カイト「柚子の親父とお前の友が」

遊矢「うん・・・」

シャーク「ったくウジウジしやがって」

遊馬「2人はどう思う？」

カイト「柚子はどうして居る」

遊矢「さすがにショックで」

遊馬「だいたい前までのお前だったら」

カイト「遊馬」

遊馬「悪りい・・・」

シャーク「男が男に惚れるなんてよくある事だぜ」

遊矢「夜な夜な密会してるんだ！」

シャーク「チッ、とりあえずどうするんだ」

遊馬「カイト」

カイト「・・・」

遊馬「って訳で今晩泊まらせてもらうぜ！」

柚子「それはいいけど・・・お父さんと権現坂を見るの？」

小鳥「うん！」

シャーク「見てちゃんと説明してやったほ方が手っ取り早い」

遊矢「今晩も来るんだよな権現坂が」

柚子「私が寝たらいつも来てるみたいだし」

遊馬「安心しろよ！俺達が見守ってやるからさ」

遊矢「どうして肯定的何だ！」

シャーク「じゃあてめえらは別れてほしいのか？てめえらの立場ならどうなんだ！」

柚子「それは・・・」

遊矢「・・・」

シャーク「小さい事でガタガタ騒ぎやがって」

カイト「・・・」

遊矢「泊りか・・・」

遊馬「よっしゃ！ベットは俺が一番乗りだぜ！」

カイト「はしゃぐな」

小鳥「そうよ遊馬！」

シャーク「しかし女の部屋ってのはどいつも同じなんだな」

遊馬「小鳥の部屋もこんな感じなんだよな」

柚子「カイトさんは密会現場を見たらどうするの？」

カイト「ただ見てお前達に分からせてやるだけだ」

遊矢「でも塾長も権現坂も男だ！男同士で！」

カイト「黙れ！」

遊矢「カイトさん・・・」

カイト「狼狽えるな。こういう時は何も言わずに構えていればいい」

遊矢「な、何も言わずって」

カイト「貴様よりも父親が男とデキている柚子の方が精神的なダメージが大きいぞ」

シャーク「夜中だぜ・・・来るのかよ」

ガタッ

柚子「誰か来たみたい」

遊矢「権現坂か！？」

遊馬「抜き足差し足で見に行こうぜ」

遊矢「・・・」

柚子「・・・」

カイト「どうした」

遊矢「何か現場を柚子に見せるのは酷だから・・・柚子は待機してもいいかな」

カイト「好きにしろ」

柚子「ううん！私もちゃんと見なきゃ！」

遊矢「でもキツいんじゃないか？」

柚子「そうだけど・・・ここで逃げ出すのは嫌！」

権現坂「オォン・・・塾長・・・！」チュパチュパ

修造「アォン・・・権現坂くぅん・・・」チュパチュパ

遊矢「ううっ・・・」

柚子「お父さん・・・権現坂・・・」

カイト「目を背けるな！お前達は覚悟したんだろ！」

遊矢「そうだ・・・柚子！」

柚子「焼き付けないと2人を・・・」

カイト「それでいい」

小鳥「ねえ楽しそうね2人とも」

遊馬「どうだ遊矢！お前達だって同じようになるんだぜ？」

シャーク「悪くはねえって感じだろ？」

遊矢「そうなんだ・・・これもまた一つの」

柚子「愛の形・・・」

遊馬「今度は服まで脱ぎ始めたぜ！」

小鳥「キャーッ！キャーッ！」

カイト「お前達はここまでだな」

遊矢「え？まだ俺は」

柚子「わ、私だって」

カイト「ここから先は未知の領域・・・まだ早すぎる」

遊矢「どうする？」

柚子「どうしようか・・・あれは少しね」

遊矢「カイトさん俺は」

カイト「さっさと部屋に戻って寝ろ」

遊馬「すげえ！すげえよ！」

シャーク「あの権現坂とかいう野郎！とんでもない腰使いだぜ！」

遊矢「どうするんだ塾長と権現坂の件」

柚子「ん？認めるしかないでしょ」

遊矢「だよな・・・愛し合ってるんだよ2人は」

柚子「そうよね・・・」

遊矢「キスってあんな風に・・・」

柚子「え？」

遊矢「いや何でもない」

柚子「カイトさん達まだ見てるのかな」

遊矢「それがかっとビングなんだと思うよ俺は」

柚子「うん！」

遊矢「おやすみ」

柚子「おやすみなさい」

遊矢「キスか・・・」

遊馬「良かったぜ。いいものが観れて」

シャーク「ああ」

カイト「なら帰るぞ」

遊馬「え？帰っちゃうのかよ！泊りだって！」

カイト「少しは空気を読んでやれ」

シャーク「・・・帰ろうぜ」

小鳥「ほら行くわよ遊馬！」

遊馬「何でだよ！」

シャーク「いいから来い。泊まりたきゃ俺の家にでも泊めてやる」

遊馬「シャークの家に？」

シャーク「ドルべ達にも教えてやろうぜ」

遊馬「ああ！そうだな！」

カイト「どいつもこいつも世話の焼ける奴らばかりだ」