男「女ー!一緒に帰ろうぜ!」女「」コクン (72)
男「いやー、聞いてくれよ!今日の体育の授業の最中に、突拍子もなく根岸と山本がゴリラの物まねやり始めてさ....」
女「......」
男「そうそうそれからさ!校長先生がヅラ新しいのに替えてたよな!!気づいた?」
女「」フルフル
男「あー、そういや数学の課題出てたなー鬱だ。女のクラスも課題出た?」
女「」コクン
男「てゆーかさ、昨日の夜のことなんだけど....」
女「.........」
男「でさ、その時背後から爺ちゃんが.....って、もうここか。じゃあな女!また明日学校でな!!」
女「」コクン
男「気をつけて帰れよー!!」
女「」ノシ
女「........」
女「....はぁ」
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女「ただいまー...」
女母「あらおかえり!今日寒かったでしょ?」
女「」コクン
女母「どう?今日は男くんとちゃんとお話できた?」
女「......」フルフル
女母「んー、そっか。まぁ明日頑張れば良いって!とりあえず着替えてきなさい」
女「」コクン
--女の部屋
女「....」ボフッ
女「はぁーーーー..............」
女(結局今日も、男くんとお話できなかった)
女(ただでさえ人と話すの苦手なのに、男くんの前だと恥ずかしくなって何にも言えなくなっちゃう)
女(照れを隠すので精一杯だから、ずっと仏頂面になっちゃうし)
女(こんな風に悩む日が来るなんて、あの時までは思いもしなかったなぁ...)
--一か月前
「おはよー」「ちーっす」ワイワイ
女「......」ガコン
女「?」ガサゴソ
女(下駄箱に、何か入って....)
女(これって......)
女友「フンフフフーン♪」
クイクイ
女友「おっ、女ちゃんおはよう!いい天気だね」
女「」コクン
女友「いやー、後ろから袖引っ張ってくるのはあんたしかいないからね!一発で分かったよ」
女「......」
女友「あ、いや別に迷惑じゃないからね!?むしろ嬉しいし可愛いし」
女「...!」キラキラ
女友(萌え)
女友「それで、どうかしたの?」
女「」スッ
女友「これ、封筒?」
女「.....下駄箱に、入ってた」
女友「....いや、これって間違いなく」
女「......やっぱり」
女「果たし状」ブルブル
女友「ちげーよ」
女「らぶ、れたー.....?」
女友「いや、気づくでしょ普通。大体、中身見たんでしょ?」
女「」コクン
女友「見せて貰ってもいい?」
女「」コクン
『女さんへ
大事なお話があります。もしよろしければ今日の放課後、校舎裏まで一人で来てください』
女友「うっわー、今日びいるんだこんなこと書く奴」
女「......果たし状」ガクガク
女友「ちげーっつってんだろ」
女「.......」ソワソワ
女友「もし女ちゃんに乱暴するような奴だったら、速攻ティーチャーをディメンジョンしないと」コソコソ
「あっ、いたいた。女さん、だよね?」
女「」ビクッ
女友「来た!!」
男「えーっと、何て言うか、来てくれてありがとう!俺、2組の男っていうんだけど。こうして話すの、初めてだよね」
女「」コクコク
女友「完全にテンパってるなありゃあ」
男「そ、それで。大事な話ってのは、その....あの....」
女「」ビクビク
女(乱暴だけはやめて.....!エロ同人みたいなのはダメ....!!)
男「す、好きです!付き合ってください!!」
女「!?」
女友「直球すぎワロタ」
女「!?!?」アタフタ
女(わた、し、今....告白、されて.....!?)
男「.......ダメ、かな?」
女「!!」フルフル
男「えと、じゃあ.....OK?」
女「〜〜〜〜!!」アタフタ
女「〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
女「.......」
女「」コクン
男「えっ」
女友「えっ」
男「マジで?」
女「..../////」コクン
男「嘘じゃない?」
女「..../////」コクン
男「really?」
女「..../////」コクン
男「...いやったぁーーー!!我が世の春が来たーーーー!!!」
女「」ビクッ
男「ありがとう!すっげー嬉しいっ!!じゃあ、早速アドレス交換しようぜ!!」
女「/////」コクン
男「じゃあ、これからよろしくな!ホントにありがとう!じゃあなー!!」タタタタ....
女「...../////」
女友「一部始終を拝見させて貰ったが」
女「......./////」
女友「OKした理由をお聞かせ願おう」
女「.....嬉しくてつい」
女友「乙女かっっっ!!!!」
女(あれから男くんといっしょの時間が始まって.....)
女(毎日がすごく楽しいのに)
女(男くんとまともに会話をしたことがない)
女(つまんない女の子って、失望されてたらどうしよう)
女(男くん、何でわたしなんかと付き合いたいって思ったんだろう.....)
--翌日
女「......」ウトウト
男「おーっす女!」
女「!!」ドキッ
男「春なのに今日も寒いなー!って、あれ?ちょっと眠そう?」
女「.....////」コクン
男「そっかー、お前朝苦手だったもんなぁ」
女「」コクン
男「そうそう!!昨日の話続きなんだけどさー......」
男「じゃーな女!昼休みにまたな」
女「」ペコッ
男「......」
男友「よぉ」
男「うわぁびっくりした!!」
男友「しかしお前さんもつくづく物好きだよなー、あの子を選ぶなんて」
男「貴様のような低俗な輩にはあの子の魅力は分からんよ」
男友「俺じゃなかったら絶交もんだよその台詞」
男友「いや、まぁ俺も女さん可愛いと思うよ?顔整ってるし、髪ツヤツヤだし、小柄で保護欲そそるし」
男「隠れ巨乳だしな」
男友「よもや」
女「へくちっ」
女友「風邪ひいた?」
女「??」フルフル
女友「分かった!『恋の病』」
女「」
女友「なんだよなんだよ!!いーじゃんあたしがボケたって!!!」
男友「つーかずっと気になってたんだけど、お前あの子と会話してる?」
男「してるよ失敬な。まぁ向こうは滅多にしゃべらないんだけど」
男友「それ会話って言えなくね?無口に無表情って、コミュニケーションの難易度最高位じゃねーかよ」
男「いや、実際そうでも無いよ?女って、ちゃんと俺の顔を見て話聞いてくれてるし」
男友「ふーん」
男「それに俺、あいつの顔みれば大体どういう気分なのか分かっちゃうしね」
男友「マジでか」
男「ちょっと待って。今写メ見したるから.....」ピッピッ
男「良いか?これが普通の状態」ピッ
男「これは、ちょい不機嫌」ピッ
男「こっちは、少しお腹が減っているときの顔」ピッ
男「そしてこれ。恥ずかしさを必死に抑えてクールぶっている時の顔だ。分かりやすいだろ?」
男友「ミジンコ程も分からねーよ。つーか何?彼女用フォルダとか作ってんの!?キモッ!キモッ!!キモッ!!!」
男「三回も言うなよ傷つくだろうが!!」
男「それにな、あの子メールだと結構表情豊かなんだぜ?」
男友「いや、別に聞いてないぜ」
男「んーーと....例えばほら、これとか」ピッピッ
件名:4面クリアしたよ\(^o^)/
本文:ボスの毒攻撃が辛かったよー( ゚Д゚)
まさかゴンザレスの正体がスライムと天使のハーフだとは思わなかった!!( *´艸`)
涙腺が崩壊しそうになっちゃった(:_;)
男「な?」
男友「カップルのメールの内容じゃねーなこれ」
男「いや、ゲーム好きだっていうから貸したんだよ」
男友「だから聞いてないってば」
--昼休み
男「女ー!昼飯行こうぜ!」
女「....!!」コクンッ
女友「行ってらー♪」ノシ
女「....♪」ノシ
男「いやー、中庭は静かでいいなぁ!食堂やら屋上やらは人ゴミが鬱陶しいからなー」
女「」モグモグ
女「......」チラッチラッ
男「あっ!女の弁当の卵焼き美味しそう!!」
女「......」スッ
男「え?くれるの?」
女「......」コクンッ
男「やったぁ!サンキュー!!じゃあいただきます....」モグモグ
男「ンまァーーいッ!!」
女「......./////」グッ
男「?どうかした?」
女「っ!!」フルフル
女(男くんが卵焼き好きなの知ってたから、これだけ自分で作ってきたんだよね....。美味しいって言ってくれた....!!/////)
男「うーーんと....はい!お礼にこのウインナーあげる。好きだったよね?」
女「!!」
女(わたしのこと、ちゃんと見ててくれてる...)
女「....../////」モジモジ
男「?」
女(ちゃんと、『ありがとう』って言わなきゃ....)
女「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」モジモジ
男「....うん、どういたしまして!」
女「!!!」
女(あー、またやってしまった....)パクッ
女(どうして、こんな当たり前のことも言えないんだろう...。ウインナー美味しい)モグモグ
女(やっぱりわたしダメダメだなぁ....。ウインナー美味しい)モグモグ
女(もっとちゃんと、男くんとお話したいよぉ.....。男くんのウインナー美味しい)モグモグ
男「ウインナーってそんな噛む食べ物だっけ?いや、消化に良いだろうけどさ」
--放課後
ザァアアアアア
男「あっちゃー、雨かよ...。どうしよ、傘持ってきてないや」
女(これは....チャンス!!)
女「」チョンチョン
男「うん?」
女「......」スッ
男「おぉ!折り畳み傘じゃないか!!流石女さん!あー、でも一つかぁ」
女「.....」バサッ
女「......////」クイクイ
男「おう?」
女「....../////」
男「入って、いいの?」
女「」コクコク
男「ま、マジか!?ありがとう!じゃあ、お邪魔しまーす......」
女「........」
男「.....俺が傘持とうか。前かがみじゃ歩きづらいし」
女「」シュン
男「いや、身長差なんて気にすることないからな!?なんかゴメン!!」
男「相々傘かぁ....。何て言うか、やってみると結構照れくさいね!」
女「..../////」カァアアア
男「あっ、女?濡れるといけないからもうちょいこっち寄ってな?」
女「...////」ミッチャク
男(キタコレ)
女(ど、どうしよう...。いつも以上にドキドキして、まともに思考できない....!!)
女(あっ....)
男「どうした?」
女(男くんの肩、濡れてる.....)
男「あー、これ?気にしなくていいよ、男ってのは女より肩幅の広い生き物だからね!むしろこーゆーのって、男冥利に尽きるんだよね」ドヤァ
女(かっこいい////)
男「っふぅ!ようやく我が家に到着か。ありがとな、女!」
女「」コクンッ
男「...なぁ、もし良ければ少し家に寄ってかない?」
女「!?」
--男の部屋
男「じゃあタオルとか取ってくるから、適当にくつろいでてな!」バタンッ
女「......!!」ソワソワ
女(男くんの部屋....!!男くんの匂いがする....)ドキドキ
女「.......」チラッチラッ
女(......え、えっちな本とかあるのかな)ソワソワ
女(ベッドの下....無い)
女「.........」チラッ
女(シャツ一枚くらい貰ってっても良いかなぁ.....って、さっきから何考えてるんだろうわたし完全に変態さんだよ)
男「おまたせー!タオル、とそれからココアだ。あったまるぞ」
女「」コクンコクン プハー
男「美味しい?」
女「////」コクッ
男「そっか!ん、てゆーかゴメンな?俺の部屋散らかってて」
女「!!」フルフル
女(男の子の部屋って初めて入ったけど、なんか良いなぁ....)ポワー
男「......」ジー
女「?」キョトン
男「......」ジー
女「!?!?!?////」アセアセ
男「あ、いやなんつーかその...。不思議だなぁって思ってさ」
女「??」
男「ほら、俺たちってほんの少し前まで何のつながりもなかったじゃん?」
男「それが今ではこうやって、二人でいられる時間があるっていうのがこう...不思議だなぁって」
女(....二人の、時間)
女(そっか。今はこうしていられるけど、それがいつまで続くかは分からない)
女(このまま何も伝えられずにいたら、わたしは一生後悔することになるかもしれない)
女(だから、今日こそは、ちゃんと.....!!)
女「.....ぁ」
男「ん?」
女「あ、あのっ、男、くんっ!!!」
男「!!」ビクッ
女「あのっ、わたし、わたし....!!」
女(伝えなくっちゃ...!感謝のキモチを.....!!)
女「わたし、そのっ....!!」
男「.....!!」ドキドキ
女「っ....!!」
女(何で、どうして、言えないの....!?わたし....)
女「わたしっ....!!男くんの...」
「ただいまー」
男・女「「っ!?」」ビクッ
男「....あー、母さんが帰ってきた」
女「......」
男「....雨、止んだね」
女「.........」
男「....あの、さ。別に無理して言葉にしようとしなくたっていいからな?俺、お前の気持ちはちゃんとわかってるから」
女「.....」
男「じゃあ、今日は本当にありがとうな!泥跳ねないように気をつけて帰れよ?」
女「....」コクン
男「.........」
男「まぁ、言葉がいらないと言えば嘘になるね」
男友「というと?」
男「女のことは分かってる...つもりでいるけど、正直なところ気持ちを言葉で伝えてほしいってのがあるってこと」
男友「ひょっとしてお前....」
男「うん」
男「女から『好き』って言われたことない」
男友「Oh....」
教師「貴様ら授業中だぞ私語を慎め。死後の世界に送られたいか」
男「後半教師の言う言葉じゃねぇ」
男「罰としてプリント運搬クエストを押し付けられた」
男友「責任取ってよね」
男「うるさい」
男(はぁ....。女、俺のこと本当はどう思ってるのかな...)
ズルッ
男「え?ちょっ....」
女「......」ズーン
女友「...ま、まぁさ。そんな落ち込まなくってもいいじゃん!!別にあんたは悪いことしてないんだし」アセアセ
モブ「たっ、大変だーーーっ!!!」ドタドタ
女友「何さ、騒がしいなぁ」
モブ「女さん!!あんたの彼氏がヤバいんだよ!」
女「えっ....」
男友「男!おい、しっかりしやがれ!!おいっ!!」ユサユサ
上級生「動かしちゃあダメだ!今、先生を呼びに行かせているからひとまず落ち着け!」ガシッ
男友「HA☆NA☆SE!!落ち着いて居られるかってんだ!!」
女「.....!!」ハァハァ
女「.....うそ」
男「」
男友「あっ、女さん...!!」
女友「そんな、何これどういうこと...!?」
男友「階段で足滑らせて、そのまま昏倒しちまったみたいで...。あいつ、今日ずっと上の空だったから....」
女(それって、やっぱり.....わたしのせい....)
女「........」ガバッ
女友「女ちゃん!?」
女「....男、くん....!!死んじゃ、やだぁ....!!!」
男友「シャベッタァァァァァァァァァァァ」
女友「だぁってろ」バキッ
女「ごめん、なさい....!!わたしがバカなせいで、辛い思い、させちゃって......!!」
女「わたし、もっとちゃんと、あなたとお話したいよぉ....!!」
女「だからお願い、死なないで...!!何でも、何でもするからっ.....!!!」
男「ん?今何でもするって言ったよね?」
女「」
男友「シャベッタァァァァァァァァァァァ」
女友「うっざい」バキッ
男友「俺と君って初対面だよね?何でそんな手厳しいの?」
女「え?え?...うそ、どうし、て.....」
男「あー、いや。一応意識はあったみたいなんだよね、漠然と」
男「それで、なんか眠くなってきたところで女の声が聞こえたから.....」
女友「昏倒?うん?」
男友「気が動転していたんです勘弁してください」
女「で、でも。よくわたしの声ってわかったね....?ちゃんとお話したこと、無かったのに......」
男「まーほら、あれだよ。『愛の力』」キリッ
女友「さむっ!!」
男友「さむっ!!」
上級生「さむっ!!」
モブ一同「「「さ む っ !!!」」」
男「酷すぎる」
女「......愛の、力//////」カァアアア
女友「爆発しちまえ」
男友「Meet you」
--病院
男「ふーっ、終わった終わった。待たせたな!」
女「.....」フルフル
男「とりあえず体に異常はないってさ。まったく、先生たち大袈裟だよなー」
女「........ぁの、男くん」
男「うん?」
女「ずっと、ずっと聞きたかったの。男くんは、どうしてわたしと付き合おうって思ったの....?」
男「ん....。えーっと、えーっと......」
男「...自分でもよくわかんない」
女「え....?」
男「何ていうかさ、女を初めて見た瞬間にこう、なんとなくだけど。『あの子と一緒にいられたらきっと楽しそうだな』って思ったんだよ」
男「たぶん一目惚れってやつだったんじゃないかなぁ」
女「........」
男「あっ、ゴメンな!?ガッカリしたよな!こんなフワフワした感じの理由で....」
女「」ギュッ
男「!?」
女「そんなこと、ない....!!本当に、本当に嬉しい.....!!!」
女「ありがとう、男くん....」
女「......大好き」
患者A「エンダァアアアアアアアアアアアアア」
患者B「イヤァアアアアアアアアアアアア」
看護師「病院内では静かに!!つーか用が済んだなら診察料払ってさっさと帰りやがれあのガキ共ォ!!!」
>>28
やめろ!俺がアホなだけなんだ!わざとやったんじゃないんだ!!
--翌日
男友「うーっす、思ったよりピンピンしてるな」
男「そうかい?」キリッ
男友(こわっ)
男友「おっ。オイ男!あそこ」
男「うん?あっ...!!」
男「おーーい、女ーーー!!!」タタタタ...
女「!!」クルッ
女「......///////」
女「」ニコッ
完
オリジナルもの初めて書いたが難しい
そして英語力の低さが露見してしまい恥ずかしい
おまけ
男「そういえばさ」
女「?」
男「あの時女、何でもするって言ったよね?」
女「!!!」ドキッ
男「言ったよね?」
女「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」アタフタ
男「言 っ た よ ね?」
女「...../////」コクン
男「ふはははは!実に悦い!!何してもらおうかな!!」ニヤニヤ
女(ど、どうしよう...。完全にエロ同人な展開だよ.....)
女(で、でも男くんになら、むしろ色々されたいかも..../////)
男「よーし決めた!!」
女(来たっ!!!)
男「俺が満足するまで、ハグし続けるんDA!!」
女「!?////」カァアアア
男「さぁ全身全霊を以てこの俺を抱擁するがいい!!満足するまでここを一歩も動かざること山の如しだぞ俺は!!」
女(な、なんかおかしな展開に...)アセアセ
男「早くしてもらえませんか」
女「〜〜〜〜っ!!!」グルグル
女(ええい、ままよ!!!)ギューッ
男(KWAHHH!!!ムチムチ弾力のあるおっぱいが当たっているぞォ女!このあたたかさ!心地いい感触よ!!)
女「.....!!!!!」ギュー
男「ん...まだ力が弱いね」
女「!?」
男「病院で告白してきたときは、もっと強かったんだがなぁ」
女(あ、あの時は、何も考えてなかったから....////)
男「うん?よもや出来ないなんて言わないよね?何でもするtt」
女(ユニバァァァァァァァァァァァス!!!!)ムギュゥウウウウ
男「Yes!!これだよこれこれ!!最高にハイっ!てやつだァーッ!!」
女(も、もうダメ...!恥ずかしすぎて心臓が飛び出しそう...////)ウルウル
男「よーし、ハグされっぱなしじゃあ不公平だからね。今度は俺のターン!」ドドドドド
女「ふぇっ....」
女(ちょ、っと待って.....!!そんなこと、されたらわたしもう....)
男「そらっ」ギュゥウウウウ
女「ひゃっ....!!」
女(お、お、男くんの腕の中....!!あったかくて、いい匂いで、気持ちいい.....//////)トローン
男「ふぅ....。今日はこの辺で勘弁してやろう」パッ
女「あっ.....」
男「うん?何だいその残念そうな顔は。うん?まさかもっとして欲しかったとか、そんなわけ....うん?えっ??」
女「〜〜〜〜〜〜!!!」カァアアア
女(く、悔しい....!でも、感じちゃう...////)ビクンビクン
図書委員「てめーら申請なる図書室で何イチャついてんだ、あん?公然わいせつで訴えるぞコラ」
男「いいぜ?今ここで図書館戦争をおっぱじめても」
女「.....ケンカは、ダメ」
完
>>38
✕ 申請
〇 神聖
もうやだ
おまけのおまけ
男友「いやー、劇場版名探偵バーローは今回も傑作だったな」
男「おうともさ。服部がハットトリックぶちかましたシーンは歴史に残るぜ」
ワイワイ
男友「うん?何だ、『ラーメン大食い選手権』?」
男「すっげー人だかり....。おえっぷ、脂っこい香りがプンプンするぜ」
男友「......おい。あそこで優雅にラーメン啜ってる美少女」
男「えっ.....」
巨漢「....もう、食えません」
女「.....ごちそうさまでした」
司会「決まったぁーーっ!!今大会優勝者は、無名の新人!女選手だぁーっ!!」
キャーカッコイイー カワイイー
女「」ドヤァ
女「......?」チラッ
男「」
女「」
男「」
女「」
女友「いやーおみごと!さっすが女ちゃん!!見事な食べっぷり」
女「」ギュウ
女友「ちょ、どうしたの急に抱き付いてきて!?....って、あー男くんとその友達」
男友「俺は刺身のつまか何かですか」
男「......女、お前大食ラーだったのか」
女「......」コクン
男友「いや大食ラーって何」
男「...どうして、俺に黙ってたの?」
女「.....」
女友「んなもん恥ずかしいからに決まってんでしょーがっ!女心の勉強不足ね」
男友「是非とも補習授業を受けさせて貰えないでしょうか」
女友「自習でもしてれば」
男友「そろそろ泣いてもいいよね俺」
男「女.....」
女「っ!!」ビクッ
女(.....どうしよう、やっぱり変だよね。嫌われ、ちゃった....?)
男「....かっっっくいいーーーーっ!!!」
女「!?」
女友「」
男友「」
男「すごく良い!実に良い!とても良い!!小柄で寡黙で可愛い女の子が大食い!?萌えて燃える最高の設定じゃねーか!!」
女友「設定とか言い出したよ」
男友「引くわー」
女「....ほん、とう?」パァアアア
男「おうともさ!今度挑戦するときは、俺のこと呼んでくれな!!カロリーを極限まで消費して応援するから」
女「....うんっ/////」ニヘラァ
女友「なんつー締まりの無い顔に....」
男友「しかしボディラインは締まっているのであった」
女友「おまわりさんコイツです」
男友「お母さーーーーーん!!!!」
完
おまけのおまけのおまけ
男「女ー!今度の土曜ヒマ?」
女「?」コクン
男「そっか!じゃあさ、その。もし良かったら.....」
男「....デートしない?」
女「!!!」ガタッ
男「ほら、俺たち今まで予定が合わなくて、休日遊びに行ったりできなかったじゃん?だからさ....」
女「ーーーー!!!」コクコク
男「....OKだな!わかったありがとう!!」
男(....うっし!!)
--デート当日
男「ついにこの時が来た....!緊張しすぎて3時間しか寝れなかったぜ」
男「しかし全てにおいて抜かりはない!待ち合わせ時間の20分前に到着!!....って、あれ」
女「」ソワソワ
男「....女?」
女「!!」ビクッ
男「よ、よう。早いな....」
女「」コクン
男「....ひょっとして、待った?」
女「」フルフル
女「...ついさっき、来たところ」
女(緊張しすぎて1時間前に来ていたなんて言えない)
男「んー、まぁちょっと前倒しになっちゃったけど。行こっか!」
女「」コクン
男「....じゃあ、えと。はい」スッ
女「っ!!」ドキッ
男「手、つないでいいか?」
女「〜〜〜〜〜〜っ!!//////」カァアアア
ギュッ
男「!!」
女「.....//////」
男「.....サンキュ」
--ゲームセンター
男「まずはここだ」
女「......!!」キラキラ
男(掴みはオッケーっ!!)
ワイワイ ガヤガヤ
男「うっひゃー、さすが休日。人がゴミのようだ」
男「女、はぐれないようにしっかり手ぇ握っててな?」
女「」コクコク
女「......」キョロキョロ
男(目当てのものを探しているようだが)
女「!!」クイクイッ
男「おう?クレーンゲームか!」
ウィーン ガコン
女「」ドヤッ
男「すげぇ!何だ今の超絶テクニックは!クレーンにあんな使い方があったとは!?」
女「....../////」スッ
男「えっ。くれるの?俺に?」
女「」コクン
男「マジでか!?やったぁありがとう!!女だと思って、大切に部屋に飾っとくな!!」
女「....../////」カァアアア
『FINISH!!』
男「ちっきしょー完敗だ!女きさまこのゲームやり込んでいるな」
女「♪」
オタク「おや?どこかで見た顔かと思ったら、男氏ではありませんか!」
男「おっ、オタク!ちわーっす」
女「.....」ペコッ
オタク「彼女連れ...だと...。リア充爆発しろーーー!!」
男「あはは。お前らも遊びか?」
オタク2「そうでござる。キモオタの集いですが何か文句でも?」ヌッ
オタク3「一人として綺麗どころが居ない件についてwwww」
女「」ビクビク
男「あー、じゃあ俺たちはこれで。女、行こ?」
女「」コクコク
オタク共「末永く爆発しろ!!乙!」
男「....良い奴らなんだけどね。それ以上に変な奴らなだけで」
女「......」ビクビク
男(うーん...。折角のデートなのに知り合いに邪魔されるのはゴメンだよなぁ切実に)
--服屋
男「夏物の服が欲しいんだけど、何か良さそうなのあるかな?」
女「......」タタタタ
女「」スッ
男「えー?ピンクはちょっと....俺には似合わない気が」
女「」ジー
男「わーかったよ!着るだけ着てみるから」
シャッ
男「ど、どうだ」
女「」ピピッ カシャ
男「オイコラ」
女「.....//////」
男「そんなに気に入ったのか!?良いよ分かったよこれ買うよ!!」
女友「.......」
女友「思ったほど悪くないデートね。やるじゃない男くんてば」コソコソ
男友「当然。何せこの俺が一緒に下見してやりましたから」コソコソ
女友「...........」
男友「せめて視界に入れて貰えないでしょうか」
男「女!このゴスロリ服着てみなって」
女「!?」
--ファミレス
男「ホントにファミレスで良かったの?ラーメン屋とかじゃなくて」
女「」ムスッ
男「悪かったって!!ほれ、俺のハンバーグひと口あげるから。あーん....」
女「♪」パクッ
女「」モグモグ
女「っ!!!!」カァアア
男「時間差照れとは」
女友「.....あんた、さっさと帰ったら?」
男友「嫌だね。俺は親友として男のデートを見守る義務がある。何より....」
男友「俺との遊びをついで扱いしてデートの下見をしてやがった奴の末路を見届けねば気が済まねぇ!!」
女友「同情なんかしないわよ」
男友「全く冷たいねぇ」パクッ
女友「....オイお前。何勝手に人様の料理に口付けてんだ」
男友「...あっ、やべ。ごめんつい」テヘペロ
女友「ごめんで済んだらこの世に法律なんて存在しねぇんだよぉーーーっ!!!」ガタンッ
男友「ちょっ、待って!!俺たちいま尾行中ぅぅぅぅぅ!!!」
男「......最近、あいつら仲良いよね」
女「」コクン
--雑貨屋
女「」ジー
男「何か欲しいものあった?」
女「!」
男「ほう、ネックレスかい」ヒョイッ
女「あっ.....」
店員「2点で2000円になりまーす」
男「ほれ!これでおそろいだな」
女「....ありがとう////」カァアア
男「へへへ。俺が買ってやった方が、女はそのネックレス大事にしてくれると思ったからさ」
女「.....もう」モジモジ
男(決まった)
図書委員「てめーら神聖なる雑貨屋で何イチャついてんだ、あん?猥褻物陳列罪で訴えるぞコラ」
男「」
図書委員「あん?何とか言ったらどーなんだあん?」
男「.....女、次の店行こうか」
女「」コクン
図書委員「あん!?無視してんじゃねーぞあん!?」
--本屋
店員「ありがとうございましたー」
女「♪」
男「女ってホント本好きだよなー、小説マンガ問わず。それはどういう内容なの?」
女「........////」
女「....恋愛もの」
男「」
男「そ、そっか!なんか照れるなアハハ」
女「.......////」
男(良いぞ!また雰囲気を持ち直して....)
オタク「おやぁ?また会うとは奇遇ですな男氏!!」シュバッ
男「行くぞ女」グイッ
女「」
オタク「ちょwwwwおまwwww」
男(くそっ何なんだよ一体!?神はどこまで俺を試すつもりだ!!)
教師「よう、男!こんな所で会うとは奇遇だな」
男「」
女「」ペコッ
教師「3組の女さんも一緒か!いいじゃないか青春。俺もお前らと同じくらいの頃は....」
男「.....そんなんだから30過ぎても結婚できねーんですよ」
教師「」
男「女、行こう」グイッ
女「」アセアセ
男(ふざけやがってぇぇ!!どいつもこいつもそんなに俺たちの初デートを邪魔してーのか!?)
男友・女友「「あっ」」バッタリ
男「」
女「」
男友「ヨ、ヨー。キグウダナコンナトコデアウナンテ」
女友「ホントホント。カミサマノキマグレカナー」
男「この世界に神なんているかーーーーっ!!!つーかお前らの尾行初めからバレバレなんだよこの間抜け共がぁーーーーっ!!!」グイッ
女「!?」タタタタ
女友「....行ってしまったわ」
男友「円環の理に導かれてな」
男(いい加減にしろよコンチクショー!!全然カッコつかないじゃねーか!!)ダダダダ...
上級生「おや、奇遇だね。二人でお出かけかい?」
男「馴れ馴れしいな誰だよアンタ」
上級生「」
男「はぁ、はぁ。何なんだよ本当に、どいつもこいつも....!!」ゼェゼェ
女「.....」ハァハァ
男「....女、ゴメンな?無理やり連れ回しちまって....」
女「.......」フルフル
女「すごく、楽しい...!!」
男「えっ?」
女「何度も来たことある、馴染みのある街なのに。今までと全然違った景色に見えるの!!」
女「.....きっと、男くんと一緒だから、かな/////」
男「.......!!」
女「だ、だから、その。上手なデートをしようって、無理しなくてもいいからね?」
女「わたしは、ありのままの男くんが一番かっこいいと思ってるし、一番....」
女「一番、大好きだから!」
男「」
女(....しゃ、喋りすぎちゃった。恥ずかしい..../////)
男「」ポロッ
女「...え?」
男「.....あ、あれ。何だこりゃ!?俺、泣いてる...?」
女「....ご、ごめんなさい!?わたし....」
男「ち、違う違う!これは、たぶんあれだ....」
男「嬉し泣きだ」
女友「....どうやら、これ以上あたしらの出る幕は無さそうね」
男友「まぁぶっちゃけ最初から無かったけどね」
女友「じゃ、あたし帰るから。気が向いたら、また一緒に尾行してあげてもいいわよ?」
男友「こっちの台詞だよ」
--女の家
女「....今日は、本当にありがとう。すっごく、楽しかった....!!」
男「そっか、喜んで貰えてよかった」ニコッ
女「........」
男「どうした?」
女「......ちょっと、屈んで」
男「?おう」スッ
女「.....肩に、ゴミが付いてる」
男「マジか」フイッ
チュッ
男「えっ」
女「....../////////」
男「」
女「今日の、お礼..../////」
男「」
女「今は、まだ...。ほっぺたで我慢してね...?//////」
男「」
女「〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」カァアアアア
女「じゃ、じゃあ!おやしゅみなしゃいっっ!!!」タタタタ ガチャッ バタン
男「」
男「.......ぉ」
男「ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」ヒャッホウ
猫「フシャーッ!!(うるせぇ近所迷惑だ)」
男友「...お前、本当に大丈夫か?顔の筋肉がダルンダルンだぞ」
男「えへへへへへへ」
男友「もうどーしようもねーなこりゃ。末永くお幸せに」
女友「そうそう、それでね....。あっと、ほら!お迎えだよ女ちゃん!」
女「!!」クルッ
男「女ー!一緒に帰ろうぜ!」
女「」コクン
本当に完
私用で家開けたり昨日のサーバー不調があったりで完結が遅くなってしまった
見てくれた人サンクス
続きは気が向いたら別スレ立てて書くので
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