大和亜季「出身地トークであります!」 (22)
【護身術】
モバP『昨日、文香が悪漢に襲われそうになったらしい。その時は、きらりが追い払ったから良かったけど、一人だと心配だ。護身術とか教えてやってくれないか?』
大和亜季「――という相談をプロデューサー殿から受けたであります」
野々村そら「無事ではっぴーはっぴー」
斉藤洋子「むしろ、今までどうやって身を守って来たんだろう。あんなに可愛いのに」
桐野アヤ「とりあえず、プロレスでも教えるか」
上田鈴帆「この防弾着ぐるみをあげるばい」
松尾千鶴「文香さんを闘ドルや芸ドルの道に誘わないでください。そもそもこういうのって、早苗さんや有香さんが適任じゃないですか?あと真奈美さんとか」
亜季「確かにそれは私も思いましたが、プロデューサー殿が私に相談したのは、きっと何かしらの理由があると考えたのであります」
洋子「そもそも護身術って、何を教えるつもり?」
亜季「とりあえず、自衛隊格闘術。その後にクラヴ・マガ、システマ、フェアバーンシステム、アメリカ陸軍格闘術を一通り教えるつもりであります」
千鶴「やっぱり人選間違ってますよね」
修羅の国の豆知識
修羅の国なのでもちろん国民はみんな修羅!
強盗が店員を脅すんじゃない。店員が強盗を脅す国なのだ!(事実)
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【護身術 その2】
亜季「参考までに聞きたいのでありますが、みんなはどうやって自分の身を守っているのでありますか?」
アヤ「相手が2人までだったらプロレスでどうにかなる」
洋子「一応、学校では護身術を習いましたけど、あまり使わなかったですね。走って逃げてました」
鈴帆「着ぐるみの中に籠っていたばい!」
そら「そらちんぱわー(暴力)で」
千鶴「墨汁でカッチカチに固まった筆を秘孔に突き刺して、『ひでぶっ!』って言わせてました」
亜季アヤ洋子鈴帆そら「「「それはやり過ぎ」」」
千鶴「え…ひどくないですか?」
修羅の国の豆知識
修羅の国の学校で護身術は必修科目であり、北斗神拳と北斗琉拳が選択科目に存在する(大嘘)
【護身術 その3】
そら「そもそも悪漢なんて、道端に転がってる手榴弾をぽいしてどかーん!すれば解決!」
亜季「知識の無い人間に手榴弾を扱わせるのは危険であります。下手すると自分の手が吹き飛んでしまうのであります」
鈴帆「毎年やってた学校の手榴弾講習ば思い出したばい。ぴ・にゃ(な)・こ・ら・たの約束」
千鶴「(ぴ)ピンを抜かない」
洋子「(にゃ)投げない」
そら「(こ)子供だけで扱わない」
亜季「(ら)乱暴にしない」
アヤ「(た)直ちに警察に届けよう」
亜季「そもそも地元とは違って、手榴弾なんて転がっていないであります」シュン
アヤ「懐かしいな。学校帰りに拾って遊んでたっけ」
洋子「結局、誰もぴにゃこらたの約束守ってなかったよね~」
千鶴「私はちゃんと守ってましたよ!」
修羅の国の豆知識
修羅の国の民は3人集まると「学生時代に通学路で手榴弾をいくつ拾ったか」で盛り上がる(嘘)
【東京都について】
アヤ「実は…とんでもないことに気づいてしまった」
千鶴「え?何ですか?」
アヤ「こっちに来てから、一度もヤクザ関連のニュースを聞いていない」
亜季「発砲事件も聞かないであります」
洋子「手榴弾も全然転がっていないですよね」
そら「不良ややんきーは見かけるのにね」
千鶴「人口は地元の2.5倍なのに…」
鈴帆「ここまで徹底された情報規制。東京。やっぱり恐ろしい街ばい」
島村卯月(こ…これは、ツッコミ待ちなんでしょうか?)←東京都出身
【たくみん】
洋子「……」パラッ
洋子(あ、これにしようかな……)パラッ
拓海「洋子さん」
洋子「ひゃっ!……あ、拓海ちゃん!?ビックリした~」
拓海「ごめんごめん。何読んでんの?」
洋子「事務所に置いてあったバイク雑誌」
拓海「原付でも買うのか?」
洋子「うん。免許取ったしね。オススメとかある?」
拓海「原付かぁ。私より里奈に聞いた方がいいかな」
洋子「そっか。あ。そういえば、走らないエリアとかある?」
拓海「え?」
洋子「ほら、暴走族だし。そういうところは避けないと…」
修羅の国の豆知識
暴走族は決してヤクザ事務所の近くを走らない。「五月蠅い」という理由でボコボコにされて、バイクを全て廃車にされるからだ(昔、本当にありました)
他にも一般市民がトラックで暴走族を轢き飛ばしたりする(事実)
バイクはスクラップ、ライダーはスプラッタ、暴走族を許さない正義の街なのだ。
拓海「パネェな!修羅の国!」
【アニメ】
千佳「へ~んしん!愛と正義のプリティーアイドル!キュアキュート!」
奈緒「おお。振り付けまで完璧だな」パチパチ
比奈「あの変身シーンはクオリティ高いっすからね。私も何度もリピートするッスよ」
奈緒「それに衣装もこれよく出来てるな。誰に作ってもらったんだ?」
千佳「心さんが作ってくれました」
奈緒「さすが346プロ服飾製作部(自称)」
比奈「悪役がいれば、ヒーローショーが出来るッスね」
奈緒「悪役かぁ~。着ぐるみとかで作れるかもな」
鈴帆「着ぐるみと言えば、ウチに任せんしゃい!」ババーン!
比奈「ありがたいッスけど、そのアニメ見たことあるんスか?」
鈴帆「ウチもアニメは見るばい。日曜朝の特撮魔法少女から深夜の日常ものまで」
奈緒「へぇ~そうなんだ。意外。何見てたの?」
鈴帆「ブラックラグーン」
奈緒比奈「「え?」」
鈴帆「ブラックラグーン」
修羅の国の民における日常アニメとは、ブラックラグーン(日本編を除く)を指す。
彼らにとっては、冴えない日本のサラリーマンが南国で二挺拳銃の美女やロシアマフィアのボス、サイバーダイン社製のメイドとイチャイチャする日常ラブコメディらしい。
次に日常に近いのはガールズ&パンツァー。
家の押入れを探せば、ロケランの一丁や二丁は多分見つかる街だ(事実)。自宅ガレージの奥に戦車が隠れていてもおかしくない。
千佳「ブラックラグーン。どんなアニメなのかな?」
奈緒「5.6年後ぐらいに見せてやるよ」
【隠れた趣味】
泰葉「アヤさん……ですよね?」
アヤ「エ?誰ノコト?人違イジャナイデスカ?」
こずえ「アヤ~!このおにんぎょうさんほしい~」
アヤ(こずええええええええええええええええええええええええええ!!!)
泰葉「やっぱり、アヤさんじゃないですか」
アヤ「…………悪いか?」
泰葉「え?」
アヤ「だって、おかしいだろ?姐御肌で格闘技好きを公言するアタシがドール好きだなんて」
泰葉「そ、そんなおかしくないですよ!可愛いじゃないですか!私だって、同じ趣味の人を見つけられて嬉しいんですよ!どうして隠すんですか!?」
アヤ「だってお人形さん欲しかったんだもん!地元じゃ、持ってたら男子たちのイタズラでバービー人形が暗黒街の娼婦になっちゃうもん!シルバニアファミリーが血と硝煙に塗れたマフィアになっちゃうもん!」
泰葉(なにそれ逆に見てみたい)
翌日
こずえ「“あんこくがいのしょうふ”ってなに?“ちとしょうえんにまみれたまふぃあ”って、どんなおうち?」
P「」
ちょっと関係ないけど、修羅の国の豆知識
ヤンキーで有名な某高校の生徒によるお年玉狙いの小学生狩りは毎年の恒例行事
だからお母さん銀行は物凄く重要なのだ(これは本当だった)
【一番恐ろしい人】
P「うっひょー!アイドル共ぉ!身体検査(性的な意味で)のお時間だぜぇ!」
早苗「Pくん」
P「」ビクッ!
早苗「まだ懲りないみたいね。今日もシメなきゃ駄目かしら?」ズルズル
P「ひ、ひぃぃぃぃ!誰か助けてええええ!」ズルズル
亜季「待つのであります!早苗殿!」ガシッ!
洋子「待ってください!早まらないでください!」ガシッ!
鈴帆「プロデューサーが死んだら、誰がウチらをトップに導くと!?」ガシッ!
そら「せめて頭と手だけは残して!」ガシッ!
早苗「え?何?そこまでやらないわよ!」
千鶴「とりあえず、落ち着いて話をしましょう」←涙目+震える足で通せんぼ
早苗「まずは千鶴ちゃんが落ち着こうか」
修羅の国の豆知識
修羅の国なのだから警察も当然のごとく修羅
一度捕まったら、五体満足で留置所から出られるのはチャック・ノリスだけだとされている。
(チャックの場合、捕まえることが出来ればの話だが)
【例えアイドルだろうと…】
P「あ、母ちゃん?俺だよ。俺。Pだよ」
P「いやいや。詐欺じゃないから。ちょっと長い休みが取れたからさ。そっちに帰ろうと思うんだ。うん……お土産?ああ。ちゃんと買ってくるよ」
P「ひよこ饅頭」
亜季洋子そらアヤ千鶴鈴帆「」ガタガタッ!
亜季「P殿」ユラッァッ
P「どうs―――――――ひぃっ!!」
亜季「12時間BB弾の的にされるのと」
洋子「7時間走った後に7時間走るぷちレッスンと」
そら「そらちんぱわー(手榴弾)と」
アヤ「お人形さんごっこ(プロレス)と」
千鶴「墨汁で固まった筆で両目を突き刺されるのと」
鈴帆「一生、アイアンメイデンという名の着ぐるみの中に閉じ込められるの」
「「「「「どれがいいですか?」」」」」
P「フ、フルコースで(錯乱)」ガタガタガタガタガタ
修羅の国の豆知識
「ひよこ饅頭は東京のお土産」と言うと激怒する。
おわり
過去の作品
きらり「貴方には失望しました」モバP「!?」
モバP「菜々さん!?菜々さんじゃないですか!」
P「ちくしょう!やられた!」
モバP「何ぃ!?盗撮だと!?」
ちひろ「プロデューサーさん。太りましたよね?」
武内P「新しい…宣伝企画、ですか」
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