……。 むしろ近年は四大資材でボーキが一番余るとかいう事になっているクマ」

初霜「でも赤城さんが美味しそうに食べる姿って……」

球磨「うむ、可愛いクマ!」

初霜「異議なし、です!」

 


球磨「さて、そろそろクマ達は解散させてもらうクマ~」

初霜「そうですね。本来ならば最初の説明だけ話してから裏方に捌ける予定だったのですが」

球磨「初霜が聞き上手だからついつい長居してしまったクマ」

初霜「いえ、そんな! 球磨さんと一緒に話せて、私、嬉しかったです!」

球磨「なかなか喋らない面子だったから新鮮だったクマよ。今度は食堂で一緒にお昼を食べるクマ」

初霜「は、はい! こちらこそ喜んで!」

球磨「うむ、いい返事クマ!」

初霜「では、私達ふたりはこの辺りで失礼させて頂きます」

球磨「また喋りに来たときは宜しクマ~♪」

 


初霜「ちょっと待ってください球磨さん!」

球磨「うぉう! いきなり首ねっこ引っ張ってどうしたクマ!?」

初霜「あの、大変言いづらいんですが……」

球磨「何クマ? 一応球磨型一番艦を張っているんだし、ちょっとやそっとの事では動揺しないから安心して話すクマ」

初霜「安価先、間違えてます」

球磨「よく聞こえんクマ」

初霜「だから、安価先間違えて赤城さんの話を私達しちゃってます」

球磨「いやいやちょっと何言ってるか分からんクマ」

初霜「いやだから、本当は秋月さんが安価先で……」

球磨「クマも鮭の取り零し、という格言があるクマ。そういう事クマ」

初霜「どういう事ですか!?」

球磨「ええぃ! 今から秋月呼んできて喋らせるクマ。それできっと万事OKだクマ!」

初霜「お、横暴ですね……」

 



【秋月の場合】


秋月「あーあー、あーあー。スイッチ入ってるのかな?」

秋月「マイク音量大丈夫? チェック、ワン、ツー。 な、なんちゃって……」

秋月「あ、こ、これもう始まってる!?」

 


秋月「こ、こほん。 改めまして、秋月型防空駆逐艦、一番艦の秋月です」

秋月「廊下を歩いているところを球磨さんに捕まって、ここで喋ってほしいとの経緯で今に至ります」

秋月「なにぶん不慣れなもので全く以って何を喋ればいいか分かりません……」

秋月「ですが不肖この秋月、役目を果たさせて頂く所存であります!」

秋月「どうぞ宜しくお願い致します!」


秋月「……こ、こんな感じでいいのかな?」
 


秋月「ではまず最初に、司令から届いたメールを読ませて頂きます」

秋月「どんな内容のものが来ているのか把握できていないのですが、司令からのお手紙はどんなものでも嬉しく思います」

秋月「お気軽に色々と書いてもらえると幸いですね」


>>42

家具コインが使い込まれているのだが何か知らないか


秋月「司令、お便り有難うございます! 大事に読ませて頂きますね!」

秋月「えっと、内容は……どれどれ?」


> 家具コインが使い込まれているのだが何か知らないか


秋月「ちょっとよく見えないですね」

 


秋月「……」

秋月「……す、」

秋月「……す、すいませんでしたぁぁぁ!」

秋月「実は、実はちょこっとだけお借りしていたんです! ちょこっとだけ!」

秋月「次のお給料が入ったら直ぐにお返し致します……」


秋月「一度でいいから、食べてみたかったんです……」

秋月「5円チョコボーキ……」


秋月「き、気を取り直して! どんどん司令からのお手紙をお待ちしております!」

秋月「少々の待ち時間を有するかと思いますので、その間に最近の秋月のお気に入り音楽を紹介してみますね」

秋月「先日司令の秘書艦として職務に就いた際、執務室の有線から聞こえてきた一曲です」

https://www.youtube.com/watch?v=BuUFEC4ekvM

秋月「優しい歌声、穏やかなアコースティックのハーモニー。 月の綺麗な夜に聞きたくなります」


『提督方からのメール』
>>46-50


秋月「お便り、有難うございます!」

秋月「一つずつ心を込めてしっかり読ませて頂きますね」

秋月「ではまず最初のお便りから拝見させてもらいます」

秋月「どれどれ……」


>秋月ちゃんマジ天使


秋月「へぁっ!?」
 


秋月「え、これ、司令からのお便りですか!? ……イタズラじゃなくて?」

秋月「(黙読中)」

秋月「(熟読中)」

秋月「あきづきちゃん、まじ、てんし……」

秋月「(更に熟読中)」


秋月「えっと、あの、その……」

秋月「これ、宝物にします」

秋月「嬉しいです、司令……!」

 


秋月「はぁ……幸せです。」

秋月「なんだかふわふわしてすいません。でも、ちゃんとお便りは読ませてもらいますね!」

秋月「えっと、次のお便りはっと」


>ごめん弥生俺の不注意のせいで沈めてしまって
 ダメコン発動したけど痛かったろう、怖かったろうもうあんなことは絶対にしないよ


秋月「司令からの懺悔のような内容ですね」

秋月「大丈夫、まだ大丈夫と思って大破進軍してしまうのは致し方ありません」

秋月「私たち艦娘を指揮してくれるのは機械ではありません、血の通う人間なんです」

秋月「ヒューマンエラーが出てしまうのは人である証拠、とも言えるかも知れません」

秋月「でも最悪の状況にならなくて良かったですね」

秋月「もう同じ間違いはしない。そんな恐ろしくもかけがえの無い経験が出来たと思いましょう……大丈夫、次はきっと、大丈夫!」

 


秋月「では、司令より頂いた次のお便りを読ませて頂きます」


>秋月型の他の姉妹の実装はまだですか?


秋月「目下探索中、とは噂程度で聞いた事があります」

秋月「ただそれが見つかったとして、それはどういう形でめぐり合えるのか」

秋月「もしかすると大本営が建造設計図を手に入れて各司令たちが建造できるようになるのかも知れない」

秋月「でも多分、次に会えるのは激戦区の海域という予感がします」

秋月「もしそうなったら、いの一番に迎えに行きたいものです」

秋月「その為にも常日頃の鍛錬は怠らないようにしていきますね、司令!」

 


秋月「おや、これは……?」


>最近阿賀野のお腹に不可思議な感情の高鳴りを覚えるのですがこれは恋なのでしょうか


秋月「なるほど、何となく気持ちが理解できそうです」

秋月「司令。 それはきっと母性でしょう」

秋月「稀に阿賀野さんに母性を感じていたのですが、その母性の出所が司令のおかげで分かったような気がします」

秋月「秋月はいくら食べても肉がつかない、と言えば聞こえはいいのですが……」

秋月「むしろそれがちょっと自分の体で気になる部分でもあります」

秋月「そういった意味で“人間の女の子”のような肉付きの阿賀野さんだからこそ醸し出せるものかも知れませんね、母性というのは」

 


秋月「そういえば以前、司令にも肉付きの件を相談した事がありました」

秋月「あの時は何と言われたかな……?」

秋月「確か、とても苦い顔をされていたような記憶がうっすらと」

秋月「むぅ……」

秋月「……あっ、思い出しました!」

秋月「“食生活を改善してみろ”、というアドバイスを頂いたんでした!」

秋月「それを守って食事の沢庵を2切れ増やしているのですが……なかなかお肉がつかないのは不思議です」

 


秋月「気付けばもう夜更けの頃合ですね」

秋月「ふぅ……こういった場でお話をするのは、少し緊張しました」

秋月「司令、本日も大変お疲れ様でした」

秋月「今後とも秋月を、どうぞ宜しくお願い申し上げます」

秋月「願わくば……その、末永く、お願い致します」

 


<次のパーソナリティ艦娘>

>>61
>>63


次の放送も聴取しておきます

那智


「吹雪」、「那智」 把握です。 

安価協力に感謝!

今宵はこの辺りでお開きにさせて頂きます
引き続き皆様のお便りという名目でのレスをお待ちしております
どんな内容のものでも気軽に書き込んでくれると有難い限り

では、今日のところはおやすみなさい。

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